[go: up one dir, main page]

JP2002350536A - 障害物検知装置 - Google Patents

障害物検知装置

Info

Publication number
JP2002350536A
JP2002350536A JP2001159103A JP2001159103A JP2002350536A JP 2002350536 A JP2002350536 A JP 2002350536A JP 2001159103 A JP2001159103 A JP 2001159103A JP 2001159103 A JP2001159103 A JP 2001159103A JP 2002350536 A JP2002350536 A JP 2002350536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receivers
systems
transmitter
sets
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001159103A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Terada
直人 寺田
Takashi Saeki
隆 佐伯
Takashi Fujii
隆 藤井
Satoshi Hirata
聡 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2001159103A priority Critical patent/JP2002350536A/ja
Publication of JP2002350536A publication Critical patent/JP2002350536A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物の正確な位置を検出する障害物検知装
置を提供する。 【解決手段】 センサ1が備える送信器10aから検知
信号を送信し、検知信号が対象物で反射した反射信号を
センサ1が備える受信器20a,20bで受信し、位置
検出手段2は、検知信号を送信してから受信器20a,
20bで反射信号を各々受信するまでの時間より対象物
との相対距離と方位角度とを求めて、対象物の存在位置
を確定し、信頼性判断手段3では、受信器20a,20
bで観測された反射信号の波形が複数ある場合には対象
物が複数存在すると判断して位置判断手段4の動作に移
行する。本装置は、送信器及び受信器を有したシステム
を2組備えており、この2組のシステムは互いに干渉せ
ずに独立して構成されており、位置判断手段4はこの2
組のシステムを用いたときの各検知信号及び各反射信号
による測定結果により複数の対象物の各位置を正しく判
断することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波、音波、光
などの無線媒体からなる信号を用いて周囲に存在する人
間、車両、及び障害物等を検知する障害物検知装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の障害物検知装置は、送信系1つ、
受信系2つを備えたセンサーの送受信信号によって本装
置から対象物への角度と距離とを検知して、対象物の位
置を検出するもので、その動作について図8を用いて説
明する。
【0003】図8に示すように、センサーは、互いに所
定距離だけ離れて配置された送信器10aと受信器20
a,20bとを備えており、送信器10aより電磁波、
音波、光などの無線媒体からなる検知信号100aを送
信し、対象物40aから反射してきた反射信号200
a,200bを受信器20a,20bにより各々受信す
る。この時、受信器20a,20bが受信する反射信号
200a,200bは、送信器10a→対象物40a→
受信器20a,20bの経路を通るのに要する時間の遅
れが送信器10aの検知信号100a送信時点に対して
生じる。この遅れ時間は送信器10aから対象物40a
までの距離と対象物40aから受信器20a,20bま
での各距離との和に比例するので、対象物40aまでの
距離条件を確定できる。
【0004】さらに対象物40aの方位角度を求めるた
めには、送信器10aと受信器20aを焦点とし且つ前
記距離条件を満たす楕円S2aと、送信器10aと受信
器20bを焦点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S2
bとの2つの楕円の交点を対象物40aの存在位置とし
て求め、これにより対象物40aの相対位置を検出す
る。
【0005】しかしこの従来の障害物検知装置では、対
象物が複数ある場合にその位置を誤検出することがあ
る。
【0006】例えば、図9は2つの対象物40a,40
bが存在する場合を示し、このときの受信器20a,2
0bで受信する反射信号の各波形を図10に示す。受信
器20aは、送信器10a→対象物40a→受信器20
aの経路と送信器10a→対象物40b→受信器20a
の経路とのうち短い方の経路を通ってきた反射信号から
先に受信するので、対象物40bからの反射信号300
a,対象物40aからの反射信号200aの順に受信
し、受信器20bも同様に経路の短い方の反射信号から
先に受信するので、対象物40aからの反射信号200
b,対象物40bからの反射信号300bの順に受信す
る。
【0007】しかしながら、受信器20a,20bでは
受信した反射信号がどの対象物で反射したかを認識でき
ないので、図10に示すようにどの組み合わせが正しい
かが判断できず、対象物40a,40bが位置50a,
50bに存在していると誤検出してしまう可能性があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記従来
の技術では対象物の位置を誤検出することがあるため
に、対象物の正確な位置が分からなくなるという問題が
あった。
【0009】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、対象物の正確な位置を検出する障
害物検知装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対象
物の位置を検知するための検知信号を無線媒体で送信す
る1つまたは複数の送信器と、前記検知信号が対象物で
反射した反射信号を受信する複数の受信器と、前記送信
器が送信した検知信号と前記受信器のうち2つの受信器
が受信した反射信号とから前記対象物までの距離と角度
を検知して前記対象物の位置を検出する位置検出手段
と、複数の対象物の各位置を正しく判断する位置判断手
段と、前記位置検出手段での検出結果に複数の対象物が
存在する場合に前記位置判断手段の動作に移行させる信
頼性判断手段とを具備することを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、送信器及び受信器から構成されるシステムを2組備
え、前記2組のシステムは互いに干渉せずに独立し且つ
互いの送信器及び受信器の配置が異なっており、前記位
置判断手段は前記2組のシステムの各検知信号及び各反
射信号とによって前記複数の対象物の各位置を正しく判
断することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から各々構成されることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から構成される第1のシステムと、前記第1のシス
テムが有する1つの送信器、前記第1のシステムが有す
る2つの受信器の内いずれか一方の受信器、及び前記第
1のシステムとは異なる1つの受信器から構成される第
2のシステムとからなることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から構成され前記2つの受信器の内少なくとも一つ
の受信器の設置位置が変更できる第1のシステムと、前
記第1のシステムが有する1つの送信器及び前記第1の
システムが有する2つの受信器から構成され前記設置位
置が変更できる受信器の設置位置を前記第1のシステム
の設置位置から変更した第2のシステムとからなること
を特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
の送信周波数を互いに異なる周波数とすることを特徴と
する。
【0016】請求項7の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
の偏波方式を互いに異なる偏波方式とすることを特徴と
する。
【0017】請求項8の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
が交互に前記検知信号を送信することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0019】(実施形態1)図1に示すブロック図を用
いて本実施形態について説明する。センサ1は、互いに
所定距離だけ離して配置した1つまたは複数の送信器1
0a,...(送信器10bのみ図示)と複数の受信器
20a,20b,...(受信器20a,20bのみ図
示)とを備え、送信器10aより無線媒体である電波の
検知信号を送信し、その検知信号が対象物で反射した反
射信号を2つの受信器20a,20bで受信する。そし
て、位置検出手段2では、従来例で説明したように検知
信号を送信してから受信器20a,20bで反射信号を
各々受信するまでの時間から対象物との相対距離と方位
角度とを求めて、対象物の存在位置を求める。次に、信
頼性判断手段3では、受信器20a,20bにおいて受
信・観測された反射信号の波形から対象物が複数存在す
るか否かを判断し、受信器20a,20bにおいて観測
された反射信号の波形が複数ある場合には対象物が複数
存在すると判断して、位置判断手段4の動作に移行す
る。
【0020】ここで、本障害物検知装置は送信器及び受
信器から構成されるシステムを2組備えており、この2
組のシステムは互いに干渉せずに独立して構成されてい
る。位置判断手段4はこの2組のシステムを用いて、こ
の2組のシステムから得た各検知信号及び各反射信号の
測定結果によって複数の対象物の各位置を正しく判断す
ることができるものであり、その動作については実施形
態2乃至7において詳述する。
【0021】(実施形態2)本実施形態の主な構成は、
実施形態1と同様に図1に示されており、同様の構成に
は同一の符号を付して説明は省略する。
【0022】図2は本実施形態の位置判断手段4の動作
を説明するための図であり、本障害物検知装置のセンサ
1は、1つの送信器10a,2つの受信器20a,20
bから構成される第1のシステムと、1つの送信器10
b,2つの受信器20c,20dから構成される第2の
システムとを備えており(つまり、図9に示す従来例に
送信器10b,受信器20c,20dから構成される第
2のシステムを付加したもの)、この2組のシステムは
全ての送信器及び受信器の配置が互いに異なり、且つ互
いに干渉されない独立した構成となっている。
【0023】次に本実施形態の動作について説明する。
【0024】まず第1のシステムを用いるときは、送信
器10aより電波からなる検知信号100aを送信し、
対象物40aから反射してきた反射信号200a,20
0b、及び対象物40bから反射してきた反射信号30
0a,300bを受信器20a,20bにより各々受信
する。
【0025】次に第2のシステムを用いるときは、送信
器10bより電波からなる検知信号100bを送信し、
対象物40aから反射してきた反射信号200c,20
0d、及び対象物40bから反射してきた反射信号30
0c,300dを受信器20c,20dにより各々受信
する。
【0026】そして、第1のシステムにおける送信器1
0aから検知信号100aを送信してから受信器20
a,及び20bで反射信号200a,300a,及び2
00b,300bを受信するまでの時間と、第2のシス
テムにおける送信器10bから検知信号100bを送信
してから受信器20c,及び20dで反射信号200
c,300c,及び200d,300dを受信するまで
の時間とから対象物40a,40bまでの距離条件を確
定できる。
【0027】さらに対象物40aの方位角度を求めるた
めには、第1のシステムにおける送信器10aと受信器
20aを焦点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S2a
と、送信器10aと受信器20bを焦点とし且つ前記距
離条件を満たす楕円S2bと、第2のシステムにおける
送信器10bと受信器20cを焦点とし且つ前記距離条
件を満たす楕円S2cと、送信器10bと受信器20d
を焦点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S2dとの4
つの楕円の交点を対象物40aの存在位置として求め、
これにより対象物40aの相対位置を検出することがで
きる。
【0028】同様に、対象物40bの方位角度を求める
ためには、第1のシステムにおける送信器10aと受信
器20aを焦点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S3
aと、送信器10aと受信器20bを焦点とし且つ前記
距離条件を満たす楕円S3bと、第2のシステムにおけ
る送信器10bと受信器20cを焦点とし且つ前記距離
条件を満たす楕円S3cと、送信器10bと受信器20
dを焦点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S3dとの
4つの楕円の交点を対象物40bの存在位置として求
め、これにより対象物40bの相対位置を検出すること
ができる。
【0029】(実施形態3)本実施形態の主な構成は、
実施形態1と同様に図1に示されており、同様の構成に
は同一の符号を付して説明は省略する。
【0030】図3は本実施形態の位置判断手段4の動作
を説明するための図であり、本障害物検知装置のセンサ
1は、1つの送信器10a,2つの受信器20a,20
bから構成される第1のシステムと、受信器20d、第
1のシステムと共用する送信器10a及び受信器20a
(受信器20bでもよい)から構成される第2のシステ
ムとを備えており(つまり、図9に示す従来例に受信器
20dを付加したもの)、この2組のシステムは互いに
干渉されない構成となっている。
【0031】次に本実施形態の動作について説明する。
【0032】まず第1のシステムを用いるときは、送信
器10aより電波からなる検知信号100aを送信し、
対象物40aから反射してきた反射信号200a,20
0b、及び対象物40bから反射してきた反射信号30
0a,300bを受信器20a,20bにより各々受信
する。
【0033】次に第2のシステムを用いるときは、第1
のシステムと共用する送信器10aより電波からなる検
知信号100a´を送信し、対象物40aから反射して
きた反射信号200a´,200d、及び対象物40b
から反射してきた反射信号300a´,300dを第1
のシステムと共用する受信器20aと、受信器20dと
により各々受信する。
【0034】そして、第1のシステムにおける送信器1
0aから検知信号100aを送信してから受信器20
a,及び20bで反射信号200a,300a,及び2
00b,300bを受信するまでの時間と、第2のシス
テムにおける送信器10aから検知信号100a´を送
信してから受信器20a,及び20dで反射信号200
a´,300a´,及び200d,300dを受信する
までの時間とから対象物40a,40bまでの距離条件
を実施形態2同様に確定できる。
【0035】さらに対象物40aの方位角度を求めるた
めには、第1(または第2)のシステムにおける送信器
10aと受信器20aを焦点とし且つ前記距離条件を満
たす楕円S2aと、送信器10aと受信器20bを焦点
とし且つ前記距離条件を満たす楕円S2bと、第2のシ
ステムにおける送信器10aと受信器20dを焦点とし
且つ前記距離条件を満たす楕円S2dとの3つの楕円の
交点を対象物40aの存在位置として求め、これにより
対象物40aの相対位置を検出することができる。
【0036】同様に、対象物40bの方位角度を求める
ためには、第1(または第2)のシステムにおける送信
器10aと受信器20aを焦点とし且つ前記距離条件を
満たす楕円S3aと、送信器10aと受信器20bを焦
点とし且つ前記距離条件を満たす楕円S3bと、第2の
システムにおける送信器10aと受信器20dを焦点と
し且つ前記距離条件を満たす楕円S3dとの3つの楕円
の交点を対象物40bの存在位置として求め、これによ
り対象物40bの相対位置を検出することができる。
【0037】(実施形態4)本実施形態の主な構成は、
実施形態1と同様に図1に示されており、同様の構成に
は同一の符号を付して説明は省略する。
【0038】図4は本実施形態の位置判断手段4の動作
を説明するための図であり、本障害物検知装置のセンサ
1は、1つの送信器10a,受信器20a,及び設置位
置を可変とすることができる受信器20bから構成され
る第1のシステムと、第1のシステムと共有する送信器
10a、受信器20a、及び第1のシステムの受信器2
0bの設置位置を変更した受信器20b´から構成され
る第2のシステムとを備えており、この2組のシステム
は互いに干渉されない構成となっている。
【0039】ここで本実施形態の構成は、第2のシステ
ムの受信器20b´を実施形態3の受信器20dと同一
要素であると考えることができ、動作も実施形態3と同
様であるので説明は省略する。
【0040】(実施形態5)実施形態1乃至4におい
て、送信器と受信器とからなる第1及び第2のシステム
は互いに干渉されない独立した構成となっており、本実
施形態ではその構成について説明する。
【0041】実施形態1乃至4における第1のシステ
ム、及び第2のシステムの有する各送信器(送信器10
a,10bとする)の送信周波数を図5に示すように互
いに異なる周波数とすることによって、第1及び第2の
システムを、互いに干渉されない独立した構成とするこ
とができる。
【0042】(実施形態6)実施形態1乃至4におい
て、送信器と受信器とからなる第1及び第2のシステム
は互いに干渉されない独立した構成となっており、本実
施形態ではその構成について説明する。
【0043】実施形態1乃至4における第1のシステ
ム、及び第2のシステムの有する各送信器(送信器10
a,10bとする)は、図6に示すように、送信器10
aの偏波方式を左45°の直線偏波方式とし、送信器1
0bの偏波方式を右45°の直線偏波方式としており、
対象物で反射された各反射波は各偏波方式の偏波面で受
信器に戻る。この偏波方式が異なる2つの送信器10
a,10bが送信した各電波は、各偏波面が直交するこ
とによって互いの影響を低減させることができ、第1及
び第2のシステムを、互いに干渉されない独立した構成
とすることができる。
【0044】(実施形態7)実施形態1乃至4におい
て、送信器と受信器とからなる第1及び第2のシステム
は互いに干渉されない独立した構成となっており、本実
施形態ではその構成について説明する。
【0045】実施形態1乃至4における第1のシステ
ム、及び第2のシステムの有する各送信器(送信器10
a,10bとする)は、図7に示すように、検知信号を
交互に送信することによって、第1及び第2のシステム
を、互いに干渉されない独立した構成とすることができ
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、対象物の位置を検知
するための検知信号を無線媒体で送信する1つまたは複
数の送信器と、前記検知信号が対象物で反射した反射信
号を受信する複数の受信器と、前記送信器が送信した検
知信号と前記受信器のうち2つの受信器が受信した反射
信号とから前記対象物までの距離と角度を検知して前記
対象物の位置を検出する位置検出手段と、複数の対象物
の各位置を正しく判断する位置判断手段と、前記位置検
出手段での検出結果に複数の対象物が存在する場合に前
記位置判断手段の動作に移行させる信頼性判断手段とを
具備するので、対象物が複数ある場合にでも、複数の対
象物の各々の正確な位置を検出することができるという
効果がある。
【0047】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、送信器及び受信器から構成されるシステムを2組備
え、前記2組のシステムは互いに干渉せずに独立し且つ
互いの送信器及び受信器の配置が異なっており、前記位
置判断手段は前記2組のシステムの各検知信号及び各反
射信号とによって前記複数の対象物の各位置を正しく判
断するので、請求項1と同様の効果を得ることができ
る。
【0048】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から各々構成されるので、請求項1と同様の効果を
得ることができる。
【0049】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から構成される第1のシステムと、前記第1のシス
テムが有する1つの送信器、前記第1のシステムが有す
る2つの受信器の内いずれか一方の受信器、及び前記第
1のシステムとは異なる1つの受信器から構成される第
2のシステムとからなるので、請求項3より少ない送信
器及び受信器を用いて請求項1と同様の効果を得ること
ができる。
【0050】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、前記2組のシステムは、1つの送信器及び2つの受
信器から構成され前記2つの受信器の内少なくとも一つ
の受信器の設置位置が変更できる第1のシステムと、前
記第1のシステムが有する1つの送信器及び前記第1の
システムが有する2つの受信器から構成され前記設置位
置が変更できる受信器の設置位置を前記第1のシステム
の設置位置から変更した第2のシステムとからなるの
で、請求項3,4より少ない送信器及び受信器を用いて
請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0051】請求項6の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
の送信周波数を互いに異なる周波数とするので、送信器
及び受信器からなる2組のシステムは互いに干渉せずに
独立できるという効果がある。
【0052】請求項7の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
の偏波方式を互いに異なる偏波方式とするので、請求項
6と同様の効果を得ることができる。
【0053】請求項8の発明は、請求項3の発明におい
て、前記2組のシステムは、各システムが備える送信器
が交互に前記検知信号を送信するので、請求項6と同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態2の動作を説明するための図
である。
【図3】本発明の実施形態3の動作を説明するための図
である。
【図4】本発明の実施形態4の動作を説明するための図
である。
【図5】本発明の実施形態5の検知信号を説明するため
の図である。
【図6】本発明の実施形態6の検知信号を説明するため
の図である。
【図7】本発明の実施形態7の検知信号を説明するため
の図である。
【図8】従来例の動作を説明するための第1の図であ
る。
【図9】従来例の動作を説明するための第2の図であ
る。
【図10】従来例の動作を説明するための第3の図であ
る。
【符号の説明】
1 センサ 2 位置検出手段 3 信頼性判断手段 4 位置判断手段 10a 送信器 20a,20b 受信器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/00 G08G 1/00 J 1/01 1/01 C (72)発明者 藤井 隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 平田 聡 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA01 AA21 CC01 CC11 CC12 5J070 AB13 AC01 AC02 AC11 AD01 AD05 AE01 AE09 AF03 BF11 5J083 AA02 AD01 AD04 AD15 AE01 AE08 AF05 BA01 CA01 CA12 5J084 AA04 AA05 AA10 AB01 AB07 AC02 BA05 BA38 CA03 EA22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の位置を検知するための検知信号
    を無線媒体で送信する1つまたは複数の送信器と、前記
    検知信号が対象物で反射した反射信号を受信する複数の
    受信器と、前記送信器が送信した検知信号と前記受信器
    のうち2つの受信器が受信した反射信号とから前記対象
    物までの距離と角度を検知して前記対象物の位置を検出
    する位置検出手段と、複数の対象物の各位置を正しく判
    断する位置判断手段と、前記位置検出手段での検出結果
    に複数の対象物が存在する場合に前記位置判断手段の動
    作に移行させる信頼性判断手段とを具備することを特徴
    とする障害物検知装置。
  2. 【請求項2】 送信器及び受信器から構成されるシステ
    ムを2組備え、前記2組のシステムは互いに干渉せずに
    独立し且つ互いの送信器及び受信器の配置が異なってお
    り、前記位置判断手段は前記2組のシステムの各検知信
    号及び各反射信号とによって前記複数の対象物の各位置
    を正しく判断することを特徴とする請求項1記載の障害
    物検知装置。
  3. 【請求項3】 前記2組のシステムは、1つの送信器及
    び2つの受信器から各々構成されることを特徴とする請
    求項2記載の障害物検知装置。
  4. 【請求項4】 前記2組のシステムは、1つの送信器及
    び2つの受信器から構成される第1のシステムと、前記
    第1のシステムが有する1つの送信器、前記第1のシス
    テムが有する2つの受信器の内いずれか一方の受信器、
    及び前記第1のシステムとは異なる1つの受信器から構
    成される第2のシステムとからなることを特徴とする請
    求項2記載の障害物検知装置。
  5. 【請求項5】 前記2組のシステムは、1つの送信器及
    び2つの受信器から構成され前記2つの受信器の内少な
    くとも一つの受信器の設置位置が変更できる第1のシス
    テムと、前記第1のシステムが有する1つの送信器及び
    前記第1のシステムが有する2つの受信器から構成され
    前記設置位置が変更できる受信器の設置位置を前記第1
    のシステムの設置位置から変更した第2のシステムとか
    らなることを特徴とする請求項2記載の障害物検知装
    置。
  6. 【請求項6】 前記2組のシステムは、各システムが備
    える送信器の送信周波数を互いに異なる周波数とするこ
    とを特徴とする請求項3記載の障害物検知装置。
  7. 【請求項7】 前記2組のシステムは、各システムが備
    える送信器の偏波方式を互いに異なる偏波方式とするこ
    とを特徴とする請求項3記載の障害物検知装置。
  8. 【請求項8】 前記2組のシステムは、各システムが備
    える送信器が交互に前記検知信号を送信することを特徴
    とする請求項3記載の障害物検知装置。
JP2001159103A 2001-05-28 2001-05-28 障害物検知装置 Withdrawn JP2002350536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001159103A JP2002350536A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 障害物検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001159103A JP2002350536A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 障害物検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002350536A true JP2002350536A (ja) 2002-12-04

Family

ID=19002743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001159103A Withdrawn JP2002350536A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 障害物検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002350536A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011521133A (ja) * 2008-05-21 2011-07-21 オーチス エレベータ カンパニー ドアゾーンの保護
KR101236318B1 (ko) 2012-05-31 2013-02-22 주식회사 엘트로닉스 차량용 레이더 장치
JP2013242237A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Keio Gijuku 行動検出システム
CN105005040A (zh) * 2015-07-02 2015-10-28 厦门大学 一种雷达测角的方法
JP2018513981A (ja) * 2015-03-19 2018-05-31 トポゼンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 3d位置決定方法および装置
JP2020165857A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社村田製作所 物体検知装置
WO2021210423A1 (ja) * 2020-04-16 2021-10-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 測距装置および測距方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011521133A (ja) * 2008-05-21 2011-07-21 オーチス エレベータ カンパニー ドアゾーンの保護
US8904708B2 (en) 2008-05-21 2014-12-09 Otis Elevator Company Door zone protection
JP2013242237A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Keio Gijuku 行動検出システム
KR101236318B1 (ko) 2012-05-31 2013-02-22 주식회사 엘트로닉스 차량용 레이더 장치
JP2018513981A (ja) * 2015-03-19 2018-05-31 トポゼンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 3d位置決定方法および装置
CN105005040A (zh) * 2015-07-02 2015-10-28 厦门大学 一种雷达测角的方法
JP2020165857A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社村田製作所 物体検知装置
JP7140334B2 (ja) 2019-03-29 2022-09-21 株式会社村田製作所 物体検知装置
WO2021210423A1 (ja) * 2020-04-16 2021-10-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 測距装置および測距方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5960047A (en) System and method for transmitting information signals
US6141293A (en) Ultrasonic positioning and tracking system
US8416071B2 (en) Relative location determination of mobile sensor nodes
US9348010B1 (en) Acoustic survey methods in weapons location system
EP1329737A2 (en) Location system using beacon transmitters
US4606015A (en) Method and apparatus for detecting position of object with ultrasonic wave
JP2006510009A (ja) 近距離目標物体の距離及び角度特定用の多目標対応型方法及び多目標対応型センサー機器
JP2002372577A (ja) 障害物検出装置
US7119737B2 (en) Microwave sensor
WO2014070174A1 (en) Acoustic survey methods in weapons location systems
JP2002350536A (ja) 障害物検知装置
JP2019197046A (ja) 検知エリアを広げるために拡散コードを用いた超音波センサの信号符号化
JP2001091617A (ja) ターゲット方位検出装置
JP4266669B2 (ja) バイスタティック方位検出システム及び検出方法
CN109917399A (zh) 一种多声呐的无线探鱼器及其系统
JP2004125604A (ja) 侵入者および障害物検知装置
JPH0926474A (ja) レーダシステム
JPH11231039A (ja) マルチユーザ水中位置出し装置
JPH0792258A (ja) 車両用レーダ装置
JP2944481B2 (ja) 水中アクティブ音響探知装置
KR102587986B1 (ko) Mpsk-mimo fmcw 레이다 기반 멀티패스 신호 탐지 장치및 그 방법
JP2865079B2 (ja) パルスレーダ受信装置
JP4521238B2 (ja) 測高レーダ装置とその測角処理方法
KR200364690Y1 (ko) 전파 방향 탐지기를 이용한 전파원 위치 탐지 시스템
JPH02232580A (ja) 物体検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805