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JP2002276379A - 内燃機関の可変吸気システム - Google Patents

内燃機関の可変吸気システム

Info

Publication number
JP2002276379A
JP2002276379A JP2001081003A JP2001081003A JP2002276379A JP 2002276379 A JP2002276379 A JP 2002276379A JP 2001081003 A JP2001081003 A JP 2001081003A JP 2001081003 A JP2001081003 A JP 2001081003A JP 2002276379 A JP2002276379 A JP 2002276379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
surge tank
internal combustion
combustion engine
intake
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001081003A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhisa Kameda
康寿 亀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001081003A priority Critical patent/JP2002276379A/ja
Publication of JP2002276379A publication Critical patent/JP2002276379A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B75/22Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の運転状態に応じてノイズの発生の
抑制と圧力損失の低減を行うことができる内燃機関の可
変吸気システムを提供する。 【解決手段】 多気筒内燃機関に設けられるサージタン
ク51において、サージタンク51をスロットル弁側の
吸気通路に接続する第1のサージタンク51Aと、この
第1のサージタンク51Aに連通路52で連通する第2
のサージタンク51Bとから構成し、吸気マニホールド
53の一端は第2のサージタンク51Bに接続し、第1
のサージタンク51Aには吸気マニホールド53の各個
に接続する短絡通路54を設け、この短絡通路54には
この短絡通路54を開閉する開閉弁55を設け、この開
閉弁55を内燃機関の運転状態に応じて開閉制御するよ
うにした内燃機関の可変吸気システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の可変吸気
システムに関し、特に、内燃機関の運転状態に応じてノ
イズの発生の抑制と圧力損失の低減を行い、内燃機関の
性能の大幅な向上を図ることができる内燃機関の可変吸
気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の吸気通路内の吸気の流
れは、吸気弁の開閉により脈動流となり、吸気通路内に
は圧力変動が生じる。吸気通路内に残存する圧力変動が
次の吸入行程に影響する吸気脈動効果を緩和したり、こ
の吸気脈動効果を積極的に利用するために、多気筒内燃
機関の吸気系には一般にサージタンクが設けられてい
る。サージタンクは吸気通路のスロットル弁の下流側に
設けられると共に、このサージタンクに吸気マニホール
ドの各吸気管の吸入口を開口させた構造が一般に採用さ
れている。
【0003】一方、多気筒内燃機関では、吸気弁の開閉
で発生した吸気脈動がスロットル弁から吸気マニホール
ドの内燃機関側の端面までの長さが不等長な場合に不快
な音、すなわちランブリングノイズとなり、スロットル
弁、エアクリーナを通って吸気口から放射され、これが
車室内に侵入して乗員に不快感を与える。このランブリ
ングノイズは、サージタンクへの吸気流入側の一端にス
ロットル弁を配設した場合に大きくなると考えられてい
る。
【0004】そこで、図1に示すように、多気筒内燃機
関1の吸気通路2に設けられたスロットル弁3の下流側
に第1のチャンバ4Aと第2のチャンバ4Bとから構成
されるサージタンク4を設け、第1のチャンバ4Aと第
2のチャンバ4Bとは連通孔5で接続しておき、吸気通
路2は第1のチャンバ4Aに接続し、内燃機関1への吸
気マニホールド6は第2のチャンバ4Bに接続した多気
筒エンジンの吸気装置が提案されている。(特開平8−
193546号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような吸気装置では、ランブリングノイズ対策としてサ
ージタンクを2分割し、その2つのサージタンクは中央
で連通して吸気マニホールドの内燃機関側の端面からス
ロットル弁までの距離を等長にしているため、この配置
ではランブリングノイズはある程度低減できるが、圧力
損失が増大し、内燃機関の性能が悪化するという問題点
があった。
【0006】そこで、本発明は、ランブリングノイズは
内燃機関の全回転数領域で発生するものではなく、ある
一部の回転数領域で発生することに着目し、ランブリン
グノイズが発生する回転数領域ではランブリングノイズ
を低減し、ランブリングノイズが発生しない回転数領
域、並びにランブリングノイズが発生しても他の騒音で
ランブリングノイズが気にならない回転数領域では圧力
損失を低減して内燃機関の性能を向上させることができ
る内燃機関の可変吸気システムを提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の内燃機関の可変吸気システムは、吸気通路に設けら
れたスロットル弁の下流側がサージタンクを介して吸気
マニホールドに接続される多気筒内燃機関において、こ
のサージタンクを、スロットル弁側の吸気通路に接続す
る第1のサージタンクと、この第1のサージタンクと連
通路で連通する第2のサージタンクとから構成し、吸気
マニホールドは第2のサージタンクに接続し、第1のサ
ージタンクには吸気マニホールドの各個に接続する開閉
弁で開閉可能な短絡通路を設け、開閉弁を内燃機関の運
転状態に応じて開閉制御するようにしたことを特徴とし
ている。
【0008】そして、この内燃機関の可変吸気システム
では、以下のような形態を採用することができる。 (1)吸気マニホールドを第1のサージタンクの側面を
通して内燃機関に接続し、第1のサージタンクの側面に
吸気マニホールドの各個に接続する短絡通路を設ける形
態、(2)第2のサージタンクを第1のサージタンクに
重ねた状態で設けると共に、その中央部に第1のサージ
タンクと連通する連通路を設けた(1)の形態、(3)
第1と第2のサージタンクを、その境界壁を共有させて
一体的に構成した(2)の形態、(4)第2のサージタ
ンクに接続した吸気マニホールドの側壁の一部を、第1
のサージタンクの側面の一部と共有させて形成し、第1
のサージタンクの側面と吸気マニホールドの側壁の共有
部分に、この共有部分を貫通する短絡通路を設けた形
態、及び(5)内燃機関をV型多気筒内燃機関とし、サ
ージタンクをV型多気筒内燃機関の左右のバンクの間の
空間に設け、第2のサージタンクは連通孔を有する仕切
壁を共有させて第1のサージタンクの下側に第1のサー
ジタンクと一体的に形成し、吸気マニホールドは、一方
のバンクに接続されるものを他方のバンク側の第2のサ
ージタンクの側面に接続すると共に、その側壁の一部を
第1のサージタンクの外壁の一部を共有させて形成し、
第1のサージタンクの外壁と吸気マニホールドの側壁の
共有部分にこの共有部分を貫通する短絡通路を設けた形
態。
【0009】なお、(5)の形態において短絡通路を吸
気マニホールドの第2のサージタンクへの接続部の近傍
に設けた形態が可能である。そして、スロットル弁があ
まり開いていない状態では、内燃機関側で発生したノイ
ズがスロットル弁で遮音されて吸気口に伝わらないので
ランブリングノイズが問題にならず、また内燃機関の高
回転域で他のノイズが煩わしい場合もランブリングノイ
ズが問題視されない。よって、これまでの形態において
は、ランブリングノイズが発生しやすい回転数領域では
開閉弁を閉じてスロットル弁から吸気マニホールドの内
燃機関側の端部までの長さを等長化してノイズの発生を
抑制し、ランブリングノイズが発生しない回転数領域、
並びにランブリングノイズが発生しても他の騒音でラン
ブリングノイズが気にならない領域では開閉弁を開いて
圧力損失を低減し、内燃機関の性能を向上させることが
できるという効果がある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。図
2(a)は本発明の第1の実施例の内燃機関の可変吸気シ
ステム10の構成を示すものであり、図2(b)は図2(a)
の可変吸気システム10を、一部を切り欠いて正面から
見たものである。多気筒内燃機関1と吸気通路2、及び
吸気通路2の途中に設けられたスロットル弁3には従来
と同じものを使用することができるので、第1の実施例
ではこれらには図1で説明した従来の装置と同じ符号を
付してある。
【0011】第1の実施例では、サージタンク11が第
1のサージタンク11Aと第2のサージタンク11Bか
ら構成されている。第1のサージタンク11Aと第2の
サージタンク11Bは共に細長い形状をしており、第1
のサージタンク11Aが内燃機関1の近傍に内燃機関1
に平行に配置され、第2のサージタンク11Bが第1の
サージタンク11Aに隣接して平行に配置されている。
第1のサージタンク11Aの一端にはスロットル弁3の
下流側の吸気通路2が接続され、第1のサージタンク1
1Aと第2のサージタンク11Bはその対向面が連通路
12で接続されている。
【0012】第2のサージタンク11Bの上壁には、多
気筒内燃機関1の気筒数と同数の吸気マニホールド13
が接続されており、この吸気マニホールド13は第1の
サージタンク11Aの上壁の上方を通過して内燃機関1
の図示しない吸気ポートに接続している。一方、第1の
サージタンク11Aの上壁には、第1のサージタンク1
1Aの上方を通る吸気マニホールド13の途中を、この
第1のサージタンク11Aと連通する短絡通路14が、
吸気マニホールド13の数と同数だけ設けられている。
【0013】そして、これらの短絡通路14の各個の途
中には、この短絡通路14を開閉する開閉弁15が設け
られている。この第1の実施例では、開閉弁15は短絡
通路14と第1のサージタンク11Aの接続部の第1の
サージタンク11Aの上壁部に設置されているが、開閉
弁15を設ける位置は短絡通路14の中であればどこで
も良い。これらの開閉弁15はすべて同軸上に設けられ
ており、第1の実施例ではすべての開閉弁15は同時に
開閉動作を行うようになっている。これらの開閉弁15
の駆動アクチュエータとしては、電気モータや、自動車
に搭載された負圧タンク内の負圧を負圧切換弁(VS
V)で取り出して動作するアクチュエータ等を使用する
ことができる。
【0014】以上のように構成された本発明の第1の実
施例では、ランブリングノイズが発生しやすい回転数領
域では開閉弁を閉じてスロットル弁から吸気マニホール
ドの内燃機関側の端部までの長さを等長化してノイズの
発生を抑制し、ランブリングノイズが発生しない回転数
領域、並びにランブリングノイズが発生しても他の騒音
でランブリングノイズが気にならない領域では開閉弁を
開いて圧力損失を低減し、内燃機関の性能を向上させる
ことができる。この制御により、ランブリングノイズが
発生しやすい機関回転数の時には、吸気通路2を経て第
1のサージタンク11Aに入った吸気は、連通路12を
通って第2のサージタンク11Bに入り、各吸気マニホ
ールド13に分配されて内燃機関1に供給される。この
結果、ランブリングノイズを低減することができる。一
方、ランブリングノイズが発生しない機関回転数やラン
ブリングノイズが気にならない機関回転数の時には、吸
気通路2を経て第1のサージタンク11Aに入った吸気
は、開閉弁15が開弁状態にあるので、第2のサージタ
ンク11Bに行かずに短絡通路14を通って吸気マニホ
ールド13に入り、内燃機関1に供給される。この結
果、吸気の圧力損失を低減させることができ、内燃機関
1が高速運転を行う時の機関性能が向上する。
【0015】図3(a)は本発明の第2の実施例の内燃機
関の可変吸気システム20の構成を示すものであり、図
3(b)は図3(a)の可変吸気システム20を、一部を切り
欠いて正面から見たものである。多気筒内燃機関1と吸
気通路2、及び吸気通路2の途中に設けられたスロット
ル弁3には従来と同じものを使用することができるの
で、第2の実施例でもこれらには図1で説明した従来の
装置と同じ符号を付してある。
【0016】第2の実施例では、サージタンク21が第
1のサージタンク21Aと第2のサージタンク21Bか
ら構成されている。第1のサージタンク21Aと第2の
サージタンク21Bは共に細長い形状をしており、第1
のサージタンク21Aが内燃機関1の近傍に内燃機関1
に平行に配置され、第2のサージタンク21Bが第1の
サージタンク21Aに隣接して平行に配置されている。
第1のサージタンク21Aの一端にはスロットル弁3の
下流側の吸気通路2が接続され、第1のサージタンク2
1Aと第2のサージタンク21Bはその対向面が連通路
22で接続されている。
【0017】第2のサージタンク21Bの上壁には、多
気筒内燃機関1の気筒数と同数の吸気マニホールド23
が接続されている。この吸気マニホールド23は、第1
のサージタンク21Aの上壁の上方を通過した後に、第
1のサージタンク21Aの側壁の脇を通過して内燃機関
1の図示しない吸気ポートに接続している。一方、第1
のサージタンク21Aの側壁には、この側壁の近傍を通
る吸気マニホールド23の途中を、この第1のサージタ
ンク21Aと連通する短絡通路24が、吸気マニホール
ド23の数と同数だけ設けられている。
【0018】そして、これらの短絡通路24の各個の途
中には、この短絡通路24を開閉する開閉弁25が設け
られている。この第2の実施例では、開閉弁25は短絡
通路24と第1のサージタンク21Aの接続部の第1の
サージタンク21Aの側壁部に設置されているが、開閉
弁25を設ける位置は短絡通路24の中であればどこで
も良い。これらの開閉弁25はすべて同軸上に設けられ
ており、第2の実施例ではすべての開閉弁25は同時に
開閉動作を行うようになっている。これらの開閉弁25
やその駆動アクチュエータには、第1の実施例と同じも
のを使用することができる。
【0019】以上のように構成された本発明の第2の実
施例では、機関回転数が所定値以下の時に開閉弁25を
閉弁させ、吸気通路2から第1のサージタンク21Aに
入った吸気を、連通路22と第2のサージタンク21B
を経由させて各吸気マニホールド23に分配して内燃機
関1に供給し、吸気慣性効果を利用することができる。
一方、機関回転数が所定値を越えた時には開閉弁25を
開弁させ、吸気通路2を経て第1のサージタンク21A
に入った吸気を、連通路22と第2のサージタンク21
Bを経由させることなく、短絡通路24を通して吸気マ
ニホールド23に流入させ、吸気の圧力損失を低減させ
た状態で内燃機関1に供給できる。この結果、内燃機関
1の運転状態に合わせて吸気慣性効果の利用と、圧力損
失の低減の両方を行うことができ、機関性能を向上する
ことができる。
【0020】なお、前述の第1、第2の実施例では、連
通路12,22により第1のサージタンク11A,21
Aと第2のサージタンク11B,21Bが所定距離離れ
た状態で設けられていたが、第1のサージタンク11
A,21Aと第2のサージタンク11B,21Bの対向
する側壁を共有させ、即ち、連通路12,22を有する
1枚の仕切壁として形成し、第1のサージタンク11
A,21Aと第2のサージタンク11B,21Bを一体
的に形成することもできる。
【0021】図4(a)は本発明の第3の実施例の第1の
形態の内燃機関の可変吸気システム30Aを、その一部
を切り欠いて正面から見たものである。多気筒内燃機関
1への吸気通路2、及び吸気通路2の途中に設けられた
スロットル弁3の構成は第1、第2の実施例と同様であ
るので、この実施例には図示していない。第3の実施例
の第1の形態では、サージタンク31が第1のサージタ
ンク31Aと第2のサージタンク31Bから構成されて
いる。第1のサージタンク31Aと第2のサージタンク
31Bは、第1、第2の実施例のサージタンクと同様
に、内燃機関1の図示しないクランク軸と平行な方向に
伸びる細長い形状をしており、両者は内燃機関1の近傍
に配置される。第1の形態では、第1のサージタンク3
1Aの下側に、所定の距離を隔てて重なるように第2の
サージタンク31Bが配置されている。第1のサージタ
ンク31Aの一端にはスロットル弁3の下流側の吸気通
路2が接続され、第1のサージタンク31Aと第2のサ
ージタンク31Bはその対向面が連通路32で接続され
ている。
【0022】第2のサージタンク31Bの内燃機関1と
反対側の側壁には、多気筒内燃機関1の気筒数と同数の
吸気マニホールド33Aが接続されている。この吸気マ
ニホールド33Aは上方に延長され、第1のサージタン
ク31Aの側壁の脇を通過した後に、第1のサージタン
ク31Aの上壁の上方を通過して内燃機関1の図示しな
い吸気ポートに接続している。一方、第1のサージタン
ク31Aの側壁には、この側壁の近傍を通る吸気マニホ
ールド33Aの途中を、この第1のサージタンク31A
と連通する短絡通路34Aが、吸気マニホールド23の
数と同数だけ設けられている。
【0023】そして、これらの短絡通路34Aの各個の
途中には、この短絡通路34Aを開閉する開閉弁35が
設けられている。この第3の実施例の第1の形態では、
開閉弁35は短絡通路34Aの中間部に設置されている
が、開閉弁35を設ける位置は短絡通路34Aの中であ
ればどこでも良い。これらの開閉弁35はすべて同軸上
に設けられており、第3の実施例ではすべての開閉弁3
5は同時に開閉動作を行うようになっている。これらの
開閉弁35やその駆動アクチュエータには、第1の実施
例と同じものを使用することができる。
【0024】図4(b) は本発明の第3の実施例の第2の
形態の内燃機関の可変吸気システム30Bを、その一部
を切り欠いて正面から見たものであり、第1の形態と同
じ部位を示している。第2の形態の可変吸気システム3
0Bが第1の形態の可変吸気システム30Aと異なる点
は、サージタンク31の構成のみである。第3の実施例
の第2の形態でも、サージタンク31は第1のサージタ
ンク31Aと第2のサージタンク31Bから構成されて
いる。第1のサージタンク31Aと第2のサージタンク
31Bの形状は第1の形態と同じで良い。第1の形態で
は、第2のサージタンク31Bが第1のサージタンク3
1Aの下側に配置されていたが、第2の形態では、第1
のサージタンク31Aの上側に、所定の距離を隔てて重
なるように第2のサージタンク31Bが配置されている
点のみが異なる。第1のサージタンク31Aの一端にス
ロットル弁3の下流側の吸気通路2が接続されている
点、第1のサージタンク31Aと第2のサージタンク3
1Bはその対向面が連通路32で接続されている点は同
様である。
【0025】第1のサージタンク31Aと第2のサージ
タンク31Bの配置の相違により、第2の形態では、第
2のサージタンク31Bの内燃機関1と同じ側の側壁
に、多気筒内燃機関1の気筒数と同数の吸気マニホール
ド33Bが接続されている。この吸気マニホールド33
Bは下方に延長され、第1のサージタンク31Aの側壁
の脇を通過して内燃機関1の図示しない吸気ポートに接
続している。そして、第1のサージタンク31Aの側壁
には、この側壁の近傍を通る吸気マニホールド33Bの
途中を、この第1のサージタンク31Aと連通する短絡
通路34Bが、吸気マニホールド23の数と同数だけ設
けられている。
【0026】そして、これらの短絡通路34の各個の途
中には、この短絡通路34Bを開閉する開閉弁35が設
けられている。この第3の実施例の第2の形態でも、開
閉弁35は短絡通路34Bの中間部に設置されている
が、開閉弁35を設ける位置は短絡通路34Bの中であ
ればどこでも良い。これらの開閉弁35はすべて同軸上
に設けられており、第3の実施例ではすべての開閉弁3
5は同時に開閉動作を行うようになっている。これらの
開閉弁35やその駆動アクチュエータには、第1の実施
例と同じものを使用することができる。
【0027】図5(a)は本発明の第3の実施例の第3の
形態の内燃機関の可変吸気システム30Cを、その一部
を切り欠いて正面から見たものであり、第1の形態の変
形実施例である。よって、第3の形態においては、第1
の形態と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を
省略し、第1の形態と異なる点のみを説明する。第3の
形態の可変吸気システム30Cが第1の形態の可変吸気
システム30Aと異なる点は、第1のサージタンク31
Aと第2のサージタンク31Bとから構成されるサージ
タンク31を一体化した点のみである。即ち、第3の形
態では、サージタンク31の内部が連通路32を有する
仕切壁36によって2つに仕切られて第1のサージタン
ク31Aと第2のサージタンク31Bが形成されてお
り、この点のみが第1の形態と異なる。
【0028】図5(b)は本発明の第3の実施例の第4の
形態の内燃機関の可変吸気システム30Dを、その一部
を切り欠いて正面から見たものであり、第2の形態の変
形実施例である。よって、第4の形態においては、第2
の形態と同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を
省略し、第2の形態と異なる点のみを説明する。第4の
形態の可変吸気システム30Dが第2の形態の可変吸気
システム30Bと異なる点は、第1のサージタンク31
Aと第2のサージタンク31Bとから構成されるサージ
タンク31を一体化した点のみである。即ち、第4の形
態では、サージタンク31の内部が連通路32を有する
仕切壁36によって2つに仕切られて第1のサージタン
ク31Aと第2のサージタンク31Bが形成されてお
り、この点のみが第2の形態と異なる。
【0029】以上のように構成された本発明の第3の実
施例では、機関回転数が所定値以下の時に開閉弁35を
閉弁させ、吸気通路2をから第1のサージタンク31A
に入った吸気を、連通路32と第2のサージタンク31
Bを経由させて各吸気マニホールド33A,33Bに分
配して内燃機関1に供給し、吸気慣性効果を利用するこ
とができる。一方、機関回転数が所定値を越えた時には
開閉弁35を開弁させ、吸気通路2を経て第1のサージ
タンク31Aに入った吸気を、連通路32と第2のサー
ジタンク31Bを経由させることなく、短絡通路34
A,34Bを通して吸気マニホールド33A,33Bに
流入させ、吸気の圧力損失を低減させた状態で内燃機関
1に供給できる。この結果、内燃機関1の運転状態に合
わせて吸気慣性効果の利用と、圧力損失の低減の両方を
行うことができ、機関性能を向上することができる。
【0030】図6(a)は本発明の第4の実施例の内燃機
関の可変吸気システム40の要部を、その一部を切り欠
いて示すものである。多気筒内燃機関1への吸気通路
2、及び吸気通路2の途中に設けられたスロットル弁3
の構成は第1、第2の実施例と同様であるので、この実
施例には図示していない。第4の実施例では、サージタ
ンク41が、第1のサージタンク41A、第2のサージ
タンク41B、及び、吸気マニホールド43の吸気導入
部43Aとから構成されている。サージタンク41は、
図示はしないが第1、第2の実施例のサージタンクと同
様に、内燃機関1の図示しないクランク軸と平行な方向
に伸びる細長い形状をしており、内燃機関1の近傍に配
置される。
【0031】第4の実施例では、サージタンク41の内
部が連通路42を備えた仕切壁46によって2つの部屋
に分割されており、上側の部屋が第1のサージタンク4
1A、下側の部屋が第2のサージタンク41Bになって
いる。第1のサージタンク41Aの一端にはスロットル
弁3の下流側の吸気通路2が接続され、第1のサージタ
ンク41Aに流入した吸気は、連通路42を通じて第2
のサージタンク41Bに流入するようになっている。
【0032】吸気マニホールド43の吸気導入部43A
は多気筒内燃機関1の気筒数と同数だけ設けられてお
り、その先端部が第2のサージタンク41Bの内燃機関
1と反対側の側壁に接続している。各吸気導入部43A
は第2のサージタンク41Bの上方に延長され、その底
壁は第1のサージタンク41Aの外壁を利用している。
すなわち、吸気導入部43Aは第1のサージタンク41
Aの外壁を利用して第1のサージタンク41Aの周囲を
周回し、内燃機関1側で吸気マニホールド43に滑らか
に接続されている。
【0033】第1のサージタンク41Aの外壁の、各吸
気導入部43Aの底壁と共通の部分の所定位置には、第
1のサージタンク41Aを各吸気導入部43Aに連通す
る短絡通路44が設けられている。そして、これらの短
絡通路44の各個の第1のサージタンク41A側には、
この短絡通路44を開閉する開閉弁45が設けられてい
る。第4の実施例では、この開閉弁45の弁体は開弁時
に第1のサージタンク41A側に倒れるようになってい
る。これらの開閉弁45はすべて同軸上に設けられてお
り、第4の実施例ではすべての開閉弁45は同時に開閉
動作を行うようになっている。
【0034】また、図6(a)に示される第4の実施例で
は、開閉弁45は各吸気導入部43Aの吸気マニホール
ド43から最も遠い位置に設置されているが、開閉弁4
5を設ける位置は、第1のサージタンク41Aの外壁の
各吸気導入部43Aの底壁と共通の部であればどこでも
良い。これらの開閉弁45やその駆動アクチュエータに
は、第1の実施例と同じものを使用することができる。
なお、開閉弁45の弁体の形態はこの実施例の形態に限
定されるものではない。
【0035】図6(b) は本発明の第4の実施例の内燃機
関の可変吸気システム40の変形例を示すものであり、
図6(a)で説明したサージタンク41及び吸気マニホー
ルド43の上下を逆にして内燃機関1に取り付けたもの
である。よって、図6(a)の構成部材と同じ構成部材に
は同じ符号を付してその説明を省略する。図6(b)に示
される構成は、内燃機関1の上方のスペースに余裕がな
い時に有効である。
【0036】図7(a)は本発明の第5の実施例の内燃機
関の可変吸気システム50の全体構成を示すものであ
る。第5の実施例の可変吸気システム50は、V型多気
筒内燃機関1Vに適用されるものである。第5の実施例
のサージタンク51は吸気マニホールド53を含んで一
体的に構成されており、V型多気筒内燃機関1Vの左右
のバンク1L.1Rの間のスペース1Sを利用して設置
されるようになっている。図7(b)は図7(a)のサージタ
ンク51単独の側面図、図7(c)は図7(a)のサージタン
ク51の平面図である。
【0037】これらの図から分かるように、第5の実施
例のサージタンク51には、その外周部に左右のバンク
1L,1Rに設けられた図示しない吸気ポートに接続す
る吸気マニホールド53が設けられている。符号51C
は図示しない吸気管が接続される吸気管接続部であり、
この吸気管接続部51C側から、吸気マニホールド53
は左右のバンク1L,1Rに対して交互に設けられてい
る。サージタンク51と吸気マニホールド53の構成を
説明するために、図7(c)に示すA‐A線とB‐B線の
位置における断面を図8(a),(b)に示す。
【0038】図8(a)は第5の実施例のサージタンク5
1の、右バンク1Rへの吸気マニホールド53が設けら
れた部位の断面を示すものであり、図8(b)はサージタ
ンク51の、左バンク1Lへの吸気マニホールド53が
設けられた部位の断面を示すものである。サージタンク
51は、第1のサージタンク51A、第2のサージタン
ク51B、及び、吸気マニホールド53とから構成され
ている。サージタンク51の内部は連通路52を備えた
仕切壁56によって2つの部屋に分割されており、上側
の部屋が第1のサージタンク51A、下側の部屋が第2
のサージタンク51Bになっている。第1のサージタン
ク51Aの吸気管接続部51Cにはスロットル弁3の下
流側の吸気通路2が接続され、第1のサージタンク51
Aに流入した吸気は、連通路52を通じて第2のサージ
タンク51Bに流入するようになっている。
【0039】吸気マニホールド53はV型多気筒内燃機
関1Vの気筒数と同数だけ、サージタンク51の長手方
向に対して左右に交互に設けられており、その先端部
(吸気入り口側)が第2のサージタンク51Bの左右の
側壁に接続して第2のサージタンク51Bと連通してい
る。各吸気マニホールド53は第2のサージタンク51
Bの上方に延長され、その底壁が第1のサージタンク5
1Aの外壁となっている。すなわち、吸気マニホールド
53は第1のサージタンク51Aの外壁を利用して第1
のサージタンク51Aの周囲を左右から交互に周回し、
第2のサージタンク51Bとの接続部との反対側の側面
で第2のサージタンク51Bから離反している。第2の
サージタンク51Bから離叛した吸気マニホールド53
の先端部には、図7(a)に示したV型多気筒内燃機関1
Vの図示しない吸気ポートに接続するフランジ53Fが
設けられている。
【0040】第1のサージタンク51Aの外壁の、吸気
マニホールド53の底壁と共通の部分の所定位置には、
第1のサージタンク51Aを吸気マニホールド53に連
通する短絡通路54が設けられている。そして、これら
の短絡通路54の各個の第1のサージタンク51A側に
は、この短絡通路54を開閉する開閉弁55が設けられ
ている。第5の実施例では、この開閉弁55の弁体は開
弁時に第1のサージタンク51A側に倒れるようになっ
ている。これらの開閉弁55はすべて同軸上に設けられ
ており、第5の実施例ではすべての開閉弁55は同時に
開閉動作を行うようになっている。
【0041】図9(a),(b)は図8(a),(b)で説明したサ
ージタンク51において、開閉弁55が開弁した状態を
示すものである。図8(a),(b)に示すように、開閉弁5
5が閉弁している状態では、第1のサージタンク51A
に流入した吸気は、連通路52を通って第2のサージタ
ンク51Bに入り、吸気マニホールド53を通って内燃
機関に供給される。一方、図9(a),(b)に示すように、
開閉弁55が開弁している状態では、第1のサージタン
ク51Aに流入した吸気は、短絡通路54を通って直接
吸気マニホールド53に入り、内燃機関に供給される。
【0042】なお、図8(a),(b)に示される第5の実施
例では、短絡通路54とこれを開閉する開閉弁55は吸
気マニホールド53の吸気入り口部近傍に設置されてい
るが、短絡通路54と開閉弁55を設ける位置は、第1
のサージタンク51Aの外壁の吸気マニホールド53の
底壁と共通の部位であればどこでも良い。これらの開閉
弁55やその駆動アクチュエータには、第1の実施例と
同じものを使用することができる。また、開閉弁55の
弁体の形態はこの実施例の形態に限定されるものではな
い。
【0043】図10(a)は図8(a),(b)で説明したよう
に、サージタンク51内の開閉弁55が閉弁している時
のサージタンク51内の吸気の流れを示すものである。
また、図10(b)は図9(a),(b)で説明したように、サー
ジタンク51内の開閉弁55が開弁している時のサージ
タンク51内の吸気の流れを示すものである。なお、吸
気の流れを分かりやすくするために、図10(a),(b)で
は、左バンクの各気筒に供給される吸気の流れのみを、
二点鎖線、破線、実線、一点鎖線を用いてそれぞれ記載
してある。
【0044】図10(a)から分かるように、開閉弁55
が閉弁している場合、吸気は第1サージタンク51Aに
流入し、連通路52を通って第2サージタンク51Bに
流れ、その後、各吸気マニホールド53を通じて各ポー
トに分配される。第2サージタンク51Bへの連通路5
2は第1サージタンク51Aの中央部に配置されている
ので、内燃機関側の端面から第1サージタンク51Aの
上流側にあるスロットル弁までの距離が等長化され、ラ
ンブリングノイズが低減される。一方、開閉弁55が開
弁している場合、吸気は第1サージタンク51Aから短
絡通路54を通って直接吸気マニホールド53に入り、
各ポートに分配されるので、第2サージタンク51Bを
経由しない分、圧力損失が低減し、機関の出力が向上す
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の多気筒内燃機関の吸気装置の構成の一例
を示す構成図である。
【図2】(a)は本発明の第1の実施例の内燃機関の可変
吸気システムの構成を示す平面図、(b)は(a)の可変吸気
システムを正面から見た部分断面図である。
【図3】(a)は本発明の第2の実施例の内燃機関の可変
吸気システムの構成を示す平面図、(b)は(a)の可変吸気
システムを正面から見た部分断面図である。
【図4】(a)は本発明の第3の実施例の第1の形態の内
燃機関の可変吸気システムを正面から見た部分断面図、
(b) は本発明の第3の実施例の第2の形態の内燃機関の
可変吸気システムを正面から見た部分断面図である。
【図5】(a)は本発明の第3の実施例の第3の形態の内
燃機関の可変吸気システムを正面から見た部分断面図、
(b) は本発明の第3の実施例の第4の形態の内燃機関の
可変吸気システムを正面から見た部分断面図である。
【図6】(a)は本発明の第4の実施例の内燃機関の可変
吸気システムを正面から見た部分断面図、(b) は本発明
の第4の実施例の変形例の形態の内燃機関の可変吸気シ
ステムを正面から見た部分断面図である。
【図7】(a)は本発明の内燃機関の可変吸気システムの
第5の実施例の全体構成を示す正面図、(b)は(a)のサー
ジタンクと吸気マニホールドのみの側面図、(c)は(a)の
サージタンクと吸気マニホールドの平面図である。
【図8】(a)は図7(c)のA‐A線における断面図、(b)
は図7(c)のB‐B線における断面図であり、第2のサ
ージタンクを通って吸気が供給される状態を示すもので
ある。
【図9】(a)は図7(c)のA‐A線における断面図、(b)
は図7(c)のB‐B線における断面図であり、第1のサ
ージタンクから吸気が直接供給される状態を示すもので
ある。
【図10】(a)は図8(a),(b)の状態のサージタンクお
よび吸気マニホールドを一部切断して示す部分切欠斜視
図、(b)は図9(a),(b)の状態のサージタンクおよび吸気
マニホールドを一部切断して示す部分切欠斜視図であ
る。
【符号の説明】
1V…V型多気筒内燃機関 2…吸気通路 10…第1の実施例の可変吸気システム 11…サージタンク 11A…第1のサージタンク 11B…第2のサージタンク 12…連通路 13…吸気マニホールド 14…短絡通路 15…開閉弁 20…第2の実施例の可変吸気システム 21…サージタンク 21A…第1のサージタンク 21B…第2のサージタンク 22…連通路 23…吸気マニホールド 24…短絡通路 25…開閉弁 30…第3の実施例の可変吸気システム 31…サージタンク 31A…第1のサージタンク 31B…第2のサージタンク 32…連通路 33…吸気マニホールド 34…短絡通路 35…開閉弁 36…仕切壁 40…第4の実施例の可変吸気システム 41…サージタンク 41A…第1のサージタンク 41B…第2のサージタンク 42…連通路 43…吸気マニホールド 44…短絡通路 44…開閉弁 46…仕切壁 50…第5の実施例の可変吸気システム 51…サージタンク 51A…第1のサージタンク 51B…第2のサージタンク 52…連通路 53…吸気マニホールド 54…短絡通路 54…開閉弁 56…仕切壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/10 301P 301S

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒内燃機関の吸気通路に設けられた
    スロットル弁の下流側が、サージタンクを介して前記内
    燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、この第1のサージタン
    クと連通路で連通する第2のサージタンクとから構成さ
    れ、 前記吸気マニホールドが前記第2のサージタンクに接続
    され、 前記第1のサージタンクには前記吸気マニホールドの各
    個に接続する短絡通路が設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  2. 【請求項2】 多気筒内燃機関の吸気通路に設けられた
    スロットル弁の下流側が、サージタンクを介して前記内
    燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、この第1のサージタン
    クと連通路で連通する第2のサージタンクとから構成さ
    れ、 前記吸気マニホールドが、前記第2のサージタンクに接
    続されると共に、前記第1のサージタンクの側面を通っ
    て前記内燃機関に接続され、 前記第1のサージタンクの側面には、この側面の近傍を
    通る前記吸気マニホールドの各個に接続する短絡通路が
    設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  3. 【請求項3】 多気筒内燃機関の吸気通路に設けられた
    スロットル弁の下流側が、サージタンクを介して前記内
    燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、この第1のサージタン
    クに重ねられた状態で設けられると共に、その中央部が
    前記第1のサージタンクと連通路で連通する第2のサー
    ジタンクとから構成され、 前記吸気マニホールドが、前記第2のサージタンクに接
    続されると共に、前記第1のサージタンクの側面を通っ
    て前記内燃機関に接続され、 前記第1のサージタンクの側面には、この側面の近傍を
    通る前記吸気マニホールドの各個に接続する短絡通路が
    設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  4. 【請求項4】 多気筒内燃機関の吸気通路に設けられた
    スロットル弁の下流側が、サージタンクを介して前記内
    燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、この第1のサージタン
    クと連通路で連通する第2のサージタンクとから構成さ
    れ、 前記第2のサージタンクは、前記第1のサージタンクに
    重ねられた状態で設けられると共に、その境界壁を共有
    して前記第1のサージタンクと一体的に構成され、 前記吸気マニホールドが、前記第2のサージタンクに接
    続されると共に、前記第1のサージタンクの側面を通っ
    て前記内燃機関に接続され、 前記第1のサージタンクの側面には、この側面の近傍を
    通る前記吸気マニホールドの各個に接続する短絡通路が
    設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  5. 【請求項5】 多気筒内燃機関の吸気通路に設けられた
    スロットル弁の下流側が、サージタンクを介して前記内
    燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、この第1のサージタン
    クと連通路で連通する第2のサージタンクとから構成さ
    れ、 前記第2のサージタンクは、前記第1のサージタンクに
    重ねられた状態で設けられると共に、その境界壁を共有
    して前記第1のサージタンクと一体的に構成され、 前記吸気マニホールドは、前記第2のサージタンクに接
    続されると共に、その側壁の一部が前記第1のサージタ
    ンクの側面の一部を共有して形成され、 前記第1のサージタンクの側面と前記吸気マニホールド
    の側壁の共有部分には、この共有部分を貫通する短絡通
    路が設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  6. 【請求項6】 V型多気筒内燃機関の吸気通路に設けら
    れたスロットル弁の下流側が、前記V型多気筒内燃機関
    の左右のバンクの間の空間に設けられたサージタンクを
    介して前記内燃機関の吸気マニホールドに接続され、 このサージタンクが、前記スロットル弁側の吸気通路に
    接続する第1のサージタンクと、連通孔を有する仕切壁
    を共有してこの第1のサージタンクの下側に一体的に形
    成される第2のサージタンクとから構成され、 前記吸気マニホールドは、一方のバンクに接続されるも
    のが他方のバンク側の前記第2のサージタンクの側面に
    接続されると共に、その側壁の一部が前記第1のサージ
    タンクの外壁の一部を共有して形成され、 前記第1のサージタンクの外壁と前記吸気マニホールド
    の側壁の共有部分には、この共有部分を貫通する短絡通
    路が設けられ、 前記短絡通路にはこの短絡通路を開閉する開閉弁が設け
    られ、 前記開閉弁は内燃機関の運転状態に応じて開閉制御され
    るようになっていることを特徴とする内燃機関の可変吸
    気システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の内燃機関の可変吸気シ
    ステムであって、 前記短絡通路が前記吸気マニホールドの前記第2のサー
    ジタンクへの接続部の近傍に設けられていることを特徴
    とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れか1項に記載の内
    燃機関の可変吸気システムであって、 前記開閉弁は、前記内燃機関の回転数が所定値以上の時
    に開弁されることを特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項1から8の何れか1項に記載の内
    燃機関の可変吸気システムであって、 前記開閉弁は、前記内燃機関のスロットル弁開度が所定
    値以上の時に開弁されることを特徴とするもの。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015074986A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 スズキ株式会社 内燃機関の過給システム
JP2016156350A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 ダイハツ工業株式会社 インテークマニホールドの吸気構造
JP7491874B2 (ja) 2021-06-29 2024-05-28 株式会社クボタ 吸気マニホルド

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