JP4078816B2 - V型エンジンの排気還流装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、V型エンジンの排気還流装置に係り、特にV型エンジンの排気の一部を吸気系に還流するV型エンジンの排気還流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンにおいては、排気の一部を吸気系に還流し、燃焼室での燃焼時の最高温度を下げてNOxを低減する排気還流装置(EGR装置)を設けている。
【0003】
このようなエンジンの排気還流装置としては、例えば、特開平5−99080号公報、実公平2−32857号公報、特開平6−81721号公報に開示されている。特開平5−99080号公報に記載のものは、サージタンクに主吸気通路と副吸気通路とを並列に設け、サージタンクの上流側で且つスロットルバルブの下流側の吸気通路途中に排気還流通路としてのEGR通路を連通して設けたものである。実公平2−32857号公報に記載のものは、V型エンジンにおいて、サージタンク内に隔壁によって2つの分離室を形成し、吸気導入口近傍で各分離室に開口する排気還流通路としてのEGR通路を設けたものである。特開平6−81721号公報に記載のものは、V型エンジンにおいて、サージタンクの底部に第1・第2吸気マニホルドを接続して設け、この第1・第2吸気マニホルドの下部で且つ縦中心線側の第1・第2シリンダヘッド側フランジ部に第1・第2排気還流通路及び第1・第2連絡孔を設けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、エンジンの排気還流装置にあっては、排気還流通路がサージタンクよりも上流側で、つまりエアクリーナ側で且つスロットルバルブの下流側の吸気通路に連通して設けられていたので、排気還流通路の上流側に設置した排気還流制御弁であるEGR弁から各気筒までの通路長さが長くなり、このEGR弁が閉じてからも、サージタンク内の排気がなくなるまでの時間が長く必要となり、よって、EGR弁の急な開閉への反応が鈍くなり、排気還流制御の応答性が悪くなるという不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去すべく、第1エンジンバンクと第2エンジンバンクとの間の上方のバンク空間に吸気系構成体を設け、この吸気系構成体をサージタンクとこのサージタンクから分岐して各気筒に接続されて吸気通路を形成する吸気管とで一体的に構成すると共に前記吸気系構成体には可変吸気機構を備え、前記吸気管の中間部位の分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する分岐通路を形成する分岐管を設け、この分岐管には前記分岐部よりも前記サージタンク側に前記分岐通路を開閉する前記可変吸気機構の開閉弁を設け、前記第1エンジンバンク及び前記第2エンジンバンクの気筒列方向に指向する排気還流通路を設け、この排気還流通路から前記分岐部の内壁面に開口する連絡通路を設けたV型エンジンの排気還流装置において、前記吸気管を前記第1エンジンバンクに接続して第1吸気通路を形成する第1吸気管と前記第2エンジンバンクに接続して第2吸気通路を形成する第2吸気管とによって構成し、前記分岐管を前記第1吸気管の中間部位の第1分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する第1分岐通路を形成する第1分岐管と前記第2吸気管の中間部位の第2分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する第2分岐通路を形成する第2分岐管とによって構成し、前記吸気系構成体を前記サージタンクよりも下方で且つ水平な分割面にてアッパ吸気マニホルドとロア吸気マニホルドの二分割で構成し、前記可変吸気機構の前記開閉弁を前記分割面よりも上方であって前記サージタンクよりも下方且つ前記排気環流通路よりも上方に配置し、前記排気環流通路を前記第1吸気管と前記第1分岐管との内側で且つ前記第2吸気管と前記第2分岐管との内側に囲まれた空間内に配置したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明は、EGR弁から各気筒までの通路長さを短かくし、EGR弁が閉じてからも、サージタンク内の排気がなくなるまでの時間を短縮して、EGR弁の急な開閉への反応を素早くして、排気還流制御の応答性を向上し、また、排気を各気筒にバランス良く還流させることができ、更に、一つの排気還流通路で各気筒に排気を分配することから、排気還流通路の加工工数を削減することができ、しかも、吸気系のコンパクト化を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜3は、この発明の第1実施例を示すものである。図3において、2はエンジンとしての多気筒用のV型エンジンである。このV型エンジン2は、シリンダブロック4の上部のV字形状の第1・第2シリンダバンク6A・6Bに第1・第2シリンダヘッド8A・8Bを載置し、この第1・第2シリンダヘッド8A・8Bに第1・第2シリンダヘッドカバー10A・10Bを載置し、シリンダブロック4の下部にベアリングキャップ12の上部を取り付け、このベアリングキャップ12の下部にオイルパン14を取り付けて構成されている。
【0008】
このV型エンジン2には、第1シリンダバンク6Aと第1シリンダヘッド8Aと第1シリンダヘッドカバー10Aとによって第1エンジンバンク(左バンク)16Aが形成されるとともに、第2シリンダバンク6Bと第2シリンダヘッド8Bと第2シリンダヘッドカバー10Bとによって第2エンジンバンク(右バンク)16Bが形成され、この第1エンジンバンク16Aと第2エンジンバンク16Bとの間にV字形状のバンク空間18が形成される。
【0009】
また、第1シリンダヘッド8Aと第2シリンダヘッド8Bとの間で水平方向のシリンダブロック上部壁20には、冷却水排出用パイプ22がバンク空間18内で上方からクランク軸線方向Xに屈曲して取り付けられている。
【0010】
また、シリンダブロック4とベアリングキャップ12との間には、クランク軸24が軸支して設けられている。
【0011】
第1シリンダバンク6Aにおいては、第1側の各気筒に対応して、第1シリンダ26Aが形成され、この第1シリンダ26Aに第1ピストン28Aが摺動可能に設けられ、この第1ピストン28Aが第1コンロッド30Aの小端側に取り付けられ、この第1コンロッド30Aの大端側がクランク軸24に取り付けられている。また、第2シリンダバンク6Bにおいては、第2側の各気筒に対応して、第2シリンダ26Bが形成され、この第2シリンダ26Bに第2ピストン28Bが摺動可能に設けられ、この第2ピストン28Bが第2コンロッド30Bの小端側に取り付けられ、この第2コンロッド30Bの大端側がクランク軸24に取り付けられている。
【0012】
第1シリンダヘッド8Aにおいては、上部に、内側の第1吸気・外側の第1排気側カム軸32A−I・32A−Eが軸支され、また、下部に、第1燃焼室34Aが形成され、この第1燃焼室34Aに連通するように内側の第1吸気ポート36A−I及び外側の第1排気ポート36A−Eが形成され、更に、この第1吸気ポート36A−I及び第1排気ポート36A−Eに対応して第1吸気弁38A−I及び第1排気弁38A−Eが設けられている。第2シリンダヘッド8Bにおいては、上部に、内側の第2吸気・外側の第2排気側カム軸32B−I・32B−Eが軸支され、また、下部に、第2燃焼室34Bが形成され、この第2燃焼室34Bに連通するように内側の第2吸気ポート36B−I及び外側の第2排気ポート36B−Eが形成され、更に、この第2吸気ポート36B−I及び第2排気ポート36B−Eに対応して第2吸気弁38B−I及び第2排気弁38B−Eが設けられている。
【0013】
第1吸気ポート36A−Iを形成する第1吸気ポート形成壁40A−Iは、バンク空間18側に位置して水平面としての第1吸気ポート上面42A−Iを有している。また、第2吸気ポート36B−Iを形成する第2吸気ポート形成壁40B−Iは、バンク空間18側に位置して水平面としての第2吸気ポート上面42B−Iを有している。
【0014】
また、V型エンジン2においては、第1エンジンバンク16Aと第2エンジンバンク16Bとの間の上方のバンク空間18に、吸気系構成体44が取り付けられる。
【0015】
この吸気系構成体44は、例えば、金属製、鋳物製、樹脂製等の材質からなり、各気筒に対応して、第1吸気通路46Aを形成する第1吸気管(第1低速用管)48Aと、第2吸気通路46Bを形成する第2吸気管(第1低速用管)48Bと、一つのサージタンク50とが一体的になって構成され、また、可変吸気機構52を備えている。
【0016】
第1・第2吸気管48A・48Bは、第1・第2エンジンバンク16A・16Bを有するV型エンジン2に設けられたサージタンク50から分岐して、第1・第2エンジンバンク16A・16Bの第1・第2シリンダヘッド8A・8Bに接続される。
【0017】
サージタンク50は、タンク上壁50−1とタンク下壁50−2とタンク前壁50−3とタンク後壁(図示せず)とタンク一側壁50−5とタンク他側壁50−6とによって所要の容積で構成され、バンク空間18の上方に配設されている。
【0018】
第1吸気管48Aは、上側でサージタンク50の一側面のタンク一側壁50−5から内部に位置する第1吸気口54Aを備えた第1上側管部48A−Uと、下側で湾曲した第1下側管部48A−Lとからなる。第2吸気管48Bは、上側でサージタンク50の他側面のタンク他側壁50−6から内部に位置する第2吸気口54Bを備えた第2上側管部48B−Uと、下側の第2下側管部48B−Lとからなる。つまり、この第1吸気管48Aの第1下側管部48A−Lと第2吸気管48Bの第2下側管部48B−Lとは、サージタンク50の両側面から分岐して該サージタンク50の下方で相互に交差して第1・第2エンジンバンク16A・16Bの第1、第2シリンダヘッド8A・8Bの第1、第2吸気ポート上面42A−I・42B−Iに接続されている。
【0019】
可変吸気機構52は、分岐管としての第1・第2分岐管56A・56B(第1・第2高速用管)と第1・第2開閉弁(バタフライバルブ)58A・58Bとを備えている。第1分岐管56Aは、第1吸気管48Aの中間部位の第1分岐部60Aから分岐してサージタンク50との間を短絡する第1分岐通路62Aを形成している。第2分岐管56Bは、第2吸気管48Bの中間部位の第2分岐部60Bから分岐してサージタンク50との間を短絡する第2分岐通路62Bを形成している。第1分岐部60Aと第2分岐部60Bとは、気筒列方向Xで連続して形成されている。
【0020】
第1分岐管56Aは、上側の第1上側分岐管部56A−Uと下側で第1吸気管48Aの中間部位で一体的な第1下側分岐管部56A−Lとからなる。第2分岐管56Bは、上側の第2上側分岐管部56B−Uと下側で第2吸気管48Bの中間部位で一体的な第2下側分岐管部56B−Lとからなる。第1・第2上側分岐管部56A−U・56B−Uは、可変吸気構成体64として一体的に形成され、第1・第2開閉弁58A・58Bを備えている。この第1・第2開閉弁58A・58Bは、第1・第2分岐管56A・56Bのサージタンク50側に配設され、V型エンジン2の気筒列方向Xに指向するバルブ軸66に支持され、第1・第2分岐通路62A・62Bの上流側であるサージタンク50側を開閉動作するものである。
【0021】
また、吸気系構成体44は、サージタンク50よりも下方で且つ水平な分割面Pで、サージタンク50と第1・第2吸気管48A・48B中の第1・第2上側管部48A−U・48B−Uとが一体的に構成された上部ブロック(アッパ吸気マニホルド)68Uと、第1・第2吸気管48A・48B中の第1・第2下側管部48A−L・48B−Lと、第1・第2分岐管56A・56B中の第1・第2下側分岐管部56A−L・56B−Lとが一体的に構成された下部ブロック(ロア吸気マニホルド)68Lとに二分割されている。また、第1・第2下側分岐管部56A−L・56B−Lの上面には、タンク底壁50−2に形成した底穴50Hに挿通して、第1・第2上側分岐管部56A−U・56B−Uが一体的に成形された可変吸気構成体64が固定して設けられる。
【0022】
第1吸気管48Aと第1分岐管部56Aとの内側で且つ第2吸気管48Bと第2分岐管56Bとの内側に囲まれた空間S内で、第1・第2分岐部60A・60Bには、気筒列方向Xに延長する一本の排気還流通路(EGR通路)70が設けられている。この排気還流通路70は、排気の一部を吸気系に導くものであり、各気筒にわたって形成されている。この排気還流通路70の上流側には、吸気系への排気量を制御する排気還流制御弁としてのEGR弁(図示せず)が設けられている。
【0023】
また、第1・第2分岐部60A・60Bには、排気還流通路70から第1・第2分岐部60A・60Bの第1・第2内壁面60A−F・60B−Fに開口し且つ各気筒に向かって指向する第1、第2連絡通路72A・72Bが設けられている。
【0024】
サージタンク50の下面と第1・第2吸気マニホルド48A・48Bの上面とで囲まれた空間部位には、第1・第2燃料デリバリパイプ74A・74Bが配設されている。この第1・第2燃料デリバリパイプ74A・74Bには、第1・第2下側マニホルド部48A−L・48B−Lに取り付けられた第1・第2燃料噴射弁76A・76Bが連結している。
【0025】
次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0026】
第1・第2吸気管48A・48Bと第1・第2分岐管56A・56Bとに囲まれた第1・第2分岐部60A・60Bに排気還流通路70を設けるとともにこの排気還流通路70から第1・第2分岐部60A・60Bの第1・第2内壁面60A−F・60B−Fに開口する第1、第2連絡通路72A・72Bを設けているので、EGR弁から各気筒までの通路長さが短かくなり、EGR弁が閉じてからも、サージタンク50内の排気がなくなるまでの時間を短縮し、EGR弁の急な開閉への反応を素早くして、排気還流制御の応答性を向上し、また、排気を各気筒にバランス良く還流させることができ、更に、一つの排気還流通路70で各気筒に排気を分配することから、排気還流通路70の加工工数を削減することができ、しかも、吸気系のコンパクト化を図ることができる。
【0027】
特に、サージタンク50から各気筒に接続する低速用吸気通路である第1・第2吸気通路46A・46Bと、この中間部位から分岐してサージタンク50との間を短絡する高速用吸気通路である第1・第2分岐通路62A・62Bを運転状況により切り替えるV型エンジン2において、第1・第2分岐部60A・60Bに排気還流通路70と第1・第2吸気通路46A・46B内に開口する第1・第2連絡通路72A・72Bを設けたことにより、第1・第2吸気通路46A・46Bの切り替えによらず、排気を各気筒にバランス良く還流させることができる。
【0028】
また、従来、排気を、サージタンク50の上流側に配置したEGR弁と排気還流通路70とを介してサージタンク50に導入し、低速用吸気通路である第1・第2吸気通路46A・46Bと高速用吸気通路である第1・第2分岐通路62A・62Bとに分配していたので、EGR弁と各気筒との位置が離れて排気還流制御の応答性に問題があったが、この実施例においては、排気還流通路70をサージタンク50よりも下流側の第1・第2吸気通路46A・46Bと第1・第2分岐通路62A・62Bとの第1・第2分岐部60A・60Bに配置していることから、EGR弁から各気筒までの通路長さを短縮することができ、排気還流制御の応答性を向上することができる。
【0029】
更に、V型エンジン2の第1・第2エンジンバンク16A・16Bに対応する第1・第2吸気管48A・48Bと第1・第2分岐管56A・56Bとで区画される空間S内に排気還流通路70を配設しているので、可変吸気機構52を設けたV型エンジン2においても、排気還流通路70を各気筒にバランス良く還流させることができる。
【0030】
図4は、この発明の特別構成であり、第2実施例を示すものである。
【0031】
この第2実施例にあっては、上述の第1実施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明する。
【0032】
この第2実施例の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、第1吸気管48Aの第1下側管部48A−Lと第2吸気管48Bの第2下側管部48B−Lとの交差部82には、排気還流通路70を形成するとともに、この排気還流通路70に連通して第1・第2吸気通路46A・46Bに開口する第1、第2連絡通路72A・72Bを形成した。
【0033】
この第2実施例の構成によれば、排気還流通路70を各気筒側に更に近づけることができ、排気還流制御の応答性をさらに向上することができるとともに、コンパクト化を図ることができる。
【0034】
なお、上述の実施例においては、エンジンとして、V型エンジンで説明したが、V型エンジン以外のエンジンで、可変吸気機構を備えた構成にも、採用することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、EGR弁から各気筒までの通路長さを短かくし、EGR弁が閉じてからも、サージタンク内の排気がなくなるまでの時間を短縮して、EGR弁の急な開閉への反応を素早くして、排気還流制御の応答性を向上し、また、排気を各気筒にバランス良く還流させることができ、更に、一つの排気還流通路で各気筒に排気を分配することから、排気還流通路の加工工数を削減し、しかも、吸気系のコンパクト化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の吸気系構成体に設けた排気還流装置の拡大図である。
【図2】図1のII−II線による吸気系構成体の断面図である。
【図3】V型エンジンの断面図である。
【図4】第2実施例において吸気系構成体に設けた排気還流装置の構成図である。
【符号の説明】
2 V型エンジン
4 シリンダブロック
16A 第1エンジンバンク
16B 第2エンジンバンク
18 バンク空間
44 吸気系構成体
46A 第1吸気通路
46B 第2吸気通路
48A 第1吸気管
48B 第2吸気管
50 サージタンク
52 可変吸気機構
56A 第1分岐管
56B 第2分岐管
58A 第1開閉弁
58B 第2開閉弁
60A 第1分岐部
60B 第2分岐部
62A 第1分岐通路
62B 第2分岐通路
64 可変吸気構成体
68U 上部ブロック
68L 下部ブロック
70 排気還流通路
72A 第1連絡通路
72B 第2連絡通路
Claims (1)
- 第1エンジンバンクと第2エンジンバンクとの間の上方のバンク空間に吸気系構成体を設け、この吸気系構成体をサージタンクとこのサージタンクから分岐して各気筒に接続されて吸気通路を形成する吸気管とで一体的に構成すると共に前記吸気系構成体には可変吸気機構を備え、前記吸気管の中間部位の分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する分岐通路を形成する分岐管を設け、この分岐管には前記分岐部よりも前記サージタンク側に前記分岐通路を開閉する前記可変吸気機構の開閉弁を設け、前記第1エンジンバンク及び前記第2エンジンバンクの気筒列方向に指向する排気還流通路を設け、この排気還流通路から前記分岐部の内壁面に開口する連絡通路を設けたV型エンジンの排気還流装置において、前記吸気管を前記第1エンジンバンクに接続して第1吸気通路を形成する第1吸気管と前記第2エンジンバンクに接続して第2吸気通路を形成する第2吸気管とによって構成し、前記分岐管を前記第1吸気管の中間部位の第1分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する第1分岐通路を形成する第1分岐管と前記第2吸気管の中間部位の第2分岐部から分岐して前記サージタンクとの間を短絡する第2分岐通路を形成する第2分岐管とによって構成し、前記吸気系構成体を前記サージタンクよりも下方で且つ水平な分割面にてアッパ吸気マニホルドとロア吸気マニホルドの二分割で構成し、前記可変吸気機構の前記開閉弁を前記分割面よりも上方であって前記サージタンクよりも下方且つ前記排気環流通路よりも上方に配置し、前記排気環流通路を前記第1吸気管と前記第1分岐管との内側で且つ前記第2吸気管と前記第2分岐管との内側に囲まれた空間内に配置したことを特徴とするV型エンジンの排気還流装置。
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