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JP2002254952A - シフト装置 - Google Patents

シフト装置

Info

Publication number
JP2002254952A
JP2002254952A JP2001058872A JP2001058872A JP2002254952A JP 2002254952 A JP2002254952 A JP 2002254952A JP 2001058872 A JP2001058872 A JP 2001058872A JP 2001058872 A JP2001058872 A JP 2001058872A JP 2002254952 A JP2002254952 A JP 2002254952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
shift
state
hemispheric
button
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001058872A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyasu Shamoto
紀康 社本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2001058872A priority Critical patent/JP2002254952A/ja
Priority to DE10209104A priority patent/DE10209104A1/de
Priority to US10/087,592 priority patent/US6848332B2/en
Publication of JP2002254952A publication Critical patent/JP2002254952A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 選択操作手段の車内空間への突出量を低減
し、誤作動を防止できるシフト装置を提供する。 【解決手段】 シフト装置を構成するセレクト装置1に
は、略ドーム状の半球ノブ2がケース3の孔3bから盛り
上がるように備えられている。半球ノブ2は前後左右方
向に操作され、操作時に手を離しても選択位置に保持さ
れるステーショナリー型であり、指を係合する孔2c〜2e
が形成されている。ケース3内に支持されたホルダ4の
収容凹部4aにはシャフト6の球状部6aが前後左右方向に
摺動回転可能に収容されている。シャフト6の上軸部6b
にはスプリング21を介してボタン部材7が挿通され、ボ
タン部7eが半球ノブ2の孔2bから上方に突出されてい
る。ボタン部材7の下端部には係合突部7dが形成され、
ストッパプレート15の係合凹部15hに係合されている。
ボタン部7eが押されると係合突部7dと係合凹部15hの係
合が外れ、半球ノブ2がシフト操作可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シフト装置に係
り、詳しくはシフトバイワイヤ方式のシフト装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動変速機を搭載した自動車
では、そのシフト装置のシフトレバーを操作することに
より自動変速機の変速位置を指定するようになってい
る。シフトレバーはてこを利用して所定の操作力を伝え
やすいように、車内空間に突出していた。
【0003】シフトレバーをロックする機構には、シフ
トレバーを駐車位置(パーキング位置)にロックして他
の操作、例えばブレーキペダル操作を行った状態で操作
しないと他の位置へ移動不能になるようにするものがあ
った。例えば、特開平10−59132号公報のシフト
レバー装置では、シフトレバーは直線状のシフトゲート
を往復移動可能に設けられ、シフトゲートの一端部に駐
車位置(パーキング位置)が割り当てられていた。この
駐車位置にシフトレバーが位置する場合に、シフトレバ
ーに形成された係合突起にアクチュエータで駆動される
ロックピンが当てられ、シフトレバーが駐車位置から他
の位置へ移動不能にロックされていた。
【0004】又、シフト装置として、近年、シフトレバ
ーの切換え操作を電気的な切換え信号に変換し、その信
号によってアクチュエータを作動させ、そのアクチュエ
ータによりマニュアルシフトバルブを切換え動作させ
る、いわゆるシフトバイワイヤ自動変速機が開発されて
いる。シフトバイワイヤ自動変速機では、軽い力でシフ
トレバーを操作してシフト位置を選び、シフトレンジの
切り換えを電気的な切り換え信号によって簡単に行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シフトバイ
ワイヤ自動変速機のシフトレバーは軽い力で操作可能で
あるため、シフトレバーを操作する意志がない場合で
も、車内空間に突出したシフトレバーに搭乗者の身体が
軽く触れただけでシフトレバーが移動され、シフト操作
の信号が送信されてしまう虞があった。例えば車両の前
進走行中に、意に反して後退状態を示す選択位置にシフ
トレバーが移動され、後退状態への切り換え信号が送信
される等の虞があった。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、選択操作手段の車内空間への突出量を低減
し、誤作動を防止できるシフト装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、車両の自動変速機のた
めに操作される選択操作手段を備えたシフト装置におい
て、前記選択操作手段は略ドーム状のノブを備え、該ノ
ブの一部がケースから突出していることを要旨とする。
この発明によれば、選択操作手段はその端部に設けられ
たノブの操作により操作される。そして、略ドーム状の
ノブの一部がケースから突出するように設けられている
ため、車内空間への突出量が低減され、選択操作手段の
誤作動が防止される。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ノブには押しボタンが設けら
れ、前記押しボタンの操作と前記ノブの操作との2段階
の操作により前記自動変速機の切り換え信号が送信可能
に構成されていることを要旨とする。この発明によれ
ば、押しボタンが押されることとノブの操作との2段階
の操作により切り換え信号が送信されるため、選択操作
手段の誤作動が一層防止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用フロアコン
ソールにセレクト装置を設け、ノブにより操作する構成
に具体化した一実施形態を図1〜図6に従って説明す
る。
【0010】図1はセレクト装置の一部破断模式分解斜
視図を示し、図2はセレクト装置を前後方向に切断した
断面図を示す。図3は図2のIII −III 線断面図を示
し、図4(d)は車内前側部の概略斜視図を示す。
【0011】図4(d)に示すように、シフト装置を構
成するセレクト装置1はフロアコンソールFに一体化さ
れ、略ドーム状の半球ノブ2がフロアコンソールFと略
同一平面内に位置するように設けられている。半球ノブ
2は車両の前後左右の方向(十字方向)に移動するよう
に構成されている。半球ノブ2は、移動する際の十字の
交点位置(後述する選択位置S0)が後側(運転者に対
して手前側)に傾くように構成されている。図1及び図
2に示すように、セレクト装置1はケース3の上壁3a
に略円形状の孔3bを備え、その孔3bから半球ノブ2
の上面2aが車内側に盛り上がるように、即ち半球ノブ
2の一部がケース3から突出するように設けられてい
る。
【0012】シフト装置には、操作力を解除しても選択
操作手段が選択位置に保持されるステーショナリー型
と、操作力を解除すると基準位置に戻るモメンタリー型
とがあり、この実施形態のシフト装置は、操作時に半球
ノブ2から手を離しても選択位置に保持されるステーシ
ョナリー型である。
【0013】図1及び図2に示すように、セレクト装置
1は半球ノブ2、ケース3、ホルダ4、ホルダケース
5、シャフト6、ボタン部材7、ピン11、センサ媒体
部12、ECU基板13、ストッパプレート15、ソレ
ノイド16を備えている。ロック手段はストッパプレー
ト15、ソレノイド16により構成され、選択操作手段
は半球ノブ2、シャフト6、ボタン部材7、ピン11、
センサ媒体部12により構成されている。なお、図1で
はホルダケース5を省略している。図2に示す半球ノブ
2は後述する選択位置S1(後退状態Pに対応する位
置)に位置し、シャフト6は直立している。
【0014】ホルダケース5は左右の側壁においてケー
ス3に取り付けられている。ホルダ4には収容凹部4a
と4個のガイド溝4bが形成されている。各ガイド溝4
bはそれぞれ略円弧状に形成され、収容凹部4aの前後
左右の4箇所に同じ間隔をおいて形成されている。
【0015】シャフト6はほぼ中央部に球状部6aを備
え、該球状部6aから上方に延びる上軸部6bと、球状
部6aから下方に延びる下筒部6cとが設けられてい
る。球状部6aには4本のガイド突部6dが十字状に形
成されている。ガイド突部6dは、球状部6aの中心を
含み上軸部6bが延びる方向(上下方向)と直交する平
面上に形成されている。
【0016】収容凹部4aには、各ガイド溝4bに各ガ
イド突部6dが係合する状態で、球状部6aが摺動回転
可能に収容されている。球状部6aは、一方の一対のガ
イド突部6dがガイド溝4bと係合した状態で水平に支
承され、他の一対のガイド突部6dがガイド溝4b内を
摺動することにより収容凹部4a内で所定角度回転され
る。球状部6aの回転によりシャフト6が前後左右の方
向に傾動される。
【0017】ホルダケース5は箱形状に形成され、ホル
ダ4の上面及び側面を覆っている。ホルダケース5の上
壁5aには中央に孔5bが形成されている。上壁5aは
孔5bの周辺部が球状部6aと係合し、球状部6aが収
容凹部4aから離脱しないように保持している。
【0018】図2に示すように、上軸部6bは略有底円
筒状のボタン部材7に挿通されている。ボタン部材7内
の凹部は開口部7a側の大径凹部7bと、上方の小径凹
部7cとから構成され、上軸部6bは小径凹部7cに挿
通されている。ボタン部材7は球状部6aと大径凹部7
bとの間に介装されたスプリング21により上方に付勢
されている。ボタン部材7の下端外周には、4個の係合
突部7dが十字状に突出形成されている。ボタン部材7
の上端部には押しボタンとしてのボタン部7eが形成さ
れている。
【0019】半球ノブ2は手のひらと同じぐらいの大き
さに形成され、上面2aの中央に孔2bが形成され、孔
2bにはボタン部7eが貫通されている。半球ノブ2は
孔2bの周辺でボタン部材7と当接し、スプリング21
の付勢力によりボタン部材7とともに上方に付勢されて
いる。上壁3aは孔3bの周辺部が半球ノブ2と係合
し、半球ノブ2がケース3から離脱しないように保持し
ている。
【0020】上面2aには孔2c〜2eが形成されてい
る。各孔2c〜2eは、上面2aに手(この場合、左
手)をのせた場合、手のひらが孔2bに位置する状態で
それぞれ親指、中指、薬指を引っかけることができるよ
うに、各指の先端部と対向する位置に形成されている。
半球ノブ2の下端部には当接部としての係合片2f〜2
iが形成されている。係合片2f〜2iは下端部の前後
左右から下方に突出形成されている。左右の係合片2
h,2iは前後の係合片2f,2gより長く下方に延び
るように形成されている。
【0021】半球ノブ2は、中央の選択位置S0(中立
位置N)から略前後左右の十字方向(図4(a)中、上
下左右の方向)に傾動操作されることによりシフト操作
される。即ち、セレクト装置1は、半球ノブ2を傾動操
作することにより、中央の選択位置S0と前後左右の第
1〜第4の選択位置S1〜S4との合計5個の選択位置
S0〜S4へシフト操作が行えるようになっている。各
選択位置S0〜S4には、後述するギヤトレーンの接続
状態(N,P,R,M,D)が割り当てられている。
【0022】ケース3の底部3cにはディテント部3d
が形成されている。ディテント部3dには、シャフト6
を各選択位置S0〜S4に保持するための5つの凹部が
十字状に配列されている。下筒部6c内の凹部6eには
略有底円柱状で下端部が略球面状のピン11が収容され
ている。ピン11の凹部11aにはスプリング22が収
容され、ピン11はディテント部3dと当接するように
下方に付勢されている。
【0023】ホルダケース5の下方には、平板状のセン
サ媒体部12が、底部3cに形成された支持部3eを介
して前後左右の方向に移動可能に支持されている。セン
サ媒体部12には中央に孔12aが形成されている。孔
12aには下筒部6cが遊貫されている。センサ媒体部
12には、前側の下面に磁石23が取り付けられてい
る。半球ノブ2が前後左右の方向のいずれかの方向に操
作されてシャフト6が傾動されると、センサ媒体部12
と磁石23とが半球ノブ2と対応して移動されるように
なっている。
【0024】センサ媒体部12からわずかに下方には、
ECU基板13が支持部3eを介してケース3に取り付
けられている。ECU基板13には、図4(b)に示す
ように、磁石23と対向する位置に5個のホール素子2
4が十字状に配置されている。ECU基板13にはコネ
クタ部25が設けられている。ECU基板13は、各ホ
ール素子24に磁石23が接近すると、出力信号をSB
W−ECU31(変速制御用電子制御装置、図5に図
示)に送信するように構成されている。選択状態検出手
段はセンサ媒体部12、ECU基板13、磁石23、ホ
ール素子24、SBW−ECU31により構成され、磁
石23とホール素子24とでポジションセンサが構成さ
れている。
【0025】図1〜図3に示すように、半球ノブ2の下
方には板状のストッパプレート15が配設されている。
ストッパプレート15は前後方向に延びるガイドレール
3fを介してケース3に支承され、前方(図2の右方)
の第1位置と、半球ノブ2をロックする後方の第2位置
とに移動可能に設けられている。図2及び図3ではスト
ッパプレート15は第1位置に位置している。ストッパ
プレート15の前方にはプランジャ16aが前後方向に
移動可能に、ソレノイド16が支持部を介してケース3
に取り付けられている。プランジャ16aの先端部はス
トッパプレート15の前縁部15aに係合されている。
プランジャ16aはスプリング26を貫通し、ストッパ
プレート15はスプリング26により後方に付勢されて
いる。ソレノイド16が励磁されるとストッパプレート
15は前方の第1位置に移動し、非励磁になると後方の
第2位置に移動する。
【0026】ストッパプレート15の中央には孔15b
が形成されている。孔15bはボタン部材7より大径に
形成され、ボタン部材7が貫通されている。孔15bに
対して前後左右には、各係合片2f〜2iに対応する位
置にそれぞれ長孔15c〜15fが形成されている。左
右の長孔15e、15fにはそれぞれ係合片2h、2i
が常に貫通されている。係合片2f、2gの下端部は図
2及び図3に示す状態では長孔15c、15d内に入ら
ず、ストッパプレート15の上面と同一平面上に位置し
ている。
【0027】図2及び図3に示すように、ストッパプレ
ート15には孔15bの周囲に略環状の縁部15gが下
方に突出形成されている。縁部15gの下端部の前後左
右には、係合突部7dと係合可能な係合凹部15hが形
成されている。係合凹部15hは、図2に示すように、
半球ノブ2が選択位置S1(駐車状態Pに対応する位
置)に位置する場合には、後側の係合突部7dが係合凹
部15hと係合するように形成されている。又、半球ノ
ブ2が選択位置S2(後退状態Rに対応する位置)に位
置する場合には、前側の係合突部7dが係合凹部15h
と係合する。
【0028】図5に示すように、車両用変速機制御装置
32は、セレクト装置1、SBW−ECU31、シフト
位置インジケータ33、変速用油圧アクチュエータ3
4、レンジ位置検出器35、ブレーキスイッチ36、ソ
レノイド駆動回路37、マニュアルシフトアップスイッ
チ38、マニュアルシフトダウンスイッチ39を備えて
いる。シフト装置はセレクト装置1、SBW−ECU3
1、変速用油圧アクチュエータ34、ブレーキスイッチ
36、ソレノイド駆動回路37、マニュアルシフトアッ
プスイッチ38、マニュアルシフトダウンスイッチ39
により構成されている。
【0029】変速用油圧アクチュエータ34は、自動変
速機としてのオートマチックトランスミッション(以
下、変速機という)41の構成要素であって、電気信号
によって操作される図示しない電磁制御弁を備え、油圧
ポンプから供給される作動油を各電磁制御弁が給排制御
することでギヤトレーンの接続状態を切り換える。ギヤ
トレーンの接続状態は、中立状態(ニュートラル)N、
駐車状態(パーキング)P、後退状態(リバース)R及
び自動変速モードでの走行状態(ドライブ)D(手動変
速モードでの走行状態(マニュアル)M)に切り換えら
れる。
【0030】レンジ位置検出器35は変速機41のハウ
ジング内に設けられ、ギヤトレーンの接続状態(N,
P,R,D(M))を区別して検出し、その検出信号を
SBW−ECU31に送信する。
【0031】SBW−ECU31は図示しないマイクロ
コンピュータを備え、予め記憶されている制御プログラ
ムをマイクロコンピュータが実行することで変速用油圧
アクチュエータ34を制御してギヤトレーンの接続状態
を切り換える。SBW−ECU31は、セレクト装置1
からの操作信号とレンジ位置検出器35からの検出信号
とに基づいて変速用油圧アクチュエータ34を制御す
る。
【0032】シフト位置インジケータ33は、図4
(c)に示すように、変速機41の接続状態が駐車状態
Pであることを表示する駐車表示部33a、同じく接続
状態が中立状態Nであることを表示する中立表示部33
b、後退状態Rであることを表示する後退表示部33
c、及び、自動変速モードでの走行状態Dであることを
表示する走行表示部33dを備えている。さらに、シフ
ト位置インジケータ33は、手動変速モードでの走行状
態Mであることを表示する手動モード表示部33eと、
手動変速モードにおいて選択されているギヤレンジを
「1〜4」の数字で表示するギヤ表示部33fとを備え
ている。
【0033】ブレーキスイッチ36はブレーキペダルが
ブレーキ操作されたときにブレーキ信号をSBW−EC
U31に送信する。図4(d)に示すように、マニュア
ルシフトアップスイッチ38とマニュアルシフトダウン
スイッチ39とはステアリングホイール46に備えられ
ている。マニュアルシフトアップスイッチ38は、変速
機41の接続状態が手動変速モードでの走行状態Mの場
合に操作されると変速機41を一段高い接続状態に切り
換える信号をSBW−ECU31に送信し、マニュアル
シフトダウンスイッチ39は、変速機41を一段低い接
続状態に切り換える信号をSBW−ECU31に送信す
る。
【0034】次に、シフト装置の作用について説明す
る。半球ノブ2が選択位置S1(駐車状態P)に位置す
る場合、SBW−ECU31からソレノイド駆動回路3
7へロック信号Lが送信され、ソレノイド16が非励磁
の状態になり、図6に示すように、ストッパプレート1
5がスプリング26の付勢力により後方の第2位置に移
動される。この状態では、係合片2f、2gがストッパ
プレート15の上面に係合されるため、半球ノブ2は他
の選択位置S0、S2〜S4に傾動不能にロック(パー
キングロック)される。
【0035】この状態でブレーキペダルが踏み込まれる
とロック信号Lの送信が停止され、ソレノイド駆動回路
37によりソレノイド16が励磁の状態になり、図2及
び図3に示すように、プランジャ16aが前方に移動さ
れてストッパプレート15が第1位置に移動され、半球
ノブ2のロックが解除される。
【0036】次に、シフト操作を行う際には、図2に示
す状態で運転者が手(左手)を半球ノブ2に置き、手の
ひらによりボタン部7eを押すと、ボタン部材7が下方
に移動されて係合突部7dと係合凹部15hとの係合が
外れ、半球ノブ2は他の選択位置へ傾動可能になる。そ
して、運転者はボタン部7eを押した状態で各孔2c〜
2eにそれぞれ親指、中指、薬指を引っかけた状態で、
半球ノブ2を傾動操作する。半球ノブ2が選択位置S1
(駐車状態P)から後側(運転者の手前側)に傾動され
ると、ピン11がディテント部3dの選択位置S1に対
応する凹部との係合から外れて次の凹部に係合されるた
め、半球ノブ2は選択位置S0(中立状態N)に傾動さ
れ、セレクト装置1からの電気信号に基づいてSBW−
ECU31によりギヤトレーンの接続状態が中立状態N
に切り換えられる。この状態で半球ノブ2から手を離し
てボタン部7eを押すのをやめると、ボタン部材7がス
プリング21の付勢力により上方に移動され、係合突部
7dと係合凹部15hとが係合されるため、半球ノブ2
はボタン部7eが押された状態で傾動操作されない限り
他の選択位置S1〜S4に傾動不能に保持される。
【0037】再び半球ノブ2に手を置き、半球ノブ2が
さらに後側に傾動されると、ピン11がディテント部3
dの次の凹部に係合されるため、半球ノブ2は選択位置
S2(後退状態R)に傾動され、ギヤトレーンの接続状
態が後退状態Rに切り換えられる。この状態で半球ノブ
2から手を離してボタン部7eを押すのをやめても、前
記と同様に、半球ノブ2は選択位置S2に保持される。
【0038】同様に、半球ノブ2が選択位置S4に傾動
されると走行状態Dに切り換えられる。ここで走行状態
Dは、ギヤトレーンにおいてギヤ比が異なる接続状態が
自動で選択される自動走行モードでの接続状態である。
そして、この自動走行モードにおいては、SBW−EC
U31に接続されている変速機電子制御装置(ECT−
ECU)42により車速及びスロットル開度に基づいて
公知の制御内容でギヤトレーンの接続状態が切り換え制
御される。又、選択位置S3に傾動されると手動変速モ
ードでの走行状態Mに切り換えられ、マニュアルシフト
アップスイッチ38とマニュアルシフトダウンスイッチ
39との操作によりギヤトレーンの接続状態が切り換え
られる。
【0039】又、半球ノブ2が再び選択位置S1(駐車
状態P)にシフト操作されると、ギヤトレーンの接続状
態が駐車状態Pに切り換えられるとともにソレノイド1
6が非励磁の状態になり、図6に示すように、ストッパ
プレート15が第2位置に移動され、半球ノブ2がロッ
ク(パーキングロック)される。
【0040】この実施形態は、以下のような効果を有す
る。 (1)略ドーム状の半球ノブ2は上壁3aから一部が突
出するように設けられているため、従来のシフトレバー
等に比べると車内空間への突出量が低減され、セレクト
装置1の誤作動が防止される。
【0041】(2)半球ノブ2は略ドーム状のため、従
来のシフトレバー等に比べて手が当たっても引っかかり
にくく、セレクト装置1の誤作動を一層防止できる。 (3)半球ノブ2は孔2c〜2eに指を引っかけること
により操作されるため、車内空間への突出量が少なくて
も容易に操作できる。
【0042】(4)ボタン部7eが押されることにより
係合突部7dと係合凹部15hとの係合が解除されて半
球ノブ2が傾動可能になるため、半球ノブ2が2段階の
操作(2アクション(ボタン部7eを押す操作と半球ノ
ブ2自体の操作))で操作され、セレクト装置1の誤作
動をより一層防止できる。
【0043】(5)半球ノブ2は、選択位置S1(駐車
状態P)に傾動されるとソレノイド16が非励磁の状態
になり、ストッパプレート15が第2位置に移動されて
係合片2f、2gと係合され、他の選択位置S0、S2
〜S4へ操作不能にロックされる。従って、半球ノブ2
の傾動を規制する構成を簡単にできる。
【0044】なお、実施形態は上記に限らず、例えば以
下のように変更してもよい。 ・図7に示すように、半球ノブ2の各孔2c〜2eのい
ずれか(例えば、孔2c)に押しボタンとしてのスイッ
チ部2jが設けられ、スイッチ部2jが操作されること
により、半球ノブ2の操作により送信されるギヤトレー
ンの接続状態を選択する出力信号がSBW−ECU31
により有効と判断されるように設定してもよい。例え
ば、ECU基板13に5個のアンド回路を設け、各ホー
ル素子24とスイッチ部2jとの信号をアンド回路に入
力し、その出力信号をSBW−ECU31に出力する。
この場合、半球ノブ2は前記2アクションの操作にスイ
ッチ部2jの操作を加えた3アクションの操作により操
作されるため、セレクト装置1の誤作動をより一層防止
できる。
【0045】・上記の場合、孔2c〜2eのすべてにス
イッチ部2jを設け、すべてのスイッチ部2jを押すと
出力信号が有効と判断されるように設定してもよい。こ
の場合、セレクト装置1の誤作動をより一層防止でき
る。
【0046】・半球ノブ2にボタン部7eを設けたり、
セレクト装置1のような機械的な内部構造を設けたりす
る代わりに、半球ノブの各選択位置への傾動が自由に行
われるように構成してもよい。例えば、ケースの底部に
支持台を取り付け、この支持台の上面に凹部を形成し、
該凹部に略球状の支持部を収容し、該支持部上に、スイ
ッチ部2jが設けられた半球ノブを摺動可能に支持す
る。通常、半球ノブを操作しても支持部は支持台に対し
て相対回転しないように、支持台と支持部との間の摩擦
が半球ノブと支持部との間の摩擦に比較してはるかに大
きくなるように構成する。半球ノブ2には下端部の前後
左右に磁石が取り付けられ、支持部には該支持部を取り
巻く環状突部が設けられ、該環状突部の各磁石と対向す
る位置にホール素子が取り付けられている。そして、半
球ノブの操作と、スイッチ部2jの操作との2アクショ
ンの操作により半球ノブの操作による出力信号が有効と
判断されるようにしてもよい。
【0047】・上記の場合、半球ノブの初期設定に自由
度を与えてもよい。例えば、駐車状態Pの状態で運転者
の好みに合わせて半球ノブを手前に傾け、その傾けた位
置を新たに駐車状態Pの位置として設定できるようにす
る。この場合、半球ノブに係合ピンを設けるとともに、
支持部には係合ピンと対向する位置に係合凹部を設け
る。そして、半球ノブの初期設定を変更する際に係合ピ
ンと係合凹部とを係合し、半球ノブを傾動することによ
り支持部も回転させ、初期設定を変更する。
【0048】・上記実施の形態では、シフト装置はステ
ーショナリー型であったが、操作力が解除されると基準
位置に戻るタイプのモメンタリー型に変更してもよい。
この場合、選択位置S0を基準位置としてこの基準位置
には選択状態を割り当てず、選択位置S3に手動走行モ
ードでの走行状態Mの代わりに中立状態Nを割り当て、
半球ノブ2が基準位置から各選択位置S1〜S4に操作
されると変速機41の接続状態を切り換える信号が送信
されるようにする。
【0049】・半球ノブ2のロックはストッパプレート
15を係合させる方法に限らず、他の方法でもよい。例
えば、球状部6aにロック用凹部を形成し、そのロック
用凹部にソレノイドのプランジャに取り付けたロック用
ピンを嵌合させることによりシャフト6及び半球ノブ2
をロックしてもよい。この場合、パーキングロックに限
らず、他の場合でもロックできる。例えば、車速センサ
からの信号に基づいて、走行状態D又は後退状態Rで車
速が所定速度以上の場合にロックしてもよい。
【0050】・上記実施の形態では、セレクト装置1は
フロアコンソールFに設けられていたが、コラムS(図
4(d)に図示)に設けてもよい。又、インストルメン
トパネル51(図4(d)に図示)等に設けてもよい。
これらの場合、セレクト装置1自体の車内空間への突出
量を低減するため、セレクト装置1内の機械的な構成は
省略される方が好ましい。
【0051】・半球ノブ2が、従来のシフトレバーのよ
うに直線状に操作されるようにしてもよい。 ・選択状態検出手段を構成するポジションセンサは磁石
23とホール素子24とで構成されるものに限らず、摺
動スイッチ、マイクロスイッチ、光センサ等であっても
よい。
【0052】次に、上記実施形態から把握できる技術的
思想について、以下に追記する。 (1) 請求項1又は請求項2に記載の発明において、
前記ノブの底面に設けられた当接部との係合により前記
ノブの傾動をロックするロック手段が備えられている。
【0053】(2) 請求項1、請求項2及び前記技術
的思想(1)のいずれかに記載の発明において、前記ノ
ブには指が係合可能な孔が設けられている。 (3) 請求項2に記載の発明において、前記シフト装
置には前記選択操作手段の選択状態を検出する選択状態
検出手段が備えられ、該選択状態検出手段は、前記押し
ボタンが操作されることにより前記選択操作手段の選択
状態を検出可能に構成されている。
【0054】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1及び請
求項2に記載の発明によれば、選択操作手段の車内空間
への突出量を低減し、誤作動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セレクト装置の一部破断模式分解斜視図。
【図2】セレクト装置の模式断面図。
【図3】図2のIII −III 線模式断面図。
【図4】(a)は半球ノブの平面図、(b)ホール素子
の配置を示す模式平面図、(c)はシフト位置インジケ
ータを示す正面図、(d)は車内前側部の概略斜視図。
【図5】車両用変速機制御装置を示す模式図。
【図6】半球ノブをロックした状態のセレクト装置の模
式断面図。
【図7】別の半球ノブを示す模式斜視図。
【符号の説明】
1…シフト装置を構成するセレクト装置、2…同じく選
択操作手段を構成する半球ノブ、6…同じくシャフト、
7…同じくボタン部材、11…同じくピン、12…同じ
くセンサ媒体部、2f〜2i…当接部としての係合片、
2j…押しボタンとしてのスイッチ部、3…ケース、7
e…押しボタンとしてのボタン部、15…シフト装置を
構成するロック手段としてのストッパプレート、16…
同じくソレノイド、13…シフト装置を構成するECU
基板、24…同じくホール素子、31…同じく変速制御
用電子制御装置(SBW−ECU)、34…同じく変速
用油圧アクチュエータ、36…同じくブレーキスイッ
チ、37…同じくソレノイド駆動回路、38…同じくマ
ニュアルシフトアップスイッチ、39…同じくマニュア
ルシフトダウンスイッチ、41…自動変速機としてのオ
ートマチックトランスミッション(変速機)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の自動変速機のために操作される選
    択操作手段を備えたシフト装置において、前記選択操作
    手段は略ドーム状のノブを備え、該ノブの一部がケース
    から突出していることを特徴とするシフト装置。
  2. 【請求項2】 前記ノブには押しボタンが設けられ、前
    記押しボタンの操作と前記ノブの操作との2段階の操作
    により前記自動変速機の切り換え信号が送信可能に構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のシフト装
    置。
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