JP2015055880A - 車両用シフト装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)全体構成
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両の車室前部の構成を示す図である。本図に示すように、車室前部には、車幅方向に延びるインストルメントパネル2が設けられている。インストルメントパネル2の運転席側(図1では左側)にはメータユニット3が設けられ、このメータユニット3の後方にはステアリングハンドル4が設けられている。インストルメントパネル2の車幅方向中央部から車両後方に向かってセンターコンソール5が設けられ、このセンターコンソール5上にシフト装置1が設けられている。
図8は、第1実施形態のシフト装置1に関する制御系統を示すブロック図である。本図に示されるコントローラ60は、周知のCPU、RAM、ROM等を含むマイクロコンピュータからなるもので、請求項にいう「制御手段」に相当するものである。すなわち、コントローラ60は、シフト装置1の操作状態に応じて自動変速機50の変速動作を制御する等の機能を有している。なお、図8ではコントローラ60が一体のブロックとして表されているが、コントローラ60は、例えば車体側と自動変速機50側とにそれぞれ分割して設けられた複数のマイクロコンピュータから構成されるものであってもよい。
以上のようなコントローラ60の制御の下、第1実施形態では、シフト装置1のシフトパターンが、図9(a)〜(d)および図10のように設定されている。以下、各図の内容について詳しく説明する。
図9(a)は、現在の変速レンジがパーキングレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図において、中央に表記された「P」は、シフトレバー10がホーム位置に保持されているデフォルト状態でパーキングレンジが選択されていることを示している。また、この「P」の前方に表記された「N」は、シフトレバー10がホーム位置から前方に傾動操作されるとニュートラルレンジに切り替わることを示している。同様に、「P」の後方に表記された「N」は、シフトレバー10がホーム位置から後方に傾動操作されるとニュートラルレンジに切り替わることを示している。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
のようになる。
図9(b)は、現在の変速レンジがリバースレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図において、中央の「R」の前方に表記された「空」と、さらにその右側に表記された「空」は、リバースレンジが選択されている状態でシフトレバー10がホーム位置から前方に傾動操作され、あるいは、その状態からさらにプッシュボタン40が押圧操作されても、それらの操作が無効とされることを示している。操作が無効である場合、現在の変速レンジ(ここではリバースレンジ)が維持された上で、例えばメータユニット3内の所定の表示部に、操作が無効である旨を報知するメッセージが表記される。
・前方へのレバー操作 → 無効
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → 無効
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
のようになる。
図9(c)は、現在の変速レンジがニュートラルレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図によれば、現在の変速レンジがニュートラルレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から前方または後方に傾動操作されても、変速レンジはニュートラルレンジのまま変化しない。なお、操作自体が無効(空)とされているわけではないので、メータユニット3には特にメッセージは表示されない。一方、ニュートラルレンジからリバースまたはドライブレンジに切り替えるには、上述した図9(a)のパターン(パーキングレンジからのシフトパターン)と同様の操作が必要である。すなわち、リバースレンジに切り替えるには、シフトレバー10の前方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40の押圧操作を行う必要があり、ドライブレンジに切り替えるには、シフトレバー10の後方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40の押圧操作を行う必要がある。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ(現状維持)
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ(現状維持)
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
のようになる。
図9(d)は、現在の変速レンジがドライブレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図によれば、現在の変速レンジがドライブレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から後方に傾動操作されたり、さらにその状態からプッシュボタン40が押圧操作されても、それらの操作は無効とされる。逆に、シフトレバー10が前方に傾動操作された場合には、変速レンジがドライブレンジからニュートラルレンジに切り替えられ、シフトレバー10の前方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40の押圧操作が行われた場合には、変速レンジがリバースレンジに切り替えられる。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → 無効
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → 無効
のようになる。
ここで、走行レンジへの切り替えを許可するか否かの判定ロジックについて具体的に説明する。なお、ここでいう走行レンジとは、駆動力が車輪に伝達される(車両の走行を許可する)変速レンジのことであり、第1実施形態ではドライブレンジおよびリバースレンジのいずれかのことである。逆に、非走行レンジとは、車輪への駆動力伝達が切断される変速レンジのことであり、第1実施形態ではパーキングレンジおよびニュートラルレンジのいずれかのことである。
以上説明したように、第1実施形態にかかるシフト装置1では、変速レンジとして非走行レンジ(パーキングレンジ、ニュートラルレンジ)が選択されている状態でシフトレバー10がホーム位置から前方または後方のいずれかに傾動操作された場合にニュートラルレンジが選択される一方、シフトレバー10の傾動操作に加えてプッシュボタン40が押圧操作された場合には、変速レンジがドライブレンジまたはリバースレンジに切り替えられる。ドライブレンジへの切り替えは、ホーム位置から後方に傾動操作されたシフトレバー10の操作力が第1閾値T1を超えた状態でさらにプッシュボタン40が押圧操作されたときに実行され、リバースレンジへの切り替えは、ホーム位置から前方に傾動操作されたシフトレバー10の操作力が第1閾値T1よりも大きい第2閾値T2を超えた状態でさらにプッシュボタン40が押圧操作されたときに実行される。このような構成のシフト装置1によれば、安全性を確保しながら、素早くかつ簡便に走行レンジを選択することができる。
図12は、本発明の第2実施形態にかかるシフト装置を示すブロック図である。この第2実施形態のシフト装置は、ドライブレンジまたはリバースレンジへの切り替え時に、プッシュボタン40の押圧操作を受け付けられる状態になったことをドライバーに報知する報知手段70を備えている点で、先の第1実施形態のシフト装置1とは相違する。なお、これ以外の構成は第1実施形態のシフト装置1と同様である。図12において、報知手段70以外の構成要素に対し第1実施形態(図1〜図11)と同一の符号を付しているのはこのためである。
図13は、本発明の第3実施形態にかかるシフト装置を説明するための図である。第3実施形態のシフト装置は、シフトレバー10を自動的にホーム位置に復帰させるためのディテント機構30に、先の第1実施形態とは異なる細工がされている。なお、構造面での相違はディテント機構30に関するものだけであり、それ以外の構造は基本的に先の第1実施形態と同様である。
図14〜図20は、本発明の第4実施形態にかかるシフト装置100の機械的または電気的構成を示す図である。先の第1実施形態のシフト装置1は、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、およびドライブレンジの4種類の間で変速レンジを切り替るものであったが、第4実施形態のシフト装置100は、これら4種類のレンジに加えて、マニュアルレンジへの切り替えをも可能としたものである。マニュアルレンジは、車両を前進させる方向に駆動力を伝達する変速レンジであり、その意味ではドライブレンジと同じである。ただし、マニュアルレンジの場合は、ドライブレンジにはない特有の機能として、シフトレバー10を用いて前進時のギヤ段を故意に切り替える操作が可能になる。例えば、自動変速機50のギヤ段が前進6段である場合には、1〜6速の間でギヤ段を順に増やすアップシフトや、ギヤ段を順に減らすダウンシフトの操作が可能になる。
図21(a)は、現在の変速レンジがパーキングレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図に示すように、現在の変速レンジがパーキングレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から前方または後方に傾動操作されると、変速レンジがニュートラルレンジに切り替わる。また、シフトレバー10の後方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40が押圧操作されると、変速レンジがドライブレンジに切り替わり、シフトレバー10の前方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40が押圧操作されると、変速レンジがリバースレンジに切り替わる。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
・左方へのレバー操作 → 無効
・右方へのレバー操作 → 無効
のようになる。
図21(b)は、現在の変速レンジがリバースレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図に示すように、現在の変速レンジがリバースレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から前方に傾動操作され、あるいは、その状態からさらにプッシュボタン40が押圧操作されても、それらの操作は無効とされる。逆に、シフトレバー10がホーム位置から後方に傾動操作された場合には、変速レンジがリバースレンジからニュートラルレンジに切り替えられ、さらに、シフトレバー10の後方への傾動操作に加えてプッシュボタン40の押圧操作が行われた場合には、変速レンジがドライブレンジに切り替えられる。また、シフトレバー10がホーム位置から左方または右方に傾動操作された場合には、それらの操作は無効とされる。
・前方へのレバー操作 → 無効
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → 無効
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
・左方へのレバー操作 → 無効
・右方へのレバー操作 → 無効
のようになる。
図21(c)は、現在の変速レンジがニュートラルレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図に示すように、現在の変速レンジがニュートラルレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から前方または後方に傾動操作されても、変速レンジはニュートラルレンジのまま変化しない。シフトレバー10の後方への傾動操作に加えてプッシュボタン40の押圧操作が行われた場合には、変速レンジがドライブレンジに切り替えられ、シフトレバー10の前方への傾動操作に加えてプッシュボタン40の押圧操作が行われた場合には、変速レンジがリバースレンジに切り替えられる。また、シフトレバー10がホーム位置から左方または右方に傾動操作された場合には、それらの操作は無効とされる。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ(現状維持)
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ(現状維持)
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ドライブレンジ
・左方へのレバー操作 → 無効
・右方へのレバー操作 → 無効
のようになる。
図21(d)は、現在の変速レンジがドライブレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図に示すように、現在の変速レンジがドライブレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から後方に傾動操作され、あるいは、その状態からさらにプッシュボタン40が押圧操作されても、それらの操作は無効とされる。逆に、シフトレバー10がホーム位置から前方に傾動操作された場合には、変速レンジがリバースレンジからニュートラルレンジに切り替えられ、さらに、シフトレバー10の後方への傾動操作に加えてプッシュボタン40の押圧操作が行われた場合には、変速レンジがリバースレンジに切り替えられる。
・前方へのレバー操作 → ニュートラルレンジ
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → リバースレンジ
・後方へのレバー操作 → 無効
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → 無効
・左方へのレバー操作 → マニュアルレンジ
・右方へのレバー操作 → 無効
のようになる。
図21(e)は、現在の変速レンジがマニュアルレンジである状態から変速操作を開始した場合のシフトパターンを示している。本図に示すように、現在の変速レンジがマニュアルレンジであるときにシフトレバー10がホーム位置から後方に傾動操作された場合には、ギヤ段を1つ上げるアップシフトが実行される。これに対し、シフトレバー10がホーム位置から前方に傾動操作された場合には、ギヤ段を1つ下げるダウンシフトが実行される。なお、シフトレバー10の前方または後方への傾動操作の後さらにプッシュボタン40が押圧操作された場合、プッシュボタン40の押圧操作については無効とされる(レバー操作は無効でないので、アップシフトまたはダウンシフトは実行される)。
・前方へのレバー操作 → ダウンシフト
・前方へのレバー操作&ボタンプッシュ → ダウンシフト(ボタンプッシュ無効)
・後方へのレバー操作 → アップシフト
・後方へのレバー操作&ボタンプッシュ → アップシフト(ボタンプッシュ無効)
・左方へのレバー操作 → 無効
・右方へのレバー操作 → ドライブレンジ
のようになる。
上述した変速パターンのうち、マニュアルレンジ以外のレンジからドライブレンジまたはリバースレンジに切り替えるケース(図21(a)〜(d)参照)において、その切り替えを実行するか否かの判定は、先の第1実施形態と同様、第1圧力センサ31および第2圧力センサ32から得られる前方または後方へのシフトレバー10の操作力と、プッシュボタン40からの信号(ボタン押圧時に発せられる信号)の有無とに基づいて行われる。すなわち、ホーム位置から後方に傾動操作されたシフトレバー10の操作力が第1閾値T1(図11)を超えた状態でさらにプッシュボタン40が押圧操作されたことがコントローラ60により認識された時点で、走行レンジがドライブレンジに切り替えられる。また、ホーム位置から前方に傾動操作されたシフトレバー10の操作力が第2閾値T2(図11)を超えた状態でさらにプッシュボタン40が押圧操作されたことがコントローラ60により認識された時点で、走行レンジがリバースレンジに切り替えられる。この場合において、リバースレンジへの切り替え時に用いられる第2閾値T2は、ドライブレンジへの切り替え時に用いられる第1閾値T1よりも大きく設定されている。
図21(d)(e)に示すように、シフトレバー10を左右方向に操作してドライブレンジからマニュアルレンジ、もしくはその逆方向に切り替えるケースにおいて、その切り替えを実行するか否かの判定は、左右変位量センサ92から得られる左右方向の変位量に基づいて行われる。また、図21(e)に示すように、マニュアルレンジが選択されている状態でシフトレバー10を前後方向に操作することにより、ギヤ段を上げ下げするアップシフトまたはダウンシフトを行うケースにおいて、ギヤ段の切り替えを実行するか否かの判定は、前後変位量センサ91から得られる前後方向の変位量に基づいて行われる。
上述した第1〜第4実施形態では、請求項にいう「操作部材」として前後2方向(もしくは前後左右の4方向に)傾動操作されるシフトレバー10を採用したが、操作部材は少なくとも特定の2方向に変位可能であればよく、その具体的構成は適宜変更可能である。例えば、乗員が把持し易いようにデザインされた部品(例えばパソコン用のマウスに似た形状の部品)を、センターコンソール5の上面を2つ以上の方向にスライド移動し得るように設け、このスライド自在なデザイン部品を上記操作部材として用いてもよい。さらに、このデザイン部品にプッシュボタンを設け場合には、デザイン部品のスライド操作とプッシュボタンの押圧操作との組合せにより、上述した各実施形態と同様のシフトパターンを実現することができる。
10 シフトレバー(操作部材)
20 本体部
31 第1圧力センサ(第1操作力検出手段または第1位置検出手段)
32 第2圧力センサ(第2操作力検出手段または第2位置検出手段)
40 プッシュボタン(スイッチ部)
81 第1突起(第1抵抗付与部材)
82 第2突起(第2抵抗付与部材)
T1 第1閾値
T2 第2閾値
Claims (4)
- 操作部材と、操作部材に設けられたスイッチ部と、上記操作部材を第1方向および第2方向の少なくとも2方向に変位可能に支持するとともに変位後の操作部材を所定のホーム位置に自動的に復帰させる本体部と、上記操作部材およびスイッチ部の操作を検出しつつ検出した情報に基づいて変速レンジを制御する制御手段とを備えた車両用シフト装置であって、
上記制御手段は、変速レンジとして非走行レンジが選択されている状態で上記操作部材が上記ホーム位置から上記第1方向および第2方向のいずれかに変位操作された場合にニュートラルレンジを選択する一方、上記操作部材の変位操作に加えて上記スイッチ部に対する操作が行われた場合には、前進方向の走行レンジであるドライブレンジまたは後退方向の走行レンジであるリバースレンジに変速レンジを切り替え、
上記ドライブレンジへの切り替えは、上記操作部材が所定の力以上の操作力で上記第1方向に変位操作された後に上記スイッチ部が操作されたときに実行され、
上記リバースレンジへの切り替えは、上記操作部材が所定の力以上の操作力で上記第2方向に変位操作された後に上記スイッチ部が操作されたときに実行され、
上記リバースレンジへの切り替え時に上記所定の力として要求される操作力は、上記ドライブレンジへの切り替え時に上記所定の力として要求される操作力よりも大きい値に設定されている、ことを特徴とする車両用シフト装置。 - 請求項1記載の車両用シフト装置において、
上記操作部材の上記第1方向への操作力を検出する第1操作力検出手段と、
上記操作部材の上記第2方向への操作力を検出する第2操作力検出手段とをさらに備え、
上記制御手段は、上記第1操作力検出手段により検出された操作力が第1閾値を超えた状態で上記スイッチ部が操作されたときに、上記ドライブレンジへの切り替えを許可し、上記第2操作力検出手段により検出された操作力が上記第1閾値よりも大きい第2閾値を超えた状態で上記スイッチ部が操作されたときに、上記リバースレンジへの切り替えを許可する、ことを特徴とする車両用シフト装置。 - 請求項1記載の車両用シフト装置において、
上記第1方向に変位する操作部材に対し抵抗力を付与する第1抵抗付与部材と、
上記第2方向に変位する操作部材に対し、上記第1抵抗付与部材により付与される抵抗力よりも大きい抵抗力を付与する第2抵抗付与部材と、
上記第1抵抗付与部材を通過する位置まで上記操作部材が上記第1方向に操作されたことを検出する第1位置検出手段と、
上記第2抵抗付与部材を通過する位置まで上記操作部材が上記第2方向に操作されたことを検出する第2位置検出手段とをさらに備え、
上記制御手段は、上記操作部材が上記第1抵抗付与部材を通過したことが上記第1位置検出手段により検出された状態で上記スイッチ部が操作されたときに、上記ドライブレンジへの切り替えを許可し、上記操作部材が上記第2抵抗付与部材を通過したことが上記第2位置検出手段により検出された状態で上記スイッチ部が操作されたときに、上記リバースレンジへの切り替えを許可する、ことを特徴とする車両用シフト装置。 - 請求項3記載の車両用シフト装置において、
上記ホーム位置から上記第2抵抗付与部材による抵抗付与位置まで上記操作部材を移動させるのに必要な操作ストロークが、上記ホーム位置から上記第1抵抗付与部材による抵抗付与位置まで上記操作部材を移動させるのに必要な操作ストロークよりも大きい、ことを特徴とする車両用シフト装置。
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