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JP2002207396A - サイレンサー - Google Patents

サイレンサー

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Publication number
JP2002207396A
JP2002207396A JP2001004950A JP2001004950A JP2002207396A JP 2002207396 A JP2002207396 A JP 2002207396A JP 2001004950 A JP2001004950 A JP 2001004950A JP 2001004950 A JP2001004950 A JP 2001004950A JP 2002207396 A JP2002207396 A JP 2002207396A
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JP
Japan
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silencer
photosensitive drum
peripheral surface
cylindrical body
outer peripheral
Prior art date
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JP2001004950A
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Yasuhiro Matsumoto
康洋 松本
Tokio Otsuka
祝生 大塚
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CCI Corp
Original Assignee
CCI Corp
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラム内に嵌挿したときに、感光体ド
ラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易に感光体ドラ
ムから抜け落ちることはなく、しかも十分な制振効果、
防音効果を発揮することができるサイレンサーを提供す
ること。 【解決手段】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光体
ドラム内周面に当接するサイレンサー31であって、断
面略O字状をなす一端部31a側から他端部31b側へ
向かって多数の当接片32が延設されると共に、前記多
数の当接片32が一端部31a側から他端部31b側へ
向かってテーパー状となるように拡開していることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機、フ
ァクシミリ装置、レーザープリンタやLEDなどの電子
写真プリンタ、ワードプロセッサなどの感光体ドラムに
発生する振動を減衰させるサイレンサーに関する。詳細
には感光体ドラム内に嵌挿したときに、感光体ドラムが
変形し難く、一旦嵌挿した後は容易に感光体ドラムから
抜け落ちることはなく、しかも十分な制振効果、防音効
果を発揮することができるサイレンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真画像形成方式を用いた複写機や
電子写真プリンタなどにおいては、印刷媒体として感光
体ドラムが使用されている。この感光体ドラムは、導体
で形成された円筒状のドラム外周面に光導電体を塗布し
たものであり、前記光導電体は光書込系から送られた画
像情報を含む光によって物性変化を起こし、感光体ドラ
ム表面に制電潜像を形成する。この感光体ドラム表面に
形成された制電潜像は、トナーにより顕像化されて記録
紙などの記録媒体に転写して画像を形成する。
【0003】このような構造を持つ画像形成装置にあっ
ては、使用される感光体ドラムが、この感光体ドラムを
回転駆動させるモータやギヤからの振動を受けて共振し
ていた。また感光体ドラムには、クリーニングブレード
との接触時の摩擦によっても振動が発生していた。
【0004】感光体ドラムの振動は、そのドラムの回転
速度にも変動を引き起こし、この結果、レーザービーム
による書き込みが乱れ、画質が低下するという不具合を
招いていた。また感光体ドラムの振動は、ドラムだけに
留まらず、その周囲の部材やケーシングにも伝播し、耳
障りな高周波の異常騒音が発生していた。
【0005】このような感光体ドラムの振動に起因する
欠点の克服を目的として、従来、感光体ドラム内に嵌挿
することで、当該感光体ドラムに発生する振動を減衰さ
せるサイレンサーが適用されていた。
【0006】図16に示すように、サイレンサー1は断
面略C字状の筒状体であり、このサイレンサー1が感光
体ドラム2内に嵌挿されて、前記感光体ドラム2内周面
に当接し、当該感光体ドラム2の振動を減衰除去し、さ
らに同感光体ドラム2に接触した周囲の部品への共振を
防ぐようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のサイ
レンサーにあっては反発力がきわめて強いので、このサ
イレンサーを感光体ドラム内に嵌挿したときに、当該感
光体ドラムがその反発力で変形してしまい、この結果、
画像が歪んだりかすれたりするなど、画質の低下を招い
ていた。
【0008】そこで、このような画質の低下を防止する
ため、サイレンサーの湾曲率を小さくして反発力を弱く
する試みもなされてはいたが、この場合、一旦嵌挿した
サイレンサーが感光体ドラムから抜け落ちたり、感光体
ドラム内周面への当接力が小さくなりすぎて、十分な制
振効果、防音効果を得ることができなくなったりしてい
た。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、感光体ドラム内に嵌挿したときに、感光体
ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易に感光体ド
ラムから抜け落ちることはなく、しかも十分な制振効
果、防音効果を発揮することができるサイレンサーを提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1及び2記載の発明は、感光体ドラム内に嵌
挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサイレン
サーであって、断面略O字状をなす一端部側から他端部
側へ向かって多数の当接片が延設されると共に、前記多
数の当接片が一端部側から他端部側へ向かってテーパー
状となるように拡開していることを特徴とするサイレン
サーをその要旨とした。
【0011】請求項3〜6記載の発明は、感光体ドラム
内に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサ
イレンサーであって、断面略O字状の筒状体からなり、
前記筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全体にわた
る溝を形成したことを特徴とするサイレンサーをその要
旨とした。
【0012】請求項7〜10記載の発明は、感光体ドラ
ム内に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接する
パイプサイレンサーであって、断面略O字状の筒状体か
らなり、前記筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全
体にわたる凸部を形成したことを特徴とするサイレンサ
ーをその要旨とした。
【0013】請求項11記載の発明は、感光体ドラム内
に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサイ
レンサーであって、断面略O字状の筒状体からなり、前
記筒状体が複数の分割体から構成すると共に前記筒状体
内に内管を配置し、この内管外周面と前記分割体内周面
とを支持壁で接続したことを特徴とするサイレンサーを
その要旨とした。
【0014】請求項12記載の発明は、感光体ドラム内
に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサイ
レンサーであって、断面円弧状の多数の当接片を中心軸
回りに放射状に取り付けてなることを特徴とするサイレ
ンサーをその要旨とした。
【0015】請求項13記載の発明は、感光体ドラム内
に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサイ
レンサーであって、矩形状をなすと共に、折曲部が両端
部となるように筒状に折曲成形されてなる筒状体からな
ることを特徴とするサイレンサーをその要旨とした。
【0016】請求項14記載の発明は、感光体ドラム内
に嵌挿されて、前記感光体ドラム内周面に当接するサイ
レンサーであって、断面略C字状の筒状体からなり、前
記筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全体にわたり
深さおよび幅が同一若しくは異なる複数の溝を形成した
ことを特徴とするサイレンサーをその要旨とした。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のサイレンサーは、例えば
複写機、ファクシミリ装置、レーザープリンタやLED
などの電子写真プリンタ、ワードプロセッサなどの画像
形成装置に適用される。図1に示すように、画像形成装
置11には、印刷媒体として感光体ドラム12が使用さ
れている。この感光体ドラム12は、導体で形成された
円筒状のドラム13外周面に光導電体14を塗布したも
のであり、前記光導電体14は光書込系から送られた画
像情報を含む光によって物性変化を起こし、感光体ドラ
ム12表面に制電潜像を形成するようになっている。感
光体ドラム12表面に形成された制電潜像は、トナーに
より顕像化され、紙搬送ユニット15から搬送された記
録紙(記録媒体)に転写して画像を形成する。画像が転
写された後、感光体ドラム12表面に残ったトナーは、
クリーニング装置のクリーニングブレード16によって
掻き落とされて除去されるようになっている。尚、図1
中の17は、現像ユニット、18は帯電ユニット、19
は転写ユニット、20は剥離ユニットである。このよう
に構成された画像形成装置11における感光体ドラム1
2の内周面にサイレンサー21が適用されるのである。
【0018】本発明のサイレンサーを構成する成形材
料、成形方法などは、まったく任意であり、画像形成装
置の種類、サイレンサーに要求される性能などを考慮し
て適宜決定すればよい。図2〜図15に示す形態では、
以下に示すベースポリマーに無機充填材を配合した制振
材料を成形材料として用いた。
【0019】ベースポリマー:ポリアミド、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−酢ビ共重合体、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリフッ化ビニリデン、ポリイソプレン、ポリスチ
レン、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合
体(ABS樹脂)、スチレン−アクリロニトリル共重合
体(AS樹脂)、ポリカーボネート、アクリロニトリル
−ブタジエンゴム(NBR)、スチレン−ブタジエンゴ
ム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、天然ゴム(N
R)、イソプレンゴム(IR)の中から選ばれた1種若
しくはそれらの混合物。
【0020】中でもスチレン−アクリロニトリル共重合
体(AS樹脂)、スチレン−ブタジエン−アクリロニト
リル共重合体(ABS樹脂)、ポリスチレン、ポリカー
ボネートなど、ガラス転移点が40℃以上のベースポリ
マーは、耐熱性や強度を要求されるサイレンサーの素材
として特に好ましい。
【0021】尚、ベースポリマーの選択に際しては、前
記サイレンサーの種類や使用形態、大きさや形状の他
に、取り扱い性、成形成、入手容易性、温度性能(耐熱
性や耐寒性)、耐候性、価格なども考慮するのが望まし
い。
【0022】無機充填材:マイカ鱗片、ガラス片、グラ
スファイバー、カーボンファイバー、炭酸カルシウム、
バライト、沈降硫酸バリウムなど。無機充填材は、制振
性能をさらに向上させる目的で充填されるものである。
当該無機充填材の充填量としては、ベースポリマー10
0重量部に対し10〜400重量部の割合で含まれてい
るのが好ましい。例えば無機充填材の充填量が10を下
回る場合には、無機充填材を充填しても十分な制振性能
の向上がみられず、反対に無機充填材の充填量を400
を上回る量としても、現実に充填できなかったり、サイ
レンサーの機械的強度が低下したりするといった弊害を
招くことになるからである。
【0023】尚、サイレンサーの成形材料として用いる
制振材料には、上記成分の他に、必要に応じて、例えば
ベースポリマーにおける双極子モーメント量を増大させ
ることで制振性を向上させる機能を持つ、ベンゾチアジ
ル基を持つ化合物、ベンゾトリアゾール基を持つ化合
物、ジフェニルアクリレート基を持つ化合物、あるいは
ベンゾフェノン基を持つ化合物などの制振性向上剤、酸
化防止剤、補強剤・強化剤、帯電防止剤、難燃剤、滑
剤、発泡剤、着色剤などを配合することができる。
【0024】次に、図2〜図15に示す好ましい形態に
従って本発明のサイレンサーを説明する。図2に示すサ
イレンサー31は、断面略O字状をなす一端部31a側
から他端部31b側へ向かって多数の当接片32が延設
されると共に、前記多数の当接片32が一端部31a側
から他端部31b側へ向かってテーパー状となるように
拡開している。
【0025】またこのサイレンサー31は、断面略O字
状をなす一端部31a側に前記一端部31a側から他端
部31b側へと突出する挿入用棒体33が設けられてい
る。そして図3に示すように、サイレンサー31を挿入
用棒体33を掴んで一端部31a側から感光体ドラム3
4へ嵌挿するのである。
【0026】このとき、サイレンサー31の他端部31
b側、すなわち当接片32の他端部31b側は、感光体
ドラム34の内周面に摺動しながら、拡開方向に働く力
に抗して内側に閉じられるので、その反発力で各当接片
32が感光体ドラム34の内周面に緩やかに当接し、感
光体ドラム34に生じた振動を減衰除去するようになっ
ている。
【0027】尚、当接片32のテーパー角度は0.5〜
30゜の範囲が好ましい。当接片32のテーパー角度が
0.5゜よりも小さいと、一旦嵌挿したサイレンサー3
1が感光体ドラム34から抜け落ちたり、感光体ドラム
34内周面への当接力が小さくなりすぎて、十分な制振
効果、防音効果を得ることができなくなる。一方、当接
片32のテーパー角度が30゜を上回ると、当接片32
の感光体ドラム34内周面への当接力が大きくなりすぎ
て、感光体ドラム34が変形する恐れがある。
【0028】次に、図4〜図10に示すサイレンサーに
ついて説明する。図4〜図10に示すサイレンサーは、
いずれも断面略O字状の筒状体41からなる。またこれ
らのサイレンサーを構成する筒状体41の外周面には長
さ方向全体にわたって溝42が等間隔に多数形成されて
いる。
【0029】このため、このサイレンサーを感光体ドラ
ムへ嵌挿するとき、筒状体41外周面の溝42が閉じて
当該サイレンサーの径が小さくなり、一旦嵌挿した後
は、各溝42が元の状態に戻ろうとする復元力によっ
て、溝42を構成する筒状体41外周面が感光体ドラム
の内周面に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振動
を減衰除去するようになっている。
【0030】図4は、断面O字状の筒状体41の外周面
に浅い溝42を長さ方向全体にわたって等間隔に多数形
成したサイレンサーを示したものである。図5は、筒状
体41の外周面から内周面に至る4本の深い溝42を長
さ方向全体にわたって等間隔に形成したサイレンサーを
示したものである。図6は、筒状体41の外周面から内
周面に至る12本の深い溝42を長さ方向全体にわたっ
て等間隔に形成したサイレンサーを示したものである。
【0031】図7は、筒状体41の外周面に長さ方向全
体にわたる深さ及び幅の異なる複数種の溝42を交互に
形成したサイレンサーを示したものである。尚、溝42
は、幅は同一で深さのみ異なるものを交互に形成した
り、深さは同一で幅のみ異なるものを交互に形成したり
することもできる。
【0032】図8は、筒状体41の外周面に長さ方向全
体にわたり曲線を描く溝42を形成したサイレンサーを
示したものである。
【0033】図9及び図10は断面O字状の筒状体51
を複数の分割体52から構成すると共に前記筒状体51
内に内管53を配置し、この内管53外周面と前記分割
体52内周面とを支持壁54で接続したサイレンサーを
示したものである。図9及び図10に示すサイレンサー
51にあっては、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、
図9に点線で示すように筒状体51を構成する分割体5
2を支持する支持壁54が撓み、この結果、サイレンサ
ーの径が小さくなり、嵌挿後は各支持壁54が元の形状
に戻ろうとする復元力によって分割体52が感光体ドラ
ムの内周面に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振
動を減衰除去するようになっている。
【0034】尚、図9は2分割体からなるサイレンサー
を示し、図10は4分割体からなるサイレンサーを示し
ている。
【0035】図11及び図12に示すサイレンサーは、
断面略O字状の筒状体61からなり、前記筒状体61の
外周面に前記筒状体61の長さ方向全体にわたる凸部6
2を等間隔に多数形成したものである。このサイレンサ
ーにあっては、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、図
12矢印に示すように凸部62が変形して凹み、この結
果、サイレンサーの径が小さくなる。嵌挿後は各凸部6
2が元の形状に戻ろうとする復元力によって感光体ドラ
ムの内周面に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振
動を減衰除去するようになっている。
【0036】尚、凸部62は、筒状体61の長さ方向全
体にわたって連続した線状または曲線状に形成すること
もできる。また、筒状体61の外周面に長さ方向全体に
わたって高さの異なる凸部62を交互に形成することも
できる。
【0037】図13に示すサイレンサー71は、断面円
弧状の多数の当接片72を中心軸73回りに放射状に取
り付けたものである。このサイレンサー71にあって
は、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、図13中矢印
に示すように各当接片72が湾曲して中心軸73方向に
窄み、この結果、サイレンサー71の径が小さくなる。
嵌挿後は各当接片72が元の形状に戻ろうとする復元力
によって感光体ドラムの内周面に緩やかに当接し、感光
体ドラムに生じた振動を減衰除去するようになってい
る。
【0038】図14に示すサイレンサーは、矩形状をな
すと共に、折曲部が両端部となるように筒状に折曲成形
されてなる筒状体81からなるものである。このサイレ
ンサーにあっては、筒状体81全体がバネとして作用す
るようになっているので、これを感光体ドラムへ嵌挿す
るときは、筒状体81全体が収縮して径小となり、嵌挿
後は筒状体81全体が元の形状に戻ろうとするので、そ
の復元力によって感光体ドラムの内周面に緩やかに当接
し、感光体ドラムに生じた振動を減衰除去するようにな
っている。
【0039】図15に示すサイレンサーは、断面略C字
状の筒状体91からなり、前記筒状体91の外周面に前
記筒状体91の長さ方向全体にわたり深さおよび幅の異
なる複数の溝92を形成したことを特徴とするものであ
る。このサイレンサーにあっては、筒状体91全体がバ
ネとして作用すると共に、筒状体91の外周面に形成し
た深さおよび幅の異なる複数の溝92が前記筒状体91
のバネ力を調整するようになっているので、これを感光
体ドラムへ嵌挿するときは、筒状体91全体が緩やかに
収縮して径小となり、嵌挿後は筒状体91全体が元の形
状に戻ろうとするので、その復元力によって感光体ドラ
ムの内周面に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振
動を減衰除去するようになっている。
【0040】尚、図2〜図15に示すサイレンサーは、
いずれも端部がテーパー状となっており、感光体ドラム
へスムーズに嵌挿できるようになっている。
【0041】
【発明の効果】請求項1及び2記載のサイレンサーにあ
っては、感光体ドラムへ嵌挿するとき、断面略O字状を
なす一端部側から他端部側へ向かって延設された多数の
当接片が感光体ドラムの内周面に摺動しながら、拡開方
向に働く力に抗して内側に閉じられるので、その反発力
で各当接片が感光体ドラムの内周面に緩やかに当接し、
感光体ドラムに生じた振動を確実に減衰除去し、高画質
化及び低騒音化を実現できると共に、感光体ドラム内に
嵌挿したときに、感光体ドラムが変形し難く、しかも一
旦嵌挿した後は容易に感光体ドラムから抜け落ちること
はない。
【0042】請求項3〜6記載のサイレンサーにあって
は、当該サイレンサーを感光体ドラムへ嵌挿するとき、
断面略O字状の筒状体の外周面に形成した溝が閉じて当
該サイレンサーの径が小さくなり、一旦嵌挿した後は、
各溝が元の状態に戻ろうとする復元力によって、溝を構
成する筒状体外周面が感光体ドラムの内周面に緩やかに
当接し、感光体ドラムに生じた振動を確実に減衰除去す
るようになっている。
【0043】このため、感光体ドラム内に嵌挿したとき
に、感光体ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易
に感光体ドラムから抜け落ちることはなく、しかも十分
な制振効果、防音効果を発揮することができる。
【0044】請求項7〜10記載のサイレンサーにあっ
ては、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、断面略O字
状の筒状体外周面に形成した凸部が変形して凹み、この
結果、サイレンサーの径が小さくなる。嵌挿後は各凸部
が元の形状に戻ろうとする復元力によって感光体ドラム
の内周面に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振動
を確実に減衰除去するようになっている。
【0045】このため、感光体ドラム内に嵌挿したとき
に、感光体ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易
に感光体ドラムから抜け落ちることはなく、しかも十分
な制振効果、防音効果を発揮することができる。
【0046】請求項11記載のサイレンサーにあって
は、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、断面略O字状
の筒状体を構成する複数の分割体を支持する支持壁が撓
み、この結果、サイレンサーの径が小さくなり、嵌挿後
は各支持壁が元の形状に戻ろうとする復元力によって分
割体が感光体ドラムの内周面に緩やかに当接し、感光体
ドラムに生じた振動を確実に減衰除去するようになって
いるため、感光体ドラム内に嵌挿したときに、感光体ド
ラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易に感光体ドラ
ムから抜け落ちることはなく、しかも十分な制振効果、
防音効果を発揮することができる。
【0047】請求項12記載のサイレンサーにあって
は、これを感光体ドラムへ嵌挿するとき、中心軸回りに
放射状に取り付けた多数の当接片が湾曲して中心軸方向
に窄み、この結果、サイレンサーの径が小さくなる。嵌
挿後は各当接片が元の形状に戻ろうとする復元力によっ
て感光体ドラムの内周面に緩やかに当接し、感光体ドラ
ムに生じた振動を確実に減衰除去するようになってい
る。
【0048】このため、感光体ドラム内に嵌挿したとき
に、感光体ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易
に感光体ドラムから抜け落ちることはなく、しかも十分
な制振効果、防音効果を発揮することができる。
【0049】請求項13記載のサイレンサーにあって
は、矩形状をなすと共に、折曲部が両端部となるように
筒状に折曲成形されてなる筒状体からなり、この筒状体
全体がバネとして作用するようになっているので、これ
を感光体ドラムへ嵌挿するときは、筒状体全体が収縮し
て径小となり、嵌挿後は筒状体全体が元の形状に戻ろう
とするので、その復元力によって感光体ドラムの内周面
に緩やかに当接し、感光体ドラムに生じた振動を確実に
減衰除去するようになっている。
【0050】このため、感光体ドラム内に嵌挿したとき
に、感光体ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易
に感光体ドラムから抜け落ちることはなく、しかも十分
な制振効果、防音効果を発揮することができる。
【0051】請求項14記載のサイレンサーにあって
は、断面略C字状の筒状体全体がバネとして作用すると
共に、筒状体の外周面に形成した深さおよび幅が同一若
しくは異なる複数の溝が前記筒状体のバネ力を調整する
ようになっているので、これを感光体ドラムへ嵌挿する
ときは、筒状体全体が緩やかに収縮して径小となり、嵌
挿後は筒状体全体が元の形状に戻ろうとするので、その
復元力によって感光体ドラムの内周面に緩やかに当接
し、感光体ドラムに生じた振動を確実に減衰除去するよ
うになっている。
【0052】このため、感光体ドラム内に嵌挿したとき
に、感光体ドラムが変形し難く、一旦嵌挿した後は容易
に感光体ドラムから抜け落ちることはなく、しかも十分
な制振効果、防音効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置における感光体ドラムの内
周面に本発明のサイレンサーを適用した例を示す模式
図。
【図2】図2は本発明のサイレンサーの一形態を示す斜
視図。
【図3】図3は図2に示すサイレンサーを感光体ドラム
へ嵌挿しようとする状態を示す拡大断面図。
【図4】図4は本発明のサイレンサーの別形態を示す斜
視図。
【図5】図5は本発明のサイレンサーのさらに別の形態
を示す斜視図。
【図6】図6は本発明のサイレンサーのさらに別の形態
を示す斜視図。
【図7】図7は本発明のサイレンサーのさらに別の形態
を示す斜視図。
【図8】図8は本発明のサイレンサーのさらに別の形態
を示す斜視図。
【図9】図9は本発明のサイレンサーのさらに別の形態
を示す斜視図。
【図10】図10は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図11】図11は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図12】図12は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図13】図13は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図14】図14は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図15】図15は本発明のサイレンサーのさらに別の
形態を示す斜視図。
【図16】図16は従来のサイレンサー及びこれを適用
した画像形成装置を示す模式図。
【符号の説明】
32・・・当接片 34・・・感光ドラム 41、51、61、81、91・・・筒状体 42・・・溝 53・・・内管 54・・・支持壁 62・・・凸部 73・・・中心軸 74・・・当接片 92・・・溝

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光体
    ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、断面略
    O字状をなす一端部側から他端部側へ向かって多数の当
    接片が延設されると共に、前記多数の当接片が一端部側
    から他端部側へ向かってテーパー状となるように拡開し
    ていることを特徴とするサイレンサー。
  2. 【請求項2】断面略O字状をなす一端部側に前記一端部
    側から他端部側へと突出する挿入用棒体を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のサイレンサー。
  3. 【請求項3】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光体
    ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、断面略
    O字状の筒状体からなり、前記筒状体の外周面に前記筒
    状体の長さ方向全体にわたる溝を形成したことを特徴と
    するサイレンサー。
  4. 【請求項4】筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全
    体にわたる溝を等間隔に多数形成したことを特徴とする
    請求項3記載のサイレンサー。
  5. 【請求項5】筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全
    体にわたる深さまたは幅の異なる複数種の溝を交互に形
    成したことを特徴とする請求項3記載のサイレンサー。
  6. 【請求項6】筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向全
    体にわたり曲線を描く溝を形成したことを特徴とする請
    求項3記載のサイレンサー。
  7. 【請求項7】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光体
    ドラム内周面に当接するパイプサイレンサーであって、
    断面略O字状の筒状体からなり、前記筒状体の外周面に
    前記筒状体の長さ方向全体にわたる凸部を形成したこと
    を特徴とするサイレンサー。
  8. 【請求項8】筒状体の外周面の凸部が筒状体の長さ方向
    全体にわたって等間隔に多数形成されていることを特徴
    とする請求項7記載のサイレンサー。
  9. 【請求項9】筒状体の外周面の凸部が筒状体の長さ方向
    全体にわたって連続した線状または曲線状に形成されて
    いることを特徴とする請求項7記載のサイレンサー
  10. 【請求項10】筒状体の外周面に前記筒状体の長さ方向
    全体にわたって高さの異なる凸部を交互に形成したこと
    を特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のサイレン
    サー。
  11. 【請求項11】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光
    体ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、断面
    略O字状の筒状体からなり、前記筒状体が複数のに分割
    体から構成すると共に前記筒状体内に内管を配置し、こ
    の内管外周面と前記分割体内周面とを支持壁で接続した
    ことを特徴とするサイレンサー。
  12. 【請求項12】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光
    体ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、断面
    円弧状の多数の当接片を中心軸回りに放射状に取り付け
    てなることを特徴とするサイレンサー。
  13. 【請求項13】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光
    体ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、矩形
    状をなすと共に、折曲部が両端部となるように筒状に折
    曲成形されてなる筒状体からなることを特徴とするサイ
    レンサー。
  14. 【請求項14】感光体ドラム内に嵌挿されて、前記感光
    体ドラム内周面に当接するサイレンサーであって、断面
    略C字状の筒状体からなり、前記筒状体の外周面に前記
    筒状体の長さ方向全体にわたり深さおよび幅が同一若し
    くは異なる複数の溝を形成したことを特徴とするサイレ
    ンサー。
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