JPH08159125A - 留め具 - Google Patents
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- JPH08159125A JPH08159125A JP6319535A JP31953594A JPH08159125A JP H08159125 A JPH08159125 A JP H08159125A JP 6319535 A JP6319535 A JP 6319535A JP 31953594 A JP31953594 A JP 31953594A JP H08159125 A JPH08159125 A JP H08159125A
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- shaft portion
- planes
- aligning
- elastic
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/04—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets
- B60N3/046—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets characterised by the fixing means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B15/00—Nails; Staples
- F16B15/08—Nails; Staples formed in integral series but easily separable
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B5/00—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them
- F16B5/06—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips
- F16B5/0607—Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of clamps or clips joining sheets or plates to each other
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- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/904—Fastener or fastener element composed of nonmetallic material
- Y10S411/908—Resinous material
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S411/00—Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
- Y10S411/913—Self-expanding anchor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 近似した大きさの丸形状および角形状の係止
孔に使用することができ、コストダウンを図ることがで
きるにする。 【構成】 軸部11の平断面形状を、係止孔Cに対する
調心面12,12と、調心面12,12に連なり、係止
孔Sに対する調心平面13,13と、調心平面13,1
3に連なり、複数の弾性ひれ21を設ける平面14,1
4と、平面14,14と調心面12,12とに連なる連
絡面15,15とで形成して各係止孔C,Sからはみ出
ないようにし、複数の弾性ひれ21を調心平面13,1
3と45度で交差させて平面14,14から起立させ、
複数の弾性ひれ21の先端を各係止孔C,Sの外側へ突
出させて多段に設けた。
孔に使用することができ、コストダウンを図ることがで
きるにする。 【構成】 軸部11の平断面形状を、係止孔Cに対する
調心面12,12と、調心面12,12に連なり、係止
孔Sに対する調心平面13,13と、調心平面13,1
3に連なり、複数の弾性ひれ21を設ける平面14,1
4と、平面14,14と調心面12,12とに連なる連
絡面15,15とで形成して各係止孔C,Sからはみ出
ないようにし、複数の弾性ひれ21を調心平面13,1
3と45度で交差させて平面14,14から起立させ、
複数の弾性ひれ21の先端を各係止孔C,Sの外側へ突
出させて多段に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クリスマスツリー・
ファスナとも呼ばれ、例えば自動車のボディーに車内装
飾用のカーペット、パネルなどを取り付ける際に使用す
る合成樹脂製の留め具に関するものである。
ファスナとも呼ばれ、例えば自動車のボディーに車内装
飾用のカーペット、パネルなどを取り付ける際に使用す
る合成樹脂製の留め具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した合成樹脂製の留め具として、頭
部の下面から伸びる軸部の回りに、軸部の周面から径方
向へ突出させて軸部の軸方向へ多段に弾性ひれを設け、
軸部を係止孔へ押し込むことにより、係止孔内に位置す
る弾性ひれは係止孔の内周面で押されて湾曲し、係止孔
の裏面側へ突出した弾性ひれは元の状態に戻って軸部が
係止孔から抜けるのを阻止するものが、例えば特公平1
−6923号公報(特開昭63−6207号公報)など
によって提案されている。
部の下面から伸びる軸部の回りに、軸部の周面から径方
向へ突出させて軸部の軸方向へ多段に弾性ひれを設け、
軸部を係止孔へ押し込むことにより、係止孔内に位置す
る弾性ひれは係止孔の内周面で押されて湾曲し、係止孔
の裏面側へ突出した弾性ひれは元の状態に戻って軸部が
係止孔から抜けるのを阻止するものが、例えば特公平1
−6923号公報(特開昭63−6207号公報)など
によって提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
留め具は、形状の異なる係止孔、例えば丸形状、角形状
によって軸部の形状を丸形状、角形状に対応させたもの
を用意し、係止孔の形状によって使い分ける必要があっ
た。したがって、留め具の種類が多くなるという不都合
があった。なお、丸形状の係止孔と、角形状の係止孔と
が近似した大きさであっても、軸部の平断面形状を異な
らせた留め具を用意する必要がある。
留め具は、形状の異なる係止孔、例えば丸形状、角形状
によって軸部の形状を丸形状、角形状に対応させたもの
を用意し、係止孔の形状によって使い分ける必要があっ
た。したがって、留め具の種類が多くなるという不都合
があった。なお、丸形状の係止孔と、角形状の係止孔と
が近似した大きさであっても、軸部の平断面形状を異な
らせた留め具を用意する必要がある。
【0004】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、近似した大きさの丸形状お
よび角形状の係止孔に使用することができ、コストダウ
ンを図ることのできる留め具を提供するものである。
するためになされたもので、近似した大きさの丸形状お
よび角形状の係止孔に使用することができ、コストダウ
ンを図ることのできる留め具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、頭部の下面
から伸びる軸部の回りに、軸部の周面から径方向へ突出
させて軸部の軸方向へ弾性ひれを設け、軸部を係止孔へ
押し込むことにより、係止孔内に位置する弾性ひれは係
止孔の内周面で押されて湾曲し、係止孔の裏面側へ突出
した弾性ひれは元の状態に戻って軸部が係止孔から抜け
るのを阻止する合成樹脂で成形した留め具において、軸
部が、丸形状の係止孔に対して同心に保つ一対の調心面
と、角形状の係止孔に対して同心に保つ一対の平行な調
心平面とを有し、弾性ひれを調心平面と略45度で交差
させて軸部から起立させ、先端を各係止孔の外側へ突出
させて多段に設けたものである。そして、各弾性ひれ
を、頭部側へ拡開する状態で傾斜させるのが望ましい。
から伸びる軸部の回りに、軸部の周面から径方向へ突出
させて軸部の軸方向へ弾性ひれを設け、軸部を係止孔へ
押し込むことにより、係止孔内に位置する弾性ひれは係
止孔の内周面で押されて湾曲し、係止孔の裏面側へ突出
した弾性ひれは元の状態に戻って軸部が係止孔から抜け
るのを阻止する合成樹脂で成形した留め具において、軸
部が、丸形状の係止孔に対して同心に保つ一対の調心面
と、角形状の係止孔に対して同心に保つ一対の平行な調
心平面とを有し、弾性ひれを調心平面と略45度で交差
させて軸部から起立させ、先端を各係止孔の外側へ突出
させて多段に設けたものである。そして、各弾性ひれ
を、頭部側へ拡開する状態で傾斜させるのが望ましい。
【0006】
【作用】この発明における留め具は、軸部が調心面およ
び調心平面を有しているので、丸形状の係止孔に軸部を
押し込むと、一対の調心面で係止孔に調心され、弾性ひ
れが係止孔の内周面で押されて湾曲するため、係止孔か
ら抜けなくなる。また、角形状の係止孔に軸部を押し込
むと、一対の調心平面で係止孔に調心され、弾性ひれが
係止孔の内周面の角で押されて湾曲するため、係止孔か
ら抜けなくなる。
び調心平面を有しているので、丸形状の係止孔に軸部を
押し込むと、一対の調心面で係止孔に調心され、弾性ひ
れが係止孔の内周面で押されて湾曲するため、係止孔か
ら抜けなくなる。また、角形状の係止孔に軸部を押し込
むと、一対の調心平面で係止孔に調心され、弾性ひれが
係止孔の内周面の角で押されて湾曲するため、係止孔か
ら抜けなくなる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて説明
する。図1はこの発明の一実施例である留め具の正面
図、図2は図1に示した留め具の左右の側面図、図3は
図1に示した留め具の底面図、図4は図1のA−A線に
よる断面図である。これらの図において、1は球を切断
した形状の頭部、11は頭部1の水平な下面から伸びた
軸部、21は弾性ひれを示し、この弾性ひれ21は、軸
部11の周面に径方向へ突出させて軸部11の軸方向へ
多段に設けられている。
する。図1はこの発明の一実施例である留め具の正面
図、図2は図1に示した留め具の左右の側面図、図3は
図1に示した留め具の底面図、図4は図1のA−A線に
よる断面図である。これらの図において、1は球を切断
した形状の頭部、11は頭部1の水平な下面から伸びた
軸部、21は弾性ひれを示し、この弾性ひれ21は、軸
部11の周面に径方向へ突出させて軸部11の軸方向へ
多段に設けられている。
【0008】上記した軸部11は、図4に示すように、
一点鎖線の丸形状の係止孔Cに対して同心に保つ点対称
で位置する一対の調心面12,12と、この調心面1
2,12に一端が連なり、他端が係止孔Cの周面よりも
内側に位置し、二点鎖線の角形状の係止孔Sに対して同
心に保つ点対称で位置する一対の調心平面13,13
と、この調心平面13,13の他端に一端が連なり、他
端が調心平面13,13間距離よりもわずかに長い長さ
を一辺とする係止孔Sからはみ出さずに点対称で位置す
る一対の平面14,14と、この平面14,14に一端
が連なり、他端が調心面12,12の他端に連なるとと
もに、各係止孔C,Sからはみ出さずに点対称で位置す
る一対の連絡面15,15を有した平断面とされてい
る。
一点鎖線の丸形状の係止孔Cに対して同心に保つ点対称
で位置する一対の調心面12,12と、この調心面1
2,12に一端が連なり、他端が係止孔Cの周面よりも
内側に位置し、二点鎖線の角形状の係止孔Sに対して同
心に保つ点対称で位置する一対の調心平面13,13
と、この調心平面13,13の他端に一端が連なり、他
端が調心平面13,13間距離よりもわずかに長い長さ
を一辺とする係止孔Sからはみ出さずに点対称で位置す
る一対の平面14,14と、この平面14,14に一端
が連なり、他端が調心面12,12の他端に連なるとと
もに、各係止孔C,Sからはみ出さずに点対称で位置す
る一対の連絡面15,15を有した平断面とされてい
る。
【0009】そして、連絡面15,15は略直角に曲が
った鉤形状とされ、軸部11の先端は、角係止孔C,S
などへ押し込み易くするために尖らせてある。また、係
止孔Cは10mmの丸孔で、係止孔Sは8.5mmの角
孔である。
った鉤形状とされ、軸部11の先端は、角係止孔C,S
などへ押し込み易くするために尖らせてある。また、係
止孔Cは10mmの丸孔で、係止孔Sは8.5mmの角
孔である。
【0010】さらに、上記した複数の弾性ひれ21は、
頭部1側へ拡開させて、例えば軸部11と75度の角度
で交差している。そして、複数の弾性ひれ21は、調心
平面13,13と45度で交差して平面14,14から
起立し、先端が各係止孔C,Sの外側へ突出している。
頭部1側へ拡開させて、例えば軸部11と75度の角度
で交差している。そして、複数の弾性ひれ21は、調心
平面13,13と45度で交差して平面14,14から
起立し、先端が各係止孔C,Sの外側へ突出している。
【0011】図5はこの発明の一実施例の留め具で自動
車のボディーにカーペットを取り付けた状態を示す説明
図であり、図1〜図4と同一部分に同一符号を付して説
明を省略する。図5において、Bは自動車のボディーを
示し、前述した係止孔Cおよび/または係止孔Sが設け
られている。AはボディーBに取り付けるカーペットを
示し、係止孔C,Sと同じ位置に孔hが設けられてい
る。
車のボディーにカーペットを取り付けた状態を示す説明
図であり、図1〜図4と同一部分に同一符号を付して説
明を省略する。図5において、Bは自動車のボディーを
示し、前述した係止孔Cおよび/または係止孔Sが設け
られている。AはボディーBに取り付けるカーペットを
示し、係止孔C,Sと同じ位置に孔hが設けられてい
る。
【0012】次に、カーペットのボディーへの留め具に
よる取付について説明する。まず、カーペットAの孔h
をボディーBの係止孔、例えば係止孔Cに位置合わせし
てカーペットAをボディーBに載せる。そして、留め具
の軸部11の先端を孔hへ挿入して頭部1を押圧する
と、複数の弾性ひれ21は孔hおよび係止孔Cの内周面
で押されて軸部11側へ湾曲するので、図5に示すよう
に、頭部1がカーペットAの上面を押圧する状態まで、
軸部11を押し込むことができる。
よる取付について説明する。まず、カーペットAの孔h
をボディーBの係止孔、例えば係止孔Cに位置合わせし
てカーペットAをボディーBに載せる。そして、留め具
の軸部11の先端を孔hへ挿入して頭部1を押圧する
と、複数の弾性ひれ21は孔hおよび係止孔Cの内周面
で押されて軸部11側へ湾曲するので、図5に示すよう
に、頭部1がカーペットAの上面を押圧する状態まで、
軸部11を押し込むことができる。
【0013】このように軸部11が孔hおよび係止孔C
へ押し込まれると、図5に示すように、調心面12,1
2が孔hおよび係止孔Cの内周面に当接して調心し、複
数の弾性ひれ21は湾曲した状態で孔hおよび係止孔C
の内周面に圧接し、係止孔Cの裏面側へ突出した複数の
弾性ひれ21は元の状態に戻り、係止孔Cの周縁のボデ
ィーBに係合する。なお、係止孔Sの場合についての説
明は省略するが、図4に示すように、調心平面13,1
3が孔hおよび係止孔Sの内周面に当接して調心し、複
数の弾性ひれ21が係止孔Sの対向する角に位置する他
は、係止孔Cの場合と同様である。
へ押し込まれると、図5に示すように、調心面12,1
2が孔hおよび係止孔Cの内周面に当接して調心し、複
数の弾性ひれ21は湾曲した状態で孔hおよび係止孔C
の内周面に圧接し、係止孔Cの裏面側へ突出した複数の
弾性ひれ21は元の状態に戻り、係止孔Cの周縁のボデ
ィーBに係合する。なお、係止孔Sの場合についての説
明は省略するが、図4に示すように、調心平面13,1
3が孔hおよび係止孔Sの内周面に当接して調心し、複
数の弾性ひれ21が係止孔Sの対向する角に位置する他
は、係止孔Cの場合と同様である。
【0014】上述したように、この発明の一実施例によ
れば、軸部11の平断面形状を、係止孔Cに対する調心
面12,12と、この調心面12,12に連なり、係止
孔Sに対する調心平面13,13と、この調心平面1
3,13に連なり、複数の弾性ひれ21を設ける平面1
4,14と、この平面14,14と調心面12,12と
に連なる連絡面15,15とが各係止孔C,Sからはみ
出ないようにしたので、近似した大きさの各係止孔C,
Sに使用することができ、留め具の種類を少なくするこ
とができるため、コストダウンを図ることができる。
れば、軸部11の平断面形状を、係止孔Cに対する調心
面12,12と、この調心面12,12に連なり、係止
孔Sに対する調心平面13,13と、この調心平面1
3,13に連なり、複数の弾性ひれ21を設ける平面1
4,14と、この平面14,14と調心面12,12と
に連なる連絡面15,15とが各係止孔C,Sからはみ
出ないようにしたので、近似した大きさの各係止孔C,
Sに使用することができ、留め具の種類を少なくするこ
とができるため、コストダウンを図ることができる。
【0015】そして、複数の弾性ひれ21を頭部1側へ
拡開させたので、軸部11を各係止孔C,Sへ押し込む
と、複数の弾性ひれ21は軸部11側へ湾曲するため、
軸部11の挿入力が小さくなり、各係止孔C,Sへの軸
部11の挿入が行い易くなる。さらに、各係止孔C,S
の裏面側へ突出した複数の弾性ひれ21は各係止孔C,
Sの周縁のボディーBに係合するため、各係止孔C,S
からの抜去力が大きく、抜けにくくなる。
拡開させたので、軸部11を各係止孔C,Sへ押し込む
と、複数の弾性ひれ21は軸部11側へ湾曲するため、
軸部11の挿入力が小さくなり、各係止孔C,Sへの軸
部11の挿入が行い易くなる。さらに、各係止孔C,S
の裏面側へ突出した複数の弾性ひれ21は各係止孔C,
Sの周縁のボディーBに係合するため、各係止孔C,S
からの抜去力が大きく、抜けにくくなる。
【0016】なお、上記した実施例では、カーペットA
をボディーBに取り付ける例で説明したが、パネルを取
り付ける場合、頭部1をパネルと一体に成形してもよ
い。そして、連絡面15,15の形状を鉤形状とした例
で説明したが、各係止孔C,Sからはみ出さなければ、
平面であってもよい。さらに、複数の弾性ひれ21を頭
部1側へ拡開させた例で説明したが、複数の弾性ひれ2
1を軸部11に、垂直に設けてもよい。
をボディーBに取り付ける例で説明したが、パネルを取
り付ける場合、頭部1をパネルと一体に成形してもよ
い。そして、連絡面15,15の形状を鉤形状とした例
で説明したが、各係止孔C,Sからはみ出さなければ、
平面であってもよい。さらに、複数の弾性ひれ21を頭
部1側へ拡開させた例で説明したが、複数の弾性ひれ2
1を軸部11に、垂直に設けてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、軸部
が丸形状の係止孔に対する一対の調心面と、角形状の係
止孔に対する一対の平行な調心平面とを有しているの
で、近似した大きさの丸形状および角形状の係止孔に使
用することができ、留め具の種類を少なくすることがで
きるため、コストダウンを図ることができる。
が丸形状の係止孔に対する一対の調心面と、角形状の係
止孔に対する一対の平行な調心平面とを有しているの
で、近似した大きさの丸形状および角形状の係止孔に使
用することができ、留め具の種類を少なくすることがで
きるため、コストダウンを図ることができる。
【0018】そして、複数の弾性ひれを頭部側へ拡開さ
せたので、軸部を丸形状および角形状の係止孔へ押し込
むと、複数の弾性ひれは軸部側へ湾曲するため、軸部の
挿入力が小さくなり、各係止孔への軸部の挿入が行い易
くなる。さらに、各係止孔の裏面側へ突出した複数の弾
性ひれは各係止孔の周縁に係合するため、各係止孔から
の抜去力が大きく、抜けにくくなる。
せたので、軸部を丸形状および角形状の係止孔へ押し込
むと、複数の弾性ひれは軸部側へ湾曲するため、軸部の
挿入力が小さくなり、各係止孔への軸部の挿入が行い易
くなる。さらに、各係止孔の裏面側へ突出した複数の弾
性ひれは各係止孔の周縁に係合するため、各係止孔から
の抜去力が大きく、抜けにくくなる。
【図1】この発明の一実施例である留め具の正面図であ
る。
る。
【図2】図1に示した留め具の左右の側面図である。
【図3】図1に示した留め具の底面図である。
【図4】図1のA−A線による断面図である。
【図5】この発明の一実施例の留め具で自動車のボディ
ーにカーペットを取り付けた状態を示す説明図である。
ーにカーペットを取り付けた状態を示す説明図である。
1 頭部 11 軸部 12 調心面 13 調心平面 14 平面 15 連絡面 21 弾性ひれ B ボディー C,S 係止孔
Claims (2)
- 【請求項1】 頭部の下面から伸びる軸部の回りに、前
記軸部の周面から径方向へ突出させて前記軸部の軸方向
へ弾性ひれを設け、前記軸部を係止孔へ押し込むことに
より、前記係止孔内に位置する前記弾性ひれは前記係止
孔の内周面で押されて湾曲し、前記係止孔の裏面側へ突
出した前記弾性ひれは元の状態に戻って前記軸部が前記
係止孔から抜けるのを阻止する合成樹脂で成形した留め
具において、 前記軸部は、丸形状の前記係止孔に対して同心に保つ一
対の調心面と、角形状の係止孔に対して同心に保つ一対
の平行な調心平面とを有し、 前記弾性ひれは、前記調心平面と略45度で交差して前
記軸部から起立し、先端を前記各係止孔の外側へ突出さ
せて多段に設けられている、 ことを特徴とする留め具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の留め具において、 前記各弾性ひれは、前記頭部側へ拡開する状態で傾斜し
ている、 ことを特徴とする留め具。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31953594A JP3356898B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 留め具 |
KR1019950023109A KR0154265B1 (ko) | 1994-11-30 | 1995-07-29 | 고정구 |
US08/888,297 US5813810A (en) | 1994-11-30 | 1997-07-03 | Fastener for circular and square apertures |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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