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JP2002145719A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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Publication number
JP2002145719A
JP2002145719A JP2000338842A JP2000338842A JP2002145719A JP 2002145719 A JP2002145719 A JP 2002145719A JP 2000338842 A JP2000338842 A JP 2000338842A JP 2000338842 A JP2000338842 A JP 2000338842A JP 2002145719 A JP2002145719 A JP 2002145719A
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JP
Japan
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hydroxycinnamic acid
salt
cosmetic
acid
cosmetics
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Pending
Application number
JP2000338842A
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English (en)
Inventor
Hachiro Indo
八郎 印藤
Rika Manabe
里香 真鍋
Yuji Shibayama
裕治 柴山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Beauty Co Ltd
Original Assignee
Toyo Beauty Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Beauty Co Ltd filed Critical Toyo Beauty Co Ltd
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Publication of JP2002145719A publication Critical patent/JP2002145719A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防腐剤を添加せず、または通常よりも少ない
添加量で、安全性と使用感にすぐれ、抗菌性の高い化粧
料を提供することである。 【解決手段】 下記成分(A)0.01〜20重量%お
よび(B)を必須成分として含有し、pH3.5〜7.
0に調整した化粧料とする。 (A)p−ヒドロキシ桂皮酸もしくは4−ヒドロキシ桂
皮酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩またはアミン塩
などの塩類または両者併用した成分 (B)炭素数2〜4の低級一価アルコールもしくは炭素
数2〜6で酸素数2〜3の多価アルコールまたは両者併
用した成分 使用感や皮膚刺激性に問題がなく、しかも抗菌性の高い
化粧料となり、かつ皮膚に種々のトラブルの発生が極め
て少ない安全性の高い皮膚化粧料になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、安全性、使用感
および防腐性の改良された化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、化粧料には、保存安定性の目的
で防腐剤が配合されている。防腐剤としては、例えばp
−ヒドロキシ安息香酸エステル、安息香酸またはその
塩、ソルビン酸またはその塩、デヒドロ酢酸ナトリウム
等が挙げられる。これらの防腐剤は、一般に配合量をで
きるだけ低くして化粧料の保存安定性を確保し、刺激反
応による皮膚トラブルを少なくするように配合されてい
る。
【0003】ところで、皮膚のメラニン色素沈着防止の
ための成分としてp−ヒドロキシ桂皮酸誘導体などを使
用した化粧料が、特開平5−105620号公報などに
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来技術では、p−ヒドロキシ桂皮酸を美白化粧料の有
効成分として使用するに止まるものであり、すなわち、
p−ヒドロキシ桂皮酸は色素沈着防止効果が知られてい
たにすぎない。
【0005】また、前記したp−ヒドロキシ安息香酸エ
ステルその他の従来の防腐剤を、化粧品に対して配合す
ることにより、皮膚トラブルが起こる場合もあり、皮膚
に対して穏やかで安全性の高い防腐性のある化粧料を得
ることは困難であった。
【0006】また、防腐剤を配合していない化粧料もあ
るが、これらの化粧料の商品形態は特定なものだけに限
定されるものであり、コスト的にも付加を強いるもので
あって、しかも化粧料の使用感を出し難くするという不
利のあるものであった。
【0007】そこで、この発明の課題は、上記した問題
点を解決し、防腐剤を添加せず、または通常よりも少な
い添加量であっても、化粧料の安全性や使用感に不利な
点がなく、しかも抗菌性の高い化粧料を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明では、下記成分(A)および(B)を必
須成分として含有し、pH3.5〜7.0に調整してな
る化粧料としたのである。 記 (A)p−ヒドロキシ桂皮酸もしくはその塩類または両
者併用した成分 (B)低級一価アルコールもしくは多価アルコールまた
は両者併用した成分 上記したように構成されるこの発明の化粧料は、所定の
成分(A)および(B)を必須成分として含有し、かつ
pH3.5〜7.0に調整することにより、使用感や皮
膚刺激性に問題がなく、しかも防腐効果等の抗菌性の高
い化粧料となり、かつ皮膚に種々のトラブルの発生がき
わめて少なくて安全性の高い皮膚化粧料になる。
【0009】上記の作用効果を有する化粧料にするため
に、前記の低級一価アルコールは、炭素数2〜4の一価
アルコールであり、かつ多価アルコールが、炭素数2〜
6で酸素数2〜3の多価アルコールであることが好まし
い。
【0010】また、この発明の化粧料は、p−ヒドロキ
シ桂皮酸の塩類が、4−ヒドロキシ桂皮酸のアルカリ金
属塩、アンモニウム塩またはアミン塩であるものを採用
することができる。
【0011】また、この発明の化粧料は、成分(A)
が、0.01〜20重量%の成分であることが、この発
明の効果をより確実に奏するために好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明において化粧料に配合す
るp−ヒドロキシ桂皮酸は、IUPAC命名法で3−
(4−ヒドロキシフェニル)−シス−2−プロペン酸も
しくは3−(4−ヒドロキシフェニル)−トランス−2
−プロペン酸またはこれらの混合物のことである。そし
て、p−ヒドロキシ桂皮酸の塩類とは、そのアルカリ金
属塩、アンモニウム塩、アミン塩の1種または2種以上
を表わし、ここでいうアルカリ金属塩とはリチウム、ナ
トリウム、カリウムなどのアルカリ金属とp−ヒドロキ
シ桂皮酸との塩であり、特にp−ヒドロキシ桂皮酸のナ
トリウム塩とp−ヒドロキシ桂皮酸のカリウム塩が代表
的なものである。
【0013】p−ヒドロキシ桂皮酸のアミン塩とは、ア
ルギニン、ヒスチジン、リジンなどの塩基性アミノ酸と
p−ヒドロキシ桂皮酸との塩の他、トリエタノールアミ
ン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールなどの
ヒドロキシアミン化合物とp−ヒドロキシ桂皮酸との塩
をいう。
【0014】この発明において化粧料に配合するp−ヒ
ドロキシ桂皮酸およびまたはその塩類の配合量は、化粧
料中0.01〜20重量%であり、特に0.05〜10
重量%の配合量が望ましい。なお、0.01重量%未満
の配合量では、抗菌効果が小さく、20重量%以上では
化粧料に特定の使用感を出し難くなる。
【0015】この発明の化粧料に配合する低級一価アル
コールとは炭素数2〜4の一価アルコールであり、エタ
ノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブ
タノール、2−ブタノール、1−メチルプロパノール、
1,1−ジメチルエタノールをいい、特に、化粧料に汎
用されているエタノールと2−プロパノールが好まし
い。
【0016】また、この発明における多価アルコール
は、炭素数2〜6で酸素数2〜3の多価アルコールであ
り、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−
ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、
1,2−ペンタンジオール、1,2−へキサンジオー
ル、3−メチル−1,3−ブタンジオール、グリセリン
等が一般的であるが、特に限定するものではなく、これ
ら低級一価アルコールおよびまたは多価アルコールの1
種または2種以上をいうものである。
【0017】この発明の低級一価アルコールおよびまた
は多価アルコールの配合量は、化粧料によってその適切
な配合量が異なるため、これを明確に限定することは困
難であるが、少なくとも化粧料に0.1重量%以上の配
合量が必要である。そして、そのような配合量は、抗菌
性と溶解性を強めるため、p−ヒドロキシ桂皮酸および
またはその塩類と同重量以上の割合であることが望まし
い。
【0018】この発明において化粧料を適当なpH範囲
に調整するには、化粧水、洗顔料、シャンプー、リン
ス、トリートメント、整髪料、ヘアトニック等の化粧料
および水中油型化粧料のクリームや乳液等の化粧料で
は、これらの化粧料自身のpHを調整し、油中水型化粧
料のクリームや乳液等の場合は、その水相のpHを調整
すればよい。この発明において適当なpH範囲の範囲は
3.5〜7.0であり、より好ましくは4.0〜6.5
である。なぜなら、pH3.5未満では抗菌性には優れ
るが、刺激反応による皮膚トラブルがおこる可能性が高
く、同様にpH9以上でも刺激反応による皮膚トラブル
がおこる可能性が高い。そして、pH7〜9では刺激反
応による皮膚トラブルがおこる可能性は低いが、p−ヒ
ドロキシ桂皮酸およびまたはその塩類の有無に関わら
ず、抗菌性が低いからである。
【0019】この発明の化粧料は、化粧水、乳液、クリ
ーム、洗顔料等の皮膚化粧料(医薬部外品を含む)のほ
か、シャンプー、リンス、トリートメント、整髪料、ヘ
アトニック等の頭髪化粧料(医薬部外品を含む)、さら
にはファンデーション等のメーキャップ化粧料(医薬部
外品を含む)等として提供できるものであり、通常、化
粧料として使用可能なものであれば特に限定されるもの
ではない。
【0020】化粧料に用いる材料のうち、基剤となる材
料は、水、植物油、動物油、植物脂等の油脂類、動物性
液体ロウ、動物性固体ロウ、植物性固体ロウ、鉱物性固
体ロウ等のロウ類、流動パラフィン、ワセリン、セレシ
ン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、スクワラン等の炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコ
ール類、エステル類、金属石ケン類、シリコーン油類、
陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両イオ
ン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤等の活性剤類、
タール色素、無機顔料、有機顔料、天然色素などの着色
剤類、天然香料、合成香料、調合香料等の香料類、ビタ
ミン、ビタミン誘導体、プロビタミン等のビタミン類、
感光素類、動物抽出成分、植物抽出成分等の抽出成分
類、紫外線吸収剤類、抗酸化剤類、キレート剤類、緩衝
剤類、収斂剤類、中和剤類、防菌剤類、炭水化物類、天
然高分子、合成高分子等の高分子類、美白剤類、抗炎症
剤類、尿素、トリメチルグリシン、DL−ピロリドンカ
ルボン酸、ポリエチレングリコール、ジグリセリン等の
保湿剤類が主に挙げられるが、これら各種成分に限定さ
れるものではない。
【0021】この発明の実施形態である化粧料は、たと
えばp−ヒドロキシ安息香酸エステルなどの防腐剤の配
合量を通常の量より減らすか、または配合しなくても防
腐効果の高いものであるが、特に必要であれば防腐剤類
を添加して調製することも可能である。
【0022】
【実施例および比較例】[実施例1〜3]表1に示すよ
うに、p−ヒドロキシ桂皮酸およびまたはその塩類とし
て、p−ヒドロキシ桂皮酸を用い、低級一価アルコール
およびまたは多価アルコールとして、エタノール、1,
3−ブチレングリコール、グリセリンを用い、pH調整
剤として水酸化カリウムを用いた。なお、化粧水は常法
にて調製した。
【0023】得られた化粧水に対して下記のテストを行
ない、その結果を表中に併記した。 [抗菌テスト(化粧料の防腐性)]抗菌テストは、大腸
菌(エシェリヒア コリ:Escherichia coli)、黄色ブ
ドウ球菌(スタフィロコッカス アウレウス:Staphylo
coccus aureus)、枯草菌(バチルス サブティリス:B
acillus subtilis)および緑膿菌(シウドモナスエルギ
ノーサ:Pseudomonas aeruginosa)の混合菌を、化粧水
1g当たり約3×106CFU接種し、30℃にて2日
間保存した。これを培養して生菌数を測定した。生菌数
が接種数の1/1000未満となった場合に「○」、生
菌数が接種数の1/100未満となった場合に「△」、
生菌数が接種数の1/100以上の場合に「×」を記
し、3段階に評価した。 [使用感テスト]使用感テストは、専門パネル15名と
一般パネル20名の計35名でおこない、使用感が良く
ないと4名(10%)以上に回答があったものを「×」
とし、そうでないものを「○」とした。 [皮膚刺激性テスト]皮膚刺激性は、使用感テストの専
門パネル15名と一般パネル20名の計35名から、使
用していて刺激があったと回答した人数が4名以上あっ
た場合を「×」、3名以下を「○」とした。
【0024】
【表1】
【0025】表1の結果からも明らかなように、p−ヒ
ドロキシ桂皮酸を配合すると共に水酸化カリウムにてp
H調整をした実施例1〜3は、抗菌性が高く、使用感も
良好で、皮膚刺激性の少ない化粧水であり、特に実施例
1は、さっぱりした使用感が得られ、ノンアルコールタ
イプの実施例3はしっとりした使用感で、実施例2はそ
の中間のほどよい使用感であった。
【0026】[比較例1〜3(p−ヒドロキシ桂皮酸無
配合)]表2に示す配合割合とした他には実施例1〜3
とほぼ同様に調製した比較例1〜3の化粧水は、p−ヒ
ドロキシ桂皮酸無配合のものであり、しかも水酸化カリ
ウムにてpH調整をしていないものである。得られた化
粧水に対して前記テストを行ない、その結果を表中に併
記した。
【0027】
【表2】
【0028】表2の結果からも明らかなように、p−ヒ
ドロキシ桂皮酸無配合の比較例1〜3は、使用感と皮膚
刺激性は実施例と同じく良好であったものの抗菌性に劣
る欠点があった。
【0029】[比較例4〜6(pH3.5未満)]表3
に示す配合割合とした他には実施例1〜3とほぼ同様に
調製した比較例4〜6の化粧水は、実施例1〜3の化粧
水のpH調整していないものであり、pH3.3以上
3.5未満のものである。得られた化粧水に対して前記
テストを行ない、その結果を表中に併記した。
【0030】
【表3】
【0031】その結果、比較例4〜6は、使用感と抗菌
性は実施例と同じく良好であったものの、実施例1〜3
に比べ、皮膚刺激性が高い欠点があった。
【0032】[比較例7(pH7以上)、比較例8(低
級一価アルコール無配合および多価アルコール無配
合)]表4に示す配合割合とし、比較例7は、pH7以
上に調整し、比較例8は低級一価アルコールを無配合と
し、しかも多価アルコールを無配合たしたこと以外は実
施例1〜3とほぼ同様に調製して、化粧水を調整した。
得られた化粧水に対して前記テストを行ない、その結果
を表中に併記した。
【0033】
【表4】
【0034】表4の結果からも明らかなように、比較例
7、8の化粧水は、実施例3の化粧水のpHを7.3に
調整したものであり、使用感と皮膚刺激性は実施例と同
じく良好であったものの、実施例1〜3に比べ、抗菌性
が低い欠点があった。また、比較例8の化粧水は、実施
例1〜3の化粧水の低級一価アルコール無配合および多
価アルコール無配合で調整したものであり、使用感と皮
膚刺激性は実施例と同じく良好であったが、実施例1〜
3に比べて抗菌性がやや低い欠点があった。
【0035】[実施例4、比較例9〜10(パラベン配
合)]表5に示す配合割合のように、比較例9と10
は、実施例3の化粧水のp−ヒドロキシ桂皮酸無配合で
水酸化カリウムにてpH調製していないものに、防腐剤
として一般的に知られ使用されているp−ヒドロキシ安
息香酸エステルの一種のメチルパラベンを配合したもの
である。表5に示す配合割合としたこと以外は実施例1
〜3とほぼ同様に調製して、化粧水を調整した。得られ
た化粧水に対して前記テストを行ない、その結果を表中
に併記した。
【0036】
【表5】
【0037】表5の結果からも明らかなように、抗菌テ
ストの結果、メチルパラベン0.05%では抗菌性が悪
く、0.1%でも実施例3より抗菌性が劣っていること
がわかった。
【0038】ところが、メチルパラベン0.05%配合
の比較例9に、この発明を併用した実施例4は、比較例
10のメチルパラベン0.1%配合より抗菌性が向上す
ることがわかった。
【0039】[比較例11〜13(p−ヒドロキシ桂皮
酸無配合および防腐剤無配合で防腐性のあるもの)]表
6の配合割合として、p−ヒドロキシ桂皮酸無配合と
し、エタノールを配合して防腐性のある化粧水の比較例
11〜13を他の実施例と同様にして調製した。得られ
た化粧水に対して前記テストを行ない、その結果を表中
に併記した。
【0040】
【表6】
【0041】表6の結果からも明らかなように、比較例
11〜13は、抗菌性は高いものの、実施例1〜3に比
べて使用感はかなり悪く、また皮膚刺激性も高いという
欠点があった。
【0042】また、本願の発明に係る化粧料は、上記し
た化粧水のほか、乳液、クリーム、洗顔料等の皮膚化粧
料(医薬部外品を含む)のほか、シャンプー、リンス、
トリートメント、整髪料、ヘアトニック等の頭髪化粧料
(医薬部外品を含む)、さらにはファンデーション等の
メーキャップ化粧料(医薬部外品を含む)等に提供でき
るものである。
【0043】化粧水以外の実施例であって、使用感、皮
膚刺激性、防腐性が良好な化粧品の組成例を以下に示
す。
【0044】 実施例5;シャンプー ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液(30%水溶液) 18.0 N‐ヤシ油脂肪酸アシル−L−グルタミン酸トリエタノールアミン液(30%水 溶液) 15.0 ポリオキシエチレン(3E.O.)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム(32 %水溶液) 12.0 ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0 エタノール 3.0 1,2‐ペンタンジオール 3.0 グリセリン 2.0 p−ヒドロキシ桂皮酸 1.0 ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 1.0 塩化O‐[2‐ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキ シエチルセルロース 0.1 ラベンダー油 0.2 エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム塩 0.1 クエン酸または水酸化ナトリウム(pH5.5に調整する) 適量 精製水 残量 (重量%)
【0045】 実施例6;ヘアトニック エタノール 40.0 1,2‐ペンタンジオール 2.0 p−ヒドロキシ桂皮酸 1.0 ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.5 L‐メントール 0.05 ラベンダー油 0.05 酢酸DL−α−トコフェロール 0.05 アンモニア水(pH5.5に調整する) 適量 精製水 残量 (重量%)
【0046】 実施例7;洗顔料 N‐ヤシ油脂肪酸アシル−L−グリシンカリウム 35.0 ジステアリン酸エチレングリコール 2.0 グリセリン 20.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 p−ヒドロキシ桂皮酸 1.0 ソルビット液(70%水溶液) 20.0 クエン酸(pH6.0に調整する) 適量 香料 0.1 精製水 残量 (重量%)
【0047】 実施例8;乳液 キサンタンガム 0.05 グリセリン 6.00 パラオキシ安息香酸メチル 0.15 1,2‐ペンタンジオール 2.00 カルボキシビニルポリマー 0.15 1,3‐ブチレングリコール 5.00 エタノール 3.00 (アジピン酸・2‐エチルへキサン酸・ステアリン酸)グリセリルオリゴエステ ル 2.00 トリ2‐エチルへキサン酸グリセリル 2.00 シア脂 1.00 スクワラン 3.00 セタノール 0.30 テトラ‐2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 1.00 ビタミンE 0.02 水素添加大豆リン脂質 0.20 モノミリスチン酸ポリグリセリル 0.30 モノラウリン酸ポリグリセリル 0.40 L−アルギニン(pH6.0に調整する) 適量 p−ヒドロキシ桂皮酸 1.00 香料 0.05 精製水 残量 (重量%)
【0048】 実施例9;エモリエントクリーム グリセリン 5.00 トリメチルグリシン 1.00 エタノール 5.00 ジプロピレングリコール 10.00 1,2−ペンタンジオール 5.00 キサンタンガム 0.15 カルボキシビニルポリマー 0.16 メチルポリシロキサン 2.00 ステアリン酸 3.00 セトステアリルアルコール 1.50 シア脂 1.00 イソノナン酸イソトリデシル 2.00 トリ2‐エチルへキサン酸グリセリル 4.00 グリセリン脂肪酸エステル 3.00 ジイソステアリン酸ポリグリセリル 0.50 モノラウリン酸ポリグリセリル 0.50 テトラ‐2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 1.00 2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(pH5.5に調整する) 適量 p−ヒドロキシ桂皮酸 1.00 香料 0.05 精製水 残量 (重量%)
【0049】 実施例10;日焼け止めローション振り混ぜタイプ アルミナシリカ処理微粒子酸化チタン 4.00 アルミナシリカ処理微粒子酸化チタン 4.00 酸化亜鉛 3.00 セリサイト 3.00 3−メチル−1,3−ブタンジオール 15.00 1,3−ブチレングリコール 10.00 1,2−ペンタンジオール 2.00 イソノナン酸イソトリデシル 2.00 メチルポリシロキサン 1.00 p−ヒドロキシ桂皮酸 3.00 2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(水相pH5.5に調整する)適量 香料 0.05 精製水 残量 (重量%)
【0050】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように所定成
分(A)および(B)を必須成分として含有し、所定p
H値に調整した化粧料としたので、防腐剤を添加せず、
または通常よりも少ない添加量であっても、化粧料の安
全性や使用感に不利な点がなく、しかも抗菌性の高い化
粧料となる利点がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/42 A61K 7/42 7/48 7/48 7/50 7/50 (72)発明者 柴山 裕治 大阪市東成区東中本3丁目13番8号 東洋 ビューティ株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB082 AB212 AB242 AB432 AC022 AC072 AC102 AC112 AC122 AC132 AC242 AC302 AC311 AC312 AC352 AC392 AC422 AC432 AC482 AC532 AC542 AC582 AC642 AC662 AC712 AC792 AD092 AD152 AD282 AD352 AD532 AD572 AD642 AD662 BB44 BB48 CC04 CC05 CC19 CC23 CC37 CC38 DD23 DD31 EE06 EE10 EE17 EE22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分(A)および(B)を必須成分
    として含有し、pH3.5〜7.0に調整してなる化粧
    料。 記 (A)p−ヒドロキシ桂皮酸もしくはその塩類または両
    者併用した成分 (B)低級一価アルコールもしくは多価アルコールまた
    は両者併用した成分
  2. 【請求項2】 低級一価アルコールが、炭素数2〜4の
    一価アルコールであり、かつ多価アルコールが、炭素数
    2〜6で酸素数2〜3の多価アルコールである請求項1
    記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 p−ヒドロキシ桂皮酸の塩類が、4−ヒ
    ドロキシ桂皮酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩また
    はアミン塩である請求項1記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 成分(A)が、0.01〜20重量%の
    成分である請求項1記載の化粧料。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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