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JP2002054912A - 形状計測システムと撮像装置と形状計測方法及び記録媒体 - Google Patents

形状計測システムと撮像装置と形状計測方法及び記録媒体

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JP2002054912A
JP2002054912A JP2000240470A JP2000240470A JP2002054912A JP 2002054912 A JP2002054912 A JP 2002054912A JP 2000240470 A JP2000240470 A JP 2000240470A JP 2000240470 A JP2000240470 A JP 2000240470A JP 2002054912 A JP2002054912 A JP 2002054912A
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JP
Japan
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imaging
dimensional
image
coordinates
unit
Prior art date
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JP2000240470A
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Takashi Kitaguchi
貴史 北口
Norihiko Murata
憲彦 村田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/920,762 priority patent/US7310154B2/en
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    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
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    • G01B11/25Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object
    • G01B11/2545Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures by projecting a pattern, e.g. one or more lines, moiré fringes on the object with one projection direction and several detection directions, e.g. stereo
    • GPHYSICS
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  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性及び精度が高められた3次元形状の計
測を実現すると共に、全体が小型化されコストが低減さ
れた形状計測システムと撮像装置、形状計測方法及び記
録媒体を提供する。 【解決手段】 対象物を撮像する位置を検出して、該位
置を特定する位置情報を生成する姿勢検出部16と、位
置情報と該位置情報により特定される位置において撮像
された画像とに応じて、対象物を構成する各点の3次元
座標を算出する3次元位置算出部15と、パターン光照
射部14により光が照射された対象物が少なくとも2つ
の異なる位置から撮像されることにより得られた各画像
に基づいてそれぞれ算出された該各点に対する少なくと
も2つの3次元座標に応じて、該各点を一つの座標系に
おける座標により表現することにより、対象物の3次元
画像を生成する3次元位置合成部17とを備えたことを
特徴とする形状計測システム1を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ入力
技術やヒューマンインタフェース技術、あるいは視覚処
理技術に関し、さらに詳しくは、物体の3次元形状を計
測する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、測量やCADモデルの作成、
あるいはオンラインショッピングでの商品展示など様々
な分野で、対象物の3次元形状を計測することが求めら
れている。そして、このような3次元形状計測方法の一
つとして、対象物にパターン光を照射し、該パターンの
対象物上における歪みを撮像することにより形状計測を
行う方法がある。
【0003】ここで、特開平5−149727号公報に
は、移動装置に搭載され該装置上を自由に移動できるカ
メラによって被写体を撮像することにより、反射率の高
い面からなる対象物でもその形状を計測し得る技術が開
示されている。また、特開平10−79029号公報に
は、複数のカメラにより撮像された複数の画像データを
それぞれ複数の小領域に分割して、該小領域毎に得られ
た立体情報を統合することにより被写体の立体情報を検
出する技術が開示されている。
【0004】しかしながら、上記のような技術において
は、移動装置や複数のカメラ等が必要とされるため、装
置全体が大型化して持ち運びにおける利便性が損なわれ
るという問題があり、また製造コストを上昇させるとい
う問題がある。さらには、該移動装置や複数のカメラの
配置によって、適正に形状を計測し得る被写体の特性が
制限されるという問題もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を解消するためになされたもので、より汎用性及び精度
が高められた3次元形状の計測を実現すると共に、全体
が小型化されコストが低減された形状計測システムと撮
像装置、形状計測方法及び該方法を実行するためのプロ
グラムが記録された記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、対象物を
撮像する撮像手段を含み、対象物の3次元形状を計測す
る形状計測システムであって、対象物に所定のパターン
を有する光を照射する投光手段と、撮像手段が対象物を
撮像する位置を検出して、位置を特定する位置情報を生
成する撮像位置特定手段と、位置情報と、位置情報によ
り特定される位置において撮像された画像とに応じて、
対象物を構成する各点の3次元座標を算出する3次元座
標算出手段と、光が照射された対象物が少なくとも2つ
の異なる位置から撮像されることにより得られた各画像
に基づいて3次元座標算出手段によりそれぞれ算出され
た各点に対する少なくとも2つの3次元座標に応じて、
各点を一つの座標系における座標により表現し合成画像
を生成する3次元形状合成手段とを備えたことを特徴と
する形状計測システムを提供することにより達成され
る。
【0007】このような手段によれば、位置情報と撮像
された画像とに応じて算出された3次元座標により、撮
像された対象物の3次元形状が得られるため、簡易な構
成により3次元形状を高精度に計測することができる。
【0008】ここで、該形状計測システムは、撮像手段
の動作タイミングを制御する撮像制御手段と、撮像手段
により得られたアナログ信号をデジタル信号へ変換する
信号変換手段と、デジタル信号と3次元座標、及び3次
元形状合成手段により生成された合成画像を記憶する記
憶手段とをさらに備えたものとすることができる。
【0009】また、撮像手段により撮像された画像また
は合成画像のうち、少なくともいずれか一方に対して補
間処理を実行する補間手段をさらに備えることとすれ
ば、対象物のより高精度な3次元形状を得ることができ
る。
【0010】また、3次元形状合成手段により得られた
対象物の座標と、光が照射されていないときに撮像手段
により撮像された画像とに応じて、対象物の3次元画像
を生成する3次元画像生成手段をさらに備えることによ
り、実際の対象物に付された模様等をも再現された3次
元画像を得ることができる。
【0011】また、本発明の目的は、対象物の3次元形
状を計測する形状計測システムであって、対象物を撮像
すると共に、光学中心が異なる複数の撮像手段と、対象
物に所定のパターンを有する光を照射する投光手段と、
複数の撮像手段が対象物を撮像する位置を検出して、位
置に対応する位置情報を生成する撮像位置特定手段と、
光が照射された対象物が複数の撮像手段により撮像され
ることにより得られた複数の画像と、撮像位置特定手段
により生成された位置情報とに応じて、画像毎に対象物
を構成する各点の3次元座標を算出する3次元座標算出
手段と、3次元座標算出手段により算出された各点に対
する複数の3次元座標に応じて、各点を一つの座標系に
おける座標により表現し合成画像を生成する3次元形状
合成手段とを備えたことを特徴とする形状計測システム
を提供することにより達成される。
【0012】このような手段によれば、複数の撮像手段
により同時に複数の画像を得ることができるため、該複
数の画像からそれぞれ3次元座標を算出して合成するこ
とにより、より高精度な3次元形状の計測を実現するこ
とができる。
【0013】ここで、各々が、対応する撮像手段の動作
タイミングを制御する複数の撮像制御手段と、各々が、
対応する撮像手段により得られたアナログ信号をデジタ
ル信号へ変換する複数の信号変換手段と、複数の信号変
換手段により得られたデジタル信号と、3次元座標算出
手段により算出された3次元座標、及び3次元形状合成
手段により生成された合成画像を記憶する記憶手段とを
さらに備えたものとすることができる。
【0014】また、本発明の目的は、対象物を撮像する
撮像装置とコンピュータとにより構成され、対象物の3
次元形状を計測する形状計測システムであって、撮像装
置は、対象物に所定のパターンを有する光を照射する投
光手段と、撮像手段が対象物を撮像する位置を検出し
て、位置を特定する位置情報を生成する撮像位置特定手
段とを備え、コンピュータは、撮像装置から供給された
位置情報と、位置情報により特定される位置において撮
像された画像とに応じて、対象物を構成する各点の3次
元座標を算出する3次元座標算出手段と、光が照射され
た対象物が少なくとも2つの異なる位置から撮像される
ことにより得られた各画像に基づいて3次元座標算出手
段によりそれぞれ算出された各点に対する少なくとも2
つの3次元座標に応じて、各点を一つの座標系における
座標により表現し合成画像を生成する3次元形状合成手
段とを備えたことを特徴とする形状計測システムを提供
することにより達成される。
【0015】このような手段によれば、撮像装置により
得られた位置情報と画像とに応じて、コンピュータによ
り対象物を構成する各点の3次元座標が算出され、該3
次元座標に応じて対象物の3次元形状が得られるため、
対象物の3次元形状を高精度に計測することができる。
【0016】ここで、コンピュータは、3次元座標算出
手段により算出された複数の3次元座標に対して補間処
理を実行する補間手段をさらに備えたものとすることが
できる。
【0017】また、投光手段または撮像位置特定手段の
少なくとも一方は、コンピュータにより制御されるもの
とすることもできる。
【0018】また、本発明の目的は、対象物を撮像する
撮像手段を含む撮像装置であって、対象物に所定のパタ
ーンを有する光を照射する投光手段と、撮像手段が対象
物を撮像する位置を検出して、位置を特定する位置情報
を生成する撮像位置特定手段と、光に照射された対象物
を撮像手段が撮像することにより得られた画像及び位置
情報を記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする撮
像装置を提供することにより達成される。
【0019】このような手段によれば、対象物の3次元
形状を計測するために必要なデータを容易に得ることが
できる。
【0020】ここで、投光手段または撮像位置特定手段
の少なくとも一方は、外部から供給される制御信号によ
り制御されるようにしてもよい。
【0021】また、撮像手段は、さらに、光が照射され
ていない対象物を撮像することとすれば、対象物に付さ
れた模様等をも含めた再現画像を生成することができ
る。
【0022】また、本発明の目的は、対象物を撮像して
対象物の3次元形状を計測する形状計測方法であって、
対象物に所定のパターンを有する光を照射するステップ
と、対象物を撮像する位置を検出して、位置を特定する
位置情報を生成するステップと、位置情報と、位置情報
により特定される位置において撮像された画像とに応じ
て、対象物を構成する各点の3次元座標を算出するステ
ップと、光が照射された対象物が少なくとも2つの異な
る位置から撮像されることにより得られた各画像に基づ
いてそれぞれ算出された各点に対する少なくとも2つの
3次元座標に応じて、各点を一つの座標系における座標
により表現するステップとを含むことを特徴とする形状
計測方法を提供することにより達成される。
【0023】このような手段によれば、位置情報と撮像
された画像とに応じて算出された3次元座標により、撮
像された対象物の3次元形状が計測されるため、3次元
形状の高精度な計測を容易に実現することができる。
【0024】ここで、座標系における対象物の座標と、
光が照射されていないときに撮像手段により撮像された
画像とに応じて対象物の3次元画像を生成するステップ
をさらに含むこととすれば、対象物に付された模様など
を含めて対象物に忠実な3次元再現画像を生成すること
ができる。
【0025】また、本発明の目的は、対象物の3次元形
状を計測する形状計測方法であって、対象物に所定のパ
ターンを有する光を照射するステップと、光学中心が異
なる複数の撮像手段により対象物を撮像するステップ
と、複数の撮像手段が対象物を撮像する各位置を検出し
て、各位置に対応する位置情報を生成するステップと、
光が照射された対象物が複数の撮像手段により撮像され
ることにより得られた複数の画像と、生成された位置情
報とに応じて、画像毎に対象物を構成する各点の3次元
座標を算出するステップと、算出された各点に対する複
数の3次元座標に応じて、各点を一つの座標系における
座標により表現するステップとを含むことを特徴とする
形状計測方法を提供することにより達成される。
【0026】このような手段によれば、複数の撮像手段
により同時に撮像された複数の画像からそれぞれ3次元
座標を算出し合成するため、より高度な3次元形状の計
測を容易に実現することができる。
【0027】また、本発明の目的は、コンピュータによ
って対象物の3次元形状を計測するためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、プログラムは、コンピュータに対し、所定のパター
ンを有する光が照射された対象物を撮像することにより
得られた画像と、対象物を撮像した位置を特定する位置
情報とに応じて、対象物を構成する各点の3次元座標を
算出させ、光が照射された対象物が少なくとも2つの異
なる位置から撮像されることにより得られた各画像に基
づいてそれぞれ算出された各点に対する少なくとも2つ
の3次元座標に応じて、各点を一つの座標系における座
標により表現させることを特徴とするコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することにより達成される。
【0028】このような手段によれば、該記録媒体に記
録されたプログラムがコンピュータにより実行されるこ
とによって、位置情報と撮像された画像とに応じた3次
元座標が算出され、算出された該3次元座標により対象
物の3次元形状が得られるため、容易に高精度な3次元
形状の計測を実行することができる。
【0029】ここで、プログラムは、加速度センサに重
力を基準として位置を特定する位置情報を生成させ、磁
気センサに地磁気を基準として位置を特定する位置情報
を生成させ、または、角速度センサに3次元座標の座標
系を構成する各座標軸周りの回転角速度を検出させるも
のとすることができる。
【0030】また、プログラムはさらに、コンピュータ
に対し、一つの座標系における座標と、光が照射されて
いないときに撮像された画像とに応じて、対象物の3次
元画像を生成させるものとすれば、対象物の表面におけ
る模様をも含めて再現された3次元画像を容易に得るこ
とができる。
【0031】また、本発明の目的は、コンピュータによ
って対象物の3次元形状を計測するためのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、プログラムは、コンピュータに対し、所定のパター
ンを有する光が照射された対象物が複数の撮像手段で撮
像された複数の画像と、複数の撮像手段が対象物を撮像
したそれぞれの位置を特定する複数の位置情報とに応じ
て、画像毎に対象物を構成する各点の3次元座標を算出
させ、算出された各点に対する複数の3次元座標に応じ
て、各点を一つの座標系における座標により表現させる
ことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供することにより達成される。
【0032】このような手段によれば、上記プログラム
をコンピュータに実行させることにより、複数の撮像手
段に対し対象物を同時に撮像させ、複数の画像を得るこ
とができるため、該複数の画像からそれぞれ3次元座標
を算出させて合成させることにより、より高度な3次元
形状の計測を容易に実現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1に係る
形状計測システムの構成を示すブロック図である。図1
に示されるように、本実施の形態1に係る形状計測シス
テム1は、MPU(Micro-Processing Unit)3と、外
部端子5と、絞り機構6と、相関二重サンプリング(Co
rrelated Double Sampling−CDS)回路7と、タイミ
ング信号生成回路8と、IPP(Image Pre-Processo
r)回路9と、レンズ10と、CCD等からなる撮像素
子11と、A/D変換器12と、画像メモリ13と、パ
ターン光照射部14と、3D(3次元)位置算出部15
と、姿勢検出部16と、3次元位置合成部17とを備え
る。
【0034】ここで、CDS回路7は撮像素子11に接
続され、A/D変換器12はCDS回路7に接続され
る。また、IPP回路9はA/D変換器12に接続さ
れ、画像メモリ13はIPP回路9に接続される。ま
た、3D位置算出部15及び3次元位置合成部17は画
像メモリ13に接続される。
【0035】また、撮像素子11とCDS回路7及びA
/D変換器12は、タイミング信号生成回路8に接続さ
れる。さらに、外部端子5と絞り機構6、タイミング信
号生成回路8、IPP回路9、画像メモリ13、3D位
置算出部15、3次元位置合成部17、パターン光照射
部14、及び姿勢検出部16がMPU3に接続される。
【0036】上記のような形状計測システム1において
は、被写体(図示していない)を撮像する際、該撮像に
よる被写体の像はレンズ10及び絞り機構6により撮像
素子11上に結像される。そして、撮像素子11で得ら
れた画像信号は、CDS回路7によりサンプリングされ
た後、A/D変換器12でデジタル信号化される。な
お、このときの動作タイミングは、タイミング信号生成
回路8から供給される信号により制御される。
【0037】このようにしてデジタル化された画像信号
は、IPP回路9によりアパーチャ補正などの画像処理
やデータ圧縮が施され、画像メモリ13に保存される。
このとき、画像信号に対する種々の補正処理や圧縮処理
をMPU3で実行するようにしてもよい。
【0038】また、パターン光照射部14は、被写体に
対してスリットパターンやドットパターン、あるいは濃
淡グラデーションを有するようなパターン光を照射す
る。そして、このパターン光が照射された被写体を撮像
することにより得られた画像を基に、3D位置算出部1
5は被写体表面の点に対する3次元位置座標を算出す
る。
【0039】また、姿勢検出部16は、該画像を撮像し
た時における形状計測システム1の姿勢(撮像位置や撮
像角度など)を検出する。なお、上記姿勢は画像を撮像
する度に検出するが、上記撮像位置や撮像角度などの情
報は絶対的なものであっても良いし、ある視点を基準と
した相対的なものであっても良い。
【0040】そして、3次元位置合成部17は、姿勢検
出部16において得られた該姿勢に関する情報に応じて
複数の上記画像を合成することにより、被写体の3次元
形状を得ることとなる。なお、図1に示された各回路
は、直接的または間接的にMPU3によって制御され
る。
【0041】また、上記のような構成を有する形状計測
システム1は、図2に示されるように、一つの筐体に収
納されることによって一体的にカメラ2を構成するよう
にすることができる。なお、図2に示されるように、カ
メラ2においては、フロッピー(登録商標)ディスク1
72などの可搬式記録媒体が着脱可能なものとすること
ができ、このようなカメラ2によれば、生成された3次
元画像を該可搬式記録媒体に格納することができる。
【0042】以下において、図3のフローチャートを参
照しつつ、上記形状計測システム1の動作をより具体的
に説明する。まず、ステップS1においては、ユーザに
よる撮像指示の有無を判断し、該撮像指示があった場合
にはステップS2へ進み、ない場合には該指示があるま
で待機する。このとき、ユーザにより第一の視点におい
てレリーズボタン(手動式ボタン)が押されることによ
り、ステップS2へ進み、該被写体が撮像される。
【0043】ここで、まず被写体にはパターン光照射部
14から上記のようなパターン光が照射され、該パター
ン光が投影された被写体が撮像される。次に、該パター
ン光の照射をしない状態で該被写体が撮像される。な
お、上記形状計測システム1においては、被写体を撮像
する代わりに、予め得られた画像データを外部端子5を
介して画像メモリ13に入力してもよい。
【0044】そして次に、ステップS3へ進み、該撮像
時の姿勢を検出し、被写体表面の点に対応する3次元位
置座標を算出する。なお、該姿勢の検出方法については
後に詳しく説明する。ここで、図4に示されるように、
パターン光照射部14による照射によりパターン光が投
影された被写体20を撮像することによって画像21が
得られる場合を仮定すると、図4に示された被写体表面
上の点Aに対応する3次元座標(Ax,Ay,Az)
は、以下のように算出される。
【0045】パターン光が照射される向きを示すベクト
ル23を(Px,Py,Pz)、レンズ10の光軸と画
像面とが交わる点を原点としたとき画像21上における
点Aの像の位置座標を(Ix,Iy)、レンズ10を含
む撮像系の焦点距離をf、パターン光照射部14と上記
撮像系の光学中心との距離をdとすると、三角測量の原
理により次式により上記3次元座標(Ax,Ay,A
z)が算出される。
【0046】
【数1】 そして次に、第一の視点と異なる第二の視点において上
記と同様に該被写体を撮像し、該撮像により得られた画
像を基に、上記と同様に被写体表面の点に対応する3次
元座標を算出する。なお、第二の視点においては、第一
の視点において撮像された被写体表面の点の少なくとも
一部が含まれるように、該被写体が撮像される。
【0047】そして、上記のように、一つの被写体20
を複数の視点から撮像した後に、該被写体に対する撮像
を終了する場合にはステップS5へ進み、さらに該被写
体を撮像する場合にはステップS1へ戻る。
【0048】ステップS5では、3次元位置合成部17
が、姿勢検出部16で検出された姿勢に関する情報に応
じて、上記各視点毎に算出された3次元座標(3次元位
置データ)を一つの座標系上で合成する。なお、この合
成方法の具体例については後に詳しく説明する。
【0049】また、ステップS5においてはさらに、ス
テップS2においてパターン光の照射をしない状態で該
被写体が撮像されることにより得られた画像が、上記合
成により得られた3次元形状に対して合成される。これ
により、該被写体の表面における模様を含めて再現され
た被写体の3次元画像を得ることができる。
【0050】以上が本実施の形態1に係る形状計測シス
テム1の動作であるが、以下においては上記ステップS
3における姿勢検出部16の動作を詳しく説明する。ま
ず、図5に示されるように、姿勢検出部16は、直交す
る3軸方向における各加速度を測定する加速度センサを
含む重力方向検出部16aと、該3軸方向における磁力
を測定する磁気センサを含む重力周り角度検出部16b
と、姿勢算出部16cとを備える。ここで、重力方向検
出部16aはMPU3に接続され、重力周り角度検出部
16bは重力方向検出部16aに接続される。また、姿
勢算出部16cは重力方向検出部16a及び重力周り角
度検出部16bに接続される。
【0051】なお、上記姿勢検出部16はジャイロによ
り構成してもよいが、この場合については後述する。
【0052】まず最初に、重力方向検出部16aが3軸
加速度センサにより構成され、重力周り角度検出部16
bが2軸磁気方位センサにより構成される例を説明す
る。ここでは、図6に示されるように重力方向がY軸と
されたXYZ基準座標系(絶対座標系)と、光軸がW軸
とされたUVW撮像座標系とを定義し、基準座標系に対
する撮像座標系の傾きをそれぞれ姿勢角θ ,
θ,θ で表記する。
【0053】形状計測システム1の姿勢を特定する方法
としては、まず基準座標系と撮像座標系とが一致する状
態から形状計測システム1をV(Y)軸周りにθだけ
回転させ、次に撮像座標系を基準として形状計測システ
ム1をU軸周りにθだけ回転させ、さらに撮像座標系
を基準として形状計測システム1をW軸周りにθだけ
回転させる方法がある。
【0054】ここで、上記のようなV軸、U軸、W軸の
周りにおける回転を表す回転行列をそれぞれR , R
, R で示すと、形状計測システム1の姿勢は次の
行列により示される。
【0055】
【数2】 また、加速度センサ及び磁気方位センサにより得られた
測定値を、それぞれ以下の行列A及び行列Mにより示
す。
【0056】
【数3】 但し、2軸磁気方位センサを用いる場合には、Mは不
定とされる。なお、重力加速度ベクトルは以下の行列G
により示される。
【0057】
【数4】 また、地磁気の伏角φを既知とすると、地磁気ベクトル
は以下の行列Dにより示される。
【0058】
【数5】 ところで、上記の行列Aと行列G、及び求める行列Rと
の間には、以下の式が成立する。
【0059】
【数6】 従って、上記式(6)の両辺に左から行列Rの逆行列を
乗算することにより、以下の式が成立する。
【0060】
【数7】 これより、図5に示された姿勢算出部16cにより、以
下のような姿勢角θ ,θ が求められる。
【0061】
【数8】 さらに、上記行列Mと行列Dと、求める行列Rとの間に
は、以下の式が成立する。
【0062】
【数9】 従って、上記式(9)の両辺に左から行列Rの逆行列を
乗算することにより、以下の式が成立する。
【0063】
【数10】 これより、以下の式(11)が導出されるため、姿勢算
出部16cにより姿勢角θが以下のように求められ
る。
【0064】
【数11】
【0065】
【数12】 なお、上記の式(8)においてCosθが0の場合に
は、姿勢角θは任意に定めることができる。
【0066】以上のような方法によって式(2)として
示された行列Rが求められ、形状計測システム1の撮像
姿勢を特定する情報が得られたことになる。
【0067】以下において、3軸加速度センサと3軸磁
気方位センサを用いた例について説明する。なお、座標
系の定義と姿勢角θ , θ の導出については上記
と同様である。但し、地磁気の伏角は未知であるものと
してよく、地磁気ベクトルは以下の行列Dで示される。
【0068】
【数13】 ここで、以下の式(14)で示される行列D’を仮定す
る。
【0069】
【数14】 そして、上記行列D’を用いると、上記行列Dは以下の
式(15)により示される。
【0070】
【数15】 これより、以下の式(16)が成立する。
【0071】
【数16】 従って、姿勢算出部16cにより、以下のように姿勢角
θが求められる。
【0072】
【数17】 次に、図1に示された姿勢検出部16として、ジャイロ
を用いる場合を説明する。この場合には、以下に説明す
るように、図6に示されたXYZ基準座標系(絶対座標
系)の各軸周りの回転角速度が求まるようジャイロが配
置され、該ジャイロにより検出された回転角速度を積分
することにより、角度情報を得ることができる。
【0073】すなわち、改めて図6に示されたX軸周り
の回転角をα、Y軸周りの回転角をβ、Z軸周りの回転
角をγと表すと、ジャイロにより以下のような回転角速
度ベクトルJが測定される。
【0074】
【数18】 そして、上記回転角速度ベクトルJを積分することによ
り、以下のように、時刻tにおける回転角α,β,γを
得ることができる。
【0075】
【数19】 なお、上記において積分定数α,β,γは、時刻
t=0の初期状態を静止状態とすると、いずれも0とな
る。
【0076】次に、図3のステップS5における3次元
位置データの合成動作を詳しく説明する。図7は、該合
成動作を模式的に示す図である。なお、ここでは図7に
示されるように、円柱状の被写体20の3次元形状を計
測する場合を一例として説明する。
【0077】図7(b)は、図7(a)に示される視点
(撮像の向き)DBから被写体20を撮像し、被写体表
面の各点に対応する3次元座標を算出して、算出された
該座標を所定の3次元座標系において表示した点群27
を示す図である。また同様に図7(c)は、図7(a)
に示される視点(撮像の向き)DCから被写体20を撮
像し、被写体表面の各点に対応する3次元座標を算出し
て、算出された該座標を上記3次元座標系において表示
した点群28を示す図である。
【0078】ここで、図7(b)や図7(c)に示され
るように、撮像方向により例えば被写体20の側面にお
ける裏側や上面及び下面が、該撮像に際して死角となる
ため、得られた各点群27,28によっては、該被写体
20の形状を特定することができない。従って、図7
(d)に示されるように、図7(b)及び図7(c)に
示された点群27,28を同一の座標系において合成す
ることにより、被写体20の3次元形状を特定できる点
群29を得ることができる。
【0079】ここで、多数の視点から被写体を撮像すれ
ばする程、被写体表面の点に対応する上記点群が多数得
られることになるため、より完全な該被写体の3次元形
状を得ることができる。
【0080】以下において、上記のような合成動作をよ
り詳しく説明する。なお、以下においては、図7(a)
に示された視点DBと視点DCから被写体20を撮像す
ることにより得られた二組の3次元位置データを合成す
る例を説明するが、三組以上の3次元位置データを合成
する場合も同様である。
【0081】視点DBからの撮像に関して、基準となる
姿勢からの図6に示されたXYZ軸周りの回転角度(B
x,By,Bz)が与えられていたとすると、該基準姿
勢から視点DBの姿勢に座標変換するための回転行列R
Bは次式(20)により示される。
【0082】
【数20】 なお、上記回転はX軸周り、Y軸周り、Z軸周りの順で
行われるものとしている。
【0083】また同様に、視点DCからの撮像に関し
て、基準となる姿勢からの図6に示されたXYZ軸周り
の回転角度(Cx,Cy,Cz)が与えられていたとす
ると、該基準姿勢から視点DCの姿勢に座標変換するた
めの回転行列RCは次式(21)により示される。
【0084】
【数21】 従って、視点DBの姿勢(撮像座標系)における位置座
標を視点DCの姿勢(撮像座標系)における位置座標に
変換する回転行列RRは、以下のように示される。
【0085】
【数22】 よって、例えば視点DBの姿勢(撮像座標系)における
位置座標bの点は、視点DCの姿勢(撮像座標系)にお
いてはRR・bにより求められる位置座標により表され
る。但し、上記行列RRにより座標変換できるのは回転
成分のみであるため、並進成分の変換(シフト)をさら
に施す必要がある。
【0086】そこで、視点DBと視点DCから撮像する
ことにより得られた二つの画像間において、対応する点
を見出す。例えば、図8(a)及び図8(b)に示され
た両画像において、該対応する点として点DD1と点D
D2、点DE1と点DE2を見出すことができる。
【0087】ここで、上記各点に対しては、視点DBあ
るいは視点DCにおける撮像座標系での3次元座標がそ
れぞれ求められているが、視点DBの撮像座標系におけ
る3次元座標を上記行列RRにより座標変換することに
より回転成分のずれを除去した後の3次元空間上での位
置のずれが、必要なシフト量(並進移動量)となる。す
なわち、視点DB及び視点DCにおける撮像座標系での
ある対応点の位置座標をそれぞれb及びcとすると、上
記シフト量sはs=(RR・b)−cにより求められ
る。
【0088】なお、全ての上記対応点におけるシフト量
sは、全て同じベクトル量になるはずであるが、ノイズ
や誤った対応点の採取により異なる値を示す場合が多
い。従って、各対応点について算出される上記シフト量
の平均が該視点DB,DC間の並進成分とされる。ま
た、このような平均化の代わりに、正常な対応関係が得
られない可能性が高い対応点から算出されるシフト量を
並進成分としてもよい。
【0089】そして、一方の撮像座標系における全3次
元座標を、求められたシフト量だけシフトさせ、上記の
ように両撮像座標系の3次元座標を一つの座標系上で合
成する。このとき、対応点同士が完全に重ならない場合
には、該対応点の重心位置(対応点が2点である場合に
は中点)を最終的な3次元座標とすることにより、該被
写体の3次元形状を高精度に得ることができる。
【0090】なお、上記のような形状計測システム1
は、図9に示されるように、カメラ4とパーソナルコン
ピュータPCとにより構成することもできる。すなわ
ち、図10に示されるように、図1に示された3D位置
算出部15や3次元位置合成部17を除く部分を一つの
筐体に収納してカメラ4を構成すると共に、上記3D位
置算出部15や3次元位置合成部17は、該カメラ4と
は別個独立なパーソナルコンピュータPCに備えること
としてもよい。
【0091】このような構成による形状計測システムに
おいては、まず画像信号及び撮像姿勢を示す情報がカメ
ラ4により取得され、画像メモリ13に格納される。そ
して、画像メモリ13に格納された画像信号及び撮像姿
勢を示す情報がスマートメディアなどの可搬式記録媒体
に記録されるため、該可搬式記録媒体を該パーソナルコ
ンピュータPCに装着することにより、メモリ/通信イ
ンタフェース部19に該信号及び情報が取り込まれる。
なお、上記のように可搬式記録媒体によらず、画像メモ
リ13から図示していない通信手段によって、パーソナ
ルコンピュータPCのメモリ/通信インタフェース部1
9へ該信号及び情報を無線送信するようにしても良い。
【0092】従って、図9及び図10に示された形状計
測システムにおいては、パーソナルコンピュータPC
が、メモリ/通信インタフェース部19に取り込まれた
該信号及び情報に応じて、被写体の表面を構成する各点
に対応した3次元座標を算出し、該被写体の3次元画像
を生成する。
【0093】また、図10に示された形状計測システム
においては、カメラ4に含まれたパターン光照射部14
及び姿勢検出部16は、カメラ4に含まれたMPU3に
より制御されるが、図11に示されるようにパーソナル
コンピュータPCから供給される制御信号により制御さ
れるようにしても良い。
【0094】一方、上記のような形状計測システム1の
動作は、ソフトウェアにより実現しても良い。すなわ
ち、該動作はコンピュータプログラムとして記述でき、
該プログラムをMPU3が実行することにより、上記動
作が容易に実現される。このとき、該プログラムはCD
−ROM171等の記録媒体に記録され、図12に示さ
れるように、パーソナルコンピュータPCに該記録媒体
を装着することによって、該プログラムがMPU3によ
り読み込まれ実行される。
【0095】以上より、本発明の実施の形態1に係る形
状計測システム1によれば、被写体を撮像する際の姿勢
(視点)が姿勢検出部16で検出され、検出された該姿
勢と撮像により得られた画像とに応じて、該被写体の3
次元形状を得ることができるため、小型で低コストの形
状計測システムを提供することができる。
【0096】また、図2に示されたカメラ2によれば、
被写体の周囲を手で移動させつつ撮像することにより、
該被写体の3次元形状を得ることができるため、いかな
る被写体に対しても容易に3次元形状を計測することが
できる。 [実施の形態2]図13は、本発明の実施の形態2に係
る形状計測システムの構成を示すブロック図である。図
13に示されるように、本実施の形態2に係る形状計測
システム35は、図1に示された実施の形態1に係る形
状計測システム1と同様な構成を有するが、補間処理部
50をさらに備える点で相違するものである。
【0097】ここで、補間処理部50は、MPU3によ
り制御され画像メモリ13に接続される。
【0098】上記のような構成を有する本実施の形態2
に係る形状計測システム35は、図1に示された実施の
形態1に係る形状計測システム1と同様に動作するが、
以下において補間処理部50の動作を説明する。
【0099】被写体を撮像することにより得られた上記
3次元位置データは、該データが示される3次元座標系
において必ずしも必要な空間解像度で存在しているとは
限らない。そこで、例えば図14(a)に示されるよう
に点群27が得られている場合には、図14(b)に示
されるように、該3次元座標系において該点群がより密
になるよう補間点37を追加する。
【0100】ここで、該補間の方法については、該点群
を結ぶ近似曲線を求めるためにスプライン関数を用いる
などといった従来の方法を採用することができる。
【0101】また一方、上記補間処理部50は、以下の
ような補正処理も行うことができるものとすることがで
きる。すなわち、図15(a)に示されるように、得ら
れた画像39に含まれる点群の一部において他の点群と
明らかに離散した誤処理点PFが見出された場合には、
ユーザはモニタ上におけるマウス操作により該誤処理点
PFをポインタ(図中矢印で示す)で指定し、図15
(b)に示されるように該ポインタを所望の位置に移動
し、あるいは消去することにより、該誤処理点PFを補
正する。そしてこのような補正処理を施すことにより、
図15(b)に示された適正な画像41を得ることがで
きる。
【0102】なお、上記のような補正処理は、上記補間
処理の前に実行されることが望ましい。
【0103】また、上記補間処理部50は、他の構成部
分と共に一つの筐体に収納され一体としてカメラを構成
してもよいし、図16に示されるように、パーソナルコ
ンピュータPCの中で3D位置算出部15と3次元位置
合成部17との間に備えられても良い。
【0104】以上より、本実施の形態2に係る形状計測
システム35によれば、上記実施の形態1に係る形状計
測システム1と同様な効果を奏すると共に、補間処理部
50により3次元位置データが補間され、あるいは補正
されるため、さらに高精度な被写体の3次元形状を得る
ことができる。
【0105】また、本実施の形態2に係る形状計測シス
テム35によれば、上記のような補間が可能であること
から、被写体に所定のパターンを投影するパターン光照
射部14の構成を簡易にすることができるため、形状計
測システムをより小型化することができる。
【0106】さらに、本実施の形態2に係る形状計測シ
ステム35によれば、上記のような補正が可能であるこ
とから、該形状システム35を手で持った状態で被写体
を撮像するような場合に生じる手ぶれ等の影響を回避す
ることができ、該被写体のより正確な3次元形状を得る
ことができる。
【0107】なお、上記のような形状計測システム35
の動作は、ソフトウェアにより実現しても良い点は、上
記実施の形態1に係る形状計測システム1と同様であ
る。 [実施の形態3]図17は、本発明の実施の形態3に係
る形状計測システムの構成を示すブロック図である。図
17に示されるように、本実施の形態3に係る形状計測
システム45は、図1に示された実施の形態1に係る形
状計測システム1と同様な構成を有するが、レンズ10
aと、絞り機構6aと、撮像素子11aと、CDS回路
7aと、A/D変換器12aと、タイミング信号生成回
路8aと、IPP回路9aをさらに備える点で相違す
る。ここで、絞り機構6aとタイミング生成回路8a、
及びIPP回路9aはMPU3により制御され、撮像素
子11aとCDS回路7a及びA/D変換器12aは、
タイミング信号生成回路8aから供給される信号に応じ
て動作する。また、IPP回路9aは画像メモリ18に
接続される。
【0108】上記のように、本実施の形態3に係る形状
計測システム45においては、レンズとCCD等からな
る二つの撮像系が、それらの光学中心が異なるように備
えられる。なお、該光学中心の位置のずれや光軸相互の
角度におけるずれは、予め正確に求められる。
【0109】上記のような構成を有する本実施の形態3
に係る形状計測システム45は、上記実施の形態1に係
る形状計測システム1と同様に動作するが、一つの視点
において被写体を一度撮像する(シャッタを切る)こと
により、レンズ10及びレンズ10aを介して二つの画
像を得ることができるため、一度の撮像により二組の3
次元位置データを得ることができる。
【0110】従って、本実施の形態3に係る形状計測シ
ステム45によれば、上記のようにして得られた複数の
全3次元位置データを一つの座標系において合成するこ
とにより、最終的に得られる被写体の3次元形状を高精
度化することができる。
【0111】なお、上記においては、該撮像系が二つの
場合を例示したが、本発明の実施の形態に係る形状計測
システムにおいては、該撮像系を三つ以上備えるものも
同様に考えることができる。
【0112】また、上記のような形状計測システム45
の動作は、ソフトウェアにより実現できる点は、上記実
施の形態1及び2に係る形状計測システム1,35と同
様である。
【0113】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る形状計測シス
テムによれば、位置情報と撮像された画像とに応じて算
出された3次元座標により、撮像された対象物の3次元
形状を得ることによって、簡易な構成により3次元形状
を高精度に計測することができるため、形状計測システ
ムを小型化することによる計測の容易化と、信頼性の向
上が図られた形状計測システムを提供することができ
る。
【0114】また、補間処理を実行する補間手段をさら
に備えることとすれば、対象物のより高精度な3次元形
状を得ることができる。
【0115】また、光が照射されていないときに撮像手
段により撮像された画像に応じて、対象物の3次元画像
を生成すれば、実際の対象物に付された模様等をも再現
された3次元画像を得ることができるため、より再現性
の高い対象物の3次元画像を得ることができる。
【0116】また、本発明に係る形状計測システムによ
れば、複数の撮像手段により同時に複数の画像を得るこ
とができるため、該複数の画像からそれぞれ3次元座標
を算出して合成することにより、より高精度な3次元形
状の計測を実現することができ、形状計測システムの信
頼性を高めることができる。
【0117】また、上記システムは、対象物を撮像する
撮像装置とコンピュータとにより構成することもでき、
このようなシステムにおいては、該コンピュータの性能
を生かすことによって、より高精度な3次元画像を生成
することができる。
【0118】また、本発明に係る撮像装置によれば、対
象物の3次元形状を計測するために必要なデータを容易
に得ることができる。
【0119】また、本発明に係る形状計測方法によれ
ば、位置情報と撮像された画像とに応じて算出された3
次元座標により、撮像された対象物の3次元形状が計測
されるため、3次元形状の高精度な計測を容易に実現す
ることができる。
【0120】また、本発明に係るコンピュータ読み取り
可能な記録媒体によれば、該記録媒体に記録されたプロ
グラムをコンピュータにより実行することによって、3
次元形状の高精度な計測、あるいは高精度な3次元画像
の生成をソフトウェアにより容易に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る形状計測システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示された形状計測システムを内蔵したカ
メラの外観を示す図である。
【図3】図1に示された形状計測システムの動作を説明
するフローチャートである。
【図4】図1に示された形状計測システムによる撮像動
作を説明する図である。
【図5】図1に示された姿勢検出部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図1に示された形状計測システムによる姿勢角
算出動作を説明する図である。
【図7】図1に示された形状計測システムによる3次元
座標の合成動作を説明する第一の図である。
【図8】図1に示された形状計測システムによる3次元
座標の合成動作を説明する第二の図である。
【図9】図1に示された形状計測システムをパーソナル
コンピュータ及びカメラにより構成した例を示す図であ
る。
【図10】図9に示されたパーソナルコンピュータ及び
カメラの構成を示すブロック図である。
【図11】図1に示された形状計測システムをパーソナ
ルコンピュータ及びカメラにより構成した他の例を示す
図である。
【図12】本発明の実施の形態1に係る形状計測方法を
実現するためのパーソナルコンピュータを示す図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態2に係る形状計測システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示された形状計測システムによる補
間処理を説明する図である。
【図15】図13に示された形状計測システムによる補
正処理を説明する図である。
【図16】図13に示された形状計測システムをパーソ
ナルコンピュータ及びカメラにより構成した例を示す図
である。
【図17】本発明の実施の形態3に係る形状計測システ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,35,45 形状計測システム 2,4 カメラ 3 MPU(Micro-Processing Unit) 5 外部端子 6,6a 絞り機構 7,7a 相関二重サンプリング(Correlated Double
Sampling−CDS)回路 8,8a タイミング信号生成回路 9,9a IPP(Image Pre-Processor)回路 10,10a レンズ 11,11a 撮像素子 12,12a A/D変換器 13,18 画像メモリ 14 パターン光照射部 15 3D位置算出部 16 姿勢検出部 16a 重力方向検出部 16b 重力周り角度検出部 16c 姿勢算出部 17 3次元位置合成部 19 メモリ/通信インタフェース部 20 被写体 21,39,41 画像 23,25 ベクトル 27,28,29 点群 37 補間点 50 補間処理部 51 水平面 171 CD−ROM 172 フロッピーディスク PC パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 DD02 FF05 FF63 FF65 HH05 JJ26 LL04 LL30 MM06 QQ01 QQ03 QQ24 UU05 5B057 BA02 BA11 CD03 CD14 CD20 CE08 CH01 CH11 DA07 DB03 DC09 5C054 CC03 EA05 EB05 ED14 FD01 HA05

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を撮像する撮像手段を含み、前記
    対象物の3次元形状を計測する形状計測システムであっ
    て、 前記対象物に所定のパターンを有する光を照射する投光
    手段と、 前記撮像手段が前記対象物を撮像する位置を検出して、
    前記位置を特定する位置情報を生成する撮像位置特定手
    段と、 前記位置情報と、前記位置情報により特定される前記位
    置において撮像された画像とに応じて、前記対象物を構
    成する各点の3次元座標を算出する3次元座標算出手段
    と、 前記光が照射された前記対象物が少なくとも2つの異な
    る位置から撮像されることにより得られた各画像に基づ
    いて前記3次元座標算出手段によりそれぞれ算出された
    前記各点に対する少なくとも2つの前記3次元座標に応
    じて、前記各点を一つの座標系における座標により表現
    し合成画像を生成する3次元形状合成手段とを備えたこ
    とを特徴とする形状計測システム。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段の動作タイミングを制御す
    る撮像制御手段と、 前記撮像手段により得られたアナログ信号をデジタル信
    号へ変換する信号変換手段と、 前記デジタル信号と前記3次元座標、及び前記3次元形
    状合成手段により生成された前記合成画像を記憶する記
    憶手段とをさらに備えた請求項1に記載の形状計測シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段により撮像された前記画像
    または前記合成画像のうち、少なくともいずれか一方に
    対して補間処理を実行する補間手段をさらに備えた請求
    項2に記載の形状計測システム。
  4. 【請求項4】 前記3次元形状合成手段により得られた
    前記対象物の座標と、光が照射されていないときに前記
    撮像手段により撮像された画像とに応じて、前記対象物
    の3次元画像を生成する3次元画像生成手段をさらに備
    えた請求項1に記載の形状計測システム。
  5. 【請求項5】 対象物の3次元形状を計測する形状計測
    システムであって、 前記対象物を撮像すると共に、光学中心が異なる複数の
    撮像手段と、 前記対象物に所定のパターンを有する光を照射する投光
    手段と、 前記複数の撮像手段が前記対象物を撮像する位置を検出
    して、前記位置に対応する位置情報を生成する撮像位置
    特定手段と、 前記光が照射された前記対象物が前記複数の撮像手段に
    より撮像されることにより得られた複数の画像と、前記
    撮像位置特定手段により生成された前記位置情報とに応
    じて、前記画像毎に前記対象物を構成する各点の3次元
    座標を算出する3次元座標算出手段と、 前記3次元座標算出手段により算出された前記各点に対
    する複数の前記3次元座標に応じて、前記各点を一つの
    座標系における座標により表現し合成画像を生成する3
    次元形状合成手段とを備えたことを特徴とする形状計測
    システム。
  6. 【請求項6】 各々が、対応する前記撮像手段の動作タ
    イミングを制御する複数の撮像制御手段と、 各々が、対応する前記撮像手段により得られたアナログ
    信号をデジタル信号へ変換する複数の信号変換手段と、 前記複数の信号変換手段により得られたデジタル信号
    と、前記3次元座標算出手段により算出された前記3次
    元座標、及び前記3次元形状合成手段により生成された
    前記合成画像を記憶する記憶手段とをさらに備えた請求
    項5に記載の形状計測システム。
  7. 【請求項7】 対象物を撮像する撮像装置とコンピュー
    タとにより構成され、前記対象物の3次元形状を計測す
    る形状計測システムであって、 前記撮像装置は、前記対象物に所定のパターンを有する
    光を照射する投光手段と、 前記撮像手段が前記対象物を撮像する位置を検出して、
    前記位置を特定する位置情報を生成する撮像位置特定手
    段とを備え、 前記コンピュータは、前記撮像装置から供給された前記
    位置情報と、前記位置情報により特定される前記位置に
    おいて撮像された画像とに応じて、前記対象物を構成す
    る各点の3次元座標を算出する3次元座標算出手段と、 前記光が照射された前記対象物が少なくとも2つの異な
    る位置から撮像されることにより得られた各画像に基づ
    いて前記3次元座標算出手段によりそれぞれ算出された
    前記各点に対する少なくとも2つの前記3次元座標に応
    じて、前記各点を一つの座標系における座標により表現
    し合成画像を生成する3次元形状合成手段とを備えたこ
    とを特徴とする形状計測システム。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータは、前記3次元座標算
    出手段により算出された複数の前記3次元座標に対して
    補間処理を実行する補間手段をさらに備えた請求項7に
    記載の形状計測システム。
  9. 【請求項9】 前記投光手段または前記撮像位置特定手
    段の少なくとも一方は、前記コンピュータにより制御さ
    れる請求項7に記載の形状計測システム。
  10. 【請求項10】 対象物を撮像する撮像手段を含む撮像
    装置であって、 前記対象物に所定のパターンを有する光を照射する投光
    手段と、 前記撮像手段が前記対象物を撮像する位置を検出して、
    前記位置を特定する位置情報を生成する撮像位置特定手
    段と、 前記光に照射された前記対象物を前記撮像手段が撮像す
    ることにより得られた画像及び前記位置情報を記憶する
    記憶手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記投光手段または前記撮像位置特定
    手段の少なくとも一方は、外部から供給される制御信号
    により制御される請求項10に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記撮像手段は、さらに、前記光が照
    射されていない前記対象物を撮像する請求項10に記載
    の撮像装置。
  13. 【請求項13】 対象物を撮像して前記対象物の3次元
    形状を計測する形状計測方法であって、 前記対象物に所定のパターンを有する光を照射するステ
    ップと、 前記対象物を撮像する位置を検出して、前記位置を特定
    する位置情報を生成するステップと、 前記位置情報と、前記位置情報により特定される前記位
    置において撮像された画像とに応じて、前記対象物を構
    成する各点の3次元座標を算出するステップと、 前記光が照射された前記対象物が少なくとも2つの異な
    る位置から撮像されることにより得られた各画像に基づ
    いてそれぞれ算出された前記各点に対する少なくとも2
    つの前記3次元座標に応じて、前記各点を一つの座標系
    における座標により表現するステップとを含むことを特
    徴とする形状計測方法。
  14. 【請求項14】 前記座標系における前記対象物の座標
    と、光が照射されていないときに前記撮像手段により撮
    像された画像とに応じて、前記対象物の3次元画像を生
    成するステップをさらに含む請求項13に記載の形状計
    測方法。
  15. 【請求項15】 対象物の3次元形状を計測する形状計
    測方法であって、 前記対象物に所定のパターンを有する光を照射するステ
    ップと、 光学中心が異なる複数の撮像手段により前記対象物を撮
    像するステップと、 前記複数の撮像手段が前記対象物を撮像する各位置を検
    出して、前記各位置に対応する位置情報を生成するステ
    ップと、 前記光が照射された前記対象物が前記複数の撮像手段に
    より撮像されることにより得られた複数の画像と、生成
    された前記位置情報とに応じて、前記画像毎に前記対象
    物を構成する各点の3次元座標を算出するステップと、 算出された前記各点に対する複数の前記3次元座標に応
    じて、前記各点を一つの座標系における座標により表現
    するステップとを含むことを特徴とする形状計測方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータによって対象物の3次元
    形状を計測するためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラム
    は、 前記コンピュータに対し、所定のパターンを有する光が
    照射された前記対象物を撮像することにより得られた画
    像と、前記対象物を撮像した位置を特定する位置情報と
    に応じて、前記対象物を構成する各点の3次元座標を算
    出させ、 前記光が照射された前記対象物が少なくとも2つの異な
    る位置から撮像されることにより得られた各画像に基づ
    いてそれぞれ算出された前記各点に対する少なくとも2
    つの前記3次元座標に応じて、前記各点を一つの座標系
    における座標により表現させることを特徴とするコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記プログラムは、 加速度センサに重力を基準として前記位置を特定する前
    記位置情報を生成させ、 磁気センサに地磁気を基準として前記位置を特定する前
    記位置情報を生成させる請求項16に記載のコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記プログラムは、 角速度センサに前記3次元座標の座標系を構成する各座
    標軸周りの回転角速度を検出させる請求項16に記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記プログラムはさらに、 前記コンピュータに対し、前記一つの座標系における座
    標と、光が照射されていないときに撮像された画像とに
    応じて、前記対象物の3次元画像を生成させる請求項1
    6に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 コンピュータによって対象物の3次元
    形状を計測するためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラム
    は、 前記コンピュータに対し、所定のパターンを有する光が
    照射された前記対象物が複数の撮像手段で撮像された複
    数の画像と、前記複数の撮像手段が前記対象物を撮像し
    たそれぞれの位置を特定する複数の位置情報とに応じ
    て、前記画像毎に前記対象物を構成する各点の3次元座
    標を算出させ、 算出された前記各点に対する複数の前記3次元座標に応
    じて、前記各点を一つの座標系における座標により表現
    させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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