JP2001511471A - ビニリデンオレフィンを経由して製造された改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含んでなる洗浄製品およびそれらの製造方法 - Google Patents
ビニリデンオレフィンを経由して製造された改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含んでなる洗浄製品およびそれらの製造方法Info
- Publication number
- JP2001511471A JP2001511471A JP2000504218A JP2000504218A JP2001511471A JP 2001511471 A JP2001511471 A JP 2001511471A JP 2000504218 A JP2000504218 A JP 2000504218A JP 2000504218 A JP2000504218 A JP 2000504218A JP 2001511471 A JP2001511471 A JP 2001511471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- olefin
- alpha
- product
- olefins
- vinylidene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C303/00—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
- C07C303/02—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
- C07C303/04—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof by substitution of hydrogen atoms by sulfo or halosulfonyl groups
- C07C303/08—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof by substitution of hydrogen atoms by sulfo or halosulfonyl groups by reaction with halogenosulfonic acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C303/00—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
- C07C303/02—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
- C07C303/04—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof by substitution of hydrogen atoms by sulfo or halosulfonyl groups
- C07C303/06—Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof by substitution of hydrogen atoms by sulfo or halosulfonyl groups by reaction with sulfuric acid or sulfur trioxide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D1/00—Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
- C11D1/02—Anionic compounds
- C11D1/12—Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
- C11D1/22—Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D11/00—Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents
- C11D11/04—Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents by chemical means, e.g. by sulfonating in the presence of other compounding ingredients followed by neutralising
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
(i)特殊な製法の生成物である改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤、例えば改良アルキルベンゼンスルホネート、および(ii)洗浄補助成分、例えば酵素および漂白剤、を含んでなる洗浄組成物、特に洗濯用洗剤、等。ビニリデンオレフィン製造、アレーンのアルキル化、スルホン化および家庭用洗浄製品処方を含んでなる製法を含む洗浄製品の製造方法。VO製造は、アルファ−オレフィン原料に特定の限られた分岐を導入するのに使用され、二量体の形態に転化されたアルファ−オレフィン原料は、炭素数が約10〜約16、好ましくは約12〜約14である。好ましい製法は、洗剤製造に有用なビニリデンオレフィンの量を最大限にし、深内部オレフィン製造を最少に抑える。さらに、好ましくは内部異性体選択性が0〜約40以下であるアルキル化工程を使用するが、その際、少なくとも部分的に結晶性で、多孔質のゼオライト含有固体を含んでなり、ゼオライトが少なくとも部分的に酸性であり、中間細孔径を有するアルキル化触媒の存在下で、VOがアレーン、例えばベンゼン、をモノアルキル化する。好ましいアルキル化触媒は少なくとも部分的に脱アルミニウム処理した酸性モルデナイトである。
Description
【0001】 発明の分野 本発明は、改良されたアルキルアリールスルホネート界面活性剤、例えば特殊
な製法の生成物である特定の軽度の分岐を有する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート、を含んでなる洗浄組成物、特に洗濯用洗剤、の分野に関する。この組成物
は、特定の洗浄補助成分、例えば酵素または漂白剤、をさらに含んでなる。本発
明は、ビニリデンオレフィン(VO)製造、アレーンのアルキル化、スルホン化
および家庭用洗浄製品処方を含んでなる製法を包含する、洗浄製品の製造方法の
分野にも関連する。VO製造は、特定の限られた分岐をオレフィン系原料、好ま
しくは炭素数が約10〜約16、好ましくは約10〜約13であるVOの製造と
一致する炭素数を有するアルファ−オレフィン系原料、の中に導入し、「脱直線
状化した」長鎖オレフィンを効果的に与えるのに使用される。好ましい製法は、
洗剤製造に有用なVOの量を最大にし、深内部(deep internal) オレフィン製造
を最少に抑える、さらに、好ましくは内部異性体選択性が0〜約40以下である
アルキル化工程を使用するが、その際、アルキル化触媒、好ましくは少なくとも
部分的に結晶性の多孔質ゼオライト含有固体を含んでなり、ゼオライトが少なく
とも部分的に酸性であり、中間細孔径を有する触媒の存在下で、VOがアレーン
、例えばベンゼン、をモノアルキル化する。好ましいアルキル化触媒は、少なく
とも部分的に脱アルミニウム化された酸性モルデナイトを包含する。
な製法の生成物である特定の軽度の分岐を有する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート、を含んでなる洗浄組成物、特に洗濯用洗剤、の分野に関する。この組成物
は、特定の洗浄補助成分、例えば酵素または漂白剤、をさらに含んでなる。本発
明は、ビニリデンオレフィン(VO)製造、アレーンのアルキル化、スルホン化
および家庭用洗浄製品処方を含んでなる製法を包含する、洗浄製品の製造方法の
分野にも関連する。VO製造は、特定の限られた分岐をオレフィン系原料、好ま
しくは炭素数が約10〜約16、好ましくは約10〜約13であるVOの製造と
一致する炭素数を有するアルファ−オレフィン系原料、の中に導入し、「脱直線
状化した」長鎖オレフィンを効果的に与えるのに使用される。好ましい製法は、
洗剤製造に有用なVOの量を最大にし、深内部(deep internal) オレフィン製造
を最少に抑える、さらに、好ましくは内部異性体選択性が0〜約40以下である
アルキル化工程を使用するが、その際、アルキル化触媒、好ましくは少なくとも
部分的に結晶性の多孔質ゼオライト含有固体を含んでなり、ゼオライトが少なく
とも部分的に酸性であり、中間細孔径を有する触媒の存在下で、VOがアレーン
、例えばベンゼン、をモノアルキル化する。好ましいアルキル化触媒は、少なく
とも部分的に脱アルミニウム化された酸性モルデナイトを包含する。
【0002】 発明の背景 歴史的には、高度に分岐したアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、例え
ばテトラプロピレンを基剤とする界面活性剤(「ABS」または「TPBS」と
呼ばれる)、が洗剤に使用された。しかし、これらの材料は生物分解性が非常に
乏しいことが分かった。アルキルベンゼンスルホネートの製造方法は、この材料
ができるだけ直線状になる様に長年にわたって改良されて来た(「LAS」)。
直線状アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤製造技術の大部分はこの目的に
向けられている。今日使用されている、関連するすべての大規模な、商業的なア
ルキルベンゼンスルホネート製法は直線状アルキルベンゼンスルホネートに向け
られている。しかし、直線状アルキルベンゼンスルホネートにも制限が無い訳で
はなく、例えば硬水および/または冷水洗浄特性に関して改良されれば、より望
ましいであろう。
ばテトラプロピレンを基剤とする界面活性剤(「ABS」または「TPBS」と
呼ばれる)、が洗剤に使用された。しかし、これらの材料は生物分解性が非常に
乏しいことが分かった。アルキルベンゼンスルホネートの製造方法は、この材料
ができるだけ直線状になる様に長年にわたって改良されて来た(「LAS」)。
直線状アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤製造技術の大部分はこの目的に
向けられている。今日使用されている、関連するすべての大規模な、商業的なア
ルキルベンゼンスルホネート製法は直線状アルキルベンゼンスルホネートに向け
られている。しかし、直線状アルキルベンゼンスルホネートにも制限が無い訳で
はなく、例えば硬水および/または冷水洗浄特性に関して改良されれば、より望
ましいであろう。
【0003】 石油工業では、例えば低粘度潤滑油の製造用に各種の製法が最近開発されてい
るが、ここで本発明者は、洗剤製造用に、炭化水素を限られた、調整された程度
に脱直線状化する方法を見出だした。しかし、その様な脱直線状化は、日用製品
用のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤製造の様々な分野における現在の
、どの商業的製法の特徴でもない。これは、膨大な量のLAS界面活性剤技術の
開示が、脱直線状化に背を向け、直線状化合物に向けられていることから考えて
、驚くべきことではない。
るが、ここで本発明者は、洗剤製造用に、炭化水素を限られた、調整された程度
に脱直線状化する方法を見出だした。しかし、その様な脱直線状化は、日用製品
用のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤製造の様々な分野における現在の
、どの商業的製法の特徴でもない。これは、膨大な量のLAS界面活性剤技術の
開示が、脱直線状化に背を向け、直線状化合物に向けられていることから考えて
、驚くべきことではない。
【0004】 アルキルベンゼンの商業的製造方法の大部分がベンゼンのHFまたは塩化アル
ミニウム触媒によるアルキル化に依存している。つい最近、ある種のゼオライト
触媒が、オレフィンによるベンゼンのアルキル化に使用できることが発見された
。その様な製法工程は、直線状アルキルベンゼンスルホネートの従来の製造方法
に開示されている。例えば、UOPのDETAL (商品名)製法は、ゼオライトアル
キル化触媒を使用している。DETAL (商品名)製法および他のすべての、アルキ
ルベンゼンスルホネート製造に現在実際に行なわれている商業的製法は、それら
の製法が製造する製品により十分に特徴付けられ、すべて、本発明の好ましい製
法および以下に規定するアルキル化触媒の、内部異性体選択性の必要条件に適合
していない。他の最近の文献は、アルキル化触媒としてモルデナイトの使用を開
示しているが、その様な開示のどれも、本発明により必要とされる特殊な製法工
程の組合せは行なっていない。その上、従来公知の製法のアルキルベンゼンスル
ホネート製品に望まれる直線性に関して、これらの製法は、アルキル化の前に、
脱直線状化された炭化水素ではなく、実質的に直線状の炭化水素を用意するか、
または製造するための工程も一般的に包含している。考えられる例外は米国特許
第5,026,933号明細書にあるが、この特許では、例えば、プロピレンの
様な低級オレフィンを、狭く限定した条件下で、コリジンで失活させたZSM-23を
使用してオリゴマー化し、鎖1本あたり1.3個のメチル分岐鎖を有すると主張
されるテトラマーを含んでなる組成物を形成し、続いて分別し、モルデナイト触
媒を使用してアルキル化している。例XVII参照。潤滑剤の分野における米国特許
第4,990,718号明細書では、クロム触媒の存在下で二量体化によりビニ
リデンオレフィンを製造する製法により、石油化学工業添加剤向けにアルキルベ
ンゼンを製造しているが、この製法では、オリゴマー化および深内部オレフィン
の形成によりビニリデン収率が悪影響を受け、実際、ビニリデン二量体が主要生
成物ではなく、アルキル化前に大量の非ビニリデンオレフィンを除去しなければ
ならない。第5,026,933号明細書および第4,990,718号明細書
の製法は、洗剤工業の観点からは、コスト、プロピレンオリゴマー化またはオレ
フィン二量体化工程における触媒の制限、廃棄するか、または洗剤分野以外の顧
客を探す必要がある大量の蒸留画分の存在、および得られる鎖長混合物を包含す
る限られた範囲の生成組成物に関して、数多くの欠点がある。結局、石油工業に
よるその様な開発は、洗剤製品の専門処方者の観点からは最適ではない。
ミニウム触媒によるアルキル化に依存している。つい最近、ある種のゼオライト
触媒が、オレフィンによるベンゼンのアルキル化に使用できることが発見された
。その様な製法工程は、直線状アルキルベンゼンスルホネートの従来の製造方法
に開示されている。例えば、UOPのDETAL (商品名)製法は、ゼオライトアル
キル化触媒を使用している。DETAL (商品名)製法および他のすべての、アルキ
ルベンゼンスルホネート製造に現在実際に行なわれている商業的製法は、それら
の製法が製造する製品により十分に特徴付けられ、すべて、本発明の好ましい製
法および以下に規定するアルキル化触媒の、内部異性体選択性の必要条件に適合
していない。他の最近の文献は、アルキル化触媒としてモルデナイトの使用を開
示しているが、その様な開示のどれも、本発明により必要とされる特殊な製法工
程の組合せは行なっていない。その上、従来公知の製法のアルキルベンゼンスル
ホネート製品に望まれる直線性に関して、これらの製法は、アルキル化の前に、
脱直線状化された炭化水素ではなく、実質的に直線状の炭化水素を用意するか、
または製造するための工程も一般的に包含している。考えられる例外は米国特許
第5,026,933号明細書にあるが、この特許では、例えば、プロピレンの
様な低級オレフィンを、狭く限定した条件下で、コリジンで失活させたZSM-23を
使用してオリゴマー化し、鎖1本あたり1.3個のメチル分岐鎖を有すると主張
されるテトラマーを含んでなる組成物を形成し、続いて分別し、モルデナイト触
媒を使用してアルキル化している。例XVII参照。潤滑剤の分野における米国特許
第4,990,718号明細書では、クロム触媒の存在下で二量体化によりビニ
リデンオレフィンを製造する製法により、石油化学工業添加剤向けにアルキルベ
ンゼンを製造しているが、この製法では、オリゴマー化および深内部オレフィン
の形成によりビニリデン収率が悪影響を受け、実際、ビニリデン二量体が主要生
成物ではなく、アルキル化前に大量の非ビニリデンオレフィンを除去しなければ
ならない。第5,026,933号明細書および第4,990,718号明細書
の製法は、洗剤工業の観点からは、コスト、プロピレンオリゴマー化またはオレ
フィン二量体化工程における触媒の制限、廃棄するか、または洗剤分野以外の顧
客を探す必要がある大量の蒸留画分の存在、および得られる鎖長混合物を包含す
る限られた範囲の生成組成物に関して、数多くの欠点がある。結局、石油工業に
よるその様な開発は、洗剤製品の専門処方者の観点からは最適ではない。
【0005】 ビニリデンオレフィン製造における最近の技術革新に関連する米国特許第5,
625,105号明細書および第4,973,788号明細書もここで重要であ
る。これらの製法は、ここに開示する様な改良アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤または洗浄製品に到達することが望ましいと確認してもいないし、その
様な目的をどの様にして達成するのが最良であるかとも記載していない。ここで
本発明者は、第5,625,105号明細書および第4,973,788号明細
書によるVO製造が、本発明における準製法として特に有用であることを見出だ
した。
625,105号明細書および第4,973,788号明細書もここで重要であ
る。これらの製法は、ここに開示する様な改良アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤または洗浄製品に到達することが望ましいと確認してもいないし、その
様な目的をどの様にして達成するのが最良であるかとも記載していない。ここで
本発明者は、第5,625,105号明細書および第4,973,788号明細
書によるVO製造が、本発明における準製法として特に有用であることを見出だ
した。
【0006】 背景技術 米国特許第5,625,105号明細書、第4,973,788号明細書、第
5,026,933号明細書、第4,990,718号明細書、第4,301,
316号明細書、第4,301,317号明細書、第4,855,527号明細
書、第4,870,038号明細書、第2,477,382号明細書、ヨーロッ
パ特許第466,558号明細書、1/15/92、第469,940,号明細
書、2/5/92、FR2,697,246号明細書、4/29/94、SU7
93,972号明細書、1/7/81、米国特許第2,564,072号明細書
、第3,196,174号明細書、第3,238,249号明細書、第3,35
5,484明細書、第3,442,964明細書、第3,492,364明細書
、第4,959,491明細書、国際特許第WO88/07030号明細書、9
/25/90、米国特許第4,962,256号明細書、第5,196,624
号明細書、第5,196,625号明細書、ヨーロッパ特許第364,012B
号明細書、2/15/90、米国特許第3,312,745号明細書、第3,3
41,614号明細書、第3,442,965号明細書、第3,674,885
号明細書、第4,447,664号明細書、第4,533,651号明細書、第
4,587,374号明細書、第4,996,386号明細書、第5,210,
060号明細書、第5,510,306号明細書、国際特許第WO95/179
61号明細書、7/6/95、第WO95/18084号明細書、米国特許第5
,510,306号明細書、および第5,087,788号明細書が、本発明に
対する背景として有用である。アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の製造
が最近概観されている。「Surfactant Science」シリーズMarcel Dekker, New Yor
k, 1996 の56巻、特に297件の文献を含む第2章、「Alkylarylsulfonates: History, Manufacture, Analysis and Environmental Properties」、39〜10
8頁参照。ここに参照する文献全体を参考として含める。
5,026,933号明細書、第4,990,718号明細書、第4,301,
316号明細書、第4,301,317号明細書、第4,855,527号明細
書、第4,870,038号明細書、第2,477,382号明細書、ヨーロッ
パ特許第466,558号明細書、1/15/92、第469,940,号明細
書、2/5/92、FR2,697,246号明細書、4/29/94、SU7
93,972号明細書、1/7/81、米国特許第2,564,072号明細書
、第3,196,174号明細書、第3,238,249号明細書、第3,35
5,484明細書、第3,442,964明細書、第3,492,364明細書
、第4,959,491明細書、国際特許第WO88/07030号明細書、9
/25/90、米国特許第4,962,256号明細書、第5,196,624
号明細書、第5,196,625号明細書、ヨーロッパ特許第364,012B
号明細書、2/15/90、米国特許第3,312,745号明細書、第3,3
41,614号明細書、第3,442,965号明細書、第3,674,885
号明細書、第4,447,664号明細書、第4,533,651号明細書、第
4,587,374号明細書、第4,996,386号明細書、第5,210,
060号明細書、第5,510,306号明細書、国際特許第WO95/179
61号明細書、7/6/95、第WO95/18084号明細書、米国特許第5
,510,306号明細書、および第5,087,788号明細書が、本発明に
対する背景として有用である。アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の製造
が最近概観されている。「Surfactant Science」シリーズMarcel Dekker, New Yor
k, 1996 の56巻、特に297件の文献を含む第2章、「Alkylarylsulfonates: History, Manufacture, Analysis and Environmental Properties」、39〜10
8頁参照。ここに参照する文献全体を参考として含める。
【0007】 発明の概要 本発明は、改良されたアルキルアレーンスルホネート界面活性剤、特に改良さ
れたアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、を配合することにより、優れた
日用洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、食器洗浄剤、等、が得られるという予期せぬ
発見に基づいているが、このアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、ビニ
リデンオレフィンの製造が関与する特別に限定された脱直線状化工程を、特に限
定された選択性アルキル化工程と組み合わせた製法により製造される。本発明は
、その様な界面活性剤および洗浄製品の製造方法にも関連する。
れたアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤、を配合することにより、優れた
日用洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、食器洗浄剤、等、が得られるという予期せぬ
発見に基づいているが、このアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、ビニ
リデンオレフィンの製造が関与する特別に限定された脱直線状化工程を、特に限
定された選択性アルキル化工程と組み合わせた製法により製造される。本発明は
、その様な界面活性剤および洗浄製品の製造方法にも関連する。
【0008】 そこで本発明は、一態様で、(i) 約0.1%〜約99%の改良アルキルアリー
ルスルホネート界面活性剤[該改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤(
好ましくは改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤)は、下記の工程、す
なわち(a)二量体化触媒の存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混
合物を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16、
好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデンオレフィンを形成する工程、
(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物か
ら選択されたアレーン、好ましくはベンゼン、を該ビニリデンオレフィンでアル
キル化する工程、(c)工程(b)の生成物をスルホン化する工程、および、所
望により、(d)工程(c)の生成物を中和する工程、を含んでなる製法の生成
物である]、および(ii)約0.00001%〜約99%の洗浄製品補助成分を含
んでなる洗浄製品に関する。
ルスルホネート界面活性剤[該改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤(
好ましくは改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤)は、下記の工程、す
なわち(a)二量体化触媒の存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混
合物を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16、
好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデンオレフィンを形成する工程、
(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物か
ら選択されたアレーン、好ましくはベンゼン、を該ビニリデンオレフィンでアル
キル化する工程、(c)工程(b)の生成物をスルホン化する工程、および、所
望により、(d)工程(c)の生成物を中和する工程、を含んでなる製法の生成
物である]、および(ii)約0.00001%〜約99%の洗浄製品補助成分を含
んでなる洗浄製品に関する。
【0009】 改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤の製造における好ましいアルキ
ル化工程は、以下に説明する内部異性体選択性が0〜約40以下、より好ましく
は20以下、さらに好ましくは10以下であるアルキル化工程である。ビニリデ
ンオレフィンを芳香族化合物と組み合わせるのに好ましいアルキル化触媒は、以
下に詳細に規定する適度の酸性度を有する中間細孔ゼオライトを含んでなる。特
に好ましいアルキル化触媒は、少なくとも部分的に脱アルミニウム処理した、少
なくとも部分的に酸性のモルデナイトを含んでなる。
ル化工程は、以下に説明する内部異性体選択性が0〜約40以下、より好ましく
は20以下、さらに好ましくは10以下であるアルキル化工程である。ビニリデ
ンオレフィンを芳香族化合物と組み合わせるのに好ましいアルキル化触媒は、以
下に詳細に規定する適度の酸性度を有する中間細孔ゼオライトを含んでなる。特
に好ましいアルキル化触媒は、少なくとも部分的に脱アルミニウム処理した、少
なくとも部分的に酸性のモルデナイトを含んでなる。
【0010】 ここで好ましい洗浄製品では、改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤
は、該アレーンがベンゼンである場合に形成される改良されたアルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤であり、その様な組成物は、(i) 約1%〜約40%の該
改良アルキルアレーンスルホネート界面活性剤および(ii)約0.01%〜約99
%の該洗浄製品補助成分を含んでなることができる。「洗浄製品補助成分」は、
洗濯用洗剤に好適な補助成分であり、この実施態様では、洗剤用酵素、酸素漂白
剤、漂白活性剤、漂白剤触媒、光漂白剤、ブライトナー、洗剤用補助重合体、該
改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤以外の界面活性剤(例えば直線状
アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤および他の一般的な陰イオン系、非イ
オン系、双生イオン系または陽イオン系界面活性剤)、およびそれらの混合物か
らなる群から選択された少なくとも1種の材料を含んでなる必要がある。
は、該アレーンがベンゼンである場合に形成される改良されたアルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤であり、その様な組成物は、(i) 約1%〜約40%の該
改良アルキルアレーンスルホネート界面活性剤および(ii)約0.01%〜約99
%の該洗浄製品補助成分を含んでなることができる。「洗浄製品補助成分」は、
洗濯用洗剤に好適な補助成分であり、この実施態様では、洗剤用酵素、酸素漂白
剤、漂白活性剤、漂白剤触媒、光漂白剤、ブライトナー、洗剤用補助重合体、該
改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤以外の界面活性剤(例えば直線状
アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤および他の一般的な陰イオン系、非イ
オン系、双生イオン系または陽イオン系界面活性剤)、およびそれらの混合物か
らなる群から選択された少なくとも1種の材料を含んでなる必要がある。
【0011】 本発明は、下記の工程、すなわち(a)二量体化触媒の存在下で、アルファ−
オレフィンまたはそれらの混合物を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1
種以上の、C10〜C16、好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデン
オレフィンを形成する工程、および(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン
、トルエンおよびそれらの混合物から選択されたアレーン、より好ましくはベン
ゼン、を該ビニリデンオレフィンと反応させることを含んでなる、内部異性体選
択性が1〜40であるアルキル化工程、をここに記載する順序で含んでなる製法
を包含し、それによって改良されたアルキルアレーンを製造するが、該改良アル
キルアレーンは、洗浄製品に使用するアルキルアリールスルホネート界面活性剤
の前駆物質として有用である。
オレフィンまたはそれらの混合物を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1
種以上の、C10〜C16、好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデン
オレフィンを形成する工程、および(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン
、トルエンおよびそれらの混合物から選択されたアレーン、より好ましくはベン
ゼン、を該ビニリデンオレフィンと反応させることを含んでなる、内部異性体選
択性が1〜40であるアルキル化工程、をここに記載する順序で含んでなる製法
を包含し、それによって改良されたアルキルアレーンを製造するが、該改良アル
キルアレーンは、洗浄製品に使用するアルキルアリールスルホネート界面活性剤
の前駆物質として有用である。
【0012】 その様な製法実施態様の中で、上記の製法であって、該アレーンがベンゼンで
あり、該製法が、工程(b)の後に、(c)工程(b)の生成物をスルホン化剤
と反応させるスルホン化工程をさらに含んでなり、それによって改良アルキルベ
ンゼンスルホン酸を製造する製法が好ましく、該改良アルキルベンゼンスルホン
酸は洗浄製品に使用できる。
あり、該製法が、工程(b)の後に、(c)工程(b)の生成物をスルホン化剤
と反応させるスルホン化工程をさらに含んでなり、それによって改良アルキルベ
ンゼンスルホン酸を製造する製法が好ましく、該改良アルキルベンゼンスルホン
酸は洗浄製品に使用できる。
【0013】 その上、本発明は、工程(c)の後に、(d)工程(c)の生成物をアルカリ
と反応させる中和工程をさらに含んでなり、それによって改良アルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤を製造する製法も含むが、該改良アルキルベンゼンスル
ホネート界面活性剤は洗浄製品に使用できる。
と反応させる中和工程をさらに含んでなり、それによって改良アルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤を製造する製法も含むが、該改良アルキルベンゼンスル
ホネート界面活性剤は洗浄製品に使用できる。
【0014】 別の変形では、本発明は、工程(a)および(b)に記載する様にして中間体
の改良アルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンを製造する工程、改良
アルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンを従来の直線状アルキルベン
ゼン、例えばDETAL (商品名)製法で製造されたアルキルベンゼン、と混合する
工程、混合されたアルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンをスルホン
化する工程、および前工程のスルホン化生成物を中和する工程、および該スルホ
ン化生成物を1種以上の洗浄製品補助材料と混合し、それによって洗浄製品を形
成する工程から選択された一つ以上の工程を有する製法を包含する。
の改良アルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンを製造する工程、改良
アルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンを従来の直線状アルキルベン
ゼン、例えばDETAL (商品名)製法で製造されたアルキルベンゼン、と混合する
工程、混合されたアルキルベンゼンおよび/またはアルキルトルエンをスルホン
化する工程、および前工程のスルホン化生成物を中和する工程、および該スルホ
ン化生成物を1種以上の洗浄製品補助材料と混合し、それによって洗浄製品を形
成する工程から選択された一つ以上の工程を有する製法を包含する。
【0015】 さらに、本発明は、上記の製法のいずれかにより形成された、ヘビーデューテ
ィーおよびライトデューティー洗濯用洗剤、硬質表面洗浄剤、食器洗浄洗剤、洗
濯用バー、シャンプー、等を包含する洗浄製品も含む。
ィーおよびライトデューティー洗濯用洗剤、硬質表面洗浄剤、食器洗浄洗剤、洗
濯用バー、シャンプー、等を包含する洗浄製品も含む。
【0016】 他に指示がない限り、百分率、比率および割合はすべて重量で表示する。他に
指示がない限り、温度はすべて摂氏度(℃)である。引用する文献はすべて、関
連する部分で、ここに参考として含める。 発明の詳細な説明
指示がない限り、温度はすべて摂氏度(℃)である。引用する文献はすべて、関
連する部分で、ここに参考として含める。 発明の詳細な説明
【0017】 製法実施態様 概要に述べた様に、本発明は特に、特定の改良されたアルキルアリールスルホ
ネート界面活性剤、特に改良されたアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を
含んでなる洗浄組成物、および洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、硬質表面洗浄剤、
食器洗浄洗剤、等、に使用するのに好適な、その様な改良されたアルキルベンゼ
ンスルホネート界面活性剤の製造方法に関する。本発明は、中間体のアルキルベ
ンゼンスルホネートおよび明らかな変形にも関連し、最も注目に値するのは対応
するアルキルトルエンおよびアルキルトルエンスルホネート界面活性剤であるが
、ナフタレン類似体も洗剤用添加剤として使用できる。ここでは説明の大部分を
アルキルベンゼン誘導体に関して行なうが、容易に入手できるアルキルトルエン
および他の、商業的にはあまり重要ではないアルキルアルキル芳香族誘導体も本
発明の精神および範囲内に入る。
ネート界面活性剤、特に改良されたアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を
含んでなる洗浄組成物、および洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、硬質表面洗浄剤、
食器洗浄洗剤、等、に使用するのに好適な、その様な改良されたアルキルベンゼ
ンスルホネート界面活性剤の製造方法に関する。本発明は、中間体のアルキルベ
ンゼンスルホネートおよび明らかな変形にも関連し、最も注目に値するのは対応
するアルキルトルエンおよびアルキルトルエンスルホネート界面活性剤であるが
、ナフタレン類似体も洗剤用添加剤として使用できる。ここでは説明の大部分を
アルキルベンゼン誘導体に関して行なうが、容易に入手できるアルキルトルエン
および他の、商業的にはあまり重要ではないアルキルアルキル芳香族誘導体も本
発明の精神および範囲内に入る。
【0018】 本発明は、一態様で、(a)二量体化触媒(好ましくはアルキルアルミニウム
触媒およびメタロセン触媒、より好ましくはトリアルキルアルミニウム触媒)の
存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物を含んでなるオレフィン
系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16の炭素を含むビニリデンオレフ
ィンを形成することを含んでなる二量体化工程、および(b)アルキル化触媒(
好ましくは少なくとも部分的に酸性形態にある、形状選択性ゼオライト含有アル
キル化触媒)の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物から選択さ
れたアレーンを該ビニリデンオレフィンと反応させ、それによって改良されたア
ルキルアレーンを製造することを含んでなる、内部異性体選択性が0〜40であ
る(好ましくは、工程(b)の該内部異性体選択性は約20以下である)アルキ
ル化工程を含んでなる製法を包含する。この改良されたアルキルアレーンは、洗
浄製品に使用するアルキルアリールスルホネート界面活性剤の前駆物質として有
用である。好ましい製法では、アルキル化工程(b)で使用するアレーンはベン
ゼンである。
触媒およびメタロセン触媒、より好ましくはトリアルキルアルミニウム触媒)の
存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物を含んでなるオレフィン
系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16の炭素を含むビニリデンオレフ
ィンを形成することを含んでなる二量体化工程、および(b)アルキル化触媒(
好ましくは少なくとも部分的に酸性形態にある、形状選択性ゼオライト含有アル
キル化触媒)の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物から選択さ
れたアレーンを該ビニリデンオレフィンと反応させ、それによって改良されたア
ルキルアレーンを製造することを含んでなる、内部異性体選択性が0〜40であ
る(好ましくは、工程(b)の該内部異性体選択性は約20以下である)アルキ
ル化工程を含んでなる製法を包含する。この改良されたアルキルアレーンは、洗
浄製品に使用するアルキルアリールスルホネート界面活性剤の前駆物質として有
用である。好ましい製法では、アルキル化工程(b)で使用するアレーンはベン
ゼンである。
【0019】 本発明の製法は、好ましくは工程(b)の生成物をスルホン化剤と反応させ、
それによって改良アルキルベンゼンスルホン酸を製造するスルホン化工程(c)
をさらに含んでなる。この改良されたアルキルベンゼンスルホン酸は、例えば酸
性硬質表面洗浄剤を包含する洗浄製品に特に有用である。本発明の改良アルキル
アリールスルホネートのいずれかのスルホン酸形態は、アルカリ性洗浄製品、例
えば洗濯用洗剤、の中に直接配合することもでき、その際、中和をその場で行な
うことができる。
それによって改良アルキルベンゼンスルホン酸を製造するスルホン化工程(c)
をさらに含んでなる。この改良されたアルキルベンゼンスルホン酸は、例えば酸
性硬質表面洗浄剤を包含する洗浄製品に特に有用である。本発明の改良アルキル
アリールスルホネートのいずれかのスルホン酸形態は、アルカリ性洗浄製品、例
えば洗濯用洗剤、の中に直接配合することもでき、その際、中和をその場で行な
うことができる。
【0020】 より一般的には、洗浄製品の中に配合する前に改良アルキルベンゼンスルホン
酸を中和する。そこで本発明は、工程(c)の生成物をアルカリと反応させる中
和工程(d)をさらに含んでなる製法を包含し、それによって改良アルキルベン
ゼンスルホネート界面活性剤を製造するが、該改良アルキルベンゼンスルホネー
ト界面活性剤は洗浄製品に使用できる。
酸を中和する。そこで本発明は、工程(c)の生成物をアルカリと反応させる中
和工程(d)をさらに含んでなる製法を包含し、それによって改良アルキルベン
ゼンスルホネート界面活性剤を製造するが、該改良アルキルベンゼンスルホネー
ト界面活性剤は洗浄製品に使用できる。
【0021】 本発明で効果的に行なわれる様に、直線性を下げる、つまり「脱直線状化」に
よりアルキルアリールスルホネート界面活性剤を改良することは、厳密な直線性
だけが環境的な相容性を保証するという考え型(本発明者は、これは間違ってい
ると確信する)に基づいて益々直線的になっていくアルキルベンゼンスルホネー
ト洗剤製造における最近の開発とは矛盾する。本発明の本質は、ビニリデンオレ
フィンの使用により直線性を下げることは、特に製法の後の方で特殊な型のアル
キル化と組み合わせた場合に、生物分解性と必ずしも相容れないものではなく、
同時に、性能および最終結果において、改良されたアルキルベンゼンスルホネー
ト製品およびそれを含む日用製品の重要な組成上の優位性をもたらす、という考
え型である。これによってさらに、日用製品中のアルキルベンゼンスルホネート
界面活性剤の量を下げる、あるいはその処方を簡単にすることができる、などの
利点も得られる。その上、本発明により製造する改良されたアルキルベンゼンス
ルホネート界面活性剤は、他の所で説明する最新の洗剤補助成分の組合せにおい
ても特に有用である。
よりアルキルアリールスルホネート界面活性剤を改良することは、厳密な直線性
だけが環境的な相容性を保証するという考え型(本発明者は、これは間違ってい
ると確信する)に基づいて益々直線的になっていくアルキルベンゼンスルホネー
ト洗剤製造における最近の開発とは矛盾する。本発明の本質は、ビニリデンオレ
フィンの使用により直線性を下げることは、特に製法の後の方で特殊な型のアル
キル化と組み合わせた場合に、生物分解性と必ずしも相容れないものではなく、
同時に、性能および最終結果において、改良されたアルキルベンゼンスルホネー
ト製品およびそれを含む日用製品の重要な組成上の優位性をもたらす、という考
え型である。これによってさらに、日用製品中のアルキルベンゼンスルホネート
界面活性剤の量を下げる、あるいはその処方を簡単にすることができる、などの
利点も得られる。その上、本発明により製造する改良されたアルキルベンゼンス
ルホネート界面活性剤は、他の所で説明する最新の洗剤補助成分の組合せにおい
ても特に有用である。
【0022】 工程(b)におけるゼオライト形態のアルキル化触媒が、モルデナイト、ZSM-
4 、ZSM-12、ZSM-20、オフレタイト、グメリン沸石および少なくとも部分的に酸
性形態のゼオライトベータからなる群から選択される製法、および工程(b)に
おける該内部異性体選択性が0〜10であり、工程(b)における該アルキル化
触媒が実質的に酸形態にあり、通常の結合剤を含んでなる触媒ペレット中に含ま
れており、さらに、該触媒ペレットが少なくとも約5%の該アルキル化触媒を含
んでなる製法も本発明に包含される。
4 、ZSM-12、ZSM-20、オフレタイト、グメリン沸石および少なくとも部分的に酸
性形態のゼオライトベータからなる群から選択される製法、および工程(b)に
おける該内部異性体選択性が0〜10であり、工程(b)における該アルキル化
触媒が実質的に酸形態にあり、通常の結合剤を含んでなる触媒ペレット中に含ま
れており、さらに、該触媒ペレットが少なくとも約5%の該アルキル化触媒を含
んでなる製法も本発明に包含される。
【0023】 アルキル化工程(工程(b))におけるアルキル化触媒の選定に関して、本発
明は、該工程(b)において、該アルキル化触媒が、少なくとも部分的に酸性の
モルデナイト、少なくとも部分的に酸性で、少なくとも部分的に脱アルミニウム
処理したモルデナイト、および少なくとも部分的に酸性のゼオライトベータから
選択される製法も包含する。非常に好ましくは、工程(b)におけるアルキル化
触媒は、実質的に脱アルミニウム処理されたH−モルデナイトからなる。また、
本製法において、アルキル化にはある種の触媒を避けるのが好ましい。例えば、
好ましい製法は、工程(b)で塩化アルミニウムが実質的に存在しない製法、お
よび/または工程(b)でHFが実質的に存在しない製法、および/または工程
(b)でフッ素添加されたゼオライトが実質的に存在しない製法、および/また
は工程(b)で硫酸が実質的に存在しない製法を包含する。より一般的には、遊
離の鉱酸、および/または可溶性または非固体のルイス酸、例えば三フッ化ホウ
素、は工程(b)で存在しない方が好ましい。用語「実質的に存在しない」は、
その様な物質が、アルケンをベンゼンと反応させるのに効果的であることが分か
っている量では、故意に加えられないことを意味する。より好ましくは、その量
はゼロである。
明は、該工程(b)において、該アルキル化触媒が、少なくとも部分的に酸性の
モルデナイト、少なくとも部分的に酸性で、少なくとも部分的に脱アルミニウム
処理したモルデナイト、および少なくとも部分的に酸性のゼオライトベータから
選択される製法も包含する。非常に好ましくは、工程(b)におけるアルキル化
触媒は、実質的に脱アルミニウム処理されたH−モルデナイトからなる。また、
本製法において、アルキル化にはある種の触媒を避けるのが好ましい。例えば、
好ましい製法は、工程(b)で塩化アルミニウムが実質的に存在しない製法、お
よび/または工程(b)でHFが実質的に存在しない製法、および/または工程
(b)でフッ素添加されたゼオライトが実質的に存在しない製法、および/また
は工程(b)で硫酸が実質的に存在しない製法を包含する。より一般的には、遊
離の鉱酸、および/または可溶性または非固体のルイス酸、例えば三フッ化ホウ
素、は工程(b)で存在しない方が好ましい。用語「実質的に存在しない」は、
その様な物質が、アルケンをベンゼンと反応させるのに効果的であることが分か
っている量では、故意に加えられないことを意味する。より好ましくは、その量
はゼロである。
【0024】 アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤で脱直線状化または分岐により重要
な改良を達成する機会は、技術的には非常に限られていると思われる。これは少
なくとも部分的に、この特殊な型の界面活性剤において、界面活性に必要な総炭
素含有量がかなり限られているためである。現在のLASはほとんどが、有効で
あるために、アルキルベンゼンスルホネート分子のアルキル部分に対して約C1 0 〜約C14までの非常に狭い範囲で製造されている。そこで、別の製法実施態
様では、本発明は、すでに一般的に説明した製法であって、該改良アルキルベン
ゼンスルホネート界面活性剤のC11〜C14アルキル炭素含有量が、該工程(
a)で様々な鎖長を有する該原料オレフィンの無差別反応により得られるであろ
うアルキル炭素含有量よりも増加しており、該C11〜C14アルキル炭素含有
量の増加が、該工程(a)において、(I)アルファ−オレフィンが実質的にC
5+C6+C7アルファ−オレフィンの三元混合物からなる原料を選択すること
、(II)アルファ−オレフィンが実質的に、C5+C7アルファ−オレフィンの混
合物、およびC6+C7アルファ−オレフィンの混合物から選択された二元混合
物からなる原料を選択すること、および(III) アルファ−オレフィンが実質的に
C6またはC7の炭素を含む単一のアルファ−オレフィンからなる原料を選択す
ること、のいずれかにより達成され、それによってC10以下またはC15以上
の炭素を含むビニリデンオレフィンの形成を最少に抑える製法に関する。この製
法実施態様により、鎖長が特別に調整され、これを特殊なアルキル化工程と組み
合わせることにより、特に優れた改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤
が得られる。
な改良を達成する機会は、技術的には非常に限られていると思われる。これは少
なくとも部分的に、この特殊な型の界面活性剤において、界面活性に必要な総炭
素含有量がかなり限られているためである。現在のLASはほとんどが、有効で
あるために、アルキルベンゼンスルホネート分子のアルキル部分に対して約C1 0 〜約C14までの非常に狭い範囲で製造されている。そこで、別の製法実施態
様では、本発明は、すでに一般的に説明した製法であって、該改良アルキルベン
ゼンスルホネート界面活性剤のC11〜C14アルキル炭素含有量が、該工程(
a)で様々な鎖長を有する該原料オレフィンの無差別反応により得られるであろ
うアルキル炭素含有量よりも増加しており、該C11〜C14アルキル炭素含有
量の増加が、該工程(a)において、(I)アルファ−オレフィンが実質的にC
5+C6+C7アルファ−オレフィンの三元混合物からなる原料を選択すること
、(II)アルファ−オレフィンが実質的に、C5+C7アルファ−オレフィンの混
合物、およびC6+C7アルファ−オレフィンの混合物から選択された二元混合
物からなる原料を選択すること、および(III) アルファ−オレフィンが実質的に
C6またはC7の炭素を含む単一のアルファ−オレフィンからなる原料を選択す
ること、のいずれかにより達成され、それによってC10以下またはC15以上
の炭素を含むビニリデンオレフィンの形成を最少に抑える製法に関する。この製
法実施態様により、鎖長が特別に調整され、これを特殊なアルキル化工程と組み
合わせることにより、特に優れた改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤
が得られる。
【0025】 該工程(a)を、I.温度および時間の制御により、オリゴマー形成および/
または深内部オレフィン製造を最少に抑えること、およびII.該ビニリデンオレ
フィンをオリゴマーから分離または抽出することなく、該工程を行なうこと、の
少なくとも一方を前提として行なう製法も、本発明において価値がある。
または深内部オレフィン製造を最少に抑えること、およびII.該ビニリデンオレ
フィンをオリゴマーから分離または抽出することなく、該工程を行なうこと、の
少なくとも一方を前提として行なう製法も、本発明において価値がある。
【0026】 本製法の該スルホン化工程(c)において、好適なスルホン化剤は、三酸化硫
黄、発煙硫酸、クロロスルホン酸、および硫酸から選択される。特に大規模製造
には、該スルホン化工程(c)で、該スルホン化剤はクロロスルホン酸以外が好
ましく、例えば三酸化硫黄が、特に三酸化硫黄/空気混合物として、好ましい。
該中和工程(d)では、アルカリは、好ましくはナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム、マグネシウムおよび置換アンモニウムアルカリおよびそれらの混合物か
ら選択され、より好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、およびそれらの混合物から選択される
。
黄、発煙硫酸、クロロスルホン酸、および硫酸から選択される。特に大規模製造
には、該スルホン化工程(c)で、該スルホン化剤はクロロスルホン酸以外が好
ましく、例えば三酸化硫黄が、特に三酸化硫黄/空気混合物として、好ましい。
該中和工程(d)では、アルカリは、好ましくはナトリウム、カリウム、アンモ
ニウム、マグネシウムおよび置換アンモニウムアルカリおよびそれらの混合物か
ら選択され、より好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモ
ニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、およびそれらの混合物から選択される
。
【0027】 本発明は、工程(d)の後に、工程(d)の生成物を洗浄製品補助成分と組み
合わせる追加工程(e)をさらに含んでなる製法も含み、それによって洗浄製品
組成物を製造する。
合わせる追加工程(e)をさらに含んでなる製法も含み、それによって洗浄製品
組成物を製造する。
【0028】 本発明の精神および範囲と完全に一致しているが、少し言い方を変えると、本
発明は、アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含む家庭用洗浄製品の改良
方法であって、(I)アルファ−オレフィンを二量体化し、ビニリデンオレフィ
ンを形成する少なくとも一つの工程および内部異性体選択性が0〜約40以下で
あるアルキルか触媒を使用してビニリデンオレフィンをアルキル化する少なくと
も一つの工程により、軽度の分岐を直線状アルキルアレーン中に導入する少なく
とも一つの段階、(II)軽度に分岐した工程(I)の改良アルキルアレーンをスル
ホン化する少なくとも一つの工程、および(III) 得られた、酸または塩の形態に
ある、軽度に分岐したアルキルアリールスルホネート界面活性剤、および少なく
とも1種の補助成分を、該家庭用洗浄製品組成物に処方する工程を含んでなる方
法をさらに包含する。
発明は、アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含む家庭用洗浄製品の改良
方法であって、(I)アルファ−オレフィンを二量体化し、ビニリデンオレフィ
ンを形成する少なくとも一つの工程および内部異性体選択性が0〜約40以下で
あるアルキルか触媒を使用してビニリデンオレフィンをアルキル化する少なくと
も一つの工程により、軽度の分岐を直線状アルキルアレーン中に導入する少なく
とも一つの段階、(II)軽度に分岐した工程(I)の改良アルキルアレーンをスル
ホン化する少なくとも一つの工程、および(III) 得られた、酸または塩の形態に
ある、軽度に分岐したアルキルアリールスルホネート界面活性剤、および少なく
とも1種の補助成分を、該家庭用洗浄製品組成物に処方する工程を含んでなる方
法をさらに包含する。
【0029】 以下に本発明で使用する用語および各工程と製造される組成物をより詳細に説
明する。
明する。
【0030】 オレフィンの用語 他に指示がない限り、オレフィンは下記の様に規定する。 アルファ−オレフィン:R−CH=CH2 、その様なオレフィンは、本発明の
改良されたアルキルアリールスルホネート界面活性剤を製造するための工程(a
)における出発物質であり、アルファ−オレフィンのC−1からC−2への二量
体化(ビニリデン二量体化)により製造される、下記の構造を有するビニリデン
オレフィンと混同すべきではない。 R \ C=H2 / R ビニリデンオレフィンは、本発明の製法の工程(a)の主要生成物であり、アル
キル化工程(本製法の工程(b))の出発物質として使用される。また、ここで
例えば原料の二次的または少量成分として関連するのは、内部オレフィンであり
、これらは、 「二置換された」 R−CH=CH−R、 「三置換された」 R \ C=CH−R、および / R 「四置換された」 R R \ / C=C / \ R R に小分類される。内部オレフィンは、「ベータ−内部」としても分類され、これ
は R−CH=CH−CH3 における様に二重結合がベータ炭素に結合している。 用語「深内部」は、 R’−CH=CH−R’ における様に、二重結合がさらにオレフィンの中央に向かっている二置換された
内部オレフィンを意味する。
改良されたアルキルアリールスルホネート界面活性剤を製造するための工程(a
)における出発物質であり、アルファ−オレフィンのC−1からC−2への二量
体化(ビニリデン二量体化)により製造される、下記の構造を有するビニリデン
オレフィンと混同すべきではない。 R \ C=H2 / R ビニリデンオレフィンは、本発明の製法の工程(a)の主要生成物であり、アル
キル化工程(本製法の工程(b))の出発物質として使用される。また、ここで
例えば原料の二次的または少量成分として関連するのは、内部オレフィンであり
、これらは、 「二置換された」 R−CH=CH−R、 「三置換された」 R \ C=CH−R、および / R 「四置換された」 R R \ / C=C / \ R R に小分類される。内部オレフィンは、「ベータ−内部」としても分類され、これ
は R−CH=CH−CH3 における様に二重結合がベータ炭素に結合している。 用語「深内部」は、 R’−CH=CH−R’ における様に、二重結合がさらにオレフィンの中央に向かっている二置換された
内部オレフィンを意味する。
【0031】 上記のすべての構造において、Rは炭化水素基を表す。一般的に、Rはすべて
、上に示す一般的な構造と一致しながら、独立して変化することができ、R’は
、炭素数が少なくとも2個である脂肪族炭化水素基である。同じ分子または組成
物中に2個以上のR’が存在する場合、個々のR’は、上に示す一般的な構造と
一致しながら、独立して変化することができる。
、上に示す一般的な構造と一致しながら、独立して変化することができ、R’は
、炭素数が少なくとも2個である脂肪族炭化水素基である。同じ分子または組成
物中に2個以上のR’が存在する場合、個々のR’は、上に示す一般的な構造と
一致しながら、独立して変化することができる。
【0032】 上記の「ベータ−内部」オレフィンは、単量体状である。つまり、これらのオ
レフィンは、初期アルファ−オレフィンとして同じ数の炭素原子を含むが、オレ
フィン系二重結合は、分歯の中央に向かって移動している。「深内部」は初期ア
ルファ−オレフィンの二量体であるが、上に示す構造から明らかな様に、ビニリ
デン型の二量体ではない。一般的な二量体(ビニリデンオレフィンでも、他の二
量体でも)は、炭素数が親または「初期の」オレフィンの2倍であり、例えば1
−ヘキセンの二量体はすべて炭素数が12である。「深内部」二量体は、それら
のオレフィン系二重結合が分子中央の近くにある直鎖中にある点で、ビニリデン
オレフィンとはよりはっきりと異なっている。対照的に、ビニリデンオレフィン
は、主鎖の外側にあると考えられる二重結合を有し、あたかも主鎖の直線性を「
衝突」により攪乱している様である。ビニリデンオレフィンが、洗浄界面活性剤
目的に好適な鎖長、例えばC12、を有し、オレフィン系二重結合が、潜在的に
陰イオン的に帯電した部分、例えばスルホネートの供給源、を含む1個以上の部
分と、異性化せずに、反応する場合、「2本の尾を有する」界面活性剤が得られ
る。その様な界面活性剤は、所望により補助成分としては存在し得るが、本発明
における必須成分ではない。対照的に、異性化が同様の反応で起こり得る場合(
これは触媒系および他の条件によって異なるが、特定ゼオライト、例えばここで
使用する様なH−モルデナイト、の適切な選択に特に依存する)、脂肪族炭素原
子のほとんどを含む単一の「主鎖」を有する界面活性剤が形成される。典型的に
は、この「主鎖」に、直線性を攪乱する「衝突物」としてメチル基が付加する。
本発明に不可欠な改良界面活性剤は、すべてその様な直線性攪乱を有する。
レフィンは、初期アルファ−オレフィンとして同じ数の炭素原子を含むが、オレ
フィン系二重結合は、分歯の中央に向かって移動している。「深内部」は初期ア
ルファ−オレフィンの二量体であるが、上に示す構造から明らかな様に、ビニリ
デン型の二量体ではない。一般的な二量体(ビニリデンオレフィンでも、他の二
量体でも)は、炭素数が親または「初期の」オレフィンの2倍であり、例えば1
−ヘキセンの二量体はすべて炭素数が12である。「深内部」二量体は、それら
のオレフィン系二重結合が分子中央の近くにある直鎖中にある点で、ビニリデン
オレフィンとはよりはっきりと異なっている。対照的に、ビニリデンオレフィン
は、主鎖の外側にあると考えられる二重結合を有し、あたかも主鎖の直線性を「
衝突」により攪乱している様である。ビニリデンオレフィンが、洗浄界面活性剤
目的に好適な鎖長、例えばC12、を有し、オレフィン系二重結合が、潜在的に
陰イオン的に帯電した部分、例えばスルホネートの供給源、を含む1個以上の部
分と、異性化せずに、反応する場合、「2本の尾を有する」界面活性剤が得られ
る。その様な界面活性剤は、所望により補助成分としては存在し得るが、本発明
における必須成分ではない。対照的に、異性化が同様の反応で起こり得る場合(
これは触媒系および他の条件によって異なるが、特定ゼオライト、例えばここで
使用する様なH−モルデナイト、の適切な選択に特に依存する)、脂肪族炭素原
子のほとんどを含む単一の「主鎖」を有する界面活性剤が形成される。典型的に
は、この「主鎖」に、直線性を攪乱する「衝突物」としてメチル基が付加する。
本発明に不可欠な改良界面活性剤は、すべてその様な直線性攪乱を有する。
【0033】 この分野では、三フッ化ホウ素の様なフリーデル−クラフツ触媒を使用してア
ルファ−オレフィンを二量体化し、主として深内部オレフィンを形成する方法が
公知である。本発明は、少なくともその好ましい実施態様のいずれにおいても、
その様なフリーデル−クラフツによる二量体化を包含しない。Ziegler の米国特
許第2,695,327号明細書に記載されている様に、アルファ−オレフィン
を二量体化し、ビニリデンオレフィンを形成することもできる。アルキルアルミ
ニウム二量体化は、特に昔の技術で行なわれていた様に、ある量の深内部二量体
を形成し得るが、ここに開示する様に、本発明の目的に採用し、優れた結果を得
ることもできる。本発明は、最近開発された、ビニリデンオレフィン以外の副生
成物を最少に抑える、ビニリデンオレフィンを供給する製法を強く優先する。
ルファ−オレフィンを二量体化し、主として深内部オレフィンを形成する方法が
公知である。本発明は、少なくともその好ましい実施態様のいずれにおいても、
その様なフリーデル−クラフツによる二量体化を包含しない。Ziegler の米国特
許第2,695,327号明細書に記載されている様に、アルファ−オレフィン
を二量体化し、ビニリデンオレフィンを形成することもできる。アルキルアルミ
ニウム二量体化は、特に昔の技術で行なわれていた様に、ある量の深内部二量体
を形成し得るが、ここに開示する様に、本発明の目的に採用し、優れた結果を得
ることもできる。本発明は、最近開発された、ビニリデンオレフィン以外の副生
成物を最少に抑える、ビニリデンオレフィンを供給する製法を強く優先する。
【0034】 本発明の状況下で、例えば潤滑油や添加剤の様な石油化学物質のかなり異なっ
た先行技術を理解するためには、用語における特定の違いに注意することが重要
である。例えば、石油化学工業で一般的に使用する用語「洗剤」または「洗剤添
加剤」は、通常、潤滑油または燃料に添加する「洗剤」添加剤(これらは、例え
ば、陰イオン系洗浄界面活性剤に存在する帯電した基が完全に欠けているが、燃
料注入機構の閉塞を阻止するのに役立つ)の場合における様に、非水性の洗浄力
を意味する。用語「洗剤」は、石油化学工業で、石油化学で重要な他の製法にお
ける表面活性作用、例えば石油回収率の強化、に関して使用されることがある。
対照的に、本発明では、「洗剤」または「洗剤添加剤」の用語は、日用製品で織
物、毛髪または手の表面に対する洗浄作用を有するか、または例えば洗浄に悪影
響を及ぼすイオンを封鎖することにより、その様な洗浄作用を支援する材料を意
味する。
た先行技術を理解するためには、用語における特定の違いに注意することが重要
である。例えば、石油化学工業で一般的に使用する用語「洗剤」または「洗剤添
加剤」は、通常、潤滑油または燃料に添加する「洗剤」添加剤(これらは、例え
ば、陰イオン系洗浄界面活性剤に存在する帯電した基が完全に欠けているが、燃
料注入機構の閉塞を阻止するのに役立つ)の場合における様に、非水性の洗浄力
を意味する。用語「洗剤」は、石油化学工業で、石油化学で重要な他の製法にお
ける表面活性作用、例えば石油回収率の強化、に関して使用されることがある。
対照的に、本発明では、「洗剤」または「洗剤添加剤」の用語は、日用製品で織
物、毛髪または手の表面に対する洗浄作用を有するか、または例えば洗浄に悪影
響を及ぼすイオンを封鎖することにより、その様な洗浄作用を支援する材料を意
味する。
【0035】 また、石油化学製品および洗浄製品製造における様々な先行技術を理解する上
で、有用な目的に対する分子量に大きな差があることに注意するとよい。例えば
、石油化学工業では、特に高分子量、例えばC30、を得るために二量体化また
は三量体化する観点からビニリデンオレフィンが重要視されている。対照的に、
洗浄製品の製造では、炭素数が約10〜約20(最大でも)である脂肪族炭化水
素原料が非常に好まれている。本発明の状況では、改良アルキルベンゼンの脂肪
族部分はC18以下が非常に好ましく、さらに好ましくはC14以下であり、さ
らに好ましくはC10〜C14の範囲であり、約C11〜C13におけるカット
が非常に望ましい。この好ましい分子量の差は、石油化学製品の製造で公知のこ
とが、典型的にはそのまま洗浄製品には当てはまらない、ことを意味している。
さらに、石油化学分野で特定の処理工程が公知であっても、その工程が洗浄製品
分野で公知であるか、または理解されるとは必ずしも限らない。実際、公知の石
油化学製法の大多数の中で、洗浄製品分野で研究されているか、または応用され
ていることは比較的少ない。最後に、石油化学分野における多くの製法は、洗浄
製品分野における製法と比較して、非常に大きな規模で行なわれていることがあ
る。従って、2つの分野を実際的な、または経済的な様式で連動させることは非
常に困難なことである。本発明は、これを効果的に達成する。
で、有用な目的に対する分子量に大きな差があることに注意するとよい。例えば
、石油化学工業では、特に高分子量、例えばC30、を得るために二量体化また
は三量体化する観点からビニリデンオレフィンが重要視されている。対照的に、
洗浄製品の製造では、炭素数が約10〜約20(最大でも)である脂肪族炭化水
素原料が非常に好まれている。本発明の状況では、改良アルキルベンゼンの脂肪
族部分はC18以下が非常に好ましく、さらに好ましくはC14以下であり、さ
らに好ましくはC10〜C14の範囲であり、約C11〜C13におけるカット
が非常に望ましい。この好ましい分子量の差は、石油化学製品の製造で公知のこ
とが、典型的にはそのまま洗浄製品には当てはまらない、ことを意味している。
さらに、石油化学分野で特定の処理工程が公知であっても、その工程が洗浄製品
分野で公知であるか、または理解されるとは必ずしも限らない。実際、公知の石
油化学製法の大多数の中で、洗浄製品分野で研究されているか、または応用され
ていることは比較的少ない。最後に、石油化学分野における多くの製法は、洗浄
製品分野における製法と比較して、非常に大きな規模で行なわれていることがあ
る。従って、2つの分野を実際的な、または経済的な様式で連動させることは非
常に困難なことである。本発明は、これを効果的に達成する。
【0036】 改良アルキルアレーン、アルキルアリールスルホン酸およびアルキルアリール スルホネート 用語「改良アルキルベンゼンスルホネート」、またはより一般的に「改良アル
キルアリールスルホネート」は、本製法の界面活性剤製品を意味する。中和され
た形態の必須界面活性剤に、対応するスルホン酸に、あるいはそれらの親アルキ
ルアレーンに使用される用語「改良」は、特に本製法の工程(a)および(b)
により形成される改良アルキルベンゼン(MAB)は、すべて、本製法の製品が
、直線状アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の製品と組成的に異なってい
ることを示している。本製法により製造される好ましい製品は、特にいわゆる「
ABS」または「TPBS」または他の生物分解性が乏しいアルキルベンゼンス
ルホネート、並びにいわゆる「LAS」または直線状アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤の両方を包含する、公知のすべての市販アルキルベンゼンスルホ
ネートとは異なっていると考えられる。従来のLAS界面活性剤は、現在、ベン
ゼンのHF触媒作用による、または塩化アルミニウム触媒作用によるアルキル化
に依存する製法を包含する、幾つかの製法により商業的に製造されている。他の
市販LAS界面活性剤は、DETAL 製法により製造されたLASを包含する。本発
明の改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、フッ素添加モルデナイト
を包含するフッ素添加ゼオライト触媒系を使用して直線状オレフィンをアルキル
化することにより製造された界面活性剤と組成的に異なっているとも考えられる
。理論に捕らわれずに、本発明の改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤
は、主要脂肪族鎖を有する、すなわち2本のほぼ等しい鎖を有する(「2本の尾
を有する」)界面活性剤ではない、と考えられる。さらに、本発明の改良アルキ
ルベンゼンおよびアルキルベンゼンスルホネートは、独特な軽度の分岐を有する
と考えられる。これらの物質は、典型的には複数の異性体および/または同族体
を含む。この複数の品種(数十または数百であることも多い)には2−フェニル
異性体が比較的多く含まれ、2−フェニル異性体の含有量は少なくとも25%、
一般的には50%、さらに70%以上にもなる。専門家は、本製法の製品の構造
が、それらの製造に使用されるビニリデンオレフィンの構造により示唆される様
に、側鎖の正確な位置により制限されると考えるべきではない。本アルキルアリ
ールスルホネート誘導体の構造は、完全には分かっていないが、予想される構造
とは異なっている。これは、本発明の製法における工程、特にアルキル化工程、
の特殊な組合せの結果であると考えられる。そのため、本組成物は、ここに詳細
に行なう、それらの物質をどの様に製造するかの説明に基づいて、最も十分に、
明瞭に限定できる。それにも関わらず、本発明はすべての同等の組成物も包含す
る。その上、本発明の改良アルキルベンゼンスルホネート製品は、公知のアルキ
ルベンゼンスルホネート界面活性剤から、例えば界面活性剤効率が改良されてお
り、特に硬水の存在下で溶液から相分離する傾向が低いことにより、物理的特性
が異なっている。
キルアリールスルホネート」は、本製法の界面活性剤製品を意味する。中和され
た形態の必須界面活性剤に、対応するスルホン酸に、あるいはそれらの親アルキ
ルアレーンに使用される用語「改良」は、特に本製法の工程(a)および(b)
により形成される改良アルキルベンゼン(MAB)は、すべて、本製法の製品が
、直線状アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤の製品と組成的に異なってい
ることを示している。本製法により製造される好ましい製品は、特にいわゆる「
ABS」または「TPBS」または他の生物分解性が乏しいアルキルベンゼンス
ルホネート、並びにいわゆる「LAS」または直線状アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤の両方を包含する、公知のすべての市販アルキルベンゼンスルホ
ネートとは異なっていると考えられる。従来のLAS界面活性剤は、現在、ベン
ゼンのHF触媒作用による、または塩化アルミニウム触媒作用によるアルキル化
に依存する製法を包含する、幾つかの製法により商業的に製造されている。他の
市販LAS界面活性剤は、DETAL 製法により製造されたLASを包含する。本発
明の改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤は、フッ素添加モルデナイト
を包含するフッ素添加ゼオライト触媒系を使用して直線状オレフィンをアルキル
化することにより製造された界面活性剤と組成的に異なっているとも考えられる
。理論に捕らわれずに、本発明の改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤
は、主要脂肪族鎖を有する、すなわち2本のほぼ等しい鎖を有する(「2本の尾
を有する」)界面活性剤ではない、と考えられる。さらに、本発明の改良アルキ
ルベンゼンおよびアルキルベンゼンスルホネートは、独特な軽度の分岐を有する
と考えられる。これらの物質は、典型的には複数の異性体および/または同族体
を含む。この複数の品種(数十または数百であることも多い)には2−フェニル
異性体が比較的多く含まれ、2−フェニル異性体の含有量は少なくとも25%、
一般的には50%、さらに70%以上にもなる。専門家は、本製法の製品の構造
が、それらの製造に使用されるビニリデンオレフィンの構造により示唆される様
に、側鎖の正確な位置により制限されると考えるべきではない。本アルキルアリ
ールスルホネート誘導体の構造は、完全には分かっていないが、予想される構造
とは異なっている。これは、本発明の製法における工程、特にアルキル化工程、
の特殊な組合せの結果であると考えられる。そのため、本組成物は、ここに詳細
に行なう、それらの物質をどの様に製造するかの説明に基づいて、最も十分に、
明瞭に限定できる。それにも関わらず、本発明はすべての同等の組成物も包含す
る。その上、本発明の改良アルキルベンゼンスルホネート製品は、公知のアルキ
ルベンゼンスルホネート界面活性剤から、例えば界面活性剤効率が改良されてお
り、特に硬水の存在下で溶液から相分離する傾向が低いことにより、物理的特性
が異なっている。
【0037】 ビニリデンオレフィン製造 有用な洗浄製品目的に必要な炭素含有量を有するビニリデンオレフィン(VO
)を形成するためにオレフィンの二量体化を使用する。炭素含有量は他の所で示
す。二量体化すべき出発アルファ−オレフィン原料または「初期オレフィン」は
、好ましくは実質的に直線状アルファ−オレフィンであるが、オレフィン原料は
、例えば本条件下では反応せず、蒸留により分離できる成分を含むことにより、
異なっていてもよい。
)を形成するためにオレフィンの二量体化を使用する。炭素含有量は他の所で示
す。二量体化すべき出発アルファ−オレフィン原料または「初期オレフィン」は
、好ましくは実質的に直線状アルファ−オレフィンであるが、オレフィン原料は
、例えば本条件下では反応せず、蒸留により分離できる成分を含むことにより、
異なっていてもよい。
【0038】 本洗浄製品に到達するのに特に有用で、他の所で説明する特殊なアルキル化工
程と一体化される個々の工程は、ここに参考として含める米国特許第5,625
,105号明細書および米国特許第4,973,788号明細書によるビニリデ
ンオレフィン製造を基礎として構築できることが分かった。第5,625,10
5号明細書は、主要生成物としてビニリデンオレフィンを短い反応時間で製造す
る上で重要な利点を有するが、これは、高価な製造装置を本製法に「縛り付ける
」時間を短縮することにより、あるいは特定の処理量に対して全体的により小さ
な反応器を使用することにより達成できる。第4,973,788号明細書は、
ビニリデンオレフィン収率を著しく高くする上で重要な利点を有するが、これは
、本製法において、アルキル化およびスルホン化工程を続行する前に、ビニリデ
ンオレフィンを他のすべての生成物(例えば深内部異性体)から分離するのを実
質的に不要にすることにより達成できる。
程と一体化される個々の工程は、ここに参考として含める米国特許第5,625
,105号明細書および米国特許第4,973,788号明細書によるビニリデ
ンオレフィン製造を基礎として構築できることが分かった。第5,625,10
5号明細書は、主要生成物としてビニリデンオレフィンを短い反応時間で製造す
る上で重要な利点を有するが、これは、高価な製造装置を本製法に「縛り付ける
」時間を短縮することにより、あるいは特定の処理量に対して全体的により小さ
な反応器を使用することにより達成できる。第4,973,788号明細書は、
ビニリデンオレフィン収率を著しく高くする上で重要な利点を有するが、これは
、本製法において、アルキル化およびスルホン化工程を続行する前に、ビニリデ
ンオレフィンを他のすべての生成物(例えば深内部異性体)から分離するのを実
質的に不要にすることにより達成できる。
【0039】 本発明のビニリデンオレフィン製造には、米国特許第4,155,946号明
細書、第4,709,112号明細書、第4,795,851号明細書、第5,
124,465号明細書、および第5,516,958号明細書も有用である。
しかし、これらの他の製法には、第5,625,105号明細書および第4,9
73,788号明細書と比較して、一つ以上の欠点がある。より詳しくは、ビニ
リデンオレフィンは、構造(R1)(R2)C=CH2を有する分岐したモノオ
レフィンであり、上記の一般構造に一致するが、R1およびR2は、より詳しく
は、独立して変化し得るアルキル基である。その様なビニリデンオレフィンは、
α−オレフィンの二量体化により製造できる。米国特許第4,155,946号
明細書は、触媒系が(1)トリアルキルアルミニウム化合物、(2)ニッケルの
塩または錯体、(3)指定された群から選択された3価のリン化合物、および(
4)ハロゲン化フェノールから形成される、低級α−オレフィンの二量体化製法
を開示している。
細書、第4,709,112号明細書、第4,795,851号明細書、第5,
124,465号明細書、および第5,516,958号明細書も有用である。
しかし、これらの他の製法には、第5,625,105号明細書および第4,9
73,788号明細書と比較して、一つ以上の欠点がある。より詳しくは、ビニ
リデンオレフィンは、構造(R1)(R2)C=CH2を有する分岐したモノオ
レフィンであり、上記の一般構造に一致するが、R1およびR2は、より詳しく
は、独立して変化し得るアルキル基である。その様なビニリデンオレフィンは、
α−オレフィンの二量体化により製造できる。米国特許第4,155,946号
明細書は、触媒系が(1)トリアルキルアルミニウム化合物、(2)ニッケルの
塩または錯体、(3)指定された群から選択された3価のリン化合物、および(
4)ハロゲン化フェノールから形成される、低級α−オレフィンの二量体化製法
を開示している。
【0040】 米国特許第4,709,112号明細書は、(1)トリアルキルアルミニウム
化合物、(2)ニッケルの有機塩または錯体、(3)指定された群から選択され
た3価のリン化合物、(4)フッ素化イソプロパノール、および(5)特殊な型
のハロゲン化化合物から選択された触媒共活性剤から形成された触媒系を使用す
る、低級α−オレフィンの二量体化製法を開示している。この製法は、本発明で
も使用できる。
化合物、(2)ニッケルの有機塩または錯体、(3)指定された群から選択され
た3価のリン化合物、(4)フッ素化イソプロパノール、および(5)特殊な型
のハロゲン化化合物から選択された触媒共活性剤から形成された触媒系を使用す
る、低級α−オレフィンの二量体化製法を開示している。この製法は、本発明で
も使用できる。
【0041】 より好ましくは、米国特許第4,973,788号明細書は、少なくとも85
モル%の選択性でアルファ−オレフィンモノマーを二量体化する製法を開示して
いる。これは、アルファ−オレフィン1モルあたり実質的に0.001〜0.0
4モルのトリアルキルアルミニウムからなる触媒を使用し、反応を、温度約10
0〜140℃で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも80モル%を別の生成
物に転化するのに十分な時間行なうことにより、達成される。これらの条件下に
おける反応は遅く、従って長い反応時間が必要である。例えば、初期アルファ−
オレフィン1モルあたり0.043モルのアルキルアルミニウム触媒で120℃
で90%転化するのに必要な時間は約94時間であり、初期アルファ−オレフィ
ン1モルあたり0.017モルの触媒では、120℃で必要な時間は約192時
間であることが指摘される。この特許では、172℃における反応は、120℃
と比較して、より速いが、ビニリデン二量体に対する選択性は、同じ触媒でも1
20℃における90%と比較して、71%に過ぎない。第4,973,788号
明細書の製法は、本発明の状況で特に有用である。
モル%の選択性でアルファ−オレフィンモノマーを二量体化する製法を開示して
いる。これは、アルファ−オレフィン1モルあたり実質的に0.001〜0.0
4モルのトリアルキルアルミニウムからなる触媒を使用し、反応を、温度約10
0〜140℃で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも80モル%を別の生成
物に転化するのに十分な時間行なうことにより、達成される。これらの条件下に
おける反応は遅く、従って長い反応時間が必要である。例えば、初期アルファ−
オレフィン1モルあたり0.043モルのアルキルアルミニウム触媒で120℃
で90%転化するのに必要な時間は約94時間であり、初期アルファ−オレフィ
ン1モルあたり0.017モルの触媒では、120℃で必要な時間は約192時
間であることが指摘される。この特許では、172℃における反応は、120℃
と比較して、より速いが、ビニリデン二量体に対する選択性は、同じ触媒でも1
20℃における90%と比較して、71%に過ぎない。第4,973,788号
明細書の製法は、本発明の状況で特に有用である。
【0042】 機構に関して、アルキルアルミニウムの存在下で、アルファ−オレフィンはMa
rkovnikov 経路を経由してビニリデンオレフィンに二量体化される。しかし、ビ
ニリデンオレフィンの収率またはその純度に悪影響を及ぼす競合反応は、反Mark
ovnikov 経路を経由する深内部オレフィン二量体への二量体化である。二量体化
温度で起こる傾向がある別の好ましくない競合反応は、水素化アルミニウム経路
を経由する、または他の公知の機構による、アルファ−オレフィンの内部異性体
オレフィンへの異性化である。その様な内部オレフィン形成は、二量体の選択性
に悪影響を及ぼす。これらの競合反応を抑制し、ビニリデン二量体への高い選択
性を達成でき、米国特許第4,155,946号明細書および第4,709,1
12号明細書に記載されている様な多成分触媒系を必要としないことが望ましい
。これは、米国特許第5,625,105号明細書および第4,973,788
号明細書で達成でき、これらの特許は、それぞれ高速度および高収率に対するや
や異なった目的を有し、本発明の製法に使用するのが好ましい。
rkovnikov 経路を経由してビニリデンオレフィンに二量体化される。しかし、ビ
ニリデンオレフィンの収率またはその純度に悪影響を及ぼす競合反応は、反Mark
ovnikov 経路を経由する深内部オレフィン二量体への二量体化である。二量体化
温度で起こる傾向がある別の好ましくない競合反応は、水素化アルミニウム経路
を経由する、または他の公知の機構による、アルファ−オレフィンの内部異性体
オレフィンへの異性化である。その様な内部オレフィン形成は、二量体の選択性
に悪影響を及ぼす。これらの競合反応を抑制し、ビニリデン二量体への高い選択
性を達成でき、米国特許第4,155,946号明細書および第4,709,1
12号明細書に記載されている様な多成分触媒系を必要としないことが望ましい
。これは、米国特許第5,625,105号明細書および第4,973,788
号明細書で達成でき、これらの特許は、それぞれ高速度および高収率に対するや
や異なった目的を有し、本発明の製法に使用するのが好ましい。
【0043】 米国特許第5,625,105号明細書によるビニリデンオレフィンの詳細 米国特許第5,625,105号明細書により、反応器に装填する唯一の触媒
成分として少なくとも1種のトリアルキルアルミニウム化合物でアルファ−オレ
フィンを二量体化することにより、高収率並びに短い反応時間でビニリデンオレ
フィンを形成することができる。反応器は、初期アルファ−オレフィン1モルあ
たり0.001〜0.05モルのトリアルキルアルミニウムを含む。温度は14
0℃を超え、170℃未満の範囲内であり、1〜24時間、より典型的には6〜
24時間で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも10重量%(典型的には、
それよりはるかに高く、例えば60%〜80重量%以上)を異なった生成物に、
少なくとも80重量%のビニリデン二量体選択性で転化するのに十分である。こ
れらの反応条件を使用することにより、内部オレフィンへの異性化が抑制され、
ビニリデン二量体の選択性が強化される。米国特許第5,625,105号明細
書のビニリデンオレフィン製造には、オレフィン二量体化反応の発熱性という利
点がある。例えば、反応熱は、形成される二量体のgモルあたり約20Kcalであ
る。そのため、上記の温度範囲で操作することにより、必要な外部エネルギーお
よびコストを最小に抑えることができる。米国特許第5,625,105号明細
書には、3種類の好ましい一般的な様式がある。その様な様式の一つでは、反応
がバッチ式で攪拌により行なわれる、「攪拌ポット反応器」と一般的に呼ばれる
単一の反応器を使用する。別のその様な様式では、反応器は少なくとも2個の閉
鎖された容器を含んでなり、その中で反応は攪拌し、連続的に供給しながら行な
われ、容器は直列に接続されるので、第一容器への供給速度、および各容器から
その後に続く容器(後に続く容器がある場合)への排出速度は互いに実質的に等
しくなる。第三の様式は単一の細長い連続式反応器を使用し、反応は攪拌しなが
ら連続的に行なわれる。これらの様式の第一または第三を行なう場合、反応混合
物が約110℃を超える温度にある時間の少なくとも50%の間に、(a)反応
器中の蒸気空間が、反応器内部の総自由空間の0〜40%(より好ましくは30
%まで、さらに好ましくは20%以下、最も好ましくは10%以下)であり、(
b)反応器中の自由空間の残りが不活性雰囲気を含む様に反応を行なうのが特に
好ましい。上記の第二の操作様式の場合、反応は、容器の1個以上で反応混合物
が約110℃を超える温度にある時間の少なくとも50%の間に、(a)その様
な反応器中の蒸気空間が上記の範囲に従う、例えば総蒸気空間が、容器内部の総
自由空間の0〜40%であるが、最も好ましくは10%以下であり、(b)容器
中の自由空間の残りが不活性雰囲気を含む様に反応を行なうのが最も好ましい。
成分として少なくとも1種のトリアルキルアルミニウム化合物でアルファ−オレ
フィンを二量体化することにより、高収率並びに短い反応時間でビニリデンオレ
フィンを形成することができる。反応器は、初期アルファ−オレフィン1モルあ
たり0.001〜0.05モルのトリアルキルアルミニウムを含む。温度は14
0℃を超え、170℃未満の範囲内であり、1〜24時間、より典型的には6〜
24時間で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも10重量%(典型的には、
それよりはるかに高く、例えば60%〜80重量%以上)を異なった生成物に、
少なくとも80重量%のビニリデン二量体選択性で転化するのに十分である。こ
れらの反応条件を使用することにより、内部オレフィンへの異性化が抑制され、
ビニリデン二量体の選択性が強化される。米国特許第5,625,105号明細
書のビニリデンオレフィン製造には、オレフィン二量体化反応の発熱性という利
点がある。例えば、反応熱は、形成される二量体のgモルあたり約20Kcalであ
る。そのため、上記の温度範囲で操作することにより、必要な外部エネルギーお
よびコストを最小に抑えることができる。米国特許第5,625,105号明細
書には、3種類の好ましい一般的な様式がある。その様な様式の一つでは、反応
がバッチ式で攪拌により行なわれる、「攪拌ポット反応器」と一般的に呼ばれる
単一の反応器を使用する。別のその様な様式では、反応器は少なくとも2個の閉
鎖された容器を含んでなり、その中で反応は攪拌し、連続的に供給しながら行な
われ、容器は直列に接続されるので、第一容器への供給速度、および各容器から
その後に続く容器(後に続く容器がある場合)への排出速度は互いに実質的に等
しくなる。第三の様式は単一の細長い連続式反応器を使用し、反応は攪拌しなが
ら連続的に行なわれる。これらの様式の第一または第三を行なう場合、反応混合
物が約110℃を超える温度にある時間の少なくとも50%の間に、(a)反応
器中の蒸気空間が、反応器内部の総自由空間の0〜40%(より好ましくは30
%まで、さらに好ましくは20%以下、最も好ましくは10%以下)であり、(
b)反応器中の自由空間の残りが不活性雰囲気を含む様に反応を行なうのが特に
好ましい。上記の第二の操作様式の場合、反応は、容器の1個以上で反応混合物
が約110℃を超える温度にある時間の少なくとも50%の間に、(a)その様
な反応器中の蒸気空間が上記の範囲に従う、例えば総蒸気空間が、容器内部の総
自由空間の0〜40%であるが、最も好ましくは10%以下であり、(b)容器
中の自由空間の残りが不活性雰囲気を含む様に反応を行なうのが最も好ましい。
【0044】 好ましい実施態様では、米国特許第5,625,105号明細書の製法は、ア
ルファ−オレフィン転化、反応時間および触媒濃度の間の関係が下記の式に従う
様に行なわれる。 X=1−exp{−k[alR]t} 式中、 kは、温度の関数である速度定数であり、 [alR]はアルキルアルミニウムのモル濃度であり、 tは反応時間(時間)であり、 Xは、1−[Vi]/[Vi]0で表されるアルファ−オレフィン転化であり、
ここで[Vi]は時間tにおけるアルファ−オレフィンのモル濃度であり、 [Vi]0は初期アルファ−オレフィンのモル濃度である。 速度定数に関する値kは、リットル/グラムモル/時間の単位である。
ルファ−オレフィン転化、反応時間および触媒濃度の間の関係が下記の式に従う
様に行なわれる。 X=1−exp{−k[alR]t} 式中、 kは、温度の関数である速度定数であり、 [alR]はアルキルアルミニウムのモル濃度であり、 tは反応時間(時間)であり、 Xは、1−[Vi]/[Vi]0で表されるアルファ−オレフィン転化であり、
ここで[Vi]は時間tにおけるアルファ−オレフィンのモル濃度であり、 [Vi]0は初期アルファ−オレフィンのモル濃度である。 速度定数に関する値kは、リットル/グラムモル/時間の単位である。
【0045】 米国特許第5,625,105号明細書の製法および本発明の好ましい実施態
様で使用するアルファ−オレフィンは、一般的に1種以上の直線状アルファ−オ
レフィンまたは1種以上の分岐鎖アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物で
ある。本発明のすべての非常に好ましい実施態様では、アルファ−オレフィンが
直線状であるか、または少なくともアルファ−オレフィン原料中で非直線状アル
ファ−オレフィン含有量が最小に抑えられている。少量の内部および/またはビ
ニリデンモノオレフィン(例えばオレフィン混合物の40モル%までであるが、
好ましくはそれより少ない)が、反応器に装填する初期アルファ−オレフィン中
に存在し得るが、本発明の目的には、(a)最終的に本発明の洗浄製品界面活性
剤(改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤)を製造するのに好ましい、
上記の分子量範囲または炭素含有量に適合し、(b)不必要な内部および/また
はビニリデンモノオレフィンを導入しない、狭い範囲のアルファ−オレフィン組
成物が好ましい。その様な内部および/またはビニリデンモノオレフィンの典型
的な量は、好ましくは25モル%以下、より好ましくは10%以下である。その
様な内部および/またはビニリデンモノオレフィンの量は、無論、本製法で使用
する触媒対初期アルファ−オレフィンのモル比を計算する際は考慮しない。典型
的には、米国特許第5,625,105号明細書により、その製法で使用するア
ルファ−オレフィンは、分子1個あたりの炭素数が約3〜約30であり、好まし
くは、初期アルファ−オレフィンは、分子1個あたりの炭素数が4〜20、さら
に好ましくは分子1個あたりの炭素数が8〜16である。対照的に、本発明の目
的には、初期アルファ−オレフィンは分子1個あたりの炭素数が5〜8、より好
ましくは分子1個あたりの炭素数が5〜7であり、原料は主として直線状である
。本発明の幾つかの実施態様では、実質的に純粋な単一種のアルファ−オレフィ
ン、例えば1−ヘキセン、を使用するのが好ましい。別の好ましい実施態様では
、アルファ−オレフィンの混合物、特に1−ペンテンおよび1−ヘキセンの混合
物が非常に好ましい。その様な場合、共二量体化(二量体化の特殊な場合)が起
こる。アルファ−オレフィンの非常に好ましい組合せは、本明細書の別の所で説
明する。
様で使用するアルファ−オレフィンは、一般的に1種以上の直線状アルファ−オ
レフィンまたは1種以上の分岐鎖アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物で
ある。本発明のすべての非常に好ましい実施態様では、アルファ−オレフィンが
直線状であるか、または少なくともアルファ−オレフィン原料中で非直線状アル
ファ−オレフィン含有量が最小に抑えられている。少量の内部および/またはビ
ニリデンモノオレフィン(例えばオレフィン混合物の40モル%までであるが、
好ましくはそれより少ない)が、反応器に装填する初期アルファ−オレフィン中
に存在し得るが、本発明の目的には、(a)最終的に本発明の洗浄製品界面活性
剤(改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤)を製造するのに好ましい、
上記の分子量範囲または炭素含有量に適合し、(b)不必要な内部および/また
はビニリデンモノオレフィンを導入しない、狭い範囲のアルファ−オレフィン組
成物が好ましい。その様な内部および/またはビニリデンモノオレフィンの典型
的な量は、好ましくは25モル%以下、より好ましくは10%以下である。その
様な内部および/またはビニリデンモノオレフィンの量は、無論、本製法で使用
する触媒対初期アルファ−オレフィンのモル比を計算する際は考慮しない。典型
的には、米国特許第5,625,105号明細書により、その製法で使用するア
ルファ−オレフィンは、分子1個あたりの炭素数が約3〜約30であり、好まし
くは、初期アルファ−オレフィンは、分子1個あたりの炭素数が4〜20、さら
に好ましくは分子1個あたりの炭素数が8〜16である。対照的に、本発明の目
的には、初期アルファ−オレフィンは分子1個あたりの炭素数が5〜8、より好
ましくは分子1個あたりの炭素数が5〜7であり、原料は主として直線状である
。本発明の幾つかの実施態様では、実質的に純粋な単一種のアルファ−オレフィ
ン、例えば1−ヘキセン、を使用するのが好ましい。別の好ましい実施態様では
、アルファ−オレフィンの混合物、特に1−ペンテンおよび1−ヘキセンの混合
物が非常に好ましい。その様な場合、共二量体化(二量体化の特殊な場合)が起
こる。アルファ−オレフィンの非常に好ましい組合せは、本明細書の別の所で説
明する。
【0046】 本発明の実施では、あらゆるアルミニウムアルキルまたは「アルキルアルミニ
ウム」、好ましくはトリアルキルアルミニウム化合物を唯一の触媒成分である「
二量体化触媒」として使用することができ、工程(a)における二量体化反応区
域に装填する。一般的に、アルキルアルミニウム化合物のアルキル基は、炭素数
が1〜30である。しかし、本発明の実施では、より限られた範囲が非常に好ま
しい。その様な範囲は炭素数2〜約18である。実質的にすべてのアルキル基が
、炭素数が2〜約14である直鎖第1級アルキル基であるトリアルキルアルミニ
ウム化合物が最も好ましい。トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウム
、トリヘキシルアルミニウム、およびトリオクチルアルミニウムが特に好ましい
。これは、比較的短い鎖、例えばC10〜C14、のビニリデンオレフィンの製
造が非常に好ましいことと一致する。トリアルキルアルミニウムの混合物も所望
により使用できる。トリアルキルアルミニウムの水素化物含有量(存在する場合
)は極めて低くすべきであり、例えばトリアルキルアルミニウムは、最大水素化
アルミニウム当量を約0.8%以下にすべきである。好ましい実施態様では、本
製法の工程(a)に供給するトリアルキルアルミニウムは、実質的に水素化物を
含まない、すなわちトリアルキルアルミニウム物質は、含むとしても、最大で0
.10重量%の水素化アルミニウム当量、より好ましくは最大で0.05重量%
の水素化アルミニウム当量である。理論に捕らわれずに、これが好ましいのは、
水素化アルミニウム結合は1−オレフィンの内部オレフィンへの異性化を引き起
こすことがあるためであると考えられる。
ウム」、好ましくはトリアルキルアルミニウム化合物を唯一の触媒成分である「
二量体化触媒」として使用することができ、工程(a)における二量体化反応区
域に装填する。一般的に、アルキルアルミニウム化合物のアルキル基は、炭素数
が1〜30である。しかし、本発明の実施では、より限られた範囲が非常に好ま
しい。その様な範囲は炭素数2〜約18である。実質的にすべてのアルキル基が
、炭素数が2〜約14である直鎖第1級アルキル基であるトリアルキルアルミニ
ウム化合物が最も好ましい。トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニウム
、トリヘキシルアルミニウム、およびトリオクチルアルミニウムが特に好ましい
。これは、比較的短い鎖、例えばC10〜C14、のビニリデンオレフィンの製
造が非常に好ましいことと一致する。トリアルキルアルミニウムの混合物も所望
により使用できる。トリアルキルアルミニウムの水素化物含有量(存在する場合
)は極めて低くすべきであり、例えばトリアルキルアルミニウムは、最大水素化
アルミニウム当量を約0.8%以下にすべきである。好ましい実施態様では、本
製法の工程(a)に供給するトリアルキルアルミニウムは、実質的に水素化物を
含まない、すなわちトリアルキルアルミニウム物質は、含むとしても、最大で0
.10重量%の水素化アルミニウム当量、より好ましくは最大で0.05重量%
の水素化アルミニウム当量である。理論に捕らわれずに、これが好ましいのは、
水素化アルミニウム結合は1−オレフィンの内部オレフィンへの異性化を引き起
こすことがあるためであると考えられる。
【0047】 本発明の製法の工程(a)における唯一の、低レベル二量体化触媒としてトリ
アルキルアルミニウム化合物を使用する場合、本製法のビニリデンオレフィン製
造工程を、初期アルファ−オレフィン1モルあたり約0.005〜約0.045
モルのトリアルキルアルミニウム使用して行なうのがより好ましく、さらに好ま
しくは、初期アルファ−オレフィン1モルあたり約0.010〜約0.045モ
ルのトリアルキルアルミニウム使用して行なう。
アルキルアルミニウム化合物を使用する場合、本製法のビニリデンオレフィン製
造工程を、初期アルファ−オレフィン1モルあたり約0.005〜約0.045
モルのトリアルキルアルミニウム使用して行なうのがより好ましく、さらに好ま
しくは、初期アルファ−オレフィン1モルあたり約0.010〜約0.045モ
ルのトリアルキルアルミニウム使用して行なう。
【0048】 好ましくは、主として(反応時間の半分以上)145℃〜170℃、より好ま
しくは主として160℃〜170℃の温度で、少なくとも80重量%のビニリデ
ン二量体選択性で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも80重量%を異なっ
た生成物に転化するのに十分な1〜15時間(好ましくは約6〜約15時間)の
反応時間で、二量体化工程(a)を行なう。特に好ましい実施態様では、主とし
て約165℃±3℃の温度範囲で、少なくとも80重量%のビニリデン二量体選
択性で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも85重量%を異なった物質に転
化するのに十分な約6〜約12時間の反応時間で、二量体化工程(a)を行なう
。
しくは主として160℃〜170℃の温度で、少なくとも80重量%のビニリデ
ン二量体選択性で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも80重量%を異なっ
た生成物に転化するのに十分な1〜15時間(好ましくは約6〜約15時間)の
反応時間で、二量体化工程(a)を行なう。特に好ましい実施態様では、主とし
て約165℃±3℃の温度範囲で、少なくとも80重量%のビニリデン二量体選
択性で、初期アルファ−オレフィンの少なくとも85重量%を異なった物質に転
化するのに十分な約6〜約12時間の反応時間で、二量体化工程(a)を行なう
。
【0049】 本発明で有用であることが分かった米国特許第5,625,105号明細書の
もう一つの特徴は、Al−H結合はアルファ−オレフィンの内部オレフィンへの
異性化に触媒作用することができるが、およびトリアルキルアルミニウム化合物
がオレフィンおよびジアルキルアルミニウム水素化物に解離する速度は温度増加
と共に急速に増加するが、この発明の製法は、米国特許第4,973,788号
明細書(やはり本発明で有用である)の製法とほとんど同じ位の高純度のビニリ
デンオレフィン生成物を、ただしはるかに短い反応時間で形成できることである
。
もう一つの特徴は、Al−H結合はアルファ−オレフィンの内部オレフィンへの
異性化に触媒作用することができるが、およびトリアルキルアルミニウム化合物
がオレフィンおよびジアルキルアルミニウム水素化物に解離する速度は温度増加
と共に急速に増加するが、この発明の製法は、米国特許第4,973,788号
明細書(やはり本発明で有用である)の製法とほとんど同じ位の高純度のビニリ
デンオレフィン生成物を、ただしはるかに短い反応時間で形成できることである
。
【0050】 本発明のビニリデンオレフィン製造(本製法の工程(a))は、実質的に無水
で、酸素および空気を実質的に含まない環境で行なうべきである。トリアルキル
アルミニウムは、水または水酸基含有化合物、例えばアルコール、と非常に激し
く反応し得る。そのため、系中の少量の水、アルコール、等でもトリアルキルア
ルミニウムの一部を不活性化する。Karl Fischerの水分析の様な分析の使用によ
り、アルファ−オレフィン中に幾らかの水が存在することが分かった場合、アル
キルアルミニウム二量体化触媒の量を増加し、水または他の活性水素成分、例え
ばアルコールに対して相殺し、最初のアルキルアルミニウムの一部が水または他
の活性水素化合物により破壊された後にも、適量の活性トリアルキルアルミニウ
ム触媒が系の中に残る様にすることができる。あるいは、アルファ−オレフィン
原料を前処理し、水またはアルコール汚染物を除去するとよい。同様に、本製法
は乾燥した不活性雰囲気、例えば窒素、アルゴン、ネオン、等の中で行ない、触
媒の破壊を阻止すべきである。
で、酸素および空気を実質的に含まない環境で行なうべきである。トリアルキル
アルミニウムは、水または水酸基含有化合物、例えばアルコール、と非常に激し
く反応し得る。そのため、系中の少量の水、アルコール、等でもトリアルキルア
ルミニウムの一部を不活性化する。Karl Fischerの水分析の様な分析の使用によ
り、アルファ−オレフィン中に幾らかの水が存在することが分かった場合、アル
キルアルミニウム二量体化触媒の量を増加し、水または他の活性水素成分、例え
ばアルコールに対して相殺し、最初のアルキルアルミニウムの一部が水または他
の活性水素化合物により破壊された後にも、適量の活性トリアルキルアルミニウ
ム触媒が系の中に残る様にすることができる。あるいは、アルファ−オレフィン
原料を前処理し、水またはアルコール汚染物を除去するとよい。同様に、本製法
は乾燥した不活性雰囲気、例えば窒素、アルゴン、ネオン、等の中で行ない、触
媒の破壊を阻止すべきである。
【0051】 工程(a)では、本製法のすべての工程と同様に、反応器中を良く攪拌し、一
様な温度を確保することが望ましい。反応器の高い表皮温度を避けるため、反応
器加熱媒体の温度を所望の反応温度に(またはその近くに)設定することが望ま
しい。加熱媒体から来る熱および反応熱の両方を利用し、反応混合物を室温から
反応温度に引き上げる。反応器温度が加熱媒体の温度より高くなると、熱の移動
方向は逆転する、すなわち反応混合物から加熱媒体に移動する。こうして、ほと
んど同じ温度にある同じ加熱媒体を、反応温度に加熱する際は加熱媒体として、
反応温度を超えた時は冷却媒体として使用することができる。蒸気または他の加
熱媒体、例えばDowtherm、を使用できる。
様な温度を確保することが望ましい。反応器の高い表皮温度を避けるため、反応
器加熱媒体の温度を所望の反応温度に(またはその近くに)設定することが望ま
しい。加熱媒体から来る熱および反応熱の両方を利用し、反応混合物を室温から
反応温度に引き上げる。反応器温度が加熱媒体の温度より高くなると、熱の移動
方向は逆転する、すなわち反応混合物から加熱媒体に移動する。こうして、ほと
んど同じ温度にある同じ加熱媒体を、反応温度に加熱する際は加熱媒体として、
反応温度を超えた時は冷却媒体として使用することができる。蒸気または他の加
熱媒体、例えばDowtherm、を使用できる。
【0052】 本製法の工程(a)には、少なくとも米国特許第5,625,105号明細書
の開示と一致する実施態様では、ジャケット付きで30ガロンの、ガラス張りの
Pfaudlerバッチ反応器、熱伝達区域対反応器容積の比2.4ft2:ft3、ジャケ
ットを通して110 psig の蒸気が通過し、反応温度を165℃〜170℃に調
整、が好適である。
の開示と一致する実施態様では、ジャケット付きで30ガロンの、ガラス張りの
Pfaudlerバッチ反応器、熱伝達区域対反応器容積の比2.4ft2:ft3、ジャケ
ットを通して110 psig の蒸気が通過し、反応温度を165℃〜170℃に調
整、が好適である。
【0053】 ビニリデン二量体を製造する際の予防処置的対策 本発明の目的に対するこれらの対策は米国特許第5,625,105号明細書
に開示されている。その様な処置は、非常に詳細に記載されているが、これは、
その様な対策のすべてを実行すべきであるという絶対的な必要性があるからでは
なく、専門家が、本目的に実際に適合した、役に立つ対策を選択できる様にする
ためである。これらの対策は、専門家が、高収率を達成し、広範囲に記載したAm
oco の特許に開示されている様に低レベルの触媒を使用したいと望む場合に、特
に重要である。
に開示されている。その様な処置は、非常に詳細に記載されているが、これは、
その様な対策のすべてを実行すべきであるという絶対的な必要性があるからでは
なく、専門家が、本目的に実際に適合した、役に立つ対策を選択できる様にする
ためである。これらの対策は、専門家が、高収率を達成し、広範囲に記載したAm
oco の特許に開示されている様に低レベルの触媒を使用したいと望む場合に、特
に重要である。
【0054】 二量体化反応器の少なくとも内側に好ましい構築材料は、炭素鋼、ガラスライ
ニング、または軟質金属、例えば銅、である。ニッケルはアルファ−オレフィン
を内部オレフィンに異性化することが分かっている。そのため、Niを含む金属
、例えばステンレス鋼、合金20、Inconel 、等は避けるのが好ましい。また、
Niを含む供給および移動ラインも、可能であれば避けるべきである。ステンレ
ス鋼の様な材料で製作した反応器は、数サイクルの運転後に不動態化し、二量体
収率が増加することがある。Amoco の審査中第08/598,801号明細書(C
ase OL-6962)、K.F. Linにより1996年2月5日提出、は、実質的にニッケル
を含まない鋼およびニッケルを含まない鋼を包含する鉄含有金属表面の不動態化
を達成できる方法を開示しており、この方法は本発明の実施で利用できる。この
方法では、表面を空気または酸素で不動態化している。この開示は役に立つと思
われるが、本発明の効果的な実施に不可欠では決してない。同様の考慮が、Amoc
o 所有の審査中出願第08/596,812号明細書、(Case OL-6963)、D.H. K
rzystowczyk およびK.F. Linにより1996年2月5日提出、にも当てはまるが
、この出願は、アルキルアルミニウム触媒を使用してアルファ−オレフィンを二
量体化する方法で、二量体選択性を損なうニッケルの影響を克服するためにアセ
チレン系炭化水素の使用を記載している。
ニング、または軟質金属、例えば銅、である。ニッケルはアルファ−オレフィン
を内部オレフィンに異性化することが分かっている。そのため、Niを含む金属
、例えばステンレス鋼、合金20、Inconel 、等は避けるのが好ましい。また、
Niを含む供給および移動ラインも、可能であれば避けるべきである。ステンレ
ス鋼の様な材料で製作した反応器は、数サイクルの運転後に不動態化し、二量体
収率が増加することがある。Amoco の審査中第08/598,801号明細書(C
ase OL-6962)、K.F. Linにより1996年2月5日提出、は、実質的にニッケル
を含まない鋼およびニッケルを含まない鋼を包含する鉄含有金属表面の不動態化
を達成できる方法を開示しており、この方法は本発明の実施で利用できる。この
方法では、表面を空気または酸素で不動態化している。この開示は役に立つと思
われるが、本発明の効果的な実施に不可欠では決してない。同様の考慮が、Amoc
o 所有の審査中出願第08/596,812号明細書、(Case OL-6963)、D.H. K
rzystowczyk およびK.F. Linにより1996年2月5日提出、にも当てはまるが
、この出願は、アルキルアルミニウム触媒を使用してアルファ−オレフィンを二
量体化する方法で、二量体選択性を損なうニッケルの影響を克服するためにアセ
チレン系炭化水素の使用を記載している。
【0055】 反応器の原料または内容物と接触する表面の中または上にある金属不純物、例
えばNa、Li等も、アルファ−オレフィンの異性化を促進することがあり、や
はりできれば避けるべきである。この様に、本発明の実施により達成可能な最適
結果を達成するには、特に他の種類の化学反応に以前使用されている反応装置を
使用する場合には、行なうべき多くのことがある。その様な事項を以下に考察す
る。
えばNa、Li等も、アルファ−オレフィンの異性化を促進することがあり、や
はりできれば避けるべきである。この様に、本発明の実施により達成可能な最適
結果を達成するには、特に他の種類の化学反応に以前使用されている反応装置を
使用する場合には、行なうべき多くのことがある。その様な事項を以下に考察す
る。
【0056】 本発明の製法の工程(a)で使用する二量体化反応器に原料を送る前に、反応
器は水性および/または有機溶剤で洗浄すべきである。反応前の洗浄方法は下記
の工程、すなわちA)苛性または酸性洗浄、B)水洗浄、C)乾燥(水の除去)
、D)ヘプタン(または他の重質パラフィン/オレフィン)洗浄、およびE)乾
燥(ヘプタンまたは他の重質パラフィン/オレフィンの除去)の幾つかを包含す
ることができる。大文字は、これらの所望により使用する工程を、ここで別の所
に記載する必須工程から区別するために使用する。苛性または酸性洗浄は、溶液
から、または反応器の内側表面から浸出する材料による痕跡量の不純物を導入す
ることがある。従って、反応器表面の苛性または酸性洗浄は避ける方が好ましい
。反応器の洗浄に高温の有機溶剤による洗浄だけで十分である場合、水性洗浄は
不要である。しかし、反応器を清浄にするのに水性洗浄が必要である場合、塩基
または酸を使用せずに、蒸気洗浄または熱湯洗浄するのが好ましい。苛性または
酸性洗浄は、特定の状況下で他の方法が不十分である場合にのみ使用すべきであ
る。反応器の履歴から苛性または酸性洗浄が必要である場合、それらの洗浄の後
に清浄な水で、最後の洗浄水が使用した清浄な水と等しく(または近く)なるま
で、数回洗浄すべきである。これはpHまたはイオン強度(例えばNi、Na、
Cl、等)を測定することにより達成できる。痕跡量の異性化促進剤でも二量体
の収率を著しく下げることがあるので、工場現場で得られる最も純粋な水(例え
ば脱イオン水または蒸留水)を使用するのが好ましい。水洗浄が完了し、最後の
洗浄水を排出した後、反応器中の残留水は対応する量のアルキルアルミニウム触
媒を破壊するので、反応器に窒素を吹き込んで乾燥させるべきである。反応器の
水洗浄に続いて、有機溶剤(ヘプタン、その他)で洗浄すべきである。攪拌条件
下で高温のヘプタンで数時間洗浄することにより、有機洗浄を促進することがで
きる。ヘプタン洗浄および廃ヘプタンの排出後、好ましくは窒素掃気し、反応器
を乾燥させる。反応器を加熱しながら窒素掃気することにより、ヘプタン乾燥工
程が促進される。反応容器および/または搬送ラインまたは他の、原料または反
応混合物と接触する補助装置がニッケル含有鋼合金または他の鉄含有金属表面で
構築されているために、接触表面の不動態化を行なう必要がある場合、および不
動態化を、空気(または酸素)を使用して行ない、例えば脂肪族アセチレン系炭
化水素を使用する様な他の方法を行なわない場合、洗浄した反応器および関連す
る、原料および反応混合物と接触する金属装置は、少なくとも約20℃の温度、
例えば約50℃までの周囲温度で、空気に少なくとも0.5時間、好ましくは0
.5〜3時間、露出する。表面の不動態化に純粋な酸素を使用する場合、露出時
間は短縮することができる。
器は水性および/または有機溶剤で洗浄すべきである。反応前の洗浄方法は下記
の工程、すなわちA)苛性または酸性洗浄、B)水洗浄、C)乾燥(水の除去)
、D)ヘプタン(または他の重質パラフィン/オレフィン)洗浄、およびE)乾
燥(ヘプタンまたは他の重質パラフィン/オレフィンの除去)の幾つかを包含す
ることができる。大文字は、これらの所望により使用する工程を、ここで別の所
に記載する必須工程から区別するために使用する。苛性または酸性洗浄は、溶液
から、または反応器の内側表面から浸出する材料による痕跡量の不純物を導入す
ることがある。従って、反応器表面の苛性または酸性洗浄は避ける方が好ましい
。反応器の洗浄に高温の有機溶剤による洗浄だけで十分である場合、水性洗浄は
不要である。しかし、反応器を清浄にするのに水性洗浄が必要である場合、塩基
または酸を使用せずに、蒸気洗浄または熱湯洗浄するのが好ましい。苛性または
酸性洗浄は、特定の状況下で他の方法が不十分である場合にのみ使用すべきであ
る。反応器の履歴から苛性または酸性洗浄が必要である場合、それらの洗浄の後
に清浄な水で、最後の洗浄水が使用した清浄な水と等しく(または近く)なるま
で、数回洗浄すべきである。これはpHまたはイオン強度(例えばNi、Na、
Cl、等)を測定することにより達成できる。痕跡量の異性化促進剤でも二量体
の収率を著しく下げることがあるので、工場現場で得られる最も純粋な水(例え
ば脱イオン水または蒸留水)を使用するのが好ましい。水洗浄が完了し、最後の
洗浄水を排出した後、反応器中の残留水は対応する量のアルキルアルミニウム触
媒を破壊するので、反応器に窒素を吹き込んで乾燥させるべきである。反応器の
水洗浄に続いて、有機溶剤(ヘプタン、その他)で洗浄すべきである。攪拌条件
下で高温のヘプタンで数時間洗浄することにより、有機洗浄を促進することがで
きる。ヘプタン洗浄および廃ヘプタンの排出後、好ましくは窒素掃気し、反応器
を乾燥させる。反応器を加熱しながら窒素掃気することにより、ヘプタン乾燥工
程が促進される。反応容器および/または搬送ラインまたは他の、原料または反
応混合物と接触する補助装置がニッケル含有鋼合金または他の鉄含有金属表面で
構築されているために、接触表面の不動態化を行なう必要がある場合、および不
動態化を、空気(または酸素)を使用して行ない、例えば脂肪族アセチレン系炭
化水素を使用する様な他の方法を行なわない場合、洗浄した反応器および関連す
る、原料および反応混合物と接触する金属装置は、少なくとも約20℃の温度、
例えば約50℃までの周囲温度で、空気に少なくとも0.5時間、好ましくは0
.5〜3時間、露出する。表面の不動態化に純粋な酸素を使用する場合、露出時
間は短縮することができる。
【0057】 ヘプタン(または他の重質パラフィン/オレフィン)がすべて除去され、鋼表
面が空気または酸素と接触して(この特別な不動態化方法を選択した場合)不動
態化された後、二量体化反応器を室温で10 psig N2に保持する。この後の処
理はすべて乾燥した不活性気体雰囲気、好ましくは窒素雰囲気中で行なう。
面が空気または酸素と接触して(この特別な不動態化方法を選択した場合)不動
態化された後、二量体化反応器を室温で10 psig N2に保持する。この後の処
理はすべて乾燥した不活性気体雰囲気、好ましくは窒素雰囲気中で行なう。
【0058】 可能であれば、本発明の工程(a)に関連する原料搬送ラインは、反応器前処
理手順と同じ要領で処理し、搬送ラインから原料の汚染が確実に起こらない様に
する。
理手順と同じ要領で処理し、搬送ラインから原料の汚染が確実に起こらない様に
する。
【0059】 二量体化反応器および関連する原料搬送ラインが洗浄された後、ブランクの異
性化操作を行なうのが好ましい。これには、反応器に、N2雰囲気または掃気中
で、二量体化に使用する種類のアルファ−オレフィン原料を装填する。次いで、
トリアルキルアルミニウム触媒の不存在下で、オレフィン原料を165℃に加熱
し、その温度に約12時間保持する。その様なブランク異性化試験により、トリ
アルキルアルミニウムの不存在下で、その系の中に異性化活性が少しでも存在す
るか、否かを確認することができる。パイロットプラントの実験により、上記の
ガラスライニングした反応器中では、ブランク異性化試験中に異性化は起こらな
いことが分かっている。
性化操作を行なうのが好ましい。これには、反応器に、N2雰囲気または掃気中
で、二量体化に使用する種類のアルファ−オレフィン原料を装填する。次いで、
トリアルキルアルミニウム触媒の不存在下で、オレフィン原料を165℃に加熱
し、その温度に約12時間保持する。その様なブランク異性化試験により、トリ
アルキルアルミニウムの不存在下で、その系の中に異性化活性が少しでも存在す
るか、否かを確認することができる。パイロットプラントの実験により、上記の
ガラスライニングした反応器中では、ブランク異性化試験中に異性化は起こらな
いことが分かっている。
【0060】 テトラデセンの様な重質オレフィンを反応器の前処理で使用する場合、反応器
を洗浄する際に高温重質オレフィンでブランク異性化試験を行なうこともできる
。
を洗浄する際に高温重質オレフィンでブランク異性化試験を行なうこともできる
。
【0061】 反応器は、二量体化に進む前に、ブランク異性化試験に合格しなければならな
い。合格しなかった場合、同じオレフィンを使用して反応器をさらに24〜48
時間加熱処理し、反応器の前処理で完全に除去されないことがある残留物質を除
去することができる。また、反応器または反応系の、原料および/または反応混
合物と接触する部分がニッケル含有鋼合金である場合、この段階でさらに不動態
化処理が必要になるか、または望ましい場合がある。その場合、別の新しいオレ
フィン原料を装填してブランク異性化試験を別に行なう必要がある。このブラン
ク異性化試験にまだ合格しない場合、原因を突き止めるためにさらに調査が必要
である。これに関して、ブランク異性化試験の不合格は、NMRにより測定して
オレフィン中に0.5重量%以上の内部オレフィンが形成されたと見なされる。
い。合格しなかった場合、同じオレフィンを使用して反応器をさらに24〜48
時間加熱処理し、反応器の前処理で完全に除去されないことがある残留物質を除
去することができる。また、反応器または反応系の、原料および/または反応混
合物と接触する部分がニッケル含有鋼合金である場合、この段階でさらに不動態
化処理が必要になるか、または望ましい場合がある。その場合、別の新しいオレ
フィン原料を装填してブランク異性化試験を別に行なう必要がある。このブラン
ク異性化試験にまだ合格しない場合、原因を突き止めるためにさらに調査が必要
である。これに関して、ブランク異性化試験の不合格は、NMRにより測定して
オレフィン中に0.5重量%以上の内部オレフィンが形成されたと見なされる。
【0062】 ブランク異性化試験に合格した後、反応で使用するオレフィン原料の指定され
た総量の90重量%を含む反応器に、指定された量のトリアルキルアルミニウム
を装填し、アルファ−オレフィンと混合する。次いで、アルファ−オレフィンの
残りの量(指定された総オレフィン原料の10重量%)を注入し、原料搬送ライ
ンの中に閉じ込められていることがあるトリアルキルアルミニウムをすべて洗い
流す。
た総量の90重量%を含む反応器に、指定された量のトリアルキルアルミニウム
を装填し、アルファ−オレフィンと混合する。次いで、アルファ−オレフィンの
残りの量(指定された総オレフィン原料の10重量%)を注入し、原料搬送ライ
ンの中に閉じ込められていることがあるトリアルキルアルミニウムをすべて洗い
流す。
【0063】 本発明は、不可欠な工程として、上に特別に記載した工程だけを必要とするが
、本発明の好ましい実施態様は、従来の慣習に基づいて、不可欠な工程のいずれ
かの前または後に、一つ以上の追加工程を有することができる。例えば、本製法
の工程(a)を、工程(a)の生成物をアルキル化工程(b)で使用する前に行
なわれる、下記の一連の工程に拡張することができる。この好ましい一連の処理
工程は、a-i)バッチ二量体化(本発明の製法における(a)に対する最小不可欠
な工程)、a-ii) 苛性洗浄、a-iii)相分離、およびa-iv) 蒸留を包含する。これ
らの工程の最初を以下に簡単に説明する。
、本発明の好ましい実施態様は、従来の慣習に基づいて、不可欠な工程のいずれ
かの前または後に、一つ以上の追加工程を有することができる。例えば、本製法
の工程(a)を、工程(a)の生成物をアルキル化工程(b)で使用する前に行
なわれる、下記の一連の工程に拡張することができる。この好ましい一連の処理
工程は、a-i)バッチ二量体化(本発明の製法における(a)に対する最小不可欠
な工程)、a-ii) 苛性洗浄、a-iii)相分離、およびa-iv) 蒸留を包含する。これ
らの工程の最初を以下に簡単に説明する。
【0064】 工程(a-i) バッチ二量体化は、最も好ましくは、アルファ−オレフィン原料として実質的
に純粋な直線状アルファ−オレフィン(LAO)およびトリエチルアルミニウム
(TEA)または他の、触媒として上に説明した非常に好ましいトリアルキルア
ルミニウムを装填し、165℃で行なう。TEA/LAO原料モル比0.016
7で、これらの条件下における反応は、典型的には12時間の反応時間で90%
のLAO転化を達成する。アルファ−オレフィン(例えば1−オクテン)の二量
体化の際、TEAは少なくとも部分的に、アルキル基がアルファ−オレフィンに
対応するトリアルキルアルミニウム(この場合、トリ−n−オクチルアルミニウ
ム)に転化される。
に純粋な直線状アルファ−オレフィン(LAO)およびトリエチルアルミニウム
(TEA)または他の、触媒として上に説明した非常に好ましいトリアルキルア
ルミニウムを装填し、165℃で行なう。TEA/LAO原料モル比0.016
7で、これらの条件下における反応は、典型的には12時間の反応時間で90%
のLAO転化を達成する。アルファ−オレフィン(例えば1−オクテン)の二量
体化の際、TEAは少なくとも部分的に、アルキル基がアルファ−オレフィンに
対応するトリアルキルアルミニウム(この場合、トリ−n−オクチルアルミニウ
ム)に転化される。
【0065】 本発明の二量体化反応を行なう際、蒸気空間の容積を小さくし、二量体形成の
選択性を下げることがある蒸気相中の異性化を最小に抑えるのが好ましい。一般
的に、反応器中の蒸気空間または自由空間は0〜40%である。好ましくは、原
料の装填量は、反応温度(例えば165℃)で、液相が反応器内部容積の少なく
とも70%、より好ましくは80%を超える、さらに好ましくは90%以上、最
も好ましくは少なくとも95%以上になる様にする。
選択性を下げることがある蒸気相中の異性化を最小に抑えるのが好ましい。一般
的に、反応器中の蒸気空間または自由空間は0〜40%である。好ましくは、原
料の装填量は、反応温度(例えば165℃)で、液相が反応器内部容積の少なく
とも70%、より好ましくは80%を超える、さらに好ましくは90%以上、最
も好ましくは少なくとも95%以上になる様にする。
【0066】 二量体化触媒は、反応生成物から回収し、二量体化反応器に循環使用すること
ができ、それが好ましい。
ができ、それが好ましい。
【0067】 本製法の工程(a)を取り巻く他の所望により使用する工程には、a-ii) 苛性
洗浄、a-iii)相分離、およびa-iv) 蒸留が挙げられるが、これらはすべて、ここ
に参考として含める米国特許第5,625,105号明細書に記載されている。
洗浄、a-iii)相分離、およびa-iv) 蒸留が挙げられるが、これらはすべて、ここ
に参考として含める米国特許第5,625,105号明細書に記載されている。
【0068】 メタロセン含有ビニリデン二量体触媒系 ここで有用なビニリデンオレフィンの形態にある二量体を製造するのに好適な
触媒系の別の群は、メタロセンを含んでなる触媒系である。本製法のこの工程に
好適な触媒の一群、並びに好適な処理条件は米国特許第5,087,788号明
細書に記載されている。米国特許第5,087,788号明細書は、一般式RC
H=CH2(式中、Rは炭素数が1〜約30のアルキルである)のアルファ−オ
レフィンをビニリデンオレフィンに二量体化する方法に関する。ビニリデンオレ
フィンは、無論、本発明の目的に十分に直線状から攪乱されていると考えられる
。理論には捕らわれずに、これは、ここに記載する特殊なアルキル化工程を選択
する結果であると考えられる。第5,087,788号明細書の製法は、アルフ
ァ−オレフィンを、温度約−60℃〜約280℃で、(a)一般式(Cp)n M
Y4-n (式中、Cpはシクロペンタジエニルを表し、nは2または3であり、M
はチタン、ジルコニウムまたはハフニウムであり、各Yは個別に水素、C1〜C 5 アルキル、C6〜C20アリール、C3〜C20アルコキシ、C2〜C20エ
ステル、およびハロゲンから選択される)のメタロセン、(b)メチルアルミノ
キサン以外のアルキルアルミノキサン、および(c)トリメチルアルミニウム、
を含んでなるオレフィン二量体化触媒と接触させることを含んでなる。より一般
的には、旧いメタロセン型の二量体化触媒系、例えば米国特許第4,658,0
78号明細書の型補強材料系、も使用できる。ChristoffersおよびBergman によ
りJ. Amer. Chem. Soc., 1996, 118, 4715-4716 に記載されている様な触媒およ
び手順も、本製法の二量体化工程に、特に小規模製造に、使用できる。特に、Be
rgman は、Cp2ZrCl2およびMAOをトルエン中で混合することにより製
造した低Al/Zr比のジルコノセン/ポリ(メチルアルモキサン)(MAO)
触媒を報告している。Bergman の触媒も、米国特許第5,087,788号明細
書の開示する状況で、大規模目的に使用できる。この文献で、幾つかの他の、以
前にアルケンの二量体化用に確認されている触媒系に関する文献を挙げている、
文献番号6として確認されている一覧も参照。好適なビニリデンオレフィンの詳
細に関しては米国特許第5,569,642号明細書参照。
触媒系の別の群は、メタロセンを含んでなる触媒系である。本製法のこの工程に
好適な触媒の一群、並びに好適な処理条件は米国特許第5,087,788号明
細書に記載されている。米国特許第5,087,788号明細書は、一般式RC
H=CH2(式中、Rは炭素数が1〜約30のアルキルである)のアルファ−オ
レフィンをビニリデンオレフィンに二量体化する方法に関する。ビニリデンオレ
フィンは、無論、本発明の目的に十分に直線状から攪乱されていると考えられる
。理論には捕らわれずに、これは、ここに記載する特殊なアルキル化工程を選択
する結果であると考えられる。第5,087,788号明細書の製法は、アルフ
ァ−オレフィンを、温度約−60℃〜約280℃で、(a)一般式(Cp)n M
Y4-n (式中、Cpはシクロペンタジエニルを表し、nは2または3であり、M
はチタン、ジルコニウムまたはハフニウムであり、各Yは個別に水素、C1〜C 5 アルキル、C6〜C20アリール、C3〜C20アルコキシ、C2〜C20エ
ステル、およびハロゲンから選択される)のメタロセン、(b)メチルアルミノ
キサン以外のアルキルアルミノキサン、および(c)トリメチルアルミニウム、
を含んでなるオレフィン二量体化触媒と接触させることを含んでなる。より一般
的には、旧いメタロセン型の二量体化触媒系、例えば米国特許第4,658,0
78号明細書の型補強材料系、も使用できる。ChristoffersおよびBergman によ
りJ. Amer. Chem. Soc., 1996, 118, 4715-4716 に記載されている様な触媒およ
び手順も、本製法の二量体化工程に、特に小規模製造に、使用できる。特に、Be
rgman は、Cp2ZrCl2およびMAOをトルエン中で混合することにより製
造した低Al/Zr比のジルコノセン/ポリ(メチルアルモキサン)(MAO)
触媒を報告している。Bergman の触媒も、米国特許第5,087,788号明細
書の開示する状況で、大規模目的に使用できる。この文献で、幾つかの他の、以
前にアルケンの二量体化用に確認されている触媒系に関する文献を挙げている、
文献番号6として確認されている一覧も参照。好適なビニリデンオレフィンの詳
細に関しては米国特許第5,569,642号明細書参照。
【0069】 本製法におけるビニリデンオレフィン製造は、フリーデル−クラフツおよび/
または高酸性触媒系の使用を避ける方が好ましい。クロム触媒は避けた方がよい
。本発明の好ましいVO製造工程はすべて、C20以上の二量体、好ましくはC 18 二量体、または低級またはC16二量体を製造せず、米国特許第4,99,
718号明細書に記載されている様に重量%で表して、潤滑油の収率が約30%
未満、好ましくは潤滑油の収率が10%未満である。この様に、本製法における
VO製造工程は、明らかに、主として石油添加剤を製造する、または典型的な高
分子量石油添加剤を形成する種類の工程ではない(その様な製法の例に関しては
、米国特許第4,990,718号明細書参照)。
または高酸性触媒系の使用を避ける方が好ましい。クロム触媒は避けた方がよい
。本発明の好ましいVO製造工程はすべて、C20以上の二量体、好ましくはC 18 二量体、または低級またはC16二量体を製造せず、米国特許第4,99,
718号明細書に記載されている様に重量%で表して、潤滑油の収率が約30%
未満、好ましくは潤滑油の収率が10%未満である。この様に、本製法における
VO製造工程は、明らかに、主として石油添加剤を製造する、または典型的な高
分子量石油添加剤を形成する種類の工程ではない(その様な製法の例に関しては
、米国特許第4,990,718号明細書参照)。
【0070】 アルキレート製造 本発明はさらに、工程(a)で達成される脱直線状化/二量体化の後、脱直線
状化したオレフィン(ビニリデンオレフィン)を芳香族炭化水素またはアレーン
と反応させるモノアルキル化工程を包含する。好ましくは、アレーンは、ベンゼ
ン、トルエンおよびそれらの混合物から選択され、より好ましくはアレーンはベ
ンゼンのみである。
状化したオレフィン(ビニリデンオレフィン)を芳香族炭化水素またはアレーン
と反応させるモノアルキル化工程を包含する。好ましくは、アレーンは、ベンゼ
ン、トルエンおよびそれらの混合物から選択され、より好ましくはアレーンはベ
ンゼンのみである。
【0071】 内部異性体選択性およびアルキル化工程の選択 本製法は、好ましくは、内部異性体選択性が0〜40、好ましくは0〜20、
より好ましくは0〜10であるアルキル化工程(b)を必要とする。ここに規定
する内部異性体選択性または「IIS」は、特定のアルキル化工程に対して、1
−ドデセンによるベンゼンのアルキル化試験をモル比10:1で行なうことによ
り測定する。アルキル化はアルキル化触媒の存在下で行ない、ドデセンの少なく
とも90%を転化し、少なくとも60%のモノフェニルドデカンを形成する。次
いで、内部異性体選択性を IIS=100* (1−末端フェニルドデカンの量) フェニルドデカン全体の量 として決定するが、ここで量は、重量による生成物の量であり、末端フェニルド
デカンの量は、2−フェニルドデカンおよび3−フェニルドデカンの合計量であ
り、フェニルドデカン全体の量は2−フェニルドデカンおよび3−フェニルドデ
カンおよび4−フェニルドデカンおよび5−フェニルドデカンおよび6−フェニ
ルドデカンの合計量であり、該量は、アルキルベンゼンスルホネートに対する公
知の分析技術のいずれか、例えばガスクロマトグラフィー、により決定する。An
alytical Chemistry, Nov. 1983, 55(3), 2120-2126, Eganhouse et al, 「Deter
mination of long-chain alkylbenzenes in environmental samples by argenta
tion thin-layer chromatography-high resolution gas chromatography and ga
s chromatography/mass spectrometry」 参照。上記の式に従ってIISを計算す
る際、量の割算の後、その結果を1から引き、100を乗じる。無論、特定のア
ルキル化工程の適性を調べる、または試験するのに使用する特定のアルケンは、
本アルキル化工程を、直線状アルキルベンゼンの製造に使用されている様な公知
のアルキル化工程と比較し、本発明の実施者が、特定の公知のアルキル化工程が
、本発明を構成する一連の処理工程に使用できるか、できないかを決定すること
ができる、基準材料である。本発明の製法を実行する際、アルキル化に実際に使
用する炭化水素原料は、無論、工程(a)のビニリデンオレフィン生成物であり
、これは先行する処理工程に基づいて規定される。また、LAS製造用に現在商
業的に使用されているすべての製法は、アルキル化工程に関するIISだけに基
づく本発明からは除外されることにも注意すべきである。例えば、塩化アルミニ
ウム、HF、等によるLAS製法はすべて、本製法に規定される範囲外のIIS
を有する。対照的に、文献には記載されているが、商業的なアルキルベンゼンス
ルホネート製造には現在使用されていない一部のアルキル化工程は、好適なII
Sを有し、ここで有用である。
より好ましくは0〜10であるアルキル化工程(b)を必要とする。ここに規定
する内部異性体選択性または「IIS」は、特定のアルキル化工程に対して、1
−ドデセンによるベンゼンのアルキル化試験をモル比10:1で行なうことによ
り測定する。アルキル化はアルキル化触媒の存在下で行ない、ドデセンの少なく
とも90%を転化し、少なくとも60%のモノフェニルドデカンを形成する。次
いで、内部異性体選択性を IIS=100* (1−末端フェニルドデカンの量) フェニルドデカン全体の量 として決定するが、ここで量は、重量による生成物の量であり、末端フェニルド
デカンの量は、2−フェニルドデカンおよび3−フェニルドデカンの合計量であ
り、フェニルドデカン全体の量は2−フェニルドデカンおよび3−フェニルドデ
カンおよび4−フェニルドデカンおよび5−フェニルドデカンおよび6−フェニ
ルドデカンの合計量であり、該量は、アルキルベンゼンスルホネートに対する公
知の分析技術のいずれか、例えばガスクロマトグラフィー、により決定する。An
alytical Chemistry, Nov. 1983, 55(3), 2120-2126, Eganhouse et al, 「Deter
mination of long-chain alkylbenzenes in environmental samples by argenta
tion thin-layer chromatography-high resolution gas chromatography and ga
s chromatography/mass spectrometry」 参照。上記の式に従ってIISを計算す
る際、量の割算の後、その結果を1から引き、100を乗じる。無論、特定のア
ルキル化工程の適性を調べる、または試験するのに使用する特定のアルケンは、
本アルキル化工程を、直線状アルキルベンゼンの製造に使用されている様な公知
のアルキル化工程と比較し、本発明の実施者が、特定の公知のアルキル化工程が
、本発明を構成する一連の処理工程に使用できるか、できないかを決定すること
ができる、基準材料である。本発明の製法を実行する際、アルキル化に実際に使
用する炭化水素原料は、無論、工程(a)のビニリデンオレフィン生成物であり
、これは先行する処理工程に基づいて規定される。また、LAS製造用に現在商
業的に使用されているすべての製法は、アルキル化工程に関するIISだけに基
づく本発明からは除外されることにも注意すべきである。例えば、塩化アルミニ
ウム、HF、等によるLAS製法はすべて、本製法に規定される範囲外のIIS
を有する。対照的に、文献には記載されているが、商業的なアルキルベンゼンス
ルホネート製造には現在使用されていない一部のアルキル化工程は、好適なII
Sを有し、ここで有用である。
【0072】 最も効果的に専門家がIISを決定し、特定のアルキル化工程が本発明の目的
に適しているかを決定し易くするために、IIS決定のより具体的な例を以下に
示す。
に適しているかを決定し易くするために、IIS決定のより具体的な例を以下に
示す。
【0073】 上記の様に、1−ドデセンによるベンゼンのアルキル化試験は、ベンゼン対1
−ドデセンのモル比10:1で行ない、アルキル化をアルキル化触媒の存在下で
行ない、少なくとも90%のドデセンを転化し、少なくとも60%のモノフェニ
ルドデカンを形成する。アルキル化試験は、一般的に200時間未満の反応時間
および反応温度約15℃〜約500℃、好ましくは約20℃〜500℃で行なう
必要がある。圧力および1−ドデセンに対する触媒濃度は広く変えることができ
る。アルキル化試験には、ベンゼン以外の溶剤は使用しない。問題の触媒または
アルキル化工程に対するIISの決定に使用する処理条件は、文献から得ること
ができる。専門家は、アルキル化に関して十分に発表されているデータの多くを
使用し、一般的に適切な条件を使用することになる。例えば、AlCl3による
アルキル化を本発明に使用できるか、否かを決定するのに適切な処理条件は、バ
ッチ反応器中、1−ドデセンに対して5モル%のAlCl3の、20〜40℃で
0.5〜1.0時間の反応により例示することができる。その様な試験により、
AlCl3アルキル化工程は本製法に使用するには不適当であることが立証され
る。約48のIISが得られる筈である。別の例では、触媒としてHFを使用す
るアルキル化の適切な試験は、約60のIISを与える筈である。従って、Al
Cl3アルキル化もHFアルキル化も本発明の範囲内ではない。中間細孔ゼオラ
イト、例えば脱アルミニウム処理したモルデナイト、では、IIS決定に好適な
処理条件は、例えば1−ドデセンおよびベンゼンをモル比10:1でモルデナイ
ト触媒を横切って30Hr−1のWHSVで通過させ、反応温度約200℃および
圧力約200 psig であり、これによってモルデナイト触媒に対して約0のII
Sが得られる筈である。この代表的なモルデナイトアルキル化試験に使用する温
度および圧力(以下に詳細に記載する本製法の例も参照)は、ゼオライトおよび
他の形状選択性アルキル化触媒を試験するのにより一般的に有用であると予想さ
れる。H-ZSM-4 の様な触媒を使用すると、約18のIISが得られる筈である。
明らかに、脱アルミニウム処理したモルデナイトおよびH-ZSM-4 で触媒作用させ
るアルキル化は、本発明に使用できるIISを与え、モルデナイトの方が優れて
いる。
−ドデセンのモル比10:1で行ない、アルキル化をアルキル化触媒の存在下で
行ない、少なくとも90%のドデセンを転化し、少なくとも60%のモノフェニ
ルドデカンを形成する。アルキル化試験は、一般的に200時間未満の反応時間
および反応温度約15℃〜約500℃、好ましくは約20℃〜500℃で行なう
必要がある。圧力および1−ドデセンに対する触媒濃度は広く変えることができ
る。アルキル化試験には、ベンゼン以外の溶剤は使用しない。問題の触媒または
アルキル化工程に対するIISの決定に使用する処理条件は、文献から得ること
ができる。専門家は、アルキル化に関して十分に発表されているデータの多くを
使用し、一般的に適切な条件を使用することになる。例えば、AlCl3による
アルキル化を本発明に使用できるか、否かを決定するのに適切な処理条件は、バ
ッチ反応器中、1−ドデセンに対して5モル%のAlCl3の、20〜40℃で
0.5〜1.0時間の反応により例示することができる。その様な試験により、
AlCl3アルキル化工程は本製法に使用するには不適当であることが立証され
る。約48のIISが得られる筈である。別の例では、触媒としてHFを使用す
るアルキル化の適切な試験は、約60のIISを与える筈である。従って、Al
Cl3アルキル化もHFアルキル化も本発明の範囲内ではない。中間細孔ゼオラ
イト、例えば脱アルミニウム処理したモルデナイト、では、IIS決定に好適な
処理条件は、例えば1−ドデセンおよびベンゼンをモル比10:1でモルデナイ
ト触媒を横切って30Hr−1のWHSVで通過させ、反応温度約200℃および
圧力約200 psig であり、これによってモルデナイト触媒に対して約0のII
Sが得られる筈である。この代表的なモルデナイトアルキル化試験に使用する温
度および圧力(以下に詳細に記載する本製法の例も参照)は、ゼオライトおよび
他の形状選択性アルキル化触媒を試験するのにより一般的に有用であると予想さ
れる。H-ZSM-4 の様な触媒を使用すると、約18のIISが得られる筈である。
明らかに、脱アルミニウム処理したモルデナイトおよびH-ZSM-4 で触媒作用させ
るアルキル化は、本発明に使用できるIISを与え、モルデナイトの方が優れて
いる。
【0074】 アルキル化触媒 アルキル化処理工程に必要なIISを達成することは、アルキル化触媒を厳密
に選択することと一致している。多くのアルキル化触媒が容易に不適当であると
決定される。不適当なアルキル化触媒には、DETAL (商品名)製法触媒、塩化ア
ルミニウム、HF、ゼオライト上のHF、フッ素添加したゼオライト、非酸性カ
ルシウムモルデナイト(少なくとも完全に非酸性である場合)、その他多く、が
挙げられる。実際、洗剤用直線状アルキルベンゼンスルホネートの商業的製造に
おけるアルキル化に現在使用されているアルキル化触媒のどれも不適当である。
に選択することと一致している。多くのアルキル化触媒が容易に不適当であると
決定される。不適当なアルキル化触媒には、DETAL (商品名)製法触媒、塩化ア
ルミニウム、HF、ゼオライト上のHF、フッ素添加したゼオライト、非酸性カ
ルシウムモルデナイト(少なくとも完全に非酸性である場合)、その他多く、が
挙げられる。実際、洗剤用直線状アルキルベンゼンスルホネートの商業的製造に
おけるアルキル化に現在使用されているアルキル化触媒のどれも不適当である。
【0075】 対照的に、ここで好適なアルキル化触媒は、形状選択性の適度に酸性の、好ま
しくはゼオライト系の、アルキル化触媒である。アルキル化工程(工程(b))
用のその様な触媒におけるゼオライトは、好ましくはモルデナイト、ZSM-4 、ZS
M-12、ZSM-20、オフレタイト、グメリン沸石および少なくとも部分的に酸性形態
のゼオライトベータからなる群から選択される。より好ましくは、工程(b)(
アルキル化工程)におけるゼオライトは、実質的に酸性形態にあり、通常の結合
剤を含んでなる触媒ペレットに含まれており、該触媒ペレットは、少なくとも約
1%、より好ましくは少なくとも5%、より典型的には50%〜約90%の該ゼ
オライトをさらに含んでなる。
しくはゼオライト系の、アルキル化触媒である。アルキル化工程(工程(b))
用のその様な触媒におけるゼオライトは、好ましくはモルデナイト、ZSM-4 、ZS
M-12、ZSM-20、オフレタイト、グメリン沸石および少なくとも部分的に酸性形態
のゼオライトベータからなる群から選択される。より好ましくは、工程(b)(
アルキル化工程)におけるゼオライトは、実質的に酸性形態にあり、通常の結合
剤を含んでなる触媒ペレットに含まれており、該触媒ペレットは、少なくとも約
1%、より好ましくは少なくとも5%、より典型的には50%〜約90%の該ゼ
オライトをさらに含んでなる。
【0076】 より一般的には、好適なアルキル化触媒は、典型的には少なくとも部分的に結
晶性であり、より好ましくは実質的に結晶性であり、結合剤または他の、触媒ペ
レットの形成に使用する材料、凝集物または複合材料を含まない。さらに、触媒
は、典型的には少なくとも部分的に酸性である。例えば、完全に交換したCa形
態のモルデナイトは不適当であるのに対し、H−形態のモルデナイトは好適であ
る。この触媒は、請求項で工程(b)として規定するアルキル化工程に有用であ
る。
晶性であり、より好ましくは実質的に結晶性であり、結合剤または他の、触媒ペ
レットの形成に使用する材料、凝集物または複合材料を含まない。さらに、触媒
は、典型的には少なくとも部分的に酸性である。例えば、完全に交換したCa形
態のモルデナイトは不適当であるのに対し、H−形態のモルデナイトは好適であ
る。この触媒は、請求項で工程(b)として規定するアルキル化工程に有用であ
る。
【0077】 本アルキル化製法に有用なゼオライトを特徴付ける細孔は、均一な約6.2オ
ングストロームの細孔を有するカンクリン石における様な、実質的に円形である
か、または好ましくはモルデナイトにおける様にやや長円形でよい。無論、いず
れの場合も、本製法のアルキル化工程で触媒として使用するゼオライトは、大細
孔ゼオライト、例えばXおよびYゼオライト、と比較的小さな細孔径のゼオライ
トZSM-5 およびZSM-11の中間の主細孔寸法、好ましくは約6A〜約7Aを有する
。実際にZSM-5 を試験したが、本発明に使用できないことが分かった。特定のゼ
オライトの細孔寸法および結晶構造は、W.M. MeierおよびD.H. OlsonによるATLA
S OF ZEOLITE STRUCTURE TYPES、Structure Commission of the International Zeolite Association から出版(1978年以降の版)、Polycrystal Book Ser
vice, Pittsburgh, Paにより配給、に記載されている。
ングストロームの細孔を有するカンクリン石における様な、実質的に円形である
か、または好ましくはモルデナイトにおける様にやや長円形でよい。無論、いず
れの場合も、本製法のアルキル化工程で触媒として使用するゼオライトは、大細
孔ゼオライト、例えばXおよびYゼオライト、と比較的小さな細孔径のゼオライ
トZSM-5 およびZSM-11の中間の主細孔寸法、好ましくは約6A〜約7Aを有する
。実際にZSM-5 を試験したが、本発明に使用できないことが分かった。特定のゼ
オライトの細孔寸法および結晶構造は、W.M. MeierおよびD.H. OlsonによるATLA
S OF ZEOLITE STRUCTURE TYPES、Structure Commission of the International Zeolite Association から出版(1978年以降の版)、Polycrystal Book Ser
vice, Pittsburgh, Paにより配給、に記載されている。
【0078】 本製法のアルキル化工程に有用なゼオライトは、一般的に、少なくとも10%
の、アルカリまたはアルカリ土類金属以外のイオンにより占有された陽イオン性
箇所を有する。典型的な置換イオンには、アンモニウム、水素、希土類元素、亜
鉛、銅およびアルミニウムが挙げられるが、これらに限定するものではない。こ
の群の中で、調和したアンモニウム、水素、希土類元素またはそれらの組合せが
特に好ましい。好ましい実施態様では、ゼオライトを主として水素形態に転化す
るが、これには、一般的に本来存在するアルカリ金属または他のイオンを水素イ
オン前駆物質、例えばアンモニウムイオン、で置き換え、これをか焼して水素形
態にする。この交換は、良く知られているイオン交換技術を利用し、ゼオライト
をアンモニウム塩、例えば塩化アンモニウム、の溶液と接触させることにより都
合良く行なう。好ましい実施態様では、交換程度は、陽イオン性箇所の少なくと
も50%が水素イオンで占められる様にする。
の、アルカリまたはアルカリ土類金属以外のイオンにより占有された陽イオン性
箇所を有する。典型的な置換イオンには、アンモニウム、水素、希土類元素、亜
鉛、銅およびアルミニウムが挙げられるが、これらに限定するものではない。こ
の群の中で、調和したアンモニウム、水素、希土類元素またはそれらの組合せが
特に好ましい。好ましい実施態様では、ゼオライトを主として水素形態に転化す
るが、これには、一般的に本来存在するアルカリ金属または他のイオンを水素イ
オン前駆物質、例えばアンモニウムイオン、で置き換え、これをか焼して水素形
態にする。この交換は、良く知られているイオン交換技術を利用し、ゼオライト
をアンモニウム塩、例えば塩化アンモニウム、の溶液と接触させることにより都
合良く行なう。好ましい実施態様では、交換程度は、陽イオン性箇所の少なくと
も50%が水素イオンで占められる様にする。
【0079】 ゼオライトは、アルミナ抽出(脱アルミニウム処理)を包含する様々な化学処
理にかけ、1種以上の金属成分、特にIIB 、III 、IV、VI、VII およびVIII族の
金属、と組み合わせることができる。場合により、ゼオライトを、蒸気処理また
は空気中でのか焼を包含する熱処理、水素または不活性ガス、例えば窒素または
ヘリウム、にさらすのも好ましい。
理にかけ、1種以上の金属成分、特にIIB 、III 、IV、VI、VII およびVIII族の
金属、と組み合わせることができる。場合により、ゼオライトを、蒸気処理また
は空気中でのか焼を包含する熱処理、水素または不活性ガス、例えば窒素または
ヘリウム、にさらすのも好ましい。
【0080】 好適な変性処理には、約5〜約100%スチームを含む雰囲気と温度約250
〜1000℃で接触させる、ゼオライトのスチーム処理がある。スチーム処理は
、大気圧未満〜数百気圧の圧力で、約0.25〜約100時間行なうことができ
る。
〜1000℃で接触させる、ゼオライトのスチーム処理がある。スチーム処理は
、大気圧未満〜数百気圧の圧力で、約0.25〜約100時間行なうことができ
る。
【0081】 本製法の好ましいアルキル化工程を行なう際、上記の中間細孔径の結晶性ゼオ
ライトを別の材料、例えばこの製法で使用する温度、その他の条件に耐えられる
結合剤またはマトリックス、の中に配合するのが有利である場合がある。その様
なマトリックス材料には、合成または天然産の物質、並びに無機材料、例えばク
レー、シリカ、および/または金属酸化物、が挙げられる。マトリックス材料は
、シリカおよび金属酸化物の混合物を包含するゲルの形態でよい。シリカと金属
酸化物の混合物は、天然産でも、ゲルまたはゼラチン状沈殿物の形態でもよい。
ゼオライトと複合材料を形成し得る天然産のクレーは、モンモリロン石およびカ
オリン族のクレーを包含し、これらの族は、亜ベントナイトおよび一般的にDixi
e 、McNamee-GergiaおよびFlorida クレーとよばれるカオリンまたは他の、主要
鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、ディッカイト、ナクライトまたはアナ
ウキサイトである材料である。その様なクレーは、採鉱されたばかりの未処理状
態で使用するか、または最初にか焼、酸処理または化学的変性にかけることがで
きる。
ライトを別の材料、例えばこの製法で使用する温度、その他の条件に耐えられる
結合剤またはマトリックス、の中に配合するのが有利である場合がある。その様
なマトリックス材料には、合成または天然産の物質、並びに無機材料、例えばク
レー、シリカ、および/または金属酸化物、が挙げられる。マトリックス材料は
、シリカおよび金属酸化物の混合物を包含するゲルの形態でよい。シリカと金属
酸化物の混合物は、天然産でも、ゲルまたはゼラチン状沈殿物の形態でもよい。
ゼオライトと複合材料を形成し得る天然産のクレーは、モンモリロン石およびカ
オリン族のクレーを包含し、これらの族は、亜ベントナイトおよび一般的にDixi
e 、McNamee-GergiaおよびFlorida クレーとよばれるカオリンまたは他の、主要
鉱物成分がハロイサイト、カオリナイト、ディッカイト、ナクライトまたはアナ
ウキサイトである材料である。その様なクレーは、採鉱されたばかりの未処理状
態で使用するか、または最初にか焼、酸処理または化学的変性にかけることがで
きる。
【0082】 上記の材料に加えて、ここで使用する中間細孔径ゼオライトは、多孔質マトリ
ックス材料、例えばアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ
−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベリリア、およびシリカ−チタニア、
並びに三元組合せ、例えばシリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジル
コニア、シリカ−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マグネシア−ジルコニア
、と混合することができる。マトリックスは共ゲルの形態でよい。細かく分割し
たゼオライトおよび無機酸化物ゲルマトリックスの相対的比率は広く変化してよ
く、ゼオライト含有量は複合材料の約1〜約99重量%、より一般的には約5〜
約80重量%である。
ックス材料、例えばアルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シリカ
−ジルコニア、シリカ−トリア、シリカ−ベリリア、およびシリカ−チタニア、
並びに三元組合せ、例えばシリカ−アルミナ−トリア、シリカ−アルミナ−ジル
コニア、シリカ−アルミナ−マグネシアおよびシリカ−マグネシア−ジルコニア
、と混合することができる。マトリックスは共ゲルの形態でよい。細かく分割し
たゼオライトおよび無機酸化物ゲルマトリックスの相対的比率は広く変化してよ
く、ゼオライト含有量は複合材料の約1〜約99重量%、より一般的には約5〜
約80重量%である。
【0083】 本発明のアルキル化に有用な材料を包含するゼオライト群は、シリカ:アルミ
ナの比が少なくとも10:1、好ましくは少なくとも20:1である。本明細書
に記載するシリカ:アルミナの比は、構造または骨格比、すなわちSiO4対A
lO4四面体の比である。この比は、各種の物理的および化学的方法で測定され
るシリカ:アルミナ比と異なっていることがある。例えば、総化学分析は、ゼオ
ライト上の酸性箇所に関連する陽イオンの形態で存在するアルミナを含むことが
でき、従って低いシリカ:アルミナ比を与える。同様に、その比をアンモニア脱
着の熱重量分析(TGA)により決定する場合、陽イオン性アルミニウムがアン
モニアイオンの酸性箇所への交換を阻止する場合、低いアンモニア滴定が得られ
る。これらの不一致は、特定の処理、例えば下記の、ゼオライト構造を含まない
イオン性アルミニウムの存在をもたらす脱アルミニウム処理方法、を採用する場
合に特に面倒である。従って、十分な注意を払い、構造のシリカ:アルミナ比を
確実に正確に決定する必要がある。
ナの比が少なくとも10:1、好ましくは少なくとも20:1である。本明細書
に記載するシリカ:アルミナの比は、構造または骨格比、すなわちSiO4対A
lO4四面体の比である。この比は、各種の物理的および化学的方法で測定され
るシリカ:アルミナ比と異なっていることがある。例えば、総化学分析は、ゼオ
ライト上の酸性箇所に関連する陽イオンの形態で存在するアルミナを含むことが
でき、従って低いシリカ:アルミナ比を与える。同様に、その比をアンモニア脱
着の熱重量分析(TGA)により決定する場合、陽イオン性アルミニウムがアン
モニアイオンの酸性箇所への交換を阻止する場合、低いアンモニア滴定が得られ
る。これらの不一致は、特定の処理、例えば下記の、ゼオライト構造を含まない
イオン性アルミニウムの存在をもたらす脱アルミニウム処理方法、を採用する場
合に特に面倒である。従って、十分な注意を払い、構造のシリカ:アルミナ比を
確実に正確に決定する必要がある。
【0084】 ここで使用するのに好適な(ただしH−モルデナイト程好ましくない)ゼオラ
イトベータは、米国特許第3,308,069号明細書に、その製造と共に詳細
に記載されている。その様な酸形態にあるゼオライトも、Zeochem からZeocat P
B/H として市販されている。
イトベータは、米国特許第3,308,069号明細書に、その製造と共に詳細
に記載されている。その様な酸形態にあるゼオライトも、Zeochem からZeocat P
B/H として市販されている。
【0085】 ゼオライトが有機陽イオンの存在下で製造されている場合、それらのゼオライ
トは不活性であるが、これは恐らく結晶内自由空間が、形成溶液から来る有機陽
イオンにより占有されているためである。これらのゼオライトは、例えば不活性
雰囲気中で540℃で1時間加熱し、続いてアンモニア塩で塩基交換し、続いて
空気中、540℃でか焼することにより活性化することができる。形成溶液中に
有機陽イオンが存在することは、ゼオライトの形成に絶対不可欠ではないが、こ
の特殊な型のゼオライトの形成に有利であると思われる。ある種の天然ゼオライ
トは、様々な活性化手順および他の処理、例えば塩基交換、スチーム処理、アル
ミナ抽出およびか焼、により、望ましい型のゼオライトに転化することができる
。ゼオライトは、乾燥水素形態で、結晶構造密度が約1.6g.cm-3より大幅に低
くないのが好ましい。公知の構造に対する乾燥密度は、例えば「Proceedings of the Conference on Molecular Sieves, London, April 1967」 、Society of Che
mical Industry, Londonにより1968年に出版、に含まれる、W.M. Meierによ
るゼオライト構造に関する論文の19頁に記載されている様に、1000立法オ
ングストロームあたりのケイ素+アルミニウム原子の数から計算することができ
る。結晶構造密度の考察に関して、この論文を参照する。結晶構造密度は、幾つ
かの典型的なゼオライトに関する値と共に、ここに参考として含める米国特許第
4,016,218号明細書にさらに考察されている。アルカリ金属形態で合成
する場合、ゼオライトを水素形態に転化するのが有利であるが、その際、一般的
にアンモニウムイオン交換によりアンモニウム形態を中間的に形成し、そのアン
モニウム形態をか焼して水素形態を得る。ゼオライトの水素形態は反応に効果的
に触媒作用するが、ゼオライトは部分的にアルカリ金属形態でもよいことが分か
った。
トは不活性であるが、これは恐らく結晶内自由空間が、形成溶液から来る有機陽
イオンにより占有されているためである。これらのゼオライトは、例えば不活性
雰囲気中で540℃で1時間加熱し、続いてアンモニア塩で塩基交換し、続いて
空気中、540℃でか焼することにより活性化することができる。形成溶液中に
有機陽イオンが存在することは、ゼオライトの形成に絶対不可欠ではないが、こ
の特殊な型のゼオライトの形成に有利であると思われる。ある種の天然ゼオライ
トは、様々な活性化手順および他の処理、例えば塩基交換、スチーム処理、アル
ミナ抽出およびか焼、により、望ましい型のゼオライトに転化することができる
。ゼオライトは、乾燥水素形態で、結晶構造密度が約1.6g.cm-3より大幅に低
くないのが好ましい。公知の構造に対する乾燥密度は、例えば「Proceedings of the Conference on Molecular Sieves, London, April 1967」 、Society of Che
mical Industry, Londonにより1968年に出版、に含まれる、W.M. Meierによ
るゼオライト構造に関する論文の19頁に記載されている様に、1000立法オ
ングストロームあたりのケイ素+アルミニウム原子の数から計算することができ
る。結晶構造密度の考察に関して、この論文を参照する。結晶構造密度は、幾つ
かの典型的なゼオライトに関する値と共に、ここに参考として含める米国特許第
4,016,218号明細書にさらに考察されている。アルカリ金属形態で合成
する場合、ゼオライトを水素形態に転化するのが有利であるが、その際、一般的
にアンモニウムイオン交換によりアンモニウム形態を中間的に形成し、そのアン
モニウム形態をか焼して水素形態を得る。ゼオライトの水素形態は反応に効果的
に触媒作用するが、ゼオライトは部分的にアルカリ金属形態でもよいことが分か
った。
【0086】 ヨーロッパ特許第466,558号明細書は、ここでも使用できる酸性モルデ
ナイト型アルキル化触媒を記載しているが、これは、全体のSi/Al原子比が
15〜85(15〜60)であり、Na重量含有量が1000 ppm未満(好まし
くは250 ppm未満)であり、構造外のAl物質の含有量が低いか、またはゼロ
であり、元素メッシュ容積が2,760nm3 未満である。
ナイト型アルキル化触媒を記載しているが、これは、全体のSi/Al原子比が
15〜85(15〜60)であり、Na重量含有量が1000 ppm未満(好まし
くは250 ppm未満)であり、構造外のAl物質の含有量が低いか、またはゼロ
であり、元素メッシュ容積が2,760nm3 未満である。
【0087】 ここでアルキル化触媒の製造に有用な米国特許第5,057,472号明細書
は、酸に対して安定したNaイオン含有ゼオライト、好ましくはモルデナイト、
の同時脱アルミニウム処理およびイオン交換に関し、これは、NaイオンをNH
4 およびHイオンに完全に交換するのに十分なNH4 NO3 を含む0.5〜3(
好ましくは1〜2.5)MのHNO3 溶液との接触により行なう。得られたゼオ
ライトは、SiO2 :Al2 O3 比15〜26(好ましくは17〜23)を有す
ることができ、好ましくはか焼し、少なくとも部分的にNH4 /H形態をH形態
に転化する。所望により、必ずしも本発明に特に好ましい訳ではないが、触媒は
VIII族金属(および所望により無機酸化物も)を第5,057,472号明細書
のか焼したゼオライトと共に含むことができる。
は、酸に対して安定したNaイオン含有ゼオライト、好ましくはモルデナイト、
の同時脱アルミニウム処理およびイオン交換に関し、これは、NaイオンをNH
4 およびHイオンに完全に交換するのに十分なNH4 NO3 を含む0.5〜3(
好ましくは1〜2.5)MのHNO3 溶液との接触により行なう。得られたゼオ
ライトは、SiO2 :Al2 O3 比15〜26(好ましくは17〜23)を有す
ることができ、好ましくはか焼し、少なくとも部分的にNH4 /H形態をH形態
に転化する。所望により、必ずしも本発明に特に好ましい訳ではないが、触媒は
VIII族金属(および所望により無機酸化物も)を第5,057,472号明細書
のか焼したゼオライトと共に含むことができる。
【0088】 本アルキル化工程に好適な別の酸性モルデナイト触媒は米国特許第4,861
,935号明細書に記載されているが、これはアルミナを配合した水素型のモル
デナイトであり、この組成物の表面積は少なくとも580m2/gである。本発明の
アルキル化工程に有用な他の酸性モルデナイト触媒は、米国特許第5,243,
116号明細書および米国特許第5,198,595号明細書に記載されている
触媒を包含する。ここで有用なさらに他のアルキル化触媒は米国特許第5,17
5,13号明細書に記載されている酸性モルデナイトゼオライトであり、これは
、シリカ/アルミナモル比が少なくとも50:1であり、対称指数がX線回折分
析により測定して少なくとも1.0であり、総細孔容積が約0.18cc/g〜約0
.45cc/gになる様な気孔率を有し、中間〜大細孔容積の合計の、総細孔容積に
対する比が約0.25〜約0.75である。
,935号明細書に記載されているが、これはアルミナを配合した水素型のモル
デナイトであり、この組成物の表面積は少なくとも580m2/gである。本発明の
アルキル化工程に有用な他の酸性モルデナイト触媒は、米国特許第5,243,
116号明細書および米国特許第5,198,595号明細書に記載されている
触媒を包含する。ここで有用なさらに他のアルキル化触媒は米国特許第5,17
5,13号明細書に記載されている酸性モルデナイトゼオライトであり、これは
、シリカ/アルミナモル比が少なくとも50:1であり、対称指数がX線回折分
析により測定して少なくとも1.0であり、総細孔容積が約0.18cc/g〜約0
.45cc/gになる様な気孔率を有し、中間〜大細孔容積の合計の、総細孔容積に
対する比が約0.25〜約0.75である。
【0089】 ここで特に好ましいアルキル化触媒には、Zeochem から市販の酸性モルデナイ
ト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H、Zeolyst International から市販のCBV 90A
、およびUOP Chemical Catalystsから市販のLZM-8 が挙げられる。
ト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H、Zeolyst International から市販のCBV 90A
、およびUOP Chemical Catalystsから市販のLZM-8 が挙げられる。
【0090】 最も一般的には、アルキル化工程が上記の内部異性体選択性の必要条件を満た
しさえすれば、どの様なアルキル化触媒でもここで使用できる。
しさえすれば、どの様なアルキル化触媒でもここで使用できる。
【0091】 一般的に、この分野で公知のすべてのアルキル化条件を使用し、本発明のビニ
リデンオレフィン原料を使用してアレーンをアルキル化することができる。好適
なアルキル化条件を下記の例でさらに例示するが、これらに限定するものではな
い。一般的に、液相および蒸気相アルキル化を使用できる。好ましい実施態様は
液相アルキル化を包含するが、そこでは実質的にビニリデンオレフィンのみ、お
よび過剰のアレーン、特にベンゼン、を使用する。液相アルキル化は、加圧下で
、アレーンの通常の沸点を超える温度、好ましくは100℃を超える温度で行な
うのが好適である。温度は、著しい副反応が起こる温度より低く維持するのが好
ましい。アルキル化の生産量は、過剰の温度を避けるために、好適にはIISま
たはnmrに関して説明した手順の様な分析手順を使用し、試験運転で監視する
ことができる。
リデンオレフィン原料を使用してアレーンをアルキル化することができる。好適
なアルキル化条件を下記の例でさらに例示するが、これらに限定するものではな
い。一般的に、液相および蒸気相アルキル化を使用できる。好ましい実施態様は
液相アルキル化を包含するが、そこでは実質的にビニリデンオレフィンのみ、お
よび過剰のアレーン、特にベンゼン、を使用する。液相アルキル化は、加圧下で
、アレーンの通常の沸点を超える温度、好ましくは100℃を超える温度で行な
うのが好適である。温度は、著しい副反応が起こる温度より低く維持するのが好
ましい。アルキル化の生産量は、過剰の温度を避けるために、好適にはIISま
たはnmrに関して説明した手順の様な分析手順を使用し、試験運転で監視する
ことができる。
【0092】 処理工程 本発明は、工程(b)の生成物をスルホン化する工程(c)、および工程(c
)の生成物を中和する工程(d)、および工程(c)または(d)の生成物を、
1種以上の洗浄製品補助物質と混合する工程(e)をさらに有し、それによって
洗浄製品を形成する、上記の態様または実施態様のいずれかによる製法を包含す
る。
)の生成物を中和する工程(d)、および工程(c)または(d)の生成物を、
1種以上の洗浄製品補助物質と混合する工程(e)をさらに有し、それによって
洗浄製品を形成する、上記の態様または実施態様のいずれかによる製法を包含す
る。
【0093】 変性したアルキルベンゼンの蒸留 所望により、使用する原料および工程の正確な順序により、本製法は、変性し
たアルキルアレーン(工程(b)の生成物)を蒸留し、例えば未反応出発物質、
パラフィン、過剰のベンゼン、または他のアレーン(これは工程(b)のための
溶剤として使用できる)、等を除去する工程を包含することができる。従来のど
の様な蒸留装置でも使用できる。一般的な方法は、市販の直線状アルキルベンゼ
ン(LAB)の蒸留に使用する方法と同様である。好適な蒸留工程は、上に参照
したアルキルベンゼンスルホネート製造のSurfactant Science Series の概観に
記載されている。
たアルキルアレーン(工程(b)の生成物)を蒸留し、例えば未反応出発物質、
パラフィン、過剰のベンゼン、または他のアレーン(これは工程(b)のための
溶剤として使用できる)、等を除去する工程を包含することができる。従来のど
の様な蒸留装置でも使用できる。一般的な方法は、市販の直線状アルキルベンゼ
ン(LAB)の蒸留に使用する方法と同様である。好適な蒸留工程は、上に参照
したアルキルベンゼンスルホネート製造のSurfactant Science Series の概観に
記載されている。
【0094】 スルホン化および処理 一般的に、本製法における改良アルキルベンゼンのスルホン化は、前に参照し
た「Detergent Manufacture Including Zeolite Builders and Other New Materi
als」並びに上記のアルキルベンゼンスルホネート製造のSurfactant Science Ser
ies の概観に記載されている方法を包含する、良く知られているスルホン化方式
のいずれかを使用することにより達成できる。一般的なスルホン化方式は、硫酸
、クロロスルホン酸、発煙硫酸、三酸化硫黄/空気が特に好ましい。好適な空気
/三酸化硫黄混合物を使用するスルホン化の詳細は、米国特許第3,427,3
42号明細書、Chemithon 、に記載されている。
た「Detergent Manufacture Including Zeolite Builders and Other New Materi
als」並びに上記のアルキルベンゼンスルホネート製造のSurfactant Science Ser
ies の概観に記載されている方法を包含する、良く知られているスルホン化方式
のいずれかを使用することにより達成できる。一般的なスルホン化方式は、硫酸
、クロロスルホン酸、発煙硫酸、三酸化硫黄/空気が特に好ましい。好適な空気
/三酸化硫黄混合物を使用するスルホン化の詳細は、米国特許第3,427,3
42号明細書、Chemithon 、に記載されている。
【0095】 本製法では、都合の良いすべての処理工程を使用できる。例えば、中和工程は
、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウムおよび置換アンモニウム
アルカリおよびそれらの混合物から選択されたアルカリを使用して行なうことが
できる。カリウムは溶解性を支援することができ、マグネシウムは軟水性能を強
化することができ、置換アンモニウムは、本界面活性剤の特殊な変形を処方する
のに役立つ。本発明は、本製法により製造された改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤のこれらの誘導体形態のすべて、およびそれらの日用製品組成物
における使用を包含する。
、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウムおよび置換アンモニウム
アルカリおよびそれらの混合物から選択されたアルカリを使用して行なうことが
できる。カリウムは溶解性を支援することができ、マグネシウムは軟水性能を強
化することができ、置換アンモニウムは、本界面活性剤の特殊な変形を処方する
のに役立つ。本発明は、本製法により製造された改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤のこれらの誘導体形態のすべて、およびそれらの日用製品組成物
における使用を包含する。
【0096】 あるいは、本界面活性剤の酸形態を酸性洗浄製品に直接加えるか、または洗浄
成分と混合し、次いで中和することもできる。
成分と混合し、次いで中和することもできる。
【0097】 洗浄製品 本発明は特殊な洗浄製品実施態様を包含する。例えば、本発明は、洗浄製品、
特に家庭用洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、食器洗浄製品、等、であって、(i) 約
0.1〜約99%の改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤[該改良アル
キルアリールスルホネート界面活性剤は、ここで他の所に詳細に記載した製法の
生成物である。その様な製法は、下記の工程、すなわち(a)二量体化触媒の存
在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物(C5 〜C8 アルファ
−オレフィンまたはそれらの混合物、より好ましくはC5 〜C7 アルファ−
オレフィンまたはそれらの混合物)を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、
1種以上の、C10〜C16、好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデ
ンオレフィンを形成する工程、(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、ト
ルエンおよびそれらの混合物から選択されたアレーン、好ましくはベンゼン、を
該ビニリデンオレフィンでアルキル化する工程、(c)工程(b)の生成物をス
ルホン化する工程、および、所望により、(d)工程(c)の生成物を中和する
工程、を含んでなる]、および(ii)約0.00001%〜約99%の洗浄製品補
助成分を含んでなる洗浄製品に関する。
特に家庭用洗浄製品、例えば洗濯用洗剤、食器洗浄製品、等、であって、(i) 約
0.1〜約99%の改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤[該改良アル
キルアリールスルホネート界面活性剤は、ここで他の所に詳細に記載した製法の
生成物である。その様な製法は、下記の工程、すなわち(a)二量体化触媒の存
在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物(C5 〜C8 アルファ
−オレフィンまたはそれらの混合物、より好ましくはC5 〜C7 アルファ−
オレフィンまたはそれらの混合物)を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、
1種以上の、C10〜C16、好ましくはC10〜C14の炭素を含むビニリデ
ンオレフィンを形成する工程、(b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、ト
ルエンおよびそれらの混合物から選択されたアレーン、好ましくはベンゼン、を
該ビニリデンオレフィンでアルキル化する工程、(c)工程(b)の生成物をス
ルホン化する工程、および、所望により、(d)工程(c)の生成物を中和する
工程、を含んでなる]、および(ii)約0.00001%〜約99%の洗浄製品補
助成分を含んでなる洗浄製品に関する。
【0098】 上記の製法の説明から明らかな様に、本発明の好ましい洗浄製品実施態様の多
くは(すべてではないにしても)、それらの形成を説明する製法変形により最も
分かり易く説明される。これらの製法上の制限は、以下、洗浄製品の定義の一部
であると考えるべきである。
くは(すべてではないにしても)、それらの形成を説明する製法変形により最も
分かり易く説明される。これらの製法上の制限は、以下、洗浄製品の定義の一部
であると考えるべきである。
【0099】 改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤を製造し、それによって本発明
の洗浄組成物を製造する、好ましいアルキル化工程は、内部異性体選択性が0〜
約40以下、より好ましくは20以下、さらに好ましくは10以下であるアルキ
ル化工程である。ビニリデンオレフィンを芳香族化合物と組み合わせるのに好ま
しい、内部異性体選択性を達成できるアルキル化触媒は、アルキル化の説明およ
びここで他の所に広範囲に定義し、例示した、適度の酸性度を有する中間細孔ゼ
オライトを含んでなる。特に好ましいアルキル化触媒は、少なくとも部分的に脱
アルミニウム処理した、少なくとも部分的に酸性のモルデナイトを含んでなる。
の洗浄組成物を製造する、好ましいアルキル化工程は、内部異性体選択性が0〜
約40以下、より好ましくは20以下、さらに好ましくは10以下であるアルキ
ル化工程である。ビニリデンオレフィンを芳香族化合物と組み合わせるのに好ま
しい、内部異性体選択性を達成できるアルキル化触媒は、アルキル化の説明およ
びここで他の所に広範囲に定義し、例示した、適度の酸性度を有する中間細孔ゼ
オライトを含んでなる。特に好ましいアルキル化触媒は、少なくとも部分的に脱
アルミニウム処理した、少なくとも部分的に酸性のモルデナイトを含んでなる。
【0100】 ここで好ましい洗浄製品は、該改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤
が、該アレーンがベンゼンである場合に形成される改良されたアルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤であり、該洗浄製品組成物が、(i) 約1%〜約40%の
該改良アルキルアレーンスルホネート界面活性剤および(ii)約0.01%〜約9
9%の該洗浄製品補助成分を含んでなり、該洗浄製品補助成分が、洗濯用洗剤に
好適な補助成分であり、好ましくは、洗剤用酵素、酸素漂白剤、漂白活性剤、漂
白剤触媒、光漂白剤、ブライトナー、洗剤用補助重合体、該改良アルキルアリー
ルスルホネート界面活性剤以外の界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群
から選択された少なくとも1種の材料を含んでなる製品である。その様な補助成
分はすべて、ここに参照する多くの特許に開示されているすべての量で使用する
ことができる。酵素、漂白剤触媒、光漂白剤、および他の幾つかの補助成分は、
数 ppm〜1%未満の量で使用できる。他の補助成分、例えばビルダーおよび界面
活性剤、は約1%〜約30%の典型的な量で使用できる。約0.1%〜約10%
の中間的な量は、補助重合体の様な材料に使用されることが多い。洗剤用補助重
合体は、より詳しくは、洗剤用に公知のすべての重合体、特に特殊目的のビルダ
ーおよび/または再付着防止剤として使用されることが多い、水溶性陰イオン型
、を包含する。他の特に有用な重合体は汚れ遊離重合体、特に以下により詳細に
説明する置換テレフタレート系の重合体、である。他の非常に好ましい重合体は
ポリエチレンイミンを包含する。専門家は、その様な材料およびそれらの量のよ
り詳細な説明に関して、洗濯用洗剤および洗浄製品の分野でProcter & Gambleに
共に譲渡された多くの特許を特に参照するとよい。
が、該アレーンがベンゼンである場合に形成される改良されたアルキルベンゼン
スルホネート界面活性剤であり、該洗浄製品組成物が、(i) 約1%〜約40%の
該改良アルキルアレーンスルホネート界面活性剤および(ii)約0.01%〜約9
9%の該洗浄製品補助成分を含んでなり、該洗浄製品補助成分が、洗濯用洗剤に
好適な補助成分であり、好ましくは、洗剤用酵素、酸素漂白剤、漂白活性剤、漂
白剤触媒、光漂白剤、ブライトナー、洗剤用補助重合体、該改良アルキルアリー
ルスルホネート界面活性剤以外の界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群
から選択された少なくとも1種の材料を含んでなる製品である。その様な補助成
分はすべて、ここに参照する多くの特許に開示されているすべての量で使用する
ことができる。酵素、漂白剤触媒、光漂白剤、および他の幾つかの補助成分は、
数 ppm〜1%未満の量で使用できる。他の補助成分、例えばビルダーおよび界面
活性剤、は約1%〜約30%の典型的な量で使用できる。約0.1%〜約10%
の中間的な量は、補助重合体の様な材料に使用されることが多い。洗剤用補助重
合体は、より詳しくは、洗剤用に公知のすべての重合体、特に特殊目的のビルダ
ーおよび/または再付着防止剤として使用されることが多い、水溶性陰イオン型
、を包含する。他の特に有用な重合体は汚れ遊離重合体、特に以下により詳細に
説明する置換テレフタレート系の重合体、である。他の非常に好ましい重合体は
ポリエチレンイミンを包含する。専門家は、その様な材料およびそれらの量のよ
り詳細な説明に関して、洗濯用洗剤および洗浄製品の分野でProcter & Gambleに
共に譲渡された多くの特許を特に参照するとよい。
【0101】 本発明の洗浄製品は、該改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のC11
〜C14アルキル炭素含有量が、該工程(a)で様々な鎖長を有する該原料オレフ
ィンの無差別反応により得られるであろうアルキル炭素含有量よりも増加してお
り、該C11〜C14アルキル炭素含有量の増加が、工程(a)において、(I
)アルファ−オレフィンが実質的にC5+C6+C7アルファ−オレフィンの三
元混合物からなる原料を選択すること、(II)アルファ−オレフィンが実質的に、
C5+C7アルファ−オレフィンの混合物、およびC6+C7アルファ−オレフ
ィンの混合物から選択された二元混合物からなる原料を選択すること、および(I
II) アルファ−オレフィンが実質的にC6 またはC7 の炭素を含む単一のア
ルファ−オレフィンからなる原料を選択すること、のいずれかにより達成され、
それによってC10以下またはC15以上の炭素を含むビニリデンオレフィンの
形成が最少に抑えられている製品も含む。
〜C14アルキル炭素含有量が、該工程(a)で様々な鎖長を有する該原料オレフ
ィンの無差別反応により得られるであろうアルキル炭素含有量よりも増加してお
り、該C11〜C14アルキル炭素含有量の増加が、工程(a)において、(I
)アルファ−オレフィンが実質的にC5+C6+C7アルファ−オレフィンの三
元混合物からなる原料を選択すること、(II)アルファ−オレフィンが実質的に、
C5+C7アルファ−オレフィンの混合物、およびC6+C7アルファ−オレフ
ィンの混合物から選択された二元混合物からなる原料を選択すること、および(I
II) アルファ−オレフィンが実質的にC6 またはC7 の炭素を含む単一のア
ルファ−オレフィンからなる原料を選択すること、のいずれかにより達成され、
それによってC10以下またはC15以上の炭素を含むビニリデンオレフィンの
形成が最少に抑えられている製品も含む。
【0102】 本発明の洗浄製品、特にヘビーデューティー洗濯用洗剤の形態を有する製品、
は、洗浄製品補助成分が、重合体状ビルダー以外のビルダーをさらに含んでなる
製品を包含する。その様なビルダーは、例えばゼオライトビルダー、より詳しく
は、ゼオライトA、ゼオライトP、ゼオライト最大アルミニウムPおよびそれら
の混合物からなる群から選択されたビルダーでよい。ナトリウム形態にあり、粒
子径が約0.1〜約10ミクロンである高品質ゼオライトAが特に好ましい。
は、洗浄製品補助成分が、重合体状ビルダー以外のビルダーをさらに含んでなる
製品を包含する。その様なビルダーは、例えばゼオライトビルダー、より詳しく
は、ゼオライトA、ゼオライトP、ゼオライト最大アルミニウムPおよびそれら
の混合物からなる群から選択されたビルダーでよい。ナトリウム形態にあり、粒
子径が約0.1〜約10ミクロンである高品質ゼオライトAが特に好ましい。
【0103】 本発明の洗浄製品は、該洗浄製品補助成分が、プロテアーゼ、アミラーゼ、リ
パーゼ、セルラーゼ、ケラチナーゼ、エンドグルカナーゼ、およびそれらの混合
物からなる群から選択された少なくとも1種の洗剤用酵素を含んでなる実施態様
も包含する。その様な一実施態様では、洗剤用酵素がプロテアーゼまたはプロテ
アーゼと他の洗剤用酵素の組合せである。もう一つのその様な実施態様では、洗
剤用酵素が、プロテアーゼ以外の該洗剤用酵素の少なくとも1種を含んでなる。
パーゼ、セルラーゼ、ケラチナーゼ、エンドグルカナーゼ、およびそれらの混合
物からなる群から選択された少なくとも1種の洗剤用酵素を含んでなる実施態様
も包含する。その様な一実施態様では、洗剤用酵素がプロテアーゼまたはプロテ
アーゼと他の洗剤用酵素の組合せである。もう一つのその様な実施態様では、洗
剤用酵素が、プロテアーゼ以外の該洗剤用酵素の少なくとも1種を含んでなる。
【0104】 重要なことは、本発明が未改良および改良アルキルアリールスルホネート界面
活性剤の組合せを包含することである。例えば、該改良アルキルアリールスルホ
ネート界面活性剤以外の該界面活性剤が直線状アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤を含んでなるか、またはスルホン化工程(c)の前に、アルキル化工程
(b)の生成物を直線状アルキルベンゼンと混合するか、または中和工程(d)
の前またはそれと同時に、スルホン化工程(c)の生成物を直線状アルキルベン
ゼンスルホン酸と混合する洗浄製品を包含する。これらの非常に異なった方法に
より、処方者は、直線状および改良界面活性剤の両方を本組成物にどの様にして
包含するかに関する融通性が得られ、別の重要な利点、例えば最終洗浄製品組成
物の形成に使用される中間体の取扱い性におけるが利点得られる。改良アルキル
ベンゼンスルホネート界面活性剤および該直線状アルキルベンゼンスルホネート
界面活性剤は、様々な比率で存在することができ、例えばこれらの材料を洗浄製
品中に1:100〜100:1の比率で配合することができる。
活性剤の組合せを包含することである。例えば、該改良アルキルアリールスルホ
ネート界面活性剤以外の該界面活性剤が直線状アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤を含んでなるか、またはスルホン化工程(c)の前に、アルキル化工程
(b)の生成物を直線状アルキルベンゼンと混合するか、または中和工程(d)
の前またはそれと同時に、スルホン化工程(c)の生成物を直線状アルキルベン
ゼンスルホン酸と混合する洗浄製品を包含する。これらの非常に異なった方法に
より、処方者は、直線状および改良界面活性剤の両方を本組成物にどの様にして
包含するかに関する融通性が得られ、別の重要な利点、例えば最終洗浄製品組成
物の形成に使用される中間体の取扱い性におけるが利点得られる。改良アルキル
ベンゼンスルホネート界面活性剤および該直線状アルキルベンゼンスルホネート
界面活性剤は、様々な比率で存在することができ、例えばこれらの材料を洗浄製
品中に1:100〜100:1の比率で配合することができる。
【0105】 本発明の洗浄製品は、該原料を反応させて該ビニリデンオレフィンを形成する
該工程(a)に続いて、該工程(b)の前に、ビニリデンオレフィンを深内部オ
レフィンおよび/または潤滑油製造に好適なオリゴマーから分離する製法の生成
物が該改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤である実施態様も包含する
。他の有用な洗浄製品は、該アルファ−オレフィンを反応させて該ビニリデンオ
レフィンを形成する該工程(a)が、二量体化触媒の存在下で、C10〜C14ビニ
リデンオレフィンの形成に必要な分子量の約半分の分子量を有する、実質的に直
線状のアルファ−オレフィンを二量体化し、それによって、ビニリデンオレフィ
ンをオリゴマーまたは深内部異性体から分離する必要がない高収率条件下でビニ
リデンオレフィンを形成する製法の生成物が該改良アルキルベンゼンスルホネー
ト界面活性剤である洗浄製品である。さらに、ここで使用する処理方法に基づき
、本発明は、工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウムであり
、工程(a)が、温度165℃±3℃で、該アルファ−オレフィンの少なくとも
85%をビニリデンオレフィン濃度の高い生成物に転化するのに十分な約6時間
〜約12時間の反応時間で、少なくとも80重量%ビニリデン二量体選択性で、
該アルファ−オレフィンを二量体化することを含んでなる洗浄製品を包含する。
同様に、工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウムであり、工
程(a)が、該アルファ−オレフィン1モルあたり0.001〜0.04モルの
該触媒を使用し、温度約100℃〜約140℃で、初期アルファ−オレフィンの
少なくとも80モル%をビニリデンオレフィン濃度の高い生成物に転化するのに
十分な時間、少なくとも80重量%ビニリデン二量体選択性で、該アルファ−オ
レフィンを二量体化することを含んでなる洗浄製品を包含する。
該工程(a)に続いて、該工程(b)の前に、ビニリデンオレフィンを深内部オ
レフィンおよび/または潤滑油製造に好適なオリゴマーから分離する製法の生成
物が該改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤である実施態様も包含する
。他の有用な洗浄製品は、該アルファ−オレフィンを反応させて該ビニリデンオ
レフィンを形成する該工程(a)が、二量体化触媒の存在下で、C10〜C14ビニ
リデンオレフィンの形成に必要な分子量の約半分の分子量を有する、実質的に直
線状のアルファ−オレフィンを二量体化し、それによって、ビニリデンオレフィ
ンをオリゴマーまたは深内部異性体から分離する必要がない高収率条件下でビニ
リデンオレフィンを形成する製法の生成物が該改良アルキルベンゼンスルホネー
ト界面活性剤である洗浄製品である。さらに、ここで使用する処理方法に基づき
、本発明は、工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウムであり
、工程(a)が、温度165℃±3℃で、該アルファ−オレフィンの少なくとも
85%をビニリデンオレフィン濃度の高い生成物に転化するのに十分な約6時間
〜約12時間の反応時間で、少なくとも80重量%ビニリデン二量体選択性で、
該アルファ−オレフィンを二量体化することを含んでなる洗浄製品を包含する。
同様に、工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウムであり、工
程(a)が、該アルファ−オレフィン1モルあたり0.001〜0.04モルの
該触媒を使用し、温度約100℃〜約140℃で、初期アルファ−オレフィンの
少なくとも80モル%をビニリデンオレフィン濃度の高い生成物に転化するのに
十分な時間、少なくとも80重量%ビニリデン二量体選択性で、該アルファ−オ
レフィンを二量体化することを含んでなる洗浄製品を包含する。
【0106】 別の貴重な洗浄製品は、該工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアル
ミニウムであり、工程(a)が、該アルファ−オレフィン1モルあたり0.00
1〜0.04モルの該触媒を使用して該アルファ−オレフィンを二量体化するこ
とを含んでなり、さらに該工程(a)が、反応器壁における反応および/または
触媒の損失を制限する手段を使用して行なわれる洗浄製品である。より一般的に
は、該工程(a)で、反応温度および時間の制御によりオリゴマー形成および/
または深内部オレフィン製造を最少に抑える洗浄製品、および該工程(a)のビ
ニリデンオレフィン含有生成物を、オリゴマー状副生成物を予め分離または抽出
せずに、工程(b)で反応させる洗浄製品を包含する。好ましい洗浄製品は、該
工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウム触媒およびメタロセ
ン触媒、より好ましくはトリアルキルアルミニウム触媒、例えばトリ−n−ヘキ
シルアルミニウム、から選択される製品である。一般的に、ここで使用する洗浄
製品補助成分は、特に洗濯用洗剤、食器洗浄製品、等に使用する補助成分である
。その様な補助成分は、潤滑油添加剤および/またはオイル回収率の増加に一般
的に使用される補助成分とは異なり、本明細書に詳細に記載する。
ミニウムであり、工程(a)が、該アルファ−オレフィン1モルあたり0.00
1〜0.04モルの該触媒を使用して該アルファ−オレフィンを二量体化するこ
とを含んでなり、さらに該工程(a)が、反応器壁における反応および/または
触媒の損失を制限する手段を使用して行なわれる洗浄製品である。より一般的に
は、該工程(a)で、反応温度および時間の制御によりオリゴマー形成および/
または深内部オレフィン製造を最少に抑える洗浄製品、および該工程(a)のビ
ニリデンオレフィン含有生成物を、オリゴマー状副生成物を予め分離または抽出
せずに、工程(b)で反応させる洗浄製品を包含する。好ましい洗浄製品は、該
工程(a)における該二量体化触媒がアルキルアルミニウム触媒およびメタロセ
ン触媒、より好ましくはトリアルキルアルミニウム触媒、例えばトリ−n−ヘキ
シルアルミニウム、から選択される製品である。一般的に、ここで使用する洗浄
製品補助成分は、特に洗濯用洗剤、食器洗浄製品、等に使用する補助成分である
。その様な補助成分は、潤滑油添加剤および/またはオイル回収率の増加に一般
的に使用される補助成分とは異なり、本明細書に詳細に記載する。
【0107】 洗浄製品補助材料 補助材料は、非常に様々であり、従って広範囲な量で使用できる。例えば、洗
剤用酵素、例えばプロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、等、並び
にマンガンまたはすべて洗濯および洗浄製品に有用な類似の遷移金属を有する大
環状型を包含する漂白剤触媒、はここで非常に低い量で、あるいはあまり一般的
ではないが、より大量に使用することができる。
剤用酵素、例えばプロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、リパーゼ、等、並び
にマンガンまたはすべて洗濯および洗浄製品に有用な類似の遷移金属を有する大
環状型を包含する漂白剤触媒、はここで非常に低い量で、あるいはあまり一般的
ではないが、より大量に使用することができる。
【0108】 ここで好適な他の洗浄製品補助成分には、漂白剤、特にノナノイルオキシベン
ゼンスルホネートおよび/またはテトラアセチルエチレンジアミンおよび/また
はその誘導体のいずれか、またはフタロイルイミドペルオキシカプロン酸の誘導
体の様な漂白活性剤、またはラクタム型を包含する他のイミドまたはアミド置換
された漂白活性剤、より一般的には、親水性および/または疎水性漂白活性剤(
特にC6 〜C16置換されたオキシベンゼンスルホネートの誘導体を包含する
アシル誘導体)により活性化された、または触媒作用させた形態を包含する、酸
素漂白剤型の漂白剤、上記の漂白活性剤のいずれかに関連するか、またはそれを
基材とする予備形成された過酸、ゼオライトA、P、およびいわゆる最大アルミ
ニウムPを包含するゼオライトの様な不溶性型、並びにリン酸塩およびポリリン
酸塩の様な可溶性型、水和、水溶性または非水溶性ケイ酸塩のいずれか、2,2
’−オキシジコハク酸塩、酒石酸塩コハク酸塩、グリコレート、NTAおよび他
の多くのエーテルカルボキシレートまたはクエン酸塩を包含するビルダー、ED
TA、S,S’−EDTA、DTPAおよびホスホン酸塩を包含するキレート化
剤、水溶性重合体、共重合体およびターポリマー、汚れ遊離重合体、公知の陰イ
オン系、陽イオン系、非イオン系または双生イオン系型を包含する共界面活性剤
、光学ブライトナー、処理助剤、例えば破砕剤および/または充填材、溶剤、再
付着防止剤、シリコーン/シリカおよび他の発泡抑制剤、ヒドロトロピー剤、香
料またはプロ−香料、染料、光漂白剤、増粘剤、単純な塩およびアルカリ、例え
ば水酸化物を包含するナトリウムまたはカリウム系の材料、炭酸塩、重炭酸塩お
よび硫酸塩、等、が挙げられる。本製法の改良アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤と組み合わせた場合、無水、含水、水系および溶剤系洗浄製品が、顆粒
、錠剤、粉末、フレーク、ゲル、押出物、小袋入りまたはカプセル収容した形態
、等として容易に得られる。従って、本発明は上記の製法のいずれかにより製造
または形成された各種の洗浄製品も包含する。これらの製品は、個別の配量形態
で使用でき、手作業または機械により使用でき、あるいはすべての好適な洗浄装
置または投入装置の中に連続的に配量することができる。
ゼンスルホネートおよび/またはテトラアセチルエチレンジアミンおよび/また
はその誘導体のいずれか、またはフタロイルイミドペルオキシカプロン酸の誘導
体の様な漂白活性剤、またはラクタム型を包含する他のイミドまたはアミド置換
された漂白活性剤、より一般的には、親水性および/または疎水性漂白活性剤(
特にC6 〜C16置換されたオキシベンゼンスルホネートの誘導体を包含する
アシル誘導体)により活性化された、または触媒作用させた形態を包含する、酸
素漂白剤型の漂白剤、上記の漂白活性剤のいずれかに関連するか、またはそれを
基材とする予備形成された過酸、ゼオライトA、P、およびいわゆる最大アルミ
ニウムPを包含するゼオライトの様な不溶性型、並びにリン酸塩およびポリリン
酸塩の様な可溶性型、水和、水溶性または非水溶性ケイ酸塩のいずれか、2,2
’−オキシジコハク酸塩、酒石酸塩コハク酸塩、グリコレート、NTAおよび他
の多くのエーテルカルボキシレートまたはクエン酸塩を包含するビルダー、ED
TA、S,S’−EDTA、DTPAおよびホスホン酸塩を包含するキレート化
剤、水溶性重合体、共重合体およびターポリマー、汚れ遊離重合体、公知の陰イ
オン系、陽イオン系、非イオン系または双生イオン系型を包含する共界面活性剤
、光学ブライトナー、処理助剤、例えば破砕剤および/または充填材、溶剤、再
付着防止剤、シリコーン/シリカおよび他の発泡抑制剤、ヒドロトロピー剤、香
料またはプロ−香料、染料、光漂白剤、増粘剤、単純な塩およびアルカリ、例え
ば水酸化物を包含するナトリウムまたはカリウム系の材料、炭酸塩、重炭酸塩お
よび硫酸塩、等、が挙げられる。本製法の改良アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤と組み合わせた場合、無水、含水、水系および溶剤系洗浄製品が、顆粒
、錠剤、粉末、フレーク、ゲル、押出物、小袋入りまたはカプセル収容した形態
、等として容易に得られる。従って、本発明は上記の製法のいずれかにより製造
または形成された各種の洗浄製品も包含する。これらの製品は、個別の配量形態
で使用でき、手作業または機械により使用でき、あるいはすべての好適な洗浄装
置または投入装置の中に連続的に配量することができる。
【0109】 詳細な洗浄製品 ここに引用する文献は参考として含める。本発明の製法により製造される界面
活性剤組成物は、粉末、顆粒、ゲル、ペースト、錠剤、小袋、バー、二重区画容
器で出荷される種類、スプレーまたは発泡洗剤および他の均質または多相日用洗
浄製品形態を始めとする、広範囲な日用洗浄製品組成物として使用できる。これ
らの製品は、手作業で使用または塗布できる、および/または一定の、または自
由に変えられる使用量で、あるいは自動配量手段で使用できる、あるいは洗濯機
や食器洗浄装置の様な電気製品で使用できる、あるいは規格化された洗浄条件で
、例えば公共施設における化粧用に、ビン洗浄に、外科手術器具洗浄に、あるい
は電子部品洗浄に使用できる。これらの製品は広範囲なpH、例えば約2〜約1
2以上、を有することができ、例えば処方物100グラムあたり数十グラム当量
のNaOHが存在できる、1〜10グラム当量のNaOHにわたる排水管閉塞防
止用途における様な非常に高い予備アルカリ度、および液体ハンドクリーナーの
中〜低アルカリ度範囲から、酸性硬質表面洗浄剤における様な酸性側までを含む
、広範囲な予備アルカリ度を有することができる。高発泡性および低発泡性の両
方の種類の洗剤が含まれる。
活性剤組成物は、粉末、顆粒、ゲル、ペースト、錠剤、小袋、バー、二重区画容
器で出荷される種類、スプレーまたは発泡洗剤および他の均質または多相日用洗
浄製品形態を始めとする、広範囲な日用洗浄製品組成物として使用できる。これ
らの製品は、手作業で使用または塗布できる、および/または一定の、または自
由に変えられる使用量で、あるいは自動配量手段で使用できる、あるいは洗濯機
や食器洗浄装置の様な電気製品で使用できる、あるいは規格化された洗浄条件で
、例えば公共施設における化粧用に、ビン洗浄に、外科手術器具洗浄に、あるい
は電子部品洗浄に使用できる。これらの製品は広範囲なpH、例えば約2〜約1
2以上、を有することができ、例えば処方物100グラムあたり数十グラム当量
のNaOHが存在できる、1〜10グラム当量のNaOHにわたる排水管閉塞防
止用途における様な非常に高い予備アルカリ度、および液体ハンドクリーナーの
中〜低アルカリ度範囲から、酸性硬質表面洗浄剤における様な酸性側までを含む
、広範囲な予備アルカリ度を有することができる。高発泡性および低発泡性の両
方の種類の洗剤が含まれる。
【0110】 日用品洗浄組成物は、「Surfactant Science Series」, Marcel Dekker, New Yo
rk, 1〜67巻以上に記載されている。特に液体組成物は、ここに参考として含
める67巻、「Liquid Detergents」, Ed. Kuo-Yann Lai, 1997, ISBN 0-8247-939
1-9 に詳細に記載されている。より古典的な処方物、特に顆粒状、は、ここに参
考として含める「Detergent Manufacture including Zeolite Builders and Othe
r New Materials」, Ed. M. Sittig, Noyes Data Corporation, 1979 に記載され
ている。Kirk Othmer's Encyclopedia of Chemical Technology も参照。
rk, 1〜67巻以上に記載されている。特に液体組成物は、ここに参考として含
める67巻、「Liquid Detergents」, Ed. Kuo-Yann Lai, 1997, ISBN 0-8247-939
1-9 に詳細に記載されている。より古典的な処方物、特に顆粒状、は、ここに参
考として含める「Detergent Manufacture including Zeolite Builders and Othe
r New Materials」, Ed. M. Sittig, Noyes Data Corporation, 1979 に記載され
ている。Kirk Othmer's Encyclopedia of Chemical Technology も参照。
【0111】 日用品洗浄組成物には、下記の文献があるが、これらに限定するものではない
。
。
【0112】 ライトデューティー液体洗剤(LDL):これらの組成物には、界面活性を改
良するマグネシウムイオン(例えば国際特許第WO97/00930A号明細書
、英国特許第2,292,562号明細書、米国特許第5,376,310号明
細書、第5,269,974号明細書、第5,230,823号明細書、第4,
923,635号明細書、第4,681,704号明細書、第4,316,82
4号明細書、第4,133,779号明細書参照)、および/または有機ジアミ
ンおよび/または各種の気泡安定剤および/または発泡促進剤、例えばアミンオ
キシド(例えば米国特許第4,133,779号明細書参照)および/または界
面活性剤の皮膚感触改良剤、緩和剤および/またはプロテアーゼを包含する酵素
型、および/または殺菌剤を有するLDL組成物が挙げられるが、より全般的な
特許一覧はSurfactant Science Series,67巻、240〜248頁に記載されて
いる。
良するマグネシウムイオン(例えば国際特許第WO97/00930A号明細書
、英国特許第2,292,562号明細書、米国特許第5,376,310号明
細書、第5,269,974号明細書、第5,230,823号明細書、第4,
923,635号明細書、第4,681,704号明細書、第4,316,82
4号明細書、第4,133,779号明細書参照)、および/または有機ジアミ
ンおよび/または各種の気泡安定剤および/または発泡促進剤、例えばアミンオ
キシド(例えば米国特許第4,133,779号明細書参照)および/または界
面活性剤の皮膚感触改良剤、緩和剤および/またはプロテアーゼを包含する酵素
型、および/または殺菌剤を有するLDL組成物が挙げられるが、より全般的な
特許一覧はSurfactant Science Series,67巻、240〜248頁に記載されて
いる。
【0113】 ヘビーデューティー液体洗剤(HDL):これらの組成物はいわゆる「構造化
された」または多相(例えば米国特許第4,452,717号明細書、第4,5
26,709号明細書、第4,530,780号明細書、第4,618,446
号明細書、第4,793,943号明細書、第4,659,497号明細書、第
4,871,467号明細書、第4,891,147号明細書、第5,006,
273号明細書、第5,021,195号明細書、第5,147,576号明細
書、第5,160,655号明細書参照)、および「非構造化」または等方性液
体型の両方を包含し、一般的に水性または非水性であり(例えばヨーロッパ特許
第738,778A号明細書、国際特許第WO97/00937号明細書、第W
O97/00936号明細書、ヨーロッパ特許第752,466A号明細書、独
国特許第19623623A号明細書、国際特許第WO96/10073A号明
細書、第WO96/10072A明細書、米国特許第4,647,393号明細
書、米国特許第4,648,983号明細書、第4,655,954号明細書、
第4,661,280号明細書、ヨーロッパ特許第225,654号明細書、米
国特許第4,690,771号明細書、第4,744,916号明細書、第4,
753,750号明細書、第4,950,424号明細書、第5,004,55
6号明細書、第5,102,574号明細書、国際特許第WO94/23009
号明細書、参照)、漂白剤を含み(例えば米国特許第4,470,919号明細
書、第5,250,212号明細書、ヨーロッパ特許第564,250号明細書
、米国特許第5,264,143号明細書、第5,275,753号明細書、第
5,288,746号明細書、国際特許第WO94/11483号明細書、ヨー
ロッパ特許第598,170号明細書、第598,973号明細書、第619,
368号明細書、米国特許第5,431,848号明細書、第5,445,75
6号明細書参照)、および/または酵素を含み(例えば米国特許第3,944,
470号明細書、第4,111,855号明細書、第4,261,868号明細
書、第4,287,082号明細書、第4,305,837号明細書、第4,4
04,115号明細書、第4,462,922号明細書、第4,529,522
5号明細書、第4,537,706号明細書、第4,537,707号明細書、
第4,670,179号明細書、第4,842,758号明細書、第4,900
,475号明細書、第4,908,150号明細書、第5,082,585号明
細書、第5,156,773号明細書、国際特許第WO92/19709号明細
書、ヨーロッパ特許第583,534号明細書、第583,535号明細書、第
583,536号明細書、国際特許第WO94/04542号明細書、米国特許
第5,269,960号明細書、ヨーロッパ特許第633,311号明細書、米
国特許第5,422,030号明細書、第5,431,842号明細書、第5,
442,100号明細書参照)、または漂白剤および/または酵素を含まない。
ヘビーデューティー液体洗剤に関連する他の特許は、Surfactant Science Serie
s,67巻、309〜324頁の表に記載されているか、または一覧されている。
された」または多相(例えば米国特許第4,452,717号明細書、第4,5
26,709号明細書、第4,530,780号明細書、第4,618,446
号明細書、第4,793,943号明細書、第4,659,497号明細書、第
4,871,467号明細書、第4,891,147号明細書、第5,006,
273号明細書、第5,021,195号明細書、第5,147,576号明細
書、第5,160,655号明細書参照)、および「非構造化」または等方性液
体型の両方を包含し、一般的に水性または非水性であり(例えばヨーロッパ特許
第738,778A号明細書、国際特許第WO97/00937号明細書、第W
O97/00936号明細書、ヨーロッパ特許第752,466A号明細書、独
国特許第19623623A号明細書、国際特許第WO96/10073A号明
細書、第WO96/10072A明細書、米国特許第4,647,393号明細
書、米国特許第4,648,983号明細書、第4,655,954号明細書、
第4,661,280号明細書、ヨーロッパ特許第225,654号明細書、米
国特許第4,690,771号明細書、第4,744,916号明細書、第4,
753,750号明細書、第4,950,424号明細書、第5,004,55
6号明細書、第5,102,574号明細書、国際特許第WO94/23009
号明細書、参照)、漂白剤を含み(例えば米国特許第4,470,919号明細
書、第5,250,212号明細書、ヨーロッパ特許第564,250号明細書
、米国特許第5,264,143号明細書、第5,275,753号明細書、第
5,288,746号明細書、国際特許第WO94/11483号明細書、ヨー
ロッパ特許第598,170号明細書、第598,973号明細書、第619,
368号明細書、米国特許第5,431,848号明細書、第5,445,75
6号明細書参照)、および/または酵素を含み(例えば米国特許第3,944,
470号明細書、第4,111,855号明細書、第4,261,868号明細
書、第4,287,082号明細書、第4,305,837号明細書、第4,4
04,115号明細書、第4,462,922号明細書、第4,529,522
5号明細書、第4,537,706号明細書、第4,537,707号明細書、
第4,670,179号明細書、第4,842,758号明細書、第4,900
,475号明細書、第4,908,150号明細書、第5,082,585号明
細書、第5,156,773号明細書、国際特許第WO92/19709号明細
書、ヨーロッパ特許第583,534号明細書、第583,535号明細書、第
583,536号明細書、国際特許第WO94/04542号明細書、米国特許
第5,269,960号明細書、ヨーロッパ特許第633,311号明細書、米
国特許第5,422,030号明細書、第5,431,842号明細書、第5,
442,100号明細書参照)、または漂白剤および/または酵素を含まない。
ヘビーデューティー液体洗剤に関連する他の特許は、Surfactant Science Serie
s,67巻、309〜324頁の表に記載されているか、または一覧されている。
【0114】 ヘビーデューティー顆粒状洗剤(HDG):これらの組成物は、いわゆる「コ
ンパクト」または凝集した、または非噴霧乾燥した、並びにいわゆる「綿毛状」
または噴霧乾燥した種類の両方を包含する。リン酸塩を加えた、およびリン酸塩
を加えていない種類の両方が含まれる。その様な洗剤は、より一般的な陰イオン
系界面活性剤を基剤とする種類を包含することができるか、または一般的に非イ
オン系界面活性剤が吸収材、例えばゼオライトまたは他の多孔質無機塩、の中ま
たは上に保持されている、いわゆる「高非イオン系界面活性剤」型でよい。HD
Gの製造は、例えばヨーロッパ特許第753,571A号明細書、国際特許第W
O96/38531A号明細書、米国特許第5,576,285号明細書、第5
,573,697号明細書、国際特許第WO96/34082A号明細書、米国
特許第5,569,645号明細書、ヨーロッパ特許第739,977A号明細
書、米国特許第5,565,422号明細書、ヨーロッパ特許第737,739
A号明細書、国際特許第WO96/27655A号明細書、米国特許第5,55
4,587号明細書、国際特許第WO96/25482A号明細書、第WO96
/23048A号明細書、第WO96/22352A号明細書、ヨーロッパ特許
第709,449A号明細書、国際特許第WO96/09370A号明細書、米
国特許第5,496,487号明細書、第5,489,392号明細書およびヨ
ーロッパ特許第694,608A号明細書に開示されている。
ンパクト」または凝集した、または非噴霧乾燥した、並びにいわゆる「綿毛状」
または噴霧乾燥した種類の両方を包含する。リン酸塩を加えた、およびリン酸塩
を加えていない種類の両方が含まれる。その様な洗剤は、より一般的な陰イオン
系界面活性剤を基剤とする種類を包含することができるか、または一般的に非イ
オン系界面活性剤が吸収材、例えばゼオライトまたは他の多孔質無機塩、の中ま
たは上に保持されている、いわゆる「高非イオン系界面活性剤」型でよい。HD
Gの製造は、例えばヨーロッパ特許第753,571A号明細書、国際特許第W
O96/38531A号明細書、米国特許第5,576,285号明細書、第5
,573,697号明細書、国際特許第WO96/34082A号明細書、米国
特許第5,569,645号明細書、ヨーロッパ特許第739,977A号明細
書、米国特許第5,565,422号明細書、ヨーロッパ特許第737,739
A号明細書、国際特許第WO96/27655A号明細書、米国特許第5,55
4,587号明細書、国際特許第WO96/25482A号明細書、第WO96
/23048A号明細書、第WO96/22352A号明細書、ヨーロッパ特許
第709,449A号明細書、国際特許第WO96/09370A号明細書、米
国特許第5,496,487号明細書、第5,489,392号明細書およびヨ
ーロッパ特許第694,608A号明細書に開示されている。
【0115】 「軟化剤」(STW):これらの組成物は、各種の顆粒状または液体状(例え
ばヨーロッパ特許第753,569A号明細書、米国特許第4,140,641
号明細書、第4,639,321号明細書、第4,751,008号明細書、ヨ
ーロッパ特許第315,126号明細書、米国特許第4,844,824号明細
書、第4,873,001号明細書、第4,911,852号明細書、第5,0
17,296号明細書、ヨーロッパ特許第422,787号明細書参照)の洗濯
により軟化する型の製品を包含し、一般的に有機(例えば第4級)または無機(
例えばクレー)軟化剤を有することができる。
ばヨーロッパ特許第753,569A号明細書、米国特許第4,140,641
号明細書、第4,639,321号明細書、第4,751,008号明細書、ヨ
ーロッパ特許第315,126号明細書、米国特許第4,844,824号明細
書、第4,873,001号明細書、第4,911,852号明細書、第5,0
17,296号明細書、ヨーロッパ特許第422,787号明細書参照)の洗濯
により軟化する型の製品を包含し、一般的に有機(例えば第4級)または無機(
例えばクレー)軟化剤を有することができる。
【0116】 硬質表面洗浄剤(HSC):これらの組成物には、汎用洗浄剤、例えばクリー
ム洗浄剤および液体汎用洗浄剤、ガラスおよびタイル洗浄剤および漂白剤スプレ
ー洗浄剤を包含するスプレー汎用洗浄剤、および白黴除去、漂白剤含有、殺菌性
、酸性、中性および塩基性型を包含する浴室洗浄剤が挙げられる。例えばヨーロ
ッパ特許第743,280A号明細書、第743,279A号明細書参照。酸性
洗浄剤は国際特許第WO96/34938A号明細書の洗浄剤を包含する。
ム洗浄剤および液体汎用洗浄剤、ガラスおよびタイル洗浄剤および漂白剤スプレ
ー洗浄剤を包含するスプレー汎用洗浄剤、および白黴除去、漂白剤含有、殺菌性
、酸性、中性および塩基性型を包含する浴室洗浄剤が挙げられる。例えばヨーロ
ッパ特許第743,280A号明細書、第743,279A号明細書参照。酸性
洗浄剤は国際特許第WO96/34938A号明細書の洗浄剤を包含する。
【0117】 バーセッケンおよび/または洗濯用バー(BS&HW):これらの組成物は化
粧用バー並びにいわゆる洗濯用バー(例えば国際特許第WO96/35772A
号明細書参照)を包含し、合成洗剤およびセッケンを基剤とする型および軟化剤
を含む型(米国特許第5,500,137号明細書または国際特許第WO96/
01889A号明細書参照)の両方を含み、その様な組成物は、一般的なセッケ
ン製造技術、例えば圧出(plodding)、および/またはあまり一般的ではない技術
、例えばキャスティング、多孔質支持体中への界面活性剤吸収、等により製造さ
れる組成物を包含する。他のバーセッケン(例えばBR9502668号明細書
、国際特許第WO96/04361A号明細書、第WO96/04360A号明
細書、米国特許第5,540,852号明細書参照)も含まれる。他の手洗い洗
剤は、英国特許第2,292,155A号明細書および国際特許第WO96/0
1306A号明細書に記載されている洗剤を包含する。
粧用バー並びにいわゆる洗濯用バー(例えば国際特許第WO96/35772A
号明細書参照)を包含し、合成洗剤およびセッケンを基剤とする型および軟化剤
を含む型(米国特許第5,500,137号明細書または国際特許第WO96/
01889A号明細書参照)の両方を含み、その様な組成物は、一般的なセッケ
ン製造技術、例えば圧出(plodding)、および/またはあまり一般的ではない技術
、例えばキャスティング、多孔質支持体中への界面活性剤吸収、等により製造さ
れる組成物を包含する。他のバーセッケン(例えばBR9502668号明細書
、国際特許第WO96/04361A号明細書、第WO96/04360A号明
細書、米国特許第5,540,852号明細書参照)も含まれる。他の手洗い洗
剤は、英国特許第2,292,155A号明細書および国際特許第WO96/0
1306A号明細書に記載されている洗剤を包含する。
【0118】 シャンプーおよびコンディショナー(S&C):(例えば国際特許第WO96
/37594A号明細書、第WO96/17917A号明細書、第WO96/1
7590A号明細書、第WO96/17591A号明細書参照)。その様な組成
物は、一般的に単純なシャンプーおよびいわゆる「ツー−イン−ワン」またはコ
ンディショナーを含む」型の両方を包含する。
/37594A号明細書、第WO96/17917A号明細書、第WO96/1
7590A号明細書、第WO96/17591A号明細書参照)。その様な組成
物は、一般的に単純なシャンプーおよびいわゆる「ツー−イン−ワン」またはコ
ンディショナーを含む」型の両方を包含する。
【0119】 液体セッケン(LS):これらの組成物は、いわゆる「抗菌性」および従来の
型の両方、並びにスキンコンディショナーを含むか、または含まない型を包含し
、ポンプ配量装置で、および公共施設で使用される壁掛け装置の様な他の手段に
より使用するのに好適な型を包含する。
型の両方、並びにスキンコンディショナーを含むか、または含まない型を包含し
、ポンプ配量装置で、および公共施設で使用される壁掛け装置の様な他の手段に
より使用するのに好適な型を包含する。
【0120】 特殊目的用洗浄剤(SPC):家庭用ドライクリーニング方式(例えば、国際
特許第WO96/30583A号明細書、第WO96/30472A号明細書、
第WO96/30471A号明細書、米国特許第5,547,476号明細書、
国際特許第WO96/37652A号明細書参照)、洗濯用漂白剤前処理製品(
ヨーロッパ特許第751,210A号明細書参照)、布地保護前処理製品(例え
ばヨーロッパ特許第752,469A号明細書参照)、液体高級布地洗剤タイプ
、特に高発泡性製品、食器洗浄用濯ぎ助剤、塩素型および酸素漂白剤型の両方を
包含する液体漂白剤、および消毒剤、口腔洗浄剤、入歯洗浄剤(例えば、国際特
許第WO96/19563A号明細書、第WO96/19562A号明細書参照
)、自動車またはカーペット洗浄剤またはシャンプー(例えば、ヨーロッパ特許
第751,213A号明細書、国際特許第WO96/15308A号明細書参照
)、ヘアリンス、シャワーゲル、発泡浴剤および化粧用洗浄剤(例えば国際特許
第WO96/37595A号明細書、第WO96/37592A号明細書、第W
O96/37591A号明細書、第WO96/37589A号明細書、第WO9
6/37588A号明細書、英国特許第2,297,975A号明細書、第2,
297,762A号明細書、第2,297,761A号明細書、国際特許第WO
96/17916A号明細書、第WO96/12468A号明細書参照)および
金属洗浄剤、並びに洗浄助剤、例えば漂白添加剤および「ステイン−スティック
」または特殊発泡性型洗浄剤を包含する他の前処理タイプ(例えば、ヨーロッパ
特許第753,560A号明細書、第753,559A号明細書、第753,5
58A号明細書、第753,557A号明細書、第753,556A号明細書参
照)および日光による色褪せ防止処理(例えば、国際特許第WO96/0348
6A号明細書、第WO96/03481A号明細書、第WO96/03369A
号明細書参照)。耐久性香料を含む洗剤(例えば、米国特許第5,500,15
4号明細書、国際特許第WO96/02490号明細書参照)は益々一般的にな
っている。
特許第WO96/30583A号明細書、第WO96/30472A号明細書、
第WO96/30471A号明細書、米国特許第5,547,476号明細書、
国際特許第WO96/37652A号明細書参照)、洗濯用漂白剤前処理製品(
ヨーロッパ特許第751,210A号明細書参照)、布地保護前処理製品(例え
ばヨーロッパ特許第752,469A号明細書参照)、液体高級布地洗剤タイプ
、特に高発泡性製品、食器洗浄用濯ぎ助剤、塩素型および酸素漂白剤型の両方を
包含する液体漂白剤、および消毒剤、口腔洗浄剤、入歯洗浄剤(例えば、国際特
許第WO96/19563A号明細書、第WO96/19562A号明細書参照
)、自動車またはカーペット洗浄剤またはシャンプー(例えば、ヨーロッパ特許
第751,213A号明細書、国際特許第WO96/15308A号明細書参照
)、ヘアリンス、シャワーゲル、発泡浴剤および化粧用洗浄剤(例えば国際特許
第WO96/37595A号明細書、第WO96/37592A号明細書、第W
O96/37591A号明細書、第WO96/37589A号明細書、第WO9
6/37588A号明細書、英国特許第2,297,975A号明細書、第2,
297,762A号明細書、第2,297,761A号明細書、国際特許第WO
96/17916A号明細書、第WO96/12468A号明細書参照)および
金属洗浄剤、並びに洗浄助剤、例えば漂白添加剤および「ステイン−スティック
」または特殊発泡性型洗浄剤を包含する他の前処理タイプ(例えば、ヨーロッパ
特許第753,560A号明細書、第753,559A号明細書、第753,5
58A号明細書、第753,557A号明細書、第753,556A号明細書参
照)および日光による色褪せ防止処理(例えば、国際特許第WO96/0348
6A号明細書、第WO96/03481A号明細書、第WO96/03369A
号明細書参照)。耐久性香料を含む洗剤(例えば、米国特許第5,500,15
4号明細書、国際特許第WO96/02490号明細書参照)は益々一般的にな
っている。
【0121】 製法の一体化 本発明の製法は、現在のLAB製造方法と、あらゆる都合の良い様式で一体化
することができる。例えば、既存の設備全体を、改良アルキルベンゼン製造に切
り換えることができる。あるいは、所望の生産量または入手可能な原料、例えば
LAB製法から得られる原料または石油化学工業の原料供給源の近さ、に応じて
、本改良アルキルベンゼンの製造設備を、既存LAB設備に対する追加または補
完として、あるいは独立設備として、建設することができる。 本製法のバッチ式および連続式運転の両方が考えられる。
することができる。例えば、既存の設備全体を、改良アルキルベンゼン製造に切
り換えることができる。あるいは、所望の生産量または入手可能な原料、例えば
LAB製法から得られる原料または石油化学工業の原料供給源の近さ、に応じて
、本改良アルキルベンゼンの製造設備を、既存LAB設備に対する追加または補
完として、あるいは独立設備として、建設することができる。 本製法のバッチ式および連続式運転の両方が考えられる。
【0122】 一追加様式では、本発明は、上に詳細に説明した工程を使用してビニリデンオ
レフィンを製造する工程およびビニリデンオレフィンから改良アルキルベンゼン
またはアルキルトルエンを製造する工程を包含する。改良アルキルベンゼンまた
はアルキルトルエンは、約1:100〜100:1、より典型的には約1:10
〜約10:1、例えば約1:5の比で、従来の直線状アルキルベンゼン、例えば
平均C11.8のアルキルベンゼンまたはDETAL (商品名)製法二より製造されるア
ルキルベンゼン中に混合する。次いで、この混合物をスルホン化し、中和し、日
用の洗浄製品組成物中に配合する。
レフィンを製造する工程およびビニリデンオレフィンから改良アルキルベンゼン
またはアルキルトルエンを製造する工程を包含する。改良アルキルベンゼンまた
はアルキルトルエンは、約1:100〜100:1、より典型的には約1:10
〜約10:1、例えば約1:5の比で、従来の直線状アルキルベンゼン、例えば
平均C11.8のアルキルベンゼンまたはDETAL (商品名)製法二より製造されるア
ルキルベンゼン中に混合する。次いで、この混合物をスルホン化し、中和し、日
用の洗浄製品組成物中に配合する。
【0123】 本発明は、以下に説明のために記載する例を包含する本明細書における例示の
具体性により制限されるものではない。最も一般的には、本発明は、あらゆる種
類のあらゆる界面活性剤製品を含んでなり、界面活性剤の疎水性部分が本製法の
不可欠な開示を使用する方法により変性されている、すべての日用洗浄組成物を
包含する。本発明の開示、特に脱直線状化方法に関する開示は、例えば改良アル
キルサルフェートおよび他の界面活性剤の製造に応用できると考えられる。
具体性により制限されるものではない。最も一般的には、本発明は、あらゆる種
類のあらゆる界面活性剤製品を含んでなり、界面活性剤の疎水性部分が本製法の
不可欠な開示を使用する方法により変性されている、すべての日用洗浄組成物を
包含する。本発明の開示、特に脱直線状化方法に関する開示は、例えば改良アル
キルサルフェートおよび他の界面活性剤の製造に応用できると考えられる。
【0124】 例1 ビニリデンオレフィンを経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネート界
面活性剤
面活性剤
【0125】 工程(a):ビニリデンオレフィンの製造 触媒としてトリ−n−ヘキシルアルミニウムを使用し、1−ヘキセンを二量体
化する。反応は上に詳細に記載する米国特許第5,625,105号明細書の開
示に従って、二量体化温度165℃および5時間の短い反応時間で行なう。結果
を表1に示す。触媒濃度は、初期1−ヘキセン1モルあたりのトリ−n−ヘキシ
ルアルミニウム(「TNHA」)のモル数で表示する。表1に示す深内部二量体
に関する収率値は、少量の深内部単量体も含む。
化する。反応は上に詳細に記載する米国特許第5,625,105号明細書の開
示に従って、二量体化温度165℃および5時間の短い反応時間で行なう。結果
を表1に示す。触媒濃度は、初期1−ヘキセン1モルあたりのトリ−n−ヘキシ
ルアルミニウム(「TNHA」)のモル数で表示する。表1に示す深内部二量体
に関する収率値は、少量の深内部単量体も含む。
【0126】 表1 例 TNHA濃度 時間 温度 ベータ−内部 深内部 ビニリデン (初期オレ ℃ 単量体、 二量体 二量体 フィン1 重量% 重量% 重量% モルあた りのモル) 高速 0.043 5 165 7 10 83運転
【0127】 より詳しくは、1−ヘキセンをトリ−n−ヘキシルアルミニウム(1−ヘキセ
ン1モルあたり0.043モル)と共に、攪拌している30ガロンのガラスライ
ニングしたPfaudler反応器の中に入れ、1−ヘキセンを二量体化する。該反応温
度を維持しながら、反応器を自然圧で加熱する。反応は、苛性洗浄により停止さ
せる。未反応1−ヘキセンおよび洗浄から残る痕跡量の水を減圧ストリッピング
により除去する。
ン1モルあたり0.043モル)と共に、攪拌している30ガロンのガラスライ
ニングしたPfaudler反応器の中に入れ、1−ヘキセンを二量体化する。該反応温
度を維持しながら、反応器を自然圧で加熱する。反応は、苛性洗浄により停止さ
せる。未反応1−ヘキセンおよび洗浄から残る痕跡量の水を減圧ストリッピング
により除去する。
【0128】 工程(b):芳香族炭化水素を使用する、工程(a)の生成物のアルキル化 ガラスオートクレーブライナーに1モル当量の、工程(a)で製造されたビニ
リデンオレフィン、10モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に対して
20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(商品名
)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オートクレー
ブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気し、次
いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜190℃
に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。反応混
合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発させて濃
縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望の改良
アルキルベンゼン混合物である。
リデンオレフィン、10モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に対して
20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(商品名
)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オートクレー
ブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気し、次
いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜190℃
に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。反応混
合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発させて濃
縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望の改良
アルキルベンゼン混合物である。
【0129】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 溶剤として塩化メチレンを使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
【0130】 工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
【0131】 例2 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0132】 工程(a):ビニリデンオレフィンの製造 触媒としてトリ−n−ヘキシルアルミニウムを使用し、1−ヘキセンを二量体
化する。反応は米国特許第4,973,788号明細書の開示に従って、二量体
化温度120℃および180時間の長い反応時間で行なう。結果を表2に示す。
触媒濃度は、初期1−ヘキセン1モルあたりのトリ−n−ヘキシルアルミニウム
(「TNHA」)のモル数で表示する。深内部二量体に関する値は、少量の深内
部モノマーも含む。
化する。反応は米国特許第4,973,788号明細書の開示に従って、二量体
化温度120℃および180時間の長い反応時間で行なう。結果を表2に示す。
触媒濃度は、初期1−ヘキセン1モルあたりのトリ−n−ヘキシルアルミニウム
(「TNHA」)のモル数で表示する。深内部二量体に関する値は、少量の深内
部モノマーも含む。
【0133】 表2 例 TNHA濃度 時間 温度 ベータ−内部 深内部 ビニリデン (初期オレ ℃ 単量体、 二量体 二量体 フィン1 重量% 重量% 重量% モルあた りのモル) 低温 0.017 180 120 2 6 92運転
【0134】 より詳しくは、1−ヘキセンをトリヘキシルアルミニウム(1−ヘキセン1モ
ルあたり0.017モル)と共に、好適な圧力反応器の中に入れ、1−ヘキセン
を二量体化する。反応時間は約180時間である。反応は、苛性洗浄により停止
させる。1−ペンテンおよび1−へブテン(重量で1:1)の混合物を、上記の
1−ヘキセンに使用した手順と同様にして二量体化する。1−ペンテン/1−へ
ブテン二量体化の生成物を1−ヘキセン二量体化の生成物と、重量比1:2で混
合する。未反応低級オレフィンをストリッピングした後、ただしベータ−内部モ
ノマーまたは深内部二量体を留別せずに、高純度ビニリデンオレフィン混合物を
本製法のその後の工程に使用する。
ルあたり0.017モル)と共に、好適な圧力反応器の中に入れ、1−ヘキセン
を二量体化する。反応時間は約180時間である。反応は、苛性洗浄により停止
させる。1−ペンテンおよび1−へブテン(重量で1:1)の混合物を、上記の
1−ヘキセンに使用した手順と同様にして二量体化する。1−ペンテン/1−へ
ブテン二量体化の生成物を1−ヘキセン二量体化の生成物と、重量比1:2で混
合する。未反応低級オレフィンをストリッピングした後、ただしベータ−内部モ
ノマーまたは深内部二量体を留別せずに、高純度ビニリデンオレフィン混合物を
本製法のその後の工程に使用する。
【0135】 工程(b):芳香族炭化水素を使用する、工程(a)の生成物のアルキル化 ガラスオートクレーブライナーに1モル当量の、工程(a)で製造されたビニ
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
【0136】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 三酸化硫黄/空気を使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物をスル
ホン化する。好適な空気/三酸化硫黄混合物を使用するスルホン化の詳細は米国
特許第3,427,342号明細書、Chemithon 、に記載されている。
ホン化する。好適な空気/三酸化硫黄混合物を使用するスルホン化の詳細は米国
特許第3,427,342号明細書、Chemithon 、に記載されている。
【0137】 工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を水酸化ナトリウムで中和し、改良アルキルベンゼンスル
ホネート、ナトリウム塩混合物を得る。
ホネート、ナトリウム塩混合物を得る。
【0138】 例3 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0139】 工程(a):ビニリデンオレフィンの製造 1−ペンテン、1−ヘキセンおよび1−ヘプテン(1:2:1モル)の混合物
をトリエチルアルミニウム(初期オレフィン1モルあたり0.02モル)と共に
、攪拌している30ガロンのガラスライニングしたPfaudler反応器の中に入れ、
120℃で二量体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約90〜10
0時間である。反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留して単量体を二
量体から分離する。
をトリエチルアルミニウム(初期オレフィン1モルあたり0.02モル)と共に
、攪拌している30ガロンのガラスライニングしたPfaudler反応器の中に入れ、
120℃で二量体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約90〜10
0時間である。反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留して単量体を二
量体から分離する。
【0140】 工程(b):芳香族炭化水素を使用する、工程(a)の生成物のアルキル化 ガラスオートクレーブライナーに1モル当量の、工程(a)で製造されたビニ
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
【0141】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 溶剤として塩化メチレンを使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
【0142】 例4 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0143】 スルホン化工程(c)が、スルホン化剤として三酸化硫黄(塩化メチレンでは
ない)を使用する以外は、例1の手順を繰り返す。好適な空気/三酸化硫黄混合
物を使用するスルホン化の詳細は米国特許第3,427,342号明細書、Chem
ithon 、に記載されている。
ない)を使用する以外は、例1の手順を繰り返す。好適な空気/三酸化硫黄混合
物を使用するスルホン化の詳細は米国特許第3,427,342号明細書、Chem
ithon 、に記載されている。
【0144】 例5 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0145】 工程(a):ビニリデンオレフィンの製造 1−ヘキセンをトリヘキシルアルミニウム(1−ヘキセン1モルあたり0.0
2モル)と共に、適当な圧力反応器の中に入れ、1−ヘキセンを120℃で二量
体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約90〜100時間である。
反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留してヘキセンを二量体から分離
する。(この方法により、C12ビニリデン二量体があらゆる好適な純度で得ら
れる)好適なビニリデンオレフィンの形成に関するより詳細な説明に関しては、
米国特許第4,973,788号明細書および米国特許第5,569,642号
明細書参照。上記の1−ヘキセンに使用した手順と同様にして、1−ペンテンお
よび1−ヘプテンの混合物(1:1モル)を二量体化する。これらの二量体化生
成物を1:1モル比で混合する。
2モル)と共に、適当な圧力反応器の中に入れ、1−ヘキセンを120℃で二量
体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約90〜100時間である。
反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留してヘキセンを二量体から分離
する。(この方法により、C12ビニリデン二量体があらゆる好適な純度で得ら
れる)好適なビニリデンオレフィンの形成に関するより詳細な説明に関しては、
米国特許第4,973,788号明細書および米国特許第5,569,642号
明細書参照。上記の1−ヘキセンに使用した手順と同様にして、1−ペンテンお
よび1−ヘプテンの混合物(1:1モル)を二量体化する。これらの二量体化生
成物を1:1モル比で混合する。
【0146】 工程(b):芳香族炭化水素を使用する、工程(a)の生成物のアルキル化 ガラスオートクレーブライナーに1モル当量の、工程(a)の混合物、20モ
ル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に対して20重量%の形状選択性ゼ
オライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H)を加える。ガ
ラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オートクレーブの内側で密封する。オー
トクレーブを、250 psig のN2 で2回掃気し、次いで1000 psig N2 に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜190℃に14〜15時間加熱
し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。反応混合物を濾過して触媒を
除去する。ベンゼンは蒸発させ、循環使用する。透明で無色またはほとんど無色
の液体生成物を得る。
ル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に対して20重量%の形状選択性ゼ
オライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H)を加える。ガ
ラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オートクレーブの内側で密封する。オー
トクレーブを、250 psig のN2 で2回掃気し、次いで1000 psig N2 に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜190℃に14〜15時間加熱
し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。反応混合物を濾過して触媒を
除去する。ベンゼンは蒸発させ、循環使用する。透明で無色またはほとんど無色
の液体生成物を得る。
【0147】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 溶剤として塩化メチレンを使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
【0148】 工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
【0149】 例6 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0150】 スルホン化工程(c)が、スルホン化剤として三酸化硫黄(塩化メチレンでは
ない)を使用する以外は、例の手順を繰り返す。好適な空気/三酸化硫黄混合物
を使用するスルホン化の詳細は米国特許第3,427,342号明細書、Chemit
hon 、に記載されている。
ない)を使用する以外は、例の手順を繰り返す。好適な空気/三酸化硫黄混合物
を使用するスルホン化の詳細は米国特許第3,427,342号明細書、Chemit
hon 、に記載されている。
【0151】 例7 洗浄組成物 工程(c)の生成物を下記の追加工程(d)によりさらに処理する以外は、例
11の手順を繰り返す。
11の手順を繰り返す。
【0152】 工程(d):工程(c)の生成物を洗浄組成物中に配合する 10重量%の工程(c)の生成物を90重量%の凝集したコンパクト洗濯用洗
剤顆粒と組み合わせる。
剤顆粒と組み合わせる。
【0153】 例8 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0154】 工程(a)および(b):ビニリデンオレフィンを内部異性化し、それを、芳 香族炭化水素を使用して同時にアルキル化する 2−ヘキシル−1−デセンをEthyl Corp.(5022-19-2)から得る。ガラスオート
クレーブライナーに1モル当量のこの材料、20モル当量のベンゼン、およびオ
レフィン混合物に対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナ
イト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼
製の揺転式オートクレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig
のN2で2回掃気し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混
合物を150〜200℃に2〜6時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブか
ら取り出す。反応混合物を濾過して触媒を除去する。ベンゼンは蒸発させ、循環
使用する。透明で無色またはほとんど無色の液体生成物を得る。
クレーブライナーに1モル当量のこの材料、20モル当量のベンゼン、およびオ
レフィン混合物に対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナ
イト触媒Zeocat(商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼
製の揺転式オートクレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig
のN2で2回掃気し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混
合物を150〜200℃に2〜6時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブか
ら取り出す。反応混合物を濾過して触媒を除去する。ベンゼンは蒸発させ、循環
使用する。透明で無色またはほとんど無色の液体生成物を得る。
【0155】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 溶剤として塩化メチレンを使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
【0156】 工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
【0157】 例9 ビニリデンオレフィン混合物を経由して製造する改良アルキルベンゼンスルホネ
ート界面活性剤
ート界面活性剤
【0158】 工程(a):ビニリデンオレフィンの製造 1−ペンテン、1−ヘキセンおよび1−ヘプテンの混合物をトリヘキシルアル
ミニウム(総アルケン1モルあたり0.02モル)と共に適当な圧力反応器の中
に入れ、120℃で二量体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約9
0〜100時間である。反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留して親
アルケンを二量体から分離する。
ミニウム(総アルケン1モルあたり0.02モル)と共に適当な圧力反応器の中
に入れ、120℃で二量体化する。反応器を自然圧で加熱する。反応時間は約9
0〜100時間である。反応は苛性洗浄により停止させ、有機部分を蒸留して親
アルケンを二量体から分離する。
【0159】 工程(b):芳香族炭化水素を使用する、工程(a)の生成物のアルキル化 ガラスオートクレーブライナーに1モル当量の、工程(a)で製造されたビニ
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
リデンオレフィン混合物、20モル当量のベンゼン、およびオレフィン混合物に
対して20重量%の形状選択性ゼオライト触媒(酸性モルデナイト触媒Zeocat(
商品名)FM-8/25H)を加える。ガラスライナーをステンレス鋼製の揺転式オート
クレーブの内側で密封する。オートクレーブを、250 psig のN2で2回掃気
し、次いで1000 psig N2に充填する。攪拌しながら、混合物を170〜1
90℃に14〜15時間加熱し、次いで冷却し、オートクレーブから取り出す。
反応混合物を濾過して触媒を除去し、回転蒸発装置を使用し、ベンゼンを蒸発さ
せて濃縮し、透明でほとんど無色の液体生成物を得る。形成された生成物は所望
の改良アルキルベンゼン混合物である。
【0160】 工程(c):工程(b)の生成物のスルホン化 溶剤として塩化メチレンを使用し、工程(b)の改良アルキルベンゼン混合物
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
を当量のクロロスルホン酸でスルホン化する。塩化メチレンを留別する。
【0161】 工程(d):工程(c)の生成物の中和 工程(c)の生成物を、メタノール中のナトリウムメトキシドで中和し、メタ
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
ノールを蒸発させ、改良アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩混合物を
得る。
【0162】 例10 洗浄製品組成物 この例では、上記の製法例のいずれかにより製造した改良アルキルベンゼンス
ルホネート、ナトリウム塩またはカリウム塩形態に、MASの略号を使用する。
ルホネート、ナトリウム塩またはカリウム塩形態に、MASの略号を使用する。
【0163】 下記の略号を洗浄製品補助材料に使用する。 アミラーゼ デンプン分解酵素、60 KNU/g、NOVO、Termamyl(商品名) 60T APA C8 〜C10アミドプロピルジメチルアミン 重炭酸塩 無水重炭酸ナトリウム、400μm〜1200μm ホウ砂 四ホウ酸ナトリウム十水和物 ブライトナー1 二ナトリウム4,4’−ビス(2−スルホスチリル) ビフェニル ブライトナー2 二ナトリウム4,4’−ビス(4−アニリノ−6− モルホリノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ) スチルベン−2:2’−ジスルホネート C45AS C14〜C15直線状アルキルサルフェート、Na塩 CaCl2 塩化カルシウム 炭酸塩 無水Na2CO3、200μm〜900μm セルラーゼ セルロース分解酵素、1000CEVU/g、NOVO、Carezyme(商品名)
クエン酸塩 クエン酸三ナトリウム二水和物、86.4%、425μm〜850 μmクエン酸 無水クエン酸 CMC ナトリウムカルボキシメチルセルロース CxyAS C1x〜C1yアルキルサルフェート、Na塩または指定されて いる場合には他の塩 CxyEz C1x−1y分岐第1級アルコールエトキシレート(平均zモル のエチレンオキシド) CxyEzS C1x〜C1yアルキルエトキシレートサルフェート、Na塩 (平均zモルのエチレンオキシド、指定されている場合には 他の塩) CxyFA C1x−C1y脂肪酸 ジアミン アルキルジアミン、例えば1,3プロパンジアミン、Dytek EP、 Dytek A (Dupont) Dimethicone SE-76 dimethicone ガム(G.E Silicones Div.)/粘度350 cSのdimethicone 流体の40(ガム)/60(流体)重量 混合物 DTPA ジエチレントリアミンペンタ酢酸 DTPMP ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、 Monsanto(Dequest 2060) Endolase エンドグルカナーゼ、活性3000CEVU/g、NOVO EtOH エタノール 脂肪酸(C12/14) C12〜C14脂肪酸 脂肪酸(RPS) 菜種脂肪酸 脂肪酸(TPK) Toppedパーム核脂肪酸 HEDP 1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸 Isofol 16 C16(平均)ゲルベアルコール(Condea) LAS 直線状アルキルベンゼンスルホネート(C11.8、NaまたはK塩) リパーゼ 脂肪分解酵素、100 KLU/g、NOVO、(Lipolase(商品名)) LMFAA C12-14 アルキルN−メチルグルカミド LMFAA C12-14 アルキルN−メチルグルカミド MA/AA マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合体、Na塩、 平均分子量70,000 MBAEx 中鎖分岐第1級アルキルエトキシレート(平均炭素総数=x、 平均EO=8) MBAExSz 中鎖分岐第1級アルキルエトキシレートサルフェート、 Na塩(平均炭素総数=z、平均EO=x) MBASx 中鎖分岐第1級アルキルサルフェート、Na塩(平均炭素 総数=x)MEAモノエタノールアミン MES アルキルメチルエステルスルホネート、Na塩 MgCl2 塩化マグネシウム MnCAT 大環状マンガン漂白剤触媒、ヨーロッパ特許第544,440 A号明細書における、または好ましくは[Mn(Bcyclam)Cl2] を使用、ここでBcyclam =5,12−ジメチル−1,5,8, 12−テトラアザ−ビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンまた は同等のブリッジされたテトラ−アザ大環状物質 NaDCC ナトリウムジクロロイソシアヌレート NaOH 水酸化ナトリウム NaPS パラフィンスルホネート、Na塩 NaSKS−6 式δ−Na2Si2O5の結晶性層状ケイ酸塩 NaTS トルエンスルホン酸ナトリウム NOBS ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩 LOBS C12オキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩 PAA ポリアクリル酸(分子量=4500) PAE エトキシル化テトラエチレンペンタミン PAEC メチル第4級化エトキシル化ジヘキシレントリアミン PB1 公称式NaBO2.H2O2の無水過ホウ酸ナトリウム漂白剤 PEG ポリエチレングリコール(分子量=4600) 過炭酸塩 公称式2Na2CO3.3H2O2の過炭酸ナトリウム PG プロパンジオール 光漂白剤 デキストリン可溶重合体中にカプセル収容されたスルホン化亜鉛 フタロシアニン PIE エトキシル化ポリエチレンイミン プロテアーゼ タンパク質分解酵素、4KNPU/g、NOVO、Savinase(商品名) QAS R2.N+(CH3)x((C2H4O)yH)z、ここでR2=C8〜C18 x+z=3、x=0〜3、z=0〜3、y=1〜15 SAS 第2級アルキルサルフェート、Na塩 ケイ酸塩 ケイ酸ナトリウム、無定形(SiO2:Na2O2.0比) シリコーン消泡剤 ポリジメチルシロキサン気泡調整剤+分散剤としてシロ キサン−オキシアルキレン共重合体、気泡調整剤の分散 剤に対する比率10:1〜100:1 SRP1 オキシエチレンオキシおよびテレフタロイル骨格を有する スルホベンゾイル末端キャップしたエステル SRP2 スルホン化エトキシル化テレフタレート重合体 SRP3 メチルキャップしたエトキシル化テレフタレート重合体 STPP:無水トリポリリン酸ナトリウム 硫酸塩 無水硫酸ナトリウム TAED テトラアセチルエチレンジアミン TFA C16〜C18アルキルN−メチルグルカミド ゼオライトA 式Na12(AlO2SiO2)12.27H2Oの水和アルミノ ケイ酸ナトリウム、0.1〜10μm ゼオライトMAP ゼオライト(最大アルミニウムP)洗剤用グレード (Crosfield)
クエン酸塩 クエン酸三ナトリウム二水和物、86.4%、425μm〜850 μmクエン酸 無水クエン酸 CMC ナトリウムカルボキシメチルセルロース CxyAS C1x〜C1yアルキルサルフェート、Na塩または指定されて いる場合には他の塩 CxyEz C1x−1y分岐第1級アルコールエトキシレート(平均zモル のエチレンオキシド) CxyEzS C1x〜C1yアルキルエトキシレートサルフェート、Na塩 (平均zモルのエチレンオキシド、指定されている場合には 他の塩) CxyFA C1x−C1y脂肪酸 ジアミン アルキルジアミン、例えば1,3プロパンジアミン、Dytek EP、 Dytek A (Dupont) Dimethicone SE-76 dimethicone ガム(G.E Silicones Div.)/粘度350 cSのdimethicone 流体の40(ガム)/60(流体)重量 混合物 DTPA ジエチレントリアミンペンタ酢酸 DTPMP ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、 Monsanto(Dequest 2060) Endolase エンドグルカナーゼ、活性3000CEVU/g、NOVO EtOH エタノール 脂肪酸(C12/14) C12〜C14脂肪酸 脂肪酸(RPS) 菜種脂肪酸 脂肪酸(TPK) Toppedパーム核脂肪酸 HEDP 1,1−ヒドロキシエタンジホスホン酸 Isofol 16 C16(平均)ゲルベアルコール(Condea) LAS 直線状アルキルベンゼンスルホネート(C11.8、NaまたはK塩) リパーゼ 脂肪分解酵素、100 KLU/g、NOVO、(Lipolase(商品名)) LMFAA C12-14 アルキルN−メチルグルカミド LMFAA C12-14 アルキルN−メチルグルカミド MA/AA マレイン酸/アクリル酸1:4の共重合体、Na塩、 平均分子量70,000 MBAEx 中鎖分岐第1級アルキルエトキシレート(平均炭素総数=x、 平均EO=8) MBAExSz 中鎖分岐第1級アルキルエトキシレートサルフェート、 Na塩(平均炭素総数=z、平均EO=x) MBASx 中鎖分岐第1級アルキルサルフェート、Na塩(平均炭素 総数=x)MEAモノエタノールアミン MES アルキルメチルエステルスルホネート、Na塩 MgCl2 塩化マグネシウム MnCAT 大環状マンガン漂白剤触媒、ヨーロッパ特許第544,440 A号明細書における、または好ましくは[Mn(Bcyclam)Cl2] を使用、ここでBcyclam =5,12−ジメチル−1,5,8, 12−テトラアザ−ビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンまた は同等のブリッジされたテトラ−アザ大環状物質 NaDCC ナトリウムジクロロイソシアヌレート NaOH 水酸化ナトリウム NaPS パラフィンスルホネート、Na塩 NaSKS−6 式δ−Na2Si2O5の結晶性層状ケイ酸塩 NaTS トルエンスルホン酸ナトリウム NOBS ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩 LOBS C12オキシベンゼンスルホネート、ナトリウム塩 PAA ポリアクリル酸(分子量=4500) PAE エトキシル化テトラエチレンペンタミン PAEC メチル第4級化エトキシル化ジヘキシレントリアミン PB1 公称式NaBO2.H2O2の無水過ホウ酸ナトリウム漂白剤 PEG ポリエチレングリコール(分子量=4600) 過炭酸塩 公称式2Na2CO3.3H2O2の過炭酸ナトリウム PG プロパンジオール 光漂白剤 デキストリン可溶重合体中にカプセル収容されたスルホン化亜鉛 フタロシアニン PIE エトキシル化ポリエチレンイミン プロテアーゼ タンパク質分解酵素、4KNPU/g、NOVO、Savinase(商品名) QAS R2.N+(CH3)x((C2H4O)yH)z、ここでR2=C8〜C18 x+z=3、x=0〜3、z=0〜3、y=1〜15 SAS 第2級アルキルサルフェート、Na塩 ケイ酸塩 ケイ酸ナトリウム、無定形(SiO2:Na2O2.0比) シリコーン消泡剤 ポリジメチルシロキサン気泡調整剤+分散剤としてシロ キサン−オキシアルキレン共重合体、気泡調整剤の分散 剤に対する比率10:1〜100:1 SRP1 オキシエチレンオキシおよびテレフタロイル骨格を有する スルホベンゾイル末端キャップしたエステル SRP2 スルホン化エトキシル化テレフタレート重合体 SRP3 メチルキャップしたエトキシル化テレフタレート重合体 STPP:無水トリポリリン酸ナトリウム 硫酸塩 無水硫酸ナトリウム TAED テトラアセチルエチレンジアミン TFA C16〜C18アルキルN−メチルグルカミド ゼオライトA 式Na12(AlO2SiO2)12.27H2Oの水和アルミノ ケイ酸ナトリウム、0.1〜10μm ゼオライトMAP ゼオライト(最大アルミニウムP)洗剤用グレード (Crosfield)
【0164】 例は本発明を例示するが、その範囲を制限または限定するものではない。他に
指示がない限り、ここに使用する部数、百分率および比率はすべて重量%で表示
する。本発明により、下記の洗濯用洗剤組成物A〜Eを製造する。
指示がない限り、ここに使用する部数、百分率および比率はすべて重量%で表示
する。本発明により、下記の洗濯用洗剤組成物A〜Eを製造する。
【0165】 A B C D E MAS 22 16.5 11 1-5.5 10-25 C45AS 0 1-5.5 11 16.5 0-5 C45E1S LAS C16SAS C14-17 NaPS C14-18 MES MBAS16.5 MBAE2 S15.5のいずれかの組合せ QAS 0-2 0-2 0-2 0-2 0-4 C23E6.5 またはC45E7 1.5 1.5 1.5 1.5 0-4 ゼオライトA 27.8 0 27.8 27.8 20-30 ゼオライトMAP 0 27.8 0 0 0 PAA 2.3 2.3 2.3 2.3 0-5 炭酸塩 27.3 27.3 27.3 27.3 20-30 ケイ酸塩 0.6 0.6 0.6 0.6 0-2 PB1 1.0 1.0 0-10 0-10 0-10 NOBS 0-1 0-1 0-1 0-1 0.5-3 LOBS 0 0 0-3 0 0 TAED 0 0 0 2 0 MnCAT 0 0 0 0 2ppm プロテアーゼ 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-0.5 セルラーゼ 0-0.3 0-0.3 0-0.3 0-0.3 0-0.5 アミラーゼ 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-1 SRP1またはSRP2 0.4 0.4 0.4 0.4 0-1 ブライトナー1または2 0.2 0.2 0.2 0.2 0-0.3 PEG 1.6 1.6 1.6 1.6 0-2 シリコーン消泡剤 0.42 0.42 0.42 0.42 0-0.5 硫酸塩、 ---残り---水分および少量成分 密度(g/L) 663 663 663 663 600-700
【0166】 例11 洗浄製品組成物 本発明により、下記の液体洗濯用洗剤組成物F〜Jを製造する。略号は、前の
例で使用したのと同じである。
例で使用したのと同じである。
【0167】 F G H I J MAS 1-7 7-12 12-17 17-22 1-35 C25AExS*Na(x=1.8-2.5) 15-21 10-15 5-10 0-5 0-25 MBAE1.8S15.5 MBAS15.5 C25AS (直鎖〜高2-アルキル) C14-17 NaPS C12-16 SAS C18 1,4ジサルフェート LAS C12-16 MESのいずれかの組合せ LMFAA 0-3.5 0-3.5 0-3.5 0-3.5 0-8 C23E9 またはC23E6.5 0-2 0-2 0-2 0-2 0.8 APA 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-0.5 0-2 クエン酸 5 5 5 5 0-8 脂肪酸(TPKまたはC12/14) 2-7.5 2-7.5 2-7.5 2-7.5 0-14 EtOH 4 4 4 4 0-8 PG 6 6 6 6 0-10 MEA 1 1 1 1 0-3 NaOH 3 3 3 3 0-7 NaTS 2.3 2.3 2.3 2.3 0-4 ギ酸Na 0.1 0.1 0.1 0.1 0-1 ホウ砂 2.5 2.5 2.5 2.5 0-5 プロテアーゼ 0.9 0.9 0.9 0.9 0-1.3 リパーゼ 0.06 0.06 0.06 0.06 0-0.3 アミラーゼ 0.15 0.15 0.15 0.15 0-0.4 セルラーゼ 0.05 0.05 0.05 0.05 0-0.2 PAE 0-0.6 0-0.6 0-0.6 0-0.6 0-2.5 PIE 1.2 1.2 1.2 1.2 0-2.5 PAEC 0-0.4 0-0.4 0-0.4 0-0.4 0-2 SRP2 0.2 0.2 0.2 0.2 0-0.5 ブライトナー1または2 0.15 0.15 0.15 0.15 0-0.5 シリコーン消泡剤 0.12 0.12 0.12 0.12 0-0.3 ヒュームシリカ 0.0015 0.0015 0.0015 0.0015 0-0.003 香料 0.3 0.3 0.3 0.3 0-0.6 染料 0.0013 0.0013 0.0013 0.0013 0-0.003 水分/少量成分 残り 残り 残り 残り 残り 製品pH(脱イオン水中10%) 7.7 7.7 7.7 7.7 6-9.5
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 11/02 C07C 11/02 15/107 15/107 303/06 303/06 303/08 303/08 309/31 309/31 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 トーマス、アンソニー、クライプ アメリカ合衆国オハイオ州、ラブランド、 スリー、チムニーズ、レイン、599 (72)発明者 ケビン、リー、コット アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ベントブルック、ドライブ、2920 (72)発明者 ダニエル、ステッドマン、コナー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 セージメドー、ドライブ、9217 (72)発明者 ジェームズ、チャールズ、テオフィル、ロ ジャー、バーケット‐セント‐ローレント アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ギデオン、レイン、11477 Fターム(参考) 4G069 AA02 BA07A BA27A BA27B BA45A BC16A BC16B BC50A BC51A BC52A BD01C BD02C BD08C BD12C BE01A BE01B BE04A BE06A BE09A BE45A CB25 CB47 CB62 DA05 EA02Y ZA06A ZA06B ZA07A ZA11A ZA12A ZA14A ZA19A ZA19B ZA22A ZD03 ZD04 ZE05 4H003 AB03 AB14 AB18 AB19 AB21 AB27 AB28 AB31 AC08 AE02 AE06 DA01 DA02 DA05 DA17 EA15 EA16 EA18 EA20 EA21 EA28 EA29 EB04 EB07 EB08 EB12 EB13 EB19 EB22 EB26 EB30 EB34 EB37 EC01 EC02 EC03 ED02 EE05 FA03 FA32 4H006 AA01 AA02 AB68 AC21 AC23 AC61 BA09 BA32 BA44 BA71 BD70 BE55 4H039 CA19 CA20 CD10 CF10 CL11
Claims (10)
- 【請求項1】 (i)0.1%〜99%の改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤と、 前記改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤が、下記の工程、すなわち (a)二量体化触媒の存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物 を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16の炭
素含有量を有するビニリデンオレフィンを形成する工程と、 (b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物 から選択されたアレーンを前記ビニリデンオレフィンでアルキル化する工程と
、 (c)工程(b)の生成物をスルホン化する工程と、および、所望により、 (d)工程(c)の生成物を中和する工程とを含んでなる方法の生成物であ り、および (ii)0.00001%〜99%の洗浄製品補助成分とを含んでなる、洗浄製品。 - 【請求項2】 前記改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤が、前記アレーンがベンゼ
ンである場合に形成された改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤であり
、そして、前記洗浄製品が、 (i)約1%〜約40%の前記改良アルキルアレーンスルホネート界面活性剤と、 および (ii)約0.01%〜約99%の前記洗浄製品補助成分とを含んでなるものであり
、 前記洗浄製品補助成分が、洗濯用洗剤に好適な補助成分であり、かつ、洗剤用
酵素、酸素漂白剤、漂白活性剤、漂白剤触媒、光漂白剤、ブライトナー、洗剤用
補助重合体、前記改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤以外の界面活性
剤、およびそれらの混合物からなる群から選択された少なくとも1種の材料を含
んでなるものである、請求項1に記載の洗浄製品。 - 【請求項3】 前記改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のC11〜C14アルキル
炭素含有量が、前記工程(a)で様々な鎖長を有する前記オレフィン系原料の無
差別反応により得られうるアルキル炭素含有量よりも増加しており、そして 前記C11〜C14アルキル炭素含有量の増加が、前記工程(a)において、
(I)アルファ−オレフィンが実質的にC5+C6+C7アルファ−オレフィン
の三元混合物からなる原料を選択すること、 (II)アルファ−オレフィンが実質的に、C5+C7アルファ−オレフィンの混合
物、およびC6+C7アルファ−オレフィンの混合物から選択された二元混合物
からなる原料を選択すること、および (III) アルファ−オレフィンが実質的にC6 またはC7 の炭素を含む単一の
アルファ−オレフィンからなる原料を選択すること、のいずれか一つによって達
成されるものであり、 それによって、C10以下またはC15以上の炭素含有量を有するビニリデン
オレフィンの形成を最少に抑えるものである、請求項1または2に記載の洗浄製
品。 - 【請求項4】 前記改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤以外の前記界面活性剤が、 直線状アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含んでなるか、または 工程(c)の前に、工程(b)の生成物を直線状アルキルベンゼンと混合する
ことを含んでなるか、または 工程(d)の前または工程(d)と同時に工程(c)の生成物を直線状アルキ
ルベンゼンスルホン酸と混合することを含んでなるものである、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の洗浄製品。 - 【請求項5】 前記改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤が、前記原料を反応させて
前記ビニリデンオレフィンを形成する前記工程(a)に続いて、前記工程(b)
の前に、ビニリデンオレフィンを深内部オレフィンおよび/または潤滑油製造に
好適なオリゴマーから分離する追加の工程による製法の生成物である、請求項1
〜4のいずれか一項に記載の洗浄製品。 - 【請求項6】 (a)二量体化触媒の存在下で、アルファ−オレフィンまたはそれらの混合物
を含んでなるオレフィン系原料を反応させ、1種以上の、C10〜C16の炭素
含有量を有するビニリデンオレフィンを形成することを含んでなる二量体化工程
と、および (b)アルキル化触媒の存在下で、ベンゼン、トルエンおよびそれらの混合物
から選択されたアレーンを前記ビニリデンオレフィンと反応させることを含んで
なる、内部異性体選択性が0〜40であるアルキル化工程とを含んでなる方法で
あって、 それによって、改良されたアルキルアレーンを製造し、前記改良アルキルアレ
ーンが、洗浄製品に使用するアルキルアリールスルホネート界面活性剤の前駆物
質として有用なものである、製法。 - 【請求項7】 前記アレーンがベンゼンであり、前記製法が、 工程(b)の生成物をスルホン化剤と反応させることを含んでなるスルホン化
工程(c)をさらに含んでなり、 それによって、洗浄製品に使用するのに好適なものである改良アルキルベンゼ
ンスルホン酸を製造する、請求項6に記載の製法。 - 【請求項8】 前記工程(b)で、前記アルキル化触媒が、少なくとも部分的に酸性のモルデ
ナイト、少なくとも部分的に酸性で、少なくとも部分的に脱アルミニウム処理し
たモルデナイト、および少なくとも部分的に酸性のゼオライトベータから選択さ
れる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の製法。 - 【請求項9】 前記改良アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のC11〜C14アルキル
炭素含有量が、前記工程(a)で様々な鎖長を有する前記オレフィン系原料の無
差別反応により得られうるアルキル炭素含有量よりも増加しており、 前記C11〜C14アルキル炭素含有量の増加が、前記工程(a)において、
(I)アルファ−オレフィンが実質的にC5+C6+C7アルファ−オレフィン
の三元混合物からなる原料を選択すること、 (II)アルファ−オレフィンが実質的に、C5+C7アルファ−オレフィンの混
合物、およびC6+C7アルファ−オレフィンの混合物から選択された二元混合
物からなる原料を選択すること、および (III)アルファ−オレフィンが実質的にC6 またはC7 の炭素含有量を有 する単一のアルファ−オレフィンからなる原料を選択することのいずれか一つに
より達成されるものであり、 それによって、C10以下またはC15以上の炭素含有量を有するビニリデン
オレフィンの形成を最少に抑える、請求項4〜8のいずれか一項に記載の製法。 - 【請求項10】 アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含む家庭用洗浄製品の改良方法で
あって、 (I)アルファ−オレフィンを二量体化してビニリデンオレフィンを形成する少
なくとも一つの工程と、および内部異性体選択性が0〜40以下であるアルキル
化触媒を使用してビニリデンオレフィンをアルキル化する少なくとも一つの工程
とにより、直線状アルキルアレーンの中に軽度の分岐を導入する少なくとも一つ
の段階と、 (II)段階(I)の軽度に分岐した改良アルキルアレーンをスルホン化する少な
くとも一つの工程と、および (III) 形成された軽度に分岐した、酸または塩の形態にあるアルキルアリール スルホネート界面活性剤、および少なくとも1種の補助成分を前記家庭用洗浄製
品組成物の中に処方する少なくとも一つの工程とを含んでなる、方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US5318697P | 1997-07-21 | 1997-07-21 | |
US60/053,186 | 1997-07-21 | ||
PCT/IB1998/001098 WO1999005241A1 (en) | 1997-07-21 | 1998-07-20 | Cleaning products comprising improved alkylarylsulfonate surfactants prepared via vinylidene olefins and processes for preparation thereof |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001511471A true JP2001511471A (ja) | 2001-08-14 |
Family
ID=21982482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000504218A Withdrawn JP2001511471A (ja) | 1997-07-21 | 1998-07-20 | ビニリデンオレフィンを経由して製造された改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含んでなる洗浄製品およびそれらの製造方法 |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6566319B1 (ja) |
EP (1) | EP1002028A1 (ja) |
JP (1) | JP2001511471A (ja) |
CN (1) | CN1161448C (ja) |
AR (1) | AR016367A1 (ja) |
AU (1) | AU8124498A (ja) |
BR (1) | BR9810780A (ja) |
CA (1) | CA2297010C (ja) |
MA (1) | MA24616A1 (ja) |
MX (1) | MX220724B (ja) |
WO (1) | WO1999005241A1 (ja) |
ZA (1) | ZA986448B (ja) |
Families Citing this family (334)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PH11998001775B1 (en) | 1997-07-21 | 2004-02-11 | Procter & Gamble | Improved alkyl aryl sulfonate surfactants |
HUP0003855A3 (en) * | 1997-08-08 | 2001-11-28 | Procter & Gamble | Improved processes for making surfactants via adsorptive separation and products thereof |
AU3127000A (en) * | 1998-12-22 | 2000-07-12 | Chevron Chemical Company Llc | Oil recovery method for waxy crude oil using alkylaryl sulfonate surfactants derived from alpha-olefins |
US7795483B2 (en) | 1998-12-29 | 2010-09-14 | Uop Llc | Phenyl-alkane compositions produced using an adsorptive separation section |
US6617481B1 (en) | 1998-12-29 | 2003-09-09 | Uop Llc | Process for producing phenyl-alkanes using an adsorptive separation section |
EP1022325A3 (en) * | 1999-01-20 | 2003-01-02 | The Procter & Gamble Company | Hard surface cleaning compositions comprising modified alkylbenzene sulfonates |
US6774099B1 (en) | 1999-01-20 | 2004-08-10 | The Procter & Gamble Company | Dishwashing detergent compositions containing mixtures or crystallinity-disrupted surfactants |
US6111158A (en) * | 1999-03-04 | 2000-08-29 | Uop Llc | Process for producing arylalkanes at alkylation conditions using a zeolite having a NES zeolite structure type |
US6677289B1 (en) | 1999-07-16 | 2004-01-13 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergent compositions comprising polyamines and mid-chain branched surfactants |
US6187981B1 (en) | 1999-07-19 | 2001-02-13 | Uop Llc | Process for producing arylalkanes and arylalkane sulfonates, compositions produced therefrom, and uses thereof |
US6696401B1 (en) * | 1999-11-09 | 2004-02-24 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergent compositions comprising zwitterionic polyamines |
DE10039995A1 (de) * | 2000-08-11 | 2002-02-21 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Alkylarylsulfonaten |
DE10059398A1 (de) * | 2000-11-30 | 2002-06-13 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Alkylarylsulfonaten |
US6521804B1 (en) | 2001-08-24 | 2003-02-18 | Uop Llc | Process for producing phenyl-alkanes using dual zones |
BR0213039A (pt) * | 2001-10-01 | 2004-10-05 | Basf Ag | Processos para a preparação de compostos alquilarila e de sulfonatos de alquilarila, compostos alqiilarila, sulfonatos de alquilarila, uso de sulfonatos de alquilarila, e, detergente ou limpador |
RU2004131684A (ru) | 2002-03-29 | 2005-10-20 | Эксонмобил Кемикэл Пейтенс Инк. (Us) | Олигомеризация олефинов |
AU2003268193A1 (en) * | 2002-08-30 | 2004-03-19 | The Procter And Gamble Company | Detergent compositions comprising hydrophobically modified polyamines |
ATE393813T1 (de) * | 2002-09-12 | 2008-05-15 | Procter & Gamble | Polymersysteme und diese enthaltende reinigungs- oder waschmittelzusammensetzungen |
EA007711B1 (ru) | 2003-03-10 | 2006-12-29 | Сасол Технолоджи (Пропрайетри) Лимитед | Экстракция кислородсодержащих веществ из потока углеводородов |
JP4484866B2 (ja) | 2003-03-10 | 2010-06-16 | サソル テクノロジー (プロプリエタリ) リミテッド | 直鎖アルキルベンゼンの生成 |
MY140279A (en) | 2003-03-10 | 2009-12-31 | Sasol Tech Pty Ltd | Production of linear alkyl benzene and linear paraffin |
US7189885B1 (en) | 2003-10-07 | 2007-03-13 | Uop Llc | Staged process for producing linear 2-phenyl-alkanes |
DE10360026A1 (de) * | 2003-12-19 | 2005-07-21 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Alkylaryl-Verbindungen |
WO2005063850A1 (en) * | 2003-12-19 | 2005-07-14 | The Procter & Gamble Company | Hydrophobic polyamine ethoxylates |
US7022861B1 (en) | 2004-06-10 | 2006-04-04 | Sandia National Laboratories | Thermally cleavable surfactants |
US20060105931A1 (en) | 2004-11-15 | 2006-05-18 | Jichun Shi | Liquid detergent composition for improved low temperature grease cleaning |
ES2466644T3 (es) | 2004-11-15 | 2014-06-10 | The Procter & Gamble Company | Composición detergente líquida para una mejor limpieza de grasa a bajas temperaturas |
EP1851298B1 (en) | 2005-02-17 | 2010-03-24 | The Procter and Gamble Company | Fabric care composition |
EP1754780B1 (en) | 2005-08-19 | 2010-04-21 | The Procter and Gamble Company | A solid laundry detergent composition comprising alkyl benzene sulphonate and a hydratable material |
PL1754781T3 (pl) | 2005-08-19 | 2013-09-30 | Procter & Gamble | Stała kompozycja detergentowa do prania zawierająca anionowy środek powierzchniowo czynny i technologię wspomagania wapniem |
US7678752B2 (en) * | 2005-10-24 | 2010-03-16 | The Procter & Gamble Company | Fabric care composition comprising organosilicone microemulsion and anionic/nitrogen-containing surfactant system |
ATE533832T1 (de) * | 2005-10-24 | 2011-12-15 | Procter & Gamble | Textilpflegezusammensetzungen und systeme mit siliciumorganischen mikroemulsionen sowie verfahren damit |
WO2007057859A2 (en) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | The Procter & Gamble Company | Fabric care article |
US7683226B1 (en) | 2005-12-20 | 2010-03-23 | Uop Llc | Integrated processes for making detergent range alkylbenzenes from C5-C6-containing feeds |
US7674757B2 (en) | 2006-01-23 | 2010-03-09 | Milliken & Company | Laundry care compositions with thiazolium dye |
US20080177089A1 (en) | 2007-01-19 | 2008-07-24 | Eugene Steven Sadlowski | Novel whitening agents for cellulosic substrates |
US7487720B2 (en) | 2007-03-05 | 2009-02-10 | Celanese Acetate Llc | Method of making a bale of cellulose acetate tow |
ATE550417T1 (de) | 2007-05-29 | 2012-04-15 | Procter & Gamble | Verfahren zum reinigen von geschirr |
EP2014753A1 (en) | 2007-07-11 | 2009-01-14 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
US20090023625A1 (en) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Ming Tang | Detergent composition containing suds boosting co-surfactant and suds stabilizing surface active polymer |
JP2010538101A (ja) * | 2007-08-31 | 2010-12-09 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 組成物及び視覚認識変化方法 |
EP2071017A1 (en) | 2007-12-04 | 2009-06-17 | The Procter and Gamble Company | Detergent composition |
EP2083066A1 (en) | 2008-01-22 | 2009-07-29 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
EP2103676A1 (en) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | The Procter and Gamble Company | A laundry detergent composition comprising the magnesium salt of ethylene diamine-n'n' -disuccinic acid |
EP2103678A1 (en) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | The Procter and Gamble Company | Detergent composition comprising a co-polyester of dicarboxylic acids and diols |
EP2103675A1 (en) | 2008-03-18 | 2009-09-23 | The Procter and Gamble Company | Detergent composition comprising cellulosic polymer |
US9376648B2 (en) * | 2008-04-07 | 2016-06-28 | The Procter & Gamble Company | Foam manipulation compositions containing fine particles |
EP2135931B1 (en) | 2008-06-16 | 2012-12-05 | The Procter & Gamble Company | Use of soil release polymer in fabric treatment compositions |
EP2138568A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter and Gamble Company | Neutralisation process for producing a laundry detergent composition comprising anionic detersive surfactant and polymeric material |
EP2138566A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter and Gamble Company | A spray-drying process |
EP2138562A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter and Gamble Company | Low-built, anionic detersive surfactant-containing spray-dried powder that additionally comprises clay |
EP2138567A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter & Gamble Company | Spray-drying process |
EP2138565A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter and Gamble Company | A spray-drying process |
ES2442541T3 (es) | 2008-06-25 | 2014-02-12 | The Procter & Gamble Company | Proceso para preparar un polvo detergente |
EP2138563A1 (en) | 2008-06-25 | 2009-12-30 | The Procter and Gamble Company | Low-built, anionic detersive surfactant-containing solid laundry detergent compositions that additionally comprises clay |
EP2328999A1 (en) * | 2008-09-30 | 2011-06-08 | The Procter & Gamble Company | Liquid hard surface cleaning composition |
WO2010039571A1 (en) * | 2008-09-30 | 2010-04-08 | The Procter & Gamble Company | Liquid hard surface cleaning composition |
ES2582573T3 (es) | 2008-09-30 | 2016-09-13 | The Procter & Gamble Company | Composiciones limpiadoras líquidas de superficies duras |
EP2216390B1 (en) | 2009-02-02 | 2013-11-27 | The Procter and Gamble Company | Hand dishwashing method |
EP2213714B1 (en) | 2009-02-02 | 2014-06-11 | The Procter and Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
EP3023483A1 (en) | 2009-02-02 | 2016-05-25 | The Procter and Gamble Company | Liquid hand diswashing detergent composition |
EP2216392B1 (en) | 2009-02-02 | 2013-11-13 | The Procter and Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
EP2216391A1 (en) | 2009-02-02 | 2010-08-11 | The Procter & Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
PL2213713T3 (pl) | 2009-02-02 | 2014-07-31 | Procter & Gamble | Płynna kompozycja środka czyszczącego do ręcznego mycia naczyń |
MX2011009596A (es) | 2009-03-13 | 2011-10-13 | Procter & Gamble | Proceso de secado por aspersion. |
EA020900B1 (ru) * | 2009-05-05 | 2015-02-27 | Стипэн Компани | Композиция для добычи нефти, способ добычи нефти из нефтеносного пласта и сульфонированное производное внутренних олефинов |
ES2412684T3 (es) | 2009-06-19 | 2013-07-12 | The Procter & Gamble Company | Composición detergente de lavado de vajillas a mano líquida |
EP2264138B2 (en) | 2009-06-19 | 2023-03-08 | The Procter & Gamble Company | Liquid hand dishwashing detergent composition |
MX2011013918A (es) | 2009-06-30 | 2012-02-23 | Procter & Gamble | Composiciones para el cuidado de telas, proceso para su elaboracion y metodo de uso. |
US20110009307A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | Alan Thomas Brooker | Laundry Detergent Composition Comprising Low Level of Sulphate |
US20110005002A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | Hiroshi Oh | Method of Laundering Fabric |
WO2011005804A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a liquid laundry detergent composition |
EP2451918A1 (en) | 2009-07-09 | 2012-05-16 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted laundry detergent composition |
EP2451925A1 (en) * | 2009-07-09 | 2012-05-16 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted laundry detergent composition |
WO2011005813A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted laundry detergent composition |
WO2011005911A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted liquid laundry detergent composition |
EP2451914A1 (en) | 2009-07-09 | 2012-05-16 | The Procter & Gamble Company | A catalytic laundry detergent composition comprising relatively low levels of water-soluble electrolyte |
US20110005001A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | Eric San Jose Robles | Detergent Composition |
WO2011005844A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted laundry detergent composition |
WO2011005623A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergent composition comprising low level of bleach |
BR112012000520A2 (pt) | 2009-07-09 | 2016-02-16 | Procter & Gamble | composição catalítica detergente para lavagem de roupa que compreende teores relativamente baixos de eletrólito solúvel em água |
WO2011005917A1 (en) | 2009-07-09 | 2011-01-13 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a liquid laundry detergent composition |
CN102471733A (zh) | 2009-07-27 | 2012-05-23 | 宝洁公司 | 洗涤剂组合物 |
US20130137799A1 (en) | 2009-07-31 | 2013-05-30 | Akzo Nobel N.V. | Graft copolymers |
PL2292725T5 (pl) | 2009-08-13 | 2022-11-07 | The Procter And Gamble Company | Sposób prania tkanin w niskiej temperaturze |
EP2302025B1 (en) | 2009-09-08 | 2016-04-13 | The Procter & Gamble Company | A laundry detergent composition comprising a highly water-soluble carboxmethyl cellulose particle |
US20110150817A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Ricky Ah-Man Woo | Freshening compositions comprising malodor binding polymers and malodor control components |
US20110241235A1 (en) | 2009-09-23 | 2011-10-06 | Rohan Govind Murkunde | Process for preparing spray-dried particles |
US20110300499A1 (en) | 2009-10-07 | 2011-12-08 | Leung Kwok Wai Simon | Multiple temperature point control heater system |
US20110152161A1 (en) | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Rohan Govind Murkunde | Granular detergent compositions comprising amphiphilic graft copolymers |
US8334250B2 (en) | 2009-12-18 | 2012-12-18 | The Procter & Gamble Company | Method of making granular detergent compositions comprising amphiphilic graft copolymers |
WO2011087736A1 (en) * | 2009-12-22 | 2011-07-21 | The Procter & Gamble Company | Liquid cleaning and/or cleansing composition |
EP2338961A1 (en) | 2009-12-22 | 2011-06-29 | The Procter & Gamble Company | An alkaline liquid hand dish washing detergent composition |
EP2516609B1 (en) * | 2009-12-22 | 2013-11-27 | The Procter and Gamble Company | Liquid cleaning and/or cleansing composition |
US20110201532A1 (en) | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Jennifer Beth Ponder | Benefit compositions comprising crosslinked polyglycerol esters |
WO2011100405A1 (en) | 2010-02-12 | 2011-08-18 | The Procter & Gamble Company | Benefit compositions comprising crosslinked polyglycerol esters |
US20110201534A1 (en) | 2010-02-12 | 2011-08-18 | Jennifer Beth Ponder | Benefit compositions comprising polyglycerol esters |
WO2011100411A1 (en) | 2010-02-12 | 2011-08-18 | The Procter & Gamble Company | Benefit compositions comprising polyglycerol esters |
WO2011109322A1 (en) | 2010-03-04 | 2011-09-09 | The Procter & Gamble Company | Detergent composition |
WO2011133306A1 (en) | 2010-04-19 | 2011-10-27 | The Procter & Gamble Company | Detergent composition |
US20110257069A1 (en) | 2010-04-19 | 2011-10-20 | Stephen Joseph Hodson | Detergent composition |
US20110257062A1 (en) | 2010-04-19 | 2011-10-20 | Robert Richard Dykstra | Liquid laundry detergent composition comprising a source of peracid and having a ph profile that is controlled with respect to the pka of the source of peracid |
US20110257060A1 (en) | 2010-04-19 | 2011-10-20 | Robert Richard Dykstra | Laundry detergent composition comprising bleach particles that are suspended within a continuous liquid phase |
US8889612B2 (en) | 2010-04-19 | 2014-11-18 | The Procter & Gamble Company | Method of laundering fabric using a compacted liquid laundry detergent composition |
JP5902669B2 (ja) | 2010-04-21 | 2016-04-13 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 液体クリーニング及び/又はクレンジング組成物 |
US8262744B2 (en) | 2010-05-18 | 2012-09-11 | Milliken & Company | Optical brighteners and compositions comprising the same |
CN102906200B (zh) | 2010-05-18 | 2015-01-07 | 美利肯公司 | 荧光增白剂及含有其的组合物 |
US8470760B2 (en) | 2010-05-28 | 2013-06-25 | Milliken 7 Company | Colored speckles for use in granular detergents |
US8476216B2 (en) | 2010-05-28 | 2013-07-02 | Milliken & Company | Colored speckles having delayed release properties |
EP2395070A1 (en) | 2010-06-10 | 2011-12-14 | The Procter & Gamble Company | Liquid laundry detergent composition comprising lipase of bacterial origin |
WO2011163457A1 (en) | 2010-06-23 | 2011-12-29 | The Procter & Gamble Company | Product for pre-treatment and laundering of stained fabric |
EP2588655B1 (en) | 2010-07-02 | 2017-11-15 | The Procter and Gamble Company | Method for delivering an active agent |
PL2588288T3 (pl) | 2010-07-02 | 2016-04-29 | Procter & Gamble | Proces wytwarzania powłok z siatek włókninowych |
EP2588653B1 (en) | 2010-07-02 | 2018-06-20 | The Procter and Gamble Company | Method of treating a fabric article |
EP2588659B1 (en) | 2010-07-02 | 2016-03-16 | The Procter and Gamble Company | Filaments comprising an ingestible active agent nonwoven webs and methods for making same |
EP2588652B1 (en) | 2010-07-02 | 2019-06-12 | The Procter and Gamble Company | Method for treating a fabric |
EP2588654B1 (en) | 2010-07-02 | 2019-08-07 | The Procter and Gamble Company | Nonwoven web comprising one or more active agents |
EP2412792A1 (en) | 2010-07-29 | 2012-02-01 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition |
US8685171B2 (en) | 2010-07-29 | 2014-04-01 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition |
MX337039B (es) | 2010-08-17 | 2016-02-09 | Procter & Gamble | Metodo para el lavado de vajilla a mano con espuma de duracion prolongada. |
EP2420558B1 (en) | 2010-08-17 | 2017-08-02 | The Procter & Gamble Company | Stable sustainable hand dish-washing detergents |
MX336770B (es) | 2010-09-20 | 2016-01-28 | Procter & Gamble | Composicion para la proteccion de superficies no fluoropolimericas. |
MX338305B (es) | 2010-09-20 | 2016-04-11 | Procter & Gamble | Composicion para la proteccion de superficies no fluoropolimericas. |
MX363547B (es) | 2010-09-20 | 2019-03-26 | The Procter & Gamble Company Star | Formulaciones y métodos para el cuidado de telas. |
US8445422B2 (en) | 2010-09-21 | 2013-05-21 | The Procter & Gamble Company | Liquid cleaning composition |
EP2431452B1 (en) | 2010-09-21 | 2015-07-08 | The Procter & Gamble Company | Liquid cleaning composition |
EP2431451A1 (en) | 2010-09-21 | 2012-03-21 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition with abrasive particles |
US20120101018A1 (en) | 2010-10-22 | 2012-04-26 | Gregory Scot Miracle | Bis-azo colorants for use as bluing agents |
CN103270118B (zh) | 2010-10-22 | 2015-05-13 | 美利肯公司 | 用作上蓝剂的二偶氮着色剂 |
WO2012054058A1 (en) | 2010-10-22 | 2012-04-26 | The Procter & Gamble Company | Bis-azo colorants for use as bluing agents |
US8715368B2 (en) | 2010-11-12 | 2014-05-06 | The Procter & Gamble Company | Thiophene azo dyes and laundry care compositions containing the same |
CN103328584B (zh) | 2010-11-12 | 2015-11-25 | 美利肯公司 | 噻吩偶氮染料及包含其的衣物护理组合物 |
MX2013005276A (es) | 2010-11-12 | 2013-06-03 | Procter & Gamble | Colorantes azoicos de tiofeno y composiciones para el cuidado de ropa que contienen estos colorantes. |
WO2012075611A1 (en) | 2010-12-10 | 2012-06-14 | The Procter & Gamble Company | Laundry detergents |
MX2013007553A (es) * | 2010-12-29 | 2013-08-21 | Shell Int Research | Metodo y composicion para recuperacion mejorada de hidrocarburos de una formacion que contiene petroleo crudo. |
WO2012138423A1 (en) | 2011-02-17 | 2012-10-11 | The Procter & Gamble Company | Compositions comprising mixtures of c10-c13 alkylphenyl sulfonates |
WO2012116021A1 (en) | 2011-02-25 | 2012-08-30 | Milliken & Company | Capsules and compositions comprising the same |
MX2013010138A (es) | 2011-03-03 | 2014-02-27 | Procter & Gamble | Metodo para el lavado de vajilla. |
AU2012240329A1 (en) | 2011-04-04 | 2013-10-10 | The Procter & Gamble Company | Personal care article |
US9163146B2 (en) | 2011-06-03 | 2015-10-20 | Milliken & Company | Thiophene azo carboxylate dyes and laundry care compositions containing the same |
EP2537917A1 (en) | 2011-06-20 | 2012-12-26 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition with abrasive particles |
US8470759B2 (en) | 2011-06-20 | 2013-06-25 | The Procter & Gamble Company | Liquid cleaning and/or cleansing composition comprising a polyhydroxy-alkanoate biodegradable abrasive |
MX338946B (es) | 2011-06-20 | 2016-05-05 | Procter & Gamble | Composicion liquida de limpieza y/o lavado. |
US8852643B2 (en) | 2011-06-20 | 2014-10-07 | The Procter & Gamble Company | Liquid cleaning and/or cleansing composition |
US20120324655A1 (en) | 2011-06-23 | 2012-12-27 | Nalini Chawla | Product for pre-treatment and laundering of stained fabric |
WO2013002786A1 (en) | 2011-06-29 | 2013-01-03 | Solae | Baked food compositions comprising soy whey proteins that have been isolated from processing streams |
EP2737043B1 (en) | 2011-07-25 | 2017-01-04 | The Procter and Gamble Company | Detergents having acceptable color |
JP2014521770A (ja) | 2011-07-27 | 2014-08-28 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 多相液体洗剤組成物 |
US8679366B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-03-25 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide graft polymer composition and methods of controlling hard water scale |
US8636918B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-01-28 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide hybrid polymer composition and methods of controlling hard water scale |
US8853144B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-10-07 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide graft polymer composition and methods of improving drainage |
US8841246B2 (en) | 2011-08-05 | 2014-09-23 | Ecolab Usa Inc. | Cleaning composition containing a polysaccharide hybrid polymer composition and methods of improving drainage |
PL2744881T3 (pl) | 2011-08-15 | 2016-07-29 | Procter & Gamble | Kompozycja detergentowa zawierająca związki pirydynol-n-tlenków |
EP2758503A2 (en) | 2011-09-20 | 2014-07-30 | The Procter and Gamble Company | Detergent compositions comprising specific blend ratios of isoprenoid-based surfactants |
BR112014006285A2 (pt) | 2011-09-20 | 2017-04-11 | Procter & Gamble | composições detergentes que compreendem sistemas tensoativos primários que compreendem tensoativos à base de isoprenoide altamente ramificados e outros |
AR088758A1 (es) | 2011-09-20 | 2014-07-02 | Procter & Gamble | Composiciones detergentes de facil enjuague que comprenden surfactantes basados en isoprenoides |
AR088757A1 (es) | 2011-09-20 | 2014-07-02 | Procter & Gamble | Composiciones detergentes con alta espuma que comprenden surfactantes con base de isoprenoide |
EP2573157A1 (en) | 2011-09-20 | 2013-03-27 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition with abrasive particles |
EP2758505A1 (en) | 2011-09-20 | 2014-07-30 | The Procter and Gamble Company | Detergent compositions comprising sustainable surfactant systems comprising isoprenoid-derived surfactants |
MX2014005094A (es) | 2011-11-04 | 2014-08-08 | Akzo Nobel Chemicals Int Bv | Copolimeros de dendrita hibridos, composiciones de los mismos y metodos para producirlos. |
CN103889395A (zh) | 2011-11-04 | 2014-06-25 | 阿克佐诺贝尔化学国际公司 | 接枝树枝状共聚物及其制备方法 |
AR088798A1 (es) | 2011-11-11 | 2014-07-10 | Procter & Gamble | Composiciones de tratamiento de superficie que incluyen sales protectoras |
EP2594500A1 (en) | 2011-11-18 | 2013-05-22 | The Procter & Gamble Company | Packaging for a liquid detergent composition with abrasive particles |
US20130150276A1 (en) | 2011-12-09 | 2013-06-13 | The Procter & Gamble Company | Method of providing fast drying and/or delivering shine on hard surfaces |
MX2014007612A (es) | 2011-12-29 | 2014-09-15 | Novozymes As | Composiciones detergentes con variantes de lipasa. |
MX353496B (es) | 2012-01-04 | 2018-01-16 | Procter & Gamble | Estructuras fibrosas que contienen activos con múltiples regiones. |
JP5964453B2 (ja) | 2012-01-04 | 2016-08-03 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 密度の異なる複数領域を有する活性物質含有繊維性構造体 |
WO2013148639A1 (en) | 2012-03-26 | 2013-10-03 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions comprising ph-switchable amine surfactants |
US8623806B2 (en) | 2012-05-11 | 2014-01-07 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition for improved shine |
US8754027B2 (en) | 2012-05-11 | 2014-06-17 | Basf Se | Quaternized polyethulenimines with a high ethoxylation degree |
US9068147B2 (en) | 2012-05-11 | 2015-06-30 | Basf Se | Quaternized polyethylenimines with a high quaternization degree |
CA2870003A1 (en) | 2012-05-11 | 2013-11-14 | Basf Se | Quaternized polyethylenimines with a high ethoxylation degree |
KR20150013273A (ko) | 2012-05-11 | 2015-02-04 | 바스프 에스이 | 높은 4차화도를 가진 4차화된 폴리에틸렌이민 |
US8759271B2 (en) | 2012-05-11 | 2014-06-24 | The Procter & Gamble Company | Liquid detergent composition for improved shine |
JP2015530424A (ja) | 2012-07-26 | 2015-10-15 | ザ プロクター アンド ギャンブルカンパニー | 酵素を有する低pH液体洗浄組成物 |
US8945314B2 (en) | 2012-07-30 | 2015-02-03 | Ecolab Usa Inc. | Biodegradable stability binding agent for a solid detergent |
US9796952B2 (en) | 2012-09-25 | 2017-10-24 | The Procter & Gamble Company | Laundry care compositions with thiazolium dye |
EP2719752B1 (en) | 2012-10-15 | 2016-03-16 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition with abrasive particles |
EP2727991A1 (en) | 2012-10-30 | 2014-05-07 | The Procter & Gamble Company | Cleaning and disinfecting liquid hand dishwashing detergent compositions |
PL2757143T3 (pl) | 2013-01-21 | 2018-04-30 | The Procter And Gamble Company | Detergent |
PL2757145T5 (pl) | 2013-01-21 | 2024-12-02 | The Procter & Gamble Company | Detergent |
PL2757144T5 (pl) | 2013-01-21 | 2024-02-12 | The Procter And Gamble Company | Detergent |
WO2014125940A1 (ja) | 2013-02-13 | 2014-08-21 | 花王株式会社 | 内部オレフィンスルホン酸塩組成物 |
CN105073967A (zh) | 2013-03-26 | 2015-11-18 | 宝洁公司 | 用于清洁硬质表面的清洁组合物 |
CN105073966B (zh) | 2013-03-28 | 2018-03-23 | 宝洁公司 | 包含聚醚胺的清洁组合物 |
EP2832843B1 (en) | 2013-07-30 | 2019-08-21 | The Procter & Gamble Company | Method of making granular detergent compositions comprising polymers |
EP2832841B1 (en) | 2013-07-30 | 2016-08-31 | The Procter & Gamble Company | Method of making detergent compositions comprising polymers |
EP2832842B1 (en) | 2013-07-30 | 2018-12-19 | The Procter & Gamble Company | Method of making granular detergent compositions comprising surfactants |
EP2832844A1 (en) | 2013-07-30 | 2015-02-04 | The Procter & Gamble Company | Method of making detergent compositions comprising polymers |
CN105492586B (zh) | 2013-08-26 | 2018-02-16 | 宝洁公司 | 包含具有低熔点的烷氧基化聚胺的组合物 |
CA2925730A1 (en) | 2013-09-27 | 2015-04-02 | The Procter & Gamble Company | Improved fibrous structures containing surfactants and methods for making the same |
EP2862919A1 (en) | 2013-10-17 | 2015-04-22 | The Procter and Gamble Company | Composition comprising shading dye |
EP2862921A1 (en) | 2013-10-17 | 2015-04-22 | The Procter and Gamble Company | Liquid laundry composition comprising an alkoxylated polymer and a shading dye |
CA2931976C (en) | 2013-12-09 | 2019-11-12 | The Procter & Gamble Company | Fibrous structures including an active agent and having a graphic printed thereon |
EP2899259A1 (en) | 2014-01-22 | 2015-07-29 | The Procter and Gamble Company | Detergent compositions |
US20150210964A1 (en) | 2014-01-24 | 2015-07-30 | The Procter & Gamble Company | Consumer Product Compositions |
WO2015139221A1 (en) | 2014-03-19 | 2015-09-24 | Rhodia Operations | New copolymers useful in liquid detergent compositions |
CA2941253A1 (en) | 2014-03-27 | 2015-10-01 | Frank Hulskotter | Cleaning compositions containing a polyetheramine |
EP3122850A1 (en) | 2014-03-27 | 2017-02-01 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions containing a polyetheramine |
EP2924105A1 (en) | 2014-03-28 | 2015-09-30 | The Procter and Gamble Company | Water soluble unit dose article |
EP2924108A1 (en) | 2014-03-28 | 2015-09-30 | The Procter and Gamble Company | Water soluble unit dose article |
ES2704092T3 (es) | 2014-04-30 | 2019-03-14 | Procter & Gamble | Composición limpiadora |
EP2940117B1 (en) | 2014-04-30 | 2020-08-19 | The Procter and Gamble Company | Cleaning composition containing a polyetheramine |
EP2940116B1 (en) | 2014-04-30 | 2018-10-17 | The Procter and Gamble Company | Detergent |
EP2940112A1 (en) | 2014-04-30 | 2015-11-04 | The Procter and Gamble Company | Cleaning composition |
EP2940113A1 (en) | 2014-04-30 | 2015-11-04 | The Procter and Gamble Company | Cleaning composition |
US9365805B2 (en) | 2014-05-15 | 2016-06-14 | Ecolab Usa Inc. | Bio-based pot and pan pre-soak |
US9926516B2 (en) | 2014-06-05 | 2018-03-27 | The Procter & Gamble Company | Mono alcohols for low temperature stability of isotropic liquid detergent compositions |
EP3152288A1 (en) | 2014-06-06 | 2017-04-12 | The Procter & Gamble Company | Detergent composition comprising polyalkyleneimine polymers |
JP6726626B2 (ja) | 2014-06-09 | 2020-07-22 | ステパン カンパニー | 冷水洗浄用洗剤 |
MX2017001614A (es) | 2014-08-07 | 2017-04-27 | Procter & Gamble | Dosis unitaria soluble que comprende una composicion detergente para lavanderia. |
EP2982737B1 (en) | 2014-08-07 | 2018-04-25 | The Procter and Gamble Company | Laundry detergent composition |
EP2982736A1 (en) | 2014-08-07 | 2016-02-10 | The Procter and Gamble Company | Laundry detergent composition |
ES2710237T5 (es) | 2014-08-07 | 2022-10-03 | Procter & Gamble | Composición de detergente para el lavado de ropa |
CA2956121A1 (en) | 2014-08-27 | 2016-03-03 | The Procter & Gamble Company | Method of treating a fabric |
CA2956088C (en) | 2014-08-27 | 2019-07-30 | The Procter & Gamble Company | Detergent composition comprising a cationic polymer |
WO2016032993A1 (en) | 2014-08-27 | 2016-03-03 | The Procter & Gamble Company | Detergent composition comprising a cationic polymer |
EP3186349B1 (en) | 2014-08-27 | 2019-09-25 | The Procter and Gamble Company | Detergent composition comprising a cationic polymer |
EP3197992B1 (en) | 2014-09-25 | 2023-06-28 | The Procter & Gamble Company | Fabric care compositions containing a polyetheramine |
EP3034593B1 (en) | 2014-12-19 | 2019-06-12 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
MX380051B (es) | 2015-01-08 | 2025-03-11 | Stepan Co | Detergentes para lavanderia con agua fria. |
EP3101108B1 (en) | 2015-06-04 | 2018-01-31 | The Procter and Gamble Company | Hand dishwashing liquid detergent composition |
ES2670044T3 (es) | 2015-06-04 | 2018-05-29 | The Procter & Gamble Company | Composición detergente líquida para lavado de vajillas a mano |
EP3118295B1 (en) | 2015-07-13 | 2018-10-17 | The Procter and Gamble Company | Use of glycol ether solvents in liquid cleaning compositions |
US9902923B2 (en) | 2015-10-13 | 2018-02-27 | The Procter & Gamble Company | Polyglycerol dye whitening agents for cellulosic substrates |
US10155868B2 (en) | 2015-10-13 | 2018-12-18 | Milliken & Company | Whitening agents for cellulosic substrates |
US10597614B2 (en) | 2015-10-13 | 2020-03-24 | The Procter & Gamble Company | Whitening agents for cellulosic substrates |
US9976035B2 (en) | 2015-10-13 | 2018-05-22 | Milliken & Company | Whitening agents for cellulosic substrates |
US9777250B2 (en) | 2015-10-13 | 2017-10-03 | Milliken & Company | Whitening agents for cellulosic substrates |
US9745544B2 (en) | 2015-10-13 | 2017-08-29 | The Procter & Gamble Company | Whitening agents for cellulosic substrates |
EP3170884A1 (en) | 2015-11-20 | 2017-05-24 | The Procter and Gamble Company | Alcohols in liquid cleaning compositions to remove stains from surfaces |
EP3181680A1 (en) | 2015-12-14 | 2017-06-21 | The Procter & Gamble Company | Water soluble unit dose article |
US10266795B2 (en) | 2015-12-18 | 2019-04-23 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions with alkoxylated polyalkanolamines |
US11377625B2 (en) | 2015-12-18 | 2022-07-05 | Basf Se | Cleaning compositions with polyalkanolamines |
US10308900B2 (en) | 2015-12-22 | 2019-06-04 | Milliken & Company | Occult particles for use in granular laundry care compositions |
EP3405604A1 (en) | 2016-01-21 | 2018-11-28 | The Procter and Gamble Company | Fibrous elements comprising polyethylene oxide |
US9719056B1 (en) | 2016-01-29 | 2017-08-01 | The Procter & Gamble Company | Bis-azo colorants for use as bluing agents |
EP3416987A4 (en) | 2016-02-15 | 2019-09-04 | Hercules LLC | DOMESTIC MAINTENANCE COMPOSITION |
WO2017155678A1 (en) | 2016-03-10 | 2017-09-14 | Kindheart, Inc | Fake blood for use in simulated surgical procedures |
MX2018013710A (es) | 2016-05-09 | 2019-05-02 | Procter & Gamble | Composicion detergente que comprende una enzima transformadora de acido oleico. |
PL3540036T3 (pl) | 2016-05-09 | 2021-04-19 | The Procter & Gamble Company | Kompozycja detergentowa zawierająca lipoksygenazę kwasu tłuszczowego |
ES2835648T3 (es) | 2016-05-09 | 2021-06-22 | Procter & Gamble | Composición detergente que comprende una descarboxilasa de ácidos grasos |
EP3243894A1 (en) | 2016-05-10 | 2017-11-15 | The Procter and Gamble Company | Cleaning composition |
EP3243895A1 (en) | 2016-05-13 | 2017-11-15 | The Procter and Gamble Company | Cleaning composition |
US20170355930A1 (en) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions including nuclease enzyme and amines |
US20170355933A1 (en) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions including nuclease enzyme and malodor reduction materials |
US20170355932A1 (en) | 2016-06-09 | 2017-12-14 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions including nuclease enzyme and tannins |
US10081783B2 (en) | 2016-06-09 | 2018-09-25 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions having an enzyme system |
EP3257925B1 (en) | 2016-06-17 | 2019-10-16 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
EP3257924A1 (en) | 2016-06-17 | 2017-12-20 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
EP3257926A1 (en) | 2016-06-17 | 2017-12-20 | The Procter and Gamble Company | Liquid detergent composition |
ES2753724T3 (es) | 2016-07-14 | 2020-04-14 | Procter & Gamble | Composición detergente |
US10421931B2 (en) | 2016-07-21 | 2019-09-24 | The Procter & Gamble Company | Cleaning composition with insoluble quaternized cellulose particles and an external structurant |
US10421932B2 (en) | 2016-07-21 | 2019-09-24 | The Procter & Gamble Company | Cleaning composition with insoluble quaternized cellulose particles and non-anionic performance polymers |
EP3487971A1 (en) | 2016-07-22 | 2019-05-29 | The Procter and Gamble Company | Dishwashing detergent composition |
ES2790148T3 (es) | 2016-08-17 | 2020-10-27 | Procter & Gamble | Composición limpiadora que comprende enzimas |
US20180072970A1 (en) | 2016-09-13 | 2018-03-15 | The Procter & Gamble Company | Stable violet-blue to blue imidazolium compounds |
US10647854B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-05-12 | Milliken & Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
US10954474B2 (en) | 2016-11-01 | 2021-03-23 | Milliken & Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
US10920083B2 (en) | 2016-11-01 | 2021-02-16 | Milliken & Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535375B1 (en) | 2016-11-01 | 2022-08-31 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535364B1 (en) | 2016-11-01 | 2020-12-23 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
US20180119069A1 (en) | 2016-11-01 | 2018-05-03 | The Procter & Gamble Company | Reactive leuco compounds and compositions comprising the same |
JP6866478B2 (ja) | 2016-11-01 | 2021-04-28 | ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company | 洗濯ケア組成物における青味剤としてのロイコポリマー |
EP3535330A1 (en) | 2016-11-01 | 2019-09-11 | Milliken & Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
CA3038859A1 (en) | 2016-11-01 | 2018-05-11 | The Procter & Gamble Company | Methods of using leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
US10577570B2 (en) | 2016-11-01 | 2020-03-03 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535361B1 (en) | 2016-11-01 | 2020-12-30 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
CN109963913A (zh) | 2016-11-01 | 2019-07-02 | 美利肯公司 | 作为洗衣护理组合物中的上蓝剂的隐色聚合物 |
BR112019005999A2 (pt) | 2016-11-01 | 2019-06-25 | Milliken & Co | polímeros leuco como agentes de azulagem em composições de cuidado de lavanderia |
BR112019006608A2 (pt) | 2016-11-01 | 2019-07-02 | Milliken & Co | compostos leuco reativos e composições compreendendo os mesmos |
WO2018085311A1 (en) | 2016-11-01 | 2018-05-11 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
US20180119059A1 (en) | 2016-11-01 | 2018-05-03 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
US10377977B2 (en) | 2016-11-01 | 2019-08-13 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535373B1 (en) | 2016-11-01 | 2020-09-09 | The Procter & Gamble Company | Leuco triphenylmethane colorants as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535368A1 (en) | 2016-11-01 | 2019-09-11 | The Procter & Gamble Company | Leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
EP3535369B1 (en) | 2016-11-01 | 2020-09-09 | The Procter & Gamble Company | Leuco polymers as bluing agents in laundry care compositions |
JP6816272B2 (ja) | 2016-11-01 | 2021-01-20 | ミリケン・アンド・カンパニーMilliken & Company | 洗濯ケア組成物における青味剤としてのロイコポリマー |
EP3535370B1 (en) | 2016-11-01 | 2020-09-09 | The Procter & Gamble Company | Methods of using leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
CN110023476B (zh) | 2016-12-02 | 2021-07-06 | 宝洁公司 | 包含酶的清洁组合物 |
CA3044415C (en) | 2016-12-02 | 2022-06-07 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions including enzymes |
US10550443B2 (en) | 2016-12-02 | 2020-02-04 | The Procter & Gamble Company | Cleaning compositions including enzymes |
EP3694929A1 (en) | 2017-10-12 | 2020-08-19 | Milliken & Company | Leuco colorants with extended conjugation |
BR112020006954A2 (pt) | 2017-10-12 | 2020-10-06 | Milliken & Company | compostos leuco |
BR112020006946A2 (pt) | 2017-10-12 | 2020-10-06 | Milliken & Company | compostos leuco e composições compreendendo os mesmos |
EP3694969B1 (en) | 2017-10-12 | 2021-08-18 | The Procter & Gamble Company | Laundry care compositions comprising leuco compounds |
CA3074934A1 (en) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | The Procter & Gamble Company | Leuco colorants with extended conjugation as bluing agents in laundry care formulations |
TW201922942A (zh) | 2017-10-12 | 2019-06-16 | 美商美力肯及公司 | 三芳基甲烷隱色化合物及包含其之組成物 |
US10876080B2 (en) | 2017-10-12 | 2020-12-29 | The Procter & Gamble Company | Leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
CA3075103A1 (en) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | The Procter & Gamble Company | Methods of using leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
WO2019075150A1 (en) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | The Procter & Gamble Company | LEUCO-COLORANTS AS AZURING AGENTS IN LAUNDRY CARE COMPOSITIONS |
US11046920B2 (en) | 2017-10-12 | 2021-06-29 | The Procter & Gamble Company | Methods of using leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
WO2019075139A1 (en) | 2017-10-12 | 2019-04-18 | The Procter & Gamble Company | LAUNDRY CARE COMPOSITIONS AND METHODS FOR DETERMINING THEIR AGE |
JP7059363B2 (ja) | 2017-10-12 | 2022-04-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 洗濯ケア組成物中の青味剤としてのロイコ着色剤の使用方法 |
EP3830233A1 (en) | 2018-07-27 | 2021-06-09 | Milliken & Company | Stabilized compositions comprising leuco compounds |
WO2020023883A1 (en) | 2018-07-27 | 2020-01-30 | Milliken & Company | Polymeric phenolic antioxidants |
US20200032034A1 (en) | 2018-07-27 | 2020-01-30 | Milliken & Company | Polymeric amine antioxidants |
EP3830232A1 (en) | 2018-07-27 | 2021-06-09 | The Procter & Gamble Company | Leuco colorants as bluing agents in laundry care compositions |
US20200123475A1 (en) | 2018-10-18 | 2020-04-23 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing n-halamine and derivatives thereof |
US20200123319A1 (en) | 2018-10-18 | 2020-04-23 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing n-halamine and derivatives thereof |
US11518963B2 (en) | 2018-10-18 | 2022-12-06 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing N-halamine and derivatives thereof |
US11732218B2 (en) | 2018-10-18 | 2023-08-22 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing N-halamine and derivatives thereof |
US11299591B2 (en) | 2018-10-18 | 2022-04-12 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing N-halamine and derivatives thereof |
US11466122B2 (en) | 2018-10-18 | 2022-10-11 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing N-halamine and derivatives thereof |
US20200123472A1 (en) | 2018-10-18 | 2020-04-23 | Milliken & Company | Polyethyleneimine compounds containing n-halamine and derivatives thereof |
CN113166687A (zh) | 2018-11-16 | 2021-07-23 | 宝洁公司 | 用于去除织物上的污渍的组合物和方法 |
EP3911795A4 (en) | 2019-01-17 | 2022-11-09 | ISP Investments LLC | METHODS OF REINFORCEMENT OF NON-KERATINIC FIBERS AND THEIR USES |
CN114008182A (zh) * | 2019-06-20 | 2022-02-01 | 埃克森美孚化学专利公司 | 来自乙烯叉基烯烃的两亲性反应产物及其制备方法 |
CN110639426A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-01-03 | 太原理工大学 | 一种支链烷基磺酸盐表面活性剂及其制备工艺 |
US11718814B2 (en) | 2020-03-02 | 2023-08-08 | Milliken & Company | Composition comprising hueing agent |
US12195703B2 (en) | 2020-03-02 | 2025-01-14 | Milliken & Company | Composition comprising hueing agent |
US12031113B2 (en) | 2020-03-02 | 2024-07-09 | Milliken & Company | Composition comprising hueing agent |
PH12023550203A1 (en) | 2020-07-27 | 2024-06-24 | Unilever Ip Holdings B V | Use of an enzyme and surfactant for inhibiting microorganisms |
CN116018394B (zh) | 2020-08-26 | 2025-01-24 | 联合利华知识产权控股有限公司 | 包含羟乙基磺酸盐表面活性剂的洗涤剂组合物 |
EP4247930A1 (en) | 2020-11-19 | 2023-09-27 | The Procter & Gamble Company | Method of making detergent compositions comprising perfume |
AR124324A1 (es) * | 2020-12-15 | 2023-03-15 | Shell Int Research | UN PROCESO PARA PRODUCIR a-OLEFINAS |
EP4036199A1 (en) | 2021-02-01 | 2022-08-03 | Unilever IP Holdings B.V. | Detergent composition |
WO2022162062A1 (en) | 2021-02-01 | 2022-08-04 | Unilever Ip Holdings B.V. | Detergent composition |
WO2022162221A1 (en) | 2021-02-01 | 2022-08-04 | Unilever Ip Holdings B.V. | Detergent composition |
WO2022197295A1 (en) | 2021-03-17 | 2022-09-22 | Milliken & Company | Polymeric colorants with reduced staining |
EP4323481A1 (en) | 2021-04-15 | 2024-02-21 | Unilever IP Holdings B.V. | Solid composition |
BR112023021000A2 (pt) | 2021-04-15 | 2023-12-12 | Unilever Ip Holdings B V | Composição sólida em dose unitária para lavagem de roupas, método de preparação de uma composição sólida em dose unitária para lavagem de roupas e uso de uma composição sólida para lavagem de roupas |
US20240158557A1 (en) | 2021-05-20 | 2024-05-16 | Nouryon Chemicals International B.V. | Manufactured polymers having altered oligosaccharide or polysaccharide functionality or narrowed oligosaccharide distribution, processes for preparing them, compositions containing them, and methods of using them |
WO2023275269A1 (en) | 2021-06-30 | 2023-01-05 | Nouryon Chemicals International B.V. | Chelate-amphoteric surfactant liquid concentrates and use thereof in cleaning applications |
WO2023017794A1 (ja) | 2021-08-10 | 2023-02-16 | 株式会社日本触媒 | ポリアルキレンオキシド含有化合物 |
EP4392514A1 (en) | 2021-08-27 | 2024-07-03 | Unilever IP Holdings B.V. | Detergent composition |
WO2023057647A1 (en) | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Unilever Ip Holdings B.V. | Laundry composition |
WO2023057604A2 (en) | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Unilever Ip Holdings B.V. | Laundry composition |
WO2023057367A1 (en) | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Unilever Ip Holdings B.V. | Laundry composition |
WO2023057437A1 (en) | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Unilever Ip Holdings B.V. | Laundry composition |
WO2023057537A1 (en) | 2021-10-08 | 2023-04-13 | Unilever Ip Holdings B.V. | Laundry composition |
WO2024107400A1 (en) | 2022-11-15 | 2024-05-23 | Milliken & Company | Optical brightener composition and laundry care composition comprising the same |
WO2024131880A2 (en) | 2022-12-23 | 2024-06-27 | Novozymes A/S | Detergent composition comprising catalase and amylase |
WO2025076806A1 (en) | 2023-10-13 | 2025-04-17 | The Procter & Gamble Company | Method of making granular compositions comprising benefit agent |
Family Cites Families (75)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2477382A (en) | 1946-05-04 | 1949-07-26 | California Research Corp | Aryl substituted alkanes and process of making the same |
FR658428A (fr) | 1947-12-18 | 1929-06-04 | Engrenage | |
BE616998A (ja) | 1960-09-23 | |||
US3351654A (en) | 1961-05-19 | 1967-11-07 | Exxon Research Engineering Co | Process of preparing biodegradable alkylbenzene sulfonates by dimerizing an olefin of 5 to 10 carbon atoms with a silica-alumina catalyst |
US3196174A (en) | 1962-03-01 | 1965-07-20 | Exxon Research Engineering Co | Perhydro bis-(isoprenyl) alkyl aryl sulfonates |
BE632800A (ja) | 1962-06-01 | |||
NL299229A (ja) | 1962-10-16 | |||
US3427342A (en) * | 1962-12-12 | 1969-02-11 | Chemithon Corp | Continuous sulfonation process |
GB1078572A (en) | 1964-01-17 | 1967-08-09 | British Hydrocarbon Chem Ltd | Improvements relating to the production of detergent alkylate |
GB1022959A (en) | 1964-02-25 | 1966-03-16 | British Hydrocarbon Chem Ltd | Improvements relating to the production of olefines |
US3355484A (en) | 1964-08-20 | 1967-11-28 | Universal Oil Prod Co | Process for making biodegradable detergents |
US3492364A (en) | 1966-02-08 | 1970-01-27 | Phillips Petroleum Co | Process for preparing detergent alkylate |
US3491030A (en) | 1968-10-21 | 1970-01-20 | Union Carbide Corp | Alkali metal alkylaryl sulfonate compositions |
US3562797A (en) | 1969-01-09 | 1971-02-09 | Monsanto Co | Production of mono-olefins |
US3674885A (en) | 1970-10-09 | 1972-07-04 | Atlantic Richfield Co | Alkylation of benzene utilizing fischer-tropsch olefin-paraffin mixtures |
US4414130A (en) * | 1976-08-17 | 1983-11-08 | Colgate Palmolive Company | Readily disintegrable agglomerates of insoluble detergent builders and detergent compositions containing them |
US4409136A (en) * | 1977-01-31 | 1983-10-11 | Colgate Palmolive Company | Molecular sieve zeolite-built detergent paste |
EP0001318B1 (en) | 1977-08-04 | 1981-12-02 | Exxon Research And Engineering Company | Overbased monoalkyl orthoxylene and monoalkyl toluene sulfonates and use as lubricant additives |
US4235810A (en) | 1978-08-03 | 1980-11-25 | Exxon Research & Engineering Co. | Alkylates and sulphonic acids and sulphonates produced therefrom |
US4301316A (en) | 1979-11-20 | 1981-11-17 | Mobil Oil Corporation | Preparing phenylalkanes |
US4301317A (en) | 1979-11-20 | 1981-11-17 | Mobil Oil Corporation | Preparation of 2-phenylalkanes |
GB2083490B (en) | 1980-09-10 | 1984-07-04 | Unilever Plc | Built detergent bars |
EP0101450A4 (en) | 1982-02-17 | 1984-07-06 | Commw Scient Ind Res Org | OLEFIN OLIGOMERIZATION AND ISOMERIZATION CATALYSTS. |
US4447664A (en) | 1982-09-23 | 1984-05-08 | The Dow Chemical Company | Integrated Fischer-Tropsch and aromatic alkylation process |
US4587374A (en) | 1984-03-26 | 1986-05-06 | Ethyl Corporation | Olefin isomerization process |
US4645623A (en) | 1984-12-17 | 1987-02-24 | Monsanto Company | Alkylaryl sulfonate compositions |
US4962256A (en) | 1988-10-06 | 1990-10-09 | Mobil Oil Corp. | Process for preparing long chain alkyl aromatic compounds |
US4731497A (en) | 1986-12-29 | 1988-03-15 | Atlantic Richfield Company | Alkylation of aromatics with alpha-olefins |
US4959491A (en) | 1987-03-11 | 1990-09-25 | Chevron Research Company | Detergent grade olefins, alkylbenzenes and alkylbenzene sulfonates and processes for preparing |
US5026933A (en) | 1987-10-07 | 1991-06-25 | Mobil Oil Corporation | Olefin oligomerization with surface modified zeolite catalyst |
US4855527A (en) | 1987-10-07 | 1989-08-08 | Mobil Oil Corporation | Olefin oligomerization with surface modified zeolite |
US4870038A (en) | 1987-10-07 | 1989-09-26 | Mobil Oil Corporation | Olefin oligomerization with surface modified zeolite catalyst |
US5243116A (en) | 1987-11-23 | 1993-09-07 | The Dow Chemical Company | Alkylation of aromatic compounds |
US5198595A (en) | 1987-11-23 | 1993-03-30 | The Dow Chemical Company | Alkylation of aromatic compounds |
DE3850946T2 (de) | 1987-12-15 | 1994-12-01 | Uop Inc | Ersatz von Aluminium durch Chrom und/oder Zinn im Gerüst eines Molekularsiebes mittels einer Behandlung mit Fluoridsalzen. |
ES2007545A6 (es) | 1988-08-03 | 1989-06-16 | Petroquimica Espanola S A Petr | Proceso de alquilacion catalitica en lecho fijo de hidrocarburos aromaticos. |
CA1339903C (en) | 1988-08-09 | 1998-06-09 | Eugene Frederick Lutz | Process for the preparation of surfactants having improved physical properties |
US5030785A (en) | 1988-10-06 | 1991-07-09 | Mobil Oil Corp. | Process for preparing long chain alkyl aromatic compounds employing Lewis acid-promoted zeolite catalysts |
US5246566A (en) | 1989-02-17 | 1993-09-21 | Chevron Research And Technology Company | Wax isomerization using catalyst of specific pore geometry |
US4990718A (en) | 1989-04-03 | 1991-02-05 | Mobil Oil Corporation | Aromatic alkylation with alpha-olefin dimer |
US4973788A (en) * | 1989-05-05 | 1990-11-27 | Ethyl Corporation | Vinylidene dimer process |
US5245072A (en) | 1989-06-05 | 1993-09-14 | Mobil Oil Corporation | Process for production of biodegradable esters |
FR2648129B1 (fr) | 1989-06-07 | 1991-10-31 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production d'alkylbenzenes utilisant des catalyseurs a base de zeolithe y desaluminee |
US4996386A (en) | 1989-12-21 | 1991-02-26 | Shell Oil Company | Concurrent isomerization and disproportionation of olefins |
US5196624A (en) | 1990-04-27 | 1993-03-23 | Chevron Research And Technology Company | Detergent grade to C10 to C28 olefins, (C10 to C28 alkyl)benzenes and C10 to C28 alkyl) benzene sulfonates and process for preparing same using a phosphine containing catalyst |
US5196625A (en) | 1990-04-27 | 1993-03-23 | Chevron Research & Technology Company | Detergent grade to C10 to C28 olefins, (C10 to C28 alkyl) benzenes and (C10 to C28 alkyl) benzene sulfonates and process for preparing same using a phosphite containing catalyst |
FR2664264B1 (fr) * | 1990-07-09 | 1992-09-18 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production de 2- et 3-phenylalcanes utilisant un catalyseur a base de mordenite modifiee. |
FR2665436B1 (fr) | 1990-07-31 | 1992-10-16 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production de 2- et 3-phenylalcanes utilisant un catalyseur a base d'une mordenite particuliere. |
US5087788A (en) | 1991-03-04 | 1992-02-11 | Ethyl Corporation | Preparation of high purity vinylindene olefin |
US5236575A (en) | 1991-06-19 | 1993-08-17 | Mobil Oil Corp. | Synthetic porous crystalline mcm-49, its synthesis and use |
US5210060A (en) | 1991-07-30 | 1993-05-11 | Amoco Corporation | Catalyst for converting synthesis gas to paraffin wax |
US5196574A (en) | 1991-12-23 | 1993-03-23 | Uop | Detergent alkylation process using a fluorided silica-alumina |
US5344997A (en) | 1991-12-23 | 1994-09-06 | Uop | Alkylation of aromatics using a fluorided silica-alumina catalyst |
FR2688214B1 (fr) | 1992-03-06 | 1994-04-29 | Inst Francais Du Petrole | Separation de paraffines aliphatiques par adsorption. |
US5258566A (en) | 1992-05-04 | 1993-11-02 | Mobil Oil Corp. | Process for preparing long chain alkylaromatic compounds |
US5334793A (en) | 1992-07-27 | 1994-08-02 | Uop | Increasing catalyst life and improving product linearity in the alkylation of aromatics with linear olefins |
DE4224947A1 (de) | 1992-07-29 | 1994-02-03 | Henkel Kgaa | Enzymhaltiges Waschmittel |
DE4236698A1 (de) | 1992-10-30 | 1994-05-05 | Henkel Kgaa | Enzymhaltiges Waschmittel |
IT1256084B (it) | 1992-07-31 | 1995-11-27 | Eniricerche Spa | Catalizzatore per la idroisomerizzazione di normal-paraffine a catena lunga e procedimento per la sua preparazione |
US5302732A (en) | 1992-09-14 | 1994-04-12 | Uop | Use of ultra-low sodium silica-aluminas in the alkylation of aromatics |
FR2697246B1 (fr) | 1992-10-28 | 1995-01-06 | Inst Francais Du Petrole | Procédé de production de phénylalcanes utilisant un catalyseur à base de zéolithe Y modifiée. |
GB2278125A (en) | 1993-05-17 | 1994-11-23 | Unilever Plc | Detergent composition |
US5648585A (en) | 1993-12-29 | 1997-07-15 | Murray; Brendan Dermot | Process for isomerizing linear olefins to isoolefins |
US5510306A (en) | 1993-12-29 | 1996-04-23 | Shell Oil Company | Process for isomerizing linear olefins to isoolefins |
DE69511941T2 (de) | 1994-02-02 | 2000-04-20 | Chevron Chemical Co. Llc | Verfahren zur herstellung von skelettisomerisierten linearen olefinen |
IT1270230B (it) | 1994-06-16 | 1997-04-29 | Enichem Sintesi | Composizione catalitica e processo per l'alchilazione di composti aromatici |
US5491271A (en) | 1994-08-26 | 1996-02-13 | Uop | Detergent alkylation using a regenerable clay catalyst |
CA2225615A1 (en) | 1995-06-29 | 1997-01-16 | Sasol Technology (Proprietary) Limited | Process for producing oxygenated products |
US5625105A (en) * | 1996-02-05 | 1997-04-29 | Amoco Corporation | Production of vinylidene olefins |
US5847254A (en) | 1996-02-08 | 1998-12-08 | Huntsman Petrochemical Corporation | Alkylation of benzene to form linear alkylbenzenes using fluorine-containing mordenites |
US5777187A (en) | 1996-02-08 | 1998-07-07 | Huntsman Petrochemical Corporation | Two-step process for alkylation of benzene to form linear alkylbenzenes |
US5770782A (en) | 1996-02-08 | 1998-06-23 | Huntsman Petrochemical Corporation | Process and system for alkylation of aromatic compounds |
US5866748A (en) | 1996-04-23 | 1999-02-02 | Exxon Research And Engineering Company | Hydroisomerization of a predominantly N-paraffin feed to produce high purity solvent compositions |
CA2204461C (en) | 1996-05-14 | 2006-07-04 | Thomas V. Harris | Process for producing an alkylated, non-oxygen-containing aromatic hydrocarbon |
US5811623A (en) | 1997-06-09 | 1998-09-22 | Catalytic Distillation Technologies | Isomerization of olefins by alkylation and dealkylation of aromatic hydrocarbons |
-
1998
- 1998-07-20 BR BR9810780-1A patent/BR9810780A/pt not_active IP Right Cessation
- 1998-07-20 ZA ZA986448A patent/ZA986448B/xx unknown
- 1998-07-20 CN CNB988092565A patent/CN1161448C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-20 JP JP2000504218A patent/JP2001511471A/ja not_active Withdrawn
- 1998-07-20 AU AU81244/98A patent/AU8124498A/en not_active Abandoned
- 1998-07-20 CA CA002297010A patent/CA2297010C/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-07-20 WO PCT/IB1998/001098 patent/WO1999005241A1/en not_active Application Discontinuation
- 1998-07-20 EP EP98930973A patent/EP1002028A1/en not_active Withdrawn
- 1998-07-21 MA MA25186A patent/MA24616A1/fr unknown
- 1998-07-21 AR ARP980103541A patent/AR016367A1/es not_active Application Discontinuation
-
2000
- 2000-01-07 US US09/478,906 patent/US6566319B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-01-24 MX MXPA00000839 patent/MX220724B/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MXPA00000839A (es) | 2001-10-01 |
CA2297010A1 (en) | 1999-02-04 |
WO1999005241A1 (en) | 1999-02-04 |
US6566319B1 (en) | 2003-05-20 |
CN1270623A (zh) | 2000-10-18 |
MX220724B (es) | 2004-06-02 |
AU8124498A (en) | 1999-02-16 |
AR016367A1 (es) | 2001-07-04 |
CA2297010C (en) | 2003-04-15 |
ZA986448B (en) | 1999-01-21 |
MA24616A1 (fr) | 1999-04-01 |
BR9810780A (pt) | 2001-09-18 |
CN1161448C (zh) | 2004-08-11 |
EP1002028A1 (en) | 2000-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001511471A (ja) | ビニリデンオレフィンを経由して製造された改良アルキルアリールスルホネート界面活性剤を含んでなる洗浄製品およびそれらの製造方法 | |
EP1001921B1 (en) | Improved processes for making alkylbenzenesulfonate surfactants and products thereof | |
JP4434480B2 (ja) | 吸着分離による界面活性剤の改良された製造方法およびその製品 | |
EP1194402B1 (en) | Detergent compositions containing modified alkylaryl sulfonate surfactants | |
WO1999005084A1 (en) | Process for making alkylbenzenesulfonate surfactants from alcohols and products thereof | |
JP2002527606A (ja) | 改良アルキルベンゼンスルホネートを含有した洗濯洗剤 | |
JP2002527605A (ja) | 改良アルキルベンゼンスルホネートを含有した洗濯洗剤 | |
JP2002523480A (ja) | 吸着分離による界面活性剤の改良された製造方法およびその製品 | |
MXPA00000837A (en) | Improved processes for making alkylbenzenesulfonate surfactants and products thereof | |
CZ2000241A3 (cs) | Způsob výroby modifikovaných alkylbenzensulfonátových povrchové aktivních látek a čisticí přípravky obsahující tyto látky |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050620 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060829 |