JP2001217398A - 強磁性トンネル接合素子を用いた記憶装置 - Google Patents
強磁性トンネル接合素子を用いた記憶装置Info
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Abstract
気メモリ装置)を高集積化する。また、このうよな記憶
装置で多値メモリの記憶を実現する。 【解決手段】強磁性トンネル接合素子を備えたメモリエ
レメントME11,ME21は、ビットラインBL1を
挟んで半導体基板1上に積層されている。メモリエレメ
ントME11は、コントロールラインCL1およびビッ
トラインBL1に流れる電流により生じる磁界を印加す
ることで、情報の書込を行える。メモリエレメントME
21は、ビットラインBL1およびコントロールライン
CL2に流れる電流により生じる磁界を印加すること
で、情報の書込を行える。メモリエレメントME11,
ME21を個別のトランジスタTr11,Tr21に接
続すれば、1メモリセル分の面積に2個のセルを配置で
きる。メモリエレメントME11,ME21を共通のト
ランジスタに接続すれば、多値情報を記憶できる。
Description
接合素子を用いた記憶装置に関する。
Tunnel Junction)は、一対の強磁性体層と、これらの
間に挟まれた数nm厚のトンネル絶縁層(アルミナ層な
ど)を有している。一対の強磁性体層間に電圧を印加す
ると、トンネル絶縁層にはトンネル電流が流れる。この
トンネル電流は、一対の強磁性体層の磁気モーメントが
平行のときに最大となり、一対の強磁性体層の磁気モー
メントが反平行のときに最小となる。より具体的には、
絶縁層を通過するトンネル電流は、両強磁性体層におけ
る伝導電子のアップスピンの状態密度の積と、伝導電子
のダウンスピンの状態密度の積との和に比例する。磁気
モーメントが平行な場合、一対の強誘電体層の伝導電子
の多数スピンが同じ向きになり、かつ、その状態密度
は、少数スピンよりも大きな値をとるから大きなトンネ
ル電流が流れる。これに対して、磁気モーメントが反平
行の場合には、多数スピンが逆向きになるので、多数ス
ピンの状態密度は、一対の強磁性体層の一方において大
きな値をとり、他方において小さな値をとる。ダウンス
ピンについても同様の状況となるので、結局、トンネル
電流は小さな値をとる。強磁性体層/絶縁層/強磁性体
層の人工格子構造で発現する上記の効果は、TMR(Tu
nnel MagnetoResistance)効果と呼ばれている。
を与えることによって変化させることができるから、強
磁性トンネル接合素子を利用して、磁気メモリ(とくに
MRAM(Magnetic Random Access Memory))を実現で
きる。外部磁界を与えなければ、強磁性体層の磁気モー
メントは変化しないので、これを利用して情報の不揮発
記憶機能を実現できる。MRAMにおいては、通常のダ
イナミックRAMなどとは異なり、記憶内容を読み出す
ためのビットラインとメモリセルのアドレスを指定する
ためのワードラインのほかに、記憶内容を書き込むため
のコントロールラインが必要である。
るメモリエレメントの構造を示す。メモリエレメントM
Eは、一対の強磁性体層11,12(たとえば、CoFeか
らなる。)間にたとえばアルミナからなるトンネル絶縁
層13を挟んだ強磁性トンネル接合素子10と、このト
ンネル接合素子10のうちの一方の強磁性体層12に隣
接して設けられた反強磁性体層14(たとえば、MnFeか
らなる。)と、この反強磁性体層14に接触して設けら
れた下部電極15(たはえば、Ti/Pdからなる。)と、
他方の強磁性体層11に接触して設けられた上部電極1
6(たとえば、Pd/Tiからなる。)とを有している。
ときにトンネル絶縁層13を介して流れるトンネル電流
は、一対の強磁性体層11,12の磁気モーメントが平
行か反平行かに応じて大小二種類の値をとる。反強磁性
体層14は外部磁界によらずに磁界の方向を保持する性
質を有しており、そのため、この反強磁性体層14に隣
接する強磁性体層12の磁気モーメントの方向は外部磁
界によらずに一方向に保持される。これに対して、もう
一方の強磁性体層11の磁気モーメントは、外部磁界の
印加によって変化しうる。磁気モーメントの方向が外部
磁界に応じて変化する強磁性体層11はフリー層と呼ば
れ、磁気モーメントの方向が外部磁界によらずに保持さ
れる強磁性体層12は、ピン層と呼ばれる。
用いた磁気メモリのセル構造を説明するための図解的な
断面図である。メモリセル選択用のMOSトランジスタ
TrのゲートはワードラインWLをなしている。このM
OSトランジスタTrのドレインには、ノード17など
を介してメモリエレメントMEの下部電極15が接続さ
れている。そして、メモリエレメントMEの上部電極1
6は、情報読出のためのビットラインBLに接続されて
いる。
互いに直交する方向に延びて形成されている。そして、
ワードラインWLと平行に、コントロールラインCLが
設けられている。このコントロールラインCLは、メモ
リエレメントMEに必要十分な磁界を印加できる位置に
形成されている。たとえば、メモリエレメントMEのピ
ン層12の磁気モーメントが反強磁性体層14によっ
て、図10の右向きに固定されていると仮定する。そし
て、フリー層11の磁気モーメントを図10の右向きか
ら左向きに反転させる場合を考える。図10において、
ビットラインBLに右向きの電流を印加し、コントロー
ルラインCLには、図10の紙面の裏側から表側に向か
う方向の電流を印加する。これにより、メモリエレメン
トMEのフリー層11付近には、ビットラインBLおよ
びコントロールラインCLに流れる電流により、アンペ
ールの法則により規定される磁界が生じる。より具体的
には、フリー層11の磁気モーメントは、ビットライン
BLからの磁界によって図10の紙面の裏向きの力を受
け、さらに、コントロールラインCLからの磁界によっ
て図10の左方向の力を受ける。これらの力により、フ
リー層11の磁気モーメントは、右向きの状態から、紙
面裏向きの状態に起こされ、この状態を経て、左向きに
反転する。
モーメントは、右向きか左向きかのいずれかに安定して
保持されるので、反転後のフリー層11の磁気モーメン
トは、外部磁界を取り除いた後も安定している。このよ
うにして、フリー層11とピン層12との磁気モーメン
トが反平行になり、トンネル電流が小さい状態(たとえ
ば、「0」の状態と定義される。)を書き込めたことに
なる。フリー層11の磁気モーメントを右向きにする場
合には、コントロールラインCLに印加する電流の向き
を上述の場合の逆向きにすればよい。
を印加して、メモリエレメントMEに接続されたMOS
トランジスタTrを導通させる。この状態で、ビットラ
インBLに電圧を印加するとともに、メモリエレメント
MEに流れるトンネル電流の大小をセンスアンプ(図示
せず)で検知すれば、このメモリエレメントMEに書き
込まれている二値データ(「1」または「0」)を読み
出すことができる。つまり、トンネル電流が大きければ
「1」の状態(フリー層11およびピン層12の磁気モ
ーメントが平行な状態)を読み出したことになり、トン
ネル電流が小さければ「0」の状態を読み出したことに
なる。
コントロールラインCLに流れる電流の向きおよび大き
さによって、フリー層11の磁気モーメントの向きを制
御して、「0」または「1」の二値情報を記憶したり、
これを読み出したりすることができる。図11は、従来
のMRAMの電気的構成を説明するための電気回路図で
ある。複数個のメモリセルはマトリクス配列されてい
る。行方向に配列されたメモリセルC11,C12,;
C21,C22のトランジスタTrは、ワードラインW
L1,WL2をそれぞれ共有しており、列方向に配列さ
れたメモリセルC11,C21;C12,C22は、そ
れぞれビットラインBL1,BL2に共通接続されてい
る。
の構造では、メモリエレメントMEの上下に、互いに直
交するビットラインBLおよびコントロールラインCL
を配置する必要がある。そのため、メモリエレメントM
EとトランジスタTrとを接続するノード17と、コン
トロールラインCLとを同じ層の薄膜で形成する必要が
ある。このため、メモリセルの密度が配線のピッチによ
り規定されてしまう。したがって、高集積化のために
は、超微細加工が必要となり、さらなる技術開発やコス
トアップが必至である。したがって、現状では、MRA
Mの高集積化が困難であるという問題がある。
行または反平行の二状態を取りうるに過ぎないから、フ
ラッシュメモリのような多値メモリを実現できないとい
う問題があった。そこで、この発明の第1の目的は、上
述の技術的課題を解決し、高集積化に有利な構造の強磁
性トンネル接合素子を用いた記憶装置を提供することで
ある。また、この発明の第2の目的は、多値情報の記憶
が可能なメモリセル構造を強磁性トンネル接合素子を用
いて実現した記憶装置を提供することである。
目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板
(1)上に積層されて形成され、強磁性トンネル接合素
子(10)をそれぞれ有する第1および第2のメモリエ
レメント(ME11,ME21;ME11a,ME11
b;ME1,ME2)と、上記第1および第2のメモリ
エレメントの間に配置され、これらの第1および第2の
メモリエレメントの情報書換えのために共有される第1
の電流印加ライン(BL1,BLa)と、上記第1のメ
モリエレメントに対して上記第2のメモリエレメントと
は反対側に配置され、上記第1のメモリエレメントの情
報書換えのために用いられる第2の電流印加ライン(C
L1,CL1a,CLa)と、上記第2のメモリエレメ
ントに対して上記第1のメモリエレメントとは反対側に
配置され、上記第2のメモリエレメントの情報書換えの
ために用いられる第3の電流印加ライン(CL2,CL
1b,CLb)とを含むことを特徴とする強磁性トンネ
ル接合素子を用いた記憶装置である。ただし、括弧内の
英数字は、後述の実施形態における対応構成要素を参考
のために記したものである。以下、この項において同
じ。
磁性体層間にトンネル絶縁体層を挟持した構造のもので
あってもよい。この場合に、メモリエレメントは、強磁
性トンネル接合素子の一方の強磁性体層側に反強磁性体
層を配置し、このようにしてできる強磁性体層/トンネ
ル絶縁体層/強磁性体層/反強磁性体層の積層構造を上
部電極および下部電極で挟んだ構成であってもよい。こ
のような構造の場合、反強磁性体層側の強磁性体層の磁
気モーメントは一方向に保持される。この強磁性体層は
ピン層とよばれる。これに対して、他方の強磁性体層の
磁気モーメントの方向は外部磁界の影響を受けて変化す
る。この強磁性体層はフリー層と呼ばれる。そこで、適
当な外部磁界をメモリエレメントに印加し、フリー層の
磁気モーメントをピン層の磁気モーメントと平行または
反平行な状態として、二値情報を書き込むことができ
る。フリー層の磁気モーメントの方向は、外部磁界を取
り除いた後も保持されるから、不揮発な記憶が達成され
る。そして、上下の電極間に適当な読出電圧を印加し
て、強磁性体層間のトンネル電流の大小を検出すること
により、記憶情報を読み出すことができる。
板)上に、第1および第2のメモリエレメントが積層配
置され、これらの第1および第2のメモリエレメントの
間に第1の電流印加ラインが配置される。この第1の電
流印加ラインは、第1および第2のメモリエレメントの
記憶情報の書換えのために共通に用いることができる。
一方、第1のメモリエレメントに関連して、第2のメモ
リエレメントの反対側には、第2の電流印加ラインが配
置され、第2のメモリエレメントに関連して、第1のメ
モリエレメントの反対側には、第1の電流印加ラインが
配置される。
すると、アンペールの法則に従って、電流の大きさおよ
び電流経路からの距離に応じた磁界が形成される。そこ
で、第1および第2の電流印加ラインに適切な電流を供
給することにより、第1のメモリエレメントに対する情
報の書込を行える。このとき第2の電流印加ラインから
比較的遠い第2のメモリエレメントの記憶情報が書き換
えられることはない。同様に、第1および第3の電流印
加ラインに適切な電流を供給することにより、第2のメ
モリエレメントの記憶情報を、第1のメモリエレメント
の記憶情報に影響を与えることなく書き換えることがで
きる。
のメモリエレメントを含むメモリセルには、2ビットの
情報を記憶することができる。請求項2記載の発明は、
上記第1のメモリエレメントに接続され、この第1のメ
モリエレメントの記憶情報を読み出すための第1の読出
トランジスタ(Tr11)と、上記第2のメモリエレメ
ントに接続され、この第2のメモリエレメントの記憶情
報を読み出すための第2の読出トランジスタ(Tr2
1)とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の記
憶装置である。
リエレメントの記憶情報が第1および第2の読出トラン
ジスタを介して独立に読み出される。これにより、1つ
分のメモリセルの占有面積内に各1ビットの情報を記憶
することができる2つのメモリセルを実質的に配置する
ことができるから、集積度を向上することができる。む
ろん、3個以上のメモリエレメントを同様にして基板上
に積層することもできるから、3つ以上のメモリセルを
1つ分のメモリセルの配置スペースに実質的に配置する
ことも可能である。このような構成もこの発明の範囲内
のものである。
2のメモリエレメントに共通に接続され、これらの第1
および第2のメモリエレメントの記憶情報を共通に読み
出すための読出トランジスタ(Tr11,Tr)をさら
に含むことを特徴とする請求項1記載の記憶装置であ
る。この構成によれば、第1および第2のメモリエレメ
ントの記憶情報は共通の読出トランジスタを介して読み
出されるようになっているので、1つのメモリセルに2
ビットの多値情報を記憶できることになる。すなわち、
第1および第2のメモリエレメントにおいてピン層およ
びフリー層の磁気モーメントがそれぞれ平行または反平
行の状態をとりうるから、合計4つの状態を実現でき
る。そして、第1および第2のメモリエレメントを共通
に読出トランジスタに接続した構成により、上記4つの
状態に応じて異なる4種類のトンネル電流を検出でき
る。
の構成が同様であれば、第1のメモリエレメントにおけ
る磁気モーメントの状態が平行で、かつ、第2のメモリ
エレメントにおける磁気モーメントの状態が反平行であ
る場合と、第1のメモリエレメントにおける磁気モーメ
ントの状態が反平行で、かつ、第2のメモリエレメント
における磁気モーメントの状態が平行である場合とで
は、検出される電流量が等しい。したがって、この場合
には、実質的に3値の記憶が可能であることになる。
を異ならせることによって(とくに、強磁性体層/トン
ネル絶縁体層/強磁性体層の構造の強磁性トンネル接合
素子の面積を異ならせることによって)、4値の記憶が
可能になる。請求項3の発明の構成を発展させて、3個
以上のメモリエレメントを基板上に積層してもよい。こ
の場合、3ビット以上の多値メモリが実現されることに
なる。このような構成も、請求項3の発明の範囲内のも
のである。
加ラインが、上記第1および第2のメモリエレメントの
記憶情報の読出のために共有されることを特徴とする請
求項1ないし3のいずれかに記載の記憶装置である。こ
の構成では、第1の電流印加ラインが、情報の書換えの
みならず、情報の読出時にも、第1および第2のメモリ
エレメント間で共有されるから、記憶装置の回路構成を
簡単にすることができる。
第2のメモリエレメントの一方の電極(たとえば、フリ
ー層側の電極)を第1の電流印加ラインに接続するとと
もに、第1および第2のメモリエレメントの他方の電極
(たとえば、ピン層側の電極)を個別のまたは共通の読
出トランジスタに接続することによって実現される。こ
の場合、第2の電流印加ラインは、第1のメモリエレメ
ントの上記他方の電極の近傍に、当該電極とは絶縁され
た状態で配置すればよい。同様に、第3の電流印加ライ
ンは、第2のメモリエレメントの上記他方の電極の近傍
に、当該電極とは絶縁された状態で配置すればよい。
に兼用されない場合には、第2の電流印加ラインを第1
のメモリエレメントからの情報読出に用い、第3の電流
印加ラインを第2のメモリエレメントからの情報読出に
用いることもできる。この場合には、第1および第2の
メモリエレメントの一方の電極を第2および第3の電流
印加ラインにそれぞれ接続し、第1および第2のメモリ
エレメントの他方電極を個別のまたは共通の読出トラン
ジスタに接続する。そして、第1の電流印加ラインは、
第1および第2のメモリエレメントの間において上記他
方の電極と絶縁された状態で設ければよい。
ルを基板上にマトリクス配列して構成された記憶装置で
あって、各メモリセルは、強磁性トンネル接合素子をそ
れぞれ有する第1および第2のメモリエレメントを上記
基板上に積層して構成されており、上記記憶装置は、列
方向に整列した複数のメモリセルに備えられた上記第1
および第2のメモリエレメントの間を通って配置され、
上記第1および第2のメモリエレメントに対する記憶情
報の書換えのために共通に用いられる第1の電流印加ラ
インと、行方向に整列した複数のメモリセルにおいて上
記第1のメモリエレメントに対して上記第2のメモリエ
レメントとは反対側を通って配置され、上記第1のメモ
リエレメントの記憶情報を書き換えるための第2の電流
印加ラインと、行方向に整列した複数のメモリセルにお
いて上記第2のメモリエレメントに対して上記第1のメ
モリエレメントとは反対側を通って配置され、上記第2
のメモリエレメントの記憶情報を書き換えるための第3
の電流印加ラインとを含むことを特徴とする強磁性トン
ネル接合素子を用いた記憶装置である。
よび第2のメモリエレメントを基板に垂直な方向に積層
した構造とすることにより、強磁性トンネル接合素子を
用いた集積度の高い記憶装置を実現できる。請求項6記
載の発明は、各メモリセルは、上記第1および第2のメ
モリエレメントにそれぞれ接続され、上記第1および第
2のメモリエレメントの記憶情報を読み出すための第1
および第2の読出トランジスタをさらに備え、行方向に
整列した複数のメモリセルに備えられた上記第1の読出
トランジスタに共通に接続された第1のワードライン
(WL1)と、行方向に整列した複数のメモリセルに備
えられた上記第2の読出トランジスタに共通に接続され
た第2のワードライン(WL2)とをさらに含むことを
特徴とする請求項5記載の記憶装置である。
び第2のメモリエレメントの記憶情報を独立に読み出す
ことができるので、1つのメモリセル分の面積に実質的
に2つのメモリセルを配置することができる。3個以上
のメモリエレメントを基板上に積層すれば、さらに、実
質的な集積度を向上できる。請求項7記載の発明は、上
記第1および第2の読出トランジスタは、上記行方向に
沿ってずらして上記基板上に形成されていることを特徴
とする請求項6記載の記憶装置である。
トランジスタがワードラインに沿ってずれて配列されて
いるので、ワードラインの引き回しが容易になり、記憶
装置の設計が容易になる。請求項8記載の発明は、各メ
モリセルは、上記第1および第2のメモリエレメントに
共通に接続され、これらの第1および第2のメモリエレ
メントの記憶情報を共通に読み出すための読出トランジ
スタをさらに含み、行方向に整列した複数のメモリセル
に備えられた上記読出トランジスタのゲートに共通に接
続されたワードライン(WL1)をさらに含むことを特
徴とする請求項5記載の記憶装置である。
エレメントを積層した構造により、集積度の高い2ビッ
トの多値メモリを実現できる。3ビット以上の多値メモ
リは、3個以上のメモリエレメントを第1および第2の
メモリエレメントとともに積層することによって実現で
きる。請求項9記載の発明は、上記第1の電流を印加ラ
インが、上記第1および第2のメモリエレメントの記憶
情報の読出のために共有されるビットラインであること
を特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の記憶
装置である。
同様な効果を達成できる。請求項10記載の発明は、上
記第2のメモリエレメント上に、上記第3の電流印加ラ
インを挟んで、さらに第3のメモリエレメント(ME
3)が積層されており、上記第3のメモリエレメントに
対して上記第2のメモリエレメントとは反対側に、この
第3のメモリエレメントの記憶情報を書き換えるための
第4の電流印加ライン(BLb)が設けられていること
を特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の記憶
装置である。
エレメントが積層されているので、1つのメモリセル分
のスペースで3ビットの情報を記憶することができる。
これにより、強磁性トンネル接合素子を用いた記憶装置
の集積度をさらに高めることができる。第3のメモリエ
レメントに対する情報の書込は、第2のメモリエレメン
トと共有することになる第3の電流印加ラインと、第4
の電流印加ラインとに、適切な書込電流を印加すること
によって達成できる。第4の電流印加ラインは、第1お
よび第2のメモリエレメントから十分に離隔して配置す
ることができるので、この第4の電流印加ラインに印加
された電流により形成される磁界が、第1または第2の
メモリエレメントの記憶内容を書き換えるおそれはな
い。
を添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発
明の第1の実施形態に係るMRAM(磁気メモリ装置)
のメモリセルの構造を説明するための図解的な断面図で
あり、図2は、その平面レイアウトを示す図解的な平面
図である。図1および図2には、ビットラインBLを共
有する2個のメモリセルC11,C21が示されてい
る。
セルC11のためのMOSトランジスタTr11および
メモリセルC21のためのMOSトランジスタTr21
が近接した位置に形成されている。MOSトランジスタ
Tr11,Tr21のゲートは、図1の紙面に垂直な方
向に沿って互いに平行に延びたワードラインWL1,W
L2をなしている。半導体基板1の上方には、酸化シリ
コンなどからなる層間絶縁膜2を挟んで、第1のコント
ロールラインCL1が、ワードラインWL1,WL2と
平行に延びて形成されている。この第1のコントロール
ラインCL1の上方に、さらに層間絶縁膜3をはさん
で、メモリセルC11,C21のためのメモリエレメン
トME11,ME21が重ねて形成されている。そし
て、メモリエレメントME21の上方にさらに、層間絶
縁膜4を挟んで第2のコントロールラインCL2が、第
1コントロールラインCL1と平行に延びて形成されて
いる。
上述の図9に示されたメモリエレメントMEと同様の構
造を有している。ただし、上側に配置されるメモリエレ
メントME21は、図9の場合とは上下反転して形成さ
れている。なお、以下では、必要に応じて図9を参照す
る。メモリエレメントME11,ME21の各上部電極
16は、共通にビットラインBL1に接合されている。
ビットラインBL1は、図1の紙面の左右方向、すなわ
ち、ワードラインWL1,WL2と直交する方向に沿っ
て延びている。
極15は、接続部5を介してMOSトランジスタTr1
1に接続されている。また、メモリエレメントME21
の下部電極15(図1においては上側に位置することに
なる。)は、接続部6を介して、MOSトランジスタT
r21に接続されている。接続部5は、コントロールラ
インCL1の形成時に、同じ導電膜を用いて形成された
ノード51と、このノード51とメモリエレメントME
11の下部電極15との間を接続するプラグ52と、ノ
ード51とトランジスタTr11のドレインとを接続す
るプラグ53とを含む。また、接続部6は、コントロー
ルラインCL2の形成時に同じ導電膜を用いて形成され
たノード61と、ビットラインBL1の形成時に同じ導
電膜を用いて形成されたノード62と、コントロールラ
インCL1およびノード51の形成時に同じ導電膜を用
いて形成されたノード63とを含む。そして、メモリエ
レメントME21の下部電極15とノード61との間が
プラグ64で接続されており、ノード61とノード62
との間がプラグ65で接続されており、ノード62とノ
ード63との間がプラグ66で接続されており、ノード
63とトランジスタTr21のドレインとの間がプラグ
67で接続されている。
ジスタTr11,Tr21は、ビットラインBL1の延
在方向に沿って並設されている。ビットラインBL1と
の交差を避けるために、メモリエレメントME21の下
部電極15は、L字形に形成されている。そして、MO
SトランジスタTr21と下部電極15とを接続するた
めの接続部6は、ビットラインBL1を避けた位置にお
いて半導体基板1に対してほぼ垂直に形成されている。
であるが、ワードラインWL1,WL2の引き回しの容
易性を考慮すると、図3に示す平面レイアウトの採用が
好ましい。この図3に示すレイアウトでは、メモリエレ
メントME21の下部電極15をL字形に形成してビッ
トラインBL1を回避した位置に引き出すとともに、ト
ランジスタTr11,Tr21をコントロールラインC
L1,CL2の延在方向(すなわち、ワードラインWL
1,WL2の延在方向)に沿ってずらして形成してあ
る。そして、L字形の下部電極15の引き出し部15a
を接続部6を介して、MOSトランジスタTr21に接
続している。
構成を説明するための電気回路図である。半導体基板1
上には、マトリクス状に多数のメモリセルが配置される
のであるが、この図4には、4個のみが示されている。
行方向に整列した複数個のメモリセルC11,C12
は、ワードラインWL1およびコントロールラインCL
1を共有している。そして、メモリセルC11,C12
のメモリエレメントME11,ME12の上方には、図
1〜図3に示した構造によって、同じく行方向に整列し
た複数個のメモリセルC21,C22のメモリエレメン
トME21,ME22がそれぞれ積層されている。この
ような構造が、複数行設けられることによって、半導体
基板1上に多数個のメモリセルが配置されている。
C21は、ビットラインBL1を共有していて、このビ
ットラインBL1に、メモリエレメントME11,ME
21が接続されている。メモリエレメントME11は、
ワードラインWL1からの信号により制御されるMOS
トランジスタTr11に接続されており、メモリエレメ
ントME21は、ワードラインWL2からの信号によっ
て制御されるMOSトランジスタTr21接続されてい
る。
ットラインBL2を共有していて、このビットラインB
L2に、メモリエレメントME12,ME22が、メモ
リエレメントME11,ME21の場合と同様に共通接
続されている。メモリエレメントME12は、ワードラ
インWL1からの信号により制御されるMOSトランジ
スタTr12に接続されており、メモリエレメントME
22は、ワードラインWL2からの信号によって制御さ
れるMOSトランジスタTr22に接続されている。
する。メモリセルC11のメモリエレメントME11に
おいて、ピン層12の磁気モーメントが図1において右
向きであると仮定する。そして、フリー層11の磁気モ
ーメントが、ピン層12の磁気モーメントと平行な状態
(すなわち、図1において右向き。「1」状態と定義す
る。)であって、この状態から、フリー層11の磁気モ
ーメントをピン層12の磁気モーメントと反平行な状態
(すなわち、図1において左向き。「0」状態と定義す
る。)に反転させる場合を考える。
電流をビットラインBL1の右向きに印加する。さら
に、コントロールラインCL1には、たとえば、30m
Aの電流を、図1の紙面の裏から表に向かう方向に印加
する。このとき、コントロールラインCL2には、電流
は流さない。メモリエレメントME11のフリー層11
付近にはビットラインBL1とコントロールラインCL
1とに流れる電流により、アンペールの法則に従った磁
界が生じる。すなわち、フリー層11の磁気モーメント
は、ビットラインBL1からの磁界により図1の紙面に
対して裏向きの力を受け、さらにコントロールラインC
Lからの磁界によって、図1中左向きの力を受ける。こ
れらの力によって、メモリエレメントME11のフリー
層11の磁気モーメントの方向は、右向き→紙面裏向き
→左向きと変化する。
モーメントは図1の右向きまたは左向きのいずれかに安
定に保持されるから、メモリエレメントME11のフリ
ー層11の磁気モーメントは、反転された後、外部磁界
を取り除いても、左向きに持される。この結果、フリー
層11とピン層12との磁気モーメントが反平行にな
り、トンネル電流が小さい状態、つまり「0」の状態を
不揮発に書き込めたことになる。
には、ビットラインBL1からの磁界が図1の紙面表向
きに印加される。しかし、このフリー層11は、コント
ロールラインCL1から比較的遠くに位置しているの
で、コントロールラインCL1からの磁界は弱い。ま
た、コントロールラインCL1に流れる電流が形成する
磁界は、ピットラインBL1により遮蔽される。そのた
め、メモリエレメントME21のフリー層11の磁気モ
ーメントの方向が反転に至ることはない。すなわち、メ
モリエレメントME21のフリー層11の磁気モーメン
トの方向は、ビットラインBL1に対する電流印加停止
後に元の方向に戻る。したがって、メモリセルC21の
記憶情報は、変化することがない。
報書込のための電流が印加されないので、メモリセルC
12,C22の記憶情報が変化することはない。メモリ
セルC11に書き込むべき情報が「1」である場合に
は、上述の場合のコントロールラインCL1の電流の向
きを逆にすればよい。次に、メモリセルC11の記憶情
報を読み出すための動作を説明する。この場合、ワード
ラインWL1には、MOSトランジスタTr11が導通
する電圧が印加される。また、ワードラインWL2は、
MOSトランジスタTr21を遮断状態とすることがで
きる電圧に設定される。この状態でビットラインBL1
に電圧を印加し、メモリセルC11のメモリエレメント
ME11に流れるトンネル電流の大小をビットラインB
L1に接続されたセンスアンプ(図示せず)によって検
出することにより、メモリセルC11の記憶情報が
「1」か「0」かを識別することができる。すなわち、
トンネル電流量が大きければ「1」の状態が読み出され
たことになり、トンネル電流量が小さければ「0」の状
態が読み出されたことになる。なお、ビットラインBL
2には情報読出のための電圧が印加されないので、メモ
リセルC12,C22からの情報の読出が起きることは
ない。
とえば「0」)を書き込むことによって達成されるか
ら、特別の消去動作は必要ではない。このようにこの実
施形態のMRAMによれば、ビットラインBL1の上下
に一対のメモリエレメントME11,ME21を積層し
て配置することにより、一対のメモリエレメントME1
1,ME21によってビットラインBL1を共有するよ
うにしている。これにより、2セル分のメモリエレメン
トME11,ME21が実質的に1セル分の面積で形成
できる。これにより、小さな面積の半導体基板1上に多
数個のメモリセルを集積することができるから、集積度
の極めて高いMRAMを実現することができる。
るMRAMのメモリセル構造を説明するための図解的な
断面図である。また、図6は、図5に示されたメモリセ
ル構造の平面レイアウトを説明するための平面図であ
る。これらの図5および図6において、上述の図1およ
び図2に示された各部に対応する部分には、図1および
図2の場合と同じ参照符号を付して示す。上述の第1の
実施形態の場合とは異なり、この第2の実施形態では、
一つのメモリセルC11に2つのメモリエレメントME
11a,ME11bが積層されて設けられている。これ
により、この第2の実施形態にかかるMRAMにおいて
は、1つのメモリセルに多値情報を記憶できるようにな
っている。メモリエレメントME11a,11bは、図
9のメモリエレメントMEと同様な構造を有している。
ラインBL1を共有するように上下に積層されるメモリ
エレメントME11a,ME11bの下部電極15は、
いずれも同じMOSトランジスタTr11に接続されて
いる。すなわち、メモリエレメントME11aの下部電
極15は、接続部5を介してMOSトランジスタTr1
1のドレインに接続されている。同様に、メモリエレメ
ントME11bの下部電極15は、別の接続部6を介し
てMOSトランジスタTr11のドレインに接続されて
いる。
リエレメントME11bの下部電極15は、L字形に形
成されていて、ビットラインBL1を回避した位置に引
き出された引き出し部15aを有している。この引き出
し部15aが、接続部6を介してMOSトランジスタT
r11のドレインに接続されている。メモリエレメント
ME11a,ME11bの各フリー層11の磁気モーメ
ントの方向は、メモリエレメントME11aの下方に層
間絶縁膜3を介して設けられた第1のコントロールライ
ンCL1aと、ビットラインBL1と、メモリエレメン
トME11bの上方に層間絶縁膜4を介して設けられた
第2のコントロールラインCL1bとに印加する電流を
個別に制御することによって、各他方のメモリエレメン
トのフリー層11から独立して制御することができる。
1bに電流を印加していない状態で、ビットラインBL
1および第1のコントロールラインCL1aに適当な書
込電流を印加すれば、メモリエレメントME11aのフ
リー層11の磁気モーメントの方向を制御することがで
き、メモリエレメントME11aに「0」または「1」
の情報を書き込むことができる。同様に、第1のコント
ロールラインCL1aに電流を印加していない状態で、
ビットラインBL1および第2のコントロールラインC
L1bに適当な電流を印加すれば、メモリエレメントM
E11bのフリー層11の磁気モーメントの方向を制御
することができ、メモリエレメントME11bに対する
情報の書込を行える。
a,ME11bの組には、(0,0),(1,0)
(0,1),(1,1)の4種類の情報を書き込むこと
ができる。ただし、メモリエレメントME11a,ME
11bは共通にMOSトランジスタTr11に接続され
ていて、情報読出時には、各メモリエレメントのトンネ
ル電流の総和が検出できるにすぎない。したがって、結
局、二進表記で「00」「01」「11」の3値を記憶
できることになる。
の強磁性トンネル接合素子10の面積を異ならせれば、
トンネル電流をメモリエレメントME11aとME11
bとで異ならせることができる。これにより、(0,
0),(1,0)(0,1),(1,1)の4種類の記
憶状態に応じて4種類の電流を検出できるようにしてお
けば、二進表記で「00」「01」「10」「11」の
4値の記憶が可能になる。
気的構成を説明するための電気回路図である。この図7
には、4つのメモリセルに関する電気的構成が示されて
いるけれども、実際には、半導体基板1上には、さらに
多数のメモリセルがマトリクス状に配列されて形成され
ている。メモリセルC11,C12,C21,C22
は、それぞれ、各一対のメモリエレメントME11a,
ME11b;ME12a,ME12b;ME21a,M
E21b;ME22a,ME22bを有している。これ
らの各一対のメモリエレメントME11a,ME11
b;ME12a,ME12b;ME21a,ME21
b;ME22a,ME22bは、それぞれ共通にMOS
トランジスタTr11,Tr12,Tr21,Tr22
に接続されている。行方向に整列しているメモリセルC
11,C12のトランジスタTr11,Tr12のゲー
トは、共通にワードラインWL1に接続されており、同
様に行方向に整列しているメモリセルC21,C22の
MOSトランジスタTr21,Tr22のゲートは、共
通にワードラインWL2に接続されている。
C21に関連して、第1のコントロールラインCL1a
および第2のCL1bがワードラインWL1と平行に形
成されている。そして、同じく行方向に整列しているメ
モリセルC21,C22に関連して、第1のコントロー
ルラインCL2aおよび第2のコントロールラインCL
2bが、第2のワードラインWL2に平行に形成されて
いる。メモリセルC11に対する情報の書込を行うとき
には、ビットラインBL1および第1および第2のコン
トロールラインCL1a,CL1bに対して適当な書込
電流を印加する。このとき、ビットラインBL2および
メモリセルC21,C22に対応した第1および第2の
コントロールラインCL2a,CL2bに対しては、書
込電流を印加しない。これにより、メモリセルC11に
おいてのみメモリエレメントME11a,ME11bの
フリー層11の磁気モーメントの方向が設定される。
きには、ワードラインWL1にメモリセルC11,C1
2のMOSトランジスタTr11,Tr12を導通させ
るための読出電圧が印加される。このとき、他のワード
ラインWL2には、読出電圧は印加されない。そして、
ビットラインBL2に電圧を印加せず、メモリセルC1
1に対応したビットラインBL1にのみ適当な読出電流
を印加する。これとともに、センスアンプ(図示せず)
によって、ビットラインBL1に流れる電流量を検出す
る。
レメントME11a,ME11bにおける磁気モーメン
トの状態に応じて3種類(強磁性トンネル接合素子10
の面積を適切に異ならせてある場合には4種類)の値を
とる。なお、ワードラインWL2には読出電圧が印加さ
れないので、メモリセルC21,C22ではトランジス
タTr21,Tr22が遮断状態に保持される。そし
て、メモリセルC12に対応したビットラインBL2に
は読出のための電圧が印加されない。したがって、メモ
リセルC11の記憶情報の読出時に、他のメモリセルか
らの情報が読み出されることはない。
とえば「0」)を書き込むことによって達成され、特別
の消去動作は必要ではない。図8は、この発明の第3の
実施形態に係るMRAMの構造を説明するための図解的
な断面図である。この図8には、図9のメモリエレメン
トMEと同様な構成の4つのメモリエレメントME1,
ME2,ME3,ME4を、半導体基板1に対して垂直
な方向に積層した構造が示されている。これらの4つの
メモリエレメントME1〜ME4は、半導体基板1上の
MOSトランジスタTrに共通に接続されている。
それぞれ「0」または「1」の情報を書き込むことがで
き、結果として、4ビットの情報をメモリセルCに記憶
することができる。具体的には、メモリエレメントME
1〜ME4の記憶値の組は、次の16種類の状態をとり
うる。 (0000) (0001) (0010) (0011) (0100) (0101) (0110) (0111) (1000) (1001) (1010) (1011) (1100) (1101) (1110) (1111) これにより、多値情報を1つのメモリセルCに記憶する
ことができるようになっている。このようなメモリセル
Cを半導体基板1上にマトリクス状に多数配列すること
によって、高度に集積化された多値MRAMを実現する
ことができる。
ME4が同様な構造を有する場合には、MOSトランジ
スタTrを導通させて読出動作を行ったときに検出され
る電流値は、5種類の値をとる。したがって、1つのメ
モリセルに5値のデータを記憶できることになる。な
お、メモリエレメントME1〜ME4の強磁性トンネル
接合素子10の面積を異ならせれば、4つのメモリエレ
メントME1〜ME4の総トンネル電流を、最大で16
種類に変化させることができる。したがって、最大で1
6値までのデータを1つのメモリセルに記憶させること
ができる。
板1上には、4つのメモリエレメントME1〜ME4に
よって共有される1つのMOSトランジスタTrが形成
されている。このMOSトランジスタTrのゲートは、
図8の紙面に垂直な方向に延びるワードラインWLを形
成している。このワードラインWLの上方に第1のコン
トロールラインCLaが層間絶縁膜2を介して形成され
ており、さらに、その上方に、層間絶縁膜3を介して第
1のメモリエレメントME1が形成されている。この第
1のメモリエレメントME1の上方には、第1のビット
ラインBLaを介して第2のメモリエレメントME2が
積層されている。さらに、第2のメモリエレメントME
2の上方には、層間絶縁膜4を介して第2のコントロー
ルラインCLbが設けられていて、その上方には、さら
に、層間絶縁膜9を介して第3のメモリエレメントME
3が積層されている。このメモリエレメントME3の上
方には、第2のビットラインBLbを介して第4のメモ
リエレメントME4が積層されている。そして、この第
4のメモリエレメントME4の上方に層間絶縁膜10を
介して第3のコントロールラインCLcが設けられてい
る。
a〜CLcは、ワードラインWLに平行に形成されてい
る。一方、第1および第2のビットラインBLa,BL
bは、ワードラインWLと交差する方向に沿って形成さ
れている。第1のコントロールラインCLaは、メモリ
エレメントME1の情報書換えのために用いられ、第2
のコントロールラインCLbは、メモリエレメントME
2,ME3の記憶情報の書換えのために共通に用いら
れ、第3のコントロールラインCLcは、メモリエレメ
ントME4の記憶情報の書換えのために用いられる。ま
た、第1のビットラインBLaは、メモリエレメントM
E1,ME2の記憶情報の書換えおよびこれらのメモリ
エレメントからの記憶情報の読出のために共通に用いら
れ、第2のビットラインBLbは、メモリエレメントM
E3,ME4の記憶情報の書換えおよびこれらのメモリ
エレメントからの記憶情報の読出のために共通に用いら
れる。
電極15は、それぞれ、接続部5,6,7,8を介し
て、トランジスタTrのドレインに共通に接続されてい
る。第1〜第3のコントロールラインCLa〜CLcに
は、独立に電圧を印加できるようになっている。また、
第1および第2のビットラインBLa,BLbも同様
に、独立して電圧を印加することができるようになって
いる。ただし、第1および第2のビットラインBLa,
BLbは、当該メモリセルCからの情報の読出時には、
共通に読出のための電圧が印加されて、これらの第1お
よび第2のビットラインBLa,BLbに導出された電
流が共通にセンスアンプによって検出されるようになっ
ている。
込は、第1のビットラインBLaおよび第1のコントロ
ールラインCLaにそれぞれ書込用の電流を印加するこ
とによって達成される。このとき、コントロールライン
CLbに書込電流を印加しなければ、メモリエレメント
ME2のフリー層11の磁気モーメントの方向が変化す
ることはない。メモリエレメントME2に対する情報の
書込は、第1のビットラインBLaおよびコントロール
ラインCLbに書込用の電流を印加することによって達
成される。このとき、第1のコントロールラインCLa
に書込用の電流を印加しなければメモリエレメントME
1に対する情報の書込が起きることはない。また、第2
のビットラインBLbに書込用の電流を印加しなけれ
ば、メモリエレメントME3に対する情報の書込が起こ
ることはない。
込も、同様にして行える。すなわち、第2のコントロー
ルラインCLbおよび第2のビットラインBLbに情報
書込用の電流をそれぞれ印加すれば、メモリエレメント
ME3のフリー層11の磁気モーメントの方向を所望の
方向に設定できる。このとき、コントロールラインCL
cに書込電流を印加しなければ、メモリエレメントME
4に対する情報の書込は起こらない。また、第1のビッ
トラインBLaに書込用の電流を印加しなければ、メモ
リエレメントME2に対する情報の書込が起こることも
ない。
情報の書込は、第2のビットラインBLbおよび第3の
コントロールラインCLcに対して、それぞれ書込用の
電流を印加することによって達成される。このとき、第
2のコントロールラインCLbに書込用の電流を印加し
なければ、メモリエレメントME3に対する情報の書込
は起こらない。アンペールの法則によれば、電流経路か
ら十分に離れた位置では強い磁界が形成されず、また、
ビットラインBLa,BLbにより磁界が遮蔽されるこ
とから、たとえば、メモリエレメントME1およびME
4に対する情報の書込が並行して行われてもよい。すな
わち、第1および第3のコントロールラインCLa,C
Lc、ならびに第1および第2のビットラインBLa,
BLbにそれぞれ書込用の電流を印加する。そして、こ
のとき、コントロールラインCLbには書込用の電流を
印加しない。これにより、メモリエレメントME1,M
E4の各フリー層11における磁気モーメントの方向を
設定することができる。
と、1メモリセルに5値〜16値のデータ記憶が可能な
多値MRAMを実現できる。同様にして、多数のメモリ
エレメントを半導体基板1に垂直な方向に積層していけ
ば、さらに多くの値数の多値メモリも実現可能である。
そして、この実施形態の構成では、ビットラインおよび
コントロールラインを隣接する一対のメモリエレメント
間で共有するようにしているので、配線数を少なくする
ことができ、比較的簡単な構成で集積度の高いMRAM
を実現できるという効果を奏することができる。
であるが、この発明は、上述の実施形態に限定されるも
のではない。たとえば、上述の第1の実施形態において
は、半導体基板1に垂直な方向に積層された一対のメモ
リエレメントME11,ME21によってビットライン
BL1が共有されるようになっているが、一対のメモリ
エレメントME11,ME21の間に、コントロールラ
インを配置して、このコントロールラインをメモリエレ
メントME11,ME21によって共有するようにして
もよい。この場合には、メモリエレメントME11の下
端にビットラインを接続し、メモリエレメントME21
の上端に別のビットラインを接続すればよい。
ラインCL2の上方にさらに別のメモリエレメントを配
置し、この別のメモリエレメントを半導体基板1上に設
けた読出用トランジスタに接続するようにしてもよい。
この場合、この第3層目のメモリエレメントの上方に、
メモリエレメントに接続されるビットラインを設ければ
よい。これにより、コントロールラインCL2をメモリ
エレメントME21および上記別のメモリエレメントに
対する情報書込のために共有することができる。そし
て、1つのメモリセルのスペース分に実質的に3つのメ
モリセルを配置することができる。同様にして、4つ以
上のメモリセルを1メモリセル分の面積に配置して、さ
らに高集積化されたMRAMを実現することができる。
た構成のメモリエレメントを用いることとしているけれ
ども、メモリエレメントには、別の構成を採用すること
もできる。たとえば、トンネル絶縁層13にはアルミナ
の代わりにGdO、Ta2O5、HfO2、NiO、Mg
Oを適用してもよく、また、強磁性体層11,12に
は、CoFeの代わりにCo、NiFe、LaSrMn
O3、CrO2を適用してもよい。
的事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能であ
る。
モリセルの構造を説明するための図解的な断面図であ
る。
図である。
的な平面図である。
説明するための電気回路図である。
モリセル構造を説明するための図解的な断面図である。
説明するための平面図である。
成を説明するための電気回路図である。
造を説明するための図解的な断面図である。
ための断面図である。
ための図解的な断面図である。
の電気回路図である。
Claims (10)
- 【請求項1】基板上に積層されて形成され、強磁性トン
ネル接合素子をそれぞれ有する第1および第2のメモリ
エレメントと、 上記第1および第2のメモリエレメントの間に配置さ
れ、これらの第1および第2のメモリエレメントの情報
書換えのために共有される第1の電流印加ラインと、 上記第1のメモリエレメントに対して上記第2のメモリ
エレメントとは反対側に配置され、上記第1のメモリエ
レメントの情報書換えのために用いられる第2の電流印
加ラインと、 上記第2のメモリエレメントに対して上記第1のメモリ
エレメントとは反対側に配置され、上記第2のメモリエ
レメントの情報書換えのために用いられる第3の電流印
加ラインとを含むことを特徴とする強磁性トンネル接合
素子を用いた記憶装置。 - 【請求項2】上記第1のメモリエレメントに接続され、
この第1のメモリエレメントの記憶情報を読み出すため
の第1の読出トランジスタと、 上記第2のメモリエレメントに接続され、この第2のメ
モリエレメントの記憶情報を読み出すための第2の読出
トランジスタとをさらに含むことを特徴とする請求項1
記載の記憶装置。 - 【請求項3】上記第1および第2のメモリエレメントに
共通に接続され、これらの第1および第2のメモリエレ
メントの記憶情報を共通に読み出すための読出トランジ
スタをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の記憶
装置。 - 【請求項4】上記第1の電流印加ラインが、上記第1お
よび第2のメモリエレメントの記憶情報の読出のために
共有されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
かに記載の記憶装置。 - 【請求項5】複数個のメモリセルを基板上にマトリクス
配列して構成された記憶装置であって、 各メモリセルは、強磁性トンネル接合素子をそれぞれ有
する第1および第2のメモリエレメントを上記基板上に
積層して構成されており、 上記記憶装置は、 列方向に整列した複数のメモリセルに備えられた上記第
1および第2のメモリエレメントの間を通って配置さ
れ、上記第1および第2のメモリエレメントに対する記
憶情報の書換えのために共通に用いられる第1の電流印
加ラインと、 行方向に整列した複数のメモリセルにおいて上記第1の
メモリエレメントに対して上記第2のメモリエレメント
とは反対側を通って配置され、上記第1のメモリエレメ
ントの記憶情報を書き換えるための第2の電流印加ライ
ンと、 行方向に整列した複数のメモリセルにおいて上記第2の
メモリエレメントに対して上記第1のメモリエレメント
とは反対側を通って配置され、上記第2のメモリエレメ
ントの記憶情報を書き換えるための第3の電流印加ライ
ンとを含むことを特徴とする強磁性トンネル接合素子を
用いた記憶装置。 - 【請求項6】各メモリセルは、上記第1および第2のメ
モリエレメントにそれぞれ接続され、上記第1および第
2のメモリエレメントの記憶情報を読み出すための第1
および第2の読出トランジスタをさらに備え、 行方向に整列した複数のメモリセルに備えられた上記第
1の読出トランジスタに共通に接続された第1のワード
ラインと、 行方向に整列した複数のメモリセルに備えられた上記第
2の読出トランジスタに共通に接続された第2のワード
ラインとをさらに含むことを特徴とする請求項5記載の
記憶装置。 - 【請求項7】上記第1および第2の読出トランジスタ
は、上記行方向に沿ってずらして上記基板上に形成され
ていることを特徴とする請求項6記載の記憶装置。 - 【請求項8】各メモリセルは、上記第1および第2のメ
モリエレメントに共通に接続され、これらの第1および
第2のメモリエレメントの記憶情報を共通に読み出すた
めの読出トランジスタをさらに含み、 行方向に整列した複数のメモリセルに備えられた上記読
出トランジスタのゲートに共通に接続されたワードライ
ンをさらに含むことを特徴とする請求項5記載の記憶装
置。 - 【請求項9】上記第1の電流を印加ラインが、上記第1
および第2のメモリエレメントの記憶情報の読出のため
に共有されるビットラインであることを特徴とする請求
項5ないし8のいずれかに記載の記憶装置。 - 【請求項10】上記第2のメモリエレメント上に、上記
第3の電流印加ラインを挟んで、さらに第3のメモリエ
レメントが積層されており、 上記第3のメモリエレメントに対して上記第2のメモリ
エレメントとは反対側に、この第3のメモリエレメント
の記憶情報を書き換えるための第4の電流印加ラインが
設けられていることを特徴とする請求項1ないし9のい
ずれかに記載の記憶装置。
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