JP2001215095A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
げ部をなくしてサイドキャップとで構成することによ
り、タンク部の加工性および組付性を改善し、あわせて
機種展開する際の生産設備のコストを抑えることを可能
にした熱交換器を実現する。 【解決手段】 断面略Uの字形状のキャプセル1と、断
面略コの字形状を有し、キャプセル1の外側側面に接合
されて両端が開口した筒状に形成するシートメタル2
と、筒状の両端の開口部を閉塞するように接合されてい
るサイドキャップ4a、4bとからなるタンク10と、
シートメタル2に設けられた穴3に挿通され、シートメ
タル2に支持固定されるとともに、タンク10内に連通
する複数のチューブ5とを備える熱交換器であって、サ
イドキャップ4a、4bと接合され合わせ面となるシー
トメタル2の外側端面には傾斜部2dを形成するように
配設したことを特徴としている。
Description
置における暖房用ヒータコア等に用いて好適な熱交換器
に関するもので、特にキャプセルとシートメタルとサイ
ドキャップとで構成されるタンクに関するものである。
平8−226786号公報に記載されたものがあり、こ
の公報記載のものにおけるキャプセルとシートメタルの
組付構造は図10に示すように構成されており、キャプ
セルとシートメタルはアルミニュウム等の金属板から成
形されている。
およびシートメタル110は、一端が開口した断面略コ
の字形状の箱状に形成しており、この両者はキャプセル
100の開口側端部がシートメタル110により閉塞さ
れるように接合されている。このシートメタル110に
設けられた穴120にチューブが挿通され、チューブ
は、このシートメタル110に支持固定されるととも
に、キャプセル100内に連通する。そして、断面略コ
の字形状の箱状を展開した形状の展開金属板を折り曲げ
て、その折り曲げ部を接合することにより、キャプセル
100およびシートメタル110を構成するようにした
ものである。
キャプセル100およびシートメタル110を箱状に折
り曲げ形成することによって構成される熱交換器におい
て、伝熱面積の異なる機種の品揃え展開に対しては、一
般的にチューブの本数を可変する場合と、チューブの長
さを可変する方法がある。
びシートメタル110の長さ寸法を変えることによって
伝熱面積の異なる機種の品揃えができる。しかし、キャ
プセル100およびシートメタル110の製造設備は、
長さの異なるごとに箱型形状を形成するための打ち抜き
型や押し出し成形型等がそれぞれ必要となるものであ
る。
は、軽車両から大型車両まで車室内の熱負荷に応じた各
種暖房性能の熱交換器が要求されるものであり、暖房性
能に応じた伝熱面積を有する熱交換器のサイズが必要と
なる。チューブの長さを変更して、伝熱面積を変更する
場合にはキャプセル100およびシートメタル110は
共通使用が可能であるが、上記チューブ本数を可変して
伝熱面積を変更する場合には、箱型形状のキャプセル1
00およびシートメタル110では、機種展開に成形型
および治具など生産設備の投資が必要となり、製造コス
トが増加する問題がある。
れたもので、キャプセルとシートメタルの短辺部の折り
曲げ部を廃止してサイドキャップとで構成することによ
り、タンク部の加工性および組付性を改善し、あわせて
機種展開する際の生産設備のコストを抑えることを可能
にした熱交換器を提供することにある。
め、請求項1〜9記載の技術的手段を採用する。
の字形状のキャプセル(1)と、断面略コの字形状を有
し、キャプセル(1)の外側側面(1a)に接合されて
両端が開口した筒状に形成するシートメタル(2)と、
筒状の両端の開口部を閉塞するように接合されているサ
イドキャップ(4a、4b)とからタンク(10)を構
成し、シートメタル(2)に設けられた穴(3)に挿通
され、シートメタル(2)に支持固定されるとともに、
タンク(10)内に連通する複数のチューブ(5)とを
備える熱交換器であって、サイドキャップ(4a、4
b)と接合され合わせ面となるシートメタル(2)の外
側端面は、キャプセル(1)の外側側面(1a)と滑ら
かに接合されたことを特徴としている。
プ(4a、4b)の開口部の形状はロー付け性を良好に
保つために接合面に隙間が生じないことと、成形しやす
い滑らかな曲面形状が要求される。このことより、キャ
プセル(1)の外側側面(1a)にシートメタル(2)
の外側端面を滑らかに接合することにより、サイドキャ
ップ(4a、4b)の接合面の開口部の形状を、滑らか
な曲面形状で形成できるため、絞り加工などの成形性が
良好である。また、ろう付け部の接合面を隙間なく係合
できることにより、ろう付け性を良好に保つことが図れ
る。
タル(2)の短辺側の折り曲げをなくすることで、従来
の打ち抜き加工や折り曲げ加工からローラ成形加工等の
製造が可能となる。この成形加工によれば、キャプセル
(1)およびシートメタル(2)の長さの長短による品
揃えの機種展開に対しても共通の治具で対応ができるも
のである。
タル(2)の断面形状を同一として長さのみ可変するこ
とにより、サイドキャップ(4a、4b)はそのまま共
通使用できる。従って、熱交換器の種類を多く揃える場
合には、従来の箱型形状を形成する折り曲げ加工や打ち
抜き加工するよりも型、治具などの生産設備の製造コス
トの減少が図れる。
は、外側端面に傾斜部(2d)を形成したことを特徴と
している。
部(2d)を形成することにより、シートメタル(2)
の板厚分の段差を順次キャプセル(1)の外側側面(1
a)に向かって滑らかに形成できるため、サイドキャッ
プ(4a、4b)の接合面の開口部の形状が滑らかとな
る。よって、上記請求項1と同様の効果が図れる。
(2)は、外側側面(2a)を曲面形状に形成したこと
を特徴としている。
d)と同じようにシートメタル(2)の板厚分の段差を
順次キャプセル(1)の外側側面(1a)に向かって滑
らかに形成できるため、サイドキャップ(4a、4b)
の接合面の開口部の形状が滑らかとなる。
は、シートメタル(2)の板厚分の段差(1d)を形成
させた外側側面(1a)とシートメタル(2)の外側端
面と滑らかに接合されたことを特徴としている。
(2)の外側端面とキャプセル(1)の外側側面(1
a)とが近接することにより、サイドキャップ(4a、
4b)の接合面の開口部の形状が滑らかとなる。
は、外側端面とキャプセル(1)のフランジ根元部(1
e)と滑らかに接合されたことを特徴としている。
プセル(1)のフランジ根元に近接させることにより、
段差をなくすことでサイドキャップ(4a、4b)の接
合面の開口部の形状が滑らかとなる。
シートメタル(2)との接合面およびキャプセル(1)
とサイドキャップ(4a、4b)との接合面において、
これらの両接合面の一方に位置決め用の第1の突起部
(1c、4c)が設けられるとともに、対応する他方の
接合面にはこの第1の突起部(1c、4c)が係合する
凹部(1b、2b)が設けられていることを特徴とす
る。
位置決め用の第1の突起部(1c、4c)と凹部(1
b、2b )との係合構造により、確実に保持できろう
付け時等の高熱による強度が低下した状態でも上記両者
の当接位置を正規位置に保持して、上記両者の接合を確
実に行うことができる。
a、4b、14b)のうち出入口配管(8、9、8a、
9a)と接合するサイドキャップ(4b、14b)は、
サイドキャップ(4b、14b)の蓋面側に出入口配管
(8、9、8a、9a )との接合面を形成し、この接
合面の口径は、サイドキャップ(4b、14b)の開口
部の口径から徐々に変化した形状を有することを特徴と
している。
(8、9、8a、9a )を接続するサイドキャップ
(4b、14b)の口径形状を徐々に変化するように形
成することにより、口径の急激な縮小がなくなり通水抵
抗の減少ができるとともに、温度分布および流水音など
の性能向上が図れる。
9、8a、9a)とサイドキャップ(4b、14b)と
の接合面において、これら両接合面の一方に位置決め用
の第2の突起部(8c、9c)が設けられるとともに、
対応する他方の接合面には第2の突起部(8c、9c
)に係合する切欠き溝(14d)が設けられているこ
とを特徴としている。
(8、9、8a、9a)とサイドキャップ(4b、14
b)との接合面を位置決め用の第2の突起部(8c、9
c)と切欠き溝(14d)との係合構造により、確実に
保持できろう付け時等の高熱による強度が低下した状態
でも上記両者の当接位置を正規位置に保持して、上記両
者の接合を確実に行うことができる。また、出入口配管
(8、9、8a、9a)も含めて一体ろう付けが行える
ことにより組付工数の低減が図れる。
a、4b、15a、15b)は、キャプセル(1)およ
びシートメタル(2)と接合される接合面側に覆い板部
(15e)を一体で形成し、覆い板部(15e )が熱
交換部(7)との風漏れを防止するように構成されたこ
とを特徴としている。
(4a、4b、15a、15b)に覆い板部(15e)
を一体で形成することにより、別体の部品が増加せず製
造コストの低減が図れるとともに、覆い板部(15e)
による風漏れが防止できる。
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
図に示す実施形態について説明する。図1〜4は本発明
を車両用空気調和装置の暖房用ヒータコア(熱交換器)
に適用した場合の第1実施形態を示す。1は断面Uの字
形状に形成されたキャプセル、2はキャプセル1と対向
して接合されるシートメタルであり、断面コの字形状に
形成されている。このシートメタル2には、偏平状のチ
ューブ挿入穴3が多数開けられており、このチューブ挿
入穴3の長手方向は、シートメタル2の短辺方向と平行
になっている。
ューブで、その両端は前記シートメタル2のチューブ挿
入穴3に挿入され接合されている。6は波形状に成形さ
れたコルゲートフィンで、偏平チューブ5の間に配設さ
れ、偏平チューブ5に接合されている。7はこの偏平チ
ューブ5とコルゲートフィン6とを有するコア部(熱交
換部)の両端部に配設された端板で、シートメタル2に
設けた取り付け穴(図示せず)に挿入し、シートメタル
2およびコルゲートフィン6に接合されている。
ップであり、キャプセル1とシートメタル2が接合され
て形成された筒状の一端を閉塞するように、サイドキャ
ップ4aの開口部の形状がその筒状の端部の外周形状に
合わせてあり、サイドキャップ4aの開口部の内周と筒
状の端部の外周とを係合させて接合されている。
に、4bはジョイントパイプ(サイドキャップ)であ
り、キャプセル1とシートメタル2に接合された筒状の
他端を閉塞するように、サイドキャップ4aと同じ開口
部の形状を形成されているとともに、蓋面側には出入口
パイプ8、9の接合面を形成し、この接合面の口径は、
サイドキャップ4bの開口部の口径から徐々に口径を変
化させて出入口パイプ8、9の外径(パイプ接合面)に
至る形状に形成されている。
位置をコア側に寄せるように形成すればキャプセル1の
高さ寸法を低くすることができる。
で、ジョイントパイプ(サイドキャップ)4bに挿入さ
れ接合される。9は温水(エンジン冷却水)の出口パイ
プで、ジョイントパイプ(サイドキャップ)4bに挿入
され接合される。ここで、図1において、熱交換器構造
は左右対称構造であるため、温水の入口、出口は左右逆
の位置でもよい。なお、キャプセル1とシートメタル2
を組み合せた筒状の両端の開口部をサイドキャップ4
a、4bで構成されたものをタンク10と呼ぶ。
に、ヒータコアはろう付けにより一体接合されるアルミ
ニュウム熱交換器として構成されており、コルゲートフ
ィン6および入口パイプ8、出口パイプ9はろう材をク
ラッドしていないアルミニュウムベア材(A3000
系)で構成されているが、他の部材(1、2、4a、4
b、5、7)は、アルミニュウム芯材( A3000
系)の両面にろう材(A4000系)をクラッドしたア
ルミニュウムクラッド材から構成されている。
明する。図2、3に示すように、ろう材で接合される接
合面のうち、キャプセル1のフランジ部1aの外側とシ
ートメタル2のフランジ部2aの内側と、キャプセル1
とシートメタル2で筒状に形成した両端の外周の面とサ
イドキャップ4a、4bの開口側の内周の面には、半球
面状の凹部1b、2bと半球面状の第1の突起部1c、
4cとを対応する位置に複数個ずつ形成されている。こ
れらの凹部1b、2bと第1の突起部1c、4cによ
り、キャプセル1とシートメタル2とサイドキャップ4
a、4bとの組付け状態が維持されるものであり、ろう
付け接合の組付け時の仮固定を可能とするとともに、組
付け後における四者(1、2、4a、4b)の脱離を防
止できる。
の外側端面に傾斜部2dが形成されている。この傾斜部
2dを形成することにより、サイドキャップ4a、4b
の開口部の形状を滑らかな曲面形状で形成できるもので
ある。なお、この傾斜部2dは、サイドキャップ4a、
4bと接合する範囲のみでよく、チューブ挿入穴3の打
ち抜き加工の際に、上記凹部1b、2b形状と同時にコ
イニングもしくはプレス等によって加工される。
方法を説明する。まず、各構成部品の仮組付は、上記各
部品のうちキャプセル1とサイドキャップ4a、4bを
除く他の部品(2、5、6、7)でコア部を組付ける。
具体的には、偏平チューブ5とコルゲートフィン6とを
交互に積層し、その積層体の上下両端部に端板7を組み
組付け、その後これら組付体にシートメタル2を偏平チ
ューブ5の両端に組付ける。
a、4bおよび出入口パイプ8、9を組付けて、図1に
示すような組付体の仮組付工程が完了する。
を良好にするフラックスを塗布する工程を経たのち、加
熱炉内にてろう材の融点以上の所定温度に加熱すること
により、組付体全体を一体ろう付けする工程を終え、熱
交換器構造が完成する。
メタル2のフランジ部2aの外側端面に傾斜部2dを形
成することにより、サイドキャップ4a、4bの開口部
の形状を滑らかな曲面形状で形成できるとともに、ろう
付けの接合面を隙間なく係合することができるため、ろ
う付け性を良好に保つことができる。
状の第1の突起部1c、4cをキャプセル1とシートメ
タル2とサイドキャップ4a、4bの接合面に互いに形
成することで、確実な位置決めと保持ができ、ろう付け
時等の高熱による強度が低下した状態でも上記両者の当
接位置を正規位置に保持して、上記両者の接合を確実に
行うことができる。
2の短辺側の折り曲げをなくすることで、打ち抜き加工
や折り曲げ加工からローラ成形加工等の製造が可能とな
る。この成形加工によれば、キャプセル1およびシート
メタル2の長さの長短による品揃えの機種展開に対して
も共通の治具で対応ができるものである。しかも、キャ
プセル1およびシートメタル2の断面形状を同一として
長さのみ可変することにより、サイドキャップ4a、4
bはそのまま共通使用できる。従って、熱交換器の種類
を多く揃える場合には、箱型形状を形成する折り曲げ加
工や打ち抜き加工するよりも型、治具などの生産設備の
製造コストの減少が図れる。
来のキャプセルにおいては、図11に示すように、出入
口パイプ108、109は、キャプセル100の短辺側
に略楕円状の穴をあけ、一端を出入口パイプ108、1
09の略丸径状から他端を略楕円状に縮小した接続パイ
プ107を介してキャプセル100に接合されている。
ここで、一般的には放熱面積に寄与しないキャプセル1
00の高さをできるだけ低くしたいため楕円状の穴の高
さが小さくなりがちで、その結果、接続パイプ107の
流水路が急縮小(急絞り)となり、通水抵抗の増加によ
る温水流量が低下して性能低下、エア混入時に流水音の
発生および偏平チューブ5への流水の偏りによる温度分
布の悪化などの問題があった。
(サイドキャップ)4bは、絞り加工などで出入口パイ
プ8、9の接合面の口径をサイドキャップ4bの開口部
の口径から徐々に口径を変化させて出入口パイプ8、9
の外径(パイプ接合面)に至る形状に形成させることに
より、通水抵抗の減少ができるとともに、温度分布およ
び流水音などの性能向上が図れる。
イドキャップ)4bは、キャプセル1とシートメタル2
とが接合された筒状の両端の外周を閉塞するように接合
することにより、上述した流水路の確保ができるためキ
ャプセル1の高さ寸法を低くすることができる。これに
より、熱交換器の小型化が図れる。
位置を、コア側に寄せるように形成すればキャプセル1
の高さ寸法を低くすることができる。これにより、熱交
換器の小型化が図れる。
は、シートメタル2のフランジ部2aの外側端面に傾斜
部2dを形成させて、サイドキャップ4a、4bの開口
部の形状を滑らかな曲面形状で形成させると説明した
が、これに限らず、図5に示すように、シートメタル2
のフランジ部2aの外側側面を端面に向けて滑らかな曲
面形状を形成させることも良い。本実施形態において
も、キャプセル1と接合させたときに、外周形状が滑ら
かな曲面形状が形成できことにより、サイドキャップ4
a、4bの開口部の形状を滑らかな曲面形状で形成でき
るものである。これにより、上記第1実施形態と同じ効
果が得られる。
に、キャプセル1のフランジ部1aの両端をシートメタ
ル2の板厚分の段差1dを形成させることでも良い。本
実施形態においても、キャプセル1とシートメタル2と
を接合させたときに、両者1、2の接合部表面での段差
がほとんどなくなり、全体として外周形状が滑らかな曲
面形状が形成できることにより、サイドキャップ4a、
4bの開口部の形状を滑らかな曲面形状で形成できるも
のである。これにより、上記第1実施形態と同じ効果が
得られる。
に、シートメタル2のフランジ部2aの高さを、キャプ
セル1の上面部の高さ位置まで、言い換えれば、フラン
ジ根元部1eに向かって外側端面が滑らかに合致される
ように構成することも良い。なお、本実施形態では、キ
ャプセル1の断面形状を最小曲率の折り曲げ形状でフラ
ンジ部1aを形成してあるが断面略Uの字形状である。
丸径状の出入口パイプ8、9と接合されたジョイントパ
イプ(サイドキャップ)4bで説明したが、これに限ら
ず、形状が複雑な絞り加工品などの出入口接続パイプと
接合するジョイントパイプ(サイドキャップ)でも良
い。図8(a)、(b)、(c)に示すように、出入口
接続パイプ8a、9aのジョイントパイプ(サイドキャ
ップ)14bとの接合面に半球面状の第2の突起部8
c、9cを形成し、ジョイントパイプ(サイドキャッ
プ)14b側には、第2の突起部8c、9cに対応する
位置に切欠き溝14dを形成してジョイントパイプ(サ
イドキャップ)14bと出入口接続パイプ8a、9aと
の組み付け状態が維持されるものであり、ろう付け接合
の組み付け時の仮固定を可能とするものである。なお、
ジョイントパイプ(サイドキャップ)14bは、キャプ
セル1とシートメタル2とが接合された筒状の両端の外
周と接合される接合面およびこの接合面の開口部から徐
々に口径を変化させて出入口接続パイプ8a、9aの外
径(接続パイプ接合面)に至る形状に形成されているた
め上述した実施形態と同じ効果が得られる。
(熱交換部)の両端部に配設される端板7では、シート
メタル2に設けた取り付け穴(図示せず)に挿入し、シ
ートメタル2およびコルゲートフィン6に接合されてい
ると説明したが、例えば、図9に示すように、端板7の
両端に突設部7aを形成し、この突設部7aに対応する
取り付け穴2fをシートメタル2に設ける取り付け構造
でろう付け(加熱炉内)を行うと、端板端部7bとシー
トメタル2との間に隙間が形成される。この隙間はコア
部(熱交換部)の上下左右の四隅に4個所形成される。
ところが、この隙間より風漏れが発生する問題がある。
特に、出入口パイプ8、9が設置される側は空調ケース
(図示せず)の外部に漏れ出すものである。
にサイドキャップ15a、15bに覆い板を一体で形成
させたものである。すなわち、キャプセル1およびシー
トメタル2と接合される接合面のうちシートメタル2の
長辺側からコア部(熱交換部)側に向け、隙間を覆うよ
うに端板7と密着させるように折り曲げ部15eを一体
で形成させる。これにより、隙間を折り曲げ部15eに
て覆うとともに、気密されることで風漏れがなくなる。
また、一体で形成することにより部品が増加せず製造コ
ストの低減が図れる。
ャプセル1とシートメタル2との接合面およびキャプセ
ル1とサイドキャップ4a、4bとの接合面において、
シートメタル1とサイドキャップ4a、4bに第1の突
起部1c、4cを設け、これに対向するキャプセル1と
シートメタル2に凹部1b、2bを設けて説明したが、
シートメタル1とサイドキャップ4a、4bに凹部を設
け、これに対向するキャプセル1とシートメタル2に第
1の突起部を設けても良い。
ず、車両用ラジエータなど他の用途の熱交換器にも広く
適用可能であることはもちろんである。
である。
ップの組付けを示す分解斜視図である。
ルとサイドキャップの要部を示す縦断面図である。
ップの要部を示す説明断面図、(b)は、サイドキャッ
プの全体形状を示す正面図である。
ルとサイドキャップの要部を示す縦断面図である。
ルとサイドキャップの要部を示す縦断面図である。
ルとサイドキャップの要部を示す縦断面図である。
イプと接続するサイドキャップの要部を示す説明断面
図、(b)は、出入口接続パイプの全体形状を示す斜視
図、(c)は、サイドキャップの全体形状を示す斜視図
である。
ルとサイドキャップの組み付けを示す分解斜視図であ
る。
分解斜視図である。
ルを示す説明断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 断面略Uの字形状のキャプセル(1)
と、 断面略コの字形状を有し、前記キャプセル(1)の外側
側面(1a)に接合されて両端が開口した筒状に形成す
るシートメタル(2)と、 前記筒状の両端の開口部を閉塞するように接合されてい
るサイドキャップ(4a、4b)とからなるタンク(1
0)と、 前記シートメタル(2)に設けられた穴(3)に挿通さ
れ、前記シートメタル(2)に支持固定されるととも
に、前記タンク(10)内に連通する複数のチューブ
(5)とを備え、 かつ前記サイドキャップ(4a、4b)と接合され合わ
せ面となる前記シートメタル(2)の外側端面は、前記
キャプセル(1)の外側側面(1a)と滑らかに接合さ
れたことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項2】 前記シートメタル(2)は、外側端面に
傾斜部(2d)を形成したことを特徴とする請求項1に
記載の熱交換器。 - 【請求項3】 前記シートメタル(2)は、外側側面
(2a)を曲面形状に形成したことを特徴とする請求項
1に記載の熱交換器。 - 【請求項4】 前記キャプセル(1)は、前記シートメ
タル(2)の板厚分の段差(1d)を形成させた外側側
面(1a)と前記シートメタル(2)の外側端面と滑ら
かに接合されたことを特徴とする請求項1に記載の熱交
換器。 - 【請求項5】 前記シートメタル(2)は、外側端面と
前記キャプセル(1)のフランジ根元部(1e)と滑ら
かに接合されたことを特徴とする請求項1に記載の熱交
換器。 - 【請求項6】 前記キャプセル(1)と前記シートメタ
ル(2)との接合面および前記キャプセル(1)と前記
サイドキャップ(4a、4b)との接合面において、こ
れら両接合面の一方に位置決め用の第1の突起部(1
c、4c)が設けられるとともに、対応する他方の接合
面には前記第1の突起部(1c、4c)に係合する凹部
(1b、2b)が設けられていることを特徴とする請求
項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の熱交換器。 - 【請求項7】 前記サイドキャップ(4a、4b、14
b)のうち出入口配管(8、9、8a、9a)と接合す
るサイドキャップ(4b、14b)は、前記サイドキャ
ップ(4b、14b )の蓋面側に前記出入口配管
(8、9、8a、9a )との接合面を形成し、この接
合面の口径は、前記サイドキャップ(4b、14b )
の開口部の口径から徐々に変化した形状を有することを
特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記
載の熱交換器。 - 【請求項8】 前記出入口配管(8、9、8a、9a)
と前記サイドキャップ(4b、14b )との接合面に
おいて、これら両接合面の一方に位置決め用の第2の突
起部(8c、9c)が設けられるとともに、対応する他
方の接合面には前記第2の突起部(8c、9c )に係
合する切欠き溝(14d)が設けられていることを特徴
とする請求項7に記載の熱交換器。 - 【請求項9】 前記サイドキャップ(4a、4b、15
a、15b)は、前記キャプセル(1)およびシートメ
タル(2)と接合される接合面側に覆い板部(15e)
を一体で形成し、前記覆い板部(15e )が熱交換部
(7)との風漏れを防止するように構成されたことを特
徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載
の熱交換器。
Priority Applications (1)
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JP2000152874A JP2001215095A (ja) | 1999-11-22 | 2000-05-24 | 熱交換器 |
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JP11-331323 | 1999-11-22 | ||
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