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JP2001210767A - ヒートシンク装置 - Google Patents

ヒートシンク装置

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JP2001210767A
JP2001210767A JP2000226585A JP2000226585A JP2001210767A JP 2001210767 A JP2001210767 A JP 2001210767A JP 2000226585 A JP2000226585 A JP 2000226585A JP 2000226585 A JP2000226585 A JP 2000226585A JP 2001210767 A JP2001210767 A JP 2001210767A
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JP
Japan
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heat
substrate
sink device
heat sink
plate
Prior art date
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Application number
JP2000226585A
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English (en)
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Masaharu Miyahara
雅晴 宮原
Kouji Mehara
浩司 目原
Hidefumi Furuya
秀文 古屋
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000226585A priority Critical patent/JP4461584B2/ja
Priority to TW091215686U priority patent/TW540987U/zh
Priority to US09/711,941 priority patent/US6439299B1/en
Publication of JP2001210767A publication Critical patent/JP2001210767A/ja
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F3/00Plate-like or laminated elements; Assemblies of plate-like or laminated elements
    • F28F3/02Elements or assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with recesses, with corrugations
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/367Cooling facilitated by shape of device
    • H01L23/3672Foil-like cooling fins or heat sinks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/46Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids
    • H01L23/467Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements involving the transfer of heat by flowing fluids by flowing gases, e.g. air
    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化あるいは薄形化されても、放熱効果の
大きなヒートシンク装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 基板1と、その基板1に板状体10〜1
4をその主面が基板1と対向するように設け、しかもフ
ァン2を基板1に直接或いは間接的に設けた構造とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC,LSI,M
PUなどの半導体装置や電子部品などを冷却するヒート
シンク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MPU等の半導体装置の高性能化にとも
なって、半導体装置の発熱が問題となっており、この半
導体装置の発熱によって、半導体装置自体の動作不具合
や、半導体装置近傍に設けられた他の部品への熱的な障
害などが発生している。
【0003】この半導体装置の発熱を抑えるために、半
導体装置自体の改良などが行われているが、未だ非常に
高い発熱量を有している。
【0004】これを解決するために、半導体装置の放熱
を促すために、熱伝導性を有する材料で構成されたヒー
トシンクや、更に放熱を促進するために、ファンなどの
送風手段をヒートシンクと一体にしたヒートシンク装置
等が商品化されている。
【0005】ヒートシンクとしては、基板に一体構成に
フィンなどを立設したものや、複数の板を積層して、構
成したものなどがあり、ヒートシンク装置としては、前
述の様に構成されたヒートシンクの上面にファンを搭載
したものなどがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータなどの更
なる小型化やモバイル端末などの普及により、更に小型
なヒートシンク装置が求められている。
【0007】しかしながら、ヒートシンク装置の小型化
は一般にヒートシンク自体の大きさ等が制限されること
になり、放熱効果が低下する傾向になる。従って、ヒー
トシンク装置の小型化は、放熱効果を低下してしまい、
思うように半導体装置などの冷却を行うことができない
という課題を有していた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するもので、小
型化或いは薄型化されても、放熱効果の大きなヒートシ
ンク装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板と、その
基板に板状体をその主面が基板と対向するように設け、
しかも送風手段を基板に直接或いは間接的に設けた構成
としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、基板と、
板状体の主面を前記基板と対向させるように配置した放
熱部と、前記基板に直接的或いは間接的に取り付けられ
た送風手段とを備えたことを特徴とするヒートシンク装
置とする事によって、基板からの熱を板状体に導くこと
ができるので、小型でありながら冷却効率を上げること
ができる。また、板状体の主面を基板と対向させるよう
放熱部を構成したことによって、気体流との接触面積を
広くでき、しかも広範囲に熱を拡散できるので、放熱効
果を向上させることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、複数の板状体を所
定の間隔を開けて積層して放熱部を構成したことを特徴
とする請求項1記載のヒートシンク装置とする事によっ
て、板状体の間を気体流が流れる事になるので、更に冷
却効率を上げることができる。
【0012】請求項3記載の発明は、基板に柱状体を立
設し、前記柱状体に板状体を取り付けた事を特徴とする
請求項1,2いずれか1記載のヒートシンク装置とする
事によって、基板に伝えられた熱を柱状体を介して効率
よく板状体に伝えることができるので、放熱効果を向上
させることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、基板と柱状体は一
体構成であることを特徴とする請求項3記載のヒートシ
ンク装置とする事によって、基板から柱状体にスムーズ
な伝熱を実現できるので、冷却性能を向上させることが
できる。
【0014】請求項5記載の発明は、基板と柱状体は別
部材で構成し、前記柱状体を前記基板に取り付けた事を
特徴とする請求項3記載のヒートシンク装置とする事に
よって、基板形状を簡素化でき、生産性を向上させるこ
とができる。
【0015】請求項6記載の発明は、放熱部は送風手段
を全周に渡って包囲するように設けられた事を特徴とす
る請求項1〜5いずれか1記載のヒートシンク装置とす
る事によって、送風手段全周で放熱できるので、冷却性
能を向上させることができる。
【0016】請求項7記載の発明は、放熱部は送風手段
の一部と非包囲となるよう設けられた事を特徴とする請
求項1〜5いずれか1記載のヒートシンク装置とする事
によって、伝熱設計を容易に行う事ができる。
【0017】請求項8記載の発明は、放熱部はコ字状或
いはU字状形状の板状体で構成された事を特徴とする請
求項7記載のヒートシンク装置とする事によって、伝熱
設計を容易に行う事ができる。
【0018】請求項9記載の発明は、放熱部はL字状或
いはJ字状の板状体で構成された事を特徴とする請求項
7記載のヒートシンク装置とする事によって、伝熱設計
を容易に行う事ができる。
【0019】請求項10記載の発明は、送風手段から発
生した気体流は放熱部を通過して外部に放出される事を
特徴とする請求項1〜9いずれか1記載のヒートシンク
装置とする事によって、放熱部から効率よく気体に熱を
放熱させることができる。
【0020】請求項11記載の発明は、基板に直接或い
は間接的に取り付けられ、放熱部の少なくとも一部を覆
うカバーを設けた事を特徴とする請求項1〜10いずれ
か1記載のヒートシンク装置とする事によって、放熱部
の保護などを行うことができる。
【0021】請求項12記載の発明は、カバーと基板間
で構成される開口を気体流の排出口とした事を特徴とす
る請求項11記載のヒートシンク装置とする事によっ
て、排出口をカバーで任意に決定できるので、気体の排
出方向を容易に設定することができる。
【0022】請求項13記載の発明は、基板に取り付け
られた伝熱部材を設けるとともに、前記伝熱部材を発熱
体に直接或いは間接的に接合した事を特徴とする請求項
1〜12いずれか1記載のヒートシンク装置とする事に
よって、半導体装置などの上にヒートシンク装置を載せ
なくて良いので、電子機器などの薄型化を行うことがで
きる。
【0023】請求項14記載の発明は、伝熱部材に受熱
部材を設けるとともに、前記受熱部材に発熱体を取り付
け可能とした事を特徴とする請求項13記載のヒートシ
ンク装置とする事によって、効率よく発熱体から熱を放
熱させることができ、発熱体からの熱を伝熱部材に伝え
ることができる。
【0024】請求項15記載の発明は、伝熱部材と放熱
部が対向関係となるように前記伝熱部材を基板に取り付
けた事を特徴とする請求項13記載のヒートシンク装置
とする事によって、伝熱部材からの熱を効率よく放熱部
に伝えることができ、冷却性能を向上させることができ
る。
【0025】請求項16記載の発明は、基板において柱
状体が設けられている側と反対側に伝熱部材を設けると
ともに、前記伝熱部材は前記柱状体と対向する様に取り
付けられた事を特徴とする請求項2〜15いずれか1記
載のヒートシンク装置とする事によって、伝熱部材の熱
を効率よく柱状体に伝えることができるので、冷却特性
を向上させることができる。
【0026】請求項17記載の発明は、基板において柱
状体が設けられている側と反対側に伝熱部材を設けると
ともに、前記伝熱部材は前記柱状体と非対向となるよう
に配置した事を特徴とする請求項2〜15いずれか1記
載のヒートシンク装置とする事によって、柱状部の取付
などを良好に行うことができる。
【0027】請求項18記載の発明は、基板において柱
状体を複数設けた側と反対側に伝熱部材を設けるととも
に、前記伝熱部材は一部の柱状体と対向するように設け
られ、他の一部の柱状体とは非対向となるように配置さ
れた事を特徴とする請求項2〜15いずれか1記載のヒ
ートシンク装置とする事によって、伝熱部材を極端に曲
げることなく、配置できるので、伝熱部材の特性劣化を
防止できる。
【0028】(実施の形態1)図1,図2,図3はそれ
ぞれ本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装置を
示す平面図,側面図及び断面図である。
【0029】図1,2,3において、1は基板、2は基
板1に取り付けられたファンであり。ファン2は一般的
にモータなどの駆動手段と、駆動手段によって回転させ
る羽根車などで構成されている。本実施の形態の場合に
は、図示していないが、コイルや磁石を設けた回転式の
モータ部3とこのモータ部3に取り付けられた羽根車4
によって構成されている。5〜9は基板1に立設された
柱状体で、柱状体5〜9には略L字型の板状体10〜1
4が圧入などの手段によって取り付けられている。この
時、板状体10〜14はそれぞれの間には所定の間隔を
持って、取り付けられている。この板状体10〜14に
て放熱部15が形成されている。
【0030】16は基板1に直接的或いは間接的に取り
付けられたカバーで、カバー16にはファン2と対向す
る部分に開口16aが設けられており、しかも放熱部1
5を覆うように設けられている。
【0031】17は少なくともファン2を回転させる電
力を供給するリード線で、リード線17にはコネクタ1
8が設けられている。
【0032】基板1の縁端部には一つの縁端部を除いて
基板1に一体に形成された側壁1a,1b,1cが設け
られており、この側壁1a,1b,1cにカバー16が
当接している。また、基板1の側壁が存在しない部分と
カバー16で囲まれた開口が気体排出口18となってい
る。すなわち、ファン2の回転に伴って鉛直方向Aから
流入してきた気体は少なくとも板状体10〜14を通過
する際に板状体10〜14から熱を奪い、気体排出口1
8から暖まった気体をB方向に放出する。
【0033】この様に構成されたヒートシンク装置は、
放熱部15を板状体10〜14の主面を基板1に対向
(好ましくは平行に対向)させることによって、効率よ
く熱をファン2による気体流に伝えることができるの
で、小型でありながら放熱効果を向上させることができ
る。また、柱状体5〜9に板状体10〜14を保持させ
ることによって、基板1の裏面からの熱を効率よく板状
体10〜14に伝えることができるので、更に放熱効果
を向上させることができる。
【0034】また、本実施の形態では、ファン2の回転
中心と基板1の中心をずらすことによって、すなわち、
ファン2の回転中心を気体排出口18よりも遠ざけるこ
とによって、板状体10〜14の面積を広くすることが
でき、更に放熱効果を向上させることができる。
【0035】以上の様に構成されたヒートシンク装置に
おいて、各部を詳細に説明する。
【0036】まず、基板1について、説明する。
【0037】基板1の外形形状は円形或いは多角形状の
ものが好適に用いられる。外形形状を円形状とした場合
には、発熱体にヒートシンク装置を取り付ける際に方向
性などはあまり生じることはなく、安定した特性を有す
る。また、外形形状を多角形状とする事によって、外形
に角部などを目標として、ヒートシンク装置を半導体装
置等へ容易に取り付け可能となる。更に特に、MPU等
の半導体装置は一般に外形形状が四角形状であるから、
基板1の外形形状を四角形状とすることで、半導体装置
との接触面積を広くしかも狭いスペースで取り付けられ
るので放熱性を向上させることができる。
【0038】基板1の構成材料としては、100℃にお
ける熱伝導率が100W/(m・K)以上の材料で構成
することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アル
ミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウ
ム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略
す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グルー
プから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グ
ループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料
グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用
いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト
面を考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他
の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合
金か、アルミニウムと前記材料グループ以外から選ばれ
る少なくとも一つの合金等から構成した。
【0039】また、本実施の形態では、基板1は一種の
金属材料等で構成したが、基板1を複数枚の伝熱部材を
積層して構成しても良い。例えば図3に示す基板1の少
なくとも下面に銅などの熱伝導性の良い材料の板,箔,
薄膜など形成しても良い。
【0040】基板1に設けられた側壁1a,1b,1c
は、基板1と一体に構成したが、別部材を基板などに圧
入或いは接着或いはネジ止めなどで取り付けても良い。
この様に構成することによって、基板1は実質的に平板
とすることができるので、基板1の生産性が向上した
り、部品の共用化を行うことができる。なお、図1,
2,3に示すヒートシンク装置は1方向吹き出し構成と
なっているので、側壁は1a,1b,1cを設けたが、
2方向の吹き出しの場合には、側壁1a,1b,1cの
いずれかを一つを省くことで実現でき、更には3方向吹
き出しにする場合には、側壁1a,1b,1cのいずれ
か2つを省くことで、実現できる。なお、4方向吹き出
しにする場合には、側壁を設けることなく、実現でき、
この場合には、カバー16は柱状体5〜9により支えら
れる。
【0041】また基板1において柱状体5〜9を基板1
と一体に設ける場合や、柱状体5〜9を基板1とは別体
に設け、柱状体5〜9を接着したり、圧入したり、ネジ
止めしたりする場合には、基板1におけるその柱状体5
〜9の立設部分1dの厚さを他の部分(少なくともモー
タ部3を設けた部分とは異なる底面部分)よりも肉厚を
厚くすることによって、柱状体5〜9の立設強度を向上
させることができ、機械的強度の強いヒートシンク装置
を得ることができる。
【0042】なお、柱状体5〜9を基板1とは別体で構
成し、基板1に柱状体を圧入する場合には、基板1に貫
通孔か凹部を形成することが好ましい。又基板1に柱状
体をかしめ又はネジ止めを行う場合には貫通孔を形成す
る事が好ましい。なお、柱状体5〜9を基板1に接着に
て接合する場合には、凹部や貫通孔を設けなくてもよい
が、接着強度を向上させるためには、凹部や貫通孔を形
成する方が好ましい。
【0043】次に、ファン2について説明する。
【0044】ファン2としては図1等に示されるよう
に、例えば、基板1の底部に突起部1eを設け、この突
起部1eに嵌入や圧入或いは接着などによって、モータ
部3が設けられ、そのモータ部3に羽根車4が取り付け
られており、モータ部3の回転によって、羽根車4を回
転させる構成となっている。なお、モータ部3として
は、コイルと磁石を用いた電機モータ又は超音波モータ
等を用いることができる。また、羽根車4は軽量化する
様に樹脂等の材料が好適に用いられる。なお、基板1か
らの熱がモータ部3を介して羽根車4に伝えられるの
で、羽根車4を金属などの熱伝導材で構成することによ
って、更に放熱効果を向上させることができる。
【0045】ファン2は空気などの周りの環境にある気
体を吸い込んで放熱部15に吹き付けたり、或いは、図
1,2に示す気体の流れとは逆に気体排出口18から気
体を吸い込んで開口16aから外部に放出する等の動作
を行う。なお、ここで言う気体とは、空気はもちろんの
こと、ファン2が配置されている周りに存在する気体の
ことであり、例えば、ファン16が存在する環境に窒素
や不活性ガス等が存在する場合には、気体とは、その窒
素ガスや不活性ガスを示す。
【0046】また、特に、モータ部3の軸受けとして流
体軸受けを搭載することによって、モータ部3の回転時
の振動を抑制し、振動による騒音の低減や、半導体装置
の接合部分の破壊などを抑制することができる。
【0047】また、羽根車4の羽根の先端部には切欠部
4aが形成されており、この切欠部4aを設けることに
よって、カバー16を設けても、開口16aの径よりも
大きな径を有する羽根車4を形成することができ、しか
も羽根の厚さも厚くすることができるので、風量を大き
くすることができるので、冷却性能を向上させることが
できる。
【0048】また、図1〜3に示す形態は、モータ部3
を基板1に直接取り付けることによって、薄型のヒート
シンク装置を提供できるが、例えば図示していないが、
カバー16にモータ部3を設けることで天吊り構造のフ
ァンとしてもよい。この様に構成することで、多少厚さ
が厚くなる傾向になるものの、モータ部3の軸受けに熱
的ダメージが加わることを低減できるので、モータ部3
の寿命を向上させることができる。なお、天吊り構造と
した場合には、当然の事ながら突起部1eは不要とする
事ができる。
【0049】次に、柱状体5〜9について説明する。
【0050】柱状体5〜9は通常断面が円形状もしくは
角柱となるように構成されている。断面を円形状とする
ことによって、板状体10〜14を挿入する際に挿入し
やすくなると共に、ファン2の回転による気体流の流れ
をスムーズにできる。また、角柱状とすることによっ
て、板状体10〜14を取り付ける際に位置決めが容易
になり、生産性が向上する。
【0051】また、柱状体5〜9の構成材料としては、
100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上
(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成
することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アル
ミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウ
ム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略
す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グルー
プから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グ
ループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料
グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用
いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト
面を考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他
の前記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合
金か、アルミニウムと前記材料グループから選ばれる少
なくとも一つの合金等から構成した。更に、他の好まし
い例としては、銅単体か、銅と他の前記材料グループか
ら選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グ
ループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構
成した。
【0052】また、柱状体5〜9の両端には他の部分よ
りステップ状に細くなった部分が設けられており。これ
は、柱状体5〜9をかしめもしくは圧入が容易に行える
ように設けられている。従って、基板1にはステップ状
の貫通孔が設けられ、カバー16には柱状体5〜9によ
ってかしめられる穴が複数設けられてる。なお、柱状体
5〜9の両端部分以外は、板状体10〜14へ効率的に
熱を伝えるために太く構成することが好ましい。また、
本実施の形態では柱状体5〜9の両端にステップ状に細
い部分を設けたが、テーパー状に細くなるように構成し
たり、或いは階段状に細くしたりしても良い。なお、か
しめや圧入以外で接着などによる手法で接合する場合に
は、両端のステップ状に細くなる部分は設けなくても良
い。
【0053】柱状体は本実施の形態では5本設けたが、
図1,図2に示すような一方向吹き出しの場合には、熱
の伝達性や流路抵抗などを考慮すると2本以上8本以下
とすることが好ましい。
【0054】更に、本実施の形態では、柱状体5〜9は
全て同じ形状及び大きさとしたが、熱伝導性や機械的強
度等を考慮して、各部で柱状体5〜9の大きさや形状を
異ならせることで、多少生産性に問題が生じるものの、
熱伝導性や機械的強度を向上させることができる。
【0055】なお、基板1の構成材料と柱状体5〜9の
構成材料は異なる材料で形成することによって、基板1
の作製しやすさ及びコストの安さなどのメリットがあ
る。しかし基板1と柱状体5〜9を同一材料で構成する
ことで、熱膨張係数の違いによる柱状体の脱落などを防
止するという効果を有する。
【0056】次に、板状体10〜14について説明す
る。
【0057】図1〜図3に示す一方向吹き出しタイプで
は、板状体10〜14はL字状の薄板とした。この板状
体10〜14はほぼ同じ形状をしており、柱状体5〜9
が挿入される部分には貫通孔が設けられている。なお、
後述するが、板状体10〜14の形状は、J字状やU字
状(コ字状),I字状及びファン2を包囲するような中
央に開口が設けられた包囲形状とすることもできる。
【0058】板状体10〜14の構成材料としては、1
00℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好
ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成する
ことが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニ
ウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,
マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)
から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループか
ら選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グルー
プから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グル
ープ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いる
ことができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を
考慮して、アルミニウム単体か、アルミニウムと他の前
記材料グループから選ばれる少なくとも一つとの合金
か、アルミニウムと前記材料グループ以外から選ばれる
少なくとも一つの合金等から構成した。更に、他の好ま
しい例としては、銅単体か、銅と他の前記材料グループ
から選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料
グループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から
構成した。
【0059】板状体10〜14は基板1に立設された柱
状体5〜9に圧入や接着などによって固定されている
が、この時、板状体10〜14の間隔を所定の間隔で保
持しなければならないが、この所定の間隔で容易に保持
する方法としては、まず、板状体間に別部材でスペーサ
ー(図示せず)を板状体と交互に積層する方法や、板状
体の柱状体挿入口の周りに板状体と一体に突出部を設け
ることで、板状体を積層したときに突出部がスペーサー
の代わりとなり、所定の間隔で板状体が積層されること
になる。
【0060】また、板状体10〜14は本実施の形態で
は5枚を積層したが、2枚から7枚程度の積層によっ
て、板状体に効率的に熱を導くことができ板状体からの
放熱性を向上させしかも流路抵抗などを低減できて、効
率的に放熱を行うことができる。
【0061】なお、更に好ましくは、板状体間の間隔
は、板状体自体の厚さの0.5〜10倍となるように、
板状体の厚さ及び枚数を決定することが好ましい。
【0062】また、この板状体10〜14を積層した放
熱部15は、少なくとも気体排出口18に近接して設け
ることが好ましい。すなわち、気体排出口18近傍は気
体の風量が大きく、板状体10〜14から効率的に放熱
させることができる。
【0063】なお、本実施の形態では、板状体10〜1
4の板厚を全て均一としたが、放熱部15の中央部近傍
の板状体の厚さを厚くし、両端部の板状体の厚さを薄く
することによって、中央部の板状体が厚い分、柱状体5
〜9からの熱を効率よくその中央部の板状体に導き、流
速の早い気体排出口18の中央部で効果的に放熱を行う
ことができる。また、逆に、放熱部15の中央部近傍の
板状体の厚さを薄くし、両端部の板状体の厚さを厚くす
ることによって、放熱部15の両端部の機械的強度を増
すことができるので、板状体を積層するときなどに生じ
る積層体の曲がり等を抑制することができる。
【0064】更に、本実施の形態では、板状体10〜1
4の各板状体間の間隔を一定としたが、放熱部15の中
央部の板状体間の間隔を両端部よりも広くすることで、
風量の大きな放熱部15の中央部付近の流路抵抗を低く
することができ放熱効果を向上できる。更に、逆に、放
熱部15の中央部の板状体間の間隔を両端部よりも狭く
することで、気体排出口18から放出される気体の流速
を均一化することができる。
【0065】更に、本実施の形態では、板状体10〜1
4のそれぞれにおいて、板厚はほぼ均一としたが、部分
的に異ならせても良い。例えば、図1に示す側壁1aと
対向している部分の板厚よりも気体排出口18と対向し
ている部分の板厚を厚くすることによって、柱状体5〜
9の熱を効果的に、流速の大きな気体排出口18近傍に
伝えることができるので、冷却効率が向上する。
【0066】また、板状体10〜14にそれぞれ柱状体
5〜9に挿入される貫通孔とは別に貫通孔を複数設ける
ことによって、より冷却効率を向上させることができた
り、また、板状体10〜14に切り起こしを設けたり或
いは板状体10〜14の表面を粗面化することで、冷却
効率を高めたりすることができる。
【0067】次にカバー16について説明する。
【0068】カバー16は、柱状体5〜9にかしめなど
によって取り付けられている。なお、他の実施の形態と
して、カバー16を柱状体5〜9にのみ取り付けられる
のではなく、基板1の側壁1a,1b,1cに接着など
の手法を併用して接合しても良いし、基板1の側壁のみ
に接着などの手法によって、接合しても良い。
【0069】カバー16の構成材料としては、樹脂,金
属などが好適に用いられるが、放熱効果を向上させるよ
うに、金属などの熱伝導材料で構成することが好まし
い。すなわち、側壁1a,1b,1cにも当然の事なが
ら発熱体からの熱は伝わるが、その熱をカバーにも伝熱
して、カバー16から放熱させる構成としても良い。
【0070】カバー16は前述の通り、少なくとも放熱
部15を覆う構成としているので、放熱部15の保護を
行うことができ、板状体10〜14が変形するなどを防
止できる。
【0071】なお、本実施の形態では、カバー16を設
けることによって、気体の流入口となる開口16aを決
定し、しかもカバー16と基板1間で気体排出口18を
構成することで、気体の流れを制御し、効率的に放熱を
行うことができる等の有効な効果を得ることはできる
が、使用環境などによっては、カバー16は特に設けな
くても良い。
【0072】次に、リード線17及びコネクタ18につ
いて説明する。
【0073】リード線17は、図示していないが、モー
タ部3に少なくとも電力を供給するようにモータ部3に
接続されている。また、リード線17には、モータ部3
の回転速度を検知器(図示せず)で検知し、その検知信
号を送出する信号線を有しても良い。更に、薄型化など
のために、リード線17をフレキシブルプリント基板等
の薄い配線としても良く、この場合にはコネクタ18は
不要となる。
【0074】この様に構成されたヒートシンク装置は、
基板1で受けた熱を効率良く柱状体5〜9に伝え、しか
も柱状体5〜9から板状体10〜14に伝えられ、更に
ファン2による気体流で、その板状体10〜14から熱
を奪うので、小型でありながら冷却効率を向上させるこ
とができる。
【0075】(実施の形態2)次に他の実施の形態につ
いて図4及び図5を用いて説明する。図4は、本発明の
一実施の形態におけるヒートシンク装置を示す裏面図
で、図5は、本発明の一実施の形態におけるヒートシン
ク装置を示す断面図である。
【0076】上記実施の形態において、更に伝熱部材2
0を設けた構成とした。
【0077】この様な構成は特に、半導体装置などの発
熱体の上に直にヒートシンク装置を搭載する場合でな
く、発熱体上に直接ヒートシンク装置を設けない構成で
有用である。
【0078】伝熱部材20は、基板1に取り付けられ
て、伝熱部材20の他の部分に接合された発熱体の熱
が、この伝熱部材20を介して基板1に送られてきて、
放熱を行う構成となっている。
【0079】伝熱部材20としては具体的には、ヒート
パイプ,金属棒,金属シート,炭素棒,炭素シート等の
熱伝導性の良い材料で構成された棒状体やシート状体が
好適に用いられる。
【0080】伝熱部材20は好ましくは、図4に示すよ
うに板状体10〜14で構成される放熱部15に沿って
設けることが好ましい。更に、言うなれば、放熱部と対
向する部分があるように伝熱部材20を基板1に取り付
ける方が好ましい。
【0081】特に好ましくは、図4に示すように、基板
1において、柱状体5〜9を立設した近傍(柱状体5〜
9の中心から半径10mm以内(更に好ましくは7mm
以内))に配置されることが好ましい。この様に構成す
ることで、伝熱部材20から伝わってきた熱は柱状体5
〜9に確実に伝わり、その熱は効果的に板状体10〜1
4に伝えられる。なお、図4では、柱状体7と伝熱部材
20は近接していないが、柱状体の内で半数以上の柱状
体と伝熱部材20が近接していれば、確実に冷却効率を
向上させることができる。
【0082】また、特に、伝熱部材20をヒートパイプ
等の棒状体のものを用いる場合であれば、図5に示すよ
うに、基板1の裏面に凹部1fを設け、この凹部1f内
に伝熱部材20を埋設する(接着や圧入等で)ことで、
段差などがなくなって、取付が容易になり、しかも伝熱
部材20と基板1との接触面積が大きくなるので伝熱部
材20からの熱が効率よく基板1や柱状体5〜9に伝え
られることになる。
【0083】なお、伝熱部材20としてシート状体のも
のを使用する場合には、特に凹部1f等は必要ないが、
段差などの点で、問題が生じる場合には凹部1fを設け
ても良い。更に、伝熱部材20としてシート状体を用い
ることで、柱状体5〜9の半数以上柱状体の直下に容易
に配置でき、時には、柱状体5〜9の半数以上の柱状体
と直接伝熱部材20を接触可能となるので、更に放熱効
果を向上させることができる。
【0084】なお、図6の本発明の一実施の形態におけ
るヒートシンク装置を示す断面図に示すように、基板1
の裏面に段差が生じても良い場合には、柱状体5〜9の
半数以上柱状体の直下あるいはその半数以上の柱状体と
直接接触するように、伝熱部材20を設けることで、放
熱効果を向上させることができる。また、図6に示すよ
うに基板1の裏面に段差が生じると不具合が生じる場合
には、図7の本発明の一実施の形態におけるヒートシン
ク装置を示す断面図に示すように柱状体5〜9の半数以
上の柱状体の直下に凹部を設けて埋設する構成が好まし
い。この様な構成は特に柱状体5〜9と基板1を一体成
型で形成した場合が好ましい。
【0085】また、図4に示すように、伝熱部材20に
直接発熱体を取り付けるのではなく、受熱部材(熱伝導
体)21を伝熱部材20に取り付け、その受熱部材21
と発熱体を接合する構成としても良い。受熱部材21
は、好ましくは、半導体装置の外形形状と同様な四角形
状の板状体とすることが好ましい。この受熱部材21に
も好ましくは段差などが生じないように、凹部を設け、
その凹部内に伝熱部材20を埋め込む構成とすることが
好ましい。この受熱部材21を設けることによって、半
導体装置などの発熱体から放出する熱を効率よく吸収
し、それを伝熱部材20に伝えることができるので、冷
却効率を高めることができる。なお、更に、受熱部材2
1にヒートパイプなどの別の伝熱部材を接続して、その
別の伝熱部材を直接発熱体に接続するか、または、別の
受熱部材を設けて、その受熱部材と発熱体を接続しても
良い。
【0086】更には、複数の発熱体を冷却するように、
基板1に伝熱部材20を介して、受熱部材21を接続
し、更に別の伝熱部材を受熱部材21に接続し、更にそ
の別の伝熱部材に別の受熱部材を設け、受熱部材20と
別の受熱部材それぞれに半導体装置などの発熱体を接続
する構成である。
【0087】図8は本発明の他の実施の形態におけるヒ
ートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14をI
字型にした例であり、気体排出口18と対向する部分の
みに板状体と柱状体を設けた例である。この時は当然の
事ながら、伝熱部材20は少なくとも板状体10〜14
と対向する位置に設けられている。
【0088】図9は本発明の他の実施の形態におけるヒ
ートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14をU
字或いはコ字型に形成した場合である。この場合には、
1方向吹き出しはもちろんのこと2方向吹き出しタイプ
でも使用可能である。
【0089】図10は本発明の他の実施の形態における
ヒートシンク装置を示す平面図で、板状体10〜14と
して中央開口を設け、ファン2を囲むように構成した例
である。
【0090】(実施の形態3)次に他の実施の形態につ
いて図11を用いて説明する。図11は、本発明の一実
施の形態におけるヒートシンク装置を示す断面図であ
る。
【0091】図11において、31は発熱部材30を取
付ける基板で、基板31の発熱部材30を取付ける部分
は伝熱効率を良くするために他の部分より厚みが厚くな
っている。32は基板31に取り付けられたファンであ
り、ファン32は一般的にモータなどの駆動手段と、駆
動手段によって回転させる羽根車34などで構成されて
いる。本実施の形態3の場合には、図示していないが、
コイルや磁石を設けた回転式のモータ部33とこのモー
タ部33に取り付けられた羽根車34によって構成され
ている。35〜39は基板31に立設された柱状体で、
柱状体35〜39には板状体40〜45が圧入又ロウ付
けなどの手段によって取り付けられている。この時、板
状体40〜45はそれぞれの間には所定の間隔を持っ
て、取り付けられている。この板状体40〜45にて放
熱部46が形成されている。ファン32と板状体40〜
45は基板30に併設して配置されている。このこと
で、ヒートシンク装置の薄形化が図れる。
【0092】47は基板31に直接的或いは間接的に取
り付けられたカバーで、カバー47にはファン32と対
向する部分に開口47aが設けられており、しかも放熱
部46を覆うように設けられている。
【0093】48は少なくともファン32を回転させる
電力を供給するリード線で、リード線48にはコネクタ
(図示せず)が設けられている。
【0094】基板31の縁端部には一つの縁端部を除い
て基板31に一体に形成された側壁31a,31b,3
1cが設けられており、この側壁31a,31b,31
cにカバー47が当接している。また、基板31の側壁
が存在しない部分とカバー47で囲まれた開口が気体排
出口48となっている。すなわち、ファン32の回転に
伴って鉛直方向Aから流入してきた気体は少なくとも板
状体40〜45間を通過する際に板状体40〜45から
熱を奪い、気体排出口48から暖まった気体をB方向に
放出する。
【0095】この様に構成されたヒートシンク装置は、
放熱部46を板状体40〜45の主面を基板31に対向
(好ましくは平行に対向)させることによって、効率よ
く熱をファン32による気体流に伝えることができるの
で、小型でありながら放熱効果を向上させることができ
る。また、基板31の発熱部材の取付け部の厚みを厚く
し、面柱状体35〜39を基板31の発熱部材30の取
付け面の裏面側に配設し、柱状体35〜39に板状体4
0〜45を保持させることによって、基板31に取付け
た発熱部材30とからの熱を効率よく板状体40〜45
に伝えることができるので、更に放熱効果を向上させる
ことができる。
【0096】以上の様に構成されたヒートシンク装置に
おいて、各部を詳細に説明する。
【0097】カバー47、リード線48、コネクター
(図示せず)は概略実施の形態1のものと基本的には同
様なので説明は省略する。
【0098】まず、基板31について、本実施の形態の
場合は、発熱部材30を取付ける部分は厚みを他の部分
より厚くしたが、伝熱効果が十分である場合は、基板の
厚みは同一でもよい。その他基板31は実施の形態1に
説明するものと概要同じなので説明は省略する。
【0099】次に、柱状体35〜39について説明す
る。図12は本発明の一実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図である。
【0100】柱状体35〜39は通常断面が円形状とな
るように構成されているが、特にこれに縛られることな
く多角形状でもよい。断面を円形状とすることによっ
て、板状体40〜45を挿入する際に挿入しやすくなる
と共に、ファン32の回転による気体流の流れをスムー
ズにできる。
【0101】柱状体35〜39の構造は、柱状体37に
代表させて説明する。柱状体37は管状体37aの管部
に芯状体37bを挿通した二層構造をしている。管状体
37aの一端部分には鍔部が形成され、芯状体37bの
一端部側は端部の径が小さくなるように傾斜している。
管状体37aは管状体37aの鍔部が基板31の孔に当
接して取付けられ、そして、板状体40〜45を管状体
37aに取付けた後、芯状体37bの傾斜部側から管状
体37aの管部の中に圧入する。
【0102】管状体37aの鍔部は管状体37aを基板
31に取付けるときに位置決めが容易ととなると共に、
基板31からの熱をスムーズに柱状体37に伝える効果
がある。
【0103】また、柱状体35〜39の構成材料として
は、100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以
上(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構
成することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,ア
ルミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリ
ウム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと
略す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グル
ープから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料
グループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材
料グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを
用いることができる。本実施の形態では、加工性を考慮
して、管状体37a、芯状体37bは銅単体で構成し
た。管状体37aと芯状体37bの材料を違えることも
可能である。本実施の形態の場合は、管状体37aの板
厚は約0.3tで外径を10〜12φのものと、芯状体
37bの径が9.7〜11.7φのものを使用した。
【0104】柱状体は本実施の形態では5本設けたが、
熱の伝達性や流路抵抗及び板状体の形状、大きさ及び生
産性などを考慮すると1本以上8本以下とすることが好
ましい。
【0105】更に、本実施の形態では、柱状体35〜3
9は全て同じ形状及び大きさとしたが、熱伝導性や機械
的強度等を考慮して、各部で柱状体5〜9の大きさや形
状を異ならせることで、多少生産性に問題が生じるもの
の、熱伝導性や機械的強度を向上させることができる。
本実施の形態では、発熱部材30の発熱ポイントに当た
る柱状体37の径を大きくすることもで熱伝導性を向上
させることができる。
【0106】尚、本実施の形態では、柱状体35〜39
の構造を二重構造としたが、これにとらわれることなく
多層構造としてもよく、また、柱状体の内部にヒートパ
イプを配設して熱伝導性を向上させることもできる。
【0107】また、図13は本発明の他の実施の形態に
おけるヒートシンク装置の放熱部の要部断面図で、図1
3に示すように、柱状体51〜55(柱状体51、54
は図示せず)には鍔部を設けず、柱状体51〜55を取
付ける基板50の孔部の周囲に突部50a〜50e(5
0b、50dは図示せず)を設けてもよい。このことに
より、基板50の熱を直接板状体40に伝熱することが
でき、板状体40への伝熱効率がよくなる。
【0108】次に、板状体40〜45について説明す
る。
【0109】図11〜図12に示すように、板状体40
〜45は四角形状の薄板とした。この板状体40〜45
はほぼ同じ形状をしており、柱状体35〜39が挿入さ
れる部分には貫通孔が設けられている。
【0110】板状体10〜14の構成材料としては、1
00℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上(好
ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成する
ことが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アルミニ
ウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウム,
マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略す)
から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グループか
ら選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グルー
プから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料グル
ープ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用いる
ことができる。本実施の形態では、加工性やコスト面を
考慮して、銅単体か、銅と他の前記材料グループから選
ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グルー
プ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構成し
た。
【0111】板状体40〜45は基板31に立設された
柱状体35〜39に圧入によって固定されているが、こ
の時、板状体40〜45の間隔を所定の間隔で保持しな
ければならないが、この所定の間隔で容易に保持する方
法としては、板状体の柱状体挿入口の周りに板状体と一
体に突出部を設けることで、板状体を積層したときに突
出部がスペーサーの代わりとなり、所定の間隔で板状体
が積層されることになる。
【0112】なお、本実施の形態では、板状体40〜4
5の板厚を全て均一としたが、放熱部46の中央部近傍
の板状体の厚さを厚くし、両端部の板状体の厚さを薄く
することによって、中央部の板状体が厚い分、柱状体3
7からの熱を効率よくその中央部の板状体に導き、中央
部で効果的に放熱を行うことができる。また、各々柱状
体35〜39の近傍の板状体の厚さを厚くすることによ
って、柱状体35〜39からの熱を効率よく板状体に導
き、板状体で効果的に放熱を行うことができる。
【0113】更に、本実施の形態では、板状体40〜4
5の各板状体間の間隔を一定としたが、発熱部材30に
近い板状体40,41間の間隔を板状体44,45より
も広くすることで、発熱部材30に近い方の流路抵抗を
低くすることで、風量を増やし放熱効果を向上できる。
【0114】更に、本実施の形態では、板状体40〜4
5のそれぞれにおいて、板厚はほぼ均一としたが、部分
的に異ならせても良い。例えば、発熱部材30に近い側
の板状体40,41の板厚を板状体44,45の板厚よ
り厚くすることによって、熱伝導効率がよくなり熱がス
ムーズに拡散でき、放熱効率が向上する。
【0115】また、図14、図15、図16は、各々本
発明の他の実施の形態におけるヒートシンク装置の放熱
部の要部断面図で、図に示すように板状体40〜45に
それぞれ突起、波形、ひだ、凹溝、切り起こし(一部図
示せず)等を設けることで、板状体40〜45間の隙間
を確実に確保できると共に、柱状体35〜39を圧入す
るとき、板状体40〜45の歪みを吸収することができ
る。
【0116】また、板状体40〜45に柱状体35〜3
9が挿入される貫通孔とは別に貫通孔を複数設けたり、
切り起こしを設けたり或いは板状体40〜45の表面を
粗面化することで(図示せず)、乱流を起こしたり表面
積を広くして放熱効率を高めることができる。
【0117】図17は本発明の他の実施の形態における
ヒートシンク装置の放熱部の要部断面図で、柱状体60
が1本の場合である。基本的には上記した実施の形態3
の柱状体が5本が1本なったのと同じなので、同様のと
ころの説明は省略し、相違する点について説明する。
【0118】板状体40〜45の各々の間にスぺーサ6
1〜65を各々挟んだ構成となっている。基板51の孔
に管状体60aを挿入し、管状体60aに板状体40〜
45とスペーサ61〜65を交互に積層し、芯状体60
bを圧入し、板状体40〜45とスペーサ61〜65の
間を半田付けする。この場合、スペーサにクリーム半田
を塗って組み立て、熱を加えることで半田付けを行な
う。なお、半田にこだわることなく、熱伝導性のよい接
着剤であれば他のものを使用してもよい。こうすること
で、柱状体の径が大きくなったのと同様の効果が得ら
れ、熱伝導性がよくなり、熱の拡散がスムーズになり、
放熱効果が向上する。
【0119】スペーサ61〜65の構成材料としては、
100℃における熱伝導率が90W/(m・K)以上
(好ましくは100W/(m・K)以上)の材料で構成
することが好ましい。具体的材料としては、亜鉛,アル
ミニウム,黄銅,金,銀,タングステン,銅,ベリリウ
ム,マグネシウム,モリブデン(以下材料グループと略
す)から選ばれる材料単体か、あるいは前記材料グルー
プから選ばれた複数の材料の合金や、また、前記材料グ
ループから選ばれる少なくとも一つの材料と、前記材料
グループ以外の少なくとも一つの材料との合金などを用
いることができる。本実施の形態では、加工性やコスト
面を考慮して、銅単体か、銅と他の前記材料グループか
ら選ばれる少なくとも一つとの合金か、銅と前記材料グ
ループ以外から選ばれる少なくとも一つの合金等から構
成した。
【0120】スペーサ61〜65の厚み、径は本実施の
形態においては同一としたが、スペーサ61〜65の厚
みは、板状体40〜45の隙間の幅に合わせて、厚みを
かえてもよい。また、スペーサ61〜65の径は、発熱
部材30に近い側のスペーサ61,62の径をスペーサ
64,65より大きくしてもよい。この構成をとること
により風量の最適化、熱伝導特性にあった(言い替える
と、発熱部材に近い方が太く、離れるにしたっがて細く
てもよい。)柱状体60の形状に擬似的に近づけること
ができる。
【0121】図18は本発明の一実施の形態におけるヒ
ートシンク装置の概略工程図で、板状体の組み立て工程
を示す。
【0122】図18(a)、(b)に示すように、基板
31の孔に管状体35a〜39aに挿入する、本実施の
形態においては、基板31の孔径より管状体35a〜3
9aの外径は0〜0.1mm小さいものを使用した。次
に、管状体35a〜39aに板状体40〜45の貫通孔
を嵌め合わせ、板状体40〜45を積層する、本実施の
形態においては、管状体35a〜39aの外径より板状
体40〜45の貫通孔の孔径は0〜0.1mm大きいも
のを使用した。次に、図18(c),(d)に示すよう
に、管状体管状体35a〜39aの中央部に位置する管
状体37aから順次外側に位置するものに、芯状体35
b〜39bを圧入していく、本実施の形態においては、
芯状体35b〜39bの外径は管状体管状体35a〜3
9aの内径より0.1〜0.4mm大きいものを使用
し、基板31の孔と管状体と芯状体と、および、板状体
と管状体と芯状体とを圧接した。
【0123】
【発明の効果】本発明は、基板と、その基板に板状体を
その主面が基板と対向するように設け、しかも送風手段
を基板に直接或いは間接的に設けた事によって、基板か
らの熱を板状体に導くことができるので、小型でありな
がら冷却効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す平面図
【図2】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す側面図
【図3】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す断面図
【図4】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す裏面図
【図5】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す断面図
【図6】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す断面図
【図7】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク装
置を示す断面図
【図8】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク
装置を示す平面図
【図9】本発明の他の実施の形態におけるヒートシンク
装置を示す平面図
【図10】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置を示す平面図
【図11】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク
装置を示す断面図
【図12】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク
装置の放熱部の要部断面図
【図13】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図
【図14】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図
【図15】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図
【図16】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図
【図17】本発明の他の実施の形態におけるヒートシン
ク装置の放熱部の要部断面図
【図18】本発明の一実施の形態におけるヒートシンク
装置の概略工程図
【符号の説明】
1 基板 2 ファン 3 モータ部 4 羽根車 5,6,7,8,9 柱状体 10,11,12,13,14 板状体 15 放熱部 16 カバー 20 伝熱部材 21 受熱部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋 秀文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BB01 BB05 BB21 BB35 BB37 BC33

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、板状体の主面を前記基板と対向さ
    せるように配置した放熱部と、前記基板に直接的或いは
    間接的に取り付けられた送風手段とを備えたことを特徴
    とするヒートシンク装置。
  2. 【請求項2】複数の板状体を所定の間隔を開けて積層し
    て放熱部を構成したことを特徴とする請求項1記載のヒ
    ートシンク装置。
  3. 【請求項3】基板に柱状体を立設し、前記柱状体に板状
    体を取り付けた事を特徴とする請求項1,2いずれか1
    記載のヒートシンク装置。
  4. 【請求項4】基板と柱状体は一体構成であることを特徴
    とする請求項3記載のヒートシンク装置。
  5. 【請求項5】基板と柱状体は別部材で構成し、前記柱状
    体を前記基板に取り付けた事を特徴とする請求項3記載
    のヒートシンク装置。
  6. 【請求項6】放熱部は送風手段を全周に渡って包囲する
    ように設けられた事を特徴とする請求項1〜5いずれか
    1記載のヒートシンク装置。
  7. 【請求項7】放熱部は送風手段の一部を非包囲とするよ
    う設けられた事を特徴とする請求項1〜5いずれか1記
    載のヒートシンク装置。
  8. 【請求項8】放熱部はコ字状或いはU字状形状の板状体
    で構成された事を特徴とする請求項7記載のヒートシン
    ク装置。
  9. 【請求項9】放熱部はL字状或いはJ字状の板状体で構
    成された事を特徴とする請求項7記載のヒートシンク装
    置。
  10. 【請求項10】送風手段から発生した気体流は放熱部を
    通過して外部に放出される事を特徴とする請求項1〜9
    いずれか1記載のヒートシンク装置。
  11. 【請求項11】基板に直接或いは間接的に取り付けら
    れ、放熱部の少なくとも一部を覆うカバーを設けた事を
    特徴とする請求項1〜10いずれか1記載のヒートシン
    ク装置。
  12. 【請求項12】カバーと基板間で構成される開口を気体
    流の排出口とした事を特徴とする請求項11記載のヒー
    トシンク装置。
  13. 【請求項13】基板に取り付けられた伝熱部材を設ける
    とともに、前記伝熱部材を発熱体に直接或いは間接的に
    接合した事を特徴とする請求項1〜12いずれか1記載
    のヒートシンク装置。
  14. 【請求項14】伝熱部材に受熱部材を設けるとともに、
    前記受熱部材に発熱体を取り付け可能とした事を特徴と
    する請求項13記載のヒートシンク装置。
  15. 【請求項15】伝熱部材と放熱部が対向関係となるよう
    に前記伝熱部材を基板に取り付けた事を特徴とする請求
    項13記載のヒートシンク装置。
  16. 【請求項16】基板において柱状体が設けられている側
    と反対側に伝熱部材を設けるとともに、前記伝熱部材は
    前記柱状体と対向する様に取り付けられた事を特徴とす
    る請求項3〜15いずれか1記載のヒートシンク装置。
  17. 【請求項17】基板において柱状体が設けられている側
    と反対側に伝熱部材を設けるとともに、前記伝熱部材は
    前記柱状体と非対向となるように配置した事を特徴とす
    る請求項3〜15いずれか1記載のヒートシンク装置。
  18. 【請求項18】基板において柱状体を複数設けた側と反
    対側に伝熱部材を設けるとともに、前記伝熱部材は一部
    の柱状体と対向するように設けられ、他の一部の柱状体
    とは非対向となるように配置された事を特徴とする請求
    項3〜15いずれか1記載のヒートシンク装置。
  19. 【請求項19】基板と、前記基板に立設した柱状体と、
    前記柱状体に取付けられた複数の板状体と、前記基板に
    取り付けられた送風手段とを備えたヒートシンク装置で
    あって、前記複数の板状体は各々所定の隙間を有して積
    層され、板状体の主面を前記基板と対向させるように配
    置したことを特徴とするヒートシンク装置。
  20. 【請求項20】柱状体が複数立設された請求項1記載の
    ヒートシンクであって、前記複数の柱状体の少なくとも
    1本の柱状体の径が他の柱状体より大きいことを特徴と
    するヒートシンク装置。
  21. 【請求項21】基板と隣接する板状体との隙間の幅及び
    隣接する板状体の隙間の幅のうち少なくとも1箇所は他
    の隙間の幅より大きいことを特徴とする請求項19また
    は20のヒートシンク装置。
  22. 【請求項22】柱状体が多層構造よりなることを特徴と
    する請求項19〜21いずれか1記載のヒートシンク装
    置。
  23. 【請求項23】柱状体は管状体と前記管状体の管内部に
    入れられた充填部材とよりなることを特徴とする請求項
    19〜22いずれか1記載のヒートシンク装置。
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