JP2001210406A - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
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- JP2001210406A JP2001210406A JP2000016093A JP2000016093A JP2001210406A JP 2001210406 A JP2001210406 A JP 2001210406A JP 2000016093 A JP2000016093 A JP 2000016093A JP 2000016093 A JP2000016093 A JP 2000016093A JP 2001210406 A JP2001210406 A JP 2001210406A
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/722—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures coupling devices mounted on the edge of the printed circuits
- H01R12/727—Coupling devices presenting arrays of contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/721—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、カードの端部が差し込まれて接続さ
れるカードエッジコネクタ装置に関し、端子部材の並び
のピッチを狭くすることを目的とする。 【解決手段】 コネクタ本体110に複数の背面挿入端
子部材120と前面挿入端子部材130とが挿入されて
固定されて交互にピッチp2で並んでいる。背面側端子
部材120の圧入固定用腕部124が圧入固定されてい
る部分150と前面側端子部材130の圧入固定用腕部
134が圧入固定されている部分160とが千鳥状に配
されている。背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定
用スリット部との間の壁部の厚さは薄い。
れるカードエッジコネクタ装置に関し、端子部材の並び
のピッチを狭くすることを目的とする。 【解決手段】 コネクタ本体110に複数の背面挿入端
子部材120と前面挿入端子部材130とが挿入されて
固定されて交互にピッチp2で並んでいる。背面側端子
部材120の圧入固定用腕部124が圧入固定されてい
る部分150と前面側端子部材130の圧入固定用腕部
134が圧入固定されている部分160とが千鳥状に配
されている。背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定
用スリット部との間の壁部の厚さは薄い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコネクタ装置に係
り、特に端部に端子が並んで配されたカードの端部が差
し込まれて接続されるカードエッジコネクタ装置に関す
る。
り、特に端部に端子が並んで配されたカードの端部が差
し込まれて接続されるカードエッジコネクタ装置に関す
る。
【0002】一般的にカードエッジコネクタ装置は、合
成樹脂製の成形品であるコネクタ本体に複数の端子部材
が挿入されて固定してあり並んでいる構成であり、情報
機器の入力部等に設けられている。情報機器が取り扱う
情報量の増加に伴って、カードエッジコネクタにあって
は、外形寸法は変えずに端子部材の数を増やすこと、即
ち、端子部材のピッチを狭くすることが求められてい
る。勿論、各端子部材は十分に強い強度でもって固定さ
れていることが必要である。
成樹脂製の成形品であるコネクタ本体に複数の端子部材
が挿入されて固定してあり並んでいる構成であり、情報
機器の入力部等に設けられている。情報機器が取り扱う
情報量の増加に伴って、カードエッジコネクタにあって
は、外形寸法は変えずに端子部材の数を増やすこと、即
ち、端子部材のピッチを狭くすることが求められてい
る。勿論、各端子部材は十分に強い強度でもって固定さ
れていることが必要である。
【0003】
【従来の技術】図1は従来のカードエッジコネクタ装置
10を示す。カードエッジコネクタ装置10はコネクタ
本体20に複数の端子部材30が挿入されて固定されて
並んでいる構成である。Y1−Y2方向はカードエッジ
コネクタ装置10の前後方向、X1−X2方向はカード
エッジコネクタ装置10の長手方向、Z1−Z2方向は
カードエッジコネクタ装置10の高さ方向である。
10を示す。カードエッジコネクタ装置10はコネクタ
本体20に複数の端子部材30が挿入されて固定されて
並んでいる構成である。Y1−Y2方向はカードエッジ
コネクタ装置10の前後方向、X1−X2方向はカード
エッジコネクタ装置10の長手方向、Z1−Z2方向は
カードエッジコネクタ装置10の高さ方向である。
【0004】コネクタ本体20は、図2乃至図4に示す
ように、電気絶縁性の合成樹脂製の成形品であり、直方
体形状であり、前面側(Y2方向側)に、カード40の
端部(エッジ)41が挿入されるカードエッジ挿入口2
1を有し、背面側(Y1方向側)に、複数スリット22
がX1−X2方向にピッチp1で並んで形成してある。
スリット22は、端子部材30に対応する形状である。
各スリット22は、図2及び図4に示すように、圧入固
定用穴状スリット部22aを有する。
ように、電気絶縁性の合成樹脂製の成形品であり、直方
体形状であり、前面側(Y2方向側)に、カード40の
端部(エッジ)41が挿入されるカードエッジ挿入口2
1を有し、背面側(Y1方向側)に、複数スリット22
がX1−X2方向にピッチp1で並んで形成してある。
スリット22は、端子部材30に対応する形状である。
各スリット22は、図2及び図4に示すように、圧入固
定用穴状スリット部22aを有する。
【0005】端子部材30は、フォーク形状のカードエ
ッジ用端子部31と、実装用端子部32と、圧入固定の
ための圧入固定用腕部33とを有する。
ッジ用端子部31と、実装用端子部32と、圧入固定の
ための圧入固定用腕部33とを有する。
【0006】端子部材30は、図2に矢印Aで示すよう
に、カードエッジ用端子部31を先頭にしてコネクタ本
体20の背面側からスリット22内に挿入されて、圧入
固定用腕部33を圧入固定用穴状スリット部22a内に
圧入されてコネクタ本体20内に組み込まれている。カ
ードエッジコネクタ装置10は、端子部材30のピッチ
がp1である。
に、カードエッジ用端子部31を先頭にしてコネクタ本
体20の背面側からスリット22内に挿入されて、圧入
固定用腕部33を圧入固定用穴状スリット部22a内に
圧入されてコネクタ本体20内に組み込まれている。カ
ードエッジコネクタ装置10は、端子部材30のピッチ
がp1である。
【0007】上記構成のカードエッジコネクタ装置10
は、実装用端子部32を半田付けされて回路基板50上
に実装してある。カード40は端子42が並んで配され
た端部41を有する。カード40の端部41がカードエ
ッジ挿入口21内に挿入されて、カードエッジコネクタ
装置10と接続される。
は、実装用端子部32を半田付けされて回路基板50上
に実装してある。カード40は端子42が並んで配され
た端部41を有する。カード40の端部41がカードエ
ッジ挿入口21内に挿入されて、カードエッジコネクタ
装置10と接続される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のカードエッジコ
ネクタ装置10は、全部の端子部材30が、全てコネク
タ本体20の背面側から、即ち、同じ側から組み込まれ
る構成であるため、圧入固定用穴状スリット部22a
は、全てコネクタ本体20の背面側に形成してある。よ
って、コネクタ本体20で、圧入固定用腕部33が固定
されている部分60はX1−X2方向上一列に並んでい
る。
ネクタ装置10は、全部の端子部材30が、全てコネク
タ本体20の背面側から、即ち、同じ側から組み込まれ
る構成であるため、圧入固定用穴状スリット部22a
は、全てコネクタ本体20の背面側に形成してある。よ
って、コネクタ本体20で、圧入固定用腕部33が固定
されている部分60はX1−X2方向上一列に並んでい
る。
【0009】ここで、圧入固定用腕部33が圧入固定用
穴状スリット部22a内にしっかり圧入されるために
は、圧入固定用腕部33が圧入固定用穴状スリット部2
2a内に圧入された状態で、隣り合う圧入固定用穴状ス
リット部22aの間の壁部23が破壊されていないこと
が必要である。隣り合う圧入固定用穴状スリット部22
aの間の壁部23が破壊されてしまうと、圧入固定用穴
状スリット部22aが圧入固定用腕部33をロックする
力が弱まってしまうからである。なお、図示の便宜上、
壁部23は実際より相当に厚く示してある。
穴状スリット部22a内にしっかり圧入されるために
は、圧入固定用腕部33が圧入固定用穴状スリット部2
2a内に圧入された状態で、隣り合う圧入固定用穴状ス
リット部22aの間の壁部23が破壊されていないこと
が必要である。隣り合う圧入固定用穴状スリット部22
aの間の壁部23が破壊されてしまうと、圧入固定用穴
状スリット部22aが圧入固定用腕部33をロックする
力が弱まってしまうからである。なお、図示の便宜上、
壁部23は実際より相当に厚く示してある。
【0010】上記従来のカードエッジコネクタ装置10
は、上記壁部23を圧入固定用腕部33の圧入時に破壊
しない厚さt1としてあり、この厚さt1の壁部23に
よって端子部材30のピッチp1が決定されている構成
である。よって、端子部材30のピッチp1を更に狭く
することが困難であった。
は、上記壁部23を圧入固定用腕部33の圧入時に破壊
しない厚さt1としてあり、この厚さt1の壁部23に
よって端子部材30のピッチp1が決定されている構成
である。よって、端子部材30のピッチp1を更に狭く
することが困難であった。
【0011】そこで、本発明は上記課題を解決したコネ
クタ装置を提供することを目的とする。
クタ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1の発明は、電気絶縁材料製であり、
端子挿入用スリットが並んで形成してあり、且つ前面側
に接続口を有する構成のコネクタ本体と、一端側に、接
続用端子部を有し、他端側に実装のための実装用端子部
を有し、上記接続用端子部を上記端子挿入用スリットに
挿入されて固定してあり、上記コネクタ本体に沿って並
んでいる複数の端子部材とよりなり、各端子部材は、上
記接続用端子部が上記接続口に臨んでおり、実装用端子
部がコネクタ本体より外側に出ている構成であるコネク
タにおいて、上記コネクタ本体は、その背面側から形成
してあり、背面圧入固定用スリット部を有する背面側ス
リットと、その前面側から形成あり、前面圧入固定用ス
リット部を有する前面側スリットとが交互に並んで形成
してあり、上記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固
定用スリット部とが千鳥状に配されている構成であり、
上記端子部材は、接続用端子部と実装用端子部と圧入固
定用腕部とを有し、上記背面側スリット内に挿入してあ
り、その圧入固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット
部に圧入されて固定されている背面側端子部材と、接続
用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上
記前面側スリット内に挿入してあり、その圧入固定用腕
部を上記前面圧入固定用スリット部に圧入されて固定さ
れている前面側端子部材とよりなり、上記背面側端子部
材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前
面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部
分とが千鳥状に配されて、背面側端子部材と前面側端子
部材とが交互に並んだ構成としたものである。
するため、請求項1の発明は、電気絶縁材料製であり、
端子挿入用スリットが並んで形成してあり、且つ前面側
に接続口を有する構成のコネクタ本体と、一端側に、接
続用端子部を有し、他端側に実装のための実装用端子部
を有し、上記接続用端子部を上記端子挿入用スリットに
挿入されて固定してあり、上記コネクタ本体に沿って並
んでいる複数の端子部材とよりなり、各端子部材は、上
記接続用端子部が上記接続口に臨んでおり、実装用端子
部がコネクタ本体より外側に出ている構成であるコネク
タにおいて、上記コネクタ本体は、その背面側から形成
してあり、背面圧入固定用スリット部を有する背面側ス
リットと、その前面側から形成あり、前面圧入固定用ス
リット部を有する前面側スリットとが交互に並んで形成
してあり、上記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固
定用スリット部とが千鳥状に配されている構成であり、
上記端子部材は、接続用端子部と実装用端子部と圧入固
定用腕部とを有し、上記背面側スリット内に挿入してあ
り、その圧入固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット
部に圧入されて固定されている背面側端子部材と、接続
用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上
記前面側スリット内に挿入してあり、その圧入固定用腕
部を上記前面圧入固定用スリット部に圧入されて固定さ
れている前面側端子部材とよりなり、上記背面側端子部
材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前
面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部
分とが千鳥状に配されて、背面側端子部材と前面側端子
部材とが交互に並んだ構成としたものである。
【0013】背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固
定されている部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕
部が圧入固定されている部分とが千鳥状に配されている
ため、背面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定した
ときの影響が前面圧入固定用スリット部に及びにくくな
り、且つ、前面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定
したときの影響が背面圧入固定用スリット部に及びにく
くなる。よって、背面圧入固定用スリット部と前面圧入
固定用スリット部との間の壁部の厚さを薄く出来、これ
によって、交互にならんだ背面側端子部材と前面側端子
部材とのピッチを狭くすることが可能となる。
定されている部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕
部が圧入固定されている部分とが千鳥状に配されている
ため、背面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定した
ときの影響が前面圧入固定用スリット部に及びにくくな
り、且つ、前面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定
したときの影響が背面圧入固定用スリット部に及びにく
くなる。よって、背面圧入固定用スリット部と前面圧入
固定用スリット部との間の壁部の厚さを薄く出来、これ
によって、交互にならんだ背面側端子部材と前面側端子
部材とのピッチを狭くすることが可能となる。
【0014】請求項2の発明は、電気絶縁材料製であ
り、端子挿入用スリットが並んで形成してあり、且つ前
面側にカードエッジが挿入されるカードエッジ挿入口を
有する構成のコネクタ本体と、一端側に、カードエッジ
接続用端子部を有し、他端側に実装のための実装用端子
部を有し、上記カードエッジ接続用端子部を上記端子挿
入用スリットに挿入されて固定してあり、上記コネクタ
本体に沿って並んでいる複数の端子部材とよりなり、各
端子部材は、上記カードエッジ接続用端子部が上記カー
ドエッジ挿入口に臨んでおり、実装用端子部がコネクタ
本体より外側に出ている構成であるコネクタにおいて、
上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、上記端子部材
は、カードエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固
定用腕部とを有し、上記背面側スリット内に挿入してあ
り、その圧入固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット
部に圧入されて固定されている背面側端子部材と、カー
ドエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部
とを有し、上記前面側スリット内に挿入してあり、その
圧入固定用腕部を上記前面圧入固定用スリット部に圧入
されて固定されている前面側端子部材とよりなり、上記
背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている
部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定
されている部分とが千鳥状に配されて、背面側端子部材
と前面側端子部材とが交互に並んだ構成としたものであ
る。背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されて
いる部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入
固定されている部分とが千鳥状に配されているため、背
面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定したときの影
響が前面圧入固定用スリット部に及びにくくなり、且
つ、前面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定したと
きの影響が背面圧入固定用スリット部に及びにくくな
る。よって、背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定
用スリット部との間の壁部の厚さを薄く出来、これによ
って、交互にならんだ背面側端子部材と前面側端子部材
とのピッチを狭くすることが可能となる。
り、端子挿入用スリットが並んで形成してあり、且つ前
面側にカードエッジが挿入されるカードエッジ挿入口を
有する構成のコネクタ本体と、一端側に、カードエッジ
接続用端子部を有し、他端側に実装のための実装用端子
部を有し、上記カードエッジ接続用端子部を上記端子挿
入用スリットに挿入されて固定してあり、上記コネクタ
本体に沿って並んでいる複数の端子部材とよりなり、各
端子部材は、上記カードエッジ接続用端子部が上記カー
ドエッジ挿入口に臨んでおり、実装用端子部がコネクタ
本体より外側に出ている構成であるコネクタにおいて、
上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、上記端子部材
は、カードエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固
定用腕部とを有し、上記背面側スリット内に挿入してあ
り、その圧入固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット
部に圧入されて固定されている背面側端子部材と、カー
ドエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部
とを有し、上記前面側スリット内に挿入してあり、その
圧入固定用腕部を上記前面圧入固定用スリット部に圧入
されて固定されている前面側端子部材とよりなり、上記
背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている
部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定
されている部分とが千鳥状に配されて、背面側端子部材
と前面側端子部材とが交互に並んだ構成としたものであ
る。背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されて
いる部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入
固定されている部分とが千鳥状に配されているため、背
面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定したときの影
響が前面圧入固定用スリット部に及びにくくなり、且
つ、前面側端子部材の圧入固定用腕部を圧入固定したと
きの影響が背面圧入固定用スリット部に及びにくくな
る。よって、背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定
用スリット部との間の壁部の厚さを薄く出来、これによ
って、交互にならんだ背面側端子部材と前面側端子部材
とのピッチを狭くすることが可能となる。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記背面側挿入用端子部材及び前面側挿入用端子部
材は、金型で金属板を打ち抜いて、長方形の枠部と、実
装用端子部と、該長方形枠部の端と実装用端子部とをつ
なぐ柱部と、該柱部から突き出ている圧入固定用腕部と
よりなる形状のパターンを形成し、該パターンの上記長
方形枠部の対向する短辺のうち、選択した一方の短辺を
切除することによって製造されたものであるようにした
ものである。
て、上記背面側挿入用端子部材及び前面側挿入用端子部
材は、金型で金属板を打ち抜いて、長方形の枠部と、実
装用端子部と、該長方形枠部の端と実装用端子部とをつ
なぐ柱部と、該柱部から突き出ている圧入固定用腕部と
よりなる形状のパターンを形成し、該パターンの上記長
方形枠部の対向する短辺のうち、選択した一方の短辺を
切除することによって製造されたものであるようにした
ものである。
【0016】長方形枠部の短辺を切除する金型は簡単な
構造に出来、複雑で高価な金型は一つで足り、金型の費
用が安価となる。
構造に出来、複雑で高価な金型は一つで足り、金型の費
用が安価となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図5は本発明の一実施例になるカ
ードエッジコネクタ装置100を示す。カードエッジコ
ネクタ装置100は、図6及び図7に併せて示すよう
に、コネクタ本体110に複数の背面挿入端子部材12
0と前面挿入端子部材130とが挿入されて固定されて
交互にピッチp2で並んでいる構成である。Y1−Y2
方向はカードエッジコネクタ装置100の前後方向、X
1−X2方向はカードエッジコネクタ装置100の長手
方向、Z1−Z2方向はカードエッジコネクタ装置10
0の高さ方向である。
ードエッジコネクタ装置100を示す。カードエッジコ
ネクタ装置100は、図6及び図7に併せて示すよう
に、コネクタ本体110に複数の背面挿入端子部材12
0と前面挿入端子部材130とが挿入されて固定されて
交互にピッチp2で並んでいる構成である。Y1−Y2
方向はカードエッジコネクタ装置100の前後方向、X
1−X2方向はカードエッジコネクタ装置100の長手
方向、Z1−Z2方向はカードエッジコネクタ装置10
0の高さ方向である。
【0018】コネクタ本体110は、図6乃至図12に
示すように、電気絶縁性の合成樹脂製の成形品であり、
直方体形状であり、前面110a側(Y2方向側)に、
カード40の端部(エッジ)41が挿入される横長形状
のカードエッジ挿入口111を有し、背面110b側
(Y1方向側)に、背面挿入端子部材120が挿入され
るための背面挿入端子部材挿入用スリット112をX1
−X2方向に並んで有し、更に、前面側に、前面挿入端
子部材130が挿入されるための前面挿入端子部材挿入
用スリット113をX1−X2方向に並んで有する。
示すように、電気絶縁性の合成樹脂製の成形品であり、
直方体形状であり、前面110a側(Y2方向側)に、
カード40の端部(エッジ)41が挿入される横長形状
のカードエッジ挿入口111を有し、背面110b側
(Y1方向側)に、背面挿入端子部材120が挿入され
るための背面挿入端子部材挿入用スリット112をX1
−X2方向に並んで有し、更に、前面側に、前面挿入端
子部材130が挿入されるための前面挿入端子部材挿入
用スリット113をX1−X2方向に並んで有する。
【0019】背面挿入端子部材挿入用スリット112及
び前面挿入端子部材挿入用スリット113は、共にピッ
チp3であり、且つ図12に示すように交互に均等に配
されている。よって、スリット112及びスリット11
3は、隣り合うスリット間のピッチが上記ピッチp3の
1/2であるピッチp2で並んでいる。
び前面挿入端子部材挿入用スリット113は、共にピッ
チp3であり、且つ図12に示すように交互に均等に配
されている。よって、スリット112及びスリット11
3は、隣り合うスリット間のピッチが上記ピッチp3の
1/2であるピッチp2で並んでいる。
【0020】図8及び図11に示すように、スリット1
12は背面挿入端子部材120に対応する形状であり、
カードエッジ用端子部収容部112aと、柱部収容部1
12bと、圧入固定用穴状スリット部112cとを有す
る。スリット113は前面挿入端子部材130に対応す
る形状であり、カードエッジ用端子部収容部113a
と、柱部収容部113bと、圧入固定用穴状スリット部
113cとを有する。カードエッジ用端子部収容部11
2a及び113aは共にカードエッジ挿入口111に開
口している。柱部収容部112bはコネクタ本体110
の背面110b及び底面110cに開口している。柱部
収容部113bはコネクタ本体110の前面110a及
び底面110cに開口している。
12は背面挿入端子部材120に対応する形状であり、
カードエッジ用端子部収容部112aと、柱部収容部1
12bと、圧入固定用穴状スリット部112cとを有す
る。スリット113は前面挿入端子部材130に対応す
る形状であり、カードエッジ用端子部収容部113a
と、柱部収容部113bと、圧入固定用穴状スリット部
113cとを有する。カードエッジ用端子部収容部11
2a及び113aは共にカードエッジ挿入口111に開
口している。柱部収容部112bはコネクタ本体110
の背面110b及び底面110cに開口している。柱部
収容部113bはコネクタ本体110の前面110a及
び底面110cに開口している。
【0021】図8及び図11に示すように、背面挿入端
子部材120は、フォーク形状のカードエッジ用端子部
121と、実装用端子部122と、カードエッジ用端子
部121と実装用端子部122との間の柱部123と、
この柱部123からY2方向に突き出ている圧入固定の
ための圧入固定用腕部124とを有する。
子部材120は、フォーク形状のカードエッジ用端子部
121と、実装用端子部122と、カードエッジ用端子
部121と実装用端子部122との間の柱部123と、
この柱部123からY2方向に突き出ている圧入固定の
ための圧入固定用腕部124とを有する。
【0022】同じく図8及び図11に示すように、前面
挿入端子部材130は、フォーク形状のカードエッジ用
端子部131と、実装用端子部132と、カードエッジ
用端子部131の端部と実装用端子部132との間の柱
部133と、この柱部133からY2方向に突き出てい
る圧入固定のための圧入固定用腕部134とを有する。
挿入端子部材130は、フォーク形状のカードエッジ用
端子部131と、実装用端子部132と、カードエッジ
用端子部131の端部と実装用端子部132との間の柱
部133と、この柱部133からY2方向に突き出てい
る圧入固定のための圧入固定用腕部134とを有する。
【0023】背面挿入端子部材120は、図8に矢印A
で示すように、カードエッジ用端子部121を先頭にし
てコネクタ本体110の背面110b側からスリット1
12内に挿入されて、図6(A),(B)に示すよう
に、圧入固定用腕部124を圧入固定用穴状スリット部
112a内に圧入されて固定してある。カードエッジ用
端子部121はカードエッジ用端子部収容部112a内
に収容されてカードエッジ挿入口111に露出してお
り、柱部123は柱部収容部112b内に収容されてお
り、実装用端子部122はコネクタ本体110の底面1
10cから突き出してY1方向に突き出ている。
で示すように、カードエッジ用端子部121を先頭にし
てコネクタ本体110の背面110b側からスリット1
12内に挿入されて、図6(A),(B)に示すよう
に、圧入固定用腕部124を圧入固定用穴状スリット部
112a内に圧入されて固定してある。カードエッジ用
端子部121はカードエッジ用端子部収容部112a内
に収容されてカードエッジ挿入口111に露出してお
り、柱部123は柱部収容部112b内に収容されてお
り、実装用端子部122はコネクタ本体110の底面1
10cから突き出してY1方向に突き出ている。
【0024】前面挿入端子部材130は、図9に矢印B
で示すように、カードエッジ用端子部131を先頭にし
てコネクタ本体110の前面110a側からスリット1
12内に挿入されて、図9(A),(B)に示すよう
に、圧入固定用腕部134を圧入固定用穴状スリット部
113a内に圧入されて固定してある。カードエッジ用
端子部131はカードエッジ用端子部収容部113a内
に収容されてカードエッジ挿入口111に露出してお
り、柱部133は柱部収容部113b内に収容されてお
り、実装用端子部132はコネクタ本体110の底面1
10cから突き出してY2方向に突き出ている。
で示すように、カードエッジ用端子部131を先頭にし
てコネクタ本体110の前面110a側からスリット1
12内に挿入されて、図9(A),(B)に示すよう
に、圧入固定用腕部134を圧入固定用穴状スリット部
113a内に圧入されて固定してある。カードエッジ用
端子部131はカードエッジ用端子部収容部113a内
に収容されてカードエッジ挿入口111に露出してお
り、柱部133は柱部収容部113b内に収容されてお
り、実装用端子部132はコネクタ本体110の底面1
10cから突き出してY2方向に突き出ている。
【0025】カードエッジコネクタ装置100は、端子
部材120,130のピッチがp2である。圧入固定用
腕部124が圧入固定されている部分140と、圧入固
定用腕部134が圧入固定されている部分150とは、
コネクタ本体110の長手方向上、千鳥状に配されてい
る。
部材120,130のピッチがp2である。圧入固定用
腕部124が圧入固定されている部分140と、圧入固
定用腕部134が圧入固定されている部分150とは、
コネクタ本体110の長手方向上、千鳥状に配されてい
る。
【0026】上記構成のカードエッジコネクタ装置10
は、図5及び図6(B),図7(B)に示すように、実
装用端子部123,1332を半田付けされて回路基板
50上に実装してある。カード40は端子42が並んで
配された端部41を有する。カード40の端部41がカ
ードエッジ挿入口111内に挿入されて、カードエッジ
コネクタ装置100と接続される。
は、図5及び図6(B),図7(B)に示すように、実
装用端子部123,1332を半田付けされて回路基板
50上に実装してある。カード40は端子42が並んで
配された端部41を有する。カード40の端部41がカ
ードエッジ挿入口111内に挿入されて、カードエッジ
コネクタ装置100と接続される。
【0027】ここで、上記のカードエッジコネクタ装置
100の特徴について改めて説明する。1.狭ピッチ化
図12に示すように、コネクタ本体110内において、
圧入固定用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状ス
リット部113cとはカードエッジコネクタ装置100
の長手方向(X1−X2方向)上、千鳥状に配されてい
る。よって、コネクタ本体110の背面110bの隣り
合う圧入固定用穴状スリット部112c間の壁部114
は十分に厚く、t10である。同じく、コネクタ本体1
10の前面110aの隣り合う圧入固定用穴状スリット
部113c間の壁部115も十分に厚く、t10であ
る。壁部114、115の厚さt10は、図4中の壁部
23の厚さt1より厚い。
100の特徴について改めて説明する。1.狭ピッチ化
図12に示すように、コネクタ本体110内において、
圧入固定用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状ス
リット部113cとはカードエッジコネクタ装置100
の長手方向(X1−X2方向)上、千鳥状に配されてい
る。よって、コネクタ本体110の背面110bの隣り
合う圧入固定用穴状スリット部112c間の壁部114
は十分に厚く、t10である。同じく、コネクタ本体1
10の前面110aの隣り合う圧入固定用穴状スリット
部113c間の壁部115も十分に厚く、t10であ
る。壁部114、115の厚さt10は、図4中の壁部
23の厚さt1より厚い。
【0028】また、カードエッジコネクタ装置100の
長手方向(X1−X2方向)上千鳥状に配されている圧入
固定用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状スリッ
ト部113cとは、カードエッジコネクタ装置100の
前後方向(Y1−Y2方向)上、圧入固定用穴状スリッ
ト部112cの奥部と圧入固定用穴状スリット部113
cの奥部との間は、寸法g離れている。即ち、圧入固定
用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状スリット部
113cとは、X1方向からみて重なり合っていない。
よって、圧入固定用腕部124を圧入固定用穴状スリッ
ト部112cに圧入したときの圧入固定用穴状スリット
部112cが膨らむ変形の影響は、圧入固定用穴状スリ
ット部112cのすぐ隣りに位置する圧入固定用穴状ス
リット部113cには及びにくい。同じく、圧入固定用
腕部134を圧入固定用穴状スリット部113cに圧入
したときの圧入固定用穴状スリット部113cが膨らむ
変形の影響は、圧入固定用穴状スリット部113cのす
ぐ隣りに位置する圧入固定用穴状スリット部112cに
は及びにくい。よって、圧入固定用穴状スリット部11
2cと圧入固定用穴状スリット部112cとの間の壁部
116の厚さt11は、図4中の壁部23の厚さt1よ
り薄く定めてある。
長手方向(X1−X2方向)上千鳥状に配されている圧入
固定用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状スリッ
ト部113cとは、カードエッジコネクタ装置100の
前後方向(Y1−Y2方向)上、圧入固定用穴状スリッ
ト部112cの奥部と圧入固定用穴状スリット部113
cの奥部との間は、寸法g離れている。即ち、圧入固定
用穴状スリット部112cと圧入固定用穴状スリット部
113cとは、X1方向からみて重なり合っていない。
よって、圧入固定用腕部124を圧入固定用穴状スリッ
ト部112cに圧入したときの圧入固定用穴状スリット
部112cが膨らむ変形の影響は、圧入固定用穴状スリ
ット部112cのすぐ隣りに位置する圧入固定用穴状ス
リット部113cには及びにくい。同じく、圧入固定用
腕部134を圧入固定用穴状スリット部113cに圧入
したときの圧入固定用穴状スリット部113cが膨らむ
変形の影響は、圧入固定用穴状スリット部113cのす
ぐ隣りに位置する圧入固定用穴状スリット部112cに
は及びにくい。よって、圧入固定用穴状スリット部11
2cと圧入固定用穴状スリット部112cとの間の壁部
116の厚さt11は、図4中の壁部23の厚さt1よ
り薄く定めてある。
【0029】圧入固定用腕部124は、壁部114は勿
論のこと、壁部116も破壊されない状態で、圧入固定
用穴状スリット部112cに圧入されている。同じく、
圧入固定用腕部134は、壁部115は勿論のこと、壁
部116も破壊されない状態で、圧入固定用穴状スリッ
ト部113cに圧入されている。よって、端子部材12
0,130はそれぞれしっかり固定されている。
論のこと、壁部116も破壊されない状態で、圧入固定
用穴状スリット部112cに圧入されている。同じく、
圧入固定用腕部134は、壁部115は勿論のこと、壁
部116も破壊されない状態で、圧入固定用穴状スリッ
ト部113cに圧入されている。よって、端子部材12
0,130はそれぞれしっかり固定されている。
【0030】ここで、圧入固定用穴状スリット部112
cと圧入固定用穴状スリット部112cとの間の壁部1
16の厚さt11が、図4中の壁部23の厚さt1より
薄く定めてあるため、カードエッジコネクタ装置100
は、端子部材120,130が図1のカードエッジコネ
クタ装置10の端子部材30のピッチp1より狭いピッ
チp2で並んでいる構成となっている。
cと圧入固定用穴状スリット部112cとの間の壁部1
16の厚さt11が、図4中の壁部23の厚さt1より
薄く定めてあるため、カードエッジコネクタ装置100
は、端子部材120,130が図1のカードエッジコネ
クタ装置10の端子部材30のピッチp1より狭いピッ
チp2で並んでいる構成となっている。
【0031】なお、図示の便宜上、壁部114、115
の厚さt10、壁部116の厚さt11等は、実際より
も拡大して示してある。また、X1方向からみて、圧入
固定用穴状スリット部112cの奥部と圧入固定用穴状
スリット部113cの奥部とが重なり合っていてもよ
い。2.端子部材120,130の製造コストの低減化
図8に示す背面挿入端子部材120及び図9に示す前面
挿入端子部材130は、図13に示す製造工程を経て製
造される。
の厚さt10、壁部116の厚さt11等は、実際より
も拡大して示してある。また、X1方向からみて、圧入
固定用穴状スリット部112cの奥部と圧入固定用穴状
スリット部113cの奥部とが重なり合っていてもよ
い。2.端子部材120,130の製造コストの低減化
図8に示す背面挿入端子部材120及び図9に示す前面
挿入端子部材130は、図13に示す製造工程を経て製
造される。
【0032】まず、第1のプレス金型201を使用し
て、帯状の金属板を打ち抜いて、図13(A)に示す一
次加工品300を得る。この一次加工品300は、桟3
01に複数の一次パターン302が腕部303でもって
つながっている構成である。一次パターン302は、長
方形状の枠部304と、実装用端子部305と、枠部3
04と実装用端子部305との間の柱部306と、この
柱部306から突き出している圧入固定用腕部307と
よりなる。枠部304は、図13(A)中、上下側の長
辺部304a,304bと、左右側の短辺部304a,
304bとよりなる。
て、帯状の金属板を打ち抜いて、図13(A)に示す一
次加工品300を得る。この一次加工品300は、桟3
01に複数の一次パターン302が腕部303でもって
つながっている構成である。一次パターン302は、長
方形状の枠部304と、実装用端子部305と、枠部3
04と実装用端子部305との間の柱部306と、この
柱部306から突き出している圧入固定用腕部307と
よりなる。枠部304は、図13(A)中、上下側の長
辺部304a,304bと、左右側の短辺部304a,
304bとよりなる。
【0033】この一次加工品300を図13(B)に示
すように第2のプレス金型202にかけて、左側の短辺
部304cの中央部を切り落として、枠部304がフォ
ーク形状とされた第1の二次加工品400を得る。符号
401は、切り落とされた部分である。最後に、この第
1の二次加工品400を腕部303の個所で線402に
沿って切断する。これによって、図8に示す背面挿入端
子部材120が製造される。
すように第2のプレス金型202にかけて、左側の短辺
部304cの中央部を切り落として、枠部304がフォ
ーク形状とされた第1の二次加工品400を得る。符号
401は、切り落とされた部分である。最後に、この第
1の二次加工品400を腕部303の個所で線402に
沿って切断する。これによって、図8に示す背面挿入端
子部材120が製造される。
【0034】また、上記の一次加工品300を図13
(C)に示すように第3のプレス金型203にかけて、
左側の短辺部304dの中央部を切り落として、枠部3
04がフォーク形状とされた第2の二次加工品500を
得る。符号501は、切り落とされた部分である。最後
に、この第2の二次加工品500を腕部303の個所で
線502に沿って切断する。これによって、図9に示す
前面挿入端子部材130が製造される。
(C)に示すように第3のプレス金型203にかけて、
左側の短辺部304dの中央部を切り落として、枠部3
04がフォーク形状とされた第2の二次加工品500を
得る。符号501は、切り落とされた部分である。最後
に、この第2の二次加工品500を腕部303の個所で
線502に沿って切断する。これによって、図9に示す
前面挿入端子部材130が製造される。
【0035】即ち、一次加工品300が背面挿入端子部
材120及び前面挿入端子部材130に対して共通とな
って、この一次加工品300の枠部304の左右側の短
辺部304a,304bのうちのどちらを切り落とすか
によって、背面挿入端子部材120及び前面挿入端子部
材130が製造される。換言すれば、背面挿入端子部材
120及び前面挿入端子部材130は、一次加工品30
0の一次パターン302を図13(A)に示す形状とす
ることによって、一次加工品300の共通化が図られる
ようになっている。
材120及び前面挿入端子部材130に対して共通とな
って、この一次加工品300の枠部304の左右側の短
辺部304a,304bのうちのどちらを切り落とすか
によって、背面挿入端子部材120及び前面挿入端子部
材130が製造される。換言すれば、背面挿入端子部材
120及び前面挿入端子部材130は、一次加工品30
0の一次パターン302を図13(A)に示す形状とす
ることによって、一次加工品300の共通化が図られる
ようになっている。
【0036】よって、形状が相違する背面挿入端子部材
120及び前面挿入端子部材130を、第1のプレス金
型201と、第2のプレス金型202と、第3のプレス
金型203とを準備することによって製造される。
120及び前面挿入端子部材130を、第1のプレス金
型201と、第2のプレス金型202と、第3のプレス
金型203とを準備することによって製造される。
【0037】ここで、背面挿入端子部材120を直接に
打ち抜く背面挿入端子部材用プレス金型と、前面挿入端
子部材130を直接に打ち抜く前面挿入端子部材用プレ
ス金型とを準備するために要するコストと、上記の第1
のプレス金型201と第2のプレス金型202と第3の
プレス金型203とを準備するために要するコストとを
比較してみる。
打ち抜く背面挿入端子部材用プレス金型と、前面挿入端
子部材130を直接に打ち抜く前面挿入端子部材用プレ
ス金型とを準備するために要するコストと、上記の第1
のプレス金型201と第2のプレス金型202と第3の
プレス金型203とを準備するために要するコストとを
比較してみる。
【0038】背面挿入端子部材用プレス金型は形状及び
構造が複雑であり、高価である。前面挿入端子部材用プ
レス金型も形状及び構造が複雑であり、高価である。
構造が複雑であり、高価である。前面挿入端子部材用プ
レス金型も形状及び構造が複雑であり、高価である。
【0039】これに対して、第1のプレス金型201は
形状及び構造が複雑であり、高価であるけれども、第2
のプレス金型202と第3のプレス金型203とは形状
及び構造が簡単あり、安価である。よって、第1のプレ
ス金型201と第2のプレス金型202と第3のプレス
金型203とを準備するために要するコストは、背面挿
入端子部材用プレス金型と前面挿入端子部材用プレス金
型とを準備するために要するコストに比べて安価とな
る。
形状及び構造が複雑であり、高価であるけれども、第2
のプレス金型202と第3のプレス金型203とは形状
及び構造が簡単あり、安価である。よって、第1のプレ
ス金型201と第2のプレス金型202と第3のプレス
金型203とを準備するために要するコストは、背面挿
入端子部材用プレス金型と前面挿入端子部材用プレス金
型とを準備するために要するコストに比べて安価とな
る。
【0040】これによって、端子部材120,130の
製造コストの低減化が図られている。
製造コストの低減化が図られている。
【0041】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、カードエッジコネクタ装置以外のコネクタ
装置にも適用可能である。このコネクタ装置において
は、カードエッジ挿入口に代えて、相手方のコネクタが
挿入されて接続される接続口を有する。
のではなく、カードエッジコネクタ装置以外のコネクタ
装置にも適用可能である。このコネクタ装置において
は、カードエッジ挿入口に代えて、相手方のコネクタが
挿入されて接続される接続口を有する。
【0042】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明は、コネク
タ本体と複数の端子部材とよりなるコネクタにおいて、
上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、上記端子部材
は、接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを
有し、上記背面側スリット内に挿入してあり、その圧入
固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に圧入され
て固定されている背面側端子部材と、接続用端子部と実
装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上記前面側スリ
ット内に挿入してあり、その圧入固定用腕部を上記前面
圧入固定用スリット部に圧入されて固定されている前面
側端子部材とよりなり、上記背面側端子部材の圧入固定
用腕部が圧入固定されている部分と上記前面側端子部材
の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分とが千鳥状
に配されて、背面側端子部材と前面側端子部材とが交互
に並んだ構成としたものであり、背面側端子部材の圧入
固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前面側端子
部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分とが千
鳥状に配されているため、背面側端子部材の圧入固定用
腕部を圧入固定したときの影響が前面圧入固定用スリッ
ト部に及びにくくなり、且つ、前面側端子部材の圧入固
定用腕部を圧入固定したときの影響が背面圧入固定用ス
リット部に及びにくくなる。よって、背面圧入固定用ス
リット部と前面圧入固定用スリット部との間の壁部の厚
さを薄く出来、これによって、交互にならんだ背面側端
子部材と前面側端子部材とのピッチを狭くすることが可
能となり、狭ピッチのコネクタ装置を実現することが出
来る。
タ本体と複数の端子部材とよりなるコネクタにおいて、
上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、上記端子部材
は、接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを
有し、上記背面側スリット内に挿入してあり、その圧入
固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に圧入され
て固定されている背面側端子部材と、接続用端子部と実
装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上記前面側スリ
ット内に挿入してあり、その圧入固定用腕部を上記前面
圧入固定用スリット部に圧入されて固定されている前面
側端子部材とよりなり、上記背面側端子部材の圧入固定
用腕部が圧入固定されている部分と上記前面側端子部材
の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分とが千鳥状
に配されて、背面側端子部材と前面側端子部材とが交互
に並んだ構成としたものであり、背面側端子部材の圧入
固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前面側端子
部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分とが千
鳥状に配されているため、背面側端子部材の圧入固定用
腕部を圧入固定したときの影響が前面圧入固定用スリッ
ト部に及びにくくなり、且つ、前面側端子部材の圧入固
定用腕部を圧入固定したときの影響が背面圧入固定用ス
リット部に及びにくくなる。よって、背面圧入固定用ス
リット部と前面圧入固定用スリット部との間の壁部の厚
さを薄く出来、これによって、交互にならんだ背面側端
子部材と前面側端子部材とのピッチを狭くすることが可
能となり、狭ピッチのコネクタ装置を実現することが出
来る。
【0043】請求項2の発明は、コネクタ本体と複数の
端子部材とよりなるコネクタにおいて、上記コネクタ本
体は、その背面側から形成してあり、背面圧入固定用ス
リット部を有する背面側スリットと、その前面側から形
成あり、前面圧入固定用スリット部を有する前面側スリ
ットとが交互に並んで形成してあり、上記背面圧入固定
用スリット部と前面圧入固定用スリット部とが千鳥状に
配されている構成であり、上記端子部材は、カードエッ
ジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有
し、上記背面側スリット内に挿入してあり、その圧入固
定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に圧入されて
固定されている背面側端子部材と、カードエッジ接続用
端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上記
前面側スリット内に挿入してあり、その圧入固定用腕部
を上記前面圧入固定用スリット部に圧入されて固定され
ている前面側端子部材とよりなり、上記背面側端子部材
の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前面
側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分
とが千鳥状に配されて、背面側端子部材と前面側端子部
材とが交互に並んだ構成としたものであり、背面側端子
部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記
前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている
部分とが千鳥状に配されているため、背面側端子部材の
圧入固定用腕部を圧入固定したときの影響が前面圧入固
定用スリット部に及びにくくなり、且つ、前面側端子部
材の圧入固定用腕部を圧入固定したときの影響が背面圧
入固定用スリット部に及びにくくなる。よって、背面圧
入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット部との間
の壁部の厚さを薄く出来、これによって、交互にならん
だ背面側端子部材と前面側端子部材とのピッチを狭くす
ることが可能とり、狭ピッチのカードエッジコネクタ装
置を実現することが出来る。
端子部材とよりなるコネクタにおいて、上記コネクタ本
体は、その背面側から形成してあり、背面圧入固定用ス
リット部を有する背面側スリットと、その前面側から形
成あり、前面圧入固定用スリット部を有する前面側スリ
ットとが交互に並んで形成してあり、上記背面圧入固定
用スリット部と前面圧入固定用スリット部とが千鳥状に
配されている構成であり、上記端子部材は、カードエッ
ジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有
し、上記背面側スリット内に挿入してあり、その圧入固
定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に圧入されて
固定されている背面側端子部材と、カードエッジ接続用
端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有し、上記
前面側スリット内に挿入してあり、その圧入固定用腕部
を上記前面圧入固定用スリット部に圧入されて固定され
ている前面側端子部材とよりなり、上記背面側端子部材
の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記前面
側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分
とが千鳥状に配されて、背面側端子部材と前面側端子部
材とが交互に並んだ構成としたものであり、背面側端子
部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている部分と上記
前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されている
部分とが千鳥状に配されているため、背面側端子部材の
圧入固定用腕部を圧入固定したときの影響が前面圧入固
定用スリット部に及びにくくなり、且つ、前面側端子部
材の圧入固定用腕部を圧入固定したときの影響が背面圧
入固定用スリット部に及びにくくなる。よって、背面圧
入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット部との間
の壁部の厚さを薄く出来、これによって、交互にならん
だ背面側端子部材と前面側端子部材とのピッチを狭くす
ることが可能とり、狭ピッチのカードエッジコネクタ装
置を実現することが出来る。
【0044】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記背面側挿入用端子部材及び前面側挿入用端子部
材は、金型で金属板を打ち抜いて、長方形の枠部と、実
装用端子部と、該長方形枠部の端と実装用端子部とをつ
なぐ柱部と、該柱部から突き出ている圧入固定用腕部と
よりなる形状のパターンを形成し、該パターンの上記長
方形枠部の対向する短辺のうち、選択した一方の短辺を
切除することによって製造されたものであるようにした
ものであるため、長方形枠部の短辺を切除する金型は簡
単な構造に出来、複雑で高価な金型は一つで足り、金型
の費用が安価となり、よって、背面側挿入用端子部材及
び前面側挿入用端子部材を安価に製造することが出来
る。
て、上記背面側挿入用端子部材及び前面側挿入用端子部
材は、金型で金属板を打ち抜いて、長方形の枠部と、実
装用端子部と、該長方形枠部の端と実装用端子部とをつ
なぐ柱部と、該柱部から突き出ている圧入固定用腕部と
よりなる形状のパターンを形成し、該パターンの上記長
方形枠部の対向する短辺のうち、選択した一方の短辺を
切除することによって製造されたものであるようにした
ものであるため、長方形枠部の短辺を切除する金型は簡
単な構造に出来、複雑で高価な金型は一つで足り、金型
の費用が安価となり、よって、背面側挿入用端子部材及
び前面側挿入用端子部材を安価に製造することが出来
る。
【図1】従来のカードエッジコネクタ装置を示す図であ
る。
る。
【図2】図1中、Y−Z面IIで断面したコネクタ本体
を、端子部材と対応させて示す図である。
を、端子部材と対応させて示す図である。
【図3】コネクタ本体を背面側よりみて示す図である。
【図4】図1中、X−Y面IVで断面したコネクタ本体を
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明の一実施例になるカードエッジコネクタ
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図6】図5中、X−Y面VIで断面したカードエッジコ
ネクタ装置の断面図である。
ネクタ装置の断面図である。
【図7】図5中、X−Y面VIIで断面したカードエッジ
コネクタ装置の断面図である。
コネクタ装置の断面図である。
【図8】図6中、コネクタ本体と背面挿入端子部材とを
対応させて示す図である。
対応させて示す図である。
【図9】図7中、コネクタ本体と前面挿入端子部材とを
対応させて示す図である。
対応させて示す図である。
【図10】コネクタ本体を示す図である。
【図11】コネクタ本体内のスリットを、端子部材と対
応させて示す図である。
応させて示す図である。
【図12】図10中、X−Y面XIIで切断したコネクタ
本体の断面図である。
本体の断面図である。
【図13】端子部材の製造を説明する図である。
100 カードエッジコネクタ装置 110 コネクタ本体 111 カードエッジ挿入口(接続口) 112 背面挿入端子部材挿入用スリット 113 前面挿入端子部材挿入用スリット 112a,113a カードエッジ用端子部収容部 112b、113b 柱部収容部 112c,113c 圧入固定用穴状スリット部 114,115,116 壁部 120 背面挿入端子部材 130 背面挿入端子部材 121,131 カードエッジ用端子部 122,132 実装用端子部 123,133 柱部 124,134 圧入固定用腕部 140,150 圧入固定用腕部が圧入固定されている
部分304 枠部 300 一次加工品 304a,304b 短辺部 401,501 切り落とされた部分
部分304 枠部 300 一次加工品 304a,304b 短辺部 401,501 切り落とされた部分
Claims (3)
- 【請求項1】電気絶縁材料製であり、端子挿入用スリッ
トが並んで形成してあり、且つ前面側に接続口を有する
構成のコネクタ本体と、 一端側に、接続用端子部を有し、他端側に実装のための
実装用端子部を有し、上記接続用端子部を上記端子挿入
用スリットに挿入されて固定してあり、上記コネクタ本
体に沿って並んでいる複数の端子部材とよりなり、 各端子部材は、上記接続用端子部が上記接続口に臨んで
おり、実装用端子部がコネクタ本体より外側に出ている
構成であるコネクタにおいて、 上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、 上記端子部材は、 接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有
し、上記背面側スリット内に挿入してあり、その圧入固
定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に圧入されて
固定されている背面側端子部材と、 接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用腕部とを有
し、上記前面側スリット内に挿入してあり、その圧入固
定用腕部を上記前面圧入固定用スリット部に圧入されて
固定されている前面側端子部材とよりなり、 上記背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されて
いる部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入
固定されている部分とが千鳥状に配されて、背面側端子
部材と前面側端子部材とが交互に並んだ構成としたこと
を特徴とするコネクタ装置。 - 【請求項2】電気絶縁材料製であり、端子挿入用スリッ
トが並んで形成してあり、且つ前面側にカードエッジが
挿入されるカードエッジ挿入口を有する構成のコネクタ
本体と、 一端側に、カードエッジ接続用端子部を有し、他端側に
実装のための実装用端子部を有し、上記カードエッジ接
続用端子部を上記端子挿入用スリットに挿入されて固定
してあり、上記コネクタ本体に沿って並んでいる複数の
端子部材とよりなり、 各端子部材は、上記カードエッジ接続用端子部が上記カ
ードエッジ挿入口に臨んでおり、実装用端子部がコネク
タ本体より外側に出ている構成であるコネクタにおい
て、 上記コネクタ本体は、その背面側から形成してあり、背
面圧入固定用スリット部を有する背面側スリットと、そ
の前面側から形成あり、前面圧入固定用スリット部を有
する前面側スリットとが交互に並んで形成してあり、上
記背面圧入固定用スリット部と前面圧入固定用スリット
部とが千鳥状に配されている構成であり、 上記端子部材は、 カードエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用
腕部とを有し、上記背面側スリット内に挿入してあり、
その圧入固定用腕部を上記背面圧入固定用スリット部に
圧入されて固定されている背面側端子部材と、 カードエッジ接続用端子部と実装用端子部と圧入固定用
腕部とを有し、上記前面側スリット内に挿入してあり、
その圧入固定用腕部を上記前面圧入固定用スリット部に
圧入されて固定されている前面側端子部材とよりなり、 上記背面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入固定されて
いる部分と上記前面側端子部材の圧入固定用腕部が圧入
固定されている部分とが千鳥状に配されて、背面側端子
部材と前面側端子部材とが交互に並んだ構成としたこと
を特徴とするコネクタ装置。 - 【請求項3】上記背面側挿入用端子部材及び前面側挿入
用端子部材は、 金型で金属板を打ち抜いて、長方形の枠部と、実装用端
子部と、該長方形枠部の端と実装用端子部とをつなぐ柱
部と、該柱部から突き出ている圧入固定用腕部とよりな
る形状のパターンを形成し、 該パターンの上記長方形枠部の対向する短辺のうち、選
択した一方の短辺を切除することによって製造されたも
のであることを特徴とする請求項2記載のコネクタ装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000016093A JP2001210406A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コネクタ装置 |
US09/702,863 US6464521B1 (en) | 2000-01-25 | 2000-11-01 | Connector device having narrowed pitches between terminal members |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000016093A JP2001210406A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コネクタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001210406A true JP2001210406A (ja) | 2001-08-03 |
Family
ID=18543296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000016093A Pending JP2001210406A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | コネクタ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6464521B1 (ja) |
JP (1) | JP2001210406A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011175931A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Three M Innovative Properties Co | 接触子および電気コネクタ |
JP2011216220A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hirose Electric Co Ltd | 平型導体用電気コネクタ |
JP2015008053A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタおよび当該コネクタに用いられるヘッダならびにソケット |
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TW570349U (en) * | 2003-04-04 | 2004-01-01 | P Two Ind Inc | Structure of conducting terminal |
CN101015092B (zh) * | 2004-07-07 | 2011-01-26 | 莫莱克斯公司 | 具有高速终端的边缘卡连接器组件 |
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US8556662B2 (en) * | 2011-12-01 | 2013-10-15 | Proconn Technology Co., Ltd. | Card connector |
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CN116799545A (zh) * | 2022-03-16 | 2023-09-22 | 贝尔威勒电子(昆山)有限公司 | 导电端子、导电端子组件及连接器 |
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US5695359A (en) * | 1995-02-23 | 1997-12-09 | Molex Incorporated | Zero insertion force electrical connector for flat cable |
JP2710593B2 (ja) * | 1995-09-18 | 1998-02-10 | 日本電気株式会社 | フラットケーブル用コネクタ |
TW325602B (en) * | 1995-11-09 | 1998-01-21 | Hirose Electric Co Ltd | Electrical connector for flexible substrate |
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-
2000
- 2000-01-25 JP JP2000016093A patent/JP2001210406A/ja active Pending
- 2000-11-01 US US09/702,863 patent/US6464521B1/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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