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JP2001172123A - 崩れ防止化粧料 - Google Patents

崩れ防止化粧料

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JP2001172123A
JP2001172123A JP35906699A JP35906699A JP2001172123A JP 2001172123 A JP2001172123 A JP 2001172123A JP 35906699 A JP35906699 A JP 35906699A JP 35906699 A JP35906699 A JP 35906699A JP 2001172123 A JP2001172123 A JP 2001172123A
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cosmetics
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昌枝 飯田
Masakazu Miyazawa
雅一 宮澤
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧仕上がりを向上させると同時に化粧崩れ
も防ぐ下地化粧料に好適な化粧料を提供する。 【解決手段】 透明粉体と部分的に炭素数6〜20のア
ルキル基を有するアクリル系水性高分子とをアンダーメ
ークアップ化粧料やコントロールカラーなどの下地用の
化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料に関し、更
に詳しくは、化粧崩れを防ぐのに有用な化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メークアップ化粧料などの重要な要素
に、化粧料が美しく肌上に配置されることと化粧仕上が
りが当初の美しさのままどのくらい持続するかと言うこ
と、即ち、化粧崩れのしにくいと言うことが挙げられ
る。これは、メークアップ化粧料が物理的な力によって
のみ皮膚上に付着していることから、皮膚の状態や局部
構造により付着のし具合がムラになったり、物理的な力
や生体からの分泌物などにより、その位置座標が異なっ
たり、濡れが変化して光学的特性に変化がでたりする現
象が存在するためである。この様な現象を防ぐために、
下地化粧料が開発されている。下地化粧料は、化粧料の
演色効果を高めるために、肌色を補正したり、化粧料と
肌の間のバインダーとなり、化粧料を肌にしっかりと付
着させたり、分泌物による濡れが化粧料に及ばないよう
に防ぐ作用を担った化粧料であるが、おおむね1品で、
前記効果全てを有するものではなかった。特に注力され
ているのが、化粧料を的確に皮膚上に配置させる機能
(化粧のりの改善)であり、化粧崩れを防ぐ手段として
は、プレストパウダー等のように化粧直し料の携帯によ
り対応したり、メークアップ化粧料そのものを化粧崩れ
しにくくすることにより、対応していた。この様な化粧
料の組合せにおける典型的な下地化粧料のタイプとして
は、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩のゲル
製剤を利用した水溶性ゲル製剤とカルボキシビニルポリ
マーを安定剤とした乳化物製剤とが挙げられる。
【0003】一方、化粧のりと化粧崩れの双方に関係す
る皮膚側の因子としては、近年になり、毛穴の存在がク
ローズアップされてきている。即ち、皮膚上でその不均
一の最も大きな要素となるのが毛穴であり、ここより分
泌される生体由来の分泌物により化粧崩れが起こること
を本発明者らは見出している。又、この様な毛穴を透明
粉体にてスムーズに補正することにより、化粧のりが著
しく向上する事も見出している。しかしながら、この様
な粉体を部分的に炭素数6〜20のアルキル基を有する
アクリル系水性高分子と併用する技術は知られていない
し、この様な技術により、使用感がみずみずしく、且
つ、メークアップ化粧を行った場合に、化粧仕上がりの
経時的変化も少ない、下地化粧料が得られることも知ら
れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記背景技術
のもとに為されたものであり、化粧仕上がりを向上させ
ると同時に化粧崩れも防ぐ下地化粧料に好適な化粧料を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況の下、
化粧仕上がりを向上させると同時に化粧崩れも防ぐ下地
化粧料に好適な化粧料を開発すべく、鋭意研究努力を重
ねた結果、透明粉体と部分的に炭素数6〜20のアルキ
ル基を有するアクリル系水性高分子とを組み合わせて化
粧料に含有させることにより、この様な技術実現が可能
であることを見出し、発明を完成させるに至った。即
ち、本発明は、以下に示す技術を開示するものである。 (1) 透明粉体と部分的に炭素数6〜20のアルキル
基を有するアクリル系水性高分子とを含有する化粧料。 (2) 部分的に炭素数6〜20のアルキル基を有する
アクリル系水性高分子が、アクリル酸エチル、メタクリ
ル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸及びメタクリル
酸ラウリルの共重合体及び/又はその塩であることを特
徴とする、(1)に記載の化粧料。 (3) 透明粉体が無水珪酸であることを特徴とする、
(1)又は(2)に記載の化粧料。 (4) ゲル状であることを特徴とする、(1)〜
(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5) 下地化粧料であることを特徴とする、(1)〜
(4)何れか1項に記載の化粧料。 (6) 更に、マルメロエキスを含有することを特徴と
する、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料。 (7) 毛穴補正効果を有することを特徴とする、
(1)〜(6)何れか1項に記載の化粧料。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の化粧料は必須成分とし
て、透明粉体を含有する。透明粉体としては、光透過性
がある粉体であって化粧料で使用されているものであれ
ば特段の限定無く使用でき、例えば、球状、無定形状或
いはフレーク状の無水珪酸、ナイロンやアクリル樹脂ビ
ーズ等の高分子樹脂粉体、珪酸カルシウムや珪酸マグネ
シウム、メチルシロキサン網状重合体、架橋型ジメチル
ポリシロキサンなどが例示できる。これらの透明粉体は
そのまま使用することも出来るし、表面処理をして使用
することも可能である。かかる表面処理としては、例え
ば、ハイドロジェンメチルポリシロキサンの焼き付け処
理、ジメチルポリシロキサンの焼き付け処理、ポリ燐酸
ナトリウムなどの燐酸塩被覆処理、シリル化剤によるシ
リル化処理、パーフルオロ基を有する化合物での処理な
どが例示できる。これらの粉体は何れも化粧料の汎用原
料であり、その入手は市販品を購入することにより為さ
れる。これらの透明粉体の内、特に好ましいものは、無
水珪酸であり、中でも球状の無水珪酸が特に好ましく例
示できる。これら透明粉体は、毛穴をカバーして皮膚表
面を平坦にさせ、化粧のりのムラや化粧崩れにおける化
粧仕上がりの変化を目立たなくさせる作用を有する。本
発明の化粧料における、前記透明粉体の好ましい含有量
は総量で、1〜20重量%であり、更に好ましくは、4
〜15重量である。これは、多すぎると効果が頭打ちに
なったり、形の安定性などに悪影響を与えることがあ
り、少なすぎると毛穴の補正が出来ず、化粧仕上がりを
美しくできなかったり、化粧崩れを防止したりすること
が出来なかったりすることがあるからである。
【0007】本発明の化粧料は、透明粉体以外に、部分
的に炭素数6〜20のアルキル基を有するアクリル系水
性高分子を含有することを特徴とする。本発明で言う水
性高分子とは、それ自身が水性媒体に溶解或いは透明に
分散する水溶性高分子と水などの水性媒体中にエマルジ
ョン等の形態で、透明ではないが、一様に分散している
ポリマーエマルジョンとを総括して示す言葉である。こ
れらは水性の化粧料中に一様の確率で存在することが出
来、この為これら何れもが本発明の化粧料で使用可能で
ある。市販品における、この様な高分子としては、水溶
性高分子であれば、例えば、アクリル酸・アクリル酸
(C10〜30)アルキル共重合体であるカーボポール
1382(グッドリッチ社製)、アクリル酸・メタクリ
ル酸(C10〜30)アルキル共重合体である、ペムレ
ンTR−1或いはペムレンTR−2(グッドリッチ社
製)等が例示でき、ポリマーエマルジョンとしては、ア
クリル酸・アクリル酸アルキル共重合体エマルジョンで
ある、ポリジョイントJN(大成化工株式会社製;樹脂
分50重量%)、アクリル酸エチル、メタクリル酸−2
−エチルヘキシル、アクリル酸及びメタクリル酸ラウリ
ルを構成単量体とするアクリル酸・アクリル酸アルキル
共重合体エマルジョンである、アクリットSE−141
6AX2(大成化工株式会社製;樹脂分24重量%)が
好ましく例示できる。これらの内、特に好ましいものは
ポリマーエマルジョンであり、中でもアクリットSE−
1416AX2が、本発明の化粧料の上にメークアップ
を行った場合に於いて、化粧仕上がりが最も美しいので
特に好ましい。本発明の化粧料に於いては、上記水性高
分子を唯一種含有させることも可能であるし、2種以上
組み合わせて含有させることも可能である。又、これら
の高分子はナトリウム、カリウムなどのアルカリととも
に塩と為して使用することも出来、この様なもの或いは
技術も本発明の技術分野に属するものである。本発明の
化粧料におけるこれら水性高分子の好ましい含有量は、
樹脂分に換算しての総量で、化粧料全量に対して0.0
1〜10重量%であり、更に好ましくは、0.05〜1
重量%である。これは、少なすぎるとメークアップ化粧
料の固定効果や崩れ防止効果が損なわれることがあり、
多すぎるとベタツキなどの好ましくない使用感が生じた
り、メークアップ化粧料の化粧仕上がりが厚ぼったくな
り、美しさが損なわれることがあるためである。
【0008】本発明の化粧料に於いては、上記必須成分
である、透明粉体と炭素数6〜20のアルキル基を有す
るアクリル系水性高分子以外に、好ましい成分としてマ
ルメロエキスを挙げることが出来る。これは、マルメロ
エキスの粘着性がメークアップ化粧料を良く固着し、化
粧崩れを防ぐからである。この様なマルメロエキスの好
ましい含有量は、0.1〜10重量%であり、更に好ま
しくは1〜5重量%である。
【0009】上記に示した如く、本発明の効果が、毛穴
補正による、皮膚へのメークアップ化粧料の一様なのり
と毛穴から分泌される皮脂による化粧料の濡れの変化に
起因する化粧崩れの防止であることから、本発明の化粧
料は油脂などの含有量が少ない水性ゲルタイプにするこ
とが好ましい。油脂の含有量としては、5重量%以下に
抑えることが好ましい。又、この様なタイプにすること
により、皮脂や汗などの生体分泌物の濡れによって生じ
る化粧崩れを防ぐ作用に優れるので、この様な化粧崩れ
が起こりやすい夏の季節のアンダーメークアップ化粧料
やコントロールカラーなどの下地化粧料として、特に好
ましい。この為、水性ゲル製剤に必須の水性ゲル化剤を
上記の成分以外に含有することが好ましく、この様な水
性ゲル化剤としては、カルボキシビニルポリマー及び/
又は塩が好適に例示できる。かかる塩としては、ナトリ
ウムやカリウムなどのアルカリ金属塩やアンモニウム
塩、トリエタノールアミンなどの有機アミン塩が好適に
例示できる。かかるゲル化剤の好ましい含有量は、ポリ
マーそのものの量で、0.1〜10重量%が好ましく、
更に好ましくは1〜5重量%である。又、中和率は10
〜100%が好ましい。この様なゲル製剤を夏用の下地
料として用いる場合には、上記の成分以外に、清涼剤を
含有することが好ましい。これは、清涼剤により皮脂や
汗の分泌を抑制でき、更に化粧持ちを向上できるからで
ある。かかる清涼剤としては、例えば、l−メントー
ル、チモール、ユーカリエキス、バコルダーエキスなど
が例示できる。これらは、0.01〜0.5重量%含有
させるのが好ましい。
【0010】本発明の化粧料に於いては、上記の必須成
分と好ましい成分以外に通常化粧料で使用される任意成
分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、
例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワック
ス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル類、オリ
ーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステア
リン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレ
イルアルコール、ステアリルアルコール、オクチルドデ
カノール等の高級アルコール、スルホコハク酸エステル
やポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニ
オン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活
性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活
性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセ
ライド、これらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレング
リコール、グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多
価アルコール類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等を例示することができ
る。
【0011】本発明の化粧料は、上記の諸成分を常法に
従って処理することによって製造することが出来る。本
発明の化粧料は上記の如く、下地料都市使用される形態
が特に好ましいが、少量の粉体を含有させて、下地料と
メークアップ化粧料とを兼ねた機能を有する化粧料とす
ることも出来、この様な化粧料も本発明の化粧料に属す
る。かくして得られた本発明の化粧料は、毛穴を物理的
に補正し、メークアップ化粧時に、メークアップ化粧料
が毛穴に落ち込み、この化粧料の局在化によって仕上が
りが損なわれるのを防止するとともに、毛穴より分泌さ
れる皮脂や汗などを吸着保持し、皮脂濡れや汗濡れによ
り毛穴が目立つタイプの化粧崩れの防止にすぐれた作用
を有する。
【0012】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0013】<実施例1>下記に示す処方に従って、下
地料を作成した。即ち、処方成分を混合、可溶化、分散
してゲル状下地化粧料を得た。このものを下地料として
用いて、下記に示すファンデーションによるメークアッ
プ仕上がりを専門パネラー10名により評価した。比較
例1は球状シリカを二酸化チタンに置換したものを。比
較例2はアクリットSE−1416AX2を酢酸ビニル
エマルジョンに置換したものを用いた。評価はメークア
ップ後の化粧仕上がりの美しさと2時間後の毛穴の目だ
たなさで、++:非常によい、+:良い、±:やや良
い、−:良くないの基準であった。結果を表1に、出現
例数として示す。これより、本発明の化粧料が優れた化
粧のり効果を有することがわかる。
【0014】 (評価に用いたファンデーションの処方) シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 25 重量部 シリコーン処理酸化鉄 5 重量部 シリコーン処理群青 2 重量部 シリコーン処理紺青 1 重量部 シリコーン処理タルク 22 重量部 シリコーン処理セリサイト 15 重量部 シリコーン処理マイカ 10 重量部 オレイルオクタドデシレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0015】 (本発明の下地用の化粧料) エタノール 10 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 3 重量部 メチルパラベン 0.4重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 2.5重量部 10%水酸化カリウム水溶液 1.4重量部 ヘーゼルナッツ油 1 重量部 イソオクタン酸トリグリセリド 1 重量部 POE(6)ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 アクリットSE−1416AX2 0.5重量部 (樹脂分0.12重量部) 球状シリカ 6 重量部 水 71 重量部
【0016】
【表1】
【0017】<実施例2〜4>下記に示す処方に従っ
て、下地料を作成した。即ち、処方成分を混合、可溶
化、分散してゲル状下地化粧料を得た。このものを下地
料として用いて、実施例1に示すファンデーションによ
るメークアップ仕上がりを専門パネラー10名により評
価した。評価項目と評価基準は実施例1と同じものを用
いた。評価結果は表2に示す。これより、透明粉体とし
ては、球状シリカが好ましいことがわかる。 エタノール 10 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 3 重量部 メチルパラベン 0.4重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 2.5重量部 10%水酸化カリウム水溶液 1.4重量部 ヘーゼルナッツ油 1 重量部 イソオクタン酸トリグリセリド 1 重量部 POE(6)ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 アクリットSE−1416AX2 0.5重量部 (樹脂分0.12重量部) 透明粉体* 6 重量部 水 71 重量部 *詳細は表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】<実施例5〜7>下記に示す処方に従っ
て、下地料を作成した。即ち、処方成分を混合、可溶
化、分散してゲル状下地化粧料を得た。このものを下地
料として用いて、実施例1に示すファンデーションによ
るメークアップ仕上がりを専門パネラー10名により評
価した。評価項目と評価基準は実施例1と同じものを用
いた。これより、水性高分子としては、アクリットSE
−1416AX2が好ましいことがわかる。 エタノール 10 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 3 重量部 メチルパラベン 0.4重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 2.5重量部 10%水酸化カリウム水溶液 1.4重量部 ヘーゼルナッツ油 1 重量部 イソオクタン酸トリグリセリド 1 重量部 POE(6)ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 アクリル系樹脂** 0.5重量部 (固形分量として) 球状シリカ 6 重量部 水 71 重量部 **詳細は表3に記す。
【0020】
【表3】
【0021】<実施例8>下記に示す処方に従って、下
地料を作成した。即ち、処方成分を混合、可溶化、分散
してゲル状下地化粧料を得た。このものを下地料として
用いて、実施例1に示すファンデーションによるメーク
アップ仕上がりを実施例1の本発明の化粧料を対照に、
専門パネラー10名により、どちらが優れるかをブライ
ンド条件で評価した。評価項目は実施例1と同じものを
用いた。評価結果は化粧仕上がりについては実施例1の
方が良いと答えたパネラーが2名であったのに対し実施
例8のものの方が良いと答えたパネラーは8名であっ
た。2時間後の毛穴の目立ちについては、実施例1の方
が良いと答えたパネラー3名であったのに対し実施例8
の方が良いと答えたパネラーは7名であり、マルメロエ
キスの添加効果が認められた。 エタノール 10 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 3 重量部 メチルパラベン 0.4重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 2.5重量部 10%水酸化カリウム水溶液 1.4重量部 ヘーゼルナッツ油 1 重量部 イソオクタン酸トリグリセリド 1 重量部 POE(6)ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 アクリットSE−1416AX2 0.5重量部 (樹脂分0.12重量部) 球状シリカ 6 重量部 マルメロエキス 3 重量部 水 68 重量部
【0022】<実施例9>下記に示す処方に従って、下
地料を作成した。即ち、処方成分を混合、可溶化、分散
してゲル状下地化粧料を得た。このものを下地料として
用いて、実施例1に示すファンデーションによるメーク
アップ仕上がりを実施例8の本発明の化粧料を対照に、
専門パネラー10名により、どちらが優れるかをブライ
ンド条件で評価した。評価項目は実施例1と同じものを
用いた。評価結果は化粧仕上がりについては実施例8の
方が良いと答えたパネラーが5名であったのに対し実施
例9のものの方が良いと答えたパネラーは5名であっ
た。2時間後の毛穴の目立ちについては、実施例8の方
が良いと答えたパネラー3名であったのに対し実施例9
の方が良いと答えたパネラーは7名であり、化粧持ちに
対する清涼成分の添加効果が認められた。 エタノール 10 重量部 1,3−ブタンジオール 3 重量部 グリセリン 3 重量部 メチルパラベン 0.4重量部 キサンタンガム 0.1重量部 カルボキシビニルポリマー 2.5重量部 10%水酸化カリウム水溶液 1.4重量部 ヘーゼルナッツ油 1 重量部 イソオクタン酸トリグリセリド 1 重量部 POE(6)ソルビタンセスキオレート 0.1重量部 アクリットSE−1416AX2 0.5重量部 (樹脂分0.12重量部) 球状シリカ 6 重量部 マルメロエキス 3 重量部 ユーカリエキス 0.1重量部 l−メントール 0.1重量部 水 67.8重量部
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、化粧仕上がりを向上さ
せると同時に化粧崩れも防ぐ下地化粧料に好適な化粧料
を提供することが出来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA111 AA112 AA122 AB032 AB171 AB172 AB232 AB242 AB432 AC102 AC122 AC352 AC422 AC442 AC482 AD091 AD092 AD152 AD352 BB21 CC01 CC03 DD41 EE03 EE06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明粉体と部分的に炭素数6〜20のア
    ルキル基を有するアクリル系水性高分子とを含有する化
    粧料。
  2. 【請求項2】 部分的に炭素数6〜20のアルキル基を
    有するアクリル系水性高分子が、アクリル酸エチル、メ
    タクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸及びメタ
    クリル酸ラウリルの共重合体及び/又はその塩であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 透明粉体が無水珪酸であることを特徴と
    する、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 ゲル状であることを特徴とする、請求項
    1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 下地化粧料であることを特徴とする、請
    求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 更に、マルメロエキスを含有することを
    特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 毛穴補正効果を有することを特徴とす
    る、請求項1〜6何れか1項に記載の化粧料。
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