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JP2002308720A - 皮膚保護化粧料 - Google Patents

皮膚保護化粧料

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JP2002308720A
JP2002308720A JP2001116234A JP2001116234A JP2002308720A JP 2002308720 A JP2002308720 A JP 2002308720A JP 2001116234 A JP2001116234 A JP 2001116234A JP 2001116234 A JP2001116234 A JP 2001116234A JP 2002308720 A JP2002308720 A JP 2002308720A
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Japan
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weight
cosmetic
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water
propanediol
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JP2001116234A
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Nobukata Itou
延方 伊藤
Tomoshi Kimura
知史 木村
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Pola Orbis Holdings Inc
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体などにより感じることのある刺激感をも
抑制しうる、皮膚保護作用に優れる化粧料を提供する。 【解決手段】 1)絹由来水可溶性タンパク及び/又は
その類縁体と2)次に示す多価アルコールから選択され
る1種乃至は2種以上を化粧料に含有させる。1,3−
ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリ
ン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ル、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、3−アミ
ノ−1,3−プロパンジオール、ソルビトール、マルチ
トール、縮合度3以上のポリグリセリン

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧料に関し、更に
詳細には皮膚保護用に好適な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚を保護し、その機能を保全すること
は、化粧料に求められている重要な機能である。この様
な機能を具現化するため、通常化粧料では保水力のある
多価アルコールによる角質細胞の保湿と脂質膜による皮
膚表面のコートを形成するよう製剤設計が為されてい
る。しかしながら、この様な処置は、皮膚の角質細胞の
防護能をを保湿により向上させ、以て、皮膚防護能を向
上させる形態のものであるが、この様な形態においては
角質細胞の防護能を上回る皮膚防護は行えなかったし、
例えば、メークアップ化粧料などのように粉体を含有す
る化粧料などにおいては、含有される粉体によって皮膚
に物理的に刺激感を感じる場合があり、この様な刺激感
の抑制は前記の化粧料によっては抑制できない。この様
な物理的な刺激感をも抑制する化粧料が望まれていた。
【0003】一方、絹由来水可溶性タンパクの内のセリ
シンは、皮膚をなめらかにする作用を有することが知ら
れており、その目的で化粧料に配合されることは知られ
ているが、このものを1,3−ブタンジオール、1,2
−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピ
レングリコール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プ
ロパンジオール、2−アミノ−1,3−プロパンジオー
ル、3−アミノ−1,3−プロパンジオール、ソルビト
ール、マルチトール、縮合度3以上のポリグリセリン及
びジグリセリンから選ばれる1種乃至は2種以上と組み
合わせることは全く知られていなかったし、この様な構
成の組み合わせにより、粉体などにより感じることのあ
る刺激感が抑制しうることは全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、粉体などにより感じることの
ある刺激感をも抑制しうる、皮膚保護作用に優れる化粧
料を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑み、本発明者らは
粉体などにより感じることのある刺激感をも抑制しう
る、皮膚保護作用に優れる化粧料を求めて鋭意研究努力
を重ねた結果、絹由来水可溶性タンパクと1,3−ブタ
ンジオール、1,2−ペンタンジオール、イソプレング
リコール、ジプロピレングリコール、2−アミノ−2−
メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−1,
3−プロパンジオール、3−アミノ−1,3−プロパン
ジオール、ソルビトール、マルチトール、縮合度3以上
のポリグリセリン及びジグリセリンから選ばれる1種乃
至は2種以上とを含有する化粧料にその様な作用を見い
だし、発明を完成させるに至った。本発明は、以下に示
す技術に関するものである。 (1)1)絹由来水可溶性タンパク及び/又はその類縁
体と2)次に示す多価アルコールから選択される1種乃
至は2種以上を含有することを特徴とする、化粧料。
1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、
イソプレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグ
リセリン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール、2−アミノ−1,3−プロパンジオール、3
−アミノ−1,3−プロパンジオール、ソルビトール、
マルチトール、縮合度3以上のポリグリセリン (2)多価アルコールの含有量が総量で7〜20重量%
であることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。 (3)更に、フェノキシエタノールを含有することを特
徴とする、(1)又は(2)に記載の化粧料。 (4)更に、球状粉体を含有することを特徴とする、
(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5)皮膚防護用であることを特徴とする、(1)〜
(4)何れか1項に記載の化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の必須成分
である絹由来水可溶性タンパク 本発明は、絹由来水可溶性タンパクを必須成分として含
有することを特徴とする。本発明で言う絹由来水可溶性
タンパクとは、繭や絹に含まれる水可溶性のタンパク、
絹乃至は繭を酵素などで加水分解して得られる水可溶性
のタンパクの総称を意味し、例えば、セリシンなどが好
適に例示できる。これらは、繭や絹自身を水性担体で抽
出したり、或いは、水性担体中で繭や絹を酵素などを用
いて加水分解したりして、それを凍結乾燥、或いは、限
外濾過やゲル濾過などで分画精製し、しかる後に凍結乾
燥したりすることにより製造することができる。又、こ
の様な絹由来水可溶性タンパクは、前記のごとくに調整
したものを使用することもできるが、既にこの様なもの
が市販されており、それを利用することもできる。本発
明の化粧料においては、これらの水可溶性タンパクは唯
一種を含有させることもできるし、二種以上を組み合わ
せて含有させることもできる。これらの内、特に好まし
い形態はセリシンのみを含有させる形態である。本発明
の化粧料において、これら絹由来水可溶性タンパクの好
ましい含有量は、総量で化粧料全量に対して、0.01
〜20重量%であり、更に好ましくは0.1〜10重量
%である。これは、少なすぎると防護効果を発揮しない
場合があり、多すぎるとべたつき等の使用感や防腐力な
どの安定性を損なう場合があるからである。
【0007】(製造例1)繭1Kgに水10lを加え、8
0℃で2時間加熱して、濾過して濾液を凍結乾燥して水
可溶性タンパク1を58g得た。
【0008】(製造例2)繭1Kgに水10lを加え、8
0℃で2時間加熱して、濾過して濾液を分子量1万の限
外濾過にかけ、非溶出部分を凍結乾燥し、水可溶性タン
パク2を27g得た。
【0009】(製造例3)絹の糸くず500gを37℃
のお湯に分散させ、これにプロテアーゼ1gを加え、3
7℃で72時間処理し、分子量10万の限外濾過にか
け、溶出分を取り、溶出部分を分子量1万の限外濾過
し、非溶出分をとり、凍結乾燥し、水可溶性タンパク3
を14g得た。
【0010】(2)本発明の化粧料の必須成分である多
価アルコール 本発明の化粧料は、1,3−ブタンジオール、1,2−
ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロ
パンジオール、2−アミノ−1,3−プロパンジオー
ル、3−アミノ−1,3−プロパンジオール、ソルビト
ール、マルチトール、縮合度3以上のポリグリセリン及
びジグリセリンからなる多価アルコールの群から選ばれ
る1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする。こ
れらの多価アルコールは、上記絹由来の水可溶性タンパ
クと組み合わせて化粧料に含有させることにより、上記
の絹由来水可溶性タンパクとともに皮膚保護バリアーと
なる刺激性を抑制する保護皮膜を形成する。これらは唯
1種を含有させることもできるし、二種以上を組み合わ
せて含有させることもできるが、2種以上の組み合わせ
がより好ましい。これらの多価アルコールの中でより好
ましい組み合わせとしては、1,3−ブタンジオール、
1,2−ペンタンジオール、イソプレングリコール、ジ
プロピレングリコール及びジグリセリンから選ばれる1
種乃至は2種以上の組合せであり、1,2−ペンタンジ
オールを構成要素とする組み合わせであり、その中でも
1,2−ペンタンジオールと1,3−ブタンジオールの
組み合わせと1,2−ペンタンジオールとイソプレング
リコールとの組み合わせが特に好ましい。これらの多価
アルコールは前述のごとくに、絹由来水可溶性タンパク
とともに優れた刺激防護膜を形成する作用を発揮する
が、この効果以外に副次的に系の防腐力を高める作用、
取り分け、フェノキシエタノールの防腐作用を高める作
用を発揮する。又、これらの多価アルコールの本発明の
化粧料における、好ましい含有量は、総量で、化粧料全
量に対して7〜20重量%であり、更に好ましくは10
〜15重量%である。これは少なすぎると皮膚バリア膜
を形成しない場合があり、多すぎると外皮膜の形成を阻
害する場合があるからである。
【0011】(3)本発明の化粧料の好ましい成分 本発明の化粧料は、上記必須の成分以外に次に示す成分
を好ましく含有する。即ち、フェノキシエタノールと球
状粉体である。フェノキシエタノールは上記のごとく本
発明の必須構成要素である多価アルコールと組み合わせ
ることにより優れた防腐力を発揮する。通常化粧料にお
いて使用される防腐剤としては、メチルパラベン、ブチ
ルパラベン等のパラベン類や塩化ベンザルコニウムやヒ
ビテングルコネートなどのカチオン系の防腐剤が使用さ
れるが、この様な防腐剤については過敏なヒトが存在
し、敏感な肌のヒトが使用するのはできれば避けた方が
よいと言われている。本発明の化粧料においては、上記
多価アルコールと前記フェノキシエタノールの組み合わ
せによって、その様な可能性からの回避ができる。本発
明の化粧料における、フェノキシエタノールの好ましい
含有量は、化粧料全量に対して、0.1〜2重量%であ
り、更に好ましくは0.2〜1重量%である。これは少
なすぎると防腐効果を発揮しない場合があり、多すぎる
と系との相溶性に問題を生じる場合があるからである。
【0012】本発明の化粧料の、もう一つの好ましい成
分は、球状粉体である。本発明で言う球状粉体とは、長
径と短径の差が30%以内の滑らかな球状乃至はラグビ
ーボール型の歪んだ球状のものを意味する。又、その材
質としては特段の限定はなく、この様な条件を満たす素
材としては、ナイロンパウダー、珪酸カルシウムビー
ズ、珪酸マグネシウムビーズ、メチルシロキサン網状重
合体、架橋型メチルポリシロキサンビーズ、中空又は中
実のアクリル樹脂ビーズ、シリカビーズなどが好ましく
例示できる。これらの成分は、塗布膜に可塑性を付与す
るとともに、延展時の摩擦を軽減し、滑らかなのびを具
現化するとともに、延展後に好ましい止まりを付与し、
塗布膜に好適な厚さを付与する作用を有する。これらの
球状粉体は、唯一種を含有させることもできるし、二種
以上を組み合わせて含有させることもできる。本発明の
化粧料における、これら球状粉体の好ましい含有量は、
総量で、化粧料全量に対して、0.1〜30重量%であ
り、更に好ましくは1〜10重量%である。
【0013】(4)本発明の化粧料 本発明の化粧料は、上記必須の成分と好ましい成分以外
に、通常化粧料で使用される任意の成分を含有すること
ができる。この様な任意の成分としては、例えば、スク
ワラン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の
炭化水素類、ホホバ油、カルナウバワックス,オレイン
酸オクチルドデシル等のエステル類、オリーブ油、牛
脂、椰子油等のトリグリセライド類、ステアリン酸、オ
レイン酸、リチノレイン酸等の脂肪酸、オレイルアルコ
ール、ステアリルアルコール、オクチルドデカノール等
の高級アルコール、スルホコハク酸エステルやポリオキ
シエチレンアルキル硫酸ナトリウム等のアニオン界面活
性剤類、アルキルベタイン塩等の両性界面活性剤類、ジ
アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、こ
れらのポリオキシエチレン付加物、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、
グリセリン、1,3−ブタンジオール等の多価アルコー
ル類、増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、二
酸化チタンや酸化亜鉛、ベンガラ、黄色酸化鉄、紺青、
群青等の色剤、防腐剤、タルク、マイカ、チタンマイ
カ、セリサイト、チタンセリサイト、着色チタンマイ
カ、虹彩箔などの粉体等を好ましく例示できる。特に、
本発明の化粧料においては、敏感肌の人が粉体含有化粧
料を使用した際に時として感じることのある刺激感を抑
制することができるので、粉体含有化粧料に適用するの
が好ましい。即ち、この様な粉体を必須の成分として含
有する、メークアップ化粧料に適用することも極めて好
ましい態様であるといえる。加えて、本発明の化粧料の
必須の成分である、絹由来水可溶タンパクは有色粉体、
取り分けパール感を有する有色粉体の発色を美しくする
光学的作用を有するため、有色粉体、取り分けパール感
を有する有色粉体を含有するメークアップ化粧料に適用
することが特に好ましい。
【0014】
【実施例】以下に、実施例を示して、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ
限定されるものではない。
【0015】<実施例1〜4>以下に示す処方に従っ
て、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を
それぞれ70℃に加熱し、イにハを加えて分散させ、こ
れにロを加えて中和し、ゲル状のメークアップ化粧料
(ファンデーション)を得た。このものについて、モル
モット損傷皮膚モデルでの一次刺激性を調べた。即ち、
1群5匹のハートレー系白色種モルモット(雌、300
〜350g)の背部を剃毛し、しかる後にガムテープで
4回の過酷ストリッピングを行い損傷皮膚モデルを作成
した。このモデルに本発明のメークアップ化粧料0.0
5gを24時間クローズドパッチし、パッチ絆創膏除去
後1時間にドレーズの基準に従って皮膚反応を判定し
た。即ち、++:浮腫を伴う反応、+:明瞭な紅斑を伴
う反応、±:微弱な紅斑を伴う反応、−:無反応の基準
である。なお、対照例1としては、1,3−ブタンジオ
ール、1,2−ペンタンジオール及びイソプレングリコ
ールをポリエチレングリコール400に、且つ、絹由来
水可溶タンパクを水に置換したものを、比較例1として
は1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール
及びイソプレングリコールをポリエチレングリコール4
00に置換したものを、比較例2としては絹由来水可溶
タンパクを水に置換したものを用いた。結果を表1に示
す。これより本発明の化粧料は刺激発現が極めて抑制さ
れていることがわかる。更に、これらのものを敏感肌の
人5人に塗布してもらい、塗布時に刺激感を感じるか否
かをアンケートに答えてもらった。刺激を感じた人の出
現例数も表1に示す。これより、前記の動物実験の結果
は、人での試験結果とよく一致していることがわかる。 イ 1,3−ブタンジオール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 3 重量部 イソプレングリコール 3 重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 エタノール 8 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10-30) 0.4重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 絹由来水可溶タンパク* 0.1重量部 水重量部 36.6重量部 ロ 水 20 重量部 水酸化カリウム 0.3重量部 ハ 虹彩箔(赤) 1 重量部 二酸化チタン 15 重量部 酸化鉄 5 重量部 酸化亜鉛 1 重量部 球状シリカ 3 重量部
【0016】
【表1】
【0017】<実施例5〜14>以下に示す処方に従っ
て、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロの成分を
それぞれ70℃に加熱し、イにハを加えて分散させ、こ
れにロを加えて中和し、ゲル状のメークアップ化粧料
(ファンデーション)を得た。このものについて、上記
実施例1〜4と同様にモルモット損傷皮膚モデルでの検
討を行った。結果を表2に示す。これより、本発明の化
粧料においては、球状の粉体を含有することが好ましい
ことがわかる。 イ 1,3−ブタンジオール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 3 重量部 イソプレングリコール 3 重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 エタノール 8 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10-30) 0.4重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 セリシン(市販品) 0.1重量部 水 36.6重量部 ロ 水 20 重量部 水酸化カリウム 0.3重量部 ハ 虹彩箔(赤) 1 重量部 二酸化チタン 15 重量部 酸化鉄 5 重量部 酸化亜鉛 1 重量部 表2に記載の成分 3 重量部
【0018】
【表2】
【0019】<実施例15>下記に示す処方に従って、
本発明の化粧料であるアンダーメークアップを作成し
た。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ70℃に加熱し、イ
にハを加えて分散させ、これにロを加えて中和し、ゲル
状のメークアップ化粧料(アンダーメークアップ)を得
た。このもののは上に乗るファンデーションの刺激発現
を抑制する作用を有していた。 イ ジプロピレングリコール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 3 重量部 ジグリセリン 3 重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 エタノール 8 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10-30) 0.4重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 セリシン(市販品) 3.1重量部 水 36.6重量部 ロ 水 35 重量部 水酸化カリウム 0.3重量部 ハ 虹彩箔(赤) 1 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 酸化亜鉛 1 重量部
【0020】<実施例16>下記に示す処方に従って、
本発明の化粧料である乳液を作成した。即ち、イ、ロ、
ニの成分をそれぞれ70℃に加熱し、イにロを加えて中
和し、これにハを加え分散した後に、ニを徐々に加えて
乳化し、攪拌冷却して乳液を得た。このもののは上に乗
るメークアップ化粧料の刺激発現を抑制する作用を有し
ていた。 イ ジプロピレングリコール 3 重量部 1,2−ペンタンジオール 3 重量部 ジグリセリン 3 重量部 フェノキシエタノール 0.5重量部 エタノール 8 重量部 アクリル酸・メタクリル酸アルキル(C10-30) 0.4重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 セリシン(市販品) 3.1重量部 水 30 重量部 ロ 水 20 重量部 水酸化カリウム 0.3重量部 ハ 架橋型メチルオポリシロキサン 1 重量部 メチルシロキサン網状重合体 5 重量部 ニ スクワラン 8 重量部 ジメチコン 5 重量部 ソルビタンステアレート 2 重量部
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、粉体などにより感じる
ことのある刺激感をも抑制しうる、皮膚保護作用に優れ
る化粧料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A61K 7/021 A61K 7/021 Fターム(参考) 4C083 AB032 AB172 AB212 AB232 AB242 AB432 AB502 AC102 AC121 AC122 AC131 AC171 AC172 AC541 AD041 AD072 AD092 AD111 AD152 AD451 AD452 BB26 CC01 CC02 CC05 CC12 DD23 DD31 EE06 EE10 EE12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)絹由来水可溶性タンパク及び/又は
    その類縁体と2)次に示す多価アルコールから選択され
    る1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする、化
    粧料。1,3−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオ
    ール、イソプレングリコール、ジプロピレングリコー
    ル、ジグリセリン、2−アミノ−2−メチル−1,3−
    プロパンジオール、2−アミノ−1,3−プロパンジオ
    ール、3−アミノ−1,3−プロパンジオール、ソルビ
    トール、マルチトール、縮合度3以上のポリグリセリン
  2. 【請求項2】 多価アルコールの含有量が総量で7〜2
    0重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の化
    粧料。
  3. 【請求項3】 更に、フェノキシエタノールを含有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 更に、球状粉体を含有することを特徴と
    する、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 皮膚防護用であることを特徴とする、請
    求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。
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