JP2001165093A - 送風装置 - Google Patents
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- JP2001165093A JP2001165093A JP34745499A JP34745499A JP2001165093A JP 2001165093 A JP2001165093 A JP 2001165093A JP 34745499 A JP34745499 A JP 34745499A JP 34745499 A JP34745499 A JP 34745499A JP 2001165093 A JP2001165093 A JP 2001165093A
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- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 9
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高風量を得ることができるとともに騒音を低
減できる簡易な構成の送風装置を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる送風装置1は、多数の羽
根17を環状に配置し、空気吸込み口19から環の内側
に導入した風を径方向の外側に吹出す遠心ファン11
と、遠心ファン11を回転駆動するモータ13と、遠心
ファン11を収納し送風通路を形成する円筒状のケース
9とを備え、ケース9の一方の開口23から他方の開口
25に向けて送風する送風装置であって、遠心ファン1
1は、空気吸込み口19を前記ケースの一方の開口23
に向けて配置し、回転軸線27を前記ケース9の送風方
向に沿って配置した。
減できる簡易な構成の送風装置を提供する。 【解決手段】 本発明にかかる送風装置1は、多数の羽
根17を環状に配置し、空気吸込み口19から環の内側
に導入した風を径方向の外側に吹出す遠心ファン11
と、遠心ファン11を回転駆動するモータ13と、遠心
ファン11を収納し送風通路を形成する円筒状のケース
9とを備え、ケース9の一方の開口23から他方の開口
25に向けて送風する送風装置であって、遠心ファン1
1は、空気吸込み口19を前記ケースの一方の開口23
に向けて配置し、回転軸線27を前記ケース9の送風方
向に沿って配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気を送風する送
風装置に関する。
風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、送風装置として、軸流ファンや
遠心ファンを用いたものがあるが、低圧力で高風量が得
られることから、車両用の空調装置等においては、遠心
ファンが多く用いられている。
遠心ファンを用いたものがあるが、低圧力で高風量が得
られることから、車両用の空調装置等においては、遠心
ファンが多く用いられている。
【0003】この種の送風装置としては、例えば、特開
平11−37096号公報に開示されているように、ス
クロールケースに遠心ファンを収納し、遠心ファンから
円周方向の外側に向けて送出された風をスクロールの吹
出し口から送風するブロワが知られている。
平11−37096号公報に開示されているように、ス
クロールケースに遠心ファンを収納し、遠心ファンから
円周方向の外側に向けて送出された風をスクロールの吹
出し口から送風するブロワが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のブロワでは、スクロールにより遠心ファンの周囲に吹
出された風(誘導流)を案内するが、誘導流は、遠心フ
ァンの全周囲(360度)について案内することができ
ず、具体的には、吹出し口に対応する約60度の部分
は、遠心ファンの風を有効に案内できないので、その分
だけ風量の向上を図れないという不都合がある。
のブロワでは、スクロールにより遠心ファンの周囲に吹
出された風(誘導流)を案内するが、誘導流は、遠心フ
ァンの全周囲(360度)について案内することができ
ず、具体的には、吹出し口に対応する約60度の部分
は、遠心ファンの風を有効に案内できないので、その分
だけ風量の向上を図れないという不都合がある。
【0005】また、種々の高風量化を図る技術が提案さ
れているが、いずれも構成が複雑になるという問題があ
る。
れているが、いずれも構成が複雑になるという問題があ
る。
【0006】更に、送風装置においては、従来から種々
の騒音低減に関する技術が提案されているが、更なる騒
音の低減が望まれている。
の騒音低減に関する技術が提案されているが、更なる騒
音の低減が望まれている。
【0007】そこで、本発明の目的は、高風量を得るこ
とができるとともに騒音を低減できる簡易な構成の送風
装置を提供することにある。
とができるとともに騒音を低減できる簡易な構成の送風
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、多数の羽根を環状に配置
し、空気吸込み口から環の内側に導入した風を径方向の
外側に吹出す遠心ファンと、遠心ファンを回転駆動する
モータと、遠心ファンを収納し送風通路を形成する円筒
状のケースとを備え、ケースの一方の開口から他方の開
口に向けて送風する送風装置であって、遠心ファンは、
空気吸込み口を前記ケースの一方の開口に向けて配置
し、回転軸線を前記ケースの送風方向に沿って配置した
ことを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の発明は、多数の羽根を環状に配置
し、空気吸込み口から環の内側に導入した風を径方向の
外側に吹出す遠心ファンと、遠心ファンを回転駆動する
モータと、遠心ファンを収納し送風通路を形成する円筒
状のケースとを備え、ケースの一方の開口から他方の開
口に向けて送風する送風装置であって、遠心ファンは、
空気吸込み口を前記ケースの一方の開口に向けて配置
し、回転軸線を前記ケースの送風方向に沿って配置した
ことを特徴とするものである。
【0009】この請求項1に記載の発明では、モータの
駆動により遠心ファンを回転させると、円筒状のケース
の一方の開口に向いている遠心ファンの空気吸込み口か
ら空気を吸込み、遠心ファンの内側に空気を導入して、
遠心ファンの径方向外方向に向けて空気を吹出すが、吹
出す空気はケースの他方の開口(下流側)に向いたベク
トルを有するので、空気は径方向外方で且つ斜め下流側
に向けて吹出される。吹出された空気は、ケースの内壁
に案内されて、ケースの下流側に送風される。本発明で
は、遠心ファンの周囲全体(360度)から吹出す風を
そのままケースの内壁が案内し、ケースの内側周囲全体
をそのまま吹出し口としているので、高風量を得ること
ができるとともに圧力損失を低減でき、且つ騒音を低減
できる。
駆動により遠心ファンを回転させると、円筒状のケース
の一方の開口に向いている遠心ファンの空気吸込み口か
ら空気を吸込み、遠心ファンの内側に空気を導入して、
遠心ファンの径方向外方向に向けて空気を吹出すが、吹
出す空気はケースの他方の開口(下流側)に向いたベク
トルを有するので、空気は径方向外方で且つ斜め下流側
に向けて吹出される。吹出された空気は、ケースの内壁
に案内されて、ケースの下流側に送風される。本発明で
は、遠心ファンの周囲全体(360度)から吹出す風を
そのままケースの内壁が案内し、ケースの内側周囲全体
をそのまま吹出し口としているので、高風量を得ること
ができるとともに圧力損失を低減でき、且つ騒音を低減
できる。
【0010】特に、遠心ファン及びモータは、送風通路
であるケース内に収納されるので、音が漏れ難くく、更
に騒音を低減できる。
であるケース内に収納されるので、音が漏れ難くく、更
に騒音を低減できる。
【0011】また、ケース内に遠心ファン及びモータを
収納するだけであるから、構成が簡易であり、且つ遠心
ファンは吸込み口を送風方向の上流側に向けて配置する
構成であるから装置の小型化を図ることができる。特
に、送風通路を構成するダクトをケースとして利用すれ
ば、ダクト内にそのまま遠心ファン及びモータを収納で
きるので、更に、構成を簡易にできる。
収納するだけであるから、構成が簡易であり、且つ遠心
ファンは吸込み口を送風方向の上流側に向けて配置する
構成であるから装置の小型化を図ることができる。特
に、送風通路を構成するダクトをケースとして利用すれ
ば、ダクト内にそのまま遠心ファン及びモータを収納で
きるので、更に、構成を簡易にできる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ケースは、その内壁に遠心ファン
から吹出された風を他方の開口に向けて案内する案内板
を備えていることを特徴とするものである。
の発明において、前記ケースは、その内壁に遠心ファン
から吹出された風を他方の開口に向けて案内する案内板
を備えていることを特徴とするものである。
【0013】この請求項2に記載の発明では、請求項1
に記載の作用効果を奏するとともに、遠心ファンから径
方向外方に吹出された空気は、ケースの案内板に沿って
ケース下流側に案内されるので、送風効率が良い。
に記載の作用効果を奏するとともに、遠心ファンから径
方向外方に吹出された空気は、ケースの案内板に沿って
ケース下流側に案内されるので、送風効率が良い。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記案内板は、遠心ファンの外周から
ケースの内壁に向けて径方向に沿って湾曲していること
を特徴とするものである。
の発明において、前記案内板は、遠心ファンの外周から
ケースの内壁に向けて径方向に沿って湾曲していること
を特徴とするものである。
【0015】この請求項3に記載の発明では、請求項2
に記載の作用効果を奏するとともに、案内板は遠心ファ
ンから吹出される空気のベクトルに沿って湾曲している
ので風が効率よく案内される。
に記載の作用効果を奏するとともに、案内板は遠心ファ
ンから吹出される空気のベクトルに沿って湾曲している
ので風が効率よく案内される。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、前記案内板は、ケースの内壁
側において、案内板の凸状面から隣合う案内板の凹状面
側に向けて延出する補助片を備えることを特徴とするも
のである。
3に記載の発明において、前記案内板は、ケースの内壁
側において、案内板の凸状面から隣合う案内板の凹状面
側に向けて延出する補助片を備えることを特徴とするも
のである。
【0017】この請求項4に記載の発明では、請求項2
または3に記載の作用効果を奏するとともに、遠心ファ
ンから吹出された風が案内板に沿って案内されるとき
に、凸状面に沿って流れる風が凸状面から剥離するのを
防止できるので、ファン効率を向上でき且つ固有周波数
の騒音を低減できる。更に、案内板とケース内壁との接
合部分の角度を小さくする必要がないので、ケースの製
造における型抜きが容易にでき、製造が容易である。
または3に記載の作用効果を奏するとともに、遠心ファ
ンから吹出された風が案内板に沿って案内されるとき
に、凸状面に沿って流れる風が凸状面から剥離するのを
防止できるので、ファン効率を向上でき且つ固有周波数
の騒音を低減できる。更に、案内板とケース内壁との接
合部分の角度を小さくする必要がないので、ケースの製
造における型抜きが容易にでき、製造が容易である。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が径方向に沿った平坦面であることを特徴
とするものである。
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が径方向に沿った平坦面であることを特徴
とするものである。
【0019】この請求項5に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆるラジアルファンを用いて
いるので、騒音を下げることができる。
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆるラジアルファンを用いて
いるので、騒音を下げることができる。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が回転方向に対して前傾した湾曲面である
ことを特徴とするものである。
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が回転方向に対して前傾した湾曲面である
ことを特徴とするものである。
【0021】この請求項6に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆる多翼ファンを用いている
ので、低圧で所定の風量を得ることができ、ファン効率
が良く、更に、多翼ファンは広く汎用されているので、
製造が容易である。
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆる多翼ファンを用いている
ので、低圧で所定の風量を得ることができ、ファン効率
が良く、更に、多翼ファンは広く汎用されているので、
製造が容易である。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が回転方向に対して後傾した湾曲面である
ことを特徴とするものである。
のいずれか一項に記載の発明において、前記遠心ファン
は、羽根の面が回転方向に対して後傾した湾曲面である
ことを特徴とするものである。
【0023】この請求項7に記載の発明では、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆるターボファンを用いてい
るので、高圧且つ高風量が可能である。
乃至4のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、遠心ファンとしていわゆるターボファンを用いてい
るので、高圧且つ高風量が可能である。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれか一項に記載の発明において、前記ケースは、
少なくともエバポレータまたはヒータコアを配置した車
両用の空調ダクトであることを特徴とするものである。
のいずれか一項に記載の発明において、前記ケースは、
少なくともエバポレータまたはヒータコアを配置した車
両用の空調ダクトであることを特徴とするものである。
【0025】この請求項8に記載の発明では、請求項1
乃至7のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、エバポレータに風を送風する空調ダクトをケースと
して利用できるので、構成を簡易にできる。
乃至7のいずれか一項に記載の作用効果を奏するととも
に、エバポレータに風を送風する空調ダクトをケースと
して利用できるので、構成を簡易にできる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照して、本
発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、図1乃至図
4を参照して本発明の第1実施の形態を説明する。本発
明の実施の形態にかかる送風装置1は、車両用空調ダク
ト3に搭載されている。
発明の実施の形態を詳細に説明する。まず、図1乃至図
4を参照して本発明の第1実施の形態を説明する。本発
明の実施の形態にかかる送風装置1は、車両用空調ダク
ト3に搭載されている。
【0027】車両用空調ダクト3は、エバポレータ5と
このエバポレータ5を収納したエバポレータケース7と
を備え、エバポレータ5の上流側に送風装置1が設けら
れており、矢印Aで示すように、送風装置1からエバポ
レータ5に向けて空調ダクト3内を空気が流れるように
なっている。
このエバポレータ5を収納したエバポレータケース7と
を備え、エバポレータ5の上流側に送風装置1が設けら
れており、矢印Aで示すように、送風装置1からエバポ
レータ5に向けて空調ダクト3内を空気が流れるように
なっている。
【0028】送風装置1は、ケース9とケース9内に収
納された遠心ファン11及びモータ13とから構成され
ている。
納された遠心ファン11及びモータ13とから構成され
ている。
【0029】ケース9は円筒形状であり、エバポレータ
ケース7に接続されており、これらのケース9及びエバ
ポレータケース7が空調ダクト3を構成している。
ケース7に接続されており、これらのケース9及びエバ
ポレータケース7が空調ダクト3を構成している。
【0030】遠心ファン11は、コーン部15の周囲に
多数の羽根17を環状に配置してなり、コーン部15に
対向する側に、空気吸込み口19が形成されている。こ
の遠心ファン11は、一般にブロワ等に用いられている
既存のものである。遠心ファン11は、空気吸込み口1
9から環状に配置した羽根17の内側に空気を導入し、
径方向外側に空気を吹出す。
多数の羽根17を環状に配置してなり、コーン部15に
対向する側に、空気吸込み口19が形成されている。こ
の遠心ファン11は、一般にブロワ等に用いられている
既存のものである。遠心ファン11は、空気吸込み口1
9から環状に配置した羽根17の内側に空気を導入し、
径方向外側に空気を吹出す。
【0031】尚、羽根17は、本実施の形態では、いわ
ゆる多翼ファンであり、径方向に湾曲しているととも
に、湾曲した凹状面を回転方向の上流側に向けており、
且つ径方向の寸法を短く構成している。
ゆる多翼ファンであり、径方向に湾曲しているととも
に、湾曲した凹状面を回転方向の上流側に向けており、
且つ径方向の寸法を短く構成している。
【0032】空気吸込み口19側には、ベルマウス21
が形成されており、空気の吸込みを案内している。
が形成されており、空気の吸込みを案内している。
【0033】遠心ファン11は、その回転軸線27をケ
ース9の上流側開口(一方の開口)23から下流側開口
(他方の開口)25に至る送風方向に沿って配置してい
る。
ース9の上流側開口(一方の開口)23から下流側開口
(他方の開口)25に至る送風方向に沿って配置してい
る。
【0034】遠心ファン11のコーン部15側には、遠
心ファン11を駆動するモータ13が配置されている。
モータ13は、ケース9の内壁から延出されたステイ2
9によりケースの中央に保持されている。ステイ29を
ケース9に予め一体に設けることによって、モータ13
の組み付けが容易にできる。
心ファン11を駆動するモータ13が配置されている。
モータ13は、ケース9の内壁から延出されたステイ2
9によりケースの中央に保持されている。ステイ29を
ケース9に予め一体に設けることによって、モータ13
の組み付けが容易にできる。
【0035】ステイ29は、本実施の形態では、ケース
と一体に形成した樹脂製の板であり、ケース9の内壁か
ら周方向に3等分した位置(120度)で3枚設けられ
ている。各ステイ29は、板面を送風方向に平行に向け
ており、通風抵抗の低減を図っている。ステイ29は、
送風方向における先端側及び後端側にR(アール)をと
り、空気抵抗を低減することが好ましい。
と一体に形成した樹脂製の板であり、ケース9の内壁か
ら周方向に3等分した位置(120度)で3枚設けられ
ている。各ステイ29は、板面を送風方向に平行に向け
ており、通風抵抗の低減を図っている。ステイ29は、
送風方向における先端側及び後端側にR(アール)をと
り、空気抵抗を低減することが好ましい。
【0036】モータ13には、モータ13の駆動を制御
する電子部品であるレジスタ31が設けられており、レ
ジスタ31は、冷却用のフィン33を備えている。本実
施の形態では、レジスタ31をケース9内に配置すると
ともにモータ13に固定し、フィン33を送風方向と平
行に配置している。これにより、風の抵抗になるのを防
止し、且つ冷却効率を高めている。
する電子部品であるレジスタ31が設けられており、レ
ジスタ31は、冷却用のフィン33を備えている。本実
施の形態では、レジスタ31をケース9内に配置すると
ともにモータ13に固定し、フィン33を送風方向と平
行に配置している。これにより、風の抵抗になるのを防
止し、且つ冷却効率を高めている。
【0037】また、本実施の形態では、遠心ファン11
を、ファンの回転軸線27をケース9の送風方向に沿っ
てケース9内に配置するだけであるから、構成が簡易で
あり、組み付けも簡単である。また、送風装置1は、遠
心ファン11の厚み方向(回転軸線方向)の寸法が短か
いので、設置スペースも小さくできる。
を、ファンの回転軸線27をケース9の送風方向に沿っ
てケース9内に配置するだけであるから、構成が簡易で
あり、組み付けも簡単である。また、送風装置1は、遠
心ファン11の厚み方向(回転軸線方向)の寸法が短か
いので、設置スペースも小さくできる。
【0038】特に、遠心ファン11は、空調ダクト3を
構成するケース9内に配置されるので、駆動時における
モータ音をケース内に留めることができ、外に漏れ難い
ので騒音を小さくすることができる。
構成するケース9内に配置されるので、駆動時における
モータ音をケース内に留めることができ、外に漏れ難い
ので騒音を小さくすることができる。
【0039】次に、第1実施の形態における作用を説明
する。モータ13が駆動すると、遠心ファン11が回転
軸線27を中心として回転し、ケース9の上流側開口か
らベルマウス21に案内された空気が遠心ファン11の
内側に取り込まれる。遠心ファン11の内側に取り込ま
れた空気は、遠心ファン11の周囲全体に亘って径方向
内方から外方に向けて風を吹出す。
する。モータ13が駆動すると、遠心ファン11が回転
軸線27を中心として回転し、ケース9の上流側開口か
らベルマウス21に案内された空気が遠心ファン11の
内側に取り込まれる。遠心ファン11の内側に取り込ま
れた空気は、遠心ファン11の周囲全体に亘って径方向
内方から外方に向けて風を吹出す。
【0040】この径方向外方に向けて吹出された風は、
図1に矢印Sで示すように、下流側方向に向いたベクト
ルを有するため斜め下流側に向けて吹出される。斜め下
流側に向けて吹出された風は、円筒状のケース9の内壁
面に沿って案内され、下流側(エバポレータ5側)に送
風される。
図1に矢印Sで示すように、下流側方向に向いたベクト
ルを有するため斜め下流側に向けて吹出される。斜め下
流側に向けて吹出された風は、円筒状のケース9の内壁
面に沿って案内され、下流側(エバポレータ5側)に送
風される。
【0041】ここで、本実施の形態における送風装置1
の風量とファン効率との関係を測定したので、その結果
を図3に示す。図3は、横軸に風量を取り、縦軸にファ
ン効率を取ったものであり、実線は本実施の形態を示
し、破線は従来のブロワを示している。この図3のグラ
フから明らかなように、本実施の形態によれば、高い風
量の領域において従来よりもファン効率に優れている。
の風量とファン効率との関係を測定したので、その結果
を図3に示す。図3は、横軸に風量を取り、縦軸にファ
ン効率を取ったものであり、実線は本実施の形態を示
し、破線は従来のブロワを示している。この図3のグラ
フから明らかなように、本実施の形態によれば、高い風
量の領域において従来よりもファン効率に優れている。
【0042】また、風量と騒音との関係を測定したので
その結果を図4に示す。図4は、横軸に風量を取り、縦
軸に騒音を取ったものであり、実線は本実施の形態を示
し、破線は従来のブロワを示している。この図4のグラ
フから明らかなように、本実施の形態によれば、高い風
量の領域において従来よりも騒音が低い。
その結果を図4に示す。図4は、横軸に風量を取り、縦
軸に騒音を取ったものであり、実線は本実施の形態を示
し、破線は従来のブロワを示している。この図4のグラ
フから明らかなように、本実施の形態によれば、高い風
量の領域において従来よりも騒音が低い。
【0043】更に、遠心ファンとしていわゆる多翼ファ
ンを用いているので、他の種類の遠心ファンを用いた場
合に比較して低圧で所定の風量を得ることができ、ファ
ン効率が良い。また、多翼ファンは広く汎用されている
ので、送風装置1の製造が容易である。
ンを用いているので、他の種類の遠心ファンを用いた場
合に比較して低圧で所定の風量を得ることができ、ファ
ン効率が良い。また、多翼ファンは広く汎用されている
ので、送風装置1の製造が容易である。
【0044】次に、本発明の他の実施の形態を説明する
が、以下に説明する実施の形態では、上述した実施の形
態と同一の作用を奏する部分には、同一の符号を付する
ことによって、その部分の詳細な説明を省略し、上述し
た第1実施の形態と異なる点を主に説明する。
が、以下に説明する実施の形態では、上述した実施の形
態と同一の作用を奏する部分には、同一の符号を付する
ことによって、その部分の詳細な説明を省略し、上述し
た第1実施の形態と異なる点を主に説明する。
【0045】図5乃至図8に示す第2実施の形態は、ケ
ース9の内壁に案内板37を設けた点が上述した実施の
形態と異なる。案内板37は、遠心ファン11から吹出
された風を案内するものであり、遠心ファン11の外周
からケース9の内壁に向けて径方向に沿って湾曲してお
り、湾曲面により受けた風を径方向に案内している。案
内板37は、本実施の形態ではケース9の内壁に等間隔
に4枚配置しているが、形状や枚数は特に限らない。案
内板37の巻き角開始部37aの迎え角度R(図6参
照)は、目的風量に合わせて決定することが望ましい。
例えば、迎え角度Rは、羽根17の後縁の流出角度に一
致させるものであってもよい。また、各案内板37間の
ピッチを不等にしてもよい。
ース9の内壁に案内板37を設けた点が上述した実施の
形態と異なる。案内板37は、遠心ファン11から吹出
された風を案内するものであり、遠心ファン11の外周
からケース9の内壁に向けて径方向に沿って湾曲してお
り、湾曲面により受けた風を径方向に案内している。案
内板37は、本実施の形態ではケース9の内壁に等間隔
に4枚配置しているが、形状や枚数は特に限らない。案
内板37の巻き角開始部37aの迎え角度R(図6参
照)は、目的風量に合わせて決定することが望ましい。
例えば、迎え角度Rは、羽根17の後縁の流出角度に一
致させるものであってもよい。また、各案内板37間の
ピッチを不等にしてもよい。
【0046】更に、案内板37の迎え角部分37aの舌
部にライニングを施すことによって、更に騒音を低減す
ることができる。
部にライニングを施すことによって、更に騒音を低減す
ることができる。
【0047】この第2実施の形態においても、上述した
第1実施の形態と同様な効果を奏するとともに、高い風
量を得ることができる。即ち、遠心ファンの回転数と風
量との関係を測定したのでその結果を図8に示す。図8
は、横軸に遠心ファン11の回転数を取り、縦軸に風量
を取ったものであり、実線は本実施の形態を示し、破線
は従来のブロワを示している。この図4のグラフから明
らかなように、本実施の形態によれば、全ての回転数の
領域で従来よりも高い風量を得ることが明らかである。
第1実施の形態と同様な効果を奏するとともに、高い風
量を得ることができる。即ち、遠心ファンの回転数と風
量との関係を測定したのでその結果を図8に示す。図8
は、横軸に遠心ファン11の回転数を取り、縦軸に風量
を取ったものであり、実線は本実施の形態を示し、破線
は従来のブロワを示している。この図4のグラフから明
らかなように、本実施の形態によれば、全ての回転数の
領域で従来よりも高い風量を得ることが明らかである。
【0048】図9及び図10に第3実施の形態を示す。
この第3実施の形態では、第1実施の形態の遠心ファン
として用いた多翼ファンに換えて、ラジアルファン41
を用いたものである。このラジアルファン41は、図9
に示すように、環状に配置した羽根17を半径方向に沿
った平面板状に形成している点が異なる。
この第3実施の形態では、第1実施の形態の遠心ファン
として用いた多翼ファンに換えて、ラジアルファン41
を用いたものである。このラジアルファン41は、図9
に示すように、環状に配置した羽根17を半径方向に沿
った平面板状に形成している点が異なる。
【0049】このようなラジアルファン41を用いるこ
とによって、図10に風量と騒音との関係を示すよう
に、更に騒音を低減することができる。尚、図10は、
横軸に風量を取り、縦軸に騒音を取ったものであり、実
線は本実施の形態を示し、破線は従来のブロワを示した
ものである。
とによって、図10に風量と騒音との関係を示すよう
に、更に騒音を低減することができる。尚、図10は、
横軸に風量を取り、縦軸に騒音を取ったものであり、実
線は本実施の形態を示し、破線は従来のブロワを示した
ものである。
【0050】発明は、上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0051】例えば、第2実施の形態において、ケース
の内壁に配置する案内板37は、図11及び図12に示
すように、湾曲した板状とし、更に案内板37の翼の凸
状面側に補助片43を設けてもよい。この場合、ケース
9と案内板37と補助片43とで囲まれる空間を形成せ
ずに、案内板37と補助片43とでケース9を兼ねるよ
うに構成するものであってもよい。これらの構成によれ
ば、遠心ファン11から吹出された風が案内板に沿って
案内されるときに、凸状面に沿って流れる風が凸状面か
ら剥離するのを防止できるので、ファン効率を向上でき
且つ固有周波数の騒音を低減できる。更に、案内板37
とケース9の内壁との接合部分の角度を小さくする必要
がないので、ケースの製造における型抜きが容易にで
き、特に後者のように案内板37と補助片43とでケー
ス9を兼ねるように構成した場合には更に型抜きが容易
であり、製造が容易である。
の内壁に配置する案内板37は、図11及び図12に示
すように、湾曲した板状とし、更に案内板37の翼の凸
状面側に補助片43を設けてもよい。この場合、ケース
9と案内板37と補助片43とで囲まれる空間を形成せ
ずに、案内板37と補助片43とでケース9を兼ねるよ
うに構成するものであってもよい。これらの構成によれ
ば、遠心ファン11から吹出された風が案内板に沿って
案内されるときに、凸状面に沿って流れる風が凸状面か
ら剥離するのを防止できるので、ファン効率を向上でき
且つ固有周波数の騒音を低減できる。更に、案内板37
とケース9の内壁との接合部分の角度を小さくする必要
がないので、ケースの製造における型抜きが容易にで
き、特に後者のように案内板37と補助片43とでケー
ス9を兼ねるように構成した場合には更に型抜きが容易
であり、製造が容易である。
【0052】また、図13に示すように、レジスタ31
を、モータ13を保持するステイ29に取り付けるもの
であってもよい。
を、モータ13を保持するステイ29に取り付けるもの
であってもよい。
【0053】遠心ファン11は、上述した多翼ファンや
ラジアルファンに限らず、ターボファンであってもよ
い。ここで、ターボファンとは、羽根17が回転方向に
対して後傾し、凸状に湾曲したものをいう。遠心ファン
としていわゆるターボファンを用いていた場合には、高
圧且つ高風量が可能である。
ラジアルファンに限らず、ターボファンであってもよ
い。ここで、ターボファンとは、羽根17が回転方向に
対して後傾し、凸状に湾曲したものをいう。遠心ファン
としていわゆるターボファンを用いていた場合には、高
圧且つ高風量が可能である。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、遠心フ
ァンの周囲全体(360度)から吹出す風をそのままケ
ースの内壁が案内し、ケースの内側周囲全体をそのまま
吹出し口としているので、高風量を得ることができると
ともに圧力損失を低減でき、且つ騒音を低減できる。
ァンの周囲全体(360度)から吹出す風をそのままケ
ースの内壁が案内し、ケースの内側周囲全体をそのまま
吹出し口としているので、高風量を得ることができると
ともに圧力損失を低減でき、且つ騒音を低減できる。
【0055】遠心ファン及びモータは、送風通路である
ケース内に収納されるので、音が漏れ難くく、更に騒音
を低減できる。
ケース内に収納されるので、音が漏れ難くく、更に騒音
を低減できる。
【0056】ケース内に遠心ファン及びモータを収納す
るだけであるから、構成が簡易であり、且つ遠心ファン
は吸込み口を送風方向の上流側に向けて配置する構成で
あるから装置の小型化を図ることができる。
るだけであるから、構成が簡易であり、且つ遠心ファン
は吸込み口を送風方向の上流側に向けて配置する構成で
あるから装置の小型化を図ることができる。
【0057】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果を奏するとともに、遠心ファンから径方向
外方に吹出された空気は、案内板により、送風方向の下
流側に向けて効率よく案内されるので、送風効率が良
い。
に記載の効果を奏するとともに、遠心ファンから径方向
外方に吹出された空気は、案内板により、送風方向の下
流側に向けて効率よく案内されるので、送風効率が良
い。
【0058】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の効果を奏するとともに、案内板は遠心ファンか
ら吹出される空気のベクトルに沿って湾曲しているので
効率よく送風できる。
に記載の効果を奏するとともに、案内板は遠心ファンか
ら吹出される空気のベクトルに沿って湾曲しているので
効率よく送風できる。
【0059】請求項4に記載の発明によれば、請求項2
または3に記載の効果を奏するとともに、遠心ファンか
ら吹出された風が案内板に沿って案内されるときに、凸
状面に沿って流れる風が凸状面から剥離するのを防止で
きるので、ファン効率を向上でき且つ固有周波数の騒音
を低減できる。更に、案内板とケース内壁との接合部分
の角度を小さくする必要がないので、ケースの製造にお
ける型抜きが容易にでき、製造が容易である。
または3に記載の効果を奏するとともに、遠心ファンか
ら吹出された風が案内板に沿って案内されるときに、凸
状面に沿って流れる風が凸状面から剥離するのを防止で
きるので、ファン効率を向上でき且つ固有周波数の騒音
を低減できる。更に、案内板とケース内壁との接合部分
の角度を小さくする必要がないので、ケースの製造にお
ける型抜きが容易にでき、製造が容易である。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆるラジアルファンを用いている
ので、騒音を下げることができる。
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆるラジアルファンを用いている
ので、騒音を下げることができる。
【0061】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆる多翼ファンを用いているの
で、低圧で所定の風量を得ることができ、ファン効率が
良く、更に、多翼ファンは広く汎用されているので、送
風装置の製造が容易である。
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆる多翼ファンを用いているの
で、低圧で所定の風量を得ることができ、ファン効率が
良く、更に、多翼ファンは広く汎用されているので、送
風装置の製造が容易である。
【0062】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆるターボファンを用いているの
で、高圧且つ高風量が可能である。
乃至4のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
遠心ファンとしていわゆるターボファンを用いているの
で、高圧且つ高風量が可能である。
【0063】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至7のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
エバポレータに風を送風する空調ダクトをケースとして
利用できるので、構成を簡易にできる。
乃至7のいずれか一項に記載の効果を奏するとともに、
エバポレータに風を送風する空調ダクトをケースとして
利用できるので、構成を簡易にできる。
【図1】第1実施の形態にかかる送風装置を搭載した車
両用空調ダクトの縦断面図である。
両用空調ダクトの縦断面図である。
【図2】図1に示す送風装置の横断面図である。
【図3】図1に示す送風装置の風量とファン効率との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図4】図1に示す送風装置の風量と騒音との関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図5】第2実施の形態にかかる送風装置を搭載した車
両用空調ダクトの縦断面図である。
両用空調ダクトの縦断面図である。
【図6】図5に示す送風装置の斜視図である。
【図7】図5に示す送風装置の横断面図である。
【図8】図5に示す送風装置の回転数と風量との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図9】第3実施の形態にかかる送風装置の横断面図で
ある。
ある。
【図10】図9に示す送風装置の風量と騒音との関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
【図11】他の実施の形態にかかる送風装置の斜視図で
ある。
ある。
【図12】図11に示す送風装置の横断面図である。
【図13】他の実施の形態にかかる車両用空調ダクトの
縦断面図である。
縦断面図である。
【符号の説明】 1 送風装置 3 車両用空調ダクト 5 エバポレータ 9 ケース 11 遠心ファン 13 モータ 17 羽根 19 空気吸込み口 23 上流側開口(一方の開口) 23 下流側開口(他方の開口) 37 案内板 41 ラジアルファン 43 補助片
Claims (8)
- 【請求項1】 多数の羽根を環状に配置し、空気吸込み
口から環の内側に導入した風を径方向の外側に吹出す遠
心ファンと、遠心ファンを回転駆動するモータと、遠心
ファンを収納し送風通路を形成する円筒状のケースとを
備え、ケースの一方の開口から他方の開口に向けて送風
する送風装置であって、 遠心ファンは、空気吸込み口を前記ケースの一方の開口
に向けて配置し、回転軸線を前記ケースの送風方向に沿
って配置したことを特徴とする送風装置。 - 【請求項2】 前記ケースは、その内壁に遠心ファンか
ら吹出された風を他方の開口に向けて案内する案内板を
備えていることを特徴とする請求項1に記載の送風装
置。 - 【請求項3】 前記案内板は、遠心ファンの外周からケ
ースの内壁に向けて径方向に沿って湾曲していることを
特徴とする請求項2に記載の送風装置。 - 【請求項4】 前記案内板は、ケースの内壁側におい
て、案内板の凸状面から隣合う案内板の凹状面側に向け
て延出する補助片を備えることを特徴とする請求項2ま
たは3に記載の送風装置。 - 【請求項5】 前記遠心ファンは、羽根の面が径方向に
沿った平坦面であることを特徴とする請求項1乃至4の
いずれか一項に記載の送風装置。 - 【請求項6】 前記遠心ファンは、羽根の面が回転方向
に対して前傾した湾曲面であることを特徴とする請求項
1乃至4のいずれか一項に記載の送風装置。 - 【請求項7】 前記遠心ファンは、羽根の面が回転方向
に対して後傾した湾曲面であることを特徴とする請求項
1乃至4のいずれか一項に記載の送風装置。 - 【請求項8】 前記ケースは、少なくともエバポレータ
またはヒータコアを配置した車両用の空調ダクトである
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載
の送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34745499A JP2001165093A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34745499A JP2001165093A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 送風装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001165093A true JP2001165093A (ja) | 2001-06-19 |
Family
ID=18390348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34745499A Pending JP2001165093A (ja) | 1999-12-07 | 1999-12-07 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001165093A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097920A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
WO2007026425A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujitsu Limited | 高静圧軸流ファン |
JP2010236735A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kubota Corp | コンパクト型空気調和機 |
JP2012047162A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Nidec Servo Corp | 遠心ファン |
-
1999
- 1999-12-07 JP JP34745499A patent/JP2001165093A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097920A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
WO2007026425A1 (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-08 | Fujitsu Limited | 高静圧軸流ファン |
JP2010236735A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kubota Corp | コンパクト型空気調和機 |
JP2012047162A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Nidec Servo Corp | 遠心ファン |
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