JP2001164245A - 色変換膜及び有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents
色変換膜及び有機エレクトロルミネッセンス素子Info
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Abstract
を組み合わせることにより青色光を高い変換効率で赤色
光に変換しうる蛍光色素である新規なローダミン系化合
物、耐UV性及び耐熱性に優れ、変換効率が高い色変換
膜、及び高効率で赤色発光が可能な有機EL素子を提供
する。 【解決手段】 立体障害基としてシクロアルキルアルカ
ン基を少なくとも一つ有する新規なローダミン系化合物
からなる色素、ローダミン系色素を分散した樹脂からな
る色変換膜、並びに、有機化合物層の少なくとも一層
が、上記ローダミン系色素を含有してなる有機EL素子
である。
Description
規なローダミン系化合物、色変換膜及び有機エレクトロ
ルミネッセンス素子(以下、エレクトロルミネッセンス
を「EL」と略記する。)に関する。さらに詳しくは、
有機EL素子のような発光源と組み合わせ、緑色や橙色
の蛍光色素と組み合わせて使用することにより青色光を
高い変換効率で赤色光に変換しうる蛍光色素である新規
なローダミン系化合物、色変換膜、及び高効率で赤色発
光が可能な有機EL素子に関するものである。
認性に優れ、軽量化・薄型化が図られ、数ボルトという
低電圧での駆動が可能であるため、ディスプレイへの展
開が期待でき、したがって、現在盛んに研究が行われて
いる。有機EL素子をディスプレイにする場合の最大の
課題は、フルカラー化の方法の開発である。このフルカ
ラーディスプレイの実現には、青・緑・赤色の三原色の
発光を二次元方向に微細に配列しなければならず、現在
以下のような方法が提案されている。 三色配列法 カラーフィルター法 色変換膜法
た3画素で一つのカラー画素を構成する方法であるが、
有機EL素子は湿式のパターニングを行いにくいので、
高精細のディスプレイを作製しにくいという欠点があ
る。前記の方法は、白色光源を用い、カラーフィルタ
ーによって色変換を行わせ、三原色を得る方法である。
この方法は、パターニングは容易であるが、得られる各
色の輝度が白色光源輝度よりも著しく減るという欠点が
ある。また、前記の方法は、前記の方法と似ている
が、光源に青色光を用いているのが特徴である。この方
法は、光源である青色光によって励起された色素の蛍光
によって緑色・赤色を発光させるため、カラーフィルタ
ー法に比べ輝度の損失が少ないことが利点である。この
ような事情のもとで、本発明者らは、これまで色変換膜
法による有機EL素子のフルカラー化を検討してきた
が、青色から赤色への変換効率が低く、必ずしも充分に
満足しうるものではなかった。一方、有機EL素子にお
いて、高効率の赤色発光を行うことは極めて困難である
のが実状であり、したがって、高効率の赤色発光が可能
な有機EL素子の開発が望まれていた。
状況下で、有機EL素子などの発光源と組み合わせるこ
とにより青色光、緑色光や橙色光を高い変換効率で赤色
光に変換しうる蛍光色素である新規なローダミン系化合
物、耐UV性及び耐熱性に優れ、変換効率が高い色変換
膜、及び高効率で赤色発光が可能な有機EL素子を提供
することを目的とするものである。
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定の立体障
害基を有するローダミン系色素は、色素の会合が抑制さ
れ、濃度消光が抑えられることに着目し、このようなロ
ーダミン系色素を分散した樹脂からなる色変換膜は高い
変換効率で橙色光を赤色光に変換しうること、また、有
機化合物層の少なくとも一層に、上記ローダミン系色素
を含有する有機EL素子は、高効率で赤色発光が可能で
あることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて
完成したものである。また、青色光を赤色光に変換する
ためには、青色光を緑色光へ変換する蛍光色素(例え
ば、クマリン6)、緑色光を橙色光へ変換する蛍光色素
(例えば、ローダミン6G)などの色素、及び橙色光か
ら赤色光へ変換するローダミン系化合物を樹脂中に分散
してなる色変換膜を用いることが望ましい。すなわち、
本発明は、立体障害基としてシクロアルキルアルキル基
を少なくとも一つ有するローダミン系色素を分散した樹
脂からなる色変換膜、それを利用した有機EL素子、及
び蛍光色素として有用なシクロアルキルアルキル基を少
なくとも一つ有する新規なローダミン系化合物を提供す
るものである。前記シクロアルキルアルカン基が、環炭
素数3〜12のシクロアルキル基と炭素数1〜18のア
ルキル基とが結合した基であることが好ましい。前記樹
脂が、尿素樹脂,ベンゾグアナミン樹脂及びメラミン樹
脂の中から選ばれた少なくとも一種であることが好まし
い。前記樹脂が、尿素樹脂,ベンゾグアナミン樹脂及び
メラミン樹脂の中から選ばれた少なくとも一種を、フォ
トレジスト樹脂に含有していても良い。前記他の色と組
み合わせた色変換膜は、発光源と組み合わせることによ
り、該発光源の光を450〜600nmの短波長から5
00〜650nmの長波長へ波長変換するのに良い。こ
のようなローダミン系色素単独の変換膜では、該発光源
の500〜600nmの光を550〜650nmの長波
長へ波長変換できる。前記発光源が、有機エレクトロル
ミネッセンス素子であると好ましい。前記有機EL素子
は、一対の電極と、それに挟持されてなる少なくとも有
機発光層を有する有機化合物層とから構成された有機E
L素子において、上記有機化合物層の少なくとも一層
が、本発明のローダミン系色素を含有することが好まし
い。
子において用いられるローダミン系色素は、立体障害基
としてシクロアルキルアルカン基を少なくとも一つ有す
ることが必要である。このような立体障害基をもつロー
ダミン系色素は、色素の会合が効果的に抑制され、その
結果色素の濃度消光が抑えられるため、色変換膜や有機
EL素子に用いた場合に、本発明の目的が達せられる。
前記ローダミン系色素の中で、シクロアルキル基を少な
くとも一つ有するものとしては、一般式(I)
できる。この一般式(I)において、R1 〜R4 は、そ
れぞれ独立に、少なくとも一つが無置換若しくは置換基
を有する炭素数4〜20のシクロアルキルアルカン基
で、残りが水素原子,炭素数1〜32のシクロアルキル
基又は無置換若しくは置換基を有する核炭素数6〜24
のアリール基である。ここで、炭素数4〜20のシクロ
アルキルアルカン基の例としては、シクロブチルメチル
基,シクロペンチルメチル基,シクロヘキシルメチル
基,シクロオクチルメチル基,2−シクロペンチルエチ
ル基,2−シクロヘキシルエチル基,2−シクロオクチ
ルエチル基,3−シクロブチルプロピル基,3−シクロ
ペンチルプロピル基,3−シクロヘキシルプロピル基,
3−シクロオクチルプロピル基,4−シクロオクチルブ
チル基,6−シクロヘキシルヘキシル基,2−(4−メ
チルシクロヘキシル)エチル基,3−(4−メチルシク
ロヘキシル)プロピル基,3,5−ジメチルシクロヘキ
シルメチル基などが挙げられる。なお、このシクロアル
キルアルカン基に導入されていてもよい置換基について
は後で説明する。また、炭素数1〜32のアルキル基は
直鎖状,分岐状のいずれであってもよく、その例として
は、メチル基,エチル基,n−プロピル基,イソプロピ
ル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル
基,tert−ブチル基,ペンチル基,ヘキシル基,オ
クチル基,デシル基,ドデシル基,テトラデシル基,ヘ
キサデシル基,オクタデシル基,エイコシル基,ベヘニ
ル基などが挙げられる。核炭素数6〜24のアリール基
の例としてはフェニル基,ビフェニル基,ナフチル基,
アントラニル基,ターフェニル基,ピレニル基などが挙
げられる。なお、このアリール基に導入されていてもよ
い置換基については後で説明する。また、R5 は水素原
子,炭素数1〜32のアルキル基,無置換若しくは置換
基を有する環炭素数3〜12のシクロアルキル基,無置
換若しくは置換基を有する核炭素数6〜24のアリール
基又はアラルキル基を示す。ここで、炭素数1〜32の
アルキル基,環炭素数3〜12のシクロアルキル基及び
核炭素数6〜24のアリール基については、前記のとお
りである。核炭素数6〜24のアラルキル基の例として
は、ベンジル基,フェネチル基,フェニルプロピル基,
ナフチルメチル基,フェニルベンジル基などが挙げられ
る。
ン環には、R5 と同様の置換基R6が導入されていても
よい。この置換基及び前記のシクロアルキルアルカン
基,アリール基,アラルキル基に導入されていてもよい
置換基としては、特に制限はなく、例えば炭素数1〜3
2のアルキル基又はアルコキシ基,環炭素数3〜12の
シクロアルキル基又はシクロアルコキシ基,核炭素数6
〜24のアリール基又はアリールオキシ基,ヒドロキシ
ル基,アミノ基,アルキルアミノ基,ハロゲン基(F,
Cl,Br,I),ニトロ基,シアノ基,アルキルアミ
ド基,アリールアミド基,カルボキシル基,アリールエ
ステル基,アルキルエステル基,スルホン基などが挙げ
られる。R7 〜R12は、それぞれ独立に、水素原子又は
炭素数1〜16のアルキル基である。さらに、A- はカ
ウンターイオンを示し、例えばハロゲンイオン,含ホウ
素錯体イオン,金属錯体イオン,過酸化物イオンなどが
挙げられる。具体例としてはF- ,Cl- ,Br- ,I
- ,BF4 - ,BPh4 - ,B(Ph−Cl)4 - ,B
(Ph−F)4 - ,ZnCl4 2- ,ClO4 - ,IO4
-
きる。なお、Phはフェニル基を示す。また、シクロア
ルキル基を少なくとも一つ有する別の例として、一般式
(II)
できる。この一般式(II)において、R1 〜R4 びR6
〜R12は、前記一般式(I)と同じである。A- は前記
一般式(I)と同じである。シクロアルキルアルカン
基,アリール基及びアラルキル基に導入されていてもよ
い置換基は前記一般式(I)と同じである。本発明の蛍
光色素として有用な新規なローダミン系化合物は、一般
式(III)
R1'〜R4'は、それぞれ独立に、少なくとも一つが無置
換若しくは置換基を有するシクロヘキシルメチル基又は
シクロヘキシルプロピル基で、残りが炭素数1〜18の
アルキル基、又は少なくとも一つが無置換若しくは置換
基を有するシクロヘキシルメチル基又はシクロヘキシル
プロピル基である。R5'は水素原子,炭素数1〜18の
アルキル基であり、A- は前記一般式(I)と同じであ
る。シクロアルキルアルカン基に導入されていてもよい
置換基は前記一般式(I)と同じである。シクロヘキシ
ルメチル基及びシクロヘキシルプロピル基に導入されて
いてもよい置換基は、炭素数1〜18のアルキル基など
が挙げられる。また、本発明の蛍光色素として有用な新
規なローダミン系化合物の別の例として、一般式(IV)
1'、 R2'、R3'及びR4'は、前記一般式(III) と同じで
あり、A- は前記一般式(I)と同じである。シクロア
ルキルアルカン基、シクロヘキシルメチル基及びシクロ
ヘキシルプロピル基に導入されていてもよい置換基は前
記一般式(I)と同じである。本発明で用いるローダミ
ン系色素は、このように、立体障害基として、少なくと
も一つのシクロアルキルアルカン基を有することを特徴
とするものである。色素は一般に、溶液中や樹脂中に高
濃度に分散すると色素分子同士で会合体を形成し、蛍光
性が著しく減少することが知られている。この現象は濃
度消光と呼ばれている。本発明は、ローダミン色素分子
の中に、シクロアルキルアルカン基を導入することによ
り、その立体障害によって、上記の好ましくない現象を
抑えるものである。前記一般式(I)〜(IV)で表される
ローダミン系色素の具体例を以下に示す。なお、Me:
メチル基,Et:エチル基,t−Bu:tert−ブチ
ル基,Ph:フェニル基である。
ローダミン系色素、例えば一般式(I)〜(IV)で表され
る化合物を分散した樹脂からなるものであるが、所望に
より、それ以外の色素を併用し、分散させてもよい。本
発明に係るローダミン系色素以外の色素としては、例え
ばクマリン系色素,ペリレン系色素,フタロシアニン系
色素,スチルベン系色素,シアニン系色素,ポリフェニ
レン系色素,他のローダミン系色素などが挙げられる。
樹脂中の全色素含有量については特に制限はないが、樹
脂100重量部に対し、色素を0.01〜10重量部の範
囲で含有するのが望ましい。これらの色素を分散する樹
脂は、透明で(可視光領域の光の透過率が50%以上)
熱膨張率が小さいものが好ましく、色変換膜をパターン
加工し平面的に分離配置するためにはフォトリソグラフ
ィー法が適用できる感光性樹脂が好ましい。このような
条件を満足するものとしては、例えばアクリル酸系、メ
タクリル酸系、ポリケイ皮酸ビニル系、環ゴム系等の反
応性ビニル基を有する光硬化型レジスト材料が挙げられ
る。また印刷法を用いる場合は、透明な樹脂を用いた印
刷インキ(メジウム)が選ばれる。例えばポリ塩化ビニ
ル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、アルキド樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、マレイン酸樹脂、ポリアミド樹脂のオリゴマーまた
はポリマー、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレ
ート、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の透明樹脂を用いることがで
きる。その他にも芳香族スルホンアミド樹脂、尿素樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、ビリジルビニル樹脂等が挙
げられる。
アナミン樹脂及びメラミン樹脂が発色性の点で好まし
い。なお、前記樹脂は単独で用いてもよく、二種以上を
組み合わせて用いてもよい。本発明の色変換膜は前述の
色素を樹脂中に分散し、これを透光性基板上に製膜して
形成するが、その製膜方法は特に制限はない。具体的に
は、キャスト法、スピンコート法,塗布法、蒸着法、電
解法、印刷法等が挙げられるが、一般的にはスピンコー
ト法が好ましい。前記方法により製膜される色変換膜の
膜厚は、入射光を所望の波長に変換するのに必要な膜厚
を適宜選ぶ必要があるが、1〜100μmの範囲が好ま
しい。さらに好ましくは1〜20μmの範囲で選ばれ
る。
る透光性基板としては、400〜700nmの可視光領
域の光の透過率が50%以上であり、平滑な基板である
ことが好ましい。具体的にはガラス基板やポリマー板が
挙げられる。ガラス板としては、特にソーダ石灰ガラ
ス、バリウム・ストロンチウム含有ガラス、鉛ガラス、
アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、バリウムホ
ウケイ酸ガラス、石英等が挙げられる。またポリマー板
としては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリエーテルサルファイド、ポリ
スルフォン等が挙げられる。
ることにより、該発光源の光を波長変換するのに好まし
く用いられ、その光源としては特に制限はなく、例えば
有機EL素子,LED(発光ダイオード),冷陰極管,
無機EL素子,蛍光灯,白熱灯,太陽光などが挙げられ
るが、これらの中で有機EL素子が好ましい。すなわ
ち、有機EL素子を用いたディスプレイのフルカラー化
に際して、本発明の色変換膜を用いるのが有利である。
本発明の色変換膜によって、発光源の色を波長変換する
場合、所望の波長によってはカラーフィルターを併設
し、色純度を調整してもよい。このようなカラーフィル
ターとしては、例えばペリレン系顔料、レーキ系顔料、
アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、アントラキノン系顔
料、アントラセン系顔料、イソインドリン系顔料、イソ
インドリノン系顔料、フタロシアニン系顔料、トリフェ
ニルメタン系塩基性染料、インダンスロン系顔料、イン
ドフェノール系顔料、シアニン系顔料、ジオキサジン系
顔料等の単品、および少なくとも二種類以上の混合物か
らなる色素のみのもの、または色素をバインダー樹脂中
に溶解又は分散させた固体状態のものを挙げることがで
きる。本発明の色変換膜を用いる構成としては、次の例
が挙げられる。 (1) 光源/色変換膜 (2) 光源/透光性基板/色変換膜 (3) 光源/色変換膜/透光性基板 (4) 光源/透光性基板/色変換膜/透光性基板 (5) 光源/色変換膜/カラーフィルター (6) 光源/透光性基板/色変換膜/カラーフィルタ
ー (7) 光源/色変換膜/透光性基板/カラーフィルタ
ー (8) 光源/透光性基板/色変換膜/透光性基板/カ
ラーフィルター (9) 光源/透光性基板/色変換膜/カラーフィルタ
ー/透光性基板 (10) 光源/色変換膜/カラーフィルター/透光性基
板
素を順次積層してもよく、貼り合わせてもよい。また、
作製する場合、その順序については特に制限はなく、上
記構成において、左から右に作製してもよく、右から左
に作製してもよい。次に、本発明の有機EL素子につい
て説明する。本発明の有機EL素子は、一対の電極に狭
持された少なくとも有機発光層を有する有機化合物層の
少なくとも一層に、前述の本発明に係るローダミン系色
素を含有させたものである。該色素を含有する有機EL
素子を作製する場合、その構成,材料などは、特に制限
はなく、通常有機EL素子を作製する際の構成,材料な
どに従って作製すればよい。
えば 陽極/発光層/陰極 陽極/正孔注入層/発光層/陰極 陽極/発光層/電子注入層/陰極 陽極/正孔注入層/発光層/電子注入層/陰極 陽極/有機半導体層/発光層/陰極 陽極/有機半導体層/電子障壁層/発光層/陰極 陽極/有機半導体層/発光層/付着改善層/陰極 陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子注入
層/陰極 などが挙げられるが、これらの中で、通常の構成が好
ましく用いられる。本発明に係るローダミン系色素は、
これらの構成における有機化合物層の少なくとも一層に
含有されることが必要である。その含有量は、ローダミ
ン系色素が含有する層の有機化合物全量に基づき、0.0
1〜50モル%が好ましく、特に0.01〜10モル%が
好適である。
光性基板上に作製される。この透光性基板は、該有機E
L素子を支持する基板であって、400〜700mmの
可視光領域の光の透過率が50%以上で、表面が平滑な
基板であることが好ましい。具体的には、ガラス板、ポ
リマー板等が挙げられる。ガラス板としては、特にソー
ダ石灰ガラス、バリウム・ストロンチウム含有ガラス、
鉛ガラス、アルミノケイ酸ガラス、ホウケイ酸ガラス、
バリウムホウケイ酸ガラス、石英等が挙げられる。また
ポリマー板としては、ポリカーボネート、アクリル樹
脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエーテルサルフ
ァイド、ポリサルフォン等を挙げることができる。
(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物、または
これらの混合物を電極物質とするものが好ましく用いら
れる。このような電極物質の具体例としては、Au等の
金属、CuI、ITO(インジウムチンオキシド)、S
nO2 、ZnO等の導電性材料が挙げられる。そして、
陽極は、これらの電極物質を蒸着法やスパッタリング法
等の方法で薄膜を形成させることにより、作製すること
ができる。このようにして形成された陽極から発光層の
発光を取り出す場合、陽極の発光に対する透過率を10
%より大きくすることが好ましい。また同様に、陽極の
シート抵抗は、数百Ω/□以下が好ましい。そして、前
記性能を確保するためには、陽極の材料にもよるが、陽
極の膜厚としては、通常10nm〜1μm、好ましくは
10〜200nmの範囲で選択される。
機能を併せ持つものである。すなわち、 注入機能;電界印加時に陽極または正孔注入層より
正孔を注入することができ、陰極または電子注入層より
電子を注入することができる機能 輸送機能;注入した電荷(電子と正孔)を電界の力
で移動させる機能 発光機能;電子と正孔の再結合の場を提供し、これ
を発光につなげる機能がある。 ただし、正孔の注入され易さと電子の注入され易さに違
いがあってもよく、また正孔と電子の移動度で表される
輸送能に大小があってもよいが、いずれか一方の電荷を
移動することが好ましい。次に、有機EL素子の発光層
の発光材料は主に有機化合物であり、所望の色調により
使用される化合物は選択される。この観点から、具体的
に色調と化合物の関係を分類すると以下のようになる。
先ず、紫外域から紫色の発光を得る場合には、下記の一
般式で表される化合物が挙げられる。
す。
はフェニル基又はナフチル基を示す。上記X及びYで表
される基,すなわちフェニレン基,フェニル基,ナフチ
ル基は炭素数1〜4のアルキル基,アルコキシ基,水酸
基,スルホニル基,カルボニル基,アミノ基,ジメチル
アミノ基,ジフェニルアミノ基等が単独または複数置換
したものであってもよい。また、これらは互いに結合
し、飽和5員環、6員環を形成してもよい。またフェニ
ル基、フェニレン基、ナフチル基にパラ位で結合したも
のが透光性基板との結合性が良く、平滑な蒸着膜の形成
のために好ましい。具体的には以下の化合物である。特
に、p−クォーターフェニル誘導体、p−クインクフェ
ニル誘導体が好ましい。
えばベンゾチアゾール系、ベンゾイミダゾール系、ベン
ゾオキサゾール系等の蛍光増白剤、金属キレート化オキ
シノイド化合物、スチリルベンゼン系化合物を挙げるこ
とができる。具体的に化合物名を示せば、例えば特開昭
59−194393号公報に開示されているものを挙げ
ることができる。更に、他の有用な化合物は、ケミスト
リー・オブ・シンセティック・ダイズ,1971,62
8〜637頁および640頁に列挙されている。前記キ
レート化オキシノイド化合物としては、例えば特開昭6
3−295695号公報に開示されているものを用いる
ことができる。その代表例としては、トリス(8−キノ
リノール)アルミニウム(以下Alqと略記する)等の
8−ヒドロキシキノリン系金属錯体やジリチウムエピン
トリジオン等を挙げることができる。また前記スチリル
ベンゼン系化合物としては、例えば欧州特許第0319
881号明細書や欧州特許第0373582号明細書に
開示されているものを用いることができる。
示されているジスチリルピラジン誘導体も発光層の材料
として用いることができる。その他のものとして、例え
ば欧州特許第0387715号明細書に開示されている
ポリフェニル系化合物も発光層の材料として用いること
もできる。更に、上述した蛍光増白剤、金属キレート化
オキシノイド化合物及びスチリルベンゼン系化合物等以
外に、例えば12−フタロペリノン(J. Appl. P
hys.,第27巻,L713(1988年))、1,4
−ジフェニル−1,3−ブタジエン、1,1,4,4−
テトラフェニル−1,3−ブタジエン(以上Appl.
Phys. Lett.,第56巻,L799(1990
年))、ナフタルイミド誘導体(特開平2−30588
6号公報)、ペリレン誘導体(特開平2−189890
号公報)、オキサジアゾール誘導体(特開平2−216
791号公報、または第38回応用物理学関係連合講演
会で浜田らによって開示されたオキサジアゾール誘導
体)、アルダジン誘導体(特開平2−220393号公
報)、ピラジリン誘導体(特開平2−220394号公
報)、シクロペンタジエン誘導体(特開平2−2896
75号公報)、ピロロピロール誘導体(特開平2−29
6891号公報)、スチリルアミン誘導体(Appl.
Phys. Lett.,第56巻,L799(1990
年)、クマリン系化合物(特開平2−191694号公
報)、国際特許公報WO90/13148やAppl.
Phys. Lett.,vol58,18,P1982
(1991)に記載されているような高分子化合物等
も、発光層の材料として用いることができる。本発明で
は特に発光層の材料として、芳香族ジメチリディン系化
合物(欧州特許第0388768号明細書や特開平3−
231970号公報に開示のもの)を用いることが好ま
しい。具体例としては、4,4’−ビス(2,2−ジ−
t−ブチルフェニルビニル)ビフェニル、(以下、DT
BPBBiと略記する)、4,4’−ビス(2,2−ジ
フェニルビニル)ビフェニル(以下DPVBiと略記す
る)等、及びそれらの誘導体を挙げることができる。
記載されている一般式(Rs−Q) 2 −Al−O−Lで
表される化合物も挙げられる(上記式中、Lはフェニル
部分を含んでなる炭素原子6〜24個の炭化水素であ
り、O−Lはフェノラート配位子であり、Qは置換8−
キノリノラート配位子を表し、Rsはアルミニウム原子
に置換8−キノリノラート配位子が2個を上回り結合す
るのを立体的に妨害するように選ばれた8−キノリノラ
ート環置換基を表す)。具体的には、ビス(2−メチル
−8−キノリノラート)(パラ−フェニルフェノラー
ト)アルミニウム(III)(以下PC−7)、ビス
(2−メチル−8−キノリノラート)(1−ナフトラー
ト)アルミニウム(III)(以下PC−17)等が挙
げられる。
るドーピングを用いた高効率の青色と緑色の混合発光を
得る方法が挙げられる。この場合、ホストとしては上記
に記載した発光材料、ドーパントとしては青色から緑色
までの強い蛍光色素、例えばクマリン系あるいは上記記
載のホストとして用いられているものと同様な蛍光色素
を挙げることができる。具体的にはホストとして、ジス
チリルアリーレン骨格の発光材料、特に好ましくはDP
VBi、ドーパントとしてはジフェニルアミノビニルア
リーレン、特に好ましくは、例えばN,N−ジフェニル
アミノビニルベンゼン(DPAVB)を挙げることがで
きる。白色の発光を得る発光層としては特に制限はない
が、例えば、下記のものを挙げることができる。 有機EL積層構造体の各層のエネルギー準位を規定
し、トンネル注入を利用して発光させるもの(欧州特許
第0390551号公報) と同じくトンネル注入を利用する素子で実施例と
して白色発光素子が記載されているもの(特開平3−2
30584号公報) 二層構造の発光層が記載されているもの(特開平2−
220390号公報および特開平2−216790号公
報) 発光層を複数に分割してそれぞれ発光波長の異なる
材料で構成されたもの(特開平4−51491号公報) 青色発光体(蛍光ピーク380〜480nm)と緑
色発光体(480〜580nm)とを積層させ、さらに
赤色蛍光体を含有させた構成のもの(特開平6−207
170号公報) 青色発光層が青色蛍光色素を含有し、緑色発光層が
赤色蛍光色素を含有した領域を有し、さらに緑色蛍光体
を含有する構成のもの(特開平7−142169号公
報) 中でも、前記の構成のものが好ましく用いられる。ま
た、赤色蛍光体としては、本発明に係るローダミン系色
素を用いることが好ましいが、それ以外のものも併用す
ることができる。本発明に係るローダミン系色素以外の
赤色蛍光体の例を以下に示す。
しては、例えば蒸着法、スピンコート法、LB法等の公
知の方法を適用することができる。発光層は、特に分子
堆積膜であることが好ましい。この分子堆積膜とは、気
相状態の材料化合物から沈着され形成された薄膜や、溶
液状態または液相状態の材料化合物から固体化され形成
された膜のことであり、通常この分子堆積膜は、LB法
により形成された薄膜(分子累積膜)とは凝集構造、高
次構造の相違や、それに起因する機能的な相違により区
分することができる。また、特開昭57−51781号
公報に開示されているように、樹脂等の結着剤と材料化
合物とを溶剤に溶かして溶液とした後、これをスピンコ
ート法等により薄膜化することによっても、発光層を形
成することができる。このようにして形成される発光層
の膜厚については特に制限はなく、状況に応じて適宜選
択することができるが、通常5nm〜5μmの範囲が好
ましい。この発光層は、上述した材料の一種または二種
以上からなる一層で構成されてもよいし、または前記発
光層とは別種の化合物からなる発光層を積層したもので
あってもよい。
本発明の素子に必要なものではないが、発光性能の向上
のために用いた方が好ましいものである。この正孔注入
層は、発光層への正孔注入を促進・容易にする層であっ
て、正孔移動度が大きく、イオン化エネルギーが通常
5.5eV以下と小さい。このような正孔注入層として
は、より低い電界強度で正孔を発光層に輸送する材料が
好ましく、さらに正孔の移動度が、例えば104 〜10
6 V/cmの電界印加時に、少なくとも10-6cm2 /
V・秒であれば好ましい。このような正孔注入材料につ
いては、前記の好ましい性質を有するものであれば特に
制限はなく、従来から、光導伝材料において正孔の電荷
輸送材料として慣用されているものや、EL素子の正孔
注入層に使用される公知のものの中から任意のものを選
択して用いることができる。
(米国特許3,112,197号明細書等参照)、オキ
サジアゾール誘導体(米国特許3,189,447号明
細書等参照)、イミダゾール誘導体(特公昭37−16
096号公報等参照)、ポリアリールアルカン誘導体
(米国特許3,615,402号明細書、同第3,82
0,989号明細書、同第3,542,544号明細
書、特公昭45−555号公報、同51−10983号
公報、特開昭51−93224号公報、同55−171
05号公報、同56−4148号公報、同55−108
667号公報、同55−156953号公報、同56−
36656号公報等参照)、ピラゾリン誘導体およびピ
ラゾロン誘導体(米国特許第3,180,729号明細
書、同第4,278,746号明細書、特開昭55−8
8064号公報、同55−88065号公報、同49−
105537号公報、同55−51086号公報、同5
6−80051号公報、同56−88141号公報、同
57−45545号公報、同54−112637号公
報、同55−74546号公報等参照)、フェニレンジ
アミン誘導体(米国特許第3,615,404号明細
書、特公昭51−10105号公報、同46−3712
号公報、同47−25336号公報、特開昭54−53
435号公報、同54−110536号公報、同54−
119925号公報等参照)、アリールアミン誘導体
(米国特許第3,567,450号明細書、同第3,1
80,703号明細書、同第3,240,597号明細
書、同第3,658,520号明細書、同第4,23
2,103号明細書、同第4,175,961号明細
書、同第4,012,376号明細書、特公昭49−3
5702号公報、同39−27577号公報、特開昭5
5−144250号公報、同56−119132号公
報、同56−22437号公報、西独特許第1,11
0,518号明細書等参照)、アミノ置換カルコン誘導
体(米国特許第3,526,501号明細書等参照)、
オキサゾール誘導体(米国特許第3,257,203号
明細書等に開示のもの)、スチリルアントラセン誘導体
(特開昭56−46234号公報等参照)、フルオレノ
ン誘導体(特開昭54−110837号公報等参照)、
ヒドラゾン誘導体(米国特許第3,717,462号明
細書、特開昭54−59143号公報、同55−520
63号公報、同55−52064号公報、同55−46
760号公報、同55−85495号公報、同57−1
1350号公報、同57−148749号公報、特開平
2−311591号公報等参照)、スチルベン誘導体
(特開昭61−210363号公報、同第61−228
451号公報、同61−14642号公報、同61−7
2255号公報、同62−47646号公報、同62−
36674号公報、同62−10652号公報、同62
−30255号公報、同60−93455号公報、同6
0−94462号公報、同60−174749号公報、
同60−175052号公報等参照)、シラザン誘導体
(米国特許第4,950,950号明細書)、ポリシラ
ン系(特開平2−204996号公報)、アニリン系共
重合体(特開平2−282263号公報)、特開平1−
211399号公報に開示されている導電性高分子オリ
ゴマー(特にチオフェンオリゴマー)等を挙げることが
できる。
用することができるが、ポルフィリン化合物(特開昭6
3−2956965号公報等に開示のもの)、芳香族第
三級アミン化合物及びスチリルアミン化合物(米国特許
第4,127,412号明細書、特開昭53−2703
3号公報、同54−58445号公報、同54−149
634号公報、同54−64299号公報、同55−7
9450号公報、同55−144250号公報、同56
−119132号公報、同61−295558号公報、
同61−98353号公報、同63−295695号公
報等参照)、特に芳香族第三級アミン化合物を用いるこ
とが好ましい。また、米国特許第5,061,569号
に記載されている2個の縮合芳香族環を分子内に有す
る、例えば4,4’−ビス(N−(1−ナフチル)−N
−フェニルアミノ)ビフェニル(以下NPDと略記す
る)、また特開平4−308688号公報に記載されて
いるトリフェニルアミンユニットが、3つスターバース
ト型に連結された4,4’,4”−トリス(N−(3−
メチルフェニル)−N−フェニルアミノ)トリフェニル
アミン(以下MTDATAと略記する)等を挙げること
ができる。
香族ジメチリディン系化合物の他、p型−Si、p型−
SiC等の無機化合物も正孔注入層の材料として使用す
ることができる。正孔注入層は上述した化合物を、例え
ば真空蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等
の公知の方法により薄膜化することにより、形成するこ
とができる。正孔注入層としての膜厚は特に制限はない
が、通常は5nm〜5μmである。この正孔注入層は、
上述した材料の一種または二種以上からなる一層で構成
されてもよいし、または前記正孔注入層とは別種の化合
物からなる正孔注入層を積層したものであってもよい。
また、有機半導体層は発光層への正孔注入または電子注
入を促進・容易にする層であって、10-10 S/cm以
上の導電率を有するものが好適である。このような有機
半導体層の材料としては、含チオフェンオリゴマーや特
開平8−193191号公報に開示してある含アリール
アミンオリゴマー等の導電性オリゴマー、含アリールア
ミンデンドリマー等の、導電性デンドリマー等を用いる
ことができる。
子の注入を助ける層であって、電子移動度が大きく、ま
た付着改善層は、この電子注入層の中で特に陰極との付
着が良い材料からなる層である。電子注入層に用いられ
る材料としては、8−ヒドロキシキノリンまたはその誘
導体の金属錯体が好適である。上記8−ヒドロキシキノ
リンまたはその誘導体の金属錯体の具体例としては、オ
キシン(一般に8−キノリノールまたは8−ヒドロキシ
キノリン)のキレートを含む金属キレートオキシノイド
化合物が挙げられる。例えば発光材料の項で記載したA
lqを電子注入層として用いることができる。一方オキ
サジアゾール誘導体としては、以下の一般式で表される
電子伝達化合物が挙げられる。
Ar6 、Ar9 は、それぞれ置換または無置換のアリー
ル基を示し、それぞれ互いに同一であってもよく、異な
っていてもよい。また、Ar4 、Ar7 、Ar8 は、置
換または無置換のアリーレン基を示し、それぞれ同一で
あってもよく、異なっていてもよい。) ここでアリール基としてはフェニル基、ビフェニル基、
アントラニル基、ペリレニル基、ピレニル基が挙げられ
る。またアリーレン基としてはフェニレン基、ナフチレ
ン基、ビフェニレン基、アントラニレン基、ペリレニレ
ン基、ピレニレン基等、が挙げられる。また、置換基と
しては炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10の
アルコキシ基またはシアノ基等が挙げられる。この電子
伝達化合物は薄膜形成性のものが好ましい。上記電子伝
達化合物の具体例としては下記のものを挙げることがで
きる。
空蒸着法、スピンコート法、キャスト法、LB法等の公
知の方法により薄膜化することにより、形成することが
できる。電子注入層としての膜厚は特に制限はないが、
通常は5nm〜5μmである。この電子注入層は、上述
した材料の一種または二種以上からなる一層で構成され
てもよいし、または前記電子注入層とは別種の化合物か
らなる電子注入層を積層したものであってもよい。
eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物及び、これら
の混合物を電極物質とするものが用いられる。このよう
な電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム
−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシウ
ム・銀合金、アルミニウム/酸化アルミニウム、アルミ
ニウム・リチウム合金、インジウム、希土類金属等が挙
げられる。この陰極は、これらの電極物質を蒸着やスパ
ッタリング等の方法により、薄膜を形成させることによ
り作製することができる。ここで発光層からの発光を陰
極から取り出す場合、陰極の発光に対する透過率は10
%より大きくすることが好ましい。また、陰極としての
シート抵抗は数百Ω/□以下が好ましく、膜厚は通常1
0nm〜1μm、更には50〜200nmが好ましい。
料及び方法により陽極、発光層、必要に応じて正孔注入
層、および/または電子注入層を形成し、さらに陰極を
形成することにより有機EL素子を作製することができ
る。また、陰極から陽極へ、前記と逆の順序で有機EL
素子を作製することもできる。以下、透光性基板上に陽
極/正孔注入層/発光層/電子注入層/陰極が順次設け
られた構成の有機EL素子の作製例を示す。先ず、適当
な透光性基板上に蒸着やスパッタリング等の方法によ
り、陽極材料からなる薄膜を1μm以下、好ましくは1
0〜200nmの範囲の膜厚になるように形成して陽極
を作製する。次に、この陽極上に正孔注入層を設ける。
正孔注入層の形成は、前述した様に真空蒸着法、スピン
コート法、キャスト法、LB法等の方法により行うこと
ができるが、均質な膜が得られ易く、かつピンホールが
発生しにくい等の点から真空蒸着法により形成すること
が好ましい。真空蒸着法により正孔注入層を形成する場
合、その蒸着条件は使用する化合物(正孔注入層の材
料)、目的とする正孔注入層の結晶構造や再結合構造等
により異なるが、一般に蒸着源温度50〜450℃、真
空度10-7〜10-3torr、蒸着速度0.01〜50
nm/秒、基板温度−50〜300℃、膜厚5nm〜5
μmの範囲で適宜選択することが好ましい。
層の形成も、所望の有機発光材料を用いて真空蒸着法、
スパッタリング、スピンコート法、キャスト法等の方法
により有機発光材料を薄膜化することにより形成できる
が、均質な膜が得られ易く、かつピンホールが発生しに
くい等の点から真空蒸着法により形成することが好まし
い。真空蒸着法により発光層を形成する場合、その蒸着
条件は使用する化合物により異なるが、一般的に正孔注
入層と同じような条件範囲の中から選択することができ
る。
る。正孔注入層、発光層と同様、均質な膜を得る必要か
ら真空蒸着法により形成することが好ましい。蒸着条件
は正孔注入層、発光層と同様の条件範囲から選択するこ
とができる。本発明の特徴である特定のローダミン系色
素は、いずれの層に含有させるかによっても異なるが、
真空蒸着法を用いる場合は他の材料との共蒸着をするこ
とができる。またスピンコート法を用いる場合は、他の
材料と混合することによって含有させることができる。
最後に陰極を積層して有機EL素子を得ることができ
る。陰極は金属から構成されるもので、蒸着法、スパッ
タリングを用いることができる。しかし、下地の有機物
層を製膜時の熱等の損傷から守るためには、真空蒸着法
が好ましい。有機EL素子の作製は、陽極の形成から陰
極の形成に至る間、外気に接触させることなく真空下で
順次積層して作製することが好ましい。なお、有機EL
素子に直流電圧を印加する場合、陽極を+、陰極を−の
極性にして5〜40Vの電圧を印加すると発光が観測で
きるが、逆の極性で電圧を印加しても電流は流れず、発
光は全く生じない。さらに、交流電圧を印加した場合に
は陽極が+、陰極が−の極性になった時のみ、均一な発
光が観測される。この印加する交流の波形は任意でよ
い。
に詳しく説明するが、本発明は、これらの例によってな
んら限定されるものではない。 合成例1 (Rh−101 閉環体の合成) 3−[N−シクロヘキシルメチル−N−メチル]アミノ
フェノール(2重量部) 、塩化亜鉛(0.76重量部)
、無水フタル酸(0.7重量部) をこの順に混合し、
170℃で5時間攪拌した。室温まで冷却後、反応混合
物をメタノール(70重量部) に溶解させ濾過、濾液を
濃縮し暗赤色の固体を得た。この固体をトルエン(30
重量部) 、水(50重量部) 、48%苛性ソーダ(5重
量部) と混合し、80℃で3時間攪拌した。室温まで冷
却後トルエン層を濃縮し、粗製のローダミンを得た。得
られた粗ローダミンをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、淡い紫色の目的化合物Rh−101を
1.8重量部(収率38%)得た。質量分析の結果、得
られた質量はMS(フィールドディソプーションマスス
ペクトル)=551(m/z)(M+ -99)であった。そ
の収率及び分析結果を表1に示す。またRh−101の
NMRスペクトルを図1に示す。
10) 合成例1において、3−[N−シクロヘキシルメチル−
N−メチル]アミノフェノールの代わりに、表1に示し
たN−置換,N−置換アミノフェノールを用いた以外は
同様にして、目的化合物を得た。その収率及び分析結果
を表1に示す。
lO4 塩の合成) 3−[N−シクロヘキシルメチル−N−メチル]アミノ
フェノール(2重量部) 及び無水フタル酸(1.5重量
部) を塩化亜鉛(1重量部) と混合し、150〜160
℃で6時間攪拌した。室温まで冷却後、反応混合物をメ
タノール(85重量部) に溶解させ濾過、濾液を濃縮し
暗赤色の固体を得た。この固体をトルエン(40重量
部) 、水(70重量部) 、48%苛性ソーダ(7重量
部) と混合し、80℃で2時間攪拌した。室温まで冷却
後トルエン層を分液し、濃縮して粗製のローダミンを暗
褐色の固体として得た。得られた粗ローダミンに35重
量部のメタノールと60%過塩素酸水溶液7重量部を加
えて12時間撹絆した。反応混合物を濃縮し、水150
重量部を滴下した。生成した沈殿を減圧濾過で濾別し、
60℃で乾燥してローダミンの過塩素酸塩である目的化
合物Rh−111を暗赤色の固体(1.75重量部,収
率61%) として得た。質量分析の結果、得られた質量
はMS=552(m/z)(M+-99)であった。その収
率及び分析結果を表2に示す。またRh−111のNM
Rスペクトルを図2に示す。
119) 合成例11において、3−[N−シクロヘキシルメチル
−N−メチル]アミノフェノールの代わりに、表2に示
したN−置換,N−置換アミノフェノールを用いた以外
は同様にして、目的化合物を得た。その収率及び分析結
果を表1に示す。
ステルClO4 塩の合成) 3−[N−シクロヘキシルメチル−N−メチル]アミノ
フェノール(2重量部) 及び無水フタル酸(1.5重量
部) を塩化亜鉛(1重量部) と混合し、150〜160
℃で6時間攪拌した。室温まで冷却後、反応混合物をメ
タノール(85重量部) に溶解させ濾過、濾液を濃縮し
暗赤色の固体を得た。この固体をトルエン(40重量
部) 、水(70重量部) 、48%苛性ソーダ(7重量
部) と混合し、80℃で2時間攪拌した。室温まで冷却
後トルエン層を分液し、濃縮して粗製のローダミンを暗
褐色の固体として得た。得られた粗ローダミンを1−ド
デカノール(5.5重量部) に溶解し、塩化水素ガスを
145℃で20分間通気した。2時間攪拌後, 冷却して
150重量部のクロロホルムで反応混合物を希釈、水洗
した。有機層を分液し、濃縮乾固して粗製のエステル体
を得た。得られた粗ローダミンエステルに34重量部の
メタノールと60%過塩素酸水溶液(7重量部)を加え
て12時間撹絆した。反応混合物を濃縮し、水150重
量部を滴下した。生成した沈殿を減圧濾過で濾別し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合
物Rh−120(1.4重量部,収率38%) を得た。
質量分析の結果、得られた質量はMS=720(m/
z)(M+ -99)であった。その収率及び分析結果を表2
に示す。またRh−120のNMRスペクトルを図3に
示す。
132) 合成例20において、3−[N−シクロヘキシルメチル
−N−メチル]アミノフェノールの代わりに、表3に示
したN−置換,N−置換アミノフェノールを用いた以外
は同様にして、目的化合物を得た。その収率及び分析結
果を表2に示す。
ステルCl塩の合成) 合成例10において、得られた粗ローダミン1重量部を
1−ドデカノール(5.5重量部) に溶解し、塩化水素
ガスを145℃で20分間通気した。2時間攪拌後, 冷
却して150重量部のクロロホルムで反応混合物を希
釈、水洗した。有機層を分液し、濃縮乾固して粗製のエ
ステル体を得た。得られた粗ローダミンエステルをシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、目的化合物
Rh−133(2.1重量部,収率42%) を得た。質
量分析の結果、得られた質量はMS=997(m/z)
(M+ -99)であった。その収率及び分析結果を表4に示
す。
れ、ベンゾグアナミン樹脂(シンロイヒ社製) 1.0
g、アクリル系感光樹脂(V259PA:新日鉄化学社
製)4.0g、プロピレングリコール−1−モノメチル
エーテル−2−アセテート1gを加えて攪拌し、溶解さ
せた。この溶液を市販のスライドガラス上に数滴乗せ、
スピンコーターを用いて700rpmの回転速度で20
秒間スライドガラス(2.5cm×5cm)を回転させ
製膜した。これを80℃のホットプレート上で15分間
乾燥させ、色変換膜を作製した。作製した色変換膜の膜
厚は、表面粗さ計(DEKTAK3030)を用いて測
定した。有機EL素子のガラス基板上に不活性液体フロ
リナート(スリーエム社製) を数滴塗布し、色変換膜を
有機EL素子の基板上に重ね合わせて、橙色光源有機E
L素子を駆動して発光させ、色変換膜の透過光の輝度と
色度(CIE色度座標)を色度計(ミノルタ製CS10
0)を用いて測定した。
ね合わさない場合の光の輝度の測定値と比較して次式に
より色変換効率を算出した。 色変換効率(%)=(E1/E0)×100 (式の中のE1は、色変換膜を重ね合わせた時の透過光
の輝度(nit)を示し、E0は色変換膜を重ね合わさ
ない時の透過光の輝度(nit)を示す。)その結果、
膜厚、24.1μmで変換後の輝度は21nit、変換
効率52%、色度座標(0.659,0.330)であ
った。これらの結果を表5に示す。尚、光源となる橙色
有機EL素子の発光輝度およびCIE色度座標は40n
it、(0.586,0.405)であるものを用い
た。
2〜Rh−138を用いたこと以外は同様にして色変換
膜を作製し、色変換膜の透過光の輝度と色度を測定し、
色変換効率を算出した。また、蛍光分光光度計を用いて
色変換膜の蛍光波長と相対ピーク強度を測定した。これ
らの結果を表5及び表6に示す。
Bbase(アルドリッチ製:CAS No.509-34-2)を
用いたこと以外は同様にして色変換膜を作製し、色変換
膜の透過光の輝度と色度を測定し、色変換効率を算出し
た。これらの結果を表6に示す。同表に示したように、
実施例に比べ、変換効率が同程度の場合、色度のY座標
が大きく、発光のピーク強度も小さい。
B(BASF製:BASONYL RED560)を用
いたこと以外は同様にして色変換膜を作製し、色変換膜
の透過光の輝度と色度を測定し、色変換効率を算出し
た。これらの結果を表6に示す。同表に示したように、
実施例に比べ、変換効率が低く、蛍光のピーク強度も小
さい。
8の色変換膜は、シクロヘキシルアルキル置換基を有す
る色素を使用することにより、従来の比較例1〜2のロ
ーダミンB色素を使用した色変換膜に比べて著しく高い
色変換効率と色度を有している。このため、赤色変換効
率が大きく改善された。
にUV照射(1500mJ/cm2 ) を行い、さらに
160℃で2時間加熱した。これらのサンプルについ
て、発光ピーク強度の変化を蛍光分光光度計を用いて測
定した。それらの結果を表7に示す。
べ耐UV性、耐熱性において優れていた。
性アノードを設けた。インジウム・スズ酸化物は約75
0オングストロームの厚さであり、ガラスは(25mm
×75mm×1.1mm)の大きさであった。これを真
空蒸着装置(日本真空技術(株) 社製) に入れて、約1
0-6torrに減圧した。次に、下記MTDATAを6
00オングストロームの厚さで蒸着した。この際の蒸着
速度は2オングストローム/秒であった。次に下記NP
Dを200オングストロ−ムの厚さで蒸着した。この際
の蒸着速度は2オングストローム/秒であった。次いで
下記AlqおよびRh−101とを同時蒸着して400
オングストロームの厚さの発光層を形成した。この際の
Alqの蒸着速度は50オングストローム/秒であり、
Rh−101の蒸着速度は1オングストローム/秒であ
った。さらにAlqのみを蒸着速度2オングストローム
/秒で蒸着した。最後にマグネシウムと銀とを同時蒸着
することにより、陰極を2000オングストロームの厚
さで形成した。この際のマグネシウムの蒸着速度は20
オングストローム/秒であり、銀の蒸着速度は1オング
ストローム/秒であった。得られた素子に8Vの電圧を
印加すると電流密度は3.4mA/cm2 であり、輝度
100nitの赤色発光が得られた。発光効率は1.2
ルーメン/Wであった。
ンBbaseを用いた以外は、同様にして有機EL素子
を作製した。得られた素子に8Vの電圧を印加すると電
流密度は14.5mA/cm2 であり、輝度88nit
の赤色発光だった。発光効率は0.24ルーメン/Wで
あった。
ン系化合物及び新規なローダミン系化合物は、立体障害
基としてシクロアルキルアルカン基を少なくとも一つ有
するため、色素の会合が効果的に抑制され、濃度消光が
抑えられる。このため、有機EL素子などの発光源と他
の蛍光色素を組み合わせることにより青色光、緑色光や
橙色光を高い変換効率で赤色光に変換できる。また、こ
れらのローダミン系化合物を使用した色変換膜は、耐U
V性及び耐熱性に優れ、変換効率が高い。また、上記ロ
ーダミン系化合物を、有機化合物層の少なくとも一層に
含有させた本発明の有機EL素子は、高効率で赤色発光
が可能となる。
1のNMRスペクトルを示す図である。
11のNMRスペクトルを示す図である。
20のNMRスペクトルを示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 立体障害基としてシクロアルキルアルカ
ン基を少なくとも一つ有するローダミン系色素を分散し
た樹脂からなる色変換膜。 - 【請求項2】 シクロアルキルアルカン基を少なくとも
一つ有するローダミン系色素が、一般式(I) 【化1】 (式中、R1 〜R4 は、それぞれ独立に、少なくとも一
つが無置換若しくは置換基を有する炭素数4〜20のシ
クロアルキルアルカン基で、残りが炭素数1〜32のア
ルキル基、環炭素数3〜12のシクロアルキル基又は無
置換若しくは置換基を有する核炭素数6〜24のアリー
ル基であり、R5 は水素原子,炭素数1〜32のアルキ
ル基,無置換若しくは置換基を有する環炭素数3〜12
のシクロアルキル基,無置換若しくは置換基を有する核
炭素数6〜24のアリール基又はアラルキル基を示し、
−COOR5 が結合しているベンゼン環にはR5 と同様
の置換基R6 が導入されていてもよく、またR7 〜R12
は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数1〜16のア
ルキル基を示し、A- はカウンターイオンを示す。)で
表される化合物である請求項1記載の色変換膜。 - 【請求項3】 シクロアルキルアルカン基を少なくとも
一つ有するローダミン系色素が、一般式(II) 【化2】 (式中、R1 〜R4 は、それぞれ独立に、少なくとも一
つが無置換若しくは置換基を有する炭素数4〜20のシ
クロアルキルアルカン基で、残りが炭素数1〜32のア
ルキル基、環炭素数3〜12のシクロアルキル基又は無
置換若しくは置換基を有する核炭素数6〜24のアリー
ル基であり、R6 水素原子,炭素数1〜32のアルキル
基,無置換若しくは置換基を有する環炭素数3〜12の
シクロアルキル基,無置換若しくは置換基を有する核炭
素数6〜24のアリール基又はアラルキル基を示し、ま
たR7 〜R12は、それぞれ独立に、水素原子又は炭素数
1〜16のアルキル基を示し、A- はカウンターイオン
を示す。)で表される化合物である請求項1記載の色変
換膜。 - 【請求項4】 シクロアルキルアルカン基が、環炭素数
3〜12のシクロアルキル基と炭素数1〜18のアルキ
ル基とが結合した基であることを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の色変換膜。 - 【請求項5】 樹脂が、尿素樹脂,ベンゾグアナミン樹
脂及びメラミン樹脂の中から選ばれた少なくとも一種で
あることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
色変換膜。 - 【請求項6】 樹脂が、尿素樹脂,ベンゾグアナミン樹
脂及びメラミン樹脂の中から選ばれた少なくとも一種
を、フォトレジスト樹脂に含有することを特徴とする請
求項1〜5のいずれかに記載の色変換膜。 - 【請求項7】 発光源と組み合わせることにより、該発
光源の光を450〜600nmの短波長から500〜6
50nmの長波長へ波長変換することを特徴とする請求
項1〜6のいずれかに記載の色変換膜。 - 【請求項8】 発光源が、有機エレクトロルミネッセン
ス素子であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか
に記載の色変換膜。 - 【請求項9】 一対の電極と、それに挟持されてなる少
なくとも有機発光層を有する有機化合物層とから構成さ
れた有機エレクトロルミネッセンス素子において、上記
有機化合物層の少なくとも一層が、請求項1〜3のいず
れかに記載のローダミン系色素を含有することを特徴と
する有機エレクトロルミネッセンス素子。 - 【請求項10】 下記一般式(III) で表されることを特
徴とする新規なローダミン系化合物。一般式(III) 【化3】 (式中、R1'〜R4'は、それぞれ独立に、少なくとも一
つが無置換若しくは置換基を有するシクロヘキシルメチ
ル基又はシクロヘキシルプロピル基で、残りが炭素数1
〜18のアルキル基、又は少なくとも一つが無置換若し
くは置換基を有するシクロヘキシルメチル基又はシクロ
ヘキシルプロピル基であり、R5'は水素原子,炭素数1
〜18のアルキル基を示し、A- はカウンターイオンを
示す。) - 【請求項11】 下記一般式(IV)で表されることを特徴
とする新規なローダミン系化合物。一般式(IV) 【化4】 (式中、R1'〜R4'は、それぞれ独立に、少なくとも一
つが無置換若しくは置換基を有するシクロヘキシルメチ
ル基又はシクロヘキシルプロピル基で、残りが炭素数1
〜18のアルキル基、又は少なくとも一つが無置換若し
くは置換基を有するシクロヘキシルメチル基又はシクロ
ヘキシルプロピル基を示す。)
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