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JP2001134214A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001134214A
JP2001134214A JP31580399A JP31580399A JP2001134214A JP 2001134214 A JP2001134214 A JP 2001134214A JP 31580399 A JP31580399 A JP 31580399A JP 31580399 A JP31580399 A JP 31580399A JP 2001134214 A JP2001134214 A JP 2001134214A
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JP
Japan
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power supply
display device
supply line
drive signal
driving
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Application number
JP31580399A
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Naoaki Furumiya
直明 古宮
Masahiro Okuyama
正博 奥山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JP2001134214A publication Critical patent/JP2001134214A/ja
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Publication of JP4596582B2 publication Critical patent/JP4596582B2/ja
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • H10K59/131Interconnections, e.g. wiring lines or terminals
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/10OLED displays
    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • HELECTRICITY
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    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
    • H10K59/30Devices specially adapted for multicolour light emission
    • H10K59/35Devices specially adapted for multicolour light emission comprising red-green-blue [RGB] subpixels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動信号線と駆動信号線とを異なる層に形成
することによる工程の増大を抑制しつつ、両線が短絡す
ることを防止し良好な表示が得られる表示装置を提供す
る。 【解決手段】 陰極67と陽極61との間に発光層を有
するEL素子60と、EL素子60に駆動信号を供給す
るスイッチング用TFT30と、EL素子60に電流を
供給するEL素子駆動用TFTとを備えた表示画素11
0がマトリクス状に配置されており、スイッチング用T
FT30に駆動信号を供給する駆動信号線52a,52
bと、駆動信号に応じて電流をEL素子60に供給する
駆動電源線53aとを備えた表示装置であって、駆動信
号線52a,52bが駆動電源線53aと離間して配置
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示装置に関し、特
にエレクトロルミネッセンス素子及び薄膜トランジスタ
を備えたエレクトロルミネッセンス表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エレクトロルミネッセンス(Elec
tro Luminescence:以下、「EL」と称する。)素子
を用いた表示装置が、CRTやLCDに代わる表示装置
として注目されており、例えば、そのEL素子を駆動さ
せるスイッチング素子として薄膜トランジスタ(Thin F
ilm Transistor:以下、「TFT」と称する。)を備え
た表示装置の研究開発も進められている。
【0003】表示装置の表示画素の配列方法としては、
列方向に同じ色の表示画素を配列したいわゆるストライ
プ配列及びデルタ配列とがある。ストライプ配列は、例
えばパソコンのディスプレイとしては有効であり、デル
タ配列は解像度が高く動画を表示するディスプレイとし
て有効であった。
【0004】図5に従来の表示画素がストライプ配列で
あるEL表示装置の表示画素近傍の平面図を示し、図6
(a)に図5中のA−A線に沿った断面図を示し、図6
(b)に図5中のB−B線に沿った断面図を示し、図6
(c)に図5中のC−c線に沿った断面図を示す。
【0005】図5に示すように、行方向(同図左右方
向)にゲート信号線51a,51bが複数本延在してお
り、列方向(同図上下方向)に駆動信号線53a,53
bが複数本延在しており、それらは互いに交差してお
り、両信号線によって囲まれる領域は表示画素領域11
0であり、その各表示画素領域110には、EL表示素
子60、スイッチング用TFT30、保持容量50及び
EL素子駆動用TFT40が配置されている。
【0006】ゲート信号線51a,51bと駆動信号線
53a,53bとに囲まれる表示画素領域110のEL
表示素子60、スイッチング用TFT30、保持容量5
0及びEL素子駆動用TFT40について図5及び図6
に従って説明する。
【0007】スイッチング用TFT30は、ゲート信号
線51aに接続されておりゲート信号が供給されるゲー
ト電極11と、駆動信号線52aに接続されており駆動
信号が供給されるドレイン電極16と、EL素子駆動用
TFT40のゲート電極41に接続されているソース電
極13sとからなる。絶縁性基板10上に、能動層であ
る多結晶シリコン膜(以下、「p−Si膜」と称す
る。)を形成し、その上にゲート絶縁膜12を介してゲ
ート電極11が形成されている。
【0008】また、ゲート信号線51aと並行に保持容
量電極線54が配置されている。この保持容量電極線5
4は、ゲート絶縁膜12を介して下層に形成した容量電
極55との間で電荷を蓄積して容量を成している。この
保持容量50は、ソース13sの一部を延在して成って
おり、EL素子駆動用TFT40のゲート電極41に印
加される電圧を保持するために設けられている。
【0009】EL素子駆動用TFT40は、スイッチン
グ用TFT30のソース13sに接続されているゲート
電極41と、EL素子60の陽極61に接続されソース
43sに接続されたソース電極44と、EL素子60に
供給される駆動電源線53bに接続されたドレイン43
dとから成る。
【0010】また、EL素子60は、ソース電極43s
に接続された陽極61と、共通電極である陰極67、及
びこの陽極61と陰極67との間に挟まれた発光素子層
66から成る。
【0011】ゲート信号線51aからのゲート信号がゲ
ート電極11に印加されると、スイッチング用TFT3
0がオンになる。そのため、駆動信号線52aから駆動
信号がEL素子駆動用TFT40のゲート電極41に供
給され、そのゲート電極41の電位がドレイン信号線5
2aの電位と同電位になる。そしてゲート電極41に供
給された電流値に相当する電流が駆動電源に接続された
駆動電源線53bからEL素子60に供給される。それ
によってEL素子60は発光する。
【0012】なお、EL素子60は、ITO(Indium T
hin Oxide)等の透明電極から成る陽極61、MTDA
TA(4,4'-bis(3-methylphenylphenylamino)bipheny
l)から成る第1ホール輸送層62、TPD(4,4',4"-t
ris(3-methylphenylphenylamino)triphenylanine)から
なる第2ホール輸送層63、キナクリドン(Quinacrido
ne)誘導体を含むBebq2(10-ベンゾ〔h〕キノリノ
ール−ベリリウム錯体)から成る発光層64及びBeb
q2から成る電子輸送層65からなる発光素子層66、
フッ化リチウム(LiF)とアルミニウム(Al)の積
層体あるいはマグネシウム・インジウム合金から成る陰
極67がこの順番で積層形成された構造である。
【0013】またEL素子は、陽極から注入されたホー
ルと、陰極から注入された電子とが発光層の内部で再結
合し、発光層を形成する有機分子を励起して励起子が生
じる。この励起子が放射失活する過程で発光層から光が
放たれ、この光が透明な陽極から透明絶縁基板を介して
外部へ放出されて発光する。
【0014】また、図7に従来のデルタ配列のEL表示
装置の表示画素付近の平面図を示し、図8(a)に図7
中のA−A線に沿った断面図を示し、図8(b)に図7
中のB−B線に沿った断面図を示し、図8(c)に図7
中のC−C線に沿った断面図を示す。
【0015】図7に示すように、各ゲート信号線51
a,51b,51cが延在する方向(行方向)には複数
の表示画素が赤色(R),緑色(G),青色(B)を1
周期として繰り返し配置されている。そして、その隣接
する各ゲート信号線に接続された各表示画素は、隣接す
る各ゲート信号線同士で互いに、各ゲート信号線が延在
する方向にずれて配置されている。いわゆるデルタ配列
である。
【0016】即ち、行方向に配列した複数の表示画素
と、それらの複数の表示画素に隣接した次の行に同じく
行方向に配列した複数の表示画素とは、互いに所定表示
画素分だけ行方向にずらせて配列されている。
【0017】また、駆動電源線53aは、ゲート信号線
51aに対応した表示画素110RのEL素子駆動用T
FTのドレインに接続され、そしてゲート信号線51b
に対応した表示画素110GのEL素子駆動用TFTの
ドレインに接続されている。
【0018】これらの各TFTに接続される際には、駆
動電源線53aは表示画素110Rに隣接する表示画素
に駆動信号を供給する駆動信号線52bと並行であり、
また表示画素110Gに隣接する表示画素に駆動信号を
供給する駆動信号線52aと並行に配置されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5及び図
7のように、列方向に同じ色の表示画素を配列したいわ
ゆるストライプ配列、及び行毎に所定の表示画素分だけ
ずらせたデルタ配列において、いずれの配列の場合にも
駆動信号線と駆動電源線とはそれらの製造工程が増大す
ることを避けるために、同一の材料で同時に形成する。
【0020】即ち、両線52c,53bは両線の材料で
あるAlをCVD法等により層間絶縁膜15上に成膜
し、その上にレジストパターンを形成してAlをエッチ
ングすることにより同時に同一材料で同層に形成され
る。
【0021】ところが、その両線の形成の際に、そのパ
ターンを形成するマスク等に微少なゴミや異物が付着し
て、その異物等によりパターンが本来形成されるべき両
線の形状に形成できない場合には、そのパターンに基づ
いてエッチングしたAlが両線間をまたぐように残査し
てしまうことになる。
【0022】そうすると、同一層に形成した駆動信号線
と駆動電源線が短絡してしまうことになるという欠点が
あった。
【0023】この欠点を解消するために、これらの配線
を異なる層に形成すればよいが、そうすると工程が増え
コストが増大してしまうという欠点があった。
【0024】そこで本発明は、上記の従来の欠点に鑑み
て為されたものであり、工程が増大することなく、駆動
信号線と駆動電源線が短絡することなく良好な表示が得
られる表示装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、陰
極と陽極との間に発光層を有する自発光素子と、該自発
光素子に電流を供給するタイミングを制御する駆動信号
を供給するスイッチング用薄膜トランジスタと、前記自
発光素子に電流を供給する自発光素子駆動用薄膜トラン
ジスタとを備えた表示画素がマトリクス状に配置されて
おり、前記スイッチング用薄膜トランジスタに駆動信号
を供給する駆動信号線と、前記駆動信号に応じて電流を
前記自発光素子に供給する駆動電源線とを備えた表示装
置であって、前記駆動信号線又は前記駆動電源線のいず
れか一方が前記陽極と重畳するように配置されているも
のである。
【0026】また、前記駆動信号線又は前記駆動電源線
のいずれか一方が、前記陽極の下層に絶縁膜を介して重
畳するように配置されている表示装置である。
【0027】また、前記駆動電源線は、互いに隣接する
前記駆動信号線のほぼ中央に配置されている表示装置で
ある。
【0028】このような構成を採ることにより、駆動信
号線と駆動電源線とが同一層に形成されながらも、両線
が短絡して表示不良が発生することを防止できる。
【0029】また、本発明の表示装置は、前記スイッチ
ング用薄膜トランジスタ又は前記自発光素子駆動用薄膜
トランジスタのいずれか一方の薄膜トランジスタが前記
駆動電源線に対して一方の側に配置され、他方の薄膜ト
ランジスタが他方の側に配置されている表示装置であ
る。
【0030】また、前記駆動信号線と前記駆動電源線と
は交互に配列されており、各駆動信号線と駆動電源線と
の間には前記スイッチング用薄膜トランジスタ及び前記
自発光素子駆動用薄膜トランジスタが交互に配置されて
いる表示装置である。
【0031】更に、前記駆動信号線及び駆動電源線は列
方向に延在するとともに、行方向に交互に配置されてお
り、該交互に配置された各前記駆動信号線及び駆動電源
線間に、前記スイッチング用薄膜トランジスタ又は前記
自発光素子駆動用薄膜トランジスタが配置されている表
示装置である。
【0032】また、本発明の表示装置は、各々が所定の
色を呈する複数の前記表示画素を周期的に行方向に配列
し、該表示画素行を複数列設けると共に、隣接する行に
おいて前記表示画素が所定画素分だけ行方向にずれて配
列されており、列方向に延びる前記駆動電源線は、行毎
に異なる色の前記表示画素と接続されている表示装置で
ある。
【0033】また、前記駆動信号線は行毎に同色の前記
表示画素と接続されている表示装置である。
【0034】更に、前記各表示画素行には、赤、緑、青
色を呈する画素が周期的に行方向に配列されている表示
装置である。
【0035】更にまた、前記各色の表示画素の配列がス
トライプ配列又はデルタ配列である表示装置である。
【0036】また、前記自発光素子はエレクトロルミネ
ッセンス素子である表示装置である。
【0037】このような構成を採ることにより、駆動信
号線と駆動電源線とが同一層に形成されながらも両線が
短絡することなく、駆動信号線と駆動電源線との間の領
域に効率よくスイッチング用TFT及び自発光素子駆動
用TFTとを配置することができるとともに、これらの
各TFTが製造工程時のゴミ等の混入により互いに短絡
して各色の表示画素において表示不良が発生することが
防止できる。
【0038】また、駆動信号線と駆動電源線とが短絡し
て表示不良が発生することなく良好なパソコン等のモニ
ターとして、あるいは高解像度の必要な表示装置として
採用することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明をEL表示装置に採用した
場合について以下に説明する。
【0040】図1は有機EL表示装置の表示画素領域の
平面図を示し、図2(a)は図1中のA−A線に沿った
断面図を示し、図2(b)は図1中のB−B線に沿った
断面図を示し、図2(c)は図1中のC−C線に沿った
断面図を示す。
【0041】本実施の形態においては、EL素子を備え
た表示画素がストライプ状に配列された場合について説
明する。
【0042】本実施の形態においては、各色を発光する
EL表示装置に備えた各TFT30,40は、ゲート電
極をゲート絶縁膜を介して能動層の上層に設けたいわゆ
るトップゲート構造のTFTであり、能動層としてa−
Si膜にレーザ光を照射して多結晶化したp−Si膜を
用いている。
【0043】ここで、ゲート信号線51a、ゲート信号
線51b、ドレイン信号線52b及びドレイン信号線5
2cによって囲まれた表示画素領域に注目して説明す
る。
【0044】図1及び図2に示すように、行方向(同図
左右方向)にゲート信号線51a,51b,51cが複
数本延在しており、列方向(同図上下方向)に駆動信号
線52a,52b,52cが複数本延在している。これ
らの両信号線が互いに交差しており、それら両信号線に
よって囲まれる領域は表示画素領域110でありマトリ
クス状に配置されている。両信号線51a,52bの交
点付近にはスイッチング用TFTである第1のTFT3
0が備えられており、そのTFT30のソース33sは
保持容量電極線54との間で容量をなす容量電極55を
兼ねるとともに、EL素子駆動用TFTである第2のT
FT40のゲート41に接続されており、第2のTFT
のソース43sは有機EL素子60の陽極61に接続さ
れ、他方のドレイン43dは有機EL素子60に供給さ
れる電流源である駆動電源線53に接続されている。ま
た、各駆動信号線52a,52b,52c及び駆動電源
線53a,53b,53cは、同じ色の表示画素に接続
されている。
【0045】また、ゲート信号線51と並行に保持容量
電極線54が配置されている。この保持容量電極線54
はクロム等から成っており、ゲート絶縁膜12を介して
TFTのソース33sと接続された容量電極55との間
で電荷を蓄積して容量を成している。この保持容量は、
第2のTFT40のゲート電極41に印加される電圧を
保持するために設けられている。
【0046】なお、有機EL素子60は、第1の電極で
ある陽極61と発光材料からなる発光素子層66と、第
2の電極である陰極67とから成っている。
【0047】図2に示すように、有機EL表示装置は、
ガラスや合成樹脂などから成る基板又は導電性を有する
基板あるいは半導体基板等の基板10上に、TFT及び
有機EL素子を順に積層形成して成る。ただし、基板1
0として導電性を有する基板及び半導体基板を用いる場
合には、これらの基板10上にSiO2やSiNなどの
絶縁膜を形成した上に第1、第2のTFT及び有機EL
素子を形成する。いずれのTFTともに、ゲート電極が
ゲート絶縁膜を介して能動層の上方にあるいわゆるトッ
プゲート構造である。
【0048】まず、スイッチング用TFTである第1の
TFT30について説明する。
【0049】図2(a)に示すように、石英ガラス、無
アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、非晶質
シリコン膜(以下、「a−Si膜」と称する。)をCV
D法等にて成膜し、そのa−Si膜にレーザ光を照射し
て溶融再結晶化させて多結晶シリコン膜(以下、「p−
Si膜」と称する。)とし、これを能動層13とする。
その上に、SiO2膜、SiN膜の単層あるいは積層体
をゲート絶縁膜12として形成する。更にその上に、C
r、Moなどの高融点金属からなるゲート電極11を兼
ねたゲート信号線51aが形成されている。このときゲ
ート電極11は、2つのゲート電極から成るいわゆるダ
ブルゲート構造である。第1のTFT30はスイッチン
グ機能を有するため、オフ電流を抑制するためにこの構
造を採る。
【0050】その能動層13には、ゲート電極11下方
のチャネル13cと、このチャネル13cの両側にチャ
ネル13c上のゲート電極11をマスクにしてイオンド
ーピングし、更にゲート電極11及びその両側をレジス
トにてカバーしてイオンドーピングして、ゲート電極1
1の両側に低濃度領域13LDと、その外側に高濃度領
域のソース13s及びドレイン13dが設けられてい
る。即ち、いわゆるLDD構造である。
【0051】そして、ゲート絶縁膜12及び能動層13
上の全面には、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順
に積層された層間絶縁膜15が形成されており、ドレイ
ン13dに対応して設けたコンタクトホールにAl等の
金属を充填してドレイン電極16を兼ねたドレイン信号
線52bが設けられる。このとき同時に、駆動電源線5
3bをAlによって形成する。更に全面に有機樹脂から
成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17が形成されてい
る。
【0052】次に、有機EL素子の駆動用TFTである
第2のTFT40について説明する。
【0053】図2(b)に示すように、石英ガラス、無
アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、a−S
i膜にレーザ光を照射して多結晶化したp−Si膜から
成る能動層43及び容量電極55、ゲート絶縁膜12、
及びCr、Moなどの高融点金属からなるゲート電極4
1及び保持容量電極線54が順に形成されており、その
能動層43には、チャネル43cと、このチャネル43
cの両側にソース43s及びドレイン43dが設けられ
ている。そして、ゲート絶縁膜12及び能動層43上の
全面に、SiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の順に積層
された層間絶縁膜15を形成し、ドレイン43d及びソ
ース43sに対応してそれぞれ設けたコンタクトホール
にAl等の金属を充填して駆動電源に接続された駆動電
源線53b及びソース電極44が配置されている。ゲー
ト電極41はゲート電極が1つのシングルゲート構造の
場合を示したが、EL素子60に電流を供給する機能を
有する駆動用TFT40であるから、ゲート電極が2つ
のダブルゲート構造でも良い。更に全面に例えば有機樹
脂から成り表面を平坦にする平坦化絶縁膜17を備えて
いる。そして、その平坦化絶縁膜17のソース電極44
に対応した位置にコンタクトホールを形成し、このコン
タクトホールを介してソース電極44とコンタクトした
ITOから成る透明電極、即ち有機EL素子の陽極61
を平坦化絶縁膜17上に設けている。この陽極61は各
表示画素ごとに島状に分離形成されている。
【0054】そして、図1の陽極61内に点線で示すよ
うに、その点線で囲む領域を開口部68とする絶縁膜1
9を配置する。即ち、陽極61の全周辺で絶縁膜19は
陽極61と重畳しており、言い換えれば陽極61の一部
に対応した領域、即ち図1中の点線で囲まれる領域に開
口部68を持つ絶縁膜19を陽極61及び平坦化絶縁膜
17上に形成する。従って、陽極61の端部において、
陽極61の端部と発光素子層66及び陰極67とは、こ
の絶縁膜19によって離間されている。なお、この絶縁
膜19は、陽極61の厚みによる段差によって発光層の
断線したり、陽極周縁の角部に電界集中が発生しないよ
うに形成されていれば良く、陽極61の端部とは絶縁膜
19によって発光素子層66及び陰極67のいずれか一
方のみが離間していればよい。また、絶縁膜19はSi
2膜、SiN膜単層もしくはそれらの積層体から成る
絶縁膜でも良く、SOG膜から成る平坦化膜であっても
よく、また感光性樹脂から成る平坦化絶縁膜であっても
良い。平坦化絶縁膜とすることによりその上方に形成す
る陰極67を平坦に形成することができ断線が防止でき
るのでそれが好ましい。
【0055】ここで、駆動電源線53bを配置する位置
について、以下に説明する。
【0056】図2(c)に示すように、石英ガラス、無
アルカリガラス等からなる絶縁性基板10上に、ゲート
絶縁膜12、及びSiO2膜、SiN膜及びSiO2膜の
順に積層された層間絶縁膜15を形成し、ドレイン43
d及びソース43sに対応してそれぞれ設けたコンタク
トホールにAl等の金属を充填して駆動電源に接続され
た駆動電源線53b、及び駆動信号線52b,52cが
配置されている。更に全面に例えば有機樹脂から成り表
面を平坦にする平坦化絶縁膜17を備えている。そし
て、その平坦化絶縁膜17のソース電極44に対応した
位置のコンタクトホールを介してソース電極44とコン
タクトしたITOから成る透明電極、即ち有機EL素子
の陽極61を平坦化絶縁膜17上に設けている。この陽
極61は各表示画素ごとに島状に分離形成されている。
【0057】ここで、前述のように、陽極61の全周辺
で絶縁膜19は陽極61と重畳しており、言い換えれば
陽極61の一部に対応した領域、即ち図1中の点線で囲
まれる領域に開口部68を持つ絶縁膜19を陽極61及
び平坦化絶縁膜17上に形成する。従って、陽極61の
端部において、陽極61の端部と発光素子層66及び陰
極67とは、この絶縁膜19によって離間されている。
【0058】陽極61及び絶縁膜19上に、MTDAT
Aから成る第1ホール輸送層62、TPDからなる第2
ホール輸送層63を全面に蒸着法により堆積し、キナク
リドン誘導体を含むBebq2から成る発光層64を各
表示画素に対応して島状に蒸着法により堆積し、更にそ
の上にBebq2から成る電子輸送層65を堆積する。
こうして、第1ホール輸送層62、第2ホール輸送層6
3、発光層64及び電子輸送層65からなる発光素子層
66が形成される。更に電子輸送層65の上に、フッ化
リチウム(LiF)とアルミニウム(Al)の積層体あ
るいはマグネシウム・インジウム合金から成る陰極67
が積層形成される。このように、各層が堆積された構造
を有するEL素子が形成される。また、各表示画素に形
成されたEL素子60は、赤色(R)、緑色(G)、青
色(B)の発光層材料をそれぞれ蒸着法によって形成
し、各表示画素ごとに各一色を発光させる。即ち、R、
G、Bの各色を呈する表示画素が周期的に行方向に配列
されている。
【0059】ここで、駆動電源線53bは、従来のよう
に駆動信号線52cと隣接して並行に配置されていな
い。即ち、駆動電源線53bは陽極61の下層に平坦化
絶縁膜17を介して設けられており、その配置位置は陽
極61のほぼ中央であり、更に駆動信号線52cとは間
隔を持って配置されている。
【0060】例えば、駆動信号線52a,52b,52
c及び駆動電源線53a,53b,53cの線幅はいず
れも約10μmであり、1つの表示画素の陽極のサイズ
は約90μmX約250μmであり、行方向(左右方
向)に隣接する各陽極間の間隔は約30μmである。ま
た、各駆動信号線は各陽極間のほぼ中央付近に延在して
いる。従って、各駆動電源線の中央と各駆動信号線の中
央との間隔は約6055μmであり、製造工程において
ゴミ等の異物が付着することによって、駆動信号線と駆
動電源線とが短絡することが防止できる。なお、図1に
おいては、便宜上陽極を正方形に近い形に描いている
が、陽極を含む表示画素の大きさは適宜選択することが
可能である。
【0061】また、駆動電源線を配置する位置は、上述
の実施の形態においては、陽極のほぼ中央としたが、本
発明はそれに限定されるものではなく、一方の駆動信号
線に近くなっていても良く、駆動信号線と駆動電源線と
が短絡しない間隔であればよい。好ましくは上述の通
り、駆動信号線と駆動電源線とが最も間隔を有すること
となるように、隣接する駆動信号線間のほぼ中央に配置
することが望ましい。そうすることにより、各表示画素
のサイズが小さくなって各駆動信号線の間隔が小さくな
った場合にも、駆動電源線と短絡することが防止でき
る。
【0062】このように、同層に同じ材料で同時に形成
される駆動電源線53bと駆動信号線52cとを間隔を
持たせた位置、即ち、駆動信号線52cは従来の位置に
配置し駆動電源線53bを陽極61のほぼ中央に配置す
ることにより、駆動信号線52cと駆動電源線53bと
が短絡することが防止できる。
【0063】また、図1に示すように、駆動電源線を駆
動信号線と離間させて表示画素のほぼ中央に配置するこ
とにより、駆動信号線と駆動電源線との間、即ち駆動電
源線の左右にそれぞれスイッチング用TFT30及びE
L素子駆動用TFT40を形成することができ、TFT
を効率よく配置できるとともに、互いのTFTが短絡す
ることが防止できる。更に、各TFTを設ける面積に余
裕が有ることから、要求されるTFTサイズの各TFT
を形成することができる。即ち、各発光素子層の各色の
材料による発光効率が異なっている場合に、EL素子に
電流を供給する各色ごとのEL素子駆動用TFTのサイ
ズを、発光効率が高い材料の色の場合を最も小さくし
て、発光効率が低くなるにつれてEL素子駆動用TFT
のサイズを順に大きくする際にも、各TFTサイズのT
FTを形成することができる。
【0064】更に、発光素子層から発光される光は図2
(c)の下方向に放出されるが、その下層、即ち発光さ
れる光の観察者側に駆動電源線を配置しても、EL素子
は自発光素子であることから発光される光は放射状に発
光されるため、駆動電源線による輝度の低下は、表示を
観察する際には無視できるものであるため、陽極の下層
に配置しても良い。 <第2の実施の形態>図3に有機EL表示装置の表示画
素領域の平面図を示し、図4(a)は図3中のA−A線
に沿った断面図を示し、図4(b)は図3中のB−B線
に沿った断面図を示し、図4(c)は図3中のC−C線
に沿った断面図を示す。
【0065】本実施の形態が第1の実施の形態と異なる
点は、表示画素の配列がいわゆるデルタ配列である点で
あり、それによって駆動電源線に接続される表示画素の
色が異なる点である。
【0066】図3及び図4に示すように、各ゲート信号
線51a,51b,51cが延在する方向(行方向)に
は複数の表示画素が赤色(R),緑色(G),青色
(B)を1周期として繰り返し配置されている。そし
て、その隣接する各ゲート信号線に接続された各表示画
素は、隣接する各ゲート信号線同士で互いに、各ゲート
信号線が延在する方向にずれて配置されている。いわゆ
るデルタ配列である。
【0067】即ち、行方向に配列した複数の表示画素
と、それらの複数の表示画素に隣接した次の表示画素行
に、同じく行方向に配列した複数の表示画素とは、互い
に所定表示画素分だけ行方向にずらせて配列されてい
る。本実施の形態においては、同じ色の表示画素同士で
は概ね0.7表示画素分だけ行方向にずらしている。
【0068】例えば、隣接するゲート信号線51aとゲ
ート信号線51bに注目すると、ゲート信号線51aに
接続されている各表示画素と、ゲート信号線51bに接
続されている各表示画素とは、本実施の形態において
は、同じ色の表示画素でみると、各ゲート信号線の延在
方向に互いに概ね0.7表示画素分ずれて配置されてい
る。
【0069】また、各駆動信号線52a,52b,52
cは、主として列方向に延在しており、同じ色の表示画
素に接続されており、各行の表示画素の配列に応じて各
行ごとに屈曲し左右に蛇行して配置されている。即ち、
隣接する行方向の表示画素の所定画素分だけ屈曲して凹
凸を繰り返しながら列方向に配置されている。
【0070】また、各駆動電源線53a,53b,53
cは列方向に配置されており、異なる色の表示画素に接
続されており、各行の表示画素の配列に応じて屈曲し左
右に蛇行して配置されている。即ち、駆動電源線53a
に注目してみると、その駆動電源線53aは、ゲート信
号線51aに接続されたRの表示画素のほぼ中央に配置
されてその表示画素のEL素子駆動用TFT40に接続
され、続いて次の行のゲート信号線51bに接続された
Gの表示画素のほぼ中央に配置されてその表示画素のE
L素子駆動用TFT40に接続され、続いて更に次の行
のゲート信号線51cに接続されたRの表示画素のほぼ
中央に配置されてその表示画素のEL素子駆動用TFT
に接続されている。なお、各駆動信号線52a,52
b,52cと、各駆動電源線53a,53b,53cと
は、Al等の導電材料から成っており、互いに短絡を防
止するために離間されておりかつ交差しないように配置
されている。具体的な位置の例としては第1の実施の形
態で説明したように、駆動信号線と駆動信号線との間隔
が約60μmと成るように配置する。
【0071】このように、駆動信号線と駆動電源線とが
同一層に形成されるにも関わらず離間されているので互
いに短絡することが防止できる。また、いわゆるデルタ
配列であって、各ゲート信号線に接続された表示画素群
ごとに各駆動電源線に異なる色の表示画素を接続して
も、駆動信号線と駆動電源線とが同層に形成されながら
も交差することなく形成することが可能である。こうし
て、駆動信号線と駆動信号線とを異なる層に形成するこ
とによる工程の増大を抑制しつつ、解像度の高い表示を
得ることができる。
【0072】また、EL素子は、駆動電源線に一定の値
で流れている電流をEL素子駆動用TFTで制御して各
色のEL素子に電流を供給して発光するが、その駆動電
源線に流れている電流値は一定であっても、異なる色の
表示画素のEL素子駆動用TFT40に駆動電源線を接
続することが可能であるので、デルタ配列でありなが
ら、駆動信号線と駆動電源線とが同層で交差しないで形
成することを可能とした。
【0073】また、EL素子60は、ソース電極43s
に接続された陽極61aと、共通電極である陰極67、
及びこの陽極61と陰極67との間に挟まれた発光素子
層66から成る。各表示画素には、赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)の発光層材料をそれぞれ蒸着法によ
って形成し、各表示画素ごとに各一色を発光させる。
【0074】上述のスイッチング用TFT、保持容量、
EL素子駆動用TFT及びEL素子は、ゲート信号線側
から図中下方向に向かって、この順番に各領域が配置さ
れている。このように配置することにより、上下に位置
する表示画素の発光層間の距離を大きくすることがで
き、EL素子の各色の発光層を蒸着する際に、回り込み
による隣接する他色の発光層との混合を防止することが
できる。また、第1の実施の形態と同様に、駆動電源線
を駆動信号線間のほぼ中央に配置することにより、駆動
電源線の左側にスイッチング用TFTを配置し、左側に
EL素子駆動用TFTを配置することができるととも
に、各色ごとにEL素子駆動用TFTのTFTサイズを
異ならせて大きくする場合にも余裕をもって設計するこ
とが可能である。
【0075】ゲート信号線51aからのゲート信号がゲ
ート電極11に印加されると、スイッチング用TFT3
0がオンになる。そのため、駆動信号線52aから駆動
信号がEL素子駆動用TFT40のゲート電極41に供
給され、そのゲート電極41の電位が駆動信号線52a
の電位と同電位になる。そしてゲート電極41に供給さ
れた電流値に相当する電流が駆動電源に接続された駆動
電源線53bからEL素子60に供給される。それによ
ってEL素子60は発光する。
【0076】また、各色を図1のようにR、G、Bを発
光させるためには、まずRの発光材料を配置する個所に
開口部を有するメタルマスクを陽極及び平坦化膜上に載
せてRの発光材料を蒸着し、続いてGの発光材料を配置
する個所に開口部を有するメタルマスクにてGの発光材
料を蒸着し、更にBの発光材料を配置する個所に開口部
を有するメタルマスクにてBの発光材料を蒸着して発光
層を形成する。このとき隣接する異なる色の発光層に異
なる色の発光材料が回り込んで色が混合させることがな
いようにする必要がある。
【0077】なお、本実施の形態においては、駆動信号
線の蛇行のピッチを0.7表示画素分としたが本発明は
それに限定されるものではない。
【0078】また、本実施の形態においては、能動層と
して多結晶シリコン膜を用いたが、完全に能動層全体が
結晶化されていない微結晶シリコン膜を用いても良い。
【0079】また、絶縁性基板とは、ガラスや合成樹脂
などから成る絶縁性基板、又は導電性を有する基板ある
いは半導体基板等の表面にSiO2膜やSiNなどの絶
縁膜を形成して基板表面が絶縁性を有している基板をい
うものとする。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、駆動信号線と駆動信号
線とを異なる層に形成することによる工程の増大を抑制
しつつ、両線が短絡することによる表示不良を防止した
表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すEL表示装置
の平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示すEL表示装置
の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示すEL表示装置
の平面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すEL表示装置
の断面図である。
【図5】従来のEL表示装置の平面図である。
【図6】従来のEL表示装置の断面図である。
【図7】従来のEL表示装置の平面図である。
【図8】従来のEL表示装置の断面図である。
【符号の説明】
11、41 ゲート電極 13、43 能動層 13s、43s ソース領域 13d、43d ドレイン領域 13c、43c チャネル領域 16 ソース電極 30 スイッチング用T
FT 40 EL素子駆動用T
FT 51a,51b,51c ゲート信号線 52a,52b,52c 駆動信号線 53a,53b 駆動電源線 60 EL素子 61 陽極 66 発光層 67 陰極 68 開口部 110 表示領域
フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB08 AB18 BA06 CA01 DA02 FA01 5C094 AA21 AA42 AA43 BA03 BA12 BA29 CA19 CA24 DA13 EA03 EA04 EA07 EA10 FA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極と陽極との間に発光層を有する自発
    光素子と、該自発光素子に駆動信号を供給するスイッチ
    ング用薄膜トランジスタと、前記自発光素子に電流を供
    給する自発光素子駆動用薄膜トランジスタとを備えた表
    示画素がマトリクス状に配置されており、前記スイッチ
    ング用薄膜トランジスタに駆動信号を供給する駆動信号
    線と、前記駆動信号に応じて電流を前記自発光素子に供
    給する駆動電源線とを備えた表示装置であって、前記駆
    動信号線又は前記駆動電源線のいずれか一方が前記陽極
    と重畳するように配置されていることを特徴とする表示
    装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動信号線又は及び前記駆動電源線
    のうちいずれか一方が、前記陽極の下層に絶縁膜を介し
    て重畳するように配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動電源線は、互いに隣接する前記
    駆動信号線間のほぼ中央に前記駆動電源線が配置されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スイッチング用薄膜トランジスタ又
    は及び前記自発光素子駆動用薄膜トランジスタのうちい
    ずれか一方の薄膜トランジスタはが前記駆動電源線に対
    して一方の側に配置され、他方の薄膜トランジスタはが
    他方の側に配置されていることを特徴とする請求項1乃
    至3のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動信号線と前記駆動電源線とは交
    互に配列されており、各駆動信号線と駆動電源線との間
    には、各間毎に前前記スイッチング用薄膜トランジスタ
    及び前記自発光素子駆動用薄膜トランジスタが交互に配
    置されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちい
    ずれか1項に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動信号線及び駆動電源線は列方向
    に延在するとともにし、行方向に交互に配置されてお
    り、該交互に配置された各前記駆動信号線及びと駆動電
    源線との間に、前記スイッチング用薄膜トランジスタ又
    は前記自発光素子駆動用薄膜トランジスタが配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1
    項に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 各々が所定の色を呈する複数の前記表示
    画素を周期的に行方向に配列し、該表示画素行を複数列
    設けると共に、隣接する行において前記表示画素が所定
    画素分だけ行方向にずれて配列されており、列方向に延
    びる前記駆動電源線は、行毎に異なる色の前記表示画素
    と接続されていることを特徴とする請求項1乃至6のう
    ちいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動信号線は、行毎に同色の前記表
    示画素と接続されていることを特徴とする請求項1乃至
    7のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記各表示画素行には、赤、緑、青色を
    呈する画素が周期的に行方向に配列されていることを特
    徴とする請求項7乃至8のうちいずれか1項に記載の表
    示装置。
  10. 【請求項10】 前記各色の表示画素の配列が、ストラ
    イプ配列又はデルタ配列であることを特徴とする請求項
    1乃至9のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記自発光素子は、エレクトロルミネ
    ッセンス素子であることを特徴とする請求項1乃至10
    のうちいずれか1項に記載の表示装置。
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