JP2001041317A - 車両用自動変速機の制御方法 - Google Patents
車両用自動変速機の制御方法Info
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Abstract
した場合に、再係合開始にあたってがた詰めを行なう
際、再係合時のショックを軽減できる車両用自動変速機
の制御方法を得る。 【解決手段】所定の変速段を達成する摩擦係合要素が係
合〜解放〜係合へと状態変化を生じた場合に、再係合開
始時に摩擦係合要素に高い油圧を供給してがた詰めを行
なうとともに、解放状態の保持時間Tnが短くなるに従
い、がた詰め時間Tcまたはがた詰め圧力Pcを小さく
設定する。これにより、係合遅れを解消しながら、再係
合時のショックを低減させることができる。
Description
制御方法、特に摩擦係合要素のがた詰め制御に関するも
のである。
ら摩擦係合要素へ油圧を供給することによって摩擦係合
要素を選択的に係合させ、複数の変速段を達成するよう
にした自動変速機が知られている。摩擦係合要素には制
御油圧を受けてクラッチ板を締結させるピストンと、ピ
ストンを復帰付勢するリターンスプリングが設けられて
いるが、ピストンに制御油圧を供給しても、即座に係合
を開始する訳ではない。すなわち、油圧を受けてピスト
ンがリターンスプリングに抗して移動し、クラッチ板に
接触するまでの間が無効ストロークとなり、これが係合
遅れの原因となる。このような係合遅れを解消するため
に、従来の自動変速機では、摩擦係合要素の係合開始時
に高い油圧(例えばライン圧)を一時的にかけて無効ス
トロークを短時間で解消すること、つまりがた詰めを行
なうことが広く行なわれている。
は、NからDへのシフト時に、がた詰め終了後に変速が
開始されるまでに要した時間が上限値より長い時にはが
た詰め時間を増加させ、がた詰め終了後に変速が開始さ
れるまでに要した時間が下限値より短い時にはがた詰め
時間を減少させるよう学習制御するものが開示されてい
る。
→DまたはR→N→Rのように摩擦係合要素を係合〜解
放〜係合へと連続的に状態変化させた場合には、解放時
間の長さによって再係合のがた詰め時に大きな係合ショ
ックが発生する場合がある。
切り替えた場合に、摩擦係合要素への制御油圧コントロ
ール用の電磁弁の供給電流、摩擦係合要素の供給油圧、
摩擦係合要素の出力トルクの各時間変化を示す。なお、
ここでは電磁弁として電流OFF状態で出力油圧がON
する常開型弁を用いた。図9において、t1 〜t2 がが
た詰め時間、t2 〜t3 が過渡制御時間、t3 〜t4 が
締結時間、t4 〜t5 がNレンジの保持時間、t5 〜t
6 ががた詰め時間、t6 〜t7 が過渡制御時間である。
間t4 〜t5 が短い場合には、残圧Prがある状態で次
のがた詰めが開始されるので、摩擦係合要素が急係合
し、ショックSが発生するという問題があった。この問
題は、特に低温時に発生しやすい。なお、同様な現象
は、走行中にも発生することがある。すなわち、Dレン
ジで走行中、アクセル操作に伴って変速段が上下に変動
した時、ある摩擦係合要素が係合〜解放〜係合を繰り返
すことがある。このような場合にも、再係合時にがた詰
めが行なわれるが、解放時間が短いと再係合時に残圧に
よる変速ショックが発生することがある。
係合〜解放〜係合へと状態変化した場合に、再係合開始
時にがた詰めを行なう際、再係合時のショックを軽減で
きる車両用自動変速機の制御方法を提供することにあ
る。
は2に記載の発明によって達成される。すなわち、請求
項1に記載の発明は、複数の摩擦係合要素を持ち、これ
ら摩擦係合要素へ油圧を供給することによって摩擦係合
要素を選択的に係合させ、複数の変速段を達成するよう
にした車両用自動変速機において、所定の変速段を達成
する摩擦係合要素が係合〜解放〜係合へと状態変化を生
じた場合に、再係合開始時に摩擦係合要素に高い油圧を
供給してがた詰めを行なうとともに、上記解放状態の保
持時間が短くなるに従い、がた詰め量を小さく設定した
ことを特徴とする車両用自動変速機の制御方法である。
擦係合要素を持ち、これら摩擦係合要素へ油圧を供給す
ることによって摩擦係合要素を選択的に係合させ、複数
の変速段を達成するようにした車両用自動変速機におい
て、所定の変速段を達成する摩擦係合要素が係合〜解放
〜係合へと状態変化を生じた場合に、上記解放状態の保
持時間が設定時間以上の時には再係合開始時に摩擦係合
要素に高い油圧を供給してがた詰めを行なうとともに、
上記解放状態の保持時間が設定時間より短い時にはがた
詰めを禁止することを特徴とする車両用自動変速機の制
御方法である。
変化を生じた場合に、解放状態の保持時間が長い場合に
は、残圧が完全に解消されるので、次のがた詰めを開始
した時に摩擦係合要素が急係合せず、ショックを回避で
きる。これに対し、解放状態の保持時間が短い場合に
は、再係合の開始までに残圧が完全に解消されず、ショ
ックが発生する。そこで、請求項1ではがた詰め量を小
さくすることで再係合時のショックを回避している。が
た詰め量を小さくする具体的方法としては、解放状態の
保持時間が短くなるに従いがた詰め時間を短くする方法
や、解放状態の保持時間が短くなるに従いがた詰め油圧
を低くする方法などがある。いずれの方法であっても、
解放状態の保持時間が短くなるに従いがた詰め量を小さ
くすることで、係合遅れの解消と再係合時のショック低
減とを両立させることができる。
持時間が設定時間より短い場合にがた詰め自体を禁止す
る。この場合には、請求項1の方法と同様に、係合遅れ
の解消と再係合時のショック低減とを両立させることが
できるとともに、制御が簡単になるという利点がある。
度より低い場合のみ、解放状態の保持時間が短くなるに
従いがた詰め量を小さく設定するか、あるいは解放状態
の保持時間が設定時間より短い時にがた詰めを禁止して
いる。すなわち、解放時間だけでなく、油温の条件を加
味してがた詰め制御を行なうものである。つまり、AT
F油温が低い時には油の粘度が高くなり、油圧の立ち下
がりが鈍くなるので、保持時間(解放時間)と係合ショ
ックとの関係も高温時とで異なる。そこで、油温が設定
温度より低い場合のみ、本発明のように解放状態の保持
時間が短くなるに従いがた詰め量を小さく設定するか、
あるいは解放状態の保持時間が設定時間より短い時にが
た詰めを禁止し、油温が設定温度より高い場合には、通
常通りのがた詰め制御を行なう。これにより、低温時に
おける再係合ショックを低減できる。
フトレバーを駆動レンジ(DまたはR)へ切り替える場
合のショック(ガレージショックと呼ばれる)のほか、
走行中に起こる変速ショックの回避にも用いることがで
きる。
変速機を搭載した車両のシステムを示す。エンジン1の
出力は自動変速機2のトルクコンバータ3を経て変速機
構4に伝達され、さらに変速機構4は出力軸5を介して
車輪(図示せず)に連結されている。自動変速機2はエ
ンジン1によりトルクコンバータ3を介して駆動される
オイルポンプ6を備え、このオイルポンプ6の吐出圧は
油圧制御装置7へ送られる。油圧制御装置7は第1〜第
4電磁弁21〜24を備えており、これら電磁弁21〜
24をコントローラ20で制御することにより、変速機
構4に内蔵されている各種摩擦係合要素の油圧を走行状
態に応じた各種の信号に応じて制御している。ここで
は、コントローラ20にシフトポジション,エンジン回
転数,車速,スロットル開度,ATF油温などの信号が
入力されているが、この他の信号(エンジン回転数に代
えてタービン回転数)を入力してもよい。
4は、トルクコンバータ3を介してエンジン動力が伝達
される入力軸10、摩擦係合要素である3個のクラッチ
C1〜C3および2個のブレーキB1,B2、ワンウエ
イクラッチF、ラビニヨウ型遊星歯車機構11、差動装
置14などを備えている。
1aと入力軸10とはC1クラッチを介して連結されて
おり、リヤサンギヤ11bと入力軸10とはC2クラッ
チを介して連結されている。キャリヤ11cはセンター
シャフト15と連結され、センターシャフト15はC3
クラッチを介して入力軸10と連結されている。また、
キャリヤ11cはB2ブレーキとキャリヤ11cの正転
(エンジン回転方向)のみを許容するワンウェイクラッ
チFとを介して変速機ケース16に連結されている。キ
ャリヤ11cは2種類のピニオンギヤ11d,11eを
支持しており、フォワードサンギヤ11aは軸長の長い
ロングピニオン11dと噛み合い、リヤサンギヤ11b
は軸長の短いショートピニオン11eを介してロングピ
ニオン11dと噛み合っている。ロングピニオン11d
のみと噛み合うリングギヤ11fは出力ギヤ12に結合
されている。出力ギヤ12は中間軸13を介して差動装
置14と接続されている。
3、ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFの
作動によって図3のように前進4段、後退1段の変速段
を実現している。図3において、●は油圧の作用状態を
示している。なお、B2ブレーキは後退時とLレンジの
第1速時に係合する。また、図3には第1〜第4電磁弁
21〜24の作動状態も示されている。○は通電状態、
×は非通電状態、△は一時的な通電状態を示す。なお、
この作動表は定常状態の作動を示している。
り、第2電磁弁22はC2クラッチ制御用であり、第3
電磁弁23はC3クラッチ制御用とB2ブレーキ制御用
とを兼ねている。また、第4電磁弁24はLレンジ(1
速)時とRレンジの切換過渡時の制御用である。第1〜
第3電磁弁21〜23は微妙な油圧制御を行なうため、
デューティ制御弁またはリニアソレノイド弁が用いら
れ、第4電磁弁24はON/OFF切換弁が用いられ
る。なお、油圧制御装置7には、変速制御用の4個の電
磁弁21〜24の他に、トルクコンバータ3のロックア
ップ制御用やライン圧制御用などの電磁弁を設けてもよ
い。
を、例えばシフトレバーをD→N→Dへ切り替えた場
合、つまりC2クラッチが係合〜解放〜係合へと状態変
化した場合を例にして説明する。図4はNレンジの保持
時間(C2クラッチの解放時間)が短くなるに従い、が
た詰め時間を短くする方法を示す。なお、縦軸はC2ク
ラッチを制御する第2電磁弁22への供給電流であり、
この電磁弁22は常開型である。図4の(a)は保持時
間Tnが長い場合であり、がた詰め時間Tcも長い。つ
まり、直前の係合状態における残圧が十分に解消された
後で再係合されるので、がた詰め時間Tcを長くしても
急係合が起こらず、ショックを回避できる。一方、図4
の(b)は保持時間Tnが短い場合であり、がた詰め時
間Tcを短くしてある。つまり、直前の係合状態におけ
る残圧が十分に解消されていない状態で再係合が開始さ
れるので、がた詰め時間Tcを長くすると図9に示した
ように急係合が起こり、ショックが発生するからであ
る。ここでは、がた詰め時間Tcを短くすることで、急
係合を防止し、ショックを回避している。
の関係を示す。図5の(a)に示すように、保持時間T
nの増加に伴ってがた詰め時間Tcもほぼ比例的に増加
する。そして、所定の保持時間Tnoを越えると、がた
詰め時間Tcは基準時間Tcoとなり、一定となる。な
お、図5の(a)の実線は保持時間Tnとがた詰め時間
Tcとが比例的関係にある場合であるが、破線で示すよ
うに階段状に設定してもよいし、さらに図5の(b)の
ように所定の保持時間Tno以下ではがた詰め時間Tc
を0、つまりがた詰めを禁止するようにしてもよい。
短くなるに従いがた詰め時間Tcを短く設定したがた詰
め制御方法の流れを示す。スタートすると、まずシフト
レバーをD→N→DまたはR→N→Rへ切り替えたか否
かを判別する(ステップS1)。もし、切り替えた場合
には所定の摩擦係合要素のがた詰めを開始する(ステッ
プS2)。例えば、D→N→Dへ切り替えた場合にはC
2クラッチのがた詰めを行い、R→N→Rへ切り替えた
場合にはB2ブレーキのがた詰めを行なう。具体的に
は、コントローラ20が第2電磁弁22または第3電磁
弁23への供給電流を制御する。次に、Nレンジの保持
時間Tnを検出し(ステップS3)、この保持時間Tn
が設定時間Tnoより短いか否かを判別する(ステップ
S4)。Tn≧Tnoの場合には、がた詰め時間Tc=
Tcoとし(ステップS5)、Tn<Tnoの場合に
は、図5に示すようにがた詰め時間TcをTnに応じて
小さく設定する(ステップS6)。そして、時間Tcが
タイムアップするまでがた詰めを行い(ステップS
7)、タイムアップした後は、摩擦係合要素の締結制御
を開始し(ステップS8)、がた詰め制御を終了する。
このように、保持時間Tnに応じてがた詰め時間Tcを
可変することで、摩擦係合要素の係合遅れの防止と、シ
ョックの解消とを両立できる。
実施例、つまりNレンジの保持時間(C2クラッチの解
放時間)を検出し、この保持時間が短くなるに従いがた
詰め油圧を低くする方法を示す。図7の(a)は保持時
間Tnが長い場合であり、がた詰め油圧Pcが高い。つ
まり、直前の係合状態における残圧が十分に解消された
後で再係合されるので、がた詰め油圧Pcを高くしても
急係合が起こらず、ショックを回避できる。一方、図7
の(b)は保持時間Tnが短い場合であり、がた詰め油
圧Pcも低い。つまり、直前の係合状態における残圧が
十分に解消されていない状態で再係合が開始されるの
で、がた詰め油圧Pcを低くすることで、急係合を防止
し、ショックを回避している。このように、保持時間T
nに応じてがた詰め油圧Pcを可変することで、C2ク
ラッチの係合遅れの防止と、ショックの解消とを両立し
ている。
の関係を示す。図8の(a)に示すように、保持時間T
nの増加に伴ってがた詰め油圧Pcもほぼ比例的に増加
する。そして、所定の保持時間Tnoを越えると、がた
詰め油圧Pcは基準圧力Pcoとなり、一定となる。な
お、図8の(a)の実線は保持時間Tnとがた詰め油圧
Pcとが比例的関係にある場合であるが、破線で示すよ
うに階段状に設定してもよいし、さらに図8の(b)の
ように所定の保持時間Tno以下ではがた詰め油圧Pc
を0、つまりがた詰めを禁止するようにしてもよい。
ョックを回避する方法について説明したが、走行中にお
いても、がた詰めに伴う変速ショックを回避するため、
同様の制御を行なうことができる。図2に示すような変
速機構を用いた場合、走行中における本発明の制御例と
しては、次のような場合が考えられる。 (1)3速から2速へダウンシフトした直後に再度3速
へアップシフトした場合に、C3クラッチが係合〜解放
〜係合へと状態変化する時 (2)3速から4速へアップシフトした直後に再度3速
へダウンシフトした場合に、C2クラッチが係合〜解放
〜係合へと状態変化する時 (3)2速から1速へダウンシフトした直後に再度2速
へアップシフトした場合、および4速から3速へダウン
シフトした直後に再度4速へアップシフトした場合に、
B1ブレーキが係合〜解放〜係合へと状態変化する時
ない。上記実施例では、3個のクラッチC1〜C3と2
個のブレーキB1,B2を有する自動変速機について説
明したが、これに限るものではなく、種々の摩擦係合要
素を持つ自動変速機に適用可能である。上記実施例で
は、解放時間Tnに基づいてがた詰め時間Tcまたはが
た詰め油圧Pcの一方のみを変化させる例を示したが、
両者を同時に変化させてもよい。つまり、解放時間Tn
が短くなるに従い、がた詰め時間Tcおよびがた詰め油
圧Pcの双方を短く(小さく)設定してもよい。
詰め時間またはがた詰め油圧を設定したが、これに油温
の条件を加味して設定してもよい。つまり、ATF油温
が低い時には油圧の立ち下がりが鈍く、保持時間(解放
時間)と係合ショックの関係も高温時とで異なる。そこ
で、油温が設定温度より低い場合のみ、本発明のように
解放状態の保持時間が短くなるに従いがた詰め量を小さ
く設定し、あるいはあるいは解放状態の保持時間が設定
時間より短い時にがた詰めを禁止し、油温が設定温度よ
り高い場合には、通常通りのがた詰め制御(がた詰め時
間およびがた詰め油圧が一定)を行なうようにしてもよ
い。図6におけるがた詰め制御を例にとれば、ステップ
S4の前に油温判定を行い、油温が設定温度より低い場
合にはステップS4以下の制御を行い、油温が設定温度
以上であれば、通常のがた詰め制御を行なう。
に記載の発明によれば、摩擦係合要素が係合〜解放〜係
合へと状態変化を生じた場合に、解放状態の保持時間が
短くなるに従い、再係合時のがた詰め量を小さく設定し
たので、係合遅れを解消しながら、再係合時のショック
を低減させることができる。また、請求項2に記載の発
明によれば、解放状態の保持時間が設定時間より短い場
合にがた詰め自体を禁止するので、請求項1の方法と同
様に、係合遅れの解消と再係合時のショック低減とを両
立させることができるとともに、制御が簡単になる。
ステム図である。
ある。
磁弁の作動表である。
の供給電流の時間変化図である。
を示す図である。
る。
への供給電流の時間変化図である。
を示す図である。
流と摩擦係合要素への供給油圧と出力トルクとの時間変
化図である。
Claims (3)
- 【請求項1】複数の摩擦係合要素を持ち、これら摩擦係
合要素へ油圧を供給することによって摩擦係合要素を選
択的に係合させ、複数の変速段を達成するようにした車
両用自動変速機において、所定の変速段を達成する摩擦
係合要素が係合〜解放〜係合へと状態変化を生じた場合
に、再係合開始時に摩擦係合要素に高い油圧を供給して
がた詰めを行なうとともに、上記解放状態の保持時間が
短くなるに従い、がた詰め量を小さく設定したことを特
徴とする車両用自動変速機の制御方法。 - 【請求項2】複数の摩擦係合要素を持ち、これら摩擦係
合要素へ油圧を供給することによって摩擦係合要素を選
択的に係合させ、複数の変速段を達成するようにした車
両用自動変速機において、所定の変速段を達成する摩擦
係合要素が係合〜解放〜係合へと状態変化を生じた場合
に、上記解放状態の保持時間が設定時間以上の時には再
係合開始時に摩擦係合要素に高い油圧を供給してがた詰
めを行なうとともに、上記解放状態の保持時間が設定時
間より短い時にはがた詰めを禁止することを特徴とする
車両用自動変速機の制御方法。 - 【請求項3】上記自動変速機の油温が設定温度より低い
場合のみ、解放状態の保持時間が短くなるに従いがた詰
め量を小さく設定するか、あるいは解放状態の保持時間
が設定時間より短い時にがた詰めを禁止することを特徴
とする請求項1または2に記載の車両用自動変速機の制
御方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP21307899A JP3618259B2 (ja) | 1999-07-28 | 1999-07-28 | 車両用自動変速機の制御方法 |
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---|---|---|---|
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JP3618259B2 JP3618259B2 (ja) | 2005-02-09 |
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- 1999-07-28 JP JP21307899A patent/JP3618259B2/ja not_active Expired - Fee Related
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