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JP2000352813A - カラープルーフ作成方法及びカラープルーフ作成装置 - Google Patents

カラープルーフ作成方法及びカラープルーフ作成装置

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Publication number
JP2000352813A
JP2000352813A JP11165489A JP16548999A JP2000352813A JP 2000352813 A JP2000352813 A JP 2000352813A JP 11165489 A JP11165489 A JP 11165489A JP 16548999 A JP16548999 A JP 16548999A JP 2000352813 A JP2000352813 A JP 2000352813A
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JP
Japan
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color
black
image data
photosensitive material
exposure
Prior art date
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JP11165489A
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English (en)
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JP3837962B2 (ja
Inventor
Katsuji Fujita
勝司 藤田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Priority to EP00304863A priority patent/EP1059805A3/en
Priority to US09/590,173 priority patent/US7016074B1/en
Publication of JP2000352813A publication Critical patent/JP2000352813A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3837962B2 publication Critical patent/JP3837962B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/502Reproducing the colour component signals dot-sequentially or simultaneously in a single or in adjacent picture-element positions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 墨版だけの部分と墨オーバープリントの部分
とを識別可能なカラープルーフを作成する。 【解決手段】 墨色を含む複数の色の画像データに基づ
いてカラー感光材料を感光させてカラープルーフを作成
する際に、墨色と他の色が重畳した画像データと墨色だ
けの画像データとで、前記カラー感光材料に対して異な
る状態の感光をさせる、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラープルーフ作成
方法及びカラープルーフ作成装置に関し、特に、RIP
(ラスタ・イメージ・プロセッサ)で処理された網点画
像データに基づき、波長の異なる複数の光源によって銀
塩カラー感光材料を感光させてカラープルーフを作成す
る方法及びカラープルーフ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー印刷物を作成する際には、原稿フ
ィルムの段階で色校正を行うことがあり、Y(イエロ
ー)版、M(マゼンタ)版、C(シアン)版及びBK
(墨色)版に色分解された各色分解網原稿フィルムを使
って校正物(カラープルーフ)を作成し、本番の印刷版
を作成する前に、原稿フィルムのレイアウトに間違いが
ないか、色間違いがないか、文字の誤りがないか等を検
査し、印刷物の仕上がりを事前に確認するようにしてい
る。
【0003】近年、カラープルーフの作成は、DDCP
(direct digital color proof)方式により行うようにな
ってきた。DDCPの1つの手法として、各色分解網原
稿の網点画像データに基づいて、銀塩カラー感光材料
に、例えばR,G,B等の波長の異なる複数の光の組み
合わせからなる光点を露光して、Y,M,C,BKの各
ドットを発色させる手法が用いられる。
【0004】ところで、近年では、DTP(Desk Top P
ublishing)等の普及により、スキャナから入力した画
像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集,ページ
面付けする作業が一般化し、フルディジタルでの編集も
珍しくなくなってきている。
【0005】このような工程では、さらなる効率化を目
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plate)出力、さらには印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行うCTC(Computer to Cylinder)が行われる。
【0006】この場合、校正確認の為だけに一端フィル
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
【0007】その為、特に、このようなコンピュータに
よるフルディジタルの画像作成、編集を行う工程では、
DDCP(Direct Digital Color Proof、ないしはDC
P(Digital Color Proof))と呼ばれる直接カラー画像出
力を行うシステムが求められている。
【0008】このようなDDCPは、コンピュータ上で
加工されたディジタル画像データからイメージセッタな
どで製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷
版を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで
印刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録
を行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工された
ディジタル画像が示す出力対象を再現するカラープルー
フを作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行な
うものである。
【0009】また、このような印刷工程における校正の
プロセスでは、 1)作業現場内部のミスの確認、すなわち内校、 2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出される
外校、 3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提供
される印刷見本、 の、主として3つの用途にプルーフが作成、使用され
る。
【0010】この際、内部の確認用、及び一部の外校用
途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、
網点画像再現ができない校正材料、すなわち、昇華転写
方式による校正や、インクジェット、電子写真などの出
力物を主として体裁確認用の校正として使用するケース
があるが、ハイライト部の再現性や、細かいディティー
ルの確認、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な
干渉縞の確認等の為には、やはり印刷網点を忠実に再現
するプルーフが強く望まれているのが実状である。
【0011】このようなニーズに対し、近年ハイパワー
ヒートモードレーザーを用いて、昇華転写記録材料や、
感熱記録材料に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタ
イプのDDCPが普及し始めているが、これらのシステ
ムはレーザーヘッドのコストが高く、機器が高価で、か
つ材料も多数の色画像形成シートを利用する為に高価で
あること、また画像露光→転写というプロセスが色数分
だけ必要で長時間を要すことが問題となっており、すべ
ての業務に適用したり、従来の印刷校正のように多数枚
複製を作成することが、コスト、時間の点から難しいと
いう問題を有している。
【0012】そこで、このようなカラープルーフを作成
する装置として、外周面から内部に貫通する孔が複数設
けられたドラムと、前記ドラムを回転させる回転駆動機
構と、を有し、前記ドラム上に前記感光材料を保持しな
がら、前記回転駆動機構により前記ドラムを回転させな
がら、ディジタル画像信号に応じて露光し、網点画像を
記録する画像記録装置が提案されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年はDT
P化が進んでおり、パーソナルコンピュータ上での画像
処理ソフトウェアで自由に絵柄を重ねられるようになっ
てきている。このため、ユーザが意識していないにもか
かわらず、墨版と他の色の版とが重なる墨画像も増えて
きている。
【0014】この場合、パーソナルコンピュータのディ
スプレイでは、墨版と他の色版とが重なった領域は全て
墨色に見える。このため、ユーザは、墨版に対して実際
には不要な他の色の版が重なっている状態には気づかな
い。
【0015】また、DDCPにおいても、墨版と他の色
の版が重なった画像は墨色で表現しているため、その重
なった領域は全て墨色に見えるため、墨版と他の色の版
が重なっている状態には気づかない。
【0016】しかし、実際の印刷をした場合には、墨版
だけの部分と、墨版と他の色の版が重なった部分(以
下、この明細書では、「墨オーバープリント」と呼ぶ)
では見え方が異なるため、墨版に不要な他の色の版が重
なっていたことに初めて気づくことになる。すなわち、
印刷を実行してみて初めて画像処理の段階のミスに気づ
き、作業時間や各種材料に大きな無駄を生じさせること
になっていた。
【0017】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、墨版だけの部分と墨オーバ
ープリントの部分とを識別可能なカラープルーフを作成
するカラープルーフ作成方法及びカラープルーフ作成装
置を実現することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1記載の発
明は、墨色を含む複数の色の画像データに基づいてカラ
ー感光材料を感光させてカラープルーフを作成する方法
であって、墨色と他の色が重畳した画像データと墨色だ
けの画像データとで、前記カラー感光材料に対して異な
る状態の感光をさせる、ことを特徴とするカラープルー
フ作成方法である。
【0019】また、請求項2記載の発明は、画像データ
に基づいて波長の異なる複数の光源によってカラー感光
材料を感光させてカラープルーフを作成するカラープル
ーフ作成装置であって、複数色の画像データを受けて露
光データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段
からの露光データを受けて前記カラー感光材料に露光を
行う露光手段と、を備え、前記画像処理手段は、墨色と
他の色が重畳した画像データと墨色だけの画像データと
で異なる露光データを作成する、ことを特徴とするカラ
ープルーフ作成装置である。
【0020】これらの発明では、墨色と他の色が重畳し
た画像データと墨色だけの画像データとで、異なる露光
データを作成して露光を行い、カラー感光材料に対して
異なる状態の感光をさせるようにしている。
【0021】このため、墨版だけの部分と墨オーバープ
リントの部分とを識別可能なカラープルーフを作成でき
る。 (2)なお、墨色と他の色が重畳した画像データについ
て、墨色だけの画像データの場合よりも高濃度の墨色を
カラー感光材料に発生させるような露光データを作成す
る、ことにより、上述した異なる状態の露光をカラー感
光材料に行える。
【0022】また、墨色と他の色が重畳した画像データ
について、墨色だけの画像データの場合よりも低濃度の
墨色をカラー感光材料に発生させるような露光データを
作成する、ことによっても、上述した異なる状態の露光
をカラー感光材料に行える。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例について説明する。なお、本発明は以下に説
明される実施の形態例に限られるものではない。また、
以下の説明で用語の意義を説明している記載があるが、
あくまで実施の形態における用語の意義を説明するもの
であり、本発明の用語の意義はこの記載に限られない。
【0024】<構成>まず、本発明の実施の形態例が適
用される画像記録装置の全体構成について説明する。
【0025】本実施形態例の画像記録装置は、印刷物の
仕上がりを事前に確認する校正物を得るためのカラープ
ルーフをディジタル画像信号から得る装置である。具体
的には、カラー印刷物を作成するに当たって、ディジタ
ル画像信号から印刷版を作成する前に、ディジタル画像
信号からこのディジタル画像信号から作成された印刷版
で印刷されて得られる画像をシミュレーションするカラ
ープルーフを作成し、ディジタル画像信号が示す画像に
レイアウト、色、文字等の誤りがあるか否かなどの誤り
の有無を検査し、印刷物の仕上がりを事前に確認するた
めに、カラープルーフを作成する装置である。
【0026】また、本実施形態の画像記録装置では、感
光材料としてロール状のハロゲン化銀カラー写真感光材
料をセットして、露光部で、シート状に切断した後、前
述のディジタル画像信号に応じて露光し、その後、現像
処理部で現像処理して、カラープルーフを作成する。
【0027】図2乃至図4にカラープルーフ作成装置を
示す。図2はカラープルーフ作成装置の斜視図、図3は
給紙カバーを開いた状態のカラープルーフ作成装置の斜
視図図4は、カラープルーフ作成装置の内部構成の模式
図である。
【0028】カラープルーフ作成装置1の装置本体2に
は、露光ユニット3および現像処理ユニット4が備えら
れている。露光ユニット3は、上面パネル5及び前面パ
ネル6が開閉可能に設けられ、メンテナンスが上面及び
前面側から行われる。露光ユニット3の上部には、現像
部側に紙装填部7が配置され、この紙装填部7の前側の
装置本体2の前面側に操作部8が配置されている。紙装
填部7には、給紙カバー9が開閉可能に設けられ、給紙
カバー9により感光材料(以下、ペーパーまたは感材と
もいう)を収納したカートリッジ10がセット可能であ
る。操作部8には、液晶パネル11とタッチパネル12
が設けられている。
【0029】現像処理ユニット4には、上面パネル13
及び補給パネル14が開閉可能に設けられ、メンテナン
スが上面側から行われ、処理液の補充が前面側から行わ
れる。現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設け
られ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
【0030】図4はカラープルーフ作成装置の概略構成
を示す図である。露光ユニット3には、給紙部20、主
走査部30、副走査部40、排紙部50及びアキューム
部60が備えられている。給紙部20には、給紙ローラ
21a,21b、カッター22及びドラム給排紙ローラ
23が備えられている。給紙ローラ21a,21bによ
りカートリッジ10からの感光材料を引き出して、カッ
ター22で所定の長さに切断し、ドラム給排紙ローラ2
3を介して主走査部30へ送る。
【0031】主走査部30には、ドラム31が回転可能
に設けられ、感光材料がドラム31の外表面に吸着され
て一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット
32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によ
りドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニッ
ト32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着
された感光材料にLED発光ビームで露光して画像の書
き込みを行う。
【0032】排紙部50が剥離ガイド51を備え、この
剥離ガイド51により、書き込みが終了した感光材料を
ドラム31から剥離して現像処理ユニット4へ送り込
む。このとき、現像処理ユニット4の搬送速度の方が露
光ユニット3の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高
速のままアキューム部60に送り込み、感光材料をアキ
ューム部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、
現像処理ユニット4との搬送タイミングを合わせ、露光
ユニット3の処理能力を落とさないようにしている。
【0033】現像処理ユニット4には、第2露光部41
(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載す
る)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部
45が備えられている。第2露光部41により露光ユニ
ット3で露光されなかった部分の感光材料が疑似画像を
形成し、第2露光された感光材料は、現像部42、定着
部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処
理された感光材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ
送出される。
【0034】次に、カラープルーフ作成装置の各部構成
を図5乃至図7について詳細に説明する。図5は紙装填
部及び給紙部を示す側面図、図6は主走査部及び副走査
部を示す平面図、図7は排紙部及びアキューム部を示す
側面図である。
【0035】紙装填部7には、給紙カバー9が上面パネ
ル5に開閉可能に設けられ、給紙カバー9を開いた状態
で装填口70にカートリッジ10がセットされる。カー
トリッジ10をセットした状態で給紙カバー9を閉じ、
ロック機構71で給紙カバー9がロックされる。ロック
機構71はカバーロックモーターM1により作動する。
給紙カバー9にはカートリッジ有無センサS1が設けら
れ、装填口70にはカバー閉検出センサS2及びカバー
ロック検出センサS3が設けられている。カートリッジ
10は、感光材料の先端部を所定長さ引き出した状態
で、給紙部20の給紙ローラー21a,21bの位置に
セットする。
【0036】給紙部20には、給紙ローラー21a,2
1bとカートリッジ10との間にペーパーエンドセンサ
S4が設けられ、このペーパーエンドセンサS4により
カートリッジ10から引き出される感光材料の終端を検
出する。一方の給紙ローラー21aは位置が固定され、
他方の給紙ローラー21bはローラ移動機構24により
移動可能になっており、ペーパー搬送動作中以外はロー
ラー圧着によるペーパーしわ発生防止のため給紙ローラ
ー21bを待機位置へ移動させる。ローラ移動機構24
は、給紙ローラー圧着解除モーターM2により作動す
る。
【0037】感光材料の搬送中は、給紙ローラー21b
を搬送位置に移動させて感光材料を対向する給紙ローラ
ー21a,21bとの間で圧着する。給紙ローラー21
bの位置は、給紙ローラー圧着位置検出センサS5及び
給紙ローラー解除位置検出センサS6により検出され
る。給紙ローラー21aは、給紙モーターM3により作
動する。
【0038】カッター22はカッターモーターM20に
より作動する。カッター22とドラム給排紙ローラー2
3との間には、エンコーダーローラー25及びガイド2
6が設けられている。エンコーダーローラー25は回転
により感光材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出
する。
【0039】ドラム給排紙ローラー23は、ローラー移
動機構27により圧着位置と解除位置へ移動可能になっ
ている。このドラム給排紙ローラー23は、ドラム給排
紙モーターM4により駆動される。ドラム給排紙ローラ
ー23の位置は、この図には現れないドラム給排紙ロー
ラー圧着位置検出センサS7及びドラム給排紙ローラー
解除位置検出センサS8により検出される。ローラ移動
機構27は、ドラム給排紙ローラー圧着解除モーターM
5により作動する。
【0040】主走査部30のドラム31の両端の軸部3
1a,31bは、軸受33a,33bを介して支持台3
4a,34bに回転可能に軸支されている。ドラム31
の一方の軸部31aには、駆動プーリ35aが設けら
れ、この駆動プーリ35aはドラム回転モーターM6の
出力プーリ35bとベルト36により連結され、ドラム
回転モーターM6の駆動によりドラム31が回転する。
また、ドラム31の一方の軸部31aには、ロータリー
エンコーダー37が設けられ、回転パルスを出力してド
ラム回転に同期した画素クロック制御に用いる。
【0041】ドラム31の他方の軸部31bは、吸引ブ
ロアP1に連結されている。ドラム31は中空体で形成
され、表面には吸着孔31cが形成され、吸引ブロアP
1の駆動によりドラム31の内部が減圧されて感光材料
がドラム31の表面に吸着される。
【0042】光学ユニット32には、レッドLEDユニ
ット320、グリーンLEDユニット321、ブルーL
EDユニット322が配置されている。レッドLEDユ
ニット320及びグリーンLEDユニット321からの
光ビームは、ミラー325,326を介して、また、ブ
ルーLEDユニット322はミラー327を介して、集
光レンズ331からドラム31上の感光材料Pに画像を
露光する。露光シャッター332は露光ソレノイド33
3により開閉することで、露光開始/終了時に光路の開
閉を行なう。
【0043】光学ユニット32は、移動ベルト340に
固定され、一対のガイドレール341,342に案内さ
れてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。
移動ベルト340は一対のプーリ343,344に掛け
渡され、一方のプーリ344は副走査モーターM7の出
力軸345に連結され、副走査モーターM7の駆動によ
り光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0044】光学ユニット32のドラム軸方向に副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12及び副走査オーバーラン位置検出センサS1
3が配置されている。副走査基準位置検出センサS11
の副走査基準位置検出で光学ユニット32が停止してお
り、この副走査基準位置から副走査が開始され、画像サ
イズに対応した移動量で副走査が停止されて副走査基準
位置へ移動して復帰させる。
【0045】排紙部50には、搬送ローラー52,5
3、搬送ガイド54、剥離ガイド51及び出口シャッタ
ー55が配置されている。搬送ローラー52,53は搬
出モーターM8で連動して駆動される。剥離ガイド51
は剥離ガイド上下モーターM9により上下動され、上位
置では剥離ガイド51の爪部51aがドラムの感光材料
を剥離し、下位置では、感光材料をアキュームさせる。
剥離ガイド51の開閉は、剥離ガイド開センサS14と
剥離ガイド閉センサS15により検出される。感光材料
の排紙路には剥離ジャム検出センサS30が備えられて
いる。
【0046】出口シャッター55は、出口シャッターモ
ーターM10で開閉される。出口シャッター55の開閉
は、出口シャッター開検出センサS16で検出される。
出口シャッター55は感光材料の排出タイミングを決定
し、所定のタイミングで出口シャッター55を開いて感
光材料を現像処理ユニット4へ送出する。また、感光材
料が現像処理ユニット4へ送り込まれることを検出する
出口センサS31が設けられている。
【0047】アキューム部60は、排紙部50の下方位
置に配置され、剥離ガイド51が下方へ移動すること
で、感光材料がアキューム部60に垂れ下がる。このよ
うにして高速(現像搬送速度に対し)で感光材料をアキ
ュームさせることで、感光材料を傷つけることなく現像
処理ユニット4に送り込むことができる。
【0048】図8に、本装置の電気的構成をブロック図
として示す。この図8に示すように、制御部100は、
CPU101、RAM102及びROM103を有し、
I/Oポート104,105を介してセンサ類及びアク
チュエータ群に接続され、センサ類からの情報に基づき
アクチュエータ群を制御する。
【0049】センサ類としては、前記したカートリッジ
有無センサS1、カバー閉検出センサS2、カバーロッ
ク検出センサS3、ペーパーエンドセンサS4、給紙ロ
ーラー圧着位置検出センサS5、給紙ローラー解除位置
検出センサS6、ドラム給排紙ローラー圧着位置検出セ
ンサS7、ドラム給排紙ローラー解除位置検出センサS
8、ペーパー先端基準位置センサS9、ペーパー送り量
検出センサS10、ローターリエンコーダ37、副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12、副走査オーバーラン位置検出センサS1
3、剥離ガイド開センサS14、剥離ガイド閉センサS
15、出口シャッター開検出センサS16、剥離ジャム
検出センサS30が接続される。また、この図には現れ
ない出口センサS31も接続される。
【0050】アクチュエータ群としては、カバーロック
モーターM1、給紙ローラー圧着解除モーターM2、給
紙モーターM3、カッターモーターM20、ドラム給排
紙モーターM4、ドラム給排紙ローラー圧着解除モータ
ーM5、ドラム回転モーターM6、副走査モーターM
7、露光シャッターソレノイド333、搬出モーターM
8、剥離ガイド上下モーターM9、出口シャッターモー
ターM10が接続され、ドライバD1,D2,D3,D
11,D5,D4,D6,D7,D333,D8,D
9,D10を介してそれぞれ駆動される。
【0051】また、操作部8は液晶パネル11がドライ
バD20により制御され、カラープルーフ作成装置の運
転状態を表示する。また、タッチパネル12からの操作
による指令は、A/D変換器120によりデジタル情報
としてCPU101に送られる。
【0052】外部接続されたRIP200から、デジタ
ル画像情報が画像データI/F部201を介してデータ
バッファ204へ送られる。一方、ロータリーエンコー
ダー37からの感光材料送り情報に基づくPLL202
の出力信号に同期させて、ドットクロック生成部203
のドットクロックでデジタル画像情報をデータバッファ
204からLUT(ルックアップテーブル)205およ
びD/A変換部206〜208を介してドライバD32
0,D321,D322に与え、これらドライバD32
0,D321,D322によりレッドLEDユニット3
20、グリーンLEDユニット321、ブルーLEDユ
ニット322をそれぞれ駆動する。
【0053】ここで、RIP200により作成された各
色(Y,M,C,BK)の網点画像データは画像データ
I/F部201に転送され、そこでRIPフォーマット
から露光用フォーマットにデータ変換されてデータバッ
ファ204に蓄積されるようになっている。データバッ
ファ204に1枚分の画像データが蓄積された後、全色
同時露光される。
【0054】その際、露光時のLED発光最小打ち込み
ドット(画素と呼ぶ)に対応し、印刷物のY,M,C,
BK版データが図1に示すように16通りの組み合わせ
で与えられ、この図1に示すように、LUT205にて
指定されたR,G,BのLED発光強度の組み合わせに
変換され、3波長のLED発光が重なっている画素単位
で露光が行なわれる。
【0055】ここでは、LUT205は、墨色と他の色
が重畳した画像データと墨色だけの画像データとで異な
る露光データを作成する、ことを特徴としている。すな
わち、本実施の形態例では、墨色と他の色が重畳した画
像データと墨色だけの画像データとで、異なる露光デー
タを作成して露光を行い、感光材料に対して異なる状態
の感光をさせるようにしている。これにより、墨版だけ
の部分と墨オーバープリントの部分とを識別可能なカラ
ープルーフを作成できる。
【0056】この図1はダイレクトポジ感光材料を用い
た場合の、印刷データとLEDユニットの発光強度との
テーブル内容を示している。なお、LEDユニットの発
光量と、その露光によって得られる感光材料の濃度との
関係が図9のようであるとする。
【0057】なお、LUT205は、印刷の基準色すな
わちY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)、BK
(ブラック)、GY(グレイ)及びW(ホワイト)と、
それら基準色を感光材料に露光する光源の光すなわちR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の強度組成
との対応を規定するデータを記憶している。
【0058】ここで、従来は、LEDユニットの駆動が
オン・オフのみのデジタル変調であり、LED発光強度
は0%(LEDユニットが発光しない)か100%(感
材に対する最適発光量でLEDユニットが発光する)の
いずれかになっていた(図10参照)。しかし、その場
合は、感材のY,M,C,BK発色濃度の種類は固定さ
れ、墨版だけの部分と、墨オーバープリント部分とを全
て墨版(BK)となるように露光していた(図10
)。
【0059】これに対し、本実施の形態例では、図9の
発光量0%と100%だけでなく、5%と10%も用い
るようにした。そして、BKを再現する場合には、各L
EDユニットを5%ずつ発光させ、各色で従来のDmax
より若干薄いD5の濃度を得る。また、BKと重畳した
他の色に関しても、従来の0%ではなく、重畳が明らか
になるように、5%の発光を行う(図1)。なお、こ
の場合、BKにY,M,Cの全てが重畳された場合に
は、発光量0%として最大濃度を得る。
【0060】また、以上のように濃度を下げたのに合わ
せて、BKを含まない色の再現に関しては、各色で従来
の0%ではなく、各LEDユニットを10%ずつ発光さ
せ、各色で従来のDmaxより若干薄いD10の濃度を得る
ようにする(図1)。
【0061】以上のようなLUT205を用いて画像デ
ータから露光用のデータを作成することで、BKと他の
色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画像デ
ータについて、BKだけの画像データの場合よりも高濃
度の墨色をカラー感光材料に発生させることができる。
また、BKとどの色が重畳しているかも識別できるよう
になる。
【0062】図11はネガ感光材料を用いた場合の、印
刷データとLEDユニットの発光強度とのテーブル内容
を示している。なお、LEDユニットの発光量と、その
露光によって得られる感光材料の濃度との関係が図12
のようであるとする。
【0063】このネガ感材の場合も、従来は、LEDユ
ニットの駆動がオン・オフのみのデジタル変調であり、
LED発光強度は0%(LEDユニットが発光しない)
か100%(感材に対する最適発光量でLEDユニット
が発光する)のいずれかになっていた。そして、感材の
Y,M,C,BK発色濃度の種類は固定され、墨版だけ
の部分と、墨オーバープリント部分とを全て墨版(B
K)となるように露光していた。
【0064】これに対し、本実施の形態例では、図12
の発光量0%と100%だけでなく、90%と95%も
用いるようにした。そして、BKを再現する場合には、
各LEDユニットを95%ずつ発光させ、各色で従来の
Dmaxより若干薄いD95の濃度を得る。また、BKと重
畳した他の色に関しては、重畳が明らかになるように、
100%の発光を行う(図11)。なお、この場合、
BKにY,M,Cの全てが重畳された場合には、各色で
発光量100%として最大濃度を得る。
【0065】また、以上のように濃度を若干下げたのに
合わせて、BKを含まない色の再現に関しては、各色で
従来の100%ではなく、各LEDユニットを90%ず
つ発光させ、各色で従来のDmaxより若干薄いD90の濃
度を得るようにする(図11)。
【0066】以上のようなLUT205を用いて画像デ
ータから露光用のデータを作成することで、BKと他の
色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画像デ
ータについて、BKだけの画像データの場合よりも高濃
度の墨色をカラー感光材料に発生させることができる。
また、BKとどの色が重畳しているかも識別できるよう
になる。
【0067】なお、以上の説明において、発光強度を0
%と100%以外に、5%,10%,90%,95%に
制御することで、BKに対する他の色の重畳がわかるよ
うな露光を行ったが、発光強度を調整する数値はここに
示した値に限るものではない。また、インクの色に応じ
て、0%,5%,10%,90%,95%,100%と
いう値を色毎に、あるいは、ケース毎に変更してもよ
い。
【0068】また、BKに他の色が重畳した部分の濃度
をBKだけの濃度より上げるように設定したが、これを
逆に設定してもよい。なお、汎色乳剤を使用したポジ感
光材料を用いる場合には、BKと他の色とが重畳する場
合に従来0%であった発光量を5%にすることで、汎色
乳剤の感光層は反応せずに、露光に対応する色の感光光
が反応して濃度が下がるようになる。このようにするこ
とでも、BKと他の色との重畳を明確に示すことができ
るようになる。
【0069】また、以上の実施の形態例では、網点画像
データによって画像記録を行う装置を例にして説明を行
ってきたが、本発明は網点画像データに限られず、複数
の色に対応した光源で露光を行う画像記録装置に適用す
ることが可能である。
【0070】<動作>ここで、本発明の実施の形態例が
適用される画像記録装置の動作について説明する。
【0071】カラープルーフ作成装置の作動を、図13
乃至図18に基づいて説明する。図13はカラープルー
フ作成装置の作動のメインフローチャート、図14及び
図15はカラープルーフ作成装置の給紙処理のフローチ
ャート、図16はカラープルーフ作成装置のプリント処
理のフローチャート、図17はカラープルーフ作成装置
の排紙処理のフローチャート、図18はカラープルーフ
作成装置の排出処理のフローチャートである。
【0072】先ず、カラープルーフ作成装置のメイン作
動について説明する。図13のカラープルーフ作成装置
の作動のメインフローチャートにおいて、ステップa1
でメインスイッチがONされると、ステップb1で装置
の初期設定が行われ、さらにステップc1で各機構部の
初期設定が行われ、ここでエラーが発生すると機能を停
止する。
【0073】初期設定が終了するとアイドリング運転が
行われてリモート処理が可能になる(ステップd1)。
このアイドリング運転中に操作部8のタッチパネル12
のメニューキーの操作で条件設定を行うことができる
(ステップe1)、この条件設定を行うとローカル処理
が可能になる。タッチパネル12のメニューキーの操作
で条件設定を行わない場合には、RIPからの出力画像
を受信して受信画像データのプリントを実行させるリモ
ート処理が行われる。
【0074】また、アイドリング運転中に感光材料がな
くなり補充を行う場合には、給紙カバー9を開けてカー
トリッジ10をセットして給紙カバー9を閉じて感光材
料の先端のカブリ部分を切断する給紙処理を行いアイド
リング運転に戻すが(ステップf1)、感光材料の先端
のカブリ部分を切断する給紙処理でエラーが生じると機
能を停止する。
【0075】書き込み動作は、給紙(ステップg1)、
プリント(ステップh1)、排紙(ステップi1)から
なり、この書き込み処理が終了すると、次の感光材料が
給送可能となる(ステップj1)。
【0076】次に、カラープルーフ作成装置の給紙処理
について説明する。図14のカラープルーフ作成装置の
給紙処理のフローチャートにおいて、ステップa2でカ
ートリッジ10の有無の判断を行い、カートリッジ10
がない場合にはエラー処理を行う(ステップb2)。
【0077】カートリッジ10がある場合には、ペーパ
ーエンドセンサS4からの検出信号に基づき感光材料の
終端の検出を行い(ステップc2)、感光材料の終端が
検出されるとエラー処理を行う(ステップb2)。
【0078】感光材料の終端が検出されない場合には、
給紙カバー9のロックを行い(ステップd2)、給紙ロ
ーラー21bを圧着させて(ステップe2)、さらにド
ラム給排紙ローラー27を圧着させる(ステップf
2)。そして、ドラム回転モーターM6の励磁をOFF
にしてドラム31を回転可能にし(ステップg2)、給
紙モーターM3を回転させて給紙ローラー21a,21
bにより感光材料を送る(ステップh2)。
【0079】感光材料の先端部をペーパー先端基準位置
センサS9により検出し(ステップi2)、先端部が検
出されると、この検出を基準にしてエンコーダーローラ
ー25の回転により感光材料の長さの計測を開始し(ス
テップj2)、感光材料を送ると共に、感光材料の送り
量から感光材料の長さをカウントし所定長さになると
(ステップk2)給紙モーターM3をOFFして(ステ
ップl2)、所定時間の安定待ちを行うとともに(ステ
ップm2)、給紙ローラー21bの圧着解除を行い(ス
テップn2)、ドラム給排紙ローラー23及びドラム3
1の回転により感光材料を搬送可能にする。
【0080】図15のカラープルーフ作成装置の給紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa3でペーパー
吸引ブロアP1をONして、その安定を待ち(ステップ
b3)、安定後にドラム給排紙モーターM4をONする
(ステップc3)。これによって、ドラム31にペーパ
ーを吸着しつつ巻着ける。
【0081】ステップd3でペーパー長計測を開始し、
所定長の引出し完了後(ステップe3)、ステップf3
でドラム給排紙モーターM4をOFFする。ステップg
3で給紙ローラー21bを圧着し、ステップh3でペー
パーカットを行い、ステップi3でドラム給排紙モータ
ーM4をONすると共に、ステップj3で給紙ローラー
21a,21bの圧着を解除する。
【0082】ステップk3でドラムへのペーパー巻着完
了待ちの後、ステップl3でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ステップm3でドラム給排紙ローラー23
の圧着を解除する。
【0083】図16のカラープルーフ作成装置のプリン
ト処理のフローチャートにおいて、ステップa4でドラ
ム回転モーターM6をONしてドラム31の回転が安定
するのを待ち(ステップb4)、副走査モーターM7を
ONし(ステップc4)、露光シャッター332をON
し(ステップd4)、光学ユニット32がドラム軸方向
へ移動して副走査されるが、ステップe4で副走査書き
込み位置を検出し、画像データの出力を行う(ステップ
f4)。
【0084】このとき、レッドLEDユニット320、
グリーンLEDユニット321、ブルーLEDユニット
322が、設定されたチャンネルのLUTのデータに基
づいてそれぞれ発光し、印刷時のインクの色および/ま
たは印刷用紙の色に対応した色を持つ画像を露光する。
【0085】なお、この場合、上述したようにBKと他
の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画像
データについて、BKだけの画像データの場合よりも高
濃度または低濃度の墨色をカラー感光材料に発生させる
ように露光用のデータを作成する。
【0086】ステップg4で画像データの書き込みが完
了すると、ドラム回転モーターM6をOFFすると共に
(ステップh4)、副走査モーターM7をOFFし(ス
テップi4)、光学ユニット32をホームポジションへ
移動させる。(ステップj4)。
【0087】そして、ステップk4でドラム給排紙ロー
ラー23をドラム31へ圧着させてドラム回転モーター
M6の励磁をOFFし(ステップl4)、ドラム給排紙
ローラー23の回転によりドラム31をホームポジショ
ンに移動させる(ステップm4)。
【0088】図17のカラープルーフ作成装置の排紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa5で剥離ガイ
ド51を閉じて剥離位置へセットし、現像処理ユニット
4への出口シャッター55を開くと共に(ステップb
5)、ドラム給排紙ローラー23に圧着させる(ステッ
プc5)。
【0089】ステップd5でドラム給排紙モーターM4
をONしてドラム給排紙ローラー23が回転し、搬出モ
ーターM8をONして高速搬送して感光材料を送る(ス
テップe5)。剥離ジャム検出センサS30により感光
材料が剥離ジャムを起こしているか否かを判断し(ステ
ップf5)、剥離ジャムを起こしていない場合には、吸
引ブロアP1の駆動を停止して感光材料の吸引を解除す
る(ステップg5)。
【0090】ステップh5で出口センサS31により感
光材料の排出を検出し、搬出モーターM8を定速に切り
換えて現像処理ユニット4での処理に合わせる(ステッ
プi5)。そして、ドラム31を1回転させると共に
(ステップj5)、剥離ガイド51を開放する(ステッ
プk5)。
【0091】ステップl5でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ドラム回転モーターM6の励磁を行いドラ
ム31が自由に回転しないようにし(ステップm5)、
ドラム給排紙ローラー23の圧着を解除して排紙処理を
終了する(ステップn5)。
【0092】図18のカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートにおいて、ステップa6で出口セン
サS31により感光材料の排出を検出し、感光材料の後
端の検出が行われると、所定時間感光材料の排出完了を
待ち(ステップb6)、搬出モーターM8をOFFして
(ステップc6)、現像処理ユニット4への出口シャッ
ター55を閉じ(ステップd6)、給紙カバー9のロッ
クを解除して感光材料の排出処理を終了する(ステップ
e6)。
【0093】以上は、R光源、G光源及びB光源として
LEDユニットを用いた例であるが、R,G,B各光源
はそれに限るものではなく、R,G,B各光源をすべて
LD(レーザーダイオード)を用いて構成してもよく、
また、R,G,B各光源をAOMとLDを用いて構成し
てもよいのはいうまでもない。
【0094】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、墨色と他の
色が重畳した画像データと墨色だけの画像データとで、
異なる露光データを作成して露光を行い、カラー感光材
料に対して異なる状態の感光をさせるようにすること
で、墨版だけの部分と墨オーバープリントの部分とを識
別可能なカラープルーフを作成できるようになる。
【0095】以上のようにDDCPとしての性能・信頼
性が向上し、印刷前段階での墨オーバープリントのチェ
ックが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置におけるLU
Tの一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成を
示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の電気的構成
を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置における露光
量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
【図10】従来の装置におけるLUTの一例を示す図で
ある。
【図11】本発明の実施の形態のLUTの他の例を示す
説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置における露
光量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置 2 装置本体 3 露光ユニット 4 現像処理ユニット 7 紙装填部 8 操作部 31 ドラム 30 主走査部 40 副走査部 100 制御部 101 CPU 200 RIP 201 画像データI/F部 205 LUT 206〜208 D/A変換部 D320,D321,D322 ドライバ 320 LEDユニット 321 LEDユニット 322 LEDユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 墨色を含む複数の色の画像データに基づ
    いてカラー感光材料を感光させてカラープルーフを作成
    する方法であって、 墨色と他の色が重畳した画像データと墨色だけの画像デ
    ータとで、前記カラー感光材料に対して異なる状態の感
    光をさせる、ことを特徴とするカラープルーフ作成方
    法。
  2. 【請求項2】 画像データに基づいて波長の異なる複数
    の光源によってカラー感光材料を感光させてカラープル
    ーフを作成するカラープルーフ作成装置であって、 複数色の画像データを受けて露光データを生成する画像
    処理手段と、 前記画像処理手段からの露光データを受けて前記カラー
    感光材料に露光を行う露光手段と、を備え、 前記画像処理手段は、墨色と他の色が重畳した画像デー
    タと墨色だけの画像データとで異なる露光データを作成
    する、ことを特徴とするカラープルーフ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像処理手段は、墨色と他の色が重
    畳した画像データについて、墨色だけの画像データの場
    合よりも高濃度の墨色をカラー感光材料に発生させるよ
    うな露光データを作成する、ことを特徴とする請求項2
    記載のカラープルーフ作成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像処理手段は、墨色と他の色が重
    畳した画像データについて、墨色だけの画像データの場
    合よりも低濃度の墨色をカラー感光材料に発生させるよ
    うな露光データを作成する、ことを特徴とする請求項2
    記載のカラープルーフ作成装置。
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