JP2002040566A - カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置 - Google Patents
カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置Info
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Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
- Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】画像データチェック時点でデータ誤りを確実に
検出でき、より高画質なカラープルーフなどの画像を容
易に形成できるカラープルーフ作成装置及びカラー画像
記録装置を提供する。 【解決手段】LED320〜322からの光を用いてカ
ラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルーフを作
成するカラープルーフ作成装置に於いて、原画像と光源
駆動データとを対応づける値を含むLUT205を記憶
しており、LUT205の値を調整することで、カラー
プルーフに形成される画像を変更するので、原画像のデ
ータを変更することなく、LUT205の値を変更する
ことで、画像を容易に変更でき、従って変更後の画像に
不満があれば、再度LUT205の値を調整すること
で、所望の画像を容易に得ることができる。
検出でき、より高画質なカラープルーフなどの画像を容
易に形成できるカラープルーフ作成装置及びカラー画像
記録装置を提供する。 【解決手段】LED320〜322からの光を用いてカ
ラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルーフを作
成するカラープルーフ作成装置に於いて、原画像と光源
駆動データとを対応づける値を含むLUT205を記憶
しており、LUT205の値を調整することで、カラー
プルーフに形成される画像を変更するので、原画像のデ
ータを変更することなく、LUT205の値を変更する
ことで、画像を容易に変更でき、従って変更後の画像に
不満があれば、再度LUT205の値を調整すること
で、所望の画像を容易に得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー印刷物作成
工程で印刷版の基となる画像データのチェックを行うカ
ラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置に関す
る。
工程で印刷版の基となる画像データのチェックを行うカ
ラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】網点画像によって構成されるカラー画像
を印刷しようとする場合には、原稿フィルムの段階で色
校正を行い、仕上がり具合をチェックすることが行われ
ている。かかるチェックは、Y(イエロー)版、M(マ
ゼンタ)版、C(シアン)版及びBK(墨色)版に色分
解された各色分解網原稿フィルムを使って校正物(カラ
ープルーフ)を作成し、最終的に印刷版を作成する前
に、原稿フィルムのレイアウトに間違いがないか、色間
違いがないか、文字の誤りがないか等を検査し、印刷物
の仕上がりを事前に確認することで行っている。
を印刷しようとする場合には、原稿フィルムの段階で色
校正を行い、仕上がり具合をチェックすることが行われ
ている。かかるチェックは、Y(イエロー)版、M(マ
ゼンタ)版、C(シアン)版及びBK(墨色)版に色分
解された各色分解網原稿フィルムを使って校正物(カラ
ープルーフ)を作成し、最終的に印刷版を作成する前
に、原稿フィルムのレイアウトに間違いがないか、色間
違いがないか、文字の誤りがないか等を検査し、印刷物
の仕上がりを事前に確認することで行っている。
【0003】近年、カラープルーフの作成は、DDCP
(direct digitalcolor proo
f)方式により行うようになってきた。DDCPの1つ
の手法として、各色分解網原稿の網点画像データに基づ
いて、銀塩カラー感光材料に、例えばR,G,B等の波
長の異なる複数の光の組み合わせからなる光点を露光し
て、Y,M,C,BKの各ドットを発色させる手法が用
いられる。
(direct digitalcolor proo
f)方式により行うようになってきた。DDCPの1つ
の手法として、各色分解網原稿の網点画像データに基づ
いて、銀塩カラー感光材料に、例えばR,G,B等の波
長の異なる複数の光の組み合わせからなる光点を露光し
て、Y,M,C,BKの各ドットを発色させる手法が用
いられる。
【0004】又、DTP(Desk Top Publ
ishing)等の普及により、スキャナから入力した
画像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集,ペー
ジ面付けする作業が一般化し、フルデジタルでの編集も
珍しくなくなってきている。
ishing)等の普及により、スキャナから入力した
画像をコンピュータのソフトウェア上で画像編集,ペー
ジ面付けする作業が一般化し、フルデジタルでの編集も
珍しくなくなってきている。
【0005】このような工程では、さらなる効率化を目
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plat
e)出力、さらには印刷機のシリンダー上に巻かれた印
刷版に、直接画像記録を行うCTC(Computer
to Cylinder)が行われる。
指して、フィルムにページ編集済みの画像データを直接
出力するイメージセッター出力や、印刷版に直接画像記
録を行うCTP(Computer to Plat
e)出力、さらには印刷機のシリンダー上に巻かれた印
刷版に、直接画像記録を行うCTC(Computer
to Cylinder)が行われる。
【0006】この場合、校正確認の為だけに一端フィル
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
ム出力や印刷版出力を行い、印刷校正や、その他の校正
材料による校正を行うことは、フィルム、印刷版のムダ
や余計な作業が多くなる問題がある。
【0007】その為、特に、このようなコンピュータに
よるフルデジタルの画像作成、編集を行う工程では、D
DCP(Direct Digital ColorP
roof、ないしはDCP(Digital Colo
r Proof)と呼ばれる直接カラー画像出力を行う
システムが求められている。
よるフルデジタルの画像作成、編集を行う工程では、D
DCP(Direct Digital ColorP
roof、ないしはDCP(Digital Colo
r Proof)と呼ばれる直接カラー画像出力を行う
システムが求められている。
【0008】このようなDDCPは、コンピュータ上で
加工されたデジタル画像データからイメージセッタなど
で製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷版
を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工されたデ
ジタル画像が示す出力対象を再現するカラーブルーフを
作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行なうも
のである。
加工されたデジタル画像データからイメージセッタなど
で製版用フィルム上に記録したり、CTPで直接印刷版
を作成する最終的な印刷作業を行なったり、CTCで印
刷機のシリンダー上に巻かれた印刷版に直接画像記録を
行ったりなどする前に、コンピュータ上で加工されたデ
ジタル画像が示す出力対象を再現するカラーブルーフを
作成し、その絵柄、色調、文章文字等の確認を行なうも
のである。
【0009】また、このような印刷工程における校正の
プロセスでは、 1)作業現場内部のミスの確認、すなわち内校、 2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出され
る外校、 3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提
供される印刷見本、の、主として3つの用途にプルーフ
が作成、使用される。
プロセスでは、 1)作業現場内部のミスの確認、すなわち内校、 2)発注主、デザイナーへの仕上がり確認用に提出され
る外校、 3)印刷機の機長に対して、最終印刷物の見本として提
供される印刷見本、の、主として3つの用途にプルーフ
が作成、使用される。
【0010】この際、内部の確認用、及び一部の外校用
途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、
網点画像再現ができない校正材料、すなわち、昇華転写
方式による校正や、インクジェット、電子写真などの出
力物を主として体裁確認用の校正として使用するケース
があるが、ハイライト部の再現性や、細かいディティー
ルの確認、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な
干渉縞の確認等の為には、やはり印刷網点を忠実に再現
するプルーフが強く望まれているのが実状である。
途においては、納期短縮、コスト削減等のニーズから、
網点画像再現ができない校正材料、すなわち、昇華転写
方式による校正や、インクジェット、電子写真などの出
力物を主として体裁確認用の校正として使用するケース
があるが、ハイライト部の再現性や、細かいディティー
ルの確認、印刷時のモアレと呼ばれる網画像の不適切な
干渉縞の確認等の為には、やはり印刷網点を忠実に再現
するプルーフが強く望まれているのが実状である。
【0011】このようなニーズに対し、近年ハイパワー
レーザを光源として用いて、昇華転写記録材料や、感熱
記録材料に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタイプ
のDDCPが普及し始めている。かかるDDCPによれ
ば、レーザに二値データとしてON/OFF(すなわち
点灯又は消灯)データを与えることで、網点画像の形成
が可能となる。
レーザを光源として用いて、昇華転写記録材料や、感熱
記録材料に画像露光を行い、印刷本紙に転写するタイプ
のDDCPが普及し始めている。かかるDDCPによれ
ば、レーザに二値データとしてON/OFF(すなわち
点灯又は消灯)データを与えることで、網点画像の形成
が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年はDT
P化が進んでおり、パソコン上での画像処理ソフトウェ
アで自由に絵柄を重ねられるようになってきている。と
ころが、パソコンのディスプレイ上で確認した画像と、
実際に印刷した画像とでは異なる場合がある。一例をあ
げると、たとえば人相を隠すための目線など、墨版と他
の色の版とが一部(目の位置で)重なる画像がある。
P化が進んでおり、パソコン上での画像処理ソフトウェ
アで自由に絵柄を重ねられるようになってきている。と
ころが、パソコンのディスプレイ上で確認した画像と、
実際に印刷した画像とでは異なる場合がある。一例をあ
げると、たとえば人相を隠すための目線など、墨版と他
の色の版とが一部(目の位置で)重なる画像がある。
【0013】この場合、パソコンのディスプレイ上で
は、墨版と他の色版とが重なった領域は全て墨色に見え
る。従って、ディスプレイを確認しただけでは、墨版に
対して実際には不要な他の色の版が重なっている状態に
は気づかない。
は、墨版と他の色版とが重なった領域は全て墨色に見え
る。従って、ディスプレイを確認しただけでは、墨版に
対して実際には不要な他の色の版が重なっている状態に
は気づかない。
【0014】このため、本来画像データのチェック時点
で検出されなければならないデータ誤りが見過ごされて
最終印刷工程に分版データが流れてしまうことがある。
かかる場合、最終印刷物を見ると、墨版だけの部分と、
墨版と他の色の版が重なった部分(以下、この明細書で
は、「墨オーバープリント」と呼ぶ)では見え方が異な
るため、墨版に不要な他の色の版が重なっていたことに
初めて気づくことになる。一方、画像の深みを引き出す
ために、墨オーバープリントであっても、あえて下地の
色をすかして見せたいという場合もある。特に、前者の
ような、本来見えてはいけない部分が見えるようなケー
スでは、印刷会社は、印刷上の事故(印刷物の誤り)と
して、印刷のやり直しを要求され、それにより多大な損
害を被る恐れがある。
で検出されなければならないデータ誤りが見過ごされて
最終印刷工程に分版データが流れてしまうことがある。
かかる場合、最終印刷物を見ると、墨版だけの部分と、
墨版と他の色の版が重なった部分(以下、この明細書で
は、「墨オーバープリント」と呼ぶ)では見え方が異な
るため、墨版に不要な他の色の版が重なっていたことに
初めて気づくことになる。一方、画像の深みを引き出す
ために、墨オーバープリントであっても、あえて下地の
色をすかして見せたいという場合もある。特に、前者の
ような、本来見えてはいけない部分が見えるようなケー
スでは、印刷会社は、印刷上の事故(印刷物の誤り)と
して、印刷のやり直しを要求され、それにより多大な損
害を被る恐れがある。
【0015】このような問題に鑑み、本発明は、画像デ
ータチェック時点でデータ誤りを確実に検出でき、より
高画質なカラープルーフなどの画像を容易に形成できる
カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置を提供
することを目的とする。
ータチェック時点でデータ誤りを確実に検出でき、より
高画質なカラープルーフなどの画像を容易に形成できる
カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)本発明のカラープ
ルーフ作成装置は、光源からの光を用いてカラー感光材
料に網点画像を記録し、カラープルーフを作成するカラ
ープルーフ作成装置に於いて、原画像と光源駆動データ
とを対応づける値を含むLUTを記憶しており、前記L
UTの値を調整することで、カラープルーフに形成され
る画像を変更するので、原画像のデータを変更すること
なく、LUTの値を変更することで、画像を容易に変更
でき、従って変更後の画像に不満があれば、再度LUT
の値を調整することで、所望の画像を容易に得ることが
できる。
ルーフ作成装置は、光源からの光を用いてカラー感光材
料に網点画像を記録し、カラープルーフを作成するカラ
ープルーフ作成装置に於いて、原画像と光源駆動データ
とを対応づける値を含むLUTを記憶しており、前記L
UTの値を調整することで、カラープルーフに形成され
る画像を変更するので、原画像のデータを変更すること
なく、LUTの値を変更することで、画像を容易に変更
でき、従って変更後の画像に不満があれば、再度LUT
の値を調整することで、所望の画像を容易に得ることが
できる。
【0017】(2)本発明のカラープルーフ作成装置
は、カラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルー
フを作成するカラープルーフ作成装置に於いて、カラー
プルーフ作成に必要な複数色の画像データを少なくとも
1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、当該画像デ
ータ記憶手段から前記カラープルーフ作成に必要な複数
色の画像データを同時に読み出して、該画像データに基
づき、光源から前記カラー感光材料に露光光を照射し
て、画像を記録する画像記録手段と、を有し、前記画像
記録手段は、前記光源を駆動するための光源駆動データ
を格納するLUTを含み、画像記録時に該LUTに記憶
されている光源駆動データに基づき、前記カラープルー
フ作成に必要な複数色の二値画素データの組み合わせで
所望のデータを決定して前記光源を駆動する。例えば三
色光源を選択的に駆動してカラープルーフを作成する装
置を例にとると、少なくとも1ラインを形成する複数色
画像データを記憶し、これら複数色の二値画素データを
同時に読み出すと共に、当該複数色の二値データの組み
合わせで画素記録時の前記光源の点灯/消灯(ON/O
FF)組み合わせと、点灯/消灯(ON/OFF)レベ
ルを予め設定されているデータテーブル(LUT)より
選択して前記光源を駆動する様に構成したので、画素を
構成する色版組み合わせに応じて記録用の光源の組み合
わせと各光源の強度を選択的に決定でき、記録材料の特
性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能となり、
プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させることができ
る。また、原画像のデータを変更することなく、LUT
の光源駆動データを変更することで、画像を容易に変更
でき、従って変更後の画像に不満があれば、再度LUT
の光源駆動データを調整することで、所望の画像を容易
に得ることができる。
は、カラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルー
フを作成するカラープルーフ作成装置に於いて、カラー
プルーフ作成に必要な複数色の画像データを少なくとも
1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、当該画像デ
ータ記憶手段から前記カラープルーフ作成に必要な複数
色の画像データを同時に読み出して、該画像データに基
づき、光源から前記カラー感光材料に露光光を照射し
て、画像を記録する画像記録手段と、を有し、前記画像
記録手段は、前記光源を駆動するための光源駆動データ
を格納するLUTを含み、画像記録時に該LUTに記憶
されている光源駆動データに基づき、前記カラープルー
フ作成に必要な複数色の二値画素データの組み合わせで
所望のデータを決定して前記光源を駆動する。例えば三
色光源を選択的に駆動してカラープルーフを作成する装
置を例にとると、少なくとも1ラインを形成する複数色
画像データを記憶し、これら複数色の二値画素データを
同時に読み出すと共に、当該複数色の二値データの組み
合わせで画素記録時の前記光源の点灯/消灯(ON/O
FF)組み合わせと、点灯/消灯(ON/OFF)レベ
ルを予め設定されているデータテーブル(LUT)より
選択して前記光源を駆動する様に構成したので、画素を
構成する色版組み合わせに応じて記録用の光源の組み合
わせと各光源の強度を選択的に決定でき、記録材料の特
性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能となり、
プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させることができ
る。また、原画像のデータを変更することなく、LUT
の光源駆動データを変更することで、画像を容易に変更
でき、従って変更後の画像に不満があれば、再度LUT
の光源駆動データを調整することで、所望の画像を容易
に得ることができる。
【0018】(3)更に、前記LUT内の光源駆動デー
タの一部若しくは全部を適宜所望の値に書き換えるLU
T書き換え手段を有すれば、当該複数色の二値データの
組み合わせで画素記録時の前記光源の駆動を選択的に決
定するLUTの光源駆動データを所望のタイミングで所
望の値に書き換えることが可能となるので、例えば三色
の光源の場合、画素を構成する色版組み合わせに応じ
て、光源の組み合わせと各光源の強度を選択的に決定で
き、且つ、当該画素を記録する場合の光源強度を微調整
して、所望の再現色カスタマイズが簡単な回路構成で可
能となり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させる
ことができる。
タの一部若しくは全部を適宜所望の値に書き換えるLU
T書き換え手段を有すれば、当該複数色の二値データの
組み合わせで画素記録時の前記光源の駆動を選択的に決
定するLUTの光源駆動データを所望のタイミングで所
望の値に書き換えることが可能となるので、例えば三色
の光源の場合、画素を構成する色版組み合わせに応じ
て、光源の組み合わせと各光源の強度を選択的に決定で
き、且つ、当該画素を記録する場合の光源強度を微調整
して、所望の再現色カスタマイズが簡単な回路構成で可
能となり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させる
ことができる。
【0019】(4)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データのみ有効データを設
定すれば、各分色版の多重記録で再現される印刷用デー
タの検査を目的とするプルーフとして、特定の部位を露
わに再現することにより、データの間違い等の検出精度
を大幅に向上させることが可能であり、版作成段階の早
期に画像の不具合を発見できる。
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データのみ有効データを設
定すれば、各分色版の多重記録で再現される印刷用デー
タの検査を目的とするプルーフとして、特定の部位を露
わに再現することにより、データの間違い等の検出精度
を大幅に向上させることが可能であり、版作成段階の早
期に画像の不具合を発見できる。
【0020】(5)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データのみ有効データを設定
すれば、各分色版の多重記録で再現される印刷用データ
の検査を目的とするプルーフとして、特に見逃しやすい
墨色(BK)との重量部位を露わに再現することによ
り、データ間違い等の検出精度を大幅に向上させること
が可能であり、版作成段階の早期に画像の不具合を発見
できる。尚、墨色データと他色データの組み合わせで表
現される画素とは、墨オーバープリント部のようなもの
をいう。
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データのみ有効データを設定
すれば、各分色版の多重記録で再現される印刷用データ
の検査を目的とするプルーフとして、特に見逃しやすい
墨色(BK)との重量部位を露わに再現することによ
り、データ間違い等の検出精度を大幅に向上させること
が可能であり、版作成段階の早期に画像の不具合を発見
できる。尚、墨色データと他色データの組み合わせで表
現される画素とは、墨オーバープリント部のようなもの
をいう。
【0021】(6)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データのみマスクすれば、
各分色版の多重記録で再現される印刷用データの検査を
目的とするプルーフとして、特定の部位を露わに再現す
ることにより、データの間違い等の検出精度を大幅に向
上させることが可能であり、版作成段階の早期に画像の
不具合を発見できる。
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データのみマスクすれば、
各分色版の多重記録で再現される印刷用データの検査を
目的とするプルーフとして、特定の部位を露わに再現す
ることにより、データの間違い等の検出精度を大幅に向
上させることが可能であり、版作成段階の早期に画像の
不具合を発見できる。
【0022】(7)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データをマスクするか否か
を選択するマスク切換手段を設けられていれば、所望の
画像を容易に得ることができる。
要な複数色の画像データの内の所定色データと他色デー
タの組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択
される前記LUTの光源駆動データをマスクするか否か
を選択するマスク切換手段を設けられていれば、所望の
画像を容易に得ることができる。
【0023】(8)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データのみマスクすれば、各
分色版の多重記録で再現される印刷用データの検査を目
的とするプルーフとして、特に見逃しやすい墨色(B
K)との重量部位を露わに再現することにより、データ
間違い等の検出精度を大幅に向上させることが可能であ
り、版作成段階の早期に画像の不具合を発見できる。
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データのみマスクすれば、各
分色版の多重記録で再現される印刷用データの検査を目
的とするプルーフとして、特に見逃しやすい墨色(B
K)との重量部位を露わに再現することにより、データ
間違い等の検出精度を大幅に向上させることが可能であ
り、版作成段階の早期に画像の不具合を発見できる。
【0024】(9)更に、前記カラープルーフ作成に必
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データをマスクするか否かを
選択するマスク切換手段を設ければ、所望の画像を容易
に得ることができる。
要な複数色の画像データの内の墨色データと他色データ
の組み合わせで表現される画素を記録する場合に選択さ
れる前記LUTの光源駆動データをマスクするか否かを
選択するマスク切換手段を設ければ、所望の画像を容易
に得ることができる。
【0025】(10)本発明のカラープルーフ作成装置
は、カラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルー
フを作成するカラープルーフ作成装置に於いて、カラー
プルーフ作成に必要な複数色の画像データを少なくとも
1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、当該画像デ
ータ記憶手段から前記カラープルーフ作成に必要な複数
色の画像データを同時に読み出して、該画像データに基
づき、光源から前記カラー感光材料に露光光を照射し
て、画像を記録する画像記録手段と、プルーフ作成枚数
指定手段と、を有し、前記画像記録手段は、前記光源を
駆動するための光源駆動データを格納するLUTを含
み、画像記録時に該LUTに記憶されている光源駆動デ
ータに基づき、前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の二値画素データの組み合わせで所望のデータを決定し
て前記光源を駆動するようになっており、さらに、前記
カラープルーフ作成に必要な複数色の画像データの内の
所定色データと他色データの組み合わせで表現される画
素を記録する場合に選択される前記LUTの光源駆動デ
ータをマスクするか否かを選択するマスク切換手段を設
け、該マスク切換手段により、マスクしないことを選択
された場合に、前記プルーフ枚数指定手段で指定された
枚数のプルーフをマスクした状態で出力し、更に少なく
とも1枚のカラープルーフをマスクしない状態で出力す
るので、上述した発明の効果に加え、更にプルーフとし
て要求される複数の相反する検査(例えば墨オーバープ
リント有り無し)を、単一の装置で達成できる。
は、カラー感光材料に網点画像を記録し、カラープルー
フを作成するカラープルーフ作成装置に於いて、カラー
プルーフ作成に必要な複数色の画像データを少なくとも
1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、当該画像デ
ータ記憶手段から前記カラープルーフ作成に必要な複数
色の画像データを同時に読み出して、該画像データに基
づき、光源から前記カラー感光材料に露光光を照射し
て、画像を記録する画像記録手段と、プルーフ作成枚数
指定手段と、を有し、前記画像記録手段は、前記光源を
駆動するための光源駆動データを格納するLUTを含
み、画像記録時に該LUTに記憶されている光源駆動デ
ータに基づき、前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の二値画素データの組み合わせで所望のデータを決定し
て前記光源を駆動するようになっており、さらに、前記
カラープルーフ作成に必要な複数色の画像データの内の
所定色データと他色データの組み合わせで表現される画
素を記録する場合に選択される前記LUTの光源駆動デ
ータをマスクするか否かを選択するマスク切換手段を設
け、該マスク切換手段により、マスクしないことを選択
された場合に、前記プルーフ枚数指定手段で指定された
枚数のプルーフをマスクした状態で出力し、更に少なく
とも1枚のカラープルーフをマスクしない状態で出力す
るので、上述した発明の効果に加え、更にプルーフとし
て要求される複数の相反する検査(例えば墨オーバープ
リント有り無し)を、単一の装置で達成できる。
【0026】(11)更に、前記所定色データとは墨色
データであると好ましい。
データであると好ましい。
【0027】(12)本発明のカラー画像記録装置は、
記録用の光源と、該光源から射出したビームを所望のサ
イズで記録材料上に結像させる縮小結像手段と、前記光
源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度選択手
段と、該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強
度で前記光源を駆動する光源駆動手段と、前記縮小結像
光学系で縮小結像されたビームを走査記録する為のビー
ム走査手段とを有するカラー画像記録装置に於いて、前
記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、記
録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長の
光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカラ
ー画像を形成することができ、前記感光性記録材料上に
再現する色に対する、前記記録用の光源の組み合わせを
指定する指定手段と、該指定手段による組み合わせを入
力する入力手段を設けたので、記録したい画像に応じて
記録用の光源の組み合わせを選択的に決定でき、記録材
料の特性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能と
なり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させること
ができる。
記録用の光源と、該光源から射出したビームを所望のサ
イズで記録材料上に結像させる縮小結像手段と、前記光
源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度選択手
段と、該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強
度で前記光源を駆動する光源駆動手段と、前記縮小結像
光学系で縮小結像されたビームを走査記録する為のビー
ム走査手段とを有するカラー画像記録装置に於いて、前
記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、記
録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長の
光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカラ
ー画像を形成することができ、前記感光性記録材料上に
再現する色に対する、前記記録用の光源の組み合わせを
指定する指定手段と、該指定手段による組み合わせを入
力する入力手段を設けたので、記録したい画像に応じて
記録用の光源の組み合わせを選択的に決定でき、記録材
料の特性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能と
なり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させること
ができる。
【0028】(13)本発明のカラー画像記録装置は、
記録用の光源と、該光源から射出したビームを所望のサ
イズで記録材料上に結像させる縮小結像手段と、前記光
源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度選択手
段と、該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強
度で前記光源を駆動する光源駆動手段と、前記縮小結像
光学系で縮小結像されたビームを走査記録する為のビー
ム走査手段とを有するカラー画像記録装置に於いて、前
記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、記
録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長の
光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカラ
ー画像を形成することができ、前記感光性記録材料上に
再現する色に対する、前記記録用の光源の組み合わせを
指定し、光源駆動データの書き換えを行う入力手段を設
けたので、記録したい画像に応じて記録用の光源の組み
合わせと光源の強度を選択的に決定でき、記録材料の特
性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能となり、
プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させることができ
る。更に、原画像データの任意の分色版もしくは複数の
分色版の組み合わせで表現される色を所望の色に置換し
たプルーフを作成することが可能となり、原画像を修正
する前に、簡易プレチェックを可能とできる。
記録用の光源と、該光源から射出したビームを所望のサ
イズで記録材料上に結像させる縮小結像手段と、前記光
源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度選択手
段と、該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強
度で前記光源を駆動する光源駆動手段と、前記縮小結像
光学系で縮小結像されたビームを走査記録する為のビー
ム走査手段とを有するカラー画像記録装置に於いて、前
記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、記
録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長の
光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカラ
ー画像を形成することができ、前記感光性記録材料上に
再現する色に対する、前記記録用の光源の組み合わせを
指定し、光源駆動データの書き換えを行う入力手段を設
けたので、記録したい画像に応じて記録用の光源の組み
合わせと光源の強度を選択的に決定でき、記録材料の特
性を充分引き出すことが簡単な回路構成で可能となり、
プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させることができ
る。更に、原画像データの任意の分色版もしくは複数の
分色版の組み合わせで表現される色を所望の色に置換し
たプルーフを作成することが可能となり、原画像を修正
する前に、簡易プレチェックを可能とできる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例について説明する。なお、本発明は、以下に
説明きれる実施の形態例に限られるものではない。ま
た、以下の説明で用語の意義を説明している記載がある
が、あくまで実施の形態における用語の意義を説明する
ものであり、本発明の用語の意義はこの記載に限られな
い。
施の形態例について説明する。なお、本発明は、以下に
説明きれる実施の形態例に限られるものではない。ま
た、以下の説明で用語の意義を説明している記載がある
が、あくまで実施の形態における用語の意義を説明する
ものであり、本発明の用語の意義はこの記載に限られな
い。
【0030】まず、本発明の実施の形態例が適用される
カラープルーフ作成装置すなわちカラー画像記録装置の
全体構成にっいて説明する。本実施の形態にかかるカラ
ープルーフ作成装置は、印刷物の仕上がりを事前に確認
する校正物を得るためのカラープルーフをデジタル画像
信号から得る装置である。具体的には、カラー印刷物を
作成するに当たって、デジタル画像信号から印刷版を作
成する前に、デジタル画像信号からこのデジタル画像信
号から作成された印刷版で印刷されて得られる画像をシ
ミュレーションするカラープルーフを作成し、デジタル
画像信号が示す画像にレイアウト、色、文字等の誤りが
あるか否かなどの誤りの有無を検査し、印刷物の仕上が
りを事前に確認するために、カラープルーフを作成する
装置である。
カラープルーフ作成装置すなわちカラー画像記録装置の
全体構成にっいて説明する。本実施の形態にかかるカラ
ープルーフ作成装置は、印刷物の仕上がりを事前に確認
する校正物を得るためのカラープルーフをデジタル画像
信号から得る装置である。具体的には、カラー印刷物を
作成するに当たって、デジタル画像信号から印刷版を作
成する前に、デジタル画像信号からこのデジタル画像信
号から作成された印刷版で印刷されて得られる画像をシ
ミュレーションするカラープルーフを作成し、デジタル
画像信号が示す画像にレイアウト、色、文字等の誤りが
あるか否かなどの誤りの有無を検査し、印刷物の仕上が
りを事前に確認するために、カラープルーフを作成する
装置である。
【0031】また、本実施の形態にかかるカラープルー
フ作成装置は、感光材料としてロール状のハロゲン化銀
カラー写真感光材料をセットして、露光部で、シート状
に切断した後、前述のデジタル画像信号に応じて露光
し、その後、現像処理部で現像処理して、カラープルー
フを作成するものである。
フ作成装置は、感光材料としてロール状のハロゲン化銀
カラー写真感光材料をセットして、露光部で、シート状
に切断した後、前述のデジタル画像信号に応じて露光
し、その後、現像処理部で現像処理して、カラープルー
フを作成するものである。
【0032】図2乃至図4にカラープルーフ作成装置を
示す。図2はカラープルーフ作成装置の斜視図、図3は
給紙カバーを開いた状態のカラープルーフ作成装置の斜
視図図4は、カラープルーフ作成装置の内部構成の模式
図である。
示す。図2はカラープルーフ作成装置の斜視図、図3は
給紙カバーを開いた状態のカラープルーフ作成装置の斜
視図図4は、カラープルーフ作成装置の内部構成の模式
図である。
【0033】カラープルーフ作成装置1の装置本体2に
は、露光ユニット3および現像処理ユニット4が備えら
れている。露光ユニット3は、上面パネル5及び前面パ
ネル6が開閉可能に設けられ、メンテナンスが上面及び
前面側から行われる。露光ユニット3の上部には、現像
部側に紙装填部7が配置され、この紙装填部7の前側の
装置本体2の前面側に操作部8が配置されている。紙装
填部7には、給紙カバー9が開閉可能に設けられ、給紙
カバー9により感光材料(以下、ペーパーまたは感材と
もいう)を収納したカートリッジ10がセット可能であ
る。操作部8には、液晶パネル11とタッチパネル12
が設けられている。
は、露光ユニット3および現像処理ユニット4が備えら
れている。露光ユニット3は、上面パネル5及び前面パ
ネル6が開閉可能に設けられ、メンテナンスが上面及び
前面側から行われる。露光ユニット3の上部には、現像
部側に紙装填部7が配置され、この紙装填部7の前側の
装置本体2の前面側に操作部8が配置されている。紙装
填部7には、給紙カバー9が開閉可能に設けられ、給紙
カバー9により感光材料(以下、ペーパーまたは感材と
もいう)を収納したカートリッジ10がセット可能であ
る。操作部8には、液晶パネル11とタッチパネル12
が設けられている。
【0034】現像処理ユニット4には、上面パネル13
及び補給パネル14が開閉可能に設けられ、メンテナン
スが上面側から行われ、処理液の補充が前面側から行わ
れる。現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設け
られ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
及び補給パネル14が開閉可能に設けられ、メンテナン
スが上面側から行われ、処理液の補充が前面側から行わ
れる。現像処理ユニット4の側部には排紙部15が設け
られ、処理された感光材料が排紙部15に排出される。
【0035】図4はカラープルーフ作成装置の概略構成
を示す図である。露光ユニット3には、給紙部20、主
走査部30、副走査部40、排紙部50及びアキューム
部60が備えられている。給紙部20には、給紙ローラ
21a,21b、カッター22及びドラム給排紙ローラ
23が備えられている。給紙ローラ21a,21bによ
りカートリッジl0からの感光材料を引き出して、カッ
ター22で所定の長さに切断し、ドラム給排紙ローラ2
3を介して主走査部30へ送る。
を示す図である。露光ユニット3には、給紙部20、主
走査部30、副走査部40、排紙部50及びアキューム
部60が備えられている。給紙部20には、給紙ローラ
21a,21b、カッター22及びドラム給排紙ローラ
23が備えられている。給紙ローラ21a,21bによ
りカートリッジl0からの感光材料を引き出して、カッ
ター22で所定の長さに切断し、ドラム給排紙ローラ2
3を介して主走査部30へ送る。
【0036】主走査部30には、ドラム31が回転可能
に設けられ、感光材料がドラム31の外表面に吸着され
て一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット
32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によ
りドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニッ
ト32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着
された感光材料にLED発光ビーム(後述)で露光して
画像の書き込みを行う。
に設けられ、感光材料がドラム31の外表面に吸着され
て一体に回転する。ドラム31に対向して光学ユニット
32が配置され、光学ユニット32は副走査部40によ
りドラム軸と平行に移動可能になっている。光学ユニッ
ト32は、デジタル画像信号を受けてドラム31に吸着
された感光材料にLED発光ビーム(後述)で露光して
画像の書き込みを行う。
【0037】排紙部50が剥離ガイド51を備え、この
剥離ガイド51により、書き込みが終了した感光材料を
ドラム31から剥離して現像処理ユニット4へ送り込
む。このとき、現像処理ユニット4の搬送速度の方が露
光ユニット3の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高
速のままアキューム部60に送り込み、感光材料をアキ
ューム部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、
現像処理ユニット4との搬送タイミングを合わせ、露光
ユニット3の処理能力を落とさないようにしている。
剥離ガイド51により、書き込みが終了した感光材料を
ドラム31から剥離して現像処理ユニット4へ送り込
む。このとき、現像処理ユニット4の搬送速度の方が露
光ユニット3の排紙速度より遅い場合は、排紙速度が高
速のままアキューム部60に送り込み、感光材料をアキ
ューム部60に垂れ下がるようにしてアキュームさせ、
現像処理ユニット4との搬送タイミングを合わせ、露光
ユニット3の処理能力を落とさないようにしている。
【0038】現像処理ユニット4には、第2露光部41
(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載す
る)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部
45が備えられている。第2露光部41により露光ユニ
ット3で露光されなかった部分の感光材料が疑似画像を
形成し、第2露光された感光材料は、現像部42、定着
部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処
理された感光材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ
送出される。
(以下、反転露光ダイレクトポジ感材の例で記載す
る)、現像部42、定着部43、安定部44及び乾燥部
45が備えられている。第2露光部41により露光ユニ
ット3で露光されなかった部分の感光材料が疑似画像を
形成し、第2露光された感光材料は、現像部42、定着
部43及び安定部44へ搬送して現像処理され、この処
理された感光材料は乾燥部45で乾燥して排紙部15へ
送出される。
【0039】次に、カラープルーフ作成装置の各部構成
を図5乃至図7について詳細に説明する。図5は紙装填
部及び給紙部を示す側面図、図6は主走査部及び副走査
部を示す平面図、図7は排紙部及びアキューム部を示す
側面図である。
を図5乃至図7について詳細に説明する。図5は紙装填
部及び給紙部を示す側面図、図6は主走査部及び副走査
部を示す平面図、図7は排紙部及びアキューム部を示す
側面図である。
【0040】紙装填部7には、給紙カバー9が上面パネ
ル5に開閉可能に設けられ、給紙カバー9を開いた状態
で装填口70にカートリッジ10がセットされる。カー
トリッジ10をセットした状態で給紙カバー9を閉じ、
ロック機構71で給紙カバー9がロックされる。ロック
機構71はカバーロックモーターM1により作動する。
給紙カバー9にはカートリッジ有無センサS1が設けら
れ、装填口70にはカバー閉検出センサS2及びカバー
ロック検出センサS3が設けられている。カートリッジ
10は、感光材料の先端部を所定長さ引き出した状態
で、給紙部20の給紙ローラー21a,21bの位置に
セットする。
ル5に開閉可能に設けられ、給紙カバー9を開いた状態
で装填口70にカートリッジ10がセットされる。カー
トリッジ10をセットした状態で給紙カバー9を閉じ、
ロック機構71で給紙カバー9がロックされる。ロック
機構71はカバーロックモーターM1により作動する。
給紙カバー9にはカートリッジ有無センサS1が設けら
れ、装填口70にはカバー閉検出センサS2及びカバー
ロック検出センサS3が設けられている。カートリッジ
10は、感光材料の先端部を所定長さ引き出した状態
で、給紙部20の給紙ローラー21a,21bの位置に
セットする。
【0041】給紙部20には、給紙ローラー21a,2
1bとカートリッジ10との間にペーバーエンドセンサ
S4が設けられ、このペーパーエンドセンサS4により
カートリッジ10から引き出される感光材料の終端を検
出する。一方の給紙ローラー21aは位置が固定され、
他方の給紙ローラー21bはローラ移動機構24により
移動可能になっており、ペーパー搬送動作中以外はロー
ラー圧着によるペーパーしわ発生防止のため給紙ローラ
ー21bを待機位置へ移動させる。ローラ移動機構24
は、給紙ローラー圧着解除モーターM2により作動す
る。
1bとカートリッジ10との間にペーバーエンドセンサ
S4が設けられ、このペーパーエンドセンサS4により
カートリッジ10から引き出される感光材料の終端を検
出する。一方の給紙ローラー21aは位置が固定され、
他方の給紙ローラー21bはローラ移動機構24により
移動可能になっており、ペーパー搬送動作中以外はロー
ラー圧着によるペーパーしわ発生防止のため給紙ローラ
ー21bを待機位置へ移動させる。ローラ移動機構24
は、給紙ローラー圧着解除モーターM2により作動す
る。
【0042】感光材料の搬送中は、給紙ローラー21b
を搬送位置に移動させて感光材料を対向する給紙ローラ
ー21a,21bとの間で圧着する。給紙ローラー21
bの位置は、給紙ローラー圧着位置検出センサS5及び
給紙ローラー解除位置検出センサS6により検出され
る。給紙ローラー21aは、給紙モーターM3により作
動する。
を搬送位置に移動させて感光材料を対向する給紙ローラ
ー21a,21bとの間で圧着する。給紙ローラー21
bの位置は、給紙ローラー圧着位置検出センサS5及び
給紙ローラー解除位置検出センサS6により検出され
る。給紙ローラー21aは、給紙モーターM3により作
動する。
【0043】カッター22はカッターモーターM20に
より作動する。カッター22とドラム給排紙ローラー2
3との間には、エンコーダーローラー25及びガイド2
6が設けられている。エンコーダーローラー25は回転
により感光材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出
する。
より作動する。カッター22とドラム給排紙ローラー2
3との間には、エンコーダーローラー25及びガイド2
6が設けられている。エンコーダーローラー25は回転
により感光材料を送ると共に、感光材料の送り量を検出
する。
【0044】ドラム給排紙ローラー23は、ローラー移
動機構27により圧着位置と解除位置へ移動可能になっ
ている。このドラム給排紙ローラー23は、ドラム給排
紙モーターM4により駆動される。ドラム給排紙ローラ
ー23の位置は、この図には現れないドラム給排紙ロー
ラー圧着位置検出センサS7及びドラム給排紙ローラー
解除位置検出センサS8により検出される。ローラ移動
機構27は、ドラム給排紙ローラー圧着解除モーターM
5により作動する。
動機構27により圧着位置と解除位置へ移動可能になっ
ている。このドラム給排紙ローラー23は、ドラム給排
紙モーターM4により駆動される。ドラム給排紙ローラ
ー23の位置は、この図には現れないドラム給排紙ロー
ラー圧着位置検出センサS7及びドラム給排紙ローラー
解除位置検出センサS8により検出される。ローラ移動
機構27は、ドラム給排紙ローラー圧着解除モーターM
5により作動する。
【0045】ビーム走査手段である主走査部30のドラ
ム31の両端の軸部31a,31bは、軸受33a,3
3bを介して支持台34a,34bに回転可能に軸支さ
れている。ドラム31の一方の軸部31aには、駆動プ
ーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム
回転モーターM6の出力プーリ35bとべルト36によ
り連結され、ドラム回転モーターM6の駆動によりドラ
ム31が回転する。また、ドラム31の一方の軸部31
aには、ロータリーエンコーダー37が設けられ、回転
パルスを出力してドラム回転に同期した画素クロック制
御に用いる。
ム31の両端の軸部31a,31bは、軸受33a,3
3bを介して支持台34a,34bに回転可能に軸支さ
れている。ドラム31の一方の軸部31aには、駆動プ
ーリ35aが設けられ、この駆動プーリ35aはドラム
回転モーターM6の出力プーリ35bとべルト36によ
り連結され、ドラム回転モーターM6の駆動によりドラ
ム31が回転する。また、ドラム31の一方の軸部31
aには、ロータリーエンコーダー37が設けられ、回転
パルスを出力してドラム回転に同期した画素クロック制
御に用いる。
【0046】ドラム31の他方の軸部31bは、吸引ブ
ロアP1に連結されている。ドラム31は中空体で形成
され、表面には吸着孔31cが形成され、吸引ブロアP
1の駆動によりドラム31の内部が減圧されて感光材料
がドラム31の表面に吸着される。
ロアP1に連結されている。ドラム31は中空体で形成
され、表面には吸着孔31cが形成され、吸引ブロアP
1の駆動によりドラム31の内部が減圧されて感光材料
がドラム31の表面に吸着される。
【0047】光学ユニット32には、記録用の光源とし
てレッドLEDユニット320、グリーンLEDユニッ
ト321、ブルーLEDユニット322が配置されてい
る。レッドLEDユニット320及びグリーンLEDユ
ニット321からの光ビームは、ミラー325,326
を介して、また、ブルーLEDユニット322はミラー
327を介して、縮小結像手段としての集光レンズ33
1からドラム31上の感光材料Pに画像を露光する。露
光シャッター332は露光ソレノイド333により開閉
することで、露光開始/終了時に光路の開閉を行なう。
てレッドLEDユニット320、グリーンLEDユニッ
ト321、ブルーLEDユニット322が配置されてい
る。レッドLEDユニット320及びグリーンLEDユ
ニット321からの光ビームは、ミラー325,326
を介して、また、ブルーLEDユニット322はミラー
327を介して、縮小結像手段としての集光レンズ33
1からドラム31上の感光材料Pに画像を露光する。露
光シャッター332は露光ソレノイド333により開閉
することで、露光開始/終了時に光路の開閉を行なう。
【0048】光学ユニット32は、移動べルト340に
固定され、一対のガイドレール341,342に案内さ
れてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。
移動べルト340は一対のプーリ343,344に掛け
渡され、一方のプーリ344は副走査モーターM7の出
力軸345に連結され、副走査モーターM7の駆動によ
り光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
固定され、一対のガイドレール341,342に案内さ
れてドラム軸と平行方向に移動可能に設けられている。
移動べルト340は一対のプーリ343,344に掛け
渡され、一方のプーリ344は副走査モーターM7の出
力軸345に連結され、副走査モーターM7の駆動によ
り光学ユニット32がドラム軸と平行に移動する。
【0049】光学ユニット32のドラム軸方向に副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12及び副走査オーバーラン位置検出センサS1
3が配置されている。副走査基準位置検出センサS11
の副走査基準位置検出で光学ユニット32が停止してお
り、この副走査基準位置から副走査が開始され、画像サ
イズに対応した移動量で副走査が停止されて副走査基準
位置へ移動して復帰させる。
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12及び副走査オーバーラン位置検出センサS1
3が配置されている。副走査基準位置検出センサS11
の副走査基準位置検出で光学ユニット32が停止してお
り、この副走査基準位置から副走査が開始され、画像サ
イズに対応した移動量で副走査が停止されて副走査基準
位置へ移動して復帰させる。
【0050】排紙部50には、搬送ローラー52,5
3、搬送ガイド54、剥離ガイド51及び出口シャッタ
ー55が配置されている。搬送ローラー52,53は搬
出モーターM8で連動して駆動される。剥離ガイド51
は剥離ガイド上下モーターM9により上下動され、上位
置では剥離ガイド51の爪部51aがドラムの感光材料
を剥離し、下位置では、感光材料をアキュームさせる。
剥離ガイド51の開閉は、剥離ガイド開センサS14と
剥離ガイド閉センサS15により検出される。感光材料
の排紙路には剥離ジャム検出センサS30が備えられて
いる。
3、搬送ガイド54、剥離ガイド51及び出口シャッタ
ー55が配置されている。搬送ローラー52,53は搬
出モーターM8で連動して駆動される。剥離ガイド51
は剥離ガイド上下モーターM9により上下動され、上位
置では剥離ガイド51の爪部51aがドラムの感光材料
を剥離し、下位置では、感光材料をアキュームさせる。
剥離ガイド51の開閉は、剥離ガイド開センサS14と
剥離ガイド閉センサS15により検出される。感光材料
の排紙路には剥離ジャム検出センサS30が備えられて
いる。
【0051】出口シャッター55は、出口シャッターモ
ーターM10で開閉される。出口シャッター55の開閉
は、出口シャッター開検出センサS16で検出される。
出口シャッター55は感光材料の排出タイミングを決定
し、所定のタイミングで出口シャッター55を開いて感
光材料を現像処理ユニット4へ送出する。また、感光材
料が現像処理ユニット4へ送り込まれることを検出する
出口センサS31が設けられている。
ーターM10で開閉される。出口シャッター55の開閉
は、出口シャッター開検出センサS16で検出される。
出口シャッター55は感光材料の排出タイミングを決定
し、所定のタイミングで出口シャッター55を開いて感
光材料を現像処理ユニット4へ送出する。また、感光材
料が現像処理ユニット4へ送り込まれることを検出する
出口センサS31が設けられている。
【0052】アキューム部60は、排紙部50の下方位
置に配置され、剥離ガイド51が下方へ移動すること
で、感光材料がアキューム部60に垂れ下がる。このよ
うにして高速(現像搬送速度に対し)で感光材料をアキ
ュームさせることで、感光材料を傷つけることなく現像
処理ユニット4に送り込むことができる。
置に配置され、剥離ガイド51が下方へ移動すること
で、感光材料がアキューム部60に垂れ下がる。このよ
うにして高速(現像搬送速度に対し)で感光材料をアキ
ュームさせることで、感光材料を傷つけることなく現像
処理ユニット4に送り込むことができる。
【0053】図8に、本装置の電気的構成をブロック図
として示す。この図8に示すように、制御部100は、
CPU101、RAM102及びR0M103を有し、
I/Oポート104,105を介してセンサ類及びアク
チュエータ群に接続され、センサ類からの情報に基づき
アクチュエータ群を制御する。
として示す。この図8に示すように、制御部100は、
CPU101、RAM102及びR0M103を有し、
I/Oポート104,105を介してセンサ類及びアク
チュエータ群に接続され、センサ類からの情報に基づき
アクチュエータ群を制御する。
【0054】センサ類としては、前記したカートリッジ
有無センサS1、カバー閉検出センサS2、カバーロッ
ク検出センサS3、ペーパーエンドセンサS4、給紙ロ
ーラー圧着位置検出センサS5、給紙ローラー解除位置
検出センサS6、ドラム給排紙ローラー圧着位置検出セ
ンサS7、ドラム給排紙ローラー解除位置検出センサS
8、ペーパー先端基準位置センサS9、ペーパー送り量
検出センサS10、ローターリエンコーダ37、副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12、副走査オーバーラン位置検出センサS1
3、剥離ガイド開センサS14、剥離ガイド閉センサS
15、出口シャッター開検出センサS16、剥離ジャム
検出センサS30が接続される。また、この図には現れ
ない出口センサS31も接続される。
有無センサS1、カバー閉検出センサS2、カバーロッ
ク検出センサS3、ペーパーエンドセンサS4、給紙ロ
ーラー圧着位置検出センサS5、給紙ローラー解除位置
検出センサS6、ドラム給排紙ローラー圧着位置検出セ
ンサS7、ドラム給排紙ローラー解除位置検出センサS
8、ペーパー先端基準位置センサS9、ペーパー送り量
検出センサS10、ローターリエンコーダ37、副走査
基準位置検出センサS11、副走査書き込み位置検出セ
ンサS12、副走査オーバーラン位置検出センサS1
3、剥離ガイド開センサS14、剥離ガイド閉センサS
15、出口シャッター開検出センサS16、剥離ジャム
検出センサS30が接続される。また、この図には現れ
ない出口センサS31も接続される。
【0055】アクチュエータ群としては、カバーロック
モーターM1、給紙ローラー圧着解除モーターM2、給
紙モーターM3、カッターモーターM20、ドラム給排
紙モーターM4、ドラム給排紙ローラー圧着解除モータ
ーM5、ドラム回転モーターM6、副走査モーターM
7、露光シャッターソレノイド333、搬出モーターM
8、剥離ガイド上下モーターM9、出口シャッターモー
ターM10が接続され、ドライバD1,D2,D3,D
11,D5,D4,D6,D7,D333,D8,D
9,D10を介してそれぞれ駆動される。
モーターM1、給紙ローラー圧着解除モーターM2、給
紙モーターM3、カッターモーターM20、ドラム給排
紙モーターM4、ドラム給排紙ローラー圧着解除モータ
ーM5、ドラム回転モーターM6、副走査モーターM
7、露光シャッターソレノイド333、搬出モーターM
8、剥離ガイド上下モーターM9、出口シャッターモー
ターM10が接続され、ドライバD1,D2,D3,D
11,D5,D4,D6,D7,D333,D8,D
9,D10を介してそれぞれ駆動される。
【0056】また、操作部8は液晶パネル11がドライ
バD20により制御され、カラープルーフ作成装置の運
転状態を表示する。また、タッチパネル12からの操作
による指令は、A/D変換器120によりデジタル情報
としてCPU101に送られる。
バD20により制御され、カラープルーフ作成装置の運
転状態を表示する。また、タッチパネル12からの操作
による指令は、A/D変換器120によりデジタル情報
としてCPU101に送られる。
【0057】外部接続されたRIP200から、デジタ
ル画像情報が画像データI/F部201を介して、画像
データ記憶手段であるデータバッファ204Y、204
M、204C、204BKへ送られる。一方、ロータリ
ーエンコーダー37からの感光材料送り情報に基づくP
LL202の出力信号に同期させて、ドットクロック生
成部203のドットクロックでデジタル画像情報をデー
タバッファ204Y、204M、204C、204BK
からLUT(ルックアップテーブル)205およびD/
A変換部206〜208を介してドライバD320,D
321,D322に与え、これらドライバD320,D
32l,D322によりレッドLEDユニット320、
グリーンLEDユニット32l、ブルーLEDユニット
322をそれぞれ駆動する。LUT205,ドライバD
320〜D322,及びLEDユニット320〜322
により画像記録手段を構成する。又、ドライバD320
〜D322がビーム強度選択手段を構成する。
ル画像情報が画像データI/F部201を介して、画像
データ記憶手段であるデータバッファ204Y、204
M、204C、204BKへ送られる。一方、ロータリ
ーエンコーダー37からの感光材料送り情報に基づくP
LL202の出力信号に同期させて、ドットクロック生
成部203のドットクロックでデジタル画像情報をデー
タバッファ204Y、204M、204C、204BK
からLUT(ルックアップテーブル)205およびD/
A変換部206〜208を介してドライバD320,D
321,D322に与え、これらドライバD320,D
32l,D322によりレッドLEDユニット320、
グリーンLEDユニット32l、ブルーLEDユニット
322をそれぞれ駆動する。LUT205,ドライバD
320〜D322,及びLEDユニット320〜322
により画像記録手段を構成する。又、ドライバD320
〜D322がビーム強度選択手段を構成する。
【0058】ここで、RIP200により作成された各
色(Y,M,C,BK)の網点画像データは画像データ
I/F部201に転送され、そこでRIPフォーマット
から露光用フォーマットにデータ変換されて、例えば一
ラインずつ、色毎にYデータバッファ204Y、Mデー
タバッファ204M、Cデータバッファ204C、BK
データバッファ204BKに蓄積されるようになってい
る。これらデータバッファに1枚分の画像データが蓄積
された後、全色同時露光される。
色(Y,M,C,BK)の網点画像データは画像データ
I/F部201に転送され、そこでRIPフォーマット
から露光用フォーマットにデータ変換されて、例えば一
ラインずつ、色毎にYデータバッファ204Y、Mデー
タバッファ204M、Cデータバッファ204C、BK
データバッファ204BKに蓄積されるようになってい
る。これらデータバッファに1枚分の画像データが蓄積
された後、全色同時露光される。
【0059】その際、露光時のLED発光最小打ち込み
ドット(画素と呼ぶ)に対応し、印刷物のY,M,C,
BK版データ(二値データ)が図1に示すように16通
りの組み合わせで与えられ、この図1に示すように、L
UT205にて指定されたR,G,BのLED発光強度
の組み合わせに変換され、3波長のLED発光が重なっ
ている画素単位で露光が行なわれる。
ドット(画素と呼ぶ)に対応し、印刷物のY,M,C,
BK版データ(二値データ)が図1に示すように16通
りの組み合わせで与えられ、この図1に示すように、L
UT205にて指定されたR,G,BのLED発光強度
の組み合わせに変換され、3波長のLED発光が重なっ
ている画素単位で露光が行なわれる。
【0060】ここでは、LUT205は、墨色と他の色
が重畳した画像データと、墨色だけの画像データとで異
なる露光データを作成することを特徴としている。すな
わち、墨色と他の色が重畳した画像データと墨色だけの
画像データとで、異なる露光データを作成して露光を行
い、感光材料に対して異なる状態の感光をさせるように
している。これにより、墨版だけの部分と墨オーバープ
リントの部分とを識別可能なカラープルーフを作成でき
る。
が重畳した画像データと、墨色だけの画像データとで異
なる露光データを作成することを特徴としている。すな
わち、墨色と他の色が重畳した画像データと墨色だけの
画像データとで、異なる露光データを作成して露光を行
い、感光材料に対して異なる状態の感光をさせるように
している。これにより、墨版だけの部分と墨オーバープ
リントの部分とを識別可能なカラープルーフを作成でき
る。
【0061】この図1はダイレクトポジ感光材料を用い
た場合の、印刷データとLEDユニットの発光強度との
テーブル内容を示している。なお、LEDユニットの発
光量と、その露光によって得られる感光材料の濃度との
関係が図9のようであるとする。
た場合の、印刷データとLEDユニットの発光強度との
テーブル内容を示している。なお、LEDユニットの発
光量と、その露光によって得られる感光材料の濃度との
関係が図9のようであるとする。
【0062】なお、LUT205は、印刷の基準色すな
わちY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)、BK
(ブラック)、GY(グレイ}及びW(ホワイト)と、
それら基準色を感光材料に露光する光源の光すなわちR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の強度組成
との対応を規定するデータを記憶している。
わちY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)、BK
(ブラック)、GY(グレイ}及びW(ホワイト)と、
それら基準色を感光材料に露光する光源の光すなわちR
(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の強度組成
との対応を規定するデータを記憶している。
【0063】ここで、従来は、LEDユニットの駆動が
ON/OFFのみのデジタル変調であり、LED発光強
度は0%(LEDユニットが発光しない)か100%
(感材に対する最適発光量でLEDユニットが発光す
る)のいずれかになっていた(図10参照)。しかし、
その場合は、感材のY,M,C,BK発色濃度の種類は
固定され、墨版だけの部分と、墨オーバープリント部分
とを全て墨版(BK)となるように露光していた(図1
0)。
ON/OFFのみのデジタル変調であり、LED発光強
度は0%(LEDユニットが発光しない)か100%
(感材に対する最適発光量でLEDユニットが発光す
る)のいずれかになっていた(図10参照)。しかし、
その場合は、感材のY,M,C,BK発色濃度の種類は
固定され、墨版だけの部分と、墨オーバープリント部分
とを全て墨版(BK)となるように露光していた(図1
0)。
【0064】これに対し、本実施の形態例では、図9の
発光量0%と100%だけでなく、5%と10%も用い
るようにしている。そして、墨色BKを再現する場合に
は、各LEDユニットを5%ずつ発光させ、各色で従来
のDmaxより若干薄いD5の濃度を得る用にしてい
る。また、墨色BKと重畳した他の色に関しても、従来
の0%ではなく、重畳が明らかになるように、5%の発
光を行う(図1)。なお、この場合、BKにY,M,
Cの全てが重畳された場合には、発光量0%として最大
濃度を得る。
発光量0%と100%だけでなく、5%と10%も用い
るようにしている。そして、墨色BKを再現する場合に
は、各LEDユニットを5%ずつ発光させ、各色で従来
のDmaxより若干薄いD5の濃度を得る用にしてい
る。また、墨色BKと重畳した他の色に関しても、従来
の0%ではなく、重畳が明らかになるように、5%の発
光を行う(図1)。なお、この場合、BKにY,M,
Cの全てが重畳された場合には、発光量0%として最大
濃度を得る。
【0065】また、以上のように濃度を下げたのに合わ
せて、墨色BKを含まない色の再現に関しては、各色で
従来の0%ではなく、各LEDユニットを10%ずっ発
光させ、各色で従来のDmaxより若干薄いD10の濃
度を得るようにする(図1)。
せて、墨色BKを含まない色の再現に関しては、各色で
従来の0%ではなく、各LEDユニットを10%ずっ発
光させ、各色で従来のDmaxより若干薄いD10の濃
度を得るようにする(図1)。
【0066】以上のようなLUT205を用いて画像デ
ータから露光用のデータを作成することで、墨色BKと
他の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画
像データについて、墨色BKだけの画像データの場合よ
りも高濃度の墨色をカラー感光材料に発生させることが
できる。また、墨色BKとどの色が重畳しているかも識
別できるようになる。
ータから露光用のデータを作成することで、墨色BKと
他の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画
像データについて、墨色BKだけの画像データの場合よ
りも高濃度の墨色をカラー感光材料に発生させることが
できる。また、墨色BKとどの色が重畳しているかも識
別できるようになる。
【0067】図11はネガ感光材料を用いた場合の、印
刷データとLEDユニットの発光強度とのテーブル内容
を示している。なお、LEDユニットの発光量と、その
露光によって得られる感光材料の濃度との関係が図12
のようであるとする。
刷データとLEDユニットの発光強度とのテーブル内容
を示している。なお、LEDユニットの発光量と、その
露光によって得られる感光材料の濃度との関係が図12
のようであるとする。
【0068】このネガ感材の場合も、従来は、LEDユ
ニットの駆動がON/OFFのみのデジタル変調であ
り、LED発光強度は0%(LEDユニットが発光しな
い)か100%(感材に対する最適発光量でLEDユニ
ットが発光する)のいずれかになっていた。そして、感
材のY,M,C,BK発色濃度の種類は固定され、墨版
だけの部分と、墨オーバープリント部分とを全て墨版
(BK)となるように露光していた。
ニットの駆動がON/OFFのみのデジタル変調であ
り、LED発光強度は0%(LEDユニットが発光しな
い)か100%(感材に対する最適発光量でLEDユニ
ットが発光する)のいずれかになっていた。そして、感
材のY,M,C,BK発色濃度の種類は固定され、墨版
だけの部分と、墨オーバープリント部分とを全て墨版
(BK)となるように露光していた。
【0069】これに対し、本実施の形態例では、図12
の発光量0%と100%だけでなく、90%と95%も
用いるようにした。そして、墨色BKを再現する場合に
は、各LEDユニットを95%ずつ発光させ、各色で従
来のDmaxより若干薄いD95の濃度を得る。また、
墨色BKと重畳した他の色に関しては、重畳が明らかに
なるように、100%の発光を行う(図1l)。な
お、この場合、BKにY,M,Cの全てが重畳された場
合には、各色で発光量100%として最大濃度を得る。
の発光量0%と100%だけでなく、90%と95%も
用いるようにした。そして、墨色BKを再現する場合に
は、各LEDユニットを95%ずつ発光させ、各色で従
来のDmaxより若干薄いD95の濃度を得る。また、
墨色BKと重畳した他の色に関しては、重畳が明らかに
なるように、100%の発光を行う(図1l)。な
お、この場合、BKにY,M,Cの全てが重畳された場
合には、各色で発光量100%として最大濃度を得る。
【0070】また、以上のように濃度を若干下げたのに
合わせて、墨色BKを含まない色の再現に関しては、各
色で従来の100%ではなく、各LEDユニットを90
%ずつ発光させ、各色で従来のDmaxより若干薄いD
90の濃度を得るようにする(図11)。
合わせて、墨色BKを含まない色の再現に関しては、各
色で従来の100%ではなく、各LEDユニットを90
%ずつ発光させ、各色で従来のDmaxより若干薄いD
90の濃度を得るようにする(図11)。
【0071】以上のようなLUT205を用いて画像デ
ータから露光用のデータを作成することで、墨色BKと
他の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画
像データについて、墨色BKだけの画像データの場合よ
りも高濃度の墨色をカラー感光材料に発生させることが
できる。また、墨色BKとどの色が重畳しているかも識
別できるようになる。
ータから露光用のデータを作成することで、墨色BKと
他の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画
像データについて、墨色BKだけの画像データの場合よ
りも高濃度の墨色をカラー感光材料に発生させることが
できる。また、墨色BKとどの色が重畳しているかも識
別できるようになる。
【0072】なお、以上の説明において、発光強度を0
%と100%以外に、5%,10%,90%,95%に
制御することで、墨色BKに対する他の色の重畳がわか
るような露光を行ったが、発光強度を調整する数値はこ
こに示した値に限るものではない。また、インクの色に
応じて、0%,5%,10%,90%,95%,100
%という値を色毎に、あるいは、ケース毎に変更しても
よい。
%と100%以外に、5%,10%,90%,95%に
制御することで、墨色BKに対する他の色の重畳がわか
るような露光を行ったが、発光強度を調整する数値はこ
こに示した値に限るものではない。また、インクの色に
応じて、0%,5%,10%,90%,95%,100
%という値を色毎に、あるいは、ケース毎に変更しても
よい。
【0073】また、墨色BKに他の色が重畳した部分の
濃度を墨色BKだけの濃度より上げるように設定した
が、これを逆に設定してもよい。なお、汎色乳剤を使用
したポジ感光材料を用いる場合には、BKと他の色とが
重畳する場合に従来0%であった発光量を5%にするこ
とで、汎色乳剤の感光層は反応せずに、露光に対応する
色の感光光が反応して濃度が下がるようになる。このよ
うにすることでも、墨色BKと他の色との重畳を明確に
示すことができるようになる。
濃度を墨色BKだけの濃度より上げるように設定した
が、これを逆に設定してもよい。なお、汎色乳剤を使用
したポジ感光材料を用いる場合には、BKと他の色とが
重畳する場合に従来0%であった発光量を5%にするこ
とで、汎色乳剤の感光層は反応せずに、露光に対応する
色の感光光が反応して濃度が下がるようになる。このよ
うにすることでも、墨色BKと他の色との重畳を明確に
示すことができるようになる。
【0074】また、以上の実施の形態例では、網点画像
データによって画像記録を行う装置を例にして説明を行
ってきたが、本発明は網点画像データに限られず、複数
の色に対応した光源で露光を行う画像記録装置に適用す
ることが可能である。
データによって画像記録を行う装置を例にして説明を行
ってきたが、本発明は網点画像データに限られず、複数
の色に対応した光源で露光を行う画像記録装置に適用す
ることが可能である。
【0075】更に、本実施の形態では、以下のようなこ
とが可能となる。例えば、カラープルーフを作成したと
ころ、墨オーバープリントの部分(図1)において、
本来見えてはいけない下地が透けて見えていることが判
明したとする。この部分については、原画像データが修
正されることになるが、データ修正を完了するまで、正
規画像の色調を検査することができなくなり、時間的ロ
スが大きくなる。
とが可能となる。例えば、カラープルーフを作成したと
ころ、墨オーバープリントの部分(図1)において、
本来見えてはいけない下地が透けて見えていることが判
明したとする。この部分については、原画像データが修
正されることになるが、データ修正を完了するまで、正
規画像の色調を検査することができなくなり、時間的ロ
スが大きくなる。
【0076】そこで、本実施の形態においては、切換・
入力手段(LUT書き換え手段)209からの情報に基
づき、図1ので示す墨オーバープリントのデータを、
全て墨色データ(5,5,5)に置き換えることができ
るようになっている。それにより、原画像データを変更
することなく、下地の透けていない墨色の画像を得るこ
とができる。尚、データの置換に関しては、LUT20
5において、墨色を含む特定色に関し、有効な光源駆動
データのみを設定する態様と、所定の光源駆動データを
マスクする態様のいずれかがある。光源駆動データのマ
スクは、マスク切換手段としての、切換・入力手段20
9により行える。
入力手段(LUT書き換え手段)209からの情報に基
づき、図1ので示す墨オーバープリントのデータを、
全て墨色データ(5,5,5)に置き換えることができ
るようになっている。それにより、原画像データを変更
することなく、下地の透けていない墨色の画像を得るこ
とができる。尚、データの置換に関しては、LUT20
5において、墨色を含む特定色に関し、有効な光源駆動
データのみを設定する態様と、所定の光源駆動データを
マスクする態様のいずれかがある。光源駆動データのマ
スクは、マスク切換手段としての、切換・入力手段20
9により行える。
【0077】また、画像によっては、下地が透けていた
方が好ましいときもあるが、その判断が困難な場合もあ
る。これに対し、本実施の形態の変形例によれば、LU
T205を2つ用意しておくことができる。すなわちL
UT205の一つは、オーバープリント部を有し、もう
一つはそれを墨色データに置換した(いわゆるマスクし
た)ものであり、これら2つのLUT205を用いて、
一度に2つのカラープルーフを作成することで、光源駆
動データ以外は同一条件で出力した画像同士を比較する
ことができ、最適な画像を選択することができる。この
場合、プルーフ枚数指定手段を兼ねる切換・入力手段2
09により、作成を所望するカラープルーフの枚数と、
LUT205の切換を行うことができる。
方が好ましいときもあるが、その判断が困難な場合もあ
る。これに対し、本実施の形態の変形例によれば、LU
T205を2つ用意しておくことができる。すなわちL
UT205の一つは、オーバープリント部を有し、もう
一つはそれを墨色データに置換した(いわゆるマスクし
た)ものであり、これら2つのLUT205を用いて、
一度に2つのカラープルーフを作成することで、光源駆
動データ以外は同一条件で出力した画像同士を比較する
ことができ、最適な画像を選択することができる。この
場合、プルーフ枚数指定手段を兼ねる切換・入力手段2
09により、作成を所望するカラープルーフの枚数と、
LUT205の切換を行うことができる。
【0078】更に、本実施の形態では、指定手段及び入
力手段としての切換・入力手段209が、感光性記録材
料上に再現する色に対する、記録用の光源であるLED
320〜322の組み合わせを指定し、光源駆動データ
の書き換えを行うので、記録したい画像に応じて記録用
の光源の組み合わせと光源の強度を選択的に決定でき、
記録材料の特性を充分引き出すことが簡単な回路構成で
可能となり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させ
ることができる。更に、原画像データの任意の分色版も
しくは複数の分色版の組み合わせで表現される色を所望
の色に置換したプルーフを作成することが可能となり、
原画像を修正する前に、簡易プレチェックを可能とでき
る。
力手段としての切換・入力手段209が、感光性記録材
料上に再現する色に対する、記録用の光源であるLED
320〜322の組み合わせを指定し、光源駆動データ
の書き換えを行うので、記録したい画像に応じて記録用
の光源の組み合わせと光源の強度を選択的に決定でき、
記録材料の特性を充分引き出すことが簡単な回路構成で
可能となり、プルーフの仕上がり品質を大幅に向上させ
ることができる。更に、原画像データの任意の分色版も
しくは複数の分色版の組み合わせで表現される色を所望
の色に置換したプルーフを作成することが可能となり、
原画像を修正する前に、簡易プレチェックを可能とでき
る。
【0079】次に、本実施の形態例にかかるカラープル
ーフ作成装置の動作について、図13乃至図18に基づ
いて説明する。図13はカラープルーフ作成装置の作動
のメインフローチャート、図14及び図15はカラープ
ルーフ作成装置の給紙処理のフローチャート、図16は
カラープルーフ作成装置のプリント処理のフローチャー
ト、図17はカラープルーフ作成装置の排紙処理のフロ
ーチャート、図18はカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートである。
ーフ作成装置の動作について、図13乃至図18に基づ
いて説明する。図13はカラープルーフ作成装置の作動
のメインフローチャート、図14及び図15はカラープ
ルーフ作成装置の給紙処理のフローチャート、図16は
カラープルーフ作成装置のプリント処理のフローチャー
ト、図17はカラープルーフ作成装置の排紙処理のフロ
ーチャート、図18はカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートである。
【0080】先ず、カラープルーフ作成装置のメイン作
動について説明する。図13のカラープルーフ作成装置
の作動のメインフローチャートにおいて、ステップa1
でメインスイッチがONされると、ステップb1で装置
の初期設定が行われ、さらにステップc1で各機構部の
初期設定が行われ、ここでエラーが発生すると機能を停
止する。
動について説明する。図13のカラープルーフ作成装置
の作動のメインフローチャートにおいて、ステップa1
でメインスイッチがONされると、ステップb1で装置
の初期設定が行われ、さらにステップc1で各機構部の
初期設定が行われ、ここでエラーが発生すると機能を停
止する。
【0081】初期設定が終了するとアイドリング運転が
行われてリモート処理が可能になる(ステップd1)。
このアイドリング運転中に操作部8のタッチパネル12
のメニューキーの操作で条件設定を行うことができる
(ステップe1)、この条件設定を行うとローカル処理
が可能になる。タッチパネル12のメニューキーの操作
で条件設定を行わない場合には、RIPからの出力画像
を受信して受信画像データのプリントを実行させるリモ
ート処理が行われる。
行われてリモート処理が可能になる(ステップd1)。
このアイドリング運転中に操作部8のタッチパネル12
のメニューキーの操作で条件設定を行うことができる
(ステップe1)、この条件設定を行うとローカル処理
が可能になる。タッチパネル12のメニューキーの操作
で条件設定を行わない場合には、RIPからの出力画像
を受信して受信画像データのプリントを実行させるリモ
ート処理が行われる。
【0082】また、アイドリング運転中に感光材料がな
くなり補充を行う場合には、給紙カバー9を開けてカー
トリッジ10をセットして給紙カバー9を閉じて感光材
料の先端のカブリ部分を切断する給紙処理を行いアイド
リング運転に戻すが(ステップf1)、感光材料の先端
のカブリ部分を切断する給紙処理でエラーが生じると機
能を停止する。
くなり補充を行う場合には、給紙カバー9を開けてカー
トリッジ10をセットして給紙カバー9を閉じて感光材
料の先端のカブリ部分を切断する給紙処理を行いアイド
リング運転に戻すが(ステップf1)、感光材料の先端
のカブリ部分を切断する給紙処理でエラーが生じると機
能を停止する。
【0083】書き込み動作は、給紙(ステップg1)、
プリント(ステップh1)、排紙(ステップi1)から
なり、この書き込み処理が終了すると、次の感光材料が
給送可能となる(ステップj1)。
プリント(ステップh1)、排紙(ステップi1)から
なり、この書き込み処理が終了すると、次の感光材料が
給送可能となる(ステップj1)。
【0084】次に、カラープルーフ作成装置の給紙処理
について説明する。図14のカラープルーフ作成装置の
給紙処理のフローチャートにおいて、ステップa2でカ
ートリッジ10の有無の判断を行い、カートリッジ10
がない場合にはエラー処理を行う(ステップb2)。
について説明する。図14のカラープルーフ作成装置の
給紙処理のフローチャートにおいて、ステップa2でカ
ートリッジ10の有無の判断を行い、カートリッジ10
がない場合にはエラー処理を行う(ステップb2)。
【0085】カートリッジ10がある場合には、ペーパ
ーエンドセンサS4からの検出信号に基づき感光材料の
終端の検出を行い(ステップc2)、感光材料の終端が
検出されるとエラー処理を行う(ステップb2)。
ーエンドセンサS4からの検出信号に基づき感光材料の
終端の検出を行い(ステップc2)、感光材料の終端が
検出されるとエラー処理を行う(ステップb2)。
【0086】感光材料の終端が検出されない場合には、
給紙カバー9のロックを行い(ステップd2)、給紙ロ
ーラー21bを圧着させて(ステップe2)、さらにド
ラム給排紙ローラー27を圧着させる(ステップf
2)。そして、ドラム回転モーターM6の励磁をOFF
にしてドラム31を回転可能にし(ステップg2)、給
紙モーターM3を回転させて給紙ローラー21a,21
bにより感光材料を送る(ステップh2)。
給紙カバー9のロックを行い(ステップd2)、給紙ロ
ーラー21bを圧着させて(ステップe2)、さらにド
ラム給排紙ローラー27を圧着させる(ステップf
2)。そして、ドラム回転モーターM6の励磁をOFF
にしてドラム31を回転可能にし(ステップg2)、給
紙モーターM3を回転させて給紙ローラー21a,21
bにより感光材料を送る(ステップh2)。
【0087】感光材料の先端部をペーパー先端基準位置
センサS9により検出し(ステップi2)、先端部が検
出されると、この検出を基準にしてエンコーダーローラ
ー25の回転により感光材料の長さの計測を開始し(ス
テップj2)、感光材料を送ると共に、感光材料の送り
量から感光材料の長さをカウントし所定長さになると
(ステップk2)給紙モーターM3をOFFして(ステ
ップl2)、所定時間の安定待ちを行うとともに(ステ
ップm2)、給紙ローラー21bの圧着解除を行い(ス
テップn2)、ドラム給排紙ローラー23及びドラム3
1の回転により感光材料を搬送可能にする。
センサS9により検出し(ステップi2)、先端部が検
出されると、この検出を基準にしてエンコーダーローラ
ー25の回転により感光材料の長さの計測を開始し(ス
テップj2)、感光材料を送ると共に、感光材料の送り
量から感光材料の長さをカウントし所定長さになると
(ステップk2)給紙モーターM3をOFFして(ステ
ップl2)、所定時間の安定待ちを行うとともに(ステ
ップm2)、給紙ローラー21bの圧着解除を行い(ス
テップn2)、ドラム給排紙ローラー23及びドラム3
1の回転により感光材料を搬送可能にする。
【0088】図15のカラープルーフ作成装置の給紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa3でペーパー
吸引ブロアP1をONして、その安定を待ち(ステップ
b3)、安定後にドラム給排紙モーターM4をONする
(ステップc3)。これによって、ドラム31にペーパ
ーを吸着しつつ巻着ける。
理のフローチャートにおいて、ステップa3でペーパー
吸引ブロアP1をONして、その安定を待ち(ステップ
b3)、安定後にドラム給排紙モーターM4をONする
(ステップc3)。これによって、ドラム31にペーパ
ーを吸着しつつ巻着ける。
【0089】ステップd3でペーパー長計測を開始し、
所定長の引出し完了後(ステップe3)、ステップf3
でドラム給排紙モーターM4をOFFする。ステップg
3で給紙ローラー21bを圧着し、ステップh3でペー
パーカットを行い、ステップi3でドラム給排紙モータ
ーM4をONすると共に、ステップj3で給紙ローラー
21a,21bの圧着を解除する。
所定長の引出し完了後(ステップe3)、ステップf3
でドラム給排紙モーターM4をOFFする。ステップg
3で給紙ローラー21bを圧着し、ステップh3でペー
パーカットを行い、ステップi3でドラム給排紙モータ
ーM4をONすると共に、ステップj3で給紙ローラー
21a,21bの圧着を解除する。
【0090】ステップk3でドラムへのペーパー巻着完
了待ちの後、ステップ13でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ステップm3でドラム給排紙ローラー23
の圧着を解除する。
了待ちの後、ステップ13でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ステップm3でドラム給排紙ローラー23
の圧着を解除する。
【0091】図16のカラーブルーフ作成装置のブリン
ト処理のフローチャートにおいて、ステップa4でドラ
ム回転モーターM6をONしてドラム31の回転が安定
するのを待ち(ステップb4)、副走査モーターM7を
ONし(ステップc4)、露光シャッター332をON
し(ステップd4)、光学ユニット32がドラム軸方向
へ移動して副走査されるが、ステップe4で副走査書き
込み位置を検出し、画像データの出力を行う(ステップ
f4)。
ト処理のフローチャートにおいて、ステップa4でドラ
ム回転モーターM6をONしてドラム31の回転が安定
するのを待ち(ステップb4)、副走査モーターM7を
ONし(ステップc4)、露光シャッター332をON
し(ステップd4)、光学ユニット32がドラム軸方向
へ移動して副走査されるが、ステップe4で副走査書き
込み位置を検出し、画像データの出力を行う(ステップ
f4)。
【0092】このとき、レッドLEDユニット320、
グリーンLEDユニット321、ブルーLEDユニット
322が、設定されたチャンネルのLUTのデータに基
づいてそれぞれ発光し、印刷時のインクの色および/ま
たは印刷用紙の色に対応した色を持つ画像を露光する。
グリーンLEDユニット321、ブルーLEDユニット
322が、設定されたチャンネルのLUTのデータに基
づいてそれぞれ発光し、印刷時のインクの色および/ま
たは印刷用紙の色に対応した色を持つ画像を露光する。
【0093】なお、この場合、上述したようにBKと他
の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画像
データについて、BKだけの画像データの場合よりも高
濃度または低濃度の墨色をカラー感光材料に発生させる
ように露光用のデータを作成する。
の色(Y,M,C,R,G,B,GY)が重畳した画像
データについて、BKだけの画像データの場合よりも高
濃度または低濃度の墨色をカラー感光材料に発生させる
ように露光用のデータを作成する。
【0094】ステップg4で画像データの書き込みが完
了すると、ドラム回転モーターM6をOFFすると共に
(ステップh4)、副走査モーターM7をOFFし(ス
テップi4)、光学ユニット32をホームポジションへ
移動させる。(ステップj4)。
了すると、ドラム回転モーターM6をOFFすると共に
(ステップh4)、副走査モーターM7をOFFし(ス
テップi4)、光学ユニット32をホームポジションへ
移動させる。(ステップj4)。
【0095】そして、ステップk4でドラム給排紙ロー
ラー23をドラム31へ圧着させてドラム回転モーター
M6の励磁をOFFし(ステップ14)、ドラム給排紙
ローラー23の回転によりドラム31をホームポジショ
ンに移動させる(ステップm4)。
ラー23をドラム31へ圧着させてドラム回転モーター
M6の励磁をOFFし(ステップ14)、ドラム給排紙
ローラー23の回転によりドラム31をホームポジショ
ンに移動させる(ステップm4)。
【0096】図17のカラープルーフ作成装置の排紙処
理のフローチャートにおいて、ステップa5で剥離ガイ
ド51を閉じて剥離位置へセットし、現像処理ユニット
4への出口シャッター55を開くと共に(ステップb
5)、ドラム給排紙ローラー23に圧着させる(ステッ
プc5)。
理のフローチャートにおいて、ステップa5で剥離ガイ
ド51を閉じて剥離位置へセットし、現像処理ユニット
4への出口シャッター55を開くと共に(ステップb
5)、ドラム給排紙ローラー23に圧着させる(ステッ
プc5)。
【0097】ステップd5でドラム給排紙モーターM4
を0Nしてドラム給排紙ローラー23が回転し、搬出モ
ーターM8をONして高速搬送して感光材料を送る(ス
テップe5)。剥離ジャム検出センサS30により感光
材料が剥離ジャムを起こしているか否かを判断し(ステ
ップf5)、剥離ジャムを起こしていない場合には、吸
引ブロアP1の駆動を停止して感光材料の吸引を解除す
る(ステップg5)。
を0Nしてドラム給排紙ローラー23が回転し、搬出モ
ーターM8をONして高速搬送して感光材料を送る(ス
テップe5)。剥離ジャム検出センサS30により感光
材料が剥離ジャムを起こしているか否かを判断し(ステ
ップf5)、剥離ジャムを起こしていない場合には、吸
引ブロアP1の駆動を停止して感光材料の吸引を解除す
る(ステップg5)。
【0098】ステップh5で出口センサS31により感
光材料の排出を検出し、搬出モーターM8を定速に切り
換えて現像処理ユニット4での処理に合わせる(ステッ
プi5)。そして、ドラム31を1回転させると共に
(ステップj5)、剥離ガイド51を開放する(ステッ
プk5)。
光材料の排出を検出し、搬出モーターM8を定速に切り
換えて現像処理ユニット4での処理に合わせる(ステッ
プi5)。そして、ドラム31を1回転させると共に
(ステップj5)、剥離ガイド51を開放する(ステッ
プk5)。
【0099】ステップ15でドラム給排紙モーターM4
をOFFし、ドラム回転モーターM6の励磁を行いドラ
ム31が自由に回転しないようにし(ステップm5)、
ドラム給排紙ローラー23の圧着を解除して排紙処理を
終了する(ステップn5)。
をOFFし、ドラム回転モーターM6の励磁を行いドラ
ム31が自由に回転しないようにし(ステップm5)、
ドラム給排紙ローラー23の圧着を解除して排紙処理を
終了する(ステップn5)。
【0100】図18のカラープルーフ作成装置の排出処
理のフローチャートにおいて、ステップa6で出口セン
サS31により感光材料の排出を検出し、感光材料の後
端の検出が行われると、所定時間感光材料の排出完了を
待ち(ステップb6)、搬出モーターM8をOFFして
(ステップc6)、現像処理ユニット4への出口シャッ
ター55を閉じ(ステップd6)、給紙カバー9のロッ
クを解除して感光材料の排出処理を終了する(ステップ
e6)。
理のフローチャートにおいて、ステップa6で出口セン
サS31により感光材料の排出を検出し、感光材料の後
端の検出が行われると、所定時間感光材料の排出完了を
待ち(ステップb6)、搬出モーターM8をOFFして
(ステップc6)、現像処理ユニット4への出口シャッ
ター55を閉じ(ステップd6)、給紙カバー9のロッ
クを解除して感光材料の排出処理を終了する(ステップ
e6)。
【0101】以上は、R光源、G光源及びB光源として
LEDユニットを用いた例であるが、R,G,B各光源
はそれに限るものではなく、R,G,B各光源をすべて
LD(レーザーダイオード)を用いて構成してもよく、
また、R,G,B各光源をAOMとLDを用いて構成し
てもよいのはいうまでもない。
LEDユニットを用いた例であるが、R,G,B各光源
はそれに限るものではなく、R,G,B各光源をすべて
LD(レーザーダイオード)を用いて構成してもよく、
また、R,G,B各光源をAOMとLDを用いて構成し
てもよいのはいうまでもない。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、画像データチェック時
点でデータ誤りを確実に検出でき、より高画質なカラー
プルーフなどの画像を容易に形成できるカラープルーフ
作成装置及びカラー画像記録装置を提供することができ
る。
点でデータ誤りを確実に検出でき、より高画質なカラー
プルーフなどの画像を容易に形成できるカラープルーフ
作成装置及びカラー画像記録装置を提供することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置におけるLU
Tの一例を示す図である。
Tの一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置の外観斜視図
である。
である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成を
示す模式図である。
示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
一部を示す模式図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
一部を示す模式図である。
【図7】本発明の実施の形態の一例の装置の内部構成の
一部を示す模式図である。
一部を示す模式図である。
【図8】本発明の実施の形態の一例の装置の電気的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態の一例の装置における露光
量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
【図10】従来の装置におけるLUTの一例を示す図で
ある。
ある。
【図11】本発明の実施の形態のLUTの他の例を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】本発明の実施の形態の一例の装置における露
光量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
光量と感光材料の濃度との関係の一例を示す特性図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図17】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図18】本発明の実施の形態の一例の装置の作動を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 カラープルーフ作成装置 2 装置本体 3 露光ユニット 4 現像処理ユニット 7 紙装填部 8 操作部 31 ドラム 30 主走査部 40 副走査部 100 制御部 101 CPU 200 RIP 201 画像データI/F部 204Y Yデータバッファ 204M Mデータバッファ 204C Cデータバッファ 204Y Yデータバッファ 205 LUT 206〜208 D/A変換部 D320,D321,D322 ドライバ 320 LEDユニット 321 LEDユニット 322 LEDユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 5/30 B41J 3/21 L G03B 27/73 G03F 3/10
Claims (13)
- 【請求項1】 光源からの光を用いてカラー感光材料に
網点画像を記録し、カラープルーフを作成するカラープ
ルーフ作成装置に於いて、原画像と光源駆動データとを
対応づける値を含むLUTを記憶しており、前記LUT
の値を調整することで、カラープルーフに形成される画
像を変更することを特徴とするカラープルーフ作成装
置。 - 【請求項2】 カラー感光材料に網点画像を記録し、カ
ラープルーフを作成するカラープルーフ作成装置に於い
て、 カラープルーフ作成に必要な複数色の画像データを少な
くとも1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、 当該画像データ記憶手段から前記カラープルーフ作成に
必要な複数色の画像データを同時に読み出して、該画像
データに基づき、光源から前記カラー感光材料に露光光
を照射して、画像を記録する画像記録手段と、を有し、 前記画像記録手段は、前記光源を駆動するための光源駆
動データを格納するLUTを含み、画像記録時に該LU
Tに記憶されている光源駆動データに基づき、前記カラ
ープルーフ作成に必要な複数色の二値画素データの組み
合わせで所望のデータを決定して前記光源を駆動するこ
とを特徴とするカラープルーフ作成装置。 - 【請求項3】 前記LUT内の光源駆動データの一部若
しくは全部を適宜所望の値に書き換えるLUT書き換え
手段を有することを特徴とした請求項2に記載のカラー
プルーフ作成装置。 - 【請求項4】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の所定色データと他色データの組み合
わせで表現される画素を記録する場合に選択される前記
LUTの光源駆動データのみ有効データを設定すること
を特徴とする請求項2又は3に記載のカラープルーフ作
成装置。 - 【請求項5】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の墨色データと他色データの組み合わ
せで表現される画素を記録する場合に選択される前記L
UTの光源駆動データのみ有効データを設定することを
特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のカラープ
ルーフ作成装置。 - 【請求項6】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の所定色データと他色データの組み合
わせで表現される画素を記録する場合に選択される前記
LUTの光源駆動データのみマスクすることを特徴とす
る請求項2乃至5のいずれかに記載のカラープルーフ作
成装置。 - 【請求項7】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の所定色データと他色データの組み合
わせで表現される画素を記録する場合に選択される前記
LUTの光源駆動データをマスクするか否かを選択する
マスク切換手段を設けられていることを特徴とする請求
項6に記載のカラープルーフ作成装置。 - 【請求項8】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の墨色データと他色データの組み合わ
せで表現される画素を記録する場合に選択される前記L
UTの光源駆動データのみマスクすることを特徴とする
請求項2乃至7のいずれかに記載のカラープルーフ作成
装置。 - 【請求項9】 前記カラープルーフ作成に必要な複数色
の画像データの内の墨色データと他色データの組み合わ
せで表現される画素を記録する場合に選択される前記L
UTの光源駆動データをマスクするか否かを選択するマ
スク切換手段を設けたことを特徴とする請求項8に記載
のカラープルーフ作成装置。 - 【請求項10】 カラー感光材料に網点画像を記録し、
カラープルーフを作成するカラープルーフ作成装置に於
いて、 カラープルーフ作成に必要な複数色の画像データを少な
くとも1ライン分記憶する画像データ記憶手段と、 当該画像データ記憶手段から前記カラープルーフ作成に
必要な複数色の画像データを同時に読み出して、該画像
データに基づき、光源から前記カラー感光材料に露光光
を照射して、画像を記録する画像記録手段と、 プルーフ作成枚数指定手段と、を有し、 前記画像記録手段は、前記光源を駆動するための光源駆
動データを格納するLUTを含み、画像記録時に該LU
Tに記憶されている光源駆動データに基づき、前記カラ
ープルーフ作成に必要な複数色の二値画素データの組み
合わせで所望のデータを決定して前記光源を駆動するよ
うになっており、 さらに、前記カラープルーフ作成に必要な複数色の画像
データの内の所定色データと他色データの組み合わせで
表現される画素を記録する場合に選択される前記LUT
の光源駆動データをマスクするか否かを選択するマスク
切換手段を設け、 該マスク切換手段により、マスクしないことを選択され
た場合に、前記プルーフ枚数指定手段で指定された枚数
のプルーフをマスクした状態で出力し、更に少なくとも
1枚のカラープルーフをマスクしない状態で出力するこ
とを特徴とするカラープルーフ作成装置。 - 【請求項11】 前記所定色データとは墨色データであ
ることを特徴とする請求項10に記載のカラープルーフ
装置。 - 【請求項12】 記録用の光源と、 該光源から射出したビームを所望のサイズで記録材料上
に結像させる縮小結像手段と、 前記光源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度
選択手段と、 該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強度で前
記光源を駆動する光源駆動手段と、 前記縮小結像光学系で縮小結像されたビームを走査記録
する為のビーム走査手段とを有するカラー画像記録装置
に於いて、 前記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、
記録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長
の光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカ
ラー画像を形成することができ、 前記感光性記録材料上に再現する色に対する、前記記録
用の光源の組み合わせを指定する指定手段と、該指定手
段による組み合わせを入力する入力手段を設けたことを
特徴とするカラー画像記録装置。 - 【請求項13】 記録用の光源と、 該光源から射出したビームを所望のサイズで記録材料上
に結像させる縮小結像手段と、 前記光源の画像記録時ビーム強度を選択するビーム強度
選択手段と、 該ビーム強度選択手段により決定されたビーム強度で前
記光源を駆動する光源駆動手段と、 前記縮小結像光学系で縮小結像されたビームを走査記録
する為のビーム走査手段とを有するカラー画像記録装置
に於いて、 前記光源は、発生波長の異なる複数の光源で構成され、
記録色に応じて予め指定された組み合わせで異なる波長
の光源を点灯又は消灯することで感光性記録材料上にカ
ラー画像を形成することができ、 前記感光性記録材料上に再現する色に対する、前記記録
用の光源の組み合わせを指定し、光源駆動データの書き
換えを行う入力手段を設けたことを特徴とするカラー画
像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230837A JP2002040566A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230837A JP2002040566A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | カラープルーフ作成装置及びカラー画像記録装置 |
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