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JP2000304080A - トルク減衰防振装置 - Google Patents

トルク減衰防振装置

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Publication number
JP2000304080A
JP2000304080A JP2000106172A JP2000106172A JP2000304080A JP 2000304080 A JP2000304080 A JP 2000304080A JP 2000106172 A JP2000106172 A JP 2000106172A JP 2000106172 A JP2000106172 A JP 2000106172A JP 2000304080 A JP2000304080 A JP 2000304080A
Authority
JP
Japan
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armature
elastomer
engine
parallel
boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000106172A
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English (en)
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JP2000304080A5 (ja
Inventor
Jacques Dandre
ジャック ダンドル
Vincent Salembier
ヴァンサン サランブィエ
Jacques Molet
ジャック モレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hutchinson SA
Original Assignee
Hutchinson SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Hutchinson SA filed Critical Hutchinson SA
Publication of JP2000304080A publication Critical patent/JP2000304080A/ja
Publication of JP2000304080A5 publication Critical patent/JP2000304080A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/3863Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type characterised by the rigid sleeves or pin, e.g. of non-circular cross-section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/387Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • B60G2204/4104Bushings having modified rigidity in particular directions
    • B60G2204/41042Bushings having modified rigidity in particular directions by using internal cam surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K5/00Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
    • B60K5/12Arrangement of engine supports
    • B60K5/1208Resilient supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の取り付けのために利用可能なスペース
が広く、耐疲労特性が良好なトルク再生防振装置を提供
する。 【解決手段】 エンジンの変位を制限する目的で車両の
シャシにエンジンを連結するためのトルク再生防振装置
であって、この装置は、環状のアーマチュア(11)の
内部において変位の主方向(X)に突き出しているエラ
ストマ製の2つのボス(15,20)間に簡単にはめ込
まれる中央の第1のアーマチュア(9)を含む。エンジ
ンが駆動力を出すときに圧縮されるボス(15)は他の
ボスよりも厚く、そして上記第1のアーマチュアは変位
の主方向に対して垂直な方向に平坦である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルク減衰防振装置
に関する。本発明はより特殊的には、少なくとも第1の
方向に対してエンジンの変位を制限するように、車両の
シャシにエンジンを連結するためのトルク減衰防振装置
であって、このトルク減衰防振装置は、第1と第2の剛
性のアーマチュアと、第1の制限体と、そして第2の制
限体とを有する。
【0002】第1と第2の剛性のアーマチュアは、一方
はエンジンに、他方はシャシに取り付けられ、第2のア
ーマチュアは中空の内部空間を有し、この中空の内部空
間には、第1の方向にある程度遊びがあり、そして互い
に垂直でありかつ上記第1の方向に垂直な第2および第
3の方向にも、ある程度の遊びがあるように、第1のア
ーマチュアが収容されている。
【0003】第1の制限体は、エンジンが駆動力を発生
しているときには、このエンジンが受ける変位に対応す
る第1の向きに依存して、第1の方向における第1およ
び第2のアーマチュアの相対変位を制限するために、第
2のアーマチュアに接合され、かつ、上記両アーマチュ
ア間に配置されているエラストマ製の制限体であって、
第2のアーマチュアの内部空間において、第1の方向に
向かって測定された第1のエラストマ厚さを有する。
【0004】第2の制限体は、上記第1の向きに逆向き
の第2の向きに依存し、かつ、エンジンが減速している
ときにこのエンジンが受ける変位に対応して、第1の方
向における第1および第2のアーマチュアの相対変位を
制限するために、第2のアーマチュアに接合され、か
つ、上記両アーマチュア間に配置されているエラストマ
製の制限体であって、第2のアーマチュアの内部空間に
おいて、第1の方向に向かって測定された第2のエラス
トマ厚さを有する。
【0005】
【従来の技術】この種の公知の防振装置においては、エ
ラストマ製の第1および第2の制限体は、直径方向に向
かい合っている2つのアームで構成されており、これら
のアームは第1のアーマチュアの型をとって成形された
中央部分において合体している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この公知の防振装置
は、変位に対する上記アームの方向づけに関して次のよ
うな欠点がある。すなわち、これらアームにせん断応力
が加わっているとき、防振装置は第2の方向(一般的に
はほぼ鉛直方向)に対して比較的に大きな剛性を示すの
で、シャシに対するエンジンの振動はこの第2の方向で
は十分に濾過されない。そして、これらのアームの一方
が圧縮応力を受け、他方が同時に引張り応力を受けてい
るときには、エラストマの耐疲労性に非常に好ましくな
い影響を及ぼす。
【0007】更に、防振装置を配置するために利用可能
なスペースが狭いので、これらエラストマ製のアームは
短く、したがって特に外力の影響を受けやすい。その結
果、防振装置の耐疲労性にとっても好ましくない。本発
明の目的は主として、これらの欠点を克服することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のために、本発
明による、この種の防振装置は基本的に以下の特徴を有
する。第1のアーマチュアは第2および第3の方向にお
いてほぼ平坦な形状を有し、第1のアーマチュアは、上
記第1および第2の制限体に接合されずに、単にこれら
のエラストマ製の第1および第2の制限体の間に挿入さ
れているのみであり、そして、第1のエラストマ厚さは
第2のエラストマ厚さより大きい。
【0009】この構造によって、第1および第2の制限
体の各々はただ圧縮応力の状態で動作するのみであり、
その結果、エラストマの耐疲労性に悪影響を及ぼす引張
り応力を避けることができる。
【0010】そのうえ、最も外力の強制を受けやすいエ
ラストマ製の第1の制限体は、変位の主方向においてエ
ラストマ厚さが最も大きくなっているので、防振装置の
効率に好影響を与える。
【0011】最後に、防振装置は、ゴムのせん断応力に
よって、および第1のアーマチュアが大部分の時間支持
されている第1の制限体のエラストマ厚さが比較的に大
きく、その結果、この第1の制限体が第2および第3の
方向において十分に良好な可とう性を示すという理由に
よって、第2の方向でも第3の方向でも非常に弱い剛性
を示すので、第3の方向におけるエンジンの振動と同様
に、第2の方向におけるエンジンの振動もよく濾過され
る。
【0012】第2および第3の方向において第1のアー
マチュアが接着されていないことによって、特に第3の
方向における組立の許容誤差範囲によりよく適合できる
ことは注意を要することである。
【0013】本発明の好ましい実施形態においては、場
合によって以下のような幾つかの配置のいずれも、ある
いはいずれかを用いることができる。すなわち、第1の
アーマチュアは、第1と第2の2つの制限体に接触する
ように、これらエラストマ製の第1および第2の制限体
の間にはめ込まれる。第1のアーマチュアはエラストマ
製の第1および第2の制限体の間に締め付けられてお
り、こうして第1の方向にそって上記第1および第2の
制限体にプレストレス(初期応力)が与えられる。第2
のアーマチュアは環状の形状をなし、第1および第2の
制限体を含むエラストマ体が貼付けられている内側面を
有している。
【0014】第1の制限体は、第2のアーマチュアの内
部空間において第1の方向に平行な中央の軸にそって突
出しているエラストマ製のボスにより構成されている。
【0015】第2の制限体は、第1のボスの反対側にお
いて、第2のアーマチュアの内部空間に、第1の方向に
平行に突出しているエラストマ製の第2および第3のボ
スを含み、これらの第2および第3のボスはそれぞれ第
1のボスの中央の軸の両側に配置されており、そして第
1のアーマチュアは第1のボスに向かって凹状になって
いる湾曲した瓦状をなしている。
【0016】第1のアーマチュアは、第3の方向に延び
ている1つの孔を有し、そして、この孔は、一方ではエ
ンジンに他方ではシャシに固定されている剛性の支持ロ
ッドをその中に収容するようになっていて、上記第1の
アーマチュアはこの孔の所で膨らみを形成し、この脹ら
みは、エラストマ製の第2および第3のボスの間で、エ
ラストマ製の止め面に向かって突出しており、この止め
面は、上記第2および第3のボスと一体成形され、そし
て上記2つのボスの間で引っ込んでいる。
【0017】第1のアーマチュアは鋳造で成形され、そ
して、第3の方向に平行で逆向きの2つの向きに向けら
れている止め面(複数)を有し、この止め面は、第3の
方向に平行な第1および第2のアーマチュアの相対変位
を制限するために、エラストマ製の第1および第2の制
限体のうちの少なくとも1つと共働し、これらの止め面
は、上記第3の方向に平行な投影で見て、それらの止め
面がいかなる重複も生じないように、またその結果、第
1のアーマチュアが2つの部分から成る1つの型内で鋳
造でき、そして第3の方向に平行に型から取り出すこと
ができるように、該止め面は上記第3の方向に垂直に互
いに対して位置をずらして配置されている。
【0018】止め面は、第3の方向に平行な第1のアー
マチュアおよび第2のアーマチュアの相対変位を制限す
るために、エラストマ製の第1および第2の制限体の1
つを挟んでいる。
【0019】上記止め面は、第1のアーマチュアに属す
る対向する2つの面に位置し、そして第3の方向に平行
な第1および第2のアーマチュアの相対変位を制限する
ために、一方ではエラストマ製の第1の制限体と、そし
て他方ではエラストマ製の第2の制限体と共働する。
【0020】そのほか、本発明は、また、上述において
定義したような、少なくとも1つのトルク減衰防振装置
によってシャシに連結されたエンジンを含む自動車を目
的としている。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴および利点
は、添付の図面を参照しながら、幾つかの非限定的な実
施形態として以下になされる説明によって明らかになる
であろう。異なる図面における同一の参照番号は、同様
な要素または類似の要素を示す。
【0022】図1は、振り子サスペンションによって、
車両のシャシ2に連結されている車両のエンジン1を模
式的に示しており、この図1の装置には、軸Y0の周り
に旋回することによって、このエンジンの変位を可能に
しながらエンジン1を支持する一般的には液圧式の防振
支持体3であって、エンジン1は、駆動力を出している
ときには、第1の向き4に変位し、そしてエンジン1が
車両の減速を行っているときには、第1の向き4に逆向
きの第2の向き5に変位する防振支持体3と、そして上
記変位を制限する、少なくとも1つのトルク減衰防振装
置(以下、連結装置と記す)6とが含まれている。この
連結装置6は筒状部品をなしていることが好ましく、該
筒状部品は、エンジンに固定されている円筒形のスロッ
ト7内に遊びがないようにはめ込まれており、そして上
記軸Y0に平行な軸Y1にそって延びている支持ロッド
8を介して車両のシャシに連結されている。
【0023】スロット7は、上記の向き4および5への
エンジンの変位が第1の方向Xへのスロット7の変位と
なって現れるような位置に配置される。第1の方向X
は、ほぼ水平であることが好ましい。
【0024】勿論、連結装置6は同様に、シャシ2に固
定されているスロット7内において、エンジン1に固定
されている支持ロッド8に取り付けられることができ
る。
【0025】図2により詳細に示されているように、連
結装置6には、軸Y1にそって延びていて支持ロッド8
を収容するように作成されている中央の孔10を有し、
好ましくは、第1の方向Xおよび軸Y1に垂直な第2の
方向Z(ほぼ鉛直であることが好ましい)と軸Y1とに
平行な、ほぼ平坦な形状をなしている金属製で剛性の第
1のアーマチュア(骨組みを構成する部材)9と、第1
および第2の方向X、Zにある程度の遊びを持って第1
のアーマチュア9が収容されている中空の内部空間12
を画する、好ましくは、環状の形状をもち、好ましく
は、上記軸Y1に対して位置をずらされている軸Y2を
中心とする円筒形の金属製で剛性の第2のアーマチュア
11と、そして第2のアーマチュア11の内側面14を
覆って、この内側面に密着し、第1および第2の向き
4、5それぞれにおいて第2のアーマチュア11の変位
を制限するエラストマ製の第1および第2の制限体1
5、16を形成する(第1の制限体15は、エンジン1
が駆動力を発生しているときに作動し、第2の制限体1
6は、エンジン1が車両に制動をかけているときに作動
する)エラストマ体13とが含まれている。
【0026】エラストマ製の第1の制限体15は単一の
ボスの形状をなしていることが好ましく、このボスは、
第1のアーマチュア9の第1の面17に接触して配置さ
れている凸状の終端面15aまで、向き4の方に中空の
内部空間12に突き出している。このボス15は、軸X
に平行な中央の軸X0にそって延びており、そしてこの
軸X0にそって測定された、内部空間12内におけるエ
ラストマ厚さL1を有している。
【0027】第1のアーマチュア9は、このアーマチュ
アの第1の面17がボス15に向かって凹面でありそし
て終端面15aと相補関係になるように、曲げを与えら
れた瓦の形状をなしている。アーマチュア9の第1の面
17が、軸Y1に平行でかつ水平な軸X0と交差する軸
を中心とする回転シリンダの一部の形状をなしているこ
とが有利である。
【0028】更に、第1のアーマチュア9は、第1の面
17の反対の方向を向いていて、大部分が第1の面17
にほぼ平行である凸状の第2の面18を有する。孔10
の領域で、第2の面18は膨らみ19を形成し、この膨
らみは、軸Y1に平行なリブを形成し、そして方向Xに
平行な向き4に突出している。
【0029】アーマチュア9のこの第2の面18は、第
2の制限体16に属するエラストマ製の2つのボス20
に接し、これらのボスの各々は、向き5において、方向
Xに平行に第2のアーマチュアの内部空間12中に突出
し、そしてこれらのボス20はそれぞれ、ボス15の中
央の軸X0の上と下に位置をずらして配置されている。
【0030】このようにして、アーマチュア9は、場合
によっては方向Xにおいてボス15、20にある程度の
締めつけを与えてプレストレス(初期応力)を発生させ
ながら、ボス15および20の間に簡単にはめ込むだけ
でアーマチュア11内に取り付けられる。
【0031】ボス20はそれぞれ、方向Xに平行にアー
マチュア11からのエラストマの厚さL2を与える。こ
の厚さL2は上記厚さL1より小さいが、それは、ボス
15がボス20よりもはるかに外力の強制を受けやすい
ので、不都合なことではない。
【0032】しかしながら、アーマチュア9が曲がった
形状をしているためと、そしてボス15の中央の軸に対
するボス20の位置のずれのために、ボス20のエラス
トマ厚さL2は比較的に大きいことに留意すべきであ
る。更に、エラストマ製の第2の制限体16はその外
に、エラストマ体の比較的に厚い部分から構成されてい
る1つの止め面21を有している。この止め面21は、
アーマチュア11が向き5においてその行程の終点に達
したときアーマチュア9の膨らみ19と共働するため
に、この膨らみ19に向かい合って両ボス20間に配置
されている。
【0033】最後に、図2および3に示されているよう
に、アーマチュア9の第2の面18は、軸Y1にそった
アーマチュア9の両端部にそれぞれ配置されている2つ
の突出部22を含んでいる。これらの突出部は、第1の
アーマチュア9の、軸Y1に平行な変位を制限するため
にボス20と共働するための止め面23を形成してい
る。
【0034】アーマチュア9は、特に軽金属を用いて、
鋳造されることが好ましく、そしてこのアーマチュア9
を形成するために用いられる型をできる限り簡単にする
ように、2つの突出部22は軸Y1に垂直に相互にその
位置をずらされている。(したがって、アーマチュア9
は、事実上は、2つの部分からなる1つの型で作ること
ができる。) 特に、図3で示されているように、2つの突出部22
は、その一方が膨らみ19の上に、そして他方は膨らみ
19の下に配置することができ、各止め面23はそれぞ
れ2つのボス20の一方と共働する。
【0035】変形例として、図4および5に示されてい
るように、アーマチュア9の第2の面18は、上記突出
部と同様な2つの突出部22を備えることができる。し
かし、この場合には、突出部22は、上記アーマチュア
の同じ端部に形成されている。これらの突出部は、それ
ぞれ膨らみ19の上および下に配置され、そしてこれら
突出部の止め面23は、一方の向きのみへの、軸Y1に
平行なアーマチュア9の変位を制限するために、ボス2
0と共働する。
【0036】この場合には、アーマチュア9の第1の面
17には、上記止め面23とは逆向きに軸Y1に平行に
向いている止め面25を形成する平板24が、突出面2
2の反対側の端部に設けられる。この止め面25は、止
め面23の作動方向とは逆向きで軸Y1に平行なアーマ
チュア9の変位を制限するために、ボス15と共働す
る。
【0037】図6に示されているもう一つの変形例によ
ると、アーマチュア9の第1の面17はまた、ただ2つ
の突出部26を有することができ、これらの突出部は鉛
直方向に位置をずらされていて、そして軸Y1に平行に
反対方向に向けられている2つの止め面27を形成し、
これらの止め面27は軸Y1に平行なアーマチュア9の
変位を制限するために、ボス15と共働する。
【0038】この場合には、突出部26は軸Y1に垂直
に位置をずらされているので、すなわち、上記突出部2
6は、軸Y1に平行な投影で見て、互いに重なり合って
いないので、アーマチュア9を形成するために2つの部
分から成る単一の型を利用することができる。
【0039】図7に示されている更にもう一つの変形で
は、アーマチュア9の第1の面17は、2つの突出部2
8と突出部30とを備えている。2つの突出部28は、
アーマチュア9の第1の面17の縦方向の一方の端部に
あって、軸Y1に平行に向けられている止め面29を形
成し、そしてアーマチュア9の上端および下端の近辺に
配置されている。突出部30は、アーマチュア9の反対
側の縦方向の端部に配置されていて、軸Y1に平行に、
そして上記止め面29に向かい合って向けられている止
め面31を形成し、そしてほぼアーマチュア9の孔10
の領域に配置されている。上記止め面29、31は、軸
Y1に平行なアーマチュア11の変位を制限するため
に、エラストマ製のボス15と共働する。
【0040】この変形においては、突出部30は突出部
28に対して鉛直方向に位置をずらされており、すなわ
ち、突出部30は、軸Y1に平行な投影で見るとき、両
突出部28と重なり合っていない。この構成によって、
アーマチュア9は2つの部分から成る単一の型で鋳造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトルク減衰防振装置を有する振り
子サスペンションによって、車両のシャシに連結されて
いる上記車両のエンジンの略図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における、図1のトル
ク減衰防振装置の鉛直断面図である。
【図3】図2のトルク減衰防振装置の中央アーマチュア
の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態における、図1のトル
ク減衰防振装置の中央のアーマチュアの斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における、図1のトル
ク減衰防振装置の中央のアーマチュアの斜視図である。
【図6】本発明の第3の実施形態における、図5と同様
の斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施形態における、図5と同様
の斜視図である。
【符号の説明】 1 エンジン 2 シャシ 3 防振支持体 4 第1の向き 5 第2の向き 6 トルク減衰防振装置 7 円筒形のスロット 8 支持ロッド 9 第1のアーマチュア 10 中央の孔 11 第2のアーマチュア 12 中空の内部空間 13 エラストマ体 14 第2のアーマチュアの内側面 15 エラストマ製の第1の制限体 15a 終端面 16 エラストマ製の第2の制限体 17 第1の面 18 第2の面 19 膨らみ 20 ボス 21 止め面 22 突出部 23 止め面 24 平坦部 25 止め面 X 第1の方向 X0 中央の軸 Y0 軸 Y1 第3の方向 Y2 軸 Z 第2の方向 L1 第1のエラストマ厚 L2 第2のエラストマ厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モレ ジャック フランス国 28160 ゴオリ ル・ド ラ ンセーニュ 8

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の方向(X)沿うエンジ
    ン(1)の変位を制限するために、車両のシャシ(2)
    にエンジン(1)を連結するためのトルク減衰防振装置
    であって、該防振装置は、 一方はエンジン(1)に、他方はシャシ(2)に、取り
    付けられる第1と第2の剛性のアーマチュア(9、1
    1)であって、第2のアーマチュア(11)は、第1の
    方向(X)にある程度の遊びを有し、そして互いに垂直
    で、かつ前記第1の方向にも垂直である第2および第3
    の方向(Z、Y1)にもある程度の遊び有するように、
    第1のアーマチュア(9)を収容している中空の内部空
    間(12)を限定している、第1と第2の剛性のアーマ
    チュア(9、11)と、 エンジン(1)が駆動力を発生しているとき、該エンジ
    ン(1)が受ける変位に対応する第1の向き(4)に依
    存して、第1の方向(X)への前記第1および第2のア
    ーマチュアの相対変位を制限するために、前記第2のア
    ーマチュア(11)に密着しそして前記第1および第2
    のアーマチュア間に配置されているエラストマ製の制限
    体(15)であって、前記第2のアーマチュアの内部空
    間(12)において、第1の方向(X)にそって測定さ
    れた第1のエラストマ厚さ(L1)を有する第1の制限
    体(15)と、そして前記第1の向きに逆向きの第2の
    向き(5)に依存して、そしてエンジン(1)が減速し
    ているとき、該エンジン(1)が受ける変位に対応する
    第1の方向への第1および第2のアーマチュア(9、1
    1)の相対変位を制限するために、第2のアーマチュア
    (11)に密着しそして前記第1および第2のアーマチ
    ュア(9、11)間に配置されているエラストマ製の制
    限体(16)であって、前記第2のアーマチュアの内部
    空間(12)において、第1の方向(X)にそって測定
    された第2のエラストマ厚さ(L2)を有するエラスト
    マ製の第2の制限体(16)と有するトルク減衰防振装
    置において、 第1のアーマチュア(9)は第2および第3の方向
    (Z、Y1)においてほぼ平坦な形状を表し、 第1のアーマチュア(9)は、該第1のアーマチュア
    (9)と前記第1および第2の制限体(15、16)と
    の間の接着をせずに、前記エラストマ製の第1および第
    2の制限体の間に簡単に挿入され、そして、 第1のエラストマ厚さ(L1)は第2のエラストマ厚さ
    (L2)より大きい、ことを特徴とする、トルク減衰防
    振装置。
  2. 【請求項2】 第1のアーマチュア(9)は、第1と第
    2の制限体(15、16)に接触して、前記エラストマ
    製の第1および第2の制限体の間にはめ込まれている請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1のアーマチュア(9)はエラストマ
    製の第1および第2の制限体(15、16)の間に締め
    付けられ、それによって、第1の方向(X)にそって前
    記第1および第2の制限体に初期応力が与えられる請求
    項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第2のアーマチュア(11)は、第1お
    よび第2の制限体(15、16)を含むエラストマ体
    (13)によって覆われる内側面(14)を有する環状
    の形状をなしている請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】 第1の制限体(15)は、前記第2のア
    ーマチュアの内部空間(12)において前記第1の方向
    に平行な中央の軸(X0)にそって突出しているエラス
    トマ製のボスにより構成されている請求項4に記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 第2の制限体(16)は、第1のボス
    (15)の反対側において、第1の方向(x)に平行
    に、前記第2のアーマチュアの内部空間(12)に突出
    しているエラストマ製の第2および第3のボス(20)
    を有し、前記第2および第3のボスはそれぞれ前記第1
    のボスの中央の軸(X0)の両側に配置されており、そ
    して第1のアーマチュア(9)は前記第1のボスに向い
    た凹形をもつ湾曲した瓦状をなしている請求項5に記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のアーマチュアは、第3の方向
    (Y1)に延びている1つの孔(10)を有し、そして
    該孔はエンジン(1)か、またはシャシ(2)に固定さ
    れている剛性の支持ロッド(8)を収容するように構成
    され、前記第1のアーマチュアは前記孔の領域で膨らみ
    (19)を形成し、該脹らみはエラストマ製の第2およ
    び第3のボス(20)の間で、エラストマ製の止め面
    (21)に向かって突出しており、該止め面は前記第2
    および第3のボスと一体成形され、そして前記2つのボ
    スの間で引っ込んで配置されている請求項6に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 第1のアーマチュア(9)は鋳造で成形
    され、そして第3の方向(Y1)に平行に2つの反対の
    向きに向けられている複数の止め面であって、前記第1
    および第2のアーマチュアの、前記第3の方向に平行な
    相対変位を制限するためにエラストマ製の第1および第
    2の制限体(15、16)のうちの少なくとも1つと共
    働する複数の止め面(23、25、27、29、31)
    を有し、該止め面は、前記第3の方向に平行な投影で見
    ていかなる重複も生じないように、またその結果、第1
    のアーマチュア(9)が2つの部分から成る1つの型内
    で鋳造することができ、そして前記第3の方向に平行に
    型から取り出すことができるように、前記第3の方向に
    垂直に、相互に位置をずらして配置されている請求項1
    乃至7のいずれか1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】 複数の止め面(23、27、29、3
    1)は、第3の方向(Y1)に平行な前記第1および第
    2のアーマチュアの相対変位を制限するために、エラス
    トマ製の第1および第2の制限体(15、16)の一つ
    を挟んでいる請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 止め面(23、25)は、前記第1の
    アーマチュアに属する対向する2つの面(17、18)
    上に配置され、そして前記第1および第2のアーマチュ
    アの、第3の方向(Y1)に平行な相対変位を制限する
    ために、その止め面の一方はエラストマ製の第1の制限
    体(15)と、そして他方はエラストマ製の第2の制限
    体(16)と共働する請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項によ
    る、少なくとも1つのトルク減衰防振装置(6)によっ
    てシャシ(2)に連結されたエンジン(1)を有する自
    動車。
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