JP2000266001A - 水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装置 - Google Patents
水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装置Info
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却効率を低下させることなくエンジンルー
ムの小型化を図ることのでき、サクションファン冷却シ
ステムではオイルクーラを廃止することのできる建設機
械の冷却装置を提供する。 【解決手段】 建設機械に搭載されたエンジンにより油
圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプから吐出される作動
油で各油圧アクチュエータを作動させ、昇温した作動油
を冷却した後に油圧ポンプに循環させる建設機械の冷却
装置において、作動油を貯留する作動油タンク1に冷却
水通路5aを設け、ラジエータから送出される冷却水を
冷却水通路5aに導入し、その冷却水通路5aから排出
される冷却水を、エンジン冷却水循環路に還流させるこ
とを特徴とする。
ムの小型化を図ることのでき、サクションファン冷却シ
ステムではオイルクーラを廃止することのできる建設機
械の冷却装置を提供する。 【解決手段】 建設機械に搭載されたエンジンにより油
圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプから吐出される作動
油で各油圧アクチュエータを作動させ、昇温した作動油
を冷却した後に油圧ポンプに循環させる建設機械の冷却
装置において、作動油を貯留する作動油タンク1に冷却
水通路5aを設け、ラジエータから送出される冷却水を
冷却水通路5aに導入し、その冷却水通路5aから排出
される冷却水を、エンジン冷却水循環路に還流させるこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧アクチュエータ
に供給される作動油を貯留している作動油タンク及びそ
の作動油タンクを備えた油圧ショベル、ホイールクレー
ン等の建設機械に関し、より詳しくは作動油を冷却する
水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装
置に関するものである。
に供給される作動油を貯留している作動油タンク及びそ
の作動油タンクを備えた油圧ショベル、ホイールクレー
ン等の建設機械に関し、より詳しくは作動油を冷却する
水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設機械の冷却システムには、エ
ンジン冷却用の冷却水をラジエータに循環させて冷却す
る冷却系と、油圧系統の作動油をオイルクーラまたは作
動油タンクにおける放熱により冷却する冷却系とが含ま
れる。
ンジン冷却用の冷却水をラジエータに循環させて冷却す
る冷却系と、油圧系統の作動油をオイルクーラまたは作
動油タンクにおける放熱により冷却する冷却系とが含ま
れる。
【0003】エンジンの冷却についてはラジエータを備
えることにより適性温度を維持することは比較的容易で
あるが、作動油の冷却方法については機種に応じた冷却
システムを設計する必要がある。なぜなら、小型の建設
機械では、作動油の温度上昇が比較的小さいため空冷フ
ァンによる冷却風で作動油温度を適性温度に保つことが
できるが、中型若しくは大型の建設機械では、作動油発
熱量が大きいため、適性油温を保つためにはオイルクー
ラを設ける必要があるからである。
えることにより適性温度を維持することは比較的容易で
あるが、作動油の冷却方法については機種に応じた冷却
システムを設計する必要がある。なぜなら、小型の建設
機械では、作動油の温度上昇が比較的小さいため空冷フ
ァンによる冷却風で作動油温度を適性温度に保つことが
できるが、中型若しくは大型の建設機械では、作動油発
熱量が大きいため、適性油温を保つためにはオイルクー
ラを設ける必要があるからである。
【0004】上記空冷式の冷却装置としては特開平9-20
2146号公報に記載のものが知られ、また、上記オイルク
ーラを備えた冷却装置としては特開平9-280201号公報に
記載のものが知られている。
2146号公報に記載のものが知られ、また、上記オイルク
ーラを備えた冷却装置としては特開平9-280201号公報に
記載のものが知られている。
【0005】空冷式の冷却装置では、作動油タンクを空
冷するとともにその効率を高めるように冷却風の流れに
工夫がなされている。詳しくは、図7の上部旋回体レイ
アウト図に示すように、車体の下方開口部60から取り込
んだ冷却空気をまず作動油タンク61からコントロールバ
ルブ62に案内してそれぞれを冷却した後、エンジンルー
ムに案内してエンジン63を冷却し、さらに冷却ファン64
でラジエータ65に導入することによりエンジン冷却水と
熱交換させ、昇温した冷却空気をダクト66から外部に排
出している。この冷却装置では空冷により作動油タンク
61とコントロールバルブ62とを積極的に冷却することが
できるようになっている。
冷するとともにその効率を高めるように冷却風の流れに
工夫がなされている。詳しくは、図7の上部旋回体レイ
アウト図に示すように、車体の下方開口部60から取り込
んだ冷却空気をまず作動油タンク61からコントロールバ
ルブ62に案内してそれぞれを冷却した後、エンジンルー
ムに案内してエンジン63を冷却し、さらに冷却ファン64
でラジエータ65に導入することによりエンジン冷却水と
熱交換させ、昇温した冷却空気をダクト66から外部に排
出している。この冷却装置では空冷により作動油タンク
61とコントロールバルブ62とを積極的に冷却することが
できるようになっている。
【0006】このように冷却ファン64の下流側にラジエ
ータ65を配置した冷却システムはプッシャファン冷却シ
ステムと呼ばれており、主に小型油圧ショベル等の比較
的小さいクラス(例えば2トンクラス)の機種に適用さ
れている。
ータ65を配置した冷却システムはプッシャファン冷却シ
ステムと呼ばれており、主に小型油圧ショベル等の比較
的小さいクラス(例えば2トンクラス)の機種に適用さ
れている。
【0007】一方、オイルクーラを備えた冷却装置で
は、冷却空気の流れの方向においてラジエータの上流側
にオイルクーラが配置されており、冷却ファンを回転さ
せると、上部旋回体の開口部から冷却空気が取り込ま
れ、オイルクーラとラジエータを順次冷却した後、その
冷却ファンを通過してエンジン、そのエンジンに連結さ
れた作動油ポンプ及び作動油タンクを冷却し、昇温した
冷却空気は外部に排出されるようになっている。なお、
作動油タンク外壁には放熱フィンが形成されており、空
冷による冷却効果を高めるようになっている。
は、冷却空気の流れの方向においてラジエータの上流側
にオイルクーラが配置されており、冷却ファンを回転さ
せると、上部旋回体の開口部から冷却空気が取り込ま
れ、オイルクーラとラジエータを順次冷却した後、その
冷却ファンを通過してエンジン、そのエンジンに連結さ
れた作動油ポンプ及び作動油タンクを冷却し、昇温した
冷却空気は外部に排出されるようになっている。なお、
作動油タンク外壁には放熱フィンが形成されており、空
冷による冷却効果を高めるようになっている。
【0008】このように、ラジエータ下流側に配置した
冷却ファンで冷却空気を吸引する方式は、サクションフ
ァン冷却システムと呼ばれており、主に中型、大型ショ
ベル(6トン〜30トンクラス)の冷却システムに適用
されている。
冷却ファンで冷却空気を吸引する方式は、サクションフ
ァン冷却システムと呼ばれており、主に中型、大型ショ
ベル(6トン〜30トンクラス)の冷却システムに適用
されている。
【0009】また、図8は、上記サクションファン冷却
システムの熱サイクルを示したものである。冷却システ
ムは冷却水系、作動油系、空気系に分けられ、冷却水系
ではエンジンから熱量Qwを吸熱しラジエータR/Dを介
して空気に熱量QR/Dを放熱する。また、作動油系では
作動油ポンプ、油圧配管圧力損失等により熱量QOを発
熱し、オイルクーラO/C、作動油タンクO/Tを介して空気
にそれぞれ熱量QO/C、QO/Tを放熱する。一方、空気系
ではエンジン、油圧配管から熱量Qaを吸熱し、オイル
クーラO/C、作動油タンクO/T、ラジエータR/Dからそれ
ぞれ熱量QO/C、QO/T、QR/Dを吸熱する。
システムの熱サイクルを示したものである。冷却システ
ムは冷却水系、作動油系、空気系に分けられ、冷却水系
ではエンジンから熱量Qwを吸熱しラジエータR/Dを介
して空気に熱量QR/Dを放熱する。また、作動油系では
作動油ポンプ、油圧配管圧力損失等により熱量QOを発
熱し、オイルクーラO/C、作動油タンクO/Tを介して空気
にそれぞれ熱量QO/C、QO/Tを放熱する。一方、空気系
ではエンジン、油圧配管から熱量Qaを吸熱し、オイル
クーラO/C、作動油タンクO/T、ラジエータR/Dからそれ
ぞれ熱量QO/C、QO/T、QR/Dを吸熱する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、油圧シ
ョベルの最近の動向として、上部旋回体の後部を突出さ
せない後端小旋回仕様、またエンジンルームを密閉する
超低騒音仕様が主流になりつつある。このようにエンジ
ンルームを小型化し且つ密閉化した場合、空冷式冷却装
置では冷却空気の通路が圧迫されるとともに冷却空気の
流れが悪化することになりエンジン冷却系と作動油冷却
系の冷却効率が低下するという問題が生じている。ま
た、オイルクーラを備えた冷却装置では、オイルクーラ
があるためにエンジンルームの小型化が図れないという
問題がある。
ョベルの最近の動向として、上部旋回体の後部を突出さ
せない後端小旋回仕様、またエンジンルームを密閉する
超低騒音仕様が主流になりつつある。このようにエンジ
ンルームを小型化し且つ密閉化した場合、空冷式冷却装
置では冷却空気の通路が圧迫されるとともに冷却空気の
流れが悪化することになりエンジン冷却系と作動油冷却
系の冷却効率が低下するという問題が生じている。ま
た、オイルクーラを備えた冷却装置では、オイルクーラ
があるためにエンジンルームの小型化が図れないという
問題がある。
【0011】本発明は以上のような従来の建設機械の冷
却装置における課題を考慮してなされたものであり、油
圧アクチュエータに供せられた作動油を効率良く冷却す
ることができる水冷式作動油タンクを提供するととも
に、冷却効率を低下させることなくエンジンルームの小
型化を図ることのできる建設機械の冷却装置を提供する
ものである。
却装置における課題を考慮してなされたものであり、油
圧アクチュエータに供せられた作動油を効率良く冷却す
ることができる水冷式作動油タンクを提供するととも
に、冷却効率を低下させることなくエンジンルームの小
型化を図ることのできる建設機械の冷却装置を提供する
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、冷
却水通路を有し、その冷却水通路内に冷却水を導入する
ことにより、前記冷却水とタンク内作動油との間で熱交
換させるように構成した水冷式作動油タンクである。
却水通路を有し、その冷却水通路内に冷却水を導入する
ことにより、前記冷却水とタンク内作動油との間で熱交
換させるように構成した水冷式作動油タンクである。
【0013】請求項2の本発明は、上記タンク周壁に多
数の冷却水通路と、外部から導入される冷却水を各冷却
水通路に分配する分配ヘッダと、各冷却水通路を通過し
た冷却水を集合させて外部に排出する集合ヘッダとを設
けてなる水冷式作動油タンクである。
数の冷却水通路と、外部から導入される冷却水を各冷却
水通路に分配する分配ヘッダと、各冷却水通路を通過し
た冷却水を集合させて外部に排出する集合ヘッダとを設
けてなる水冷式作動油タンクである。
【0014】請求項3の本発明は、上記タンク周壁を、
多数の冷却水通路を備えたパネルによって構成してなる
水冷式作動油タンクである。
多数の冷却水通路を備えたパネルによって構成してなる
水冷式作動油タンクである。
【0015】請求項4の本発明は、建設機械に搭載され
たエンジンにより油圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプ
から吐出される作動油で各油圧アクチュエータを作動さ
せ、昇温した作動油を冷却した後に油圧ポンプに循環さ
せる建設機械の冷却装置において、作動油を貯留する作
動油タンクに冷却水通路を設け、ラジエータから送出さ
れる冷却水を冷却水通路に導入し、その冷却水通路から
排出される冷却水を、エンジン冷却水循環路に還流させ
る建設機械の冷却装置である。
たエンジンにより油圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプ
から吐出される作動油で各油圧アクチュエータを作動さ
せ、昇温した作動油を冷却した後に油圧ポンプに循環さ
せる建設機械の冷却装置において、作動油を貯留する作
動油タンクに冷却水通路を設け、ラジエータから送出さ
れる冷却水を冷却水通路に導入し、その冷却水通路から
排出される冷却水を、エンジン冷却水循環路に還流させ
る建設機械の冷却装置である。
【0016】請求項1の本発明に従えば、作動油を貯留
するタンクに設けられた冷却水通路に冷却水が導入され
ると、油圧アクチュエータの作動に供せられた後に作動
油タンクに戻された高温の作動油が、その導入した冷却
水と熱交換され作動油温度が適性に保たれる。それによ
り例えば冷却風の流れに沿って作動油タンクを配置する
ことができないような場合であっても油圧アクチュエー
タを安定動作させることができる。
するタンクに設けられた冷却水通路に冷却水が導入され
ると、油圧アクチュエータの作動に供せられた後に作動
油タンクに戻された高温の作動油が、その導入した冷却
水と熱交換され作動油温度が適性に保たれる。それによ
り例えば冷却風の流れに沿って作動油タンクを配置する
ことができないような場合であっても油圧アクチュエー
タを安定動作させることができる。
【0017】請求項2の本発明に従えば、分配ヘッダか
ら各冷却水通路に冷却水が導入され、各冷却水通路を流
れた冷却水は集合ヘッダからタンク外部に排出される。
ら各冷却水通路に冷却水が導入され、各冷却水通路を流
れた冷却水は集合ヘッダからタンク外部に排出される。
【0018】請求項3の本発明に従えば、タンク周壁が
冷却水通路を備えたパネルによって構成されているた
め、簡単な構成で作動油タンクの冷却を行うことができ
る。
冷却水通路を備えたパネルによって構成されているた
め、簡単な構成で作動油タンクの冷却を行うことができ
る。
【0019】請求項4の本発明に従えば、ラジエータか
ら送出される冷却水が例えば、直接作動油タンクに、ま
たはエンジンを経由して作動油タンクに導かれ、その外
郭に形成されている冷却水通路に導入される。作動油タ
ンクの冷却水入口から出口に流れる冷却水は、油圧アク
チュエータの作動に供せられて昇温した作動油と熱交換
され冷却水通路の出口から排出される。冷却水通路の出
口から排出された冷却水は、ラジエータでエンジンを冷
却するエンジン冷却水循環路に還流され、ラジエータで
冷却される。
ら送出される冷却水が例えば、直接作動油タンクに、ま
たはエンジンを経由して作動油タンクに導かれ、その外
郭に形成されている冷却水通路に導入される。作動油タ
ンクの冷却水入口から出口に流れる冷却水は、油圧アク
チュエータの作動に供せられて昇温した作動油と熱交換
され冷却水通路の出口から排出される。冷却水通路の出
口から排出された冷却水は、ラジエータでエンジンを冷
却するエンジン冷却水循環路に還流され、ラジエータで
冷却される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。
基づいて本発明を詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る水冷式作動油タンク
の一実施形態を示したものである。同図において、1は
作動油を貯蔵するための作動油タンクであり、この作動
油タンク1の容積、寸法は、作動油が油圧回路で循環す
る最中でも過不足のない油量を維持することができるよ
うに設計されている。
の一実施形態を示したものである。同図において、1は
作動油を貯蔵するための作動油タンクであり、この作動
油タンク1の容積、寸法は、作動油が油圧回路で循環す
る最中でも過不足のない油量を維持することができるよ
うに設計されている。
【0022】油圧アクチュエータの作動に供せられた作
動油は、作動油戻り管(作動油IN)2を介して作動油タ
ンク1に戻され、ストレーナ3を通過することにより油
中の混合物や気泡が分離除去され、作動油吸入管(作動
油OUT)4から排出されるようになっている。
動油は、作動油戻り管(作動油IN)2を介して作動油タ
ンク1に戻され、ストレーナ3を通過することにより油
中の混合物や気泡が分離除去され、作動油吸入管(作動
油OUT)4から排出されるようになっている。
【0023】作動油タンク1の側壁は4枚のアルミニウ
ム製パネル(以下、側壁パネルと呼ぶ)5,6,7,8
を筒状に組み合わせてそれぞれ溶接することにより構成
されており、その上面及び底面は2枚のアルミニウム製
プレート9,10で閉塞され、全体として箱状に形成さ
れている。
ム製パネル(以下、側壁パネルと呼ぶ)5,6,7,8
を筒状に組み合わせてそれぞれ溶接することにより構成
されており、その上面及び底面は2枚のアルミニウム製
プレート9,10で閉塞され、全体として箱状に形成さ
れている。
【0024】各側壁パネル5〜8は、押し出し成形によ
って板状に加工されたものであり、側壁パネル5を代表
して説明すると、その内部には断面矩形状の多数の冷却
水通路5aがパネル幅方向に相隣接して形成されてい
る。
って板状に加工されたものであり、側壁パネル5を代表
して説明すると、その内部には断面矩形状の多数の冷却
水通路5aがパネル幅方向に相隣接して形成されてい
る。
【0025】また、側壁パネル5〜8の下部には、側壁
パネルを取り囲むようにして半割筒状の下部ヘッダ11
が付設されており、各側壁パネル5〜8における各冷却
水通路5aの下端がその下部ヘッダ11に連通してい
る。この下部ヘッダ11には冷却水を導入するための冷
却水導入管11aが接続されている。
パネルを取り囲むようにして半割筒状の下部ヘッダ11
が付設されており、各側壁パネル5〜8における各冷却
水通路5aの下端がその下部ヘッダ11に連通してい
る。この下部ヘッダ11には冷却水を導入するための冷
却水導入管11aが接続されている。
【0026】一方、側壁パネル5〜8の上部についても
側壁パネルを取り囲むようにして半割筒状の上部ヘッダ
12が付設されており、各側壁パネル5〜8における冷
却水通路5aの上端がその上部ヘッダ12に連通してい
る。この上部ヘッダ12には作動油を冷却した後の冷却
水を排出するための冷却水排出管12aが接続されてい
る。
側壁パネルを取り囲むようにして半割筒状の上部ヘッダ
12が付設されており、各側壁パネル5〜8における冷
却水通路5aの上端がその上部ヘッダ12に連通してい
る。この上部ヘッダ12には作動油を冷却した後の冷却
水を排出するための冷却水排出管12aが接続されてい
る。
【0027】上記作動油タンク1に導入される冷却水は
後述するラジエータから供給されるようになっており、
図2はその冷却システム例を示したものである。
後述するラジエータから供給されるようになっており、
図2はその冷却システム例を示したものである。
【0028】同図(a)及び(b)は、エンジンE/Gに
対して作動油タンクO/TとラジエータR/Dを直列に接続し
たものであり、同図(c)は作動油タンクO/Tとラジエ
ータR/Dを並列に接続したものである。
対して作動油タンクO/TとラジエータR/Dを直列に接続し
たものであり、同図(c)は作動油タンクO/Tとラジエ
ータR/Dを並列に接続したものである。
【0029】図2(a)に示す冷却システムでは、作動
油タンクO/TはラジエータR/Dの下流側に配置され、ラジ
エータR/Dのアッパーホースが冷却水導入管11aに接
続され、冷却水排出管12aがエンジンE/Gの冷却水吸
込部EINに接続される。また、図2(b)に示す冷却シ
ステムでは、作動油タンクO/TはラジエータR/Dの上流側
に配置され、エンジンE/Gの冷却水吐出部EOUTが冷却水
導入管11aに接続され、冷却水排出管12aがラジエ
ータR/Dのロワーホースに接続される。
油タンクO/TはラジエータR/Dの下流側に配置され、ラジ
エータR/Dのアッパーホースが冷却水導入管11aに接
続され、冷却水排出管12aがエンジンE/Gの冷却水吸
込部EINに接続される。また、図2(b)に示す冷却シ
ステムでは、作動油タンクO/TはラジエータR/Dの上流側
に配置され、エンジンE/Gの冷却水吐出部EOUTが冷却水
導入管11aに接続され、冷却水排出管12aがラジエ
ータR/Dのロワーホースに接続される。
【0030】一方、図2(c)に示す冷却システムで
は、エンジンの冷却水吐出部EOUTとラジエータR/Dを接
続しているロワーホースから冷却水導入管11aが分岐
され、冷却水排出管12aはラジエータR/Dのアッパー
ホースに合流される。
は、エンジンの冷却水吐出部EOUTとラジエータR/Dを接
続しているロワーホースから冷却水導入管11aが分岐
され、冷却水排出管12aはラジエータR/Dのアッパー
ホースに合流される。
【0031】図3は図2(a)に示す冷却システムの熱
サイクル図を示したものである。本冷却システムは、冷
却水系、作動油系、空気系に分けられ、冷却水系ではエ
ンジンから熱量Qwを吸熱しラジエータR/Dを介して空
気に熱量QR/Dを放熱する。また、作動油系では作動油
ポンプ、油圧配管圧力損失等により熱量QOを発熱し、
作動油タンクO/Tを介して空気及び冷却水にそれぞれ熱
量QO/T、QO/T/Wを放熱する。一方、空気系ではエンジ
ン、油圧配管から熱量Qaを吸熱し、作動油タンクO/T
から熱量QO/T、ラジエータR/DからQR/Dを吸熱する。
サイクル図を示したものである。本冷却システムは、冷
却水系、作動油系、空気系に分けられ、冷却水系ではエ
ンジンから熱量Qwを吸熱しラジエータR/Dを介して空
気に熱量QR/Dを放熱する。また、作動油系では作動油
ポンプ、油圧配管圧力損失等により熱量QOを発熱し、
作動油タンクO/Tを介して空気及び冷却水にそれぞれ熱
量QO/T、QO/T/Wを放熱する。一方、空気系ではエンジ
ン、油圧配管から熱量Qaを吸熱し、作動油タンクO/T
から熱量QO/T、ラジエータR/DからQR/Dを吸熱する。
【0032】次に、上記構成を有する水冷式作動油タン
クの動作について説明する。
クの動作について説明する。
【0033】図1において冷却水導入管11aを介して
下部ヘッダ11に冷却水が導入されると、下部ヘッド1
1内が冷却水で充満され、次いで各側壁パネル5〜8に
おける各冷却水通路5aに分配されて上昇する。このと
き、冷却水の通水によって各側壁パネル5〜8が冷却さ
れ、作動油タンク1内に貯留されている作動油と熱交換
される。
下部ヘッダ11に冷却水が導入されると、下部ヘッド1
1内が冷却水で充満され、次いで各側壁パネル5〜8に
おける各冷却水通路5aに分配されて上昇する。このと
き、冷却水の通水によって各側壁パネル5〜8が冷却さ
れ、作動油タンク1内に貯留されている作動油と熱交換
される。
【0034】各側壁パネル5〜8の各冷却水通路5aか
ら送出された冷却水は、上部ヘッダ12内を流れること
により合流し、冷却水排出管12aから排出される。こ
のように、本実施形態の作動油タンク1は、水冷式のオ
イルクーラと同等に機能することができ、それにより、
作動油の温度を適性に保つことができる。
ら送出された冷却水は、上部ヘッダ12内を流れること
により合流し、冷却水排出管12aから排出される。こ
のように、本実施形態の作動油タンク1は、水冷式のオ
イルクーラと同等に機能することができ、それにより、
作動油の温度を適性に保つことができる。
【0035】図4は上記水冷式作動油タンク1をプッシ
ャファン冷却システムに適用した建設機械の冷却装置を
示したものである。
ャファン冷却システムに適用した建設機械の冷却装置を
示したものである。
【0036】同図に示す平面図において、上部旋回体2
0の後部にはエンジン21、ラジエータ22が搭載さ
れ、そのラジエータ22の側方に作動油タンク1及び燃
料タンク23が配置されている。冷却ファン24の回転
によって上部旋回体20下面部の下方開口25から冷却
空気を吸引すると、作動油タンク1の外壁に沿って冷却
空気が取り込まれ、同図に示す矢印方向に冷却空気が流
れ、コントロールバルブ26、エンジン21をそれぞれ
冷却し、シュラウド27に案内される。
0の後部にはエンジン21、ラジエータ22が搭載さ
れ、そのラジエータ22の側方に作動油タンク1及び燃
料タンク23が配置されている。冷却ファン24の回転
によって上部旋回体20下面部の下方開口25から冷却
空気を吸引すると、作動油タンク1の外壁に沿って冷却
空気が取り込まれ、同図に示す矢印方向に冷却空気が流
れ、コントロールバルブ26、エンジン21をそれぞれ
冷却し、シュラウド27に案内される。
【0037】冷却ファン24を通過した冷却空気は、ラ
ジエータ22のフィン間を通過し、ダクト28を通じて
車体外部に排出される。
ジエータ22のフィン間を通過し、ダクト28を通じて
車体外部に排出される。
【0038】また、図2(c)に示した冷却システムを
例に取り説明すると、ラジエータ22のロワーホースか
ら分岐された冷却水導入管11aは、作動油タンク1の
下部ヘッダ11に供給され、作動油タンク1を冷却した
後、冷却水排出管12aからアッパーホースに還流され
る。
例に取り説明すると、ラジエータ22のロワーホースか
ら分岐された冷却水導入管11aは、作動油タンク1の
下部ヘッダ11に供給され、作動油タンク1を冷却した
後、冷却水排出管12aからアッパーホースに還流され
る。
【0039】このような構成によれば、作動油タンク1
は下方開口25から取り込まれた冷却空気によってその
表面から放熱が行われるとともに、作動油タンク1それ
自身、ラジエータ22から供給される冷却水によって水
冷されるため、エンジンルームの小型化及び密閉化を図
るにあたり、冷却空気の通路が圧迫され冷却空気の流れ
が悪化する虞れがある場合であっても作動油を確実に冷
却することができる。
は下方開口25から取り込まれた冷却空気によってその
表面から放熱が行われるとともに、作動油タンク1それ
自身、ラジエータ22から供給される冷却水によって水
冷されるため、エンジンルームの小型化及び密閉化を図
るにあたり、冷却空気の通路が圧迫され冷却空気の流れ
が悪化する虞れがある場合であっても作動油を確実に冷
却することができる。
【0040】図5は本実施形態の冷却装置による冷却水
温度、作動油温度、冷却空気温度の熱応答を示したもの
である。また、図6に比較例として従来の冷却システム
による熱応答を示す。図6に示す従来の冷却装置では、
建設機械の運転開始から20分経過後に作動油温Toが
冷却水温度Twを上回り、1時間経過後に冷却水温度T
wは略68℃で平衡状態となり、作動油温度Toは略7
5℃で平衡状態となる。なお、冷却風温度Taは略34
℃で平衡状態となる。
温度、作動油温度、冷却空気温度の熱応答を示したもの
である。また、図6に比較例として従来の冷却システム
による熱応答を示す。図6に示す従来の冷却装置では、
建設機械の運転開始から20分経過後に作動油温Toが
冷却水温度Twを上回り、1時間経過後に冷却水温度T
wは略68℃で平衡状態となり、作動油温度Toは略7
5℃で平衡状態となる。なお、冷却風温度Taは略34
℃で平衡状態となる。
【0041】これに対し、本実施形態の冷却装置では、
運転開始から冷却水温度Tw′と作動油温度To′は略
1℃の差を保った状態で昇温し、1時間経過後に冷却水
温度Tw′は略65℃で平衡状態となり、一方、作動油
温度To′は略66℃で平衡状態となる。このように、
本実施形態によれば、冷却水温度Tw′、作動油温度T
o′ともに従来の冷却システムよりも冷却効率が高めら
れたことが確認された。
運転開始から冷却水温度Tw′と作動油温度To′は略
1℃の差を保った状態で昇温し、1時間経過後に冷却水
温度Tw′は略65℃で平衡状態となり、一方、作動油
温度To′は略66℃で平衡状態となる。このように、
本実施形態によれば、冷却水温度Tw′、作動油温度T
o′ともに従来の冷却システムよりも冷却効率が高めら
れたことが確認された。
【0042】なお、本発明の建設機械の冷却装置は、上
記実施形態では小型油圧ショベルを例に取り説明した
が、これに限らず、中型や大型油圧ショベルにも適用す
ることができる。中型や大型油圧ショベルに適用した場
合には、従来必要とされていたオイルクーラを廃止する
ことができる。
記実施形態では小型油圧ショベルを例に取り説明した
が、これに限らず、中型や大型油圧ショベルにも適用す
ることができる。中型や大型油圧ショベルに適用した場
合には、従来必要とされていたオイルクーラを廃止する
ことができる。
【0043】また、本発明において、作動油タンク外壁
に放熱フィンを取り付けて、冷却風による空冷効果を高
めるように構成することもできる。
に放熱フィンを取り付けて、冷却風による空冷効果を高
めるように構成することもできる。
【0044】また、本発明の作動油タンクにおいて冷却
水通路を形成するにあたっては、上述したように押出し
成形によれば製造が簡単である点で好ましいが、これに
限らず、機械加工によって冷却水通路を穿設することも
できる。また、冷却水通路を別途、管体で例えば蛇腹状
に作製しておき、作動油タンク側壁表面に付設するもの
であってもよい。
水通路を形成するにあたっては、上述したように押出し
成形によれば製造が簡単である点で好ましいが、これに
限らず、機械加工によって冷却水通路を穿設することも
できる。また、冷却水通路を別途、管体で例えば蛇腹状
に作製しておき、作動油タンク側壁表面に付設するもの
であってもよい。
【0045】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の水冷式作動油タンクによれば、例えば冷却風
の流れに沿って作動油タンクを配置することができない
ような場合であっても作動油温度を適性に保ち、油圧ア
クチュエータを安定動作させることができる。
請求項1の水冷式作動油タンクによれば、例えば冷却風
の流れに沿って作動油タンクを配置することができない
ような場合であっても作動油温度を適性に保ち、油圧ア
クチュエータを安定動作させることができる。
【0046】請求項2の水冷式作動油タンクによれば、
タンク周壁に冷却水通路を形成したため作動油タンクの
内容積を縮小することがなく、しかも分配ヘッダから各
冷却水通路に冷却水を導入しているため広い範囲に亙っ
て冷却を行うことができる。
タンク周壁に冷却水通路を形成したため作動油タンクの
内容積を縮小することがなく、しかも分配ヘッダから各
冷却水通路に冷却水を導入しているため広い範囲に亙っ
て冷却を行うことができる。
【0047】請求項3の水冷式作動油タンクによれば、
タンク周壁が冷却水通路を備えたパネルによって構成さ
れているため、作動油タンクの水冷構造を簡単な構成で
実現することができる。
タンク周壁が冷却水通路を備えたパネルによって構成さ
れているため、作動油タンクの水冷構造を簡単な構成で
実現することができる。
【0048】また、請求項4の建設機械の冷却装置によ
れば、冷却効率を低下させることなくエンジンルームの
小型化を図ることができる。また、サクションファン冷
却システムに適用した場合、ラジエータ近傍に配置して
いたオイルクーラを廃止することができるため、ラジエ
ータ通過風量が増加しラジエータに新鮮な冷却風を供給
することができる。その結果、冷却水温度と冷却風温度
との温度差が十分大きくなり熱交換効率を高めることが
できる。
れば、冷却効率を低下させることなくエンジンルームの
小型化を図ることができる。また、サクションファン冷
却システムに適用した場合、ラジエータ近傍に配置して
いたオイルクーラを廃止することができるため、ラジエ
ータ通過風量が増加しラジエータに新鮮な冷却風を供給
することができる。その結果、冷却水温度と冷却風温度
との温度差が十分大きくなり熱交換効率を高めることが
できる。
【図1】本発明の建設機械の冷却装置に使用される水冷
式作動油タンクの構成を示す斜視図である。
式作動油タンクの構成を示す斜視図である。
【図2】エンジンに対する水冷式作動油タンク及びラジ
エータの接続例を示す模式図である。
エータの接続例を示す模式図である。
【図3】図2(a)の冷却システムにおける熱サイクル
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図4】図1の水冷式作動油タンクをプッシャファン冷
却システムに適用した場合の構成を示す平面図である。
却システムに適用した場合の構成を示す平面図である。
【図5】本発明の冷却システムによる熱応答を示すグラ
フである。
フである。
【図6】従来の冷却システムによる熱応答を比較例とし
て示すグラフである。
て示すグラフである。
【図7】従来のプッシャファン冷却システムの構成を示
す図4相当図である。
す図4相当図である。
【図8】従来の冷却システムの熱サイクルを示す図3相
当図である。
当図である。
1 水冷式作動油タンク 2 作動油戻り管 4 作動油吸入管 5 側壁パネル 5a 冷却水通路 6,7,8 側壁パネル 9,10 プレート 11 下部ヘッダ 11a 冷却水導入管 12 上部ヘッダ 12a 冷却水排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 剛 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 小林 利行 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 大谷 和弘 兵庫県明石市大久保町八木740番地 株式 会社神戸製鋼所大久保建設機械工場内 (72)発明者 中島 一 広島市安佐南区祇園3丁目12番4号 油谷 重工株式会社内 Fターム(参考) 2D015 CA02 3H086 AA25 AE02 AE24 AE25 AE45
Claims (4)
- 【請求項1】 冷却水通路を有し、その冷却水通路内に
冷却水を導入することにより、前記冷却水とタンク内作
動油との間で熱交換させるように構成したことを特徴と
する水冷式作動油タンク。 - 【請求項2】 前記タンク周壁に多数の冷却水通路と、
外部から導入される冷却水を各冷却水通路に分配する分
配ヘッダと、各冷却水通路を通過した冷却水を集合させ
て外部に排出する集合ヘッダとが設けられている請求項
1記載の水冷式作動油タンク。 - 【請求項3】 前記タンク周壁が、多数の冷却水通路を
備えたパネルによって構成されている請求項2記載の水
冷式作動油タンク。 - 【請求項4】 建設機械に搭載されたエンジンにより油
圧ポンプを駆動し、その油圧ポンプから吐出される作動
油で各油圧アクチュエータを作動させ、昇温した作動油
を冷却した後に油圧ポンプに循環させる建設機械の冷却
装置において、 前記作動油を貯留する作動油タンクに冷却水通路を設
け、ラジエータから送出される冷却水を前記冷却水通路
に導入し、その冷却水通路から排出される冷却水を、エ
ンジン冷却水循環路に還流させることを特徴とする建設
機械の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067186A JP2000266001A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11067186A JP2000266001A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000266001A true JP2000266001A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13337627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11067186A Withdrawn JP2000266001A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 水冷式作動油タンク及びそれを用いた建設機械の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000266001A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103742464A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-23 | 广西南宁百兰斯科技开发有限公司 | 一种带有散热翅片的油箱 |
CN107002712A (zh) * | 2014-11-25 | 2017-08-01 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于液压机组的冷却装置和冷却装置的使用 |
CN107237681A (zh) * | 2017-08-15 | 2017-10-10 | 桂林航天工业学院 | 一种降温性能卓越的汽车水箱 |
CN108035919A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-15 | 平煤建工集团特殊凿井工程有限公司 | 一种水道抗堵塞水冷油箱 |
EP2677088A4 (en) * | 2011-02-18 | 2018-05-30 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hybrid construction machine |
CN112504656A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-16 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种模拟水下压力环境的浮力调节机构测试装置 |
CN113266621A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-08-17 | 安徽星马专用汽车有限公司 | 一种水冷式液压系统搅拌车 |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11067186A patent/JP2000266001A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2677088A4 (en) * | 2011-02-18 | 2018-05-30 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Hybrid construction machine |
CN103742464A (zh) * | 2013-12-20 | 2014-04-23 | 广西南宁百兰斯科技开发有限公司 | 一种带有散热翅片的油箱 |
CN107002712A (zh) * | 2014-11-25 | 2017-08-01 | 罗伯特·博世有限公司 | 用于液压机组的冷却装置和冷却装置的使用 |
CN107237681A (zh) * | 2017-08-15 | 2017-10-10 | 桂林航天工业学院 | 一种降温性能卓越的汽车水箱 |
CN107237681B (zh) * | 2017-08-15 | 2023-06-09 | 桂林航天工业学院 | 一种降温性能卓越的汽车水箱 |
CN108035919A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-15 | 平煤建工集团特殊凿井工程有限公司 | 一种水道抗堵塞水冷油箱 |
CN108035919B (zh) * | 2017-12-19 | 2023-11-24 | 平煤建工集团特殊凿井工程有限公司 | 一种抗堵塞水冷油箱 |
CN112504656A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-16 | 中国科学院沈阳自动化研究所 | 一种模拟水下压力环境的浮力调节机构测试装置 |
CN113266621A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-08-17 | 安徽星马专用汽车有限公司 | 一种水冷式液压系统搅拌车 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |