JP2000243447A - ゲル電解質及びゲル電解質電池 - Google Patents
ゲル電解質及びゲル電解質電池Info
- Publication number
- JP2000243447A JP2000243447A JP11041456A JP4145699A JP2000243447A JP 2000243447 A JP2000243447 A JP 2000243447A JP 11041456 A JP11041456 A JP 11041456A JP 4145699 A JP4145699 A JP 4145699A JP 2000243447 A JP2000243447 A JP 2000243447A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel electrolyte
- point
- electrolyte
- positive electrode
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/22—Immobilising of electrolyte
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/056—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
- H01M10/0564—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
- H01M10/0565—Polymeric materials, e.g. gel-type or solid-type
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/056—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
- H01M10/0564—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
- H01M10/0566—Liquid materials
- H01M10/0569—Liquid materials characterised by the solvents
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/056—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
- H01M10/0564—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
- H01M10/0566—Liquid materials
- H01M10/0567—Liquid materials characterised by the additives
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0017—Non-aqueous electrolytes
- H01M2300/0025—Organic electrolyte
- H01M2300/0028—Organic electrolyte characterised by the solvent
- H01M2300/0037—Mixture of solvents
- H01M2300/004—Three solvents
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M2300/00—Electrolytes
- H01M2300/0085—Immobilising or gelification of electrolyte
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/40—Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
- H01M50/409—Separators, membranes or diaphragms characterised by the material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
クル特性にも優れる。 【解決手段】 電解質と、マトリクスポリマと、非水溶
媒とを含有し、上記非水溶媒は、エチレンカーボネート
(EC)とプロピレンカーボネート(PC)とγ−ブチ
ロラクトンと(GBL)との混合溶媒からなり、当該非
水溶媒は、(EC,PC、GBL)の三角相図におい
て、点(70,30,0)と、点(55,15,30)
と、点(15,55,30)と、点(30,70,0)
とにより囲まれる領域内の重量組成である。
Description
中に非水電解液が含浸されてなるゲル電解質及びそれを
用いたゲル電解質電池に関する。
ソナルコンピュータ等、携帯型電子機器の電源として、
電池の重要性が高まってきている。電子機器の小型軽量
化を図るために、大容量を有することは勿論、軽く、省
スペースの電池が求められている。このような観点か
ら、携帯型電子機器の電源としては、エネルギー密度及
び出力密度の大きいリチウム電池が適している。
の自由度が高い電池、あるいは薄型大面積のシート型電
池、薄型小面積のカード型電池等、種々の形状の電池が
望まれているが、金属製の外装缶の内部に、正極と負極
とからなる電池素子と電解液とを封じ込める従来の手法
では、上述したような種々の形状の電池を作ることは難
しい。また、電解液を用いることで、工程が煩雑になっ
たり、液漏れ対策の必要がでてくる。
電性の有機高分子や無機セラミックスを用いた固体電解
質や、マトリクスポリマ中に電解液を含浸させたゲル状
の固体電解質(以下、ゲル電解質と称する。)を用いる
電池が検討されている。これらの電池では、電解質が固
定化されているため、電極と電解質との間での接触を保
持することができる。そのため、これらの電池では、金
属外装缶により電解液を封じ込めたり電池素子に圧力を
かける必要がなく、フィルム状の外装材を使用して電池
を薄く作ることが可能となる。
は、高分子膜や金属薄膜などから構成される多層フィル
ムが考えられる。特に、熱融着樹脂層と金属箔層とから
構成される防湿性多層フィルムは、ホットシールによっ
て容易に密閉構造が実現できることと、多層フィルム自
体の強度や気密性が優れ、金属ケースよりも軽量で薄
く、安価であることからも外装材の候補として有望であ
る。
たようなフィルムを電池外装に用いた場合、電解質溶媒
として低沸点の溶媒を用いると、電池が高温環境下に置
かれた場合、溶媒の蒸気圧の上昇により電池の内圧が高
まり膨れを生じるおそれがある。そのため、フィルムを
電池外装に用いる場合、沸点を考慮して溶媒を選択しな
ければならない。
合、電解質溶媒と、マトリクスポリマとが相溶性を有す
る場合でないと、ゲルを構成しない。そのため、ゲル電
解質を用いる場合、マトリクスポリマとの相溶性を考慮
して溶媒を選択しなければならない。
低沸点溶媒、例えばジメチルカーボネート、エチルメチ
ルカーボネート、ジエチルカーボネートなどは凝固点が
高く粘度が低いため、電解質の低温でのイオン伝導性を
高めるのに極めて有効である。しかし、これらの溶媒
は、上述したような相溶性や沸点による制約のため、フ
ィルムを電池外装に用いるゲル電解質の溶媒として使用
することはできない。
きる溶媒に制限があることから、イオン伝導性が一般的
に溶液電解質よりも小さく、電池の内部抵抗が大きくな
ってしまう。特に、−20℃といった寒冷環境下におい
ては内部抵抗が著しく高まり、ほとんど放電できない。
このように、ゲル電解質におけるイオン伝導性の小ささ
が電池の高性能化における問題となっている。
チロラクトン(GBL:γ−butyrolactone)を添加す
ることで解決が可能である。GBLは高沸点溶媒中では
粘度が小さく融点も低いため、イオン伝導性が良く大電
流を流すことができる。GBLのイオン伝導性は低温で
も他の高沸点溶媒に比べて良好である。さらに、GBL
は誘電率が大きく電解質塩を高濃度に溶かすことができ
る。
のマトリクスポリマとして用いられるポリフッ化ビニリ
デン(PVdF:polyvinylidene fluoride)、又はP
VdFとヘキサフルオロプロピレン(HFP:hexafluo
ropropylene)との共重合体との相溶性が大きく、ゲル
電解質を形成するためのマトリクスポリマとの相溶性の
観点からも優れた溶媒である。
るリチウムイオン電池は、一般的にサイクル特性が悪
い。これは、GBLが負極上で還元分解を起こすためと
考えられている。このように、低温特性や負荷特性(大
電流特性)やゲル電解質の安定性を損なうことなく、サ
イクル特性が良いリチウムイオン二次電池を作るのは困
難であった。
みて提案されたものであり、溶媒のイオン伝導性を向上
させ、さらにサイクル特性にも優れたゲル電解質及びゲ
ル電解質電池を提供することを目的とする。
電解質と、マトリクスポリマと、非水溶媒とを含有し、
上記非水溶媒は、エチレンカーボネート(EC)とプロ
ピレンカーボネート(PC)とγ−ブチロラクトンと
(GBL)との混合溶媒からなり、当該非水溶媒は、
(EC,PC、GBL)の三角相図において、点(7
0,30,0)と、点(55,15,30)と、点(1
5,55,30)と、点(30,70,0)とにより囲
まれる領域内の重量組成であることを特徴とする。
は、ゲル電解質中の溶媒組成が最適化されているので、
電解質の分解が抑えられて、イオン伝導性や導電性が高
まり、電池電解質として適したものとなる。
有する正極と、上記正極と対向して配され、負極活物質
を有する負極と、上記正極と上記負極との間に配された
ゲル電解質とを有する。そして、本発明のゲル電解質電
池は、上記ゲル電解質が、電解質とマトリクスポリマと
非水溶媒とを含有し、上記非水溶媒は、エチレンカーボ
ネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)とγ
−ブチロラクトンと(GBL)との混合溶媒からなり、
当該非水溶媒は、(EC,PC、GBL)の三角相図に
おいて、点(70,30,0)と、点(55,15,3
0)と、点(15,55,30)と、点(30,70,
0)とにより囲まれる領域内の重量組成であることを特
徴とする。
池では、ゲル電解質中の溶媒組成が最適化されているの
で、ゲル電解質のイオン伝導性や導電性が高まり、サイ
クル特性、低温特性、初回充放電効率などの電池特性が
両立されたものとなる。
て説明する。
成例を図1及び図2に示す。このゲル電解質電池1は、
帯状の正極2と、正極2と対向して配された帯状の負極
3と、正極2と負極3との間に配されたゲル電解質層4
とを備える。そして、このゲル電解質電池1は、正極2
と負極3とがゲル電解質層4を介して積層されるととも
に長手方向に巻回された、図3に示す電極巻回体5が、
絶縁材料からなる外装フィルム6により覆われて密閉さ
れている。そして、正極2には正極端子7が、負極3に
は負極端子8がそれぞれ接続されており、これらの正極
端子7と負極端子8とは、外装フィルム6の周縁部であ
る封口部に挟み込まれている。
を含有する正極活物質層2aが、正極集電体2bの両面
上に形成されている。この正極集電体2bとしては、例
えばアルミニウム箔等の金属箔が用いられる。
ッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、これら複合酸
化物の一部を他の遷移金属で置換したもの、二酸化マン
ガン、五酸化バナジウムなどのような遷移金属化合物、
硫化鉄などの遷移金属カルコゲン化合物を用いることが
できる。
a上に、後述するゲル電解質層4が形成された状態を示
している。
活物質を含有する負極活物質層3aが、負極集電体3b
の両面上に形成されている。この負極集電体3bとして
は、例えば銅箔等の金属箔が用いられる。
プできる材料を用いることができる。このようなリチウ
ムをドープ、脱ドープできる材料としては、熱分解炭素
類、コークス類、アセチレンブラックなどのカーボンブ
ラック類、黒鉛、ガラス状炭素、活性炭、炭素繊維、有
機高分子焼成体、コーヒー豆焼成体、セルロース焼成
体、竹焼成体といった炭素材料や、リチウム金属、リチ
ウム合金、あるいはポリアセチレンなどのような導電性
ポリマを挙げることができる。
a上に、後述するゲル電解質層4が形成された状態を示
している。
スポリマと、可塑剤としての非水溶媒とを含有する。
電解質塩として用いられている公知の塩を用いることが
できるが、LiPF6とLiN(CF3SO2)2の少なく
とも一方を用いることが好ましい。
0.5mol/kg〜1.0mol/kgの割合で非水
溶媒中に溶解されていることが好ましい。電解質塩濃度
が0.5mol/kgよりも薄いと、ゲル電解質電池1
の初回充放電効率が低下してしまう。また、電解質塩濃
度が1.0mol/kgよりも濃いと、初回充放電効率
はやや向上するもの、サイクル特性や低温特性が低下し
てしまう。従って、電解質塩濃度を0.5mol/kg
〜1.0mol/kgとすることで、ゲル電解質電池1
の初回充放電効率、サイクル特性及び低温特性を両立す
ることができる。
電解質のマトリクスポリマとして用いられている公知の
ポリマを用いることができるが、ポリフッ化ビニリデ
ン、ポリフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレン
との共重合体、ポリエチレンオキサイド又はポリプロピ
レンオキサイドのいずれか1つを少なくとも用いること
が好ましい。
の重量比で8%未満がヘキサフルオロプロピレン(HF
P)に置き換えられてなる、PVdFとHFPとの共重
合体を用いることが特に好ましい。マトリクスポリマと
してPVdFとHFPとの共重合体を用いることで、非
水溶媒との相溶性が良好なものとなり、安定なゲル電解
質を構成することができる。そして、このPVdFとH
FPとの共重合体の数平均分子量は、50万〜70万程
度、或いは、重量平均分子量で21万〜31万程度、固
有粘度が1.7〜2.1程度とすることが好ましい。
C:ethylene carbonate)とプロピレンカーボネート
(PC:propylene carbonate)とγ−ブチロラクトン
と(GBL:γ−butyrolactone)との混合溶媒からな
る。そして、本発明では、当該非水溶媒の組成を、図6
に示す(EC,PC、GBL)の三角相図において、点
A(70,30,0)と、点B(55,15,30)
と、点C(15,55,30)と、点D(30,70,
0)とにより囲まれる領域内の重量組成とする。
非水溶媒に用いるのに好適な溶媒としてエチレンカーボ
ネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)との
混合溶媒を候補とした。これらのEC及びPCは沸点が
約240℃と高く、電気化学的にも優れた溶媒である。
性は良くなるが低温特性が劣る。また、PCの割合を増
やすと低温特性は良くなるがサイクル特性が悪く、また
初回充電において溶媒の分解が多くなる。
ビニリデン(PVdF)を用いる場合、PVdFとこれ
らEC及びPCとの相溶性はそれほど高くなく、ゲルの
安定性も良くない。そのため、ゲルの安定性を高めるた
めに、ECとPCの他に、PVdFとの相溶性が高い第
3の溶媒が必要であり、さもなくばPVdFの溶解性を
共重合化などで変える必要があった。
3の溶媒としてγ−ブチロラクトン(GBL)を選ん
だ。GBLは、沸点が約200℃と高く、融点はECの
37℃に比べて−44℃と低い。さらに、GBLはPC
ほど分解せず、粘度がPCの2.5×10-3Pa・sに
比べて1.95×10-3Pa・sと小さい。しかし、G
BLは、PCよりも低温特性やゲル電解質の安定性を向
上させるが、サイクル特性はこの3溶媒のなかで最も悪
影響を与えてしまう。
の3成分の組成比を鋭意検討した結果、非水溶媒の組成
を、図6に示す(EC,PC、GBL)の三角相図にお
いて、点A(70,30,0)と、点B(55,15,
30)と、点C(15,55,30)と、点D(30,
70,0)とにより囲まれる領域の重量組成とすること
に想到した。非水溶媒の組成を上述の範囲とすること
で、サイクル特性、低温特性、初回充放電効率などの電
池特性を両立することができる。
示す三角相図において境界線C−Dの外側の領域では、
サイクル特性及び初回充放電効率が著しく低下してしま
う。
率及びサイクル特性が悪くなってしまう。また、ECの
割合が多すぎると、すなわち図6に示す三角相図におい
て境界線A−Bの外側の領域では、低温特性と負荷特性
が悪化してしまう。また、この領域では、マトリクスポ
リマと相溶性のあるECとGBLが少ないため、ゲルが
不安定になりサイクル特性も良くない。
荷特性の向上を図ることができない。また、GBLの割
合が多すぎると、すなわち図6に示す三角相図において
境界線B−Cの外側の領域では、サイクル特性を損なっ
てしまう。そのため、GBLの割合は、0〜30%の範
囲とすることが好ましい。
(EC,PC、GBL)の三角相図において、点A(7
0,30,0)と、点B(55,15,30)と、点C
(15,55,30)と、点D(30,70,0)とに
より囲まれる領域の重量組成とすることで、電解質の分
解を最低限に抑えることができる。そして、この非水溶
媒を用いてゲル電解質を構成することで、初回充放電効
率が高く、低温特性や大電流放電も満足でき、更にサイ
クル特性にも優れた極めて高性能のゲル電解質電池1を
実現することができる。
を添加してもよい。非水溶媒中にジフルオロアニソール
を添加することで、初回充放電効率、低温特性、サイク
ル特性を向上させることができる。この効果は、PCの
割合が多い組成領域において特に顕著に現れる。非水溶
媒中にジフルオロアニソールを添加する場合、ジフルオ
ロアニソールの添加量は、非水溶媒に対して0.3重量
%〜2重量%の割合とするのが好ましい。
池1は、寒冷環境下においても大容量が発現でき、長い
サイクル寿命特性を有するものとなる。また、このゲル
電解質電池1は、ラミネートフィルムを外装材に用いて
も、60℃などの高温環境下において溶媒の揮発による
内圧上昇に伴う膨れが無い。
量化が可能であることから、ノート型パーソナルコンピ
ュータ、携帯電話、ビデオカメラなどの携帯型電子機器
の電源として極めて有効である。
造方法について説明する。
剤とを含有する正極合剤を、正極集電体2bとなる例え
ばアルミニウム箔等の金属箔上に均一に塗布、乾燥する
ことにより正極活物質層2aが形成されて正極シートが
作製される。上記正極合剤の結着剤としては、公知の結
着剤を用いることができるほか、上記正極合剤に公知の
添加剤等を添加することができる。
ゲル電解質層4を形成する。ゲル電解質層4を形成する
には、まず、非水溶媒に電解質塩を溶解させて非水電解
液を作製する。そして、この非水電解液にマトリクスポ
リマを添加し、よく撹拌してマトリクスポリマを溶解さ
せてゾル状の電解質溶液を得る。
て、エチレンカーボネート(EC)とプロピレンカーボ
ネート(PC)とγ−ブチロラクトンと(GBL)と
が、図6に示す(EC,PC、GBL)の三角相図にお
いて、点A(70,30,0)と、点B(55,15,
30)と、点C(15,55,30)と、点D(30,
70,0)とにより囲まれる領域内の重量組成で混合さ
れてなる混合溶媒を用いる。非水溶媒の組成を上述の範
囲とすることで、サイクル特性、低温特性、初回充放電
効率などの電池特性を両立することができる。
上に所定量塗布する。続いて、室温にて冷却することに
よりマトリクスポリマがゲル化して、正極活物質2a上
にゲル電解質層4が形成される。
ートを帯状に切り出す。そして、正極集電体2bの正極
活物質層2aの非形成部分に、例えばアルミニウム製の
リード線を溶接して正極端子7とする。このようにして
ゲル電解質層4が形成された帯状の正極2が得られる。
含有する負極合剤を、負極集電体3bとなる例えば銅箔
等の金属箔上に均一に塗布、乾燥することにより負極活
物質層3aが形成されて負極シートが作製される。上記
負極合剤の結着剤としては、公知の結着剤を用いること
ができるほか、上記負極合剤に公知の添加剤等を添加す
ることができる。
ゲル電解質層4を形成する。ゲル電解質層4を形成する
には、まず上記と同様にして調製された電解質溶液を負
極活物質層上に所定量塗布する。続いて、室温にて冷却
することによりマトリクスポリマがゲル化して、負極活
物質3b上にゲル電解質層4が形成される。
ートを帯状に切り出す。そして、負極集電体3bの負極
活物質層3aの非形成部分に、例えばニッケル製のリー
ド線を溶接して負極端子8とする。このようにしてゲル
電解質層4が形成された帯状の負極3が得られる。
の正極2と負極3とを、ゲル電解質層4が形成された側
を対向させて張り合わせてプレスし、電極積層体とす
る。さらに、この電極積層体を長手方向に巻回して電極
巻回体5とする。
らなる外装フィルム6によってパックするとともに、正
極端子7と負極端子8とを封口部に挟み込んでゲル電解
質電池1が完成する。
ックする際、外装フィルム6と正極端子7及び負極端子
8との接触部分に樹脂片を配してもよい。外装フィルム
6と正極端子7及び負極端子8との接触部分に樹脂片を
配することで、外装フィルム6のバリ等によるショート
が防止され、また、外装フィルム6と正極端子7及び負
極端子8との接触性が向上する。
極2と帯状の負極3とを積層し、さらに長手方向に巻回
して電極巻回体5とした場合を例に挙げて説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、矩形状の正極
と矩形状の負極とを積層して電極積層体とした場合や、
電極積層体を交互に折り畳んだ場合にも適用可能であ
る。
解質電池1は、円筒型、角型、コイン型等、その形状に
ついては特に限定されることはなく、また、薄型、大型
等の種々の大きさにすることができる。また、本発明
は、一次電池についても二次電池についても適用可能で
ある。
ゲル電解質電池を作製し、その特性を評価した。
た。
チウム(LiCoO2)を92重量%と、粉状ポリフッ
化ビニリデンを3重量%と、粉状黒鉛を5重量%とを、
N−メチルピロリドン(NMP)中に分散させてスラリ
ーとした。次に、このスラリーを正極集電体となるアル
ミニウム箔の両面に塗布し、100℃にて24時間減圧
乾燥した。さらに、適度に加圧したロールプレス機によ
り圧縮して正極シートとした。
mmの長方形状に切り出し、厚さ50μmのアルミニウ
ム箔からなるリードを、正極集電体の正極合剤の未塗布
部分に溶接して正極端子とした。このようにして正極を
作製した。
鉛を91重量%と、粉状ポリフッ化ビニリデンを9重量
%とをNMP中に分散させてスラリーとした。次に、こ
のスラリーを負極集電体となる銅箔の両面に塗布し、1
00℃にて24時間減圧乾燥した。さらに、適度に加圧
したロールプレス機により圧縮して負極シートとした。
mmの長方形状に切り出し、厚さ50μmの銅箔又はニ
ッケル箔からなるリードを、負極集電体の負極合剤の未
塗布部分に溶接して負極端子とした。このようにして負
極を作製した。
質を作成した。
ン(PVdF)の重量比で7%がヘキサフルオロプロピ
レン(HFP)に置換されてなるPVdF−HFP共重
合体と、電解液と、ポリマの溶剤であるジメチルカーボ
ネート(DMC)とを、重量比で1:5:8の比で混合
し、75℃で撹拌して溶解してゾル状の電解質溶液とし
た。ジフルオロアニソールを添加する場合には、このと
きに添加した。
ート(EC)と、プロピレンカーボネート(PC)と、
γ−ブチロラクトン(GBL)とを重量比でEC=30
%、PC=70%、GBL=0%で混合した溶媒に、六
フッ化リン酸リチウム(LiPF6)を溶媒に対し0.
76mol/kgとなるように溶解させて調製した。な
お、この溶媒の組成は、図7の三角相図中、(D)の点
に相当する。
上記電解質溶液をバーコータを用いて塗布し、70℃の
恒温槽で溶剤を揮発させて、ゲル電解質層を形成した。
次に正極と負極とをゲル電解質層を対向させて積層する
とともに長手方向に巻回して電極巻回体とした。最後
に、この電極巻回体を、アルミニウム箔をポリオレフィ
ンフィルムではさんだ汎用ラミネートフィルムで真空包
装した。このとき、正極端子と負極端子とは、ラミネー
トフィルムの封口部分に挟み込んだ。以上のようにして
ゲル電解質電池を作成した。
成を、表1に示すようにしたこと以外は、実施例1と同
様にしてゲル電解質電池を作製した。
LiPF6の代わりにLiN(CF3SO2)2を用いた。
て、コバルト酸リチウムの代わりにッケルコバルト酸リ
チウムLiCo0.8Ni0.2O2を用い、また、負極活物
質として、人造黒鉛の代わりに難黒鉛化炭素を用いた。
解質溶液に、ジフルオロアニソールを溶媒に対して1重
量%の割合で添加した。
成を、表2に示すようにしたこと以外は、実施例1と同
様にしてゲル電解質電池を作製した。
池について、サイクル特性、初回放電容量維持率、低温
放電特性及び負荷特性を評価した。
の定電流定電圧充電と1Cの3Vカットオフ定電流放電
を行い、放電容量の経時変化を測定した。評価は300
サイクル後の容量維持率で行い、75%以上を良とし
た。300サイクル後に75%の容量維持率は、現在、
携帯電子機器のスペックで一般的に必要とされている値
である。
目の放電容量) ・初回放電容量維持率としては、4.2V、0.1Cの
定電流定電圧充電と3Vカットオフ定電流放電を行い、
その際の充電・放電の電池容量から評価し、75%以上
を良とした。初回放電容量維持率が小さすぎると、投入
した活物質の無駄が大きくなる。
C放電容量の比率で評価し、28%以上を良とした。こ
れは、−20℃程度の寒冷地において、携帯電話などで
緊急救援通話を最低1回するのに必要な電池容量に相当
する。
(23℃における0.5C放電容量) ・負荷特性としては、室温における3Cの容量と0.5
Cの容量との比で評価し、90%以上を良とした。携帯
電話はパルス放電で電力を消費するため、大電流特性が
要求される。90%以上の負荷特性は電話に対する要求
を満たすのに必要な値である。
る電流値のことであり、0.2C、0.5C、3Cと
は、電池の定格容量をそれぞれ5時間、2時間、20分
で放電させる電流値である。
た、サイクル特性、初回充放電効率、低温特性及び負荷
特性の評価結果を表3に示す。
行った、サイクル特性、初回充放電効率、低温特性及び
負荷特性の評価結果を表4に示す。
合を少なくした場合、すなわち、非水溶媒を図7に示す
三角相図において点ス〜点ソで示される組成とした場合
には、サイクル特性及び初回充放電効率が低下してしま
うことがわかる。
水溶媒を図7に示す三角相図において点タ〜点テで示さ
れる組成とした場合には、サイクル特性が低下してしま
うことがわかる。
溶媒を図7に示す三角相図において点ト〜点ニで示され
る組成とした場合には、低温特性と負荷特性が悪化して
しまうことがわかる。また、この領域では、マトリクス
ポリマと相溶性のあるECとGBLが少ないため、ゲル
が不安定になりサイクル特性も良くない。
に示す(EC,PC、GBL)の三角相図において、点
A(70,30,0)と、点B(55,15,30)
と、点C(15,55,30)と、点D(30,70,
0)とにより囲まれる領域の重量組成、すなわち、点ア
〜点シで示される組成とした実施例1〜実施例32で
は、いずれも良好なサイクル特性、初回充放電効率、低
温特性及び負荷特性が得られていることがわかる。
(EC,PC、GBL)の三角相図において、点A(7
0,30,0)と、点B(55,15,30)と、点C
(15,55,30)と、点D(30,70,0)とに
より囲まれる領域の重量組成とすることで、初回充放電
効率が高く、低温特性や大電流放電も満足でき、更にサ
イクル特性にも優れた高性能のゲル電解質電池を実現す
ることができることがわかった。
用いたとき、電解質溶液の電解質塩濃度を、Liイオン
濃度で0.5mol/kg〜1.0mol/kgとした
実施例1〜実施例28で特に良い特性が得られている。
電解質塩濃度が0.5mol/kgよりも薄くした実施
例29及び実施例31では、十分な初回充放電効率が得
られていない。また、電解質塩濃度を1.0mol/k
gよりも濃くした実施例30及び実施例32では、初回
充放電効率はやや向上しているもの、サイクル特性や低
温特性が低下していることがわかる。
g〜1.0mol/kgとすることで、ゲル電解質電池
の初回充放電効率、サイクル特性及び低温特性を良好に
両立することができることがわかる。
と実施例24、実施例3と実施例25、実施例6と実施
例26、実施例7と実施例27、及び実施例9と実施例
28をそれぞれ比較することで、非水溶媒中にジフルオ
ロアニソールを添加することで、初回充放電効率、低温
特性、サイクル特性をさらに向上することができること
がわかる。
化することによって、電解質の分解が最小限に抑えられ
た固体電解質を実現することができる。
によって、サイクル特性が向上し、さらに、初回充放電
効率、電池容量、大電流放電、低温環境下放電などの性
能を損なうことなく電池性能が全体的に向上された固体
電解質を実現することができる。そして、この固体電解
質電池は、携帯電話やビデオカメラ、ノート型パーソナ
ルコンピュータなどの携帯型電子機器の電源として有効
である。
図である。
斜視図である。
る。
る。
ゲル電解質層、 5電極巻回体、 6 外装フィルム、
7 正極端子、 8 負極端子
Claims (6)
- 【請求項1】 電解質と、マトリクスポリマと、非水溶
媒とを含有し、 上記非水溶媒は、エチレンカーボネート(EC)とプロ
ピレンカーボネート(PC)とγ−ブチロラクトンと
(GBL)との混合溶媒からなり、当該非水溶媒は、
(EC,PC、GBL)の三角相図において、点(7
0,30,0)と、点(55,15,30)と、点(1
5,55,30)と、点(30,70,0)とにより囲
まれる領域内の重量組成であることを特徴とするゲル電
解質。 - 【請求項2】 上記電解質は、LiPF6とLiN(C
F3SO2)2の少なくとも一方を含有し、 当該電解質は、Liイオン濃度で0.5mol/kg〜
1.0mol/kgの割合で上記非水溶媒中に溶解され
ていることを特徴とする請求項1記載のゲル電解質。 - 【請求項3】 上記マトリクスポリマは、ポリフッ化ビ
ニリデン、ポリフッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロ
ピレンとの共重合体、ポリエチレンオキサイド又はポリ
プロピレンオキサイドのいずれか1つを少なくとも含有
することを特徴とする請求項1記載のゲル電解質。 - 【請求項4】 上記マトリクスポリマとして、フッ化ビ
ニリデンにヘキサフルオロプロピレンを重量比8%未満
で共重合させた、数平均分子量50万〜70万の高分子
を用いることを特徴とする請求項3記載のゲル電解質。 - 【請求項5】 上記非水溶媒に、ジフルオロアニソール
が添加されていることを特徴とする請求項1記載のゲル
電解質。 - 【請求項6】 正極活物質を有する正極と、 上記正極と対向して配され、負極活物質を有する負極
と、 上記正極と上記負極との間に配されたゲル電解質とを有
し、 上記ゲル電解質は、電解質とマトリクスポリマと非水溶
媒とを含有し、 上記非水溶媒は、エチレンカーボネート(EC)とプロ
ピレンカーボネート(PC)とγ−ブチロラクトンと
(GBL)との混合溶媒からなり、当該非水溶媒は、
(EC,PC、GBL)の三角相図において、点(7
0,30,0)と、点(55,15,30)と、点(1
5,55,30)と、点(30,70,0)とにより囲
まれる領域内の重量組成であることを特徴とするゲル電
解質電池。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11041456A JP2000243447A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | ゲル電解質及びゲル電解質電池 |
US09/499,448 US6465134B1 (en) | 1999-02-19 | 2000-02-07 | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
EP00102764A EP1030398B9 (en) | 1999-02-19 | 2000-02-10 | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
TW089102212A TW494592B (en) | 1999-02-19 | 2000-02-10 | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
EP05010960.2A EP1619734B1 (en) | 1999-02-19 | 2000-02-10 | Process for the manufacuring of a non-aqueous solvent. |
DE60023372T DE60023372T2 (de) | 1999-02-19 | 2000-02-10 | Gelartiger Elektrolyt und Batterie mit gelartigem Elektrolyten |
CA2298809A CA2298809C (en) | 1999-02-19 | 2000-02-16 | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
CNB001083031A CN1144311C (zh) | 1999-02-19 | 2000-02-18 | 凝胶电解质和凝胶电解质电池 |
KR1020000007716A KR100687160B1 (ko) | 1999-02-19 | 2000-02-18 | 겔 전해질 및 겔 전해질 전지 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11041456A JP2000243447A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | ゲル電解質及びゲル電解質電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000243447A true JP2000243447A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12608887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11041456A Pending JP2000243447A (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | ゲル電解質及びゲル電解質電池 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6465134B1 (ja) |
EP (2) | EP1619734B1 (ja) |
JP (1) | JP2000243447A (ja) |
KR (1) | KR100687160B1 (ja) |
CN (1) | CN1144311C (ja) |
CA (1) | CA2298809C (ja) |
DE (1) | DE60023372T2 (ja) |
TW (1) | TW494592B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100693288B1 (ko) | 2006-02-08 | 2007-03-13 | 주식회사 코캄 | 리튬이차전지용 전해액 및 이를 채용하는 리튬이차전지 |
US7651820B2 (en) | 2005-11-14 | 2010-01-26 | Sony Corporation | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
EP3793014A1 (en) | 2019-09-12 | 2021-03-17 | Mazda Motor Corporation | Lithium-ion secondary battery and production method thereof |
EP3972012A1 (en) | 2020-09-17 | 2022-03-23 | Mazda Motor Corporation | Lithium ion secondary battery and production method thereof |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100326466B1 (ko) * | 2000-07-25 | 2002-02-28 | 김순택 | 리튬 설퍼 전지용 전해액 |
KR100390099B1 (ko) * | 2000-09-28 | 2003-07-04 | 가부시끼가이샤 도시바 | 비수전해질 및 비수전해질 이차전지 |
JP4186463B2 (ja) * | 2001-12-27 | 2008-11-26 | ソニー株式会社 | 非水電解質二次電池 |
KR100463188B1 (ko) * | 2002-06-24 | 2004-12-23 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이온 전지용 전해질 및 이를 포함하는 리튬 이온 전지 |
JP4083040B2 (ja) * | 2003-03-06 | 2008-04-30 | 三洋電機株式会社 | リチウム電池 |
US20060204857A1 (en) * | 2003-04-17 | 2006-09-14 | Kejha Joseph B | High performance and safer electrolytes for lithium-ion electrochemical devices |
WO2004100294A1 (en) * | 2003-04-17 | 2004-11-18 | Kejha Joseph B | High performance and safer electrolytes for lithium-ion electrochemical devices |
US20040229127A1 (en) | 2003-05-13 | 2004-11-18 | Wensley C. Glen | Polyimide matrix electrolyte |
US20040253520A1 (en) * | 2003-05-13 | 2004-12-16 | Wensley C. Glen | Polyimide matrix electrolyte and improved batteries therefrom |
US6936377B2 (en) * | 2003-05-13 | 2005-08-30 | C. Glen Wensley | Card with embedded IC and electrochemical cell |
US7390336B2 (en) * | 2003-07-29 | 2008-06-24 | Solicore, Inc. | Polyimide-based lithium metal battery |
US20050155644A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-21 | Fisher Controls International Llc | Natural gas odorant injection system |
TWI377729B (en) | 2004-07-22 | 2012-11-21 | Solicore Inc | Battery and electronic device comprising the same |
US20070212578A1 (en) * | 2006-03-13 | 2007-09-13 | More Energy Ltd. | Direct liquid fuel cell comprising a hydride fuel and a gel electrolyte |
KR100918387B1 (ko) * | 2007-09-06 | 2009-09-24 | 한국전자통신연구원 | 고속 충전 및 고출력 방전 소자용 액체 전해질 조성물의설계 방법 |
US20090111012A1 (en) * | 2007-10-31 | 2009-04-30 | Sony Corporation | Secondary battery |
JP4930403B2 (ja) * | 2008-02-13 | 2012-05-16 | ソニー株式会社 | 非水電解質電池およびその製造方法 |
KR101943647B1 (ko) * | 2009-02-23 | 2019-01-29 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 비수 전해질 조성물, 비수 전해질 이차 전지 및 비수 전해질 이차 전지의 제조 방법 |
TWI387140B (zh) * | 2009-05-22 | 2013-02-21 | Univ Shu Te | 發光二極體 |
CN101916878B (zh) * | 2010-08-27 | 2012-12-12 | 上海奥威科技开发有限公司 | 一种以γ-丁内酯为基础溶剂的低温有机电解液及其应用 |
CN103370815B (zh) * | 2011-02-16 | 2016-04-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 电池及电池的制造方法 |
JP6204004B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2017-09-27 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 二次電池の作製方法 |
CN111628216A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-09-04 | 华中科技大学 | 一种凝胶聚合物电解质、其制备方法和应用 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05325986A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-12-10 | Sanyo Chem Ind Ltd | ゲル状電解液 |
US5296318A (en) * | 1993-03-05 | 1994-03-22 | Bell Communications Research, Inc. | Rechargeable lithium intercalation battery with hybrid polymeric electrolyte |
JP3635713B2 (ja) | 1995-01-26 | 2005-04-06 | ソニー株式会社 | ゲル電解質及び電池 |
JP3669024B2 (ja) * | 1995-05-26 | 2005-07-06 | ソニー株式会社 | 非水電解液二次電池 |
JPH0973919A (ja) * | 1995-09-04 | 1997-03-18 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | 電池用電解液 |
CA2231384C (en) | 1995-11-15 | 2002-06-25 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Hybrid polymeric electrolyte and non-aqueous electrochemical device comprising the same |
US5667910A (en) * | 1996-04-03 | 1997-09-16 | Wilson Greatbatch Ltd. | Electrochemical cell having a cathode comprising differing active formulations and method |
JPH117981A (ja) | 1997-06-16 | 1999-01-12 | Nec Corp | 二次電池 |
US5807645A (en) * | 1997-06-18 | 1998-09-15 | Wilson Greatbatch Ltd. | Discharge promoter mixture for reducing cell swelling in alkali metal electrochemical cells |
JPH1125994A (ja) | 1997-06-20 | 1999-01-29 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | フレキシブル1次電池 |
JPH1116579A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Sony Corp | 電 池 |
EP0892452A3 (en) | 1997-06-20 | 2000-02-09 | Sony Corporation | Non-aqueous secondary electrochemical cell |
JP4092742B2 (ja) * | 1997-06-20 | 2008-05-28 | ソニー株式会社 | 電池 |
TW439309B (en) * | 1999-01-22 | 2001-06-07 | Toshiba Corp | Nonaquous electrolyte secondary battery |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11041456A patent/JP2000243447A/ja active Pending
-
2000
- 2000-02-07 US US09/499,448 patent/US6465134B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-10 EP EP05010960.2A patent/EP1619734B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-10 DE DE60023372T patent/DE60023372T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-10 EP EP00102764A patent/EP1030398B9/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-02-10 TW TW089102212A patent/TW494592B/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-02-16 CA CA2298809A patent/CA2298809C/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-02-18 KR KR1020000007716A patent/KR100687160B1/ko active IP Right Grant
- 2000-02-18 CN CNB001083031A patent/CN1144311C/zh not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7651820B2 (en) | 2005-11-14 | 2010-01-26 | Sony Corporation | Gel electrolyte and gel electrolyte battery |
KR100693288B1 (ko) | 2006-02-08 | 2007-03-13 | 주식회사 코캄 | 리튬이차전지용 전해액 및 이를 채용하는 리튬이차전지 |
EP3793014A1 (en) | 2019-09-12 | 2021-03-17 | Mazda Motor Corporation | Lithium-ion secondary battery and production method thereof |
EP3972012A1 (en) | 2020-09-17 | 2022-03-23 | Mazda Motor Corporation | Lithium ion secondary battery and production method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1144311C (zh) | 2004-03-31 |
US6465134B1 (en) | 2002-10-15 |
EP1030398A1 (en) | 2000-08-23 |
DE60023372T2 (de) | 2006-07-06 |
KR100687160B1 (ko) | 2007-02-27 |
CN1267926A (zh) | 2000-09-27 |
DE60023372D1 (de) | 2005-12-01 |
TW494592B (en) | 2002-07-11 |
CA2298809A1 (en) | 2000-08-19 |
EP1030398B9 (en) | 2006-10-04 |
EP1030398B1 (en) | 2005-10-26 |
EP1619734A1 (en) | 2006-01-25 |
EP1619734B1 (en) | 2013-05-01 |
KR20000062566A (ko) | 2000-10-25 |
CA2298809C (en) | 2011-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000243447A (ja) | ゲル電解質及びゲル電解質電池 | |
JP4644899B2 (ja) | 電極及び電池、並びにそれらの製造方法 | |
US7651820B2 (en) | Gel electrolyte and gel electrolyte battery | |
JP3797197B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
US9954247B2 (en) | Cathode mixture, non-aqueous electrolyte secondary battery, and its manufacturing method | |
JP4193267B2 (ja) | 固体電解質電池 | |
EP1089371A1 (en) | Gel electrolyte and gel electrolyte cell | |
JP4905267B2 (ja) | 正極合剤および非水電解質電池 | |
KR100767196B1 (ko) | 고체 전해질 전지 | |
JP2000133215A (ja) | 非水電解質電池 | |
US20040045597A1 (en) | Electric cell | |
JP2001167797A (ja) | ゲル状電解質及びゲル状電解質電池 | |
JP4466007B2 (ja) | 電池 | |
US20010016281A1 (en) | Secondary battery | |
JP2007180039A (ja) | 固体電解質電池の製造方法 | |
JP4385418B2 (ja) | ゲル状電解質二次電池 | |
JP2004087325A (ja) | 非水電解質電池 | |
JPH10228930A (ja) | 電極シート及び電池 | |
JP2005071640A (ja) | 扁平形非水電解質二次電池 | |
JP4984922B2 (ja) | 固体電解質電池およびその製造方法 | |
JP2000243427A (ja) | 固体電解質電池及びその製造方法 | |
JP4590687B2 (ja) | 非水電解質電池 | |
JPH11195432A (ja) | ポリマー二次電池 | |
JP2002279996A (ja) | 非水二次電池 | |
JP2002343354A (ja) | 非水電解質二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051122 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070116 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080305 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080502 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |