JP2000199667A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
視して効率的な運転を行うことができる冷却貯蔵庫を提
供する。 【解決手段】 冷蔵庫1は、コンプレッサ13や冷却器
などから構成された冷却装置を備え、冷却器と熱交換し
た冷気を冷却ファン7にて貯蔵室3内に循環して成るも
のであって、貯蔵室3内の温度に基づき、所定の上限温
度にてコンプレッサ13を運転し、下限温度にてコンプ
レッサ13を停止する制御装置を備え、この制御装置
は、コンプレッサ13の運転中における貯蔵室3内の温
度降下率が大きい場合、冷却ファン7を連続運転すると
共に、温度降下率が小さい場合には冷却ファン7をコン
プレッサ13と同期して運転・停止させる。
Description
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫などの
冷却貯蔵庫に関するものである。
は、冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器
などを内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は別置き
とし、このコンプレッサから吐出された冷媒を凝縮器に
て凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に供給して
冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却された冷気を
送風機にて貯蔵室内に循環して所定の低温度に冷却して
いる。
を検出するセンサの出力に基づき、制御装置によって所
定の上限温度にて運転され、下限温度にて停止制御され
る。また、送風機は連続運転されるか、コンプレッサと
同期して運転・停止されるかの何れかの方式が採られて
いた。
負荷(食品など)が多い場合には、コンプレッサが運転
されても貯蔵室内の温度降下は緩慢となる。しかしなが
ら、一旦これらの熱負荷が冷やされると、蓄熱作用があ
るために、コンプレッサが停止した後の温度上昇も緩慢
なものとなる。従って、コンプレッサの運転・停止の一
サイクルは長くなる。
が冷やされると共に、冷気の障害物となる熱負荷が多い
ために、貯蔵室内の上部と下部とで生じる温度差も小さ
くなる。
は、コンプレッサが運転されると貯蔵室内の温度は急激
に降下するようになる。従って、コンプレッサの運転・
停止の一サイクルも短くなる。また、貯蔵室内に障害物
となる熱負荷が少ないために、冷気は貯蔵室内下部に流
下するようになり、貯蔵室内の上部と下部とで生じる温
度差が大きくなる。
量によって貯蔵室内の温度分布やコンプレッサの運転・
停止のサイクルも変化して来るため、単に送風機を連続
運転するか、或いは、コンプレッサと同期運転するかの
何れかの設計とされていると、効率的な冷却運転ができ
なくなる。
貯蔵室内の温度を監視して効率的な運転を行うことがで
きる冷却貯蔵庫を提供するものである。
コンプレッサや冷却器などから構成された冷却装置を備
え、冷却器と熱交換した冷気を送風機にて貯蔵室内に循
環して成るものであって、貯蔵室内の温度に基づき、所
定の上限温度にてコンプレッサを運転し、下限温度にて
コンプレッサを停止する制御装置を備え、この制御装置
は、コンプレッサの運転中における貯蔵室内の温度降下
率が大きい場合、送風機を連続運転すると共に、温度降
下率が小さい場合には送風機をコンプレッサと同期して
運転・停止させるものである。
どから構成された冷却装置を備え、冷却器と熱交換した
冷気を送風機にて貯蔵室内に循環して成る冷却貯蔵庫に
おいて、貯蔵室内の温度に基づき、所定の上限温度にて
コンプレッサを運転し、下限温度にてコンプレッサを停
止する制御装置を設け、この制御装置は、コンプレッサ
の運転中における貯蔵室内の温度降下率が大きい場合、
送風機を連続運転すると共に、温度降下率が小さい場合
には送風機をコンプレッサと同期して運転・停止させる
ようにしたので、貯蔵室内の熱負荷が少なく、即ち、貯
蔵室内に温度分布が生じやすく、コンプレッサ運転時の
温度降下率が大きくなる状況では送風機を連続運転して
貯蔵室内に生じる温度分布を解消することができるよう
になる。
蔵室内に温度分布が生じにくく、コンプレッサ運転時の
温度降下率が小さい場合には、送風機をコンプレッサと
同期して運転・停止させることにより、送風機の消費電
力を削減することが可能となるものである。
いて制御装置は、貯蔵室内の温度降下率が小さい場合に
は、上限温度と下限温度の差を縮小することを特徴とす
る。
御装置は、貯蔵室内の温度降下率が小さい場合には、上
限温度と下限温度の差を縮小するので、コンプレッサの
頻繁な運転・停止による傷害が発生する危険性の少ない
状況では、貯蔵室内温度の変動を少なくしてより精密な
温度制御を実現できるようになるものである。
形態を詳述する。図1は本発明を適用する機器の実施例
としての業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫
1の電気系の配線図を示している。図1において、冷蔵
庫1は前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成さ
れており、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されてい
る。この貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉
塞されている。また、貯蔵室3内には冷却装置の冷凍サ
イクルを構成する冷却器6とモータにて駆動される送風
機としての冷却ファン7が設置されている。
の防露ヒータ8が配設されると共に、扉4の前面には主
制御手段としてのコントロールボックス9の操作パネル
11が取り付けられている。
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。
ンプレッサ13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器
14にて放熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧
された後、冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷
媒が蒸発することにより冷却作用を発揮し、その後低温
のガス冷媒はコンプレッサ13に再び帰還する。
器6で冷却された冷気は貯蔵室3内に循環され、これに
よって、貯蔵室3内は冷却される。また、凝縮器用ファ
ン16が運転されると、外気を凝縮器14、コンプレッ
サ13に通風するので、これらは空冷される。更に、防
露ヒータ8に通電されると断熱箱体2の開口縁が加熱さ
れ、結露が防止されるものである。
5内に配線されたAC電源線であり、22はデータの授受
を行うための信号線である。AC電源線21と信号線22
には前記コントロールボックス9が接続されると共に、
コンプレッサ13の駆動基板23、前記各ファン7、1
6の電源基板24及び前記防露ヒータ8の電源基板26
はAC電源線21に接続される。
ップ状の温度センサー27と、前記駆動基板23、電源
基板24、26にそれぞれ取り付けられたチップ状のス
イッチング素子28・・がそれぞれコネクタを介して接
続される。尚、電源基板24にはスイッチング素子28
を一つ示しているが、実際には各ファン7、16に対し
てそれぞれ設けられる。
基板24、26がコンプレッサ13、各ファン7、16
及び防露ヒータ8と別体で構成されたものを示している
が、これら駆動基板23、電源基板24、26を、それ
ぞれのスイッチング素子28と共に、コンプレッサ1
3、各ファン7、16及び防露ヒータ8にそれぞれ内蔵
させた構成としても良い。
ァン7、16或いは、防露ヒータ8に内蔵された各スイ
ッチング素子28と信号線22のコネクタに接続するだ
けで配線が完了するかたちとなるため、組立・配線作業
性が一段と向上する。
に示す。コントロールボックス9にはコントローラ(基
板)36が設けられている。このコントローラ36は、
CPU(マイクロコンピュータ)31、記憶手段として
のメモリ32、I/Oインターフェース33及び送受信
手段としてのバスI/Oインターフェース34などから
構成されている。また、コントロールボックス9にはL
EDなどから構成された表示器37と、入力手段として
のスイッチ38と、切換器39など設けられており、前
記表示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース
33に接続されて前記操作パネル11に配設されてい
る。
4は前記切換器39を介して信号線22に接続され、信
号線22を介して前記温度センサー27やスイッチング
素子28・・・とデータの授受を行う。切換器39は電
話回線などの通信線42を介して外部のパソコンP(外
部制御装置)などに接続されており、コントローラ36
若しくはパソコンPからの指示により、信号線22に接
続される信号系をバスI/Oインターフェース34か通
信線42に切り換え、また、バスI/Oインターフェー
ス34と通信線42との接続を制御するものである。
ー27やスイッチング素子28、パソコンPなどとデー
タ通信を行うための所定の通信プロトコルや温度センサ
ー27やスイッチング素子28を識別するためのソフト
ウエアが設定されている。パソコンPにも前記温度セン
サー27やスイッチング素子28、コントローラ36な
どとデータ通信を行うための所定の通信プロトコルや温
度センサー27やスイッチング素子28を識別するため
のソフトウエアが設定されているものとする。
4〜図6に示す。温度センサー27は、センサー側制御
手段としてのCPU43と、記憶手段としてのメモリ4
4と、送受信手段としてのI/Oインターフェース46
と、A/D変換器47と、このA/D変換器47に接続
された検出素子としてのセンサ部48と、蓄電素子とし
てのコンデンサ49と、整流素子としてのダイオード5
1などから構成されている。
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
接続されると、データを構成する高電位と低電位のパル
ス信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電
が成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低
電位となっている間はコンデンサ49から放電され、各
素子の電源が賄われる構成とされている。
5V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコン
デンサ49との接続点に接続されており、温度センサー
27は、このVcc電源端子45を電源線に接続すれ
ば、各素子は電源線からの給電によっても動作すること
ができるように構成されている。即ち、その場合にはコ
ンデンサ49に充填すること無く、各素子は動作するよ
うになるので、検査時などの温度センサー27を迅速に
動作させたい場合に利便性が向上する。
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22を介してコントローラ36
からポーリングされると、メモリ44に書き込まれた温
度データをI/Oインターフェース46により信号線2
2を介してコントローラ36に送信する。
自体のIDコードやセンサーである旨の識別データ、警
報温度などの設定値データ及びコントローラ36との間
のデータ通信を行うためのプロトコルなどが記憶されて
いる。また、温度センサー27において故障が生じてい
る場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、
コントローラ36に送信される。
く幅5mm程の基板52に取り付けられ、更に、ケース
53内に収納された後、樹脂54にてモールドされてい
る。このとき、基板52の表面はプライマ処理されてお
り、樹脂54との密着性・防水性は向上されている。
尚、56は基板52から引き出されたリード線であり、
これの表面もプライマ処理されている。また、57は信
号線22と接続するためのコネクタである。
図7に示す。スイッチング素子28は、スイッチング素
子側制御手段としてのCPU58と、記憶手段としての
メモリ59と、送受信手段としてのI/Oインターフェ
ース61と、ドライバとしてのI/Oインターフェース
62と、このI/Oインターフェース62に接続された
スイッチング手段としてのトランジスタ63と、蓄電素
子としてのコンデンサ64と、整流素子としてのダイオ
ード66などから構成されている。
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子55を設
け、このVcc電源端子55を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
ス61により、信号線22を介してコントローラ36か
らON/OFFデータが送信されると、このON/OF
Fデータに基づき、I/Oインターフェース62により
トランジスタ63をON/OFFする。
28自体のIDコードやスイッチング素子である旨の識
別データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行
うためのプロトコルなどが記憶されている。また、スイ
ッチング素子28において故障が生じている場合には当
該データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ36
に送信される。
3、電源基板24、26上において図8の如く配線され
てスイッチングユニット68を構成する。即ち、69は
フォトダイオード69Aとフォトトライアック69Bか
ら成るフォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素
子としてのダイオード、73は蓄電素子としてのコンデ
ンサ74である。
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図7にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図7)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、ファン
7、15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
場合、切換器39はバスI/Oインターフェース34を
信号線22に接続しているものとする。先ず、冷蔵庫1
の組立完了時の動作を説明する。各温度センサー27や
スイッチング素子28・・が信号線22に接続されたも
のとすると、コントローラ36のCPU31は先ず信号
線22への各素子(温度センサー27、スイッチング素
子28)の接続状況をスキャンする。
のCPU43、58はコントローラ36からのポーリン
グに対してメモリ44、59に記憶されている自らのI
Dコードを返信する。コントローラ36のCPU31は
返信されたIDコードにより、温度センサー27とスイ
ッチング素子28・・の接続状況を識別し、メモリ32
に保有すると共に、以後はこのIDコードを用いて各素
子に対してデータを送信することになる。
トローラ36のメモリ32には貯蔵室3の設定温度TS
が書き込まれており、コントローラ36のCPU31は
この設定温度TSの上下に当初2deg(℃)のディフ
ァレンシャルを存して上限温度TH=TS+2degと
下限温度TL=TS−2degとを設定し、これをメモ
リ32に書き込む。
温度センサー27に所定の周期でポーリングを行う。こ
のポーリングは前述のIDコードに基づいて行われる。
温度センサー27のCPU43はこのポーリングに応え
て前述の如く温度データをコントローラ36に送信す
る。コントローラ36のCPU31は受け取った温度デ
ータを一旦メモり32に書き込み、当該温度データによ
る貯蔵室3内の温度(以下、庫内温度TPと云う)と上
限温度TH、下限温度TLとを比較してON/OFFデ
ータを、駆動基板23のスイッチング素子28のIDコ
ードと共に信号線22に送信する。
PU58は自らのIDコードのON/OFFデータを受
信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ63
をON/OFFする。このトランジスタ63のON/O
FFにより、フォトダイオード69AがON(発光)/
OFF(消灯)し、それによって、フォトトライアック
69BがON/OFFされ、これによって、コンプレッ
サ13が運転(ON)/停止(OFF)される。
る。コンプレッサ13が運転(ON)されていると、前
述の如く貯蔵室3内は冷却されるので、庫内温度TPは
降下し、やがて下限温度TLに達する。庫内温度TPが
下限温度TLに達すると、コントローラ36はコンプレ
ッサ13を停止(OFF)する。このコンプレッサ13
の停止によって庫内温度TPは上昇に転じ、やがて上限
温度THに達する。すると、コントローラ36はコンプ
レッサ13を運転(ON)するので、庫内温度TPは再
び下降に転ずる(図10)。
13が運転している間の庫内温度TPの降下率を温度セ
ンサ27からのデータに基づいて監視している。そし
て、所定の降下率よりも大きい場合(図10)には、継
続してONデータを、電源基板24の冷却ファン7用の
スイッチング素子28のIDコードと共に信号線22に
送信する。
自らのIDコードのONデータを受信すると、それに基
づいて前述の如くトランジスタ63をONする。このト
ランジスタ63のONにより、フォトダイオード69A
がON(発光)し、それによって、フォトトライアック
69BがONされ、これによって、冷却ファン7は連続
運転される(図10)。
云うことは貯蔵室3内の熱負荷(食品など)が少ないと
考えられるが、係る場合には貯蔵室3内上部の冷気が下
部に降下するため、上部が高く下部が低い温度分布が貯
蔵室3内に生じやすくなる。そこで、本発明では庫内温
度TPの降下率をコントローラ36が監視し、降下率が
大きい場合には貯蔵室3内の熱負荷が少ないものと判断
して上述の如く冷却ファン7を連続運転するので、コン
プレッサ13の運転/停止に拘わらず貯蔵室3内の冷気
循環は維持され、温度分布の発生は抑制される。
り小さい場合、コントローラ36のCPU31はこの設
定温度TSの上下に1deg(℃)のディファレンシャ
ルを存して上限温度TH=TS+1degと下限温度T
L=TS−1degとを設定し、これをメモリ32に書
き込む。即ち、ディファレンシャル幅を上下1degに
縮小する。従って、コンプレッサ13は庫内温度TPが
この上限温度THに達したときに運転(ON)され、そ
れよりも2degだけ低い下限温度TLに達した場合に
停止(OFF)されるようになる。
3に同期してON(運転)−OFF(停止)するようO
N/OFFデータを電源基板24の冷却ファン7用のス
イッチング素子28のIDコードと共に信号線22に送
信する。
自らのIDコードのON/OFFデータを受信すると、
それに基づいて前述の如くトランジスタ63をON/O
FFする。このトランジスタ63のON/OFFによ
り、フォトダイオード69AがON(発光)/OFF
(消灯)し、それによって、フォトトライアック69B
がON/OFFされ、これによって、冷却ファン7はコ
ンプレッサ13と同期して運転−停止されるようになる
(図11)。
云うことは貯蔵室3内の熱負荷(食品など)が多いと考
えられ、係る場合には貯蔵室3内に温度分布が生じにく
なる。そこで、本発明では庫内温度TPの降下率をコン
トローラ36が監視し、降下率が小さい場合には、冷却
ファン7をコンプレッサ13と同期して運転・停止させ
ることにより、冷却ファン7の消費電力を削減すること
が可能となる。
の降下率が小さい場合には、ディファレンシャルを縮小
し、上限温度THと下限温度TLの差を縮小するので、
コンプレッサ13の頻繁な運転・停止による傷害が発生
する危険性の少ない状況で、庫内温度TPの変動を少な
くし、より精密な温度制御を実現できるようになる。
電であるので、その旨のON/OFFデータが、各電源
基板24、26のスイッチング素子28のIDコードに
基づいて送信される。そして、各スイッチング素子28
は当該ON/OFFデータに基づいてファン15若しく
は防露ヒータ8を運転若しくは通電するものである。
素子28・・に故障が発生していると、当該故障データ
は各素子のCPUからコントローラ36に送信される。
コントローラ36のCPU31は係る故障データを受け
取ると、表示器37に当該温度センサー27或いはスイ
ッチング素子28・・に故障が生じている旨、表示す
る。更に、切換器39によりバスI/Oインターフェー
ス34を通信線42に接続してパソコンPにその旨警報
する。
障した場合自動的に、或いは、パソコンPからの指示に
よって切換器39は信号線22を通信線42に接続す
る。これにより、各温度センサー27とスイッチング素
子28・・とのデータの授受・制御は、以後パソコンP
に取って変わり、パソコンPからの制御によって各機器
が制御されるようになる。
数台の冷蔵庫1・・のコントロールボックス9・・が通
信線42を介して接続されており、前述の如き故障によ
り、或いは、パソコンPからの指示で制御をパソコンP
が取って変わった場合には、各冷蔵庫1・・の運転をパ
ソコンPにて集中制御する。また、その場合には例えば
各冷蔵庫1・・のコンプレッサ13の起動タイミングを
ずらして消費電力の平準化を行うなどの制御も可能とな
る。
が、センサ部として湿度或いは圧力などを検出する素子
を用いることにより、湿度センサーや圧力センサーとし
ても本発明は有効である。
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、自動販売機などの各種冷却
貯蔵庫に本発明は有効である。
プレッサや冷却器などから構成された冷却装置を備え、
冷却器と熱交換した冷気を送風機にて貯蔵室内に循環し
て成る冷却貯蔵庫において、貯蔵室内の温度に基づき、
所定の上限温度にてコンプレッサを運転し、下限温度に
てコンプレッサを停止する制御装置を設け、この制御装
置は、コンプレッサの運転中における貯蔵室内の温度降
下率が大きい場合、送風機を連続運転すると共に、温度
降下率が小さい場合には送風機をコンプレッサと同期し
て運転・停止させるようにしたので、貯蔵室内の熱負荷
が少なく、即ち、貯蔵室内に温度分布が生じやすく、コ
ンプレッサ運転時の温度降下率が大きくなる状況では送
風機を連続運転して貯蔵室内生じる温度分布を解消する
ことができるようになる。
蔵室内に温度分布が生じにくく、コンプレッサ運転時の
温度降下率が小さい場合には、送風機をコンプレッサと
同期して運転・停止させることにより、送風機の消費電
力を削減することが可能となるものである。
御装置は、貯蔵室内の温度降下率が小さい場合には、上
限温度と下限温度の差を縮小するので、コンプレッサの
頻繁な運転・停止による傷害が発生する危険性の少ない
状況では、貯蔵室内温度の変動を少なくしてより精密な
温度制御を実現できるようになるものである。
ある。
である。
る。
る。
トの電気回路図である。
スを通信線にてパソコンに接続した状態を示す図であ
る。
ファンの運転状態を説明する図である。
と冷却ファンの運転状態を説明するもう一つの図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンプレッサ及び冷却器などから構成さ
れた冷却装置を備え、前記冷却器と熱交換した冷気を送
風機にて貯蔵室内に循環して成る冷却貯蔵庫において、 前記貯蔵室内の温度に基づき、所定の上限温度にて前記
コンプレッサを運転し、下限温度にてコンプレッサを停
止する制御装置を備え、この制御装置は、前記コンプレ
ッサの運転中における前記貯蔵室内の温度降下率が大き
い場合、前記送風機を連続運転すると共に、前記温度降
下率が小さい場合には前記送風機を前記コンプレッサと
同期して運転・停止させることを特徴とする冷却貯蔵
庫。 - 【請求項2】 制御装置は、貯蔵室内の温度降下率が小
さい場合には、上限温度と下限温度の差を縮小すること
を特徴とする請求項1の冷却貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37269698A JP4155647B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 冷却貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37269698A JP4155647B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 冷却貯蔵庫 |
Publications (2)
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---|---|
JP2000199667A true JP2000199667A (ja) | 2000-07-18 |
JP4155647B2 JP4155647B2 (ja) | 2008-09-24 |
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ID=18500901
Family Applications (1)
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JP37269698A Expired - Fee Related JP4155647B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 冷却貯蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4155647B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014190661A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 冷却貯蔵庫 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-12-28 JP JP37269698A patent/JP4155647B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014190661A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Panasonic Corp | 冷却貯蔵庫 |
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