JP2000241007A - 機器の制御装置 - Google Patents
機器の制御装置Info
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- JP2000241007A JP2000241007A JP11040224A JP4022499A JP2000241007A JP 2000241007 A JP2000241007 A JP 2000241007A JP 11040224 A JP11040224 A JP 11040224A JP 4022499 A JP4022499 A JP 4022499A JP 2000241007 A JP2000241007 A JP 2000241007A
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Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御用上の共通化を図ることができる機器の
制御装置を提供する。 【解決手段】 切換器39は、パソコンPを接続可能と
され、コントローラ36と信号線22との間の回線を接
続するか、コントローラ36とパソコンPとの間の回線
を接続するかを切り換える。コントローラ36は、パソ
コンPから送信されるプログラムデータを切換器39を
介して取り込む。
制御装置を提供する。 【解決手段】 切換器39は、パソコンPを接続可能と
され、コントローラ36と信号線22との間の回線を接
続するか、コントローラ36とパソコンPとの間の回線
を接続するかを切り換える。コントローラ36は、パソ
コンPから送信されるプログラムデータを切換器39を
介して取り込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば業務用・家
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫、食器
洗浄機、冷菓製造装置、自動販売機、空気調和機などの
機器の制御装置に関するものである。
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫、食器
洗浄機、冷菓製造装置、自動販売機、空気調和機などの
機器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば業務用の冷蔵庫や低温シ
ョーケース、或いは、プレハブ冷蔵庫などにおいては、
冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器など
を内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は冷凍機とし
て別置きとし、このコンプレッサから吐出された冷媒を
凝縮器にて凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に
供給して冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却され
た冷気を冷却用ファンにて庫内に循環することにより、
所定の低温度に維持している。
ョーケース、或いは、プレハブ冷蔵庫などにおいては、
冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器など
を内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は冷凍機とし
て別置きとし、このコンプレッサから吐出された冷媒を
凝縮器にて凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に
供給して冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却され
た冷気を冷却用ファンにて庫内に循環することにより、
所定の低温度に維持している。
【0003】また、コンプレッサや凝縮器周辺には凝縮
器用ファンが設置され、この凝縮器用ファンにて凝縮器
やコンプレッサを空冷する構成とされている。
器用ファンが設置され、この凝縮器用ファンにて凝縮器
やコンプレッサを空冷する構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような冷蔵庫では
庫内温度の制御、或いは、コンプレッサや凝縮器の保護
などの各種用途に応じた温度センサが取り付けられ、そ
れらの数は機種によって異なる。また、ファンの数や結
露防止用の防露ヒータなどの数も機種によって異なって
来るため、それらを制御するスイッチを含む電気系の配
線やこれらを制御する制御装置の構成、具体的にはCP
U(マイクロコンピュータ)の制御プログラムなども機
種毎に異なってくる。そのため、特に多機種少量生産さ
れる業務用の機器などにおいては、生産性が著しく低下
しており、改善が望まれていた。
庫内温度の制御、或いは、コンプレッサや凝縮器の保護
などの各種用途に応じた温度センサが取り付けられ、そ
れらの数は機種によって異なる。また、ファンの数や結
露防止用の防露ヒータなどの数も機種によって異なって
来るため、それらを制御するスイッチを含む電気系の配
線やこれらを制御する制御装置の構成、具体的にはCP
U(マイクロコンピュータ)の制御プログラムなども機
種毎に異なってくる。そのため、特に多機種少量生産さ
れる業務用の機器などにおいては、生産性が著しく低下
しており、改善が望まれていた。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、制御用上の共通化を図る
ことができる機器の制御装置を提供するものである。
るために成されたものであり、制御用上の共通化を図る
ことができる機器の制御装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の制御装
置は、機器に配線された信号線と、機器に設けられた主
制御手段と、信号線に接続されるセンサと、主制御手段
と信号線間に介設された切換手段とを備え、この切換手
段は、外部制御装置を接続可能とされ、主制御手段と信
号線との間の回線を接続するか、主制御手段と外部制御
装置との間の回線を接続するかを切り換え、センサは、
検出素子と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、
信号線及び切換手段を介して主制御手段とデータの授受
を行う送受信手段と、検出素子が検出したデータを取り
込んで記憶手段に書き込み、送受信手段により記憶手段
内のデータを主制御手段に送信するセンサ側制御手段と
を有すると共に、主制御手段は、外部制御装置から送信
されるプログラムデータを切換手段を介して取り込むこ
とを特徴とする。
置は、機器に配線された信号線と、機器に設けられた主
制御手段と、信号線に接続されるセンサと、主制御手段
と信号線間に介設された切換手段とを備え、この切換手
段は、外部制御装置を接続可能とされ、主制御手段と信
号線との間の回線を接続するか、主制御手段と外部制御
装置との間の回線を接続するかを切り換え、センサは、
検出素子と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、
信号線及び切換手段を介して主制御手段とデータの授受
を行う送受信手段と、検出素子が検出したデータを取り
込んで記憶手段に書き込み、送受信手段により記憶手段
内のデータを主制御手段に送信するセンサ側制御手段と
を有すると共に、主制御手段は、外部制御装置から送信
されるプログラムデータを切換手段を介して取り込むこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の発明の制御装置は、機器に配線
された信号線と、機器に設けられた主制御手段と、信号
線に接続され、機器の運転を制御するスイッチング素子
と、主制御手段と信号線間に介設された切換手段とを備
え、この切換手段は、外部制御装置を接続可能とされ、
主制御手段と前記信号線との間の回線を接続するか、主
制御手段と外部制御装置との間の回線を接続するかを切
り換え、スイッチング素子は、スイッチング手段と、自
らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線及び切換
手段を介して主制御手段とデータの授受を行う送受信手
段と、この送受信手段からのデータに基づきスイッチン
グ手段を制御するスイッチング素子側制御手段とを有す
ると共に、主制御手段は、外部制御装置から送信される
プログラムデータを切換手段を介して取り込むことを特
徴とする。
された信号線と、機器に設けられた主制御手段と、信号
線に接続され、機器の運転を制御するスイッチング素子
と、主制御手段と信号線間に介設された切換手段とを備
え、この切換手段は、外部制御装置を接続可能とされ、
主制御手段と前記信号線との間の回線を接続するか、主
制御手段と外部制御装置との間の回線を接続するかを切
り換え、スイッチング素子は、スイッチング手段と、自
らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線及び切換
手段を介して主制御手段とデータの授受を行う送受信手
段と、この送受信手段からのデータに基づきスイッチン
グ手段を制御するスイッチング素子側制御手段とを有す
ると共に、主制御手段は、外部制御装置から送信される
プログラムデータを切換手段を介して取り込むことを特
徴とする。
【0008】請求項1の発明によれば、センサのセンサ
側制御手段は、検出素子が検出したデータを記憶手段に
書き込み、切換手段が主制御手段と信号線の間の回線を
接続している状態で、送受信手段により信号線及び切換
手段を介して主制御手段にデータを送信するので、機器
の主制御手段は支障無くデータを取り込むことができ
る。この場合、センサは記憶手段に自らのIDコードを
保有しているので、信号線にセンサを接続することによ
り主制御手段はセンサを識別できるようになり、センサ
の配線は完了する。
側制御手段は、検出素子が検出したデータを記憶手段に
書き込み、切換手段が主制御手段と信号線の間の回線を
接続している状態で、送受信手段により信号線及び切換
手段を介して主制御手段にデータを送信するので、機器
の主制御手段は支障無くデータを取り込むことができ
る。この場合、センサは記憶手段に自らのIDコードを
保有しているので、信号線にセンサを接続することによ
り主制御手段はセンサを識別できるようになり、センサ
の配線は完了する。
【0009】また、請求項2の発明によれば、スイッチ
ング素子のスイッチング素子側制御手段は、切換手段が
主制御手段と信号線の間の回線を接続している状態で、
信号線及び切換手段を介して送受信手段により受信した
主制御手段からのデータに基づきスイッチング手段を制
御するので、機器の主制御手段は支障無く機器の制御を
実行することができる。この場合も、スイッチング素子
は記憶手段に自らのIDコードを保有しているので、信
号線にスイッチング素子を接続することにより主制御手
段はスイッチング素子を識別できるようになり、スイッ
チング素子の配線は完了する。
ング素子のスイッチング素子側制御手段は、切換手段が
主制御手段と信号線の間の回線を接続している状態で、
信号線及び切換手段を介して送受信手段により受信した
主制御手段からのデータに基づきスイッチング手段を制
御するので、機器の主制御手段は支障無く機器の制御を
実行することができる。この場合も、スイッチング素子
は記憶手段に自らのIDコードを保有しているので、信
号線にスイッチング素子を接続することにより主制御手
段はスイッチング素子を識別できるようになり、スイッ
チング素子の配線は完了する。
【0010】これらにより、本発明によれば所謂プラグ
インによってセンサやスイッチング素子を配線すること
が可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能と
なる。また、センサやスイッチング素子の数などに係わ
らず主制御手段には共通のソフトウエアを使用できる。
インによってセンサやスイッチング素子を配線すること
が可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能と
なる。また、センサやスイッチング素子の数などに係わ
らず主制御手段には共通のソフトウエアを使用できる。
【0011】更に、主制御手段は、外部制御装置から送
信されるプログラムデータを切換手段を介して取り込む
ので、切換手段に外部制御装置を接続し、この切換手段
が主制御手段と外部制御装置との間の回線を接続してい
る状態で、外部制御装置からプログラムデータを主制御
手段に書き込むことができる。
信されるプログラムデータを切換手段を介して取り込む
ので、切換手段に外部制御装置を接続し、この切換手段
が主制御手段と外部制御装置との間の回線を接続してい
る状態で、外部制御装置からプログラムデータを主制御
手段に書き込むことができる。
【0012】これにより、バグが発見された場合やバー
ジョンアップ時などの主制御手段のプログラムの書き換
えを、主制御手段がセンサやスイッチング素子と通信を
行うポートを利用して実行することができるようにな
り、プログラム書き換えのための専用のポートが不要と
なると共に、書き換え作業も簡素化される。
ジョンアップ時などの主制御手段のプログラムの書き換
えを、主制御手段がセンサやスイッチング素子と通信を
行うポートを利用して実行することができるようにな
り、プログラム書き換えのための専用のポートが不要と
なると共に、書き換え作業も簡素化される。
【0013】また、これにより複数の機種で共有の主制
御手段を利用し、プログラムのみを書き換えて使用する
ことができるようになり、総じて部品の共通化によるコ
ストの著しい削減を図ることが可能となるものである。
御手段を利用し、プログラムのみを書き換えて使用する
ことができるようになり、総じて部品の共通化によるコ
ストの著しい削減を図ることが可能となるものである。
【0014】請求項3の発明の制御装置は、上記におい
て切換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも
外部制御装置と主制御手段との間の回線を優先させると
共に、センサ或いはスイッチング素子は自己保持機能を
備えていることを特徴とする。
て切換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも
外部制御装置と主制御手段との間の回線を優先させると
共に、センサ或いはスイッチング素子は自己保持機能を
備えていることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、上記に加えて切
換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも外部
制御装置と主制御手段との間の回線を優先させるので、
外部制御装置を切換手段に接続することにより、主制御
手段へのプログラムデータの書き込みを円滑に行えるよ
うになる。また、その間もセンサやスイッチング素子は
自己保持機能によって現在の状態を保持するので、機器
の運転中に主制御手段のプログラムデータを書き換える
場合にも、支障は生じないものである。
換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも外部
制御装置と主制御手段との間の回線を優先させるので、
外部制御装置を切換手段に接続することにより、主制御
手段へのプログラムデータの書き込みを円滑に行えるよ
うになる。また、その間もセンサやスイッチング素子は
自己保持機能によって現在の状態を保持するので、機器
の運転中に主制御手段のプログラムデータを書き換える
場合にも、支障は生じないものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する機器の実施例
としての業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫
1の電気系の配線図を示している。図1において、冷蔵
庫1は前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成さ
れており、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されてい
る。この貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉
塞されている。
形態を詳述する。図1は本発明を適用する機器の実施例
としての業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫
1の電気系の配線図を示している。図1において、冷蔵
庫1は前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成さ
れており、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されてい
る。この貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉
塞されている。
【0017】また、貯蔵室3内には冷却装置の冷凍サイ
クルを構成する冷却器6とモータにて駆動される冷却フ
ァン7が設置されている。また、断熱箱体2の開口縁に
は結露防止用の防露ヒータ8が配設されると共に、扉4
の前面には主制御手段を構成するコントロールボックス
9の操作パネル11が取り付けられている。
クルを構成する冷却器6とモータにて駆動される冷却フ
ァン7が設置されている。また、断熱箱体2の開口縁に
は結露防止用の防露ヒータ8が配設されると共に、扉4
の前面には主制御手段を構成するコントロールボックス
9の操作パネル11が取り付けられている。
【0018】一方、断熱箱体2の下側には機械室12が
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。
【0019】前記コンプレッサ13が運転されると、コ
ンプレッサ13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器
14にて放熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧
された後、冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷
媒が蒸発することにより冷却作用を発揮し、その後低温
のガス冷媒はコンプレッサ13に再び帰還する。
ンプレッサ13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器
14にて放熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧
された後、冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷
媒が蒸発することにより冷却作用を発揮し、その後低温
のガス冷媒はコンプレッサ13に再び帰還する。
【0020】冷却ファン7が運転されると、冷却器6で
冷却された冷気は貯蔵室3内に循環され、これによっ
て、貯蔵室3内は冷却される。また、凝縮器用ファン1
6が運転されると、外気を凝縮器14、コンプレッサ1
3に通風するので、これらは空冷される。更に、防露ヒ
ータ8に通電されると断熱箱体2の開口縁が加熱され、
結露が防止されるものである。
冷却された冷気は貯蔵室3内に循環され、これによっ
て、貯蔵室3内は冷却される。また、凝縮器用ファン1
6が運転されると、外気を凝縮器14、コンプレッサ1
3に通風するので、これらは空冷される。更に、防露ヒ
ータ8に通電されると断熱箱体2の開口縁が加熱され、
結露が防止されるものである。
【0021】次に、図2において21は冷蔵庫1の本体
5内に配線されたAC電源線であり、22はデータの授受
を行うために本体5内に配線された信号線である。AC電
源線21と信号線22には前記コントロールボックス9
が接続されると共に、コンプレッサ13の駆動基板2
3、前記各ファン7、16の電源基板24及び前記防露
ヒータ8の電源基板26はAC電源線21に接続される。
尚、この場合コントロールボックス9と信号線22間に
は切換手段としての後述する切換器39が介設されてい
る。
5内に配線されたAC電源線であり、22はデータの授受
を行うために本体5内に配線された信号線である。AC電
源線21と信号線22には前記コントロールボックス9
が接続されると共に、コンプレッサ13の駆動基板2
3、前記各ファン7、16の電源基板24及び前記防露
ヒータ8の電源基板26はAC電源線21に接続される。
尚、この場合コントロールボックス9と信号線22間に
は切換手段としての後述する切換器39が介設されてい
る。
【0022】また、信号線22には貯蔵室3の温度を検
出するセンサとしてのチップ状の温度センサ27と、前
記駆動基板23、電源基板24、26にそれぞれ取り付
けられたチップ状のスイッチング素子28・・がそれぞ
れコネクタを介して接続される。尚、電源基板24には
スイッチング素子28を一つ示しているが、実際には各
ファン7、16に対してそれぞれ設けられる。
出するセンサとしてのチップ状の温度センサ27と、前
記駆動基板23、電源基板24、26にそれぞれ取り付
けられたチップ状のスイッチング素子28・・がそれぞ
れコネクタを介して接続される。尚、電源基板24には
スイッチング素子28を一つ示しているが、実際には各
ファン7、16に対してそれぞれ設けられる。
【0023】尚、実施例ではこれら駆動基板23、電源
基板24、26がコンプレッサ13、各ファン7、16
及び防露ヒータ8と別体で構成されたものを示している
が、これら駆動基板23、電源基板24、26を、それ
ぞれのスイッチング素子28と共に、コンプレッサ1
3、各ファン7、16及び防露ヒータ8にそれぞれ内蔵
させた構成としても良い。
基板24、26がコンプレッサ13、各ファン7、16
及び防露ヒータ8と別体で構成されたものを示している
が、これら駆動基板23、電源基板24、26を、それ
ぞれのスイッチング素子28と共に、コンプレッサ1
3、各ファン7、16及び防露ヒータ8にそれぞれ内蔵
させた構成としても良い。
【0024】係る構成によれば、コンプレッサ13やフ
ァン7、16或いは、防露ヒータ8に内蔵された各スイ
ッチング素子28と信号線22のコネクタに接続するだ
けで配線が完了するかたちとなるため、組立・配線作業
性が一段と向上する。
ァン7、16或いは、防露ヒータ8に内蔵された各スイ
ッチング素子28と信号線22のコネクタに接続するだ
けで配線が完了するかたちとなるため、組立・配線作業
性が一段と向上する。
【0025】次に、前記コントロールボックス9の構成
を図3に示す。コントロールボックス9には主制御手段
としてのコントローラ(基板)36が設けられている。
このコントローラ36は、CPU(マイクロコンピュー
タ)31、フラッシュメモリなどから構成される記憶手
段としてのメモリ32、I/Oインターフェース33及
び送受信手段としてのバスI/Oインターフェース34
などから構成されている。また、コントロールボックス
9にはLEDなどから構成された表示器37と、入力手
段としてのスイッチ38などが設けられており、前記表
示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース33
に接続されて前記操作パネル11に配設されている。
を図3に示す。コントロールボックス9には主制御手段
としてのコントローラ(基板)36が設けられている。
このコントローラ36は、CPU(マイクロコンピュー
タ)31、フラッシュメモリなどから構成される記憶手
段としてのメモリ32、I/Oインターフェース33及
び送受信手段としてのバスI/Oインターフェース34
などから構成されている。また、コントロールボックス
9にはLEDなどから構成された表示器37と、入力手
段としてのスイッチ38などが設けられており、前記表
示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース33
に接続されて前記操作パネル11に配設されている。
【0026】また、前記バスI/Oインターフェース3
4はコントローラ36のポート36Aを介して前記切換
器39に接続されており、切換器39は信号線22に接
続され、このポート36A、切換器39及び信号線22
を介して前記温度センサ27やスイッチング素子28・
・・とデータの授受を行う。また、この切換器39は通
信線42を介してラップトップパソコンP(外部制御装
置)に接続可能とされている。
4はコントローラ36のポート36Aを介して前記切換
器39に接続されており、切換器39は信号線22に接
続され、このポート36A、切換器39及び信号線22
を介して前記温度センサ27やスイッチング素子28・
・・とデータの授受を行う。また、この切換器39は通
信線42を介してラップトップパソコンP(外部制御装
置)に接続可能とされている。
【0027】この切換器39の内部構成のブロック図を
図7に示す。切換器39はIC1とIC2及びIC3の
三つのICから構成され、それぞれはデータラインで接
続されている。そして、IC1に前記パソコンPが接続
可能とされ、IC2に前記コントローラ36のポート3
6Aが、IC3に前記信号線22がそれぞれ接続された
かたちとされている。
図7に示す。切換器39はIC1とIC2及びIC3の
三つのICから構成され、それぞれはデータラインで接
続されている。そして、IC1に前記パソコンPが接続
可能とされ、IC2に前記コントローラ36のポート3
6Aが、IC3に前記信号線22がそれぞれ接続された
かたちとされている。
【0028】そして、パソコンPが接続されていない状
態では、コントローラ36(のバスI/Oインターフェ
ース34)と信号線22の間の回線を接続しているが、
パソコンPが接続され、パソコンPからデータ(接続指
示)が送られると、このコントローラ36と信号線22
間の回線を断ち、パソコンPとコントローラ36間の回
線を優先的に接続する。そして、パソコンPが外される
と(或いは、パソコンPとコントローラ36との間の通
信が終了すると)、再びコントローラ36と信号線22
間の回線を接続するものである。
態では、コントローラ36(のバスI/Oインターフェ
ース34)と信号線22の間の回線を接続しているが、
パソコンPが接続され、パソコンPからデータ(接続指
示)が送られると、このコントローラ36と信号線22
間の回線を断ち、パソコンPとコントローラ36間の回
線を優先的に接続する。そして、パソコンPが外される
と(或いは、パソコンPとコントローラ36との間の通
信が終了すると)、再びコントローラ36と信号線22
間の回線を接続するものである。
【0029】ここで、コントローラ36のメモリ32に
は前記温度センサ27やスイッチング素子28、パソコ
ンPなどとデータ通信を行うための所定の通信プロトコ
ルや温度センサ27やスイッチング素子28を識別する
ためのソフトウエア及び運転制御を行う上での制御プロ
グラムが設定されている。
は前記温度センサ27やスイッチング素子28、パソコ
ンPなどとデータ通信を行うための所定の通信プロトコ
ルや温度センサ27やスイッチング素子28を識別する
ためのソフトウエア及び運転制御を行う上での制御プロ
グラムが設定されている。
【0030】また、パソコンPにも前記温度センサ27
やスイッチング素子28、コントローラ36などとデー
タ通信を行うための後述する通信プロトコルや温度セン
サ27やスイッチング素子28を識別するためのソフト
ウエアが設定されているものとする。
やスイッチング素子28、コントローラ36などとデー
タ通信を行うための後述する通信プロトコルや温度セン
サ27やスイッチング素子28を識別するためのソフト
ウエアが設定されているものとする。
【0031】次ぎに、前記温度センサ27の構成を図4
に示す。温度センサ27は、センサ側制御手段としての
CPU43と、記憶手段としてのメモリ44と、送受信
手段としてのI/Oインターフェース46と、A/D変
換器47と、このA/D変換器47に接続された検出素
子としてのセンサ部48と、蓄電素子としてのコンデン
サ49と、整流素子としてのダイオード51などから構
成されている。
に示す。温度センサ27は、センサ側制御手段としての
CPU43と、記憶手段としてのメモリ44と、送受信
手段としてのI/Oインターフェース46と、A/D変
換器47と、このA/D変換器47に接続された検出素
子としてのセンサ部48と、蓄電素子としてのコンデン
サ49と、整流素子としてのダイオード51などから構
成されている。
【0032】この場合、コンデンサ49はダイオード5
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
【0033】そして、温度センサ27が信号線22に接
続されると、データを構成する高電位と低電位のパルス
信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電が
成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低電
位となっている間はコンデンサ49から放電され、各素
子の電源が賄われる構成とされている。
続されると、データを構成する高電位と低電位のパルス
信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電が
成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低電
位となっている間はコンデンサ49から放電され、各素
子の電源が賄われる構成とされている。
【0034】尚、温度センサ27にはVcc(DC+5
V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコンデ
ンサ49との接続点に接続されており、温度センサ27
は、このVcc電源端子45を電源線に接続すれば、各
素子は電源線からの給電によっても動作することができ
るように構成されている。即ち、その場合にはコンデン
サ49に充填すること無く、各素子は動作するようにな
るので、検査時などの温度センサ27を迅速に動作させ
たい場合に利便性が向上する。
V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコンデ
ンサ49との接続点に接続されており、温度センサ27
は、このVcc電源端子45を電源線に接続すれば、各
素子は電源線からの給電によっても動作することができ
るように構成されている。即ち、その場合にはコンデン
サ49に充填すること無く、各素子は動作するようにな
るので、検査時などの温度センサ27を迅速に動作させ
たい場合に利便性が向上する。
【0035】また、CPU43はセンサ部48が検出す
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22及び切換器39(切換器3
9がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続し
ている状態)を介してコントローラ36からポーリング
されると、メモリ44に書き込まれた温度データをI/
Oインターフェース46により信号線22及び切換器3
9を介してコントローラ36に送信する。
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22及び切換器39(切換器3
9がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続し
ている状態)を介してコントローラ36からポーリング
されると、メモリ44に書き込まれた温度データをI/
Oインターフェース46により信号線22及び切換器3
9を介してコントローラ36に送信する。
【0036】ここで、メモリ44には温度センサ27自
体のIDコードやセンサである旨の識別データ、警報温
度などの設定値データ及びコントローラ36との間のデ
ータ通信を行うための通信プロトコルなどが記憶されて
いる。また、温度センサ27において故障が生じている
場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、コ
ントローラ36に送信される。
体のIDコードやセンサである旨の識別データ、警報温
度などの設定値データ及びコントローラ36との間のデ
ータ通信を行うための通信プロトコルなどが記憶されて
いる。また、温度センサ27において故障が生じている
場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、コ
ントローラ36に送信される。
【0037】また、温度センサ27はコントローラ36
との間の通信が断たれた場合には、現在の状態を保持す
る自己保持機能を有しているものとする。
との間の通信が断たれた場合には、現在の状態を保持す
る自己保持機能を有しているものとする。
【0038】一方、前記スイッチング素子28の構成を
図5に示す。スイッチング素子28は、スイッチング素
子側制御手段としてのCPU58と、記憶手段としての
メモリ59と、送受信手段としてのI/Oインターフェ
ース61と、ドライバとしてのI/Oインターフェース
62と、このI/Oインターフェース62に接続された
スイッチング手段としてのトランジスタ63と、蓄電素
子としてのコンデンサ64と、整流素子としてのダイオ
ード66などから構成されている。
図5に示す。スイッチング素子28は、スイッチング素
子側制御手段としてのCPU58と、記憶手段としての
メモリ59と、送受信手段としてのI/Oインターフェ
ース61と、ドライバとしてのI/Oインターフェース
62と、このI/Oインターフェース62に接続された
スイッチング手段としてのトランジスタ63と、蓄電素
子としてのコンデンサ64と、整流素子としてのダイオ
ード66などから構成されている。
【0039】この場合、コンデンサ64はダイオード6
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
【0040】尚、スイッチング素子28にも図5に破線
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子55を設
け、このVcc電源端子55を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子55を設
け、このVcc電源端子55を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
【0041】また、CPU58はI/Oインターフェー
ス61により、信号線22及び切換器39(切換器39
がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続して
いる状態)を介してコントローラ36からON/OFF
データが送信されると、このON/OFFデータに基づ
き、I/Oインターフェース62によりトランジスタ6
3をON/OFFする。
ス61により、信号線22及び切換器39(切換器39
がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続して
いる状態)を介してコントローラ36からON/OFF
データが送信されると、このON/OFFデータに基づ
き、I/Oインターフェース62によりトランジスタ6
3をON/OFFする。
【0042】ここで、メモリ59にはスイッチング素子
28自体のIDコードやスイッチング素子である旨の識
別データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行
うための通信プロトコルなどが記憶されている。また、
スイッチング素子28において故障が生じている場合に
は当該データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ
36に送信される。
28自体のIDコードやスイッチング素子である旨の識
別データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行
うための通信プロトコルなどが記憶されている。また、
スイッチング素子28において故障が生じている場合に
は当該データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ
36に送信される。
【0043】また、スイッチング素子28もコントロー
ラ36との間の通信が断たれた場合には、現在の状態を
保持する自己保持機能を有しているものとする。
ラ36との間の通信が断たれた場合には、現在の状態を
保持する自己保持機能を有しているものとする。
【0044】係るスイッチング素子28は各駆動基板2
3、電源基板24、26上において図6の如く配線され
てスイッチングユニット68を構成する。即ち、69は
フォトダイオード69Aとフォトトライアック69Bか
ら成るフォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素
子としてのダイオード、73は蓄電素子としてのコンデ
ンサ74である。
3、電源基板24、26上において図6の如く配線され
てスイッチングユニット68を構成する。即ち、69は
フォトダイオード69Aとフォトトライアック69Bか
ら成るフォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素
子としてのダイオード、73は蓄電素子としてのコンデ
ンサ74である。
【0045】この場合、コンデンサ74はダイオード7
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図5にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図5)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、ファン
7、15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図5にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図5)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、ファン
7、15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
【0046】ダイオード72が信号線22に接続される
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
【0047】尚、同様にダイオード72とコンデンサ7
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
【0048】以上の構成で、動作を説明する。今、切換
器39はコントローラ36のバスI/Oインターフェー
ス34と信号線22の間の回線を接続している。冷蔵庫
1が組み立てられて各温度センサ27やスイッチング素
子28・・が信号線22に接続されたものとすると、コ
ントローラ36のCPU31は先ず信号線22への各素
子(温度センサ27、スイッチング素子28)の接続状
況をスキャンする。
器39はコントローラ36のバスI/Oインターフェー
ス34と信号線22の間の回線を接続している。冷蔵庫
1が組み立てられて各温度センサ27やスイッチング素
子28・・が信号線22に接続されたものとすると、コ
ントローラ36のCPU31は先ず信号線22への各素
子(温度センサ27、スイッチング素子28)の接続状
況をスキャンする。
【0049】このスキャン動作は図8に示す手順で温度
センサ27や各スイッチング素子28のIDコードを読
み出すことによって行われる。先ず、温度センサ27と
三つのスイッチング素子28・・のIDコードが以下に
示す如き64ビットのものであったとする。
センサ27や各スイッチング素子28のIDコードを読
み出すことによって行われる。先ず、温度センサ27と
三つのスイッチング素子28・・のIDコードが以下に
示す如き64ビットのものであったとする。
【0050】 ビット 012345678・・・・・・63 温度センサ27 001100000・・・・・・0 スイッチング素子28 101100000・・・・・・0 スイッチング素子28 110000000・・・・・・0 スイッチング素子28 001000000・・・・・・0
【0051】コントローラ36(CPU31)は最初に
通信コマンドを各温度センサ27やスイッチング素子2
8・・に送信し、各温度センサ27やスイッチング素子
28・・はOKコマンドを返信する。次に、コントロー
ラ36がID検索コマンドを送信すると、温度センサ2
7やスイッチング素子28・・のCPU43、58はメ
モリ44、59に記憶されている自らのIDコードか
ら、応答1として0ビット目を返信し、その補数を応答
2として以下の如く返信する。尚、実際には、0ビット
目が0の場合は信号線22の接続端子を「L」とし、1
の場合には端子を「H」とする。
通信コマンドを各温度センサ27やスイッチング素子2
8・・に送信し、各温度センサ27やスイッチング素子
28・・はOKコマンドを返信する。次に、コントロー
ラ36がID検索コマンドを送信すると、温度センサ2
7やスイッチング素子28・・のCPU43、58はメ
モリ44、59に記憶されている自らのIDコードか
ら、応答1として0ビット目を返信し、その補数を応答
2として以下の如く返信する。尚、実際には、0ビット
目が0の場合は信号線22の接続端子を「L」とし、1
の場合には端子を「H」とする。
【0052】 ビット0 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 0 1 論理積 0 0
【0053】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、各温度センサ27及びスイッチング素子28・・
の0ビット目に0と1が存在することを判定する。尚、
実際には信号線22に接続された各温度センサ27、ス
イッチング素子28・・の接続端子の中に「L」が一つ
でもあれば信号線22は「L」となり、全て「H」なら
「H」となる。コントローラ36はこの信号線22の電
位を判断するので、結果として論理積の情報をコントロ
ーラ36が検出することになる。
行い、各温度センサ27及びスイッチング素子28・・
の0ビット目に0と1が存在することを判定する。尚、
実際には信号線22に接続された各温度センサ27、ス
イッチング素子28・・の接続端子の中に「L」が一つ
でもあれば信号線22は「L」となり、全て「H」なら
「H」となる。コントローラ36はこの信号線22の電
位を判断するので、結果として論理積の情報をコントロ
ーラ36が検出することになる。
【0054】そこで、コントローラ36は1ビット目の
検索コマンド0、1を送信する。このとき、0を送信し
た場合には、0ビット目が0の温度センサ27或いはス
イッチング素子28・・のみ1ビット目を返信し、1を
送信したときには、0ビット目が1のもののみ1ビット
目を返信するように構成されている。
検索コマンド0、1を送信する。このとき、0を送信し
た場合には、0ビット目が0の温度センサ27或いはス
イッチング素子28・・のみ1ビット目を返信し、1を
送信したときには、0ビット目が1のもののみ1ビット
目を返信するように構成されている。
【0055】従って、1ビット目の検索時における0に
対する応答は以下の如く、温度センサ27と3番目のス
イッチング素子28から為される。
対する応答は以下の如く、温度センサ27と3番目のス
イッチング素子28から為される。
【0056】 ビット1 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 スイッチング素子28 スイッチング素子28 0 1 論理積 0 1
【0057】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の1ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00のIDコードのものがあることが
確定する。
行い、この場合の1ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00のIDコードのものがあることが
確定する。
【0058】また、1ビット目の検索時における1に対
する応答は以下の如く、1番目のスイッチング素子28
と2番目のスイッチング素子28から為される。
する応答は以下の如く、1番目のスイッチング素子28
と2番目のスイッチング素子28から為される。
【0059】 ビット1 応答1 応答2 温度センサ27 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 論理積 0 0
【0060】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の1ビット目に0と1が存在することを
判定する。そのため、この場合には10と11のIDコ
ードのものが存在することが分かる。
行い、この場合の1ビット目に0と1が存在することを
判定する。そのため、この場合には10と11のIDコ
ードのものが存在することが分かる。
【0061】次に、IDコード00の存在確定を受けて
コントローラ36は2ビット目の検索コマンド0を送信
する。2ビット目の検索時における0に対する応答は以
下の如く、温度センサ27と1番目、3番目のスイッチ
ング素子28から為される。
コントローラ36は2ビット目の検索コマンド0を送信
する。2ビット目の検索時における0に対する応答は以
下の如く、温度センサ27と1番目、3番目のスイッチ
ング素子28から為される。
【0062】 ビット2 応答1 応答2 温度センサ27 1 0 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 スイッチング素子28 1 0 論理積 1 0
【0063】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の2ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、001のIDコードのものがあること
が確定する。
行い、この場合の2ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、001のIDコードのものがあること
が確定する。
【0064】次に、IDコード001の存在確定を受け
てコントローラ36は3ビット目の検索コマンド1を送
信する。3ビット目の検索時における1に対する応答は
温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から為
される。
てコントローラ36は3ビット目の検索コマンド1を送
信する。3ビット目の検索時における1に対する応答は
温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から為
される。
【0065】 ビット3 応答1 応答2 温度センサ27 1 0 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 スイッチング素子28 論理積 1 0
【0066】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の3ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、0011のIDコードのものがあるこ
とが確定する。
行い、この場合の3ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、0011のIDコードのものがあるこ
とが確定する。
【0067】次に、IDコード0011の存在確定を受
けてコントローラ36は4ビット目の検索コマンド1を
送信する。4ビット目の検索時における1に対する応答
は温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から
為される。
けてコントローラ36は4ビット目の検索コマンド1を
送信する。4ビット目の検索時における1に対する応答
は温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から
為される。
【0068】 ビット4 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 スイッチング素子28 論理積 0 1
【0069】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の4ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00110のIDコードのものがある
ことが確定する。
行い、この場合の4ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00110のIDコードのものがある
ことが確定する。
【0070】次に、IDコード00110の存在確定を
受けてコントローラ36は5ビット目の検索コマンド0
を送信する。5ビット目の検索時における0に対する応
答は全てから為される。
受けてコントローラ36は5ビット目の検索コマンド0
を送信する。5ビット目の検索時における0に対する応
答は全てから為される。
【0071】 ビット5 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 0 1 論理積 0 1
【0072】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の5ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、001100のIDコードのものがあ
ることが確定する。以後は検索コマンド0のみを63ビ
ット目まで繰り返せば、001100・・・・0、即
ち、このIDコードの温度センサ27が接続されている
ことが確定する。
行い、この場合の5ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、001100のIDコードのものがあ
ることが確定する。以後は検索コマンド0のみを63ビ
ット目まで繰り返せば、001100・・・・0、即
ち、このIDコードの温度センサ27が接続されている
ことが確定する。
【0073】また、前記1ビット目の検索時における1
に対する応答で1ビット目には1と0が存在することか
ら、今度は2ビット目の検索で0と1を送信して同様に
絞り込んで行く。そして、最終的に0と1が存在するビ
ットを無くしていけば全てのスイッチング素子28・・
及び温度センサ27のIDコードが確定することにな
る。
に対する応答で1ビット目には1と0が存在することか
ら、今度は2ビット目の検索で0と1を送信して同様に
絞り込んで行く。そして、最終的に0と1が存在するビ
ットを無くしていけば全てのスイッチング素子28・・
及び温度センサ27のIDコードが確定することにな
る。
【0074】コントローラ36のCPU31はこのよう
にして収集したIDコードにより、温度センサ27とス
イッチング素子28・・の接続状況を識別し、メモリ3
2に保有すると共に、以後はこのIDコードを用いて各
素子に対してデータを送信することになる。
にして収集したIDコードにより、温度センサ27とス
イッチング素子28・・の接続状況を識別し、メモリ3
2に保有すると共に、以後はこのIDコードを用いて各
素子に対してデータを送信することになる。
【0075】次ぎに、コントローラ36のCPU31は
温度センサ27にポーリングを行う。このときの手順
(通信プロトコル)を図9を用いて説明する。コントロ
ーラ36は通信コマンドを送信し、温度センサ27から
はOKコマンドが返信される。コントローラ36は温度
センサ27の呼び出しコマンドと温度センサ27の上記
IDコード(001100・・・)を送信する。
温度センサ27にポーリングを行う。このときの手順
(通信プロトコル)を図9を用いて説明する。コントロ
ーラ36は通信コマンドを送信し、温度センサ27から
はOKコマンドが返信される。コントローラ36は温度
センサ27の呼び出しコマンドと温度センサ27の上記
IDコード(001100・・・)を送信する。
【0076】そして、温度計測開始コマンドを送信す
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如く温度データ計測し、メモリ44に格納す
る。次に、コントローラ36は再び通信開始コマンドを
送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返信され
る。コントローラ36は温度センサ27の呼び出しコマ
ンドと温度センサ27の上記IDコード(001100
・・・)を送信する。
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如く温度データ計測し、メモリ44に格納す
る。次に、コントローラ36は再び通信開始コマンドを
送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返信され
る。コントローラ36は温度センサ27の呼び出しコマ
ンドと温度センサ27の上記IDコード(001100
・・・)を送信する。
【0077】そして、メモリ呼び出しコマンドを送信す
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如くメモリ44に格納した温度データを返信
する。そして、最後にコントローラ36はリセットコマ
ンドを送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返
信される。
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如くメモリ44に格納した温度データを返信
する。そして、最後にコントローラ36はリセットコマ
ンドを送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返
信される。
【0078】コントローラ36のCPU31はこのよう
にして収集した温度データを一旦メモり32に書き込
み、当該温度データと設定温度とを比較してON/OF
Fデータを、駆動基板23のスイッチング素子28に前
述同様の手順でそのIDコードと共に信号線22に送信
する。
にして収集した温度データを一旦メモり32に書き込
み、当該温度データと設定温度とを比較してON/OF
Fデータを、駆動基板23のスイッチング素子28に前
述同様の手順でそのIDコードと共に信号線22に送信
する。
【0079】駆動基板23のスイッチング素子28のC
PU58は自らのIDコードのON/OFFデータを受
信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ63
をON/OFFする。このトランジスタ63のON/O
FFにより、フォトダイオード69AがON(発光)/
OFF(消灯)し、それによって、フォトトライアック
69BがON/OFFされ、これによって、コンプレッ
サ13が起動/停止される。
PU58は自らのIDコードのON/OFFデータを受
信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ63
をON/OFFする。このトランジスタ63のON/O
FFにより、フォトダイオード69AがON(発光)/
OFF(消灯)し、それによって、フォトトライアック
69BがON/OFFされ、これによって、コンプレッ
サ13が起動/停止される。
【0080】尚、各ファン7、15及び防露ヒータ8は
連続通電であるので、その旨のON/OFFデータが、
各電源基板24、26のスイッチング素子28のIDコ
ードに基づいて送信される。そして、各スイッチング素
子28は当該ON/OFFデータに基づいて各ファン
7、15若しくは防露ヒータ8を運転若しくは通電する
ものである。
連続通電であるので、その旨のON/OFFデータが、
各電源基板24、26のスイッチング素子28のIDコ
ードに基づいて送信される。そして、各スイッチング素
子28は当該ON/OFFデータに基づいて各ファン
7、15若しくは防露ヒータ8を運転若しくは通電する
ものである。
【0081】また、温度センサ27や各スイッチング素
子28・・に故障が発生していると、当該故障データは
各素子のCPUからコントローラ36に送信される。コ
ントローラ36のCPU31は係る故障データを受け取
ると、表示器37に当該温度センサ27或いはスイッチ
ング素子28・・に故障が生じている旨、表示する。
子28・・に故障が発生していると、当該故障データは
各素子のCPUからコントローラ36に送信される。コ
ントローラ36のCPU31は係る故障データを受け取
ると、表示器37に当該温度センサ27或いはスイッチ
ング素子28・・に故障が生じている旨、表示する。
【0082】次に、生産時にコントローラ36にプログ
ラムデータを書き込む作業について説明する。この場合
は、切換器39にパソコンPを通信線42を介して接続
する。パソコンPが接続され、パソコンPからデータ
(接続指示)が送られると、切換器39は前述の如くコ
ントローラ36と信号線22間の回線を断ち、パソコン
Pとコントローラ36間の回線を優先的に接続する。
ラムデータを書き込む作業について説明する。この場合
は、切換器39にパソコンPを通信線42を介して接続
する。パソコンPが接続され、パソコンPからデータ
(接続指示)が送られると、切換器39は前述の如くコ
ントローラ36と信号線22間の回線を断ち、パソコン
Pとコントローラ36間の回線を優先的に接続する。
【0083】この状態で、パソコンPからプログラムデ
ータをコントローラ36に送信する。コントローラ36
のCPU31は切換器39、ポート36A、バスI/O
インターフェース34を介してプログラムデータを受け
取ると、メモリ32に書き込む。
ータをコントローラ36に送信する。コントローラ36
のCPU31は切換器39、ポート36A、バスI/O
インターフェース34を介してプログラムデータを受け
取ると、メモリ32に書き込む。
【0084】また、その後にプログラムにバグが発見さ
れ、或いは、バージョンアップを行う場合にも同様にパ
ソコンPを切換器39に接続して行う。この場合は、C
PU31はメモリ32に既に書き込まれているプログラ
ムを、送信されたプログラムに全て書き換える。
れ、或いは、バージョンアップを行う場合にも同様にパ
ソコンPを切換器39に接続して行う。この場合は、C
PU31はメモリ32に既に書き込まれているプログラ
ムを、送信されたプログラムに全て書き換える。
【0085】更に、このとき切換器39が信号線22と
コントローラ36間の回線を切断しても、温度センサ2
7や各スイッチング素子28・・は前述の如く自己保持
機能を備えているので、運転中に係るパソコンPによる
プログラムの書き込み作業が行われても運転状態は維持
される。
コントローラ36間の回線を切断しても、温度センサ2
7や各スイッチング素子28・・は前述の如く自己保持
機能を備えているので、運転中に係るパソコンPによる
プログラムの書き込み作業が行われても運転状態は維持
される。
【0086】尚、実施例では温度センサを取り上げた
が、センサ部として湿度或いは圧力などを検出する素子
を用いることにより、湿度センサや圧力センサとしても
本発明は有効である。
が、センサ部として湿度或いは圧力などを検出する素子
を用いることにより、湿度センサや圧力センサとしても
本発明は有効である。
【0087】また、実施例では業務用冷蔵庫にて本発明
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、食器洗浄機、自動販売機、
空気調和機などの各種電気機器、或いは、自動車、家屋
におけるホームオートメーション・警備システムなどに
も本発明は有効である。
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、食器洗浄機、自動販売機、
空気調和機などの各種電気機器、或いは、自動車、家屋
におけるホームオートメーション・警備システムなどに
も本発明は有効である。
【0088】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、センサのセンサ側制御手段は、検出素子が検出した
データを記憶手段に書き込み、切換手段が主制御手段と
信号線の間の回線を接続している状態で、送受信手段に
より信号線及び切換手段を介して主制御手段にデータを
送信するので、機器の主制御手段は支障無くデータを取
り込むことができる。この場合、センサは記憶手段に自
らのIDコードを保有しているので、信号線にセンサを
接続することにより主制御手段はセンサを識別できるよ
うになり、センサの配線は完了する。
ば、センサのセンサ側制御手段は、検出素子が検出した
データを記憶手段に書き込み、切換手段が主制御手段と
信号線の間の回線を接続している状態で、送受信手段に
より信号線及び切換手段を介して主制御手段にデータを
送信するので、機器の主制御手段は支障無くデータを取
り込むことができる。この場合、センサは記憶手段に自
らのIDコードを保有しているので、信号線にセンサを
接続することにより主制御手段はセンサを識別できるよ
うになり、センサの配線は完了する。
【0089】また、請求項2の発明によれば、スイッチ
ング素子のスイッチング素子側制御手段は、切換手段が
主制御手段と信号線の間の回線を接続している状態で、
信号線及び切換手段を介して送受信手段により受信した
主制御手段からのデータに基づきスイッチング手段を制
御するので、機器の主制御手段は支障無く機器の制御を
実行することができる。この場合も、スイッチング素子
は記憶手段に自らのIDコードを保有しているので、信
号線にスイッチング素子を接続することにより主制御手
段はスイッチング素子を識別できるようになり、スイッ
チング素子の配線は完了する。
ング素子のスイッチング素子側制御手段は、切換手段が
主制御手段と信号線の間の回線を接続している状態で、
信号線及び切換手段を介して送受信手段により受信した
主制御手段からのデータに基づきスイッチング手段を制
御するので、機器の主制御手段は支障無く機器の制御を
実行することができる。この場合も、スイッチング素子
は記憶手段に自らのIDコードを保有しているので、信
号線にスイッチング素子を接続することにより主制御手
段はスイッチング素子を識別できるようになり、スイッ
チング素子の配線は完了する。
【0090】これらにより、本発明によれば所謂プラグ
インによってセンサやスイッチング素子を配線すること
が可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能と
なる。また、センサやスイッチング素子の数などに係わ
らず主制御手段には共通のソフトウエアを使用できる。
インによってセンサやスイッチング素子を配線すること
が可能となり、著しい配線の簡素化を図ることが可能と
なる。また、センサやスイッチング素子の数などに係わ
らず主制御手段には共通のソフトウエアを使用できる。
【0091】更に、主制御手段は、外部制御装置から送
信されるプログラムデータを切換手段を介して取り込む
ので、切換手段に外部制御装置を接続し、この切換手段
が主制御手段と外部制御装置との間の回線を接続してい
る状態で、外部制御装置からプログラムデータを主制御
手段に書き込むことができる。
信されるプログラムデータを切換手段を介して取り込む
ので、切換手段に外部制御装置を接続し、この切換手段
が主制御手段と外部制御装置との間の回線を接続してい
る状態で、外部制御装置からプログラムデータを主制御
手段に書き込むことができる。
【0092】これにより、バグが発見された場合やバー
ジョンアップ時などの主制御手段のプログラムの書き換
えを、主制御手段がセンサやスイッチング素子と通信を
行うポートを利用して実行することができるようにな
り、プログラム書き換えのための専用のポートが不要と
なると共に、書き換え作業も簡素化される。
ジョンアップ時などの主制御手段のプログラムの書き換
えを、主制御手段がセンサやスイッチング素子と通信を
行うポートを利用して実行することができるようにな
り、プログラム書き換えのための専用のポートが不要と
なると共に、書き換え作業も簡素化される。
【0093】また、これにより複数の機種で共有の主制
御手段を利用し、プログラムのみを書き換えて使用する
ことができるようになり、総じて部品の共通化によるコ
ストの著しい削減を図ることが可能となるものである。
御手段を利用し、プログラムのみを書き換えて使用する
ことができるようになり、総じて部品の共通化によるコ
ストの著しい削減を図ることが可能となるものである。
【0094】請求項3の発明によれば、上記に加えて切
換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも外部
制御装置と主制御手段との間の回線を優先させるので、
外部制御装置を切換手段に接続することにより、主制御
手段へのプログラムデータの書き込みを円滑に行えるよ
うになる。また、その間もセンサやスイッチング素子は
自己保持機能によって現在の状態を保持するので、機器
の運転中に主制御手段のプログラムデータを書き換える
場合にも、支承は生じないものである。
換手段は、主制御手段と信号線との間の回線よりも外部
制御装置と主制御手段との間の回線を優先させるので、
外部制御装置を切換手段に接続することにより、主制御
手段へのプログラムデータの書き込みを円滑に行えるよ
うになる。また、その間もセンサやスイッチング素子は
自己保持機能によって現在の状態を保持するので、機器
の運転中に主制御手段のプログラムデータを書き換える
場合にも、支承は生じないものである。
【図1】本発明の実施例の業務用冷蔵庫の概略断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の冷蔵庫の電気系の配線図である。
【図3】コントロールボックスの電気回路のブロック図
である。
である。
【図4】温度センサの電気回路のブロック図である。
【図5】スイッチング素子の電気回路のブロック図であ
る。
る。
【図6】スイッチング素子を用いたスイッチングユニッ
トの電気回路図である。
トの電気回路図である。
【図7】切換器の電気回路のブロック図である。
【図8】コントローラによる各温度センサやスイッチン
グ素子のIDコード読み出し手順を示す図である。
グ素子のIDコード読み出し手順を示す図である。
【図9】コントローラによる温度センサからの温度デー
タ収集手順を示す図である。
タ収集手順を示す図である。
1 冷蔵庫 6 冷却器 7 冷却ファン 8 防露ヒータ 9 コントロールボックス 13 コンプレッサ 14 凝縮器 16 凝縮器用ファン 22 信号線 27 温度センサ 28 スイッチング素子 31、43、58 CPU 32、44、59 メモリ 39 切換器 42 通信線 46、61 I/Oインターフェース 48 センサ部 49、64 コンデンサ 51、66 ダイオード 63 トランジスタ 69 フォトカプラ 69A フォトダイオード 69B フォトトライアック P パソコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 勝美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今村 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石倉 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 AA05 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA01 LA05 LA09 LA15 LA18 MA02 NA19 NA25 PA02 PA06 3L061 BA04 5H004 GA33 GA34 GA35 GA40 GB09 GB20 HA01 HB01 JB08 JB19 MA04 MA31 MA37 MA38 MA39 MA47 MA51 MA52 MA56 MA58 MA60 5H215 AA01 AA11 BB01 BB05 BB10 CC09 CX05 CX08 GG02 GG03 GG04 GG17 KK03 9A001 HH34
Claims (3)
- 【請求項1】 機器に配線された信号線と、前記機器に
設けられた主制御手段と、前記信号線に接続されるセン
サと、前記主制御手段と信号線間に介設された切換手段
とを備え、 この切換手段は、外部制御装置を接続可能とされ、前記
主制御手段と前記信号線との間の回線を接続するか、前
記主制御手段と前記外部制御装置との間の回線を接続す
るかを切り換え、 前記センサは、検出素子と、自らのIDコードを保有し
た記憶手段と、前記信号線及び切換手段を介して前記主
制御手段とデータの授受を行う送受信手段と、前記検出
素子が検出したデータを取り込んで前記記憶手段に書き
込み、前記送受信手段により前記記憶手段内のデータを
前記主制御手段に送信するセンサ側制御手段とを有する
と共に、 前記主制御手段は、前記外部制御装置から送信されるプ
ログラムデータを前記切換手段を介して取り込むことを
特徴とする機器の制御装置。 - 【請求項2】 機器に配線された信号線と、前記機器に
設けられた主制御手段と、前記信号線に接続され、機器
の運転を制御するスイッチング素子と、前記主制御手段
と信号線間に介設された切換手段とを備え、 この切換手段は、外部制御装置を接続可能とされ、前記
主制御手段と前記信号線との間の回線を接続するか、前
記主制御手段と前記外部制御装置との間の回線を接続す
るかを切り換え、 前記スイッチング素子は、スイッチング手段と、自らの
IDコードを保有した記憶手段と、前記信号線及び切換
手段を介して前記主制御手段とデータの授受を行う送受
信手段と、この送受信手段からのデータに基づき前記ス
イッチング手段を制御するスイッチング素子側制御手段
とを有すると共に、 前記主制御手段は、前記外部制御装置から送信されるプ
ログラムデータを前記切換手段を介して取り込むことを
特徴とする機器の制御装置。 - 【請求項3】 切換手段は、主制御手段と信号線との間
の回線よりも外部制御装置と前記主制御手段との間の回
線を優先させると共に、センサ或いはスイッチング素子
は自己保持機能を備えていることを特徴とする請求項1
又は請求項2の機器の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040224A JP2000241007A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 機器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11040224A JP2000241007A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 機器の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000241007A true JP2000241007A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12574801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11040224A Pending JP2000241007A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 機器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000241007A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005134093A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-05-26 | Sanden Corp | ショーケースの制御装置 |
JP2007303420A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Shimadzu Corp | ターボ分子ポンプおよびターボ分子ポンプシステム |
JP2018146178A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法、およびプログラム |
-
1999
- 1999-02-18 JP JP11040224A patent/JP2000241007A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005134093A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-05-26 | Sanden Corp | ショーケースの制御装置 |
JP2007303420A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Shimadzu Corp | ターボ分子ポンプおよびターボ分子ポンプシステム |
JP2018146178A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | シャープ株式会社 | 冷蔵庫、冷蔵庫の制御方法、およびプログラム |
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