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JP2000172321A - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

Info

Publication number
JP2000172321A
JP2000172321A JP34998098A JP34998098A JP2000172321A JP 2000172321 A JP2000172321 A JP 2000172321A JP 34998098 A JP34998098 A JP 34998098A JP 34998098 A JP34998098 A JP 34998098A JP 2000172321 A JP2000172321 A JP 2000172321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
temperature
data
signal line
switching element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34998098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ishii
裕 石井
Moichi Kawai
茂一 川合
Katsumi Maekawa
勝美 前川
Kazuya Imamura
和哉 今村
Tsutomu Ishikura
勉 石倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP34998098A priority Critical patent/JP2000172321A/ja
Publication of JP2000172321A publication Critical patent/JP2000172321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付部品の通電を制御するスイッチの破壊を
未然に防止することができ、且つ、配線作業も簡素化さ
れた機器の制御装置を提供する。 【解決手段】 スイッチング素子28は、スイッチを制
御するスイッチング手段と、信号線22を介してコント
ロールボックス9とデータの授受を行ってそのデータに
基づきスイッチング手段を制御する制御手段とを備え
る。温度センサ27Aは、スイッチの温度を検出する温
度検出素子と、信号線22を介してコントロールボック
ス9に温度検出素子が検出したデータを送信する制御手
段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば業務用・家
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫、空気
調和機、自動販売機などの機器の制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば業務用の冷蔵庫において
は、冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器
などを内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は別置き
とし、このコンプレッサから吐出された冷媒を凝縮器に
て凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に供給して
冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却された冷気を
庫内ファンにて庫内に循環して所定の低温度に冷却して
いる。
【0003】また、冷却運転によって冷却器に成長した
着霜はデフロスタ(霜取りヒータ)によって加熱融解す
ると共に、冷却作用で付着する結露は防露ヒータによっ
て加熱除去する。一方、コンプレッサや凝縮器周辺には
凝縮器用ファンが設置され、この凝縮器用ファンにて凝
縮器やコンプレッサを空冷する構成とされている。
【0004】このような種々の運転制御を行うために、
冷蔵庫にはマイクロコンピュータにて構成されたコント
ローラが搭載される。更に、庫内や冷却器、凝縮器の温
度を検出する各種センサが取り付けられると共に、コン
プレッサ、デフロスタや防露ヒータ、庫内ファンなどの
取付部品の運転を制御するスイッチも搭載され、前記各
センサからのデータを取り込んでコントローラが各スイ
ッチにより取付部品の運転を制御するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
コンプレッサなどの取付部品の運転を制御するスイッチ
は、トライアックなどの交流制御素子によって構成さ
れ、取付部品と電源ライン間に介設されるものである
が、これらは導通すると発熱を生じる。そして、この発
熱によってスイッチ自体の温度が異常に高くなると、ス
イッチの破壊を来す問題があった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、取付部品の通電を制御す
るスイッチの破壊を未然に防止することができ、且つ、
配線作業も簡素化された機器の制御装置を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、機
器に配線された信号線と、この信号線に接続された主制
御手段と、取付部品の電源ラインに介設されたスイッチ
と、信号線に接続され、スイッチを制御するためのスイ
ッチング素子と、スイッチに交熱的に取り付けられ、信
号線に接続された温度センサとを備え、スイッチング素
子は、スイッチを制御するスイッチング手段と、自らの
IDコードを保有した記憶手段と、信号線を介して主制
御手段とデータの授受を行う送受信手段と、この送受信
手段からのデータに基づきスイッチング手段を制御する
スイッチング素子側制御手段とを備えると共に、温度セ
ンサは、スイッチの温度を検出する温度検出素子と、自
らのIDコードを保有した記憶手段と、信号線を介して
主制御手段とデータの授受を行う送受信手段と、温度検
出素子が検出したデータを取り込んで記憶手段に書き込
み、送受信手段により記憶手段内のデータを主制御手段
に送信するセンサ側制御手段とを備えていることを特徴
とする。
【0008】本発明によれば、スイッチング素子側制御
手段は、信号線を介して送受信手段により受信した主制
御手段からのデータに基づき、スイッチング手段を制御
して取付部品の電源ラインに介設されたスイッチを制御
するので、主制御手段は支障無く取付部品の制御を実行
することができる。また、スイッチに交熱的に取り付け
られた温度センサのセンサ側制御手段は、温度検出素子
が検出したデータを記憶手段に書き込み、送受信手段に
より信号線を介して主制御手段にデータを送信するの
で、主制御手段は支障無くスイッチの温度に関するデー
タを取り込むことができる。
【0009】そして、例えば請求項2の如く温度センサ
から取り込んだデータに基づいて主制御手段が、スイッ
チの温度が所定の高温度に上昇したことを検知した場合
に、スイッチング素子によるスイッチの導通を間欠的と
することにより、スイッチの異常温度上昇による破壊を
未然に回避することができるようになる。
【0010】この場合、スイッチング素子の記憶手段に
は自らのIDコードを保有しているので、信号線にスイ
ッチング素子を接続するだけで主制御手段はスイッチン
グ素子を識別でき、スイッチング素子の配線は完了す
る。また、温度センサも記憶手段に自らのIDコードを
保有しているので、信号線に温度センサを接続するだけ
で主制御手段は温度センサを識別でき、温度センサの配
線もこれによって完了する。
【0011】これらにより、所謂プラグインによってス
イッチング素子や温度センサを配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、スイッチング素子の数などに係わらず主制御手段側
には共通のソフトウエアを使用できるので、主制御手段
側の部品の共通化によるコストの著しい削減を図ること
も可能となるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用した実施例として
の業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫1の電
気系の配線図を示している。図1において、冷蔵庫1は
前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成されてお
り、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されている。こ
の貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉塞され
ている。
【0013】また、貯蔵室3内には冷却装置の冷凍サイ
クルを構成する冷却器6とモータにて駆動される庫内フ
ァン7が設置されると共に、貯蔵室3内の温度を検出す
る温度センサ27も取り付けられている。また、断熱箱
体2の開口縁には結露防止用の防露ヒータ8が配設され
ると共に、扉4の前面には外部のコントローラとしての
コントロールボックス9の操作パネル11が取り付けら
れている。
【0014】一方、断熱箱体2の下側には機械室12が
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。コンプレッサ13が運転されると、コンプレッサ
13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器14にて放
熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧された後、
冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷媒が蒸発す
ることにより冷却作用を発揮し、その後低温のガス冷媒
はコンプレッサ13に再び帰還する。
【0015】庫内ファン7が運転されると、冷却器6で
冷却された冷気は貯蔵室3内に循環され、これによっ
て、貯蔵室3内は冷却される。また、凝縮器用ファン1
6が運転されると、外気を凝縮器14、コンプレッサ1
3に通風するので、これらは空冷される。更に、防露ヒ
ータ8に通電されると断熱箱体2の開口縁が加熱され、
結露が防止されるものである。
【0016】次に、図2において21は冷蔵庫1の本体
5内に配線されたAC電源線(電源ライン)であり、22
はデータの授受を行うための信号線である。AC電源線2
1と信号線22には前記コントロールボックス9が接続
されると共に、AC電源線21はコンプレッサ13、前記
各ファン7、16及び防露ヒータ8の駆動基板26に接
続されると共に、信号線22には前記コントロールボッ
クス9と駆動基板26が接続される。
【0017】また、信号線22には貯蔵室3内の温度を
検出するチップ状の温度センサ27と、前記駆動基板2
6に取り付けられたチップ状のスイッチング素子28・
・・がそれぞれコネクタを介して接続される。尚、スイ
ッチング素子28は前記コンプレッサ13、ファン7、
16及び防露ヒータ8に対してそれぞれ設けられる。
【0018】更に、信号線22には後述する各フォトカ
プラ69の温度をそれぞれ検出するよう駆動基板26に
設けられるチップ状の温度センサ27A・・・も後に詳
述する如く接続されている。
【0019】前記コントロールボックス9の構成を図3
に示す。コントロールボックス9にはコントローラ(基
板)36が設けられている。このコントローラ36は、
CPU(マイクロコンピュータ)31、記憶手段として
のメモリ32、I/Oインターフェース33及び送受信
手段としてのバスI/Oインターフェース34などから
構成されている。
【0020】また、コントロールボックス9にはLED
などから構成された表示器37と、入力手段としてのス
イッチ38と、切換器39など設けられており、前記表
示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース33
に接続されて前記操作パネル11に配設されている。
【0021】また、前記バスI/Oインターフェース3
4は前記切換器39を介して信号線22に接続され、信
号線22を介して前記温度センサ27、27A・・やス
イッチング素子28・・・とデータの授受を行う。
【0022】切換器39は電話回線などの通信線42を
介して外部のパソコンPなどに接続されており、コント
ローラ36若しくはパソコンPからの指示により、信号
線22に接続される信号系をバスI/Oインターフェー
ス34か通信線42に切り換え、また、バスI/Oイン
ターフェース34と通信線42との接続を制御するもの
である。
【0023】尚、コントローラ36には前記各温度セン
サ27、27A・・や各スイッチング素子28・・、パ
ソコンPなどとデータ通信を行うための所定の通信プロ
トコルや温度センサ27、27A・・やスイッチング素
子28・・を識別するためのソフトウエアが設定されて
いるものとする。
【0024】次ぎに、前記温度センサ27、27Aの構
成を図4に示す。尚、温度センサ27と温度センサ27
Aは同一の構成であるので、ここでは温度センサ27A
について述べる。温度センサ27Aは、センサ側制御手
段としてのCPU43と、記憶手段としてのメモリ44
と、送受信手段としてのI/Oインターフェース46
と、A/D変換器47と、このA/D変換器47に接続
された温度検出素子としてのセンサ部48と、蓄電素子
としてのコンデンサ49と、整流素子としてのダイオー
ド51などから構成されている。
【0025】この場合、コンデンサ49はダイオード5
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
【0026】そして、温度センサ27Aが信号線22に
接続されると、データを構成する高電位と低電位のパル
ス信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電
が成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低
電位となっている間はコンデンサ49から放電され、各
素子の電源が賄われる構成とされている。
【0027】尚、温度センサ27AにはVcc(DC+
5V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコン
デンサ49との接続点に接続されており、温度センサ2
7Aは、このVcc電源端子45を電源線に接続すれ
ば、各素子は電源線からの給電によっても動作すること
ができるように構成されている。即ち、その場合にはコ
ンデンサ49に充填すること無く、各素子は動作するよ
うになるので、検査時などの温度センサ27Aを迅速に
動作させたい場合に利便性が向上する。
【0028】また、CPU43はセンサ部48が検出す
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22を介してコントローラ36
からポーリングされると、メモリ44に書き込まれた温
度データをI/Oインターフェース46により信号線2
2を介してコントローラ36に送信する。
【0029】ここで、メモリ44には温度センサ27A
自体のIDコードやセンサである旨の識別データ、警報
温度などの設定値データ及びコントローラ36との間の
データ通信を行うためのプロトコルなどが記憶されてい
る。また、温度センサ27Aにおいて故障が生じている
場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、コ
ントローラ36に送信される。
【0030】一方、前記スイッチング素子28の構成を
図5に示す。スイッチング素子28は、スイッチング素
子側制御手段としてのCPU58と、記憶手段としての
メモリ59と、送受信手段としてのI/Oインターフェ
ース61と、ドライバとしてのI/Oインターフェース
62と、このI/Oインターフェース62に接続された
スイッチング手段としてのトランジスタ63と、蓄電素
子としてのコンデンサ64と、整流素子としてのダイオ
ード66などから構成されている。
【0031】この場合、コンデンサ64はダイオード6
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
【0032】尚、スイッチング素子28にも図5に破線
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子65を設
け、このVcc電源端子65を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
【0033】また、CPU58はI/Oインターフェー
ス61により、信号線22を介してコントローラ36か
らON/OFFデータが送信されると、このON/OF
Fデータに基づき、I/Oインターフェース62により
トランジスタ63をON/OFFする。
【0034】ここで、メモリ59にはスイッチング素子
28自体のIDコードやスイッチング素子でる旨の識別
データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行う
ためのプロトコルなどが記憶されている。また、スイッ
チング素子28において故障が生じている場合には当該
データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ36に
送信される。
【0035】係るスイッチング素子28は駆動基板26
上において図6の如く配線されてスイッチングユニット
68を構成する。即ち、69はフォトダイオード69A
とスイッチとしてのフォトトライアック69Bから成る
フォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素子とし
てのダイオード、74は蓄電素子としてのコンデンサで
ある。
【0036】この場合、コンデンサ74はダイオード7
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図5にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図5)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、ファン
7、15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
【0037】ダイオード72が信号線22に接続される
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
【0038】尚、同様にダイオード72とコンデンサ7
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
【0039】また、前記温度センサ27Aは図7に示す
如く駆動基板26上の各フォトカプラ69にそれぞれ交
熱的に取り付けられ、各スイッチングユニット68のフ
ォトカプラ69の温度をセンサ部48にて検出する。そ
して、温度センサ27Aは駆動基板26上にて図6に示
す如くスイッチング素子28の端子S1と同一箇所及び
GNDに接続されるので、これによって、温度センサ2
7Aの配線も完了することになる。
【0040】以上の構成で、動作を説明する。尚、この
場合、切換器39はバスI/Oインターフェース34を
信号線22に接続しているものとする。先ず、冷蔵庫1
の組立完了時の動作を説明する。各温度センサ27、2
7A・・やスイッチング素子28・・が信号線22に接
続されたものとすると、コントローラ36のCPU31
は先ず信号線22への各素子(温度センサ27、27
A、スイッチング素子28)の接続状況をスキャンす
る。
【0041】温度センサ27やスイッチング素子28の
CPU43、58はコントローラ36からのポーリング
に対してメモリ44、59に記憶されている自らのID
コードを返信する。コントローラ36のCPU31は返
信されたIDコードにより、温度センサ27、27A・
・とスイッチング素子28・・の接続状況を識別し、メ
モリ32に保有すると共に、以後はこのIDコードを用
いて各素子に対してデータを送信することになる。
【0042】次ぎに、実際の制御動作を説明する。コン
トローラ36のCPU31は温度センサ27に所定の周
期でポーリングを行う。このポーリングは前述のIDコ
ードに基づいて行われる。温度センサ27のCPU43
はこのポーリングに応えて前述の如く貯蔵室3内の温度
に関するデータ(温度データ)をコントローラ36に送
信する。コントローラ36のCPU31は受け取った温
度データを一旦メモり32に書き込み、当該温度データ
と設定温度とを比較してON/OFFデータを、コンプ
レッサ13に対応するスイッチング素子28のIDコー
ドと共に信号線22に送信する。
【0043】コンプレッサ13のスイッチング素子28
のCPU58は自らのIDコードのON/OFFデータ
を受信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ
63をON/OFFする。このトランジスタ63のON
/OFFにより、フォトダイオード69AがON(発
光)/OFF(消灯)し、それによって、フォトトライ
アック69BがON(導通)/OFF(不導通)され、
これによって、コンプレッサ13が起動/停止される。
【0044】尚、各ファン7、16及び防露ヒータ8は
連続通電であるので、その旨のON/OFFデータが、
それらに対応するスイッチング素子28・・・のIDコ
ードに基づいて送信される。そして、各スイッチング素
子28は当該ON/OFFデータに基づいて各ファン
7、16若しくは防露ヒータ8を運転若しくは通電する
ものである。
【0045】また、コントローラ36のCPU31は各
温度センサ27A・・・にも所定の周期でポーリングを
行う。このポーリングは同様に前述のIDコードに基づ
いて行われる。温度センサ27A・・のCPU43はこ
のポーリングに応えてフォトか69の温度に関するデー
タ(温度データ)をコントローラ36に送信する。コン
トローラ36のCPU31は受け取った温度データを一
旦メモり32に書き込み、当該温度データと所定の上限
温度を比較する。
【0046】ここで、例えば防露ヒータ8に通電するた
めのフォトカプラ69のフォトトライアック69Bは常
時ON(導通)しているが、係る導通によってフォトト
ライアック69Bは発熱し、これが異常高温度に達する
とやがてはフォトカプラ69の破壊を来すことになる。
【0047】一方、前述の如くコントローラ36のCP
U31は温度センサ27Aから受け取った温度データと
所定の上限温度とを比較しており、上述の如きフォトト
ライアック69Bの発熱によってフォトカプラ69の温
度が上昇して前記上限温度に達すると、コントローラ3
6はフォトカプラ69のフォトトライアック69AをO
Nさせるに当たって間欠的にON(導通)させるように
スイッチング素子28にデータを送信する。
【0048】スイッチング素子28のCPU58はこれ
に応えてトランジスタ63を間欠的にONさせ、フォト
ダイオード69Aを間欠的に発光させる。これによっ
て、フォトカプラ69のフォトトライアック69Bは間
欠的に導通するようになり、発熱は減少して破壊は免れ
ることになる。尚、係る制御は他のフォトカプラ69・
・に対しても同様に実行される。
【0049】また、温度センサ27、27A・・や各ス
イッチング素子28・・に故障が発生していると、当該
故障データは各素子のCPUからコントローラ36に送
信される。コントローラ36のCPU31は係る故障デ
ータを受け取ると、表示器37に当該温度センサ27、
27A・・或いはスイッチング素子28・・に故障が生
じている旨、表示する。更に、切換器39によりバスI
/Oインターフェース34を通信線42に接続してパソ
コンPにその旨警報する。
【0050】更に、コントローラ36のCPU31が故
障した場合、自動的に或いはパソコンPからの指示によ
って切換器39により信号線22を通信線42に接続す
る。これにより、各温度センサ27、27A・・とスイ
ッチング素子28・・とのデータの授受・制御は、以後
パソコンPに取って変わり、パソコンPからの制御によ
って各機器が制御されるようになる。
【0051】尚、パソコンPには複数台の冷蔵庫1・・
が通信線42を介して接続されており、前述の如き故障
により、或いは、パソコンPからの指示で制御をパソコ
ンPが取って変わった場合には、各冷蔵庫1・・の運転
をパソコンPにて集中制御することができる。即ち、そ
の場合には例えば各冷蔵庫1・・のコンプレッサ13の
起動タイミングをずらして消費電力の平準化を行うなど
の制御も可能となる。
【0052】また、実施例では業務用冷蔵庫にて本発明
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、空気調和機、自動販売機な
どの各種電気機器、或いは、自動車、家屋におけるホー
ムオートメーション・警備システムなどにも本発明は有
効である。
【0053】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、スイ
ッチング素子側制御手段は、信号線を介して送受信手段
により受信した主制御手段からのデータに基づき、スイ
ッチング手段を制御して取付部品の電源ラインに介設さ
れたスイッチを制御するので、主制御手段は支障無く取
付部品の制御を実行することができる。また、スイッチ
に交熱的に取り付けられた温度センサのセンサ側制御手
段は、温度検出素子が検出したデータを記憶手段に書き
込み、送受信手段により信号線を介して主制御手段にデ
ータを送信するので、主制御手段は支障無くスイッチの
温度に関するデータを取り込むことができる。
【0054】そして、例えば請求項2の如く温度センサ
から取り込んだデータに基づいて主制御手段が、スイッ
チの温度が所定の高温度に上昇したことを検知した場合
に、スイッチング素子によるスイッチの導通を間欠的と
することにより、スイッチの異常温度上昇による破壊を
未然に回避することができるようになる。
【0055】この場合、スイッチング素子の記憶手段に
は自らのIDコードを保有しているので、信号線にスイ
ッチング素子を接続するだけで主制御手段はスイッチン
グ素子を識別でき、スイッチング素子の配線は完了す
る。また、温度センサも記憶手段に自らのIDコードを
保有しているので、信号線に温度センサを接続するだけ
で主制御手段は温度センサを識別でき、温度センサの配
線もこれによって完了する。
【0056】これらにより、所謂プラグインによってス
イッチング素子や温度センサを配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、スイッチング素子の数などに係わらず主制御手段側
には共通のソフトウエアを使用できるので、主制御手段
側の部品の共通化によるコストの著しい削減を図ること
も可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したの実施例の業務用冷蔵庫の概
略断面図である。
【図2】図1の冷蔵庫の電気系の配線図である。
【図3】コントロールボックスの電気回路のブロック図
である。
【図4】温度センサの電気回路のブロック図である。
【図5】スイッチング素子の電気回路のブロック図であ
る。
【図6】スイッチング素子を用いたスイッチングユニッ
トの電気回路図である。
【図7】駆動基板上のフォトカプラと温度センサの斜視
図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 6 冷却器 7 庫内ファン 8 防露ヒータ 9 コントロールボックス 13 コンプレッサ 14 凝縮器 16 凝縮器用ファン 22 信号線 27、27A 温度センサ 28 スイッチング素子 31、43、58 CPU 32、44、59 メモリ 46、61 I/Oインターフェース 48 センサ部 49、64、74 コンデンサ 51、66、72 ダイオード 63 トランジスタ 68 スイッチングユニット 69 フォトカプラ 69A フォトダイオード 69B フォトトライアック
フロントページの続き (72)発明者 前川 勝美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今村 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石倉 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA11 BB08 CC08 DD03 EE05 EE24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器に配線された信号線と、この信号線
    に接続された主制御手段と、取付部品の電源ラインに介
    設されたスイッチと、前記信号線に接続され、前記スイ
    ッチを制御するためのスイッチング素子と、前記スイッ
    チに交熱的に取り付けられ、前記信号線に接続された温
    度センサとを備え、 前記スイッチング素子は、前記スイッチを制御するスイ
    ッチング手段と、自らのIDコードを保有した記憶手段
    と、前記信号線を介して前記主制御手段とデータの授受
    を行う送受信手段と、この送受信手段からのデータに基
    づき前記スイッチング手段を制御するスイッチング素子
    側制御手段とを備えると共に、 前記温度センサは、前記スイッチの温度を検出する温度
    検出素子と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、
    前記信号線を介して前記主制御手段とデータの授受を行
    う送受信手段と、前記温度検出素子が検出したデータを
    取り込んで前記記憶手段に書き込み、前記送受信手段に
    より前記記憶手段内のデータを前記主制御手段に送信す
    るセンサ側制御手段とを備えていることを特徴とする機
    器の制御装置。
  2. 【請求項2】 主制御手段は、温度センサから取り込ん
    だデータに基づき、スイッチの温度が所定の高温度に上
    昇したことを検知した場合、スイッチング素子による前
    記スイッチの導通を間欠的とすることを特徴とする請求
    項1の機器の制御装置。
JP34998098A 1998-12-09 1998-12-09 機器の制御装置 Pending JP2000172321A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015009252A1 (en) * 2013-07-15 2015-01-22 Kinayman Ahmet Muhtar Electronic hygiene system for the coolers

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