JP2000118623A - 荷移載装置及びスタッカクレーン - Google Patents
荷移載装置及びスタッカクレーンInfo
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- JP2000118623A JP2000118623A JP10284020A JP28402098A JP2000118623A JP 2000118623 A JP2000118623 A JP 2000118623A JP 10284020 A JP10284020 A JP 10284020A JP 28402098 A JP28402098 A JP 28402098A JP 2000118623 A JP2000118623 A JP 2000118623A
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Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】動作不良を確実に防止することが可能な荷移載
装置を提供すること。 【解決手段】ベース部19の支持部材20に各ロアフォ
ーク24,25を接近離間する方向に移動可能に支持す
る支持手段が設けられている。この支持手段は、一対の
支持レール61,62と、各支持レール61,62の溝
部61e,62eに係合されるローラ27a,27bと
から構成されている。そして、一方の支持レール61の
溝部61eには、当接部63によりローラ27aの移動
がその軸線方向に規制されている。又、他方の支持レー
ル62の溝部62eには、ローラ27bの移動がその軸
線方向へ許容されている。この構成にすれば、支持レー
ル61,62にローラ27a,27bを組み付ける際
に、両ローラ27a,27bの間隔L1と、両支持レー
ル61,62の間隔L2とに加工上の寸法誤差があって
も、その誤差を吸収することができる。
装置を提供すること。 【解決手段】ベース部19の支持部材20に各ロアフォ
ーク24,25を接近離間する方向に移動可能に支持す
る支持手段が設けられている。この支持手段は、一対の
支持レール61,62と、各支持レール61,62の溝
部61e,62eに係合されるローラ27a,27bと
から構成されている。そして、一方の支持レール61の
溝部61eには、当接部63によりローラ27aの移動
がその軸線方向に規制されている。又、他方の支持レー
ル62の溝部62eには、ローラ27bの移動がその軸
線方向へ許容されている。この構成にすれば、支持レー
ル61,62にローラ27a,27bを組み付ける際
に、両ローラ27a,27bの間隔L1と、両支持レー
ル61,62の間隔L2とに加工上の寸法誤差があって
も、その誤差を吸収することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スタッカクレー
ンや無人搬送車等に搭載して使用される荷移載装置及び
スタッカクレーンに関するものである。
ンや無人搬送車等に搭載して使用される荷移載装置及び
スタッカクレーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の荷移載装置は、その
ベース部がスタッカクレーン等のキャリッジ上に設けら
れている。図14に示すように、荷移載装置のベース部
101は荷の移載方向と直交する状態で配設された一対
の支持部材102を備えている。各支持部材102の一
側には支持レール103が各支持部材102に沿って
(図14の紙面に直交する方向)延びるように固定され
ている。両支持レール103は、その溝部103aが外
側に位置する状態で支持部材102に固定されている。
支持レール103における溝部103aのコーナ部に
は、斜状をなす当接面104が形成されている。
ベース部がスタッカクレーン等のキャリッジ上に設けら
れている。図14に示すように、荷移載装置のベース部
101は荷の移載方向と直交する状態で配設された一対
の支持部材102を備えている。各支持部材102の一
側には支持レール103が各支持部材102に沿って
(図14の紙面に直交する方向)延びるように固定され
ている。両支持レール103は、その溝部103aが外
側に位置する状態で支持部材102に固定されている。
支持レール103における溝部103aのコーナ部に
は、斜状をなす当接面104が形成されている。
【0003】前記ベース部101上には、支持部材10
2の長手方向に所定の間隔をおいて配設された一対のガ
イド部材106が設けられている。各ガイド部材106
にはその延設方向に沿って移動可能な出退移動部材10
7がそれぞれ設けられ、各出退移動部材107は待機位
置と進出位置との間で往復移動するようになっている。
出退移動部材107の移載方向の両端部には、荷の移載
方向後端部において係合可能な作用位置と係合不能な退
避位置とに回動配置されるレバー108が設けられてい
る。
2の長手方向に所定の間隔をおいて配設された一対のガ
イド部材106が設けられている。各ガイド部材106
にはその延設方向に沿って移動可能な出退移動部材10
7がそれぞれ設けられ、各出退移動部材107は待機位
置と進出位置との間で往復移動するようになっている。
出退移動部材107の移載方向の両端部には、荷の移載
方向後端部において係合可能な作用位置と係合不能な退
避位置とに回動配置されるレバー108が設けられてい
る。
【0004】前記両ガイド部材106の両端には、支持
レール103の溝部103aと係合するローラ109が
ブラケット110を介して支持されている。このローラ
109が支持レール103に沿って移動することによ
り、両ガイド部材106が接近離間するようになってい
る。又、各ローラ109の上下両端部は支持レール10
3の当接面104に当接されている。この当接により、
各ローラ109はガイド部材106が接近離間する方向
と直交する方向に位置決めされている。
レール103の溝部103aと係合するローラ109が
ブラケット110を介して支持されている。このローラ
109が支持レール103に沿って移動することによ
り、両ガイド部材106が接近離間するようになってい
る。又、各ローラ109の上下両端部は支持レール10
3の当接面104に当接されている。この当接により、
各ローラ109はガイド部材106が接近離間する方向
と直交する方向に位置決めされている。
【0005】そして、枠組棚に収納された荷を荷移載装
置に取り入れる場合には、出退移動部材107が進出位
置に到達した後、各ガイド部材106に沿って各ローラ
109が回転されながら、ガイド部材106が互いに近
づく方向に水平移動される。そして、出退移動部材10
7により荷は出退移動部材107間に挟まれた状態とな
る。次にレバー108が作用位置に回動配置される。こ
れにより、出退移動部材107の移動途中でレバー10
7が荷の移載方向後端と係合し、出退移動部材107の
移動に伴って枠組棚から荷がベース部101に向かって
移動される。
置に取り入れる場合には、出退移動部材107が進出位
置に到達した後、各ガイド部材106に沿って各ローラ
109が回転されながら、ガイド部材106が互いに近
づく方向に水平移動される。そして、出退移動部材10
7により荷は出退移動部材107間に挟まれた状態とな
る。次にレバー108が作用位置に回動配置される。こ
れにより、出退移動部材107の移動途中でレバー10
7が荷の移載方向後端と係合し、出退移動部材107の
移動に伴って枠組棚から荷がベース部101に向かって
移動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の荷移
載装置においては、両ローラ109が両支持レール10
3により位置決めされている。そのため、両ローラ10
9の間隔L1と、両支持レール103の間隔L2とに加
工上の寸法誤差があると、その誤差を吸収することがで
きない。又、誤差を吸収できたとしてもその許容範囲は
非常に小さいので、各支持レール103に対する各ロー
ラ109の組み付け位置がずれてしまう。このような組
み付けでは、支持レール103に沿ってローラ109が
スムーズに回転しなくなり、出退移動部材107間に荷
を挟み込めない等の動作不良に繋がるという問題があっ
た。
載装置においては、両ローラ109が両支持レール10
3により位置決めされている。そのため、両ローラ10
9の間隔L1と、両支持レール103の間隔L2とに加
工上の寸法誤差があると、その誤差を吸収することがで
きない。又、誤差を吸収できたとしてもその許容範囲は
非常に小さいので、各支持レール103に対する各ロー
ラ109の組み付け位置がずれてしまう。このような組
み付けでは、支持レール103に沿ってローラ109が
スムーズに回転しなくなり、出退移動部材107間に荷
を挟み込めない等の動作不良に繋がるという問題があっ
た。
【0007】又、このような動作不良を回避するため
に、寸法誤差がある場合には、両ローラ109の間隔L
1、又は両支持レール103の間隔L2を調整すればよ
い。しかしながら、この調整作業に時間がかかり、製造
効率の低下を招くという問題があった。
に、寸法誤差がある場合には、両ローラ109の間隔L
1、又は両支持レール103の間隔L2を調整すればよ
い。しかしながら、この調整作業に時間がかかり、製造
効率の低下を招くという問題があった。
【0008】この発明は、前記問題点を解決するために
なされたものであり、第1の目的は、動作不良を確実に
防止することが可能な荷移載装置を提供することにあ
る。又、第2の目的は、その荷移載装置を備えたスタッ
カクレーンを提供することにある。
なされたものであり、第1の目的は、動作不良を確実に
防止することが可能な荷移載装置を提供することにあ
る。又、第2の目的は、その荷移載装置を備えたスタッ
カクレーンを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、荷が載置されるベース部と、前記ベース部上に所定
の間隔をおいて設けられ該ベース部に対する荷の移載方
向に沿って延設された一対のガイド部材と、前記ベース
部に各ガイド部材を接近離間する方向に移動可能に支持
する支持手段と、前記ガイド部材を移動させる駆動手段
と、前記各ガイド部材に沿って移動可能な出退移動部材
と、前記出退移動部材を待機位置と進出位置との間で往
復移動させる出退駆動手段と、前記出退移動部材の前記
移載方向の両端部に設けられ前記出退移動部材の移動時
に前記ベース部上の荷に対してその移載方向後端部にお
いて係合可能な作用位置と係合不能な退避位置とに回動
配置されるレバーとを備えた荷移載装置において、前記
支持手段は、ガイド部材が接近離間する方向に沿って延
びる一対の支持レールと、各支持レールの溝部に係合さ
れ支持レールに沿って移動可能なローラとを備え、前記
両支持レールのうち一方の支持レールに、前記ガイド部
材が接近離間する方向と同一平面上において直交する方
向へのローラの移動を位置決め手段により規制するよう
に構成するとともに、他方の支持レールに、前記ガイド
部材が接近離間する方向と同一平面上において直交する
方向へのローラの移動を許容するように構成したもので
ある。
は、荷が載置されるベース部と、前記ベース部上に所定
の間隔をおいて設けられ該ベース部に対する荷の移載方
向に沿って延設された一対のガイド部材と、前記ベース
部に各ガイド部材を接近離間する方向に移動可能に支持
する支持手段と、前記ガイド部材を移動させる駆動手段
と、前記各ガイド部材に沿って移動可能な出退移動部材
と、前記出退移動部材を待機位置と進出位置との間で往
復移動させる出退駆動手段と、前記出退移動部材の前記
移載方向の両端部に設けられ前記出退移動部材の移動時
に前記ベース部上の荷に対してその移載方向後端部にお
いて係合可能な作用位置と係合不能な退避位置とに回動
配置されるレバーとを備えた荷移載装置において、前記
支持手段は、ガイド部材が接近離間する方向に沿って延
びる一対の支持レールと、各支持レールの溝部に係合さ
れ支持レールに沿って移動可能なローラとを備え、前記
両支持レールのうち一方の支持レールに、前記ガイド部
材が接近離間する方向と同一平面上において直交する方
向へのローラの移動を位置決め手段により規制するよう
に構成するとともに、他方の支持レールに、前記ガイド
部材が接近離間する方向と同一平面上において直交する
方向へのローラの移動を許容するように構成したもので
ある。
【0010】この構成によれば、両支持レールの溝部に
それぞれローラを係合させると、一方の支持レールに対
応するローラが位置決めされ、他方の支持レールに対応
するローラが位置決めされない。これにより、両ローラ
の間隔と、両支持レールの間隔とに加工上の寸法誤差が
あっても、加工上の寸法誤差が吸収される。従って、ガ
イド部材が接近離間する際には、各支持レールに沿って
各ローラをスムーズに回転させることができる。
それぞれローラを係合させると、一方の支持レールに対
応するローラが位置決めされ、他方の支持レールに対応
するローラが位置決めされない。これにより、両ローラ
の間隔と、両支持レールの間隔とに加工上の寸法誤差が
あっても、加工上の寸法誤差が吸収される。従って、ガ
イド部材が接近離間する際には、各支持レールに沿って
各ローラをスムーズに回転させることができる。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の荷移載装置において、前記位置決め手段は、一方の支
持レールの溝部に一体的に形成されローラの側部と当接
する当接部である。
の荷移載装置において、前記位置決め手段は、一方の支
持レールの溝部に一体的に形成されローラの側部と当接
する当接部である。
【0012】この構成によれば、支持レールの当接部に
ローラの側部が当接することにより、ローラの位置決め
がなされる。請求項3に記載の発明は、昇降自在なキャ
リッジ上に請求項1又は2に記載の荷移載装置を備えた
スタッカクレーン。
ローラの側部が当接することにより、ローラの位置決め
がなされる。請求項3に記載の発明は、昇降自在なキャ
リッジ上に請求項1又は2に記載の荷移載装置を備えた
スタッカクレーン。
【0013】この構成によれば、荷移載装置を簡単に組
み付けることができるため、製造効率が低下するのを防
止することが可能になる。
み付けることができるため、製造効率が低下するのを防
止することが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を自動倉庫のスタ
ッカクレーンに具体化した一実施の形態を図面に従って
説明する。
ッカクレーンに具体化した一実施の形態を図面に従って
説明する。
【0015】図4(a)に示すように、自動倉庫1は互
いに対向して配置された左右一対の枠組棚2a,2bを
備えている。図4(b)に示すように、枠組棚2a,2
bは、多数の収納部が連方向(図4(b)における左右
方向)及び段方向(図4(b)における上下方向)にそ
れぞれ所定間隔で設けられている。各収納部3は支柱4
とその間に配設された棚板5とを備え、棚板5は複数個
の荷Wを載置可能な長さに形成されている。また、枠組
棚2a,2bの前側端部(図4(a)における左端部)
には入庫口6と出庫口7が設けられている。入庫口6と
してベルトコンベアが使用されている。
いに対向して配置された左右一対の枠組棚2a,2bを
備えている。図4(b)に示すように、枠組棚2a,2
bは、多数の収納部が連方向(図4(b)における左右
方向)及び段方向(図4(b)における上下方向)にそ
れぞれ所定間隔で設けられている。各収納部3は支柱4
とその間に配設された棚板5とを備え、棚板5は複数個
の荷Wを載置可能な長さに形成されている。また、枠組
棚2a,2bの前側端部(図4(a)における左端部)
には入庫口6と出庫口7が設けられている。入庫口6と
してベルトコンベアが使用されている。
【0016】自動倉庫1の枠組棚2a,2b間の通路8
にはレール9が敷設されており、レール9上にはスタッ
カクレーン10が走行可能に配備されている。スタッカ
クレーン10は走行台11に立設された一対のマスト1
2間にキャリッジ13を昇降可能に吊下し、キャリッジ
13上に左右方向(図4(a)における上下方向)に出
退可能な荷移載装置としてのフォーク装置14を備えて
いる。走行台11上にはスタッカクレーン10を走行さ
せるための走行モータ15と、キャリッジ13を昇降さ
せるための昇降モータ16とが配設されている。前側の
マスト12の下部前面には両モータ15,16を駆動制
御するためのクレーンコントローラ17が装備されてい
る。そして、スタッカクレーン10は入庫口6(ベルト
コンベア)の端部と対応する位置で停止し、停止中のベ
ルトコンベアの端部から荷Wをフォーク装置14上に移
載するようになっている。
にはレール9が敷設されており、レール9上にはスタッ
カクレーン10が走行可能に配備されている。スタッカ
クレーン10は走行台11に立設された一対のマスト1
2間にキャリッジ13を昇降可能に吊下し、キャリッジ
13上に左右方向(図4(a)における上下方向)に出
退可能な荷移載装置としてのフォーク装置14を備えて
いる。走行台11上にはスタッカクレーン10を走行さ
せるための走行モータ15と、キャリッジ13を昇降さ
せるための昇降モータ16とが配設されている。前側の
マスト12の下部前面には両モータ15,16を駆動制
御するためのクレーンコントローラ17が装備されてい
る。そして、スタッカクレーン10は入庫口6(ベルト
コンベア)の端部と対応する位置で停止し、停止中のベ
ルトコンベアの端部から荷Wをフォーク装置14上に移
載するようになっている。
【0017】次にフォーク装置14を説明する。図1は
フォーク装置14を枠組棚2b側から見た一部破断概略
図であり、図2は図1の左側から見た側面図、図3は図
1のIII −III 線における概略断面図である。図2及び
図3に示すように、フォーク装置14はベース部19に
おいてキャリッジ13上に固定されている。ベース部1
9は荷の移載方向(図3の上下方向)と直交する状態で
配設された一対の支持部材20と、両支持部材20に支
持された荷載置部21とで構成されている。荷載置部2
1は両支持部材20を連結するように配設され、その荷
移載方向両端部にそれぞれ一対のローラ22が配設され
ている。ローラ22は周面の最高部が荷載置部21の上
面より若干(例えば2〜5mm程度)高くなるように配
設されている。また、荷載置部21の両端には収納部
3、入庫口6あるいは出庫口7と対応する位置に荷載置
部21が配置された状態において、収納部3、入庫口6
あるいは出庫口7上の荷を検知するセンサS1,S2が
ローラ22の間に位置するように取り付けられている。
センサS1,S2には例えば反射式光センサが使用され
ている。
フォーク装置14を枠組棚2b側から見た一部破断概略
図であり、図2は図1の左側から見た側面図、図3は図
1のIII −III 線における概略断面図である。図2及び
図3に示すように、フォーク装置14はベース部19に
おいてキャリッジ13上に固定されている。ベース部1
9は荷の移載方向(図3の上下方向)と直交する状態で
配設された一対の支持部材20と、両支持部材20に支
持された荷載置部21とで構成されている。荷載置部2
1は両支持部材20を連結するように配設され、その荷
移載方向両端部にそれぞれ一対のローラ22が配設され
ている。ローラ22は周面の最高部が荷載置部21の上
面より若干(例えば2〜5mm程度)高くなるように配
設されている。また、荷載置部21の両端には収納部
3、入庫口6あるいは出庫口7と対応する位置に荷載置
部21が配置された状態において、収納部3、入庫口6
あるいは出庫口7上の荷を検知するセンサS1,S2が
ローラ22の間に位置するように取り付けられている。
センサS1,S2には例えば反射式光センサが使用され
ている。
【0018】各支持部材20の外側には一対の支持レー
ル61,62が支持部材20に沿って延びるように固定
されている。図9,図10に示すように、一方の支持レ
ール61は、底壁61aと、その底壁61aの一端から
立設された側壁61bと、その側壁61bの上端から前
記底壁61aと平行に延びる上壁61cとを備えてい
る。底壁61a及び上壁61cの先端には上下方向に沿
って延びる折曲部61dがそれぞれ対向して形成されて
いる。そして、各壁61a〜61c及び各折曲部61d
で囲まれることにより溝部61eが形成されている。こ
の溝部61e内における各壁61a〜61c及び各折曲
部61dの境界部には、支持レール61よりも肉厚なる
位置決め手段としての当接部63が一体的に形成されて
いる。この当接部63の表面は斜状に形成されている。
ル61,62が支持部材20に沿って延びるように固定
されている。図9,図10に示すように、一方の支持レ
ール61は、底壁61aと、その底壁61aの一端から
立設された側壁61bと、その側壁61bの上端から前
記底壁61aと平行に延びる上壁61cとを備えてい
る。底壁61a及び上壁61cの先端には上下方向に沿
って延びる折曲部61dがそれぞれ対向して形成されて
いる。そして、各壁61a〜61c及び各折曲部61d
で囲まれることにより溝部61eが形成されている。こ
の溝部61e内における各壁61a〜61c及び各折曲
部61dの境界部には、支持レール61よりも肉厚なる
位置決め手段としての当接部63が一体的に形成されて
いる。この当接部63の表面は斜状に形成されている。
【0019】又、図9,図10に示すように、他方の支
持レール62は、底壁62aと、その底壁62aの一端
から立設された側壁62bと、その側壁62bの上端か
ら前記底壁62aと平行に延びる上壁62cを備えてい
る。そして、各壁62a〜62cで囲まれることにより
溝部62eが形成されている。
持レール62は、底壁62aと、その底壁62aの一端
から立設された側壁62bと、その側壁62bの上端か
ら前記底壁62aと平行に延びる上壁62cを備えてい
る。そして、各壁62a〜62cで囲まれることにより
溝部62eが形成されている。
【0020】図2、図6(a),(b)に示すように、
両支持レール61,62間には左右一対のガイド部材と
してのロアフォーク24,25が、支持レール61,6
2と直交する状態で、即ち荷移載方向に沿って延びる状
態で配設されている。両ロアフォーク24,25の両端
には支持レール61,62の溝部61e,62eと係合
する各一対のローラ27a,27bがブラケット26を
介して支持されている。これにより、両ロアフォーク2
4,25はローラ27a,27bを介して各支持レール
61,62の長手方向、即ちロアフォーク24,25同
士が接近離間する方向に沿って移動可能となっている。
この実施形態において、支持レール61,62及びロー
ラ27a,27bから支持手段が構成されている。な
お、各ローラ27a,27bの上部と、各支持レール6
1,62の上壁61c,62cとの間にはわずかな隙間
を有している。
両支持レール61,62間には左右一対のガイド部材と
してのロアフォーク24,25が、支持レール61,6
2と直交する状態で、即ち荷移載方向に沿って延びる状
態で配設されている。両ロアフォーク24,25の両端
には支持レール61,62の溝部61e,62eと係合
する各一対のローラ27a,27bがブラケット26を
介して支持されている。これにより、両ロアフォーク2
4,25はローラ27a,27bを介して各支持レール
61,62の長手方向、即ちロアフォーク24,25同
士が接近離間する方向に沿って移動可能となっている。
この実施形態において、支持レール61,62及びロー
ラ27a,27bから支持手段が構成されている。な
お、各ローラ27a,27bの上部と、各支持レール6
1,62の上壁61c,62cとの間にはわずかな隙間
を有している。
【0021】図1及び図3に示すように、両ロアフォー
ク24,25の外側には支持バー28が、その両端が支
持部材20に固定された状態で支持部材20と直交する
状態で配設されている。支持バー28間にはスプライン
軸29が支持バー28に固定された軸受30を介して回
動可能に支持されている。両ロアフォーク24,25に
はその外側に、支持プレート31,32がスペーサ33
を介して所定間隔をおいて固定されている。両支持プレ
ート31,32にはスプライン軸29が貫通する孔が形
成され、両支持プレート31,32はスプライン軸29
と干渉しないようになっている。
ク24,25の外側には支持バー28が、その両端が支
持部材20に固定された状態で支持部材20と直交する
状態で配設されている。支持バー28間にはスプライン
軸29が支持バー28に固定された軸受30を介して回
動可能に支持されている。両ロアフォーク24,25に
はその外側に、支持プレート31,32がスペーサ33
を介して所定間隔をおいて固定されている。両支持プレ
ート31,32にはスプライン軸29が貫通する孔が形
成され、両支持プレート31,32はスプライン軸29
と干渉しないようになっている。
【0022】図1及び図2に示すように、両支持部材2
0間には支持軸34,35が、支持バー28の下方にお
いて支持バー28と平行に延びる状態で、両支持部材2
0に固定されたブラケット36を介して回動可能に支持
されている。両支持軸34,35の両端にはスプロケッ
ト37a,37b,38a,38bが一体回転可能に固
定されている。また、荷載置部21の下面には、モータ
39が取り付けられている。モータ39には減速機付き
のモータが使用され、その出力軸39aが荷移載方向と
平行に延び、出力軸39aに一体回転可能に固定された
駆動スプロケット40がスプロケット37a,38aと
同一平面上に位置し、かつ出力軸39aが支持軸34,
35より高い位置になるように固定されている。駆動ス
プロケット40の両側にはガイドスプロケット41が図
示しないブラケット等を介して支持されている。そし
て、図1及び図5に示すように、両スプロケット37
a,38a、両ガイドスプロケット41及び駆動スプロ
ケット40間には無端状のチェーン42が荷載置部21
の下方を走行するように巻き掛けられている。また、両
スプロケット37b,38b間には無端状のチェーン4
3が荷載置部21の下方を走行するように巻き掛けられ
ている。この実施形態において、モータ39、駆動スプ
ロケット40、チェーン42,43等から駆動手段が構
成されている。
0間には支持軸34,35が、支持バー28の下方にお
いて支持バー28と平行に延びる状態で、両支持部材2
0に固定されたブラケット36を介して回動可能に支持
されている。両支持軸34,35の両端にはスプロケッ
ト37a,37b,38a,38bが一体回転可能に固
定されている。また、荷載置部21の下面には、モータ
39が取り付けられている。モータ39には減速機付き
のモータが使用され、その出力軸39aが荷移載方向と
平行に延び、出力軸39aに一体回転可能に固定された
駆動スプロケット40がスプロケット37a,38aと
同一平面上に位置し、かつ出力軸39aが支持軸34,
35より高い位置になるように固定されている。駆動ス
プロケット40の両側にはガイドスプロケット41が図
示しないブラケット等を介して支持されている。そし
て、図1及び図5に示すように、両スプロケット37
a,38a、両ガイドスプロケット41及び駆動スプロ
ケット40間には無端状のチェーン42が荷載置部21
の下方を走行するように巻き掛けられている。また、両
スプロケット37b,38b間には無端状のチェーン4
3が荷載置部21の下方を走行するように巻き掛けられ
ている。この実施形態において、モータ39、駆動スプ
ロケット40、チェーン42,43等から駆動手段が構
成されている。
【0023】支持プレート31はその前後両側の下部の
連結部31aが、チェーン42,43が水平に走行する
部分の下側の走行部に連結されている。支持プレート3
2はその前後両側の下部の連結部32aが、チェーン4
2,43が水平に走行する部分の上側の走行部に連結さ
れている。そして、モータ39の駆動により両チェーン
42,43が同方向に走行すると、両支持プレート3
1,32はロアフォーク24,25と共に互いに逆方向
に移動するように構成されている。
連結部31aが、チェーン42,43が水平に走行する
部分の下側の走行部に連結されている。支持プレート3
2はその前後両側の下部の連結部32aが、チェーン4
2,43が水平に走行する部分の上側の走行部に連結さ
れている。そして、モータ39の駆動により両チェーン
42,43が同方向に走行すると、両支持プレート3
1,32はロアフォーク24,25と共に互いに逆方向
に移動するように構成されている。
【0024】また、図3に示すように、ロアフォーク2
4,25には荷載置部21上に載置された荷Wを検知す
るためのセンサS3,S4が配設されている。両センサ
S3,S4にはビームセンサが使用され、その照射ビー
ムが荷載置部21の上方を斜めに横切るようにブラケッ
トを介してロアフォーク24,25に取り付けられてい
る。両センサS3,S4はロアフォーク24,25の間
隔が最も広くなる待機位置において、両センサS3,S
4のビーム照射部と受光部とが対向するように配設され
ている。
4,25には荷載置部21上に載置された荷Wを検知す
るためのセンサS3,S4が配設されている。両センサ
S3,S4にはビームセンサが使用され、その照射ビー
ムが荷載置部21の上方を斜めに横切るようにブラケッ
トを介してロアフォーク24,25に取り付けられてい
る。両センサS3,S4はロアフォーク24,25の間
隔が最も広くなる待機位置において、両センサS3,S
4のビーム照射部と受光部とが対向するように配設され
ている。
【0025】支持プレート31の内側にはフォーク出退
用のモータMが、その出力軸が荷移載方向と直交する方
向に延びるように固定され、出力軸に駆動ギヤ44が一
体回転可能に固定されている。ロアフォーク24と支持
プレート31との間には、駆動ギヤ44の上方に駆動ギ
ヤ44と噛合する中間ギヤ45が支軸を介して回動可能
に支持されている。中間ギヤ45の上方には一対のピニ
オン46a,46bが中間ギヤ45と噛合する状態で配
設されている。一方のピニオン46aはスプライン軸2
9に一体回転可能、かつロアフォーク24とともにスプ
ライン軸29の軸方向に摺動可能に支持されている。他
方のピニオン46bは支軸を介して回動可能に支持され
ている。
用のモータMが、その出力軸が荷移載方向と直交する方
向に延びるように固定され、出力軸に駆動ギヤ44が一
体回転可能に固定されている。ロアフォーク24と支持
プレート31との間には、駆動ギヤ44の上方に駆動ギ
ヤ44と噛合する中間ギヤ45が支軸を介して回動可能
に支持されている。中間ギヤ45の上方には一対のピニ
オン46a,46bが中間ギヤ45と噛合する状態で配
設されている。一方のピニオン46aはスプライン軸2
9に一体回転可能、かつロアフォーク24とともにスプ
ライン軸29の軸方向に摺動可能に支持されている。他
方のピニオン46bは支軸を介して回動可能に支持され
ている。
【0026】ロアフォーク25と支持プレート32との
間には、中間ギヤ45と対称位置に中間ギヤ47が支軸
を介して回動可能に支持されている。中間ギヤ47の上
方にはピニオン46a,46bと対称位置に中間ギヤ4
7と噛合する状態で一対のピニオン48a,48bが配
設されている。一方のピニオン48aはスプライン軸2
9に一体回転可能、かつロアフォーク25とともにスプ
ライン軸29の軸方向に摺動可能に支持されている。他
方のピニオン48bは支軸を介して回動可能に支持され
ている。従って、モータMの駆動により各ピニオン46
a,46b,48a,48bが同方向に回転される。
間には、中間ギヤ45と対称位置に中間ギヤ47が支軸
を介して回動可能に支持されている。中間ギヤ47の上
方にはピニオン46a,46bと対称位置に中間ギヤ4
7と噛合する状態で一対のピニオン48a,48bが配
設されている。一方のピニオン48aはスプライン軸2
9に一体回転可能、かつロアフォーク25とともにスプ
ライン軸29の軸方向に摺動可能に支持されている。他
方のピニオン48bは支軸を介して回動可能に支持され
ている。従って、モータMの駆動により各ピニオン46
a,46b,48a,48bが同方向に回転される。
【0027】図1及び図6に示すように、ロアフォーク
24,25の内側には出退移動部材を構成する第1の支
持部材としてのミドルフォーク49,50が、ロアフォ
ーク24,25に対して荷移載方向に往復移動可能に支
持されている。ミドルフォーク49,50の内側には出
退移動部材を構成する第2の支持部材としてのアッパフ
ォーク51,52が、ミドルフォーク49,50に対し
て荷移載方向に往復移動可能に支持されている。ロアフ
ォーク24,25、ミドルフォーク49,50及びアッ
パフォーク51,52は荷載置部21の中心を通り荷移
載方向と平行な垂直面に対してそれぞれ対称に形成され
ている。
24,25の内側には出退移動部材を構成する第1の支
持部材としてのミドルフォーク49,50が、ロアフォ
ーク24,25に対して荷移載方向に往復移動可能に支
持されている。ミドルフォーク49,50の内側には出
退移動部材を構成する第2の支持部材としてのアッパフ
ォーク51,52が、ミドルフォーク49,50に対し
て荷移載方向に往復移動可能に支持されている。ロアフ
ォーク24,25、ミドルフォーク49,50及びアッ
パフォーク51,52は荷載置部21の中心を通り荷移
載方向と平行な垂直面に対してそれぞれ対称に形成され
ている。
【0028】図6(a),(b)に示すように、ミドル
フォーク49,50は水平部49a,50aと、水平部
49a,50aの第1端部において上方へほぼ直角に延
びる上支持部49b,50b及び水平部49a,50a
の第2端部において下方へほぼ直角に延びる下支持部4
9c,50cとからなる。ミドルフォーク49,50は
ロアフォーク24,25に対して上支持部49b,50
bにおいて水平部49a,50aの上方に位置する直動
ジョイント53を介してロアフォーク24,25に相対
移動可能に支持されている。アッパフォーク51,52
は下支持部49c,50cに対して水平部49a,50
aの下方に位置する直動ジョイント54を介して相対移
動可能に支持されている。直動ジョイント53,54と
して転がり案内(ボールスライダ)が使用されている。
この実施の形態では、支持レールと、直動ジョイントと
してのレール状のボールスライダとがユニット化された
スライドレールユニットが使用され、支持レールがミド
ルフォーク49,50として使用されている。
フォーク49,50は水平部49a,50aと、水平部
49a,50aの第1端部において上方へほぼ直角に延
びる上支持部49b,50b及び水平部49a,50a
の第2端部において下方へほぼ直角に延びる下支持部4
9c,50cとからなる。ミドルフォーク49,50は
ロアフォーク24,25に対して上支持部49b,50
bにおいて水平部49a,50aの上方に位置する直動
ジョイント53を介してロアフォーク24,25に相対
移動可能に支持されている。アッパフォーク51,52
は下支持部49c,50cに対して水平部49a,50
aの下方に位置する直動ジョイント54を介して相対移
動可能に支持されている。直動ジョイント53,54と
して転がり案内(ボールスライダ)が使用されている。
この実施の形態では、支持レールと、直動ジョイントと
してのレール状のボールスライダとがユニット化された
スライドレールユニットが使用され、支持レールがミド
ルフォーク49,50として使用されている。
【0029】図1及び図6に示すように、ロアフォーク
24,25はその上端に固定されたブロック55を介し
て直動ジョイント53に連結されている。アッパフォー
ク51,52は断面ほぼ逆L字状に形成され、垂下片5
1a,52aが支持プレート31,32の上方に位置す
る状態でブロック56を介して直動ジョイント54に連
結されている。ミドルフォーク49,50の下部にはピ
ニオン46a,46b及びピニオン48a,48bに噛
合するラック57がブラケット58を介してミドルフォ
ーク49,50に沿って延設されている。ラック57は
ピニオン46a,46b及びピニオン48a,48bの
少なくとも一方と常に噛合し、モータMの駆動によりピ
ニオン46a等の回転方向に移動される。
24,25はその上端に固定されたブロック55を介し
て直動ジョイント53に連結されている。アッパフォー
ク51,52は断面ほぼ逆L字状に形成され、垂下片5
1a,52aが支持プレート31,32の上方に位置す
る状態でブロック56を介して直動ジョイント54に連
結されている。ミドルフォーク49,50の下部にはピ
ニオン46a,46b及びピニオン48a,48bに噛
合するラック57がブラケット58を介してミドルフォ
ーク49,50に沿って延設されている。ラック57は
ピニオン46a,46b及びピニオン48a,48bの
少なくとも一方と常に噛合し、モータMの駆動によりピ
ニオン46a等の回転方向に移動される。
【0030】図1に示すように、ミドルフォーク49,
50の上支持部49b,50bにはスプロケット59,
60がそれぞれ回動可能に支持されている。スプロケッ
ト59,60の両端には、上支持部49b,50bの内
側においてミドルフォーク49,50と平行な垂直面内
に位置するように配設されている。スプロケット59は
ミドルフォーク49,50の左側端部、即ち図2におけ
るロアフォーク24の左側端部と対応する位置に、スプ
ロケット60はミドルフォーク49,50の右側端部、
即ち図2におけるロアフォーク24の右側端部と対応す
る位置にそれぞれ配設されている。
50の上支持部49b,50bにはスプロケット59,
60がそれぞれ回動可能に支持されている。スプロケッ
ト59,60の両端には、上支持部49b,50bの内
側においてミドルフォーク49,50と平行な垂直面内
に位置するように配設されている。スプロケット59は
ミドルフォーク49,50の左側端部、即ち図2におけ
るロアフォーク24の左側端部と対応する位置に、スプ
ロケット60はミドルフォーク49,50の右側端部、
即ち図2におけるロアフォーク24の右側端部と対応す
る位置にそれぞれ配設されている。
【0031】図2に示すように、ロアフォーク24の中
央寄りで図2における中央寄り左側に固定された一方の
ブロック55には支持片64が固定されている。図8に
示すように、支持片64はL字状に屈曲形成され、支持
片64にはスプロケット60(図8では図示略)に巻き
掛けられたチェーン67の一端が連結されている。ロア
フォーク24の中央右寄りに固定された他方のブロック
55には支持片66が固定されている。図7に示すよう
に、支持片66はL字状に屈曲形成され、支持片66に
はスプロケット59(図7では図示略)に巻き掛けられ
たチェーン65の一端が連結されている。ロアフォーク
25にも同様にチェーン67,65の一端が連結された
支持片64,66が配設されている。
央寄りで図2における中央寄り左側に固定された一方の
ブロック55には支持片64が固定されている。図8に
示すように、支持片64はL字状に屈曲形成され、支持
片64にはスプロケット60(図8では図示略)に巻き
掛けられたチェーン67の一端が連結されている。ロア
フォーク24の中央右寄りに固定された他方のブロック
55には支持片66が固定されている。図7に示すよう
に、支持片66はL字状に屈曲形成され、支持片66に
はスプロケット59(図7では図示略)に巻き掛けられ
たチェーン65の一端が連結されている。ロアフォーク
25にも同様にチェーン67,65の一端が連結された
支持片64,66が配設されている。
【0032】アッパフォーク51の図2における左端に
固定された一方のブロック56には、図8に示すように
ブラケット68が固定され、ブラケット68にはスプロ
ケット60に巻き掛けられたチェーン67の他端が連結
されている。アッパフォーク51の図2における右端に
固定された他方のブロック56には、図7に示すように
ブラケット69が固定され、ブラケット69にはスプロ
ケット59に巻き掛けられたチェーン65の他端が連結
されている。アッパフォーク52にも同様にブラケット
68,69が配設され、ブラケット68,69にチェー
ン67,65の他端が連結されている。チェーン67,
65は支持片64,66に対しては位置調整不能に固定
され、ブラケット68,69に対してはアジャストボル
ト70を介して固定されている。
固定された一方のブロック56には、図8に示すように
ブラケット68が固定され、ブラケット68にはスプロ
ケット60に巻き掛けられたチェーン67の他端が連結
されている。アッパフォーク51の図2における右端に
固定された他方のブロック56には、図7に示すように
ブラケット69が固定され、ブラケット69にはスプロ
ケット59に巻き掛けられたチェーン65の他端が連結
されている。アッパフォーク52にも同様にブラケット
68,69が配設され、ブラケット68,69にチェー
ン67,65の他端が連結されている。チェーン67,
65は支持片64,66に対しては位置調整不能に固定
され、ブラケット68,69に対してはアジャストボル
ト70を介して固定されている。
【0033】モータM、駆動ギヤ44、中間ギヤ45,
47、ピニオン46a,46b,48a,48b、ラッ
ク57、スプロケット59,60及びチェーン65,6
7により、出退移動部材を待機位置と進出位置との間で
往復移動させる出退駆動手段が構成されている。スプロ
ケット59はミドルフォーク49,50が図2の左方向
に移動するときチェーン65を介してアッパフォーク5
1,52を図2の左方向に移動させる。スプロケット6
0はミドルフォーク49,50が図2の右方向に移動す
るときチェーン67を介してアッパフォーク51,52
を図2の右方向に移動させる。
47、ピニオン46a,46b,48a,48b、ラッ
ク57、スプロケット59,60及びチェーン65,6
7により、出退移動部材を待機位置と進出位置との間で
往復移動させる出退駆動手段が構成されている。スプロ
ケット59はミドルフォーク49,50が図2の左方向
に移動するときチェーン65を介してアッパフォーク5
1,52を図2の左方向に移動させる。スプロケット6
0はミドルフォーク49,50が図2の右方向に移動す
るときチェーン67を介してアッパフォーク51,52
を図2の右方向に移動させる。
【0034】図2に示すように、ロアフォーク24には
それぞれ4個の窓72が形成され、各窓72と対応する
箇所にミドルフォーク49が待機位置及び進出位置にあ
ることを検知するためのセンサS5〜S8がブラケット
73を介して固定されている。センサS5〜S8には近
接スイッチが使用されている。また、ミドルフォーク4
9の端部寄りにはそれぞれ2個の被検知部74,75が
固定されている。図2に示すように、センサS5はミド
ルフォーク49が待機位置に配置された状態において被
検知部74を検知し、センサS8はその状態において被
検知部75を検知する位置に配設されている。また、セ
ンサS6はミドルフォーク49が図2において左側への
進出位置に移動したときに被検知部75を検知する位置
に配設されている。センサS7はミドルフォーク49が
図2において右側への進出位置に移動したときに被検知
部74を検知する位置に配設されている。そして、待機
位置からミドルフォーク49が移動中にセンサS6,S
7から検知信号が出力されると、モータMの駆動が停止
されるようになっている。
それぞれ4個の窓72が形成され、各窓72と対応する
箇所にミドルフォーク49が待機位置及び進出位置にあ
ることを検知するためのセンサS5〜S8がブラケット
73を介して固定されている。センサS5〜S8には近
接スイッチが使用されている。また、ミドルフォーク4
9の端部寄りにはそれぞれ2個の被検知部74,75が
固定されている。図2に示すように、センサS5はミド
ルフォーク49が待機位置に配置された状態において被
検知部74を検知し、センサS8はその状態において被
検知部75を検知する位置に配設されている。また、セ
ンサS6はミドルフォーク49が図2において左側への
進出位置に移動したときに被検知部75を検知する位置
に配設されている。センサS7はミドルフォーク49が
図2において右側への進出位置に移動したときに被検知
部74を検知する位置に配設されている。そして、待機
位置からミドルフォーク49が移動中にセンサS6,S
7から検知信号が出力されると、モータMの駆動が停止
されるようになっている。
【0035】また、ロアフォーク25にも同様に窓72
が4個形成されるとともに、センサS5〜S8が設けら
れている。そして、ミドルフォーク50にはミドルフォ
ーク49の被検知部74,75と対称位置に2個の被検
知部74,75が固定されている。そして、センサS5
〜S8の検知信号によりミドルフォーク50の位置が検
知されるようになっている。
が4個形成されるとともに、センサS5〜S8が設けら
れている。そして、ミドルフォーク50にはミドルフォ
ーク49の被検知部74,75と対称位置に2個の被検
知部74,75が固定されている。そして、センサS5
〜S8の検知信号によりミドルフォーク50の位置が検
知されるようになっている。
【0036】図1及び図2に示すように、アッパフォー
ク51,52の上方には回動アクチュエータ76,77
がアッパフォーク51,52の長手方向に沿って延びる
ように一対ずつ配設されている。回動アクチュエータ7
6,77はそれぞれ基端が対向する状態で、支持ブラケ
ット78を介してアッパフォーク51,52上に支持さ
れている。回動アクチュエータ76,77にはモータが
使用されている。回動アクチュエータ76,77の回動
部79の先端にはレバー80,81が一体回動可能に支
持されている。レバー80,81はアッパフォーク5
1,52の移動時に荷載置部21上の荷Wに対してその
移載方向後端部において係合可能な作用位置と、係合不
能な退避位置とに回動配置される。この実施の形態では
図1に示すように、レバー80,81が上方向に垂直に
延びた位置が退避位置となり、荷載置部21側に向かっ
て斜め下方に延びる位置が作用位置となる。
ク51,52の上方には回動アクチュエータ76,77
がアッパフォーク51,52の長手方向に沿って延びる
ように一対ずつ配設されている。回動アクチュエータ7
6,77はそれぞれ基端が対向する状態で、支持ブラケ
ット78を介してアッパフォーク51,52上に支持さ
れている。回動アクチュエータ76,77にはモータが
使用されている。回動アクチュエータ76,77の回動
部79の先端にはレバー80,81が一体回動可能に支
持されている。レバー80,81はアッパフォーク5
1,52の移動時に荷載置部21上の荷Wに対してその
移載方向後端部において係合可能な作用位置と、係合不
能な退避位置とに回動配置される。この実施の形態では
図1に示すように、レバー80,81が上方向に垂直に
延びた位置が退避位置となり、荷載置部21側に向かっ
て斜め下方に延びる位置が作用位置となる。
【0037】図2に示すように、回動部79は円筒状に
形成され、その基端側には円弧状の第1及び第2のスリ
ット79a,79bが周方向に沿って延びるように平行
に形成されている。図2及び図11に示すように、アッ
パフォーク51,52(アッパフォーク51についての
み図示)上には、回動部79のスリット形成位置と対応
する位置にセンサS9〜S12がブラケット82,83
を介して取り付けられている。センサS9〜S12には
近接センサが使用されている。回動部79の基端側に形
成された第1のスリット79aはセンサS9,S11と
それぞれ対応し、第2のスリット79bはセンサS1
0,S12とそれぞれ対応する。そして、レバー80,
81が退避位置に配置された状態でスリット79a以外
の部分がセンサS9,S11と対向してセンサS9,S
11がオンとなる。レバー80,81が作用位置に配置
された状態ではスリット79aがセンサS9,S11と
対向してセンサS9,S11がオフとなる。また、レバ
ー80,81が退避位置に配置された状態で、スリット
79bがセンサS10,S12と対向してセンサS1
0,S12がオフとなる。レバー80,81が作用位置
に配置された状態ではスリット79b以外の部分がセン
サS10,S12と対向してセンサS10,S12がオ
ンとなる。
形成され、その基端側には円弧状の第1及び第2のスリ
ット79a,79bが周方向に沿って延びるように平行
に形成されている。図2及び図11に示すように、アッ
パフォーク51,52(アッパフォーク51についての
み図示)上には、回動部79のスリット形成位置と対応
する位置にセンサS9〜S12がブラケット82,83
を介して取り付けられている。センサS9〜S12には
近接センサが使用されている。回動部79の基端側に形
成された第1のスリット79aはセンサS9,S11と
それぞれ対応し、第2のスリット79bはセンサS1
0,S12とそれぞれ対応する。そして、レバー80,
81が退避位置に配置された状態でスリット79a以外
の部分がセンサS9,S11と対向してセンサS9,S
11がオンとなる。レバー80,81が作用位置に配置
された状態ではスリット79aがセンサS9,S11と
対向してセンサS9,S11がオフとなる。また、レバ
ー80,81が退避位置に配置された状態で、スリット
79bがセンサS10,S12と対向してセンサS1
0,S12がオフとなる。レバー80,81が作用位置
に配置された状態ではスリット79b以外の部分がセン
サS10,S12と対向してセンサS10,S12がオ
ンとなる。
【0038】図11及び図12(a)等に示すように、
アッパフォーク51,52(アッパフォーク51につい
てのみ図示)の内側には荷Wの側面に接触してアッパフ
ォーク51,52が荷Wの側面に対して所定距離になっ
たことを検知する検知手段を構成するバンパー84が、
アッパフォーク51,52に沿って延びるように配設さ
れている。バンパー84は板材で形成されるとともに、
図12(b)に示すように、その両端(片側のみ図示)
が内側に折り曲げられた形状に形成されている。そし
て、バンパー84はその折り曲げられた部分がアッパフ
ォーク51,52に形成された窓85からアッパフォー
ク51,52の外側に突出し、アッパフォーク51,5
2の外側に固定されたブロック86に板ばね87を介し
て固定されている。
アッパフォーク51,52(アッパフォーク51につい
てのみ図示)の内側には荷Wの側面に接触してアッパフ
ォーク51,52が荷Wの側面に対して所定距離になっ
たことを検知する検知手段を構成するバンパー84が、
アッパフォーク51,52に沿って延びるように配設さ
れている。バンパー84は板材で形成されるとともに、
図12(b)に示すように、その両端(片側のみ図示)
が内側に折り曲げられた形状に形成されている。そし
て、バンパー84はその折り曲げられた部分がアッパフ
ォーク51,52に形成された窓85からアッパフォー
ク51,52の外側に突出し、アッパフォーク51,5
2の外側に固定されたブロック86に板ばね87を介し
て固定されている。
【0039】図11に示すように、アッパフォーク5
1,52(アッパフォーク51についてのみ図示)の中
央寄りには2個の窓88が形成され、各窓88と対応す
る位置にマイクロスイッチ89,90がブラケット91
を介して固定されている。マイクロスイッチ89,90
はバンパー84が所定量アッパフォーク51,52側へ
移動したときにオンになる位置に固定されている。ま
た、アッパフォーク51,52の両端下部にはアッパフ
ォーク51,52が進出位置に移動する際に、アッパフ
ォーク51,52が障害物と干渉しないことを確認する
ためのセンサS13,S14が固定されている。センサ
S13,S14にはビームセンサが使用され、所定距離
より近くに障害物があると検知信号を出力し、その検知
信号が出力された場合はモータMの駆動が停止されるよ
うになっている。
1,52(アッパフォーク51についてのみ図示)の中
央寄りには2個の窓88が形成され、各窓88と対応す
る位置にマイクロスイッチ89,90がブラケット91
を介して固定されている。マイクロスイッチ89,90
はバンパー84が所定量アッパフォーク51,52側へ
移動したときにオンになる位置に固定されている。ま
た、アッパフォーク51,52の両端下部にはアッパフ
ォーク51,52が進出位置に移動する際に、アッパフ
ォーク51,52が障害物と干渉しないことを確認する
ためのセンサS13,S14が固定されている。センサ
S13,S14にはビームセンサが使用され、所定距離
より近くに障害物があると検知信号を出力し、その検知
信号が出力された場合はモータMの駆動が停止されるよ
うになっている。
【0040】アッパフォーク51,52にはアッパフォ
ーク51,52に装備された電気機器としての回動アク
チュエータ76,77、マイクロスイッチ89,90、
センサS9〜S14の各リード線のコネクタ(いずれも
図示せず)が接続されるコネクタ92が取り付けられて
いる。回動アクチュエータ76,77、マイクロスイッ
チ89,90、センサS9〜S14にはコネクタ92に
接続されたリード線を介して電源が供給されるようにな
っている。
ーク51,52に装備された電気機器としての回動アク
チュエータ76,77、マイクロスイッチ89,90、
センサS9〜S14の各リード線のコネクタ(いずれも
図示せず)が接続されるコネクタ92が取り付けられて
いる。回動アクチュエータ76,77、マイクロスイッ
チ89,90、センサS9〜S14にはコネクタ92に
接続されたリード線を介して電源が供給されるようにな
っている。
【0041】図2、図11及び図12(a)等に示すよ
うに、アッパフォーク51,52には一端が前記コネク
タ92に接続されるとともに、他端が固定側としてのキ
ャリッジ13側に装備された電源(図示せず)に接続さ
れた配線93をガイドするガイド部材94が配設されて
いる。ガイド部材94は上方向及び両端が開放された溝
を形成するように屈曲形成された板材により形成され、
その底面がアッパフォーク51,52の上面に固定され
ている。また、ロアフォーク24,25の上部にはガイ
ド部材94の上端より上方まで延びる支持板95が垂直
に固定され、支持板95の上部に固定された支持片(ク
ランプ)96に配線93の一部が支持されている。図1
1に示すように、支持板95はアッパフォーク51,5
2が待機位置に配置された状態において、コネクタ92
に近い側のガイド部材94の端部近傍に位置する状態で
配設されている。そして、配線93は、アッパフォーク
51,52が待機位置に配置された状態において、支持
片(クランプ)96に支持された位置からガイド部材9
4のコネクタ92と反対側の端部まで延びてU字状に折
り返し、ガイド部材94の底部を通ってコネクタ92ま
で導かれるように配設されている。
うに、アッパフォーク51,52には一端が前記コネク
タ92に接続されるとともに、他端が固定側としてのキ
ャリッジ13側に装備された電源(図示せず)に接続さ
れた配線93をガイドするガイド部材94が配設されて
いる。ガイド部材94は上方向及び両端が開放された溝
を形成するように屈曲形成された板材により形成され、
その底面がアッパフォーク51,52の上面に固定され
ている。また、ロアフォーク24,25の上部にはガイ
ド部材94の上端より上方まで延びる支持板95が垂直
に固定され、支持板95の上部に固定された支持片(ク
ランプ)96に配線93の一部が支持されている。図1
1に示すように、支持板95はアッパフォーク51,5
2が待機位置に配置された状態において、コネクタ92
に近い側のガイド部材94の端部近傍に位置する状態で
配設されている。そして、配線93は、アッパフォーク
51,52が待機位置に配置された状態において、支持
片(クランプ)96に支持された位置からガイド部材9
4のコネクタ92と反対側の端部まで延びてU字状に折
り返し、ガイド部材94の底部を通ってコネクタ92ま
で導かれるように配設されている。
【0042】次に、前記のように構成された装置の作用
を、入庫口6から右側の枠組棚2bの収納部3に荷Wを
入庫する場合を例にして説明する。スタッカクレーン1
0は、クレーンコントローラ17の指令により走行モー
タ15が駆動され、レール9に沿って走行した後、入庫
口6と対応する位置で停止する。また、クレーンコント
ローラ17の指令により昇降モータ16が駆動され、キ
ャリッジ13は入庫口6と対応する位置で停止する。キ
ャリッジ13は荷載置部21の上面が棚板5の上面と同
じ高さとなる位置で停止する。
を、入庫口6から右側の枠組棚2bの収納部3に荷Wを
入庫する場合を例にして説明する。スタッカクレーン1
0は、クレーンコントローラ17の指令により走行モー
タ15が駆動され、レール9に沿って走行した後、入庫
口6と対応する位置で停止する。また、クレーンコント
ローラ17の指令により昇降モータ16が駆動され、キ
ャリッジ13は入庫口6と対応する位置で停止する。キ
ャリッジ13は荷載置部21の上面が棚板5の上面と同
じ高さとなる位置で停止する。
【0043】荷載置部21上に荷Wがない場合、ロアフ
ォーク24,25はその間隔が最も大きな待機位置に配
置されている。クレーンコントローラ17はセンサS
3,S4からの出力信号により、荷載置部21上に荷W
がないことと、S2からの出力信号により入庫口6に荷
Wが存在することとを確認した後、モータMを駆動させ
る。モータMの駆動により、駆動ギヤ44が図2の時計
方向に回転駆動され、駆動ギヤ44の回転に伴ってロア
フォーク24側に配設されたピニオン46a,46bが
中間ギヤ45を介して図2の時計方向に回転される。ピ
ニオン46aの回転に伴ってスプライン軸29がピニオ
ン46aと一体に回転し、ロアフォーク25側に配設さ
れたピニオン48aがスプライン軸29と一体に回転す
る。そして、ピニオン48bも中間ギヤ47を介してピ
ニオン48aと同方向に回転する。その結果、両ミドル
フォーク49,50がラック57とともに図2の右方向
に移動する。
ォーク24,25はその間隔が最も大きな待機位置に配
置されている。クレーンコントローラ17はセンサS
3,S4からの出力信号により、荷載置部21上に荷W
がないことと、S2からの出力信号により入庫口6に荷
Wが存在することとを確認した後、モータMを駆動させ
る。モータMの駆動により、駆動ギヤ44が図2の時計
方向に回転駆動され、駆動ギヤ44の回転に伴ってロア
フォーク24側に配設されたピニオン46a,46bが
中間ギヤ45を介して図2の時計方向に回転される。ピ
ニオン46aの回転に伴ってスプライン軸29がピニオ
ン46aと一体に回転し、ロアフォーク25側に配設さ
れたピニオン48aがスプライン軸29と一体に回転す
る。そして、ピニオン48bも中間ギヤ47を介してピ
ニオン48aと同方向に回転する。その結果、両ミドル
フォーク49,50がラック57とともに図2の右方向
に移動する。
【0044】ミドルフォーク49,50とともにスプロ
ケット60が移動すると、スプロケット60に巻き掛け
られているチェーン67の一端がロアフォーク24,2
5に固定されているため、スプロケット60は図2の反
時計方向に回転しながら移動する。その結果、ミドルフ
ォーク49,50に直動ジョイント54を介して支持さ
れ、チェーン67の他端に連結されているアッパフォー
ク51,52はスプロケット60の移動方向にミドルフ
ォーク49,50の移動距離の2倍移動する。
ケット60が移動すると、スプロケット60に巻き掛け
られているチェーン67の一端がロアフォーク24,2
5に固定されているため、スプロケット60は図2の反
時計方向に回転しながら移動する。その結果、ミドルフ
ォーク49,50に直動ジョイント54を介して支持さ
れ、チェーン67の他端に連結されているアッパフォー
ク51,52はスプロケット60の移動方向にミドルフ
ォーク49,50の移動距離の2倍移動する。
【0045】そして、アッパフォーク51,52が進出
位置に到達し、センサS7から被検知部材74の検知信
号が出力されるとモータMの駆動が停止され、アッパフ
ォーク51,52が所定の進出位置で停止する。なお、
アッパフォーク51,52と干渉する位置に障害物があ
ると、アッパフォーク51,52及びミドルフォーク4
9,50の移動中にセンサS14から検知信号が出力さ
れ、モータMの駆動が停止されてアッパフォーク51,
52は移動途中で停止される。
位置に到達し、センサS7から被検知部材74の検知信
号が出力されるとモータMの駆動が停止され、アッパフ
ォーク51,52が所定の進出位置で停止する。なお、
アッパフォーク51,52と干渉する位置に障害物があ
ると、アッパフォーク51,52及びミドルフォーク4
9,50の移動中にセンサS14から検知信号が出力さ
れ、モータMの駆動が停止されてアッパフォーク51,
52は移動途中で停止される。
【0046】アッパフォーク51,52が進出位置に到
達すると、荷Wの移載方向前端に重心が移動する。この
重心移動に伴い、荷Wの移載方向後端側のローラ27b
の上部は他方の支持レール62の上壁62cに当接す
る。これにより、アッパフォーク51,52がその先端
側へ向かう程大きく傾斜することはない。
達すると、荷Wの移載方向前端に重心が移動する。この
重心移動に伴い、荷Wの移載方向後端側のローラ27b
の上部は他方の支持レール62の上壁62cに当接す
る。これにより、アッパフォーク51,52がその先端
側へ向かう程大きく傾斜することはない。
【0047】アッパフォーク51,52が所定の進出位
置に停止した後、モータ39が駆動されて駆動スプロケ
ット40が図1の反時計回り方向に回転される。そし
て、チェーン42,43が同方向に駆動されて、両支持
レール61,62に沿ってローラ27a,27bがそれ
ぞれ回転されながら、ロアフォーク24,25が互いに
近づく方向に移動される。このとき、一方の支持レール
61におけるローラ27aの移動が位置決めされている
ため、ロアフォーク24,25ががたつかない。そし
て、バンパー84が荷Wに接触した後、板ばね87の付
勢力に抗してアッパフォーク51,52側へ押圧され
て、所定位置まで移動するとマイクロスイッチ89,9
0がオンになる。マイクロスイッチ89,90がオンに
なるとモータ39の駆動が停止され、荷Wはその幅方向
の中心が荷載置部21の幅方向(荷移載方向と直交する
方向)の中心と一致する状態でバンパー84間に所定の
押圧力で挟まれた状態となる。
置に停止した後、モータ39が駆動されて駆動スプロケ
ット40が図1の反時計回り方向に回転される。そし
て、チェーン42,43が同方向に駆動されて、両支持
レール61,62に沿ってローラ27a,27bがそれ
ぞれ回転されながら、ロアフォーク24,25が互いに
近づく方向に移動される。このとき、一方の支持レール
61におけるローラ27aの移動が位置決めされている
ため、ロアフォーク24,25ががたつかない。そし
て、バンパー84が荷Wに接触した後、板ばね87の付
勢力に抗してアッパフォーク51,52側へ押圧され
て、所定位置まで移動するとマイクロスイッチ89,9
0がオンになる。マイクロスイッチ89,90がオンに
なるとモータ39の駆動が停止され、荷Wはその幅方向
の中心が荷載置部21の幅方向(荷移載方向と直交する
方向)の中心と一致する状態でバンパー84間に所定の
押圧力で挟まれた状態となる。
【0048】次に両回動アクチュエータ76,77が駆
動されて、レバー80,81が作用位置に配置される。
回動アクチュエータ76,77はセンサS10,S12
からオン信号が出力された時にその駆動が停止される。
次にモータMが前記とは逆方向に回転駆動され、各ピニ
オン46a,46b,48a,48bが図2の反時計回
り方向に回転される。そして、ミドルフォーク49,5
0がラック57とともに図2の左方向へ移動されると、
スプロケット59に巻き掛けられているチェーン65の
一端がロアフォーク24,25に固定されているため、
スプロケット59は図2の時計方向に回転しながら移動
する。その結果、ミドルフォーク49,50に直動ジョ
イント53を介して支持され、チェーン65の他端に連
結されているアッパフォーク51,52はスプロケット
59の移動方向にミドルフォーク49,50の移動距離
の2倍移動する。
動されて、レバー80,81が作用位置に配置される。
回動アクチュエータ76,77はセンサS10,S12
からオン信号が出力された時にその駆動が停止される。
次にモータMが前記とは逆方向に回転駆動され、各ピニ
オン46a,46b,48a,48bが図2の反時計回
り方向に回転される。そして、ミドルフォーク49,5
0がラック57とともに図2の左方向へ移動されると、
スプロケット59に巻き掛けられているチェーン65の
一端がロアフォーク24,25に固定されているため、
スプロケット59は図2の時計方向に回転しながら移動
する。その結果、ミドルフォーク49,50に直動ジョ
イント53を介して支持され、チェーン65の他端に連
結されているアッパフォーク51,52はスプロケット
59の移動方向にミドルフォーク49,50の移動距離
の2倍移動する。
【0049】レバー80,81が作用位置に配置されて
いるため、アッパフォーク51,52の移動途中でレバ
ー80が荷Wの移載方向後端と係合し、アッパフォーク
51,52の移動に伴って荷Wが荷載置部21に向かっ
て移動される。
いるため、アッパフォーク51,52の移動途中でレバ
ー80が荷Wの移載方向後端と係合し、アッパフォーク
51,52の移動に伴って荷Wが荷載置部21に向かっ
て移動される。
【0050】アッパフォーク51,52及びミドルフォ
ーク49,50が待機位置に到達し、センサS5,S8
から被検知部材74,75の検知信号が出力されるとモ
ータMの駆動が停止され、アッパフォーク51,52及
びミドルフォーク49,50が待機位置で停止する。以
上で入庫口6から荷載置部21上への荷Wの移載作業が
完了する。
ーク49,50が待機位置に到達し、センサS5,S8
から被検知部材74,75の検知信号が出力されるとモ
ータMの駆動が停止され、アッパフォーク51,52及
びミドルフォーク49,50が待機位置で停止する。以
上で入庫口6から荷載置部21上への荷Wの移載作業が
完了する。
【0051】次に走行モータ15及び昇降モータ16が
駆動され、スタッカクレーン10は荷Wを収容すべき収
納部3と対応する位置まで走行し、キャリッジ13は収
納部3と対応する位置で停止する。そして、クレーンコ
ントローラ17はセンサS2の出力信号に基づいて収納
部3に荷Wがないことを確認した後、収納部3への荷W
の移載作業を開始する。先ず、モータMが駆動されて前
記と同様にしてアッパフォーク51,52及びミドルフ
ォーク49,50が所定の進出位置まで移動する。レバ
ー80,81は作用位置に配置されたままなので、アッ
パフォーク51,52の移動途中でレバー81が荷Wの
移載方向後端と係合し、アッパフォーク51,52の移
動に伴って荷Wが収納部3に向かって移動される。そし
て、アッパフォーク51,52が進出位置まで移動した
後、モータ39が駆動されてロアフォーク24,25が
待機位置まで移動されて、バンパー84と荷Wとの係合
状態が解除される。
駆動され、スタッカクレーン10は荷Wを収容すべき収
納部3と対応する位置まで走行し、キャリッジ13は収
納部3と対応する位置で停止する。そして、クレーンコ
ントローラ17はセンサS2の出力信号に基づいて収納
部3に荷Wがないことを確認した後、収納部3への荷W
の移載作業を開始する。先ず、モータMが駆動されて前
記と同様にしてアッパフォーク51,52及びミドルフ
ォーク49,50が所定の進出位置まで移動する。レバ
ー80,81は作用位置に配置されたままなので、アッ
パフォーク51,52の移動途中でレバー81が荷Wの
移載方向後端と係合し、アッパフォーク51,52の移
動に伴って荷Wが収納部3に向かって移動される。そし
て、アッパフォーク51,52が進出位置まで移動した
後、モータ39が駆動されてロアフォーク24,25が
待機位置まで移動されて、バンパー84と荷Wとの係合
状態が解除される。
【0052】次に回動アクチュエータ76,77が駆動
されるとともに、センサS9,S11からオン信号が出
力された時点で停止され、レバー80,81が退避位置
に配置される。次にモータMが駆動されてミドルフォー
ク49,50及びアッパフォーク51,52が待機位置
に復帰する。そして、荷載置部21から収納部3の棚板
5上への荷Wの移載作業の1サイクルが完了する。
されるとともに、センサS9,S11からオン信号が出
力された時点で停止され、レバー80,81が退避位置
に配置される。次にモータMが駆動されてミドルフォー
ク49,50及びアッパフォーク51,52が待機位置
に復帰する。そして、荷載置部21から収納部3の棚板
5上への荷Wの移載作業の1サイクルが完了する。
【0053】右側の枠組棚2bの収納部3から荷Wを取
り出して右側の他の収納部3に荷Wを収納する場合も同
様に作動される。一方、左側の枠組棚2aに対して荷W
を収納する場合及び出庫口7に荷Wを出庫する場合は、
ミドルフォーク49,50及びアッパフォーク51,5
2が進出位置へ移動する際、図2の左側に向かって移動
される。従って、クレーンコントローラ17がモータM
を前記とは逆方向に回転駆動させる点と、進出位置での
停止位置をセンサS6の検知信号に基づいて行う点とが
異なり、その他は同じ制御が行われる。
り出して右側の他の収納部3に荷Wを収納する場合も同
様に作動される。一方、左側の枠組棚2aに対して荷W
を収納する場合及び出庫口7に荷Wを出庫する場合は、
ミドルフォーク49,50及びアッパフォーク51,5
2が進出位置へ移動する際、図2の左側に向かって移動
される。従って、クレーンコントローラ17がモータM
を前記とは逆方向に回転駆動させる点と、進出位置での
停止位置をセンサS6の検知信号に基づいて行う点とが
異なり、その他は同じ制御が行われる。
【0054】又、ベース部19の支持部材20に対し
て、ロアフォーク24,25を組み付けるには以下のよ
うに行う。即ち、両支持レール61,62の溝部61
e,62eにそれぞれローラ27a,27bを係合させ
る。この係合により、一方の支持レール61における当
接部63にローラ27aの上下両側部が干渉する。これ
により、一方の支持レール61に対応するローラ27a
は、同一平面においてロアフォーク24,25が接近離
間する方向と同一平面上において直交する方向(図10
の左右方向)への移動が規制される。即ち、ローラ27
aの軸線方向への移動が規制され、ローラ27aの位置
決めがなされる。
て、ロアフォーク24,25を組み付けるには以下のよ
うに行う。即ち、両支持レール61,62の溝部61
e,62eにそれぞれローラ27a,27bを係合させ
る。この係合により、一方の支持レール61における当
接部63にローラ27aの上下両側部が干渉する。これ
により、一方の支持レール61に対応するローラ27a
は、同一平面においてロアフォーク24,25が接近離
間する方向と同一平面上において直交する方向(図10
の左右方向)への移動が規制される。即ち、ローラ27
aの軸線方向への移動が規制され、ローラ27aの位置
決めがなされる。
【0055】これに対し、他方の支持レール62は一方
の支持レール61のような当接部63を有していない。
そのため、ローラ27bに対し干渉するようなものがな
い。従って、他方の支持レール62に対応するローラ2
7bは、ロアフォーク24,25が接近離間する方向と
同一平面上において直交する方向(図10の左右方向)
への移動が許容される。即ち、ローラ27bの軸線方向
への移動が規制される。
の支持レール61のような当接部63を有していない。
そのため、ローラ27bに対し干渉するようなものがな
い。従って、他方の支持レール62に対応するローラ2
7bは、ロアフォーク24,25が接近離間する方向と
同一平面上において直交する方向(図10の左右方向)
への移動が許容される。即ち、ローラ27bの軸線方向
への移動が規制される。
【0056】よって、両ローラ27a,27bの間隔
(図10に示すL1)と、両支持レール61,62の間
隔(図10に示すL2)とに加工上の寸法誤差があって
も、その寸法誤差を吸収することが可能となる。この結
果、ロアフォーク24,25が接近離間するときに、各
ローラ27は各支持レール61,62に沿ってスムーズ
に回転する。
(図10に示すL1)と、両支持レール61,62の間
隔(図10に示すL2)とに加工上の寸法誤差があって
も、その寸法誤差を吸収することが可能となる。この結
果、ロアフォーク24,25が接近離間するときに、各
ローラ27は各支持レール61,62に沿ってスムーズ
に回転する。
【0057】この実施形態によれば以下のような効果を
得ることができる。 (1)ベース部19の支持部材20に各ロアフォーク2
4,25を接近離間する方向に移動可能に支持する支持
手段が設けられている。この支持手段は、一対の支持レ
ール61,62と、各支持レール61,62の溝部61
e,62eに係合されるローラ27a,27bとから構
成されている。そして、一方の支持レール61の溝部6
1eには、ロアフォーク24,25が接近離間する方向
と同一平面上において直交する方向へのローラ27aの
移動が当接部63により規制されている。又、他方の支
持レール62の溝部62eには、ロアフォーク24,2
5が接近離間する方向と同一平面上において直交する方
向へのローラ27bの移動が許容されている。このた
め、両ローラ27a,27bの間隔L1と、両支持レー
ル61,62の間隔L2とに加工上の寸法誤差があって
も、その誤差を吸収することができる。従って、各支持
レール61,62に沿ってローラ27a,27bをスム
ーズに回転させることができ、アッパフォーク51,5
2間に荷を挟み込めない等の動作不良に繋がるのを防止
することができる。
得ることができる。 (1)ベース部19の支持部材20に各ロアフォーク2
4,25を接近離間する方向に移動可能に支持する支持
手段が設けられている。この支持手段は、一対の支持レ
ール61,62と、各支持レール61,62の溝部61
e,62eに係合されるローラ27a,27bとから構
成されている。そして、一方の支持レール61の溝部6
1eには、ロアフォーク24,25が接近離間する方向
と同一平面上において直交する方向へのローラ27aの
移動が当接部63により規制されている。又、他方の支
持レール62の溝部62eには、ロアフォーク24,2
5が接近離間する方向と同一平面上において直交する方
向へのローラ27bの移動が許容されている。このた
め、両ローラ27a,27bの間隔L1と、両支持レー
ル61,62の間隔L2とに加工上の寸法誤差があって
も、その誤差を吸収することができる。従って、各支持
レール61,62に沿ってローラ27a,27bをスム
ーズに回転させることができ、アッパフォーク51,5
2間に荷を挟み込めない等の動作不良に繋がるのを防止
することができる。
【0058】(2)従来技術と異なり、アッパフォーク
51,52の動作不良を回避するために、両ローラ27
a,27bの間隔L1、又は両支持レール61,62の
間隔L2を調整する必要がない。従って、フォーク装置
14の組み立て効率が低下するのを防止することができ
る。
51,52の動作不良を回避するために、両ローラ27
a,27bの間隔L1、又は両支持レール61,62の
間隔L2を調整する必要がない。従って、フォーク装置
14の組み立て効率が低下するのを防止することができ
る。
【0059】(3)支持レール61の溝部61ebに
は、当接部63が一体的に形成されている。このため、
当接部63が支持レール61と別体に構成されている場
合に比べ、支持レール61に当接部63を組み付ける作
業を省略することができる。従って、簡単に組み付け作
業をすることができる。
は、当接部63が一体的に形成されている。このため、
当接部63が支持レール61と別体に構成されている場
合に比べ、支持レール61に当接部63を組み付ける作
業を省略することができる。従って、簡単に組み付け作
業をすることができる。
【0060】(4)アッパフォーク51,52が進出位
置に到達した際に、他の支持レール62に対応するロー
ラ27bの上部が、他方の支持レール62の上壁62c
に当接するようになっている。このため、アッパフォー
ク51,52がその先端側へ向かう程大きく下方へ傾斜
することはない。従って、アッパフォーク51,52及
びミドルフォーク49,50を安定した状態で進出位置
に移動させることができる。
置に到達した際に、他の支持レール62に対応するロー
ラ27bの上部が、他方の支持レール62の上壁62c
に当接するようになっている。このため、アッパフォー
ク51,52がその先端側へ向かう程大きく下方へ傾斜
することはない。従って、アッパフォーク51,52及
びミドルフォーク49,50を安定した状態で進出位置
に移動させることができる。
【0061】なお、この発明の実施形態は以下のように
変更してもよい。 ○各ローラ27aの回転中心をそれぞれ上下方向にずら
し、一方のローラ27aの上部を支持レール61の上壁
61cに圧接し、他方のローラ27aの下部を支持レー
ル61の底壁61aに圧接してもよい。又、ローラ27
aと同様にローラ27bの回転中心の位置も上下方向に
ずらしてもよい。この構成にすれば、ローラ27a,2
7bが移動する際に、上下方向のがたつきを無くすこと
ができ、ロアフォーク24,25をいっそう安定した状
態で接近離間することができる。
変更してもよい。 ○各ローラ27aの回転中心をそれぞれ上下方向にずら
し、一方のローラ27aの上部を支持レール61の上壁
61cに圧接し、他方のローラ27aの下部を支持レー
ル61の底壁61aに圧接してもよい。又、ローラ27
aと同様にローラ27bの回転中心の位置も上下方向に
ずらしてもよい。この構成にすれば、ローラ27a,2
7bが移動する際に、上下方向のがたつきを無くすこと
ができ、ロアフォーク24,25をいっそう安定した状
態で接近離間することができる。
【0062】○支持レール61及びローラ27aに代え
て図13に示す構成にしてもよい。即ち、支持部材20
の外側にはブラケット97を介して板状をなす支持レー
ル98が支持部材20に沿って延びるように固定されて
いる。支持レール98の上下両端縁には、山形状をなす
係合部98a,98bがそれぞれ形成されている。この
係合部98a,98bには、上下一対の挟み込みローラ
99a,99bが配設されている。そして、上下両ロー
ラ99a,99bの外周面に形成された溝部が支持レー
ル98の係合部98a,98bに係合されることによ
り、上下両ローラ99a,99bの位置決めがなされ
る。
て図13に示す構成にしてもよい。即ち、支持部材20
の外側にはブラケット97を介して板状をなす支持レー
ル98が支持部材20に沿って延びるように固定されて
いる。支持レール98の上下両端縁には、山形状をなす
係合部98a,98bがそれぞれ形成されている。この
係合部98a,98bには、上下一対の挟み込みローラ
99a,99bが配設されている。そして、上下両ロー
ラ99a,99bの外周面に形成された溝部が支持レー
ル98の係合部98a,98bに係合されることによ
り、上下両ローラ99a,99bの位置決めがなされ
る。
【0063】○図13において、ローラ99a,99b
のうちいずれか一方を省略してもよい。次に、特許請求
の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施
形態によって把握される技術的思想をその効果とともに
以下に列挙する。
のうちいずれか一方を省略してもよい。次に、特許請求
の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施
形態によって把握される技術的思想をその効果とともに
以下に列挙する。
【0064】(1) 前記当接部はローラの側部が当接
する斜面を有するものである請求項2に記載の荷移載装
置。この構成によれば、一方の支持レールに対しローラ
を係合しやすく、組み付けが容易になる。
する斜面を有するものである請求項2に記載の荷移載装
置。この構成によれば、一方の支持レールに対しローラ
を係合しやすく、組み付けが容易になる。
【0065】(2) 前記支持レールの長手方向軸線に
対する各ローラの回転中心の位置を異なる方向にずらし
て、各ローラの外周面の一部を前記支持レールに圧接し
た請求項1又は2に記載の荷移載装置。この構成によれ
ば、ローラが移動するのに伴うがたつきを無くすことが
できる。
対する各ローラの回転中心の位置を異なる方向にずらし
て、各ローラの外周面の一部を前記支持レールに圧接し
た請求項1又は2に記載の荷移載装置。この構成によれ
ば、ローラが移動するのに伴うがたつきを無くすことが
できる。
【0066】(3) 前記出退移動部材が進出位置に到
達した際に、荷の移載方向後端部側に対応するローラが
支持レールの一部に当接する請求項1又は2に記載の荷
移載装置。この構成によれば、出退移動部材を安定した
状態で進出位置に移動させることができる。
達した際に、荷の移載方向後端部側に対応するローラが
支持レールの一部に当接する請求項1又は2に記載の荷
移載装置。この構成によれば、出退移動部材を安定した
状態で進出位置に移動させることができる。
【0067】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、両支持レールのローラをスムーズに移動さ
せることができるため、動作不良を確実に防止すること
できる。
るため、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発
明によれば、両支持レールのローラをスムーズに移動さ
せることができるため、動作不良を確実に防止すること
できる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、簡単な構
成にも拘わらず、ローラの位置決めを確実に行うことが
できる。請求項3に記載の発明によれば、荷移載装置を
簡単に組み付けることができるため、製造効率が低下す
るのを防止することが可能になる。
成にも拘わらず、ローラの位置決めを確実に行うことが
できる。請求項3に記載の発明によれば、荷移載装置を
簡単に組み付けることができるため、製造効率が低下す
るのを防止することが可能になる。
【図1】 一実施の形態の荷移載装置の一部破断概略正
面図。
面図。
【図2】 概略側面図。
【図3】 図1のIII −III 線における一部省略断面
図。
図。
【図4】 (a)は自動倉庫の概略平面図、(b)は概
略側面図。
略側面図。
【図5】 ロアフォークの幅を変更する駆動機構の模式
斜視図。
斜視図。
【図6】 図1の部分拡大図。
【図7】 図2のVII−VII線における一部省略断面
図。
図。
【図8】 チェーンの支持状態を示す図7に相当する一
部省略断面図。
部省略断面図。
【図9】 支持レール及びローラを示す部分斜視図。
【図10】 支持レールを示す拡大側面図。
【図11】 アッパフォークの側面図。
【図12】 (a)は回動アクチュエータの支持状態を
示す平面図、(b)はバンパーの支持状態を示す部分平
面図。
示す平面図、(b)はバンパーの支持状態を示す部分平
面図。
【図13】 別の実施形態を示す支持レールの拡大側面
図。
図。
【図14】 従来の技術を示す支持レールの拡大側面
図。
図。
10…スタッカクレーン、13…キャリッジ、14…フ
ォーク装置(荷移載装置)、19…ベース部、21…荷
載置部、24,25…ロアフォーク(ガイド部材)、2
7a,27b…ローラ(支持手段)、39…モータ(駆
動手段)、40…駆動スプロケット(駆動手段)、4
2,43…チェーン(駆動手段)、46a,46b,4
8a,48b…ピニオン(出退駆動手段)、49,50
…ミドルフォーク(出退移動部材)、51,52…アッ
パフォーク(出退移動部材)、61,62…支持レール
(支持手段)、61e,62e…溝部、63…当接部
(位置決め手段)、80,81…レバー、A…退避位
置、B…作用位置、M…出退駆動手段を構成するモー
タ、W…荷。
ォーク装置(荷移載装置)、19…ベース部、21…荷
載置部、24,25…ロアフォーク(ガイド部材)、2
7a,27b…ローラ(支持手段)、39…モータ(駆
動手段)、40…駆動スプロケット(駆動手段)、4
2,43…チェーン(駆動手段)、46a,46b,4
8a,48b…ピニオン(出退駆動手段)、49,50
…ミドルフォーク(出退移動部材)、51,52…アッ
パフォーク(出退移動部材)、61,62…支持レール
(支持手段)、61e,62e…溝部、63…当接部
(位置決め手段)、80,81…レバー、A…退避位
置、B…作用位置、M…出退駆動手段を構成するモー
タ、W…荷。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴垣 光隆 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3F022 FF01 HH13 JJ09 KK03 KK04 KK12 NN57 PP06 QQ01 QQ12 QQ13
Claims (3)
- 【請求項1】 荷が載置されるベース部と、前記ベース
部上に所定の間隔をおいて設けられ該ベース部に対する
荷の移載方向に沿って延設された一対のガイド部材と、
前記ベース部に各ガイド部材を接近離間する方向に移動
可能に支持する支持手段と、前記ガイド部材を移動させ
る駆動手段と、前記各ガイド部材に沿って移動可能な出
退移動部材と、前記出退移動部材を待機位置と進出位置
との間で往復移動させる出退駆動手段と、前記出退移動
部材の前記移載方向の両端部に設けられ前記出退移動部
材の移動時に前記ベース部上の荷に対してその移載方向
後端部において係合可能な作用位置と係合不能な退避位
置とに回動配置されるレバーとを備えた荷移載装置にお
いて、 前記支持手段は、ガイド部材が接近離間する方向に沿っ
て延びる一対の支持レールと、各支持レールの溝部に係
合され支持レールに沿って移動可能なローラとを備え、
前記両支持レールのうち一方の支持レールに、前記ガイ
ド部材が接近離間する方向と同一平面上において直交す
る方向へのローラの移動を位置決め手段により規制する
ように構成するとともに、他方の支持レールに、前記ガ
イド部材が接近離間する方向と同一平面上において直交
する方向へのローラの移動を許容するように構成した荷
移載装置。 - 【請求項2】 前記位置決め手段は、一方の支持レール
の溝部に一体的に形成され、ローラの側部と当接する当
接部である請求項1に記載の荷移載装置。 - 【請求項3】 昇降自在なキャリッジ上に請求項1又は
2に記載の荷移載装置を備えたスタッカクレーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284020A JP2000118623A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 荷移載装置及びスタッカクレーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10284020A JP2000118623A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 荷移載装置及びスタッカクレーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118623A true JP2000118623A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17673271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10284020A Withdrawn JP2000118623A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | 荷移載装置及びスタッカクレーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000118623A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071932A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Murata Machinery Ltd | 移載装置 |
CN102992197A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-03-27 | 宁夏电力公司检修公司 | 接地极极址盖板起重装置 |
CN105438744A (zh) * | 2015-05-12 | 2016-03-30 | 新兴重工湖北三六一一机械有限公司 | 一种行走机构 |
KR20180115939A (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-24 | 신승복 | 패널 이송장치 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP10284020A patent/JP2000118623A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012071932A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Murata Machinery Ltd | 移載装置 |
CN102992197A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-03-27 | 宁夏电力公司检修公司 | 接地极极址盖板起重装置 |
CN105438744A (zh) * | 2015-05-12 | 2016-03-30 | 新兴重工湖北三六一一机械有限公司 | 一种行走机构 |
KR20180115939A (ko) * | 2017-04-14 | 2018-10-24 | 신승복 | 패널 이송장치 |
KR101959332B1 (ko) | 2017-04-14 | 2019-03-18 | 신승복 | 패널 이송장치 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050526 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070528 |