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JP2000110097A - 防カール性加工紙 - Google Patents

防カール性加工紙

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Publication number
JP2000110097A
JP2000110097A JP29618698A JP29618698A JP2000110097A JP 2000110097 A JP2000110097 A JP 2000110097A JP 29618698 A JP29618698 A JP 29618698A JP 29618698 A JP29618698 A JP 29618698A JP 2000110097 A JP2000110097 A JP 2000110097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curl
resin
paper
parts
acrylate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29618698A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tanii
一郎 谷井
Yuji Gama
祐二 蒲
Ichiro Shimizu
一郎 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nissin Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nissin Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP29618698A priority Critical patent/JP2000110097A/ja
Publication of JP2000110097A publication Critical patent/JP2000110097A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 紙基材の一面に樹脂加工が施され、他面
にカール防止層が形成された防カール性加工紙におい
て、上記カール防止層を、 (A)ガラス転移温度が上記樹脂加工に使用した樹脂の
ガラス転移温度の±30℃以内である樹脂100重量部 (B)針状又は円板状の無機粉末20〜300重量部 を含有するコーティング剤にて形成したことを特徴とす
る防カール性加工紙。 【効果】 本発明の防カール性加工紙によれば、湿度変
化や高湿度環境下においてもカールの発生を大幅に抑制
し、実用上極めて有用な加工紙を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離型紙、コート
紙、ワックス加工紙、グラシン紙、記録紙及び各種複合
紙等の一方の面に樹脂加工が施され、他方の面にカール
防止層が形成された防カール性加工紙に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
離型紙、コート紙、ワックス加工紙、グラシン紙、記録
紙などにおいて、紙基材の片面に樹脂加工が施されたも
のが用いられているが、樹脂加工されていない紙基材の
他面は、湿気等の変化によりカールしやすいため、カー
ル防止層を設けてカール防止を図っている。このカール
防止層の形成方法としては、 ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン等の水溶性高分子でカール防止層を形成す
る、 ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロー
ス、ゼラチン等の水溶性高分子とシリカ、炭酸カルシウ
ム等の無機粉末からカール防止層を形成する、 スチレン・マレイン酸共重合体、スチレン・ブタジエ
ン共重合体、アクリル酸エステル共重合体等の高分子樹
脂とイソシアネート系、トリアジン系等の架橋剤からカ
ール防止層を形成する、 高分子樹脂にパラフィンワックスを混合するか、ポリ
オレフィン樹脂を使用しカール防止層に防湿性を付与す
るなどの方法が知られている。
【0003】しかし、上記いずれの方法でもカール防止
効果は完全ではなく、未だ十分な防湿効果が得られず、
湿度変化や高湿度環境下において加工紙がカールしてし
まうという問題を解消するに至っていない。
【0004】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たもので、湿度変化や高湿度環境下においてもカールの
発生を大幅に抑制した防カール性加工紙を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、加工紙の樹脂加工面に使用される樹脂とガラス転
移温度において一定の相関関係を有する樹脂と針状又は
円板状の無機粉末を用いてカール防止層を形成すること
により、得られる加工紙のカールの発生が大幅に低減す
ることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0006】即ち本発明は、紙基材の一面に樹脂加工が
施され、他面にカール防止層が形成された防カール性加
工紙において、上記カール防止層を、 (A)ガラス転移温度が上記樹脂加工に使用した樹脂の
ガラス転移温度の±30℃以内である樹脂100重量部 (B)針状又は円板状の無機粉末20〜300重量部 を含有するコーティング剤にて形成したことを特徴とす
る防カール性加工紙を提供する。
【0007】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の防カール性加工紙は、紙基材の一面に樹脂加工
が施されていると共に、他面にカール防止層が形成され
たものである。
【0008】ここで、紙基材としては、離型紙、コート
紙、ワックス加工紙、グラシン紙、記録紙、各種複合紙
など、加工紙の種類に応じて通常使用される基材が用い
られる。
【0009】また、本発明において、上記紙基材に対す
る樹脂加工の組成、方法などは、加工紙の種類などに応
じて適宜選定され、特に限定されないが、一般的には塩
化ビニル系樹脂、(メタ)アクリル酸エステル系樹脂、
酢酸ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、エチレン酢酸ビニ
ル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂等の樹脂塗料を塗布又
は浸漬して紙基材の一面(樹脂加工すべき面)に塗膜を
形成する等の方法により樹脂加工される。また、樹脂加
工用樹脂のガラス転移温度は通常−20℃〜80℃程度
の範囲にあり、−20℃未満では塗膜が柔らかく粘着感
を帯びたり、80℃を超えると造膜がしずらかったり、
塗膜が硬くなりすぎる場合がある。
【0010】本発明の防カール性加工紙において樹脂加
工面と反対側の面(非樹脂加工面)には、カール防止層
が設けられる。本発明のカール防止層は、(A)樹脂加
工に使用された樹脂のガラス転移温度の±30℃の温度
範囲以内にガラス転移温度を有する樹脂と、(B)針状
又は円板状の無機粉末とを含有するコーティング剤によ
り形成される。
【0011】(A)成分の樹脂は、樹脂加工に使用され
た樹脂に対応して、樹脂加工用樹脂のガラス転移温度の
±30℃以内、好ましくは±25℃の温度範囲以内にガ
ラス転移温度を有するものが使用される。ガラス転移温
度が±30℃の温度範囲を超えると、紙の両面の樹脂の
収縮率が大きく異なるため、カールし易くなる。
【0012】なお、本発明において、ガラス転移温度は
次の式より求めたものである。 1/Tg=Σ(Wi/Tgi) Tg :樹脂のガラス転移温度(絶対温度表示) Tgi:単量体成分(i)の単独重合体のガラス転移温
度(絶対温度表示) Wi :樹脂中の成分(i)の重量分率
【0013】ここで、樹脂が共重合体の場合、共重合体
の各構成成分のWi/Tgiの総和が1/Tgとなる。
【0014】樹脂(A)は、各種単量体の付加重合、付
加縮合、開環重合等の重合反応を懸濁重合、乳化重合、
溶液重合等、通常の重合方法により重合することにより
得られるが、乳化重合により重合体のエマルジョンを形
成するのがカール防止層の形成作業上特に好ましい。
【0015】本発明のカール防止層に用いられる重合体
エマルジョンを製造するための単量体は、得られる共重
合体のガラス転移温度が前記の特定範囲に入るように選
択されるのであれば如何なる単量体も使用できるが、主
な単量体としては、塩化ビニル、メチル(メタ)アクリ
レート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メ
タ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリ
レート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレート、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニ
ル、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アク
リルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、ダイアセトン(メタ)アクリルアミド、ジメチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アク
リレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、グリ
シジル(メタ)アクリレート、グリシジルアリルエーテ
ル、アクリロニトリル、ジビニルベンゼン、アリル(メ
タ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート等が例示され、これらの中から1種又は2種以
上を組み合わせて用いることができる。その中でも、塩
化ビニル、メチルメタクリレート、ブチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、スチレン、酢酸
ビニル、アクリル酸、メタクリル酸、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等から
2種以上組み合わせて得られる共重合体がよい。なお、
(メタ)アクリレートはアクリレートとメタクリレート
の総称である。
【0016】本発明において、上記のごとき単量体を重
合するに際しては、公知の乳化重合法を採用することが
好ましい。即ち、上記単量体を混合し、これに乳化剤、
重合開始剤等を加えて水系で乳化重合を行えばよく、一
括仕込して重合する方法、各成分を連続供給しながら重
合する方法などの各種の方法が適用できる。
【0017】乳化重合用の乳化剤としては、アルキル又
はアルキルアリル硫酸塩、アルキル又はアルキルアリル
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩等のアニオ
ン性乳化剤、アルキルトリメチルアンモニウムクロライ
ド、アルキルベンジルアンモニウムクロライド等のカチ
オン性乳化剤、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンカルボン酸エステル等のノニオン性乳化
剤、及び分子中にビニル基を持つ各イオン性の反応性乳
化剤などが例示される。乳化剤の使用量は平均粒子径、
粒子径分布、エマルジョンの物理的・化学的安定性、乾
燥後皮膜の耐水性などを考慮して適宜設定されるが、通
常、単量体の合計量100重量部に対して1〜10重量
部程度である。
【0018】本発明の(A)成分を製造するためのラジ
カル重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸アン
モニウム等の過硫酸塩、過酸化水素水、t−ブチルハイ
ドロパーオキサイド、アゾビスアミジノプロパンの塩酸
塩等の水溶性タイプ、ベンゾイルパーオキサイド、キュ
メンハイドロパーオキサイド、ジブチルパーオキサイ
ド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、クミル
パーオキシネオデカノエート、クミルパーオキシオクト
エート、アゾビスイソブチロニトリル等の油溶性タイプ
等を使用することができる。更に必要に応じ、N,N−
ジメチルアニリン、酸性亜硫酸ナトリウム、ロンガリッ
ト、L−アスコルビン酸等の還元剤を併用したレドック
ス系のものも使用することができる。これら重合開始剤
の使用量は適宜設定するが、一般には単量体の合計量1
00重量部に対して0.01〜5重量部、好ましくは
0.05〜2重量部である。
【0019】乳化重合時の反応条件は、適宜設定するこ
とができるが、単量体/水の重量比は通常0.2〜2.
5、重合温度は通常10〜90℃、重合時間は通常3〜
40時間程度である。なお、得られるエマルジョンの固
形分濃度は40〜70重量%、特に40〜60重量%に
調整することが塗膜形成作業性の点から好ましい。
【0020】なお、重合反応開始時或いは終了後に塩基
性物質を加えてpHを調整することにより、エマルジョ
ンの重合安定性、凍結安定性、機械的安定性、化学的安
定性等を向上させることができる。この場合、得られる
エマルジョンのpHが6〜11となるように調整するこ
とが好ましく、塩基性物質としては、アンモニア、エチ
ルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、ジメチルエタノー
ルアミン、苛性ソーダ、苛性カリ等を使用することがで
きる。
【0021】本発明の(B)無機粉末としては、珪酸マ
グネシウム、アルミナ、炭化珪素等の各種金属酸化物、
珪素系化合物等が使用され、その形状が針状又は円板状
のものである。その長さ又は直径が0.1〜1000μ
m、特に0.1〜100μmの範囲にあるものがカール
防止能の点から好ましく、例えば針状結晶の含水珪酸マ
グネシウム組成を持つSepiolite粘土であるエ
ードプラスSP(水澤化学社製商品名、長さ5〜10μ
m)及びエードプラスML−50D(水澤化学社製商品
名、長さ30〜50μm)、針状結晶のアルミナ水和物
ナノウイスカーA−361(森六社製商品名、長さ0.
1〜2.5μm)、針状結晶の炭化珪素ウイスカーSC
W(タテホ化学社製商品名、長さ10〜40μm)など
が挙げられる。
【0022】(B)成分の無機粉末の配合量は、上述の
(A)成分(エマルジョンならば固形分換算)100重
量部に対して20〜300重量部であり、好ましくは3
0〜250重量部である。20重量部未満ではカール防
止層の収縮が大きくなり、複合紙にカールが生じやすく
なり、また300重量部を超えるとカール防止層の強度
が小さくなり、同様にカールが生じやすくなる。
【0023】本発明のカール防止層を形成するコーティ
ング剤は、上記(A)及び(B)成分に必要に応じて充
填剤、顔料、滑材、着色剤、増粘剤、レベリン剤、界面
活性剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、消臭剤、芳香剤な
どの添加剤を配合し、これを羽根型、ディスパー型、ホ
モミキサー型などの一般的撹拌機を使用して攪拌混合し
て塗料の状態に調製することができる。
【0024】得られたコーティング剤は一方の面が樹脂
加工されている紙基材の非樹脂加工面に、適量(例えば
10〜150g/cm2程度)をスプレー塗布、刷毛塗
り等の公知の方法により塗布し、約90〜150℃で乾
燥処理しカール防止層を形成することができる。
【0025】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例を挙げて本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定
されるものではない。なお、以下、「部」は「重量部」
を表わし、「%」は「重量%」を表わす。
【0026】[合成例1](エマルジョンP1の合成) 撹拌機、温度計及び窒素ガス導入口を備えた耐圧重合器
内に、窒素置換後、脱イオン水750部、酢酸ビニル2
90部、アクリル酸10部、ブチルアクリレート200
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ソーダ20部、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテル20部を仕込み、
更に重合器内を減圧にして塩化ビニル500部を仕込
み、窒素ガス雰囲気下に撹拌しながら60℃に昇温させ
た。次に、過硫酸アンモニウム5部を脱イオン水100
部に溶解した水溶液を圧入して反応を開始させ、重合器
内温を60℃に保持しながら20時間反応を行い、30
℃まで冷却して重合を終了した。得られたエマルジョン
(以下、エマルジョンP1という)の固形分濃度は5
4.5%であった。
【0027】[合成例2,3,6](エマルジョンP
2,3,6の合成) 合成例1と同様にして表1に示される単量体の種類及び
仕込量(%)で共重合させて固形分濃度50〜55%の
共重合体(エマルジョンP2,3,6)を得た。
【0028】[合成例4](エマルジョンP4の合成) 撹拌機、コンデンサー、温度計及び窒素ガス導入口を備
えた重合器内に、脱イオン水430部を仕込み、窒素置
換後80℃に昇温させた。次に、脱イオン水500部、
ラウリル硫酸ナトリウム20部、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル50部、メチルメタクリレート6
50部、2−エチルヘキシルアクリレート300部、ア
クリル酸20部、グリシジルメタクリレート30部をホ
モジナイザーで混合乳化させた液と過硫酸アンモニウム
5部を脱イオン水100部に溶解した液とを、別々に上
記重合器へ撹拌下80℃で7時間を要して均一に滴下
し、更に80℃に保持しながら2時間反応を行い、30
℃まで冷却して重合を終了した。得られたエマルジョン
P4の固形分濃度は50.1%であった。
【0029】[合成例5,7,8](エマルジョンP
5,7,8の合成) 合成例4と同様にして表1に示される単量体の種類及び
仕込量(%)で共重合させて固形分濃度50〜55%の
共重合体(エマルジョンP5,7,8)を得た。
【0030】
【表1】
【0031】なお、表1中の各単量体の右欄の温度表示
は、そのホモポリマーのガラス転移温度である。
【0032】[実施例1〜5、比較例1〜5]まず市販
上質紙(サイズ:A4版)の一方の面に合成例1で得ら
れたエマルジョンをウエット50g/m2塗布し、13
0℃で3分間乾燥して加工紙を作製した。次に、合成例
1〜8で得られたエマルジョンを使用し、表2の配合表
に従って無機粉末をディスパー型撹拌機で混合して塗料
を作製し、この塗料を先の加工紙の裏面(合成例1のエ
マルジョンをコートした面の反対面)にウエット30g
/m2塗布し、130℃で3分間乾燥したものを試験片
とした。
【0033】なお、カール性の測定は下記のようにして
行い、その結果を表2に示した。カール性 試験片を10cm角に裁断したものを23℃×65%R
H及び40℃×80%RHの雰囲気下にそれぞれ72時
間放置し、カールの状態を肉眼で観察し、下記の基準に
従って判定した。 ○:カールがほとんど無い。 △:少しカール有り。 ×:カールが大きい。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】本発明の防カール性加工紙によれば、湿
度変化や高湿度環境下においてもカールの発生を大幅に
抑制し、実用上極めて有用な加工紙を得ることができ
る。
フロントページの続き (72)発明者 清水 一郎 福井県武生市北府2丁目17番33号 日信化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4L055 AG17 AG27 AG30 AG63 AG64 AG68 AG71 AG94 AH02 AH37 AJ02 AJ04 EA20 EA32 FA18 GA08 GA19 GA29 GA43

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙基材の一面に樹脂加工が施され、他面
    にカール防止層が形成された防カール性加工紙におい
    て、上記カール防止層を、(A)ガラス転移温度が上記
    樹脂加工に使用した樹脂のガラス転移温度の±30℃以
    内である樹脂100重量部(B)針状又は円板状の無機
    粉末20〜300重量部を含有するコーティング剤にて
    形成したことを特徴とする防カール性加工紙。
JP29618698A 1998-10-02 1998-10-02 防カール性加工紙 Pending JP2000110097A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012224952A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Oji Paper Co Ltd 剥離紙
CN113584935A (zh) * 2021-08-06 2021-11-02 云南红塔彩印包装有限公司 一种软盒包装印刷纸张的防卷曲光油及制备方法和应用

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