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JPH05117310A - 乳化剤不含の重合体分散液 - Google Patents

乳化剤不含の重合体分散液

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Publication number
JPH05117310A
JPH05117310A JP10291392A JP10291392A JPH05117310A JP H05117310 A JPH05117310 A JP H05117310A JP 10291392 A JP10291392 A JP 10291392A JP 10291392 A JP10291392 A JP 10291392A JP H05117310 A JPH05117310 A JP H05117310A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
polymer
reaction
monomer
aqueous
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10291392A
Other languages
English (en)
Inventor
Heinz-Hilmar Bankowsky
ハインツ−ヒルマー−バンコフスキー
Maria Gyopar Rau
ギヨーパー ラウ マリア
Karl-Heinz Dr Schumacher
シユーマツハー カール−ハインツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH05117310A publication Critical patent/JPH05117310A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F291/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to macromolecular compounds according to more than one of the groups C08F251/00 - C08F289/00

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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳化剤不含の重合体分散液。 【構成】 ラジカル重合可能なエチレン性不飽和単量体
(A)をラジカル重合開始剤を用いて重合体(B)を含
有する水媒体中で重合体させることによって乳化剤不含
の重合体分散液を製造する方法で、単量体(A)を重合
反応の間に水性媒体に添加して製造された分散液。 【効果】 この分散液は水性被覆剤及び水性紙ラッカー
として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジカル重合可能なエ
チレン性不飽和単量体(A)をラジカル重合開始剤を用
いて、重合体(B)を含有する水性媒体中で重合させる
ことによって乳化剤不含の重合体分散液を製造する方法
に関する。本発明は更に、こうして製造した重合体分散
液並びに重合体分散液を水性被覆剤又は紙ラッカー(P
apierlack)として使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】水性重合体分散液又はラテックスは、一
般に、乳化剤が重合体粒子の安定化に作用する方法によ
り製造される。しかし、これらの乳化剤は、この種の分
散液の製造及び使用に関して若干不利な点がある。即
ち、製造する際にも分散液を加工する際にも、不所望な
泡生成が起こる。更に、乳化剤は、分散液から製造され
た重合体フィルムの粘着性を損なわせ、しばしば、フィ
ルムの耐水性減少の原因となることも多い。毒物学的及
び生態学的基準からも、この種の助剤を含まない水性分
散液が求められている。
【0003】塗料及びラッカー調製品中で乳化剤の安定
化作用は、調製助剤(フィルム形成剤、填料、顔料、イ
オン樹脂、ワックス)との不所望な交換作用によって減
らされ、これによって使用技術的特性(例えば光沢、貯
蔵安定性、流展性)が著しく悪化する恐れがある。これ
らの安定性の問題は、特に、粒子表面を乳化剤で安定化
させるために十分な程度被覆するために著しい量の乳化
剤を添加せねばならないので、それに相応して大きな総
粒子表面積を有する非常に微細な分散液で起こる。
【0004】従って、これらの問題を回避するために、
乳化剤不含の水性重合体分散液を製造するために種々の
方法が実施された。
【0005】即ち、例えば米国特許(US−A)第41
51143号明細書には、乳化剤不含の分散液の2工程
製法が記載されているが、この方法では第1工程で溶液
重合又は塊状重合により陰イオン性重合体を製造する。
この重合体をアルカリ性水中に分散させた後に、第2工
程で重合可能な、単量体から成る混合物を添加し、引き
続きバッチ法で第1工程からの重合体の存在で重合させ
る。こうして製造された分散液は、塗料の成分として使
用される。
【0006】西ドイツ特許(DE−A)第312359
8号明細書には、陽極析出性電着塗料(Elektro
tauchlacke)に使用される乳化剤不含の水性
ラテックスが記載されている。この重合体分散液も、先
ず単量体及びカルボキシル化された重合体から成る混合
物(バッチ)を製造することによって製造される。引き
続き、この混合物を重合させる。これは、特に、単量体
及びカルボキシル化された重合体から成る混合物を乳濁
液として加熱した水中に導入することにより行なわれ、
その際、重合開始剤を同時に導入する。
【0007】バッチ法で製造したこの種のラテックス
は、水性紙ラッカーとして使用することはできない。そ
れは、多くの場合に貯蔵安定性ラッカーが得られないか
又は光沢が十分ではないからである。更に、このラテッ
クスは非常に多くの班点を有することがしばしばあり、
高い凝塊分を有する。
【0008】米国特許(US−A)第4465803号
明細書には、乳化剤不含のラテックスを製造するための
類似のバッチ法が記載されている。その際、水性媒体中
のラジカル重合可能な単量体を官能性にした重合体に添
加する。引き続き、混合物を重合させる。得られたラテ
ックスは限られた使用可能性のみを有するという欠点を
有する。即ち、この種の乳化剤不含のラテックスから成
る紙ラッカーは、しばしば不所望な光沢値を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、公知技術の欠点を有さず、高い品質の被覆及び紙ラ
ッカーを得るために使用することができる水性、乳化剤
不含の重合体分散液を製造することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】それに応じて、前記の方
法を見出したが、この方法は、単量体(A)を、重合反
応の間に水性媒体に添加することを特徴とする。
【0011】更に、そうして製造した重合体懸濁液並び
にこれを水性被覆剤又は紙ラッカーとして使用すること
が見出された。
【0012】本発明の分散液を製造する方法の有利な態
様は、次のとおりである: 1. ラジカル重合可能なエチレン性不飽和モノマー
(A)を、ラジカル重合開始剤を用いて、ポリマー
(B)を含有する水性媒体中で重合させることにより乳
化剤不含の重合体分散液を製造する方法において、重合
の間にモノマー(A)を水性媒体に供給する。 2. モノマーを連続的に供給する。 3. モノマー(A)5〜90重量%及びポリマー(B)
10〜95重量%(それぞれAとBの合計に対して)を
使用する。 4. 重合の間にラジカル重合開始剤を添加する。 5. 水性媒体中に使用ラジカル重合開始剤60重量%ま
でを予め装入し、残りを重合の間に供給する。 6. モノマー(A)として、C原子1〜20個を有する
アルコール、C原子3〜5個を有するモノカルボン酸の
アミド又はニトリル、C原子1〜8個を有するアルコー
ルのビニルエステル、C原子20個までを有するビニル
芳香族モノマー、ビニルハロゲニド及び/又は重合可能
な二重結合を有する炭化水素を使用する。 7. ポリマー(B)を水性媒体中に溶かす。
【0013】乳化剤は、公知の様にアムプリファイル
(Ampliphile)な分子、即ち、主として親水
性分子分及び疎水性分子分から成る界面活性剤である。
親水性分子分としては、エチレンオキシド単位少なくと
も5個を有するポリエチレンオキシド鎖、アミン、アン
モニウム基、−COOR−基、−SO3R−基又は−O
SO3R−基[式中、Rは陽イオン又は水素と同等のも
のである]が挙げられる。疎水性分子分は例えば、長鎖
のアルキル基、C原子8〜30個を有するアルカリール
基又はアラルキル基又はアリール基である。希に、乳化
剤は親水性分子分3個まで及び/又は疎水性分子分3個
までを有することができる。本発明で乳化剤不含とは、
単量体(A)の重合反応の前又はその間に乳化剤を全く
添加しないことを意味する。このことは当然、(A)及
び(B)の合計に対して一般に0.01重量%より少な
い痕跡量の乳化剤がその他の出発材料によって混入して
いる可能性は除外されない。しかし、これらの少量の乳
化剤は不利な作用を生じるものではない。
【0014】本発明による重合体分散液の成分(A)と
しては、原則的に全てのラジカル重合可能なエチレン性
不飽和単量体が好適である。
【0015】特に25℃で50g/lまでの水溶性を有
する単量体並びにその組合せ物が挙げられる。
【0016】好適な単量体の例は、C原子3〜5個を有
するα,β−不飽和モノカルボン酸とC原子1〜20個
を有するアルコールとのエステル、例えば、特にC原子
1〜20個を有する脂肪族又は脂環式アルコール、例え
ばメチル−、エチル−、n−プロピル−、i−プロピル
−、n−ブチル−、i−ブチル−、t−ブチル−、ヘキ
シル−、2−エチルヘキシル−、オクチル−、ステアリ
ル−、シクロヘキシル−及びメチルシクロヘキシル−ア
ルコールとのアクリル−、メタクリル−及びクロトン酸
エステルである。しかし、前記酸とベンジルアルコール
又はフェノールとのエステルもこの目的のために好適で
ある。
【0017】同様に、C原子3〜4個を有するα,β−
モノオレフィン性不飽和モノカルボン酸とC原子3〜6
個を有する2価の飽和アルコールとのモノエステル、例
えば2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒド
ロキシブチルメタクリレート又は4−ヒドロキシブチル
アクリレートが好適である。
【0018】アクリル−及びメタクリル酸のグリシジル
エステル、例えばグリシジルメタクリレート又はこれら
の酸のアミノアルキルエステル、例えばN,N−ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノ
ネオペンチルアクリレート又はN,N−ジメチルアミノ
エチルメタクリレートも好適である。
【0019】更に、C原子1〜20個を有するカルボン
酸のビニル−及びアルキルエステル、例えば酢酸アリ
ル、プロピオン酸アリル、蟻酸ビニル、ラウリン酸ビニ
ル、ステアリン酸ビニル及び特にプロピオン酸ビニル及
び酢酸ビニルが挙げられる。
【0020】C原子1〜8個を有するアルコールのビニ
ルエステルは例えばビニルメチルエーテル、ビニルエチ
ルエーテル、ビニルイソプロピルエーテル及びビニルブ
チルエーテルである。
【0021】C原子20個までを有するビニル芳香族単
量体としては、ビニルトルエン、α−及びパラ−メチル
スチレン、α−ブチルスチレン、4−n−ブチルスチレ
ン、4−n−デシルスチレン及び有利にはスチレンが挙
げられる。
【0022】ビニルハロゲニドは、塩素、弗素又は臭素
で置換されたエチレン性不飽和化合物、有利には塩化ビ
ニル及び塩化ビニリデンである。
【0023】ニトリルの例は、アクリルニトリル及びメ
タクリルニトリルである。アミドとしては、アクリルア
ミド及びメタクリルアミドが挙げられる。
【0024】重合可能なオレフィン性二重結合を有する
炭化水素は、ブタジエン、イソプレン、エチレン、プロ
ピレン又はイソブチレンである。
【0025】使用単量体に対して例えば1〜10重量%
の少ない量で、架橋可能な単量体、例えばブタンジオー
ルジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、
トリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート又は−メタクリレートを
使用することもできる。
【0026】重合体に特定の特性を付与するために、例
えば使用単量体に対して5重量%までの少ない量で、そ
の他の補助単量体、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
無水マレイン酸、ビニルカルバゾール、1−(メタクリ
ロイルオキシエチル)−イミダゾリジン−2−オン及び
1−(アクリロイルオキシエチル)−イミダゾリジン−
2−オン{ウレイド(メタ)アクリレートも挙げられ
る}を使用することもしばしば可能である。
【0027】有利には、単量体として、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、n−、i−及びt−ブ
チルアクリレート、n−及びt−ブチルメタクリレー
ト、n−ヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、n−ラウリルアクリレート、スチレン及び
これら単量体少なくとも2種類から成る混合物、例えば
各々混合物に対してメチルメタクリレート20〜80重
量%及びn−ブチルアクリレート20〜80重量%から
成る混合物及び特にスチレン自体が有利である。
【0028】重合体分散液の成分(B)は、有利には水
溶液として使用する。従って、自体公知の水溶性重合体
が有利である。重合体分散液と異なり、重合体溶液は2
5℃で99%より多いLD値を有する。LD値は、水相
中の光の透過性の尺度であり、市販の測光計を用いて
(波長0.546μm)層厚25mmで、LD値100
%を有する水に対比させて測定する。
【0029】スチレン5〜70重量%、特に40〜70
重量%及び(メタ)−アクリル酸30〜95、特に30
〜60重量%から成る、一般に平均分子量1000〜1
00000、有利には1000〜20000を有するラ
ンダム共重合体が好適である。十分な水溶性を確保する
ために、これらの化合物を塩基、例えばアンモニア、ア
ミン又はアルカリ又はアルカリ土類金属水酸化物で部分
的にか又は完全に中和することができる。
【0030】マレイン酸40〜60重量%及びジイソブ
テン60〜40重量%から成る共重合体並びにマレイン
酸5〜95重量%と(メタ)アクリル酸5〜95重量%
から成るか又はマレイン酸50〜90重量%とメチルビ
ニルエーテル10〜50重量%から成る共重合体も有利
に使用することができる。その際、これらの共重合体の
平均分子量は、一般に1000〜200000である。
(メタ)アクリルアミド10〜50重量%及びビニルピ
ロリドン50〜90重量%から成る、分子量が5000
〜200000の範囲である共重合体が好適である。有
利な水溶性を獲得するために、これらの化合物も前記塩
基で部分的にか又は完全に中和することができる。
【0031】重合体に対して60重量%までC原子1〜
4個を含有するアルコール、アクリルアミド又はメタク
リルアミドのアクリル−及びメタクリルエステルを重合
導入していてもよい、平均分子量2000〜50000
0を有するポリ(メタ)アクリル酸又はポリ−2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸も好適であ
る。有利な水溶性を獲得するために、これらの重合体も
前記の塩基で部分的にか又は完全に中和することができ
る。
【0032】重合体Bとしては、更に通例平均分子量1
000〜350000を有する水溶性のポリビニルピロ
リドン、一般に平均分子量2000〜100000を有
するポリエチレンオキシド、通例平均分子量20000
〜200000を有するポリ(メタ)アクリルアミド、
ポリビニルアルコールに対して部分的に鹸化された平均
分子量2000〜100000を有するポリビニルアセ
テート並びにアンヒドログルコース単位当りエチレンオ
キシド単位4個までのエトキシル化度を有するアルキシ
基にC原子1〜3個までを有する、場合によりエトキシ
ル化されたヒドロキシアルキルセルロースが挙げられ
る。この例は、ヘルキュールズ社(Firma Her
cules GmbH、ハンブルグ)のナトロソール
(Natrosol;登録商標)250LR又は250
Lである。この種の重合体の2%水溶液の粘度は、20
℃で(Typ−粘度)一般に350mPasである。
【0033】有利な重合体は、前記ポリビニルピロリド
ン、ポリエチレンオキシド、重合導入された共重合体5
重量%まで有利には0重量%を有するポリ−2−アクリ
ルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸、ポリアク
リルアミド及び特にスチレン及びアクリル酸から成る共
重合体であるが、その際、スチレン55〜65重量%及
びアクリル酸35〜45重量%から成り、平均分子量1
000〜5000を有するような共重合体を用いて特に
良好な成果が得られる。
【0034】これらの重合体は当業者に公知であり、市
販されているので、本明細書では詳説しない。
【0035】本発明による重合法は、水性媒体中で、有
利には有機溶剤の添加なしに流入法(Zulauffa
hrweise)で実施される。有機溶剤とは、単量体
(A)の重合反応に際して不活性であるようなものであ
る。その際、単量体(A)10〜95重量%、有利には
45〜90重量%及び重合体(B)5〜90重量%、有
利には10〜55重量%(各々AとBの全量に対して)
を使用する。
【0036】単量体を、一般にpH値3〜11及び重合
温度20〜95、有利には40〜90℃でラジカル重合
させる。ラジカル重合反応のラジカル開始剤として、一
般に、使用単量体に対して0.1〜5重量%の、乳化重
合用に常用の水溶性開始剤を使用する。これらの開始
剤、例えば過酸化水素、ナトリウムペルオキソジスルフ
ェート又はアンモニウムペルオキソジスルフェートは、
単独でか又は公知方法で少量の、例えば使用される単量
体に対して0.001〜0.1重量%の還元剤、例えば
アスコルビン酸、ピロ亜硫酸ナトリウム、BASF社
(AG)のロンガリット(Rongalit:登録商
標)、チオ尿素又はヒドラジン又は重金属塩、例えば
鉄、コバルト、ニッケル、チタン又はバナジンの硫酸塩
又はハロゲン化物と共に使用することができる。
【0037】更に、分子量を調整するために常用の調整
剤、例えばn−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメ
ルカプタン、チオグリコール及びチオグリシンを使用す
ることができる。これらの物質は一般に使用単量体に対
して0.1〜2重量%の量で添加される。
【0038】本発明による流入法では、水性前装入物中
に、重合体Bを有利には水溶液として、使用全ラジカル
重合開始剤の60重量%まで、有利には1〜50重量
%、特に20〜40重量%の量で添加する。場合により
その他の公知助剤、例えば緩衝剤又は調整剤を常量添加
することができる。場合により使用される還元剤を添加
することができる。
【0039】所望の反応温度に加熱した後、別々に残り
の量のラジカル重合開始剤及び単量体Aを常法で添加す
る。その際、成分Aに関しては30〜300分間、有利
には30〜180分間、残りの量のラジカル反応開始剤
に関しては10〜60分間、有利には15〜40分間以
上を要する。重合反応開始剤の添加完了後、なお30〜
150分間反応温度で後重合させる。
【0040】ラジカル重合開始剤は添加することもでき
るし、有利には部分的に前装入することもできる。前装
入する開始剤の量、開始剤及び単量体の装入速度は有利
には、反応容器中で重合されなかった単量体が、例えば
使用された単量体の総量に対して1重量%を越えて増え
ないように選択する。当業者はこのことを簡単に、例え
ば試料採取又は予備試験で確認することはできる。この
重合方法は、反応熱が一度にではなく同じ様に連続的に
生じ、うまく搬出することができるという利点を有す
る。このために、小さな熱交換器が必要となるにすぎな
い。
【0041】DIN53189により測定して、固体分
15〜55重量%、特に30〜50重量%を有する重合
体分散液が得られる。前記の無機塩基、例えばアルカリ
-及びアルカリ土類金属水酸化物、アンモニア又は有機
塩基、例えばアミンを用いて水性乳化剤不含重合体分散
液を所望のpH値に調整することができる。
【0042】動的光散乱の方法(B.J.Berne、
R.Pecora、Dynaqmic Light S
cattering、John Wiley &Son
s、New York、1976)により測定した重合
体分散液の平均粒子直径は、20〜1000nm、特に
40〜1000nmの範囲内である。
【0043】本発明による方法を用いて得られた乳化剤
不含の水性重合体分散液は、貯蔵安定性であり、更に処
理することなしに、直ちに輸送及び使用することができ
る。この分散液は有機溶剤を用いずに製造することがで
きる。これは特に水性被覆剤及び特に高価な水性紙ラッ
カーとして好適である。紙ラッカー中でこの分散液は、
非常に良好な貯蔵安定性を生じ、塗布し乾燥させた紙ラ
ッカーの非常に高度の光沢を生ぜしめる。
【0044】水性被覆剤は、重合体分散液の他に、水性
被覆剤に対して一般に25〜60重量%の量で存在する
結合剤として、なおその他の常用の成分、一般に15〜
25重量%の顔料、例えばTiO2、5〜25重量%の
填料、白墨又は珪酸塩、0.1〜1重量%の顔料分散
剤、0.2〜1重量%の消泡剤、0.05〜0.2重量
%の保存剤及び約10重量%までのフィルム形成助剤、
軟化剤及び増粘剤を含有する。
【0045】水性紙ラッカーは、重合体分散液の他にそ
の他の常用の成分を含有する。例えば、各々水性紙ラッ
カーに対して一般に1〜10重量%の量のフィルム形成
助剤、例えばプロピレングリコール及びブチルグリコー
ル、軟化剤、例えばジ−n−ブチルフタレート、表面張
力調整剤、例えばイソプロパノール及びワックスが挙げ
られる。更に、前記重合体Bの10〜50重量%の水溶
液、例えば前記スチレンアクリル酸共重合体が10〜5
0重量%の量で水性紙ラッカー中に存在してもよい。
【0046】下記の実施例中、他に記載のない限り、%
は重量%であり、部は重量部であり、比は重量比であ
る。下記の略語を使用する: n−BA:n−ブチルアクリレート i−BA:イソブチルアクリレート t−BA:t−ブチルアクリレート n−HA:n−ヘキシルアクリレート 2−EHA:2−エチルヘキシルアクリレート n−LA:n−ラウリルアクリレート MMA:メチルメタクリレート EMA:エチルメタクリレート n−BMA:n−ブチルメタクリレート t−BMA:t−ブチルメタクリレート S:スチレン FG:固体含量 M:重量平均分子量
【0047】
【実施例】次に本発明を実施例につき詳説する。
【0048】例1〜20の一般的な製造方法 還流冷却器、流入容器2個、温度計、パイロット撹拌機
並びにガス導入口及び搬出口を具備した内容3lの四首
フラスコ中に、第2表に記載した量のスチレン60重量
%及びアクリル酸40重量%から成る平均分子量120
0を有する22.5%アンモニアアルカリ性溶液(pH
10)を装入し、反応容器を窒素で掃気後、85℃に加
熱した。1.5%水性アンモニウムペルオキソジスルフ
ェート溶液54gを添加し、次いで85℃、撹拌下で、
1時間の間に単量体又は単量体混合物A220gを流入
させた。同時に別の流入口から1.5%アンモニウムペ
ルオシソジスルフェート126gを滴加するが、その際
滴加時間を30分間だけ延ばして合計1.5時間にし
た。両方の流入が終了した後、なお1時間85℃で反応
させ、引き続き室温まで冷却させた。
【0049】この製造方法により得られた重合体分散液
は、凝固物不含であり、下記のデータによる特徴を有す
る:第 2 表 例 単量体A 重合体Bの溶液 pH FG(%) 粒子直径 (g) (nm) 1 n-BA 802 9.0 39.0 143 2 i-BA 391 8.7 38.7 113 3 t-BA 391 9.0 40.0 110 4 n-HA 391 8.9 39.6 127 5 2-EHA 391 9.1 39.7 136 6 n-LA 391 9.0 39.9 193 7 MMA 802 9.6 39.7 96 8 MMA 978 9.6 41.6 75 9 EMA 391 9.0 39.4 77 10 n-BMA 802 8.6 39.6 78 11 t-BMA 391 9.2 39.9 51 12 S 50%, n-BA 50% 802 9.2 39.4 116 13 MMA 50%, n-BA 50% 802 9.1 39.6 131 14 MMA 50%, n-BA 50% 978 9.3 41.0 98 15 MMA 50%, n-BA 50% 182 9.2 42.9 140 16 S 978 9.1 45.7 97 17 S 802 9.0 45.3 100 18 S 684 9.0 45.4 105 19 S 489 8.9 44.9 111 20 S 400 8.9 40.6 135 例21〜33の一般的な製造方法 還流冷却器、流入容器2個、温度計、パイロット撹拌機
並びにガス導入口及び搬出口を具備した内容3lの四首
フラスコ中に、第3表に記載した量の重合体Bの水溶液
を前装入し、反応容器を窒素で掃気後、85℃に加熱し
た。1.5%水性アンモニウムペルオキソジスルフェー
ト溶液54gを添加し、次いで85℃、撹拌下で1時間
の間にスチレン220gを流入させた。同時に別の流入
口から1.5%アンモニウムペルオキソジスルフェート
126gを滴加したが、その際、滴加時間を30分間だ
け延ばして合計1.5時間にした。両方の流入が終了し
た後、なお1時間85℃で反応させ、引き続き室温まで
冷却させた。
【0050】この製造方法により得られた重合体分散液
は凝塊不含であり、下記のデータによる特徴を有する:
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】例34〜36の一般的方法 例21〜33と同様に行うが、その際スチレン60重量
%及びアクリル酸40重量%から成る共重合体(M=1
200)のアンモニウム塩の22.5重量%水溶液80
2g及び重合体Bとして酸化ポリエチレン(M=900
0)の30%水溶液15g及び第4表に記載の単量体A
又は単量体混合物A220gから成る混合物を用いる。
【0054】第 4 表 例 単量体A 得られる分散液 FG(%) 粒子直径(μm) 34 MMA 40.6 78 35 MMA50%/n−BA50% 40.9 102 36 S 46.5 106 比較例1 公知技術のバッチ製造法により、スチレン60%及びア
クリル酸40%から成る平均分子量1200を有するラ
ンダム共重合体220gを、3%アンモニア水溶液75
8g中に溶かした。この樹脂溶液中に85℃でスチレン
220gを乳濁させた。次いで85℃で撹拌下で乳濁液
に1.5%アンモニウムペルオキソジスルフェート溶液
180gを1時間の間に添加した。このバッチは開始剤
流入の間に完全に凝固した。
【0055】比較例2 第2表の例15をバッチ法(比較例1参照)で行った。
【0056】3%アンモニア水溶液141g中のスチレ
ン60%及びアクリル酸40%から成る共重合体40.
9gを前装入し、この中にn−BA110g及びMMA
110gから成る単量体220gを乳濁させた。
【0057】バッチは開始剤流入の間に凝固した。
【0058】比較例3 西ドイツ特許(DE−A)第3123598号明細書に
記載の流入製造法により、スチレン60%及びアクリル
酸40%から成る平均分子量1200を有するランダム
共重合体90gを4%のアンモニア水溶液210g中に
溶かした。この溶液中でスチレン220gを室温で乳濁
させ、次いで得られた乳濁液を撹拌下で85℃に加熱し
た前装入物中に導入した。これと同時に、1.5時間の
間に1.5%アンモニウムペルオキソジスルフェート溶
液100gを85℃に加熱した前装入物中に滴加した。
供給完了後、なお1時間85℃で後重合させると、固体
含量40%を有する細分状の帯青白色分散液が得られ
た。分散液は凝塊1.3%(総固体含量に対する)を含
有し、フィルムとして塗布したガラス板上で多数の班点
を生じた。
【0059】班点含量の測定:ガラス板上に水性分散液
を層厚200μmで塗布し、24時間室温で乾燥させ
た。引き続き、6×20cmの面上の肉眼で見える班点
を評価し、評点で記載したが、その際、評点は0(班点
なし)から3(非常に多数の班点)までである。下記表
に結果を示す:例番号 評 点 16 0 17 1 18 1〜2 19 1 20 2 比較例3 3 下記実施例で、結合剤として乳化剤不含の重合体分散液
を使用した水性紙ラッカーの製造を詳説する。
【0060】紙ラッカー用に共結合剤として水溶性重合
体を使用することができる。スチレン55〜65重量%
及びアクリル酸35〜45重量%から成る分子量100
0〜5000を有する共重合体が特に好適であると実証
されたが、その際多くの場合にスチレン含分の50重量
%までをα−メチルスチレンで置き換えることができ
る。同様に前記の水溶性ポリアクリル−及びポリメタク
リル酸が好適である。
【0061】
【表3】
【0062】個々の成分を絶えず撹拌しながら相互に混
合した。ワックス粒子の凝固を防ぐために、重合体分散
液及びワックス乳濁液を前もって一緒に添加することが
有利であった。
【0063】調製品IIは、本発明による分散液を単一
の結合剤として使用した。市販の水性分散液によって
は、この方法で適当と見なされる紙ラッカーを加工する
ことは非常に困難であった。
【0064】 調製品IIの一般的処方: 成 分 重量部 重合体分散液、FG=45 74 表面張力を低下させるための助剤としてi−プロパノール 4 フィルム形成助剤としてのプロピレングリコール 2 軟化剤としてのジ−n−ブチルフタレート 8 ポリエチレン−ワックス−乳濁液、 2 より高い引掻き強さのための助剤として35% 水 10 紙ラッカーの試験: 1.粘度:23℃でDIN皿4mmを用いてDIN53
211により測定 秒で記載 2.貯蔵安定性:ラッカーを50℃で乾燥箱中で密閉容
器中で貯蔵した。ラッカーが濃縮されたか又は粘度が著
しく増大したか否かを調べた。
【0065】紙塗装の試験:ラッカーを6μmのドクタ
ーでコントラストペーパー白色及び黒色及びカートン上
に塗布し、室温で乾燥させた。光沢をマルチ−光沢−反
射計で角度60゜で測定した。
【0066】結果を第5及び6表に記載する。
【0067】明かなように、本発明による分散液は広く
使用可能である。即ち、多くの製品中で多くの紙上に紙
ラッカーとして使用して、種々の基材上で水性ラッカー
の貯蔵安定性及び乾燥したラッカーの例えば光沢のよう
な表面特性というすぐれた特性が得られる。
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】比較例4 米国特許(US−A)第4465803号明細書の実施
例5を後処理した。この分散液を結合剤として用いて、
水性紙ラッカーを前記の様に調製品Iを用いて製造し
た。光沢を第7表に記載する。
【0071】例37 米国特許(US−A)第4465803号明細書の実施
例5を後処理した。しかし、n−ブチルメタクリレート
207g及び過硫酸アンモニウム0.5gを80℃に加
熱する前に添加せず、同様に水100gも差し控えた。
前装入物を加熱後、60分間かけてn−ブチルメタクリ
レート207g及び90分間かけて過硫酸アンモニウム
0.5gを水100g中に溶かして、連続的に添加し、
引き続き1.5時間この温度で保った。
【0072】この分散液を結合剤として用いて、水性紙
ラッカーを前記した様にして調製品Iを用いて製造し
た。第7表の光沢値から、本発明による分散液が従来公
知のバッチ法で製造した分散液に比べて卓越しているこ
とが明かである。
【0073】第 7 表 製造処方Iによる紙ラッカー調製品 比較例4 分散液37 光沢 カートン 23 31 60゜ 紙(白色) 43 54 6μm 紙(黒色) 51 59
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリア ギヨーパー ラウ ドイツ連邦共和国 バート デユルクハイ ム カイザースラウテラー シユトラーセ 36 (72)発明者 カール−ハインツ シユーマツハー ドイツ連邦共和国 ノイシユタツト ヴオ ルフスコイレ12

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジカル重合可能なエチレン性不飽和単
    量体(A)をラジカル重合開始剤を用いて、重合体
    (B)を含有する水性媒体中で重合させ、その際、単量
    体(A)を重合反応の間に水性媒体に添加することによ
    って得られる、乳化剤不含の重合体分散液。
JP10291392A 1991-04-27 1992-04-22 乳化剤不含の重合体分散液 Withdrawn JPH05117310A (ja)

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