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JP2000025373A - 真偽判定体とその使用方法 - Google Patents

真偽判定体とその使用方法

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JP2000025373A
JP2000025373A JP19436698A JP19436698A JP2000025373A JP 2000025373 A JP2000025373 A JP 2000025373A JP 19436698 A JP19436698 A JP 19436698A JP 19436698 A JP19436698 A JP 19436698A JP 2000025373 A JP2000025373 A JP 2000025373A
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JP
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light
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linearly polarized
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JP19436698A
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Sukeyoshi Yokoyama
祐美 横山
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ確実に、真偽判定を行うことができ
る真偽判定体とその使用方法を提供する。 【解決手段】 基材11と、基材11の一方の面に形成
され、入射した光50のうち、左回り偏光又は右回り偏
光のいずれか一方の光のみを反射する光選択反射層12
と、光選択反射層12の少なくとも一部に形成され、真
正品を判定する判定情報を備える判定部12aとを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品券その他の金
券類等の真正品、偽造品を判別するための真偽判定体及
びその使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の金券類等の偽造防止
を図るために、見る角度によって、色彩が変化する色彩
変化部を設けた偽造防止印刷物が普及してきている。こ
のような色彩変化部は、例えば、パールインキなどのよ
うに、見る角度によって色彩が変化する色彩変化インキ
を印刷することで形成している。パールインキは、薄膜
状の金属粒子などを顔料として含んでおり、この金属粒
子によって光を多重反射する。この反射された光は、金
属粒子の厚さによって、光の波長、すなわち色が決ま
り、この光が互いに干渉しあうことで、色彩変化を生じ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の印刷物では、同一の色彩変化を生じるものを作製する
ことは、困難であった。すなわち、パールインキによる
色彩変化は、前述の通り、金属粒子の厚さによって決ま
る反射光の干渉作用により生じるので、光が干渉するよ
うに金属粒子の厚さは、近似しながらも、ある程度ばら
ついていることが必要である。そのばらつき具合が異な
ると、色彩変化具合も異なる。
【0004】ところが、金属粒子の厚さのばらつき具合
が同程度のものを安定して供給することは困難であり、
生産ロット等が変わると、そのばらつき具合も変わって
しまうことが多いので、同一の色彩変化を生じるものを
作製することは、困難であった。そのため、真正品であ
るにもかかわらず、色彩変化具合が異なるために、偽造
品であると判別されてしまう可能性があった。
【0005】本発明の課題は、簡単かつ確実に、真偽判
定を行うことができる真偽判定体とその使用方法を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。前記
課題を解決するために、請求項1の発明は、基材(1
1)と、基材(11)の一方の面に形成され、入射した
光(50)のうち、左回り偏光(51)又は右回り偏光
(52)のいずれか一方の光(51)のみを反射する光
選択反射層(12)と、光選択反射層(12)の少なく
とも一部に形成され、真正品を判定する判定情報を備え
る判定部(12a)とを有する真偽判定体である。
【0007】請求項2の発明は、基材(11)と、基材
(11)の一方の面の一の部分に形成され、入射した光
(50)のうち、左回り偏光(51)又は右回り偏光
(52)のいずれか一方の光(51)のみを反射する第
1の光選択反射層(12−1)と、基材(11)の一方
の面の他の部分に形成され、入射した光(50)のう
ち、左回り偏光(51)又は右回り偏光(52)のいず
れか他方の光(52)のみを反射する第2の光選択反射
層(12−2)と、第1の光選択反射層(12−1)の
少なくとも一部に形成され、真正品を判定する第1の判
定情報を備える第1の判定部(12a−1)と、第2の
光選択反射層(12−2)の少なくとも一部に形成さ
れ、真正品を判定する第2の判定情報を備える第2の判
定部(12a−2)とを有する真偽判定体である。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の真偽
判定体の使用方法であって、前記真偽判定体が反射した
光(51,52)を直線偏光(61,62)に変換する
位相板(31)と、その位相板(31)が変換した直線
偏光(61,62)のうち、所定の偏光面を有する直線
偏光(61)のみを透過する偏光子(32a)とを有す
る真偽判定具(30a)を通して見たときに、前記判定
情報が目視可能に現れるときは、真正品であると判定す
ることを特徴とする真偽判定体の使用方法である。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の真偽
判定体の使用方法であって、前記真偽判定体が反射した
光(51,52)を直線偏光(61,62)に変換する
位相板(31)と、その位相板(31)が変換した直線
偏光(61,62)のうち、所定の偏光面を有する直線
偏光(61)のみを透過する偏光子(32a)とを有す
る第1の真偽判定具(30a)と、前記真偽判定体が反
射した光(51,52)を直線偏光(61,62)に変
換する位相板(31)と、その位相板(31)が変換し
た直線偏光(61,62)のうち、第1の真偽判定具
(30a)が透過した直線偏光(61)と異なる直線偏
光(62)のみを透過する偏光子とを有する第2の真偽
判定具(30b)とを用いて、第1の真偽判定具(30
a)を通して見ると、前記判定情報が目視可能になっ
て、第2の真偽判定具(30b)を通して見ると、前記
判定情報が目視不能になるときは、真正品であると判定
することを特徴とする真偽判定体の使用方法である。
【0010】請求項5の発明は、請求項2に記載の真偽
判定体の使用方法であって、前記真偽判定体が反射した
光(51,52)を直線偏光(61,62)に変換する
位相板(31)と、その位相板(31)が変換した直線
偏光(61,62)のうち、所定の偏光面を有する直線
偏光(61)のみを透過する偏光子(32a)とを有す
る第1の真偽判定具(30a)と、前記真偽判定体が反
射した光(51,52)を直線偏光(61,62)に変
換する位相板(31)と、その位相板(31)が変換し
た直線偏光(61,62)のうち、第1の真偽判定具
(30a)が透過した直線偏光(61)と異なる直線偏
光(62)のみを透過する偏光子(32b)とを有する
第2の真偽判定具(30b)とを用いて、第1の真偽判
定具(30a)を通して見ると、前記第1の判定情報が
目視可能になって、第2の判定具(30b)を通して見
ると、前記第2の判定情報が目視可能になるときは、真
正品であると判定することを特徴とする真偽判定体の使
用方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による真偽判定体の第
1実施形態の使用状態を示す図である。図中、(A)は
正面図、(B)は(A)のB−B断面図である。本実施
形態の真偽判定体10は、商品券20に貼付して使用す
るものである。真偽判定体10は、基材11と、光選択
反射層12と、保護層13と、接着層14とを有する。
【0012】基材11は、真偽判定体10の担体となる
基材である。基材11は、後述する判定部12aを形成
する際に、プレス圧力を吸収しない材料が好適であり、
例えば、塩化ビニル、PMMA、PET、ABS、ポリ
オレフィン、PET−G、ポリカーボネート、アクリロ
ニトリル−スチレン共重合体、セルロースプロピオネー
ト、セルロースアセテートブチレートなどの一般的に使
用されるプラスチック材料等を用いるとよい。
【0013】光選択反射層12は、入射した光のうち、
左回り偏光又は右回り偏光のいずれか一方の光のみを反
射する層であり、基材11に形成されている。光選択反
射層12は、左回り偏光又は右回り偏光のいずれか一方
の光のみを反射するコレステリック液晶(choles
teric liquid crystal(以下、
「CLC」という。))インキを使用して、グラビア印
刷などの凹版印刷、オフセット方式などの平版印刷、凸
版印刷、スクリーン印刷又はインクジェット印刷その他
の通常用いられる方法で印刷することで形成することが
できる。
【0014】CLCインキは、顔料として、左回り偏光
又は右回り偏光のいずれか一方の光のみを反射するCL
C分子を含んでいる。顔料としてインキに含まれるCL
C分子は、反射効率及び印刷適性などを考慮して、粒径
及び顔料濃度を適宜選択する必要がある。なお、CLC
分子が、入射した光のうち、左回り偏光又は右回り偏光
のいずれか一方の光を反射する理由については、後述す
る。光選択反射層12は、真正品を判定するための判定
情報を備える判定部12aを備えている。
【0015】判定部12aは、真正品を判定するための
判定情報を備える部分であり、光選択反射層12に形成
されている。判定部12aは、金型でプレスされて作製
されるいわゆるエンボス・ホログラムで形成されてい
る。ここでは、判定部12aは、判定情報「DN」の形
に形成されている。また、通常のエンボス・ホログラム
は、回折効率を向上させてホログラムの画像を目視確認
しやすくするために、入射した光の反射率を上げる蒸着
層を設けているが、この真偽判定体10では、そのよう
な蒸着層を設けなくてもよい。その理由については、後
述する。
【0016】保護層13は、光選択反射層12、特に、
判定部12aのエンボスを外力による損傷から保護する
層であり、光選択反射層12の上に設けられている。保
護層12は、判定情報等が目視し易いように、ほぼ透明
である。保護層13は、セルロース系樹脂、ポリイミド
系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂など
を材料とする。保護層13は、厚さが5〜200μm程
度で形成される。
【0017】接着層14は、真偽判定体10を商品券等
の真偽判定対象物20に接着可能にする層である。接着
層14は、アクリル系接着剤、天然ゴム系接着剤、合成
ゴム系接着剤又はシリコーンゴム系接着剤などを塗布し
て形成することができる。
【0018】図2は、本発明による真偽判定体に使用す
るCLC分子の構造を示す模式図である。ここで、CL
C分子が、入射した光のなかから、左回り偏光又は右回
り偏光のいずれか一方の光のみを反射する理由につい
て、説明する。図2に示すように、CLC分子は、液晶
の分子軸を基準に数度ずつ回転して積み上げられた状態
になっており、その回転方向によって、右又は左螺旋の
構造の液晶分子となる。
【0019】液晶分子の螺旋構造と同じ回転方向の光が
入射した場合は、光が反射し、液晶分子の螺旋構造と逆
の回転方向の光が入射した場合は、光が透過する。自然
光は、左回り偏光と右回り偏光の両方の光を含むので、
液晶分子の螺旋構造と同じ回転方向の偏光のみが反射し
て、逆の回転方向の偏光は、透過する。
【0020】また、CLC分子は、CLC分子の1/2
ピッチの波長の光を強く反射することが知られている。
すなわち、このピッチを調整することで、色を調整する
ことができるので、さまざまな色の顔料として使用する
ことができる。
【0021】図3は、本発明による真偽判定体に使用す
るCLC分子の光反射の様子を示す模式図である。図
中、線の幅は、光量を表している。すなわち、CLC分
子は、上部(入射光側)ほど、反射する光量が多い。こ
こで、真偽判定体10は、蒸着層を有さなくてもよい理
由について、説明する。図3に示すように、CLCイン
キは、それぞれのCLC分子で光を反射するので、CL
C分子を含まない通常のエンボス・ホログラム構造に比
べて、反射率が高い。また、判定部12aは、金型でプ
レスするエンボス・ホログラムで形成するので、プレス
時に、CLC分子の螺旋ピッチが変化して、屈折率変化
を生じ、この屈折率変化によっても、反射を生じる。そ
れらにより、真偽判定体10は、蒸着層がなくてもよ
い。
【0022】図4は、本発明による真偽判定体の真偽判
別を説明する図である。なお、本実施形態では、真偽判
定体10は、左回り偏光51を反射するCLC分子を含
んで着色されている場合を挙げて説明する。真偽判定体
10は、真偽判定具30a,30bで、真偽判定され
る。第1真偽判定具30aは、位相板31と、偏光子3
2aとを有する。第2真偽判定具30bは、位相板31
と、偏光子32bとを有する。
【0023】位相板31は、入射光に位相差を与えるた
めの光学板であって、本実施形態では、いわゆる1/4
波長板を使用している。1/4波長板は、円偏光を直線
偏光に、また、直線偏光を円偏光に、変換する性質を有
する光学板である。位相板31は、光選択反射層12で
反射した左回り偏光51を透過して、上下方向の偏光面
を有する直線偏光61に変換する。また、位相板31
は、光選択反射層12を透過して、基材11で反射した
右回り偏光52を透過して、左右方向の偏光面を有する
直線偏光62に変換する。
【0024】偏光子32a,32bは、通常は自然光を
直線偏光に変換する素子であり、また、直線偏光が入射
されたときは、特定の偏光面を有するもののみを透過す
る。偏光子32aは、上下方向の偏光面を有する直線偏
光を透過する偏光子であって、直線偏光61を透過する
が、直線偏光62を透過しない。偏光子32bは、左右
方向の偏光面を有する直線偏光を透過する偏光子であっ
て、直線偏光62を透過するが、直線偏光61を透過し
ない。
【0025】自然光50は、左回り偏光51及び右回り
偏光52を含んでいる。自然光50が、真偽判定体10
に入射すると、以下のようになる。 (1)真偽判定体10に入射した自然光50のうち、左
回り偏光51は、光選択反射層12で反射する。一方、
右回り偏光52は、光選択反射層12を透過して、基材
11で反射する。 (2)(1)において、光選択反射層12で反射した左
回り偏光51は、第1真偽判定具30aを透過できる
が、第2真偽判定具30bを透過できない。ここで、光
選択反射層12のうち、判定部12aで反射した左回り
偏光と、判定部12a以外の部分で反射した左回り偏光
とは、進行方向が異なるので、それによって明暗差が生
じて、判定情報「DN」が目視可能になる。 (3)(1)において、基材11で反射した右回り偏光
52は、第2真偽判定具30bを透過できるが、第1真
偽判定具30aは、透過できない。基材11で反射した
右回り偏光52は、CLC分子の1/2ピッチ波長の光
であるので、その光を真偽判定体10の色として確認す
ることができる。
【0026】このようにして、真偽判定具を変えること
で、真偽判定体10の見え方が変わる。
【0027】(使用方法)図5は、本発明による真偽判
定体の第1実施形態の使用方法を示している図である。
真偽判定体10は、以下のように使用して、真偽判定を
行う。 (1)使用者は、真偽判定を行う前に、真偽判定体10
を目視する(図A)。このとき、真偽判定体10は、自
然光を反射するため、反射光量が多く、判定情報「D
N」の文字は、マスキングされる。そのため、使用者
は、判定情報「DN」の文字を明瞭に見ることはできな
い。
【0028】(2)(1)で真偽判定体10を確認した
使用者は、第1真偽判定具30aを通して、真偽判定体
10を目視する。このとき、使用者は、光選択反射層1
2で反射した左回り偏光51を見ることができる。光選
択反射層12のうち、判定部12aで反射した左回り偏
光と、判定部12a以外の部分で反射した左回り偏光と
は、進行方向が異なるので、それが明暗差になる。さら
に、基材11で反射した右回り偏光52は、第1真偽判
定具30aによってカットされるので、使用者は、判定
情報「DN」をハッキリと目視確認することができる
(図B)。
【0029】(3)(2)で判定情報「DN」を目視確
認した使用者は、第2真偽判定具30bを通して、真偽
判定体10を見る。このとき、使用者は、基材11で、
反射した右回り偏光52を見ることができる。この反射
光は、CLC分子の1/2ピッチ波長の光であるため、
その光を真偽判定体10の色として確認することができ
る(図C)。
【0030】本実施形態によれば、入射した光のうち、
左回り偏光51又は右回り偏光52のいずれか一方の光
のみを反射する光選択反射層12と、判定情報を備える
判定部12aとを有するので、光選択反射層12が反射
する光を透過する真偽判定具30aを通して見ると、判
定情報が目視可能になるため、簡単に真偽判定すること
ができる。また、判定部12aは、エンボス・ホログラ
ムで形成されているので、判定情報は、虹色を呈するた
め、視覚効果が高い。さらに、判定部12aは、CLC
インキ層の上にプレス形成されているので、蒸着層がな
くても、ホログラム効果を有する。
【0031】(第2実施形態)図6は、本発明による真
偽判定体の第2実施形態の使用方法を示している図であ
る。なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実
施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付
して、重複する説明を適宜省略する。真偽判定体10−
2の光選択反射層は、左側が左回り偏光のみを反射する
CLCインキで印刷された第1光選択反射層12−1で
あり、右側が右回り偏光のみを反射するCLCインキで
印刷された第2光選択反射層12−2である。このよう
に、光選択反射層は、異なるCLCインキを塗り分けて
印刷されている。真偽判定体10−2は、以下のように
使用して、真偽判定を行う。 (1)使用者は、真偽判定を行う前に、真偽判定体10
−2を目視確認する(図A)。このとき、使用者は、判
定情報「DN」の文字をうっすらと目視することができ
る。
【0032】(2)(1)で真偽判定体10−2を確認
した使用者は、第1真偽判定具30aを通して、真偽判
定体10−2を見る。このとき、使用者は、第1光選択
反射層12−1で反射した左回り偏光51によって、第
1判定情報「D」を明瞭に目視することができる(図
B)。
【0033】(3)(2)で第1判定情報「D」を確認
した使用者は、第2真偽判定具30bを通して、真偽判
定体10−2を見る。このとき、使用者は、第2光選択
反射層12−2で反射した右回り偏光52によって、第
2判定情報「N」を明瞭に目視することができる(図
C)。
【0034】本実施形態によれば、光選択反射層12−
1,12−2は、インキを塗り分けて形成するので、異
なる真偽判定具30a,30bを使用して、異なる判定
情報を確認することができため、より正確に真偽判定す
ることができる。また、光選択反射層12−1,12−
2は、異なるインキを塗り分けて形成するので、意匠性
に優れたものが作製できる。なお、光選択反射層12−
1,12−2は、デザインによって、複数箇所に分けて
配置したり、それぞれ色を変えてもよく、そのようにす
れば、一層意匠性に優れたものが作製できる。
【0035】(第3実施形態)図7は、本発明による真
偽判定体の第3実施形態の使用状態を示している図であ
る。本実施形態の真偽判定体10−3は、社員証20の
顔写真部に貼付して使用するものである。
【0036】真偽判定体10−3は、社員証20の顔写
真が見やすいように、ほぼ透明に作製されている。すな
わち、基材11及び接着層14は、ほぼ透明のもので形
成されている。また、光選択反射層12は、左回り偏光
のみを反射するCLC分子を含んでいるが、その含有密
度は、第1実施形態の真偽判定体10に比較して、疎で
あるため、社員証20の顔写真が見やすい。
【0037】(使用方法)図8は、本発明による真偽判
定体の第3実施形態の使用方法を示している図である。
真偽判定体10−3は、以下のように使用して、真偽判
定を行う。 (1)使用者は、真偽判定を行う前に、真偽判定体10
−3を目視確認する(図A)。このとき、使用者は、社
員証20の顔写真と、うっすらとした判定情報「DN」
の文字とを目視することができる。
【0038】(2)(1)で真偽判定体10−3を確認
した使用者は、光選択反射層12で反射した左回り偏光
51のみを透過する真偽判定具30aを通して、真偽判
定体10−3を見る。このとき、使用者は、判定部12
aの判定情報「DN」を明瞭に目視することができる。
また、社員証20の顔写真で反射した右回り偏光52
は、真偽判定具30aを透過することができないので、
顔写真は見えない(図B)。
【0039】本実施形態によれば、基材11及び接着層
14は、ほぼ透明であるとともに、光選択反射層12が
含有しているCLC分子は、疎であるので、真偽判定具
30aを通して見ない場合に、社員証20の顔写真が見
やすい。また、真偽判定具30aを通して見ると、判定
部12aの判定情報「DN」を明瞭に目視することがで
きるので、簡単に真偽判定することができる。
【0040】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、判定部1
2aは、回折格子により形成してもよい。また、保護層
13は、光選択反射層12に外力が加わらない等によ
り、損傷する恐れがないときは、設けなくてもよい。ま
た、図9に示すように、商品券にスレッドとして、真偽
判定体10をすき込んでもよい。そのようにすれば、接
着層14は、不用である。
【0041】さらに、図10(A)に示すように、基材
11を最表面に配置して、商品券等に貼付してもよい。
また、図10(B)に示すように、基材11と、光選択
反射層12との間に剥離層15を設けて転写箔構造とし
てもよい。なお、いずれの場合においても、光選択反射
層12を保護する保護層13を設けてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、入射した光のうち、左回り偏光又は右回
り偏光のいずれか一方の光のみを反射する光選択反射層
と、真正品を判定する判定情報を備える判定部とを有す
るので、真偽判定具を通して見ると判定情報が目視可能
になり、真偽判定することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、入射した光のう
ち、左回り偏光又は右回り偏光のいずれか他方の光のみ
を反射する第1の光選択反射層と、第2の光選択反射層
と、判定情報を備える第1の判定部と、第2の判定情報
を備える第2の判定部とを有するので、より正確に真偽
判定することができる。
【0044】請求項3の発明によれば、真偽判定体が反
射した光を直線偏光に変換する位相板と、その位相板が
変換した直線偏光のうち、所定の偏光面を有する直線偏
光のみを透過する偏光子とを有する真偽判定具を通して
見たときに、基材に表示されている情報が目視不能にな
るとともに、判定情報が目視可能に現れるときは、真正
品であると判定するので、簡単に真偽判定することがで
きる。
【0045】請求項4の発明によれば、真偽判定体が反
射した光を直線偏光に変換する位相板と、その位相板が
変換した直線偏光のうち、所定の偏光面を有する直線偏
光のみを透過する偏光子とを有する第1の真偽判定具
と、第2の真偽判定具とを用いて見たときに、見え方が
変わることで、真正品であると判定するので、より正確
に真偽判定することができる。
【0046】請求項5の発明によれば、真偽判定体が反
射した光を直線偏光に変換する位相板と、その位相板が
変換した直線偏光のうち、所定の偏光面を有する直線偏
光のみを透過する偏光子とを有する第1の真偽判定具
と、第2の真偽判定具とを用いて見たときに、異なる判
定情報が見えることで、真正品であると判定するので、
より正確かつ簡単に真偽判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真偽判定体の第1実施形態の使用
状態を示す図である。
【図2】本発明による真偽判定体に使用するCLC分子
の構造を示す模式図である。
【図3】本発明による真偽判定体に使用するCLC分子
の光反射の様子を示す模式図である。
【図4】本発明による真偽判定体の真偽判別を説明する
図である。
【図5】本発明による真偽判定体の第1実施形態の使用
方法を示す図である。
【図6】本発明による真偽判定体の第2実施形態の使用
方法を示す図である。
【図7】本発明による真偽判定体の第3実施形態の使用
状態を示す図である。
【図8】本発明による真偽判定体の第3実施形態の使用
方法を示す図である。
【図9】本発明による真偽判定体の第4実施形態の使用
状態を示す図である。
【図10】本発明による真偽判定体の他の実施形態を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 真偽判定体 11 基材 12 光選択反射層 12a 判定部 13 保護層 14 接着層 15 剥離層 20 真偽判定対象物(商品券、身分証) 30a,30b 真偽判定具 31 位相板 32a,32b 偏光子 50 自然光 51 左回り偏光 52 右回り偏光 61,62 直線偏光
フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 HA02 HB10 JA08 JA09 JA18 JA19 JB08 JB09 JB11 JB31 JB40 KA03 KA07 KA35 KA38 KA40 KA61 LA01 LA16 LA19 LB38 2H113 AA06 BA01 BA03 BA05 BA09 BB07 BB22 BB32 BC09 CA00 CA37 CA39 DA47 DA49

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、 前記基材の一方の面に形成され、入射した光のうち、左
    回り偏光又は右回り偏光のいずれか一方の光のみを反射
    する光選択反射層と、 前記光選択反射層の少なくとも一部に形成され、真正品
    を判定する判定情報を備える判定部とを有する真偽判定
    体。
  2. 【請求項2】 基材と、 前記基材の一方の面の一の部分に形成され、入射した光
    のうち、左回り偏光又は右回り偏光のいずれか一方の光
    のみを反射する第1の光選択反射層と、 前記基材の一方の面の他の部分に形成され、入射した光
    のうち、左回り偏光又は右回り偏光のいずれか他方の光
    のみを反射する第2の光選択反射層と、 前記第1の光選択反射層の少なくとも一部に形成され、
    真正品を判定する第1の判定情報を備える第1の判定部
    と、 前記第2の光選択反射層の少なくとも一部に形成され、
    真正品を判定する第2の判定情報を備える第2の判定部
    とを有する真偽判定体。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の真偽判定体の使用方法
    であって、 前記真偽判定体が反射した光を直線偏光に変換する位相
    板と、その位相板が変換した直線偏光のうち、所定の偏
    光面を有する直線偏光のみを透過する偏光子とを有する
    真偽判定具を通して見たときに、 前記判定情報が目視可能に現れるときは、真正品である
    と判定することを特徴とする真偽判定体の使用方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の真偽判定体の使用方法
    であって、 前記真偽判定体が反射した光を直線偏光に変換する位相
    板と、その位相板が変換した直線偏光のうち、所定の偏
    光面を有する直線偏光のみを透過する偏光子とを有する
    第1の真偽判定具と、 前記真偽判定体が反射した光を直線偏光に変換する位相
    板と、その位相板が変換した直線偏光のうち、前記第1
    の真偽判定具が透過した直線偏光と異なる直線偏光のみ
    を透過する偏光子とを有する第2の真偽判定具とを用い
    て、 第1の真偽判定具を通して見ると、前記判定情報が目視
    可能になって、第2の真偽判定具を通して見ると、前記
    判定情報が目視不能になるときは、真正品であると判定
    することを特徴とする真偽判定体の使用方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の真偽判定体の使用方法
    であって、 前記真偽判定体が反射した光を直線偏光に変換する位相
    板と、その位相板が変換した直線偏光のうち、所定の偏
    光面を有する直線偏光のみを透過する偏光子とを有する
    第1の真偽判定具と、 前記真偽判定体が反射した光を直線偏光に変換する位相
    板と、その位相板が変換した直線偏光のうち、前記第1
    の真偽判定具が透過した直線偏光と異なる直線偏光のみ
    を透過する偏光子とを有する第2の真偽判定具とを用い
    て、 第1の真偽判定具を通して見ると、前記第1の判定情報
    が目視可能になって、第2の真偽判定具を通して見る
    と、前記第2の判定情報が目視可能になるときは、真正
    品であると判定することを特徴とする真偽判定体の使用
    方法。
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