WO2002015581A1

WO2002015581A1 - Serveur et systeme de stockage d'images, et systeme de surveillance a distance

Info

Publication number: WO2002015581A1
Application number: PCT/JP2001/006885
Authority: WO
Inventors: Tsurumi Ito; Ryoichi Kuwayama
Original assignee: Sanyo Electric Co., Ltd.
Priority date: 2000-08-11
Filing date: 2001-08-09
Publication date: 2002-02-21
Also published as: CN1184817C; KR20030024847A; US20040024876A1; EP1317144A1; JP2002058016A; CN1446434A; KR100859917B1

Description

明細書画像蓄積サーバおよび画像蓄積システムならびに遠隔監視システム技術分野

この発明はインターネット網に画像蓄積サーバを接続し、画像蓄積サーバに対するアクセスを許容することで、利用者が、この画像蓄積サーバを活用し、遠隔地に設置した撮像装置からの画像情報を蓄積し、また、場所を選ばすに利用者が画像情報を再生することができるようになした、イン夕一ネット上の画像蓄積サーバおよび画像蓄積サーバを用いた画像蓄積システムならびに遠隔監視システムに関する。従来技術

従来の監視システムは、カメラと画像データを記録する画像記録装置 (その他、マルチプレクサや表示するためのモニタなど）を、一般公衆回線、構内ネットヮーク、専用線を通して接続し、必要に応じたレート/画質で記録していた。従来のシステムでは、ュ一ザは、カメラと記録装置を用意し、自らの手で、または、業者によりそれらを設置し、保守（たとえば、記録装置の記録媒体にテープなどを使用している場合には、定期的にテープの交換をする必要がある）を行う必要があった。

また、小規模な監視システムを構築する場合でも、カメラ/記録装置の設置やケーブル工事を行う必要があり、相応の初期投資が必要であった。

さらに、店舗やオフィスなど監視場所が複数あってかつそれぞれが距離的に離れている場合、それぞれの場所に記録装置を設置するか、あるいはそれらの場所をネットワークで結んでおく必要があった。発明の概要

この発明の主たる目的は、インターネット網に接続する新規な画像蓄積サーバおよびこの画像蓄積サーバを利用した、新規な遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、ユーザは、監視カメラを用意し、カメラをインタ一ネットに接続するだけで構築できる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、監視カメラを携帯電話からインターネットを介して画像蓄積サーバに接続することで、電話線などの敷設が難しい場所の監視も簡単に行うことができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、画像蓄積サーバに携帯電話からアクセスして、監視力メラの画像を見ることができるようにすることで、場所を選ばすどこからでも監視画像を見ることができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、利用者が、独自に利用者の使用目的にあった遠隔監視システムを容易に構築できる、遠隔監視システムおよびその環境を提供することである。

この発明の他の目的は、インターネット網を利用することで、 L AN、一般公衆回線、 I S D N回線、 CATV、 x D L S、 P D C/P H S、 I MT - 2 0 0 0、衛星回線などのあらゆる通信手段を通して監視網を構築することができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、監視力メラと画像記録装置を別々の場所に置くことで、侵入者などがカメラを破壊したとしても、それまでの記録を保管することができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、ユーザが自ら記録装置を設置し、常時稼動させるベく保守運用体制をとる必要がない、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、ユーザが記録媒体としてのテープの差し替えを定期的に行う必要がない、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、高信頼性が確保できる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、ユーザが初期投資を押さえることができ、また、将来、規模の拡大縮小を容易に行うことができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明の他の目的は、ュ一ザが新たなサービスの追加を希望する場合でも、ソフトの購入やインストールをすることなしに始めることができる、遠隔監視システムを提供することである。

この発明に従った画像蓄積サーバは、インターネット網 (3) に接続される画像蓄積サーバ (1)であって、次のものを備える：インターネット網 (3) に接続された利用者の端末装置 (12，13)から画像蓄積サーバ (1) を利用する利用者（ュ一ザ）の利用条件の設定を受け付ける手段；利用者の利用条件を記憶する手段 (104) ；利用条件に基いてインターネット網に接続された撮像装置 (4)から画像情報（画像データ）を受信する受信手段；および利用者の端末装置に対して、利用条件に基いて、撮像装置 (4) からの画像情報を提供する画像提供手段。

また、前記利用者の撮像装置からのアラーム通知に基いて、利用者の端末装置にその情報を通知するように構成してもよい。

また、禾拥者が設定した利用条件に基いて、利用者に課金を行うように構成してもよい。

また、この発明に従った画像蓄積サーバの使用方法は、インターネット網に接続された利用者の端末装置から画像蓄積サーバの利用条件の設定を受け付ける手段；利用者の利用条件を記憶する手段；利用条件に基いてィンターネット網に接続された撮像装置から画像情報を受信する受信手段；および利用者の端末装置に対して、禾拥条件に基いて、撮像装置からの画像情報を提供する画像提供手段を備えたインタ一ネット網に接続される画像蓄積サーバの使用方法であって、画像蓄積サーバをインターネット網に接続して、利用者の撮像装置で撮像した画像情報の蓄積を希望する利用者からのアクセスを許容すると共に、利用者に撮像装置の画像情報の画像蓄積サーバに対する蓄積の条件を設定させて、蓄積の条件に基いて画像蓄積サーバに利用者の撮像装置の画像情報を蓄積させるようにすることで、利用者がインターネット網に接続された画像蓄積サーバを利用して画像蓄積システムを構築する方法である。

また、この発明に従った遠隔監視システムは、インターネット網に接続されて画像情報を蓄積する画像蓄積サーバ；画像情報を撮像し画像蓄積サーバにインターネット網を介して撮像した画像情報を送信する画像蓄積サーバの利用者の撮像装置；および画像蓄積サーバにインタ一ネット網を介してアクセスして撮像装置の画像情報を受信する利用者端末装置を含み、利用者は画像蓄積サーバに対して、利用者の撮像装置の画像情報の蓄積条件を画像蓄積サーバの利用条件として登録し、画像蓄積サーバは登録された利用条件に基いて、利用者の撮像装置の画像情報を蓄積し、利用者の端末装置から画像情報の利用要求があると、利用者の利用条件に基いて、利用者の端末装置に利用者の画像情報を提供す。

また、この発明に従った撮像装置は、次のものを備える：撮像した画像情報を画像蓄積サーバに送信する手段；撮像した画像情報にアラーム通知すべき事象が発生した否か判定する判定手段；およびアラーム通知すべき事象の発生時にそれを画像蓄積サーバに通知する手段。

この発明に従った画像蓄積サーバでは、ユーザは、監視カメラを用意し、監視カメラをインターネット網に接続し、画像蓄積サーバに監視カメラの利用条件を設定するだけで、遠隔監視システムを構築することができる。また、侵入者を検知した際には、それを画像蓄積サーバおよび利用者に対して通知することができる。また、禾拥者の利用条件に基く課金を行うことで、不要な課金を排除して、リーズナブルな課金を行うことができる。

この発明によれば、遠隔監視システムの利用を希望するュ一ザが、監視カメラを用意して、カメラをインターネット網に接続し、画像蓄積サーバに対して、利用条件を登録するだけで、利用者が希望する遠隔監視システムを構築することができるようになる。

この発明の上述の目的，その他の目的，特徴，および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。図面の簡単な説明

図 1はこの発明の実施例である遠隔監視システムのシステム構成を示す図解図であり；

図 2は実施例の遠隔監視システムの画像蓄積サーバ 1のプロック図であり；図 3は実施例の遠隔監視システムの監視力メラ 4のプロック図であり；図 4は実施例の遠隔監視システムの新規登録手順を示したフロー図であり；図 5は実施例の遠隔監視システムのサービス情報の登録 ·更新手順を示したフ口一図であり；

図 6は実施例の遠隔監視システムのサービス情報の登録 ·更新画面例を示した図解図であり；

図 7はユーザデータテーブル 1 0 2の構成を示した図解図であり；そして図 8はこの発明の遠隔監視システムのサービスの提供手順を示したフロー図でめる。発明を実施するための最良の形態

図 1は、この発明の一実施例である画像蓄積サーバ 1を用いた遠隔監視システム 1 0 0の全体システム構成を示している。図において、 1， l a， l b， 1 c …は、画像蓄積サーバを示しており、画像蓄積サーバは、大量の画像を記憶すベく大容量の記憶容量を備えている。図では、画像蓄積サーバを複数接続しているが、必ずしも複数である必要はなく、ユーザ数やサービス内容に応じて、適当な台数とすればよく、また、一ヶ所に設置せずに各地に分散して設置し、イン夕一ネット網 3に接続する構成としてもよい。

図 2は、この画像蓄積サーバ 1のブロック図である。 1 0 1は、監視カメラ 4 から送られる画像データを記録する画像記憶部、 1 0 2はユーザ毎の監視サ一ビスの条件を記憶したユーザデータテーブル、 1 0 3はユーザデ一夕テーブルに記憶された内容に基いて、ユーザに対して画像蓄積サービスを行う制御部である。 1 0 4は I である。

図 1において、 2は画像蓄積サーバ 1とィンターネット網 3を接続するルータである。

4 , 4 a , 4 b , 4 c…は、ユーザの監視カメラ（カメラとコンピュータの組み合わせでもよい）であり、この監視カメラ 4 a , 4 b , 4 cは、後述する方法で、インターネット網 3を介して撮像した画像を画像蓄積サーバ 1に出力する。図 3は、前記監視カメラのブロック図である。図において、 4 0 1は、撮像部である。なお、構成によっては、この撮像部のみを別体または分離可能な構成とすることも可能である。 4 0 2は、撮像部による撮像条件を設定する撮像条件テ —ブルである。この撮像条件テーブル 4 0 2には、画像蓄積サーバ 1の I P (internet protocol) ァドレス、ィンターネット網 3への接続情報（ィンターネットプロバイダ 8 aの電話番号など)、画像蓄積サーバ 3との接続条件（常時接続、定期または所定時間（期間）接続等)、接続の際に使用するプロトコル、画像デ一夕の送信レート（たとえば、 1 f p s、 1フレームノ 3秒等)、圧縮率画サイズ、アラーム通知条件等の情報が登録される。この撮像条件テーブルに設定される各条件は、ユーザが監視カメラ 4に直接設定してもよいが、後述する方法で、ユーザ端末装置 1 2、 1 3から画像蓄積サ一バ 1のユーザデータベース 1 0 2に登録した利用条件を画像蓄積サーバ 1が監視力メラ 4にダウンロードする構成としてもよい。撮影条件をダウンロードする構成とすることで、画像蓄積サーバ 1のュ一ザデータベース 1 0 2の登録内容と監視カメラ 4の撮像条件テーブルの登録内容の整合を図ることができる。

なお、画像蓄積サーバ 1と監視力メラ 4の間を常時接続しておく構成の場合は、監視カメラ 4側に撮像条件の登録を行なわなくても、画像蓄積サーバ 1は、監視カメラ 4の画像を取りこむことができる。この場合には、画像蓄積サーバ 1が登録された利用条件に基いて、監視カメラ 4に画像の送信要求を送り、監視カメラ 4が送信要求に応答して、画像を画像蓄積サーバ 1に送信する構成とすればよい。

4 0 3は、インターネット網 3への接続を行う I / Fである。

4 0 4は、撮像条件テーブル 4 0 2の登録内容に基いて、撮像画像を画像蓄積サーバ 1へ送信制御する制御部である。撮像条件テーブル 4 0 2にアラーム通知要が設定されている場合、制御部 4 0 4は、設定された条件に基いて、アラーム通知を画像蓄積サーバ 1に送信する。たとえば、ルーム内監視中に侵入者を検知

(画像の変化を検知するモーションディテクシヨン機能により画像の変化を検知）した場合、その情報を画像蓄積サーバ 1に送信する。検知用のプログラムも、画像蓄積サーバ 1からダウンロードする構成としてもよい。また、制御部 4 0 4 は、画像蓄積サーバ 1への接続形態に応じたプロトコルをサポートする。すなわち、公衆回線や I S D N (integrated services digital network) 回線を経由してダイアルアップ接続を行う場合には、 P P P (point-to-point protocol) プロトコルをサポートし、また、 P H S (personal handyphone system) の P I A F S (PHS Internet Access Forum Standard) を使う場合には、 P I A F S I /Fとそのドライバをサポートし、また、構内 LAN (local area network) につなぐ場合は、 E t he r n e t (ィ一サネット） I/Fとそのドライバをサポートし、その他上述した T CP/ I P transmission control protocol/ internet protocol)、 u D 、user datagram protocol)、 I P、 FTP (file transfer protocol) や RS— 232C I/Fをサポートしている。

また、監視カメラ 4に、各種センサ（温度、湿度、ガス漏れ、扉/窓の開閉など）の情報を入力するインターフェイスを備えて、監視する建物に設置された各種センサの情報を収集し、その情報を画像蓄積サーバ 1に送付する構成とすることができる。画像蓄積サ一パ 1は、接続された監視カメラ 4から送付された、各種センサの情報を記録すると共に、利用者の利用情報に基いて、登録されている規定値を超えていたり、変化を認めたときは、あらかじめュ一ザデータテ一ブル 102に記録されている方法に従って、ユーザの持つコンピュータ 12ゃ携帯電話 13にその情報を通知する。尚、前記情報の通知は、指定されたメールアドレスへのメッセージ送付，指定された電話番号（固定電話、携帯電話を含む）へのダイアルと音声による通知やユーザが契約している警備会社のセン夕への通知などの方法をとることができ、それらのどの方法を選択するかを、あらかじめ画像蓄積サーバ 1の利用者の利用情報として記録させることができる。

5 aは、監視カメラ 4 aに接続されたユーザの携帯電話である。携帯電話 5 a は、移動体通信網 6 aを介して、通信事業者 7 aの提供するイン夕一ネット接続サービスを利用してインターネット網 4上の画像蓄積サーバ 5に監視カメラ 4 a を接続するか、または、インタ一ネットサービスプロバイダ 8 aを利用してインターネット網 4上の画像蓄積サーバ 5に監視カメラ 4 aを接続する。

9は I SDN回線 10に接続されたモデムであり、監視カメラ 4 bから出力される画像データは、モデム 9からインターネットサービスプロバイダ 8 aを介して，インタ一ネット網 4上の画像蓄積サーバ 1に送信される構成となっている。

11はィンターネット網 4に接続された構内 LANや専用線と監視カメラ 4 c を接続するルータである。

12は、ユーザが、上記監視カメラ 4 a， 4b, 4 cの画像を見たり、検索したり、撮像条件を変更したりする際に使用するコンピュータ（View PC、利用者端末装置）である。上記コンピュータ 1 2からインターネットプロバイダ 8 bを介してインターネット網 4上の画像蓄積サーバ 1に接続したり、また、監視カメラ 4 a， 4 b , 4 cに直接、回線を接続することができる。

1 3は、ユーザの携帯電話（利用者端末装置）であり、ユーザは、携帯電話 1 3から移動体通信網 6 bを介して、通信事業者 7 bの提供するィンタネット接続サービスを利用してィン夕一ネット網 4上の画像蓄積サーバ 1に接続したり、また、監視カメラ 4 a， 4 b , 4 cに直、携帯電話を接続することができる。次のこの画像蓄積サーバ 1を利用した遠隔監視システムの利用方法について説明する。

このシステムの利用を希望するュ一ザは、イン夕一ネッ卜網 3に接続可能な監視力メラ（カメラとコンピュータの組み合わせでもよい） 4と、画像蓄積サーバ 1にアクセスするための利用者端末装置 1 2および/または 1 3を用意する。そして、画像蓄積サーバ 1にアクセスして、遠隔監視システムのホームページを開き、ここから、ユーザ情報の登録を行う。

図 4は、ュ一ザ登録の手順を示したフローチャートであり、この図に基いて、ユーザ登録の手順を説明する。

ユーザは、携帯電話 1 3またはコンピュータ 1 2から画像蓄積サーバ 1の遠隔監視システムのホームページへアクセスする（ステップ 1 0、以下、ステップを Sと略する）。画像蓄積サーバ 1からは、アクセスされたホームページの画面情報がユーザの端末装置 1 2または 1 3に送られる（S 2 0 )。ユーザが、表示されたホームページから新規登録を選択すると（S 1 1 )、画像蓄積サーバ 1より新規登録画面が送られ（S 2 1 )、ユーザの端末装置 1 2または 1 3上に該新規登録画面が表示される。

そこで、ユーザの氏名（または名称)、住所や決済方法（クレジット番号）などを入力して、登録を指示すると（S 1 2 )、画像蓄積サーバ 1側では、登録された情報に基いて、クレジット会社等の第 3者機関にユーザの照会を行い（S 2 2 )、クレジット会社からの回答（S 3 0 ) に基いて、登録を認めるか否かを審査する ( S 2 3 ) ₀ そして、ユーザの登録を認める場合には（S 2 4)、ユーザに対して識別コードを発行し（S 2 5 )、ユーザに識別コードを送付する（S 2 6 )。他方、登録を認めない場合には（S 24)、登録できない旨のメッセージを送る（S 26)。識別コードの発行を受けたユーザは、以後、この識別コードを利用して、画像蓄積サーバ 1にアクセスして、遠隔監視システムのサービスを受けることができるようになる。

次にユーザは、利用する監視力メラ 4や利用するサービスの条件を登録する。この登録手順を図 5のユーザのサービス条件の登録手順を示したフローチヤ一トに基いて説明する。

上記新規登録の手順と同様に、ユーザは、画像蓄積サーバのホームページにァクセスし（S 10、 S 20)、表示された画面から、サービス情報の登録'変更を選択する（S 111)、これにより画像蓄積サーバ 1よりログイン要求がされ（S 211)、ュ一ザが識別コードとパスワードを入力すると（S 112)、画像蓄積サーバ 1は認証サブシステムを起動し、識別コ一ドとパスヮ一ドからユーザの認証が行う（S 212)。認証サブシステムが、入力されたュ一ザの識別コードとパスヮ一ドから画像蓄積サ一バ 1に登録されているユーザが特定できた場合、すなわち、認証が〇Kならば、サービス情報の登録'更新画面をュ一ザの端末装置 1 3, 12に表示する（S 214)。他方、認証サブシステムが、入力されたユーザの識別コードとパスヮードから画像蓄積サーバ 1に登録されているュ一ザが特定できない場合は、ログイン拒否をユーザの端末装置 13, 12に通知して，処理を終了する。

図 6は、ユーザの端末装置 13, 12に表示されるサービス情報の登録 ·更新画面の画面例を示した図である。

上段には、ユーザの識別コード（ID) 200、ユーザ氏名 '名称 201, 契約年月日（新規登録年月日） 202, ユーザサービス情報の前回更新日 203などの情報が表示されている。

中段以下にユーザのサ一ビス内容の登録欄が表示される。 210, 220…は、各カメラ毎の登録欄を示している。ュ一ザが登録するカメラが複数ある場合には、この欄に、各カメラの条件を登録する。

カメラの登録欄中、 211, 221は、監視カメラを識別する番号を登録する登録欄であり、ここに監視カメラ 4は、 I Pアドレス、 URL、または、 I Pァドレスや U R Lなどを特定するための番号を記入する。

2 1 2 , 2 2 2は、監視カメラ 4と画像蓄積サーバ 1との接続条件を設定する欄である。接続条件としては、監視カメラ 4と画像蓄積サーバ 1との間の回線を常時接続するか、または、定期的 or指定時間のみ接続するか、または、電子メ一ルを使用して画像を画像蓄積サーバ 1に送信するかなどを設定することができる。また、接続の際に使用するプロトコル（T C P/ I P、 UD P、 I P、 F T Pなど）を指定する。ここで、定期的または指定時間のみの記録を選択した場合には、その時間、期間、日時なども設定する。

2 1 3 , 2 2 3は、記録レートを設定する欄であり、たとえば、 l f p s、 1 フレーム/ 3秒等を設定することができる。

2 1 4は、圧縮率/画サイズや記憶容量（何時間、何日分等）を設定する欄、 2 1 5は、侵入など所定状態発生時のアラーム事象発生時の通知サービスの要否と通知先（電話番号、電子メールアドレス等) と所定状態の条件設定を行う欄、 2 1 6は、アラーム事象発生時の対応条件（所定時間のみ高レートで記録など）を登録する檷である。

このようにユーザは使用目的に応じて、画像蓄積サーバ 1の利用条件を様々に設定することができる。たとえば、一般の監視目的であれば、接続方法は常時接続を選択でき、他方、ショーのライブ放送や観光地の紹介などの場合のようにェン夕ーティメント目的であれば、必要な時間帯を設定することで、定期的または所定の時間のみの記録を行うことができる。

登録情報を入力後、ユーザが登録を実行すると（S 1 1 3 )、登録画面に記載した内容が画像蓄積サーバ 1のユーザデータテーブル 1 0 2に登録される。

図 7は、ユーザデータテーブル 1 0 2の登録内容を示した図である。

図において、 1 0 2 1は、ユーザのプロファイルテーブルであり、 1 0 2 2は、許可されたサービス内容を記述するテーブルであり、 1 0 2 3は、デ一夕格納領域を特定するテーブルであり、 1 0 2 4は、ネットワークに接続された監視カメラ 4のうち、そのユーザに属する監視カメラを識別する番号（I Pアドレス、 U R Lなど）やカメラ画像デー夕の記録方法を記述したテーブルを示している。この登録内容を監視カメラ 4の撮像条件テーブル 4 0 2にダウンロードすることも可能である。また、このユーザのサービス情報の登録は、監視カメラ 4の撮像条件テーブル 4 0 2の登録内容に基いて、監視カメラ 4から画像蓄積サーバ 1 にアップロードして登録する構成とすることもできる。

また、ユーザへの課金は、このユーザデータテブル 1 0 2に登録されたユーザの利用条件に基いて行うことができる。これによれば、ユーザが希望する利用条件に対してのみ課金がされ、ユーザが希望しない不必要なサービスに対してまで課金されることがないので、リ一ズナブルな課金を行うことができる。

画像蓄積サーバ 1は、このユーザデ一夕テーブル 1 0 2の登録内容に基いて、監視カメラ 4が撮像した画像データの蓄積を行う。画像データの蓄積は、まず、監視力メラ 4若しくは画像蓄積サ一バ 1側から他方に接続が行われる。そして、設定された条件で、監視カメラ 4から画像データが送信され、画像蓄積サーバ 1 は、登録された条件で、その画像データを画像記憶部 1 0 1に記憶する。

次に、ユーザが画像蓄積サーバ 1にアクセスして、監視カメラ 4の画像を再生したり、検索したり、編集したりするサービスを受ける際の利用手順を図 8のサ一ビス利用手順を示したフローチャートに基いて説明する。

ユーザは、携帯電話 1 3またはコンピュータ 1 2を立ち上げて（S 9 )、画像蓄積サーバ 1上の遠隔監視システムのホームページにアクセスする（S 1 0 )。画像蓄積サーバ 1からは、遠隔監視システムのホームページがユーザの端末装置 1 3 または 1 2へ送信される（S 2 0 )。

ユーザが監視サービスの利用を選択すると（S 1 2 1 )、画像蓄積サーバ 1よりログイン要求がされ（S 2 2 1 )、ュ一ザが識別コードとパスワードを入力すると ( S 1 2 2 )、画像蓄積サーバ 1は認証サブシステムを起動し、識別コードとパスワードからユーザの認証を行う (S 2 2 2 )o 尚、ユーザの認証方法は、これに限らず、たとえば、認証局から発行された I Dを使用する構成とすることもできる。認証サブシステムが、入力されたユーザの識別コードとパスヮードから画像蓄積サ一バ 1に登録されているユーザを特定できた場合、すなわち、認証が OKならば、ユーザデータテーブル 1 0 2から登録されたュ一ザのサービス内容を読み込み（S 2 2 4 )、ユーザに許容されたサービス内容を表示したサービス利用画面をユーザの端末装置に表示する（S 2 2 5 )。他方、認証サブシステムが、入力されたユーザの識別コードとパスワードから画像蓄積サーバ 1に登録されているユーザが特定できない場合、口グイン拒否をユーザ端末装置 1 3または 1 2に通知して，処理を終了する。

ユーザは、表示されたサービス利用画面から希望するサービスを選択する（S 1 2 3 )。画像蓄積サーバ 1が選択されたサービスを解釈し（S 2 2 6 )、監視力メラ 4のライブ画像が選択されている場合には、ユーザに属し、選択された監視カメラにライブ画像を送るように通知する（S 2 2 7 )。監視カメラ 4は、画像蓄積サーバ 1からの要求にしたがってライブ画像を画像蓄積サーバ 1に送信し（S 4 1 )、画像蓄積サーバ 1は、ユーザの端末装置 1 3または 1 2に該画像を送信する（S 2 2 8 )。

他方、画像蓄積サーバ 1に記録した画像データの再生 ·検索処理が選択されている場合には、ュ一ザデータテーブル 1 0 2からユーザの監視カメラ 4の画像デ一夕が格納される領域を参照して、再生した画像デ一夕または検索した結果または検索結果の画像データをユーザの端末装置 1 3または 1 2に送信する（S 2 2 9 )。

ユーザ端末装置 1 3 , 1 2では画像蓄積サーバ 1からの送られた画像データを受け取り、表示などの動作を行う（S 1 2 4)。画像蓄積サーバ 1およびユーザ端末装置 1 3， 1 2ともに、弓 Iき続きサービスするデ一夕があればそれを繰りかえす。また、画像蓄積サーバ 1は、引き続きサービスするデータがない場合、ユーザの端末装置 1 3， 1 2にその旨通し、ユーザの端末装置 1 3， 1 2からの次の要求を待つ。

ユーザは、 S 1 2 3で選択したサービスが終了したことを知ったら、引き続き別のサービスの要求をするか、画像蓄積サーバ 1からログァゥトするかを選択する。ユーザ端末装置 1 3， 1 2は、ュ一ザが引き続き別のサービスを要求するなら、再度 S 1 2 3へ戻り、画像蓄積サーバ 1も、ユーザの端末装置 1 3 , 1 2から引き続き別のサービスの要求があったら、 S 2 2 6に戻る。

ユーザ端末装置 1 3， 1 2は、ユーザが画像蓄積サーバ 1からのログアウトを選択したら、画像蓄積サーバ 1に対してその旨通知し、ログァゥトして終了する。画像蓄積サーバ 1は、ユーザの端末装置 1 3， 1 2からログアウトの通知を受け取ったら、ユーザの端末装置との接続を解放する。

この発明が詳細に説明され図示されたが、それは単なる図解および一例として用いたものであり、限定であると解されるべきではないことは明らかであり、この発明の精神および範囲は添付されたクレームの文言によってのみ限定される。

Claims

請求の範囲

1 . インターネット網に接続される画像蓄積サーバであって、次のものを備える：

ィン夕一ネット網に接続された利用者の端末装置から前記画像蓄積サーバを利用する利用者の利用条件の設定を受け付ける手段；

前記利用者の利用条件を記憶する手段；

前記利用条件に基いてインターネット網に接続された撮像装置から画像情報を受信する受信手段；および

前記利用者の端末装置に対して、前記利用条件に基いて、前記撮像装置からの画像情報を提供する画像提供手段。

2 . クレーム 1に従属する画像蓄積サーバであって、利用者の撮像装置からのアラーム通知に基いて、利用者の端末装置にその情報を通知する。

3 . クレーム 1または 2に従属する画像蓄積サーバであって、前記利用者が設定した利用条件に基いて、利用者に課金を行う。

4 . インターネット網に接続された利用者の端末装置から重像蓄積サーバの利用条件の設定を受け付ける手段，前記利用者の利用条件を記憶する手段，前記利用条件に基いてインターネット網に接続された撮像装置から画像情報を受信する受信手段，および前記利用者の端末装置に対して、前記利用条件に基いて、前記撮像装置からの画像情報を提供する画像提供手段を備えたかつインターネット網に接続される画像蓄積サーバの使用方法であって、

(a)画像蓄積サーバをインタ一ネット網に接続し、

(b)利用者の撮像装置で撮像した画像情報の蓄積を希望する利用者からの前記画像蓄積サーバへのアクセスを許容し、

(c)利用者に前記撮像装置の画像情報の画像蓄積サーバに対する蓄積の条件を設定させ、

(d)蓄積の条件に基いて画像蓄積サーバに前記利用者の撮像装置からの画像情報を蓄積させ、それによつて、利用者がインターネット網に接続された画像蓄積サーバを利用して画像蓄積システムを構築する。

5 . クレーム 4に従属する方法であって、さらに (e)利用者に対して画像蓄積サーバの利用による対価を請求する。

6 . ィン夕一ネット網に接続されて画像情報を蓄積する画像蓄積サーバ；画像情報を撮像し前記画像蓄積サーバにィンターネット網を介して撮像した画像情報を送信する前記画像蓄積サーバの利用者の撮像装置；および画像蓄積サーバにィン夕ーネット網を介してアクセスして前記撮像装置の画像情報を受信する利用者端末装置を含む遠隔監視システムであって、前記画像蓄積サーバは次のものを備える：

利用者の撮像装置の画像情報の蓄積条件を画像蓄積サーバの利用条件として登録する登録手段；

前記登録された利用条件に基いて、利用者の撮像装置の画像情報を蓄積する蓄積手段；および

利用者の端末装置から前記画像情報の利用要求があると、前記利用者の利用条件に基いて、利用者の端末装置に利用者の画像情報を提供する画像情報提供手段。

7 . クレーム 6に従属する遠隔監視システムであって、さらに、前記画像蓄積サーバの利用による対価を前記利用者に請求する請求手段を備える。

8 . 撮像装置であて、次のものを備える：

撮像した画像情報を画像蓄積サーバに送信する手段；

撮像した画像情報にアラーム通知すべき事象が発生した否か判定する判定手段；および

アラーム通知すべき事象の発生時にそれを画像蓄積サーバに通知する手段。

9 . インターネット網に接続される画像蓄積サーバであって、次のものを備える：

ィン夕一ネット網に接続された利用者の端末装置から前記画像蓄積サーバを利用する利用者の利用条件の設定を受け付ける制御部；

前記利用者の利用条件を記憶するユーザデータテーブル；

前記利用条件に基いてィンターネット網に接続された撮像装置から画像情報を受信するィン夕フェース；および

前記画像情報を蓄積する画像記憶部，

前記制御部は、前記ィンタフェースを通して、前記利用者の端末装置に対して、前記利用条件に基いて、前記撮像装置からの画像情報を提供する。

1 0 . インタ一ネット網に接続され、かつインタ一ネット網に接続された利用者の端末装置から前記画像蓄積サーバを利用する利用者の利用条件の設定を受け付ける制御部；前記利用者の利用条件を記憶するユーザデ一夕テーブル；前記利用条件に基いてィン夕一ネット網に接続された撮像装置から画像情報を受信するインタフェース；および前記画像情報を蓄積する画像記憶部を備え、前記制御部は、前記インタフェースを通して、前記利用者の端末装置に対して、前記利用条件に基いて、前記撮像装置からの画像情報を提供する、画像蓄積サーバを利用する方法であって、

(a)画像蓄積サーバをインターネット網に接続し、

(d)蓄積の条件に基いて画像蓄積サーバに前記利用者の撮像装置からの画像情報を蓄積させ、それによつて、利用者がインターネット網に接続された画像蓄積サ一バを利用して画像蓄積システムを構築する。

1 1 . インターネット網に接続されて画像情報を蓄積する画像蓄積サーバ；画像情報を撮像し前記画像蓄積サーバにィンターネット網を介して撮像した画像情報を送信する前記画像蓄積サーバの利用者の撮像装置；および画像蓄積サーバにィン夕ーネット網を介してアクセスして前記撮像装置の画像情報を受信する利用者端末装置を含む遠隔監視システムであつて、前記画像蓄積サーバは次のものを備える：

利用者の撮像装置の画像情報の蓄積条件を画像蓄積サーバの利用条件として登録するユーザデータテーブル；

前記登録された利用条件に基いて、利用者の撮像装置の画像情報を蓄積する画像記憶部；および

利用者の端末装置から前記画像情報の利用要求があると、前記利用者の利用条件に基いて、利用者の端末装置に利用者の画像情報を提供する制御部。