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JPS641707Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS641707Y2
JPS641707Y2 JP5580682U JP5580682U JPS641707Y2 JP S641707 Y2 JPS641707 Y2 JP S641707Y2 JP 5580682 U JP5580682 U JP 5580682U JP 5580682 U JP5580682 U JP 5580682U JP S641707 Y2 JPS641707 Y2 JP S641707Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support piece
cords
opening
protrusion
bushing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5580682U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58159823U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5580682U priority Critical patent/JPS58159823U/ja
Publication of JPS58159823U publication Critical patent/JPS58159823U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS641707Y2 publication Critical patent/JPS641707Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパネルの穴に取り付けて使用する、コ
ード類を弾性的に把時し得るセルフロツク可能な
ブツシユの改良に関する。
従来より、1種類の開口径に対して種々の外径
のコード類を使用することができる経済的なブツ
シユとして、開口内部の内周壁にその開口の中心
軸に向つて放射状に複数の可撓性ある支持片を配
置し、その支持片によつてコード類を弾性的に把
時するブツシユが提案されている。
ところが、かかるブツシユ10は、第1図に示
すように開口径に対して比較的大きな径のコード
類12を使用する場合には、支持片14がその基
部から屈曲して拡開されるため、支持片14の弾
力が弱くなり、従つてブツシユ10のコード類1
2を把時する力が弱くなり、コード類が抜け易く
なつたり、コード類と支持片との間に隙間を生じ
パネルの内側に塵埃等が入り込んでパネル内部の
機器類の故障の原因となるなどの問題があつた。
本考案はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、その目的とするところは、一定の開
口径に対して種々の外径のコード類を使用した場
合においても、強い把持力によつて把持すること
ができ、コード類と支持片との間に隙間が生じな
いブツシユを提供することにある。
しかして、本考案の要旨とするところは、ブツ
シユ開口の内周壁若しくは内周壁に設けられた突
部に当接させることによつて、支持片の一定位置
到達後の屈曲若しくは傾斜の度合を制限し得るス
トツパを該支持片に設けたことにある。
従つて、本考案によれば、支持片の屈曲若しく
は傾斜が一定に達した後はストツパが開口の内周
壁に当接することによつて、支持片の基部の屈曲
若しくは傾斜が制限されるので、開口径に対して
比較的外径の小さいコード類の場合のみならず、
外径の大きいコード類の場合においても、支持片
の中間部から先端部にかけて屈曲されるので、そ
の弾性力によつて強く把時することができる。ま
た、コード類は支持片によつて十分に把時される
ので、両者の間に隙間が生じないのである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。第2図は本考案を防水ブツシユに用いた
場合の実施例を示す。この防水ブツシユはセルフ
ロツクブツシユ16と防水ブツシユキヤツプ18
とを組み合わせて構成される。セルフロツクブツ
シユ16は、弾性を有するプラスチツクからなる
円筒状の本体部20が、その一方の端部全周から
フランジ部22が半径方向外向きに伸び出し、更
にそのフランジ部22の外周縁から本体部20の
他端部に向つて直角方向に垂下部24が形成され
ている。そして、本体部20の開口26の前記フ
ランジ部22と反対側の端部付近には、複数(本
実施例では6個)の支持片28が本体部20と一
体的に形成されている。支持片28は開口26の
内周壁30から開口26の中心軸に向つて放射状
に伸び出し、各隣接する支持片28間は第3図に
示すように、スリツト32によつて隔てられてい
る。支持片28は一定の厚さを有し、可撓性をも
つように構成されているが、その基部から先端部
に向うにつれて漸次厚さが変わるようにしてもよ
い。又、支持片28はその基部から先端部に向う
につれて、フランジ部22側から遠ざかるように
傾斜させられている。そして、各支持片28の上
面(第2図おいて)中央部には、第3図及び第4
図に示すようにストツパとしての突条34が設け
られ、かつ突条34の背面36が本体部20の内
周壁30と一定の隙間を生ずるようにされてお
り、支持片28の下面が開口26の中心軸に対し
て直角よりやや小さくなる位置にまで屈曲若しく
は傾斜させられたとき、前記突条34の背面36
が内周壁30に当接して、支持片28の屈曲若し
くは傾斜に制限を加え得るようにされている。こ
れによつて、各支持片28の先端部によつて画さ
れる円形の輪郭は、上記突条34が内周壁30に
当接したときに、ほぼ最小になり、ブツシユ16
内に挿通されるコード類を強く把持し得るのであ
る。
前述のように、支持片28の開口26の中心軸
に対して予め傾斜させてあるのは、突条34が内
周壁30に当接してストツパとして作用し始めた
とき、コード類を強く把時し得るようにするため
である。
又、支持片28下面の開口26の中心軸に対す
る角度が直角を通りこして、それよりやや小さく
なつた位置で支持片28の屈曲が制限されるよう
になつているため、支持片28の把時力の開口2
6の中心軸に垂直方向の分力は、支持片28を突
条34が内周壁30に当接させる方向の回転モー
メントを生じさせる。従つていつたんコード類を
把時した支持片28は、その後その状態が維持さ
れ、セルフロツクがなされ得る。又、支持片28
の基部上面には第4図に示すように浅い溝38が
形成され、支持片28の屈曲、傾斜が容易になし
得るようにされている。この溝は第5図に示すよ
うに、支持片28の基部下面に設けてもよく、突
条34も支持片28の側縁側に設けてもよい。
一方、防水キヤツプ18は第2図に示すように
中空の円錐形の貫通孔を有するテーパ部40の大
径側がブツシユ16のフランジ部22に係合させ
られる。即ち、テーパ部40の大径側基部周縁か
らリング状部42が半径方向外側に伸び、そのリ
ング状部42の外周縁からブツシユ16の垂下部
24を包むように垂下部44が伸び、更にその先
端部は半径方向内側に巻き込むようにして伸び、
垂下部24を包み込んでいる。防水キヤツプ18
は弾力性あるプラスチツクなどでつくつられ、特
にテーパ部40の小径部側は、所定の種々の外径
のコード類を使用した場合にも堅締し得るように
されている。
このようにして組み合わされたブツシユ16と
防水キヤツプ18は、パネル46に設けられたブ
ツシユ取付用の穴にブツシユ16の本体部20が
押し込まれると、本体部20の外周壁48に形成
された複数の突起50がパネルの穴を通過後原状
態に復帰して、突起50の端面がパネル46の一
面を押し付け、パネル46の他面が防水ブツシユ
18の垂下部周辺を押し付けて、その周辺部から
水滴等がブツシユ16内部に侵入することが防止
される。この状態において、テーパ部40の開口
部からコード類が押し込まれると、コード類はテ
ーパ部40の先端部で締め付けられて、ブツシユ
内部への水滴等の侵入が防止される。しかし、こ
の状態ではコード類と支持片28とは接触はして
いるが、未だセルフロツクされてはいない。次に
コード類を当初の押し込み方向と逆方向に引張る
と支持片28はコード類に喰い込む状態となり、
コード類と共に支持片28も後方へ屈曲させられ
たことになるが、支持片28上の突条34の背面
36が内周壁30に当接して、その屈曲に制限が
加えられることになる。従つて、各支持片の先端
部で画される円形の輪郭が小さくなり、コード類
を強く把時し得ることになる。第6図はこの状態
を示す。又、支持片28の下面と開口26の中心
軸とのなす角は、直角よりやや小さくなる位置に
まで屈曲されるので、いつたんコード類類が把時
された後はゆるむおそれが少ない。即ち、セルフ
ロツクされるのである。このように、セルフロツ
キングブツシユ16によつてコード類を強く把時
させると、コード類のずれることが少なくなり、
従つてコード類等のずれたことによる防水キヤツ
プの隙間からの水滴等の侵入を防止する機能が向
上する。
第7図は本考案の別の実施例を示す。即ちブツ
シユ52は、第1図に示す従来のブツシユ10に
類似した形状を有するものであり、その支持片5
4の上面又は下面に、第4図又は第5図に示した
と同様な突条56を設けたものである。支持片5
4の基部から倒れることが阻止されるので、コー
ド類を強く把持することができる。
前記第2図乃至第7図に示した実施例において
突条に代えて、第8図に示すように支持片58の
基部をやや厚肉とし、基部と内周壁との間に設け
た溝側面を、支持片58屈曲時のストツパとして
もよい。又、第9図に示すように支持片60の基
部の上面と下面に内周壁に沿つた突部(ストツ
パ)を設けて、支持片の前後方向の屈曲を制限し
てもよい。
以上本考案の二、三の実施例について説明した
が、本考案はかかる実施例に限定されるものでは
なく、例えば本体部の支持片や突条の数を増減さ
せたり、材質をゴムに変更したり、あるいは突条
と当接させるべき突部を内周壁に設けるなど、本
考案の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
変形を加えた態様で本考案を実施し得ることは勿
論である。
以上詳述したように、本考案によれば、支持片
の屈曲の度合いをストツパで規制しているので、
各支持片の先端部が拡開されすぎることはなく、
コード類はその外径を一定範囲内で種々変えた場
合においても、弾性的に強く把時され、又、支持
片とコード類との間に隙間を生ずることが防止さ
れ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のセルフロツクブツシユの使用状
態を示す断面図である。第2図は本考案の一実施
例を含む防水ブツシユの正面断面図であり、第3
図は第2図における−断面図である。第4図
は同防水ブツシユの実施例における支持片の突条
の斜視図であり、第5図はその変形例を示す斜視
図である。第6図は、第2図に示す実施例のコー
ド類を把時した状態を示す部分断面図である。第
7図は本考案の別の実施例の正面断面図である。
第8図及び第9図は、第2図乃至第7図に示す実
施例に適用される支持片のストツパの変形例を示
す側面断面図である。 14,28,54,58,60……支持片、1
6……セルフロツクブツシユ、18……防水キヤ
ツプ、26……開口、30……内周壁、34,5
6……突条、46……パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルの穴に挿入されるコード類を、自身の開
    口に嵌め入れて、該開口の内周壁に設けられ該開
    口の中心軸に向つて放射状に形成された複数の可
    撓性の支持片が、該開口の中心軸とほぼ平行な方
    向に屈曲若しくは傾斜することによつて前記コー
    ド類を弾性的に自己把時するブツシユにおいて、
    前記開口の内周壁若しくは内周壁に設けられた突
    部に当接させることによつて、前記支持片の一定
    位置到達後の屈曲若しくは傾斜の度合を制限する
    ストツパを前記支持片に設けたことを特徴とする
    ブツシユ。
JP5580682U 1982-04-17 1982-04-17 ブツシユ Granted JPS58159823U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5580682U JPS58159823U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 ブツシユ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5580682U JPS58159823U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 ブツシユ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159823U JPS58159823U (ja) 1983-10-25
JPS641707Y2 true JPS641707Y2 (ja) 1989-01-17

Family

ID=30066365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5580682U Granted JPS58159823U (ja) 1982-04-17 1982-04-17 ブツシユ

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JP (1) JPS58159823U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2562754Y2 (ja) * 1992-01-27 1998-02-16 矢崎総業株式会社 グロメット
JP4736122B2 (ja) * 2006-01-06 2011-07-27 岩崎電気株式会社 直管型ランプ用照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58159823U (ja) 1983-10-25

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