JPS6343942A - 自動車バンパ−用樹脂組成物 - Google Patents
自動車バンパ−用樹脂組成物Info
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- JPS6343942A JPS6343942A JP18785986A JP18785986A JPS6343942A JP S6343942 A JPS6343942 A JP S6343942A JP 18785986 A JP18785986 A JP 18785986A JP 18785986 A JP18785986 A JP 18785986A JP S6343942 A JPS6343942 A JP S6343942A
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- Japan
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- ethylene
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- propylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、Itfl[撃性、剛性、成形性及び塗装性に
優れた自動車バンパー用樹脂組成物に関する。
優れた自動車バンパー用樹脂組成物に関する。
[従来技術1
結晶性ポリプロピレンは、剛性、耐熱性、光沢等の点で
優れた特性を有するが、衝撃強度及び塗装性に劣る為、
自動車のバンパーに用いる場合、これにポリエチレンや
ポリイソブチレン、ポリブタノエン、非晶性エチレン・
プロピレン共重合体等のゴム状物質を混合する方法が提
案されている。
優れた特性を有するが、衝撃強度及び塗装性に劣る為、
自動車のバンパーに用いる場合、これにポリエチレンや
ポリイソブチレン、ポリブタノエン、非晶性エチレン・
プロピレン共重合体等のゴム状物質を混合する方法が提
案されている。
そして、これらゴム状物質の添加による剛性の低下を改
良する為に、タルク等の無磯充項剤を添加混合すること
も提案されている。
良する為に、タルク等の無磯充項剤を添加混合すること
も提案されている。
かかる方法として、例えばエチレン含有量が5〜10重
1%、MFRが2〜10g/10分の結晶性エチレン−
プロピレンブロック共重合体、固有粘度が2.0〜3
、5 dl/gの無定形エチレン−プロピレン共重合体
及びタルクからなるバンパー用ポリプロピレン組成物(
特I期昭57−55952号公1ll)あるいは更に高
密度ポリエチレンを添加したポリプロピレン組成物(特
開昭57−159841号公報)等が提案されているが
、前者の組成物は、主成分であるエチレン−プロピレン
ブロック共重合体のエチレン含有量が少なく、またMF
Rも小さいので耐衝撃性が不充分で成形性にも劣るとい
う欠点を有している。一方後者の組成物は、主成分であ
るエチレン−プロピレンブロック共重合体のエチレン含
有量の少なさによる耐衝撃性の不充分さを、高密度ポリ
エチレンの添加により改良を計ったものであるが、かか
る高密度ポリエチレンの後添加は、分散不良を起こすこ
とが多々あり、その結果、成形品の塗装性の低下を米だ
す虞れがある等、いずれにしても耐衝撃性、剛性、塗装
性及び成形性等のバランスがとれた自動車バンパー用の
ポリプロピレン組成物は得難いのが現状であった。
1%、MFRが2〜10g/10分の結晶性エチレン−
プロピレンブロック共重合体、固有粘度が2.0〜3
、5 dl/gの無定形エチレン−プロピレン共重合体
及びタルクからなるバンパー用ポリプロピレン組成物(
特I期昭57−55952号公1ll)あるいは更に高
密度ポリエチレンを添加したポリプロピレン組成物(特
開昭57−159841号公報)等が提案されているが
、前者の組成物は、主成分であるエチレン−プロピレン
ブロック共重合体のエチレン含有量が少なく、またMF
Rも小さいので耐衝撃性が不充分で成形性にも劣るとい
う欠点を有している。一方後者の組成物は、主成分であ
るエチレン−プロピレンブロック共重合体のエチレン含
有量の少なさによる耐衝撃性の不充分さを、高密度ポリ
エチレンの添加により改良を計ったものであるが、かか
る高密度ポリエチレンの後添加は、分散不良を起こすこ
とが多々あり、その結果、成形品の塗装性の低下を米だ
す虞れがある等、いずれにしても耐衝撃性、剛性、塗装
性及び成形性等のバランスがとれた自動車バンパー用の
ポリプロピレン組成物は得難いのが現状であった。
[問題解決に採用した手段]
かかる状況に鑑み、本発明者は耐衝撃性、剛性、塗装性
及び成形性等のバランスのとれた自動車バンパー用ポリ
プロピレン組成物を得るべく種々検討した結果、特定の
プロピレン・エチレンブロック共重合体、エチレン・α
−オレフインラングム共重合体及びタルクからなる樹脂
組成物が、本発明の目的を達成でさることが分かり、本
発明を完成するに至った。
及び成形性等のバランスのとれた自動車バンパー用ポリ
プロピレン組成物を得るべく種々検討した結果、特定の
プロピレン・エチレンブロック共重合体、エチレン・α
−オレフインラングム共重合体及びタルクからなる樹脂
組成物が、本発明の目的を達成でさることが分かり、本
発明を完成するに至った。
即ち、本発明に従えば、結晶性プロピレン・エチレンブ
ロック共重合体成分(A):50ないし75重量部、非
晶性エチレン・α−オレフインランダム共重合体成分(
B);15ないし40重量部及びタルク成分(C):1
ないし25重量部からなり(ここで(A )、(B )
及び(C)の各成分の合計量は100重量部となる様選
択される)、 上記(A)成分のメルトフローレート(MFR)は25
ないし60g/10分、エチレン単位含量は5ないし1
4モル%であり、 しかも(A)成分は下記(A−1)、(A−2)及び(
A−3)の各成分、 (A −1):ポリプロピレン成分、 (A −2):エチレン単位含量は40ないし50モル
%、デカリン溶媒中1 35℃で測定された極限粘度は 1.5ないし3dl/gのエチレン ・プロピレンランダム共重合体 成分、 (A −3):プロピレン単位含filoモル%以下の
ポリエチレン成分、 から構成され、これらの割合はそれぞれ74ないし88
重量%、10ないし16重1%、及V2ないし10重量
%である、 自動車バンパー用樹皿組成物が提供される。
ロック共重合体成分(A):50ないし75重量部、非
晶性エチレン・α−オレフインランダム共重合体成分(
B);15ないし40重量部及びタルク成分(C):1
ないし25重量部からなり(ここで(A )、(B )
及び(C)の各成分の合計量は100重量部となる様選
択される)、 上記(A)成分のメルトフローレート(MFR)は25
ないし60g/10分、エチレン単位含量は5ないし1
4モル%であり、 しかも(A)成分は下記(A−1)、(A−2)及び(
A−3)の各成分、 (A −1):ポリプロピレン成分、 (A −2):エチレン単位含量は40ないし50モル
%、デカリン溶媒中1 35℃で測定された極限粘度は 1.5ないし3dl/gのエチレン ・プロピレンランダム共重合体 成分、 (A −3):プロピレン単位含filoモル%以下の
ポリエチレン成分、 から構成され、これらの割合はそれぞれ74ないし88
重量%、10ないし16重1%、及V2ないし10重量
%である、 自動車バンパー用樹皿組成物が提供される。
[発明の態様]
本発明に用いる結晶性プロピレン・エチレンブロック共
重合体成分(A)は、エチレン単位含量が5ないし1゛
4モル%好ましくはりないし13モル%、メルト70−
レート(MFR:ASTM D1238、条件L)が
25ないし60E/10分、好ましくは30ないし45
g/10分のブロック共重合体である。そしてこの共重
合体成分(A)は、ポリプロピレン成分(A−1)74
ないし88重U%、好ましくは80〜86重量%、エチ
レン・プロピレンランダム共重合体成分(A−2)10
ないし16重量%、好ましくは11〜14重景%、最外
ピレン単位含量10モル%以下、好ましくは5モル%以
下のポリエチレン成分(A−3)2〜10重量%、好ま
しくは3〜6重量%から構成される。
重合体成分(A)は、エチレン単位含量が5ないし1゛
4モル%好ましくはりないし13モル%、メルト70−
レート(MFR:ASTM D1238、条件L)が
25ないし60E/10分、好ましくは30ないし45
g/10分のブロック共重合体である。そしてこの共重
合体成分(A)は、ポリプロピレン成分(A−1)74
ないし88重U%、好ましくは80〜86重量%、エチ
レン・プロピレンランダム共重合体成分(A−2)10
ないし16重量%、好ましくは11〜14重景%、最外
ピレン単位含量10モル%以下、好ましくは5モル%以
下のポリエチレン成分(A−3)2〜10重量%、好ま
しくは3〜6重量%から構成される。
ポリプロピレン成分(A−1)のアイソタクチック指数
(II)は95%以上であることが好ましい。
(II)は95%以上であることが好ましい。
ここで、アイソタクチック指数とはC”−NMR法によ
り測定されたトリ7ドタクテイシテイ一分率である。こ
のポリプロピレン成分(l〜−1)はプロビレン単独重
合体又は2モル%以下、好ましくは1モル%以下のエチ
レンがランダム共重合しているプロピレンを主成分とす
るプロピレン・エチレン共重合体である。
り測定されたトリ7ドタクテイシテイ一分率である。こ
のポリプロピレン成分(l〜−1)はプロビレン単独重
合体又は2モル%以下、好ましくは1モル%以下のエチ
レンがランダム共重合しているプロピレンを主成分とす
るプロピレン・エチレン共重合体である。
エチレン・プロピレンランダム共重合体成分(A−2)
のエチレン単位含量は40ないし50モル96、好まし
くは42ないし46モル%、デカリン溶媒中、135℃
で測定された極限粘度[rllは1゜5ないし3 cl
l/g、好ましくは2〜3417gの共重合体である。
のエチレン単位含量は40ないし50モル96、好まし
くは42ないし46モル%、デカリン溶媒中、135℃
で測定された極限粘度[rllは1゜5ないし3 cl
l/g、好ましくは2〜3417gの共重合体である。
ポリエチレン成分(A−3)の極限粘度[’7]は通常
2〜5417g、好ましくは3〜4.5dl/gである
。
2〜5417g、好ましくは3〜4.5dl/gである
。
上記のプロピレン・エチレンブロック共重合体成分(A
)は、オレフィン類を立体規則性触媒、好ましくは担体
付遷移金属成分及び有機アルミニウム化合物より成る触
媒の存在下に、一つの重合反応系中で重合させることに
より得られる所謂非ポリマ−ブレンド・タイプの共重合
体であり、かかるプロピレン・エチレンブロック共重合
体(A)の几体的な製造方法は、特開昭52−9804
5号公報及び特公昭57’2G(313号公報などに詳
しい。
)は、オレフィン類を立体規則性触媒、好ましくは担体
付遷移金属成分及び有機アルミニウム化合物より成る触
媒の存在下に、一つの重合反応系中で重合させることに
より得られる所謂非ポリマ−ブレンド・タイプの共重合
体であり、かかるプロピレン・エチレンブロック共重合
体(A)の几体的な製造方法は、特開昭52−9804
5号公報及び特公昭57’2G(313号公報などに詳
しい。
本発明に用いるプロピレン・エチレンブロック共重合体
成分(A)は必ずしも一つの重合反応系中で重合させる
ことにより得られた一種の重合体に限らず、別々に重合
された二種以上のプロピレン・エチレンブロック共重合
体の混合物であってもよいが、その場合は、混合物のエ
チレン単位含有1及(/MFRが前記範囲内でなければ
ならない。
成分(A)は必ずしも一つの重合反応系中で重合させる
ことにより得られた一種の重合体に限らず、別々に重合
された二種以上のプロピレン・エチレンブロック共重合
体の混合物であってもよいが、その場合は、混合物のエ
チレン単位含有1及(/MFRが前記範囲内でなければ
ならない。
本発明におけるエチレン含有量は”C−NMR法により
測定した値である。
測定した値である。
本発明に用いる非晶性エチレン・a−オレフインランダ
ム共重合体成分(B)は、エチレン含有量が通常60な
いし85モル%、とくには75ないし82モル%、メル
ト70−レート(MFR:ASTM D 1238
、L)が通常0.1ないし5g/10分、とくには0.
2ないし4g/10分及びX#aによる結晶化度が20
%以下、とくには10%以下のものであることが好まし
い。エチレン含有量が85モル%を越えるもの、及び結
晶化度が20%を越えるものは、耐衝撃性の改良効果が
少なく、エチレン含有量が60モル%未満のものは溶融
流動性が悪く、成形性に劣り、メルト70−レートが5
g/10分を越えるものは、耐衝撃性の改良効果に劣る
傾向となる。
ム共重合体成分(B)は、エチレン含有量が通常60な
いし85モル%、とくには75ないし82モル%、メル
ト70−レート(MFR:ASTM D 1238
、L)が通常0.1ないし5g/10分、とくには0.
2ないし4g/10分及びX#aによる結晶化度が20
%以下、とくには10%以下のものであることが好まし
い。エチレン含有量が85モル%を越えるもの、及び結
晶化度が20%を越えるものは、耐衝撃性の改良効果が
少なく、エチレン含有量が60モル%未満のものは溶融
流動性が悪く、成形性に劣り、メルト70−レートが5
g/10分を越えるものは、耐衝撃性の改良効果に劣る
傾向となる。
萌記a−オレフィンとしては、具体的には例えばプロピ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン等が挙げられる。また共重合体成分(B)は、少
量のツエンモノマー、例えばジシクロペンタノエン、エ
チリデンノルボルネン、1゜4−ヘキサノエン等が共重
合されていてもよい。
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン等が挙げられる。また共重合体成分(B)は、少
量のツエンモノマー、例えばジシクロペンタノエン、エ
チリデンノルボルネン、1゜4−ヘキサノエン等が共重
合されていてもよい。
前記エチレン・a−オレフインランダム共重合体成分(
B)は、通常バナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物の岨合せ触媒を用いて′M遺される。
B)は、通常バナジウム化合物と有機アルミニウム化合
物の岨合せ触媒を用いて′M遺される。
具体的には、例えば溶媒としてヘキサンを用い、これに
オキシ三塩化バナジウムを添加し、次にエチレンとα−
オレフィンの混合ガスを溶解、飽和させた後、エチルア
ルミニウムセスキクロリドを予めヘキサンに溶かした溶
液を添加して重合を行うことによって製造できる。
オキシ三塩化バナジウムを添加し、次にエチレンとα−
オレフィンの混合ガスを溶解、飽和させた後、エチルア
ルミニウムセスキクロリドを予めヘキサンに溶かした溶
液を添加して重合を行うことによって製造できる。
本発明に用いるタルク成分(C)は、通常無機充填剤と
して市販されているものであり、好ましくは平均粒径が
0.5ないし5μ、更に好ましくは1ないし4μの範囲
のものである。平均粒径が5μを越えるものは、R械的
強度が低下する場合があり、一方平均粒径が0.5μ未
満のものは混練時に分散不良を起こす場合がある。タル
ク成分(C)は未処理のものであってもよいが、プロピ
レン・エチレンブロック共重合体成分(A)等との親和
性を向上させるために、有様チタネート系カンプリング
剤、シラン系カップリング剤、カルボン酸変性ポリオレ
フィン等で処理あるいはそれらと併用してもよい。
して市販されているものであり、好ましくは平均粒径が
0.5ないし5μ、更に好ましくは1ないし4μの範囲
のものである。平均粒径が5μを越えるものは、R械的
強度が低下する場合があり、一方平均粒径が0.5μ未
満のものは混練時に分散不良を起こす場合がある。タル
ク成分(C)は未処理のものであってもよいが、プロピ
レン・エチレンブロック共重合体成分(A)等との親和
性を向上させるために、有様チタネート系カンプリング
剤、シラン系カップリング剤、カルボン酸変性ポリオレ
フィン等で処理あるいはそれらと併用してもよい。
本発明の樹脂組成物は、前記プロピレン・エチレンブロ
ック共重合体成分(Δ):50ないし75重量部、好ま
しくは55ないし65重it部、エチレン・α−オレフ
インランダム共重合体成分(B);15ないし40重量
部、好ましくは20ないし30重量部及びタルク成分(
C);1ないし25重量部、好ましくは10ないし20
1n量部から構成される。ここで(A)、(B)及び(
C)各成分の合計量は100重量部となる様配合量は選
択される。
ック共重合体成分(Δ):50ないし75重量部、好ま
しくは55ないし65重it部、エチレン・α−オレフ
インランダム共重合体成分(B);15ないし40重量
部、好ましくは20ないし30重量部及びタルク成分(
C);1ないし25重量部、好ましくは10ないし20
1n量部から構成される。ここで(A)、(B)及び(
C)各成分の合計量は100重量部となる様配合量は選
択される。
又、本発明の自動車バンパー用団脂組成物のMFRはI
Sg/10分以上とくには15〜30g710分となる
様に調製されることが好ましい。
Sg/10分以上とくには15〜30g710分となる
様に調製されることが好ましい。
プロピレン・エチレンブロック共重合体成分(A)の量
が50重量部未満のものは、剛性に劣り、一方75重1
部を越えるものは、塗装性及び耐衝撃性に劣る。
が50重量部未満のものは、剛性に劣り、一方75重1
部を越えるものは、塗装性及び耐衝撃性に劣る。
タルク成分(C)の量が1重量部未満のものは、剛性が
改良されず、一方25重量部を越えると脆くなり耐衝撃
性が低下する。
改良されず、一方25重量部を越えると脆くなり耐衝撃
性が低下する。
本発明の組成物は、結晶性プロピレン・エチレンブロッ
ク共重合体成分(A)は、エチレン・a−オレフインラ
ンダム共重合体成分(B)及びタルク成分(C)を前記
範囲で、例えばヘンシェルミキサー、■−プレンダー、
リボンプレングー、タンブラ−ブレングー等で混合後、
単紬押出慨、多紬押a[、ニーグー、バンバリーミキサ
−等で溶融混練することにより得られる。中でも多軸押
出機、ニーグー、バンバリーミキサ−等の混線性能のす
ぐれた機器を使うことにより、各成分がより均一に分散
した高品質の自動車バンパー用ムI脂組成物が得られる
。
ク共重合体成分(A)は、エチレン・a−オレフインラ
ンダム共重合体成分(B)及びタルク成分(C)を前記
範囲で、例えばヘンシェルミキサー、■−プレンダー、
リボンプレングー、タンブラ−ブレングー等で混合後、
単紬押出慨、多紬押a[、ニーグー、バンバリーミキサ
−等で溶融混練することにより得られる。中でも多軸押
出機、ニーグー、バンバリーミキサ−等の混線性能のす
ぐれた機器を使うことにより、各成分がより均一に分散
した高品質の自動車バンパー用ムI脂組成物が得られる
。
本発明の組成物には、その混合の任意の段階で、酸化防
止剤、紫外線吸収剤、滑剤、核剤、帯電防止剤、難燃剤
、顔料、染料あるいはタルクの他に、他の無機または有
機の充填剤、補強剤等の各種充填剤を本発明の目的を損
なわない範囲で配合することかでがる。
止剤、紫外線吸収剤、滑剤、核剤、帯電防止剤、難燃剤
、顔料、染料あるいはタルクの他に、他の無機または有
機の充填剤、補強剤等の各種充填剤を本発明の目的を損
なわない範囲で配合することかでがる。
【産業上の有用性1
本発明の自動車バンパー用樹脂組成物は溶融流動性に優
れ、すなわち加工性に優れ、しかも射出成型して得られ
たバンパーは、It!Ii撃性、低温衝撃性、剛性およ
び寸法安定性に優れ、更には塗装性にも優れるので自動
車のバンパー用として好適である。
れ、すなわち加工性に優れ、しかも射出成型して得られ
たバンパーは、It!Ii撃性、低温衝撃性、剛性およ
び寸法安定性に優れ、更には塗装性にも優れるので自動
車のバンパー用として好適である。
【実 施 例]
次に実施例を挙げで、本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に
何ら制約されるものではない。
、本発明はその要旨を越えない限り、これらの実施例に
何ら制約されるものではない。
実施例 1
表1記載のプロピレン・エチレンブロック共重合体FE
B−160重量部、エチレン含量82モル%、MFRo
、7g/10分、結晶化度5%のエチレン・プロピレン
ランダム共重合体(以下EPRと略す)25重11部及
びタルク15重量部にカーボンブラック=1重量部及び
耐熱安定剤(商品名ヨシノックスBHT 吉富製薬■
製:0.1重量部、イルガノックス1010ムサシ/i
fイギー(へ)fJl:0.1重IL部)とをヘンシェ
ルミキサーで混合後、二軸押出n(Werner &
Pfleidcrer社製ZSK53L)を用いて
樹脂温度220℃で造粒し、組成物を得た。
B−160重量部、エチレン含量82モル%、MFRo
、7g/10分、結晶化度5%のエチレン・プロピレン
ランダム共重合体(以下EPRと略す)25重11部及
びタルク15重量部にカーボンブラック=1重量部及び
耐熱安定剤(商品名ヨシノックスBHT 吉富製薬■
製:0.1重量部、イルガノックス1010ムサシ/i
fイギー(へ)fJl:0.1重IL部)とをヘンシェ
ルミキサーで混合後、二軸押出n(Werner &
Pfleidcrer社製ZSK53L)を用いて
樹脂温度220℃で造粒し、組成物を得た。
次いで該組成物を射出成形機(ダイナノルター5J−4
5C,型締力140TON@名8!製作所製)を用いて
樹脂温度200℃で試験片を成形するとともに、別途模
擬バンパー用金型(長さ460m5X幅120論−X高
さ56−輪、バンパー裏面1こ4本のリプを具備、厚?
83−輪)を他の射出成形機(N400型締力400T
ONO日本製鋼所製)に設冶して、樹脂温度200℃、
射出圧力800 kg/am”(1次)、500 kg
/ cm’(2次)、射出速度24曽論/seeの条件
下に模擬バンパーを成形し、外観(70−マークの有無
)を検査した。試験結果を第2表に示す、尚外観以外の
評価は以下の方法で行った。
5C,型締力140TON@名8!製作所製)を用いて
樹脂温度200℃で試験片を成形するとともに、別途模
擬バンパー用金型(長さ460m5X幅120論−X高
さ56−輪、バンパー裏面1こ4本のリプを具備、厚?
83−輪)を他の射出成形機(N400型締力400T
ONO日本製鋼所製)に設冶して、樹脂温度200℃、
射出圧力800 kg/am”(1次)、500 kg
/ cm’(2次)、射出速度24曽論/seeの条件
下に模擬バンパーを成形し、外観(70−マークの有無
)を検査した。試験結果を第2表に示す、尚外観以外の
評価は以下の方法で行った。
MFR: ASTM D 1238L(g
/10分) 実施例2〜3及び比較例1〜2 表1記載のプロピレン・エチレンブロック共重合体PE
B−II〜PEB−V、実施例1のEPR及びタルクを
表2記載の割合で使用する池は、実施例1と同様に行っ
た。その結果を表2に示した。
/10分) 実施例2〜3及び比較例1〜2 表1記載のプロピレン・エチレンブロック共重合体PE
B−II〜PEB−V、実施例1のEPR及びタルクを
表2記載の割合で使用する池は、実施例1と同様に行っ
た。その結果を表2に示した。
Claims (1)
- (1)結晶性プロピレン・エチレンブロック共重合体成
分(A);50ないし75重量部、非晶性エチレン・α
−オレフインランダム共重合体成分(B);15ないし
40重量部及びタルク成分(C);1ないし25重量部
からなり(ここで(A)、(B)及び(C)の各成分の
合計量は100重量部となる様選択される)、 上記(A)成分のメルトフローレート(MFR)は25
ないし60g/10分、エチレン単位含量は5ないし1
4モル%であり、 しかも(A)成分は下記(A−1)、(A−2)及び(
A−3)の各成分、 (A−1):ポリプロピレン成分、 (A−2):エチレン単位含量は40ないし50モル%
、デカリン溶媒中1 35℃で測定された極限粘度は 1.5ないし3dl/gのエチレン ・プロピレンランダム共重合体 成分、 (A−3):プロピレン単位含量10モル%以下のポリ
エチレン成分、 から構成され、これらの割合はそれぞれ74ないし88
重量%、10ないし16重量%、及び2ないし10重量
%である、 自動車バンパー用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18785986A JPS6343942A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 自動車バンパ−用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18785986A JPS6343942A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 自動車バンパ−用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6343942A true JPS6343942A (ja) | 1988-02-25 |
JPH0463100B2 JPH0463100B2 (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=16213461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP18785986A Granted JPS6343942A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 自動車バンパ−用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6343942A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01271450A (ja) * | 1988-04-25 | 1989-10-30 | Nissan Motor Co Ltd | ポリオレフィン樹脂組成物から成る自動車外板部材 |
US5563194A (en) * | 1994-08-19 | 1996-10-08 | Showa Denko K.K. | Propylene resin composition |
US11021192B2 (en) | 2016-07-11 | 2021-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Underbody structure |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5298045A (en) * | 1976-02-13 | 1977-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | Polymer composition for molding and its preparation |
JPS5755952A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-03 | Ube Ind Ltd | Polypropylene composition for bumper material |
JPS5998157A (ja) * | 1982-11-27 | 1984-06-06 | Sumitomo Chem Co Ltd | バンパー |
JPS6058459A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-04 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリプロピレン樹脂組成物 |
JPS60112844A (ja) * | 1983-11-24 | 1985-06-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | 射出成形用ポリプロピレン組成物 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP18785986A patent/JPS6343942A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11021192B2 (en) | 2016-07-11 | 2021-06-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Underbody structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463100B2 (ja) | 1992-10-08 |
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