JPS63311408A - 数値制御装置 - Google Patents
数値制御装置Info
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- JPS63311408A JPS63311408A JP14721487A JP14721487A JPS63311408A JP S63311408 A JPS63311408 A JP S63311408A JP 14721487 A JP14721487 A JP 14721487A JP 14721487 A JP14721487 A JP 14721487A JP S63311408 A JPS63311408 A JP S63311408A
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野」
本発明は工作機械の数値制御装置(以下NC装置という
)に関する。
)に関する。
「従来の技術」
NC装置の命令には、テーブルあるいは工具を移動させ
る軸移動命令(X、Y、Z命令)と、補助機能命令(M
命令)、主軸機能命令(S命令)、及び工具命令(′l
′l′)のM S T命令とがある。たとえば、′l′
機能機能命令上り自動工具交換装置(以下A1゛C装置
という)を作動させて所望の工具を選択交換し、S機能
命令により主軸の回転数を指令された回転数に変更する
。これら、工具の交換や主軸回転数の変更に要する作動
時間は被加工物の切削に寄与しない非切削時間である。
る軸移動命令(X、Y、Z命令)と、補助機能命令(M
命令)、主軸機能命令(S命令)、及び工具命令(′l
′l′)のM S T命令とがある。たとえば、′l′
機能機能命令上り自動工具交換装置(以下A1゛C装置
という)を作動させて所望の工具を選択交換し、S機能
命令により主軸の回転数を指令された回転数に変更する
。これら、工具の交換や主軸回転数の変更に要する作動
時間は被加工物の切削に寄与しない非切削時間である。
従来のNC装置では、軸移動命令とMST命令との並行
動作を行うか否かは、NC装置と工作機械の間に設けら
れる強電盤の設計と、命令の仕方に依存していた。即ち
、強電盤が軸移動命令の完了を待たずMST命令を実行
するように設計してあり、かつ、軸移動命令とM S
T命令とを同一ブロック内に指令した場合にのみ並行動
作が可能であった。
動作を行うか否かは、NC装置と工作機械の間に設けら
れる強電盤の設計と、命令の仕方に依存していた。即ち
、強電盤が軸移動命令の完了を待たずMST命令を実行
するように設計してあり、かつ、軸移動命令とM S
T命令とを同一ブロック内に指令した場合にのみ並行動
作が可能であった。
ところで、NC装置には自動プログラミング機能を有し
、対話方式で命令を入力するものがある。
、対話方式で命令を入力するものがある。
この種のNC装[(CNC装置)では、作業者は加工位
置、加工条件等の加工データを命令としてNC装置に入
力する。NC装置では、それらの加工データから軸移動
命令、MST命令等のNC言語による加工プログラムを
内部的に生成し、そのNC言語による命令に従って機械
を制御している。
置、加工条件等の加工データを命令としてNC装置に入
力する。NC装置では、それらの加工データから軸移動
命令、MST命令等のNC言語による加工プログラムを
内部的に生成し、そのNC言語による命令に従って機械
を制御している。
作業者はNC言語レベルでの命令の内容に関与せず、軸
移動命令とMST命令を同一ブロック内に指令するかど
うかといったことにも関与しない。
移動命令とMST命令を同一ブロック内に指令するかど
うかといったことにも関与しない。
NC装置は、N08語による命令を逐次的に実行して機
械を制御していた。
械を制御していた。
このため、従来のこの程のNC装置では軸移動命令とM
ST命令との並行動作ができず、たとえば、工具交換命
令とテーブル等の軸移動命令とを同時に実行させること
ができなかった。このため、工作機械の稼動時間のうぢ
切削に寄与しない非切削時間を短縮することができない
という問題点があった。
ST命令との並行動作ができず、たとえば、工具交換命
令とテーブル等の軸移動命令とを同時に実行させること
ができなかった。このため、工作機械の稼動時間のうぢ
切削に寄与しない非切削時間を短縮することができない
という問題点があった。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明は上記の問題点を解決するためなされたものであ
り、特定の二つの命令を並行して動作させることを可能
にし、非切削時間の短縮を図ることができる数値制御装
置を提供することを目的とする。
り、特定の二つの命令を並行して動作させることを可能
にし、非切削時間の短縮を図ることができる数値制御装
置を提供することを目的とする。
r問題点を解決するための手段」
このため本発明では、加工位置、加工条件等の入力され
た加工データからNC言語による加工プログラムを生成
し、その加工プログラムの命令に従って機械の動作を順
次制御する数値制御装置において、前記加工プログラム
内に同時に実行してもその動作が干渉しない特定の二つ
の命令が連続して存在するかどうかを判別する手段と、
その判別結果に従って、その連続した二つの命令を並行
して機械に動作せしめる手段と、を備えることを特徴と
する数値制御装置が提供される。
た加工データからNC言語による加工プログラムを生成
し、その加工プログラムの命令に従って機械の動作を順
次制御する数値制御装置において、前記加工プログラム
内に同時に実行してもその動作が干渉しない特定の二つ
の命令が連続して存在するかどうかを判別する手段と、
その判別結果に従って、その連続した二つの命令を並行
して機械に動作せしめる手段と、を備えることを特徴と
する数値制御装置が提供される。
「作用」
上記の構成によれば、内部的に生成されたNC言語によ
る加工プログラムに、特定の二つの命令が連続して現れ
た場合に、その二つの命令が並行して実行されるから、
非切削時間を短縮し、加工時間を短縮することができる
。
る加工プログラムに、特定の二つの命令が連続して現れ
た場合に、その二つの命令が並行して実行されるから、
非切削時間を短縮し、加工時間を短縮することができる
。
「実施例」
本発明の実施例について図面に従って具体的に説明する
。
。
第2図は本発明に係るNC装置をMmしたマシニングセ
ンタの正面図、第3図は側面図である。
ンタの正面図、第3図は側面図である。
基台21上に直立配置されたコラム22の前面には、主
軸台23が昇降可能に取付けられている。
軸台23が昇降可能に取付けられている。
主軸台23はコラム22−Eに設けられたZ?h送りモ
ータ9により上下動される。主軸台23には主軸25が
回転自在に支持され主軸モータ10により回転駆動され
る。一方、基台21上には被加工物を載置するテーブル
27が設けられている。テーブル27はサドル28上に
摺動自在に取付けられ、水平な面内において左右方向の
X軸方向及び前後方向のY軸方向に移動可能である。テ
ーブル27はX軸送りモータ7及びY輸送りモータ8に
より水平移動される。
ータ9により上下動される。主軸台23には主軸25が
回転自在に支持され主軸モータ10により回転駆動され
る。一方、基台21上には被加工物を載置するテーブル
27が設けられている。テーブル27はサドル28上に
摺動自在に取付けられ、水平な面内において左右方向の
X軸方向及び前後方向のY軸方向に移動可能である。テ
ーブル27はX軸送りモータ7及びY輸送りモータ8に
より水平移動される。
コラム22の前面には、主軸台23とは独立に、工具交
換装置30(ATC装置)が取付けられている。ATC
装置30は回転可能な工具マガジン31上に12個の工
具32を放射状に把持し、工具マガジン31の割出位置
により工具32を選択し、主軸25と工具マガジン31
との間で工具32の交換を行う、工具マガジン31は工
具マガジン31真面に配置されたA T Cモータ11
により回動駆動される。
換装置30(ATC装置)が取付けられている。ATC
装置30は回転可能な工具マガジン31上に12個の工
具32を放射状に把持し、工具マガジン31の割出位置
により工具32を選択し、主軸25と工具マガジン31
との間で工具32の交換を行う、工具マガジン31は工
具マガジン31真面に配置されたA T Cモータ11
により回動駆動される。
各軸の送りモータ7,8,9、主軸モータ10及びA
’T’ Cモータ11は、それぞれACサーボモータが
用いられ、コラム22に取付けられたNC装置35によ
り制御される。NC装置35は前方に配置された操作パ
ネル36に接続されている。
’T’ Cモータ11は、それぞれACサーボモータが
用いられ、コラム22に取付けられたNC装置35によ
り制御される。NC装置35は前方に配置された操作パ
ネル36に接続されている。
操作パネル36はキーボード37及びCRTディスプレ
イ38を備え、作業者は対話型式で加工データをNC装
置35に入力することができる。
イ38を備え、作業者は対話型式で加工データをNC装
置35に入力することができる。
第1図は本発明に係るNC装置35を示すブロック図で
ある。NC装置35は、運転データメモリ部1、運転デ
ータバッファ部2、運転実行部3、モータ指令用バッフ
ァ部4、及びモータ制御部5を備え、運転実行部3には
キーボード37、CR′rディスプレイ38、その他M
指令用機器等の外部入出力機器6が接続され、モータ制
御部5には各軸の送りモータ7,8,9、主軸モータi
o、及びATCモータ11等のサーボモータが接続され
ている。
ある。NC装置35は、運転データメモリ部1、運転デ
ータバッファ部2、運転実行部3、モータ指令用バッフ
ァ部4、及びモータ制御部5を備え、運転実行部3には
キーボード37、CR′rディスプレイ38、その他M
指令用機器等の外部入出力機器6が接続され、モータ制
御部5には各軸の送りモータ7,8,9、主軸モータi
o、及びATCモータ11等のサーボモータが接続され
ている。
運転データメモリ部1には、プログラム番号により管理
される各種加工10グラムがファイルとして格納される
。運転データバッフ1部2は、運転に必要なNC言語に
よる命令コード群が格納される部分であり、運転実行部
3からの指令に従って運転データメモリ部1の加工プロ
グラムの一部がNC言語にコンパイルされ格納される。
される各種加工10グラムがファイルとして格納される
。運転データバッフ1部2は、運転に必要なNC言語に
よる命令コード群が格納される部分であり、運転実行部
3からの指令に従って運転データメモリ部1の加工プロ
グラムの一部がNC言語にコンパイルされ格納される。
運転データバッファ部2の内容は、命令コードの実行終
了に応じて順次更新される。
了に応じて順次更新される。
運転実行部3は、プロセッサユニット(CPU)を備え
、運転データバッファ部2の命令コード及び入力機器6
からの命令に従ってM指令等を出力すると共に、モータ
指令用バッファ部4にデータを設定してモータ制御部5
に指令を与える。モータ指令用バッファ部4は送りモー
タ7,8.9、主軸モータ10、及びATCモータ11
の制御のための指令データが格納される部分である。
、運転データバッファ部2の命令コード及び入力機器6
からの命令に従ってM指令等を出力すると共に、モータ
指令用バッファ部4にデータを設定してモータ制御部5
に指令を与える。モータ指令用バッファ部4は送りモー
タ7,8.9、主軸モータ10、及びATCモータ11
の制御のための指令データが格納される部分である。
モータ制御部5は、プロセッサユニット(CPU)を備
え、モータ指令用バッファ部4に設定された指令データ
に従って各種のサーボモータ7゜8.9,10.11を
制御する。
え、モータ指令用バッファ部4に設定された指令データ
に従って各種のサーボモータ7゜8.9,10.11を
制御する。
第4図はモータ指令用バッファ部4の内部構成を示す図
である。モータ指令用バッファ部4に設定される指令デ
ータは、X軸、Y軸及びZ軸のモータ移動量指令値44
.45.46.主軸25の正逆転、停止を指令する主軸
指令データ47、主軸25の回転数指令値48などの他
に、A ’l’ Cモータ11の回転を指令し工具マガ
ジン31の割出位置を指令する工具交換指令値43が含
まれる。
である。モータ指令用バッファ部4に設定される指令デ
ータは、X軸、Y軸及びZ軸のモータ移動量指令値44
.45.46.主軸25の正逆転、停止を指令する主軸
指令データ47、主軸25の回転数指令値48などの他
に、A ’l’ Cモータ11の回転を指令し工具マガ
ジン31の割出位置を指令する工具交換指令値43が含
まれる。
これらの各指令データが運転実行部3のCPUにより設
定され、スタートフラグ41に「1」が設定されると、
モータ制御部5はその指令データに従って各軸のモータ
?、8,9、主軸モータ10゜及びA ’T’ Cモー
タ11の回転を開始するように構成されている。このと
き、モータ制御部5は指令データが設定されているモー
タの駆動を同時に開始する。たとえば、Z@移動量指令
g146のみが設定されていれば、Z軸モータ9が駆動
され、主軸台23のみが上下動される。また、X軸移動
量指令値44、Y軸移動量指令値45、及び工具交換指
令値43が設定されていれば、X軸、Y軸上−タ7.8
、及びATCモータ11が駆動され、テーブル27の移
動と工具交換が並行して実行される。そして、指令デー
タにより指示された動作をすべて完了するとモータ制御
部5は終了フラグ42を「1」に設定し、運転実行部3
に指示された動作の終了を知らせる。運転実行部3は終
了フラグ42を受けて実行ポインタを更新し、次に実行
すべき命令の指令データを生成してモータ指令用バッフ
ァ部4に設定更新することにより、次々に一連の命令を
モータ制御部5に実行させるようになっている。
定され、スタートフラグ41に「1」が設定されると、
モータ制御部5はその指令データに従って各軸のモータ
?、8,9、主軸モータ10゜及びA ’T’ Cモー
タ11の回転を開始するように構成されている。このと
き、モータ制御部5は指令データが設定されているモー
タの駆動を同時に開始する。たとえば、Z@移動量指令
g146のみが設定されていれば、Z軸モータ9が駆動
され、主軸台23のみが上下動される。また、X軸移動
量指令値44、Y軸移動量指令値45、及び工具交換指
令値43が設定されていれば、X軸、Y軸上−タ7.8
、及びATCモータ11が駆動され、テーブル27の移
動と工具交換が並行して実行される。そして、指令デー
タにより指示された動作をすべて完了するとモータ制御
部5は終了フラグ42を「1」に設定し、運転実行部3
に指示された動作の終了を知らせる。運転実行部3は終
了フラグ42を受けて実行ポインタを更新し、次に実行
すべき命令の指令データを生成してモータ指令用バッフ
ァ部4に設定更新することにより、次々に一連の命令を
モータ制御部5に実行させるようになっている。
運転実行部3は、運転データバッファ部2のNC言語に
コンパイルされた命令コードに従ってモータ指令用バッ
ファ4に指令データを設定する際に、通常は実行ポイン
タにより指示された一つの命令コードずつ指令データを
設定する。しかし、工具交換指令(TΔΔ)とテーブル
27の位置決め命令(G 00 XΔΔΔΔYΔΔΔΔ
)とが連続する場合には、その二つの命令の指令データ
を同時にモータ指令用バッファ部4に書き込み、スター
トフラグを[1」に設定してモータ制御部5に工具交換
動作とテーブル27の位置決めとの二つの動作を同時に
開始させる。
コンパイルされた命令コードに従ってモータ指令用バッ
ファ4に指令データを設定する際に、通常は実行ポイン
タにより指示された一つの命令コードずつ指令データを
設定する。しかし、工具交換指令(TΔΔ)とテーブル
27の位置決め命令(G 00 XΔΔΔΔYΔΔΔΔ
)とが連続する場合には、その二つの命令の指令データ
を同時にモータ指令用バッファ部4に書き込み、スター
トフラグを[1」に設定してモータ制御部5に工具交換
動作とテーブル27の位置決めとの二つの動作を同時に
開始させる。
これは、工具交換命令(TΔΔ)の前には必ずZ軸鳳点
復帰命令(028Z)が挿入され、主軸台23が上昇端
付近に上昇した位置で工具交換が行われるから、工具交
換動作とテーブル27の移動動作とが干渉するおそれが
なく、二つの動作を並行して実行させ非切削時間を短縮
しようとするのである。
復帰命令(028Z)が挿入され、主軸台23が上昇端
付近に上昇した位置で工具交換が行われるから、工具交
換動作とテーブル27の移動動作とが干渉するおそれが
なく、二つの動作を並行して実行させ非切削時間を短縮
しようとするのである。
同じテーブル27の移動命令であっても、工具交換命令
(TΔΔ)とテーブル27の切削送り命令(G01XΔ
ΔΔΔYΔΔΔΔ)とが連続した場合には、並行動作を
行わない。
(TΔΔ)とテーブル27の切削送り命令(G01XΔ
ΔΔΔYΔΔΔΔ)とが連続した場合には、並行動作を
行わない。
第5図は以上述べた制御思想を実現するための運転実行
部3における処理を示すフローチャートである。
部3における処理を示すフローチャートである。
処理100が開始されると、まずステップ101では、
運転データバッファ部2に命令コード群が格納されてい
るか否かを調べる。運転データバッファ部2が空であれ
ばステップ102に進み、運転データメモリ部1から運
転データバッファ部2にプログラムの一部が転送される
。ステップ103では、運転データバッファ部2の命令
コード群のうち、実行ポインタにより指示され今回実行
が予定される命令コードが、工具交換命令(TΔΔ)で
あるか否かが調べられる。工具交換命令であればステッ
プ104に進む、ステップ104では、次の命令がテー
ブル27の位置決め命令(G OOXΔΔΔΔYΔΔΔ
Δ)であるか否かが調べられる。テーブル27の位置決
め命令であればステップ105に進み、モータ指令用バ
ッファ部4のX軸移動量指令値44及びY軸移動量指令
値45にその命令に対応した指令値を設定する。次の命
令がテーブル位置決め命令でなければステップ105を
実行せず直接ステップ106に進む、ステップ106で
はモータ指令用バッファ部4の工具交換指令値43に、
今回の工具交換命令に対応した指令値を設定する。
運転データバッファ部2に命令コード群が格納されてい
るか否かを調べる。運転データバッファ部2が空であれ
ばステップ102に進み、運転データメモリ部1から運
転データバッファ部2にプログラムの一部が転送される
。ステップ103では、運転データバッファ部2の命令
コード群のうち、実行ポインタにより指示され今回実行
が予定される命令コードが、工具交換命令(TΔΔ)で
あるか否かが調べられる。工具交換命令であればステッ
プ104に進む、ステップ104では、次の命令がテー
ブル27の位置決め命令(G OOXΔΔΔΔYΔΔΔ
Δ)であるか否かが調べられる。テーブル27の位置決
め命令であればステップ105に進み、モータ指令用バ
ッファ部4のX軸移動量指令値44及びY軸移動量指令
値45にその命令に対応した指令値を設定する。次の命
令がテーブル位置決め命令でなければステップ105を
実行せず直接ステップ106に進む、ステップ106で
はモータ指令用バッファ部4の工具交換指令値43に、
今回の工具交換命令に対応した指令値を設定する。
一方、ステップ103において、今回の命令コードが工
具交換命令でなければステップ107に進む、ステップ
107では今回の命令コードが主軸命令(MO3S10
00など)であるか否かが調べられ、主軸命令であれば
ステップ108に進みモータ指令用バッファ部4の主軸
指令47、又は主軸回転数指令値48に対応した指令値
を設定する。
具交換命令でなければステップ107に進む、ステップ
107では今回の命令コードが主軸命令(MO3S10
00など)であるか否かが調べられ、主軸命令であれば
ステップ108に進みモータ指令用バッファ部4の主軸
指令47、又は主軸回転数指令値48に対応した指令値
を設定する。
このようにして、ステップ103乃至108の処理20
0により、命令コードに対応した指令データがモータ指
令用バッファ部4に設定される。
0により、命令コードに対応した指令データがモータ指
令用バッファ部4に設定される。
このとき、工具交換命令とテーブル27の位置決め命令
が連続するときは、両者の指令データがモータ指令用バ
ッファ部4に同時に設定されることになる。
が連続するときは、両者の指令データがモータ指令用バ
ッファ部4に同時に設定されることになる。
次に、ステップ110では、命令コードがクーラントの
オン/オフ等の補助的な外部入出力命令か舌かが調べら
れる。これらの命令ではモータ指令用バッファ部4には
指令データが設定されず、ステップ110からステップ
111に進み、運転実行部3から直接信号を出力して外
部入出力機器6を作動させ、ステップ112で動作の完
了を待ってステップ115に進む、一方、命令が外部入
出力命令でなければ、ステップ110からステップ11
3に進む。
オン/オフ等の補助的な外部入出力命令か舌かが調べら
れる。これらの命令ではモータ指令用バッファ部4には
指令データが設定されず、ステップ110からステップ
111に進み、運転実行部3から直接信号を出力して外
部入出力機器6を作動させ、ステップ112で動作の完
了を待ってステップ115に進む、一方、命令が外部入
出力命令でなければ、ステップ110からステップ11
3に進む。
ステップ113では、モータ指令用バッファ部4のスタ
ートフラグ41に「1」を設定し、ステップ103乃至
108の処理200で設定した指令データに従って各モ
ータ7〜11の駆動を開始する。ステップ114ではモ
ータ制御部5での動作が終了し、モータ指令用バッファ
部4の終了フラグ42が1゛1」になるのを待つ、終了
フラグ42が「1」になったならばステップ115に進
み、実行ポインタを更新して次に実行ナベき命令を指定
する。そして、ステップ101に戻り、上述の処理を繰
り返す。
ートフラグ41に「1」を設定し、ステップ103乃至
108の処理200で設定した指令データに従って各モ
ータ7〜11の駆動を開始する。ステップ114ではモ
ータ制御部5での動作が終了し、モータ指令用バッファ
部4の終了フラグ42が1゛1」になるのを待つ、終了
フラグ42が「1」になったならばステップ115に進
み、実行ポインタを更新して次に実行ナベき命令を指定
する。そして、ステップ101に戻り、上述の処理を繰
り返す。
以上述べた実施例では、工具交換命令とテーブル27の
位置決め命令との二つが連続して存在した場合に、その
二つの命令を並行して実行させることとした。これは、
第2図及び第3図に示す機械の構造から、A T C装
置30の工具交換動作とテーブル27の移動動作が互い
に干渉することがないことを利用している。また、第5
図に示すフローチャートでは、工具交換命令の後にテー
ブル位置決め命令がきた場合のみを判別し、その逆の場
合は判別していない。これは、本実施例機械では工具交
換命令のRqには必ずZllllJrX点71 dl命
全7128Z)が挿入されるため、工具交換命令(TΔ
Δ)の直前に位置決め命令(G 00 XΔΔΔΔYΔ
ΔΔΔ)が存在することがあり得ないので省略したので
ある。
位置決め命令との二つが連続して存在した場合に、その
二つの命令を並行して実行させることとした。これは、
第2図及び第3図に示す機械の構造から、A T C装
置30の工具交換動作とテーブル27の移動動作が互い
に干渉することがないことを利用している。また、第5
図に示すフローチャートでは、工具交換命令の後にテー
ブル位置決め命令がきた場合のみを判別し、その逆の場
合は判別していない。これは、本実施例機械では工具交
換命令のRqには必ずZllllJrX点71 dl命
全7128Z)が挿入されるため、工具交換命令(TΔ
Δ)の直前に位置決め命令(G 00 XΔΔΔΔYΔ
ΔΔΔ)が存在することがあり得ないので省略したので
ある。
しかし、適用する工作機械の構造、特にATC装置30
の構造によっては、命令の順序に関係なく、上記二つの
命令が連続したときに並行動作を行わせることが望まし
く、また、容易に可能である。
の構造によっては、命令の順序に関係なく、上記二つの
命令が連続したときに並行動作を行わせることが望まし
く、また、容易に可能である。
また、前記実施例では、特定の二つの命令が連続した場
合には必ず並行動作を行わせることとしたが、操作パネ
ル36から設定されるパラメータに応じ、並行動作と逐
次動作を作業者が選択できるようにすることも可能であ
る。
合には必ず並行動作を行わせることとしたが、操作パネ
ル36から設定されるパラメータに応じ、並行動作と逐
次動作を作業者が選択できるようにすることも可能であ
る。
前記実施例では、同時に実行してもその動作が干渉しな
い特定の二つの命令として、工具交換命令と、X軸又は
Y軸の位置決め命令とを用いたが、本発明はこれに限定
されるものではない、たとえば、主軸の回転命令(MΔ
ΔSΔΔ)とX軸又はY軸の位置決め命令(G 00
XΔΔΔΔYΔΔΔΔ)、若しくはZ軸の位置決め命令
(GOOZΔΔΔΔ)とを並行動作させることも、第1
図に示すNC@[においては同様の処理を行うことによ
り容易に実現可能である。
い特定の二つの命令として、工具交換命令と、X軸又は
Y軸の位置決め命令とを用いたが、本発明はこれに限定
されるものではない、たとえば、主軸の回転命令(MΔ
ΔSΔΔ)とX軸又はY軸の位置決め命令(G 00
XΔΔΔΔYΔΔΔΔ)、若しくはZ軸の位置決め命令
(GOOZΔΔΔΔ)とを並行動作させることも、第1
図に示すNC@[においては同様の処理を行うことによ
り容易に実現可能である。
主軸の回転数の変更には、立上り時間として0゜1〜0
.2秒程度の時間を要し、この間にテーブル27等の移
動を行うことにより、非切削時Inを短縮することがで
きる。0,2秒程度の並行動作では僅かなようであるが
、穴明、タップ加工等を多用する被加工物では、主軸の
回転数変更の頻度が高く、かなりの加工時間の削減が期
待できる。
.2秒程度の時間を要し、この間にテーブル27等の移
動を行うことにより、非切削時Inを短縮することがで
きる。0,2秒程度の並行動作では僅かなようであるが
、穴明、タップ加工等を多用する被加工物では、主軸の
回転数変更の頻度が高く、かなりの加工時間の削減が期
待できる。
「発明の効果」
以上述べたように本発明は上記の構成を有し、動作が干
渉しない特定の二つの命令を並行して実行、せしめるも
のであるから、工作機械の非切削時間を短縮し、加工時
間を短縮することができるという優れた効果がある。
渉しない特定の二つの命令を並行して実行、せしめるも
のであるから、工作機械の非切削時間を短縮し、加工時
間を短縮することができるという優れた効果がある。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は数値制御装置
のブロック閥、第2図は本発明装置を適用した工作機械
の正面図、第3図は側面図、第4図はモータ指令用バ・
ソファ部の構成を示す図、第5図は運転実行部での処理
1を示すフローチャートである。 211.運転データバッファ部、 311.運転実行部
、 410.モータ指令用バッファ部、 521.モー
タ制御部、 ? 、、、X軸送りモータ、 8 、、、
Y輸送りモータ、 9 、、、Z輸送りモータ、10、
、、主軸モータ、 11.、、ATCモータ、23
、、、主軸台、 25 、、、主軸、 27.、、テー
ブル、 30.、、ATCR置、 31 、、、工具マ
ガジン。 第4図 第2図 q 第3図
のブロック閥、第2図は本発明装置を適用した工作機械
の正面図、第3図は側面図、第4図はモータ指令用バ・
ソファ部の構成を示す図、第5図は運転実行部での処理
1を示すフローチャートである。 211.運転データバッファ部、 311.運転実行部
、 410.モータ指令用バッファ部、 521.モー
タ制御部、 ? 、、、X軸送りモータ、 8 、、、
Y輸送りモータ、 9 、、、Z輸送りモータ、10、
、、主軸モータ、 11.、、ATCモータ、23
、、、主軸台、 25 、、、主軸、 27.、、テー
ブル、 30.、、ATCR置、 31 、、、工具マ
ガジン。 第4図 第2図 q 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加工位置、加工条件等の入力された加工データから
NC言語による加工プログラムを生成し、その加工プロ
グラムの命令に従って機械の動作を順次制御する数値制
御装置において、 前記加工プログラム内に同時に実行してもその動作が干
渉しない特定の二つの命令が連続して存在するかどうか
を判別する手段と、 その判別結果に従って、その連続した二つの命令を並行
して機械に動作せしめる手段と、 を備えることを特徴とする数値制御装置。 2 前記特定の二つの命令は、工具交換命令と、工具交
換動作に干渉しない軸の移動命令とであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の数値制御装置。 3 前記特定の二つの命令は、主軸の回転命令と、軸の
移動命令とであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147214A JPH0746287B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147214A JPH0746287B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 数値制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63311408A true JPS63311408A (ja) | 1988-12-20 |
JPH0746287B2 JPH0746287B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=15425150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62147214A Expired - Fee Related JPH0746287B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746287B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02309403A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-25 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御方法及びその装置 |
US5097587A (en) * | 1989-09-04 | 1992-03-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Numerically controlled machine tool with automatic tool exchange device and indexing device |
US5144740A (en) * | 1989-09-04 | 1992-09-08 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Numerically controlled machine tool with automatic tool exchange device and indexing device |
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JP2010157095A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Amada Co Ltd | 数値制御装置及び数値制御方法 |
JP5143316B1 (ja) * | 2012-02-06 | 2013-02-13 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61249109A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御装置の対話プログラム作成方式 |
JPS6266306U (ja) * | 1985-10-12 | 1987-04-24 | ||
JPS63143607A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 数値制御装置 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP62147214A patent/JPH0746287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2013118241A1 (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-15 | 三菱電機株式会社 | 数値制御装置 |
CN104115079A (zh) * | 2012-02-06 | 2014-10-22 | 三菱电机株式会社 | 数控装置 |
TWI498692B (zh) * | 2012-02-06 | 2015-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 數值控制裝置 |
US9494928B2 (en) | 2012-02-06 | 2016-11-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Numerical control apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746287B2 (ja) | 1995-05-17 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |