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JPS63266671A - 導電摺動装置 - Google Patents

導電摺動装置

Info

Publication number
JPS63266671A
JPS63266671A JP62146862A JP14686287A JPS63266671A JP S63266671 A JPS63266671 A JP S63266671A JP 62146862 A JP62146862 A JP 62146862A JP 14686287 A JP14686287 A JP 14686287A JP S63266671 A JPS63266671 A JP S63266671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
magnetic
ball
conductive
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62146862A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06101194B2 (ja
Inventor
Shigeki Matsunaga
茂樹 松永
Yuichi Ishikawa
雄一 石川
Masayuki Hosoya
細谷 真幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP14686287A priority Critical patent/JPH06101194B2/ja
Priority to US07/111,674 priority patent/US4841408A/en
Priority to DE19873736613 priority patent/DE3736613A1/de
Publication of JPS63266671A publication Critical patent/JPS63266671A/ja
Publication of JPH06101194B2 publication Critical patent/JPH06101194B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/64Devices for uninterrupted current collection
    • H01R39/646Devices for uninterrupted current collection through an electrical conductive fluid
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R39/00Rotary current collectors, distributors or interrupters
    • H01R39/02Details for dynamo electric machines
    • H01R39/18Contacts for co-operation with commutator or slip-ring, e.g. contact brush
    • H01R39/30Liquid contacts

Landscapes

  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 この発明は、相対移動する2つの導電性部材を電気的に
接続する導′rH,摺動装置、特に、例えば、磁気ディ
スク装置のディスク表面に発生ずる#)電気をアースす
るために使用する同装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の装置としては、例えば、次の3つを挙げ
ることができる。第1の例としては、第22図に示す慴
動部材を使用したもの(実開昭61−126495号参
照)がある。
この装置は、導電性のシャフト(第1部材)1と導電性
のばね板(第2N5材)2との間に、ばね板2でシャツ
1−flIllに付勢した導電性の摺動部材3を介装し
た構成になフており、シャフト1とばね板2は上記摺動
部材3によって電気的に接続されている。ここにいう慴
動部材3は、ニッケルで表面を被覆した固体潤滑剤と炭
素繊維と合成樹脂とを一定の割合で混合したばね板2に
一体成形しである。
第2の例としては、図示しないが、相対6動する2つの
導電性部材の間に水銀スリップリングを使用した装置が
ある。
第3の例としては、米国特許第4604229号に開示
されている磁気ディスク装置に使用されている導電摺動
装置である。この装置は、第23図に示すように、磁性
シャフト(第1部材)4と非磁性で導電性のハウジング
5の内周面に磁石6を挟んで1/11着した磁性ポール
ピース(第2部材)との間に、導電性の磁性流体8な介
在させた構成になっており、これによって両者4.7間
をシールするとともに、シャフト4とポールピース7と
を電気的に接続することを意図したものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記各従来例には、それぞれ次のような問題点
かあフた。
すなわち、′Slの例の場合は、4電性の慴動部材3が
シャフト1と直接弾性接触するので、シャフト1とばね
板2は電気的に接続されるが、慴動部材3は、固体潤滑
剤を含有するものであっても潤滑性に欠けるところがあ
った。このため、シャフト1の回転によって摺動部材が
摩耗し、時間とともにトルクの増大やトルクむらを生じ
、これが振動や騒音の原因となった。また、同じ理由で
、シャフト1が高速回転すると発熱し、装置に悪影響を
与えるおそれがあった。
第2の例の場合は、水銀を使用したスリップリングであ
るため、2つの導電性部材は上記水銀によって電気的に
接続できるし、両部材間の潤滑も可能である。しかし、
水銀は流れ易く、蒸発し易いため、シール機構が複雑に
なるので、装置が高価になるという欠点があった。また
、水銀は有毒であるため、取扱いが難しかった。
第3の例の場合、シャフト4とポールピース7の間の潤
滑は効果的になされるが、シャフト4とポールピース7
の間隔は、通常200μm面後であり、両者4.7間に
介在させた導電性の磁性流体8の層が可成り厚いものと
なるので、その電気抵抗がi=7成り高いものとなった
。実験的には107〜10’Ωとなり、シャフト4に装
着したディスクの静電気が逃がすには殆んど効果がなか
った。米国特許4604229号には、数に9位の磁性
流体が製造可能であると記載されているが、この&fi
性流体流体抵抗が下がるにつれて粘度が上がる傾向にあ
るため、接触トルクが増大する。実用レベルのトルクを
実現しようとすると、磁性流体の抵抗値は数MΩとなっ
てしまう。いずわにしても、静電気をアースするには、
シャフト4とポールピース7の間の電気抵抗を数にΩ以
下にドげなければならないことを考えれば、上記シャフ
ト4とポールピース7の間は電気的に接続された構造に
なっているとは、1えなかった。
この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、慴動部における潤滑性と導電性を同時
に確保することができるとともに、安価な導電摺動装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る導電摺動装置は、相対移動する導電性の
第1部材と第2部材とを導電性の接触子によって電気的
に接続する導電摺動装置において、+IrIr記聞1部
材び/または第2部材と接触rの摺接部に、磁力によっ
て第71部材と第2部材の間に保持した磁性流体を介在
させ、かつ、前記第1部材および/または第2部材と接
触子とを、接触子に加える力によって、磁性流体を介在
させた前記摺接部において、金属接触または導電可能な
距離まで近接させたことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成によれば、第1部材および/または第2部材と
接触fとを金属接触させた部位、または導電i+能な位
置まで近接させた部位(摺接部)は、同部位に介在させ
た磁性流体によって潤滑される。同時に、第1部材およ
び/または第2部材と接触子は、金属接触または導電可
能な位置まで近接させた部位で導電可能となる。したが
って、相対移動する第1部材と第2部材は接触子によっ
て電気的に接続できる。
また、第1部材および/または第2部材と接触子の間の
潤滑に、第1部材と第2部材の間のシールに使用する磁
性流体を利用することができる。
また、磁性流体の保持は磁力で行うので、そのための構
造が簡嘔である。さらに、磁性流体そのものは同じ潤滑
剤として使用する水銀のように蒸発しないので、これを
防止するためのシール機構を必要としない。したがって
、その分装置が安価になる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1〜第21図によって説明
する。
なお、各図において、同一または相当部分には同符号を
付した。
(実施例1) 第1図および第2図はこの発明の第1実施例で、磁気デ
ィスク装置に実施した例である。
図において、11は筒状のハウジング、12はハウジン
グ11に軸受13を介して取りイ1けたシャフト(第1
部材)、14.15は現状の磁石16を挟んでハウジン
グ11の内壁面に導電性の接着剤で固着してシャフト1
2@りに配設した環状のポールピース(第2部材)であ
る。上記ハウジング11は非磁性体で導電性を有し、シ
ャフト12とポールピース14,15は磁性体で導電性
を有する。17はシャフト12とポールピース14.1
5の間に磁力によ7て保持された磁性流体、すなわち、
磁石16によってシャフト!2とポールピース14,1
5の間に形成された磁界によって保持された磁性流体で
ある、この磁性流体17は、シャフト12とポールピー
ス14,15の間をシールして、軸受13側を塵埃等か
ら保護するためのものである。
18は、磁性体からなる導電性のボール(接触子)で、
シャフト12とポールピース14の間に形成された上記
磁界による吸引力によって両部材12.14に吸着され
ている。−・一方、この吸着されたボール18とポール
ピース14およびシャフト12との間、つまり、それら
の摺接部には、同じく磁石16で形成された磁界によっ
て上記磁性流体17の一部が保持されている。
すなわち、ボール18は、磁性流体17を介して磁石1
6の吸引力(磁力)でシャフト12とポールピース14
に吸着されている。そして、ボール18は、これに働く
」二記磁力によってシャフト12とポールピース14に
金属接触または導電口f能な距離まで近接している。1
9はシャフト12に嵌着したディスク、20は磁気ヘッ
ドである。
次に作用を説明する。
シャフト12によびポールピース14とボール18とを
金属接触させた部位または導電n(能な距離まで近接さ
せた部位(摺接部)は、同部位に保持された磁性流体1
7によって潤滑される。
また、シャフト12およびポールピース14とボール1
8は、これらの摺接部において、金属接触または導電可
能な距離まで近接しているので、この部位で導電可能と
なる。導電状態になれば、ポールピース14はハウジン
グ11に導電性の接着剤で固着されているから、シャフ
ト12はハウジング11と電気的に接続されることにな
り、ディスク19等に発生した静電気はシャフト12、
ポールピース14、ハウジング11を経てアースされる
。そのときの抵抗値は、実測したところでは約10Ω程
度であった。
さらに、シャフト12およびポールピース14とボール
エ8との181の潤滑は、シャフト12とポールピース
14の間をシールするための磁性流体17を利用できる
し、上記磁性流体の保持は、磁石16の磁力で可能であ
る。このため、磁性流体の保持構造が、従来の水銀を保
持する場合に比べて部用になる。また、磁性流体そのも
のが水銀のように蒸発しないので、これを防止するため
のシール機構を必要としない。したがって、導’itg
勤装置を安価に構成することができる。
なお、上記磁性流体17に代えて導電性磁性流体を使用
する構成も可能である。
(実施例2〜4) 第3図は第2実施例を示す。これは磁石21の内面側に
軸方向の満21aを1個設け、この満21aでボール1
8を拘束するように構成したもので、その他の構成は第
1実施例のそれと同じである。第4図は第3実施例を示
す。これは、3個の@性ボール18をプラスチックケー
ジ(保持器)22で保持し、これをシャフト(第1部材
)t2に嵌め、各ボール18とシャフト!2およびポー
ルピース(第2部材)14とを、第1実施例と同様、磁
石16の磁力を利用して金属接触または導?ttirr
#な距離まで近接させた構造のものである。その他の構
成は第1実施例のそわと同じである。第5図は第4実施
例を示す。これは、−石16とポールピース(第2部材
)23と軸受13とシャフト(第1部材)!2とで磁路
を形成し、そのときの磁束でポールピース23とシャフ
ト12の間に磁性流体17を保持するとともに、ポール
ピース23の内周面の溝23aにボール(接触子)18
を拘束するようにしたものである。ボール18とポール
ピース23およびシャフト!2とが磁性流体17の一部
を介して接触する部分の構成は第1実施例と同じである
。なお、第3〜5図において、第1.2図と同一または
相当部分には同符号が付しである。
上記第2〜4実施例の作用効果は、第1実施例のそれと
本質的に異なるところはない、ただし、第2.第3およ
び第4の各実施例では、それぞれ溝21a、プラスチッ
クケージ22および溝23aでボール18を拘束するの
で、ボール18とポールピース14,23との安定的な
導電接触を確保できる利点がある。
(実施例5) 第6図は第5実施例である。これは、上記各実施例と同
様、磁気ディスク装置に適用した例であるが、上記各実
施例と異なる点は、接触子として導電性を有する棒状の
磁性ばね部材24を使用し、その一端部を磁性流体17
部分でシャフト(第1部材)12に弾性接触させ、他嶋
部を磁石16に固定してポールピース(第2部材)15
に金属接続させたところにある。すなわち、接触子であ
る磁性ばね部材24と、シャフト12(第1部材)の摺
接部における金属接触または導電可能な距離までの近接
は、磁性ばね部材24の可撓変形による復元力(ばね力
)を利用し、一方、磁性ばね部材(接触子)24とポー
ルピース(第2部材)isの非摺接部における電気的接
続は、磁性流体を介さないで金属接触によって行つたと
ころが、上記第1〜4実施例と異なる。作用効果は第1
実施例のそわと同じである。ただ、この実施例において
は、摺接部における金属接触等にばね力を利用するので
、磁性ばね部材24とシャフト12の導電性を安定的に
確保できる利点がある。
(実施例6) 第7図は第6実施例で、スライドベアリングに通用した
例である。この実施例は、磁石25に被せ、かつ、この
磁石25とともに固定板26に導電可能に固着した磁性
導電膜(第2部材)27と、この磁性導電膜27との間
に磁石25の磁力によって保持した磁性流体28を介在
させて配置した磁性スライド板(第1部材)29とを、
磁性ボール(接触子)30で電気的に接続した例である
。ボール30と磁性導電膜27およびスライド板29の
摺接部の構造は、第1実施例と同様であり、作用効果も
異なるところはない。なお、固定板26は非磁性体、ス
ライド板29とボール30は磁性体である。
(実施例7) 第8図は第7実施例を示′1−0これは、磁気ディスク
装置に適用したものである。31はシャフト(第1部材
)、32はハウジング11の内面に固定した環状の磁石
、33は磁石32の穴32aに挿入して基端をハウジン
グ11に固定し、先端をシャフト31に弾性接触させた
ばね部材(接触子1である。上記ハウジング11と磁石
32は、この発明の第2部材を構成し、シャフト31、
ハウジングifおよびばね部材33は、いず九も導電性
を41−する非磁性体である。磁性流体17は磁石32
とシャフト31の間に、磁石32の磁力によって保持さ
れている。
この実施例では、ばね部材33の先端が磁性流体17の
中に入り、シャフト31と自己のばね力により弾性接触
するので、両者33.31間には常に磁性流体17が介
在することになる0作用効果は、第1実施例の場合と同
じである。ただ、この実施例は、ばね部材33とシャフ
ト31との金属接触が得易い点で優れている。
(実施例8) 第9図は第8実施例を示す。35.35はポールピース
、36は6ii石、37はばね付ボール(接触子)であ
る。ポールピース35,35とハウジング11どでこの
発明の第2部材が構成されており、ばね付ボール37、
シャフト31、ハウジング11は非磁性体、ポールピー
ス35は磁性体で、いずれも導電性を有する。ボール3
7のばね部37aは磁石36の穴36aに挿入し゛Cハ
ウジング重1に固定してあり、ボール部37bはばね部
37aのはね力によりシャフト31(第1部材ンに弾性
接触させである。シャフト31とポールピース35.3
5の間は、両と−ス35,35の間に磁石36の磁力に
よって保持された磁性流体17によってシールされてい
る。上記ボール部37bは、このシール用の磁性流体1
7の中に挿入されてシャフト31と弾性接触するので、
両者37b、31間には常に磁性流体17が介在するこ
とになる。
作用効果は第1実施例と異なるところはない。
金属接触を得易い点は第7実施例と同じである。
(実施例9) 第10図は第9実施例を示す。38.39はポールピー
スで、ばね付ボール37のはね部37aは、−力のポー
ルピース39°の穴39aに挿入してハウシング11に
固定してあり、ボール部37bはばね部37aのばね力
によりシャフト(’11111S材)12に弾性接触さ
せである。ポールピース38.39とハウジング11と
でこの発明の第2部材が構成されており、ばね付ボール
37とハウジング11は非磁性体、ポールピース3B、
39とシャフト12は磁性体で、いずれも導電性を有す
る。シャフト12とポールピース3B、39の間は、こ
の位置に磁石36の磁力によって保持さ九た磁性流体1
7によってシールされている。
上記ボール部37bは、この磁性流体17の中に挿入さ
れ、シャフト12と弾性接触するので、両者37b、1
2間には常に磁性流体17が介在する9作用効果は第8
実施例の場合と同じである。
(実施例10) 第11図は第10実施例である。これは、内周面に凹溝
40aを形成した環状の磁石40に被着し、かつ、この
磁石40とともにハウジング11に導電可能に同者した
非磁性導電膜(第2部材)41と、この非磁性導電膜4
1との間に磁石40の磁力によって保持した磁性流体1
7を介在させて配置したシャフト(第1部材)11とを
、磁性ボールに非磁性導電119を被せたボール(接触
子)42で電気的に接続した例である。上記構成におい
ては、ボール42は、その芯材が磁性ボールであるため
、第1実施例の場合と同様に、磁性流体17を介して磁
石40の磁力で非磁性導電11Q41とシャフト12に
吸着され、これらの部材に金属接触または導電可能な距
離まで近接している。したがって、作用効果は第1実施
例におけると異なるところはない。ただし、この実施例
では、ボール42を上記凹溝40a部分に拘束できるの
で、ボール42と非磁性導電膜41との安定的な導電接
触を確保できる利点がある。
(実施例11) 第11実施例は図示しないが、第7図の第6実ljb例
における磁性導電膜(第2部材)27に代えて非磁性導
電膜を、磁性ボール30に代えて非磁性ボールをそれぞ
れ使用した例である。この実施例においては、上記非磁
性ボールは、これと非磁性環′it膜(第2部材)と磁
性スライド板(第1部材)29との間に働く磁性流体2
8の表面張力によって上記第1.第2の両部材に金属接
触または導電可能な距離まで近接する。作用効果は第6
実施例の場合と同様である。
(実施例12) 第12図は第12実施例で、第5図に示す第4実施例の
変形図である。すなわち、これは、第5図におけるポー
ルピース(第2部材)23に代えて非磁性4電膜(第2
部材)43を被せたポールピース44を使用し、このポ
ールピース44と軸受13の間にボール(接触子)18
を拘束するようにした例である。作用効果は第4実施例
の場合と異ならない。
(実施例13) 第13図は第13実施例て、磁石ボールを非磁性導電膜
で被覆したボール45を使用した例である。磁性流体I
7は、ホール45の磁力でシャフト12とボール45お
よびボール45とポールピース38の間に保持され、ボ
ール45はその磁力によって自らシャフト12とポール
ピース38に吸ηし、これらに金属接触または導電i+
J能な距離まで近接する。作用効果は第1実施例と異な
るところはない。
(実施例14) 第14図は第14実施例で、第2図に示す第1実施例の
変形例である。すなわち、これは第2図におけるボール
(接触子)18に代えて非磁性ボール46を使用し、磁
石16に代えて保持器兼用の磁石47、すなわち、上記
ボール46の保持部47aを内面側に3ケ所等間隔に有
する環状の磁石47を使用した例である。ここにいう保
#4部47aは、その内面か円錐面状の溝mになってい
て、谷溝mにボール46を入れた磁石47をポールピー
ス14,15で挟んでハウジング11に嵌着しである。
上記各ボール46はシャフト12とポールピース14に
、磁性流体の表面張力により金属接触または導電可能な
距離まで近接するようになっている。作用効果は第11
実施例と本質的に異なるところはない。
(実施例15) 7JJ15図は第15実施例で、これも第2図に示す第
1実施例の変形例である。すなわち、この実施例は、第
2図におけるボール(接触子)1Bに代えて非磁性ボー
ル46を使用し、このボール46をプラスチック製のC
型(切断部48aを有する)環状保持器48の保持部4
8aの円錐状の面を41する溝mで保持し、その状態で
、同保持器48をやや開き気味にしてシャフト12に嵌
めたもので、そのときの保持器48の復元力(ばね力)
を利用して、ボール46をシャフト(第1部材)12と
ポールピース(第2部材)14に金属接触または導電可
能な距離まで近接させるようにした例である。作用効果
は第8実施例と同じである。
(実施例16) 第16図は第16実施例で、第5図に丞す第4実施例の
変形例である。すなわち、この実施例は、第5図におけ
る磁石16に代えてプラスチック@i石49を使用し、
この磁石49の内周面側を斜めに切載してポールピース
23との間に断面V字形の溝mを設け、この溝mでボー
ル18を拘束するようにしたものである。その他の構成
は第4実施例と実質的に同じである。
」二記プラスグ・ツタ磁石は、その性質上、硬度が高く
なく、を眞m部分がボール18との接触により削られる
ので、紫外線峡化型のハードコート剤を使用したハード
コートで改質することによって、その溝m部分の表面硬
度を高くしである。
なお、上記のような表面改質に適するハード:1−ト剤
としては、熱硬化型樹脂、熱可塑性合成樹脂、天然高分
子等があり、例えば、フェノール樹脂、アルギッド樹脂
、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリアセ
タール、ポリニスチル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂
、ポリスルホン樹脂、芳香族ポリアミド、ポリブタジェ
ンゴム、クロロブレンゴム等がある。また、その他の表
面改質の方法としては、セラミックコーティング、イオ
ンプレーディング等の無機化合物による被膜形成処理法
が考えられ、特に一般的方法としてスパッタ、イオンブ
レーティング蒸着、プラズマ溶射がある。コーティング
被膜としては、’riN 、 Tie 、 TiO2,
Ti8.、ZiN 、SiC、ZrO2、NbB2、W
c等がある。
さらに、プラスチック磁石でなく、斤通の磁石でもこの
ような表面処理を施すことは可能である。
作用効果は、第4実施例と本質的に異なるところはない
(実施例1)〜19) 第17〜19図はそれぞれ第17〜19実施例を示し、
いずわも第6図に示す第5実施例の変形例である。
これらの実施例は、第6図における磁石16に代えてプ
ラスチック磁石50を使用し、接触子である磁性ばね部
材24に代えて、第17.18実施例では、導電性を4
rする現状磁性ばね部材51.52を使用し、第19実
施例では、同じく導電性を有するボール付磁性ばね部材
53を使用したものである。
E記環状磁性ばね部材51は、その環内側に磁性流体1
7部分でシャフト(第1部材)12に弾性接触する複数
枚の接触片51aを有するもので、その環外側の環部5
1bは磁石50に固定してポールピース(第2部材)1
4に金属接触させである。
環状磁性ばね部材52は、−・本の磁性ばね部材を星形
に血げ加工したもので、開端部52aは磁石50に固定
してポールピース(第2部材)14に金属接触させ、部
材52の環内側に突出する凸部52bをシャフト(第1
部材)12に弾性接触させである。
ボール付磁性ばね部材53は、湾曲させた磁性ばね部材
53aの先端部にボール53bを固定したもので、ボー
ル53bが磁性ばね部材53aのばね力によってシャフ
ト(第1部材)12に弾性接触し、磁性ばね部材53a
の基端部は磁石50に固定したポールピース(第2部材
)15に金属接触させである。
作用効果は、いずれも第5実施例のそれと異なるところ
はない。
しかしながら、第17.18実施例の場合は、シャフト
(第1部材)と環状磁性ばね部材51゜52(接触子)
の接触点が多くなるので、導電性確保の−Fで有利であ
る。
また、第19実施例の場合は、ボール53bがシャフト
(第1部材)12とポールピース(第2部材)14に同
時に弾性接触する構造とすることもできるので、このよ
うな構造としたときは、磁性ばね部材53aを使用しな
くても、つまり、これが非導電性のばね部材であっても
、ボール53bによってシャフト(第18514)とポ
ールピース(第2部材)14を電気的に接続することが
できる。
(実施例20.21) 第20図と第21図は、そわぞれ第20実施例と第21
実施例を示し、いずれも第3図に示す第2実施例の変形
例である。
すなわち、第20実施例は、第3図における保持器兼用
の磁石21に代えて同じく保持器兼用のプラスチック磁
石54を使用したものである。そして、この磁石54の
内面側に軸方向に対し斜めに満54aを等間隔に3ケ所
設け、これらの溝54aでボール18を拘束するように
構成したものである。谷溝54aの内面は円柱面になっ
ていて、その表面は、ボール18との接触で削られるの
で、第16実施例の場合と同様に、これに表面処理を施
して改質しである。つまり、表面硬度を高くしである。
第21実施例は、同じく第3図の磁石21に代えて保持
器兼用のプラスチック磁石55を使用し、その軸方向に
等間隔に3ケ所設けた幅広い溝55aでボール18を拘
束するように構成したものである。溝55aの表面の改
質処理は第16実施例の場合と同様になされている。
両実施例の作用効果は、第2実施例と本質的に異なると
ころはない。
しかし、両実施例とも、3個のボール(接触f)18を
使用するので、導7に性確保の点で第2実施例より優れ
ている。
また、両実施例とも、磁石54.55とシャフト12の
間の間隔を、第2実施例の場合に比較して、狭くしてい
るので、ポールピース14,15に対する磁石54.5
5の量を多くすることができる。このため、漏れ磁束が
大きくなり、磁性流体17に対する磁気的拘束力が大き
くなるという利点がある。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、摺接部におけ
る潤滑性と導電性を同時に確保できるとともに、安価な
導電摺動装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す断面図。 第2図は第1図の要部拡大図、第3図(a)は第2実施
例の断面図、同図(b)は同図(a)の断面図、第4図
(a)は第3実施例の断面図、同図(b)は同図(a)
の要部断面図、第5図は第4実施例の断面図、第6図(
a)は第5実施例の断面図、同図(b)は同図(a)の
断面図、第7図は第6実施例の断面図、第8図は第7実
施例の断面図、第9図は第8実施例の断面図、第10図
は第9実施例の断面図、第11図は第10実施例の断面
図、第12図は第12実施例の断面図、第13図は第1
3実施例の断面図。 第14図(a)は第14実施例の断面図、同図(b)は
同図(a)の断面図、第15図(a)は第15実施例の
断面図、同図(b)は同図(a)における保持器の斜視
図、第16図は第16実施例の断面図、第17図(a)
は第17実施例の断面図、同図(b)は同図(a)の要
部斜視図、第18図(a)は第18実施例の断面図、同
図(b)は同図(a)の断面図、第19図(a)は第1
9実施例の断面図、同図(b)は同図(a)の断面図、
第20図(a)は第20実施例の断面図、同図(b)は
同図(a)の断面図、第21図<a>は第21実施例の
断面図、同図(b)は同図(a)の断面図、第22図は
従来例の側面図、第23図は他の従来例の断面図である
。 12・−・・・シャフト(第1部材) 14.15−−−−ポールピース(第2部材)17−・
・・・磁性流体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対移動する導電性の第1部材と第2部材とを導
    電性の接触子によって電気的に接続する導電摺動装置に
    おいて、前記第1部材および/または第2部材と接触子
    の摺接部に、磁力によって第1部材と第2部材の間に保
    持した磁性流体を介在させ、かつ、前記第1部材および
    /または第2部材と接触子とを、接触子に加える力によ
    って、磁性流体を介在させた前記摺接部において、金属
    接触または導電可能な距離まで近接させたことを特徴と
    する導電摺動装置。
  2. (2)接触子は、ボールであり、接触子に加える力は、
    ボールと第1部材と第2部材との間に働く磁力であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の導電摺動
    装置。
  3. (3)接触子は、ボールであり、接触子に加える力は、
    接触子の保持器による押圧力であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の導電摺動装置。
  4. (4)接触子は、ばね付ボールであり、接触子に加える
    力は、ボールに付けたばねが有するばね力であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の導電摺動装置
  5. (5)接触子は、第1部材または第2部材に金属接触さ
    せて固定したばね部材であり、接触子に加える力は、ば
    ね部材が有するばね力であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の導電摺動装置。
  6. (6)接触子は、ボールであり、接触子に加える力は、
    ボールと第1部材と第2部材との間に働く磁性流体の表
    面張力であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の導電摺動装置。
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