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JPS6318915B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318915B2
JPS6318915B2 JP55056864A JP5686480A JPS6318915B2 JP S6318915 B2 JPS6318915 B2 JP S6318915B2 JP 55056864 A JP55056864 A JP 55056864A JP 5686480 A JP5686480 A JP 5686480A JP S6318915 B2 JPS6318915 B2 JP S6318915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
recording
signals
reproduced
dubbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP55056864A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56153896A (en
Inventor
Chojuro Yamamitsu
Katsuhiko Yamamoto
Kunio Sekimoto
Kozo Kurashina
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5686480A priority Critical patent/JPS56153896A/ja
Publication of JPS56153896A publication Critical patent/JPS56153896A/ja
Publication of JPS6318915B2 publication Critical patent/JPS6318915B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N9/82Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー映像信号の記録再生装置に関
し、放送用のニユース取材などに適しうる高品質
な再生画像を小形軽量の記録再生装置で達成する
と共に、特に、そのダビング画質の劣化がはなは
だ少ない装置を提供するものである。
従来、カラー映像信号の磁気記録再生装置(以
下VTRと称す)の主流は回転ヘツドでテープに
斜めに映像トラツクを形成するヘリカルスキヤン
形である。特に家庭用VTRでは、放送用に比べ
ると画質をある程度犠牲にし、そのかわりテープ
消費量を大幅に少なくした小形でしかも高密度記
録がなされている。例えばVHS方式VTRでは直
径62mmの回転シリンダに互に180゜の回転角を有す
るように配置された2つのビデオヘツドでカラー
映像信号を1/2インチ(12.65mm)幅のテープに対
し斜めに記録されている。又放送用VTRにおい
ては、ニユース取材(ENG)ポータブルVTRと
して、従来2″VTRや1″VTRが使われていたが装
置が大きく、重いため、小形軽量化が切望され、
工業用に開発された3/4インチU規格VTRも最近
ニユース取材用にかなり使用されるようになつ
た。この3/4インチU規格VTRはシリンダ径110
mm、テープ幅3/4インチ(18.98mm)であるため、
小形化にも限度があり、さらに映像信号の記録方
法として、カラー映像信号から輝度信号(約3M
Hz帯域)と色信号(約±500KHz帯域)を分離し、
分離された輝度信号を周波数の高域側で周波数変
調し、その低域を除去して、前記色信号を低域周
波数に変換した信号と重畳して、第1図に示すよ
うなスペクトラムで記録する方法を用いるため、
輝度信号や色信号帯域が制限され、通常再生輝度
信号帯は3MHzで約−6dB、色信号帯域は副搬送
波周波数から500KHz離れた点で約−6dB程度で
ある。さらにこのような記録方法では、信号が振
幅と位相をもつた情報で記録されるため、VTR
の時間軸変動の影響を受け、カラーモニタ上で色
相むらや飽和度むらが発生するなどの問題があ
り、画質としても放送用として十分でない。さら
に、ENGシステムでは第2図に示すように何回
かのダビングが行なわれる。すなわち、第2図に
おいて、50はカラーカメラとポータブルVTR
が一体化して示してある。このポータブルVTR
50でニユース取材が行なわれ、取材されたテー
プ51は52のスタジオVTR1で再生され、そ
の再生信号は必要な期間だけ53のスタジオ
VTR2に記録される。いわゆる電子編集による
ダビングが行なわれる。第2図には図示しない
が、このような手法が何回か行なわれたのち、時
間軸補正器54により、時間軸変動を除去して、
放送局のカラー映像信号を得るように構成され
る。そのため、前述したように、帯域制限の多い
3/4インチU規格VTRのダビング画質は、解像度
が低くなり、ぼけた画質であり、色信号帯域のせ
まさからくる色にじみ、さらには、色相むらや色
飽和度むらが多くなる欠点があつた。
以上のような点に鑑み、本発明は、放送用のニ
ユース取材などに適しうる高品質な再生画像を得
る方式を提供し、特にその方式におけるダビング
画質の劣化の非常に少ないダビング方式を提供す
る。
本発明によれば前述したVHS方式VTRと同程
度かそれ以下の大きさのシリンダ径およびカセツ
トでも高品質の画像と良好なダビング特性を得る
ことができ、従来のENG用VTRに比べ小形軽量
にすることができる。
以下本発明の詳細な説明を行なう。
第3図は本発明によるシリンダ上でのヘツド配
置、第4図にそのヘツドの前面図、第5図に記録
パターンの一例、第6図に本発明の一実施例のブ
ロツク図を示す。
第3図、第4図において、A,A′、およびB,
B′はシリンダ円周上で互いに同じ高さで180゜角間
隔に配置された2組のヘツドを表てしている。
このヘツドA,Bにより、第5図の映像トラツ
クTA,TBが形成され、ヘツドA′,B′により映像
トラツクTA′,TB′が形成され、これが交互に映
像トラツクを形成する。第4図で、TA,TBはそ
れぞれA,A′、B,B′ヘツドのトラツク幅を、
TPはトラツクピツチを、TSはスペースを表わす。
今、シリンダの直径、回転数、x,yの値、TA
TB,TSの値、テープ速度、テープと記録軌跡の
成す角度を適切に定めると第5図のような記録パ
ターンとなる。一例を上げると、TA>TBに設定
し、VHS方式VTRと同程度の径のシリンダを有
し、VHSカセツトで約20分の記録が可能なVTR
を構成することができる。
さて本発明による高品質を得る記録再生方式の
一実施例を第6図に示し詳細な説明を行なう。第
6図において、1は輝度信号入力端である。2は
色信号の色差入力端。例えばR−Y信号又はI信
号である。以下I信号として説明する。3は色信
号のもう一つの色差信号入力端。例えばB−Y信
号又はQ信号である。以下Q信号として説明す
る。各信号入力端1,2,3は第2図のニユース
取材用ポータブルVTR内のカラーカメラの出力
に相当し、広帯域の輝度信号、I信号、Q信号で
ある。
さて、この輝度信号入力端1からの輝度信号は
例えば4MHzの帯域に制限する低域3波器4によ
り帯域制限されたのち、図示していないが分離さ
れた輝度信号をクランプする回路、高域周波数成
分を強調するエンフアシス回路、記録可能な最高
周波数に相当するレベルに信号をクリツプする回
路を通過させ次のFM変調器7により例えば4.4〜
6.0MHzの周波数偏移をもつようにFM変調され、
記録増幅器10で増幅された後、ビデオヘツド1
5により第7図イに示すようなスペクトラムで記
録媒体に記録される。
一方色差信号入力端2からのI信号は、例えば
1MHzの帯域をもつ低域ろ波器5により帯域制限
され、前述の輝度信号と同様のクランプ回路、エ
ンフアシス回路、クリツプ回路などを通過したの
ち、FM変調器8で例えば周波数偏移が5〜6M
HzとなるようにFM変調され、帯域ろ波器11で
約3MHz〜8MHzに帯域制限され加算器13に導か
れる。
さらに、もう一つの色差信号入力端3からのQ
信号は例えば0.5MHzの帯域をもつ低域ろ波器6
により、帯域制限され、前述の輝度信号と同様の
クランプ回路、エンフアシス回路、クリツプ回路
などを通過したのち、FM変調器9で例えば周波
数偏移が0.75MHz〜1.25MHzとなるようにFM変
調さ、低域ろ波器12で約2MHzにして加算器1
3でFMI信号と加算され、記録増幅器14で増
幅され、ビデオヘツド16により第7図ロに示す
ようなスペクトラムで記録媒体に記録される。
前記輝度信号用ビデオヘツド15とは第3図
A,A′ヘツドであり、前色信号用ビデオヘツド
16とは第3図B,B′ヘツドである。このよう
に記録すれば、輝度信号のトラツク幅を大きくで
き、かつ色信号を重畳させないため、高S/N、
高解像度の再生画を得ることができる。又色信号
のトラツク幅は狭いが、帯域が輝度信号に対しI
信号が約1/4、Q信号が約1/8程度であり、それだ
けFM変調に起因する三角ノイズも少なくなり高
S/Nの再生色信号を得ることができる。
再生においては、ビデオヘツド15より再生さ
れたFM変調輝度信号は前置増幅器17で増幅さ
れ、図示していないが、ビデオヘツドの当たりむ
らの振幅変動をリミツタ回路で除去し、FM変調
器18と約4MHz帯域の低域ろ波器19により再
生輝度信号が得られる。一方ビデオヘツド16よ
り再生された色信号は前置増幅器21で増幅さ
れ、帯域ろ波器22と低域ろ波器23に導かれ、
FM変調I信号とFM変調Q信号が分離される。
この2信号はそれぞれ前記輝度信号と同様のリミ
ツタ回路を通過し、FM変調器24と25、及び
低域ろ波器26と27で、FM復調された再生I
信号、再生Q信号が得られる。この得られた再生
I信号、再生Q信号及び再生輝度信号は時間タイ
ミングが一致するように、タイミング調整用遅延
器28,20でタイミングが調整され、NTSCエ
ンコーダ30に接続される。本発明第3図又は第
4図に示したように、輝度信号と色信号が別々の
ヘツドで記録されるので、再生時にうける時間軸
変動が輝度信号と色信号間で異なる問題がある。
これを解決するのに、前記NTSCエンコーダ30
において、I信号とQ信号を直角二相変調する手
段と、この直角二相変調された信号に前記再生輝
度信号を重畳する手段と、さらに、前記直角二相
変調するのに使用する副搬送周波数SC(NTSCで
は3.58MHz)を従来のエンコーダで使用される水
晶発振器ではなく、再生輝度信号の少なくとも水
平同期信号に位相同期したSCを作成した信号で
変調する手段とを用いることにより、再生輝度信
号の時間軸変動に再生色信号を同期づける。この
ようにして、現在のカラーテレビジヨン信号と同
様に輝度信号と色信号が約4MHzの帯域内で周波
数インターリーブされ、時間軸変動を持つたカラ
ー映像信号がVTR出力端31に得られる。この
出力端31の信号は例えば、現在1インチや2イ
ンチVTRなどのダイレクトFM記録再生方式の
時間軸変動を除去する装置として使われている第
2図5のTBCで安定なカラー映像信号が得られ
る。
又、前記時間タイミングが一致した輝度信号、
I信号、Q信号は、別のVTR出力端、すなわち
ダビング用出力端29に接続される。
このように、第2図、第3図、第6図の方法に
より記録再生を行なうと次のような利点が生じ
る。
輝度信号において、帯域制限を受ける部分は第
6図低域ろ波器4と19であるがその帯域は約
4MHzであり実質上帯域制限されないことになる。
さらにFM変調後の電磁変換系の帯域について
は、第7図イからわかるように、例えば輝度信号
のペデスタルに相当する周波数からの帯域Xは
4MHz以上あり帯域の制限を受けない。さらにト
ラツク幅を広くして記録できるので高S/Nが確
保できる。それゆえ、高解像度、高S/Nの再生
輝度信号が得られる。
色信号においては、色差信号をFM変調してい
るため、帯域が輝度信号よりはるかに狭いのでト
ラツク幅を狭くても高S/N(例えば前述した
VHS方式VTRでも50dB以上)が確保でき、記
録媒体に記録する際、振幅と位相を含まない状態
で記録するため、色信号の飽和度むらや色相むら
がない。
この色信号記録のように2つの色差信号を1チ
ヤンネルに重畳して2周波記録を行なう場合、テ
ープヘツド系のヒステリシス特性に起因する3次
歪が問題となる。その成分は、Q信号の搬送周波
数をQ,I信号の搬送周波数をIとすると、3Q
I±2Qとしてあらわれる。このような成分が
IやQの帯域内に存在すると、FM復調されたI
又はQ信号にビート妨害としてあらわれる。しか
し、これらの成分はここでは説明を省略するが、
第7図ロのスペクトラム配置にし、さらに再生時
第6図、帯域ろ波器22、低域ろ波器23,2
6,27により帯域外あるいは減衰するように構
成してあるので問題ない。
前記3次歪を考慮すると、低い周波数に配置す
る色差信号FM信号として帯域の狭いものの方が
不要成分が少なくて済みそれゆえ、Q信号のFM
変調波をI信号のFM変調波に比べて低い周波数
側にすることが望ましい。
さて、このように記録再生される信号のダビン
グについて述べる。通常ダビングを行なうには
VTR出力端31の信号が、もう1台のVTRの入
力端に接続されるが、本実施例のような、輝度信
号およびI信号、Q信号の色差信号を入力とする
ものでは、一坦NTSCデコーダにより輝度信号、
I信号、Q信号を分離する必要がある。しかし、
輝度信号分離についてみても、3MHz帯域をもつ
低域ろ波器で輝度信号を分離すると、せつかく高
解度信号を得た意味がない。4MHz帯域の輝度信
号を得ようとすれば、1H(1水平周期)遅延線を
用いたくし形フイルターにより分離できるが垂直
解像度が低下する大きな問題が発生する。色信号
についても同様の問題が発生するうえに、デコー
ドするため、再生されるバースト信号に位相同期
した連続波を作成する際、出力端31には時間軸
変動をもつているので、それに完全に追従した連
続波を作成することは実質的に困難である問題が
生じる。このような点に鑑み、本発明の要部であ
るダビング時の信号処理について第8図を用いて
説明する。
第8図において、第6図と同一番号は同一の動
作をするものである。32はVTR1のダビング
に必要な第6図の一部を示したもの。33はもう
一つのVTR2のダビングに必要な第6図の入力
部付近の詳細図、29a,29b,29cは は
第6図ダビング出力端29の輝度信号、I信号、
Q信号をそれぞれ示している。34,35,36
はVTR2のダビング用信号入力端で、輝度信号、
I信号、Q信号をそれぞれ示している。スイツチ
37,38,39はそれぞれ輝度信号、I信号、
Q信号をカメラからの信号とダビング信号を切換
えるスイツチで、図はダビング時の接続を示して
いる。40,41,42,43は時間タイミング
用遅延器である。
32のVTR1から再成される時間タイミング
の一致した輝度信号及び色差信号のI信号、Q信
号がダビング出力端29a,29b,29cにそ
れぞれ得られ、29aと輝度信号入力端34,2
9bとI信号入力端35,29cとQ信号入力端
36がケーブルで接続される。この入力端34,
35,36からの3信号はカメラ、ダビング切換
スイツチ37,38,39を介してダビング時a
−c間が導通し、輝度信号はタイミング調整用遅
延器42を介して、FM変調器7でFM変調され
る。このFM変調された信号は第6図の10の記
録増幅器に接続される。
I信号はタイミング調整用遅延器43を介して
FM変調器8でFM変調される。
Q信号はFM変調器9でFM変調される。
前記タイミング調整用遅延器42,43は、ビ
デオヘツド15,16により記録する点で、時間
タイミングが一致するように入れたものである。
カメラ、ダビング用切換スイツチ37,38,3
9からビデオヘツドまでに着目した場合、時間遅
延が発生するものはI信号、Q信号のFM変調器
後の帯域ろ波器11と低域ろ波器12があり、通
常は低域ろ波器12の遅延時間の方が長い。それ
ゆえ、その遅延時間になるように、タイミング調
整用遅延器43,42を設置したが、前記帯域ろ
波器11や低域ろ波器12に群遅延補正器を入れ
た場合必ずしもこの原理にはあわなくなるが、そ
の場合はタイミング調整用遅延器をビデオヘツド
で記録する状態で一致するように、カメラダビン
グ切換スイツチとFM変調器間に3信号に適当に
配置すればよい。
さらに、必ずしもビデオヘツドで記録する状態
で一致させなくてもよく、ある所定の時間タイミ
ングになるように、タイミング用遅延器を設置し
てもよい。
このような構成にすれば、FM復調され、時間
軸変動をもつた輝度信号、I信号、Q信号をもう
一台のVTRのFM変調器に入力でき、その間の
画質劣化は全くなくできる。このようなダビング
を何回か行なつたのち、最後のVTRの出力は第
6図NTSCエンコーダ30のカラー映像信号出力
端31を用いればよい。又第8図において、カメ
ラ信号を用いる時は、カメラダビング用切換スイ
ツチ37,38,39のb−c間が導通する。こ
の場合輝度信号は約4MHzの帯域に低域ろ波器4
で制限され、I信号は約1MHzに低域ろ波器5で
制限され、Q信号は約0.5MHzに低域ろ波器6で
制限される。それゆえ、Q信号の時間遅延が最も
多いため、その遅延時間にタイミング調整用遅延
器40と41であわせている。
このようなダビング方法を用いれば、本発明の
記録再生方式を最も効果的にし、さらにダビング
画質の劣化が非常に少なくなる。
実施例の説明では、色差信号のI信号とQ信号
をそれぞれ周波数変調して多重記録する場合につ
いて述べたが、本発明はこのようなものだけでな
く、例えば、色差信号のI信号とQ信号を時間軸
圧縮した信号を加算した信号を周波数変調して記
録してもよい。
この方法について、第9図を用いて簡単に説明
する。第9図において、n1,n2……は各水平ライ
ン番号、I1,I2,……はI信号のn1,n2……水平
ラインの情報、Q1,Q2……はQ信号のn1,n2
…水平ラインの情報を示す。イは各ラインの輝度
信号を、ロは各ラインの例えば帯域1MHzのI信
号、ハは各ラインの例えば帯域0.5MHzのQ信号
を示している。このロとハの信号を例えばCCD
(charge coupled Device)などの電荷転送素子
に書込み、I信号を2/3H(H:1水平走査期間)
の時間で読出し、Q信号を1/3Hの時間で読出し
た信号を加算すると、I信号、Q信号共約1.5M
Hz帯域で、しかもI信号、Q信号が時間的に重複
しない時間軸圧縮された1つの色差信号ニを得る
ことができる。このニ信号を1つの搬送波でFM
復調して記録し、再生時FM復調すれば前記ニの
再生色差信号を得ることができる。
この1つの色差信号を時間軸伸長し、記録と逆
の操作をすると、I信号ロ、Q信号ハを得ること
ができ、このI信号、Q信号が第6図30の
NTSCエンコーダで直角位相変調される。さてこ
のような記録方式のダビングにおいては、前記1
つの再生色差信号、すなわち時間軸圧縮されたま
まの信号をダビング用信号とすれば、色信号のダ
ビングに1本のケーブルで済むし画質劣化のない
ダビング出力となる。又第9図からわかるように
記録時輝度信号に対し、色差信号が1H遅れてい
るのでこれを補償するには、再生時輝度信号を
2H遅らせるか記録時と再生時それぞれ輝度信号
を1H遅らせることにより容易に解決できること
はいうまでもない。
この場合は色信号は1つの周波数変調波で記録
することができるので前述の3次歪の問題はな
い。それ以外の方法でもよい。つまり色信号の色
差信号が記録に適した信号処理が施こされ、1つ
以上の搬送波で周波数変調される手段と、輝度信
号を周波数変調する手段を含み、その再生信号か
ら周波数復調した信号つまり再生輝度信号と再生
色差信号を用いて、次のVTRのダビング入力と
するものである。
又ダビング時には、第8図のように、信号が低
域ろ波器4,5,6を通過しないようにするのが
望ましいが29a,29b,29cが1,2,3
に接続されて低域ろ波器を通過するようにしても
よい。
以上のように本発明によれば、輝度信号を周波
数変調して記録し、色信号の色差信号を省略する
ことなく1つ以上の搬送波で周波数変換して記録
し、再生することにより、前述のVHS方式VTR
と同程度の大きさのヘツドシリンダで構成して小
形軽量で、輝度信号、色信号ともに高品質の再生
信号を得ることができる。特に、最後の送出時の
み、復調された輝度信号と色差信号をエンコード
してNTSCカラー映像信号として出力し、ダビン
グ時、前記復調されたベースバンドの輝度信号と
色差信号のまま別のVTRの入力信号とすること
によりダビングによる画質劣化を少なくし、良好
なダビング画質が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のVTRの記録信号スペクトラム
の一例を示す図。第2図はENGを説明するシス
テム図。第3図は本発明による映像信号記録再生
装置の一実施例におけるヘツド配置を示す平面
図、第4図は同前面図、第5図は本発明による記
録パターンの一実施例を示す図、第6図は本発明
の記録再生系の基本ブロツク図、第7図は第6図
の要部の記録信号スペクトラムを示す図、第8図
は本発明のダビング方法を説明する図、第9図は
本発明の色信号の他の記録例を示す原理説明図で
ある。 1……輝度信号入力端子、2,3……色差信号
入力端子、4,5,6,12,19,23,2
6,27……低域ろ波器、7,8,9……FM変
調器、10,14……記録増幅器、17,21…
…前置増幅器、18,24,25……FM復調
器、28,40,41,42,43……時間タイ
ミング用遅延器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 輝度信号を周波数変調し、色差信号を利用し
    て少なくとも1つ以上の搬送波で周波数変調して
    それぞれ記録し、再生時前記周波数変調された信
    号をそれぞれ周波数復調し、再生輝度信号、再生
    色差信号を得、再生色差信号を用いて直角位相変
    調した色信号とし、この色信号と前記再生輝度信
    号を重畳した信号をカラー映像信号とする映像信
    号記録再生装置において、 前記周波数復調された再生輝度信号および再生
    色差信号をダビング用信号とすることを特徴とす
    る映像信号記録再生装置。 2 2つの色差信号を周波数の異なる2つの搬送
    波で周波数変調し、これらの被変調信号を重畳し
    て記録し、再生時、それぞれ周波数復調して、2
    つの再生色差信号を得、これらの再生色差信号と
    再生輝度信号をダビング用信号とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の映像信号記
    録再生装置。 3 2つの色差信号をそれぞれ時間軸圧縮し、そ
    の時間軸圧縮した2信号を時間的に重複しない関
    係で混合して、1つの色差信号に変換し、1つの
    搬送波で周波数変調して記録し、再生時周波数復
    調された、時間軸圧縮されたままの1つの色差信
    号と前記再生輝度信号をダビング用信号とするこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の映
    像信号記録再生装置。 4 再生輝度信号および1つ以上の再生色差信号
    の時間タイミングが所定の関係になるように設定
    された信号をダビング用信号とすることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
    に記載の映像信号記録再生装置。 5 映像信号記録再生装置の記録系の周波数変調
    するまでの系に切換器が設けられ、ダビング時、
    他の映像信号記録再生装置の前記ダビング用信号
    が帯域制限されることなく、ビデオヘツドに記録
    される状態で所定の時間タイミングになるように
    切換えられることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の映像信号記録再生装置。
JP5686480A 1980-04-28 1980-04-28 Video signal recorder and reproducer Granted JPS56153896A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5686480A JPS56153896A (en) 1980-04-28 1980-04-28 Video signal recorder and reproducer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5686480A JPS56153896A (en) 1980-04-28 1980-04-28 Video signal recorder and reproducer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153896A JPS56153896A (en) 1981-11-28
JPS6318915B2 true JPS6318915B2 (ja) 1988-04-20

Family

ID=13039278

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JP5686480A Granted JPS56153896A (en) 1980-04-28 1980-04-28 Video signal recorder and reproducer

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JPH0685587B2 (ja) * 1984-07-03 1994-10-26 キヤノン株式会社 再生装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4924032A (ja) * 1972-06-23 1974-03-04
JPS5466714A (en) * 1977-11-07 1979-05-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd Recording and reproducing unit for color video signal

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