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JPH06153229A - カラー映像信号磁気記録再生装置 - Google Patents

カラー映像信号磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH06153229A
JPH06153229A JP4303530A JP30353092A JPH06153229A JP H06153229 A JPH06153229 A JP H06153229A JP 4303530 A JP4303530 A JP 4303530A JP 30353092 A JP30353092 A JP 30353092A JP H06153229 A JPH06153229 A JP H06153229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
color
circuit
frequency
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4303530A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Morioka
芳宏 森岡
Akihiro Takeuchi
明弘 竹内
Yasuo Hamamoto
康男 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4303530A priority Critical patent/JPH06153229A/ja
Publication of JPH06153229A publication Critical patent/JPH06153229A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の家庭用VTRよりも高SNで広帯域な
色信号を記録再生するVTRを提供する。 【構成】 輝度信号を周波数変調するFM変調回路6
と、搬送色信号を低域変換する低域変換回路7と、色差
信号から線順次色差信号を得るプリフィルタ回路11と、
線順次色差信号に時間軸基準信号を付加する時間軸基準
信号付加回路12と、時間軸基準信号付加回路出力を周波
数変調するFM変調回路13と、低域変換色信号と周波数
変調輝度信号を加算する加算回路8と、加算回路8の出力
であるカラー映像信号を磁気テープ17に記録し再生する
第1の磁気ヘッド対19,20と、第1の磁気ヘッド対によ
り記録したトラックの間に周波数変調された線順次色差
信号を記録する第2の磁気ヘッド21を備えた構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面のアスペクト比が
4対3である現行のNTSC方式、PAL方式およびS
ECAM方式や、画面のアスペクト比が16対9である
横長TV方式であるEDTV方式やハイビジョン方式な
どのカラー映像信号を、磁気テープなどに記録し再生す
るビデオテープレコーダ(VTRと略す)などのカラー
映像信号磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭において、カラー映像信号を
記録するVTRとしてVHS方式や8mm方式などのV
TRが広く使用されている。特に、VHS方式のVTR
については全世界に約2億5千万台以上も普及してお
り、家庭においても日常的に広く使用されている。これ
らのVTRでは、たとえば、入力されたNTSCカラー
映像信号を輝度信号と搬送色信号に分離して、輝度信号
は低搬送波で周波数変調し、搬送色信号は低域変換して
磁気テープに記録さている。その記録再生方式は、たと
えば、横山著、「ホームビデオ技術」、日本放送出版協
会編や菅谷著、SMPTEジャーナル、1986年3月
号、301ページ〜309ページ、などに解説されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら従
来のVTRにおいては、特に、色信号を低域変換して記
録しているので再生された色信号の帯域とSN比が、再
生された輝度信号の帯域とSN比に比べてアンバラン
ス、すなわち色信号の品質がプワーであり、色信号が再
生時の画質を制限している。特に、SVHS−VTRや
Hi−8−VTRなどの様に、輝度信号をハイバンド化
して高品質にした場合には、色信号と輝度信号間の品質
差はより拡大している。特に、ダビングや編集などを行
った場合に、色飽和度の高いところから画質劣化が激し
くなり大きな問題となっている。
【0004】たとえば、SVHS−VTRにおいて、再
生時の輝度信号の水平解像度は約400本(5MH
z)、SN比は約50dBであるのに対し、色信号の水
平解像度は約28本、SN比はAMが約45dB、PM
が約43dBと輝度信号に対して色信号の品質は非常に
低い値となっている。NTSC地上波、衛星放送電波、
CATVやビデオカメラなどの映像ソースの品質をより
忠実に再現するためには、業務用に使用されているM2
方式VTRのカタログ値などを参考にして、再生色信号
の水平解像度は約56本(従来28本の2倍)以上、S
N比はAM、PMとも約48dBから50dB以上が望
まれる。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、従来の家庭用V
TRよりも高SNで広帯域な色信号を記録再生するVT
Rを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、入力されたカラー映像信号を輝度信号と搬送色
信号と2つの色差信号に変換する変換回路と、前記輝度
信号を周波数変調する第1の周波数変調回路と、前記搬
送色信号を低域変換する低域変換回路と、前記2つの色
差信号から線順次色差信号を得るプリフィルタ回路と、
前記線順次色差信号に時間軸基準信号を付加する時間軸
基準信号付加回路と、前記時間軸基準信号付加回路の出
力信号を周波数変調する第2の周波数変調回路と、前記
低域変換された搬送色信号および周波数変調された輝度
信号を加算する加算回路と、前記加算回路の出力である
カラー映像信号を磁気記録媒体に記録し再生する第1の
磁気ヘッド対と、前記第1の磁気ヘッド対により記録す
る2つの信号記録トラックの間に前記第2の周波数変調
回路の出力である周波数変調された線順次色差信号を記
録する第2の磁気ヘッドと、再生時には前記時間軸基準
信号を用いて再生輝度信号との時間軸誤差を取り除いて
再生線順次色信号を得るY/C時間軸誤差補正回路と、
前記再生線順次色信号を入力し、補完された2つの色差
信号を出力するポストフィルタ回路を具備する構成とな
っている。
【0007】さらに、線順次色信号がプリフィルタ回路
またはポストフィルタ回路を通過することを表す識別信
号を付加する回路を具備する。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、映像信号の1フ
レーム期間(回転シリンダの1回転期間)において従来
のカラー映像信号が記録されている2つのトラックの間
に、新たに1つの新トラックを形成し、時間軸基準信号
を持った線順次色差信号を周波数変調した信号を別ヘッ
ドにより記録するので、従来の家庭用VTRよりも高S
Nで広帯域な色信号が再生される。
【0009】また再生時、たとえば、回転シリンダの半
回転期間においてFM変調された新色信号が再生されれ
ば従来の輝度信号とのペアーを出力し、また、FM変調
された新色信号が再生されなければ従来の輝度信号と従
来の低域変換色信号をペアーで出力すれば、従来のVT
Rになんら変更を施す必要がなく、新記録方式のVTR
と従来記録方式VTR間の信号再生互換が確保できる。
また、この方式では、特殊再生時などにおいて、このF
M変調された色信号が再生されない場合でも、従来の低
域変換色信号を使用することができるという特徴があ
る。
【0010】さらに、線順次色差信号は時間軸基準信号
を持っているので、再生時にY/C時間軸誤差補正され
るので、ジッターによる画像の揺れから解放された落ち
着いた再生画が得られる。
【0011】さらに、線順次色信号のプリフィルタまた
はポストフィルタを通過することを表す識別信号を付加
するので、特に、ダビング時などにおいて、線順次色信
号の垂直方向への色にじみを防止できる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例における磁気
記録再生装置の要部ブロック図である。
【0013】図1において、1はカラー映像信号の第1
の入力端子で、ここからNTSC複合映像信号が入力さ
れ、Y/C分離回路2で輝度信号Yと搬送色信号Cに分
離される。また、3はカラー映像信号の第2の入力端子
対で、ここからNTSC映像信号を構成するコンポーネ
ントの輝度信号Yおよび搬送色信号Cが入力される。Y
/C分離回路2および入力端子対3から入力されたY信
号およびC信号はスイッチャ回路4で任意の入力信号に
切り替えられる。
【0014】スイッチャ回路4の出力Yは、1フィール
ドメモリ回路5で、映像信号の1フィールド期間だけ遅
延され、FM変調回路6で線形または非線形エンファシ
スをされた後、FM変調される。また、スイッチャ回路
4の出力Cは、低域変換回路7に入力され、FM変調さ
れたY信号より低い周波数に周波数変換され、加算回路
8においてFM変調されたY信号と加算され、記録アン
プ9にいたる。
【0015】スイッチャ回路4の出力Cは、さらに、復
調回路10でベースバンドの2つの色差信号(R−Y)
および(B−Y)に復調され、プリフィルタ回路11に
入力される。一例として、プリフィルタ回路11は、縦
続接続された3つの1ライン(1H)遅延回路(図示せ
ず)と、それぞれの1H遅延回路の出力にタップ係数を
掛け合わせるかけ算回路(図示せず)により構成されて
おり、第1および第3の1H遅延回路のタップ係数は
0.25で、第2の1H遅延回路のタップ係数は0.5
である。
【0016】プリフィルタ回路11の内部においては、
これら3つのかけ算回路の加算出力である、2つの色差
信号が、1H(1H=1水平同期期間長)スイッチャ回
路(図示せず)により、1水平同期期間長毎に出力を切
り替えられる。いわゆる、色信号は、折り返し歪を除去
された線順次色差信号に変換される。一般に、前述した
プリフィルタを通過させると、色信号が垂直方向にいわ
ゆる色にじみを若干起こすので、その垂直方向の色にじ
みを低減するために、何らかの工夫が必要である。特
に、編集などでダビングを重ねると、この垂直方向の色
にじみが積み重なって、じわじわ広がり問題となってく
る。
【0017】この問題解決策として、まず、第1に考え
られるのは、ダビング時など2回目以降にプリフィルタ
を通過させないモードを作ることがあげられるが、ユー
ザーが使用時に混乱する可能性が高いので実際には導入
が難しい。
【0018】第2には、プリフィルタ内部のラインメモ
リの段数を増やした、より高次のプリフィルタを構成す
ることにより、画面垂直方向の遮断特性を向上させる方
法がある。この方法も有効な方法であるが、ダビングを
多数回重ねると色にじみが段々増加してくる。
【0019】第3の方法としては、最近、3次元Y/C
分離回路などにおいて実用化されているのと同様の考え
方で、色にじみを適応的に除去するロジカルなプリフィ
ルタを構成する方法が有効であるが、その実現には今し
ばらくの時間がかかると思われる。
【0020】そこで、本実施例においては、色にじみの
拡大を確実に防止する方法として、プリフィルタを一度
通過すると、通過したことを表す識別信号をプリフィル
タ内において、色信号の垂直同期期間内に付加する。プ
リフィルタに入力する色信号に、プリフィルタを通過し
たことを表す識別信号が付加されている場合には、プリ
フィルタの動作としては、ラインメモリを用いた加算回
路を通過せずに、単に、1H毎に色差信号が切り替えら
れるだけである。
【0021】プリフィルタ回路11の線順次色差信号出
力は、時間軸基準信号付加回路12に入力されて、スイ
ッチャ回路4の出力である輝度信号の同期信号の時間軸
情報を用いて線順次色信号の水平同期期間内において水
平同期信号を付加した後、回転シリンダの半回転期間毎
に、出力がオン/オフされて出力する。次に、FM変調
回路13に入力され、線形または非線形のエンファシス
をかけられた後FM変調され、記録アンプ14に至る。
【0022】以上の様に本実施例では、新記録信号とし
てフィールド・スキップされた線順次色差信号をFM記
録する。このフィールド・スキップ線順次色差信号のベ
ースバンド帯域としては1MHz(水平解像度80
本)、SN比としてAM,PMとも48dB以上を確保
すれば、その画質は、従来の低域変換搬送色信号の画質
(水平解像度約28本、SN比としてAMが約45d
B,PMが約43dB)よりはるかに高品位であり、人
の視覚特性からも十分な画質である。
【0023】ここで、図1において、15は回転シリン
ダであり、16はその回転方向であり、17は磁気テー
プであり、18はその走行方向である。また、19、2
0および21は、それぞれ、磁気ヘッドであり、それぞ
れアジマス角度が異なる。磁気テープ17は回転シリン
ダに約180度以上巻き付けられており、3つの磁気ヘ
ッドは、それぞれ、磁気テープ17上を斜めに走査する
いわゆるヘリカルスキャン型のVTRである。
【0024】前述した記録アンプ9の出力は、従来から
よく知られているロータリー・トランスを通して、回転
シリンダ15の円周上でお互いに約180度対称に配置
された2つの磁気ヘッド19および20に導かれ、磁気
テープ17上に第1および第2の信号記録トラックを形
成する。さらに、前述した記録アンプ14の出力は、磁
気ヘッド21に導かれ、磁気テープ17上に第3の信号
記録トラックを形成する。
【0025】ここで、記録アンプ9の出力は、磁気ヘッ
ド19および20の記録電流値が磁気テープからの再生
出力がほぼ最大となる記録レベル、いわゆる飽和記録レ
ベルに設定されている。それに対して、記録アンプ14
の出力は、磁気ヘッド21の記録電流値が磁気テープか
らの再生出力が最大となる記録レベルよりも若干低くな
る記録レベルに設定されている。磁気ヘッド21の記録
レベルは過飽和記録レベルより小さいので、第3の信号
記録トラックが第1の信号記録トラックに重なっても、
第1の信号は完全に消去されないで、第2の信号トラッ
クに第1の信号を残留させることが可能である。
【0026】すなわち、本実施例においては、回転シリ
ンダの1回転毎に従来のFM輝度信号と低域変換色信号
を2つのトラックを用いて記録再生しながら、さらに従
来の低域変換色信号よりも高品質な色信号を新たに形成
した1つのトラックにより記録再生することができる。
【0027】従って、本実施例のVTRで記録したテー
プを従来のSVHS方式またはVHS方式のVTRで再
生しても、従来VTR方式でも信号は記録されているの
で、なんらカラー映像信号の再生に支障は生じない。
【0028】図2に記録トラックパターンの一例を示
す。ここでは、本発明をSVHS方式VTRの長時間記
録モード(EPモード)に適用した場合について説明す
る。この場合、回転シリンダが半回転する期間に、磁気
テープはキャプスタンモータによりドランブされて1
9.3μmだけ移動する。磁気ヘッド19および21の
ヘッド・トラック幅とアジマス角度は、それぞれ、26
ミクロンメータと+6度および18ミクロンメータとー
15度とする。また、磁気ヘッド20のヘッド・トラッ
ック幅とアジマス角度は、26ミクロンメータとー6度
とする。
【0029】図2において、T1(+6)、T1(−
6)は、それぞれ、磁気ヘッド19および20により記
録されたトラックであり、T2(ー15)は、磁気ヘッ
ド21により記録されたトラックである。また、T1
(+6)、T1(−6)の記録トラック幅は、15.3
ミクロンメートル、T2(ー15)の記録トラック幅
は、8ミクロンメートルである。
【0030】なお、磁気ヘッド21のアジマス角度は、
特に上記例の角度に限定されず、その他の磁気ヘッドと
の関係で、それぞれ、隣接トラックからのクロストーク
妨害が少なく高SN比で所望の周波数特性が得られる角
度であればよい。なお、ここで、記録トラックT2(ー
15)のアジマス角度は、磁気テープの配向方向に対し
て垂直に近い角度を選ぶことにより、短波長においてよ
り高い再生出力を得ることが可能である。この様な磁気
テープの配向方向に対する記録トラックのアジマス角度
と再生出力に関しては、公知の実験事実である。
【0031】また、記録パターンにおいて、隣接するト
ラックの信号が、2〜5H以内しか離れていないY/C
信号であるなど、隣接したY信号とC信号とにそれぞれ
相関のある信号を選ぶと、再生時にFM復調の三角ノイ
ズの原理により、再生時の隣接トラックからのクロスト
ーク妨害を低減することが可能である。
【0032】次に、図2のトラック・パターン形成の原
理説明図を図3に示す。図3において、磁気ヘッド21
による記録トラックを8ミクロンメータだけ残すため
に、磁気ヘッド19のヘッド下端の相対高さを磁気ヘッ
ド20の下端の相対高さより4ミクロンメータだけ下げ
ている。180度対向の2つの磁気ヘッドの下端の相対
高さをずらすことによって磁気ヘッド21による新トラ
ックを確保しながら、磁気ヘッド19および磁気ヘッド
20の記録トラック幅を等しくすることが可能になる。
【0033】図4に本記録方式の周波数配置の例を示
す。図4(a)は、本発明を従来のSVHS方式VTR
に適用した場合である。FM輝度信号は約1MHzから
約10MHzの帯域で使用されており、11MHz以上
の帯域には信号が記録されていない。ここでは、8MH
zから11MHzの帯域にFM色信号を記録し再生す
る。FM色信号を良好に記録再生するには、FM信号の
上側クリップ周波数における再生キャリアのCN比が約
35dB(ノイズ帯域30kHz)以上あれば十分であ
る。
【0034】本発明の実現性は、実験により、SVHS
用の磁気テープを使用すれば、記録トラック幅が8ミク
ロンメータで、11MHz付近のCN比を35dB以上
確保することが可能であることが確認された。ここで
は、FM色信号の記録帯域を8MHzから11MHzと
したが、1MHzから4MHzの帯域でも、VHSの場
合と同じ5.5MHzから8.5MHzの場合でもアジ
マス損失効果を利用してFM輝度信号とFM色信号は帯
域共有が可能である。
【0035】SVHS方式の場合と同様に、図4(b)
は、本発明を従来のVHS方式VTRに適用した場合で
ある。FM輝度信号は約1MHzから約6MHzの帯域
で使用されており、6MHz以上の帯域には信号が記録
されていない。ここでは、5.5MHzから8.5MH
zの帯域にFM色信号を記録し再生する。FM色信号を
良好に記録再生するには、FM信号の上側クリップ周波
数における再生キャリアのCN比が約35dB(ノイズ
帯域30kHz)以上あれば十分である。
【0036】本発明の実現性は、実験により、VHS用
の磁気テープを使用すれば、記録トラック幅が8ミクロ
ンメータで、8MHz付近のCN比を35dB以上確保
することが可能であることが確認された。また、FM輝
度信号とFM色信号の帯域が重なった場合でも、記録ト
ラック間のアジマス損失効果により、クロストーク妨害
を実用上問題にならない程度に低減することが可能であ
る。ここでは、FM色信号の記録帯域を5MHzから7
MHzとしたが、2MHzから4MHzの帯域でもアジ
マス損失効果を利用してFM輝度信号とFM色信号は帯
域共有が可能である。
【0037】再生時においては、2つの磁気ヘッド19
および20の出力は、ロータリー・トランスを通して、
再生ヘッドアンプ22にいたり増幅される。また、第2
の磁気ヘッド21の出力も、同様にロータリー・トラン
スを通して、再生ヘッドアンプ28にいたり増幅され
る。
【0038】再生ヘッドアンプ22の出力は、BPF2
3に至り、ここでFM輝度信号のみ抜き出され、FM復
調回路24にてベースバンド信号に復調された後にデイ
エンファシスされる。そして、FM復調回路24の出力
は1フィールドメモリ回路25において1フィールド期
間だけ遅延される。
【0039】また、再生ヘッドアンプ22の出力は、B
PF26に至り、ここで低域変換されている搬送色信号
が抜き出され、周波数変換回路27でもとのNTSC信
号の周波数に変換された後に1フィールドメモリ回路2
8で1フィールド期間だけ遅延された後にスイッチャ回
路35に入力される。
【0040】再生ヘッドアンプ29の出力は、BPF3
0に至り、ここでFM色信号を抜き出し、FM復調回路
31にてベースバンド信号に復調された後にデイエンフ
ァシスされる。さらに、FM復調回路31の出力はY/
C時間差補正回路32に入力される。Y/C時間差補正
回路32では、時間軸基準信号付加回路12において線
順次色信号に付加された水平同期信号とFM復調回路2
4の出力である再生輝度信号の同期信号の時間軸情報を
用いて、輝度信号と色信号の時間差(Y/C時間差)を
補正してゼロに近づける。
【0041】Y/C時間差補正回路32で補正された信
号は、ポストフィルタ回路33に入力され、プリフィル
タ回路11で行われたのと同様の信号処理が施され、一
組の(R−Y)信号と(B−Y)信号とに復元された
後、直角二層変調回路34で直角二層変調され、搬送色
信号となりスイッチャ回路35に入力される。一般に、
前述したポストフィルタ回路を通過させると、プリフィ
ルタ回路の場合と同様に、色信号が垂直方向にいわゆる
色にじみを若干起こすので、その垂直方向の色にじみを
低減するために、ラインメモリを増やした、より高次の
プリフィルタ回路を構成することが有効である。
【0042】また、編集などでダビングを重ねると、こ
の垂直方向の色にじみが積み重なって問題になるので、
本実施例においては、ポストフィルタを一度通過する
と、通過したことを表す識別信号をポストフィルタ回路
内において、色信号の垂直同期期間内に付加する。ポス
トフィルタ回路に入力する色信号に、ポストフィルタ回
路を通過したことを表す識別信号が付加されている場合
には、ポストフィルタ回路の動作としては、ラインメモ
リを用いた加算回路を通過せずに、単に、1H毎に色差
信号が切り替えられるだけである。
【0043】また、近年Y/C分離回路で実用化されて
きた方式と同様の考え方で、輝度信号や色信号の水平方
向、垂直方向、時間軸方向の相関検出を行い、色にじみ
を適応的に除去するロジカルなポストフィルタを構成す
ることも可能である。
【0044】さて、スイッチャ回路35では、シリンダ
の1回転期間のうち半回転期間においてFM色信号が記
録されているかいないかを判別する。その判別の結果、
もしFM色信号が再生されていない場合には、スイッチ
ャ回路35の出力として、周波数変換回路27で周波数
変換された信号が選択される。また、判別の結果、FM
色信号が再生されている場合には、スイッチャ回路35
の出力として、直角二層変調回路34の出力が選択され
る。尚、FM復調回路31でFM色信号が記録されてい
るかいないかを判別し、その判別の結果に基づいてスイ
ッチャ回路35の出力選択を制御するようにしてもよ
い。
【0045】次に、1フィールドメモリ回路25の出力
である再生輝度信号Yとスイッチャ35の出力である再
生された搬送色信号Cが加算回路36で加算され出力端
子37より出力される。また、1フィールドメモリ回路
25の出力である再生輝度信号Yとスイッチャ回路35
の出力である再生された搬送色信号Cが、それぞれ、コ
ンポーネント信号として、出力端子38より出力され
る。
【0046】本実施例の構成をSVHS方式VTRに適
用した実験を実施確認したところ、その効果として、再
生色信号の水平解像度は100本以上、SN比はAM、
PMとも50dB以上が得られた。ここで、線順次色信
号に、X=2程度のメイン・エンファシスをかけ、さら
にX=3程度のノンリニア・エンファシスをかけた。そ
して、FM信号のセンターキャリア周波数を約9.5M
Hzとし、FM周波数変移を1.2MHzとし、8MH
zから11MHzの帯域に線順次FM色差信号を記録再
生した。
【0047】以上のように本実施例によれば、カラー映
像信号が記録されている2つのトラックの間に、新たに
時間軸基準信号を持った線順次色差信号を周波数変調し
た新たな色信号を記録しているので、従来の家庭用VT
Rよりも、より高SN比で広帯域かつ高品位な色信号、
すなわち、再生色信号の水平解像度は約56本(従来2
8本の2倍)以上、SN比はAM、PMとも約48dB
以上を確保できる。
【0048】しかも、再生時、たとえば、前記新たな色
信号が再生されれば輝度信号とこの新たな色信号を出力
し、新たな色信号が再生されなければ輝度信号と低域変
換色信号を出力することにより、従来より広く使用され
ているVTRになんら変更を施すことなく、新記録方式
のVTRと従来記録方式のVTR間の信号再生互換が確
保できる。また、この方式では、特殊再生時などにおい
て、このFM変調された色信号が再生されない場合で
も、従来の低域変換色信号を使用することができるとい
う特徴がある。
【0049】また、線順次色差信号は時間軸基準信号を
持っているので、再生時にY/C時間軸誤差補正され、
ジッターによる画像の揺れから解放された落ち着いた再
生画が得られる。
【0050】さらに、線順次色信号のプリフィルタまた
はポストフィルタを通過することを表す識別信号を付加
するので、特に、ダビング時などにおいて、線順次色信
号の垂直方向への色にじみを防止できる。
【0051】なお、以上の実施例では、従来のカラー映
像信号トラック間に記録する信号の例としてフィールド
・スキップされた線順次色差信号をFM記録する場合に
ついて説明したが、上記の信号以外にも、フィールド・
スキップでなく時間軸上で連続した線順次色差信号を使
用し、2つの磁気ヘッドで、前記実施例と同様の構成で
記録再生しても同様の効果が得られる。
【0052】たとえば、本方式をSVHS方式のVTR
に適用する場合、1フィールド当りのトラックピッチが
58ミクロンメータで、比較的トラック幅に余裕があ
る、すなわち、FM信号の破れ限界に対してSN比に余
裕がある標準モードの場合には、従来の信号の記録トラ
ック幅を約40ミクロンメータ(記録ヘッドのトラック
幅を約47ミクロンメータ)とし、線順次色差信号の記
録トラック幅を約18ミクロンメータ(記録ヘッドのト
ラック幅を約25ミクロンメータ)とし、連続した各フ
ィールドでそれぞれの信号を記録する。この場合のトラ
ックパターンの一例を図5に示す。
【0053】また、1フィールド当りのトラックピッチ
が19.3ミクロンメータで、比較的トラック幅に余裕
がない、すなわち、FM信号の破れ限界に対してSN比
に余裕がない長時間モードの場合には、従来の信号の記
録トラック幅を約15.3ミクロンメータ(記録ヘッド
のトラック幅を約23ミクロンメータ)とし、線順次色
差信号の記録トラック幅を約8ミクロンメータ(記録ヘ
ッドのトラック幅を約15ミクロンメータ)とし、1フ
ィールドおきに線順次色差信号を記録するモードを持つ
ことができる。この記録方式は、既に、特願平4−20
4811号(平成4年7月31日出願、「磁気記録再生
装置」)に記載された方式である。
【0054】さらに、VHS方式のビデオムービーにお
いて、通常の直径62mmの回転シリンダの4分の3の
直径である小径回転シリンダを使用する場合には、一般
にヘッド数が、通常の直径62mmの回転シリンダの2
倍となり、シリンダが小さい上に取り付けヘッド数が2
倍に増え、製造がより困難になる。
【0055】そこで、本発明を用いると、標準モードで
は、従来の信号の記録トラック幅を約30ミクロンメー
タ(記録ヘッドのトラック幅を約30ミクロンメータ)
とし、線順次色差信号の記録トラック幅を約18ミクロ
ンメータ(記録ヘッドのトラック幅を約25ミクロンメ
ータ)とし、1フィールドおきに線順次色信号を記録す
るモードを持つことができるので、前記小径回転シリン
ダ上に搭載する磁気ヘッドの数を2個と最小限に抑える
ことが可能である。
【0056】すなわち、線順次色差信号の記録は、標準
モードにおいてのみで、かつフィールド・スキップで記
録するので、前記線順次色差信号記録ヘッドの数として
は、通常の直径62mmの回転シリンダでは1個、その
4分の3の直径である小径回転シリンダでも2個と、そ
れぞれフィールドで連続した信号の記録を行う場合の半
分ですむ。そこで、この場合、小径回転シリンダを用い
た小型ムービーにおいて有望な方式である。なお、通常
の直径62mmの回転シリンダでは、フィールドで連続
した色信号とフィールドスキップ色信号の両方を記録再
生し、小径回転シリンダではフィールドスキップ色信号
のみの記録再生を行う方式も、通常の直径62mmの回
転シリンダ方式においてフィールドメモリを使用するこ
とにより記録再生が可能である。
【0057】また、記録する信号形態として、線順次色
信号の代わりに、放送・業務用として用いられているM
2方式VTRで採用されている時間軸伸張圧縮方式(T
CI方式またはCTCM方式)の色信号を用いても同様
の効果を得る。さらに、色信号をディジタル変調し記録
しても同様の効果を得る。
【0058】色信号だけでなく帯域圧縮された輝度信号
も同時にデイジタル変調した信号を記録しても同様の効
果を得る。さらに、映像信号以外の音声信号やインデッ
クス信号や制御信号をアナログまたはデイジタル変調し
た信号の記録再生も可能である。
【0059】以上の様に、第2の磁気ヘッドにより新た
に記録する信号としては、あらゆる情報をアナログまた
はデイジタル変調した信号の場合でも同様の効果を得る
ことができる。
【0060】これらの実施効果は、NTSC方式のVT
Rに限らず、PAL方式のVTRでも同様の実施効果を
得ることができる。すなわち、基本的に、NTSC方式
のVHS−VTRでは、回転シリンダは1秒間に約30
回転し、テープとヘッドの相対速度は5.8m/秒であ
るが、PAL方式のVTRでは回転シリンダは1秒間に
約25回転し、それは4.85m/秒である。よって、
PAL方式VTRにおける信号の記録周波数がNTSC
方式の場合と同じならば、相対速度が約6分の5になっ
た分だけ記録波長が短くなり、テープ・ヘッド系のSN
比が劣化する。しかし、もともと、NTSC方式におけ
るテープ・ヘッド系のSN比に余裕をもたせたり、スー
パーリミッタなどと呼ばれるFM復調破れに強い新しい
FM復調回路などを用いると、実用上問題にはならな
い。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明はカラー映像信号
を記録再生するVTRに関し、フィールド・スキップし
た時間軸基準信号を付加した線順次色差信号を周波数変
調し、従来のカラー映像信号が記録されているトラック
間に別ヘッドにより記録することにより、従来の家庭用
VTRよりも、より高SN比で広帯域な高品位色信号を
再生することが可能になる。しかも、本発明の方式で記
録した磁気テープを従来のVTRで再生する場合、従来
の低域変換色信号も記録されているので、従来VTRと
の互換性を確保することが可能である。
【0062】さらに、線順次色信号のプリフィルタまた
はポストフィルタを通過することを表す識別信号を付加
するので、特に、ダビング時などにおいて、色信号の垂
直方向への色にじみを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における記録系の要部
ブロック図 (b)同再生系の要部ブロック図
【図2】本発明の一実施例における記録トラックパター
ン図
【図3】図2の記録トラックパターンの形成方法の説明
【図4】(a)は本実施例をSVHS方式VTRに適用
した場合の周波数配置を示す図 (b)は本実施例をVHS方式VTRに適用した場合の
周波数配置を示す図
【図5】本実施例における他の記録トラックパターン図
【符号の説明】
1 複合カラー映像信号入力端子 2 Y/C分離回路 3 コンポーネント・カラー映像信号入力端子 4 スイッチャ回路 5 1フィールドメモリ回路 6 FM変調回路 7 低域変換回路 8 加算回路 9 記録アンプ 10 復調回路 11 プリフィルタ回路 12 時間軸基準信号付加回路 13 FM変調回路 14 記録アンプ 15 回転シリンダ 16 回転シリンダの回転方向 17 磁気テープ 18 磁気テープ進行方向 19 磁気ヘッド 20 磁気ヘッド 21 磁気ヘッド 22 再生ヘッドアンプ 23 BPF 24 FM復調回路 25 1フィールドメモリ回路 26 BPF 27 周波数変換回路 28 1フィールドメモリ回路 29 再生ヘッドアンプ 30 BPF 31 FM復調回路 32 Y/C時間軸誤差補正回路 33 ポストフィルタ回路 34 直角二層変調回路 35 スイッチャ回路 36 加算回路 37 複合カラー映像信号出力端子 38 コンポーネント・カラー映像信号出力端子

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたカラー映像信号を輝度信号と搬
    送色信号と2つの色差信号に変換する変換回路と、前記
    変換回路の出力である輝度信号を周波数変調する第1の
    周波数変調回路と、前記変換回路の出力である搬送色信
    号を低域変換する低域変換回路と、前記2つの色差信号
    を入力し、複数のラインメモリ、複数の乗算器、加算
    器、およびカラー映像信号の1水平同期期間毎に前記2
    つの色差信号を順次切り換える切り替え回路により構成
    されているプリフィルタ回路と、前記プリフィルタ回路
    の出力である線順次色差信号に時間軸基準信号を付加す
    る時間軸基準信号付加回路と、前記時間軸基準信号付加
    回路の出力信号を周波数変調する第2の周波数変調回路
    と、前記低域変換された搬送色信号および周波数変調さ
    れた輝度信号を加算する加算回路と、前記加算回路の出
    力であるカラー映像信号を磁気記録媒体上に記録し再生
    する第1の磁気ヘッド対と、前記第1の磁気ヘッド対に
    より記録する2つの信号記録トラックの間に前記第2の
    周波数変調回路の出力である周波数変調された線順次色
    差信号を記録する第2の磁気ヘッドと、再生時には前記
    時間軸基準信号を用いて再生輝度信号との時間軸誤差を
    取り除いて再生線順次色信号を得るY/C時間軸誤差補
    正回路と、前記再生線順次色信号を入力し、補完された
    2つの色差信号を出力する、複数のラインメモリ、複数
    の乗算器、加算器、およびカラー映像信号の1水平同期
    期間毎に順次切り換える切り替え回路により構成されて
    いるポストフィルタ回路を具備することを特徴とするカ
    ラー映像信号磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】記録時に色差信号がプリフィルタ回路を通
    過する場合、前記プリフィルタ回路は、前記色差信号が
    前記プリフィルタ回路を通過したことを表す識別信号を
    前記色差信号に付加するプリフィルタ通過識別信号付加
    回路を内部に具備することを特徴とする請求項1記載の
    カラー映像信号磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】プリフィルタ通過識別信号付加回路は、輝
    度信号の垂直同期期間に相当する期間内において、識別
    信号を、色差信号に付加することを特徴とする請求項2
    記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】プリフィルタ通過識別信号付加回路は、輝
    度信号の水平同期期間に相当する期間内において、識別
    信号を、色差信号に付加することを特徴とする請求項2
    記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】ポストフィルタ回路は、再生時に再生信号
    が前記ポストフィルタ回路を通過する場合、前記ポスト
    フィルタ回路を通過したことを表す信号を色差信号に付
    加するポストフィルタ通過識別信号付加回路を内部に具
    備することを特徴とする請求項1記載のカラー映像信号
    磁気記録再生装置
  6. 【請求項6】ポストフィルタ通過識別信号付加回路は、
    輝度信号の垂直同期期間に相当する期間内において、識
    別信号を、色差信号に付加することを特徴とする請求項
    5記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】ポストフィルタ通過識別信号付加回路は、
    輝度信号の水平同期期間に相当する期間内において、識
    別信号を、色差信号に付加することを特徴とする請求項
    5記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  8. 【請求項8】識別信号は、矩形波により構成された同期
    信号であることを特徴とする請求項2または5記載のカ
    ラー映像信号磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】識別信号は、正弦波により構成されたバー
    スト状の同期信号であることを特徴とする請求項2また
    は5記載のカラー映像信号磁気記録再生装置。
  10. 【請求項10】再生時に第2の磁気ヘッドにより周波数
    変調色信号が回転シリンダの約半回転期間において再生
    される場合には、第1の磁気ヘッド対により再生された
    周波数変調輝度信号を周波数復調した輝度信号と、前記
    第2の磁気ヘッドにより記録された周波数変調色信号を
    周波数復調した色信号とをポストフィルタ回路を通過さ
    せた信号を加算し、再生カラー映像信号として出力し、
    再生時に前記第2の磁気ヘッドにより周波数変調色信号
    が再生されない場合には、前記第1の磁気ヘッドにより
    再生された周波数変調輝度信号を周波数復調した輝度信
    号と前記低域変換された搬送色信号を前記入力時と同周
    波数帯域の搬送色信号に周波数変換した搬送色信号を加
    算し、再生カラー映像信号として出力するように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載のカラー映像信号磁気
    記録再生装置。
  11. 【請求項11】第1の磁気ヘッド対は回転シリンダ上に
    概略180度対称に配置されており、そのアジマス角度
    は互いに逆アジマスの関係にある2つの磁気ヘッドであ
    り、かつ、前記第2の磁気ヘッドは回転シリンダ上にお
    いて前記第1の磁気ヘッド対の間に配置されており、そ
    のアジマス角度は前記第1の磁気ヘッド対のアジマス角
    度とは異なるアジマス角度である1個の磁気ヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1記載のカラー映像信号磁気
    記録再生装置。
  12. 【請求項12】第1の磁気ヘッド対は回転シリンダ上に
    概略180度対称に配置されており、そのアジマス角度
    は互いに逆アジマスの関係にある2つの磁気ヘッドであ
    り、かつ、前記第2の磁気ヘッドは前記回転シリンダ上
    において前記第1の磁気ヘッド対の間に配置されてお
    り、そのアジマス角度は前記第1の磁気ヘッド対のアジ
    マス角度とは異なるアジマス角度である2個の磁気ヘッ
    ドであることを特徴とする請求項1記載のカラー映像信
    号磁気記録再生装置。
  13. 【請求項13】輝度信号を、記録時にFM変調されるよ
    り前、または、再生時にFM復調されるより後に、前記
    輝度信号の1フィールド期間だけ遅延する遅延回路を具
    備していることを特徴とする請求項1記載のカラー映像
    信号磁気記録再生装置。
JP4303530A 1992-11-13 1992-11-13 カラー映像信号磁気記録再生装置 Pending JPH06153229A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5227559A (en) * 1988-02-03 1993-07-13 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Process for preparing alkyl-subtituted aromatic hydrocarbons

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5227559A (en) * 1988-02-03 1993-07-13 Sumitomo Chemical Company, Ltd. Process for preparing alkyl-subtituted aromatic hydrocarbons

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