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JPS6318817B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318817B2
JPS6318817B2 JP53139483A JP13948378A JPS6318817B2 JP S6318817 B2 JPS6318817 B2 JP S6318817B2 JP 53139483 A JP53139483 A JP 53139483A JP 13948378 A JP13948378 A JP 13948378A JP S6318817 B2 JPS6318817 B2 JP S6318817B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
resistor
relay
starting
vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53139483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54113081A (en
Inventor
Defuiripisu Pietoro
Sarubatoore Amedeo
Torama Ruiji
Notaro Jiusetsupe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JPS54113081A publication Critical patent/JPS54113081A/ja
Publication of JPS6318817B2 publication Critical patent/JPS6318817B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H61/00Electrothermal relays
    • H01H61/002Structural combination of a time delay electrothermal relay with an electrothermal protective relay, e.g. a start relay
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Thermally Actuated Switches (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、単相モータ始動用リレーに関し、特
に改良型サーマルリレーを用いた電気冷蔵庫の圧
縮機等で使用される単相非同期モータの始動用リ
レーに関する。より詳しく述べると、本発明は、
電気抵抗が正の温度係数(PTC)を持つ物質の
ウエーフア(wafer)を使つた、ソリツド・ステ
ートサーマルリレーを用いる。そのPTC材料と
しては、この方面の技術に熟達した者がよく知つ
ている種類の材料を使う。
[従来の技術] 従来は、モータ始動用として、冷蔵庫の圧縮機
モータ等の始動巻線には正の抵抗温度係数を持つ
抵抗素子を直列に接続して、モータ始動時には始
動巻線に大きな始動電流が流れるようにしてい
る。その後この抵抗素子はモータ電流により自己
加熱し、モータの回転中は高抵抗状態に保たれ
る。つまり、始動動作完了後始動巻線に流れる電
流は非常に小さくなるようにしている。また、モ
ータ保護装置その他の働きによりモータの回転が
停止されると、この抵抗素子の温度は下がり、次
のモータ始動に備えるようにしている。以上のよ
うな従来の構成においては、モータの正常回転中
も抵抗素子で電力消費が行なわれ、少くなくとも
ある程度は、モータの動作効率に影響を及ぼす。
更に、抵抗素子が十分冷えていないときには、モ
ータを再始動させようとしても、抵抗素子の状態
により正常な再始動が行なわれないかもしれな
い。そこで、抵抗素子の電力消費を非常に低いレ
ベルに抑え、同時に、モータの停止後すぐ再始動
させたい場合にもすみやかにモータ再始動が可能
となるよう、モータ停止後急速に冷えるような抵
抗を利用することが望ましい。
[発明が解決すべき問題点] 本発明は、正の抵抗温度係数を持つ抵抗素子を
用い、モータ回転中の抵抗素子における電力消費
損失を非常に低いレベルに抑え、かつ、モータ回
転の中断後モータの再始動に備え素早くリレーを
リセツトするため上記抵抗素子が急速に冷えるこ
とのできるモータ始動用リレーを提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] 始動用リレーは、正の抵抗温度係数をもち、あ
る選択された温度レベル以上に熱せられると抵抗
率が急激に増加する材料で作つた抵抗器と、上記
抵抗器をモータの始動巻線と直列に接続するため
上記抵抗器の反対側の両面にそれぞれ電気的に接
触する弾力性ある導電性金属の一対の接触装置
と、熱絶縁材料で作られこれらの抵抗器と接触装
置を収める容器とからなり、一対の接触装置は、
容器と抵抗器のそれぞれの両面との間に配置さ
れ、抵抗器の表面の大部分は、容器から離して保
持され、接触装置は比較的高い熱抵抗の材料の少
なくともいくらかの導電性金属部分をもちまた、
容器は、接触装置の熱伝導特性と協力するため始
動用リレーの熱質量及び容器の表面積対体積比を
制限するために、小形で球形で抵抗器及び接触装
置の本質的部分を実質的に囲みかつしつかりと取
り巻いている。
[作用] 抵抗器は、一対の接触装置を通つてモータの始
動巻線と電源の間に直列に接続され、始動時には
抵抗器は抵抗率が低いので十分な始動電流が流れ
てモータは始動するが、始動が完了すると抵抗器
の自己加熱により抵抗率が急激に増加して始動巻
線には電流が流れなくなりモータは主巻線に流れ
る電流により回転を続ける。抵抗器の両面は一対
の接触装置により容器から離れて保持され、抵抗
器から容器への直接の熱伝導を阻止し、また接触
装置はその比較的高い熱抵抗の導電性金属部分に
より抵抗器から接触装置を経て容器への熱伝導も
阻止する。また、抵抗器及び接触装置を取り囲む
小形で球形の容器は、その表面積対体積比を制限
する。
[実施例] 以下に添付図面を参照しながら、本発明をその
望ましい実施例について説明する。
まず第1図において、サーマルリレーを用いる
本発明による始動用リレー50には電気的及び熱
的な絶縁材料でできたケース(容器)1があり、
そのケース1の中には、この方面の技術に熟達し
た者ならよく知つているような種類の正の温度係
数(PTC)を持つ材料(例えば、ダンホス
(Danfoss)A/Sの米国特許第3750082号及び第
3842188号を参照)でできた抵抗器としてのウエ
ーフア2が配置してある。このPTCウエーフア
2は、モータの始動巻線と直列に接続されるよう
になつており(第10a図〜第10c図)、モー
タの始動時には始動巻線はウエーフア2を通して
励磁され、そしてモータの始動が完了すると非励
磁となる。モータの始動開始時にはウエーフア2
は比較的に冷えており電気抵抗が低くモータ始動
のため大きな電流を流す。この大きな電流により
ウエーフア2は直ちに自己加熱を始めて次第に抵
抗が大きくなり、これにより始動巻線の電流も減
少する。これは、ウエーフア2を流れる減少した
電流により発生する熱がウエーフア2で消費され
る熱と平衡するまで続く。平衡した状態では始動
巻線電流は極めて小さいので始動巻線は実質的に
非励磁となるが、ウエーフア2はその平衡した温
度に維持される。ウエーフア2の大きさは、始動
巻線の必要な機能を十分に実現できる範囲内で、
より小さいことが望ましい。PTC材料としては、
従来からあるドーピングによるチタン酸バリウム
セラミツクを使つていて、そのキユリー点温度は
130℃である。標準的なウエーフア2の寸法は直
径1.75cmで、その重さは220Vモータ用の場合約
5g、120Vモータ始動用の場合は小さくなつて
約3gである。
ウエーフア2の位置は、ケース1の内面にある
リブ(rib)3と、電気的な接続装置6,7に固
定されている二つの板ばね4,5とによつて決め
られている。接続装置6,7と板ばね4,5によ
り一対の接触装置を構成する。接続装置6,7に
ついては以下で詳しく説明する。板ばね4,5に
はフイン(もしくはアーム)4a,4b及び5
a,5bがあつて、それぞれ、ウエーフア2の両
面に従来の方法で付着されている金属面8,9に
接触するようになつている。
電気接続装置6,7には、上部に「クイツク・
コネクト(quick−connect)」型端子10,1
0′,11,11′が、下部には弾力性のある「プ
ラグ・オン(plug−on)」コネクター12,13
が付いている。「プラグ・オン」コネクター12,
13は、冷蔵庫圧縮機の、参照番号51で示す、
気密コネクタ(フユーザイト(fusite))上もし
くは適当な端子板上のピン51.1に差し込む
と、自動的に調節されてはまるようになつてい
る。このような気密コネクタ51を使用する理由
は、冷蔵庫圧縮機用モータは、従来から密閉ケー
スに収められ、このため外部配線との接続のため
気密コネクタ51を必要とする。気密コネクタ5
1(一般にフユーザイトコネクタと呼ばれる)
は、ガラス封止の引出しピンをもち、これらのピ
ンはモータ巻線に接続されると共にモータのケー
スから相互にも、またケースに対しても封止さ
れ、電気的に絶縁されてモータのケースから突出
する。「プラグ・オン」コネクター12,13は、
これら気密のコネクタピンに自動的に調節されて
嵌まるようになつている。このような引出しピン
のための気密コネクタ51は、第1図及び第11
a図〜第11c図に示され、ピンは参照番号5
1.1で示され、また第10a図〜第10c図で
は、黒点がこれに相当する。また電気接続装置
6,7は、ケース1の内側に作つてある突出部
(もしくはリブ)14,15及び16,17によ
つて適切な位置に保持されている。ケース1の外
側には孔18,19があつて、装置のふたに作つ
てあるつめ(もしくは舌)をはめるようになつて
いる。第1図にはそのつめは示されていない。
第2図は第1図を2−2の線で切つた断面図
で、ケース1にふた20が嵌つているところを示
してある。ふた20のはつきり図示しなかつた部
分は破線21で外形を示した。つまり曲面部分2
0aは波状の平面部分20bとつながつていて、
本発明の装置を気密コネクタ51もしくは他の電
気接続装置のピン51.1に差し込むのに便利な
ようになつている。
第3図は、第1図の3−3の線で切つたときの
断面図で、同図装置を気密コネクタ(フユーザイ
ト)51(もしくは他の接続装置)と切り離した
状態で示してある。この図では、ふた20がケー
ス1にはめてあつて、孔18,19にはふた20
のスナツプ動作をするつめ(もしくは舌)22,
23が係合している。端子10,11はピン・ケ
ーブル56へとつながつている。その他の要素に
ついては説明済みであるから、ここで繰り返すこ
とはしない。
第4図には、第2図及び第3図に部分的に示し
た、ふたを上からみたところが表わしてある。図
のように四角形のフランジ素子24には、接続端
子10,10′,11,11′を通す孔25,2
6,27,28と、ケース1の孔18,19には
め込むつめ(もしくは舌)22,23とが付いて
いる。また第4図中には曲面部分20aと波状部
分20bも示してある。第5図は、第4図を線5
−5で切つたときの断面図である。
第6図及び第7図は、それぞれ、第2図及び第
3図に部分的に示したふたを下から見たときの図
と、7−7の線で切つたときの断面図とである。
これらの図にはふた20の内側にあるリブ3.
1,3.2が示してあつて、これらのリブによ
り、第7図中に破線2aで示すウエーフア2の位
置を定めている。またこれらのリブはウエーフア
2を囲むようになつているが、ウエーフア2の温
度がモータ回転中の温度に達した後は、ウエーフ
ア2からケース1への熱伝導が最少になるよう、
つまりはウエーフア2の電力損失が最少になるよ
うにしてある。ケース1及びふた20の形もリレ
ー全体としてみれば、図にあるように、だいたい
球形の外形をしていて、サーマルリレーの構造を
表面積対体積比が最少になるようにすることによ
り、サーマルリレーの温度がモータ回転中の温度
に達した後の電力損失をさらに小さくしている。
第8図には、本発明による始動用リレーの電気
接続装置6もしくは7の細部が示してある。接続
装置7について説明すると、その本体29上には
「クイツク・コネクト」型の端子11,11′が形
成され、また「プラグ・オン」型のソケツト13
が本体29に溶接されている。ソケツト13は気
密コネクタ51上のピン51.1に接続されるよ
うになつている。本体29の中央部には、先に第
1図の4,5について説明したように、ウエーフ
ア2を保持し、それと接触する薄いばね5が固定
されている。その、本体への固定法としてはスポ
ツト溶接が望ましい。
第9a図及び第9b図は、本発明による始動用
リレー(サーマルリレー)のウエーフア2を、保
持しそれと接触するばね5の細部を表わした図で
ある。
ばね5の本体30は適当な導電率を持ち、か
つ、比較的高い熱抵抗を持つ、ステンレス・スチ
ールのような金属材料でできていて、その中央部
分31は、この始動用リレーの電気接続装置7本
体29に固定(スポツト溶接によることが望まし
い)するようになつている。またこのばね本体3
0には2つのフイン(fin)32,33があつて、
それらの狭くなつている端34,35は折り返し
になつている。これらの端部分にはそれぞれ高導
電性物質(銀等)の層36が付けてあつて、ウエ
ーフア2の金属面8もしくは9と良好な電気的接
触をするようになつている。銀コーテイングは、
「トツプ・レイ(top−lay)」、「メツキ」、「テープ
溶接」等の適当な方法によつて行なう。ばね4,
5を高熱抵抗材料で作り、その断面積を比較的小
さいものにし、また、ウエーフア2との間の熱伝
導部分を小さくしてあるのは、ウエーフア2から
ケース1への熱伝導を小さくし、それによつてリ
レーの温度がモータ回転時の温度に達してからの
電力損失を少なくするためである。つまり、それ
らのばねを、ウエーフア2とサーマルリレー容器
1との間の熱的障壁にしているのである。ウエー
フア2の熱消失を効果的に阻止するため、ばね
4,5の熱抵抗RT(秒・℃/カロリー)は1000程
度以上であることが望ましい。
また、機械的な意味から、フイン32,33に
はフイン強化用リブ37,38が付けてあつて、
フイン32,33をウエーフア2に適当な圧力で
押し付けるようにしてある。さらに、図示してい
ないが、フイン32,33に溝を設けて、ばね
4,5を通しての熱伝導を抑えることも考えられ
る。溝を設ける場所としては、フイン中央のリブ
37のところや、リブ38のところが考えられ
る。上に説明した構造のばね30は1つの実用的
な例であるが、本発明の始動用リレー50にはコ
イルばねを使うこともできる。
本発明の望ましい実施例においては、ウエーフ
ア2の寸法を小さく選んであり、先に述べたよう
にサーマルリレーの容器の外形はだいたい球形
で、ばね4及び5も先に説明したように熱抵抗が
大きいため、モータ回転時の温度でのこのサーマ
ルリレーからの損失は、120Vもしくは220Vのモ
ータに使用した場合、モータ停止後再始動に備え
200秒程度以下の時間で冷えるようにしていても、
2.0W程度以下という小さい値になつている。つ
まり、サーマルリレーでの電力損失をできるだけ
小さくするため、高抵抗状態でウエーフア2に流
れる電流レベルが低くなるよう熱消失速度を抑え
たとしても、先に説明したようにこのサーマルリ
レーは熱容量が小さい構造をしているから、モー
タ停止後比較的短い時間の内に冷えて、元の状態
に戻ることができるのである。
付け加えると、ウエーフア2とばね4,5との
系の機械共振周波数が通常遭遇する励振周波数よ
り遠く離れた適切な周波数となるよう、ばねの構
造及び係数K=応力/歪を選ぶべきである。励振
周波数としては、冷蔵庫用モータ圧縮機の場合、
50Hzから60Hzの電源により発生するものが考えら
れる。したがつて、ばね−ウエーフア系の共振周
波数は300Hz以上にすることが望ましい。
ウエーフア2の各面に2つずつある「クイツ
ク・コネクト」端子により、第10a図、第10
b図、第10c図のような各利用法が可能となつ
ている。
第10a図はウエーフア2だけを使つての始
動、第10b図はウエーフア2と並列コンデンサ
55を使つての始動、第10c図はウエーフア2
と直列コンデンサ55を使つての始動をそれぞれ
示している。このような構成において、ウエーフ
ア2はモータ始動のため最初は大きな電流を始動
巻線に流すが、自己加熱の期間が過ぎると温度が
上昇して抵抗が増加し、モータ始動が完了すると
本質的に非励磁とする。これらの回路構成は、こ
の方面の技術に熟達した者ならよく知つているの
で、ここでは詳しく説明しない。
第10a図及び第10b図の回路構成の場合、
サーマルリレーを第1図や第2図に示したような
気密コネクタにつなぐ、つまりサーマルリレーを
気密コネクタの2つのピンに差し込んで電気的に
接続するのである。
一方、第10c図のように直列コンデンサを使
う場合は、気密コネクタの1つのピンはサーマル
リレーと電気的に接続するが、もう1つの別のピ
ンとは電気的にではなく物理的に補助構成要素で
つないで、サーマルリレーを支えるようにする。
第11a図、第11b図、第11c図には、第
10c図の回路でサーマルリレー50をモータ上
の三極気密コネクタ51に固定する、本発明によ
る3つの例が示してある。
第11a図では、「プラグ・オン」コネクター
12,13の一方と、補助ブラケツト53とを使
つて、サーマルリレー50を気密コネクタ51に
固定している。第11b図は、サーマルリレー5
0のケース上に直接支持部分54が形成されてい
る例である。第11c図は第11b図の変形で、
第11b図とは異なる位置に支持部分54があ
る。
第12図は、本発明に使用するサーマルリレー
製造の、円形構成を持つ組み立てラインを例示し
たものである。以下に説明する、本発明による方
式では、「オン・ライン」の部品組み立てと「回
転台」上の部品組み立てとが組み合わせてあり、
それらの間に同期がとられている。これらのライ
ンの各工程を以下に説明する。
まず、ストリツプ(strip)形式の接続装置6,
7を2つの組み立てラインA,B及びA′,B′に
入れる。A,A′では、コネクタ12,13が供
給され、これらを接続装置6,7上に位置決めし
て溶接する。B,B′では、ストリツプ形式のば
ね4,5が供給され、このばねを接続装置6,7
上に位置決めして溶接し、さらにばねストリツプ
から切り離す。
以上の工程によつて、上記ライン終端では、コ
ネクター12,13及びばね4,5が取り付けら
れたストリツプ形式になつている接続装置6,7
が得られ、あとはこれらをケース1に差し込めば
よい。
その組み立て工程内容は以下の通りである。
回転台装置56のステーシヨン(station)C
にケース1が振動ルーラーで送られてくると、こ
のステーシヨンではそのケースを回転台上にある
適当な取り付け具に載せる。
台が回転すると、載せられたケースはステーシ
ヨンDに移る。
その間に上記補助ラインA,B及びA′,B′か
ら、コネクターとばねの付いた、依然ストリツプ
形式の接続装置6,7がステーシヨンD及びEに
送られる。
ステーシヨンD及びEでは、コネクター及びば
ねの付いた接続装置をつかみ、これをストリツプ
から切り離し、続いてケース1に押し込む。
ステーシヨンFでは、送り装置によりPTCウ
エーフアを接点(ばね4,5の)の間に差し込
み、それらの接点の力でウエーフアを保持させ
る。
以上のようにして組み立てられたサーマルリレ
ー構成要素は、回転台によつてステーシヨンGに
移動する。ステーシヨンGへはふた20が振動ル
ーラーで運ばれてきていて、ここでケースにふた
を載せ、はめ込む。
組み立て終わつたサーマルリレーはステーシヨ
ンHで吐き出され、自動的に処理ラインJ及びK
に送られる。ラインJ及びKでは以上に説明した
装置等の各種データの記録及び管理を行なう。
図示の例では機械的かみ合わせによりケースに
ふたを組み付けているが、接着剤や超音波溶接
法、熱的方法によつてふたをケースに固定するこ
ともできよう。
またウエーフアを止めるのに板ばねを使う例を
説明したが、コイルばねを使うことにしても同じ
ことができる。
さらに、電気回路的には、サーマルリレーを気
密コネクタ(フユーザイト)に取り付けて使う例
を説明したが、それとは違う端子板に取り付けて
もよい。
目的によつて必要となる、もしくは、安全規準
に応じて必要となる場合には、上部「クイツク・
コネクト」端子をふたから伸ばしたおおいで保護
することも考えられる。
以上望ましい実施例について本発明を説明して
きたが、本発明の精神から離れることなく、変形
や修正を考えることができる。
[発明の効果] 正の抵抗温度係数をもつ抵抗器が、始動巻線と
主巻線をもつ単相モータの始動巻線に直列に接続
されるのでモータの始動時に十分の始動電流をモ
ータに供給すると共に始動が完了後は始動巻線に
流れる電流を有効に制限することができる。抵抗
器は容器から離れて一対の接触装置により保持さ
れ、また接触装置は比較的高い熱抵抗の導電性金
属部分をもつので、抵抗器から容器へまた抵抗器
から接触装置を経て容器への熱伝導を阻止するこ
とができる。一方容器は小形で球形であるので熱
質量が小さく表面積対体積比が制限される。従つ
て、始動用リレー全体としても、モータの回転中
は始動用リレーからの放熱が最小限にされるので
モータの運転効率を高めることができ、またモー
タの運転が中断されると迅速に冷えモータの再始
動に備えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による始動用リレーをふたを
はずして上から見た図である。第2図は、第1図
の線2−2で切つたときの断面図で、ふたははめ
てある。第3図は、第1図の面3−3での断面図
で、この図でもふたははめてある。第4図は、第
2図及び第3図に部分的に示したふたを上から見
た図である。第5図は、第4図の線5−5で切つ
たときの断面図である。第6図は、第4図のふた
を下から見た図である。第7図は、第6図の線7
−7で切つたときの断面図である。第8図には、
本発明による始動用リレーの電気接点細部を示
す。第9a図及び第9b図は、本発明による始動
用リレーで熱応答性ウエーフア(PTC)を保持
し、これと接触するばねの一つを詳しく示した図
である。第10a図、第10b図、及び第10c
図には、本発明による始動用リレーのための3つ
の回路構成を示している。第11a図、第11b
図、及び第11c図には、本発明による始動用リ
レーの各種機械的設置形式を示す。第12図は、
本発明による始動用リレーの組み立てライン概略
図である。 1……ケース、2……PTCウエーフア、4,
5……板ばね、6,7……電気的接続装置、1
0,10′,11,11′……「クイツク・コネク
ト」型端子、12,13……「プラグ・オン」コ
ネクター、51……気密コネクタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 正の抵抗温度係数をもち、ある選択された温
    度レベル以上に熱せられると抵抗率が急激に増加
    する材料で作つた抵抗器と、 上記抵抗器をモータの始動巻線と直列に接続す
    るため上記抵抗器の反対側の両面にそれぞれ電気
    的に接触する弾力性ある導電性金属の一対の接触
    装置と、 熱絶縁材料で作られ上記抵抗器と上記接触装置
    を収める容器とからなる始動用リレーであつて、 上記一対の接触装置は、上記容器と上記抵抗器
    のそれぞれの両面との間に配置され、上記抵抗器
    の表面の大部分は、上記抵抗器から上記容器への
    直接の熱伝導を阻止するため上記容器から離して
    保持され、上記接触装置は比較的高い熱抵抗の材
    料の少なくともいくらかの導電性金属部分をも
    ち、上記抵抗器から上記容器へ及び上記抵抗器か
    ら上記接触装置を経て上記容器の外部への熱伝導
    を阻止し、また、 上記容器は、上記接触装置の上記熱伝導特性と
    協力するため上記リレーの熱質量及び上記容器の
    表面積対体積比を制限するために、小形で球形で
    上記抵抗器及び上記接触装置の本質的部分を実質
    的に囲みかつしつかりと取り巻き、 これにより、上記リレーは、上記モータの始動
    が完了した後はモータの始動巻線に流れる電流を
    制限し、また上記モータの回転中はモータの運転
    効率を高めるため上記リレーからの放熱を最小限
    にし、一方、上記モータの運転が中断されるとき
    は迅速なモータ再始動を可能にするため上記リレ
    ーの冷えた状態になるまでの期間も最小にした始
    動巻線及び主巻線をもつ単相モータのためのモー
    タ始動用リレー。 2 特許請求の範囲第1項のモータ始動用リレー
    であつて、上記接触装置は、上記抵抗器を上記モ
    ータの始動巻線と直列に接続するためこれと電気
    回路を作る端子部分と、上記抵抗器の上記反対側
    両面に弾力性をもつて接触するため上記端子部分
    に取り付けられた比較的薄いばね部分を含み、上
    記薄いばね部分は、上記抵抗器と上記端子部分及
    び上記容器との間の熱障壁となるために上記高い
    熱抵抗の金属で作られているモータ始動用リレ
    ー。 3 特許請求の範囲第2項のモータ始動用リレー
    であつて、上記比較的薄いばね部分はステンレス
    スチールに作られているモータ始動用リレー。 4 特許請求の範囲第1項のモータ始動用リレー
    であつて、上記接触装置は少なくとも約1000秒・
    ℃/カロリーの熱抵抗をもち、また上記リレーは
    上記モータの正常回転運転中は約2ワツト以下の
    消費であるモータ始動用リレー。 5 特許請求の範囲第4項のモータ始動用リレー
    であつて、上記リレーは、上記モータの運転の中
    断後通常約200秒以内に冷えてそして上記リレー
    のリセツトができるように十分に小さい熱質量に
    調整したモータ始動用リレー。
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