JPS63178050A

JPS63178050A - 圧胴洗滌装置

Info

Publication number: JPS63178050A
Application number: JP62104874A
Authority: JP
Inventors: ウイリ　イエシュケ; クラウス　デュルナーゲル
Original assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Current assignee: Heidelberger Druckmaschinen AG
Priority date: 1986-04-29
Filing date: 1987-04-30
Publication date: 1988-07-22
Also published as: US4747348A; EP0243712A3; CN87102668A; DE3614496A1; EP0243712A2; CA1270147A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、圧胴にもたせ掛けることが可能な洗滌ローラ
を備え、圧胴のくわえ装置の部分において１、圧胴にも
たせ掛けることができ、洗滌液を吹付けることができる
、印刷機、特にオフセット印刷機の圧胴洗滌装置に関す
る。

〔従来の技術〕

ＤＥ−Ｏ３第２８１５３８８号公報から、印刷機特にオ
フセット印刷機のシリンダの洗滌装置が知られており、
この装置は実質的にはゴム胴の清掃に使用されている。

しかしながら、この装置は手動でも圧胴に当接すること
が可能である。この装置の軟い毛を備えた洗滌ローラは
、もたせ掛けられた状態において、摩擦によって傷めつ
けられる。洗滌作用を強化するため、洗滌液を洗滌ロー
ラに吹付けることができる。圧胴のくわえ爪の部分に設
けられた制御曲線が〜くわえ爪と衝突しないように、洗
滌ローラを圧胴の側面から持ち上げるのに使用される。

洗滌装置を手動で当接させることは、特に、同時に１つ
の圧胴しか洗滌することができないため、印刷業者にと
って時間的に不経済である。

さらに、洗滌ローラが摩擦によって傷めつけられ、した
がって圧胴の側面に洗滌を促進する磨き作用が生じない
ため、比較的長い洗滌時間を必要とする。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の基本的目的は、清掃を、迅速にしかも印刷業者
に大きな負担をかけることな〈実施することである。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は、洗滌ローラが、独自に駆動され圧胴の全幅
に延びた洗滌ブラシとして構成され、洗滌ブラシが圧胴
の回転する方向と逆方向に回転し、洗滌ブラシが圧胴の
回転数より高い回転数で回転し、洗滌ブラシが圧胴の側
面に自動的にもたせ掛けることができるようにすること
によって達成される。

〔作用〕

洗滌溶液で濡らされ比較的に高い回転数で圧胴と逆方向
に回転する洗滌ブラシが、紙はこり、インキ残部または
紙片などの汚れを、圧胴の側面から極めて迅速に除去す
る。通常、洗滌時間は僅か５０ないし６０秒である。洗
滌動作はいつも繰返すことができる。圧胴と反対方向の
洗滌ブラシの回転は、最大の相対運動および有効な磨き
作用を起生ずる。洗滌ブラシの独自の駆動によって、最
適の回転数に調整することが可能である。

洗滌ブラシは、やや球状に形成することができ、したが
って、その撓みが防止され、圧胴の全幅にわたって一定
の洗滌圧力が保証される。

霧の形成および近くの印刷機の部分への対応する湿気の
影響を防止するため、洗滌ブラシの剛毛尖端部が、もた
せ掛けられた位置において圧胴の側面と強く接触するよ
うに、圧胴の側面の方だけが開放された集合箱の中に、
洗滌ブラシが回転可能に設けられる。

本発明の好適な実施態様において、洗滌中に洗滌溶液を
洗滌ブラシに塗布する噴霧ノズルが、集合箱の中に洗滌
ブラシを平行に互いに規定の間隔を置いて設けられる。

このようにすることによって、洗滌ブラシの湿潤が極め
て良好に配分され、湿潤度の局部的な過多または不足が
防止される。洗滌ブラシを最適に作動させた場合、洗滌
剤を節約して使用することができる。汚れを除去するの
に丁度必要な範囲にだけ、圧胴の側面を濡らすことがで
きる。

本発明の別の好適な実施態様は、屈伸可能な調整装置、
例えば圧縮空気調整装置によって、集合箱を圧胴にもた
せ掛けることができるようにされている。このようにす
ることによって、洗滌ブラシが、もたせ掛けられた位置
においてくわえ爪ブリッジによって持ち上げられるよう
に、洗滌ブラシに作用する調整部材と協働する調整要素
を、圧胴のくわえ爪ブリッジに設けることができる。適
当な操作手段と連結された洗滌ブラシの前述の屈伸可能
な調整可能性にょって、洗滌ブラシを全自動的にもたせ
掛けることができる。このためには、予選択によって定
められた印刷機の圧胴またはすべての圧胴を同時に洗滌
することを可能にする予選択装置を備えた電子制御装置
だけが必要である。洗滌時間は、清掃を必要とする圧胴
の数と無関係である。この洗滌時間は、常に約５０ない
し６０秒である。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

唯一の図は、詳細には図示されていないオフセット印刷
ユニットの圧胴２の下に設けられた本発明による洗滌装
置ｌを示している。この洗滌装置１の主要な構成要素は
集合箱３なこの集合箱３は、はぼ矩形の断面を有し、圧
胴２の全幅に延びている。この集合箱３は、圧胴２の側
面４の方だけが開かれている。同様に圧胴２の全幅に延
び特に少く球状に形成されたローラ状洗滌ブラシ７の剛
毛６が、この開口部５から突出している。したがって、
洗滌ブラシ７の直径は、圧胴２の中央部において縁部よ
り幾分大きい。

洗滌プラン７の軸８は、軸受レバー９に設けられた図示
されていない球面軸受の中へ両端が突出している。

この軸受レバー９は、圧胴２の軸方向に見て、それぞれ
圧胴２の端面のすぐ横の集合箱３の端部にある。軸受レ
バー９は、固定されて延びた細工０に旋回可能に支承さ
れている。圧胴２に向いた軸受レバー９の端面工１は曲
線状に形成されている。この端面１１と、同様に圧胴２
の端面の外側でくわえ爪軸１３に固定された支持ローラ
１２とが接触する。洗滌ブラシ７の軸８は、集合箱３の
側壁の案内スリット１４がら突出し、集合箱３に形状結
合的に支承されている。

洗滌ブラシ７の下方にドクター１５が設けられている。

このドクター１５は、アングル材１６を介して集合箱３
の側壁１７に固定された円管からなっている。したがっ
て、ドクター１５が常に洗滌ブラシ７に入り込み、その
剛毛６から汚れを落とすため、洗滌ブラシ７はこの管状
のドクターＩ５によって常に自動的に充分に清掃される
。

集合箱３の底部壁１８は、圧胴２の回転方向と反対の方
向に幾分下方に傾斜してつくられている。この底部壁１
８の最下端の隅に排出口！９が設けられ、これに、汚れ
た洗滌剤をチューブ２１によって図示されていない収集
容器に導く排出管２０が接続されている。集合箱３の傾
斜した底部壁１８の上部に、噴霧ノズル２２が、互いに
規定の間隔を置いて組み込まれている。

この噴霧ノズル２２は、ユニオン継手２３を介して図示
されていないポンプと接続され、このポンプは、図示さ
れていない貯蔵タンクから洗滌剤を取り出し、加圧して
噴霧ノズルに供給する。

集合箱３の底部壁１８の外側にアイ形軸受２４があり、
この軸受２４を介して、圧縮空気調整装置２６の制御ロ
ッド２５が、集合箱３と屈伸自在に連結されている。こ
のアイ形軸受２４の回転軸２４は圧胴２の回転軸と平行
に延びている。圧縮空気調整装置２６は、主にシリンダ
と２つの端部において調整可能なピストンとからなって
いる。見ることができないピストンが、制御ロッド２５
と固く結合されている。その下端部に、圧縮空気調整装
置２６が、別のジャーナル軸受２７を介して軸受台２８
によって屈伸自在に保持されている。この軸受台２８は
、電動機３０の架台２９に固く螺着されている。さらに
、電動機３０の架台２９は、印刷機の図示されていない
フレーム壁に、固定した連結板３Ｉを介して固定されて
いる。

洗滌ブラシ７の駆動は電動機３０によって行われるが、
これは、第１の中間平歯車３３、第２の小さな中間平歯
車３４、および洗滌ブラシ７の軸８に設けられた平歯車
３５を介して、駆動平歯車３２によって行われる。第１
の中間平歯車３３は、図示されていない球面軸受を介し
て、固定されて延びた軸１０に回転可能に支承されてい
るが、その他の２つの平歯車３４および３５は、軸受レ
バー９に、図示されていない球面軸受を介１−て回転可
能に支承されている。

集合箱３を制御ロッド２５の上のアイ形軸受２４に屈伸
自在に支持し、貫通する軸ｌＯの周りに旋回可能な軸受
レバー９に軸８を支持することによって、一点鎖線で示
されているように、内部に洗滌ブラシ７が設けられた集
合箱３が、貫通する軸１０の回転軸線の周りに約６ない
し７°旋回され、したがって、洗滌ブラシ７を、圧胴２
の側面４にもたせ掛け、または側面４から離間すること
ができる。

次に、本装置の動作を説明する。

常時は集合箱３が離間された位置にある。洗滌ブラシ７
の軸８の軸線は、軸１０の軸線を起点とする下方の一点
鎖線３６上にある。しかしながら、図では洗滌装置１が
もたせ掛けられた位置で示されている。圧縮空気調整装
置２６のピストンは、その上部の位置にあり、制御ロッ
ド２５およびアイ形軸受２４によって、集合箱３を図示
の上部の位置に軸１０の回転軸線の周りに旋回している
。洗滌ブラシ７の剛毛６は、クリープ速度で回転する圧
胴２の側面４と、図示のように強く接触している。

もたせ掛ける前に、電動機３０は、図示の駆動歯車３２
ないし３５を介して、洗滌ブラシ７を特に２３３ＲＰＭ
の回転数で回転している。

洗滌ブラシ７の回転方向は、圧胴２の回転方向と逆であ
る。洗滌ブラシ７に記された二重矢印は、洗滌ブラシ７
の回転数が圧胴２の回転数より著しく高いことを示して
いる。洗滌ブラシ７の剛毛６が圧胴２の側面４と接触す
る直前に、調整可能な噴霧ノズル２２から適当に調合さ
れた洗滌溶液が剛毛６に吹付けられる。洗滌溶液として
は、特に非爆発性の溶剤が使用される。

ドクター１５は、圧胴２の側面４から再び採集された汚
れた洗滌液が、集合箱３に掻き落とされ、排出口１９、
排出管２０およびチューブ２１を通して、図示されてい
ない収集容器に排出されるようにされている。

圧胴２が回転する場合に洗滌ブラシ７が圧胴２のくわえ
爪≦ホ＜わえ爪３７と衝突しないようにするため、くわ
え軸１３に設けられた支持ローラ１２が曲線状の端面１
１に乗り上げ、この端面ば、洗滌プラク７が短時間だけ
集合箱３と共に、下方の一点鎖線の位置３６に旋回され
、したがって、洗滌ブラシ７の剛毛６に接触せずに、く
わえ爪３７が通過することができるように形成されてい
る。圧胴２のくわえ爪ブリッジが通過すると、直ちに洗
滌ブラシ７が再び圧胴２の側面４にもたせ掛けられる。

指示ローラＩ２の２つの一点鎖線の表示は、洗滌装置１
の短かい休止時間の始点と終点とを示している。洗滌ブ
ラシ７の逆の回転方向、その比較的高い回転数、および
常に新しく清掃され新しく濡らされた剛毛によって、圧
胴２の側面４が極めて迅速に清掃される。圧胴２が枚葉
紙を運ばない場所に、洗滌装置が設けられており、圧胴
２の側面４の洗滌溶液による湿潤が極めて節約して行わ
れるため、圧胴２の清掃を運転中にも行なうことができ
ろ。

休止動作が種々のくわえ爪グリッジの構造に適合するよ
うに、軸受レバー９の曲線状に形成された端面部分１１
を圧胴２に対して半径方向に調整可能に構成することに
よって、図示の実施態様の修正形態を考えることができ
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す側面図である。ｌ・・・・・・洗滌装置　　　２・・・・・・圧胴３・
・・・・・集合箱　　　　４・・・・・・圧胴側面６・
・・・・・剛毛　　　　　７・・・・・・洗滌ブラシ８
・・・・・・洗滌ブラシ軸　９・・・・・・軸受レバー
１０・・・軸　　　　　　１１・・・軸受レバ一端面１
２・・・支持ローラ　　１３・・くわえ爪軸１５・・・
ドクター　　　１９・・・排出口２０・・・排出管　　
　　２１・・・チューブ２２・・・噴霧ノズル　　２５
・・・制御ロッド２６・・・圧縮空気調整装置２８・・・軸受台　　　　２９・・・架台３０・・・電
動機　　　　３２・・・駆動平歯車３３．３４・・・中
間平歯車３５・・・平歯車。

Claims

【特許請求の範囲】１、圧胴にもたせ掛けることが可能な洗滌ローラを備え
、圧胴のくわえ爪ブリッジ部分において胴側面から持ち
上げることが可能であり、洗滌液を吹付けることが可能
な、印刷機、特にオフセット印刷機の圧胴洗滌装置にお
いて、洗滌ローラが、独自に駆動され圧胴（２）の全幅
に延びた洗滌ブラシ（７）として構成され、洗滌ブラシ
（７）が圧胴（２）の回転方向と逆方向に回転し、洗滌
ブラシ（７）が圧胴（２）の回転数より高い回転数で回
転し、洗滌ブラシ（７）が圧胴（２）の表面（４）に自
動的にもたせ掛けることができることを特徴とする圧胴
洗滌装置。２、洗滌ブラシ（７）がやや球状に形成されている、特
許請求の範囲第１項記載の洗滌装置。３、洗滌ブラシ（７）の剛毛尖端部が、もたれ掛けた位
置において圧胴（２）の側面（４）と強く接触するよう
に、圧胴（２）の側面（４）の方だけが開放された集合
箱（３）の中に洗滌ブラシ（７）が回転可能に設けられ
ている、特許請求の範囲第１項または第２項記載の洗滌
装置。４、洗滌中に洗滌ブラシ（７）に洗滌溶液を塗布する噴
霧ノズル（２２）が、集合箱（３）の中に洗滌ブラシ（
７）と平行に規定の間隔を置いて設けられている、特許
請求の範囲第１項ないし第３項のいずれか１項に記載の
洗滌装置。５、屈伸可能な調整装置、例えば圧縮空気調整装置（２
６）によつて、集合箱（３）を圧胴（２）にもたせ掛け
ることが可能である、特許請求の範囲第１項ないし第４
項のいずれか１項に記載の洗滌装置。６、洗滌ブラシ（７）が、もたせ掛けられた位置におい
てくわえ爪ブリッジによつて持ち上げられるように、洗
滌ブラシ（７）に作用する調整部材（１１）と協働する
調整要素（１２）が、圧胴（２）のくわえ爪ブリッジに
設けられている、特許請求の範囲第１項ないし第５項の
いずれか１項に記載の洗滌装置。７、集合箱（３）の内部において、剛毛（６）の尖端部
にドクター（１５）が固定して設けられている、特許請
求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１項に記載の洗
滌装置。　８、印刷機のフレーム壁に洗滌ブラシ（７）
を独自に駆動する電動機（３０）が固定して設けられ、
電動機（３０）のジャーナルに駆動平歯車（３２）が固
定され、洗滌ブラシ（７）の軸（８）に固定して設けら
れた平歯車（３５）が、２つの中間平歯車（３３および
３４）を介して洗滌ブラシ（７）を駆動する、特許請求
の範囲第１項ないし第７項のいずれか１項に記載の洗　
滌装置。９、電動機（３０）のすぐ後に設けられた中間平歯車（
３３）の軸（１０）に、その回転軸線のまわりに旋回可
能に、それぞれの軸受レバー（９）の一方の端部が支承
され、その他方の端部が同様に洗滌ブラシ（７）の軸（
８）に回転可能に支承され、圧胴（２）の方に向いた軸
受レバー（９）の端面が、圧胴（２）のくわえ爪ブリッ
ジのくわえ爪軸（１３）に設けられた支持ローラ（１２
）と協働する曲線として形成されている、特許請求の範
囲第８項記載の洗滌装置。１０、電動機（３０）の架台（２９）に軸受台（２８）
が設けられ、この軸受台（２８）に、２つの端部におい
て調整可能に実質的にシリンダとピストンとからなる圧
縮空気調整装置（２６）が旋回可能に連結され、シリン
ダのピストンと連結されたその制御ロッド（２５）が集
合箱（３）と屈伸自在に連結される、特許請求の範囲第
８項記載の洗滌装置。１１、使用された洗滌溶液の排出
部（１９、２０、２１）が、集合箱（３）の底部壁（１
８）に設けられている、特許請求の範囲第３項記載の洗
滌装置。１２、予選択装置を有する電子制御装置が設けられ、該
予選択装置によつて、洗滌する必要のある圧胴（２）の
数が予め選択可能である、特許請求の範囲第１項ないし
第１１項のいずれか１項に記載の洗滌装置。