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JPS63170172A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

Info

Publication number
JPS63170172A
JPS63170172A JP31236586A JP31236586A JPS63170172A JP S63170172 A JPS63170172 A JP S63170172A JP 31236586 A JP31236586 A JP 31236586A JP 31236586 A JP31236586 A JP 31236586A JP S63170172 A JPS63170172 A JP S63170172A
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JP
Japan
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steering ratio
steering
vehicle
ratio
actuator
Prior art date
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Granted
Application number
JP31236586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0557952B2 (ja
Inventor
Takeshi Murai
健 村井
Makoto Ukuchi
宇口 誠
Ichiro Maki
槇 一郎
Masahiro Takada
雅弘 高田
Hiroaki Nirasawa
韮沢 洋明
Hiroshi Ogawa
浩 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP31236586A priority Critical patent/JPS63170172A/ja
Publication of JPS63170172A publication Critical patent/JPS63170172A/ja
Publication of JPH0557952B2 publication Critical patent/JPH0557952B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/159Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の前後輪を転舵するようにした4輪操舵
装置に関し、特に、前後輪の転舵比を制御するアクチュ
エータの税調検出時の対策に閉覆る。    ′ (従来の技術) 近年、この種の車両の4輪操舵装置tcf1、車両の走
行特性を人きく変え得るものとして注目されており、−
基本的には、爪巾速時や大舵角B7.に前後輪の転舵比
を逆位相に制C:1シ、ステアリング特性をオーバース
テア特性にして車両の回顧性を高める一方、高車速時あ
るいは小舵角時には、転舵比を同位相に保ら、ステアリ
ング特1生をアンダステア特性にして車両の走行支定[
生を確保するようにしたものである。
そして、この4輪操舵装置の一例として、特開昭60−
19’3770号公報において、前後輪の転舵比を可変
制御するためのアクチュエータをステッピングモータ(
パルスモータ〉で構成したものが提案されている。
具体的には、車両の後輪を転舵する後輪転舵は(bに連
結され、所定のし動軸線方向に移動可能な(多動部材と
、該移動部材の移動軸線上に位置する揺動中心をもって
揺動する斜板と呼ぶ揺動アームと、該揺動アームと上記
移動部材とを連結する連結部(Aと、車両の前輪を転舵
する前輪転舵機溝に連係され、上記連結部材を移動部材
の移動軸線回りに回転させる回転付与アームとを設け、
上記移動部材の移動軸線に対する揺動アームの揺動中心
線の傾斜角をステッピングモータによって変えることに
より、前後輪の転舵比を変えるようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記提案例のように前後輪の転舵比を変える
ためにステッピングモータを採用すると、モータの回転
力を伝えるギヤ機構のスティック等により過大な負荷が
かかったとぎに、そのステッピングモータが脱調状態(
空回り状態)となり、目標の転舵比を正確に1qること
かできなくなる虞れがあり、車両の走行安定性の点で改
良することが好ましい。
このため、ステッピングモータによってR,、制御され
る実際の転舵比を検出する転舵比検出手段を設け、この
検出された実際の転舵比とステッピングモータに対する
目標転舵比とを比較して、その差が、転舵比検出手段の
検出精度のばらつき等により設定される所定レベルの検
出幅を越えたとぎに、ステッピングモータの税調が生じ
ている状態と見做し、その脱調時には転舵比を強制的に
安定側に補正覆るようにする対策が考えられる。
しかし、その場合、上記脱調検出幅の設定が難しく、該
検出幅が狭いときには税調が過敏に検出されてしまい、
脱調が生じていても実際には十分な走行安定性が確保で
きて問題が生じない場合てあっても不必要に脱調状態で
あると判断されることとなり、無駄が生じる。
さりとて、この脱調検出幅を過度に大きくすると、本来
は税調を検出してその対処をすべき状態であってもそれ
を検出できないこととなり、安定性に疑問が残る。尚、
このような問題は、ステッピングモータ以外に例えばD
Cモータ(直流モータ)等のアクチュエータを用いる場
合であっても同様に生じる。
(発明の目的) 本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記の如く前1炎輪の目標転舵比と
実際の検出転舵比との差を脱調検出幅と比較してアクチ
ュエータの脱調状態を判断するという考え方において、
上記脱調検出幅を可変とすることにより、車両の走行前
に脱調が生じても安定性が確保できる安定側では不必要
にアクチュエータの税調を検出しないようにする一方、
少しr’bl]R調状態になると不安定な不安定側では
その脱調を迅速に検出し得るようにし、よってアクチュ
エータの税調検出の適正化を図らんとすることにある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明で講じた解決手段は
、第1図に示Jように、ステアリングホイールの操作に
応じて前後輪を同時に転舵するようにした車両の4輪操
舵装置として、予め設定された転舵比1寺性に基づいて
前後輪の目標転舵比を設定する転舵比設定手段103と
、該転舵比設定手段103の出力を受け、前後輪の転舵
比を上記目標転舵比Rvになるよう制御するステッピン
グモータ等のアクチュエータ51とを設ける。
さらに、上記アクチュエータ51により制御された実際
の転舵比Rを検出する転舵比検出手段101と、上記転
舵比設定手段103により設定された目標転舵比R−r
と転舵比検出手段101により検出された検出転舵比R
との差を脱調検出幅△H1Δ[」′ と比較してアクチ
ュエータ51の脱調状態を検出する脱調検出手段104
と、該脱調検出手段104の出力を受け、アクチュエー
タ51の脱調II4には車両の操舵特性を所定の特V1
に補正する補正手段105とを設ける。
そして、上記脱調検出手段1Q4において、上記転舵比
特性ラインLに対して車両の走行特性が不安定側(例え
ば逆位相側)となる脱調検出幅ΔHを安定側(同位相側
〉の脱調検出幅ΔH′よりも狭く設定したしのである。
(作用) 以上の構成により、本発明では、車両の走行時、アクチ
ュエータ51の作動ににり車両の前後輪の転舵比が、転
舵比設定手段103において転舵比特性に基づいて決定
された目標転舵比RTになるように制御される。そして
、このアクチュエータ51により制御された実際の転舵
比Rが転舵比検出子¥A101により検出されるととも
に、脱調検出手段104において該転舵比検出手段10
1により検出された検出転舵比Rと上記目標転舵比R丁
との差が脱調検出幅ΔH9ΔH′ と比較され、差が脱
調検出幅ΔH1ΔH′よりも人ぎいとぎにアクチュエー
タ51の脱調状態と判断されて、補正手段105により
例えば強制的に2輪操舵状態とする等の適切な処理が行
われる。
その際、上記++R調検出手段104において、上記転
舵比特性ラインLに対して11両の走行特性が不安定側
となるI脱調検出幅ΔHが安定側の検出幅Δ1−1′ 
よりも狭く設定されているので、アクチュエータ51が
ある程度脱調していても車両の走行安定性が確保しくq
る安定側にあるときには、脱調検出幅Δ1下が広くなっ
ている。このため、アクチュエータ51に僅かな税調が
生じていても、その都度それを検出することはなく、不
必要な11キ調状態の検出が回避される。一方、アクチ
ュエータ51の脱調状態により車両の走行安定性が大ぎ
な悪影響を受ける不安定側では、脱調検出幅Δ)」か秋
く設定されているので、その脱調を即座に敏感に検出で
き、車両の走行安定性を確保できることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明づる。
第2図において、IL〜2Rは車両の4つの車輪であっ
て、左右の前輪IL、IRは前輪転舵機構3により、ま
た左右の後輪2L、2Rは後輪転舵は構12によりそれ
ぞれ連係されている。
上記前輪転舵機構3は、左右一対のナックルアーム4L
、4Rおよびタイロッド5L、5Rと、該左右のタイロ
ッド5L、5R同士を連結するリレーロッド6とからな
る。また、この前輪転舵機@3にはラックピニオン式の
ステアリングtFt4R7を介してステアリングホイー
ル10が連係されている。すなわち、上記リレーロッド
6にはラック8が形成されている一方、上端にステアリ
ングホイール10を連結せしめたステアリングシャフト
11の下端には上記ラック8と噛み合うビニオン9が取
り付けられており、ステアリングホイール10の操作に
応じて左右の前輪IL、1Rを転舵するようになされて
いる。
一方、上記後輪転舵機W112は上記前輪転舵機@3と
同様に、左右のナックルアーム13L、13Rおよびタ
イロッド14L 、 14r;!と、該タイロッド14
L 、 14R同士を連結するりレーロツド15とを有
し、ざらに油圧式のパワーステアリング機構16を備え
ている。該パワーステアリング機構16は、車体に固定
されかつ上記リレーロッド15をピストンロッドとする
パワーシリンダ17を備え、該パワーシリンダ17内は
上記リレーロッド15に一体的に取り付けたピストン1
7aによって2つの油圧?17b、17cに区画形成さ
れ、このシリンダ17内の油圧室17b、17Cはそれ
ぞれ油圧前)J18.19を介してコントロールバルブ
20に接続されている。また、該コントロールバルブ2
0にはリナーブタンク21に〒る油供給管22および油
排出管23の2本の配管が接続され、上記油供給管22
には図示しない車載エンジンにより駆動される油圧ポン
プ24が配設されている。上記コントロールバルブ20
は、公知のスプールバルブ式のもので構成されていて、
上記リレーロッド15に連結部側25を介して一体的に
取り付けられた筒状のバルブケーシング20aと、該バ
ルブクーシング2Oa内に嵌装された図示しないスプー
ルバルブとを協えてなり、スプールバルブの移動に応じ
てパワーシリンダ17の一方の油圧室17b (17G
>に油圧ポンプ27!lからの圧油を供給してリレーロ
ッド15に対する駆動力をアシストするものである。
また、上記パワーシリンダ17内にはピストン17aを
介してリレーロッド15をニュートラル1η置(後輪2
L、2Rの転舵角θRが零となる位置)に付勢する1対
のリターンスプリング17d。
17dが縮)hされている。°また、上記油圧配管18
.19はそれぞれ油圧配管26.27を介して常時閉の
電磁開開弁28に連通されており、この¥離開閉弁28
を開いたときには、パワーシリンダ17の両袖圧室17
b、17c内の油圧を同圧としてリターンスプリング1
7d、17dの付勢力によりピストン17aを中立位置
に位置付け、後輪2L、2Rの転舵角ORを常にOR=
Oとして車両の操舵特性を2輪操舵状態とするようにな
されている。
上記前輪転舵機構3のリレーロッド6には上記ステアリ
ング機構7を構成するラック8以外に今一つのラック2
9が形成され、該ラック29には車体]10後方向に延
びる回転軸31の前端に取り付けたビニオン30が噛み
合わされ、該回転軸31の後端は転舵比制御(幾構32
を介して上記後輪転舵機構12に連係されている。
上記転舵比制御(虚構32は、第3図に詳示するように
、車体に対し車幅方向に移動軸線、Q1上を回動自在に
保持されたコントロールロット33を有し、該コントロ
ールロッド33の一端は上記コントロールバルブ20の
スプールバルブに連結されている。また、転舵比制御機
構32は、基端部がU字状ホルダ34に支持ピン35を
介して揺動自在に支承された揺動アーム36を備え、−
F記ホルダ34は車体に固定したケーシング(図示せ覆
゛)に上記コントロールロッド33の移動軸FJ、ll
 1 と直交する回動軸線g2を持つ支持軸37を介し
て回動自在に支持されている。上記揺動アーム36の支
持ピン35は上記両軸線−CI+12の交差部に位置し
て回動軸線、Q 2と直交する方向に延びており、ホル
ダ34を支持軸37(回動軸線g2)回りに回動させる
ことにより、その先端の支持ピン35とコントロールロ
ッド33の移動軸線、+11とのなス顛斜角、つまり支
持ピン35を中心とする揺動アーム36の揺動軌跡面が
移動軸線Ω1と直交する而(以下、基準面という)に対
してなす傾斜角を変化させるようになされている。
また、上記揺動アーム36の先端部にはボールジヨイン
ト38を介してコネクティングロッド39の一端部が連
結され、該コネクティングロッド39の他端部はボール
ジヨイント40を介して上記コン1〜ロールロツド33
の他端部に連結されており、揺動アーム36先端部の第
3図左右方向の変位に応じてコントロールロッド33を
左右方向に変位させるようになされている。
上記コネクティングロッド39は、そのボールジヨイン
ト38に近い部位において回転付与アーム41にボール
ジヨイント42を介して囲動可能に支持されている。こ
の回転付与アーム41は、上記移動軸線、1!+上に支
持軸/!I3を介して回動自在に支持した大径の傘歯車
44と一体に設けられ、該傘歯車44には上記回転軸3
1の後端に取り付けた傘歯車45が噛合されており、ス
テアリングホイール10の回動を回転付与アーム41に
伝達するようになされている。このため、ステアリング
ホイール10の回動角に応じた量だけ回転(Pjファー
ム1およびコネクティングロッド39が移動軸線、01
回りに回動し、それに伴って揺動アーム36が支持ピン
35を中心にして揺動された場合、ピン35の軸線がコ
ントロールロッド33の移動軸線91と一致していると
きには、揺動アーム36先端のボールジヨイント38は
上記基準面上を揺動するのみで、コントロールロッド3
3は静止保持されるが、ピン35の軸線が移動軸線g1
に対し傾斜して揺動アーム36の揺動軌跡面か基ン1【
面からずれていると、このピン35を中心にした揺動ア
ーム36の揺動に伴ってボールジヨイント38が第3図
の左右方向に変位して、この変位はコネクティングロッ
ド39を介してコントロールロッド33に伝達され、該
コントロールロッド33が移動軸線、Q Iに沿って移
動して、コント・ロールバルブ20のスプールバルブを
作動させるように偶成されている。すなわち、支持ピン
35の軸線を中心とした揺動アーム36の揺動角が同じ
であっても、コントロールロッド33の左右方向の変位
はピン35の傾斜角つまりホルダ34の回動角の変化に
伴って変化する。
そして、上記支持ピン35の移動軸線p1に対する傾斜
角すなわらホルダ34の基準面に対する1「1斜角を変
化させるために、ホルダ34の支持軸37にはウオーム
ホイールとしてのセクタギヤ46が取り付けられ、この
セクタギへ246には回転軸47上のつt−ムギψ48
が噛合されている。
また、上記回転軸47には傘歯車49が取り付けられ、
この傘歯車49にはアクチュエータとしてのステッピン
グモータ51の出ツノ軸51a上に取り付けた傘歯車5
0h’i噛合されており、ステッピングモータ51を作
動させてセクタギヤ46を回動させることにより、ホル
ダ34の基準面に対する傾斜角を変更して後輪2L、2
Rの転舵角θRつまり前後輪IL、2L (1R,2R
)の転舵比(後輪転舵角θR/前輪転舵角θF)を制御
し、例えばセクタギヤ46を、その中心線がウオームギ
■4〔3の回転軸47の中心線と直角になる中立位置(
このとき、上記揺動アーム36先端部のホールジヨイン
ト38は基準面上を回動し、後輪2L、2Rの転舵角o
Rはθp=oになる)から一方向に回動させたときには
、前後輪1L、2Lの転舵比を後輪2L、2Rが前輪I
L、lRと逆方向に向く逆位相に制御する一方、反対に
他方向に回動させたとぎには、転舵比を後輪2L、2R
が前輪1L、IRと同じ方向に向く同位相に制御するよ
うに構成されている。
さらに、上記ホルダ34の支持軸37には、上記ステッ
ピングモータ51により制御された実際の転舵比Rを上
記セクタギヤ46の回動角に基づいて検出する転舵比検
出手段としてのポテンショメータよりなる転舵比センサ
101が設けられている。尚、上記ホルダ34を支持す
るケーシングには、上記セクタギヤ46の左右両側方に
セクタギヤ46の回動範囲を規制するピンよりなる逆位
相側および同位相側のストッパ部+J52.53が取り
付けられ、セクタギヤ46が上記逆位相側のス1−ツバ
部材52に当接したとぎのステッピングモータ51の制
御位置をその初期位置とするようになされている。また
、第3図中、54は後輪転舵(浅溝12におけるリレー
ロッド15の最大移動範囲を規制するロッドストッパで
必る。
上記ステッピングモータ51および電磁開閉弁2Bは、
マイクロコンピュータを内蔵したコントロールユニット
100からの出ツノによって作動制i11されるように
(n成され、このコントロールロッド1〜100には車
両の走行速度V(車速)を検出する車速セン(J 10
2および上記転舵比センサ101からの各検出信号が入
力されている。
ここで、上記コントロールユニット100のマイクロコ
ンピュータにおいてステッピングモータ51および電磁
開閉弁28の作動制御のために行われる信号処理手順に
ついて第6図に基づいて概略的に説明する。
先ず、スタート後の最初のステップS+で゛車速センリ
ー102により検出された車速Vの信号を入力し、次の
ステップS2において予め設定記゛臘された転舵比特性
に基づいて上記車速Vに応じた前後輪IL、2L  (
1R,2R)の目標転舵比RTを設定する。すなわち、
上記転舵比特性は、第4図および第5図に示すように、
車速Vに応じて前後輪1L、2Lの転舵比が変化し、車
速Vが低い場合には、車両の回頭性を良好にするために
、後輪2L、2Rが前輪1L、IRに対して逆方向につ
まり逆位相で転舵されて、転舵比が負となる一方、車速
Vか所定値に達したときには、転舵比が零になり、前輪
IL、1Rの転舵に関係なく後輪2L、2Rの舵角θR
がθR=Oに保たれて車両が通常の2輪操舵状態になる
。ざらに高速走行の場合には、コープリング詩の後輪2
+−,2Rのグリップ力を向上させて走行安定性を高め
るために、後輪2L、2Rが前輪1L、IRと同方向に
つまり同位相に転舵されて、転舵比が正となるように設
定されている。そして、この転舵比特性に対し車速セン
サ102で検出された車速Vを照合して、該車速Vに対
応する目標転舵比RTを決定するのである。尚、第4図
は車速変化時におけるハンドル舵角(ステアリンクホイ
ール10の回動角)に対する後輪舵角の特性を、第5図
は所定ハンドル舵角時における車速に対する転舵比特性
をそれぞれ示している。
この後、ステアリS3において、前後輪1L。
2Lの転舵比か上記設定された目標転舵比RTになるよ
うにステッピングモータ51を駆動する。
づなわら、このステッピングモータ51の駆動によりセ
クタギヤ46を回動させてホルダ34の基準面に対する
傾斜角を変更し、後輪2L、2Rの転舵角ORを変える
ことにより、前後輪1L、2、の転舵比を目標値RTに
可変制御するものである。さらに、ステップS4で転舵
比センサ101にJ:り検出された前後輪の実際の転舵
比Rの信号を入力し、次のステアリS5においてこの検
出転舵比Rと上記目標転舵比RTとの差A=R−RTを
演算した後、ステップS6でその差Aの正負を判定する
ここで、fp A li%AgoのNoであると判定さ
れると、検出転舵比Rか目(票転舵比RTよりも逆位相
側にあり、笥5図に示づ特性図における転舵比1!1t
’lライン[−よりも下側にあると見做し、ステップS
7に進んで今度は上記検出転舵比Rと目標転舵比RTと
の差Aが逆位相側脱調検出幅Δト1以下かどうかを判定
する。この逆位相側脱調検出幅Δ1−1は、前後輪の実
際の転舵比Rが目)票転舵比RTにりも逆位相側にある
ときにおいて、ステッピングモータ51が脱調状態にあ
るか否かを検出する際の基準でその余裕度を示覆もので
ある。そして、判定かA≦Δト(のYESでおるとぎに
は、ステッピングモータ51は脱調していないと見做し
、ステップS8に進んで4輪操舵に関Jる通常の制御を
続行づる。また、判定がNoとされたときには、ステッ
ピングモータ51は脱調状態にあると見做し、ステップ
S9において電磁開閉弁28を開動作させてパワーシリ
ンダ17内のリターンスプリング17d、17dのイ」
勢力により後輪2L、2Rの転舵角θRをθR=Oとす
ることにより、車両の操舵特性を強制的に2輪操舵制御
特性に保持してフェイルセイフモードと覆る。
一方、上記ステップ$6おいて検出転舵比Rと上記目標
転舵比RTとの差AがA≧0のYESと判定されたとぎ
には、検出転舵比Rが目標転舵比RTよりも同位相側に
あり、第5図における転舵比特性ラインLよりも上側に
あると見做し、ステップSIOに進んでその差Aが同位
相側脱調検出幅ΔH′以゛ドかどうかを判定づる。この
同位相側説調検出幅へH′は、上記逆位相側脱調検出幅
へHと同様に、実際の転舵比Rが目標転舵比RTよりも
同位相側にあるときにおいて、ステッピングモータ51
が脱調状態にあるか否かを検出する際の基準となってそ
の余裕度を示すものであり、逆位相側脱調検出幅Δト(
よりも大(ΔH′〉ΔH)に設定されている。そして、
判定がA≦ΔH′のYESのときには、ステッピングモ
ータ51は脱調していないと見做し、ステップSoに進
んで4輪操舵に関する通常の制御を続行する一方、判定
が\Oとされたとぎには、ステッピングモータ51は脱
調状態にあると見做してステップS12に進み、上記ス
テップS9と同様に電磁開閉弁28の作動により車両の
操舵特性を強制的に2輪操舵制御特性に保持する。
よって、本実施例では、上記した制御ルーチンにおける
ステップS+ 、32により、予め設定された転舵比特
性に基づいて前後輪1L、2Lの目標転舵比RT@設定
するようにした転舵比設定手段103が構成されている
また、同ステップ85〜Sy 、 Shoにより、上記
転舵比設定手段103により設定された目標転舵比RT
と転舵比センサ101により検出された実際の転舵比R
との差A=R−RTを脱調検出幅Δ1−1.ΔF1′と
大小比較することににす、スフ−ラビングモータ51の
782調状態を検出するようにした脱調検出手段104
か構成されている。
ざらに、ステップ89.312により、上記脱調検出手
段104の出力を受け、ステッピングモータ51の脱調
時には電磁開閉弁28を作動させて車両の操舵特性を2
輪操舵特性に補正するようにした補正手段105が(R
成されている。
そして、本発明の特徴としC1上記脱調検出手段104
においては、第5図に示すように、車速■に応じた目標
転舵比RTを設定するための転舵比特性ラインLに対し
て車両の走行特性が不安定側となる逆位相側の脱調検出
幅ΔHが安定側となる同位相側脱調検出幅へH′よりも
狭く設定されている。尚、第5図では、逆位相側説調検
出幅へト1により設定される逆位相側の脱調検出ライン
を破線により、また同位相側脱調検出幅ΔF1′により
設定される同位相側の脱調検出ラインを一点鎖線により
それぞれ示す。
次に、上記実施例の作動について説明する。
先ず、使用停止状態にある車両を運転すべく、そのイグ
ニッションキースイッチをON操作すると、それに伴っ
てステッピングモータ51の制御初期位置が位置決めさ
れる。この後、車両が走行状態に移行すると、そのとき
の車速Vが車速セン’J 102により検出されて該車
速センサ102からコン1〜ロールユニツト100に検
出信号が出力され、このコントロールユニット100の
転舵比設定手段103において転舵比14性との比9′
交照合により車速Vに応じた目標転舵比RTか篩用され
、この目標転舵比RTに対応したパルスイバ丹がステッ
ピングモータ51に出力されてモータ51が駆動される
。このモータ51の駆動によりセクタギヤ46が回動し
て該セクタギヤ46に連結されている揺動アーム36の
揺動軌跡面か基準面に対し傾斜変更され、この変更によ
りステアリングホイール10の操作つまり前輪1L、I
Rの転舵に連動して移動軸線、01回りに回動するコネ
クティングロッド39の動きに対するコン1−ロールロ
ット33の移動方向および移動距離が変化し、このコン
[・ロールロッド33の移動に応じて後輪2L。
2Rが前輪1L、1Rに対し上記算出された目標転舵比
RTになるよう、パワーステアリング)虚構16のパワ
ーシリンダ17によってアシストされながら転舵される
。このことにより、車両の4輪1L〜2Rが低車速時に
は転舵比か逆位相に、高車速時には転舵比が同位相にそ
れぞれなるように制御される。
また、こうしたステッピングモータ51に対する制御中
、転舵比センサ101により上記セクタギヤ46の回動
角に基づいて実際の転舵比Rが検出され、コントロール
ユニット100における脱調検出手段104により該検
出転舵比Rと上記目標転舵比RTとの差A=R−RTが
専用されるとともに、その差Aと脱調検出幅Δト1.へ
トI′ との大小が判別され、差Aが脱調検出幅Δト1
.Δ14′の範囲内にあるときには、ステッピングモー
タ51は脱調していないと判定され、そのまま上記した
11す御が続行されて車両の操舵特性が4輪操舵特性に
制御される。
しかし、上記検出転舵比Rと上記目標転舵比R下との差
Aが脱調検出幅Δト1.ΔF1′よりも大きいときには
、ステッピングモータ51は脱調状態にあり、車両の走
行安定性を確保する目的で、補正手段105により電磁
開閉弁28が開動作されてパワーシリンダ17内のリタ
ーンスプリング17d、17dの付勢力により後輪2L
、2Rの転舵角ORがθR=Oに保たれ、車両の転舵特
性が強制的に2輪操舵制御に保持される。
その場合、上記脱調検出手段104において、前後輪I
L、2Lの実際の転舵比Rと目標転舵比RTとの差Aに
対して大小が比較される脱調検出幅Δ[七Δ[−1′ 
は、逆位相側脱調検出幅Δト1の方が同位相側脱調検出
幅へH′よりも狭く設定されており、前後輪IL、2L
の転舵比が転舵比特性ラインLに対し同位相側にあると
きのステッピングモータ51の脱調検出幅Δト1′ は
広くなっている。寸なりIう、この同位(目測は、ステ
ッピングモータ51がある程度脱調していても車両の走
行安定性が確保されるgA戚であり、この領域での脱調
検出幅へH′が広く設定されているため、ステッピング
モータ51が不必要に脱調状態であると検出されること
はない。
これに対し、ステッピングモータ51力<In2調する
と走行安定上、不安定となり易い逆位相側での脱調検出
幅Δト1は狭いので、ステッピングモータ51に少しで
も脱調状態が生じたとぎには、そのことを即座に敏感に
1検出して車両の操舵特性を強制約に2輪操舵状態に保
持することができ、車両の走行安定性を向上することが
できる。よって、ステッピングモータ51の脱調状態を
車両の走行状態に応じて適正に設定することができる。
尚、上記実施例では、車両の前後輪1L、2Lの転舵比
を車速Vに応じて可変制御するようにした4輪操舵装置
に適用した場合を例示したが、本発明は後輪を前輪の転
舵角に応じ直接ステッピングモータによって駆動するよ
うにした4輪操舵装置にも適用することができる。
また、上記実施例は、前後輪1L、2Lの転舵比を制御
するアクチュエータとしてステッピングモータ51を用
いたが、本発明はDCモータ等の伯のアクチュエータに
よって転舵比を制御するようにした4輪操舵装置に対し
ても適用することが可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ステアリングホ
イールの操作により前後輪を転舵するようにした車両の
4輪操舵装置において、前後輪の転舵比を予め設定され
た転舵比特性に基ぎステッピングモータ等のアクチュエ
ータの作動によって制御することとし、かつその実際の
転舵比を検出して、その検出転舵比と目標転舵比との差
を脱調検出幅と比較してアクチュエータの脱調状態を検
出するとともに、上記転舵比特性ラインに対して車両の
走行特性が不安定側となる上記脱調検出幅を安定側より
も狭く設定したことにより、アクチュエータが僅かに脱
調しても車両の走行安定性が悪影響を受けない安定側で
は、脱調検出幅を広くして不必要な税調の検出を回避で
きる一方、アクチュエータの僅かな税調により車両の走
行安定性が阻害される不安定側では、脱調検出幅を狭く
してアクチュエータの脱調を敏感に検出し走行安定性を
確保でき、よってアクチュエータの脱調状態を車両の走
行状態に対応して適正に検出することができる:bので
おる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図でおる。第2図ないし第
6図は本発明の実施例を示し、第2図は4輪操舵装置の
全体構成を概略的に示す平面図、第3図は後輪転舵機@
および転舵比制御薇構を斜視状態で示すスケルトン図、
第4図は車速変化時におけるハンドル舵角に対する後輪
舵角の特性を例示する特性図、第5図は所定ハンドル舵
角時における車速に対づる転舵比特性を示す特性図、第
6図はコントロールユニットにおいて処理されるステッ
ピングモータおよび電磁開閉弁に対する制御手順を示す
フローヂャート図である。 1L、1R・・・前輪、2L、2R・・・後輪、3・・
・前輪転舵(幾備、12・・・後輪転舵機構、28・・
・電磁開閉弁、32・・・転舵比制御(虚構、51・・
・ステッピング七−傘、100・・・コントロールユニ
ット、101・・・転舵比センサ、102・・・車速セ
ンサ、103・・・転舵比設定手段、104・・・脱調
検出手段、105・・・補正手段、R・・・検出転舵比
、RT・・・目標転舵比、ΔH9ΔF1′・・・脱調検
出幅、L・・・転舵比特性ライン。 第1図 1(J) 填2 図 (電磁Ill閉弁)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前輪と共に後輪をも転舵するようにした車両の4
    輪操舵装置であって、予め設定された転舵比特性に基づ
    いて前後輪の目標転舵比を設定する転舵比設定手段と、
    該転舵比設定手段の出力を受け、前後輪の転舵比を上記
    目標転舵比になるよう制御するアクチュエータと、該ア
    クチュエータにより制御された実際の転舵比を検出する
    転舵比検出手段と、上記転舵比設定手段により設定され
    た目標転舵比と転舵比検出手段により検出された検出転
    舵比との差を脱調検出幅と比較してアクチュエータの脱
    調状態を検出する脱調検出手段と、該脱調検出手段の出
    力を受け、アクチュエータの脱調時に車両の操舵特性を
    所定の特性に補正する補正手段とを備えてなり、上記脱
    調検出手段の脱調検出幅は、上記転舵比特性ラインに対
    して車両の走行特性が不安定側となる脱調検出幅を安定
    側のそれよりも狭く設定されていることを特徴とする車
    両の4輪操舵装置。
JP31236586A 1986-12-29 1986-12-29 車両の4輪操舵装置 Granted JPS63170172A (ja)

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