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JPS62139763A - 車両の4輪操舵装置 - Google Patents

車両の4輪操舵装置

Info

Publication number
JPS62139763A
JPS62139763A JP60282687A JP28268785A JPS62139763A JP S62139763 A JPS62139763 A JP S62139763A JP 60282687 A JP60282687 A JP 60282687A JP 28268785 A JP28268785 A JP 28268785A JP S62139763 A JPS62139763 A JP S62139763A
Authority
JP
Japan
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wheel steering
vehicle
steering
control
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60282687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0811539B2 (ja
Inventor
Akihiko Miyoshi
三好 晃彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP60282687A priority Critical patent/JPH0811539B2/ja
Publication of JPS62139763A publication Critical patent/JPS62139763A/ja
Publication of JPH0811539B2 publication Critical patent/JPH0811539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/148Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1536Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の前後輪を転舵するようにした4輪操舵
i!!装置に関し、特に、制御系の異常時の安全性を高
める対策に関する。
(従来の技術) 近年、この種の車両の4輪操舵装置は、車両の走行特性
を大きく変え得るものとして注目されており、基本的に
は、低?$I速時に前後輪の転舵比を逆位相に制御し、
ステアリング特性をオーバーステア特性にして車両の回
頭性を高める一方、高車速時には、転舵比を同位相に保
ち、ステアリング特性をアンダスデア特性にして車両の
走行安定性を確保するようにしたものである。
そして、この4輪操舵装置の一例として、本出願人は、
先〜に、斜板と呼ぶ揺動アームの傾斜角を変えることに
より、前後輪の転舵比を可変制御するようにしたしのを
提案している(特願昭59−48054号明細出J3よ
び図面参照)。
すなわち、この提案のものは、車両の後輪を転舵する後
輪転舵機構に連結され所定の移動軸線方向に移動可能な
移動部材と、該移動部材の移動軸線上に位置する揺動中
心をちって揺動する揺動アbと、該揺動アームと上記移
動部材とを連結する連結部材と、車両の前輪を転舵する
前輪転舵機構に連係され、上記連結部材な移動部材の移
動軸線回りに回転さゼる回転付与アームとを備えてなり
、上記移動部材の移動軸線に対する揺動アームの揺動中
心線の傾斜角をアクチュエータによって変えることによ
り、前後輪の転舵比を変えるようにしたものである。
また、例えば特開昭58−22757号公報には、後輪
転舵機構にパワーシリンダを有するパワーステアリング
機構を連係して、そのパワーシリンダの出力により後輪
の転舵をアシストするようにしたものが開示されている
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記提案例のように前後輪の転舵比を変える
−しのに限らず、前輪舵角に応じて後輪舵角を直接アク
チュエータで制御するようにしたちのをも含む4輪操舵
装置において、カプラの俵けやハーネスの断線等により
制御系の給電が断たれたとき、あるいはアクチュエータ
に対する制御が異常状態になったときには車両の4輪操
舵制御を正常に行い得ないことになる。したがって、よ
り一層高度の走行安全性を確保するためには、」−記制
御系の異常時における安全システムを確立させておくこ
とが望ましい。
本発明の主たる目的は、上記従来例のパワーステアリン
グ機構およびその付属機構を積極的に活用することとし
、上記の如き制御系の作動異常時には、パワーステアリ
ング機構にJ3けるパワーシリンダの両圧力室をバルブ
手段により連通してその機能を停止させ、それど同時に
付属機構の後輪舵角付勢手段によって車両の後輪を舵角
が零の状態にロック保持するようにすることにより、制
御系が作動不能となっても自動的に車両を通常の2輪操
舵状態に切り換えるようにして、より一層高度の走行安
全性を確保しようとする点にある。
ところが、その場合、異常の発生と同時に即座にバルブ
手段を開弁させてパワーシリンダの両圧力室を連通させ
ると、車両の操舵特性が4輪操舵状態から2輪操舵状態
に急激に切り換わることになり、この操舵特性の急激な
変化により乗員が違和感を持つ虞れがある。
そこで、上記バルブ手段に直列にオリフィスを接続して
、連通時間を延ばすようにすることも考えられるが、バ
ルブ手段の開弁によってシリンダの両圧力室を連通させ
ている最中に車速や前輪舵角が変化づると、該圧力室に
作vJ流体が供給されてパワーステアリング機構が作動
することがあり、本質的な解決策とはなり得ない。
本発明は以上の諸点に鑑みてなされたもので、上記の考
え方をさらに押し進め、パワーシリンダの両圧力室を連
通ずるに当たり、その連通速度をバルブ手段自体で調整
して、車両の操舵特性を乗員に違和感を与えないよう徐
々に4輪操舵状態から2輪操舵状態に切り換え得るよう
にすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するために、本発明で講じた解決手段は
、第1図に示すように、ステアリングホイール10の操
作に応じて前後輪IL、IR,2L、2Rを転舵するよ
うにした車両の4輪操舵装置として、fれ両の前輪IL
、1Rを転舵する前輪転舵機構3と、後輪2L、2Rを
転舵する後輪転舵機構12と、上記後輪゛転舵機構12
を介して後輪舵角θRを制御するアクチュエータ5oと
を備えるとともに、上記アクチュエータ50を作動制御
するアクチュエータ制御手段117と、上記後輪転舵機
構12に連係され、後輪2L、2Rをその舵角8日がθ
R=Oになるようにイー」勢する後輪舵角付勢手段17
dと、後輪転舵n構12に連係されたパワーシリンダ1
7を有し、該パワーシリンダ17により後輪2L、2+
tの転舵を上記後輪転舵角付勢手段17dの付勢力に抗
してアシストするパワーステアリング機構16とを備え
るものを前提とする。
以上の構成の4輪操舵装首に対し、さらに、上記パワー
ステアリング機構16におけごパワーシリンダ17の両
圧力室’17b、17Cを連通ずる連通路53と、該連
通路53の通路面積を可変調整するバルブ手段54と、
上記アクチュエータ制御手段117の作動異常時に上記
バルブ手段54を連通路53の通路面積が最大面積に向
かって徐々に増大するように制御するバルブ制御手段1
18とを設ける。
(作用) したがって、本発明では、上記の構成により、車両の運
転中、アクチュエータ制御手段117が正常に作動して
いるときには、バルブ手段54の非作動によりパワーシ
リンダ17の両圧力室17b、17cは連通才ず、車両
の後輪2L、2Rはパワーシリンダ17の出力によりア
シスl−されながら転舵されて4輪操舵が実行される。
これに対し、カブラ抜けやハーネス断線等に起因してア
クチュエータ制御手段117が正常に作動しなくなった
とさ゛には、バルブ制御手段118からバルブ手段54
に作動信号が出力され、該バルブ手段54の開弁作th
によりパワーシリンダ17の両圧力室17b、、 17
C同士が連通路53を介して連通してそのアシス1−機
能がなくなり、このことにより実質的に後輪2L、2+
?は後輪舵角付勢手段17dの付勢力によって舵角θR
がθR−〇となる中立位置に固定され、車両が2輪操舵
状態に保持される。このため、不安定な4輪操舵状態が
回避され、その分、走行安全性を一層高め得ることにな
る。
そのとき、上記バルブ手段54は、バルブ制御手段11
8の制御を受けて徐々にに開弁しながらR柊的に連通路
53の通路面積を最大値に調整する。このため、車両の
4輪操舵状態から2輪操舵状態への移行が緩やかに行わ
れ、よって乗員に対する違和感の付与を解消できること
になる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第2図および第3図において、IL、IR,2L、2R
は重両の4つの車輪であって、左右の前輪IL、1Rは
1)0輪転舵機構3により、また左右の後輪2L、2R
は後輪転舵機構12によりそれぞれ連係されている。
上記前輪転舵機構3は、左右一対のナックルアーム4L
、4Rおよびタイロッド5L、5Rと、該左右のタイロ
ッド5 L l 5 R同士を連結するリレーロッド6
とからなる。また、この前輪転舵機構3にはラックピニ
オン式のステアリング機構7を介してステアリングホイ
ール10が連係されている。すなわら、上記リレーロッ
ド6にはうツク8が形成されている一方、上端にステア
リングホイール10を連結せしめたステアリングシャフ
ト11の下端には上記ラック8と噛み合うビニオン9が
取り付けられており、ステアリングホイール10の操作
に応じて左右の前輪1し、IRを転舵するようになされ
ている。
一方、上記1狡輸転舵改構12は上記前輪転舵機構3と
同様に、左右のナックルアーム13’L、13日および
タイ[1ツド14L、14Rと、該タイロッド14L、
’14R同士を連結するリレーロッド15とを有し、さ
らに油圧式のパワーステアリング機構16を備えている
。該パワーステアリング機構16は、中休に固定されか
つ上記リレーロッド15をビスl−ンロツドとするパワ
ーシリンダ17を備え、該パワーシリンダ7内は上記リ
レーロッド15に一体的に取り付りたピストン17aに
よって2つの油圧v17b、17cに区画形成され、こ
のシリンダ17内の油圧室17b、17Cはそれぞれ通
路18.19を介してコン1−ロールバルブ2oに接続
されている。また、脹コントロールバルブ20にはリザ
ーブタンク21に至る油供給通路22および油排出通路
23の2木の通路が接続され、上記油供給通路22には
図示しない車載エンジンにより駆動される油圧ポンプ2
4が配設されている。上記コントロールバルブ20は、
公知のスプールバルブ式のもので1開成されていて、上
記リレーロッド15に連結部材25を介して一体向に取
り付けられた筒状のバルブケーシング20aと、該バル
ブケーシング2Oa内に嵌装された図示しないスプール
バルブとを備えてなり、スプールバルブの移動に応じて
パワーシリンダ17の一方の油圧室17b(17c)に
油圧ポンプ24からの圧油を供給してリレーロッド15
に対する駆動力をアシストするものである。また、上記
パワーシリンダ17内にはリレーロッド15をニュート
ラル位置(後輪2L、2Rの舵角θRが零となる位置)
に付9Aする後輪舵角付勢手段としてのリターンスプリ
ング176.17dが縮装されている。
上記前輪転舵機構3のリレーロッド6には上記ステアリ
ング機構7を構成するラック8以外に今一つのラック2
6が形成され、該ラック26には車体前後方向に延びる
回転軸28の前端に取り付けたビニオン27が噛み合わ
され、該回転軸28の後端は転舵比制御機構29を介し
て上記後輪転舵機構12に連係されている。
上記転舵比制御機構29は、第4図にも拝承するように
、車体に対し車幅方向に移動軸線91上を摺動自在に保
持されたコントロールロッド30をイイし、該コン1〜
ロールロツド30の一端は上記コントロールバルブ20
のスプールバルブに連結されている。また、転舵比制御
機構29は、基端部がU室状ボルダ31に支持ビン32
を介して揺動自在に支承された揺動アーム33を備え、
上記ホルダ31は車体に固定したケーシング34に上記
コントロールロッド30の移動軸線It と直交する回
動軸線92を持つ支持軸35を介して回動自在に支持さ
れている。上記揺動アーム33の支持ピン32は上記両
軸線U+ 、92の交差部に位置して回動軸Jl! ’
;I zと直交する方向に延びており、ホルダ31を支
持軸35(回動軸線92)回りに回動させることにより
、その先端の支持ピン32とコントロールロッド30の
移動軸IQ+ とのなす傾斜角、つまり支持ピン32を
中心とする揺動アーム33の揺動軌跡面が移動軸線Q1
と直交する面(以下、基準面という)に対してなす傾斜
角を変化させるようになされている。
また、上記1ffl動アーム33の先端部にはボールジ
ヨイント36を介してコネクティングロッド37の一端
部が連結され、該コネクティングロッド37の他端部は
ボールジヨイント38を介して上記コントロールロッド
30の他端部に連結されており、揺動アーム33先端の
第4図左右方向の変位に応じてコントロールロッド30
を左右方向に変位させるようになされている。
上記コネクティングロッド37は、そのボールジヨイン
ト36に近い部位において回転付与アーム40にボール
ジョイン1〜41を介して摺動可能に支持されている。
この回転付与アーム40は、上記移動軸線9+上に支持
軸42を介して回動自在に支持した大径の重両lI43
と一体に設けられ、該傘6N!43には第3図に示すよ
うに上記回転軸28の後端に取り付けた傘歯車44が噛
合されており、ステアリングホイール10の回動を回転
付与アーム40に伝達するようになされている。このた
め、ステアリングホイール10の回動角に応じた吊だけ
回転付与アーム40およびコネクティングロッド37が
移動軸線R+回りに回動し、それに伴って揺動アーム3
3が支持ピン32を中心にして揺動された場合、ビン3
2の軸線がコントロールロッド30の移動軸線91と一
致しているときには、揺動アーム33先端のボールジヨ
イント36は上記1i而上を揺動するのみで、コントロ
ールロッド30は静止保持されるが、ビン32の軸線が
移動軸線91に対し傾斜して3ffi動アーム33の揺
動軌跡面が基準面からずれていると、このビン32を中
心にした揺動アーム33の揺動に伴ってボールジヨイン
ト36が第4図の左右方向に変位して、この変位はコネ
クティングロッド37を介してコントロールロッド30
に伝達され、該コントロールロッド30が移動軸線91
に沿って移動して、コントロールバルブ20のスプール
バルブを作動させるように構成されている。すなわち、
ビン32の軸線を中心とした揺動アーム33の揺動角が
同じであっても、コント[1−ル[1ツド30の左右方
向の変位はビン32の傾斜角つまりホルダ310回動角
の変化に伴って変化する。
そして、上記支持ピン32の移動軸線91に対する傾斜
角すなわらホルダ31の基準面に対する傾斜角を変化さ
せるために、ホルダ31の支持軸35には、第5図に示
すようにウオームホイールとしてのセクタギヤ45が取
り付けられ、このセクタギA745には回転軸46上の
つA−ムギャ47が噛合されている。また、上記回転軸
46には傘歯車48が取り付けられ、この傘歯車48に
は傘歯車49が噛み合わされ、該傘歯車49は後輪2L
、2Rの舵角θRを制御するアクチュエータとしてのス
テッピングモータ50の出力軸50a上に取り付けられ
ており、ステッピングモータ50を作動させてセクタギ
ヤ45を回動さ「ることにより、ホルダ31の基準面に
対する傾斜角を変更して後輪2L、2Rの舵角0日を制
御し、セクタギヤ45を、その中心線がウオームギヤ4
7の回転軸46の中心線と直角になる中立位e(このと
き、上記揺動アーム33先端のポールジョインi〜36
は基準面上を回動し、後輪2L、2Rの舵角θRはθR
=0になる)から第5図時計回り方向に回動させたとき
には、前後輪1L、2L  (IR,2R>間の転舵比
(後輪転舵角OR/前輪転舵角θF)を後輪2 L l
 2 Rが前輪IL、IRと逆方向に向く逆位相に制御
する一方、反対に反時計回り方向に回動させたときには
、転舵比を後輪2L、2Rが前輪1L、IRと同じ方向
に向く同位相に制御するように構成されている。
また、上記ホルダ31を支持するケーシング34には、
上記セクタギヤ45の左右両側方にセクタギ髪745の
回動範囲を規制するピンよりなる逆位相側および同位相
側のストッパ部材51.52が取り付けられており、第
5図の下側部に示すように、セクタギヤ45が逆位相側
に回動したときには、その中立位置からの回動角が例え
ば−17゜5′となると、セクタギヤ45が逆位相側ス
トッパ部材51に当接してそれ以上の回動が規制される
一方、セクタf V45の同位相側への回動時には、中
立位置からの回動角が例えば20°になると、セクタギ
ヤ45が同位相側のストッパ部材52に当接して動きが
規制されるようになされている。そして、上記セクタギ
t45が上記逆位相側のストッパ部材51に当接したと
きのステッピングモータ50の制御位置をその初期位置
とするように構成されている。
一方、上記パワーステアリング機構16におけるパワー
シリンダ17の両独圧室17b、17Cは該油圧室17
b、17cに接続された通路18゜19途中の連通路5
3により連通され、該連通路53には、連通路53の通
路面積を可変調整してパワーシリンダ17の両独圧室1
7b、17cの連通またはその遮断を制御するバルブ手
段としての比例ソレノイドバルブ54が配設されている
この比例ソレノイドバルブ54は、入力される矩形波信
号のONデユーティ比変化によって移動ストローク(開
弁間)が変化するプランジャ54a(弁体′)を有し、
入力信号のONデユーティ比が100%であるとぎには
プランジャストロークを零にして連通路53を全閉する
一方、ONデユーティ比が0%に向かって低下すると、
それに応じてプランジ11ストロークを増大させて連通
路53を徐々に開くように作動するものである。尚、第
3図中、39は後輪転舵機構12におけるリレーロッド
15の最大移動範囲を規制するロッドストッパである。
上記ステッピングモータ50および比例ソレノイドバル
ブ54は、第6図に示すように、車両のイグニッション
キースイッチ(図示せず)のON操作に伴って供給され
るバッテリ電源をシステム電源として作動するマイクロ
コンピュータ内蔵のコントロールユニット100によっ
て作動制御されるように構成され、このコントロールユ
ニット100には車両の走行速+ffi S P Dを
検出する車速センサ101からの検出信口が入力されて
いる。
上記コントロールユニット100の内部構成を第7図に
よって説明すると、コントロールユニット100は制御
部としてのCPL1102と所定の制御データを記憶す
るROM103とを備え、上記CPU102は、バッテ
リ電圧(12V)を5Vの定電圧に保つ定電圧回路10
4からの出力電圧VCCによって作動し、C)) U 
102の緊定を検出するcpua走検出部105、出力
電圧Vccが4,5V以下に低下したことを検出する出
力電圧検出部106およびイグニッションキースイッチ
117のON操作開始時にリレット信号を出力するパワ
ーオンリセット部107からの各出力を受けてリセット
される。
また、上記車速廿ンサ101の出力信号はインタフェイ
ス108を経て積分フィルタ109に入力され、該フィ
ルタ109でチャタリングを除去された後、波形整形回
路110で信号波形を整形されてCPU102に供給さ
れる。
さらに、コントロールユニット100は、CPU102
の出力を受りてステッピングモータ50を駆動するステ
ッピングモータドライバ111と、該ドライバ111の
出力に基づいてドライバ111およびモータ50の作動
状態を検出する作動状態検出インタフェイス112とを
有しているとともに、CPU102からのカレントダウ
ン指令信号を受けてステッピングモータ50に対するバ
ッテリ電源からの出力電流をモータ50の非ti制御中
(モータ出力@50aの回転を停止さ「ているとき)に
各相とも例えば100IIIAに制限するカレン1〜ダ
ウン部113を有している。
また、コントロールユニット100には、上記CPU1
02の出力に基づいて比例ソレノイドバルブ54に対し
コントロールユニット100を経由した12Vのバッテ
リ電源を給電して該比例ソレノイドバルブ54を駆動制
御するためのソレノイドドライバ114と、上記ステッ
ピングモータドライバ50におけるトランジスタの開放
故障あるいはそのモータ制御系の短絡故障、ハーネス断
線、カブラ抜は等が生じたときにCPU102の出力を
受けてワーニングランプ116を点灯させるランプドラ
イバ115とが設けられている。
ここで、さらに、上記コントロールユニット100のC
PU102において行われる信号処理手順を第8図ない
し第11図に基づいて説明する。
第8図は信号処理のプログラムのメインルーチンを示し
、イグニッションキースイッチ117のON操作による
スタートの後、先ず、ステップs1でシステムの初期化
を行い、次のステップs2で、システムチェックを行う
。このシステムチェックは上記ステッピングモータ50
に対する制御システムが正常な状態にあるか否かをチェ
ックするものであり、第9図に示すサブルーチンに沿っ
て処理される。
すなわち、最初のステップS3で上記カレントダウン部
113に対するカレントダウン指令信号の出力を解除す
るとともに、モータ故障判定フラグF2wsをFzWS
=Oにリセットする。このモータ故障判定フラグF2W
Sは、ステッピングモータ50に対する制御システムが
正常な状態であるときには、F2WS=Oにリセットさ
れるが、モータ50の故障等により制御システムに異常
が生じたとき、つまり上記比例ソレノイドバルブ54に
よりパワーシリンダ17の両独圧室17b、17c同士
を連通させて後輪21−.2Rを舵角θRがθR=Oの
状態に保持し、車両を通常の2輪操舵状態に保つ必要が
あるときには、F2WS=1にセット・される。この後
、ステップS4でステッピングモータ50に対する全て
の励磁相をON状態(励磁状態)に保つ信号を出力し、
次いでステップS5で一定時間の経過を持った後、ステ
ップs6でモータ励磁相の励磁状態を作動状態検出イン
クフェイス112によってモニタリングし、次のステッ
プS7で励磁相が全てLoレベルが否かを判定する。こ
の判定がYESのときには、ステップ866において今
度はステッピングモータ5oに対する全ての励磁相をO
FF状態(励磁解除状態)に保つ信号を出力し、次いで
ステップsっで一定時間の経過を待った後、ステップS
 +oで上記ステップS6と同様にその励磁状態をモニ
タリングし、ステップS oで励磁相が全て1−1iレ
ベルが否かを判定する。この判定がYESであるときに
は、制御システムが正常状態にあると見做し、ステップ
S 12でステッピングモータ5oに対する励磁状態お
よびカレントダウン指令状態を再設定した後、上記メイ
ンルーチンの次のステップS +sに復帰する。
一方、上記ステップS7での判定がNOであるときには
、ステンピングモータドライバ111における駆動トラ
ンジスタの開放故障と見做し、またステップS nでの
判定がNoであるときには、モータ50とコントロール
ユニット100との間の短絡故障、カブラ扱け、ハーネ
ス断線等と見做し、いずれのときでも制御システムの異
常時と判定してステップS 13に進み、ステッピング
モータ50の現在ステップ数MPをその目標ステップC
Pに一致させてモータ50の作動を停止させるとともに
、ワーニングランプ116を点灯させ、次のステップS
14でパワーシリンダ17の両独圧室17b、17cを
連通させるために上記フラグF2ws@F2ws=1に
セットし、以後は上記ステップS+a、SI4を繰り返
す。上記目標ステップ数CPは、ステッピングモータ5
0の制御初期位置、つまりセクタギヤ45が逆位相側ス
トッパ部材51に当接して転舵比が逆位相側の最大転舵
比になっている位置をCP=0とし、そこからモータ5
0をその目標制御位置に制御するとぎにモータ50に入
力されるパルス信号のステップ数を示すものであり、ま
た現在ステップaMPは、モータ50の現在の制御位置
の上記制御初期位置からのステップ数を示すものである
そして、こうしたシステムチェックの終了後、メインル
ーヂンにJ3けるステップS +sに進んで上記ステッ
ピングモータ50の現在ステップ数MPをMP=Oに、
その目標ステップ数CPをCP=−580にそれぞれ設
定するとともに、モータ位置初期化制御モードの実行を
示ずフラグF1をF1=1にセットする。上記フラグE
1は、モータ50をその制御位置の初期化のために制御
するセータ位置初期化制御モードのとぎにはF1=1に
セットされるが、車速SPDに応じて転舵比を制御する
車速感応制tll’E−ドのときにはF1=0にリセッ
トされる。
この後、ステップS +cに進み、上記ステップS2と
同様にシステムチェックを行った後、ステップS +y
において上記フラグF1がF+=1か否かの判定を行う
。この判定/J’FI=1のYESであるとき、つまり
モータ50の位置初期化制御モードを行うときには、ス
テップS +sに進み、上記モータ50に対する目標ス
テップ数CPが現在ステップ数MPに等しいか否かを判
定し、この判定がCPf−MPのNoのときにはそのま
ま上記ステップS +6に戻る。また、判定がCP−M
PのYESでモータ50の制御位置初期化が終了してい
るときには、ステップS +sに進み、セータ50の目
標ステップ数CPおよび現在ステップ数MPをCP−M
P−0にし、かつフラグF1を「1−Oにリセットする
とともに、このモータ50の制御位置初期化を1度実行
し終ったことを識別するためのフラグF2をF2−1に
セットした後、上記ステップS +sに戻る。
一方、上記ステップS 17での判定がF+ −0のN
Oでモータ50を転舵比変更のために制御するときには
、ステップSiに進んで車速ヒンナ101により検出さ
れた車速SPDが5PD−0(停車状fiりにあるか否
かを判定し、この判定がYESのときには、ステップ8
2+においてさらに上記フラグF2がF2−0かである
か否かを判定する。
そして、このステップS 21での判定がF2=1のN
Oであるときにはそのまま上記ステップS +6に戻る
が、判定がF2=0のYESでモータ50の制御位置初
期化を**5po−oの停車時に実行していないときに
は、ステップ822でフラグF1をF1=1にセットし
、次のステップ823でモータ50の目標ステップ数C
Pをその制御初期位置に対応するCP−−580に設定
したのち上記ステップS +sに戻る。
また、上記ステップ820での判定が5PD−^OのN
OであるときにはステップS 24に進み、検出された
車速SPDを予め車速に応じて設定されてROM103
に記憶されている制御データテーブルに照合して、モー
タ50の目標ステップ数CPを実際の車速SPDに対応
づる目標ステップ数CP=f  (SPD)にヒツトし
、次のステップSδで上記両フラグF+ 、F2を共に
F+ =F2 =0にリセットしたのち上記ステップS
 +aに戻る。
尚、上記ROM103に記憶されている制御データテー
ブルは、第12図に示すように車速SPDに応じて前後
輪1L、2L (IR,2R)の転舵比が変化し、1!
速SPDが低い場合には、車両の目頭性を良好にするた
めに、後輪2L、2Rが前輪IL、IRに対して逆り向
にすなゎら逆位相で転舵されて、転舵比が負となる一方
、車速SPDが例えば約67km/時に達したときには
、転舵比が零になり、前輪IL、、IRの転舵に関係な
く後輪2L、2Rの舵角θRがθR=Oに保たれて車両
が通常の2輪操舵状態になる。さらに高速走行の場合に
は、コーナリング時の後輪2L、2Rのヴリップ力を向
上させて走行安定性を高めるために、後輪2L、2Rが
前輪IL、1Rと同方向にすなわち同位相に転舵されて
、転舵比が正となるように設定されている。
また、第10図はCPU102に内蔵されているタイマ
にヒツトされた時間が経過したときに上記メインルーチ
ンに対して割込み処理される第1のインタラブドルーチ
ンを示し、このインタラブドルーチンでは、先ず、最初
のステップS30でモータ50の目標ステップ数CPが
現在ステップ数MPと等しいことを判定する。この判定
がCP−MPのYESのとき、つまりモータ50へのパ
ルス信号の出力が不要でモータ50をその制御位置に保
持けるときには、ステップS 31に進んでカレン1−
ダウン指令信号をカレントダウン部113に出力するこ
とにより、モータ50への印加電圧を低下させてその発
熱量を抑え、次いでステップSIで次回の割込み処理を
発生さける上記タイマをセットしたのち上記メインルー
チンにおける割込み後のステップに復帰する。
また、上記ステップ830での判定がCP+MPのNO
であるときには、ステップ832に進んで上記カレント
ダウン部113に対するカレントダウン指令信号の出力
を解除したのち、ステップ833に進み、上記モータ5
0の目標ステップ数CPと現在ステップ数MPとの大小
関係を判定する。この判定がCP>MPのYESである
ときには、ステップ834に進んでモータ50が転舵比
の同位相方向に1ステツプだけ動くようにその励磁相を
切り換え、次いでステップ835で現在ステップaMP
をMP4−MP+1に更新したのち上記ステップ83+
1に移る。一方、上記ステップSfJでの判定がCP<
MPのNoであるとぎには、ステップ5−13に進んで
モータ50が転舵比の逆位相方向に1ステツプだけ動く
ように励磁相を切り換え、ステップ837で現在ステッ
プ数MPをMP(MP−1に更新したのち上記ステップ
8311に移る。
さらに、第11図は上記第1のインクラブドルーチンと
同様に、CPU102に内蔵されているタイマにセット
された時間Tが経過したときに上記メインルーチンに対
し割込み処理されるバルブ制御のための第2のインクラ
ブドルーチンを示す。
このルーチンでは、最初のステップSaoで上記モーフ
故障判定フラグF2WSがF2WS=1である、つまり
車両を2輪操舵状態に保持すべき制御システムの異常時
であるか否かを判定する。この判定がF2WS−0のN
oであるときには、ステップS41に進み、比例ソレノ
イドバルブ5/IにON信号を出力するとともにカウン
タCNTをCNT=0にリセットし、さらに時間TをT
=10000μ秒にセットしたのら、ステップ85Gに
おいてタイマを上記時間T(μ秒)にヒツトし、しかる
後、上記メインルーチンの割込み後のステップに復帰す
る。
一方、ステップSaoでの判定がFzWS−1のYES
のときにはステップS42において上記カウンタCNT
がCNT<100であるか否かの判定を行い、判定がY
ESのときには、ステップS 43においてさらに上記
比例ソレノイドバルブ54がON状態か否かを判定する
。この判定がYESのときには、ステップS 44に進
んで比例ソレノイドバルブ54にOFF信号を出力し、
次いぐステップS 46でカウンタCNTに「1」を加
えてそれをCNT+1に更新したのち、ステップ846
でその新しいカウンタCNTに時間変換のための係数1
00を乗じて上記時1!?IT−CNTX100を演剛
し、しかる後、上記ステップSsoに移行してタイマを
上記時間T (=CNTx100)μ秒にセットする。
また、上記ステップS 4:Iでの判定が比例ソレノイ
ドバルブ54のOFF状態によるNoのときには、ステ
ップS 47に進んで同バルブ54にON信号を出力し
、次のステップS48で上記カウンタCN丁を定数10
0から減じた値10O−CNTに上記時間変換係数10
0を乗じて時間T=100x (10O−CNT)を演
算し、しかる後、上記ステップSsoに移る。
すなわち、上記ステップS 43〜s48、sSOの繰
返しにより、比例ソレノイドバルブ54に出力される1
001−12の矩形波信号のONデユーティ比を100
%から0%に向けて比例的に漸次減少させる。そして、
こうした処理により上記カウンタCN丁がCNT−10
0に遺してステップ842での判定がNOになると、ス
テップ841に進み、上記時間TをT == 1000
0μ秒にセットし、かつ比例ソレノイドバルブ54にO
FF状態つまり全開状態を保持する信号を出力したのち
、上記ステップ5riJに進み、以後、上記ステップ8
ao、5cSu、Ssoを繰り返す。
よって、上記メインルーチンにおけるステップS+!J
、S24および第1のインクラブドルーチンにお【プる
ステップ830〜$30により、アクチュエータとして
のステッピングモータ50をその制御初期位置を基i(
とじて作動制911するようにしたモータ制御手段11
7が構成される。
また、上記第2のインタラブ1−ルーチンにお(〕るス
テップ8@、842〜850により、上記モータ制御手
段117の作動異常時(モータ故障判定フラグF2WS
に「1」が立てられたときンに上記比例ソレノイドバル
ブ54を連通路53の通路面積が最大面積に向かって徐
々に増大するように制御するようにしたバルブ制御手段
118が構成される。
次に、上記実施例の作動について説明する。
先ず、使用停止状態にある車両を運転すべく、そのイグ
ニッションキースイッチをON操作すると、それに伴っ
てシステムチェックが行われる。
P そして、ステッピングモータ50に対する制御シス
テムが正常な状態であるときには、コントロールユニッ
ト100からステッピングモータ50に580ステツプ
のパルス信号が出力されてモータ50が作動し、このモ
ータ50の作動によりセクタギψ45が逆位相方向(第
5図で時計口り方向)に回動し、そのセクタギ1745
の逆位相側ストッパ部材51との当接によりモータ50
の制御初期位置が位置決めされる。
このようなモータ50の位置決め後、車両が走行状態に
移行すると、そのとぎの車速SPDが車速センサ101
により検出されて該車速センサ101からコントロール
ユニット100に検出信号が出力され、このコントロー
ルユニット100に;13 GjるCPU102により
車速SPDに応じた転舵比が梓出され、その転舵比に対
応したパルス信号がモータ50に出力されてモータ50
が作動する。このモータ50の作動によりセクタギr4
5が回動して該セクタギヤ45に連結されている揺動ア
ーム33の揺助軌跡面が基準面に対し傾斜女史され、こ
の変更によりステアリングホイール10の操作つまり前
輪IL、IRの転舵に連動して移動4111 jlQ 
J) +回りに回動するコネクティングロッド37の動
きに対するコントロールロッド30の移動方向および移
動距離が変化し、このコントロールロッド30の移動に
応じて後輪2L、2Rが前輪IL、IRに対し上記算出
された所定の転舵比になるよう、パワーステアリング機
構16のパワーシリンダ17によってアシストされなが
ら転舵される。このことにより、車両の4輪1シ、1R
,2L、2Rが低中速時には転舵比が逆位相に、^車速
時には転舵比が同位相にそれぞれなるように制御される
一方、上記システムチェックの結果、ステッピングモー
タドライバ111における故障や短絡故障等によってモ
ータ50に対するfl、制御システムが異常状態にある
ときには、モータ50の制御は停止され、その替り、ワ
ーニングランプ116が点灯されてシステムの異常が表
示されるとともに、比例ンレノイドバルブ54にONデ
ユーティ比制御信号が出力されて該バルブ54が最終的
に量弁状態に切り換えられ、このことにより上記パワー
シリンダ17の両油圧!17b、17cIfi連通路5
3を介して連通ずる。このため、パワーシリンダ17の
後輪転舵に対するアシスト力がなくなり、後輪2L、2
Rは実質的に転舵されずにリターンスプリング17d、
17dの付勢力によって舵角θRが0R=Oとなる中立
位置に保持される。その結果、車両はその前輪IL、I
Rのみが転舵される通常の2輪操舵状態に固定され、車
両の走行安全性を高めることができる。
また、その際、上記比例ソレノイドバルブ54は該バル
ブ54に対する制御信号のONデユーティ比の漸減によ
り時間の経過とともに徐々に開くので、車両の4輪操舵
状態から2輪操舵状態への切換えが!1艷かに行われる
ことになり、−よって乗員が違和感を受()ることはな
い。
また、E記の如き車両の運転中、車両が走行停止して車
速S P D /)(S P D = 0になると、そ
の都度、上記と同様にしてシステムチェックおよびモー
タ50の制御初期位置への位置決めが行われる。
尚、上記実施例では、車両の前後輪1L、1R。
2L、2Rの転舵比を車速SPDに応じて可変制御する
ようにした4輪操舵装置に適用した場合を例示したが、
本発明は後輪をl!速および前輪舵角に応じて直接アク
チュエータによって駆i11するようにした4輪操舵装
置にも適用することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ステアリングホ
イールの操作により萌後の車輪を転舵するとともに、後
輪の転舵をパワーステアリング機構によってアシストす
るようにした車両の4輪操舵装置において、後輪の舵角
を−り御するアクチュエータ用制御手段の作動異常時に
はパワーステアリング機構におけるパワーシリンダの両
圧力室同士を徐々に連通させて、最終的に後輪舵角を零
にロック保持するようにしたことにより、制御手段の作
動異常時には、乗員に操舵特性の急激な変化による違和
感を与えることなく自動的に車両を通常の2輪操舵状態
に固定でき、よって車両の走行安全性のより一層の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図ないし第
12図は本発明の実施例を示し、第2図は4輪操舵装置
の概略構成を示す平面図、第3図は同模式斜視図、第4
図は転舵比III御機構の縦所面図、第5図はストッパ
部材により規制されるセクタギV回動範囲を示す説明図
である。第6図はコントロールユニットに対する各機器
の接続状態を示で説明図、第7図はコントロールユニッ
トの内部構成を示すブロック図、第8図はコントロール
ユニットにお参プるC I) Llで処理されるメイン
ルーチンを示すフローチp−を一層、第9図は同システ
ムチェックのためのナブル−チンを示寸フローヂp−1
−図、第10図は同モータ制御のためのインクラブドル
ーチンを示ずフローチャート図、第11図は同バルブ制
御のためのインクラブ1−ルーチンを示すフローチャー
ト図、第12図はROMに記憶されている制御データテ
ーブルを示す特性図である。 IL、IR・・・前輪、2L、2R・・・後輪、3・・
・前輪転舵機構、7・・・ステアリング機構、10・・
・ステアリングホイール、12・・・後輪転舵機構、1
6・・・パワーステアリング機構、17・・・パワーシ
リンダ、17b、170・・・油圧室、17d・・・リ
ターンスプリング、20・・・コントロールバルブ、2
9・・・転舵比制御機構、30・・・コントロールロッ
ド、33・・・揺動アーム、37・・・コネクティング
ロッド、40・・・回転付与アーム、50・・・ステッ
ピングモータ、53・・・連通路、54・・・比例ソレ
ノイドバルブ、100・・・コントロール、1ニツト、
1o1・・・車速センサ、102・・・CPU1103
・・・ROM1117・・・モータ制御手段、118・
・・バルブ制御手段。−2〜特 許 出 願 人  マ
ツダ株式会社代     理     人   前  
1)    弘    −−′第1 図 田(遣iiv!r) 第2図 作 第3図 第5図 艶り 第8図 第9図 第1o図 第11!¥1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステアリングホイールの操作に応じて前後輪を転
    舵するようにした車両の4輪操舵装置であって、前輪を
    転舵する前輪転舵機構と、後輪を転舵する後輪転舵機構
    と、該後輪転舵機構を介して後輪舵角を制御するアクチ
    ュエータと、該アクチュエータを作動制御するアクチュ
    エータ制御手段と、上記後輪転舵機構に連係され、後輪
    をその舵角が零になるように付勢する後輪舵角付勢手段
    と、該後輪転舵機構に連係されたパワーシリンダを有し
    、該パワーシリンダにより後輪の転舵を上記後輪舵角付
    勢手段の付勢力に抗してアシストするパワーステアリン
    グ機構とを備える一方、上記パワーステアリング機構に
    おけるパワーシリンダの両圧力室を連通する連通路と、
    該連通路の通路面積を可変調整するバルブ手段と、上記
    アクチュエータ制御手段の作動異常時に上記バルブ手段
    を連通路の通路面積が最大面積に向かって徐々に増大す
    るように制御するバルブ制御手段とを備えてなることを
    特徴とする車両の4輪操舵装置。
JP60282687A 1985-12-16 1985-12-16 車両の4輪操舵装置 Expired - Lifetime JPH0811539B2 (ja)

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JPH0811539B2 JPH0811539B2 (ja) 1996-02-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5068584A (en) * 1988-11-29 1991-11-26 Regie Nationale Des Usines Renault Auxiliary device for handling failures of an actuating system of a linear electric actuator

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59128054A (ja) * 1983-01-13 1984-07-24 Mazda Motor Corp 車両の4輪転舵装置

Patent Citations (1)

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