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JPS63154312A - 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 - Google Patents

熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法

Info

Publication number
JPS63154312A
JPS63154312A JP30223386A JP30223386A JPS63154312A JP S63154312 A JPS63154312 A JP S63154312A JP 30223386 A JP30223386 A JP 30223386A JP 30223386 A JP30223386 A JP 30223386A JP S63154312 A JPS63154312 A JP S63154312A
Authority
JP
Japan
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mold
molded
molded body
molded object
adhesive
Prior art date
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Granted
Application number
JP30223386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0615176B2 (ja
Inventor
Setsuji Yamamoto
山本 節二
Tsuneo Kurihara
栗原 恒夫
Teruhiro Kameshima
亀島 彰宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP30223386A priority Critical patent/JPH0615176B2/ja
Publication of JPS63154312A publication Critical patent/JPS63154312A/ja
Publication of JPH0615176B2 publication Critical patent/JPH0615176B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A3発明の目的 fil  産業上の利用分野 本発明は、互いに重合して接合された第1および第2成
形体よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法
に関する。
(2)従来の技術 従来、この種積層成形体は、成形材料を用いて第1およ
び第2成形体を別々に圧縮成形し、それら成形体を離型
した後、それらを接着剤を介し重合して接合する、また
はそれらを重合してボルトおよびナツトにより結合して
いる。
(3)  発明が解決しようとする問題点しかしながら
前記手法を採用すると、積層成形体の製造工数が多いの
で量産性に欠けるという問題がある。
本発明は前記問題点を解決し得る前記製造方法を提供す
ることを目的とする。
B1発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明は、互いに重合して接合された第1および第2成
形体よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体を製造する
に当り、第1型、該第1型と対向する第2型、および両
型間に存する中間型よりなる圧縮成形型を加熱し、該圧
縮成形型の1回の閉型操作により、前記第1型および中
間型間並びに前記第2型および中間型間にそれぞれ前記
第1および第2成形体を同時に圧縮成形し、引続き両成
形体を硬化する工程と;前記第1および第2成形体を前
記第1および第2型にそれぞれ付着させた状態で前記圧
縮成形型の開型を行うと共に前記中間型を前記第1およ
び第2型間より離脱して前記第1および第2成形体を対
向させる工程と;加熱下に在る前記第1および第2型の
閉型を行って前記第1および第2成形体を接着剤を介し
互いに重合して接合する工程と;を用いることを特徴と
する。
(2)作 用 前記製造方法によれば、第1.第2成形体の圧縮成形、
両成形体の硬化および加熱下における両成形体の接着剤
による重合接合を連続して行うので、積層成形体の製造
工数を低減すると共に接着剤の乾燥時間を短縮し、その
積層成形体の量産性を向上させることができる。また両
成形体を、第1および第2型にそれぞれ付着させた状態
で重合接合するので、両成形体の心合せ作業を行うこと
なく、位置ずれのない高品質な積層成形体を得ることが
できる。
(3)実施例 第1図は、繊維強化された熱硬化性合成樹脂製積層成形
体りを示し、その積層成形体りは、接着剤を介し互いに
重合して接合された第1および第2成形体m+ 、m、
より構成される。第2成形体m2は、中間部およびその
両側部にそれぞれ小凸部a1〜a3を有し、それら小凸
部a、〜a、の頂面が接着剤塗布面として機能する。強
化繊維としてはガラス繊維が用いられ、またマトリック
スである熱硬化性合成樹脂としては不飽和ポリエステル
樹脂が用いられる。
積層成形体りの製造装置は、主として第2.第2A図、
第2B図、第3図に示すように構成される。
即ち、第1型としての上型IIの下方に第2型としての
下型12が配設され、中間型13が両型1、.1mの間
に挿脱し得るように水平移動自在に配設される。これら
上、下型1),1gおよび中間型13より圧縮成形型1
が構成される。上型1、は空圧または油圧式の第1作動
シリンダ21のピストンロッド3.に支持板4を介して
連結されて昇降自在であり、一方、下型1□は支持板5
を介して基台6.上面に固定される。
上型1、を上昇させた開型時において、その上型IIと
下型1を間には中間型用保持枠7が配設され、その保持
枠7の外縁部に下型1.の支持板5に立設された複数の
ガイドピン8が摺動自在に貫通している。保持枠7と支
持板5間に各ガイドピン8に遊嵌したクツシランばね9
が縮設され、開型時には各クッションぼね8の弾発力に
より保持枠7は各ガイドピン8の拡大頭部8aに当接し
て下型1□の上方に位置する。
保持枠7は、第3図に明示するように一側部を開放した
平面路コ字形をなし、その両対向部7a。
7aおよびそれら対向部7a、7aの連結部7bの内側
面に内方に向けて開口する保持溝10が形成される。
保持枠7の開放した一側部において、その保持枠7と対
向し、且つそれと同一水平面上に位置するように中間型
用ガイド枠1)が基台6□上に支持部材12を介して固
定される。そのガイド枠1)は、保持枠7の両対向部7
a、?aと平行な一対の対向部1)a、llaと、それ
ら対向部1)a、llaを連結する連結部1 ]、 b
とを備え、保持枠7側の一側部を開放した千面略コ字形
に形成される。両対向部1)a、llaおよび連結部1
)bの内側面に内方に向けて開口するガイド溝13が形
成される。ガイド枠1)の連結部1)b外側面に軸線を
両対向部1)a、llaの長手方向に向けた空圧または
油圧式の第2作動シリンダ2アが固定され、そのピスト
ンロッド3□はガイド枠1)の連結部Ilbを貫通して
両対向部1)a。
1)aおよび保持枠7の両対向部7a、7a間の空間内
で伸縮し得るようになっている。
ガイド枠1)における両対向部1)a、llaのガイド
溝13に中間型1.の両側部が摺合され、その中間型1
.とくストンロフド3□に遮断状態となり得る連結機構
14の半体14..14□がそれぞれ設けられる。かく
して連結機構14の半体14..142が連結状態にあ
り、且つ中間型1、がガイド枠1)内に位置する状態に
おいて、第2作動シリンダ2□のピストンロッド3□を
伸長させると中間型13はガイド枠1)より保持枠7の
保持溝IOに摺合して連結部7bに当接し、これにより
中間型13が上型itおよび下型1□に対して位置決め
される。前記連結機構14の半体14..142を遮断
してピストンロッド3□を収縮すれば中間型1.は保持
枠7に残置される。
中間型1.を保持枠7から離脱する場合には、ピストン
ロッド3□を再び伸長させて連結機構14の半体14.
.14□を連結し、その後ピストンロッド3tを収縮さ
せれば中間型13は保持枠7よりガイド枠1)内に摺合
し、その中間型1.の停止位置は連結部材14がガイド
枠1)の連結部1)bに当接することにより規制される
中間型l、と対向する上型IIの下面に大きな凹部15
が形成され、また上型1.と対向する中間型l、の上面
に凹部15に遊嵌される凸部1Gが形成される。上型1
.と中間型13の閉型時それら凹部】5および凸部16
により第1成形体m1を圧縮成形するための第1キャビ
ティC,(第4回)が画成される。
中間型1.と対向する下型1□の上面に突出部17が設
けられる。その突出部17の上面に3個の小凸部17a
と、相隣る小凸部17a間に位置する小凹部17bが形
成され、また下型1□と対向する中間型13の下面に各
小凸部17aを遊嵌する3個の小凹部18bと各小凹部
17’bに遊嵌する小凸部18aが形成される。下型1
2と中間型13の閉型時それら小凸部17aと小凹部1
8bおよび小凹部17bと小凸部18aにより第2成形
体m2を圧縮成形するための第2キヤビテイC2(第4
図)が画成される。
また中間型1.の下面において、両側の小凹部18bの
外側に下型1tの突出部17外側面と協働して第2成形
体m2に、トリミング加工を施される縁部を成形する突
出部18Cが設けられる。
上型16、下型Ltおよび中間型1.に、それらを加熱
するためのヒータ19.〜19.が埋設される。
また下型1□に各小凸部17aの頂面より突出し得る3
本のノ・ンクアウトピン20が摺合され、各ノックアウ
トビン20は支持板21を介して空圧または油圧式の第
3作動シリンダ2.のピストンロフト3.に連結される
上型1)における凹部15の両側に存する下面に、第1
成形体m、の成形時そのトリミング加工を施される縁部
に食込み状態となる食込み凸部35aを備えたカムスラ
イド35が設けられる。それらカムスライド35の支持
構造および移動機構は同一であるから第2A、第2B、
第4A、第6A図により第2図における右側のカムスラ
イド35について説明する。
第2A、第2B図に明示するように、カムスライド35
の上面に横断面丁字形をなす一対のガイド突起36 (
図には一方のみ示す)が形成されており、各ガイド突起
36は上型1.の下面に開口する横断面丁字形のガイド
溝37に摺合され、これによりカムスライド35は上型
IIの凹部15開口に対して進退し得るようになってい
る。
各ガイド突起36の外側において、カムスライド35に
、下方および上型1)の側方に向けて開口する鉤形凹部
38が形成され、その凹部38の天壁に上型1.の外側
面側より切り込まれた切欠き溝39が形成される。切欠
き溝39に吊持ボルト40が挿通され、その吊持ボルト
40は上型1)に螺着される。凹部38の天壁に、吊持
ボルト40を貫通させた保持板41が当てられており、
その保持板41と吊持ボルト頭部40aに当てられた座
金42間に吊持ボルト40に遊嵌されたばね43が縮設
される。この場合ばね43のセ−/ ト萄重はカムスラ
イド35の進退を妨げないように設定される。
両ガイド突起36間において、第2Δ、第4A。
第6A図に明示するように、カムスライド35に、上下
部を開口した窓44が設けられる。その窓44における
食込み凸部35aに近い第1斜面451は、その下縁が
食込み凸部35a下方の隅角部に接近するように上部か
ら下部に向って傾斜しており、また食込み凸部35aか
ら遠い第2斜面45□はその下縁が食込み凸部35a下
方の隅角部より遠去かるように上部から下部に向って傾
斜している。
第2.第4A図に明示するように中間型13の凸部16
両側に、カムスライド35の第1斜面45、と摺合して
そのカムスライド35を前進させる、斜面46を備えた
第1カムドライバ47.が突設され、また第6A図に明
示するように下型18の突出部17両側にカムスライド
35の第2斜面45□と摺合してそのカムスライド35
を後退させる、斜面48を備えた第2カムドライバ47
2が突設される。
第2B図に明示するように、カムスライド35における
鉤形凹部38の天壁において、食込み凸部35aと切欠
き溝39間に貫通孔49が形成されており、その貫通孔
49の上部に鋼球50が摺合され、また下部に止めねじ
51が螺着される。
鋼球50と止めねし51間に、鋼球50を上型1)に向
けて弾発するばね52が縮設される。上型1)の下面に
2個の第1.第2係合凹部53.。
53□がカムスライド35の進退方向に沿って形成され
る。
鋼球50が上型I、の凹部15に近い一方の第1係合凹
部53.に係合すると、第4A図に示すようにカムスラ
イド35はその食込み凸部35a先端を上型1.におけ
る凹部15の縁より開口内へ突出させた前進位置に保持
される。また鋼球50が他方の第2係合凹部53tに係
合すると、第6A図に示すようにカムスライド35はそ
の食込み凸部35a先端を前記凹部15の縁より引込ま
せた後退位置に保持される。
前記カムスライド35、第1カムドライバ474、鋼球
50、ばね52および第1係合凹部53、は、第1成形
体m、を上型1.に付着させる第1付着機構八、を構成
する。
中間型13に気密室22と、その気密室22より延出し
て凸部16の外面および小凹部28bの内面にそれぞれ
開口する多数の通気孔26が形成され、気密室22は切
換弁27を介して真空ポンプ24およびブロア28に接
続される。
これら気密室22、全ての各通気孔26および真空ポン
プ24は、第1および第2成形体ml。
mlの圧縮成形時第1.第2キャビティC,、C2に真
空吸引を施すための真空吸引機構■を構成する。
また気密室22、小凹部18bの各通気孔26およびブ
ロア28は第2成形体m2を下型1□に付着させる第2
付着機構A2を構成する。
下型1.の−側に積層成形体りを搬送するコンベヤ29
が配設される。そのコンベヤ29の近傍において基台6
□に立設された支柱30に、積層成形体りを下型1□よ
りコンベヤ29上に移送する移送機31の移動ロッド3
2が摺合され、その移動ロッド32の先端部に下型1t
と対向し得るように複数の真空式吸盤33が設けられる
また下型1□の他側には、次のような接着剤塗布機構C
Oが配設される。
即ち、基台6I上に支持台60が固定され、その支持台
60上面に接着剤層61が設置される。
接着剤層61に、加熱下で乾燥硬化する一液型接着剤す
が貯えられており、その接着剤す中にはそれを含浸させ
るフェルト体62が浸漬される。
フェルト体62の上方に、水平移動自在の可動アーム6
3が配設され、その可動アーム63の下面に、複数の空
圧または油圧式の第4作動シリンダ24を介してフェル
ト製塗布板64の支持体65が吊持される。塗布板54
は、可動アーム63の後退位置でフェルト体62に対向
し、また可動アーム63の前進位置で下型1□に対向す
る。
次に前記製造装置による積層成形体りの製造について説
明する。
圧縮成形型1の開型時には第2図に示すように上型1)
は保持枠7の上方へ、また中間型1.はガイド枠1)内
にそれぞれ位置し、連結部材14は連結状態にある。各
ノックアウトビン20は下型1□内に没入し、それらの
先端面は下型1□の各小凸部17aの頂面と同一面上に
保持される。
移送機31の移動ロッド32は、その吸盤33がコンベ
ヤ29の上方に位置するように移動している。真空ポン
プ24およびブロア28は不作動状態にあり、また切換
弁27は真空ポンプ24側にそれぞれ切換えられている
。カムスライド35は後退位置にあって、その位置は鋼
)Ji 50が第2係合凹部53□に係合することによ
り保持される。
接着剤塗布機構COの可動アーム63は後退位置にあり
、塗布板64はフェルト体62の上方に位置する。
成形作業前に、上型1)、下型1□および中間型1.を
各ヒータ191〜193により、不飽和ポリエステル樹
脂の硬化温度である120〜150℃に加熱する。また
中間型l、の凸部16頂面および下型1□の中間の小凸
部17a頂面に、ガラス繊維、充填剤、増粘剤等を混入
した不飽和ポリエステル樹脂よりなるパテ状成形材料C
OM、。
C0M2をそれぞれ載置する。
第2作動シリンダ2□を作動してそのピストンロッド3
□を伸長させ、第2図鎖線示のように中間型1.をガイ
ド枠1)より保持枠7内に摺合して位置決めする。
連結部材1.4を遮断状態にし、第2作動シリンダ2□
を再び作動してそのピストンロッド3□を収縮させ、ピ
ストンロッド3tのみをガイド枠1)内に移動する。
第4図に示すように第1作動シリンダ21を作動してそ
のピストンロッド31を伸長させ、上型1、を下降させ
る。これにより各カムスライド35の第1斜面45.が
各第1カムドライバ471の斜面46に摺合して各カム
スライド35が前進し、また第4図に示すように各カム
スライド35の下面が中間型1.上面に当接し、さらに
上型18.中間型1.および保持枠7が各クッションば
ね9を圧縮しつつ下降して中間型13の突出部18C下
面を下型12上面に当接する。かくして圧縮成形型1の
閉型が行われる。
上型IIおよび中間型1)間には第1キャビティC,が
画成され、そのキャビティC,内で成形材料COM、が
加熱されて流動し第1キヤビテイC4内を満たすので第
1成形体m、が圧縮成形され、その後加熱硬化する。ま
た第4A図に示すように各カムスライド35の食込み凸
部35a先端と中間型1.の凸部16の各側面間に所定
の間隙g、が形成され、その間隙glに成形材料C0M
1が流込むので第1成形体m1に連設された縁部r1が
成形さ、れる。各縁部f1は容素込み凸部35a先端を
囲繞するように成形されるので、その先端は縁部f、に
食込んだ状態となる。
さらに下型1□および中間型13間には第2キヤビテイ
C2が画成され、前記同様に成形材料COM zの流動
により第2成形体m2が圧縮成形され、その後加熱硬化
する。また第4B図に示すように中間型13の各突出部
18c内側面と下型12の突出部17の各外側面間に所
定の間隙g2が形成され、その間隙g2に成形材料CO
M zが流込むので第2成形体m2に連設された縁部f
2が成形される。このように1回の閉型摸作により2つ
の成形体ml、mlが同時に得られる。
この場合、ア、下型1),1□および中間型1、の温度
が高いので、成形材料COMI 、C0M2の流動性は
良いが、時としてガラス繊維が不飽和ポリエステル樹脂
分の流れを妨げて成形材料COMI 、C0M2の流れ
がスムーズに行われないことがある。これは成形材料C
OM、、COM。
による空気の巻き込みを招来するので、圧縮成形時に真
空ポンプ24を作動して第1.第2キヤビテイCI+C
!に真空吸引を施し、流動する成形材料COM + 、
  COM z中に空気が巻き込まれないようにして第
1.第2成形体m、、mzにおける気孔の発生を防止す
る。
真空ポンプ24の作動を停止して切換弁27をブロア2
8側に切り換え、また前記閉型状態を両成形体ml、m
zが完全硬化するまで維持する。
ブロア28を作動して加圧空気を中間型13の気密室2
2および各通気孔26を介し第1.第2キヤビテイCI
+  C!に噴射する。この加圧空気による押圧作用に
より第1.第2成形体ml、m2が中間型13より離型
する。
第5図に示すように、第1作動シリンダ21を作動して
そのピストンロッド3.を収縮させ、上型1.を成形作
業前の位1まで上昇させる。これにより保持枠7および
中間型1.は各クッションばね9の弾発力により保持枠
7が各ガイドビン8の拡大頭部8aに当接する成形作業
前の位置まで復帰する。この間型後ブロア28の作動を
停止し、切換弁27を次工程に備えて真空ポンプ24側
へ切り換える、または中立位置に保持する。
第1成形体m、の各縁部f、には各カムスライド35の
食込み凸部35a先端が食込んでおり、また鋼球50と
第1係合凹部531の係合により各カムスライド35が
前進位置に保持されるので、前記食込み状態が確実に維
持され、これにより第1成形体m+ は上型1.に付着
したままその上型1)と共に上昇する。一方、第2成形
体m2は、前記加圧空気の押圧作用によって中間型1.
から離型しており、またその各縁部f2が突出部17の
各外側面に密着しているので、下型1□に残置される。
第2作動シリンダ2□を作動してそのピストンロフト3
□を伸長させ、連結部材14を接続状態にする。そして
再び第2作動シリンダ2□を作動してそのピストンロッ
ド3□を収縮させ、中間型13をガイド枠1)内に摺合
させて上、下型1.。
■を間より離脱する。この中間型13の離脱により第1
および第2成形体m、、mzが保持枠7を挟んで対向す
る。
各第4作動シリンダ24を作動し、塗布板64を下降さ
せてフェルト体62に当接し、接着剤すを塗布板64下
面に付着させる。再び各第4作動シリンダ24を作動し
て塗布板64を上昇させた後可動アーム63を前進位置
に移動して塗布板64を第2成形体m2の各小凸部a1
〜a3に対向させる。そして各第4作動シリンダ24を
作動し、塗布板64を下降させて第2成形体m2に当接
し、接着剤すを各小凸部a1〜a3の頂面に塗布する。
その後は塗布板64を上昇させ、また可動アーム63を
後退させて塗布板64を元位置に復帰させる。
第6図に示すように、第1作動シリンダ2.を作動して
そのピストンロッド31を伸長させ、上型l、を下降さ
せる。これにより上型1)の端部段付面1aが保持枠7
上面に当接し、さらに上型1)および保持枠7が各クッ
ションばね9を多少圧縮しつつ下降する。また各カムス
ライド35の第2斜面45.が各第2カムドライバ47
2の斜面48に摺合して各カムスライド35が後退し、
食込み凸部35aが第6A図に示すように第1成形体m
、の縁部f1より離脱する。各カムスライド35の下面
が下型12の上面に当接すると上。
下型13,1□の閉型が終了する。
この閉型下では、上型1)に付着する第1成形体m1と
下型1□に付着する第2成形体m2が互いに重合し、両
成形体ml、m2は加熱加圧下で接着剤を介して接合さ
れ、これにより両成形体m39m2を正確に重合させ、
また気孔の発生のない高品質な積層成形体りが得られる
この場合、上、下型1..1□が120〜150℃に加
熱されているので、そのネサにより接着剤すの乾燥硬化
が促進され、したがって前記接合作業は約1〜2分間で
終了する。
前記接合作業中に中間型1.の凸部16頂面に次工程で
用いられる第1成形体用成形材料COM、が載置される
(第7図)。
第7図に示すように、第1作動シリンダ2.を作動して
そのピストンロッド3Iを収縮させ、上型1)を成形作
業前の位置まで上昇させる。この場合、第6A図に明示
するように第2成形体mfiの各縁部f2が、下型1□
の突出部17の各外側面に密着し、その第2成形体m2
に第1成形体m、が接合しているので、積層成形体りは
下型1□に確実に残置される。上型1.の上昇に伴い保
持枠7も上昇して前記位置まで復帰する。
第3作動シリンダ23を作動してそのピストンロフト3
.を伸長させ、各ノックアウトビン20を下型12より
突出させる。これにより積層成形体りは下型12の上方
において各ノックアウトビン20に支持される。
移送機31を作動してその移動ロッド32を下型1□に
向けて摺動させ、各吸盤33を積層成形体りに対向させ
る。各吸盤33に積層成形体りを吸着させた後移動ロフ
ト32をコンベヤ29側へ摺動させ、積層成形体りをコ
ンベヤ29上方に移送する。各吸盤33の吸着能を解除
して積層成形体りをコンベヤ29上に落下させ所定の位
置まで搬送する。第3作動シリンダ23を再び作動して
そのピストンロッド3.を収縮させ、各ノックアウトビ
ン20を下型1を内に没入させる。
積層成形体りの両縁部f、、f2はトリミング加工によ
り切除され、これにより第1図の積層成形体りが得られ
る。
前記のように第1.第2成形体m、、mzの圧縮成形、
両成形体m、、mzの硬化および加熱下における両成形
体ml 、 rnzの接着剤すによる重合接合を連続し
て行うので、積層成形体りの量産性が良好である。
第8.第9図は前記手法を適用して得られた自動車用ボ
ンネット70を示し、第1成形体としての繊維強化外装
板71と第2成形体としての繊維強化ステイフナ72と
は接着剤を介して接合されている。
前記接着剤塗布工程において、接着剤すを第1゜第2成
形体m、、mzにそれぞれ塗布する場合は、可動アーム
63を、その軸線回りに回転し得るように構成して塗布
板64を反転させるようにするとよい。
このように接着剤塗布機構Coを塗布板64を用いたス
タンプ方式に構成すると、塗布作業を迅速にし、また接
着剤すの無駄を無くすことができるが、塗布作業を一層
能率良く行うためには、フィルム状に形成されたフェノ
ール系樹脂等の接着剤を第1.第2成形体ml、mzで
挟着するようにするとよい。その他の塗布法としては、
はけ、ローラ等を備えた塗布機を用いる、塗布ガンを備
えたロボットを用いる等の手法を挙げることができる。
接着剤として、反応硬化性の二液型接着剤を用いる場合
は、第1および第2成形体ml、mzの一方に樹脂成分
を、また他方に硬化剤成分をそれぞれ塗布する。
なお、前記実施例では上型1)を下型12に対し昇降さ
せて両型1),1□を接離するようにしたが、下型lt
を上型1)に対して昇降させる、上型1.を下降させる
と同時に下型1□を上昇させる、両型13,1□を左右
に配設してそれらの一方または両方を水平移動させる等
の変形例が実施可能である。また強化繊維としては、前
記ガラス繊維の外にカーボン繊維、アラミド繊維等が用
いられる。さらに上型18、下型1zおよび中間型13
の加熱源としては、前記ヒータ19.−19、の外に蒸
気、加熱された柚等が用いられる。
さらに本発明は強化繊維としてのガラス繊維等を含まな
い成形材料を用いて積層成形体を製造する場合にも適用
される。
C1発明の効果 本発明によれば、第1.第2成形体の圧縮成形、両成形
体の硬化および加熱下における両成形体の接着剤による
重合接合を連続して行うので、積層成形体の製造工数を
低減すると共に接着剤の乾燥時間を短縮し、その積層成
形体の量産性を向上させることができる。また両成形体
を、それらを第1、第2型にそれぞれ付着させた状態で
重合接合するので、両成形体の心合せ作業を行うことな
く、位置ずれのない高品質な積層成形体を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は積層成形体の
縦断面図、第2図は成形作業前における製造装置の縦断
面図で、第3図n−n線断面に相当し、第2A図は第2
図I[a矢視図、第2B図は第2A図nb−nb線拡大
断面図、第3図は第2図■矢視図、第4図は成形工程に
おける前記装置の要部縦断面図、第4A、第4B図は第
4図の部分拡大図、第5図は成形工程後における開型時
の前記装置の縦断面図、第6図は接合工程における面記
装置の要部縦断面図、第6A図は第6図の部分拡大図、
第7図は接合工程後における開型時の前記装置の縦断面
図、第8図は自動車用ボンネットの平面図、第9図は第
3図n−n線断面図である。 b・・・接着剤、L・・・積層成形体、m、、mg・・
・第1、第2成形体、 1・・・圧縮成形型、1)・・・第1型としての上型、
1、・・・第2型としての下型、1.・・・中間型、1
91〜19i・・・ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに重合して接合された第1および第2成形体
    よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体を製造するに当
    り、第1型、該第1型と対向する第2型、および両型間
    に存する中間型よりなる圧縮成形型を加熱し、該圧縮成
    形型の1回の閉型操作により、前記第1型および中間型
    間並びに前記第2型および中間型間にそれぞれ前記第1
    および第2成形体を同時に圧縮成形し、引続き両成形体
    を硬化する工程と;前記第1および第2成形体を前記第
    1および第2型にそれぞれ付着させた状態で前記圧縮成
    形型の開型を行うと共に前記中間型を前記第1および第
    2型間より離脱して前記第1および第2成形体を対向さ
    せる工程と;加熱下に在る前記第1および第2型の閉型
    を行って前記第1および第2成形体を接着剤を介し互い
    に重合して接合する工程と;を用いることを特徴とする
    熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法。
  2. (2)前記接着剤はフィルム状に形成されている、特許
    請求の範囲第(1)項記載の熱硬化性合成樹脂製積層成
    形体の製造方法。
JP30223386A 1986-12-18 1986-12-18 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0615176B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7101503B2 (en) * 2002-02-15 2006-09-05 R + S Technik Gmbh Molding method and apparatus with plural cooperating mold tools for forming interior trim components for motor vehicles
JP2007212075A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Denso Corp 排気熱回収器
US8020524B2 (en) 2007-07-20 2011-09-20 Denso Corporation Exhaust heat recovery apparatus

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