JPS63154313A - 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 - Google Patents
熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS63154313A JPS63154313A JP30223486A JP30223486A JPS63154313A JP S63154313 A JPS63154313 A JP S63154313A JP 30223486 A JP30223486 A JP 30223486A JP 30223486 A JP30223486 A JP 30223486A JP S63154313 A JPS63154313 A JP S63154313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molded
- molded body
- intermediate mold
- molds
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 title claims abstract description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 title claims abstract description 15
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 title claims description 8
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 claims description 10
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 8
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 claims description 4
- 229920006337 unsaturated polyester resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000012778 molding material Substances 0.000 abstract description 17
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 6
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 2
- 238000000926 separation method Methods 0.000 abstract description 2
- 101000746134 Homo sapiens DNA endonuclease RBBP8 Proteins 0.000 abstract 1
- 101000969031 Homo sapiens Nuclear protein 1 Proteins 0.000 abstract 1
- 102100021133 Nuclear protein 1 Human genes 0.000 abstract 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 5
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 101150106671 COMT gene Proteins 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 2
- 208000031872 Body Remains Diseases 0.000 description 1
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 230000010062 adhesion mechanism Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920006231 aramid fiber Polymers 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 description 1
- 239000002562 thickening agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A9発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は、互いに重合して接合された第1および第2成
形体よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法
に関する。
形体よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法
に関する。
(2)従来の技術
従来、この種積層成形体は、成形材料を用いて第1およ
び第2成形体を別々に圧縮成形し、それら成形体を離型
した後、それらを接着剤を介し重合して接合する、また
はそれらを重合してボルトおよびナツトにより結合して
いる。
び第2成形体を別々に圧縮成形し、それら成形体を離型
した後、それらを接着剤を介し重合して接合する、また
はそれらを重合してボルトおよびナツトにより結合して
いる。
(3)発明が解決しようとする問題点
しかしながら前記手法を採用すると、積層成形体の製造
工数が多いので量産性に欠けるという問題がある。
工数が多いので量産性に欠けるという問題がある。
本発明は前記問題点を解決し得る前記製造方法を提供す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
B7発明の構成
fll 問題点を解決するための手段本発明は、互い
に重合して接合された第1および第2成形体よりなる熱
硬化性合成樹脂製積層成形体を製造するに当り、第1型
、該第1型と対向する第2型、および両型間に存する中
間型よりなる圧縮成形型を用い、該第1および第2型を
前記合成樹脂の硬化温度に、また該中間型を前記合成樹
脂の半硬化温度にそれぞれ加熱した状態で前記圧縮成形
型の1回の閉型操作により前記第1型および中間型間並
びに前記第2型および中間型間にそれぞれ前記第1およ
び第2成形体を同時に圧縮成形すると共に前記第1およ
び第2型に接する該第1および第2成形体の非接合面側
を硬化状態に、また前記中間型に接する該第1および第
2成形体の接合面側を半硬化状態する工程と;前記第1
および第2成形体を前記第1および第2型にそれぞれ付
着させた状態で前記圧縮成形型の開型を行うと共に前記
中間型を前記第1および第2型間より離脱して前記第1
および第2成形体の接合面相互を対向させる工程と;前
記第1および第2型の閉型を行って前記第1および第2
成形体を互いに重合して加熱加圧下で接合すると共に完
全硬化する工程と:を用いることを特徴とする。
に重合して接合された第1および第2成形体よりなる熱
硬化性合成樹脂製積層成形体を製造するに当り、第1型
、該第1型と対向する第2型、および両型間に存する中
間型よりなる圧縮成形型を用い、該第1および第2型を
前記合成樹脂の硬化温度に、また該中間型を前記合成樹
脂の半硬化温度にそれぞれ加熱した状態で前記圧縮成形
型の1回の閉型操作により前記第1型および中間型間並
びに前記第2型および中間型間にそれぞれ前記第1およ
び第2成形体を同時に圧縮成形すると共に前記第1およ
び第2型に接する該第1および第2成形体の非接合面側
を硬化状態に、また前記中間型に接する該第1および第
2成形体の接合面側を半硬化状態する工程と;前記第1
および第2成形体を前記第1および第2型にそれぞれ付
着させた状態で前記圧縮成形型の開型を行うと共に前記
中間型を前記第1および第2型間より離脱して前記第1
および第2成形体の接合面相互を対向させる工程と;前
記第1および第2型の閉型を行って前記第1および第2
成形体を互いに重合して加熱加圧下で接合すると共に完
全硬化する工程と:を用いることを特徴とする。
(2)作 用
前記製造方法によれば、第1.第2成形体の圧縮成形に
引き続いて画成形体の重合接合を行うので、積層成形体
の製造工数を低減して量産性を向上させることができる
。また第1.第2型の温度が高いので、積層成形体の外
面側となる画成形体の非接合面側における成形材料の流
動性が良く、したがって非接合面側に空気が巻込まれて
肌荒れを起すといった現象を回避し、さらに中間型の温
度が低いので画成形体の接合面側を粘着性を持つ半硬化
状態に保持すると共に中間型に対する離型性を良好にし
、さらにまた画成形体を第1および第2型にそれぞれ付
着させた状態で重合接合するので、画成形体の心合せ作
業を行うことなく、それらの位置を正確に決め、これに
より外面性状が良好で、確実に接合された高品質な積層
成形体を得ることができる。
引き続いて画成形体の重合接合を行うので、積層成形体
の製造工数を低減して量産性を向上させることができる
。また第1.第2型の温度が高いので、積層成形体の外
面側となる画成形体の非接合面側における成形材料の流
動性が良く、したがって非接合面側に空気が巻込まれて
肌荒れを起すといった現象を回避し、さらに中間型の温
度が低いので画成形体の接合面側を粘着性を持つ半硬化
状態に保持すると共に中間型に対する離型性を良好にし
、さらにまた画成形体を第1および第2型にそれぞれ付
着させた状態で重合接合するので、画成形体の心合せ作
業を行うことなく、それらの位置を正確に決め、これに
より外面性状が良好で、確実に接合された高品質な積層
成形体を得ることができる。
(3)実施例
第1図は、繊維強化された熱硬化性合成樹脂製積層成形
体りを示し、その積層成形体りは互いに重合して接合さ
れた第1および第2成形体ml。
体りを示し、その積層成形体りは互いに重合して接合さ
れた第1および第2成形体ml。
m2より構成される。強化繊維としてはガラス繊維が用
いられ、またマトリックスである熱硬化性合成樹脂とし
ては不飽和ポリエステル樹脂が用いられる。
いられ、またマトリックスである熱硬化性合成樹脂とし
ては不飽和ポリエステル樹脂が用いられる。
積層成形体りの製造装置は、主として第2.第2A図、
第2B図、第3図に示すように構成される。
第2B図、第3図に示すように構成される。
即ち、第1型としての上型1)の下方に第2型としての
下型1tが配設され、中間型13が両型1).12の間
に挿脱し得るように水平移動自在に配設される。これら
上、下型15.1□および中間型l、より圧縮成形型1
が構成される。上型1、は空圧または油圧式の第1作動
シリンダ21のピストンロッド3.に支持板4を介して
連結されて昇降自在であり、一方、下型1tは支持板5
を介して基台6.上面に固定される。
下型1tが配設され、中間型13が両型1).12の間
に挿脱し得るように水平移動自在に配設される。これら
上、下型15.1□および中間型l、より圧縮成形型1
が構成される。上型1、は空圧または油圧式の第1作動
シリンダ21のピストンロッド3.に支持板4を介して
連結されて昇降自在であり、一方、下型1tは支持板5
を介して基台6.上面に固定される。
上型1)を上昇させた開型時において、その上型1)と
下型1□間には中間型用保持枠7が配設され、その保持
枠7の外縁部に下型12の支持板5に立設された複数の
ガイドビン8が摺動自在に貫通している。保持枠7と支
持板5間に各ガイドビン8に遊嵌したクッションばね9
が縮設され、開型時には各クッションばね8の弾発力に
より保持枠7は各ガイドビン8の拡大頭部8aに当接し
て下型1.の上方に位置する。
下型1□間には中間型用保持枠7が配設され、その保持
枠7の外縁部に下型12の支持板5に立設された複数の
ガイドビン8が摺動自在に貫通している。保持枠7と支
持板5間に各ガイドビン8に遊嵌したクッションばね9
が縮設され、開型時には各クッションばね8の弾発力に
より保持枠7は各ガイドビン8の拡大頭部8aに当接し
て下型1.の上方に位置する。
保持枠7は、第3図に明示するように一例部を開放した
平面路コ字形をなし、その両対向部7a。
平面路コ字形をなし、その両対向部7a。
7aおよびそれら対向部7a、7aの連結部7bの内側
面に内方に向けて開口する保持溝10が形成される。
面に内方に向けて開口する保持溝10が形成される。
保持枠7の開放した一例部において、その保持枠7と対
向し、且つそれと同一水平面上に位置するように中間型
用ガイド枠1)が基台6□上に支持部材12を介して固
定される。そのガイド枠1)は、保持枠7の両対向部7
a、7aと平行な一対の対向部1)a、llaと、それ
ら対向部1)a、llaを連結する連結部1)bとを備
え、保持枠7側の一側部を開放した千面略コ字形に形成
される6両対向部1)a、llaおよび連結部1)bの
内側面に内方に向けて開口するガイド溝13が形成され
る。ガイド枠1)の連結部1)b外側面に軸線を両対向
部1)a、llaの長手方向に向けた空圧または油圧式
の第2作動シリンダ22が固定され、そのピストンロッ
ド3□はガイド枠1)の連結部1)bを貫通して両対向
部1)a。
向し、且つそれと同一水平面上に位置するように中間型
用ガイド枠1)が基台6□上に支持部材12を介して固
定される。そのガイド枠1)は、保持枠7の両対向部7
a、7aと平行な一対の対向部1)a、llaと、それ
ら対向部1)a、llaを連結する連結部1)bとを備
え、保持枠7側の一側部を開放した千面略コ字形に形成
される6両対向部1)a、llaおよび連結部1)bの
内側面に内方に向けて開口するガイド溝13が形成され
る。ガイド枠1)の連結部1)b外側面に軸線を両対向
部1)a、llaの長手方向に向けた空圧または油圧式
の第2作動シリンダ22が固定され、そのピストンロッ
ド3□はガイド枠1)の連結部1)bを貫通して両対向
部1)a。
1)aおよび保持枠7の両対向部?a、7a間の空間内
で伸縮し得るようになっている。
で伸縮し得るようになっている。
ガイド枠1)における両対向部1)a、llaのガイド
溝13に中間型1.の両側部が摺合され、その中間型1
3とピストンロッド3□に遮断状態となり得る連結機t
* 14の半体14..142がそれぞれ設けられる。
溝13に中間型1.の両側部が摺合され、その中間型1
3とピストンロッド3□に遮断状態となり得る連結機t
* 14の半体14..142がそれぞれ設けられる。
かくして連結機構14の半体14..14□が連結状態
にあり、且つ中間型l、がガイド枠1)内に位置する状
態において、第2作動シリンダ2tのピストンロッド3
2を伸長させると中間型l、はガイド枠1)より保持枠
7の保持溝10に摺合して連結部7bに当接し、これに
より中間型1.が上型1.および下型1□に対して位置
決めされる。前記連結機構14の半体14..14□を
遮断してピストンロッド3tを収縮すれば中間型1.は
保持枠7に残置される。
にあり、且つ中間型l、がガイド枠1)内に位置する状
態において、第2作動シリンダ2tのピストンロッド3
2を伸長させると中間型l、はガイド枠1)より保持枠
7の保持溝10に摺合して連結部7bに当接し、これに
より中間型1.が上型1.および下型1□に対して位置
決めされる。前記連結機構14の半体14..14□を
遮断してピストンロッド3tを収縮すれば中間型1.は
保持枠7に残置される。
中間型1.を保持枠7から離脱する場合には、ピストン
ロッド3□を再び伸長させて連結機構14の半体14.
.14Kを連結し、その後ピストンロフト3□を収縮さ
せれば中間型1.は保持枠7よりガイド枠1)内に摺合
し、その中間型1.の停止位置は連結部材14がガイド
枠1)の連結部1)bに当接することにより規制される
。
ロッド3□を再び伸長させて連結機構14の半体14.
.14Kを連結し、その後ピストンロフト3□を収縮さ
せれば中間型1.は保持枠7よりガイド枠1)内に摺合
し、その中間型1.の停止位置は連結部材14がガイド
枠1)の連結部1)bに当接することにより規制される
。
中間型13と対向する上型l、の下面に大きな凹部15
が形成され、また上型1.と対向する中間型1.の上面
に凹部15に遊嵌される凸部16が形成される。上型1
)と中間型1.の閉型時それら凹部15および凸部16
により第1成形体m、を圧縮成形するための第1キャビ
ティC,(第4図)が画成される。
が形成され、また上型1.と対向する中間型1.の上面
に凹部15に遊嵌される凸部16が形成される。上型1
)と中間型1.の閉型時それら凹部15および凸部16
により第1成形体m、を圧縮成形するための第1キャビ
ティC,(第4図)が画成される。
中間型l、と対向する下型12の上面に突出部17が設
けられる。その突出部17の上面に3個の小凸部17a
と、相隣る小凸部17a間に位置する小凹部17t)が
形成され、また下型エアと対向する中間型1.の下面に
各小凸部17aを遊嵌する3個の小凹部18bと各小凹
部17bに遊嵌する小凸部18aが形成される。下型1
zと中間型l、の閉型時それら小凸部17aと小凹部1
8bおよび小凹部17bと小凸部18aにより第2成形
体mzを圧縮成形するための第2キヤビテイCz (
第4図)が画成される。
けられる。その突出部17の上面に3個の小凸部17a
と、相隣る小凸部17a間に位置する小凹部17t)が
形成され、また下型エアと対向する中間型1.の下面に
各小凸部17aを遊嵌する3個の小凹部18bと各小凹
部17bに遊嵌する小凸部18aが形成される。下型1
zと中間型l、の閉型時それら小凸部17aと小凹部1
8bおよび小凹部17bと小凸部18aにより第2成形
体mzを圧縮成形するための第2キヤビテイCz (
第4図)が画成される。
また中間型エゴの下面において、両側の小凹部18bの
外側に下型1.の突出部17外側面と協働して第2成形
体m□に、トリミング加工を施される縁部を成形する突
出部18Cが設けられる。
外側に下型1.の突出部17外側面と協働して第2成形
体m□に、トリミング加工を施される縁部を成形する突
出部18Cが設けられる。
上型18、下型12および中間型l、に、それらを加熱
するためのヒータ191〜19.が埋設される。
するためのヒータ191〜19.が埋設される。
また下型1□に各小凸部17aの頂面より突出し得る3
本のノックアウトピン20が摺合され、各ノックアウト
ピン20は支詩板21を介して空圧または油圧式の第3
作動シリンダ2.のピストンロッド3.に連結される。
本のノックアウトピン20が摺合され、各ノックアウト
ピン20は支詩板21を介して空圧または油圧式の第3
作動シリンダ2.のピストンロッド3.に連結される。
上型1)における凹部15の両側に存する下面に、第1
成形体m、の成形時そのトリミング加工を施される縁部
に食込み状態となる食込み凸部35aを備えたカムスラ
イド35が設けられる。それらカムスライド35の支持
構造および移動機構は同一であるから第2A、第2B、
第4A、第6A図により第2図における右側のカムスラ
イド35について説明する。
成形体m、の成形時そのトリミング加工を施される縁部
に食込み状態となる食込み凸部35aを備えたカムスラ
イド35が設けられる。それらカムスライド35の支持
構造および移動機構は同一であるから第2A、第2B、
第4A、第6A図により第2図における右側のカムスラ
イド35について説明する。
第2A、第2B図に明示するように、カムスライド35
の上面に横断面丁字形をなす一対のガイド突起36 (
図には一方のみ示す)が形成されており、各ガイド突起
36は上型IIの下面に開口する横断面丁字形のガイド
溝37に摺合され、これによりカムスライド35は上型
1)の凹部15開口に対して進退し得るようになってい
る。
の上面に横断面丁字形をなす一対のガイド突起36 (
図には一方のみ示す)が形成されており、各ガイド突起
36は上型IIの下面に開口する横断面丁字形のガイド
溝37に摺合され、これによりカムスライド35は上型
1)の凹部15開口に対して進退し得るようになってい
る。
各ガイド突起36の外側において、カムスライド35に
、下方および上型1.の側方に向けて開口する鉤形凹部
38が形成され、その凹部38の天壁に上型1)の外側
面側より切り込まれた切欠き溝39が形成される。切欠
き溝39に吊持ポル)40が挿通され、その吊持ボルト
40は上型1)に螺着される。凹部38の天壁に、吊持
ボルト40を貫通させた保持板41が当てられており、
その保持板41と吊持ボルト頭部40aに当てられた座
金42間に吊持ボルト40に遊嵌されたばね43が縮設
される。この場合・ばね43のセ・ノド荷重はカムスラ
イド35の進退を妨げないように設定される。
、下方および上型1.の側方に向けて開口する鉤形凹部
38が形成され、その凹部38の天壁に上型1)の外側
面側より切り込まれた切欠き溝39が形成される。切欠
き溝39に吊持ポル)40が挿通され、その吊持ボルト
40は上型1)に螺着される。凹部38の天壁に、吊持
ボルト40を貫通させた保持板41が当てられており、
その保持板41と吊持ボルト頭部40aに当てられた座
金42間に吊持ボルト40に遊嵌されたばね43が縮設
される。この場合・ばね43のセ・ノド荷重はカムスラ
イド35の進退を妨げないように設定される。
両ガイド突起36間において、第2A、第4A、第6A
図に明示するように、カムスライド35に、上下部を開
口した窓44が設けられる。その窓44における食込み
凸部35aに近い第1斜面451は、その下縁が食込み
凸部35a下方の隅角部に接近するように上部から下部
に向って傾斜しており、また食込み凸部35aから遠い
第2斜面45□はその下縁が食込み凸部35a下方の隅
角部より遠去かるように上部から下部に向って傾斜して
いる。
図に明示するように、カムスライド35に、上下部を開
口した窓44が設けられる。その窓44における食込み
凸部35aに近い第1斜面451は、その下縁が食込み
凸部35a下方の隅角部に接近するように上部から下部
に向って傾斜しており、また食込み凸部35aから遠い
第2斜面45□はその下縁が食込み凸部35a下方の隅
角部より遠去かるように上部から下部に向って傾斜して
いる。
第2.第4A図に明示するように中間型1.の凸部16
両側に、カムスライド35の第1斜面451と摺合して
そのカムスライド35を前進させる、斜面46を備えた
第1カムドライバ471が突設され、また第6A図に明
示するように下型12の突出部17両側にカムスライド
35の第2斜面45□と摺合してそのカムスライド35
を後退させる、斜面48を備えた第2カムドライバ47
2が突設される。
両側に、カムスライド35の第1斜面451と摺合して
そのカムスライド35を前進させる、斜面46を備えた
第1カムドライバ471が突設され、また第6A図に明
示するように下型12の突出部17両側にカムスライド
35の第2斜面45□と摺合してそのカムスライド35
を後退させる、斜面48を備えた第2カムドライバ47
2が突設される。
第2B図に明示するように、カムスライド35における
鉤形凹部3合の天壁において、食込み凸部35aと切欠
き溝39間に貫通孔49が形成されており、その貫通孔
49の上部に鋼球50が摺合され、また下部に止めねじ
51が螺着される。
鉤形凹部3合の天壁において、食込み凸部35aと切欠
き溝39間に貫通孔49が形成されており、その貫通孔
49の上部に鋼球50が摺合され、また下部に止めねじ
51が螺着される。
鋼球50と止めねし51間に、鋼球50を上型1)に向
けて弾発するばね52が縮設される。上型1、の下面に
2個の第1.第2係合凹部531゜53□がカムスライ
ド35の進退方向に沿って形成される。
けて弾発するばね52が縮設される。上型1、の下面に
2個の第1.第2係合凹部531゜53□がカムスライ
ド35の進退方向に沿って形成される。
鋼球50が上型1.の凹部15に近い一方の第1係合凹
部53.に係合すると、第4A図に示すようにカムスラ
イド35はその食込み凸部3.53先端を上型1)にお
ける凹部15の縁より開口内へ突出させた前進位置に保
持される。また鋼球50が他方の第2係合凹部53.に
係合すると、第6A図に示すようにカムスライド35は
その食込み凸部35a先端を前記凹部15の縁より引込
ませた後退位置に保持される。
部53.に係合すると、第4A図に示すようにカムスラ
イド35はその食込み凸部3.53先端を上型1)にお
ける凹部15の縁より開口内へ突出させた前進位置に保
持される。また鋼球50が他方の第2係合凹部53.に
係合すると、第6A図に示すようにカムスライド35は
その食込み凸部35a先端を前記凹部15の縁より引込
ませた後退位置に保持される。
前記カムスライド35、第1カムドライバ471、鋼球
50、ばね52および第1係合凹部531は、第1成形
体m、を上型りに付着させる第1付着機構A、を構成す
る。
50、ばね52および第1係合凹部531は、第1成形
体m、を上型りに付着させる第1付着機構A、を構成す
る。
中間型1.に気密室22と、その気密室22より延出し
て凸部16の外面および小凹部18bの内面にそれぞれ
開口する多数の通気孔26が形成され、気密室22は切
換弁27を介して真空ポンプ24およびブロア28に接
続される。
て凸部16の外面および小凹部18bの内面にそれぞれ
開口する多数の通気孔26が形成され、気密室22は切
換弁27を介して真空ポンプ24およびブロア28に接
続される。
これら気密室22、全ての各通気孔26および真空ポン
プ24は、第1および第2成形体m1゜m2の圧縮成形
時第1.第2キャビティCI、C2に真空吸引を施すた
めの真空吸引機構■を構成する。
プ24は、第1および第2成形体m1゜m2の圧縮成形
時第1.第2キャビティCI、C2に真空吸引を施すた
めの真空吸引機構■を構成する。
また気密室22、小凹部18bの各通気孔26およびブ
ロア28は第2成形体rJを下型12に付着させる第2
付着機構Axを構成する。
ロア28は第2成形体rJを下型12に付着させる第2
付着機構Axを構成する。
下型1□の一例に積層成形体りを搬送するコンベヤ29
が配設される。またそのコンベヤ29の近傍において基
台6□に立設された支柱30に、積層成形体りを下型1
□よりコンベヤ29上に移送する移送機31の移動ロフ
ト32が摺合され、その移動ロッド32の先端部に下型
1gと対向し得るように複数の真空式吸盤33が設けら
れる。
が配設される。またそのコンベヤ29の近傍において基
台6□に立設された支柱30に、積層成形体りを下型1
□よりコンベヤ29上に移送する移送機31の移動ロフ
ト32が摺合され、その移動ロッド32の先端部に下型
1gと対向し得るように複数の真空式吸盤33が設けら
れる。
次に前記製造装置による積層成形体りの製造について説
明する。
明する。
圧縮成形型1の開型時には第2図に示すように上型1)
は保持枠7の上方へ、また中間型1.はガイド枠1)内
にそれぞれ位置し、連結部材14は連結状態にある。各
ノックアウトビン20は下型1□内に没入し、それらの
先端面は下型1□の各小凸部17aの頂面と同一面上に
保持される。
は保持枠7の上方へ、また中間型1.はガイド枠1)内
にそれぞれ位置し、連結部材14は連結状態にある。各
ノックアウトビン20は下型1□内に没入し、それらの
先端面は下型1□の各小凸部17aの頂面と同一面上に
保持される。
移送131の移動ロッド32は、その吸盤33がコンベ
ヤ29の上方に位置するように移動している。真空ポン
プ24およびブロア28は不作動状態にあり、また切換
弁27は真空ポンプ24側にそれぞれ切換えられている
。カムスライド35は後退位置にあって、その位置は鋼
球50が第2係合凹部532に係合することにより保持
される。
ヤ29の上方に位置するように移動している。真空ポン
プ24およびブロア28は不作動状態にあり、また切換
弁27は真空ポンプ24側にそれぞれ切換えられている
。カムスライド35は後退位置にあって、その位置は鋼
球50が第2係合凹部532に係合することにより保持
される。
成形作業前に、上型1.および下型12をヒータIL、
19□により不飽和ポリエステル樹脂の硬化温度である
120℃以上、150℃以下に加熱し、また中間型1.
をヒータ19.により前記樹脂の半硬化温度である60
℃以上、120℃未満に加熱する。また中間型1.の凸
部16頂面および下型l□の中間の小凸部173頂面に
、ガラス繊維、充填剤、増粘剤等を混入した不飽和ポリ
エステル樹脂よりなるパテ状成形材料COM、。
19□により不飽和ポリエステル樹脂の硬化温度である
120℃以上、150℃以下に加熱し、また中間型1.
をヒータ19.により前記樹脂の半硬化温度である60
℃以上、120℃未満に加熱する。また中間型1.の凸
部16頂面および下型l□の中間の小凸部173頂面に
、ガラス繊維、充填剤、増粘剤等を混入した不飽和ポリ
エステル樹脂よりなるパテ状成形材料COM、。
COM tをそれぞれ載置する。
第2作動シリンダ2□を作動してそのピストンロッド3
tを伸長させ、第2図鎖線示のように中間型13をガイ
ド枠1)より保持枠7内に摺合して位置決めする。
tを伸長させ、第2図鎖線示のように中間型13をガイ
ド枠1)より保持枠7内に摺合して位置決めする。
連結部材14を遮断状態にし、第2作動シリンダ2tを
再び作動してそのピストンロフト38を収縮させ、ピス
トンロフト3tのみをガイド枠1)内に移動する。
再び作動してそのピストンロフト38を収縮させ、ピス
トンロフト3tのみをガイド枠1)内に移動する。
第4図に示すように第1作動シリンダ2.を作動してそ
のピストンロフト31を伸長させ、上型1)を下降させ
る。8これにより各カムスライド35の第1斜面451
が各第1カムドライバ471の斜面46に摺合して各カ
ムスライド35が前進し、また第4図に示すように各カ
ムスライド35の下面が中間型1.上面に当接し、さら
に上型19.中間型1.および保持枠7が各クッション
ばね9を圧縮しつつ下降して中間型1.の突出部18C
下面を下型1z上面に当接する。かくして圧縮成形型1
の閉型が行われる。このときの成形圧力は60〜100
kg/cdである。
のピストンロフト31を伸長させ、上型1)を下降させ
る。8これにより各カムスライド35の第1斜面451
が各第1カムドライバ471の斜面46に摺合して各カ
ムスライド35が前進し、また第4図に示すように各カ
ムスライド35の下面が中間型1.上面に当接し、さら
に上型19.中間型1.および保持枠7が各クッション
ばね9を圧縮しつつ下降して中間型1.の突出部18C
下面を下型1z上面に当接する。かくして圧縮成形型1
の閉型が行われる。このときの成形圧力は60〜100
kg/cdである。
上型IIおよび中間型1)間には第1キヤビテイC1が
画成され、そのキャビティc1内で成形材料COM、が
加熱されて流動し第1キヤビテイC+内を満たすので第
1成形体m、が圧縮成形される。また第4A図に示すよ
うに各カムスライド350食込み凸部35a先端と中間
型l、の凸部16の各側面間に所定の間隙g+が形成さ
れ、その間隙g、に成形材料COM、が流込むので第1
成形体m、に連設された縁部f、が成形される。
画成され、そのキャビティc1内で成形材料COM、が
加熱されて流動し第1キヤビテイC+内を満たすので第
1成形体m、が圧縮成形される。また第4A図に示すよ
うに各カムスライド350食込み凸部35a先端と中間
型l、の凸部16の各側面間に所定の間隙g+が形成さ
れ、その間隙g、に成形材料COM、が流込むので第1
成形体m、に連設された縁部f、が成形される。
各縁部r、は各文込み凸部35a先端を囲繞するように
成形されるので、その先端は縁部f、に食込んだ状態と
なる。
成形されるので、その先端は縁部f、に食込んだ状態と
なる。
さらに下型1□および中間型1)間には第2キヤビテイ
C2が画成され、前記同様に成形材料C0M2の流動に
より第2成形体m、が圧縮成形される。また第4B図に
示すように中間型l、の各突出部18c内側面と下型1
□の突出部17の各外側面間に所定の間隙g!が形成さ
れ、その間隙g2に成形材料COM zが流込むので第
2成形体mtに連設された縁部f!が成形される。この
ように1回の閉型操作により2つの成形体m、 、 〜
2が同時に成形される。
C2が画成され、前記同様に成形材料C0M2の流動に
より第2成形体m、が圧縮成形される。また第4B図に
示すように中間型l、の各突出部18c内側面と下型1
□の突出部17の各外側面間に所定の間隙g!が形成さ
れ、その間隙g2に成形材料COM zが流込むので第
2成形体mtに連設された縁部f!が成形される。この
ように1回の閉型操作により2つの成形体m、 、 〜
2が同時に成形される。
この場合、上、下型l5,1□の温度が高いので、それ
らに接して積層成形体りの外面側となる画成形体ml、
mzの非接合面側における成形材料COM、、COM、
の流動性が良く、したがって非接合面側に空気が巻込ま
れて積層成形体りの外面が肌荒れを起すといった現象を
回避することができる。
らに接して積層成形体りの外面側となる画成形体ml、
mzの非接合面側における成形材料COM、、COM、
の流動性が良く、したがって非接合面側に空気が巻込ま
れて積層成形体りの外面が肌荒れを起すといった現象を
回避することができる。
中間型1.に接する画成形体ml、mlの接合面側にお
いては、中間型l、の温度が低いので、成形材料COM
I、COM !の流動に際し、ガラス繊維が不飽和ポ
リエステル樹脂分の流れを妨げて成形材料COM、、C
OMアの流れがスムーズに行われないことがある。これ
は成形材料COM+、C0Mgによる空気の巻き込みを
招来するので、圧縮成形時に真空ポンプ24を作動して
第1゜第2キヤビテイCI+ C!に真空吸引を施し
、流動する成形材料COM+ 、 COMt中に空気
が巻き込まれないようにして第1.第2成形体m、。
いては、中間型l、の温度が低いので、成形材料COM
I、COM !の流動に際し、ガラス繊維が不飽和ポ
リエステル樹脂分の流れを妨げて成形材料COM、、C
OMアの流れがスムーズに行われないことがある。これ
は成形材料COM+、C0Mgによる空気の巻き込みを
招来するので、圧縮成形時に真空ポンプ24を作動して
第1゜第2キヤビテイCI+ C!に真空吸引を施し
、流動する成形材料COM+ 、 COMt中に空気
が巻き込まれないようにして第1.第2成形体m、。
m!における気孔の発生を防止する。
真空ポンプ24の作動を停止して切換弁27をブロア2
8側に切り換える。また前記閉型状態を、上、下型1)
.1□に接する両成形体m、、mzの非接合面側が硬化
状態に、また中間型l、に接する画成形体m、l 、
miの接合面側が半硬化状態になるまで維持する。この
閉型維持による成形時間は、画成形型ml 、mzの厚
さ、型温度等により異なるが、その厚さを1.0〜3,
0龍に、また型温度を前記のように設定した場合は30
〜120秒である。画成形体m、、m2の接合面側は半
硬化状態では未だ粘着性を失っていない。
8側に切り換える。また前記閉型状態を、上、下型1)
.1□に接する両成形体m、、mzの非接合面側が硬化
状態に、また中間型l、に接する画成形体m、l 、
miの接合面側が半硬化状態になるまで維持する。この
閉型維持による成形時間は、画成形型ml 、mzの厚
さ、型温度等により異なるが、その厚さを1.0〜3,
0龍に、また型温度を前記のように設定した場合は30
〜120秒である。画成形体m、、m2の接合面側は半
硬化状態では未だ粘着性を失っていない。
ブロア28を作動して加圧空気を中間型13の気密室2
2および各通気孔26を介し第1.第2キヤビテイCI
+C!に噴射する。この加圧空気による押圧作用により
第1.第2成形体m、 、 〜2が中間型1.より離型
する。この場合、中間型1、に接する画成形体m、、
mtの接合面側は半硬化状態であって中間型1.に対す
る粘着力が低減しているので離型性が良い。
2および各通気孔26を介し第1.第2キヤビテイCI
+C!に噴射する。この加圧空気による押圧作用により
第1.第2成形体m、 、 〜2が中間型1.より離型
する。この場合、中間型1、に接する画成形体m、、
mtの接合面側は半硬化状態であって中間型1.に対す
る粘着力が低減しているので離型性が良い。
第5図に示すように、第1作動シリンダ2Iを作動して
そのピストンロッド3Iを収縮させ、上型IIを成形作
業前の位置まで上昇させる。これにより保持枠7および
中間型13は各クッションばね9の弾発力により保持枠
7が各ガイドビン8の拡大頭部8aに当接する成形作業
前の位置まで復帰する。この間型後プロア28の作動を
停止し、切換弁27を次工程に備えて真空ポンプ24側
へ切り換える、または中立位置に保持する。
そのピストンロッド3Iを収縮させ、上型IIを成形作
業前の位置まで上昇させる。これにより保持枠7および
中間型13は各クッションばね9の弾発力により保持枠
7が各ガイドビン8の拡大頭部8aに当接する成形作業
前の位置まで復帰する。この間型後プロア28の作動を
停止し、切換弁27を次工程に備えて真空ポンプ24側
へ切り換える、または中立位置に保持する。
第1成形体m、の各縁部f、には各カムスライド35の
食込み凸部35a先端が食込んでおり、また鋼球50と
第1係合凹部53.の係合により各カムスライド35が
前進位置に保持されるので、前記食込み状態が確実に維
持され、これにより第1成形体m1は上型1)に付着し
たままその上型1、と共に上昇する。一方、第2成形体
m2は、前記加圧空気の押圧作用によって中間型13か
ら離型しており、またその各縁部r2が突出部17の各
外側面に密着しているので、下型1□に残置される。
食込み凸部35a先端が食込んでおり、また鋼球50と
第1係合凹部53.の係合により各カムスライド35が
前進位置に保持されるので、前記食込み状態が確実に維
持され、これにより第1成形体m1は上型1)に付着し
たままその上型1、と共に上昇する。一方、第2成形体
m2は、前記加圧空気の押圧作用によって中間型13か
ら離型しており、またその各縁部r2が突出部17の各
外側面に密着しているので、下型1□に残置される。
第2作動シリンダ2tを作動してそのピストンロッド3
□を伸長させ、連結部材14を接続状態にする。そして
再び第2作動シリンダ2.を作動してそのピストンロッ
ド3□を収縮させ、中間型13をガイド枠1)内に摺合
させて上、下型1)゜12間より離脱する。この中間型
1.lの離脱により第1および第2成形体m、、m、の
接合面が保持枠7を挟んで対向する。
□を伸長させ、連結部材14を接続状態にする。そして
再び第2作動シリンダ2.を作動してそのピストンロッ
ド3□を収縮させ、中間型13をガイド枠1)内に摺合
させて上、下型1)゜12間より離脱する。この中間型
1.lの離脱により第1および第2成形体m、、m、の
接合面が保持枠7を挟んで対向する。
第6図に示すように、第1作動シリンダ21を作動して
そのピストンロッド31を伸長させ、上型1.を下降さ
せる。これにより上型lIの端部段付面1aが保持枠7
上面に当接し、さらに上型1、および保持枠7が各クッ
ションばね9を多少圧縮しつつ下降する。また各カムス
ライド35の第2斜面45□が各第2カムドライバ47
□の斜面48に摺合して各カムスライド35が後退し、
食込み凸部35aが第6A図に示すように第1成形体m
、の縁部f、より離脱する。各カムスライド35の下面
が下型1tの上面に当接すると上。
そのピストンロッド31を伸長させ、上型1.を下降さ
せる。これにより上型lIの端部段付面1aが保持枠7
上面に当接し、さらに上型1、および保持枠7が各クッ
ションばね9を多少圧縮しつつ下降する。また各カムス
ライド35の第2斜面45□が各第2カムドライバ47
□の斜面48に摺合して各カムスライド35が後退し、
食込み凸部35aが第6A図に示すように第1成形体m
、の縁部f、より離脱する。各カムスライド35の下面
が下型1tの上面に当接すると上。
下型1..1□の閉型が終了する。
この閉型下では、上型1)に付着する第1成形体m、お
よび下型1□に付着する第2成形体m2の半硬化状態に
ある接合面が互いに重合し、画成形体m、、mtは加熱
(120〜1.50℃)および加圧(60〜160 k
g/cI1))下で確実に接合されると共に完全硬化し
、これにより画成形体ml。
よび下型1□に付着する第2成形体m2の半硬化状態に
ある接合面が互いに重合し、画成形体m、、mtは加熱
(120〜1.50℃)および加圧(60〜160 k
g/cI1))下で確実に接合されると共に完全硬化し
、これにより画成形体ml。
〜2を正確に重合させ、また気孔の発生がなく、その上
良好な外面性状を持つ高品質な積層成形体りが得られる
。この閉型維持による重合接合時間は前記加熱加圧下で
30〜90秒である。
良好な外面性状を持つ高品質な積層成形体りが得られる
。この閉型維持による重合接合時間は前記加熱加圧下で
30〜90秒である。
前記接合作業中に中間型1.の凸部16頂面に次工程で
用いられる第1成形体用成形材料COM、が1u、置さ
れる(第7図)。
用いられる第1成形体用成形材料COM、が1u、置さ
れる(第7図)。
第7図に示すように、第1作動シリンダ21を作動して
そのピストンロッド3.を収縮させ、上型1)を成形作
業前の位置まで上昇させる。この場合、第6A図に明示
するように第2成形体m8の各縁部f2が、下型1□の
突出部17の各外側面に密着し、その第2成形体m2に
第1成形体m1が接合しているので、積層成形体りは下
型1□に確実に残置される。上型1.の上昇に伴い保持
枠7も上昇して前記位置まで復帰する。
そのピストンロッド3.を収縮させ、上型1)を成形作
業前の位置まで上昇させる。この場合、第6A図に明示
するように第2成形体m8の各縁部f2が、下型1□の
突出部17の各外側面に密着し、その第2成形体m2に
第1成形体m1が接合しているので、積層成形体りは下
型1□に確実に残置される。上型1.の上昇に伴い保持
枠7も上昇して前記位置まで復帰する。
第3作動シリンダ2.を作動してそのピストンロフト3
.を伸長させ、各ノックアウトピン20を下型1□より
突出させる。これにより積層成形体りは下型1!の上方
において各ノックアウトピン20に支持される。
.を伸長させ、各ノックアウトピン20を下型1□より
突出させる。これにより積層成形体りは下型1!の上方
において各ノックアウトピン20に支持される。
移送機31を作動してその移動ロッド32を下型1tに
向けて摺動させ、各吸盤33を積層成形体りに対向させ
る。各吸盤33に積層成形体りを吸着させた後移動ロッ
ド32をコンベヤ29側へ摺動させ、積層成形体りをコ
ンベヤ29上方に移送する。各吸盤33の吸着能を解除
して積層成形体りをコンベヤ29上に落下させ所定の位
置まで搬送する。第3作動シリンダ2.を再び作動して
そのピストンロッF″3.を収縮させ、各ノックアウト
ピン20を下型1□内に没入させる。
向けて摺動させ、各吸盤33を積層成形体りに対向させ
る。各吸盤33に積層成形体りを吸着させた後移動ロッ
ド32をコンベヤ29側へ摺動させ、積層成形体りをコ
ンベヤ29上方に移送する。各吸盤33の吸着能を解除
して積層成形体りをコンベヤ29上に落下させ所定の位
置まで搬送する。第3作動シリンダ2.を再び作動して
そのピストンロッF″3.を収縮させ、各ノックアウト
ピン20を下型1□内に没入させる。
積層成形体りの両縁部r、、r、はトリミング加工によ
り切除され、これにより第1図の積層成形体りが得られ
る。
り切除され、これにより第1図の積層成形体りが得られ
る。
前記のように第1.第2成形体m+ l mtの圧縮成
形および画成形体ml 、m2の重合接合を一連の工程
の下に行うので、積層成形体りの量産性が良好である。
形および画成形体ml 、m2の重合接合を一連の工程
の下に行うので、積層成形体りの量産性が良好である。
前記成形工程において、上、下型1),1□の温度が1
20℃を下回ると、第1.第2成形体m1、m2の非接
合面側における成形材料の流動性が悪くなり、一方、1
50℃を上回ると前記非接合面側が変色等を惹起し、そ
の結集積層成形体りの外面性状が悪化するおそれがある
。また中間型l、の温度が60℃を下回ると画成形体m
l、m2の接合面側を半硬化状態にすることかで・きす
、したがって中間型1.に対する画成形体ml、m2の
離型性が悪くなり、一方、120℃以上では前記接合面
側が硬化して粘着性を失う。
20℃を下回ると、第1.第2成形体m1、m2の非接
合面側における成形材料の流動性が悪くなり、一方、1
50℃を上回ると前記非接合面側が変色等を惹起し、そ
の結集積層成形体りの外面性状が悪化するおそれがある
。また中間型l、の温度が60℃を下回ると画成形体m
l、m2の接合面側を半硬化状態にすることかで・きす
、したがって中間型1.に対する画成形体ml、m2の
離型性が悪くなり、一方、120℃以上では前記接合面
側が硬化して粘着性を失う。
前記重合接合工程において上、下型1).1□の温度が
120℃を下回ると、画成形体ml 、 m2を完全硬
化することができず、接合不良を生じ、一方、150℃
を上回ると前記同様の問題を生じる。
120℃を下回ると、画成形体ml 、 m2を完全硬
化することができず、接合不良を生じ、一方、150℃
を上回ると前記同様の問題を生じる。
第8.第9図は前記手法を適用して得られた自動車用ボ
ンネット70を示し、第1成形体としての繊維強化外装
板71と第2成形体としての繊維強化ステイフナ72と
は、それらの接合面側を半硬化状態にすることによって
接合されている。
ンネット70を示し、第1成形体としての繊維強化外装
板71と第2成形体としての繊維強化ステイフナ72と
は、それらの接合面側を半硬化状態にすることによって
接合されている。
なお、前記実施例では上型1)を下型1□に対し昇降さ
せて両型1).1□を接離するようにしたが、下型1t
を上型1.に対して昇降させる、上型1)を下降させる
と同時に下型1□を上昇させる、両型1),1!を左右
に配設してそれらの一方または両方を水平移動させる等
の変形例が実施可能である。また強化繊維としては、前
記ガラス繊維の外にカーボン繊維、アラミド繊維等が用
いられる。さらに上型13、下型1□および中間型13
の加熱源としては、前記ヒータ191〜19、の外に蒸
気、加熱された油等が用いられる。
せて両型1).1□を接離するようにしたが、下型1t
を上型1.に対して昇降させる、上型1)を下降させる
と同時に下型1□を上昇させる、両型1),1!を左右
に配設してそれらの一方または両方を水平移動させる等
の変形例が実施可能である。また強化繊維としては、前
記ガラス繊維の外にカーボン繊維、アラミド繊維等が用
いられる。さらに上型13、下型1□および中間型13
の加熱源としては、前記ヒータ191〜19、の外に蒸
気、加熱された油等が用いられる。
さらに本発明は強化繊維としてのガラス繊維等を含まな
い成形材料を用いて積層成形体を製造する場合にも適用
される。
い成形材料を用いて積層成形体を製造する場合にも適用
される。
C3発明の効果
本発明によれば、第1.第2成形体の圧縮成形に引き続
いて画成形体の重合接合を行うので、積層成形体の製造
工数を低減して量産性を向上させることができる。その
上、第1.第2および中間型の温度を前記のように特定
して画成形体の非接合面側を硬化状態に、また接合面側
を半硬化状態にし、次いで画成形体を第1.第2型にそ
れぞれ付着させた状態で加熱加圧下で重合接合するので
、画成形体の心合せ作業を行うことなく、それらの位置
を正確に決め、これにより外面性状が良好で、確実に接
合された高品質な積層成形体を得ることができる。
いて画成形体の重合接合を行うので、積層成形体の製造
工数を低減して量産性を向上させることができる。その
上、第1.第2および中間型の温度を前記のように特定
して画成形体の非接合面側を硬化状態に、また接合面側
を半硬化状態にし、次いで画成形体を第1.第2型にそ
れぞれ付着させた状態で加熱加圧下で重合接合するので
、画成形体の心合せ作業を行うことなく、それらの位置
を正確に決め、これにより外面性状が良好で、確実に接
合された高品質な積層成形体を得ることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は積層成形体の
縦断面図、第2図は成形作業前における製造装置の縦断
面図で、第3図n−n線断面に相当し、第2A図は第2
図Ua矢視図、第2B図は第2A図nb−nb線拡大断
面図、第3図は第2図■矢視図、第4図は成形工程にお
ける前記装置の要部縦断面図、第4A、第4B図は第4
図の部分拡大図、第5図は成形工程後における開型時の
前記装置の縦断面図、第6図は接合工程における前記装
置の要部縦断面図、第6A図は第6図の部分拡大図、第
7図は接合工程後における開型時の前記装置の縦断面図
、第8図は自動車用ボンネットの平面図、第9図は第3
図n−n線断面図である。 L・・・積層成形体、ml、m4・・・第1.第2成形
体、
縦断面図、第2図は成形作業前における製造装置の縦断
面図で、第3図n−n線断面に相当し、第2A図は第2
図Ua矢視図、第2B図は第2A図nb−nb線拡大断
面図、第3図は第2図■矢視図、第4図は成形工程にお
ける前記装置の要部縦断面図、第4A、第4B図は第4
図の部分拡大図、第5図は成形工程後における開型時の
前記装置の縦断面図、第6図は接合工程における前記装
置の要部縦断面図、第6A図は第6図の部分拡大図、第
7図は接合工程後における開型時の前記装置の縦断面図
、第8図は自動車用ボンネットの平面図、第9図は第3
図n−n線断面図である。 L・・・積層成形体、ml、m4・・・第1.第2成形
体、
Claims (2)
- (1)互いに重合して接合された第1および第2成形体
よりなる熱硬化性合成樹脂製積層成形体を製造するに当
り、第1型、該第1型と対向する第2型、および両型間
に存する中間型よりなる圧縮成形型を用い、該第1およ
び第2型を前記合成樹脂の硬化温度に、また該中間型を
前記合成樹脂の半硬化温度にそれぞれ加熱した状態で前
記圧縮成形型の1回の閉型操作により前記第1型および
中間型間並びに前記第2型および中間型間にそれぞれ前
記第1および第2成形体を同時に圧縮成形すると共に前
記第1および第2型に接する該第1および第2成形体の
非接合面側を硬化状態に、また前記中間型に接する該第
1および第2成形体の接合面側を半硬化状態する工程と
;前記第1および第2成形体を前記第1および第2型に
それぞれ付着させた状態で前記圧縮成形型の開型を行う
と共に前記中間型を前記第1および第2型間より離脱し
て前記第1および第2成形体の接合面相互を対向させる
工程と;前記第1および第2型の閉型を行って前記第1
および第2成形体を互いに重合して加熱加圧下で接合す
ると共に完全硬化する工程と;を用いることを特徴とす
る熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法。 - (2)前記熱硬化性合成樹脂は不飽和ポリエステル樹脂
であり、前記第1および第2型は120℃以上、150
℃以下に加熱され、また前記中間型は60℃以上、12
0℃未満に加熱される、特許請求の範囲第(1)項記載
の熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30223486A JPH0615177B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30223486A JPH0615177B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154313A true JPS63154313A (ja) | 1988-06-27 |
JPH0615177B2 JPH0615177B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=17906563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30223486A Expired - Lifetime JPH0615177B2 (ja) | 1986-12-18 | 1986-12-18 | 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615177B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7101503B2 (en) * | 2002-02-15 | 2006-09-05 | R + S Technik Gmbh | Molding method and apparatus with plural cooperating mold tools for forming interior trim components for motor vehicles |
CN104070100A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 联想(北京)有限公司 | 一种工件的制备方法 |
-
1986
- 1986-12-18 JP JP30223486A patent/JPH0615177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7101503B2 (en) * | 2002-02-15 | 2006-09-05 | R + S Technik Gmbh | Molding method and apparatus with plural cooperating mold tools for forming interior trim components for motor vehicles |
CN104070100A (zh) * | 2013-03-29 | 2014-10-01 | 联想(北京)有限公司 | 一种工件的制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615177B2 (ja) | 1994-03-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0433857B1 (en) | Reaction injection molding apparatus for forming fibre-reinforced molded article | |
US8632330B2 (en) | Tools for manufacturing composite parts and methods for using such tools | |
US4410478A (en) | Method for making two moldings and combining them to make a composite product | |
EP0350633B1 (en) | A die system and method for molding fiber reinforced plastic moldings | |
TWM565218U (zh) | Three-dimensional paper-plastic product manufacturing equipment with zero draft angle | |
JPS6112323A (ja) | 複合材の成形方法 | |
CA3115026A1 (en) | Machine for adapting a fibre structure to a mould for manufacturing parts of composite material | |
CN110103489B (zh) | 一种高性能热塑性复合材料工字梁熔融粘接成型方法 | |
JPS63154313A (ja) | 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 | |
US5196152A (en) | Reaction injection molding method with internal frame and shear edge | |
JPS63154312A (ja) | 熱硬化性合成樹脂製積層成形体の製造方法 | |
JPS621529A (ja) | 合成樹脂製積層成形体の製造方法および製造装置 | |
JPS621528A (ja) | 合成樹脂製積層成形体の製造方法および製造装置 | |
CN208305716U (zh) | 一种可快速脱模的注塑模具 | |
CN108407328B (zh) | 一种复合材料制品的热压成型方法 | |
JPS63170008A (ja) | 合成樹脂製積層成形体の製造方法 | |
KR0160539B1 (ko) | 수지 패키징 장치 | |
CN108748830B (zh) | 一种大曲率,敞口,薄壁结构复材成型模具及其成型方法 | |
CN113059737A (zh) | 一种高铁用密封圈硫化装置 | |
CN218660256U (zh) | 一种麻纤维结构的嵌件注塑模具 | |
CN221161562U (zh) | 一种低孔隙率复合材料制件组合式模压成型工装 | |
CN219171743U (zh) | 一种复合材料异形件热压模具 | |
CN114179278B (zh) | 一种自动化塑板生产线及其生产工序 | |
CN209111334U (zh) | 一种密封胶圈硫化成型模具 | |
JPS6166619A (ja) | 合成樹脂積層体の製造方法及びこの方法で使用する金型装置 |