JPS6239207Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6239207Y2 JPS6239207Y2 JP6289082U JP6289082U JPS6239207Y2 JP S6239207 Y2 JPS6239207 Y2 JP S6239207Y2 JP 6289082 U JP6289082 U JP 6289082U JP 6289082 U JP6289082 U JP 6289082U JP S6239207 Y2 JPS6239207 Y2 JP S6239207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- crosspiece
- ceiling board
- ceiling
- fiberboard
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は裏桟付きの天井板に関する。
従来の天井板は幅が470mmで長さが3880mm程度
の長尺物が多いため、その軽量化と施行性の向上
を目的として合板などの表面に〓板や印刷紙を貼
着した天井板1の裏面に第1図に示す様な桟材2
を固着したものが一般的であり、通称「目すかし
天井板」と呼ばれている。
の長尺物が多いため、その軽量化と施行性の向上
を目的として合板などの表面に〓板や印刷紙を貼
着した天井板1の裏面に第1図に示す様な桟材2
を固着したものが一般的であり、通称「目すかし
天井板」と呼ばれている。
所で上記の天井板1の桟材2は通常幅約20〜24
mm、高さ約12〜15mm程度の細長い天然木の挽材を
桟材に組み合せて用いるが、桟材2自体は天然木
であるため湿度の変化により伸縮変形してねじれ
や狂いを生じやすく、その結果天井板1が変形し
たり、桟材2の厚さ不均一から天井板1裏面に桟
材2が完全に固着されず天井板が垂下してくるな
どの欠点があるとともに、天然木の枯渇から長さ
が4mもある挽材を入手すること自体が困難にな
りつつある。そこで本考案では下記の構成による
天井板を提供することにより上記の欠点を解決し
たものである。すなわち本考案は、天井板1の裏
面周辺部及びその内側に、表面に単板、薄い合
板、化粧紙、含浸紙、合成樹脂フイルムなどから
なるシート状物が貼着された繊維板より選ばれた
桟材2の裏面側が梯子段状に固着された裏桟付き
天井板に係る。
mm、高さ約12〜15mm程度の細長い天然木の挽材を
桟材に組み合せて用いるが、桟材2自体は天然木
であるため湿度の変化により伸縮変形してねじれ
や狂いを生じやすく、その結果天井板1が変形し
たり、桟材2の厚さ不均一から天井板1裏面に桟
材2が完全に固着されず天井板が垂下してくるな
どの欠点があるとともに、天然木の枯渇から長さ
が4mもある挽材を入手すること自体が困難にな
りつつある。そこで本考案では下記の構成による
天井板を提供することにより上記の欠点を解決し
たものである。すなわち本考案は、天井板1の裏
面周辺部及びその内側に、表面に単板、薄い合
板、化粧紙、含浸紙、合成樹脂フイルムなどから
なるシート状物が貼着された繊維板より選ばれた
桟材2の裏面側が梯子段状に固着された裏桟付き
天井板に係る。
図面により本考案を詳述すると第2図は本考案
の実施例となる裏桟付き天井板の横断面図を示し
ている。
の実施例となる裏桟付き天井板の横断面図を示し
ている。
1は天井板を示し、通常は厚さ2.0〜4.0mm程度
の薄い合板を基板とし、その表面に天然木の〓板
や木目模様の化粧紙や化粧フイルムなどが貼着さ
れて化粧層4が形成されている。なお天井板1に
防火性能や吸音性能などを付与するときは基板と
して石膏ボードやパルプセメト板あるいは石綿
板、合成樹脂発泡板などが用いられることもあ
る。
の薄い合板を基板とし、その表面に天然木の〓板
や木目模様の化粧紙や化粧フイルムなどが貼着さ
れて化粧層4が形成されている。なお天井板1に
防火性能や吸音性能などを付与するときは基板と
して石膏ボードやパルプセメト板あるいは石綿
板、合成樹脂発泡板などが用いられることもあ
る。
2は桟材を示し、本考案の場合は繊維板の表面
にシート状物3を貼着、複合して構成する。
にシート状物3を貼着、複合して構成する。
尚、ここで用いる繊維板とはチツプボードある
いはパーテイクルボードである。
いはパーテイクルボードである。
チツプボードとしては厚さ10〜25mm程度の常用
の単層や多層のパーテイクルボードや木材チツプ
の配列方向を一方向に規制した配合性パーテイク
ルボード、あるいは薄く大きな木材チツプを用い
たウエハーボードなどでも良く、フアイバーボー
ドとしてはハードボードや中比重ボード
(MDF)、インシユレーシユンボードなどを使用
する。
の単層や多層のパーテイクルボードや木材チツプ
の配列方向を一方向に規制した配合性パーテイク
ルボード、あるいは薄く大きな木材チツプを用い
たウエハーボードなどでも良く、フアイバーボー
ドとしてはハードボードや中比重ボード
(MDF)、インシユレーシユンボードなどを使用
する。
繊維板の表面に貼着されるシート状物3として
は厚さ0.2〜2.0mm程度の単板、重さ20〜200g/
m2程度の化粧紙、化粧紙に合成樹脂を含浸した含
浸紙、厚さ0.07〜0.1mm程度の塩化ビニル樹脂、
ポリオレフイン系の樹脂フイルム、厚さ2.0〜3.0
mm程度の薄い合板などが用いられ、長寸法でたわ
みやすい天井板1に固着された桟材2を補強する
目的で用いる。なお単板や化粧紙など強度に方向
性を有するシート状物3を用いる場合は桟材2の
長さ方向とシート状物3の繊維方向が一致する様
に貼着する。第2図では厚さ12mmの三層構造の常
用のパーテイクルボードの表面に厚さ1.3mmの単
板を貼着して用いた実施例を示している。桟材2
の寸法としては従来の挽材と同様厚さ10〜25mm、
幅15〜30mm程度で良い。なおチツプボードなどを
天井板裏面に固着する面としては第2図に示す様
に木材チツプの積層方向と直交する面(ボードの
表、裏面)が天井板1面と接する様に接着剤など
で固着すれば、桟材2としているチツプボードの
湿度変化に対応する伸縮は木材チツプの積層方向
(チツプボードの厚さ方向)が最大で長さや幅方
向の伸縮は小さいため、天井板自体はほとんど桟
材2の伸縮による影響を受けず、変化しないので
好ましい。
は厚さ0.2〜2.0mm程度の単板、重さ20〜200g/
m2程度の化粧紙、化粧紙に合成樹脂を含浸した含
浸紙、厚さ0.07〜0.1mm程度の塩化ビニル樹脂、
ポリオレフイン系の樹脂フイルム、厚さ2.0〜3.0
mm程度の薄い合板などが用いられ、長寸法でたわ
みやすい天井板1に固着された桟材2を補強する
目的で用いる。なお単板や化粧紙など強度に方向
性を有するシート状物3を用いる場合は桟材2の
長さ方向とシート状物3の繊維方向が一致する様
に貼着する。第2図では厚さ12mmの三層構造の常
用のパーテイクルボードの表面に厚さ1.3mmの単
板を貼着して用いた実施例を示している。桟材2
の寸法としては従来の挽材と同様厚さ10〜25mm、
幅15〜30mm程度で良い。なおチツプボードなどを
天井板裏面に固着する面としては第2図に示す様
に木材チツプの積層方向と直交する面(ボードの
表、裏面)が天井板1面と接する様に接着剤など
で固着すれば、桟材2としているチツプボードの
湿度変化に対応する伸縮は木材チツプの積層方向
(チツプボードの厚さ方向)が最大で長さや幅方
向の伸縮は小さいため、天井板自体はほとんど桟
材2の伸縮による影響を受けず、変化しないので
好ましい。
なお桟材2の外側面には従来の挽材の桟材と同
様の溝5加工を施し、従来と同様の目すかし施工
を行なうことが出来る。
様の溝5加工を施し、従来と同様の目すかし施工
を行なうことが出来る。
以上の様に本考案の天井板は桟材としてパーテ
イクルボードやフアイバーボードなどの安価で安
定した性質の工業製品である繊維板の表面にシー
ト状物を貼着した桟材の裏面を天井板に固着して
いるため強度面でも優れ、従来の天然木挽材を用
いた場合に比べ天井板の反りや狂い、垂下もなく
平滑で美しい見掛けの天井板を多量にかつ安価に
提供することが出来る。
イクルボードやフアイバーボードなどの安価で安
定した性質の工業製品である繊維板の表面にシー
ト状物を貼着した桟材の裏面を天井板に固着して
いるため強度面でも優れ、従来の天然木挽材を用
いた場合に比べ天井板の反りや狂い、垂下もなく
平滑で美しい見掛けの天井板を多量にかつ安価に
提供することが出来る。
第1図は従来の裏桟付き天井板を示す斜視図。
第2図は本考案の実施例の天井板を示す断面図。 1……天井板、2……桟材、3……シート状
物、4……化粧層、5……溝。
第2図は本考案の実施例の天井板を示す断面図。 1……天井板、2……桟材、3……シート状
物、4……化粧層、5……溝。
Claims (1)
- 表面に単板、薄い合板、化粧紙、含浸紙、合成
樹脂フイルムなどから選らばれたシート状物3が
貼着された繊維板からなる桟材2の裏面側が天井
板1の裏面周辺部及びその内側に梯子段状に固着
されたことを特徴とする裏桟付き天井板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289082U JPS58162910U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 裏桟付き天井板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6289082U JPS58162910U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 裏桟付き天井板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162910U JPS58162910U (ja) | 1983-10-29 |
JPS6239207Y2 true JPS6239207Y2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=30073018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6289082U Granted JPS58162910U (ja) | 1982-04-26 | 1982-04-26 | 裏桟付き天井板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58162910U (ja) |
-
1982
- 1982-04-26 JP JP6289082U patent/JPS58162910U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58162910U (ja) | 1983-10-29 |
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