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JPS62189837A - 周波数ホツピング用シンセサイザ - Google Patents

周波数ホツピング用シンセサイザ

Info

Publication number
JPS62189837A
JPS62189837A JP61031638A JP3163886A JPS62189837A JP S62189837 A JPS62189837 A JP S62189837A JP 61031638 A JP61031638 A JP 61031638A JP 3163886 A JP3163886 A JP 3163886A JP S62189837 A JPS62189837 A JP S62189837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
output
code
pll
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61031638A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyuki Yoshisato
善里 彰之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP61031638A priority Critical patent/JPS62189837A/ja
Publication of JPS62189837A publication Critical patent/JPS62189837A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、スペクトル拡散方式の通信における変調方式
の1つである周波数ホッピング(以後FHと称す)方式
に用いるFH用シンセサイザに関するものである。
(従来の技術) 最近注目されている通信方式の1つとしてスペクトル拡
散方式がある。このスペクトル拡散方式は、拡散符号に
よって伝送信号を周波数軸上に広げて電力の稀薄化を行
い、同じ帯域を使用して多数の通イ8を行えるようにし
たものである。そして、拡散符号には高速の疑似雑音(
以後PNと称す)発生器で発生させたPN符号を用い、
各通信者に固有のPN符号を割り当て、同一のPN符号
の通信者間でのみ通信を可能とし、異なるPN符号の通
信者間では同一周波数帯域であっても通信が不可能であ
る。そして、未知のPN符号に対する復調は非常に難し
く、またPN符号の変更が容易なために、高度の秘密保
持が可能である。また、同じPN符号を複数の通信者に
与えることによって一斉指令が可能である。
このスペクトル拡散方式の変調方式としては、直接拡散
方式とFH方式とがある。本発明の係わるFH方式はP
N符号に基づいて送信周波数を短時間に次々と変化させ
て、例えばFSに信号等の中心周波数を広帯域に拡散さ
せたものである。そして1.情報を1データビツト送信
する間に2回以上周波数を変化させるものを高速FHと
いう。情報の通信速度が9600bpsで1データビッ
ト当り3回周波数が変化する高速FHを例にすると、デ
ータ速度が約10Kbpsであるから1データビット当
りの送信時間は100μsとなり、33μsに1回の周
波数変化が必要となる。
そこで、送信(受信)周波数を変化させるための周波数
シンセサイザに要求される性能としては、早い周波数変
換時間に追従できることであり、33μsの1710以
下の周波数切換時間で動作する高速な周波数シンセサイ
ザが要求される′。
ところで、従来の周波数シンセサイザとして、フェーズ
・ロック・ループ(以f&、PLLと称す)を使用し、
可変分周器の分周比をPN符号によって制御し、出力周
波数を基準周波数(基準信号)のN倍にロックする間接
合成法と、複数の発振源からの出力を加算ないし除算に
よって希望の周波数を合成する直接合成法とがある。
i6図にPLLを使用した間接合成法による周波数シン
セサイザのブロック回路図を示す。
第6図において、1〜7はシフトレジスタ、8は2を法
とする加算器、9はシフトレジスタ1〜7と加算器8と
で構成するM系列符号発生器、lOは選局コード発生器
、11〜17は2を法とする加算器、 18はM系列符
号発生器9と選局コード発生器10と加算器11−17
とで構成するFH符号発生器、31は可変分周器、32
は基準発振器、33は位相比較器、34はループフィル
タ、35は電圧制御発振器(以後■COと称す)、3B
はミキサ、37は発振器を示す。
シフトレジスタ1〜7を縦列に接続し、シフトレジスタ
4.7の出力を加算器8へ入力し、加算器8の出力をシ
フトレジスタ1へ入力する構成をとり、各シフトレジス
タ1〜7の出力M1〜M7を全てハイレベルにセットし
、図示しないクロック信号を入力して順次台へシフトし
、出力M4 、M7を加算してシフトレジスタ1にフィ
ードバックすることにより「χ7+χり+1」で表現さ
れるM系列符号が発生できる。ここではシフトレジスタ
は7段構成であるから2’−1=127の符号長の最も
基本的なPN符号が得られる。さらに、M系列符号発生
器9が出力するPN符号からFH用拡散符号に変換する
ために、選局コード発生器10の出力N1−N7とM系
列符号発生器9の出力M1〜M7とを加算器11〜17
に加え、加算器11〜17から出力AI Na3を出力
する。出力AI−A7はリードソロモン系列と呼ばれる
もので、この出力A1〜A7がFH符号発生器18が出
力するFH用拡散符号である。なお、出力A1〜A7は
選局コード発生器!Oの出力Nl〜N7の値を変化させ
ることによりFH川用散符号が得られ、出力N1−N7
が// OO00000ツノから// 1111111
 //まで128種類のFH用拡散符号が得られる。
そして、FH符号発生器1Bからの出力At〜A7をP
LLの可変分周器31へ入力する。このPLLは基準発
振器320基準信号を位相比較器33へ入力し、位相比
較器33で可変分周器31からのfZ号と位相の比較を
行い1位相誤差に対応する信号をループフィルタ34を
介してVCO35に入力し、VCO35の発振周波数を
制御し、VCO35の出力を送信あるいは受信に使用し
、またV CO35の出力の一部をミキサ36に入力し
、ミキサ36で発振器37からの信号と混合され、低域
の周波数に周波数変換して可変分周器3Iに入力する。
この可変分周器31では出力A1〜A7によって分周比
が制御される。すなわち、FH用拡散符号によフて分周
比が制御され、分周比に従ってVCO35の発振周波数
が制御される。
ここで、−例として900MHz帯で127チャンネル
、O,IMHzステップのPLLを用いた周波数シンセ
サイザを取り上げると、基準信号の周波数を0.1MH
7,、最低チャンネルの出力周波数を900MHz、可
変分周器3Iの最低分周比な128、可変分周?a31
の入力周波数として12.8MHz 〜25.5MHz
 、発振@ 37の発°振周波数を900−12.8=
887.2MHzに設定すると、VCO35の出力は、 fOUT =887.2+0.1 (12B+A)=9
00+0.IA となる。ここで、AはFH符号発生器18で出力するF
H用拡散符号であり、0〜127の範囲の値である。例
えば、FH用拡散符号が127゜63.31.15−と
変化すると(選局コード発生器lOの出力N1〜N7の
値が0の時の出力AINA7の値)、■Co35の出力
は912゜7MHz、906.3MHz 903.1M
Hz 。
901.5MHzと変化する。
次に、第7図にPLLを用いた周波数シンセサイザに比
べ周波数切り換えが高速で行なえる直接合成法、すなわ
ち、複数の48号源から加算ないし除算によって希望の
周波数を得る直接合成法の周波数シンセサイザのブロッ
ク回路図を示す。
第7図において、38〜42は基準周波数発生器、43
〜45はスイッチ回路、46.49.52は分周器、4
7、50.53はミキサ、48.51.54はバンドパ
スフィルタ(以後BPFと称す) 、 55.56.5
7はモジュールである。FH用拡散符号である出力A1
〜^7を得るまでは、第6図に示す従来例と同じであり
重複する説明を省略する。
基準周波数発生器38〜41の出力をスイッチ回路43
〜45に人力し、スイッチ回路43〜45をFH用拡散
符号で制御する。スイッチ回路43にはFH符号発生P
% 1.8の出力AI 、A2が、スイッチ回路44に
は出力A3 、A4が、スイッチ回路45には出力A5
 、ASがそれぞれ入力され、例えば出力AI 、A2
が/10.0//の時に基準周波数発生器41の出力を
、出力AI 、A2が/10.1//の時に基準周波数
発生器40の出力を、出力AI 、A2が/11.Qt
tの時に基準発生器39の出力を、出力AI 、A2が
//1.1//の時に基準周波数発生器38の出力をス
イッチ回路43で選択し、同様にスイッチ回路44.4
5でも基準周波数発生器38〜41の出力を選択する。
さらに、スイッチ回路43で選択した出力をミキサ47
に入力し、ミキサ47には基準周波数発生器42の出力
を分周器46で1/4分周した信号が入力され、ミキサ
47で混合してBPF4Bで2つの和の周波数成分を取
り出し、モジュール55の出力としてモジュール56に
入力する。モジュール56でもモジュール55と同様に
、スイッチ回路44て選択した出力とモジュール55か
らの人力を分周器49で1/4分周した信号とをミキサ
50で混合し、BPF51で和の周波数成分を取り出し
てモジュール57に人力する。さらに、モジュール57
でも同様の動作を行い、モジュール57の出力が所望す
る出力周波数の信号となる。
ここで、具体的に数値を5嵌めると、中心周波数を50
MHzとする64チヤンネル、0.1MHzステップの
周波数シンセサイザにおいて、基準周波数発生器42の
出力周波数を50MHz、基準周波数発生器38〜4+
の出力周波数の中心周波数を50MHzx3/4の37
.5MHzとし、周波数間隔を0.1MHz X4”の
1.6MHzとする。すなわち、基準周波数発生器38
〜41の出力周波数を39.1MHz 、38.9MH
z 、36.7MHz、35.1MHzとする。分周器
46の出力周波数は、50MHzxl/4の12.5M
Hzであり、ミキサ47には基準周波数発生器38〜4
1のうちいずれか1つが選択されて加えられるので、モ
ジュール55の出力は47.6MHz。
49.2MHz 、50.8MHz 、52.4MHz
のうちの1つが出力され、モジュール56に加えられる
。モジュール56ではスイッチ回路44で選択された出
力と混合された和の周波数が取り出されるので、モジュ
ール56の出力は47.0MHz 〜53.0MHzの
0.1MHzステップ、16チヤンネルのうちの1つと
なる。そして、モジュール56の出力をモジュール57
に人力して同様の動作を行い、モジュール57の出力は
46.85MHz〜53.15MHzの0.1MHzス
テップ、64チヤンネルのうちの1つとなる。このよう
に、FH符号発生器18の出力A1〜A6によって周波
数の合成番行い64チヤンネルのいずれか1つが選択さ
れる。
(発明が解決しようとする問題点) 第6図に示す従来例ではPLLを用いており、周波数切
換速度とVCOの安定度を所定の水準以上にさせるため
に、PLLのループフィルタを狭帯域にしてジッター等
によるノイズを減少させることで安定度を向、Eさせる
ことができるが、ロックアツプタイムが長くなり、周波
数切換速度が高速でできない。そこで、周波数切換速度
を満足させると、逆に安定度が低下してしまう。したが
って、この両者のバランスを取って定数を設定すると、
基準発振器の出力周波数が100にHzの場。
合1〜3msのロックアツプタイムを得るのが限界であ
り、3μs以下の周波数切換時間を要求されるスペクト
ル拡散方式の通信に使用できないという問題点があった
また、第7図に示す従来例では周波数切換速度がスイッ
チ回路の切換速度で決まり、ダイオード等のスイッチン
グ回路を用いることによって高速度化が可能であるが、
分周器による周波数分周やミキサによる混合の周波数変
換を縁り返すために、出力信号のスプリアスが多く発生
し、スプリアス成分を減少させるためのBPFの規模が
大きくなってしまう。さらに、スイッチ性能やBPF性
能の制限から取り扱う周波数を高くできず、UHF帯の
出力を1)るには周波数避倍や周波数変換が必要となり
、回路規模が非常に大きくなるという問題点があった。
本発明の目的は、従来の周波数シンセサイザにおける問
題点を解決すべくなされたもので、所定の周波数の時に
だけPLLを動作させて周波数切換速度を高速にすると
共に、VCOを安定に動作させ、全チャンネルにおける
周波数精度の高いFH用シンセサイザを提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本発明に係わるFl(用
シンセサイザは、第1の基準発振器と第1の位相比較器
と第1のループフィルタと第1のスイッチ手段とで構成
される第1のPLLと、第2の基準発振器と第2の位相
比較器と第2のループフィルタと第2のスイッチ手段と
で構成される第2のPLLと、FH符号を発生するFH
符号発生器と、このFH符号をデジタルデータに変換す
ると共に、前記第1と第2のスイッチ手段を制御する制
御信号を出力するコード変換器と、このコード変換器の
出力するデジタルデータをアナログデータに変換するデ
ジタル・アナログ変換器と、前記第1のPLLの出力と
前記第20PLLの出力と前記デジタル・アナログ変換
器のアナログデータとで発振周波数を開制御されるvC
Oとを備えて構成されたものである。
(作用) FH符号をコード変換器に人力し、コード変換器ではF
H符号に対応したデジタルデータを出力するとともに、
所定のFH符号のときに第1と第2のPLLを動作させ
るSL、SH倍信号制御信号)を出力する。デジタルデ
ータはデジタル・アナログ変換器に入力してアナログデ
ータに変換し、VCOに入力して発振周波数を制御する
st、(3号が出力されると第1のPLLの第1のスイ
ッチ手段が閉じて第1のPLLが動作し、第1のPLL
の出力をvCOに人力してvCOの発振周波数を制御し
、またSH倍信号出力されると第2のPLLの第2のス
イッチ手段が閉じてZ2のPLLが動作し、第2のPL
Lの出力をデジタル・アナログ変換器に入力してデジタ
ル・アナログ変換器の出力を制御することによりvCO
の発振周波数を制御する。
(実施例の説明) 以下、本発明の実施例を第1図ないし第5図を参照して
説明する。第1図は、本発明のFH用シンサセイザの一
実施例を示すブロック回路図であり、第2図は、第1図
の実施例におけるvCOの発振周波数fOUTと入力さ
れるDA変換器の出力V八とコード変換器のアドレスと
の関係を示す説明図であり、第3図は、′fSf図の実
施例における各部所の出力状態を示すタイムチャートで
あり、第4図は、第2のPLLの出力VQにょるDA変
換器の出力の変化範囲を示すグラフであり、第5図は、
1l17)PLL(7)出力vPにょるvcoの出力の
変化範囲を示すグラフである。なお、第1図において、
第6図および第7図と同一ブロック回路には同一符号を
付して重複した説明を省略する。
第1図において、19はコード変換器、 2oはデジタ
ル・アナログ変換器(以後DA変換器と称す) 、 2
1.27は基準発振器、 22.28は位相比較器、2
3.29はスイッチ手段としてのアナログスイッチ、2
4.30はループフィルタ、 25はVCO126は固
定分周器である。そして、基準発振器21と位相比較器
22とアナログスイッチ23およびループフィルタ24
で第1のPLLを構成し、基準発振器27と位相比較器
28とアナログ・スイッチ29およびループフィルタ3
oで第2のPLLを構成する。FH符号としての出力A
1〜A7が入力されるコード変換器19はRAMまたは
EFROM等て構成され、初期状態において必要なデー
タを書き込むようになっており、書き込み状態と読み出
し状態(定常状態)では出方A1〜A7に対応したデジ
タルデータDI −DI2を出方するとともに、出力A
l〜A7の値が所定の値の時に制御信号としての5L(
2号とSH信号を出方する。例えば、出力AI NA7
が最低値の時にSL信叶、最高値の時にSH信号を出方
する。コード変換器19からのデジタルデータとしての
出力DI ND12は、12ビツトの分解能を備えたD
A変換器2oに入力され、デジタルデータがらアナログ
データに変換され、アナログデータとしての出力V^に
よりVCO25をFH符号に対応した周波数で発振する
ように制御する。ここで、コード変換器19に入力され
る出力A1〜A7が所定の値となり、SL倍信号出力さ
れると、SL倍信号アナログスイッチ23に入力されて
アナログスイッチ23を閉じ、第1のPLLを閉ループ
となして動作を始め、vc025の出力を固定分周器2
6を介して位相比較器22へ入力し、位相比較器22に
人力される基準発′&器21からの基準信号と位相比較
され、位相比較器22からの誤差信号をアナログスイッ
チ23を通ってループフィルタ24に人力し、ループフ
ィルタ24からV C025に入力して発振周波数f 
0LITを第5図に2本の破線で示す範囲で制御する。
この時、■c025に入力される第1のPLLの出力v
Pはアナログスイッチ23が開状態になった後もループ
フィルタ24に保持される。そして、次に第1のPLL
が動作して新しいデータとなる出力vPが出力されれば
、その新たな出力vPが保持される。
V CO25の発振周波数f OUTは、固定分周器2
6の分周比をPとし基準発振器21の基準信号の周波数
をfPとすると、 f 0UT−P x f P の関係でロックされ、アナログスイッチ23は127回
に1回の割合で閉じ、その閉じた時の出力vPをループ
フィルタ24で保持し、アナログスイッチ23が開にな
ると出力■Pは一定電圧で保持され、DA変換器20の
出力V^によってVCO25の発振周波数fOUTが制
御される。
次に、コード変換器19からSH信号が出力されると、
SH信号がアナログスイッチ29に人力されてアナログ
スイッチ29を閉じ、第2のPLLを閉ループとなして
動作を始め、VCO25の出力を固定分周器26を介し
て位相比較器2Bに入力し、位相比較器28に人力され
る基準発振器27からの基準信号と位相比較され、位相
比較器28から出力される誤差(2号をアナログスイッ
チ29を通ってループフィルタ30に人力し、このルー
プフィルタ30の出力VQをDA変換器20に人力し、
DA変換器20では出力VQによってDA変換器20の
変換感度を制御する。第4図に示すように出力VQによ
ってDA変換器20の出力VAを制御し、出力VAをV
 C025に入力して発振周波数f OUTを制御する
。VCO25は出力VQによって間接的に制御されるこ
とになる。
ここで、出力VQを直接VCO25に入力したのでは、
第5図に示す出力vPと同様にほぼ一定の範囲の制御し
かできないが、出力VQをDA変換器20に人力して変
換感度を制御すると、デジタルデータが大きくなるとよ
り大きく出力■^を変化させる制御ができる(第4図図
示)。そして、高い周波数におけるVCO25を制御す
る場合、高い周波数でV CO25の周波数変化が鈍く
なるために、より大きい変化量の出力VAが必要となる
ので、出力VQでDA変換器20の変換感度を制御する
ことは効果的なことである。V CO25の発振周波数
f OUTは、固定分周器26の分周比をP、基準発振
器27の基準の周波数をfQとすると、fOUT=Px
fQ の関係でロックされ、アナログスイッチ29は127回
に1回の割合で閉じ、その閉じた時の出力vqをループ
フィルタ30で保持し、アナログスイッチ29が開の時
には出力VQが一定電圧で保持される。
このようにアナログスイッチ23をV CO25の発振
周波数f OUTの低域(例えば最低周波数)で127
回に1回の割合で、またアナログスイッチ29をV C
O25の発振周波数fOUTの高域(例えば最高周波数
)で127回に1回の割合で閉じることにより、VCO
25の発振周波数fOUTの低域と高域との2点でPL
Lが動作して基準信号の精度でVCO25をロックし、
発振周波数f OUTの中域ではPLLが動作しなくて
もPLLの出力vP。
VQが保持されるので十分に精度の高いものとなる。
以上の動作をシフトレジスタ数3段、PN符号長7ビツ
トを例にして第2図、第3図を用いて説明する。第2図
はVCO25に人力されるDA変換器20の出力V八と
発振周波数との関係を表わしたものである。定めら九だ
発振周波数f01JTが出力されるようにコード変換器
19に出力コードがアドレス毎に書き込まれており、ま
たSL信号、SH信号が出力されるタイミングも書き込
まれている。このように設定されたコード変換器19か
らのデジタルデータをDA変換器20に入力してDA変
換され、第3図に示すようなアナロデータであるDA変
換器20ノ出力VAが得られ7 V CO254:’入
力される。そして、第3図に示すようなタイミングでS
L信号とSH信号が出力される。すなわち、アドレス1
でVCO25の発振周波数fOUTが最低となる毎にS
L信号が出力されてアナログスイッチ23が閉じ、第1
のPLLが動作し、vC025の発振周波数flが基準
信号の精度でfl=PxfPが成立つように第1のPL
Lの出力vPが追従してロックされる。また、アドレス
7でV6O13の発振周波数f OUTが最高となる毎
にSH信号が出力されてアナログスイッチ29が閉じ、
第2(7)PLLが動作し、V CO25ノ発振周波数
f7が基準信号の精度で第7 =PxfQが成立つよう
に第2のPLLの出力VQが追従してロックされる。
次に、電源の立上りから全チャンネルがある許容された
周波数粒度を保つまでの過程を説明すると、V CO2
5の発振周波数f2〜f6の時には第1.2のPLLが
動作しておらず、出力vP。
VQが初期状態を維続し、DA変換器20の出力VAに
制御された状態であり、周囲温度等の影響で必ずしも定
められた周波数になっていない。この状態でまず発振周
波数f1になフたときに、第1のPLLが動作し、出力
vpが追従して発振周波数flにロックする。この時V
Qはまだ初期状態のままであり1発振周波数f1以外は
まだ定められた周波数になっていない。次に、発振周波
数f7になったときの出力vPは前の状態の電圧を保持
したままで、第2のPLLが動作して出力VQが追従し
て発振周波数f7をロックする。この出力VQの追従に
より出力VAがわずかに変化するために発振周波数f1
への影響があり、微小ながら定められた周波数(許容範
囲内)からずれる。そして、発振周波数ftに再度なっ
たときに第1のPLLの動作によフて発振周波数f+に
ロックする。このように、発振周波数f】、第7になっ
たときにPLLが動作して出力VP、VQを追従させ、
この動作を縁り返し行うことによって出力VP 、VQ
が安定した状態になり、発振周波数fl、f7が基準信
号の粒度で定められた周波数に安定し、発振周波数fl
、f7の間にある発振周波数f2〜f6についてもある
許容された周波数粒度に安定する。従ワてV C025
が温度変化や湿度変化等の環境変化や経時変化によって
電圧および周波数特性が変化しても、最小および最大の
両者の周波数がPLLによって基準信号の精度でロック
されるのでその間の発振周波数もある許容された周波数
精度内に引込むことができる。
第1図に示す実施例に定数を入れ、その−例を示す。9
00MHz帯、127チヤンネル、0.1MHzステッ
プのFH用シンセサイザで、最低チャンネルの発振周波
数は9QOMHzとすると、最高チャンネルの発振周波
数は912.7MHzとなり、発振周波数900MHz
について第1のPLLを動作させると、固定分周器26
の分周比Pと基準発振器21の基準信号の周波数fpと
の積が900MHz、かつ第2のPLLを動作させると
分周比Pと基準発振器27の基準信号の周波数fQとの
積が912.7MHzになるようにする。分周比Pは2
のべき乗から選定し、基準信号の周波数は位相比較器2
2.28の動作周波数を考慮して選択すれば、分周比を
1024、周波数fPを878.90625KHz、周
波数fQを891.30859KHzとする。
また、コード変換器19のSIに号の出力についてはF
H符号が0のとき、すなわち、出力Al〜A7が// 
0000000 /lのときにハイレベル、それ以外で
はローレベルの信号を出力し、SH信号の出力について
はFH符号が127のとき、すなわち、出力Al〜A7
が// 1111111 //のときにハイレベル、そ
れ以外ではローレベルの信号を出力1−るように設定す
る。デジタルデータの出力DI〜D12については第1
と第2のPLLを開ループにしておき、出力VP 、V
Qに初期状態の電圧を与え、VCO25の発振周波数f
OUTが全チャンネルについて定められた周波数になる
ように出力DI ND12を設定し、データの書き込み
を行う。例えば、FH符号が1のときの発振周波数が9
00MH2、FH符号が2のときの発振周波数が900
.1MHz−FH符号が127のときの発振周波数が9
12.7MHzとなるように出力DI NDI2を入力
アドレス0〜127について、データの書き込みを行い
、初期設定が完Yする。その後の動作については上述し
た通りであり、高鯖度の安定した出力が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のFH用シンセサイザによ
ると、周波数ホッピング、すなわち、周波数切換はPL
Lが開ループであるために周波数切換時間はコード変換
器とDA変換器の動作時間で決定され、コード変換器と
してのRAM。
EPROMのアクセスタイムは150〜250ns程度
であり、DA変換器のセットリングタイムは12ビツト
の分解能のもので5Onsのハイブリッド型から400
ns程度のモノリシック型等各種制品化されており、合
計動作時間として1μsを十分に下回り、高速動作が可
能となる。また、コード変換器の初期設定後にvCOの
環境変化や経時変化等により発振周波数が変化しても発
振周波数の低域と高域の2点で動作するPLLを備えて
基準信号の精度でロックするために、全チャンネルにわ
たっである許容された周波数粒度を十分に保つことがで
きる。そして、PLLの動作はアナログスイッチが閉じ
る間だけなので基準周波数やループフィルタの設計に自
由度があり、vCOのノイズやジッター等を減少できる
。さらに、周波数の合成を行わないので、スプリアスの
発生もなく、加算ないし除算のためのモジュールの多段
接続および多数の基準周波数発生器を必要としないので
回路規模が非常に小さくなるというきわめて優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のFH用シンサセイザの一実施例を示
すブロック回路図であり、第2図は、第1図の実屍例に
おけるVCOの発振周波数f OUTと入力されるDA
変換器の出力VAとコード変換器のアト°レスとの関係
を示す説明図であり、第3図は、第1図の実施例におけ
る各部所の出力状態を示すタイムチャートであり、第4
図は、第2のPLLの出力VQによるDA変換器の出力
の変化範囲を示すグラフであり、第5図は、第1のPL
Lの出力veによるvCoの出力の変化範囲を示すグラ
フであり、第6図は一1PLLを使用した間接合成法に
よる従来の周波数シンセサイザを示すブロック回路図で
あり、第7図は、直1妾合成法用いた従来の周波数シン
セサイザを示すブロック回路図である。 1〜7:シフトレジスタ、 8.11〜17:加算器。 9:M系列符号発生器、 lO:選局コード発生器、18:FH符号発生器、19
:コード変換器、  20:DA変換器、21.27:
基準発振器、 22.28:位相比較器、23.29:
アナログスイッチ、 24、30:ループフィルタ、 25:VCO126:固定分周器。 第2図 第3図 第4図 LIV vA     □

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1の基準発振器と第1の位相比較器と第1のループフ
    ィルタと第1のスイッチ手段とで構成される第1のフェ
    ーズ・ロック・ループと、第2の基準発振器と第2の位
    相比較器と第2のループフィルタと第2のスイッチ手段
    とで構成される第2のフェーズ・ロック・ループと、周
    波数ホッピング符号を発生する周波数ホッピング符号発
    生器と、この周波数ホッピング符号をデジタルデータに
    変換すると共に、前記第1と第2のスイッチ手段を制御
    する制御信号を出力するコード変換器と、このコード変
    換器の出力するデジタルデータをアナログデータに変換
    するデジタル・アナログ変換器と、前記第1のフェーズ
    ・ロック・ループの出力と前記第2のフェーズ・ロック
    ・ループの出力と前記デジタル・アナログ変換器のアナ
    ログデータとで発振周波数が制御される電圧制御発振器
    と、を備えたことを特徴とする周波数ホッピング用シン
    セサイザ。
JP61031638A 1986-02-15 1986-02-15 周波数ホツピング用シンセサイザ Pending JPS62189837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02214236A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Toyo Commun Equip Co Ltd 周波数ホッピング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02214236A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Toyo Commun Equip Co Ltd 周波数ホッピング装置

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