JPS62177878A - 2重係止コネクタ - Google Patents
2重係止コネクタInfo
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- JPS62177878A JPS62177878A JP1786086A JP1786086A JPS62177878A JP S62177878 A JPS62177878 A JP S62177878A JP 1786086 A JP1786086 A JP 1786086A JP 1786086 A JP1786086 A JP 1786086A JP S62177878 A JPS62177878 A JP S62177878A
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- locking
- housing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ハウジングに挿着される端子の保持力を向上
させるための2重係止機構を具備する電気接続用の2重
係止コネクタに関する。
させるための2重係止機構を具備する電気接続用の2重
係止コネクタに関する。
従来、ハウジングに挿着される電気接続用端子の保持力
を向上させるためのコネクタとして、第11図に要部縦
断面図、第13図に斜視図で示されるものが知られてい
る。
を向上させるためのコネクタとして、第11図に要部縦
断面図、第13図に斜視図で示されるものが知られてい
る。
すなわち、第11図に示されるコネクタは、ハウジング
aの端子収容室す上部に、ハウジングaの前壁a、から
板状のスペーサCを挿入するスペーサ収容室dが設けら
れており、端子収容室すに挿入された端子(図示の場合
雌形端子)tは前壁a、において前方抜けが防止される
と共に、端子収容室す内に前方に向けて突設されたラン
スeの係止段部e、を端子tの電気接触部f後端部に係
止させることにより後方抜けが防止されるが、この場合
、スペーサCをスペーサ収容室dに挿入し、ランスeを
上方から押えることにより端子の保持力向上をはかるも
のである。
aの端子収容室す上部に、ハウジングaの前壁a、から
板状のスペーサCを挿入するスペーサ収容室dが設けら
れており、端子収容室すに挿入された端子(図示の場合
雌形端子)tは前壁a、において前方抜けが防止される
と共に、端子収容室す内に前方に向けて突設されたラン
スeの係止段部e、を端子tの電気接触部f後端部に係
止させることにより後方抜けが防止されるが、この場合
、スペーサCをスペーサ収容室dに挿入し、ランスeを
上方から押えることにより端子の保持力向上をはかるも
のである。
又、第13図に示されるコネクタは、ハウジングgの後
部、すなわち電線Wが接続された端子(図示せず)が挿
入される側の開口部にリアホルダhを嵌合させることに
より、挿入された端子の後方抜けを防止し端子の保持力
向上をはかるものである。
部、すなわち電線Wが接続された端子(図示せず)が挿
入される側の開口部にリアホルダhを嵌合させることに
より、挿入された端子の後方抜けを防止し端子の保持力
向上をはかるものである。
しかし、第11図に示されるコネクタにあっては、第1
2図に示されるように端子tの端子収容室すへの挿着が
不完全で、ランスeが端子電気接触部rの上面に位置し
たままの状態においてもスペーサCが挿着される場合が
あり、この場合には端子の後方抜けが防止できないのみ
ならず、ハウジング壁をp部において変形させたり、ラ
ンスeや端子tを破損させたりするという欠点がある。
2図に示されるように端子tの端子収容室すへの挿着が
不完全で、ランスeが端子電気接触部rの上面に位置し
たままの状態においてもスペーサCが挿着される場合が
あり、この場合には端子の後方抜けが防止できないのみ
ならず、ハウジング壁をp部において変形させたり、ラ
ンスeや端子tを破損させたりするという欠点がある。
又、第13図に示されるコネクタにあっては、ハウジン
グgが図示されるように多極の端子収容室iを有する場
合に、リアホルダhの嵌合に際して複数の端子収容室i
後部を塞ぐリアホルダhの複数の壁体h1間に電線Wを
掻き分は乍ら嵌合させる作業が極めて繁雑であり、装着
の作業性が悪く、又、端子の不完全挿着も完全に防止し
得ないという欠点がある。
グgが図示されるように多極の端子収容室iを有する場
合に、リアホルダhの嵌合に際して複数の端子収容室i
後部を塞ぐリアホルダhの複数の壁体h1間に電線Wを
掻き分は乍ら嵌合させる作業が極めて繁雑であり、装着
の作業性が悪く、又、端子の不完全挿着も完全に防止し
得ないという欠点がある。
本発明は、かかる従来のスペーサ又はリアホルダを使用
して端子保持力の向上をはかるコネクタの問題点に着目
してなされたもので、ハウジングに対する正規の端子挿
着を迅速確実に行なわせることにより端子の不完全挿着
を防止すると同時に、端子の2重係止による保持力の向
上を可能としたコネクタを提供することを目的とする。
して端子保持力の向上をはかるコネクタの問題点に着目
してなされたもので、ハウジングに対する正規の端子挿
着を迅速確実に行なわせることにより端子の不完全挿着
を防止すると同時に、端子の2重係止による保持力の向
上を可能としたコネクタを提供することを目的とする。
以下に本発明を、実施例を示す添付の図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図に本発明の2重係止コネクタの斜視図をハウジン
グとスペーサとに分離して示した。
グとスペーサとに分離して示した。
図において、本発明の2重係止コネクタはハウジングA
とスペーサBとから構成される。
とスペーサBとから構成される。
先ずハウジングAには端子T(図示の場合雌形端子)が
挿着される端子収容室1と、端子収容室1の下部に隣接
してスペーサBが挿着されるスペーサ収容室2とが形成
される。
挿着される端子収容室1と、端子収容室1の下部に隣接
してスペーサBが挿着されるスペーサ収容室2とが形成
される。
しかして端子収容室1は、その前部がハウジングAの前
壁3に設けられた相手端子(図示せず)の挿入開口部4
に、後部が端子Tの挿入開口部5に夫々連通し、開口部
4には端子Tの前方波は防止用の突設段部6が形成され
ている。又、端子収容室1の内壁(図示の例では土壁)
laには、挿着された端子Tの1次係止用部材7(図示
の場合端部に係止段部7aを設けたランス7b)が設け
られている。この1次係止用部材7は挿着される端子構
造との関連において種々の変形が可能である。
壁3に設けられた相手端子(図示せず)の挿入開口部4
に、後部が端子Tの挿入開口部5に夫々連通し、開口部
4には端子Tの前方波は防止用の突設段部6が形成され
ている。又、端子収容室1の内壁(図示の例では土壁)
laには、挿着された端子Tの1次係止用部材7(図示
の場合端部に係止段部7aを設けたランス7b)が設け
られている。この1次係止用部材7は挿着される端子構
造との関連において種々の変形が可能である。
又、スペーサ収容室2は、その前部がハウジングへ〇前
壁3に設けられたスペーサBの挿入開口部8に連通し、
□又、上壁2aにスペーサBの挿入方向と同方向に端子
収容室1に臨む長方開口部9が形成される。しかして開
口部9の後方に位置する上壁2aの面2a1は前部より
後部に向けて下方に傾斜したテーパ面に形成されること
が望ましい(第4図参照)。
壁3に設けられたスペーサBの挿入開口部8に連通し、
□又、上壁2aにスペーサBの挿入方向と同方向に端子
収容室1に臨む長方開口部9が形成される。しかして開
口部9の後方に位置する上壁2aの面2a1は前部より
後部に向けて下方に傾斜したテーパ面に形成されること
が望ましい(第4図参照)。
又、スペーサ収容室2の両側にスペーサ仮係止′a10
及びスペーサ係止段部11が形成される。
及びスペーサ係止段部11が形成される。
このスペーサ係上段部11はスペーサBの挿入開口部8
の両側をスペーサ収容室2の幅よりやや大に形成するこ
とにより、挿入開口部8の両側後方に設けられる。又、
スペーサ仮係止溝10はスペーサ係止段部11のさらに
後方に設けられ、その前端部がスペーサBの後述する仮
係止突起の仮係止段部10aに形成されている。
の両側をスペーサ収容室2の幅よりやや大に形成するこ
とにより、挿入開口部8の両側後方に設けられる。又、
スペーサ仮係止溝10はスペーサ係止段部11のさらに
後方に設けられ、その前端部がスペーサBの後述する仮
係止突起の仮係止段部10aに形成されている。
一方、スペーサBは、前方への引張り手段13を設けた
基板12と、基板12の後方に延設され、端部に係止突
起14zを設けた2重係止用の可撓アーム14と、可撓
アーム14の両側にその延設方向と反対方向に屈折部1
5cを介して延設されると共に、端部に係止突起15a
及び仮係止突起15bを設けたスペーサ係止用の可撓ア
ーム15とを具備し、可撓アーム15は基板12の側面
方向に可撓するように形成される。
基板12と、基板12の後方に延設され、端部に係止突
起14zを設けた2重係止用の可撓アーム14と、可撓
アーム14の両側にその延設方向と反対方向に屈折部1
5cを介して延設されると共に、端部に係止突起15a
及び仮係止突起15bを設けたスペーサ係止用の可撓ア
ーム15とを具備し、可撓アーム15は基板12の側面
方向に可撓するように形成される。
しかして可撓アーム15の屈折部15cの両外側間の幅
は、ハウジングAのスペーサ収容室2の両側壁2b間の
幅よりやや小に形成され、2重係止用可撓アーム14の
係止突起14aの幅は開口部9の開口幅より小に形成さ
れる。又、仮係止突起15bは係止突起15aの上面に
小突起に形成される。
は、ハウジングAのスペーサ収容室2の両側壁2b間の
幅よりやや小に形成され、2重係止用可撓アーム14の
係止突起14aの幅は開口部9の開口幅より小に形成さ
れる。又、仮係止突起15bは係止突起15aの上面に
小突起に形成される。
又、スペーサBの前方への引張り手段13としては、本
実施例では基板12の底面に、端部を係止凹部16aと
した溝16を設け、一方、スペーサBの別部材として先
端部に凸部17aを設けた棒状の引張り治具17を用意
することにより、引張り治具17を用いてスペーサBを
引張るようにしたものである。
実施例では基板12の底面に、端部を係止凹部16aと
した溝16を設け、一方、スペーサBの別部材として先
端部に凸部17aを設けた棒状の引張り治具17を用意
することにより、引張り治具17を用いてスペーサBを
引張るようにしたものである。
又、2重係止用可撓アーム14の端部係止突起14aの
後部は傾斜面14bに形成されている。
後部は傾斜面14bに形成されている。
なお、端子Tは基板1日の前部をほぼ面形の電気接触部
19に形成すると共に、後部を電線Wに対する電線接続
部20に形成し、さらに基板18にスペーサBに対する
端子係止穴21が形成される。
19に形成すると共に、後部を電線Wに対する電線接続
部20に形成し、さらに基板18にスペーサBに対する
端子係止穴21が形成される。
先ずスペーサBを後部すなわち2重係止用可撓アーム1
4の自由端側から矢線イ方向にハウジングAのスペーサ
収容室2内に挿入する。この場合、第2図に示したよう
にスペーサ係止用可撓アーム15の係止突起部を矢線口
方向に可撓させてスペーサBをスペーサ収容室2内に挿
入し、さらに第3図に示したようにスペーサBを押し込
んで、可撓アーム15の仮係止突起15bをスペーサ仮
係止溝10の仮係止段部10aに仮係止させる。
4の自由端側から矢線イ方向にハウジングAのスペーサ
収容室2内に挿入する。この場合、第2図に示したよう
にスペーサ係止用可撓アーム15の係止突起部を矢線口
方向に可撓させてスペーサBをスペーサ収容室2内に挿
入し、さらに第3図に示したようにスペーサBを押し込
んで、可撓アーム15の仮係止突起15bをスペーサ仮
係止溝10の仮係止段部10aに仮係止させる。
この状態で、可撓アーム14の係止突起14aは、後部
傾斜面15bがスペーサ収容室上壁2aに設けられた開
口部9の後縁9aに衝接したのち下方に可撓して開口部
9の後方上壁2a+に当接される。
傾斜面15bがスペーサ収容室上壁2aに設けられた開
口部9の後縁9aに衝接したのち下方に可撓して開口部
9の後方上壁2a+に当接される。
次いで第1図に示されるように、電線Wを接続した端子
Tを矢線凸方向にハウジングAの挿入開口部5から端子
収容室1内に挿入する。この場合端子Tは第4図に断面
図で示されるように、1次係止用のランス7bが電気接
触部19の上面後端部に一部当接したままの不完全挿着
の状態であってもよい。
Tを矢線凸方向にハウジングAの挿入開口部5から端子
収容室1内に挿入する。この場合端子Tは第4図に断面
図で示されるように、1次係止用のランス7bが電気接
触部19の上面後端部に一部当接したままの不完全挿着
の状態であってもよい。
この状態で引張り治具17をスペーサBの基板12に設
けられた溝16に凸部17aを横向きにして挿入し、溝
16の端部に衝接した時引張り治具17を矢線二方向に
回転させて(第1図参照)、係止凹部16aに凸部17
aを係合させる。
けられた溝16に凸部17aを横向きにして挿入し、溝
16の端部に衝接した時引張り治具17を矢線二方向に
回転させて(第1図参照)、係止凹部16aに凸部17
aを係合させる。
次いで第5図に示されるように引張り治具17を矢線ホ
方向に引張る。するとスペーサBはスペーサ収容室2内
を前方へ引張られて可撓アーム14の係止突起14aは
スペーサ収容室上壁2aとの当接から解放され、可撓ア
ーム14の復元力により端子Tの基板18に設けられた
端子係止穴21に係合される。
方向に引張る。するとスペーサBはスペーサ収容室2内
を前方へ引張られて可撓アーム14の係止突起14aは
スペーサ収容室上壁2aとの当接から解放され、可撓ア
ーム14の復元力により端子Tの基板18に設けられた
端子係止穴21に係合される。
次いでこの状態で、引張り治具17によりさらにスペー
サBを矢線ホ方向に引張り、第6図に示されるように係
止突起14aを介して端子Tを端子収容室1内の正規の
挿着位置に位置させると、ランス7bの係止段部7aが
端子電気接触部19の後端部に係止して1次係止が確実
に行なわれる。
サBを矢線ホ方向に引張り、第6図に示されるように係
止突起14aを介して端子Tを端子収容室1内の正規の
挿着位置に位置させると、ランス7bの係止段部7aが
端子電気接触部19の後端部に係止して1次係止が確実
に行なわれる。
一方、第3図においてスペーサBの可撓アーム15の仮
係止突起15bは、スペーサBが前方に引張られた時点
で容易に仮係止段部10aとの保合から外れ、又、端子
Tが正規の挿着位置に位置された時点で係止突起15a
(仮係止突起15bも含まれる)はスペーサ挿入開口
部8においてスペーサ収容室2の両側壁2bとの当接か
ら解放され、可撓アーム15の復元力により係止突起1
5aはスペーサ係止段部11に係止される。
係止突起15bは、スペーサBが前方に引張られた時点
で容易に仮係止段部10aとの保合から外れ、又、端子
Tが正規の挿着位置に位置された時点で係止突起15a
(仮係止突起15bも含まれる)はスペーサ挿入開口
部8においてスペーサ収容室2の両側壁2bとの当接か
ら解放され、可撓アーム15の復元力により係止突起1
5aはスペーサ係止段部11に係止される。
この状態で、端子Tは端子係止穴21においてスペーサ
収容室2内に収容固定されたスペーサBの係止突起14
aとの保合により同時に2重係止され、端子の保持力が
一層強化される。
収容室2内に収容固定されたスペーサBの係止突起14
aとの保合により同時に2重係止され、端子の保持力が
一層強化される。
引張り治具17は、端子T及びスペーサBがハウジング
Aに夫々正規に挿着された後に取り外される。
Aに夫々正規に挿着された後に取り外される。
第7図に本発明の2重係止コネクタが2極コネクタであ
る場合に使用されるスペーサB′の斜視図を示した。こ
のスペーサB′の構成は、基板12から後方に延設され
る2重係止用の可撓アーム14が仕切壁22を介して2
本設けられている以外、前述した単極用のスペーサBと
全く同様である。又、このスペーサB′が挿着される2
極用ハウジングについては図示しないが、第1図に示さ
れるハウジングA内に前述した端子収容室1が並列に2
個設けられている以外、ハウジングAの構成と同様であ
る。
る場合に使用されるスペーサB′の斜視図を示した。こ
のスペーサB′の構成は、基板12から後方に延設され
る2重係止用の可撓アーム14が仕切壁22を介して2
本設けられている以外、前述した単極用のスペーサBと
全く同様である。又、このスペーサB′が挿着される2
極用ハウジングについては図示しないが、第1図に示さ
れるハウジングA内に前述した端子収容室1が並列に2
個設けられている以外、ハウジングAの構成と同様であ
る。
第8図に本発明の2重係止コネクタに用いられるスペー
サの更に他の実施例を示した。この実施例のスペーサB
“は前述したスペーサB′と同様2極コネクタ用のスペ
ーサであるが、前方への引張り手段に改変が施こされて
いる。すなわち、スペーサB“の引張り手段は基板12
の前面12aに細径のノツチ部23aを介して引張り棒
23を一体に成形してなるもので、第9図に断面図で示
されるように端子T及びスペーサB″が前述した作用に
より正規位置に挿着された後は、引張り棒23を折り曲
げてノツチ部23aを折除すればよい。従って、この実
施例のスペーサB″を使用するときは、第1図に示され
る引張り治具17や基板12に形成される溝16は不要
となる。
サの更に他の実施例を示した。この実施例のスペーサB
“は前述したスペーサB′と同様2極コネクタ用のスペ
ーサであるが、前方への引張り手段に改変が施こされて
いる。すなわち、スペーサB“の引張り手段は基板12
の前面12aに細径のノツチ部23aを介して引張り棒
23を一体に成形してなるもので、第9図に断面図で示
されるように端子T及びスペーサB″が前述した作用に
より正規位置に挿着された後は、引張り棒23を折り曲
げてノツチ部23aを折除すればよい。従って、この実
施例のスペーサB″を使用するときは、第1図に示され
る引張り治具17や基板12に形成される溝16は不要
となる。
本発明の2重係止コネクタは以上詳細に説明した構成及
び作用よりなるから、以下に列記するような種々のすぐ
れた効果が得られる。
び作用よりなるから、以下に列記するような種々のすぐ
れた効果が得られる。
■)端子に対する2重係止用の可撓係止突起を有するス
ペーサを使用して、端子を常にハウジング端子収容室の
正規位置に挿着させ、1次係止を確実に行なわせると同
時に、スペーサにより2重係止が行なわれるので、端子
のハウジングに対する不完全挿着が完全に解消されると
共に保持力が著しく向上される。
ペーサを使用して、端子を常にハウジング端子収容室の
正規位置に挿着させ、1次係止を確実に行なわせると同
時に、スペーサにより2重係止が行なわれるので、端子
のハウジングに対する不完全挿着が完全に解消されると
共に保持力が著しく向上される。
2)上記の不完全挿着の解消及び保持力の向上効果は、
本発明を防水型のコネクタに適用した場合に特に顕著に
発揮される。すなわち、第10図に従来の防水コネクタ
の嵌合状態における断面図を示したが、このような従来
の防水コネクタでは、ハウジング24.25の後部にゴ
ム栓26.27及びリアホルダ28,29を夫々嵌合挿
着させることによりハウジングに挿着された端子T 、
T’を2重係止するように構成されている。しかし、
端子T 、 T’が不完全挿着の場合、ゴム栓26.2
7をリアホルダ28,29で押してもゴム栓が柔軟であ
るため端子を前進させて不完全挿着を解消することがで
きない。
本発明を防水型のコネクタに適用した場合に特に顕著に
発揮される。すなわち、第10図に従来の防水コネクタ
の嵌合状態における断面図を示したが、このような従来
の防水コネクタでは、ハウジング24.25の後部にゴ
ム栓26.27及びリアホルダ28,29を夫々嵌合挿
着させることによりハウジングに挿着された端子T 、
T’を2重係止するように構成されている。しかし、
端子T 、 T’が不完全挿着の場合、ゴム栓26.2
7をリアホルダ28,29で押してもゴム栓が柔軟であ
るため端子を前進させて不完全挿着を解消することがで
きない。
そこで、この防水コネクタに本発明のコネクタを使用す
れば容易に端子の不完全挿着の解消と同時に保持力の向
上をはかることができる。
れば容易に端子の不完全挿着の解消と同時に保持力の向
上をはかることができる。
3)従来のリアホルダを用いて2重係止する場合のコネ
クタのように電線を掻き分けながら挿着する必要がない
ので、スペーサ及び端子の完全挿着を容易かつ迅速に行
なうことができ、作業性を著しく向上させることができ
る。
クタのように電線を掻き分けながら挿着する必要がない
ので、スペーサ及び端子の完全挿着を容易かつ迅速に行
なうことができ、作業性を著しく向上させることができ
る。
第1図は本発明の2重係止コネクタをハウジングとスペ
ーサ等に分離して示した斜視図、第2図及び第3図は本
発明に係るスペーサをハウジングのスペーサ収容室に挿
着する場合の作用説明図、第4図乃至第6図は本発明の
組立順序を示す作用説明図、第7図及び第8図は本発明
に係るスペーサの他の実施例を示す斜視図、第9図は第
8図のスペーサを使用した場合の作用説明図、第10図
は従来の防水コネクタの嵌合状態における縦断面図、第
11図及び第12図は従来のスペーサを用いたコネクタ
及びその作用を示す要部縦断面図、第13図は従来のリ
アホルダを用いたコネクタの斜視図である。 A・・・ハウジング、B、B’、B”・・・スペーサ、
T・・・端子、W・・・電線、1・・・端子収容室、2
・・・スペーサ収容室、2a・・・上壁、7・・・1次
係止部材、8・・・スペーサ挿入開口部、9・・・開口
部、10・・・スペーサ仮係止溝、11・・・スペーサ
係止段部、12・・・基板、14・・・2重係止用可撓
アーム、14a・・・係止突起、15・・・スペーサ係
止用可撓アーム、15a・・・係止突起、15b・・・
仮係止突起、16・・・溝、17・・・引張り治具、1
9・・・端子電気接触部、21・・・端子係止穴。 特許出願人 矢崎総業株式会社 第20 5a b′ 丁
ーサ等に分離して示した斜視図、第2図及び第3図は本
発明に係るスペーサをハウジングのスペーサ収容室に挿
着する場合の作用説明図、第4図乃至第6図は本発明の
組立順序を示す作用説明図、第7図及び第8図は本発明
に係るスペーサの他の実施例を示す斜視図、第9図は第
8図のスペーサを使用した場合の作用説明図、第10図
は従来の防水コネクタの嵌合状態における縦断面図、第
11図及び第12図は従来のスペーサを用いたコネクタ
及びその作用を示す要部縦断面図、第13図は従来のリ
アホルダを用いたコネクタの斜視図である。 A・・・ハウジング、B、B’、B”・・・スペーサ、
T・・・端子、W・・・電線、1・・・端子収容室、2
・・・スペーサ収容室、2a・・・上壁、7・・・1次
係止部材、8・・・スペーサ挿入開口部、9・・・開口
部、10・・・スペーサ仮係止溝、11・・・スペーサ
係止段部、12・・・基板、14・・・2重係止用可撓
アーム、14a・・・係止突起、15・・・スペーサ係
止用可撓アーム、15a・・・係止突起、15b・・・
仮係止突起、16・・・溝、17・・・引張り治具、1
9・・・端子電気接触部、21・・・端子係止穴。 特許出願人 矢崎総業株式会社 第20 5a b′ 丁
Claims (1)
- 端子の1次係止部材を設けた端子収容室と該端子収容
室に臨む開口部を有するスペーサ収容室とを具備するハ
ウジングと、前記スペーサ収容室内に挿入されるスペー
サとから成り、予め該スペーサを前記スペーサ収容室の
仮装着位置に挿入したのち、前記端子を前記端子収容室
内に挿入し、次いで前記スペーサを本装着位置に移動さ
せることにより、前記端子の前記ハウジング内への1次
係止と前記スペーサによる2次係止とを行なうことを特
徴とする2重係止コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1786086A JPS62177878A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 2重係止コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1786086A JPS62177878A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 2重係止コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177878A true JPS62177878A (ja) | 1987-08-04 |
JPH0345516B2 JPH0345516B2 (ja) | 1991-07-11 |
Family
ID=11955408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1786086A Granted JPS62177878A (ja) | 1986-01-31 | 1986-01-31 | 2重係止コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62177878A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05198331A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-08-06 | Amp Inc | 電気コネクタ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614174A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-10 | 菱星電装株式会社 | コネクタ |
-
1986
- 1986-01-31 JP JP1786086A patent/JPS62177878A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614174A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-10 | 菱星電装株式会社 | コネクタ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05198331A (ja) * | 1991-07-29 | 1993-08-06 | Amp Inc | 電気コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0345516B2 (ja) | 1991-07-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |