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JPS62162837A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

Info

Publication number
JPS62162837A
JPS62162837A JP61004072A JP407286A JPS62162837A JP S62162837 A JPS62162837 A JP S62162837A JP 61004072 A JP61004072 A JP 61004072A JP 407286 A JP407286 A JP 407286A JP S62162837 A JPS62162837 A JP S62162837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
current
control
air conditioner
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61004072A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0436314B2 (ja
Inventor
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
Takayuki Sugimoto
孝之 杉本
Hiroshi Mitsune
三根 博史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP61004072A priority Critical patent/JPS62162837A/ja
Publication of JPS62162837A publication Critical patent/JPS62162837A/ja
Publication of JPH0436314B2 publication Critical patent/JPH0436314B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/02Compressor control
    • F25B2600/021Inverters therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は空気調和機に関するものであって、速暖性の
改善された空気調和機に関するものである。
(従来の技術) ヒートポンプ式空気調和機の暖房能力を補なうために、
各室内ユニットに電気ヒータを付加することは、例えば
特公昭57−36501号公報や、特開昭57−294
6号公報に記載されているように公知である。そして上
記各空気調和機においては、圧縮機へ供給される電流が
増加した場合に、電気ヒータへの通電を停止し、該空気
調和機へ供給される全電流値が一定値以下につまり、ブ
レーカ容9以下になる。1;うな制御が行なわれている
。このように電気ヒータへの通電を圧縮機に優先して停
止させるのは、電気ヒータのエネルギ効率が圧縮機に比
較して低いためである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記のような制御を行なう空気調和機において
は、定常運転状態におけるエネルギ効率を向上すること
は可能であるが、その反面、立上り運転時、つまり起動
から定常運転に移行するまでの間の速暖性に欠けるとい
う欠点がある。それは、ヒートポンプ式空気調和機の立
上がり運転時の暖房能力は充分なものでなく、かつ立上
り運転時には暖房負荷が大きく、加えて圧縮機に多くの
電流を要するために、速暖性に優れる電気ヒータを停止
しなければならないためである。
この発明は上記した従来の欠点を解決するためになされ
たものであって、その目的は、起動時等において速暖性
の優れた空気調和機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) そこでこの発明の空気調和機においては、第1図に示す
ように、圧縮能力可変な圧縮talを有する室外ユニッ
トxに複数台の室内ユニットA・・を接続して成るヒー
トポンプ暖房用の冷媒回路19と、各室内ユニットA・
・に配置された電気ヒータ16とを有する空気調和機で
あって、該空気調和機に供給される総合電流を検出する
ための総合電流検出手段29.32と、圧縮機1へ供給
される電流を検出するための圧縮機入力電流検出手段3
0.36と、上記各室内ユニットA・・の優先順位を判
別するための優先順位判別手段42と、上記圧縮機1の
容量増加に比しヒータ作動による暖房能力増加が大であ
る条件下において総合電流が一定値以下になるように上
記圧縮機1の能力を低下し上記電気ヒータ16を優先順
位に従って作動させるためのヒータ作動制御手段43と
を有している。
(作用) 上記のように起動時等において、電気ヒータ16に優先
的に通電するようにしであるので、速暖性は優れたもの
となる。また電気ヒータ16への通電量に応じて圧縮機
1への供給電流を減少させることにより総合電流を一定
値以下に維持するようにしであるので、該空気調和機に
供給される総合電流が所定容量以上になることはない。
(実施例) 次にこの発明の空気調和機の具体的な実施例について、
図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず第2図には、4台の室内ユニットを備えたマルチ型
式の空気調和機の冷媒配管系統を示すが、図において、
Xは室外ユニット、A、BSC,Dはそれぞれ第1〜第
4室内ユニツトを示している。
上記室外ユニッ+−Xは、インバータ1aにより能力制
御される圧縮機lと、冷房運転時には図中実線のように
、また暖房運転時には図中破線のようにそれぞれ切換る
四路切換弁2と、送風ファン3aを有する室外熱交換器
3と、冷房運転時に全開となり、暖房運転時に冷媒の過
熱度制御を行なう第1電動弁4と、受液器5と、上記各
室内ユニットA・・Dに対応して設けられると共に、冷
房運転時に冷媒の過熱度制御を行い、暖房運転時に冷媒
の過冷却度制御を行う合計4台の第2電動弁6〜9と、
アキュームレータ10とをそれぞれ有しており、各機器
1−10はそれぞれ冷媒配管11・・にて冷媒の流通が
可能となるように接続されている。また上記各室内ユニ
ソ)A−Dは、それぞれ室内熱交換器15と、暖房運転
時に補助熱源となる電気ヒータ16とを有している。
そして上記4台の室内ユニットA−Dは、上記1台の室
外ユニットxに対して、冷媒配管18・・・により互い
に接続され、冷媒循環回路19が形成されている。すな
わち冷房運転時には、冷媒を図中実線矢印で示すように
循環させることにより、各室内熱交換器15で室内から
吸収した熱を室外熱交換器3から外気に放出することを
繰返して各室内を冷房する一方、暖房運転時には、冷媒
を図中破線矢印で示すように循環させることにより、熱
の援受を上記とは逆にすると共に、電気ヒータ】6の作
動時にはその放散熱と共に各室内を暖房し得るようなさ
れているのである。なお図中、20はキャピラリーチュ
ーブであって、このチューブ20により受液器5内の冷
媒をアキュムレータ10に戻すことにより、キャピラリ
−チューブ20出口にて冷凍サイクル中の蒸発温度を検
出するようになっている。また22は冷媒の吐出圧力を
検出する高圧スイッチ、23は液閉鎖弁、24はガス閉
鎖弁である。
次に上記空気調和機の運転制御機構を第3図に基づいて
説明する。図のように、室外ユニットXは、室外制御装
置25と、インバータ用制御装置26とを有しており、
また各室内ユニットA−Dは、それぞれ室内制御装置2
7・・27を有している。上記各室内制御装置26から
は、室内サーモによる検出温度と設定温度との差に対応
した温度差信号(以下ΔT倍信号いう)と、使用者の電
気ヒータ16の使用希望を示すヒータ作動要求信号(ヒ
ータ作動要求信号)とがそれぞれ室外制御装置25に入
力され、−刃室外制御装置25からは各室内制御装置2
7に対してヒータ作動信号(ヒータ作動信号)が、また
インバータ制御装置26に対しては周波数指令信号が出
力されるようになっている。また上記室外制御装置25
に対しては、上記各室内ユニン)A−Dの作動優先順位
を標準優先順位から手動にて変更する優先順位設定手段
としてのセレクトスイッチ28からの優先順位決定信号
と、この空気調和機に供給される総合電流を検出する総
合電流検出手段としての第1変成器29からの総合電流
信号と、上記圧縮機1に供給される入力電流を検出する
圧縮機入力電流検出手段としての第2変成器30からの
入力端子信号と、上記総合電流の最高値を所望値に設定
するためのブレーカ選別スイッチ31からのブレーカ容
量選択信号とがそれぞれ人力される。
即ち、前記ブレーカ選別スイッチ31は、空気調和機に
接続される電源ラインに設けられたブレーカの容量の範
囲内で、この空気調和機を制御しえるように、電流比較
の基準となるブレーカ容量IB値を選択できるようにし
ている。1Bの例としては、30A、40A、50A等
の値があり、許容しえる最大総合電流が、例えば50A
の空気調和機である場合について考えると、住宅に設備
されたブレーカの値が30Aという小さいものである場
合には、従来では50Aの空気調和機は使用できないの
であるが、比較基準となるブレーカ容111Bを任意に
選択できるものであれば、50Aよりも小さいブレーカ
を設備した住宅であっても対応できるのである。
これは、マルチ式空気調和機にあってはさらに有効であ
り、なんとなれば、マルチにおいては室内ユニント全数
が同時に運転される場合は少なく、ブレーカの値が若干
小さくとも室内ユニ・ノドの運転に優先順位をつける等
の制御により空調運転を阻害することなく各種のブレー
カ設置住宅に、一種類の空気調和機でもって対応するこ
とができるためである。また、ブレーカ設備側からみる
と、例えば集合住宅の各戸に床面積に応じたブレーカを
設備することができ、これにより受電設備容量を小さく
でき、電源設備に関連する諸費用を安価にできると同時
に、各戸の居住者に対しても最大総合電流が50Aの空
気調和機であっても、これにより小さいブレーカの住居
に対し供給することができ、快適空調等に寄与すること
ができる。さらに、空気調和機の移転の際にも移転先の
ブレーカの値が小さいという場合にも移転設備が可能さ
なり非常に有効である。上記第1変成器29からの総合
電流信号は、総合電流検出回路32を経由して電流比較
回路33にてブレーカ8阜と比・校され、ブレーカ容量
を超えるような場合には、総合?Ii流垂下回路34か
ら周波数制御回路35へと総合電流垂下指令を出力する
。そして上記周波数制御回路35からインバータ制御回
路26へと、現在の周波数よりも低い周波数指令信号を
出力して総合電流を低下させる。なおこの周波数指令信
号は、一定時間毎に、一定周波数ずつ低下させるように
制御するものとする。また上記第2変成器30からの入
力電流信号は、入力電流検出回路36を経て電流比較回
路37にて基準電流と比較され、インバータ1aの入力
電流が上限値を超えないように、入力電流垂下回路38
から周波数制御回路25へと入力垂下指令を出力する。
この場合の入力電流垂下も上記総合電流垂下と同様にし
て行なう。一方上記各室内制御装置27から出力される
Δ′F(3号に基づいて、周波数演算回路39にて、室
内毎のΔT伝信−の和、すなわちΣΔ′1″信号を/I
4算すると共に、このΣΔT信号に基づいて周61敗上
昇又は下降指令信号を周波数;c制御回路35へと出力
してインバータ1aの周波数制御を行なう。また上記周
波数演算回路39からの周波数上昇指令信号及び下降指
令信号はそれぞれヒータ投入条件判定回路40へと出力
されるが、このヒータ投入条件判定回路40には、さら
に周波数制御回路35からの上限周波数到達信号と、入
力電流垂下回路38からの入力電流が垂下中であること
を示す(g号とがそれぞれ入力される。そしてこのヒー
タ投入条件判定回路40にて、後述するような手順にて
、ヒータON又はOFFすべき旨の信号が出力されると
、次いで電流比較回路33にて、ヒータONの可能性を
判断をし、無条件で可能な場合にはON信号をヒータ作
動指令生成回路41に出力する。また一定の条件にて、
すなわち総合電流を垂下させることによってヒータON
可能な場合には、総合電流垂下回路34へと垂下指令を
出力すると共に、ヒータ作動指令生成回路41にON信
号を出力する。なおヒータをOFFする場合には、OF
F信号をヒータ作動指令生成回路41に出力する。そし
て優先順位判別手段としての室内ユニット優先判別回路
42から各室内制御装置27に対して、セレクトスイッ
チ28にて設定された優先順位の高い順にON指令を出
力したり、優先順位の低い順にOFF指令を出力するこ
とによってヒータの作動制御を行なうのである。
第4図には上記空気調和機の電気回路図を示す。
図において、70は電流回路であって、この回路70の
入力側には上記第1変成器29が、またインバータ1a
側には第2変成器30が配置されている。また71は、
インバータ主回路を示しており、゛この主回路は整流回
路72、平滑回路73、パワートランジスタ74をそれ
ぞれ有している。なお75は圧縮機1のモータである。
そして室外制御装置25に設けたドライバー76が上記
パワートランジスタ74に接続されている。77は四路
切換弁である。また各室内ユニットA−Dは、室内制御
装置27、ヒータ16、ヒータ作動スイッチ78、リモ
コン79、表示部80をそれぞれ有している。81は信
号線である。つまりこの回路においては、上記第1変成
器29によって、この空気調和機において消費される全
ての電流がヰ★出され、また第2変成器30によって圧
縮tal側へ供給される電流、つまりインバータ1aへ
の電流が検出されることになるのである。
第5図には、上記運転制御機構の全体システムのフロー
チャート図を示すが、図のようにこのシステムは、室内
ユニットA−D側からの運転信号及び温度差信号を読込
むステップS1、運転モード(暖房又は冷房)を読込む
ステップS2、上記から総温度差信号ΣΔTを演算する
ステップS3、上記ΣΔTによる周波数制御(ステップ
S4)、入力電流垂下制御(ステップS5)、ヒータ制
御(ステップS6)、ピークカット制御(ステップS7
)、デフロスト制御(ステップS8)、電動弁制御(ス
テップS9)の各ステップを経てステップS1に戻ると
いうフローによって構成されている。
上記ヒータ制御(ステップS6)は、第6図のように、
起動時ヒータ制御(ステップ514)と運転時ヒータ制
御(ステップ515)とによって構成されるものである
が、上記起動時ヒータ制御(ステップ514)は、暖房
運転中であることを前提に(ステップ511)、デフロ
スト運転中であるかくステップ512)、又はデフロス
ト運転中でない場合に起動時ヒータ制御が終了していな
いことを前提に(ステップ513)行なわれるものであ
り、一方上記運転時ヒータ制御(ステップ515)は、
起動時ヒータ制御が終了していることを前提に行なわれ
るものであって、上記いずれかのヒータ制御(ステップ
514 、S15 )が終了した場合には、ステップS
16から、第5図のように次の上記ピークカット制御(
ステップS7)へと移ることになる。
まず最初に起動時ヒータ制御について第7図に基づいて
説明する。まず、セレクトスイッチ28によって設定さ
れた優先順位に従い(あるいはセレクトスイッチにより
変更しない場合には、内蔵メモリで設定された標準優先
順位に従い)、優先順位の高い室内ユニットA−Dから
順に(ステップ521)、ヒータON要求の有無を判定
する(ステップ522)。要求のある場合には、次のス
テップS23にて、余裕電流ΔA(ブレーカ容量IB−
総合使用電流IT)と、最も優先度の高い室内ユニソト
A−Dのヒータ電流AHnと比較する。ヒータ電流A)
Inが余裕電流ΔA以下である場合には該室内ユニット
A−Dのヒータ16をONする(ステップ524)。ま
た上記ステップS22にてヒータON要求がない場合及
び余裕電流ΔAが必要とされるヒータ電流A)Inより
も小さい場合には、以下のステップS25に移行する。
ステップS25においては、その時の余裕電流ΔAがθ
以下であるか否かを判断する。余裕電流ΔAがOよりも
大きい場合には、ΣΔTによる垂下要求(ステップ52
6 ) 、暖房運転停止(ステップS27 ) 、イン
バータ周波数上限(ステップS28 ) 、入力電流垂
下開始(ステップ529)がいずれもNOであることを
前堤にステップS22へと戻り、以下同様の手順をくり
返す。なお上記においてΣΔTによる垂下要求(ステッ
プ326)がある場合とは充分な暖房能力を有し、室温
が設定温度に近接した状態であることを意味し、また入
力電流垂下開始(ステップ529)とは、インバータ1
aへの入力端子がブレーカ容量【Bに近づいた状態とな
っているために、インバータ1aの周波数を低下させ、
これにより入力電流を減少させることを意味するもので
ある。一方ステップS25において余裕電流ΔAがO以
下である場合には、ステップS30において優先順位の
最も低い室内ユニットA−DのヒータをOFF L、起
動時ヒータ制御を完了する(ステップ531)。またΣ
ΔTによる垂下要求(ステップ826)及び暖房運転停
止(ステップ527)のいずれかがYESである場合に
は、全室内ユニットA−DのヒータをOFF して(ス
テップS32 ) 、ステップS31へと移行する。上
記ステップS28のインバータ周波数上限、又はステッ
プS29の入力電流垂下開始のいずれかがYESである
場合にもステップS31へと移行して起動時ヒータ制御
を完了する。
次に運転時ヒータ制御について第8図及び第9図に基づ
いて説明する。まずステップS41においてインバータ
周波数が上限値に達したか否かの判断をし、さらに次の
ステップS42においてΣΔTに基づくそれ以上の周波
数要求があるか否かの判断をする。ステ・クプ5A1 
&びステップS42が共にYESの場合には、ステップ
S44へと移行する。またステップS41及びS42の
いずれかがNOである場合には、ステップS43にて入
力電流垂下中であるか否かの判断をする。このステップ
S43がYESである場合には、ステップS44へと移
行し、Noである場合にはステップS53へと移行する
。上記ステップS44においては各室内ユニットA−D
がらのヒータ要求信号の有無を、優先順位の高い順にチ
ェックする。ヒータ要求信号がある場合には、次のステ
ップS45にて余裕電流ΔAと最も優先度の高いヒータ
のヒータ電流A11nとを比較する。ヒータ電流AHn
が余裕電流ΔA以下である場合には、当該ヒータを0N
L(ステップ346 ) 、再度ステ。
ブS45へと戻り以下同様の作動を、余裕電流Δ八が必
要とされるヒータ電流Al1nよりも小さくなるまで繰
り返す。次のステップS47においては、余裕電流ΔA
がヒータ電流AHnの1/2以上でありかつヒータ電流
AlInよりも小さいか否かの判断をする。このステッ
プS47にてYESの場合にはステップS62において
、ΔA=AIInになるまで、っまり余裕電流ΔAがヒ
ータ電流AHnに等しくなるまで、インバータIaの周
波数を低下させる。すなわちインバータ1aへの入力電
流を低下させるのである。そして次のステップS4Bに
て最も優先順位の高いヒータをONすると共に、ステッ
プS49にて、総合電流ITがブレーカ容量18以上で
あるか否かの判断をする。なお上記ステップS47がN
Oの場合には、そのままこの以下のステップS53へと
移行する。このステップS49にて、総合電流ITがブ
レーカ容量18以上である場合には、ステップS50に
て総合電流垂下によるインバータ周波数の低下、つまり
インバータ1aへの入力電流を低下させることにより総
合電流ITをブレーカ容JfilBよりも小さく保持す
るような制御を行ない、ステップS53へと移行するの
である。また上記ステップS49がNoの場合には、ス
テップS51にて、総合電流ITが所定の電流ITI(
無変化域と復帰域との境界電流値:例えばIB−L A
程度)以下であるか否かの判断をし、以下である場合に
は、ΣΔ゛rによる周波数制御によりインバータ周波数
を上昇させる(ステノプ552)と共に、ステップS5
3へと移行する。一方上記ステップS51がNOの場合
には、そのまま第8図に示すステップS53へと移行す
る。
ステ、プS53ではΣΔTによる垂下要求の有無を判断
し、要求のある場合にはステップS54にて優先順位の
最も低いヒータをOFFすると共に、次のステップS5
5へと移行する。なおステ、プS53にて垂下要求のな
い場合にはそのままステップS55へと移行する。ステ
ップS55においては全室ヒータがOFFであるか否か
の判断をし、OFFである場合には次のステップS56
にてΣΔTによる垂下を許可する。ステップS57にお
いてはインバータ入力電流垂下開始電流113からイン
バータ入力電流1iを減じた値がヒータ電流AlInの
1/2以上であるか否かの判断をする。なおステップS
55にてNOの場合にはそのままこのステップS57へ
と移行する。ステップS57がYESの場合、次のステ
ップ358にて、インバータ上限周波数Fmaxからイ
ンパーク周波数Fを減じた値が所定値F1以上であるか
否かの判断をする。すなわち上記ステップ357及びS
58においては、インパークlaの電流及び周波数がさ
らに増加可能であるかどうかを判断するのである。YE
Sの場合、優先順位の最も低いヒータをOFF L (
ステップ559)、次いでΣΔTによる周波数制御を行
うことによりインバータ周波数を上昇させ(ステップS
60 ) 、次のステップS61へと移行して、一連の
運転時ヒータ制御を終了する。
なお上記ステップS57又はS58のいずれかが、NO
の場合にはそのままステップS61へと移行する。
次に上記フローチャート図に基づいて空気調和機の作動
状態について説明する。まず起動時ヒータ制御が終了し
、運転時ヒータ制御に移行した状態について考えると、
この状態では、第7図の起動時ヒータ制御のフローチャ
ート図から明らかなように、通常は優先順位の高い、複
数又は単数のヒータI6がONとなっており、一方イン
ハータ1aは上限周波数には達していない状態である。
そうすると第8図の運転時ヒータ制御におけるステップ
S41及びS43が共にNOとなるので、フローは第8
図のステップS53及びS55を経て、ステップS57
以後へと進むことになる。すなわちこの段階では、優先
順位の低いヒータ16をOFF して、ΣΔTによる周
波数制御にて余剰電流分だけインバータ1aの周波数を
上昇させるような作動をなすのである。そしてこのよう
な制御の結果、インバータ周波数が上限に達しくステッ
プS41 ) 、それでもなおΣΔTによる周波数制御
においてそれ以上の周波数が要求された場合(ステップ
542)には、つまりインパーク1aが上限周波数に達
してもまだ暖房能力の不足する場合には、第8図のステ
ップS44以後の制御へと移行し、優先順位の高いヒー
タ16をONすると共に、総合電流垂下によりインバー
タlaの周波数を低下させ(ステップ550)、総合電
流ITをブレーカ容量IBよりも小さくするような制御
を行なうのである。すなわち室温が上昇して定常な暖房
運転が行なえるようになるまでの間、つまり立上り運転
状態においては、ヒータ1Gを優先順位の高い順から優
先的に投入し、その分だけインハーク1aに供給される
電流を減少させるような制御を行なうのである。なおこ
のような制御中には、インバータ1aの電流値が上限値
に近い状態にあることから、ステップ557(第9図)
はNOとなり、ヒータOFFされることはない。そして
室温が上昇して略定常運転状態になると、今度はΣΔT
による垂下要求が生ずることになるが(ステップ553
)、この場合には、全室のヒータ16がOFFになるま
で(ステップS55 ) 、ΣΔTによる垂下を許可せ
ず(ステップS56 ) 、(JE先順位の低いヒータ
16から順次ヒータOFF L、余剰電流をインバータ
1aに供給し、圧縮機10周波数を上昇させ、ヒートポ
ンプによる暖房能力を向上させるのである。
以上のような制御を行なうことにより、立上り運転時に
は、できるだけ多くのヒータ16を優先順位の高い順に
没入して速暖性を向上し、一方定常運転状態においては
、ヒータ16をOFF して圧縮機lの周波数を上昇さ
せ、エネルギ効率のよい暖房運転を行なうことが可能と
なる。
なお上記実施例においては、運転状態判別手段44は、
ステップS41 、S42及びS53によって溝成され
、またヒータ作動制御手段43は、ステップ344〜S
50によって構成されることになる。
第10図には上記制御方法の変更例を示す。これは起動
時ヒータ制御の段階において、優先順位の高いヒータ1
6を所定時間だけ投入しておくような制御方法である。
すなわち、ステップS25において、余裕電流ΔAがO
以下となった場合に、ステップS71にてインバータl
aを下限周波数にまで低下させると共に、これを要求の
ある全室のヒータONまで繰返しくステップS72 )
 、この状態を所定時間だけ継続しくステップS73 
) 、起動時ヒータ制御を終了(ステップ531)する
。なおこのような起動時ヒータ制御を行なった場合には
、運転時ヒータ制御においては、インパーク周波数が上
限に達する(ステップ541)までにΣΔTによる垂下
要求(ステップ553)が生じ、ヒータ16を順次01
;Fするような制御(ステップS53〜560)に移行
することもあるし、また上記第8図及び第9図にて説明
したのと同様の作動を繰返すこともある。前者の場合に
は運転状態判別手段44が、ステップS73及びS53
によって構成され、またヒータ作動制御手段43がステ
ップS21〜S29及びステップS71 、S72によ
って構成されるのであり、後者の場合、両手段43.4
4は第1実施例と同様に構成されることになるのである
(発明の効果) この発明の空気調和機においては、上記のように第8図
の実施例でインバータ周波数が上限に達し、それでもま
だ能力不足のため周波数上昇要求のある場合や、第10
図のように起動後の所定時間内に電気ヒータに優先的に
通電するようにしであるので、速暖性を向上することが
可能である。
またこのような制御を行なっても電気ヒータへの通電量
に応じて圧縮機への供給電流を減少させることにより総
合電流を一定値以下に維持するようにしであるので、該
空気調和機に供給される総合電流が所定容量以上になる
ことはない。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の空気調和機の実施例を説明するためのも
ので、第1図は全体構成のブロック図、第2図は冷媒回
路図、第3図は制御機構のブロック図、第4図は電気回
路図、第5図は運転制御全体のフローチャート図、第6
図はヒータ制御全体のフローチャート図、第7図は起動
時ヒータ制御のフローチャート図、第8図及び第9図は
運転時ヒータ制御のフローチャート図、第10図は他の
起動時ヒータ制御のフローチャート図である。 1・・・圧縮機、16・・・電気ヒータ、19・・・冷
媒循環回路、29・・・第1変成器、30・・・第2変
成器、32・・・総合電流検出回路、36・・・入力電
流検出回路、42・・・優先順位判別手段、43・・・
ヒータ作動制御手段、A、B、CSD・・・室内ユニッ
ト、X・・・室外ユニット。 特許出願人      ダイキン工業株式会社(、・− 第1図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、圧縮能力可変な圧縮機(1)を有する室外ユニット
    (X)に複数台の室内ユニット(A)・・を接続して成
    るヒートポンプ暖房用の冷媒回路(19)と、各室内ユ
    ニット(A)・・に配置された電気ヒータ(16)とを
    有する空気調和機であって、該空気調和機に供給される
    総合電流を検出するための総合電流検出手段(29)(
    32)と、圧縮機(1)へ供給される電流を検出するた
    めの圧縮機入力電流検出手段(30)(36)と、上記
    各室内ユニット(A)・・の優先順位を判別するための
    優先順位判別手段(42)と、上記圧縮機(1)の容量
    増加に比しヒータ作動による暖房能力増加が大である条
    件下において総合電流が一定値以下になるように上記圧
    縮機(1)の能力を低下し上記電気ヒータ(16)を優
    先順位に従って作動させるためのヒータ作動制御手段(
    43)とを有することを特徴とする空気調和機。
JP61004072A 1986-01-10 1986-01-10 空気調和機 Granted JPS62162837A (ja)

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