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JPH06201178A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH06201178A
JPH06201178A JP4348417A JP34841792A JPH06201178A JP H06201178 A JPH06201178 A JP H06201178A JP 4348417 A JP4348417 A JP 4348417A JP 34841792 A JP34841792 A JP 34841792A JP H06201178 A JPH06201178 A JP H06201178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
air
electric
heat storage
type air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4348417A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Mori
美喜男 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4348417A priority Critical patent/JPH06201178A/ja
Publication of JPH06201178A publication Critical patent/JPH06201178A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 快適性が損なわれることなく経済性の優れた
空気調和装置を得る。 【構成】 電気式空気調和機として蓄熱用冷凍機18を
用い、電力料金が安価となる深夜の時間帯にこの蓄熱用
冷凍機18を稼動させて冷温水を生成するとともに、こ
の冷温水を蓄熱槽19に貯溜することにより蓄熱を行
い、上記深夜の時間帯以外の時間帯にはガス式空気調和
機の室外機22を蓄熱された熱を熱源として稼動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気式空気調和機と
ガス式空気調和機とを同一の被空調区画に混在させると
ともに、これら各空気調和機を同一の制御器で集中制御
するようにした空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置は、一般に電気式空
気調和機を被空調区画内に複数台設置し、これら各空気
調和機を1台の制御器で制御して空調を行っている。図
4は例えば「冷凍・第67巻第776号」(平成4年6
月日本冷凍協会発行)に述べられているこの種の従来の
空気調和装置の構成を示す図である。図において、1は
被空調区画としての建物で、各室1a〜1eによって構
成されている。2〜4は建物1の屋上および側壁に隣接
してそれぞれ設けられる室外機、5は室1a内に配設さ
れるとともに各室外機2〜4と配線6によって接続され
る制御器、2a〜2cは各室1b〜1d内に配設され配
管・配線7によって室外機2と接続される室内機、3a
〜3cは各室1b〜1d内に配設され配管・配線8によ
って室外機3と接続される室内機、4a、4bは室1e
内に配設され配管・配線9によって室外機4と接続され
る室内機である。
【0003】上記のように構成された従来の空気調和装
置では、各配管・配線7〜9によりそれぞれ接続された
室外機2と各室内機2a〜2c、室外機3と各室内機3
a〜3cおよび室外機4と各室内機4a、4bでそれぞ
れ電気式空気調和機を構成し、制御器5で各室外機2〜
4を制御することにより、各室内機2a〜2c、3a〜
3c、4a、4bがそれぞれ配設された各室1b〜1e
内を所望の温度に冷房または暖房して空調を行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和装置は
以上のように構成されているので、使用電力量が建物1
の契約電力量を越えた場合、いずれかの空気調和機を停
止して使用電力量を下げる必要がある。しかしながら、
使用電力量が契約電力量を越えるケースは、一般に空調
負荷の大きい夏期であるため、空気調和機を停止する
と、各室1a〜1e内の温度は上昇して快適性が損なわ
れるばかりか、計算機等が設置されている場合には機器
に影響を与える等の問題点があった。又、電気式空気調
和機で全空調を賄っているため、例えば使用電力が50
kVAを越える場合には、高圧受電設備を設置しなけれ
ばならず、経済的にも大きな問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、快適性が損なわれることなく経
済性の優れた空気調和装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る空気調和装置は、同一の被空調区画にガス式空気調和
機と電気式空気調和機とを混在させて配置し、各空気調
和機を同一の制御器で集中制御するようにしたものであ
る。
【0007】また、この発明の請求項2に係る空気調和
装置は、被空調区画の消費電力量が契約電力量以上にな
った時には、電気式空気調和機を停止させるようにした
ものである。
【0008】また、この発明の請求項3に係る空気調和
装置は、電力料金が安価となる深夜の時間帯には、電気
式空気調和機を優先して稼動させるようにしたものであ
る。
【0009】また、この発明の請求項4に係る空気調和
装置は、電気式空気調和機として蓄熱用冷凍機を用い、
電力料金が安価となる深夜の時間帯にこの蓄熱用冷凍機
を稼動させて蓄熱を行い、深夜以外の時間帯には蓄熱用
冷凍機で生成され蓄熱された熱を熱源として、ガス式空
気調和機を稼動させるようにしたものである。
【0010】
【作用】この発明における空気調和装置の電気式空気調
和機は、被空調区画の消費電力量が契約電力量以上にな
った時に停止し、深夜の時間帯には優先して稼動する。
また、ガス式空気調和機は、被空調区画の消費電力量が
契約電力量以上になった時に優先して稼動する。さら
に、蓄熱用冷凍機は深夜の時間帯に稼動して蓄熱し、こ
の熱を深夜以外の時間帯に稼動されるガス式空気調和機
の熱源として供する。
【0011】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の実施例1における空気調和装置の
構成を示す図である。図において、図4に示す従来装置
と同様な部分は同一符号を付して説明を省略する。10
は建物1の側壁に隣接して設けられた室外機で、室1e
内に配設される室内機10a、10bとは配管・配線1
1によって接続されている。そして、これら10、10
a、10b、11でガス式空気調和機を構成している。
12は室1a内に配設され各室外機2、3、10と配線
13によって接続される制御器である。
【0012】上記のように構成された実施例1における
空気調和装置では、各室外機2、3、10は制御器12
によって集中制御され、各室内機2a〜2c、3a〜3
c、10a、10bがそれぞれ配設された各室1b〜1
e内を、所望の温度に冷房または暖房することによって
空調が行われる。
【0013】このように上記実施例1によれば、被空調
区画としての建物1内に電気式空気調和機とガス式空気
調和機とを混在させているので、電力の受電容量に合わ
せて電気式空気調和機を設置し、残りの不足分をガス式
空気調和機で賄うことにより、受電容量を適正に保つこ
とができ、例えば50kVAを越えないように電力量を
調整することで、高圧受電設備を設置することを回避で
き、経済的な電気設備とすることが可能となる。又、1
台の制御器12で各室外機2、3、10を集中制御する
ようにしているので、安価な空調を容易に達成すること
ができる。
【0014】実施例2.図2はこの発明の実施例2にお
ける空気調和装置の構成を示す図である。図において、
図1に示す実施例1と同様な部分は同一符号を付して説
明を省略する。14は建物1の側壁に隣接して設けられ
た室外機で、各室1b〜1e内に配設される各室内機1
4a〜14dとは配管・配線15によって接続されてお
り、これら14、14a〜14d、15でガス式空気調
和機を構成している。16は室1a内に配設され各室外
機2、14と配線17によって接続される制御器であ
る。
【0015】上記のように構成された実施例2における
空気調和装置では、各室外機2、14は制御器16によ
って集中制御され、各室内機2a〜2d、14a〜14
dがそれぞれ配設された各室1b〜1e内を、所望の温
度に冷房または暖房することにより空調が行われる。そ
して、建物1全体としての契約電力量を使用電力量が上
回った場合には、制御器16によって電気式空気調和機
側の室外機2を停止させて、使用電力量が契約電力量を
下回るまで制御が行われる。
【0016】このように上記実施例2によれば、被空調
区画としての建物1内に電気式空気調和機とガス式空気
調和機とを混在させ、使用電力量が契約電力量を上回っ
た場合には、電気式空気調和機側を停止させるようにし
ているので、使用電力量が契約電力量を上回ったままの
状態で空調が継続されることは防止され、又、もし電気
式空気調和機が停止した場合にも、各室1b〜1eには
それぞれガス式空気調和機の各室内機14a〜14dが
稼動されているので、各室1b〜1eの空調が完全に停
止することはなく快適性も損なわれない。
【0017】実施例3.尚、上記実施例2では、それぞ
れ一組ずつの電気式およびガス式の空気調和機を配設し
た場合について説明したが、電気式空気調和機が複数組
配設されている場合、各電気式空気調和機に重要度の順
位付けをしておれば、使用電力量が契約電力量を上回っ
た場合、即座に重要度の低いものから順に停止させれば
よく、迅速な対応が可能となる。
【0018】実施例4.又、上記実施例2において、電
力料金が安価となる深夜の時間帯には、ガス式空気調和
機を停止させ、電気式空気調和機を優先させて稼動する
ようにすれば、経済的な空調が可能となる。
【0019】実施例5.図3はこの発明の実施例5にお
ける空気調和装置の構成を示す図である。図において、
上記各実施例と同様な部分は同一符号を付して説明を省
略する。18は電気式空気調和機としての蓄熱用冷凍
機、19はこの蓄熱用冷凍機18で生成される冷温水を
貯溜して蓄熱する蓄熱槽、20は冷温水を蓄熱用冷凍機
18から蓄熱槽19へ配管21を介して送出するポン
プ、22は蓄熱槽19で蓄熱された熱を熱源として駆動
するガス式空気調和機の室外機、23は冷温水を蓄熱槽
19から室外機22へ配管24を介して送出するポン
プ、22a〜22hは各室1b〜1eにそれぞれ配設さ
れ、配管・配線25を介して室外機22と接続される室
内機、26は室1a内に配設され蓄熱用冷凍機18およ
び室外機22と、配線27によって接続される制御器で
ある。
【0020】上記のように構成された実施例5における
空気調和装置では、電力料金が安価となる深夜の時間帯
に蓄熱用冷凍機18を稼動して蓄熱槽19に蓄熱する。
例えば夏期には蓄熱用冷凍機18で冷水を生成し、蓄熱
槽19にポンプ20を介して送り込む、一方、冬期には
蓄熱用冷凍機18で温水を生成し、蓄熱槽19にポンプ
20を介して送り込む。そして、深夜以外の時間帯に
は、このようにして蓄熱槽19に蓄熱された熱をポンプ
23を介して室外機22に汲みとり、各室内機22a〜
22hを作動させることにより、各室1b〜1e内を所
望の温度に冷房または暖房し快適な空調が行われる。
【0021】このように上記実施例5によれば、電力料
金の安価な深夜の時間帯に蓄熱用冷凍機18で冷温水を
生成し、この冷温水を蓄熱槽19に貯溜することにより
蓄熱し、深夜の時間帯以外の時間には、蓄熱槽19で蓄
熱された熱を熱源としてガス式空気調和機の室外機22
を稼動させ、各室1b〜1e内に配設された各室内機2
2a〜22hを作動させるようにしているので、経済的
な空調が可能になることは勿論のこと、夏期の特に外気
温度の高い場合でも安定した冷房能力を確保することが
できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば同一の被空調区画にガス式空気調和機と電気式空気
調和機とを混在させて配置し、各空気調和機を同一の制
御器で集中制御するようにし、
【0023】又、この発明の請求項2によれば被空調区
画の消費電力量が契約電力量以上になった時には、電気
式空気調和機を停止させるようにし、
【0024】又、この発明の請求項3によれば電力料金
が安価となる深夜の時間帯には、電気式空気調和機を優
先させて稼動させるようにし、
【0025】又、この発明の請求項4によれば電気式空
気調和機として蓄熱用冷凍機を用い、電力料金が安価と
なる深夜の時間帯にこの蓄熱用冷凍機を稼動させて蓄熱
を行い、深夜以外の時間帯には蓄熱用冷凍機で生成され
蓄熱された熱を熱源として、ガス式空気調和機を稼動さ
せるようにしたので、快適性が損なわれることなく経済
性の優れた空気調和装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1における空気調和装置の構
成を示す図である。
【図2】この発明の実施例2における空気調和装置の構
成を示す図である。
【図3】この発明の実施例5における空気調和装置の構
成を示す図である。
【図4】従来の空気調和装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 建物(被空調区画) 1a〜1e 室 2〜4 電気式空気調和機の室外機 5、12、16、26 制御器 6、13、17、27 配線 7、8、9、11、15、25 配管・配線 10、14、22 ガス式空気調和機の室外機 18 蓄熱用冷凍機 19 蓄熱槽 20、23 ポンプ 21、24 配管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の被空調区画にガス式空気調和機と
    電気式空気調和機とを混在させて配置するとともに上記
    各空気調和機を同一の制御器で集中制御するようにした
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 同一の被空調区画にガス式空気調和機と
    電気式空気調和機とを混在させて配置するとともに上記
    各空気調和機を同一の制御器で集中制御するようにし、
    上記被空調区画の消費電力量が契約電力量以上になった
    時には上記電気式空気調和機を停止させるようにしたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 同一の被空調区画にガス式空気調和機と
    電気式空気調和機とを混在させて配置するとともに上記
    各空気調和機を同一の制御器で集中制御するようにし、
    電力料金が安価となる深夜の時間帯には上記電気式空気
    調和機を優先して稼動させるようにしたことを特徴とす
    る空気調和装置。
  4. 【請求項4】 同一の被空調区画にガス式空気調和機と
    電気式空気調和機とを混在させて配置するとともに上記
    各空気調和機を同一の制御器で集中制御するようにし、
    上記電気式空気調和機として蓄熱用冷凍機を用いて電力
    料金が安価となる深夜の時間帯に上記蓄熱用冷凍機を稼
    動させて蓄熱するとともに、上記深夜の時間帯以外の時
    間帯には上記蓄熱用冷凍機で生成され蓄熱された熱を熱
    源として上記ガス式空気調和機を稼動させるようにした
    ことを特徴とする空気調和装置。
JP4348417A 1992-12-28 1992-12-28 空気調和装置 Pending JPH06201178A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4348417A JPH06201178A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 空気調和装置

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JP4348417A JPH06201178A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 空気調和装置

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JPH06201178A true JPH06201178A (ja) 1994-07-19

Family

ID=18396874

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JP4348417A Pending JPH06201178A (ja) 1992-12-28 1992-12-28 空気調和装置

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JP (1) JPH06201178A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11351638A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Mayekawa Mfg Co Ltd 大規模店舗の電力・熱量運用システム
JP2007187342A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Daikin Ind Ltd 空気調和機群制御装置
JP2009041801A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Daikin Ind Ltd 電気/ガス式混在空調制御システム

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JP2009041801A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Daikin Ind Ltd 電気/ガス式混在空調制御システム

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